JP2677396B2 - 青果物の選別装置 - Google Patents
青果物の選別装置Info
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Description
ない傷み易い青果物に好適な青果物の選別装置に関す
る。
受皿付コンベアを青果物の等級数に応じて所要条数並設
して構成されている。そして、この選別装置は、搬送路
の途中に設けられた測定装置により受皿上の青果物の大
きさを計測すると、該当する階級の仕分け排出位置で受
皿を傾倒または回動等させて受皿上の青果物を排出する
如く構成されている。
としての青果物が転動しても青果物自身に影響の少ない
ものや青果物同志が衝突しても傷のつきにくいものの場
合に好適である。
仕分けする方式の装置として、本出願人は特開昭61−14
9282号公報を提案している。これは、走行回転するチェ
ンコンベア上のアタッチメント間に供給された受皿をア
タッチメントにより進行方向に定間隔で搬送し、搬送途
中に受皿上の青果物を計測し、計測結果に基づき該青果
物を受皿ごとチェンコンベア上から排出するものであ
る。
持ち込まれた青果物は、手選人により青果物の外観状態
(色,傷,変形等)から品位の基準と比較して例えば
秀,優,良の如く等級分けされて各等級に対応して複数
並設された選別コンベアの受皿上に供給されている。そ
して、この等級分けされた青果物は選別コンベアで搬送
される途中に、大きさを判定(2L,L,M,S,2S等)されて
等級別下級別に仕分けられている。
ンベアに対し一等級の青果物を供給して選別する如くな
したものである。
ンベアに等級の異なる青果物を一個ずつ載せて搬送し、
等級別,階級別に仕分け排出する選別機がある。(特公
昭62−41798号公報参照) [発明が解決しようとする課題] しかしながら、青果物の等級その青果物の種類,産
地,収穫時期によってその比率が異なるため、上記従来
の一条の選別コンベアで一等級の青果物を供給して選別
する方式では、各条の選別コンベアに供給する青果物の
良がそれぞれ均等ではなく、最も等級の分布率の高い青
果物を、その等級の条(選別コンベア)の受皿すべてに
供給した場合においてのみその条だけ高い稼働率となる
が、他の条の選別コンベアには少なく供給されるため空
受皿が生じる。このため選別装置としてはその施設の機
械の選別能力を十分に発揮できないという欠点があっ
た。
じて選別コンベアを複数並設するものであるため、等級
数が多いと必然と選別装置の浅幅が広くなるという性質
を備えている。このため供給する青果物が例えば西瓜や
メロン等の割れ易い青果物の場合、手元から遠い条の選
別コンベアへ腕を伸ばして供給することは大変な労力と
注意力とを必要とし、作業性および疲労度の点から効率
が上がらないという欠点があった。
選別機は、等級を混在させて一条で仕分けすることがで
きるものの一条の受皿付選別コンベアを用いているた
め、転動排出させることが好ましくない青果物には用い
られない欠点があった。更に、処理量が多いときの供給
作業は、選別コンベアの上流側において搬送方向に沿っ
て複数の供給作業者を配置して行なっている。このた
め、横並びに配置された作業者のうち下手側に配置され
た作業者は、上手側の作業者が供給しなかった空の受皿
がくるのを待って供給しなければならず、供給待ちのム
ダが発生するとともに、空の受皿がきたときタイミング
よく青果物を供給する技術は熟練を要し、供給効率が上
がらないという欠点があった。更に、処理量を増すため
の選別コンベアの速読を上げることが考えられるが、作
業者が供給できる速度以上に上げることはできない。こ
のため、選別コンベアの処理能力は、人手による供給可
能な選別コンベアの速度を基準として決められるので、
施設(選別コンベア通)の能力を十分活かしきれないと
いう欠点があった。
送コンベア上で青果物の等級比率に影響されず、しかも
空の受皿が搬送コンベア上で搬送されることなく受皿に
青果物を100%供給できて搬送能力を十分に発揮でき、
且つ選別処理量に応じて融通性のある供給作業員の配置
を行なうことのできる青果物の選別装置を供給すること
にある。
置は、青果物の選別区分を表示するための区分表示手段
を有する多数の受皿と、該受皿を搬送すると共に該受皿
上に青果物が載せられて該青果物の外観目視検査により
判定された選別区分が前記区分表示手段に表示される所
定複数の供給コンベアと、該所定複数の供給コンベアか
らそれぞれ搬送される各選別区分が表示された青果物入
れ受皿を合流搬送する搬送コンベアと、該搬送コンベア
の搬送路の途中に設けられ、前記受皿上に表示された選
別区分を読み取ると共に受皿上の青果物の所定の選別要
素を計測する読取計測装置と、該読取計測装置の読取り
計測結果に基づいて仕分信号を前記搬送コンベアの搬送
下流側に設けられた排出装置に受皿の搬送と同期させて
出力する演算処理装置とを備えたことを特徴とする構成
としたものである。
果物は各供給コンベアで搬送される受皿上に載せられて
該青果物の外観目視検査により判定された選別区分が受
皿の区分表示手段に表示されて載せられる。各供給コン
ベアから搬送される選別区分が表示された青果物入り受
皿は、この受皿を合流搬送する搬送コンベア上へ合流搬
送される。この搬送コンベア上で搬送される受皿上の青
果物は、読取計測装置により受皿上に表示された前記選
別区分が読み取られると共に青果物の所定の選別要素が
計測される。この読取り計測結果に基づいて演算処理装
置により、仕分信号が搬送コンベアの排出装置へ受皿の
搬送と同期して出力される。そして、この仕分信号によ
り排出装置が作動すると、青果物を受皿ごと搬送コンベ
ア上から仕分けすることができる。
6図)に基づいて説明する。
あり、第2図は第1図A−Aに沿った断面図である。
はスイカやメロン等比較的大型の青果物100を一個ずつ
載せるための受皿である。2は供給コンベアであり、図
例では四条を同じ搬送方向に所定間隔で並設している。
3は前記四条の供給コンベアの下流側と接続される搬送
コンベアである。4は前記搬送コンベア3の搬送路の途
中に設けられた読取計測装置であり、図示しない演算処
理装置と組み合わせて仕分け信号を出力する如く構成さ
れている。5は前記搬送コンベアの搬送下流側に設けら
れた排出装置である。
青果物100を安定して載せるため三つの支持面11により
形成されてる。この受皿1の載せ部の形状は積例に限定
することなく青果物100の種類,形状によって適宜設定
することが好ましい。
手段としての表示部である。該表示部12には受皿1の上
面一部を表示スイッチ121〜125の五個を用い、検査員の
外観目視検査により判定された等級(選別区分)を五段
階(秀,優,良,並,外)に表示すると共に、これらの
表示スイッチ121〜125から若干離れた位置に設けられた
表示スイッチ120を用いて内部検査による内部の欠陥の
有無を表示するようにしている。この表示部12の各表示
スイッチは、例えばトグル式,押しボタン式,レバー式
等のスイッチを用いることができる。前記外観目視検査
による等級の表示は、各表示スイッチ121〜125に予め等
級の区分を指定しておき、表示しようとする等級の表示
スイッチ121〜125を操作することにより、その変位、変
化から当該等級を表示することができる。また、この表
示スイッチは、変化の対象に色を変化させて指定された
等級の表示を行うことができる。
のに適合した幅を有するローラ21を進行方向に多数横架
させたローラコンベア22で構成されている。このローラ
コンベア22はモータ等の駆動装置23により図中矢印
(→)方向へ受皿1を搬送する如くローラ21を回転駆動
している。この駆動させる方式はベルトまたはチェン等
による駆動方式を用いることができる。また、この供給
コンベア2は図例ではローラコンベア22を用いて構成し
たが、他にベルトコンベアやトッププレート付チェンコ
ンベア(いずれも図示せず)等で構成することもでき
る。24は供給コンベア2の搬送路の途中にそれぞれ設け
られたリフト装置であり、上記ローラコンベア22上で搬
送される受皿1を該ローラコンベア22の搬送面から若干
浮き上げて一時停止する如く、昇降シリンダ241と、こ
の昇降シリンダ241の作動部に設けられた押上部材242と
を組み合わせて構成されている。このリフト装置24は、
ローラコンベア22で搬送される受皿1が該リフト装置24
上に達したときこれを検出するセンサー(図示せず)に
より作動する如く図示しない制御回路により制御されて
いる。
をローラコンベア22上に待機する如く構成したが、他の
異なる方式として例えば昇降可能なストッパー板(不図
示)をコンベア上面に出没自在に構成して受皿1をコン
ベア上で一時停止することもできる。
送路の途中の複数個所に配置することにより所定の作業
を行うための複数のステーションを構成している。即
ち、リフト装置24Aを有するステーションは、受皿1上
に青果物100を人手または機械的供給手段を用いて供給
するための供給作業部としている。リフト装置24Bを有
するステーションは、青果物100の外観目視検査に基づ
いて等級を受皿1上に表示スイッチ120及び表示スイッ
チ121〜125へ表示するための等級判定作業部としてい
る。リフト装置24C及び24Dを有するステーションは、い
ずれも等級が表示された青果物入り受皿1を搬送コンベ
ア3上へ合流させて搬出するため、タイミング待ちする
ための待機部としている。以上の各ステーションの各配
置及び各作業区分は、一例を示すものであり、必要に応
じて適宜選定することができる。
の下流側の終端部25が搬送コンベア3の上流側で一側方
に接続されている。この接続の構成は特に限定するもの
ではなく例えば、搬送コンベア3の搬送路の挟む両側に
接続することもできる。また、この条数も処理量及び作
業者の能力等に応じて適宜設定することが好ましい。
ベア2の終端部25と接続され、各供給コンベア2から送
り出される等級が表示された青果物入り受皿1を一列に
合流搬送するようになっている。この搬送コンベア3
は、その搬送上流側に設けられたアキュームレートコン
ベア31と、このアキュームレートコンベア31と直列的に
接続される仕分コンベア32と組み合わせて構成されてい
る。
搬送するのに適合した幅のローラを多数軸架したローラ
コンベアや、またトッププレート付チェンコンベア(い
ずれも図示せず)で、アキュムレート式のコンベアを構
成している。そして、このアキュームレートコンベア31
と前記供給コンベア2の終端部25とが接続される合流部
には、アキュームレートコンベア31上で青果物入り受皿
1を一時停止させるための受皿停止装置と、供給コンベ
ア2からアキュームレートコンベア31へ合流させて送り
出すための合流のタイミングを検出するセンサ(いずれ
も図示せず)とを組み合わせて設けられている。
コンベーア31により搬送間隔がランダムに送られる青果
物入り受皿1を、下流側の仕分コンベア32上へ一定間隔
で送り出すため、アキュームレートコンベア31上でタイ
ミング待ち動作をする如く受皿1の両側方から挟持する
ようになっている。312は前記定間隔供給装置311のやや
手前(上流部)に設定された等級修正部であり、アキュ
ームレートコンベア31上で搬送される受皿1上の青果物
100の特殊項目や再チェック等の検査を行なうようにな
っている。
ア31の終端部に直列的に接続されている。この仕分コン
ベア32は、第4図に示す如く受皿1を搬送するのに適合
した幅のスラット状受板321を、走行回転する2条のコ
ンベアチェン322,322間に架設してスラットコンベアを
構成している。323は押し部材であり、前記スラット状
受板321上にベアリングやコロ等により回動自在に取付
けられている。この押し部材323の進行方向への取り付
け長さは、受皿1を仕分コンベア32上から側方へ分岐さ
せるのに支障のない間隔に構成する。
読み取る読取装置41と、青果物100の重量または外観の
形状を計測する測定装置42と、内部品質検査装置43とを
組み合わせて構成されている。前記読取装置41は、第4
図によく示されている如く、前記受皿1上で表示された
各表示スイッチ120〜125の変位や変化を検出するための
光電スイッチや近接スイッチ等のセンサを配置して構成
されている。即ち、410〜415は前記読取装置4を構成す
るセンサであり、青果物100の等級が表示された表示ス
イッチ120〜125にそれぞれ対応して設けられている。
れぞれの表示スイッチ120〜125と前記センサ410〜415と
が相対する位置のとき、受皿1上に設けた突出片13を検
出するようになっている。即ち、搬送途中における受皿
1上の表示スイッチ120〜125の読取り動作は、前記検出
指令センサ416の作動に起因して行なわれるもので、こ
の検出指令センサ416の検出信号によって他のセンサ410
〜415が作動する如く構成している。
15の替わりにレーザー光線を用いたスキャナー(バーコ
ードリーダー方式)を用いて読取る如く構成することも
できる。
て色を用いる場合には、カラーセンサを用いて読取装置
を構成することもできる。
ており、例えばカメラと照明装置(いずれも図示せず)
とを組み合わせた撮像手段により青果物100の形状(大
きさ)を測定する方式や、ロードセル等の荷重センサを
有する秤量コンベア(図示せず)を用いて青果物100重
量を測定する方式等青果物100の選別規格に応じて適宜
用いることができる。
設けられており、被選別物としての青果物100の内部品
質を、機械的に判別するための公知の技術としての軟X
線を照射して透過等の大小により内部欠陥の有無検出す
る装置やまたは、近赤外線を照射して反射または透過光
量の大小により内部品質を評価する装置等が用いられ
る。この内部品質検査装置43は、内部の欠陥の有無を検
出すると図示しない入力手段により、受皿1上に設けら
れた内部欠陥の有無を表示する表示スイッチ120にその
内部検査結果(欠陥有無)を表示するようになってい
る。また、この内部品質検査装置43は、図例では搬送コ
ンベア3の搬送路に沿った所定位置に設けられている
が、限定するものではなく前記各供給コンベア2の搬送
路に沿って配置することもできる。この使い分けは、搬
送コンベア3の搬送速度、即ち、処理量に基づいて決め
られる。例えば、内部品質検査装置43の処理能力が搬送
コンベア3の処理能力よりも高い場合には搬送コンベア
3の搬送路に沿って配置することができる。
置(不図示)へ入力される。この演算処理装置(不図
示)は、読取り計測結果に基づいて仕分信号を前記仕分
けコンベア32の搬送速度と同期して該当する排出装置5
へ出力するようになっている。
って所定の選別区分別に設けられており、第5図および
第6図を参照してその一例を説明する。
前記仕分コンベア32の側部に軸受53を介して回動自在に
軸支されている。54はシリンダであり、前記レバー51の
一部と連結されて該レバー51を支軸52を中心として所定
の角度回動する如く構成されている。そして、このレバ
ー51は、前記演算処理装置(図示せず)からの仕分信号
を受けていないとき(非作動時)には、受皿1のガイド
ローラ14に接触しない位置(第5図中の想像線)で待機
している。そして仕分信号は排出予定の受皿1のガイド
ローラ14直前でレバー51が作動する如く出力されるよう
になっている。
ダ54が作動すると、レバー51が仕分コンベア32の搬送路
側へ回動する。このレバー51の回動により、このレバー
51と受皿1のカイドローラ14とが係合して受皿1を仕分
コンベア32から側方へ排出することができる。図におい
て55は断面がU溝状に形成されガイドレールであり、仕
分コンベア32上から排出された受皿1のガイドローラ14
を係合案内させて所定の位置まで置くようになってい
る。
5により仕分コンベア32上から排出された青果物100入
り受皿1を一時プールするようになっており、アキュー
ムレート可能な例えばローラコンベア等が用いられる。
ールされた青果物入り受皿1から青果物100が取り上げ
られて空になった受皿1を、前記各供給コンベア2へ向
けて搬送する如く設けられている。
して設けられ、空受皿搬送コンベア上で搬送される空の
受皿1を供給コンベア2の始端部26へ供給する如くシリ
ンダ等を組み合わせて押し出し式に構成されている。
た青果物100を各供給コンベア2始端部26へ向けて搬送
するようになっている。
てのリフト装置24A上で予め待機させておく。
業者により取り上げられてリフト装置24A上で待機する
受皿1上に載せられる。青果物100が載せられた受皿1
は次のリフト装置24Bへ搬送される。このリフト装置24B
上の青果物100は検査員により、その外観の状態(色,
傷,形状)が目視検査されて判定された等級が、受皿1
の表示スイッチ121〜125の該当するものを操作すること
により受皿1上に表示される。
目視検査を実施するように説明したが、これだけに限定
するものではなくこの外観目視検査と合わせて内部検査
を実施することもできる。例えば、人手により青果物
(西瓜)を叩いたときの音を聴き分けることにより、そ
の青果物(西瓜)の内部の欠陥(空洞)の有無を検査し
その結果を表示することができる。
受皿1は、各供給コンベア2から搬送コンベア3のアキ
ュームレートコンベア31上へ合流するためのタイミング
をはかって送り出される。この合流排出されるタイミン
グは、供給コンベア2のリフト装置24C,24Dにより一時
停止させることにより調整することができる。
上の青果物100は、搬送途中に等級修正部312において人
手により所定の二次検査が行なわれる。この結果、等級
の修正(変更)を実施する必要のあるものは、表示スイ
ッチの押し替えをして等級の表示の修正を行う。
間隔供給装置311により仕分コンベア32上の前後の押し
部材323間に送り出される。仕分コンベア32上に送り出
された受皿1上の青果物100は、搬送途中に内部品質検
査装置43により、その内部の欠陥の有無が検査されてそ
の結果が表示スイッチ120へ表示される。そして内部品
質検査装置43を通過した青果物100入り受皿1は、読取
装置41によりその受皿1上に表示された表示スイッチ12
0〜125の変位、変化が検出されてその信号が演算処理装
置(不図示)へ送られる。そして、読取装置41が通過し
た受皿1上の青果物100は、測定装置42によりその大き
さが計測されて計測信号が演算処置装置(不図示)へ送
られる。
れてくる計測信号を、予め設定した階級の規格値と比較
して階級付けすると共に、前記読取装置41により読み取
った等級の信号と合わせて等級別階級別の仕分信号を該
当する排出装置5に受皿1の搬送と同期させて出力す
る。
1が、該当する仕分け位置の排出装置5の直前に達する
と、前記演算処理装置(不図示)から出力された仕分信
号により該排出装置9のレバー51が所定角度内側に回動
する。このレバー51の回動により、このレバー51と受皿
1のガイドローラ14とが係合して受皿1を仕分コンベア
32から側方の貯溜装置6へ排出することができる。
1上の青果物100は、人手又は機械的手段により取り上
げられて箱詰めされる。青果物100が取り上げられて空
になった受皿1は、空受皿搬送コンベア7により供給コ
ンベア2へ向けて搬送され再び使用される。
を示すものであり、発明を制限するものではなく、特許
請求の範囲に記載した内容であれば他の形状,配置に適
用されることは勿論である。
物の選別区分を表示するための区分表示手段を有する多
数の受皿と、該受皿上に青果物が載せられて該青果物の
外観目視検査により判定された選別区分が前記区分表示
手段に表示される所定複数の供給コンベアと、該所定複
数の供給コンベアからそれぞれ搬送される選別区分が表
示された青果物入り受皿を合流搬送する搬送コンベア
と、前記受皿上に表示された選別区分を読み取ると共に
受皿上の青果物の所定の選別要素を計測する読取計測装
置と、該読取計測装置の読取り計測結果に基づいて仕分
信号を排出装置に出力する演算処理装置とを備えたもの
であるから、青果物の等級比率がどのように変化しても
一条の搬送コンベア(仕分コンベア)上では空受皿が搬
送されることなく受皿に青果物を100%載せ且つ複数等
級の青果物を混在搬送して選別することができ、従来と
同一処理量の施設と比較して設備費を大幅に削減できる
という効果が得られる。
を接続したことにより、仕分けラインの速度の設定を、
人手の供給可能な速度と切り離いて行うことができる。
このため、仕分ラインのスピードは、機械の選別可能な
速度まで上げることができ、従来の装置と比較して選別
処理量が大幅に向上する効果が得られる。
ンベアで供給作業をするそれぞれの作業者の能力に差が
あっても搬送コンベア上では受皿が搬送されることな
く、しかも、それぞれの作業者の能力を十分に発揮でき
且つ仕分ラインのスピードを高速にすることができる。
第1図A−Aに沿った断面図であり、供給コンベアの説
明図、第3図は受皿の説明図、第4図は読取装置および
仕分コンベアの説明図、第5図は仕分排出装置を説明す
る平面図、第6図は第5図B−Bに沿った断面図であ
る。 1……受皿、100……青果物 11……支持面、12……表示部 120……表示スイッチ(内部欠陥有り) 121〜125……表示スイッチ 13……突出片、14……ガイドローラ 2……供給コンベア、21……ローラ 22……ローラコンベア、23……駆動装置 24……リフト装置 241……昇降シリンダ、242……受部材 25……終端部、26……始端部 3……搬送コンベア 31……アキュームレートコンベア 311……定間隔供給装置、312……等級修正部 32……仕分コンベア、321……スラット状受板 322……コンベアチェン、323……押し部材 4……読取計測装置、41……読取装置 410〜415……センサ、416……検出指令センサ 42……測定装置、43……内部品質検査装置 5……排出装置、51……レバー 52……支軸、53……軸受 54……シリンダ、55……ガイドレール 6……貯溜装置 7……空受皿搬送コンベア、8……空受皿供給装置 9……荷受け搬送装置
Claims (1)
- 【請求項1】青果物の選別区分を表示するための区分表
示手段を有する多数の受皿と、該受皿を搬送すると共に
該受皿上に青果物が載せられて該青果物の外観目視検査
により判定された選別区分が前記区分表示手段に表示さ
れる所定複数の供給コンベアと、該所定複数の供給コン
ベアからそれぞれ搬送される選別区分が表示された青果
物入り受皿を合流搬送する搬送コンベアと、該搬送コン
ベアの搬送路の途中に設けられ、前記受皿上に表示され
た選別区分を読み取ると共に受皿上の青果物の所定の選
別要素を計測する読取計測装置と、該読取計測装置の読
取り計測結果に基づいて仕分信号を前記搬送コンベアの
搬送下流側に設けられた排出装置に受皿の搬送と同期さ
せて出力する演算処理装置とを備えたことを特徴とする
青果物の選別装置。
Priority Applications (1)
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JP23188488A JP2677396B2 (ja) | 1988-09-16 | 1988-09-16 | 青果物の選別装置 |
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JPH0283071A JPH0283071A (ja) | 1990-03-23 |
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1988
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