JP4002485B2 - 農産物の選別装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トマト、メロンなどの農産物を等級,階級などの予め設定された仕分区分に応じて選別して包装(箱詰め)する農産物の選別装置に係り、特に、選別作業の途中で他の品種、他の品目あるいは他の生産者の農産物等に切り換えて選別する際に、切り換え後の選別処理を迅速に開始できる農産物の選別装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
農産物の選別装置としては、特許第2730765号特許公報に記載のように、コンベア上をフリーな状態で搬送される受皿上に、作業者により農産物を一個ずつ載せ、搬送途中において計測装置(カメラや内部品質検査装置等)により所定の仕分項目(外観形状、傷の有無、糖度、酸度等)が計測されたトレイ上の農産物は、この計測装置からの計測情報に基づいてパーソナルコンピュータ等からなる判定装置により所定の階級・等級が判定される。
【0003】
階級・等級が判定された受皿上の農産物は、階級別にそれぞれ配置された搬出合流装置上に階級別に等級を混在して仕分排出される。さらに、等級が混在して貯留された農産物を等級別に配置された貯留装置上に等級別に仕分排出される。そして、各貯留装置上にプール(貯留)された受皿上の農産物は,自動箱詰装置や作業者の手詰作業などにより箱内に詰められて出荷される。
【0004】
また、上記のようないわゆるフリートレイ式選別装置の選別仕分形態として、その他にも種々の形式のものが提案されており、例えば、特開2000-126697号公報に記載の選別装置では、階級別に等級を混在してプールするのではなく、等級別・階級別にそれぞれプールコンベア(貯留装置)を設けて受皿上の農産物を等級別・階級別にプールし、箱詰包装するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで,市場、消費者の要求に対応するために、出荷先の要求に応じて例えば品目、品種、生産者等の被選別対象である農産物の種類の切り換えを行なって選別作業を継続的に行なうことが求められている。ここで、農産物としての果実を例にすると、同一品目でも数種類の品種があり、これらの選別作業は通常品種別に行なわれており、品種の切り換えの際に、切り換え前における品種の果実と切り換え後の品種の果実とが混ざらないように、各プールコンベア上に残されている切り換え前の品種の果実を取り除いてから次の品種の果実の選別作業を行なうようにしている。なお、品種の切り換えの際に、箱詰する個数に満たない果実が最終的にプールコンベアに残されると、これを手作業で集めるようにしている。
【0006】
また、例えば、複数の品目の果実が同時期に収穫できる産地では、選果場に入荷される複数の品目の果実を効率良く選別する要請から、品目の切り換えの際には、上述した品種の切り換えの場合と同様の作業によりプールコンベアに残った果実を取り除いていた。
【0007】
例えば、桃,梨,りんごの産地では、桃と梨或いは梨とりんごの収穫時期が一部重なる場合があるので、選果場において桃と梨、或いは梨とりんごという品目を切り換えて選別処理する場合が生じる。
【0008】
しかしながら、このような従来の農産物の選別装置では、選別する農産物の品種あるいは品目などを切り換える毎にプールコンベア上から農産物を人手によって取り除く作業が必要となり、品種あるいは品目などが多いとその分取り除き作業に要する時間が増え、例えば一日当たりのロス時間がかさむことになり、実稼動時間が減って選別処理能力の低下を招くことが考えられる。
【0009】
本出願に係る発明の目的は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、品目、品種、生産者等の被選別対象である農産物の種類を切り換える際に、前の農産物を迅速に排除し、次の農産物の選別処理を短時間で開始できる農産物の選別装置を提供しようとするものである。
【0010】
また、本出願に係る発明の他の目的は、特定の農産物を優先して選別処理するために速やかな農産物の供給を行って柔軟な対応を可能とする農産物の選別装置を提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
の発明は、請求項に記載のように、少なくとも農産物の仕分区分を判定するための計測工程から仕分工程を経て箱詰工程まで、受皿に農産物を載せた形態で搬送ライン上を搬送させる農産物の選別装置において、前記搬送ライン上に存在する農産物入り受皿を前記搬送ラインから退避プール装置へ一時的に退避させ、該退避プール装置に退避していた農産物入り受皿を再び前記搬送ラインの前記仕分工程よりも上流側に搬出する退避ラインを有し、前記退避ラインは、第1群に属する農産物に対する選別途中で、前記第1群とは異なる第2群に属する農産物に切り換えて選別する際に、前記搬送ラインに存在する前記第1群に属する農産物を前記退避プール装置に退避させ、前記第1群に属する農産物について再び選別を開始する際に、前記退避プール装置に退避していた前記第1群に属する農産物を前記搬送ラインに搬出することを特徴とする。
【0014】
の発明では、仕分区分の判定された農産物をいつでも退避プール装置へ一時的に退避させ、再び退避プール装置に退避していた農産物を搬送ラインに戻し、仕分工程により仕分され、箱詰工程で箱詰して出荷可能となる。また、第1群に属する農産物と第2群に属する農産物とは、例えば品目が同じで、品種が異なる物、例えばメロンの中でアンデスとプリンスと言った相違、トマトではファーストと桃太郎と言った相違、また品目が異なる場合、例えば桃と梨といった相違であり、さらには同じ品目でも生産者が異なる場合などが挙げられる。そして、第1群に属する農産物の選別の途中で第2群に属する農産物の選別を優先して行なう必要が生じた場合、搬送ラインに存在する第1群に属する農産物を一時的に退避プール装置に退避させることができるので、直ちに第2群に属する農産物の選別を開始することができる。第2群に属する農産物の選別が終了して再び第1群に属する農産物の選別を開始する場合は、退避プール装置に退避していた仕分区分が判定されている第1群に属する農産物が搬送ラインに戻され、新たに搬送ラインに供給され仕分区分が判定された第1群に属する農産物と共に仕分され、箱詰される。したがって、第1群に属する農産物から第2群に属する農産物への選別の切り換えが短時間で行なえ、このような切り換えを頻繁に行なう場合には選別装置の稼働率を高くすることができる。
【0015】
の発明は、請求項に記載のように、請求項において、前記第1群とは異なる第2群に属する農産物に切り換えて選別する際に、前記搬送ラインに存在する前記第1群に属する農産物の個数が現在箱詰中の包装箱に対して過不足となる場合にはその端数分を前記退避ラインに搬出することを特徴とする。
【0016】
の発明では、第1群に属する農産物から第2群に属する農産物への選別の切り換え時において、搬送ライン上に存在する第1群に属する農産物が一箱詰包装単位の整数倍の個数があれば箱詰を継続し、不足している場合には箱詰を一旦中断して残った第1群に属する農産物を退避プール装置に退避させるので、箱詰作業に無駄を生じさせることがない。
【0017】
の発明は、請求項に記載のように、上記請求項またはにおいて、前記退避プール装置は前記第1群に属する農産物を退避させるための第1の退避プール装置と、前記第1の退避プール装置に退避していた第1群に属する農産物を前記搬送ラインに搬出する際に、前記搬送ライン上に存在する第2群に属する農産物を退避させるための第2の退避プール装置とを有することを特徴とする。
【0018】
の発明では、第2群に属する農産物の選別途中で第1の農産物の選別を優先させる場合、一時的に第1の退避プール装置に退避していた第1群に属する農産物を搬送ラインに戻す動作と第2群に属する農産物を第2の退避用プール装置に退避させる動作を同時進行させることができ、迅速な切り換えを実現することができる。
【0019】
の発明は、請求項に記載のように、上記いずれかの請求項において、前記退避ラインは、前記搬送ラインの終端から前記退避プール装置へ農産物入り受皿を搬送する専用の退避搬送経路を有することを特徴とする。
【0020】
の発明では、専用の退避搬送経路を有するので、農産物を素早く退避させることができる。
【0021】
の発明は、請求項に記載のように、上記いずれかの請求項に記載において、前記搬送ラインは、前記計測工程から仕分工程の仕分排出位置に前記農産物入り受皿を搬送する搬送コンベアと、該搬送コンベアの搬送路の仕分排出位置に沿って設けられ、前記搬送コンベアから仕分排出される農産物入り受皿を仕分区分別に貯留する複数の貯留コンベアとを有し、該貯留コンベアの先に前記箱詰工程を行なう箱詰部を設け、前記退避ラインは、前記貯留コンベアの終端部に接続され、前記貯留コンベアから送り出される農産物入り受皿を前記退避プール装置に搬入する搬入手段と、前記退避プール装置の終端部に接続され、前記退避プール装置にプールされている農産物入り受皿を前記搬送コンベアの上流側に搬出する搬出手段とを有することを特徴とする。
【0022】
の発明は、請求項に記載のように、上記請求項において、前記複数の貯留コンベアの下流端が接続され、該複数の貯留コンベアから送り込まれる農産物入り受皿を前記箱詰部に搬送する中継コンベアを有することを特徴とする。
【0023】
、第の発明では、従来の農産物の選別装置に対し、貯留コンベアを設け、さらに搬入手段と搬出手段を設けるだけで、搬送ライン上に存在している農産物を前記退避用プール装置に一時的に退避させることができる。
【0024】
の発明は、請求項に記載のように、上記請求項において、前記中継コンベアの終端部に、前記箱詰部において農産物が取り上げられて空となった受皿を回収する空受皿搬送手段に空受皿を送り出す第1の切り換え位置と、前記中継コンベアから農産物入り受皿を前記退避ラインに送り出す第2の切り換え位置と、を切り換え可能な切り換え装置を有することを特徴とする。
【0025】
の発明では、切り換え装置を設けることにより、通常の選別処理の際には空となった受皿を受皿搬送手段に送り出しするが、選別する農産物を切り換える際には、搬送ラインに残っていた農産物を退避ラインに送り出すので、切り換えに伴う農産物の退避用プール装置への搬送を簡単に行なうことができる。
【0026】
の発明は、請求項に記載のように、上記請求項またはにおいて、前記搬送コンベアは、仕分区分が判定された農産物入り受皿を所定の仕分排出位置で仕分け排出されるように搬送する仕分コンベアと、この仕分コンベア終端部と始端部とを連結するリターンコンベアとからなり、該リターンコンベアは前記退避ラインの搬出手段に兼用して用いられることを特徴とする。
【0027】
の発明では、仕分コンベアとリターンコンベアで循環コンベアを構成できると共に、リターンコンベアが退避ラインの搬出手段に兼用して用いられるので、例えば仕分コンベアとして循環式のものをそのまま使用することができる。
【0028】
の発明は、請求項に記載のように、上記請求項からのいずれかにおいて、前記搬入手段は、前記各貯留コンベアから送り出される農産物入り受皿を合流させて搬送する合流コンベアを前記仕分コンベアと並行して備え、前記合流コンベアの終端側に前記退避プール装置を設けたことを特徴とする。
【0029】
の発明では、大きな場所を必要とすることなくコンパクトな装置構成とすることができる。
【0030】
10の発明は、請求項10に記載のように、上記請求項1、2または3において、前記搬送ラインは、前記搬送ラインの終端から前記退避プール装置へ農産物入り受皿を搬送する退避搬送経路として、前記箱詰工程で空となった前記受皿を回収する空受皿搬送ラインの一部を兼用して用いたことを特徴とする。
【0031】
10の発明では、専用の退避搬送経路を必要としないので、よりコンパクトでコストダウンが図れ、既存の装置に大幅な改修を行なうことなく退避ラインを備えた装置を提供できる。
【0032】
【発明の実施の形態】
図1および図2は本発明の実施の形態を示す。
【0033】
図1は本発明よりなる農産物の選別装置を備えた農産物の選別包装装置の概略構成を示す平面図で、図2は図1の仕分部及び自動箱詰部の詳細図である。
【0034】
図1において、1は例えばベルトコンベアで構成された農産物の搬入コンベアで、選果場に搬入された農産物を収容したコンテアを載せて作業者Wが待機している移載部へ供給される。前記移載部では、供給コンベア2が搬入コンベア1に並設され、受皿供給コンベア3から空の受皿Tがこの供給コンベア2に順次供給されていて、作業者Wによりこの空の受皿T上に搬入コンベア1で供給された農産物が載せられる。受皿Tは個々の受皿を識別可能とし、載せられた農産物をコンピュータで管理可能とするために、本実施の形態では受皿Tの外周面にバーコードを表示させ、バーコードリーダ101、102によりこのバーコードを読取るようにしており、読取ったバーコード情報は不図示のパーソナルコンピュータ等で構成されるこの装置全体を制御する演算処理装置へ送信される。
【0035】
農産物が載せられた受皿Tは計測部4へ向けて供給コンベア2によって搬送され、計測部4に設けたカメラあるいは内部品質検査装置によって所定の計測項目が計測される。計測部4の計測結果は前記演算処理装置へ送信され、等・階級の仕分区分が判定される。
【0036】
前記演算処理装置における判定結果は不図示の記憶手段へ記憶されるが、計測部4の出口部に設けたバーコードリーダ101で読取ったバーコードに対応して当該受皿Tに載せられている農産物の仕分区分(等・階級等)が前記記憶手段に記憶されることになる。
【0037】
二条の各供給コンベア2を搬送される計測済みの農産物が載せられた受皿Tは、一条の仕分コンベア5へ一列に合流されて送られ、バーコードリーダ102により各受皿Tのバーコードが読取られる。このバーコードリーダ102で読取った各受皿Tのバーコード情報は、前記演算処理装置において仕分処理のために用いられる。
【0038】
本実施の形態においては、農産物の箱詰包装作業を行なう箱詰部には、4つの自動箱詰部38〜41と、2つの手動箱詰部42、43が設けられており、4つの自動箱詰部38〜41に対しては夫々3つの仕分装置6(6A,6B,6C)、7(7A,7B,7C)、8(8A,8B,8C)、9(9A,9B,9C)が仕分コンベア5の搬送路に沿って設けられ、さらに、2つの手動箱詰部42、43に対しては夫々2つの仕分装置10(10A,10B)、11(11A,11B)が設けられている。
【0039】
そして、各仕分装置6〜11には貯留集積コンベア12(12A,12B,12C)、13(13A,13B,13C)、14(14A,14B,14C)、15(15A,15B,15C)、16(16A,16B)、17(17A,17B)が設けられており、これら貯留集積コンベア上に待機している農産物入りの受皿Tが前記箱詰部に選択的に送り出されて箱詰される。
【0040】
この仕分装置及び自動箱詰装置の詳細を図2に基づいて以下に説明する。
【0041】
等・階級の仕分区分が判定されて仕分コンベア5上を搬送される農産物入り受皿Tは、バーコードリーダ102で読み取ったバーコード情報から農産物の仕分区分が読み出され、該当する仕分区分が指定された貯留集積コンベアに対応する仕分装置6〜11により夫々貯留集積コンベア12〜17に払い出されるようになっている。図2には、自動箱詰装置38に対応した3つの仕分装置6A、6B、6Cを示しているが、他の箱詰装置に対応した仕分装置も同様に構成されているので、ここでは仕分装置6(6A、6B、6C)について説明し、他の仕分装置についての説明は省略する。
【0042】
この仕分装置6(6A、6B、6C)は、例えば特開平6−278848号公報で開示されている仕分装置を用いた例として説明すると、前記演算処理装置からの指令により、矢印方向に回転する回転テーブルの電磁吸着部が励磁され、仕分コンベア5上を移動する農産物入り受皿Tを電磁的に吸着し、該回転テーブルの回転に従って仕分コンベア5から横方向に転向し排出されることになる。そして、一つの回転テーブルに対して2つの貯留集積コンベアを配置し、この2つの貯留集積コンベアに対して選択的に吸着した農産物入り受皿Tを振り分けるようにしており、2つ設けた励磁解除手段のいづれかで前記電磁吸着部が励磁解除され、仕分コンベア5から排出された農産物入り受皿Tが前記回転テーブルから離れて2つの貯留集積コンベアのいずれかに払い出しされる。
【0043】
なお、本実施の形態は仕分装置として回転テーブルに電磁吸着部を設けた構成のものを用いているが本発明はこれに限定されるものではなく、他の構成のものであっても良い。
【0044】
各貯留集積コンベア12A、12B、12Cの下流端には、中継コンベア38Aが接続され、各貯留集積コンベア12A、12b、12Cから送り込まれる農産物入り受皿Tを自動箱詰部38に搬送する。各貯留集積コンベア12A、12B、12Cの先端にはストッパ37A、37B、37Cが設けられ、貯留集積コンベア12A、12B、12Cに受皿Tが所定の箱詰包装単位数(例えば自動箱詰部38の箱詰作業で一箱に詰められる個数)が集積されると、これらのストッパ37A、37B、37Cを下げることにより、中継コンベア38Aへ向けて農産物入り受皿Tを送り出す。これらのストッパ37A、37B、37Cは、貯留集積コンベア12A、12B、12Cに集積された受皿Tの集積数によって切り換え操作される。
【0045】
例えば仕分装置6Aの2つの貯留集積コンベア12A,12Aの階級を「2L」、仕分装置6Bの2つの貯留集積コンベア12B,12Bの階級を「L」、仕分装置6Cの一方の貯留集積コンベア12Cの階級を「M」、他方の貯留集積コンベア12Cの階級を「S」とし、これらの各貯留集積コンベア12A,12B、12Cの等級を全て「優」とした場合、貯留集積コンベア12Bに集積された等級「優」階級「L」の農産物を箱詰する場合はストッパ37Bを下げて貯留集積コンベア12Bから等級「優」階級「L」の農産物入り受皿Tを中継コンベア38Aに送り出す。
【0046】
一方、自動箱詰部38には、4種類のトレイパック38C1(2L用)、38C2(L用)、38C3(M用)、38C4(S用)が用意され、吸着式のトレイパック移載装置38Dにより、所定位置に置かれている包装箱38E内に所定の階級に対応したトレイパックが移載される。どの階級のトレイパックを取り出すかは前記演算処理装置からの指令により決定され、前記演算処理装置からの指令により所定のトレイパックが選択され、また貯留集積コンベアの終端部に設けたストッパ37A〜37Cが駆動される。
【0047】
中継コンベア38Aの終端部には、不図示の箱詰用ストッパが設けられ、農産物入り受皿Tを一列に複数個プールできるようにしている。中継コンベア38Aの終端部において一列にプールされている複数の受皿T上の農産物は、吸着カップ付の吊り体38Fにより一度に複数個吸着され、水平レール38Gの水平移動によって吊り体38Fが包装箱38Eの上方まで移動し、さらに前記吸着カップが降下してトレイパック内に農産物が収容される。
【0048】
農産物が吊り体38Fにより吊り上げられて空となった受皿Tは、前記箱詰用ストッパを下げることにより、空受皿排出コンベア31に送り出され、後続の農産物入り受皿Tが、復帰した箱詰用ストッパにより次列の箱詰のためにプールされる。
【0049】
ここで、吊り体38Fの吸着カップにより一度に吸着保持される農産物の個数は、箱詰態様に対応した一列の個数としており、箱詰態様に応じた行数分だけ同様の工程を繰り返す。そして、箱詰が終了した包装箱38Eは製品搬送コンベア45に送られ、出荷場へと搬送される。
【0050】
また、各貯留集積コンベア上にプールされている受皿Tの個数および各中継コンベア38A上にプールされている受皿Tの個数は不図示のカウンタによるカウント情報あるいは各貯留集積コンベアに設けられた図示しないセンサ又はテレビカメラによる撮影情報を前記演算処理装置に送信することにより前記演算処理装置によって常に管理されていて、貯留集積コンベア12A、12B、12Cに集積された受皿Tの集積数、あるいは自動箱詰部38の箱詰作業の進行状況(中継コンベア38A上に集積されている受皿Tの数)等に応じて、ストッパ37A、37B、37C及び箱詰用ストッパが制御される。
【0051】
中継コンベア−38Aにおいて、農産物が取り上げられることで空となった受皿Tは、前記箱詰用ストッパを下げることにより、空受皿排出コンベア31に排出され、さらに空受皿搬送コンベア30へと送られる。そして、この空受皿搬送コンベア30を搬送される空の受皿Tは受皿供給コンベア3へと送られる。
【0052】
また、前記箱詰用ストッパの直後には、中継コンベア38Aから排出された空の受皿Tは空受皿排出コンベア31に送るが、農産物入りの受皿Tは退避コンベア18へ送る切り換え装置44が設けられている。この切り換え装置44は前記演算処理装置により駆動制御されるエアシリンダ装置等を駆動源として所定の位置の間を回動する切り換えレバー44Aを有し、切り換えレバー44Aが実線で示す空受皿排出コンベア31から外れた位置にあるときは空の受皿Tをこの空受皿排出コンベア31によって空受皿搬送コンベア30へ送られるのを許容し、切り換えレバー44Aが破線で示す空受皿排出コンベア31上に斜めに位置する場合には、中継コンベア38Aからの農産物入り受皿Tを空受皿排出コンベア31に並設された退避コンベア18へ送る。
【0053】
他の自動箱詰部39、40、41にも自動箱詰部38に設けたのと同様の切り換え装置(不図示)が設けられると共に、空受皿排出コンベア32、33、34が設けられ、さらに農産物入り受皿Tが送られる退避コンベア19、20、21が夫々空受皿排出コンベア32、33、34に並設されている。
【0054】
空受皿排出コンベア32、33、34も図2に示す空受皿排出コンベア31と同様に、空受皿搬送コンベア30に合流している。また、手詰部42、43においても、図2に示す空受皿排出コンベア31と同様の空受皿排出コンベア35、36が設けられ、これらの空受皿排出コンベア35、36も図2に示す空受皿排出コンベア31と同様に空受皿搬送コンベア30に合流している。
【0055】
また、各退避コンベア18〜21は夫々退避用合流コンベア22に合流している。退避用合流コンベア22は、仕分コンベア35と並行して設けられ、この退避用合流コンベア22の終端側に退避プール装置24、26が設けられている。退避用合流コンベア22上を搬送される農産物入り受皿Tは、排出装置23、25によって夫々退避用プール装置24、26に排出され、一時的にこれらの退避用プール装置24、26にプールされる。退避用プール装置24、26には、リターンコンベア29に合流するはき出しコンベア27、28が設けられ、退避用プール装置24、26にプールされている農産物入り受皿Tをリターンコンベア29に送り出すことができるようになっている。
【0056】
リターンコンベア29は、仕分コンベア5の終端部と始端部とを連結して、例えば仕分装置により排出されなかった受皿Tを仕分コンベア5の始端部に戻すように仕分コンベア5と共に循環式の搬送コンベアを構成しており、一時的に退避用プール装置24、26に退避していた農産物入り受皿Tをリターンコンベア29に送り出すことにより仕分コンベア5の始端部に戻し、再度バーコードリーダ102で受皿Tのバーコードが読取られ、このバーコード情報に対応して記憶されている農産物の仕分区分を検出し、再び仕分装置6〜11により該当する仕分区分に指定された貯留集積コンベアへ払い出されるようになっている。
【0057】
上記した本実施の形態の構成において、選別する農産物を例えば桃から梨へと切り換える場合、前記演算処理装置に対し選別切り換えを指示すると、前記演算処理装置は、自動箱詰部38〜41において、中継コンベア38A〜41A及び貯留集積コンベア12〜15に残っている受皿Tの数をチェックし、この残った受皿Tで現在箱詰中の包装箱38E内に農産物を詰められる個数(包装単位数)を満たすことができるか否かを判断し、農産物の個数が足りていればその包装箱だけ自動箱詰作業を継続させる。一方足りない場合には、空になった受皿Tが全て空受皿排出コンベア31〜34へ送られると、前記演算処理装置は切り換え装置44の切り換えレバー44Aを実線で示す位置から破線で示す位置に切り換え、前記箱詰用ストッパ、貯留集積コンベア12〜15の各ストッパが下げられ、自動箱詰部38〜41における全ての貯留集積コンベア12〜15及び中継コンベア38A〜41A上の農産物入り受皿Tの全てが退避コンベア18〜21に送られ、さらに退避用合流コンベア22に送られ、排出装置23、25によりプール装置24、26へと排出される。これにより、全ての前記貯留集積コンベア及び中継コンベアに残っていた切り換え前の農産物である桃が一時的にプール装置24、26へ一時的に退避するので、引き続き切り換え後の農産物の梨の選別が行なえることになる。ここで、プール装置24、26の両方を一度に使用すると、プールするのに要する時間が短縮されるが桃と梨が混じり合わないようにする手段が必要となり、一方のプール装置24については切り換え前の農産物である桃をプールし、次の農産物である梨の選別の終了後再び桃の選別を行なう場合、他方のプール装置26に梨を一時的に退避させるようにすれば、他方のプール装置26への梨の退避動作と一方のプール装置24にプールされていた桃をリターンコンベア29に送り出す動作を同時並行的に行なうことができる。
【0058】
本実施の形態は、自動箱詰部38〜41から農産物入り受皿Tを退避用プール装置24、26に退避させる構成としたが、手動箱詰部42、43にも同様の構成を設けても良い。
【0059】
なお、上記した実施の形態において、農産物の品目として桃と梨を例にして説明したが、これに限定されるものではなく、他の品目にも適用できることは言うまでもない。
【0060】
また、品種の切り換えにも適用できることは言うまでもなく、例えばメロンの品種として、アンデス、プリンス、アールスなどがあり、これらのメロンの品種を切り換えて選別するのにも適用できる。同様に、トマトにもファースト、桃太郎などの品種があり、また桃にも白鳳、あかつき、千曲などの多数の品種があり、これらの品種を切り換えて選別するのに適用できるものである。この場合には、品種の数に応じて退避プール装置を複数設置することが好ましい。
【0061】
さらに、上記した実施の形態においては、退避コンベア18〜21を専用に設け、さらにこれら退避コンベア18〜21を退避合流コンベア22に合流させているが、このような退避コンベアと退避合流コンベアを前記空受皿排出コンベアと空受皿搬送コンベアに兼用させ、一時的に退避させる農産物入り受皿Tを空受皿排出コンベア31〜34に排出させ、空受皿搬送コンベア30に対し、排出装置23、25及び退避用プール装置24、26と同様のものを設け、これら退避用プール装置24、26から仕分コンベア5に例えばリターンコンベア29と同様の構成のものを用いて戻すようにしても良い。
【0062】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、仕分区分の判定された農産物をいつでも退避プール装置へ一時的に退避させ、再び退避プール装置に退避していた農産物を搬送ラインに戻し、仕分工程により仕分され、箱詰工程で箱詰して出荷可能となる。
【0063】
また、第1群に属する農産物と第2群に属する農産物とは、例えば品目が同じで、品種が異なる物、例えばメロンの中でアンデスとプリンスと言った相違、トマトではファーストと桃太郎と言った相違、また品目が異なる場合、例えば桃と梨といった相違であり、さらには同じ品目でも生産者が異なる場合などが挙げられる。
そして、請求項1に係る発明によれば、第1群に属する農産物の選別の途中で第2群に属する農産物の選別を優先して行なう必要が生じた場合、搬送ラインに存在する第1群に属する農産物を一時的に退避プール装置に退避させることができるので、直ちに第2群に属する農産物の選別を開始することができる。第2群に属する農産物の選別が終了して再び第1群に属する農産物の選別を開始する場合は、退避プール装置に退避していた仕分区分が判定されている第1群に属する農産物が搬送ラインに戻され、新たに搬送ラインに供給され仕分区分が判定された第1群に属する農産物と共に仕分され、箱詰される。したがって、第1群に属する農産物から第2群に属する農産物への選別の切り換えが短時間で行なえ、このような切り換えを頻繁に行なう場合には選別装置の稼働率を高くすることができる。
【0064】
請求項に係る発明によれば、第1群に属する農産物から第2群に属する農産物への選別の切り換え時において、搬送ライン上に存在する第1群に属する農産物が一箱詰包装単位の整数倍の個数があれば箱詰を継続し、不足している場合には箱詰を一旦中断して残った第1群に属する農産物を退避プール装置に退避させるので、箱詰作業に無駄を生じさせることがない。
【0065】
請求項に係る発明によれば、第2群に属する農産物の選別途中で第1の農産物の選別を優先させる場合、一時的に第1の退避プール装置に退避していた第1群に属する農産物を搬送ラインに戻す動作と第2群に属する農産物を第2の退避用プール装置に退避させる動作を同時進行させることができ、迅速な切り換えを実現することができる。
【0066】
請求項に係る発明によれば、専用の退避搬送経路を有するので、農産物を素早く退避させることができる。
【0067】
請求項に係る発明によれば、従来の農産物の選別装置に対し、貯留コンベアを設け、さらに搬入手段と搬出手段を設けるだけで、搬送ライン上に存在している農産物を前記退避用プール装置に一時的に退避させることができる。
【0068】
請求項に係る発明によれば、切り換え装置を設けることにより、通常の選別処理の際には空となった受皿を受皿搬送手段に送り出しするが、選別する農産物を切り換える際には、搬送ラインに残っていた農産物を退避ラインに送り出すので、切り換えに伴う農産物の退避用プール装置への搬送を簡単に行なうことができる。
【0069】
請求項に係る発明によれば、仕分コンベアとリターンコンベアで循環コンベアを構成できると共に、リターンコンベアが退避ラインの搬出手段に兼用して用いられるので、例えば仕分コンベアとして循環式のものをそのまま使用することができる。
【0070】
請求項に係る発明によれば、大きな場所を必要とすることなくコンパクトな装置構成とすることができる。
【0071】
請求項10に係る発明によれば、専用の退避搬送経路を必要としないので、よりコンパクトでコストダウンが図れ、既存の装置に大幅な改修を行なうことなく退避ラインを備えた装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明よりなる農産物の選別装置を備えた農産物の選別包装装置の概略構成を示す平面図。
【図2】図1の仕分部及び自動箱詰部の詳細図。
【符号の説明】
W 作業者
T 受皿
1 搬入コンベア
2 供給コンベア
3 受皿供給コンベア
4 計測部
5 仕分コンベア
6(6A,6B,6C)、7(7A,7B,7C)、8(8A,8B,8C)、9(9A,9B,9C)、10(10A,10B)、11(11A,11B) 仕分装置
12(12A,12B,12C)、13(13A,13B,13C)、14(14A,14B,14C)、15(15A,15B,15C)、16(16A,16B)、17(17A,17B) 貯留集積コンベア
18 退避コンベア
19、20、21 退避コンベア
22 退避用合流コンベア
23、25 排出装置
24、26 退避用プール装置
27、28 はき出しコンベア
29 リターンコンベア
30 空受皿搬送コンベア
31 空受皿排出コンベア
32、33、34 空受皿排出コンベア
35、36 空受皿排出コンベア
38〜41 自動箱詰部
37A、37B、37C ストッパ
38A 中継コンベア
38C1、38C2、38C3、38C4 トレイパック
38D トレイパック移載装置
38E 包装箱
38F 吸着カップ付の吊り体
38G 水平レール
42、43 手動箱詰部
44 切り換え装置
44A 切り換えレバー
45 製品搬送コンベア
101、102 バーコードリーダ

Claims (10)

  1. 少なくとも農産物の仕分区分を判定するための計測工程から仕分工程を経て箱詰工程まで、受皿に農産物を載せた形態で搬送ライン上を搬送させる農産物の選別装置において、
    前記搬送ライン上に存在する農産物入り受皿を前記搬送ラインから退避プール装置へ一時的に退避させ、該退避プール装置に退避していた農産物入り受皿を再び前記搬送ラインの前記仕分工程よりも上流側に搬出する退避ラインを有し
    前記退避ラインは、第1群に属する農産物に対する選別途中で、前記第1群とは異なる第2群に属する農産物に切り換えて選別する際に、前記搬送ラインに存在する前記第1群に属する農産物を前記退避プール装置に退避させ、前記第1群に属する農産物について再び選別を開始する際に、前記退避プール装置に退避していた前記第1群に属する農産物を前記搬送ラインに搬出することを特徴とする農産物の選別装置。
  2. 前記第1群とは異なる第2群に属する農産物に切り換えて選別する際に、前記搬送ラインに存在する前記第1群に属する農産物の個数が現在箱詰中の包装箱に対して過不足となる場合にはその端数分を前記退避ラインに搬出することを特徴とする請求項に記載の農産物の選別装置。
  3. 前記退避プール装置は前記第1群に属する農産物を退避させるための第1の退避プール装置と、前記第1の退避プール装置に退避していた第1群に属する農産物を前記搬送ラインに搬出する際に、前記搬送ライン上に存在する第2群に属する農産物を退避させるための第2の退避プール装置とを有することを特徴とする請求項またはに記載の農産物の選別装置。
  4. 前記退避ラインは、前記搬送ラインの終端から前記退避プール装置へ農産物入り受皿を搬送する専用の退避搬送経路を有することを特徴とする請求項1、2または3に記載の農産物の選別装置。
  5. 前記搬送ラインは、前記計測工程から仕分工程の仕分排出位置に前記農産物入り受皿を搬送する搬送コンベアと、該搬送コンベアの搬送路の仕分排出位置に沿って設けられ、前記搬送コンベアから仕分排出される農産物入り受皿を仕分区分別に貯留する複数の貯留コンベアとを有し、該貯留コンベアの先に前記箱詰工程を行なう箱詰部を設け、前記退避ラインは、前記貯留コンベアの終端部に接続され、前記貯留コンベアから送り出される農産物入り受皿を前記退避プール装置に搬入する搬入手段と、前記退避プール装置の終端部に接続され、前記退避プール装置にプールされている農産物入り受皿を前記搬送コンベアの上流側に搬出する搬出手段とを有することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の農産物の選別装置。
  6. 前記複数の貯留コンベアの下流端が接続され、該複数の貯留コンベアから送り込まれる農産物入り受皿を前記箱詰部に搬送する中継コンベアを有することを特徴とする請求項に記載の農産物の選別装置。
  7. 前記中継コンベアの終端部に、前記箱詰部において農産物が取り上げられて空となった受皿を回収する空受皿搬送手段に空受皿を送り出す第1の切り換え位置と、前記中継コンベアから農産物入り受皿を前記退避ラインに送り出す第2の切り換え位置と、を切り換え可能な切り換え装置を有することを特徴とする請求項に記載の農産物の選別装置。
  8. 前記搬送コンベアは、仕分区分が判定された農産物入り受皿を所定の仕分排出位置で仕分け排出されるように搬送する仕分コンベアと、この仕分コンベア終端部と始端部とを連結するリターンコンベアとからなり、該リターンコンベアは前記退避ラインの搬出手段に兼用して用いられることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の農産物の選別装置。
  9. 前記搬入手段は、前記各貯留コンベアから送り出される農産物入り受皿を合流させて搬送する合流コンベアを前記仕分コンベアと並行して備え、前記合流コンベアの終端側に前記退避プール装置を設けたことを特徴とする請求項からのいずれかに記載の農産物の選別装置。
  10. 前記搬送ラインは、前記搬送ラインの終端から前記退避プール装置へ農産物入り受皿を搬送する退避搬送経路として、前記箱詰工程で空となった前記受皿を回収する空受皿搬送ラインの一部を兼用して用いたことを特徴とする請求項1、2または3に記載の農産物の選別装置。
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