JP4471642B2 - 被測定物処理装置 - Google Patents

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この発明は、例えばミカンやリンゴ、トマト、柿、胡瓜、茄子、人参、芋、ネギなどの農作物(果菜物を含む)、魚介類、球技用ボール、食品、部品等の被測定物の所定項目を計測する作業に用いられる被測定物処理装置に関する。
従来、上述例の農作物を計測する装置としては、例えば受皿に載置された農作物の上面及び複数枚の鏡面体により反射される農作物の両側面を1台の撮像カメラで上方から撮像する特許文献1の農産物選別装置と、上流側コンベア装置から下流側コンベア装置に移載される農作物の下面を、その乗換え区間下部に配設した撮像カメラで下方から撮像し、何れか一方のコンベア装置に配設した撮像カメラで農作物の上面を撮像する特許文献2の農産物の選別装置とがある。
しかし、上述の特許文献1の農産物選別装置は、複数枚の鏡面体により反射される農作物の両側面を1台の撮像カメラで撮像するが、農作物の前後面を撮像することが不可能であり、農作物全体の所定項目を正確且つ確実に計測することができない。且つ、鏡面体を、撮像カメラの撮像領域内に移動される農作物側面と対向して定位置に配設しているので、特許文献1の選別装置と略同様に、上述のような異物が鏡面体に付着しやすく、その異物を定期的に除去しなければならないという問題点を有している。
また、特許文献2の選別装置は、農作物の下面及び上面を撮像カメラで上下方向から撮像するが、農作物の側面を正確に撮像することが難しく、農作物全体の所定項目を正確且つ確実に計測することができない。且つ、農作物を、上流側コンベア装置から下流側コンベア装置に移動するとき、例えば表皮や油分、水滴、汁、紙屑、塵埃、ゴミ等の異物が撮像カメラのレンズ面に付着しやすく、異物の付着量が多くなるほど、撮像カメラの計測能力及び計測精度が低下するため、計測条件を常時一定に保つことができない。且つ、撮像カメラのレンズ面に付着した異物を定期的に除去しなければならず、除去作業に手間及び時間が掛かるだけでなく、選別装置の選別能力が低下するという問題点を有している。
或いは、農作物の側面を、複数台の撮像カメラで略水平方向から撮像する方法も一般的にあるが、撮像カメラの設置台数が多くなるほど、装置全体の構成が複雑となり、撮像カメラの設置作業に手間及び時間が掛かるだけでなく、撮像カメラの設置台数分だけ、装置全体の製作費が高くなるという問題点を有している。
特開平10−146570号公報。 特開平2000−140770号公報。
この発明は上記問題に鑑み、上記被測定物乗換え手段が乗換える被測定物の姿勢を、乗換え途中において下面計測姿勢と側面計測姿勢とに変更し、該被測定物の下面および側面の所定項目を項目計測手段で計測するので、被測定物全体の所定項目を、少ない数の項目計測手段で正確且つ確実に計測することができる被測定物処理装置の提供を目的とする。
この発明は、被測定物を搬入する被測定物搬入部から該被測定物を搬出する被測定物搬出部に当該被測定物を乗換える被測定物乗換え手段と、上記被測定物乗換え手段が乗換える被測定物外面の所定項目を、上記被測定物搬入部から被測定物搬出部に乗換える途中において計測する項目計測手段と、上記被測定物乗換え手段が乗換える被測定物の姿勢を、上記被測定物下面が項目計測手段で計測される下面計測姿勢と、該被測定物側面が上記項目計測手段で計測される側面計測姿勢とに変更する向き変更手段と、上記被測定物乗換え手段が乗換える被測定物を回転する被測定物回転手段と、上記項目計測手段から出力される計測情報に基づいて、上記被測定物の所定項目を個々に評価及び判定する判定手段とを備え、上記項目計測手段を、上記向き変更手段が向き変更する側面計測姿勢における被測定物側面と対向して略水平に設け、該項目計測手段は、上記下面計測姿勢にある被測定物の下面と、上記被測定物回転手段により回転されるとともに上記側面計測姿勢にある被測定物の側面を計測する被測定物処理装置であることを特徴とする。
上述の被測定物は、例えばミカンやリンゴ、トマト、柿、梨、桃、胡瓜、茄子、人参、芋、ネギなどの農作物(果菜物を含む)、魚介類、球技用ボール、食品、部品等で構成することができる。また、被測定物搬入部は、例えば所定数の農作物が収容されたコンテナや段ボール箱等の容器を搬送する容器搬送装置及び搬送コンベア、所定数の農作物が載置される受渡し装置及び搬送コンベア等で構成することができる。また、被測定物搬出部は、例えば農作物をトレイに載置して搬送するトレイ搬送装置及び搬送コンベア、農作物を直接載置して搬送する搬送コンベア等で構成することができる。また、被測定物乗換え手段は、例えば第2乗換え装置及び吸着子やアーム、チャック等の保持手段、その保持手段を移動する移載ユニット及び可動枠、無端帯、モータ、エアーシリンダ、ギャ、ネジ軸等で構成することができる。
また、向き変更手段及び被測定物回転手段は、例えば回転装置及びギャ、ラック、モータ、ソレノイド、流体圧シリンダ等で構成することができる。また、項目計測手段は、例えばモノクロ又はカラーの撮像カメラやビデオカメラ、ディジタルカメラ、画像素子等の光学的計測手段で構成することができる。また、判定手段は、例えばパーソナルコンピューターやCPU、ROM、RAMを備えた判定制御装置等で構成することができる。
つまり、被測定物乗換え手段で保持した被測定物を、被測定物搬入部から被測定物搬出部に乗換えるとき、その被測定物乗換え手段が保持する被測定物の向き及び姿勢を、被測定物下面が項目計測手段で計測される下面計測姿勢と、被測定物側面が項目計測手段で計測される側面計測姿勢とに向き変更手段で変更する。且つ、上記下面計測姿勢にある被測定物の下面と、上記被測定物回転手段により回転されるとともに側面計測姿勢にある被測定物の側面を項目計測手段で計測すると共に、その項目計測手段から出力される計測情報に基づいて、被測定物の所定項目を判定手段で個々に評価及び判定する。
この発明によれば、被測定物乗換え手段で保持した被測定物の姿勢を、乗換え途中において下面計測姿勢と側面計測姿勢とに変更し、該被測定物の下面および側面の所定項目を項目計測手段で計測するので、被測定物全体の所定項目を、少ない数の項目計測手段で正確且つ確実に計測することができ、被測定物を項目別に仕分け及び選別する作業が適確に行え、仕分け精度の向上を図ることができる。また、項目計測手段の配置数が少なくて済み、装置の設置作業が簡単且つ容易に行えると共に、装置全体の構成が簡素化されるため、一つの装置を安価に製作することができる。
また、項目計測手段を、被測定物外面と対向する略水平に向き設定しているので、例えば表皮や油分、水滴、汁、紙屑、塵埃、ゴミ等の異物が付着しにくく、その異物の付着量が少なくなるため、項目計測手段の計測能力及び計測精度が損なわれず、計測条件を常時一定に保つことができ、被測定物の所定項目を計測する作業が安定して行える。
この発明は、被測定物全体の所定項目を、少ない数の項目計測手段で正確且つ確実に計測することができるという目的を、被測定物乗換え手段で保持した被測定物の姿勢を、被測定物外面の所定項目を項目計測手段で計測するのに適した向き及び姿勢に変更することで実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、被測定物の一例である農作物全体の所定項目を計測するときに用いられる被測定物処理装置を示し、図1、図2、図3に於いて、この被測定物処理装置10は、所定数(例えば24個)の農作物A…が整列収容された容器B(例えばコンテナ)を、搬送路上に設定した供給区間aに搬送する容器搬送装置20と、容器Bから取り出される1列分の農作物A…を一旦載置する受渡し装置30と、1列分の農作物A…と略対応する個数のトレイC…を、搬送路上に設定した移載区間bに搬送するトレイ搬送装置40と、容器Bに収容された農作物A…を受渡し装置30に1列ずつ乗換える第1乗換え装置50と、受渡し装置30に乗換えられた1列分の農作物A…を、移載区間bに搬送されたトレイC…に乗換える第2乗換え装置60と、受渡し装置30上方からトレイ搬送装置40上方に移動される農作物A…の略外面全体を撮像して所定項目を個々に評価及び判定する項目計測装置70とを備えている。
上述の容器Bは、図12にも示すように、柔軟性を有する緩衝部材Baを容器B内部に敷設し、様々なサイズの農作物Aが個々に収容及び保持される凹部Bbを、緩衝部材Ba上面に対して所定間隔に隔てて略升目状に配列形成(例えば24個)している。また、凹部Bbを、略千鳥状に配列形成してもよい。
前述の容器搬送装置20は、図4、図5にも示すように、農作物A…が収容された容器B…を搬送路上の供給区間aに搬送する搬送コンベア21と、その容器B,Bを個々に載置する容器載置台23,23とを併設し、搬送コンベア21から容器載置台23,23に容器B,Bを移載する移載装置22と、農作物A…が取り除かれた容器Bを回収工程に搬送する返還コンベア24とを搬送路下部に配設している。
且つ、移載装置22は、供給区間aに搬送される容器B側面と対向して枢着したプッシャー22aを、搬送コンベア21から容器載置台23に容器Bを水平移載する移載位置と、その容器B側面に対して当接回避される待機位置とに回動装置22bで搬送方向と略直交する方向(幅方向)に回動する。つまり、容器B,Bを搬送方向(縦方向)に搬送するよりも短い時間で移載する。
且つ、容器載置台23は、上段側搬送コンベア21の搬送面に対して略水平となる上昇位置と、下段側回収コンベア24の搬送面よりも下方の降下位置とに昇降装置23aで上下動する。且つ、容器載置台23に載置される容器Bの前後端部と対向して配設した一対の支持板23b,23bは、容器Bの前後端部が略水平に支持される閉位置と、その支持が解除される開位置とに進退装置23cで前後移動する。
前述の受渡し装置30は、後述する第1乗換え装置50で保持した1列分の農作物A…が載置される一対の載置板31,31を、容器搬送装置20及びトレイ搬送装置40の略中間部に配設し、上述の容器載置台23に載置された容器Bと略水平となる高さに架設している。且つ、載置板31,31を、農作物Aが載置される閉角度と、その農作物Aが略下方に向けて放出される開角度とに開閉装置32で連動して開閉回動する。
且つ、載置板31,31の放出側下部に配設した受け板33は、載置板31,31から放出される農作物Aを受け止める受け角度と、その農作物Aを返還コンベア34に放出する略垂直及び略斜め下向きとなる放出角度とに開閉装置(図示省略)で開閉回動する。つまり、1個又は2個の農作物Aが吸着ミスや脱落等により載置板31,31に取り残された場合、載置板31,31から放出される農作物Aを受け止めると共に、農作物Aの落下速度よりも遅い速度で下方に回動して落下速度を減衰及び落下時の衝撃を軽減して、受け板33の放出側下部に配設した返還コンベア34に移載する。その返還コンベア34に載置された移載不良の農作物Aは、後述する搬送コンベア43が搬送する未載置のトレイCに移載する移載不良補充工程に搬送する。
前述のトレイ搬送装置40は、図7にも示すように、後述する第2乗換え装置60で保持した1列分の農作物A…が載置されるトレイC…を搬送路上の移載区間bに搬送する搬送コンベア41と、その農作物A…が載置されたトレイC…を次工程(例えば仕分け工程)に搬送する搬送コンベア43とを併設し、搬送コンベア41から搬送コンベア43に農作物Aが載置されたトレイC…を移載する移載装置42を搬送路側部に配設している。且つ、仕分け工程(図示省略)から回帰搬送される農作物Aが取り除かれたトレイC…は、移載装置42の移載動作及び第2乗換え装置60の乗換え動作に略対応して搬送コンベア41に供給される。
且つ、搬送コンベア41,43の対向縁部間に配設したストッパー44,45と、移載区間b前後に配設したストッパー46,47とは、移載装置42の移載動作及び第2乗換え装置60の乗換え動作に略対応して進退装置(図示省略)で搬送面上に出没動作され、農作物Aが載置されたトレイC…を搬送コンベア41から搬送コンベア43に移載し、未載置のトレイC…を搬送コンベア41上の移載区間bに搬送する。なお、搬送コンベア41上の移載区間bには、後述する第2乗換え装置60が保持する農作物A…の個数(例えば12個)よりも余分数(例えば1個及び2個)のトレイC…が配列される。
且つ、移載装置42は、移載区間bに搬送される全トレイC…側面と対向して搬送コンベア41側部に配設したプッシャー42aを、移載区間bに搬送された全トレイC…が搬送コンベア43に一括移載される移載位置と、その全トレイC…側面に対して当接回避される待機位置とに進退装置42で搬送方向と略直交する方向(幅方向)に前後移動する。つまり、1列分のトレイC…を搬送方向(縦方向)に搬送するよりも短い時間で移載する。
前述の第1乗換え装置50は、図4、図6にも示すように、可動枠51を、容器搬送装置20の容器載置台23上方及び受渡し装置30の載置板31,31上方に水平移動可能に架設し、一対の移載ユニット52,52を、供給区間aに搬送される容器B,Bと対応して可動枠51下面に上下動可能に取り付け、可動枠51に連結した無端帯53をモータ(図示省略)で正逆回転して、移載ユニット52,52を、容器載置台23上方及び載置板31,31上方に往復移動する。
且つ、移載ユニット52,52を、可動枠51上部に立設した昇降シリンダ54を昇降動作し、ネジ軸55をモータ56及びギャ56a,56bで正逆回転して、後述する吸着子52a…が容器Bに収容した農作物A…上面に押圧され、吸着子52a…で吸着保持した農作物A…が載置板31,31に載置される高さに垂直降下する。また、容器載置台23上方及び載置板31,31上方に移動するとき、容器B自体及び容器Bに収容された農作物Aと、載置板31,31に載置された農作物Aとの当接回避される高さに垂直上昇する。
且つ、移載ユニット52の吸着子52a…を、容器Bに収容した1列分の農作物Aと略対応して上下動可能に複数垂設(例えば6個)し、吸着子52a…を容器Bに収容した農作物A…上面に密着したとき、負圧発生装置が発生する負圧で農作物A…を吸着保持し、吸着子52a…で吸着保持した農作物A…を載置板31,31に移載したとき吸着解除する。且つ、吸着子52a…を、容器Bに収容した1列分の農作物A…と略対向する間隔に近接される近接状態と、搬送コンベア41上の移載区間bに搬送されるトレイC…と略対応する間隔に離間される離間状態とに拡縮装置52b及びリンク機構52cで拡縮動作する。
前述の第2乗換え装置60は、図8、図9にも示すように、可動枠61を、受渡し装置30の載置板31,31上方及びトレイ搬送装置40の搬送コンベア41上方に水平移動可能に架設し、移載ユニット62を、可動枠61下面側に対して上下動可能に取り付けている。且つ、可動枠61に連結したループ状の無端帯63を減速機付きモータ(図示省略)で正逆回転して、移載ユニット62を、載置板31,31上方及び搬送コンベア41上方に往復移動する。
且つ、移載ユニット62は、可動枠61上部に立設した昇降シリンダ64を昇降動作及びネジ軸65をモータ66及びギャ66a,66bで正逆回転して、後述する吸着子62a…を載置板31,31に載置した農作物A…上面に押圧及びその吸着子62a…で吸着保持した農作物A…をトレイC…に載置する高さに垂直降下する。また、載置板31,31上方及び搬送コンベア41上方に移動するとき、後述する項目計測装置70の撮像カメラ71及び照光装置72に対して接触回避される距離を保ちながら水平及び上下に移動する。
且つ、移載ユニット62の吸着子62a…は、載置板31,31上の農作物A…上面に個々に押し付けられ、搬送コンベア41上の移載区間bに搬送されたトレイC…に対して農作物Aが1個ずつ載置される間隔に隔てて上下動可能に複数垂設(例えば12個)している。つまり、吸着子62a…を、載置板31,31上の農作物A…上面に密着したとき、負圧発生装置が発生する負圧で農作物A…を吸着保持し、その農作物A…を搬送コンベア41上のトレイC…に移載したとき吸着解除する。
且つ、吸着子62a…は、搬送コンベア41上の移載区間bに搬送されたトレイC上方に移動したとき、回転装置62bの駆動力でギャ62c,62e及びラック62dを介して水平回転(例えば略270度回転)する。また、吸着子62aの回転角度を、例えば略270度以上及び以下の角度に変更してもよい。
且つ、昇降シリンダ64のロッド及びネジ軸65が固定された上側枠部62fと、吸着子62a…が取り付けられた下側枠部62gとを支軸62hで回動可能に連結して、移載ユニット62を、支軸62hに直結した回転装置62iの駆動力で上下回動(例えば略90度回転)させ、吸着子62a…で吸着保持した農作物A…下面が後述する撮像カメラ71…で撮像される略水平姿勢(又は下面計測姿勢)と、その農作物A…側面が撮像カメラ71…で撮像される略垂直姿勢(側面計測姿勢)との間で回動し、吸着子62a…を載置板31,31上の農作物A…上面に押圧及びその吸着子62a…で吸着保持した農作物A…を搬送コンベア41上のトレイC…に移載するとき略垂直姿勢(又は略下向き姿勢)に回動する。
なお、前述の吸着子52a,62aは、例えば吸気ブロワや真空ポンプ等の負圧発生装置(図示省略)に接続され、吸着子52a,62a外周部に取り付けた平面から見て略環状の規制枠57,67は、農作物Aで吸着保持した吸着子52a,62aを略垂直姿勢に向き規制して横揺れ防止する。また、農作物Aの配列数に応じて吸着子52a,62aの垂設数や配列数を変更してもよく、例えば農作物Aを1個ずつ移載するか、複数列(例えば前後2列)の農作物A…をトレイC…に対して一括移載することもでき、5個の農作物Aを移載する場合、何れか一つの吸着子52a,62aを退避又は休止する。
前述の項目計測装置70は、図1、図2、図3にも示すように、農作物A下面及び側面全周の所定項目を計測する第1計測装置70aと、農作物A上面及び内部の所定項目を計測する第2計測装置70bと、第1計測装置70a及び第2計測装置70bで計測した計測情報に基づいて、農作物A全体の所定項目を個々に評価及び判定する判定制御装置77とで構成される。
上述の受渡し装置30とトレイ搬送装置40との間に配設した第1計測装置70aは、図10、図11にも示すように、上述の吸着子62a…で吸着保持した農作物A外面を撮像する撮像カメラ71…を、移載ユニット62の回動により略水平姿勢に変更される農作物A下面及び略垂直姿勢に変更される農作物A側面と対向して、載置板31,31及び搬送コンベア41の略中間部に配設した支持枠73中央部に略水平に取り付けると共に、吸着子62a…が吸着保持する農作物A…と略対向する間隔に隔てて複数配列している。且つ、項目検出に適した光を農作物A外面に照射する照光装置72…を、撮像カメラ71の撮像範囲に移動される農作物A外面と対向して支持枠73両端部に取り付けている。なお、撮像カメラ71…の取り付け角度は、略真上向き角度を除いて、例えば斜め下向き角度から斜め上向き角度の範囲に含まれる所望の角度に取り付けることができるが、吸着子62a…で吸着保持した農作物A外面と対向して略水平又は略水平に近い角度に取り付けるのが好ましい。
前述の搬送コンベア43上に配設した第2計測装置70bは、トレイCに載置された農作物Aの重量を計測する重量計測装置(図示省略)及び農作物A上面を撮像する撮像カメラ(図示省略)と、農作物A内部を透過した透過光を撮像する撮像カメラ(図示省略)とで構成される。なお、農作物Aの重量を計測及び農作物Aの上面を撮像、農作物A内部の所定項目を計測する方法は、既に公知の計測方法で構成されるので、その詳細な説明を省略する。また、撮像カメラの代わりに、例えばビデオカメラやディジタルカメラ等の光学的計測手段を用いてもよい。
且つ、第1計測装置70a及び第2計測装置70bに接続した画像処理装置76は、各装置70a,70bから出力される計測情報を、農作物Aの所定項目を評価及び判定するのに適した情報形態に変換処理(例えば2値化処理)して、判定制御装置77に出力する。
前述の判定制御装置77(例えばパーソナルコンピューター)は、画像処理装置76から出力される画像情報と、予め記憶した基準情報とを比較及び演算して、農作物A全体の所定項目(例えば色相や損傷、成熟度、大きさ、形状、高さ、幅、体積、偏平度、腐り具合、浮き皮具合、規格外等の等階級)を個々に総合判定し、その判定結果の仕分け情報(例えば階級、等階、糖酸度等)を、RAMに対して計測順に記録及び随時更新する。
且つ、エアー供給源(図示省略)に接続した吐出ノズル79を、撮像カメラ71のレンズ面と対向して支持枠73に取り付け、吐出ノズル79から吐出される気体(例えばエアー等)を撮像カメラ71のレンズ面に吹き付け、そのレンズ面に付着する異物を除去する。また、吐出ノズル79を、レンズ面に付着する付着物を除去するのに適した個数や角度、位置に変更してもよい。
一方、図13は、被測定物処理装置10の制御回路ブロック図を示し、判定制御装置77(例えばパーソナルコンピューター)に内蔵されたCPUは、ROM(又はPROM)に格納されたプログラムに沿って、容器搬送装置20と、移載残り処理装置30と、トレイ搬送装置40と、第1乗換え装置50と、第2乗換え装置60と、項目計測装置70と、情報通信装置78の駆動及び停止を制御し、RAMには、所定の判定基準に基づいて判定された仕分け情報及び不適合情報を計測順又は番地順に記録する。
上述のRAMには、項目計測装置70から出力される画像情報及び重量情報と、予め設定した吸着子62a…毎の識別情報及び搬送コンベア41上の移載区間bに搬送されるトレイC…毎の識別情報と対応させて記憶する。且つ、撮像カメラ71から出力される画像情報に基づいて判定した判定結果を、後述する情報通信装置78で読取ったトレイCの識別情報(又は固有情報)と対応させて記憶する。
且つ、搬送コンベア41下部に配設した情報通信装置78は、トレイ搬送装置40が搬送するトレイCの記録媒体Caに対峙され、上述の判定制御装置77による判定結果(仕分け情報)を記録媒体Caに対して読取り可能及び書込み可能に記録する。また、上述の記録媒体Caの代わりに、例えばトレイCに付設したバーコード情報を読取るか、判定と対応する仕分け区間にトレイCが搬送されるまでのタイムラグを計時する等してもよい。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、以下、被測定物処理装置10により農作物A全体の所定項目を計測する方法を説明する。
先ず、図1乃至図5に示すように、容器搬送装置20を駆動して、農作物A…が収容された容器B,Bを搬送コンベア21上の供給区間aに搬送した後、移載装置22で容器載置台23,23に移載し、一対の支持板23b,23bで保持する。且つ、移載装置22を初期位置に復帰した後、次の容器B,Bを搬送コンベア21上の供給区間aに搬送する。一方、トレイ搬送装置40を駆動して、仕分け工程から回帰搬送される農作物Aが取り除かれたトレイC…を搬送コンベア41上の移載区間bに搬送する。
次に、図6にも示すように、容器B,Bに収容された1列目(例えば6個)の農作物A…を、第1乗換え装置50を構成する移載ユニット52の吸着子52a…で吸着保持して持ち上げ、搬送コンベア41上の移載区間bに搬送されるトレイC…に対して個々に載置される間隔に離間して受渡し装置30の載置板31,31に移載する。移載完了後、移載ユニット52を容器載置台23,23上方に復帰移動する。
且つ、図9、図10にも示すように、載置板31,31上の農作物A…を、第2乗換え装置60を構成する移載ユニット62の吸着子62a…で吸着保持して持ち上げ、搬送コンベア41上の移載区間bに搬送したトレイC…上方に移動する。上述と同様にして、移載ユニット52,62を交互に往復移動させ、容器Bに収容された2列目〜4列目の農作物A…を、受渡し装置30の載置板31,31に乗換える作業と、載置板31,31上の農作物A…を搬送コンベア41上のトレイC…に乗換える作業とを継続して行う。
且つ、容器Bに収容された最終列の農作物A…を移載ユニット52で吸着保持して持ち上げたとき、支持板23b,23bの支持を解除し、容器載置台23,23を降下して、全農作物A…が取り除かれた容器B,Bを回収コンベア24に移載して回収工程に搬送する。且つ、容器載置台23,23及び支持板23b,23bを初期位置に復帰した後、搬送コンベア21上の供給区間aに搬送した次の容器B,Bを容器載置台23,23に移載する。
一方、第2乗換え装置60を構成する移載ユニット62の吸着子62a…で吸着保持した農作物A…を、載置板31,31上方から搬送コンベア41上方に移動した後又は移動させながら、図8、図10にも示すように、移載ユニット62を、移載区間bのトレイC…上方で農作物A下面が撮像カメラ71で撮像される略水平姿勢(下面計測姿勢)に回動させ、吸着子62a…で吸着保持した農作物A…下面を、項目計測装置70を構成する第1計測装置70aの撮像カメラ71…で略水平方向から撮像する。
且つ、図11にも示すように、移載ユニット62を、移載区間bのトレイC…上方で農作物A側面が撮像カメラ71で撮像される略垂直姿勢(側面計測姿勢)に回動復帰させた後、吸着子62a…で吸着保持した農作物A…を略270度水平回転させ、農作物A…の側面全周(例えば前後及び左右の4面)を撮像カメラ71…で略水平方向から連続して撮像する。且つ、農作物A上面及び側面全周の画像情報を、吸着子62a及びトレイCの識別情報と対応させて判定制御装置77に出力及び記憶する。また、農作物A…を略水平姿勢に保持したままトレイC…に移載するか、農作物A…の側面全周を撮像した後、農作物A…下面を撮像することもできる。
次に、吸着子62a…で吸着保持した農作物A…を搬送コンベア41上のトレイC…に一括移載した後、図7にも示すように、農作物Aが載置されたトレイC…及び未載置のトレイCを移載装置44で搬送コンベア43に一括移載し、第2計測装置70bの計測領域内に搬送する。且つ、移載装置44を初期位置に復帰した後、移載区間b直前に待機するトレイC…を搬送コンベア41上の移載区間b内に搬送し、第2乗換え装置60による乗換え作業を継続する。
次に、搬送コンベア43が搬送するトレイC…上の農作物A上面及び内部、重量等の所定項目を第2計測装置70bで計測し、その計測情報を、情報通信装置78で読取ったトレイCの識別情報と対応させて判定制御装置77に出力及び記憶する。
一方、第1計測装置70a及び第2計測装置70bから出力される計測情報に基づいて、農作物A全体の所定項目を判定制御装置77で個々に総合判定し、情報通信装置78をトレイCの記録媒体Caに対峙して、判定制御装置77による判定結果(仕分け情報)を判定制御装置77及び記録媒体Caに記録する。
且つ、搬送コンベア43が搬送する農作物Aが載置されたトレイCを、判定制御装置77及びトレイCの記録媒体Caに記録された仕分け情報に基づいて項目別に仕分け処理し、農作物Aを機械的作業及び人為的作業で箱詰め処理する。一方、仕分け工程から回帰搬送される農作物Aが取り除かれたトレイCを搬送コンベア41に供給する。以下同様にして、農作物A…を容器BからトレイC…に移載する作業と、農作物A全体の所定項目を計測する作業とを継続して行う。
以上のように、移載ユニット62の吸着子62a…で吸着保持した農作物A…の姿勢を、第1計測装置70aの撮像カメラ71…で農作物A下面が撮像される下面計測姿勢と、農作物A側面が撮像される側面計測姿勢とに変更するので、吸着子62aが押し付けられた部分を除いて、農作物A全体(略外面全体)の所定項目を一つの撮像カメラ71で正確且つ確実に撮像することができ、その撮像した画像情報に基づいて、農作物Aを項目別に仕分け及び選別する作業が適確に行え、仕分け精度の向上を図ることができる。且つ、撮像カメラ71の配置数が少なくて済み、装置の設置作業が簡単且つ容易に行えると共に、装置全体の構成が簡素化されるため、一つの装置を安価に製作することができる。
且つ、撮像カメラ71を、移載ユニット62の回動により向き変更される農作物A外面と略対向して略水平に取り付けているので、例えば表皮や油分、水滴、汁、紙屑、塵埃、ゴミ等の異物が撮像カメラ71のレンズ面に付着しにくく、その異物の付着量が少なくなるため、撮像カメラ71の撮像能力及び計測精度が損なわれず、撮像カメラ71による計測条件を常時一定に保つことができ、農作物Aの所定項目を計測する作業が安定して行える。また、透光性を有する透明板(図示省略)を撮像カメラ71前面に配設して、撮像カメラ71のレンズ面に異物が付着するのを防止することもできる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の被測定物は、実施例の農作物Aに対応し、
以下同様に、
被測定物搬入部は、容器搬送装置20及び搬送コンベア21に対応し、
被測定物搬出部は、トレイ搬送装置40及び搬送コンベア41に対応し、
被測定物乗換え手段は、第2乗換え装置60及び移載ユニット62、吸着子62aに対応し、
項目計測手段は、撮像カメラ71に対応し、
向き変更手段は、回転装置62b,62i及びギャ62c,62e、ラック62d、支軸62hに対応し、
判定手段は、判定制御装置77に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
被測定物処理装置の全体構成を示す平面図。 農作物の乗換え動作及び計測動作を示す側面図。 農作物及び容器、トレイの搬送経路を示す平面図。 容器に収容された農作物の乗換え動作を示す側面図。 農作物が収容された容器の移載動作を示す平面図。 第1乗換え装置による農作物の移載動作を示す正面図。 農作物が載置されたトレイの移載動作を示す平面図。 第2乗換え装置を構成する移載ユニットの回動動作を示す側面図。 第2乗換え装置による農作物の移載動作を示す正面図。 項目計測装置による農作物下面の計測動作を示す側面図。 項目計測装置による農作物側面の計測動作を示す側面図。 農作物が整列及び収容された容器を示す斜視図。 被測定物処理装置の制御回路ブロック図。
A…農作物
B…容器
C…トレイ
10…被測定物処理装置
20…容器搬送装置
30…受渡し装置
40…トレイ搬送装置
50…第1乗換え装置
60…第2乗換え装置
52,62…移載ユニット
52a,62a…吸着子
62b,62i…回転装置
62c,62e…ギャ
62d…ラック
70…項目計測装置
70a…第1計測装置
70b…第2計測装置
71…撮像カメラ
77…判定制御装置

Claims (1)

  1. 被測定物を搬入する被測定物搬入部から該被測定物を搬出する被測定物搬出部に当該被測定物を乗換える被測定物乗換え手段と、
    上記被測定物乗換え手段が乗換える被測定物外面の所定項目を、上記被測定物搬入部から被測定物搬出部に乗換える途中において計測する項目計測手段と、
    上記被測定物乗換え手段が乗換える被測定物の姿勢を、上記被測定物下面が項目計測手段で計測される下面計測姿勢と、該被測定物側面が上記項目計測手段で計測される側面計測姿勢とに変更する向き変更手段と、
    上記被測定物乗換え手段が乗換える被測定物を回転する被測定物回転手段と、
    上記項目計測手段から出力される計測情報に基づいて、上記被測定物の所定項目を個々に評価及び判定する判定手段とを備え、
    上記項目計測手段を、上記向き変更手段が向き変更する側面計測姿勢における被測定物側面と対向して略水平に設け、
    該項目計測手段は、上記下面計測姿勢にある被測定物の下面と、上記被測定物回転手段により回転されるとともに上記側面計測姿勢にある被測定物の側面を計測することを特徴とする
    被測定物処理装置。
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