JP3217347B2 - 青果物の選別装置 - Google Patents

青果物の選別装置

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JP3217347B2 JP13326590A JP13326590A JP3217347B2 JP 3217347 B2 JP3217347 B2 JP 3217347B2 JP 13326590 A JP13326590 A JP 13326590A JP 13326590 A JP13326590 A JP 13326590A JP 3217347 B2 JP3217347 B2 JP 3217347B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、青果物の選別装置に関するものであっ
て、より詳しくは、コンベアの上流側の供給部で、作業
者により青果物の外観から判別された青果物の品質によ
る等級を検出手段により検出すると共に、供給部の下流
側の計測部で計測手段により少なくとも青果物の大きさ
(重量又は形状寸法)を計測して青果物の大きさによる
階級を判定し、これらの結果に基づいてコンベア上から
青果物を等級別階級別に自動的に仕分け排出する青果物
の選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の選別装置としては、作業者により青果物の外観
(色、傷、変形等)を目視検査して青果物をその品質に
より所定の等級、例えば秀、優、良等に区分け(判別)
し、この判別した等級を検出手段により検出すると共
に、青果物の大きさとしての重量又は形状寸法を計測装
置により計測してこの計測結果から青果物の大きさによ
る階級を判定し、これらの結果に基づいて青果物を等級
別階級別に分類(仕分け排出)する方式が一般的であ
り、この種のものとして、特開昭61−18486号公報等の
ものが公知ある。
【0003】 上記従来公知の公報のものは、受台付きコンベア(バ
ケットコンベア)の供給部の側方に未選別の青果物を搬
送するベルトコンベアを配設すると共に該供給部を複数
の品質別供給部(等級別供給エリア)に区分し、これら
各品質別供給部に品質リードセンサ(等級検出手段)を
それぞれ配設し、受台付きコンベアの供給部と分配部
(仕分け部)との間の計測部にサイズリードセンサ(大
きさ計測装置)を配設して、該供給部で一人の作業者が
ベルトコンベア上で搬送される未選別青果物を取り上げ
てその品質(等級)を目視判別して各品質別供給部に供
給し、該供給された青果物の品質をそれに対応する品質
リードセンサで読み取ると共に、計測部のサイズリード
センサで青果物の大きさ(階級)を読み取り、これらの
読み取り結果に基づいて分配部の振分台に青果物を品質
別および大きさ別に分配するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来公知の公報の選別装置は、等級別に夫々受台
付きコンベアを配置した旧来のいわゆる一条一等級式選
別装置と比較して、一条の受台付きコンベアで品質(等
級)別・大きさ(階級)別に選別できるので、設備費の
低減及び設置場所の縮小ができる利点はあるものの、作
業者の供給作業の能率及び受台付きコンベアの選別能率
の高能率化更には選別精度の向上についての技術的追求
が未だ欠けているものである。
【0005】 即ち、上記公報の選別装置では、供給部の側方一側に
一人配置された作業者(一側に二人配置すると作業者同
志がぶつかり合うことが生じるので一人配置される)
が、ベルトコンベア上で搬送される未選別の青果物を取
り上げてその品質を目視判別し、複数の品質別供給部の
うちの該当する品質の品質別供給部を走行中の空の受台
にその青果物を供給するのであるが、搬送方向における
各品質別供給部の長さが長くこれらを合わせた供給部の
長さが長い上に一人で行うので、作業者が搬送方向及び
これと逆方向に移動しつつ供給しなければならず、この
ため、作業者の疲労度合が大きくなり供給作業の能率が
低下すると共に、青果物の品質の目視判別に誤判別が生
じて選別精度が低下する上に、供給すべき品質物供給部
に供給できず空の受台が生じて選別能率が向上しないと
いう問題があった。
【0006】 本発明は、上記問題を解消するためになされたもので
あり、供給作業の能率及び選別精度更には選別能率を向
上させることができる選別装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下の技術的手
段を講じたものである。
【0008】 即ち、本発明は、搬送手段の上流側に供給部を、下流
側に仕分け部を、該供給部と該仕分け部との間に計測部
を設定し、該供給部には、夫々その終端部に等級検出手
段が設けられる複数の等級別供給エリアを備え、青果物
の等級が目視判別されて該各等級別供給エリアに供給さ
れた青果物の等級をその等級別供給エリアに対応する等
級検出手段で検出し、計測部での計測結果から少なくと
も青果物の階級を判定し、該等級検出結果と階級判定結
果とに基づいて青果物を該仕分け部で該搬送手段上から
等級別階級別に仕分け排出する青果物の選別装置であっ
て、前記供給部を複数の作業エリアに区切ると共に、該
各作業エリアは前記複数の等級別供給エリアを備え、該
複数の作業エリアの隣接する作業エリアに関し、上流側
の作業エリアの最下流の等級別供給エリアは、下流側の
作業エリアにおける一つの等級別供給エリアとなってお
り、該各作業エリアは一人の作業者が青果物を該各等級
別供給エリアに供給可能な長さであることを特徴とする
青果物の選別装置の構成としたものである。
【0009】 尚、本発明では、前記供給部には、荷受けされた青果
物入りコンテナを各作業エリアに送り込むコンベア装置
が前記搬送手段の側方に配置されているようにするのが
好ましいものである。
【0010】
【作用】
本発明の青果物の選別装置によれば、搬送手段の上流
側に設定された供給部の複数の作業エリアの夫々におい
て作業者により青果物の等級が目視判別されて複数の等
級別供給エリアのうちの該当する等級別供給エリアに供
給された青果物は、当該等級の等級別供給エリアの終端
部に設けられた等級検出手段によりその等級が検出され
て計測部に搬送され、該計測部での計測結果から少なく
ともその階級が判定され、該等級検出結果と階級判定結
果とに基づいて搬送手段の下流側の仕分け部で該搬送手
段上から等級別階級別に仕分け排出されることとなる
が、作業者が青果物の等級を目視判別して搬送手段に供
給する供給部が、複数の作業者を配置できるように、複
数の作業エリアに区切られていると共に、各作業エリア
は該複数の等級別供給エリアを備えており、且つ、複数
の作業エリアの隣接する作業エリアにおいては、上流側
の作業エリアの最下流の等級別供給エリアは、下流側の
作業エリアにおける一つの等級別供給エリアとなってい
て、各作業エリアは一人の作業者が青果物を各等級別供
給エリアに供給可能な長さであることにより、複数の作
業エリアの夫々に一人配置される複数の作業者によって
各等級別供給エリアに供給し得て、青果物の等級を目視
判別して供給する供給作業が楽に且つ誤判別もなく速や
かに行えるので、供給作業能率および選別精度更には選
別能率を向上させることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の好ましい一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0012】 第1図は本発明を実施するための選別装置の斜視図で
ある。第2図は同じく一部を省略した選別装置の平面図
である。
【0013】 図において、1は搬送手段であり、青果物載置用の受
皿10を、エンドレスに走行回転するコンベアチェン(図
示せず)に傾動自在に所定間隔で多数取付けて受皿付き
コンベア、即ちいわゆるバケットコンベアを構成する。
このバケットコンベアは例えば、実公昭61−27676号公
報で開示されているものを用いることができる。図例で
は搬送手段1を二条配置しているが、これに限定するも
のではなく一条又は異なる複数条であってもよい。
【0014】 尚、図例ではバケットコンベアで搬送手段1を構成し
たが、異なる他の例として、多数の受皿を搬送面上にフ
リー状態で載せて搬送する搬送手段を用いてもよい。こ
の場合には、搬送手段の上流側で該フリー受皿に青果物
が載せられ、この搬送途中に所定の選別が行われて所定
の仕分け位置で搬送路の側方に受皿ごと排出するように
なした選別装置(図示せず)を用いることができる。2
は搬送手段1の上流側の所定位置に設定された供給部で
あり、該供給部2は、被選別物としての青果物100の外
観を作業者によって目視検査し青果物100の品質による
等級を目視判別して搬送手段1の受皿10に供給するため
の作業区域であって、第2図に示されるように、複数
(図例では二つ)の作業エリア2a,2bに区切られて、こ
の各作業エリア2a,2bには夫々一人の作業者が配置され
るようになっており、該各作業エリア2a,2bは複数(図
例では三つ)の等級別供給エリアA,B,C(例えばAが秀
等級用、Bが優等級用、Cが良等級用)を備えている。
又、第2図に示すように、複数の作業エリア2a,2b(図
例では二つ)の隣接する作業エリア2a,2bにおいては、
上流側の作業エリア2aの最下流の等級別供給エリアC
(例えば良等級用)は、下流側の作業エリア2bにおける
一つの等級別供給エリアC(良等級用)としており、こ
うすることで、各作業エリア2a,2bおよび供給部2の長
さをより一層短かくすることができる。そして、各作業
エリア2a,2bの長さは作業者が各等級別供給エリアA,B,C
に青果物100を供給可能な長さとなっている。このた
め、各作業エリア2a,2b毎に夫々一人の作業者により青
果物100の品質による等級を目視判別して各等級別供給
エリアA,B,Cに青果物100を供給することが容易且つ速や
かにできる。
【0015】 尚、この供給部2には、荷受けされた青果物100入り
コンテナ20を、各作業エリア2a,2bに送り込むためにロ
ーラコンベアやベルトコンベア等のコンベア装置21を搬
送手段1の側方に配置している。
【0016】 3は青果物100の外観の目視検査で判別された青果物1
00の等級を検出するための等級検出手段であり、各等級
別供給エリアA,B,Cの終端に夫々設けられて搬送手段1
の搬送路を進行方向に所定の長さで区切る如く配設され
ている。そして、この各等級別供給エリアA,B,Cを走行
中の空の受皿10には該当する等級の青果物100が供給さ
れるように指定しておく。この等級検出手段3は、受皿
10上の青果物100の有無を検出しうる例えば、光電スイ
ッチ等のセンサーを備える装置を用いることができ、検
出した信号は、後述の計測部4への当該受皿10の進行と
同期して後述の演算制御装置6へ送られるようになって
いる。
【0017】 即ち、青果物100の外観の目視検査からその等級が目
視判別された青果物100は、該当する等級の等級別供給
エリア(A,B,C)の空の受皿10に載せられて搬送される
と、当該等級別供給エリア(A,B,C)の終端に設けられ
た等級検出手段3によって物有りを検出されて当該青果
物100の目視判別による等級が検出される。
【0018】 尚、図例では各作業エリア2a,2bを三つの等級別供給
エリア(A,B,C)に区分したが、この数はこれに限定す
るものではなく選別すべき等級数に応じて任意に設定す
ることができるが、等級数が四つ以上の場合には、各等
級別供給エリアの長さは更に短かく設定するのが良い。
【0019】 4は前記供給部2に続いて設けられた計測部であり、
この計測部4には青果物100の内部品質、図例では熟度
とその他の所定項目とを計測する計測手段40を配設して
いる。
【0020】 計測手段40は、内部品質検査装置41と計測装置42とか
らなり、内部品質検査装置41は、図例では青果物100の
熟度を計測する如く構成する。
【0021】 この熟度の計測は、青果物100の中に含まれるクロロ
フィルの消失が成熟度と高い相関があることを応用した
もので、クロロフィルの特定光(例えば可視光)領域に
おける吸収波長帯を利用してこの吸収波長帯における反
射光量を計測することに基づき計測する。
【0022】 即ち、青果物100の表面に、クロロフィルの吸収波長
帯を含む特定波長領域の光を照射したときの該吸収波長
帯の反射光量を計測することに基づき該吸収波長帯の光
の反射率(吸収率)を求め、この結果に基づき熟度を計
測することができる。
【0023】 第3図は内部品質検査装置41の光分析処理回路410を
説明するためのブロック図であり、この光分析処理回路
410によれば、特定波長領域を有する光を出す光源411か
ら照射された光は、投光ファイバー412によって導かれ
て青果物100の表面を照射し、該照射したとき一部は青
果物100の内部で吸収されるが、反射してくる反射光は
受光ファイバー413によって伝送されてハーフミラー
(不図示)等で分割されフィルターA、フィルターBを
通過する。
【0024】 尚、フィルターAはクロロフィルの含量に対して感応
しない波長帯の光を通過させるためのフィルターであ
り、フィルターBは、クロロフィルの含量に対して感応
する吸収波長帯の光を通過させるためのフィルターであ
る。これらのフィルターA,Bを通過した二波長帯の光を
それぞれ受光部(不図示)で受光し、それらの出力値か
ら、所定の演算式に基づき該吸収波長帯の光の反射率
(吸収率)を求めてクロロフィルの消失度合を数値化し
てこの計測値データが演算制御装置6へ入力される。
【0025】 計測装置42は例えば本出願人が先に提案し公開された
特開昭63−42411号公報で開示されている光学的撮像技
術を応用して選別のための所定項目を計測することがで
きる。この選別のための所定項目は、内部品質以外の項
目であって、本例では階級判定要素としての青果物100
の形状寸法と、等級判定要素としての青果物100の外観
表面の色とであり、計測装置42がこれらを計測するよう
になっている。
【0026】 尚、階級判定要素として、青果物100の形状寸法を計
測することに換えて重量を計測することもできる。この
計測装置42で得られたデータは後述の演算制御装置6へ
入力されるようになっている。
【0027】 5は前記計測部4に続いて設けられた仕分け部であ
り、前記等級検出装置3で検出され計測手段40で計測さ
れた青果物100をその結果に応じて所定の仕分け区分
(図例では過熟、未熟別、および適熟について等級別階
級別)に仕分けるためのエリアを示す。
【0028】 この仕分け部5は、前記搬送手段1の搬送路に沿って
所定の仕分け区分毎に排出装置(図示せず)を配設し、
この排出装置毎に受箱51を夫々設けている。排出装置
(図示せず)は、電磁ソレノイド等のアクチュエータを
応用した公知の技術で構成することができ、搬送手段1
の受皿10を受箱51側に傾動させる如く作用する。
【0029】 6は演算制御装置であり、CPUを内蔵した処理回路を
有し、画像解析部、演算部、仕分制御部等から概略構成
されている。
【0030】 即ち、この演算制御装置6は、前記内部品質検査装置
41から入力された熟度の計測データと、前記計測装置42
から入力された計測データとに基づいて予め設定した区
分値と夫々比較して熟度(未熟、過熟、適熟)、大きさ
による階級および着色度による等級を夫々判定すると共
に、等級については更に前記等級検出手段3から入力さ
れた青果物100の等級と合わせて所定の要領で等級を総
合判定し、未熟、過熟および適熟についてのみ等級別階
級別の仕分指令信号を仕分け部5の該当する排出装置
(図示せず)に受皿10の進行と同期して出力するように
なっている。
【0031】 尚、等級に係る各項目(着色度による等級、目視判別
による等級)から等級を総合判定する要領としては、例
えば、等級判定要素としての該各項目の各段階毎に予め
点数付けしておき、それらの項目の点数の総和に基づき
等級を総合判定する方式等を用いることができる。
【0032】 以上の如く構成された選別装置の動作を以下説明す
る。
【0033】 搬送手段1の上流側の供給部2の複数の作業エリア2
a,2bの夫々に一人ずつ配置された各作業者により青果物
100の表面の傷や変形等が目視検査されてその等級が目
視判別された青果物100は、複数の等級別供給エリアA,
B,Cのうちのその等級に該当する等級別供給エリアの空
の受皿10上に供給される。尚、上記のように供給部2は
複数の作業エリア2a,2bに区切られていると共に各作業
エリア2a,2b、が複数の等級別供給エリアA,B,Cを備えて
おり、しかも、複数の作業エリア2a,2bの隣接する作業
エリア2a,2bにおいては、上流側の作業エリア2aの最下
流の等級別供給エリアCは、下流側の作業エリア2bにお
ける一つの等級別供給エリアCとなっていて、各作業エ
リア2a,2bの長さは作業者が各等級別供給エリアA,B,Cに
青果物100を供給可能な長さとしてあることにより、各
作業エリア2a,2bで夫々青果物100の等級を目視判別して
供給作業をする各作業者は各等級別供給エリアA,B,Cに
楽に且つ誤判別なく速やかに青果物100を供給すること
ができる。そして、搬送手段1によって搬送される青果
物100が当該等級の等級別供給エリアの終端に設けられ
た等級検出手段3によってその等級が検出されると、そ
の信号が計測部4への当該受皿10の進行と同期して演算
制御装置6へ送られる。そして、搬送手段1で搬送され
る受皿10上の青果物100が計測部4に達すると、内部品
質検査装置41によって青果物100の熟度が計測されて熟
度の計測データが演算制御装置6に入力される。そし
て、計測装置42によって青果物100の形状寸法及び外観
表面の色が計測されて形状寸法データと色データとが演
算制御装置6に入力される。そして、演算制御装置6
は、入力された熟度の計測データ、形状寸法データ、色
データをそれぞれ予め設定した区分値と比較して青果物
100の熟度(未熟、過熟、適熟)と、青果物100の大きさ
による階級と、着色度による等級とを判定し、更に前記
等級検出手段3から入力された等級と該判定された着色
度による等級とを合わせて所定の要領で等級を総合判定
し、未熟、過熟および適熟についてのみ等級別階級別の
仕分指令信号を受皿10の進行と同期して該当する排出装
置(図示せず)に向けて出力する。これにより、搬送手
段1によって搬送中の受皿10が該当する排出位置に達す
ると、排出装置が作動して青果物100を搬送路の側方に
仕分け排出することができる。
【0034】 尚、以上の説明では、計測部4の計測手段40は、内部
品質検査装置41と計測装置42とからなり、計測装置42は
青果物100の大きさ(形状寸法又は重量)と外観表面の
色とを計測することで説明したが、本発明では、計測部
4で少なくとも青果物100の大きさを計測することを必
須とするものであって、内部品質検査装置41や計測装置
42による青果物100の外観表面の色の計測は省く場合も
ある。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の青果物の選別装置によ
れば、搬送手段の上流側に供給部を、下流側に仕分け部
を、該供給部と該仕分け部との間に計測部を設定し、該
供給部には、夫々その終端部に等級検出手段が設けられ
る複数の等級別供給エリアを備え、青果物の等級が目視
判別されて該各等級別供給エリアに供給された青果物の
等級をその等級別供給エリアに対応する等級検出手段で
検出し、計測部での計測結果から少なくとも青果物の階
級を判定し、該等級検出結果と階級判定結果とに基づい
て青果物を該仕分け部で該搬送手段上から等級別階級別
に仕分け排出する青果物の選別装置であって、前記供給
部を複数の作業エリアに区切ると共に、該各作業エリア
は前記複数の等級別供給エリアを備え、該複数の作業エ
リアの隣接する作業エリアに関し、上流側の作業エリア
の最下流の等級別供給エリアは、下流側の作業エリアに
おける一つの等級別供給エリアとなっており、該各作業
エリアは一人の作業者が青果物を各等級別供給エリアに
供給可能な長さであることを特徴とする構成であるか
ら、作業者が青果物の等級を目視判別して搬送手段に供
給する供給部が、複数の作業者を配置できるように、複
数の作業エリアに区切られていると共に、各作業エリア
は該複数の等級別供給エリアを備えており、且つ、複数
の作業エリアの隣接する作業エリアにおいては、上流側
の作業エリアの最下流の等級別供給エリアは、下流側の
作業エリアにおける一つの等級別供給エリアとなってい
て、各作業エリアは一人の作業者が青果物を各等級別供
給エリアに供給可能な長さであることにより、複数の作
業エリアの夫々に一人配置される複数の作業者によって
各等級別供給エリアに供給し得て、青果物の等級を目視
判別して供給する供給作業が楽に且つ誤判別もなく速や
かに行えるので、供給作業能率および選別精度更には選
別能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図は本発明を実施するための選別装置の斜視図。
【図2】 第2図は同じく一部を省略した選別装置の平面図。
【図3】 第3図は内部品質検査装置の光分析処理回路を説明する
ためのブロック図。
【符号の説明】
1……搬送手段、10……受皿 2……供給部、20……コンテナ 2a,2b……作業エリア、A,B,C……等級別供給エリア 21……コンベア装置 3……等級検出手段、4……計測部 40……計測手段、41……内部品質検査装置 42……計測装置 410……光分析処理回路、411……光源 412……投光ファイバー、413……受光ファイバー 5……仕分け部、51……受箱 6……演算制御装置、100……青果物

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送手段1の上流側に供給部2を、下流側
    に仕分け部5を、該供給部2と該仕分け部5との間に計
    測部4を設定し、該供給部2には、夫々その終端部に等
    級検出手段3が設けられる複数の等級別供給エリアA,B,
    Cを備え、青果物100の等級が目視判別されて該各等級別
    供給エリアA,B,Cに供給された青果物100の等級別供給エ
    リアA,B,Cに対応する等級検出手段3で検出し、計測部
    4での計測結果から少なくとも青果物100の階級を判定
    し、該等級検出結果と階級判定結果とに基づいて青果物
    100を該仕分け部5で該搬送手段1上から等級別階級別
    に仕分け排出する青果物の選別装置であって、前記供給
    部2を複数の作業エリア2a,2bに区切ると共に、該各作
    業エリア2a,2bは前記複数の等級別供給エリアA,B,Cを備
    え、該複数の作業エリア2a,2bの隣接する作業エリア2a,
    2bに関し、上流側の作業エリア2aの最下流の等級別供給
    エリアCは、下流側の作業エリア2bにおける一つの等級
    別供給エリアCとなっており、該各作業エリア2a,2bは
    一人の作業者が青果物100を該各等級別供給エリアA,B,C
    に供給可能な長さであることを特徴とする青果物の選別
    装置。
  2. 【請求項2】前記供給部2には、荷受けされた青果物10
    0入りコンテナ20を各作業エリア2a,2bに送り込むコンベ
    ア装置21が前記搬送手段1の側方に配置されることを特
    徴とする請求項1に記載の青果物の選別装置。
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