JPH0336113A - 長尺物の挾持解除装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、長ねぎのような長尺物に対する挟持を解除し
、垂直に直立した状態のまま直下に落下させる挟持解除
装置に関する。

（′従来の技術） 一般に収穫した長ねぎ等の長尺物を出荷するにあたって
は、毛根部と葉先部のような不要部を切断除去しかつ老
化した表皮等を剥ぎ取った後、太さや長さ等のサイズや
形状等によって、いくつかの等級に選別することが行わ
れている。

そして近年、このような選別作業を画像処理技術を利用
して行う装置が提案されている。

従来からこのような選別並びに振分は装置においては、
判定装置等からの信号によって、挟持体による長尺物の
挟持を解除する機構が付設されており、このような挟持
解除機構を所定の位置で動作させることによって、水平
方向に連続的に搬送される長尺物を、互いに分隔された
複数の収納部のいずれかに振分けることが行われている
。

（発明が解決しようとする課題） しかしながらこのような従来の装置では、挟持体による
挟持を解除された長尺物が、搬送方向への慣性力と重心
の位置との関係で、葉先を前方に向は横に倒れた状態で
落下するため、所定の収納部に確実に収めることが難し
いという問題があった。

本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
で、長尺物をほぼ垂直に直立したまま落下させ、所定の
収納部に確実に収めることができる長尺物の挟持解除装
置を提供することを１］的とする。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 本発明の長尺物の挟持解除装置は、挟持体によって垂直
に支持され水平方向に連続的に搬送される長尺物に対し
、前記挟持体による挟持を解除する機構と、前記解除機
構の動作に連動し、前記長尺物の側部を搬送方向にｐｐ
圧する機構とを備えてなることを特徴としている。

（作用） 本発明の長尺物の挟持角１除装置においては、挟持体に
よって垂直に支持され搬送機構によって水平方向に連続
的に搬送される長尺物が、画像処理技術等を利用した選
別技術によって、その太さ、長さ等のサイズや曲りの有
無等の形状が連続的に判定された後、判定装置等からの
信号によって、搬送路に沿った所定の位置で挟持体によ
る挟持がＨ除され、落下した長尺物は、下りに配列され
た所定の収納部に収められる。

このとき挟持が舶″除されるとほぼ同時に、押圧機構に
よって長尺物の側部が搬送方向に押されるので、長尺物
は垂直に直立した状態を保ちながら落下する。

したがってそのまま直下に配置された所定の収納部へ確
実に収めることができ、隣接する収納部のものと混じり
合うことがない。

（実施例） 以下、本発明の実施例を固型に基いて説明する。

第１図は本発明の一実施例の長ねぎの挟持解除装置を説
明するための概略図である。

図において符号１は、長ねぎ２を垂直に支持する弾性挟
持体を示し、これはモータによって駆動され水平方向に
連続的に進行する搬送コンベア３に掛着具を介して取る
されている。

そしてこの搬送コンベア３の終端部には、長ねぎ２の挟
持部の直上部と直下部をそれぞれ搬送方向に対して直角
な方向に押し、長ねぎ２を挟持体１から抜脱する取外し
機構４が配設さている。

またこの取外し機構４は、画像処理データに基いてサイ
ズ、形状等の判定を行う判定装置と電気的に接続されて
おり、判定装置からの信号によって、長ねぎ２が所定の
収納部５上に到達したとき動作を開始するように構成さ
れている。

またこのような取外し機構４の下方には、その挟持解除
動作に連動し、落下中の長ねぎ２の側部を搬送方向に抑
圧する機構６が配設されている。

このように構成された実施例の扶Ｊｊｆ８７．Ｈ除装置
の動作を次に説明する。

挟持体１によって垂直に支持され搬送コンベア３によっ
て水平方向に連続的に搬送される長ねぎ２は、搬送途中
で例えばフラッシュとカメラによってその陰影が静止両
像として検出され、その静止画像から画像処理装置およ
び判定装置によってサイズや形状等が判定される。

そして搬送路の終端部で、長ねぎ２か判定されたサイズ
等に該当する特定の収納部５の上に達したとき、判定装
置からの判定信号を入力した取外し機構４が作動し、こ
れによって長ねぎ２は搬送方向に対して直角な方向に即
動され挟持体１から抜き外される。

このとき側部の抑圧機構６が取外し機構４の動作に連動
して動作し、落下途中の長ねぎ２の側部を搬送方向に押
圧する。これによって長ねぎ２は垂直に直立した状態を
保ちながら落下し、直下に配置された所定の収納部５内
へ容易に収められる。

このようにして、長ねぎの太さ、長さ、曲り等の形状に
よる選別および収納作業が連続的かつ自動的になされる
。

［発明の効果コ 以上説明したように本発明の長尺物の挟持解除装置によ
れば、長ねぎのような長尺物に対する挾持を解除する際
に、搬送中の姿勢を保ったままはぼ垂直に落下させるこ
とができ、正確で能率的な選別および収納を行うことが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の長ねぎの挟持解除装置を
示す概略説明図、ｆ３２図は実施例の装置による解除動
作を示す説明図である。 １・・・・・・・挟持体 ２・・・・・長ねぎ ３・・・・・・・搬送コンベア ４・・・・・・・・取外し機＋＋’／ｉ６・・・・・・
・・・側部抑圧機構。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）挟持体によって垂直に支持され水平方向に連続的
   に搬送される長尺物に対し、前記挟持体による挟持を解
   除する機構と、前記解除機構の動作に連動し、前記長尺
   物の側部を搬送方向に押圧する機構とを備えてなること
   を特徴とする長尺物の挟持解除装置。