JP4715007B2 - 長物選別箱詰め装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、キュウリ、人参、ナス等の長物の選別箱詰め装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、野菜等の選果装置が種々知られている。この選果装置は、生産者から出荷された野菜、果物等を農協等に集め、これらを等級階級選別するとともに、各等級階級別に複数の仕分けコンベア上に供給し、それぞれ箱詰めを行うものである。
ところで、キュウリ、人参、ナス等の長物の野菜の場合、等級階級選別された後のコンベア上での向きが不揃いであると、一々向きを揃えながら箱詰めしなければならず、箱詰め作業の能率が悪くなるという問題が従来から指摘されていた。
なお、例えば特開平8−104420号公報には、等級選別前の整列供給手段についての開示はあるものの、選別後の上記問題点を解決する手段については何ら開示されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的とするところは、効率的な箱詰め作業を可能とする長物選別箱詰め装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1の発明は、長物(25)をバケット(20)で搬送し等級及び階級選別する選別コンベア(9)と、選別コンベア(9)から落下した長物(25)を受けて搬送する無端ベルト式の乗り継ぎコンベア(16)と、乗り継ぎコンベア(16)で搬送された長物(25)を受けて整列させる引き出しコンベア(10)と、整列した長物(25)を箱詰めする箱詰め部(8)とを設け、
乗り継ぎコンベア(16)は、選別コンベア(9)の搬送方向に沿って、かつ引き出しコンベア(10)の駆動方向と略直角の方向に搬送する構成とすると共に、移動ケーシング(15)内に設ける構成とし、
移動ケーシング(15)は、引き出しコンベア(10)の駆動方向と略直角の方向にステップ移動による前進又は後退を可能とする構成とし、
乗り継ぎコンベア(16)は、バケット(20)から排出された長物(25)を引き出しコンベア(10)へ搬送するにあたり、長物の長手方向が引き出しコンベア(10)の搬送方向に沿う姿勢となるように、乗り継ぎコンベア(16)先端に光電スイッチ(41)を設け、光が遮られると長物(25)が通過したと判断し、移動ケーシング(15)を長物(25)一個分に相当する距離後退する構成とし、乗り継ぎコンベア(16)は停止している引き出しコンベア(10)の端部より順に長物(25)を移載していく構成とし、
移動ケーシング(15)が後退した回数が所定回数に達すると、後退を停止し、引き出しコンベア(10)を駆動し、引き出しコンベア(10)の搬送方向と交差する方向に所定本数整列した長物(25)を箱詰め部(8)へ搬送する構成としている。
また、請求項2の発明は、前記乗り継ぎコンベア(16)の先端に傾斜板(40)を設け、傾斜板(40)の両側に一対の光電スイッチ(41)を設けた構成としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係わる長物選別箱詰め施設の平面図であり、ここでは選別ラインが2条の場合(同図の上方に位置するラインと中央に位置するラインの2条のこと)を示しており、両ラインとも構成は同じで同一符号を付して説明する。
荷受部1には、生産農家が出荷したキュウリ、人参、ナス等の長物を専用のコンテナ2に収納して集められる。この長物を収納するコンテナ2はベルトコンベアで搬送され、まずコンテナスケール3によって重量計測が行われる。ここで極端に重量の重いものは外され、中身を別のコンテナに分けるなどの処置を行う。そして、重量計測を終えたコンテナ2はさらに搬送され、通常コンテナダンパあるいはオートダンパなどと呼ばれている反転コンベア4によってコンテナ2は反転され、等階級評価部5のコンベア上にコンテナ2の中身(つまり長物)があけられる。
【0007】
この等階級評価部5では、1人ないし複数人の等階級評価員6がコンベア上を流れてくる長物の形、つや、キズなどを目視で判断して、等級外を選別除去する。そして、選別コンベア9上に長物25が一本ずつ載置されるか監視している。
選別コンベア9上の長物25は、次に、CCDカメラが内蔵されたカメラ装置7により、大きさ、太さ、そり等が計測され、例えばAランクM、BランクLなどに等階級選別される。実施例では、例えばA,Bの各ランクに「S(小)」、「M(中)」、「L(大)」、「LL(特大)」サイズで区分している。
【0008】
階級選別された長物は選別コンベア9で搬送され、選別された階級と対応した引き出しコンベア10上に移送される。上記カメラ装置7は図示しないコントローラと接続し、選別コンベア9において長物を載せるバケット(受皿)を開閉するソレノイドは上記コントローラと接続している。つまり、カメラ装置7の検出信号はコントローラへ入り、カメラ装置7によって階級選別された長物を載せた各バケットはその長物の選別階級に対応する引き出しコンベア10上でコントローラからの作動信号によって開放し、長物は所定の引き出しコンベア10に落下する。引き出しコンベア10は選別コンベア9に略直角に配置され、通常は複数の引き出しコンベア10が並列して設けられる。
【0009】
また、被選別物のサイズは通常はMサイズのものが一番多く、S,L及びLLサイズのものはそれと比べると量が少ないので、図1に示す施設では、Mサイズについては機械詰めを、S,L及びLLサイズについては1人又は複数人の箱詰め作業者12による手詰めを行うようにしているが、これはあくまでも一例であってこれに限定される必要はないことは勿論である。
【0010】
また、各引き出しコンベア10の下流側には複数段のコンベアを連設してなる貯留用多段コンベア11が配置され、選別された長物は引き出しコンベア10から貯留用多段コンベア11へ移送され、多段コンベア11を構成する各コンベア上を順に搬送されていく。箱詰め部では、箱詰め作業者12が最終段の多段コンベア11上の長物を箱詰めし、出荷ライン14を通って出荷される。
また、箱詰め部において多段コンベア11と隣接して昇降式箱詰台13を設置している。この昇降式箱詰台13は、箱を載せる昇降自在のテーブルを備えている。そして、空箱を載せたテーブルを作業者の作業の最適位置まで上昇させ、箱詰めを終了するとテーブルを所定位置まで下降させ、出荷ライン14上に箱を移送する。
【0011】
以上、長物選別箱詰め施設の概要を説明したが、本発明の長物選別箱詰め装置は、前に述べたように、上記選別コンベア9により選別された後、引き出しコンベア10に分散落下された長物を整列させる整列手段を設け、該整列手段により箱詰め部において所定本数の長物が整列配置する構成としている。そこで、次に上記整列手段について説明する。
【0012】
図2は上記整列手段の第1の実施形態を示している。図3は乗り継ぎコンベア先端部の拡大構成図である。
同図に示すように、階級選別された各長物25は選別コンベア9のバケット20で図示する矢印A方向に搬送され、引き出しコンベア10に隣接して配置した乗り継ぎコンベア16上に落下される。該乗り継ぎコンベア16は、2本のローラ17a,17b間に無端ベルトを掛け渡してなり、さらに該乗り継ぎコンベア16の全体は移動ケーシング15内に設置されている。そして、該移動ケーシング15は、ポンプ22及びバルブ23を介してコントローラ19と接続した空気シリンダ24の作動によって図示する矢印B方向、つまり引き出しコンベア10の駆動方向とほぼ直角の方向にステップ移動による前進及び後退を可能としている。また、カメラ装置7内のCCDカメラ18はコントローラ19と接続し、選別コンベア9のバケット20を開閉するソレノイド21は上記コントローラ19と接続している。これにより、CCDカメラ18の検出信号はコントローラ19に入り、カメラ装置7によって階級選別された長物25を載せた各バケット20はその長物25の選別階級に対応する引き出しコンベア10に隣接配置した乗り継ぎコンベア16上でコントローラ19からの作動信号によって開放し、長物25は乗り継ぎコンベア16に放出される。
【0013】
また、乗り継ぎコンベア16先端に設けた傾斜板40の両側には例えば一対の光電スイッチ41を設け、光が遮られると長物25が通過したと判断し、長物25一個分に相当する距離後退する構成としている。
上記乗り継ぎコンベア16は、初め、空気シリンダ24により引き出しコンベア10の所定位置まで前進しており、長物25が乗り継ぎコンベア16に放出され、前記光電スイッチ41が長物25を検出すると、長物25一個分に相当する距離後退し、停止している引き出しコンベア10の端部より長物25を移載していく。そして、光電スイッチ41が検出した回数が所定回数に達すると、後退を停止し、次に、引き出しコンベア10が駆動され、整列した長物25を箱詰め部へ搬送する。
こうした整列手段により、引き出しコンベア10上で所定本数の長物25が整列配置し、その状態のまま箱詰め部に搬送されるので、箱詰め作業が能率的に行える。しかも、引き出しコンベア10上で長物25を密着させて揃えることができるので、引き出しコンベア10上の貯留本数が多くなり、その結果、箱詰め作業が能率的に行えるようになる。
なお、前記では、長物検出手段を乗り継ぎコンベア16先端両側に設けた一対の光電スイッチ41としたが、ソレノイド21の出力信号をカウントし、所定回数になると乗り継ぎコンベア16の後退を停止する構成でもよい。さらに、乗り継ぎコンベア16の後退停止手段として、引き出しコンベア10上の所定位置に近接スイッチ42等(図3参照)を設け、該近接スイッチ42の入力により、乗り継ぎコンベア16の後退を停止し、引き出しコンベア10を駆動する構成でもよい。
【0014】
図4は前記整列手段の第2の実施形態を示している。
前述のカメラ装置7によって階級選別された長物25を載せた各バケット20はその長物25の選別等階級に対応する引き出しコンベア10上でコントローラからの作動信号によって開放し、長物25は所定の引き出しコンベア10に放出される。図3は選別コンベアを2条配列している場合を示している。引き出しコンベア10上に所定本数の長物25を受けた後、ベルトを掛け渡したロール10a,10bを駆動して、引き出しコンベア10上の長物25を1列毎に順に搬送して先端揃え部29へ排出する。
先端揃え部29の前方には、ソレノイド27により上下に移動して出没自在のストッパ26を配設しており、上記引き出しコンベア10から排出された所定本数の各長物25は先端揃え部29にて、上方位置にあるストッパ26に先端が当接して横並びに一定方向に揃えられる。次いで、上記ストッパ26は下方位置に下がり、先端揃え部29にある長物25は次の貯留用多段コンベア11へ移送される。
【0015】
上記多段コンベア11は図示するように、コンベア11a〜コンベア11dを水平に連設してなり、長物25は1列毎に最初の上流側コンベア11aから下流側最終段のコンベア11dへと順次搬送されていく。前述したように、箱詰め部では、箱詰め作業者12が最終段のコンベア11d上の長物25を箱詰めし、出荷ライン14により出荷される。最終段のコンベア11d上の長物25を箱詰めすると、前段の長物25が順送りされて作業が繰り返される。図中の13は前述の出荷用箱28を載せる昇降式箱詰台である。
このように本実施形態の整列手段によっても、箱詰め部において所定本数の長物25が整列配置し、そのまま箱詰めされるので、箱詰め作業が能率的に行える。また、最終を上述の多段コンベア方式とすると、一方のラインの長物25が整列するまでの待ち時間を使い、他方のラインの箱詰め作業が行え、複数ラインを1人の作業者が順番に処理することにより、全体で小人数でも効率良く箱詰め作業ができる。
【0016】
図5は前記整列手段の第3の実施形態を示している。
すなわち、同図に示すように、引き出しコンベア10上にそのほぼ幅方向にわたってガイドケーシング30を設ける。該ガイドケーシング30内は、複数の垂直固定ガイド31、31…で仕切られた複数のゲートG,G…を有し、さらに各ゲートG内の中央に上記垂直固定ガイド31よりも高さの低い垂直固定ガイド32を配して内部を2分するとともに、該垂直固定ガイド32の先端部を支点とする切換えガイド33を設ける。該切換えガイド33は、ポンプ34及びバルブ35を介してコントローラ19と接続した空気シリンダ36の作動によって回動し、図示するC方向の実線位置とD方向の破線位置とに切り換わる。なお、ここで各ゲートG内に設けた各切換えガイド33、33…は同時に切り換わる。
【0017】
すでに述べたように、等階級選別された長物25は選別コンベア9で搬送され、選別された等階級と対応した引き出しコンベア10上に移送される。そして、カメラ装置7によって階級選別された長物25を載せた各バケット20はその長物25の選別階級に対応する引き出しコンベア10上でコントローラ19からの作動信号によって開放し、長物25は所定の引き出しコンベア10上に落下する。このとき、例えば上記切換えガイド33が図示するC方向の実線位置に切り換わっている場合は、バケット20から落下した長物25は切換えガイド33で案内されてゲートG内の右側を通過して引き出しコンベア10上に落下する。
【0018】
こうして、複数のゲートG,G…に1本つ長物25が放出され、各ゲート内の一方側にすべて放出されると上記切換えガイド33が反対側に切り換わり、今度は各ゲート内の他方側に長物25が放出されていく。図4は、上記切換えガイド33が最初はD方向に切り換わっていて、次にC方向に切り換わり長物25が放出されていく途中の状態を示している。各ゲートにすべて放出されると、引き出しコンベア10が駆動して、長物25がすべて所定方向に整列した状態で次の箱詰め部へ排出される。
このように本実施形態の整列手段によっても、箱詰め部において所定本数の長物25が整列配置し、そのまま箱詰めできるので、箱詰め作業が能率的に行える。また、上記引き出しコンベア10上にゲートGを配置することにより貯留量を増やせるので、箱詰め作業を効率的に行える。
【0019】
また、図6は前記整列手段の第4の実施形態を示している。
すなわち、同図に示すように、引き出しコンベア10上にそのほぼ幅方向にわたって、複数の垂直固定ガイド37、37…で仕切られた複数のゲートG,G…を設けるとともに、各ゲートG内にその中央部に支点を設けた切換えプレート38を設ける。該切換えプレート38は、空気シリンダ39の作動によって回転し、図示するC方向の実線位置とD方向の破線位置とに切り換わる。
前述したように、階級選別された長物25を載せた各バケット20はその長物25の選別階級に対応する引き出しコンベア10上でコントローラ19からの作動信号によって開放し、長物25は所定の引き出しコンベア10上に落下する。このとき、例えば上記切換えプレート38が図示するC方向の実線位置に切り換わっている場合は、バケット20から落下した長物25は切換えプレート38で案内されてゲートG内の左側下方部に一時的に保持される。
【0020】
こうして、複数のゲートG,G…に1本つ長物25が放出され、各ゲート内にすべて放出されると上記切換えプレート38が反対側のD方向へ切り換わる。このとき各ゲート内に保持されていた長物25は同時に引き出しコンベア10上に落下し、今度は各ゲート内に放出された長物25がゲートG内の右側下方部に保持される。各ゲート内にすべて放出されると上記切換えプレート38が再び反対側のC方向へ切り換わり、各ゲート内に保持されていた長物25は引き出しコンベア10上にすでにある長物25の隣に落下する。引き出しコンベア10にすべて放出されると、引き出しコンベア10が駆動して、長物25がすべて所定方向に整列した状態で次の箱詰め部へ排出される。
このように本実施形態の整列手段によっても、箱詰め部において所定本数の長物25が整列配置し、そのまま箱詰めできるので、箱詰め作業が能率的に行える。また、上記引き出しコンベア10上での貯留量を増やせるので、箱詰め作業を効率的に行える。
【0021】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の長物選別箱詰め装置は、長物をバケットで搬送し等級及び階級選別する選別コンベアと、選別コンベアから落下した長物を受けて搬送する無端ベルト式の乗り継ぎコンベアと、乗り継ぎコンベアで搬送された長物を受けて整列させる引き出しコンベアと、整列した長物を箱詰めする箱詰め部とを設け、乗り継ぎコンベアは選別コンベアの搬送方向に沿ってかつ引き出しコンベアの駆動方向と略直角の方向に搬送する構成とすると共に、移動ケーシング内に設ける構成とし、
移動ケーシングは引き出しコンベアの駆動方向と略直角の方向にステップ移動による前進又は後退を可能とする構成とし、
乗り継ぎコンベアはバケットから排出された長物を引き出しコンベアへ搬送するにあたり、
長物の長手方向が引き出しコンベアの搬送方向に沿う姿勢となるように、乗り継ぎコンベア先端に光電スイッチを設け、光が遮られると長物が通過したと判断し、移動ケーシングを長物一個分に相当する距離後退する構成とし、乗り継ぎコンベアは停止している引き出しコンベアの端部より順に長物を移載していく構成とし、
移動ケーシングが後退した回数が所定回数に達すると、後退を停止し、引き出しコンベアを駆動し、引き出しコンベアの搬送方向と交差する方向に所定本数整列した長物を箱詰め部へ搬送する。よって、引き出しコンベア上で所定本数の長物が整列配置し、その状態のまま箱詰め部に搬送されるので、箱詰め作業が能率的に行える。しかも、引き出しコンベア10上で長物25を密着させて揃えることができるので、引き出しコンベア10上の貯留本数が多くなり、その結果、箱詰め作業を能率的に行うことが出来る。
また、停止している引き出しコンベアに所定本数の長物を整列配置させてから箱詰め部へ順次排出することで、複数ラインがある場合でもこれを順次処理することが可能になり、作業者の待機時間が不要で、これにより小員数での効率的な箱詰め作業を行うことが出来る。
また、上記整列手段を、前記選別コンベアにより選別された長物を前記引き出しコンベアに隣接して配置した乗り継ぎコンベア上に落下させ、前記乗り継ぎコンベアは徐々に後退しながら停止している前記引き出しコンベアの端部より順に長物を移載していく構成とすることで、長物を一定方向に密着させて整列させることができる。
【0022】
また、前記乗り継ぎコンベアの先端に傾斜板を設け、傾斜板の両側に一対の光電スイッチを設けたので、長物を円滑に密着させて並べることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる長物選別箱詰め施設の全体平面図である。
【図2】整列手段の第1の実施形態を示す構成図である。
【図3】第1の実施形態における部分拡大図である。
【図4】整列手段の第2の実施形態を示す構成図である。
【図5】整列手段の第3の実施形態を示す構成図である。
【図6】整列手段の第4の実施形態を示す構成図である。
【符号の説明】
1 荷受部
2 コンテナ
3 コンテナスケール
4 反転コンベア
5 等階級評価部
7 カメラ装置
8 箱詰め部
9 選別コンベア
10 引き出しコンベア
11 貯留用多段コンベア
13 昇降式箱詰め台
14 出荷ライン
16 乗り継ぎコンベア
20 バケット
25 長物
26 ストッパ
33 切換えガイド
38 切換えプレート

Claims (2)

  1. 長物(25)をバケット(20)で搬送し等級及び階級選別する選別コンベア(9)と、選別コンベア(9)から落下した長物(25)を受けて搬送する無端ベルト式の乗り継ぎコンベア(16)と、乗り継ぎコンベア(16)で搬送された長物(25)を受けて整列させる引き出しコンベア(10)と、整列した長物(25)を箱詰めする箱詰め部(8)とを設け、
    乗り継ぎコンベア(16)は、選別コンベア(9)の搬送方向に沿って、かつ引き出しコンベア(10)の駆動方向と略直角の方向に搬送する構成とすると共に、移動ケーシング(15)内に設ける構成とし、
    移動ケーシング(15)は、引き出しコンベア(10)の駆動方向と略直角の方向にステップ移動による前進又は後退を可能とする構成とし、
    乗り継ぎコンベア(16)は、バケット(20)から排出された長物(25)を引き出しコンベア(10)へ搬送するにあたり、長物の長手方向が引き出しコンベア(10)の搬送方向に沿う姿勢となるように、乗り継ぎコンベア(16)先端に光電スイッチ(41)を設け、光が遮られると長物(25)が通過したと判断し、移動ケーシング(15)を長物(25)一個分に相当する距離後退する構成とし、乗り継ぎコンベア(16)は停止している引き出しコンベア(10)の端部より順に長物(25)を移載していく構成とし、
    移動ケーシング(15)が後退した回数が所定回数に達すると、後退を停止し、引き出しコンベア(10)を駆動し、引き出しコンベア(10)の搬送方向と交差する方向に所定本数整列した長物(25)を箱詰め部(8)へ搬送することを特徴とする長物選別箱詰め装置。
  2. 前記乗り継ぎコンベア(16)の先端に傾斜板(40)を設け、傾斜板(40)の両側に一対の光電スイッチ(41)を設けたことを特徴とする請求項1記載の長物選別箱詰め装置
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