JPH04322778A - 選別機用コンベア装置 - Google Patents

選別機用コンベア装置

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JPH04322778A
JPH04322778A JP9438991A JP9438991A JPH04322778A JP H04322778 A JPH04322778 A JP H04322778A JP 9438991 A JP9438991 A JP 9438991A JP 9438991 A JP9438991 A JP 9438991A JP H04322778 A JPH04322778 A JP H04322778A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は異なる等級の青果物を搬
送中の受皿に載せて一条のラインで混在搬送し、搬送中
に受皿上の青果物の種々の等級を判定する選別機用コン
ベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における青果物の等級選別は、青果
物の外観から例えば等級判定人により色、傷、変形等の
項目を目視検査して該当する等級(秀、優、良、並等)
に格付けし、この格付けした青果物をそれぞれ等級別に
指定したラインの受皿に載せて行われている。
【0003】しかしながら、青果物の等級比率は一定で
はなく、等級比率の高いラインのみが高い充填効率を示
し他のラインは効率があがらない。
【0004】このことを解決するものとして本出願人は
先に特開平2−303578号公報にて青果物の選別装
置を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平2−303
578号公報の青果物の選別装置は、受皿を載せて搬送
する搬送手段が搬送面の左右にこの左右相互の間隔がこ
の受皿の底面幅よりも狭い範囲に係止部を有する如く構
成している。これによれば、一条のラインで異なる等級
を青果物を受皿に載せて混在搬送することができ選別ラ
インの条数を減少させたことにおいて効果がある。
【0006】しかしながら、従来の選別装置は、一条の
ラインで混在搬送できる等級数が三等級までであり、近
年多様化する市場、消費者の要求を満たすことができな
い。
【0007】この発明が解決しようとする課題は、異な
る等級の青果物を、搬送中の受皿に載せて一条のライン
で混在搬送し、搬送中に受皿上の青果物の種々の等級を
判定することのできる選別機用コンベア装置を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の選別機用コンベア装置は、青果物を載置す
るための多数の受皿と、この受皿を載せて搬送すると共
に搬送途中において該受皿上に載せられる青果物の目視
判定による等級に応じて受皿の載置位置が変えられる搬
送手段と、前記受皿の載置位置を検出する等級検出装置
とを備えた選別機用コンベア装置であって、前記搬送手
段は、受皿を搬送方向と直交する方向に等級別に位置決
めする手段を搬送方向に所定間隔で搬送面上に有するこ
とを特徴とするものである。
【0009】前記搬送手段の搬送面には前記位置決めす
る手段から搬送方向所定距離に受皿の載置位置検出用の
透し穴を有する如く構成する。
【0010】前記受皿は青果物が載せられる受載面から
底面に貫通する穴を有しこの受皿を搬送する搬送手段は
、受皿上の青果物の下部における熟度又は糖度又は外観
を検出するための穴を有する如く構成する。
【0011】この受皿の穴及び搬送手段の穴は、青果物
の下部における熟度等を検出しない場合には設けなくて
もよい。
【0012】
【作用】以上の如く構成された本発明の選別機用コンベ
ア装置によれば、被選別物としての青果物が、選果人に
より目視の等級を判定されて受皿に載せられるとき、搬
送手段の搬送面に等級別に位置決めする手段により予め
指定された載せ位置に受皿が位置決めされて搬送される
。そして搬送中に等級検出装置により受皿の載置位置を
検出して目視の等級を検出することができる。また、搬
送手段の搬送面に受皿の載置位置検出用の透し穴を有す
る如く構成することにより受皿の載置位置を確実に検出
することができる。
【0013】そして、目視の等級を検出後に整列装置に
より受皿の載置位置を変えて一列に整列して搬送し、搬
送中に受皿に設けられた穴と搬送面の穴とを介して搬送
面の下方から受皿に載せられた青果物の下部における熟
度等を検出することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す図(第1図〜第
7図)に基づいて本発明を説明する。
【0015】第1図は本発明の一実施例を示す一部破断
した平面図であり、第2図は同じく一部を破断した側面
図である。この図面において、1は青果物Fを載置する
ための受皿、2は受皿1を搬送する搬送手段であり、そ
の搬送面上には受皿1を目視の等級別に位置決めする手
段2Aを有している。3は前記搬送手段2の搬送面上の
受皿1の載せ位置を検出するための等級検出装置。4は
等級検出装置3の下流側に設けられた整列装置である。
【0016】実施例における各部について詳述すると、
前記受皿1は第3図の斜視図に示す如く、平面視で円形
状をなしており、その上面には逆円錐型の載部11を形
成している。12は抜穴であり青果物Fが通過しない大
きさで載部11の中央部から底面に貫通し、載部11に
載せられた青果物Fの下部における例えば熟度をその抜
穴12を介して検出可能になしている。13はバーコー
ドマークであり各バーを縦にして並設している。夫々の
受皿1のバーコードマーク13には、夫々背番号付けす
る如く固有情報を付与している。この受皿1は例えば樹
脂成型等で一体型に成形したものを用いることができる
。尚、この受皿1は、熟度等を青果物Fの下部から計測
しない場合においては抜穴12のない受皿1を用いるこ
とができる。
【0017】搬送手段2は第4図の部分平面図と第5図
の部分斜視図によく示す如く、走行回転する左右一対の
コンベアチェン21,21間に架設する小巾スラット2
2を進行方向に所定間隔に多数配設してスラット状のコ
ンベアを構成する。23は突起状の係止部であり、前記
小巾スラット22の上面に搬送方向と直交する方向に受
皿1の一部がちょうど嵌まり込む間隔で且つ、搬送方向
に受皿1が一個ずつ載る間隔で等間隔に設けられて位置
決めする手段2Aを構成している。この位置決めする手
段2Aは例えば第6図に示す如く、小巾スラット22の
端の一部を上方に折り曲げて係止部23を突出する如く
形成することもできる。
【0018】24は前記位置決めする手段2Aにより所
定の位置に載置された受皿1の載せ位置を、後述する等
級検出装置3により検出するためのスリット状の透し穴
であり、小巾スラット22,22間に検出可能な隙間を
設けて形成する。又、図示しないが小巾スラット22の
上面にスリットを形成して透し穴24を形成することも
できる。
【0019】25は搬送面に形成された検出用穴であり
、位置決めする手段2Aにより位置決めされた受皿1の
下方から、受皿1上の青果物Fの下部における熟度を検
出し得る大きさに形成する。この大きさは前記受皿1の
抜穴12と同等かやや大きく形成する。26,26はガ
イドレールであり、搬送手段2の搬送面の両側を規制す
る如く設けられている。尚、この搬送手段2の搬送面に
形成された検出用穴25は、青果物Fの下部における熟
度等を検出しない場合においては設けなくてもよい。
【0020】以上のように構成された搬送手段2によれ
ば、目視判定による等級に応じて選果人Mにより搬送方
向と直交する方向に載せ位置が変えられる受皿1は、予
め等級別に載せ位置が指定された位置の係止部23にそ
の一部が係止されて搬送面上で受皿1の位置決めが行わ
れる。実施例の図面(第4図)では、受皿1の載せ位置
を4段階(4等級)に変える如く係止部23が3個設け
られている。勿論、この係止部23の数は限定するもの
ではなく等級に応じて任意に設定することができる。
【0021】等級検出装置3は搬送手段2の搬送路の所
定位置に設けられ、前記位置決めする手段2Aにより搬
送面上で位置決めされた受皿1の載置位置を、スリット
状の透し穴24を介して検出する如く光電センサ等の透
過型検出スイッチ31を等級に応じて配置している。
【0022】整列装置4は前記等級検出装置3の下流側
に設けられ、前記等級検出装置3が受皿1の載置位置を
検出した後に受皿1の載置位置を変えて一列に整列する
如く、搬送手段2のガイドレール26,26に接続して
ガイド部材を進行方向に間隔をせばめて受皿1が一列で
通過するように形成している。
【0023】5は品質検査装置であり、前記整列装置4
の下流側で第7図によく示す如く小巾スラット22の下
方に設けられ、小巾スラット22の搬送面に形成された
検出用穴25と受皿1の抜穴12とを介して青果物Fの
下部における熟度を検査する如く構成する。この品質検
査装置5は青果物F中にふくまれるクロロフィルの消失
が成熟度と高い相関があることを応用したもので、クロ
ロフィルの特定波長領域における吸収帯を利用してこの
吸収帯における反射光量を計測しこの値に基づき内部の
品質を検査する如く構成する。即ち、青果物Fの下部に
特定波長領域の光を照射してその反射光量を計測し、こ
の値を所定の演算式によりクロロフィルの消失度合を数
値化し熟度判定要素とする。尚、実施例では青果物Fの
下部における熟度を検出する如く構成したが糖度等の内
部品質であってもよく更に、カメラ等によって青果物F
の下部のキズや形状等の外観品質を検査する如く構成し
てもよい。
【0024】又、この内部品質の検査は、青果物の胴廻
りに特定波長領域の光を照射してその反射光量を計測す
る方式にすることもできる。
【0025】6は撮像装置であり、搬送手段2の上方所
定位置にカメラ装置61と照明装置62とを組み合わせ
て光学的撮像手段を構成している。この光学的撮像手段
は例えば、本出願人が先に提案し公開された特開昭63
−42411号公報の技術を用いて青果物Fの形状寸法
や外観表面状態を計測することができる。
【0026】7は公知のバーコード読取装置であり、青
果物Fの種々の等級やその他のデータを受皿1の固有情
報と共に外部の記憶手段を用いて記憶させるため、搬送
中の受皿1のバーコードマーク13を読み取るようにな
っている。
【0027】8は搬送手段2の上流側に設けた空の受皿
1のタイミング供給装置であり、空受皿回収コンベア8
0から搬送される受皿1を受け継いで一列で搬送する供
給コンベア81と、この供給コンベア81で搬送中の受
皿1を搬送手段2上に定間隔に送り出すためのスクリュ
ー装置82とから概略構成されている。尚、このタイミ
ング供給装置8は、実施例のスクリュー方式に限定する
ものではなく、例えば、ストッパ装置を(図示せず)搬
送手段2の搬送ピッチと同期させて作動させることによ
り、空の受皿1を搬送手段2上にタイミング供給する如
く構成することもできる。
【0028】即ち、このタイミング供給装置8によれば
、供給コンベア81により連続的に搬送される空の受皿
1は、搬送中にスクリュー装置82により一定間隔に隔
離して搬送手段2の搬送面に一個ずつタイミングをとっ
て自動供給することができる。
【0029】以上の如く構成した実施例の動作について
説明する。
【0030】タイミング供給装置8により搬送手段2上
に自動供給された受皿1は、その受皿1に載せる青果物
Fの目視判定による等級に応じて選果人Mにより、搬送
方向と直交する方向にスライドすることで所定の載せ位
置の係止部23に係止されて位置決めされる。そして搬
送手段2上で載せ位置が変えられて搬送される受皿1は
、等級検出装置3により受皿1の載せ位置を検出して目
視の等級信号を出力する。等級検出装置3を通過した青
果物F入り受皿1は、整列装置4により載せ位置を変え
て一列に列化され先方に搬送される。そして品質検査装
置5により搬送面の下方から検出用穴25と受皿1の抜
穴12とを介して青果物Fの下部における熟度を検出す
ることができる。そして、撮像装置6により受皿1上の
青果物Fの色や大きさを計測することができる。即ち、
本発明の選別機用コンベア装置によれば、目視判定によ
り等級付けされた異なる等級の青果物Fを一条のライン
で混在搬送し、搬送中に種々の等級を判定することがで
きる。
【0031】第8図は本発明の選別機用コンベア装置を
用いた青果物の選別装置の実施例を示す平面図であり、
第9図は全体の動作を説明するための演算装置120を
含むブロック図である。
【0032】この実施例の選別装置は、第1図に示す実
施例の選別機用コンベア装置100の後段に各種コンベ
アや装置を組み合わせて構成したもので、101は受皿
1を一列で搬送する仕分コンベア、102は仕分コンベ
ア101上の受皿1をコンベア外に排出するための排出
装置であり、所定の仕分区分に従って設けられ、仕分信
号により作動して青果物Fを受皿1ごと排出するように
なっている。103は仕分読取装置であり、排出装置1
02の前段に前記バーコード読取装置7と同様の装置を
配置して受皿1のバーコードマーク13を読み取るよう
になっている。尚、この実施例でいう仕分区分とは、熟
度が未熟及び過熱のもの、即ち、商品に適さない品質の
ものについて先に仕分コンベア101から仕分し、適熱
の青果物Fのみを階級別に等級を混在して仕分けること
をいう。更に、実施例(第8図)の選別装置2系列タイ
プを示している。
【0033】104はプールコンベアであり、排出装置
102によって仕分コンベア101上から搬出コンベア
105上に排出される青果物F入り受皿1を、該搬出コ
ンベア105より受け継いで一時プールする如くアキュ
ームレート可能なコンベアで構成する。106は第二仕
分コンベアであり、プールコンベア104の終端部10
4bから搬送コンベア107を介して搬送される青果物
F入り受皿1を受け継いで等級別に仕分ける如く、前記
仕分コンベア101で用いたものと同様の排出装置10
8を搬送路に沿って設けている。109は第二仕分読取
装置であり、前記バーコード読取装置7と同様の装置を
配置して受皿1のバーコードマーク13を読み取るよう
になっている。
【0034】110は第二仕分コンベア106の終端部
に接続して設けられたリターンコンベアであり、この第
二仕分コンベア106上で後述の理由により排出されな
い受皿1を第二プールコンベア111上に還送するよう
になっている。この第二プールコンベア111上の青果
物F入り受皿1は図示しない切換装置により、前記プー
ルコンベア104上の青果物F入り受皿1と切り換えて
搬送コンベア107により再び第二仕分コンベア106
上に送られるようになっている。
【0035】112は各排出装置108にそれぞれ対応
して設けられたプール箱詰装置であり、仕分けする等級
の数より少なく設けられている。即ち、この実施例の箱
詰方式は、箱詰め部に処理能力の高いプール箱詰装置1
12を設置しておくと共に、分布率によってまばらにし
か排出されない青果物Fは第二仕分コンベア106上を
通過させて第二プールコンベア111上に環送させて一
時プールするように設定しておき、第二プールコンベア
111上で青果物Fが所定量に達したときに仕分けする
等級を切り換えて箱詰する方式である。これによれば、
プール箱詰装置112の稼動率を高めて使用でき効率が
よい。
【0036】以上の如く構成した選別装置の動作につい
え第9図のブロック図を用いて説明する。
【0037】選果人Mの目視判定による等級に応じて搬
送手段2上で載せ位置が変えられた青果物F入りの受皿
1は、等級検出装置3により受皿1の載せ位置から目視
の等級を検出して目視の等級信号を演算装置120の演
算判定部121へ入力する。そして、品質検査装置5に
より青果物Fの下部における熟度を検出すると共に、撮
像装置6により青果物Fの色や形状(大きさ)を計測し
これらの各データを演算判定部121へ入力する。
【0038】演算判定部121は各装置からの入力され
るデータから等級、熟度、階級をそれぞれ判定する。こ
れらの各判定結果は、バーコード読取装置7により受皿
1のバーコードマーク13を読み取ったコード番号と共
にアドレスメモリ121aに更新記憶しておく。そして
、選別機用コンベア装置100から仕分コンベア101
上に送り出された青果物F入りの受皿1は、搬送中に仕
分読取装置103により受皿1のバーコードマーク13
を読み取られてコード番号が仕分制御部122へ入力さ
れる。
【0039】仕分制御部122ではこのコード番号を認
識して該当するアドレスメモリ121aに記憶された熟
度及び階級の読み出しを行う。そして排出制御回路によ
り仕分け先の指定を行い仕分信号を該当する排出装置1
02へ向けて受皿1の進行と同期させてシフトする。そ
の仕分信号により該当する排出装置102が作動し、仕
分コンベア101上から階級別に等級を混在して搬出コ
ンベア105へ排出することができる。そして、この搬
出コンベア105によりプールコンベア104に運ばれ
た青果物F入りの受皿1は、このプールコンベア104
の終端部104bから所定数を切り出して搬送コンベア
107により第二仕分コンベア106へ送られる。
【0040】第二仕分コンベア106を搬送中の受皿1
は、第二仕分読取装置109により受皿1のバーコード
マーク13を読み取られて、前記仕分読取装置103の
動作と同様にコード番号が仕分制御部122へ入力され
る。仕分制御部122はこのコード番号から該当するア
ドレスメモリ121aに記憶された等級を読み出し、等
級別の仕分信号を該当する排出装置108へ受皿1の進
行と同期して出力し、第二仕分コンベア106から青果
物Fを受皿1ごと等級別に仕分けすることができる。
【0041】尚、本実施例では、搬送手段2の搬送路に
沿って品質検査装置5と撮像装置6とバーコード読取装
置7とを順番に並べる如く配置したが、この配置は特に
この構成に限定されるものではなく、前後に入れ替えて
もよく同一位置であってもよい。更に、実施例では各装
置から入力されるデータから等級、熟度、階級を判定し
たが、熟度についても等級判定要素の一つとして用いる
ことができる。即ち、目視等級、着色度、熟度から等級
を総合判定し、書込データを等級と階級とすることもで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の選別機用コン
ベア装置によれば、青果物の目視判定による等級に応じ
て受皿の載置位置が変えられる搬送手段が、受皿を搬送
方向と直交する方向に等級別に位置決めする手段を搬送
方向に所定感覚で搬送面上に有する如く構成しているの
で、一条のラインで目視等級が三等級以上でも比較的簡
単な機構で対応でき汎用性が高い。
【0043】また、位置決め手段は搬送方向に所定間隔
で搬送面上に有しているので、受皿は搬送面上で搬送方
向に位置ずれすることがない。このことは、受皿の搬送
するタイミングが定ピッチとなり受皿の載置位置検出の
タイミング制御がランダム送りに対して容易となる。更
に、受皿の載置位置検出後においては、簡単な機構によ
り受皿の載置位置を変えて一列に整列でき、後段の各検
査装置の検査に備えることができる。
【0044】更に、また、搬送面に載置位置検出用の透
し穴を有する如く構成したのでセンサーによる検出が正
確にでき誤判定がない効果がある。
【0045】また、青果物の下部における熟度又は糖度
又は外観を、受皿に形成した抜穴と搬送面に形成した検
出用穴とを介して検出可能にしたことにより、一条ライ
ンで目視等級やその他の等級を判定することができ、市
場、消費者の多様化する要求を満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1図は本発明の一実施例を示す一部破断した
平面図。
【図2】第2図は第1図の一部を破断した側面図。
【図3】第3図は受皿の斜視図。
【図4】第4図は搬送手段の部分平面図。
【図5】第5図は搬送手段の一部破断した斜視図。
【図6】第6図は位置決めのその他の例を示す斜視図。
【図7】第7図は品質検査装置の取付状態を示す断面図
【図8】第8図は本発明の選別機用コンベア装置を用い
た青果物の選別装置の実施例平面図。
【図9】第9図は、第8図の青果物の選別装置の演算装
置を含む動作ブロック図。
【符号の説明】
1…受皿                     
 2…搬送手段3…等級検出装置          
    4…整列装置5…品質検査装置       
       6…撮像装置7…バーコード読取装置 
       8…タイミング供給装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  青果物を載置するための多数の受皿と
    、この受皿を載せて搬送すると共に搬送途中において該
    受皿上に載せられる青果物の目視判定による等級に応じ
    て受皿の載置位置が変えられる搬送手段と、前記受皿の
    載置位置を検出する等級検出装置とを備えた選別機用コ
    ンベア装置であって、前記搬送手段は、受皿を搬送方向
    と直交する方向に等級別に位置決めする手段を搬送方向
    に所定間隔で搬送面上に有することを特徴とする選別機
    用コンベア装置。
  2. 【請求項2】  前記搬送手段の搬送面には、前記位置
    決めする手段から搬送方向所定距離に受皿の載置位置検
    出用の透し穴を有することを特徴とする請求項1記載の
    選別機用コンベア装置。
  3. 【請求項3】  前記受皿は、受載面から底面に貫通す
    る穴を有し前記搬送手段は、受皿上の青果物の下部にお
    ける熟度又は糖度又は外観を検出するための穴を有する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の選別機用コンベ
    ア装置。
  4. 【請求項4】  前記搬送手段は、等級検出装置の下流
    側に受皿の載置位置を変えて一列に整列するための整列
    装置を備えることを特徴とする請求項1ないし3のいず
    れかに記載の選別機用コンベア装置。
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Cited By (5)

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