JP2730761B2 - 青果物の選別装置 - Google Patents

青果物の選別装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、一条の選別ラインで複数の異なる等級の青
果物を一個ずつ受皿に載せて搬送し、搬送途中において
青果物の大きさを選別し、等級別,階級別に仕分けする
ことのできる青果物の選別装置に関する。
[従来の技術] 青果物の選別は、青果物の外周表面状態(色,傷,形
状等)から品位の基準と比較して、例えば秀,優,良の
如く青果物の等級付けを行い、各等級ごとに重量または
形状等の大きさを測定する装置により階級付けをして等
級別,階級別に仕分ける選別方式が一般的に用いられて
いる。
この従来の選別方式で用いられる選別装置は、一等級
に一条または二条の選別コンベアを青果物の等級に応じ
て所要条数並設した構造である。この選別装置による青
果物の選別は、各選別コンベア一条ごとに予め等級を指
定し、各生産者から持ち込まれた青果物を、選果人が等
級付けして該当する等級の選別コンベアに供給して選別
が行われている。
[発明が解決しようとする課題] 青果物の等級は、青果物の種類,作柄,収穫時期等に
よって等級比率(秀,優,良,並等に分布する割合)が
異なるため、従来の選別装置は、各条の選別コンベアに
供給される量がそれぞれ均等ではなく、最も等級比率の
高い等級の青果物をその等級の条の受皿すべてに供給し
た場合においてのみ、その条だけが高い稼動率となる
が、他の条の選別コンベアには少なく供給されるため、
選別装置全体としては選別能力を十分に発揮できない欠
点があった。
また、近年、市場,消費者の多様化する要求に対応す
るために、青果物の品質区分(等級数)が細分化されて
選別コンベアの条数が増える傾向にあるが、多条の場
合、中央部分まで人手が届かず供給作業が困難である等
の欠点があると共に、選別施設が大型化して広いスペー
スと高い施設費を必要とし改善が望まれている。
この発明が解決しようとする課題は、青果物の等級比
率に影響されることなく少ない条数で供給作業を容易に
すると共に、選別コンベアの稼動効率を高め、且つ設置
する面積を少なくして施設費を安価にすることである。
[課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、本発明の青果物の選別
装置においては、青果物を載置するための多数の受皿
と、搬送面上に等級識別のための受皿位置決め手段を有
し、該受皿を搬送すると共に搬送途中において該受皿上
に載せられる青果物の目視判定による等級に応じて受皿
の載置位置が変えられる搬送手段と、前記受皿の載置位
置を検出して等級信号を出力する等級検出手段と、前記
搬送手段の所定位置に設けられ、青果物の所定の選別項
目を計測して計測信号を出力する計測手段と、該計測信
号と前記等級信号とを入力して青果物の等級及び階級を
判定し、判定結果に基づく仕分信号を前記搬送手段の搬
送路に沿って設けられた排出装置へ受皿の搬送と同期し
て出力する演算処理装置とを備え、前記仕分信号により
排出装置が作動して青果物を受皿ごと排出することを特
徴とする構成としたものである。
[作用] 以上の如く構成した本発明の青果物の選別装置によれ
ば、選果人により等級判定されて受皿上に載せられた青
果物は、この青果物が載せられた受皿が搬送手段の搬送
面上に予め等級別に指定された受皿の載せ位置に受皿位
置決め手段により位置決めされて搬送される。搬送面上
で搬送される青果物入り受皿は、この搬送面で搬送され
る途中に等級検出手段により、前記受皿の載せ位置が検
出されて等級信号が出力される。そして、計測手段によ
り受皿上の青果物の所定の選別項目が計測されて計測信
号が出力される。前記等級信号と計測信号とを入力した
演算処理装置は、青果物の等級及び階級を判定し、判定
結果に基づく仕分け信号を、搬送手段の搬送路に沿って
設けられた排出装置へ受皿の進行と同期させて出力す
る。この仕分け信号により排出装置が作動すると青果物
を受皿ごと搬送手段上から仕分け排出する。
[実施例] 以下、本発明の好ましい一実施例を図面(第1図〜第
9図)に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る選別装置の概略平面図
であり、第2図は同じく一部を破断した概略側面図であ
る。図において1は青果物100を一個ずつ載せるための
受皿、2は受皿1を搬送面上に載置して搬送するための
搬送手段としての搬送コンベア、3は等級検出手段、4
は計測手段、5は演算処理装置、6は搬送面上の青果物
を受皿ごと転動することなく分岐させる排出装置であ
る。
前記受皿1は青果物100を安定させて載置するため、
上面にすりばち状の載部11が形成されている。(第7図
参照)この受皿1は実施例では平面視で円形状に形成さ
れているが、この形状は限定するものではなく平面視で
多角形の形状としてもよい。また、前記載部11の形状は
載せられる青果物100の種類や形状によって最適な形に
することが好ましい。皿に、この受皿1は、後述する計
測手段4にカメラ装置等の光学的撮像装置を用いる場合
には、受皿1の上面は反射光がカメラ装置のセンサに向
かないようにするため黒色に形成することが好ましい。
第3図および第4図は、搬送コンベア2の構造を示す
断面図および平面図であって次のように構成されてい
る。
即ち、21はコンベアチェン、22は小幅スラット状の搬
送素子であり、前記コンベアチェン21に搬送方向に多数
取り付けられている。この搬送素子22の搬送面の左右に
は、この左右相互の間隔が前記受皿1の底面幅(L)よ
りもやや狭い範囲(l)に、受皿位置決め手段としての
係止部23,23が搬送面上に形成されている。この係止部2
3,23によれば、受皿1は、第3図に示す如く実線位置と
想像線位置とに、載せ位置を異ならせて搬送することが
でき、一条の搬送コンベア2で二等級の青果物100を区
別して搬送することができる。また、この搬送コンベア
2では、図示しないが搬送面の中央位置を一等級の載せ
位置に指定すれば三等級を区別して搬送することもでき
る。この係止部23,23の形状は、丸型,角型,三角型等
各種の形状で形成することができる。前記搬送素子22の
下部には、前記コンベアチェン21のピンリンク21aを両
外側から挟み込んで下方に垂直に延び下端部を両外側に
曲げたコ型のガイド支持部24,24を有している。そし
て、このガイド支持部24,24には、搬送素子22の走行を
案内するためのガイドレール25,25を組み合わせてい
る。そして、このガイドレール25,25は、コンベアの往
路と復路に設けられており、復路では搬送素子22がガイ
ドレール25,25によって支持され吊り下げられて走行す
る如くなしている。図において26,26は支持部材であ
り、27は連結部材である。この支持部材26,26と連結部
材27,27とにより、前記ガイドレール25,25を所定の幅及
び所定の位置に保持している。28はコンベア本体を支持
するブラケットであり、ベース29にボルト等で固定され
ている。尚、図示した実施例では、前記搬送コンベア2
は搬送素子22をコンベアチェン21に多数取り付けたチェ
ンコンベアに構成したが、この構成は、限定するもので
はなく、受皿1を搬送する搬送面上に、前記の如く受皿
位置決め手段としての係止部23を備えておれば他の搬送
手段、例えばベルトコンベア等であってもよい。
前記等級検出手段3は、第3図および第4図によく示
すように、前記搬送コンベア2の搬送面上で等級別に載
せ位置が変えられて搬送される受皿1を、それぞれ検出
するもので光電センサ等の検出スイッチを等級識別のた
めのそれぞれの載せ位置に対応して配設している。図面
の等級検出手段3は、受皿1の下方から該受皿1の有無
を検出する如く構成したが、この構成に特に限定するも
のではなく搬送コンベア2上で載せ位置が変えられて搬
送される受皿1を、それぞれ検出できる構成であれば任
意な位置に配置することができる。この等級検出手段3
により検出した信号(等級信号)は、後述する演算処理
装置5へ入力されるようになっている。
前記計測手段4は、第1図及び第2図によく示す如
く、前記等級検出手段3の後段に設けられている。この
計測手段4は、搬送コンベア2の搬送路の上方所定位置
に、カメラ装置41と照明装置42とを組み合わせて光学的
撮像装置を構成している。そして搬送コンベア2により
搬送される青果物100入り受皿1がカメラ装置41の計測
位置を通過すると、カメラ装置41は、青果物100の形状
寸法(大きさ)を計測し、計測信号を後述の演算処理装
置5に入力する。尚、この実施例では計測手段4に光学
的撮像装置を用いたが、この計測手段4は、他に、例え
ばロードセル等の荷重センサを備えた秤量装置(図示せ
ず)を搬送コンベア2と組み合わせて構成し、青果物10
0の重量から大きさを計測することもできる。この場
合、搬送コンベア2の搬送路の途中に、前記図示しない
秤量装置を有する秤量コンベアを組み合わせて設け、受
皿1がこの秤量コンベア上で搬送されるときに受皿上の
青果物100の重量を計測する如く構成すればよい。ま
た、この実施例では、計測手段4を前記等級検出手段3
の後段に配置したが、前段または同一位置に配置しても
よい。
前記演算処理装置5は、CPUを内蔵した処理回路を有
するもので、第5図に示す如く階級判定回路と同期調整
回路と排出制御回路とから概略構成されている。前記搬
送コンベア2の搬送面上で受皿1の載置位置が変えられ
て搬送される青果物100入り受皿1は、等級検出手段3
により搬送面上の受皿1の載置位置が検出されて当該受
皿1上の青果物100の等級信号が演算処理装置5の同期
調整回路へ入力される。そして、前記等級検出手段3を
通過して先方に搬送される受皿1が、計測手段4の計測
位置を通過すると、カメラ装置41により受皿1上の青果
物100の大きさを計測され、計測信号が演算処理装置5
の階級判定回路へ入力される。この階級判定回路では、
前記入力された計測信号と予め設定した階級設定値とを
比較して階級を判定しその信号を前記排出制御回路へ入
力する。このとき、先に同期調整回路へ入力されている
等級信号も前記階級信号の入力と共に排出制御回路へ入
力される。そして排出制御回路では、前記等級信号と階
級信号とに基づて仕分け排出位置の指定を行い、仕分け
排出信号を当該青果物100入り受皿1の進行に合わせて
後述する排出装置6へ出力する。この演算処理装置5
は、等級,階級の信号の組み合わせにおいて実施態様に
応じて種々の方法で行うことができる。
前記排出装置6は、前記搬送コンベア2の搬送路に沿
って等級別,階級別の排出位置にそれぞれ配置されてお
り、第6図および第7図を用いてその構成を説明する。
即ち、60は回転駆動する回転テーブルである。601a,
b,c…は上方へ突出して受皿1と係合可能な係合部材602
を有する係合装置であり、前記回転テーブル60の回転軸
603を中心として該回転テーブル60の周縁に所定数均等
に配設している。前記係合部材602は、一側を支点ピン6
04によって回転テーブル60の一部に軸支された作動杆60
5の他側に突出している。606は鉛直方向に設けられたロ
ックロッドであり、スプリング607を介してホルダー608
に上下自在に貫通している。このロックロッド606の下
部は連結ピン609により前記作動杆605と連結されてい
る。610はラッチアームであり、前記ホルダー608の一部
にネジリスプリング611を介して支点ピン612によって軸
支され、非作動時は前記ロックロッド606の係止部606a
と該ラッチアーム610の係止部610aとが噛み合う如くな
して、前記作動杆605を想像線(二点軸線)の位置で待
機させている。
613は係合作動装置であり、ソレノイド614と作動レバ
ー615とを組み合わせて構成しており、この作動レバー6
15の先端部615aは、前記ラッチアーム610の一部に接触
する如くソレノイド614の位置が設定されている。616は
支持軸であり、前記ソレノイド614が受け台614aを介し
て取り付けられると共に、前記回転テーブル60を軸受け
617を介してブラケット618に固定されている。
図において619は駆動装置であり、モーター等が用い
られベルト620等を介して前記回転テーブル60を回転駆
動させている。そしてこの回転速度は、前記搬送コンベ
ア2の搬送速度と回転テーブル60の周速とが略同速にな
るように設定されている。
621は係合解除レールであり、前記回転テーブル60が
回転する途中の所定位置に、前記ロックロッド606の一
部に接触して前記係合部材602を定位置(下降した位
置)に復元する如く、受皿1との係合を解除させる位置
に設けられている。
この排出装置6によれば、演算処理装置5から出力さ
れる仕分け排出信号によりソレノイド614が通電される
と、作動レバー615が下方へ押されてラッチアーム610の
一部を叩き、ロックロッド606と該ラッチアーム610との
係合を解放する。そして、係合が解放されたロックロッ
ド606がスプリング607により上方へ突出すると、このロ
ックロッド606に連結した作動杆605の係合部材602が受
皿1の溝12内に突出して係合部121と係合する。そして
係合されたままの受皿1は、回転テーブル60の回転力に
より搬送コンベア2から後述する搬出コンベア70上へ排
出され、搬出コンベア70上に受皿1が乗り移ったとき係
合解除レール621により前記受皿1の係合が解放され
て、受皿1は搬出コンベア70で所定方向へ運ばれる。
尚、この排出装置6は、この実施例に限定するもので
はなく、例えばシリンダ等を用いて受皿1を直接側方へ
押し出す方式やまたはアーム式分岐装置等を用いること
ができ、搬送コンベア2の処理量や青果物100の種類に
応じて適宜設置することが好ましい。
第1図において70は搬出コンベアであり、前記排出装
置6により搬送コンベア2上から仕分け排出された青果
物100入り受皿1を、第1図で示す貯溜装置71上へ搬送
するため、チェンコンベアやローラコンベア等が好まし
く用いられる。尚、前記貯溜装置71は、前記排出装置6
にそれぞれ対応して設けられ、該排出装置6により仕分
け排出されて搬出コンベア70により搬送される青果物10
0入り受皿1を、所定数一時貯溜するものでアキュムレ
ート可能なローラコンベア等用いることができる。
以上の構成においてこの実施例の作用を説明する。
被選別物としての青果物100は、選果人の目視検査に
よって等級が判定されて搬送コンベア2で搬送される受
皿1に載せられると共に、この青果物100入り受皿1を
予め等級別に指定された受皿の載せ位置で搬送する如
く、第8図または第9図で示すように、受皿1を中央位
置(受皿の想像線)から左(第8図)または右(第9
図)の位置(実線)まで矢印方向()にスライドされ
て搬送される。このスライドの際、受皿1の底面の一部
は、搬送コンベア2の搬送面上に形成された一側の係止
部23に係止されて位置決めされる。そして等級に応じて
載せ位置が変えられて搬送される青果物100入り受皿1
は、搬送途中に等級検出手段3により等級別の受皿の載
置位置が検出されて該当する等級の信号が演算処理装置
5へ入力される。そして計測手段4を通過した受皿1上
の青果物100は、この計測手段4により青果物100の大き
さが計測されて計測信号が演算処理装置5へ入力され
る。演算処理装置5は、前記入力された等級信号と、前
記計測信号から階級が判定された階級信号とに基づいて
仕分け排出信号を該当する等級別,階級別の排出装置6
へ受皿1の搬送と同期して出力する。そしてこの排出装
置6は、前記仕分け排出信号により、搬送コンベア2で
搬送される青果物100入り受皿1が当該仕分け排出位置
に達したときに作動して青果物100を受皿1ごと転動す
ることなく排出する。
第10図は搬送手段の他の実施例を示すものであり、次
のように構成されている。この実施例の搬送手段は、前
記同様の構造の搬送コンベア2と、この搬送コンベア2
の下流側に設けられた仕分けコンベア22とから構成され
ている。即ち、搬送コンベア2の搬送路には、前記等級
検出手段3と計測手段4とが設けられており、これらの
通過した所定位置を終端部2aとし、この終端部2aに前記
仕分けコンベア22の始端部22aが接続されている。仕分
けコンベア22は、受皿1が一個載る程度の幅のチェンコ
ンベア、ローラコンベア、ベルトコンベア等各種のコン
ベアを用いることができるが、仕分けコンベア22上で搬
送中の受皿1を左右どちらにも容易に滑らせて仕分ける
ことができるようにするため、コンベア面は平坦に形成
されている。
図において、221はセンタリング装置であり、前記仕
分けコンベア22の上流側に設けられ、例えば立て軸のコ
ンベアを前記仕分けコンベア22の両側に配置し、搬送面
が矢印方向で、且つ仕分けコンベア22の搬送速度と略同
速に走行回転するようにしている。これにより、前段の
搬送コンベア2上で仕分け排出位置の指定が行われ、且
つ受皿1の載せ位置が左または右にズレて送られる該受
皿1を、仕分けコンベア22上の略中央へ列化することが
できる。このセンタリング装置221によれば、受皿1は
仕分けコンベア22上の略中央へ寄せられるので、受皿1
は仕分けコンベア22の左右どちら側へでも容易に仕分け
ることができる。また、このセンタリング装置221は、
仕分けコンベア22の片側を基準面として一側のみに立て
軸のコンベアを配置して構成することもできる。(図示
せず) [発明の効果] 以上述べた如く、本発明に係る青果物の選別装置によ
ると、一条のコンベアで異なる等級の青果物を混在搬送
して選別するため、青果物の等級比率に関係なくコンベ
アの能力を十分に発揮でき、従来の同一処理量の施設に
対してコンベアの条数を減らし設備費用を大幅に軽減さ
せて実現できる効果がある。
また、受皿を搬送する搬送手段は、搬送面上に等級識
別のための受皿位置決め手段を有し、該受皿の載置位置
が受皿上に載せられる青果物の目視判定による等級に応
じて変えられるので、青果物の形状等に関係なく受皿の
位置決めを正確、且つ容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本発明の実施例を示すものである。 第1図は本発明の一実施例を示す概略平面図、第2図は
同じく一部破断した側面図、第3図および第4図は搬送
コンベアの断面図および一部破断した平面図、第5図は
演算処理装置を示す概略ブロック図、第6図は排出装置
の平面図、第7図は第6図A−Aに沿った断面図、第8
図および第9図は受皿の載せ位置の説明図、第10図は搬
送手段の他の実施例を示す説明図である。 1……受皿、100……青果物 11……載部 12……溝、121……係合部 2……搬送コンベア、2a……終端部 21……チェン、21a……ピンリンク 22……搬送素子、23……係止部 24……ガイド支持部、25……ガイドレール 26……支持部材、27……連結部材 28……ブラケット、29……ベース 22……仕分けコンベア、22a……始端部 221……センタリング装置 3……等級検出手段 4……計測手段 41……カメラ装置、42……照明装置 5……演算処理装置 6……排出装置 60……回転テーブル、601a,b,c……係合装置 602……係合部材、603……回転軸 604……支点ピン、605……作動杆 606……ロックロッド、606a……係止部 607……スプリング、608……ホルダー 609……連結ピン 610……ラッチアーム、610a……係止部 611……ネジリスプリング 612……支点ピン、613……係合作動装置 614……ソレノイド、614a……受け台 615……作動レバー、615a……先端部 616……支持軸、617……軸受け 618……ブラケット、619……駆動装置 620……ベルト、621……係合解除レール 70……搬出コンベア、71……貯溜装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】青果物を載置するための多数の受皿と、搬
    送面上に等級識別のための受皿位置決め手段を有し、該
    受皿を搬送すると共に搬送途中において該受皿上に載せ
    られる青果物の目視判定による等級に応じて受皿の載置
    位置が変えられる搬送手段と、前記受皿の載置位置を検
    出して等級信号を出力する等級検出手段と、前記搬送手
    段の所定位置に設けられ、青果物の所定の選別項目を計
    測して計測信号を出力する計測手段と、該計測信号と前
    記等級信号とを入力して青果物の等級及び階級を判定
    し、判定結果に基づく仕分信号を前記搬送手段の搬送路
    に沿って設けられた排出装置へ受皿の搬送と同期して出
    力する演算処理装置とを備え、前記仕分信号により排出
    装置が作動して青果物を受皿ごと排出することを特徴と
    する青果物の選別装置。
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