JP2002114369A - 物品搬送装置 - Google Patents

物品搬送装置

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JP2002114369A
JP2002114369A JP2000306233A JP2000306233A JP2002114369A JP 2002114369 A JP2002114369 A JP 2002114369A JP 2000306233 A JP2000306233 A JP 2000306233A JP 2000306233 A JP2000306233 A JP 2000306233A JP 2002114369 A JP2002114369 A JP 2002114369A
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conveyor
mounting body
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fruit
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JP2000306233A
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English (en)
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Hisanori Miyata
久典 宮田
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ISHII SANGYO
Ishii Corp
Original Assignee
ISHII SANGYO
Ishii Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】物品を積載するのに必要な時間を確保すること
ができ、積載作業の能率アップを図ることができる物品
搬送装置を提供する。 【解決手段】多数の果菜物Aを、前部コンベア3により
搬送される載置体2の積載台2c…に1個ずつ積載し、
積載台2c上に積載された果菜物Aを複数の保持爪2d
で保持する。計測装置19に供給される直前に、保持爪
2d…による保持を解除し、果菜物Aの上部周面を等階
級計測装置22,23で計測する。積載台2cに積載さ
れた果菜物Aを移載装置40で保持して表裏反転すると
共に、果菜物Aの上部周面に押付けた遮光パッド44の
受光孔44aを介して、果菜物Aを通過した透過光を糖
酸度計測装置24で計測する。一対の保持体41で保持
した果菜物Aを元の姿勢に回転して、後部コンベア5に
より搬送される載置体4に1個ずつ移載する。載置体4
に積載された果菜物Aの重量計測装置25で計測した
後、装置本体27による判定に基づいて、果菜物Aを項
目別に振り分ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばミカン、
トマト、リンゴ、柿、梨、桃、メロンなどの果菜物、胡
瓜、茄子、人参、長芋などの農作物、魚介類、球技用ボ
ール、食品、部品等の物品を搬送又は計測する作業に用
いられる物品搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の果菜物の所定項目を計測
する装置としては、例えば果菜物の所定項目を計測する
前部コンベアと、該果菜物を項目別に仕分けする後部コ
ンベアとの間に設けた移載装置を駆動して、前部コンベ
アのトレイ上に積載された果菜物を、後部コンベアのト
レイに移載する。同時に、前部コンベアから後部コンベ
アに移載される果菜物の所定項目を計測装置により計測
して、その計測情報に基づいて、果菜物を項目別に振り
分ける装置(特開平2000−140770号公報)が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の装置
は、一個分の果菜物が積載される大きさに形成したトレ
イを前部コンベア上の特定部分に集積して、生産者から
持ち込まれる果菜物をトレイに積載するので、トレイを
集積したり、整列したりする作業に手間が掛かる。且
つ、トレイの搬送速度が速いため、果菜物を積載するの
を忘れたり、向きや位置を修正したりすることが難し
く、必要な時間を確保することが困難である。
【0004】また、光源から投光される光を果菜物の上
部周面に照射して、その果菜物を透過した透過光を、搬
送路下部に配設した糖酸度計測装置により下方から計測
するので、糖酸度計測装置の受光面に、果菜物の表皮、
油分、汁、紙屑、塵埃、ゴミ等の異物が付着しやすく、
判定ミスが起きやすい。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、複数の物品が
積載される載置体を送り方向に対して略直交する状態に
集積することにより、物品を積載するのに必要な時間を
確保することができ、積載作業が簡単且つ容易に行える
物品搬送装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の物品が一列に積載される略横長形状の載置体を送
り方向に対して略直交する状態に集積して搬送する前部
コンベアと、上記一つの物品が積載される載置体を送り
方向に搬送する後部コンベアとを配設すると共に、上記
前後コンベアの間に、上記前部コンベアにより搬送され
る載置体上の各物品を個々に保持して、後部コンベアに
より搬送される載置体に対して1個ずつ積載する移載手
段を設けた物品搬送装置であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記前部コンベア及び又は後部コンベ
アに、上記物品の所定項目を計測する計測手段を設けた
物品搬送装置であることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記前後コンベアの間に、上記物品が
積載された載置体を後部コンベアの送り方向と略一致す
る向きに修正する向き修正手段を設けた物品搬送装置で
あることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1又は
3記載の構成と併せて、上記載置体を、上記複数の物品
が長さ方向に対して所定間隔に隔てて積載される大きさ
に形成した物品搬送装置であることを特徴とする。
【0010】
【作用及び効果】この発明によれば、複数の物品が積載
される略横長形状の載置体を送り方向に対して略直交す
る状態に集積するので、物品を積載したり、向きや位置
を修正したりするのに必要な時間を確保することがで
き、積載作業が簡単且つ容易に行える。しかも、複数の
物品が積載された載置体を、送り方向と略平行する状態
に向きを揃えて搬送するので、物品の所定項目を個々に
計測したり、後部コンベア上の載置体に個々に移載する
等の作業が確実且つ正確に行え、作業の能率アップを図
ることができる。
【0011】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は物品の一例である果菜物を計測工程に供
給する作業に用いられる物品搬送装置を示し、図1、図
2、図3に於いて、この物品搬送装置1は、複数個の果
菜物Aが積載された略長方形の載置体2を整列搬送する
前部コンベア3と、1個の果菜物Aが積載された略正方
形の載置体4を整列搬送する後部コンベア5と、前後コ
ンベア3,5により搬送される果菜物Aの所定項目を計
測する計測装置19と、果菜物Aを載置体2から載置体
4に1個ずつ積載する移載装置40とで構成される。な
お、上述の載置体2,4は、例えばパレットやトレイ、
その他の果菜物Aを積載可能なものであれば、実施例の
載置体のみに限定されるものではない。
【0012】上述の載置体2は、図4、図5にも示すよ
うに、複数個(実施例では4個)の果菜物Aを一列に積
載する大きさに形成され、平面から見て略長方形に形成
した載置体本体2aの上面側に、果菜物Aが積載される
略円形の積載台2cを上下動可能に収容保持した凹状収
容部2bを形成し、その凹状収容部2bを、載置体本体
2a全長に対して所定間隔に隔てて複数形成(実施例で
は4個所)している。
【0013】且つ、果菜物Aを保持する複数の保持爪2
dを、凹状収容部2bの周縁部に沿って円周方向に対し
て所定間隔に隔てて配設すると共に、その保持爪2d
を、凹状収容部2bを中心として放射方向(又は対角線
方向)に対して回動可能に枢着している。保持爪2d
は、果菜物Aが積載された積載台2cを降下したとき、
果菜物Aを保持する方向に回動され、果菜物Aの略全体
(又は一部)が載置体本体2aの上面側よりも上方に突
出又は露出される高さに積載台2cを上昇したとき、果
菜物Aの保持が解除される方向に回動される。
【0014】なお、上述の爪付き載置体2は、例えば特
願平11−272127号公報又は特願2000−80
120号公報の載置体で構成される。
【0015】一方、積載台2cに垂設した支軸2eは、
搬送路下部に架設した案内レール6に係合され、コンベ
ア3aの始端部と、コンベア3b上の計測装置19に至
る直前に於て、図4に示すように、支軸2eを、案内レ
ール6の低位側から高位側に移動して、積載台2cを上
昇動作させ、保持爪2dを、載置体本体2aの上面側よ
りも下方に没入する。なお、支軸2eの下端部は、例え
ば球体(ボール)を保持したり、滑らかな半球状に形成
したり、接触抵抗の小さい部材を取り付ける等して、接
触抵抗を軽減している。
【0016】一方、載置体2を、コンベア3aからコン
ベア3b上の計測装置19に搬送するとき、図5に示す
ように、支軸2eを、案内レール6の高位側から低位側
に移動して、積載台2cを降下動作させ、保持爪2d
を、載置体本体2aの上面側よりも上方に突出して、様
々なサイズ(例えば大中小)の果菜物Aを定位置及び定
姿勢に保持する。
【0017】上述した載置体2の他の例として、例えば
図6に示すように、合成ゴムや軟質樹脂等の柔軟性を有
する材質で伸縮可能に形成した蛇腹部2fを、載置体本
体2aの凹状収容部2bに対して伸縮可能に収容し、積
載時及び計測時に於て、蛇腹部2fを、果菜物Aの略全
体(又は一部)が載置体本体2aよりも上方に突出又は
露出される状態に収縮し、搬送時に於て、果菜物Aが保
持される状態に伸張するので、果菜物Aの向きや位置が
変位するのを防止することができ、上述の実施例と略同
等の作用効果を奏することができる。
【0018】また、蛇腹部2fの中央部及び外周部を相
反する上下方向に伸張したり、何れか一方を伸張する等
して、様々な大きさ及び形状を有する果菜物Aを支持又
は保持してもよい。なお、上述の伸縮式載置体2は、例
えば特願2000−181475号公報、特願2000
−279787号公報の載置体で構成される。
【0019】さらにまた、例えば図7に示すように、側
面から見て略板状の支持体2gを、凹状収容部2bの周
縁部に沿って円周方向に対して所定間隔に隔てて配設す
ると共に、載置体本体2aの上面側よりも下方に没入す
る降下状態と、上方に突出する上昇状態とに上下動可能
に設けている。積載時及び計測時に於て、支持体2g
を、載置体本体2aの積載面よりも下方に没入して、果
菜物Aの略全体(又は一部)を上方に突出又は露出し、
搬送時に於て、支持体2gを、載置体本体2aの積載面
よりも上方に突出して、積載台2c上に載置された果菜
物Aを複数の支持体2gで支持又は保持して受け止める
ので、上述の実施例と略同等の作用効果を奏することが
できる。なお、上述の支持式載置体2は、例えば特願2
000−214262号公報、特願2000−2750
44号公報の載置体で構成される。
【0020】前述の前部コンベア3は、載置体2を送り
方向に対して略横長姿勢(又は略直交)に整列して搬送
するコンベア3aと、果菜物が積載された載置体2を送
り方向に対して略縦長姿勢に整列して搬送するコンベア
3bと、果菜物が取り除かれた載置体2を送り方向に対
して略横長又は略縦長の姿勢に整列して回帰搬送するコ
ンベア3cと、その載置体2を送り方向に対して略縦長
又は略横長の姿勢に整列して搬送するコンベア3dとを
周回搬送路上に配列している。
【0021】上述のコンベア3aは、例えばベルト式、
ローラ式のアキュームコンベアで構成され、載置体2を
送り方向に対して略横長姿勢に整列した状態にストック
する。コンベア3a側部に待機する作業者は、生産者別
に荷受けされる多数の果菜物Aを手で保持して、コンベ
ア3aの始端側に回帰搬送される載置体2の積載台2c
…に対して1個ずつ積載する。なお、コンベア3a,3
b,3c,3d及び後述する後部コンベア5は、例えば
チェーンコンベアやベルトコンベア、ローラコンベア等
の搬送手段で構成している。また、果菜物Aを、例えば
吸着子やアームで保持したり、コンベア等の機械的手段
により積載してもよい。
【0022】且つ、コンベア3aの終端部に配設したプ
ッシャー7は、載置体2を、コンベア3bに対して移載
する方向に回転され、コンベア3b直前に配設したスト
ッパー8は、載置体2と当接する上昇位置と、その当接
が回避される降下位置とに上下動される。且つ、コンベ
ア3b,3dの終端部に配設したプッシャー9,10
は、載置体2を、コンベア3a,3cに対して移載する
方向に前後動される。
【0023】なお、プッシャー9,10の代わりに、例
えば図3に示すように、搬送路上部又は側部に張架した
無端帯11を送り方向に回転して、その無端帯11に取
付けたプッシャー12により、載置体2を、次にコンベ
アに移載してもよい。また、プッシャー7,8,9,1
0を、エアーシリンダ、ソレノイド等のアクチュエータ
により前後動してもよい。
【0024】前述の載置体4は、1個分の果菜物Aが積
載される大きさに形成され、前述の載置体2と略同一の
構造を有している。なお、載置体2の積載構造と略同一
構成の部分は、先に詳述したとおりであるので、その詳
細な説明及び図面を省略する。また、他の例に示す伸縮
式や支持式の載置体を用いてもよい。加えて、果菜物A
を載置体4に積載せず、例えば後部コンベア5のコンベ
ア5bに対して直接積載してもよい。
【0025】前述の後部コンベア5は、載置体4を周回
搬送路に沿って搬送するコンベア5bの始端部を、上述
したコンベア3bの終端部に対して所定間隔に近接する
と共に、載置体2,4の載置面が略同等となる高さにコ
ンベア3b,5bを架設して、該載置体2,4を送り方
向に対して略同期して搬送する。且つ、コンベア5bに
載置された載置体4は、後述する計測装置19による判
定結果に基づいて項目別に仕分けられ、その項目別に箱
詰め処理される。一方、果菜物Aが取り除かれた載置体
4は、コンベア5bの始端側に回帰搬送される。
【0026】前述の計測装置19は、コンベア3bの終
端側からコンベア5bの始端側に至る領域を遮光室20
で囲繞し、遮光室20内に配設した光源21(例えばハ
ロゲンランプ)は、載置体2に積載したり、後述する移
載装置40の保持体41で保持された果菜物Aを照光す
る。また、上述の光源21に代わる他の照光手段とし
て、例えば紫外線ランプや白熱電球等を用いてもよい。
【0027】且つ、コンベア3b上部に配設した等階級
計測装置22と、両側部に配設(例えば果菜物Aを中心
として斜め前後)した四方の等階級計測装置23は、載
置体2の積載台2c…に積載された果菜物Aの表側周面
(上部周面、側部周面)を計測する。また、後述する保
持体41により表裏反転される果菜物Aの裏側周面(下
部周面)を、コンベア5b上部に配設した等階級計測装
置(図示省略)で計測してもよい。
【0028】且つ、コンベア3b,5bの略中間上部に
配設した糖酸度計測装置24は、後述する保持体41で
保持された果菜物Aの上部周面に遮光パッド44を押圧
したとき、遮光パッド44に形成した受光孔44aを介
して、果菜物Aを通過した透過光を受光する。また、装
置22〜24はCCDカメラで構成しているが、例えば
イメージセンサ、ビデオカメラ等の光学的計測手段を用
いてもよい。
【0029】且つ、後述する移載装置40の直後に配設
した重量計測装置25(例えばロードセル又は重量セン
サ)は、載置体4に積載された果菜物Aの重量のみを搬
送しながら計測する。
【0030】上述の装置22〜25を接続した装置本体
27(例えばパーソナルコンピュータ)は、載置体4の
固有情報と、装置22〜25の計測情報とを対応させて
記憶し、その計測情報と、予め記憶した仕分け情報(例
えば色相、損傷、成熟度、大きさ、形状、高さ、幅、体
積、重量、偏平度、腐り具合、浮き皮具合、規格外等の
等階級情報及び甘味や酸味等の糖酸度情報)とを比較し
て、果菜物Aの所定項目を個々に判定する。
【0031】且つ、判定と対応する仕分け部に載置体4
が移動するまでの番地又はタイムラグを計数し、装置本
体27に記憶された判定順にその判定に基づいて、果菜
物Aを所定の仕分け部に対して項目別に振り分けする。
判定と異なる場合、次の仕分け部に搬送する。
【0032】また、タイムラグに代わる他の仕分け手段
として、例えば装置本体27に記憶された判定情報と対
応して、載置体4毎に設定された番地情報を番地読取り
リーダで読み取ったり、装置本体27に記憶された判定
情報(任意情報)を、載置体4に付設した記録媒体に記
憶し、その記録媒体の情報を非接触通信手段で読取り及
び書込みする等して、載置体4を項目別に振り分けても
よい。
【0033】前述のコンベア3bとコンベア5bとの間
(近接部分)に配設した移載装置40は、図8にも示す
ように、例えば特願平11−279291号又は特願平
2000−6672号で構成され、左右一対の保持体4
1を、搬送路両側部に張架した無端帯42全長に対して
所定間隔に隔てて取付け、減速機付きモータ(図示省
略)によりコンベア3b,5bの搬送速度と略同期して
搬送方向に周回移動させ、前部コンベア3により搬送さ
れる載置体2上の果菜物Aを順に保持して、後部コンベ
ア5により搬送される載置体4に対して1個ずつ移載す
る。
【0034】一方、コンベア3bとコンベア5bとの略
中間上部に配設した遮光パッド44は、例えば合成ゴ
ム、軟質樹脂等の柔軟性を有する弾性体で構成され、そ
の中心部には、果菜物Aを通過した透過光を導光する受
光孔44aを形成している。
【0035】且つ、遮光パッド44は、載置体2,4に
積載された果菜物Aの上部周面と略対向する前後間隔に
隔てて、搬送路上部に張架した無端帯45全長に対して
取付けられ、無端帯45を、減速機付きモータ(図示省
略)によりコンベア3b,5bの搬送速度と略同期する
速度で搬送方向に回転して、遮光パッド44を、一対の
保持体41で保持された果菜物Aの上部周面に押付け
て、透過光以外の光を遮光する。また、無端帯は、例え
ばチェーンやベルト等で構成される。
【0036】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、物品搬送装置1により果菜物Aの所定項目を
計測する動作を説明する。先ず、図1、図2に示すよう
に、生産者別に荷受けされる多数の果菜物Aを、コンベ
ア3a側部に待機する作業者の手で保持して、コンベア
3aにより搬送される載置体2の積載台2c…に対して
1個ずつ積載する。
【0037】次に、図3に示すように、載置体2の積載
台2c…に積載された果菜物Aを保持爪2dで保持した
後、果菜物Aが積載された載置体2を、コンベア3aか
らコンベア3bに対して一台ずつ移載する。
【0038】次に、計測装置19に供給される直前に、
載置体2の保持爪2d…による保持を解除して、載置体
2の積載台2c…に積載された果菜物Aの上部周面(下
部周面を除いた残りの周面)を、計測装置19を構成す
る等階級計測装置22,23で計測し、その計測情報
を、載置体2の番地情報とを対応させて装置本体27に
記憶する。
【0039】次に、図7にも示すように、移載装置40
を駆動して、載置体2の積載台2c…に積載された果菜
物Aを一対の保持体41により順に保持して表裏反転
(略180度)すると共に、遮光パッド44を、一対の
保持体41で保持された果菜物Aの上部周面に押付け、
遮光パッド44の受光孔44aを介して、果菜物Aを通
過した透過光を糖酸度計測装置24で計測し、その計測
情報を、載置体2(及び載置体4)の番地情報とを対応
させて装置本体27に記憶する。一対の保持体41で保
持した果菜物Aを元の姿勢に回転して、コンベア5bに
より搬送される載置体4に1個ずつ移載する。
【0040】次に、果菜物Aが積載された載置体4の総
重量を重量計測装置25で計測し、その計測情報を、載
置体4の番地情報と対応させて装置本体27に記憶す
る。載置体4を除いた果菜物Aの重量を記憶する。
【0041】一方、装置本体27は、装置22〜25で
計測した計測情報に基づいて、果菜物Aの所定項目を総
合判定して、その判定結果を、載置体2,4に積載され
た順に記憶したり、装置22〜25により計測した順に
記憶する。また、判定情報(任意情報)を、載置体2に
付設した記録媒体に対して計測順又は積載順に書込んだ
後、その情報を仕分け部に於て読取り、その情報に基づ
いて項目別に振り分けてもよい。
【0042】次に、後部コンベア5のコンベア5bによ
り搬送される載置体4…は、装置本体27による判定に
基づいて項目別に振り分けられ、判定と異なる載置体4
は、後段の仕分け部に搬送られる。一方、各仕分け部に
振り分けられた果菜物Aは、箱詰め処理及び出荷処理さ
れる。また、果菜物Aが取り除かれた空の載置体4は、
コンベア5bの始端側に回帰搬送される。以下、上述と
同様にして、果菜物Aの計測作業及び仕分け作業を継続
して行う。
【0043】以上のように、4個の果菜物Aが積載され
る略横長形状の載置体2を送り方向に対して略直交して
並列姿勢に整列して、前部コンベア3のコンベア3a上
に集積するので、果菜物A…を載置体2に積載したり、
その向きや位置を修正したりするのに必要な時間を確保
することができ、積載作業が簡単且つ容易に行える。
【0044】しかも、果菜物A…が積載された載置体2
を、果菜物A…を整列載置した方向に揃えて搬送するの
で、果菜物Aの所定項目を計測装置19により個々に計
測したり、後部コンベア5上の載置体4に対して移載装
置40により個々に移載する等の作業が確実且つ正確に
行え、作業の能率アップを図ることができる。
【0045】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の物品は、実施例の果菜物Aに対応
し、以下同様に、計測手段は、計測装置19及び等階級
計測装置22,23と、糖酸度計測装置24と、重量計
測装置25とに対応し、移載手段は、移載装置40及び
保持体41に対応するも、この発明は、上述の実施例の
構成のみに限定されるものではない。
【0046】上述の実施例では、4個の果菜物Aを載置
体2に積載しているが、例えば2個、3個、5個又は5
個以上等の任意積載数に設定してもよく、実施例の個数
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 物品搬送装置の全体構成を示す平面図。
【図2】 前部コンベアによる載置体のストック状態を
示す側面図。
【図3】 載置体の移載動作を示す側面図。
【図4】 保持爪による保持動作を示す側面図。
【図5】 保持爪による解除動作を示す側面図。
【図6】 載置体の他の例を示す正面図。
【図7】 載置体のその他の例を示す正面図。
【図8】 移載装置による果菜物の回転動作及び保持動
作を示す正面図。
【符号の説明】
A…果菜物 1…物品搬送装置 2…載置体 2c…積載台 2d…保持爪 2f…蛇腹部 2g…支持体 3…前部コンベア 4…載置体 5…後部コンベア 19…計測装置 40…移載装置 41…保持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 47/28 B65G 47/28 F Fターム(参考) 3F072 AA07 AA11 AA26 GA10 GB06 GB10 GC04 GD01 GG04 GG12 JA03 JA09 KA02 KA26 KD01 KD18 KE01 KE11 3F079 AC01 AC21 AC23 BA13 CA15 CA21 CA23 CA29 CA32 CA34 CA41 CB12 CB25 CB26 CB29 CB34 CB35 CC13 DA01 DA12 DA13 DA18 DA23 DA29 3F081 AA12 AA18 AA46 AA48 BA01 BB01 BB03 BC04 BD08 BD11 BD15 BD16 BD17 BD22 BE03 BE09 BF06 BF15 CA04 CA47 CC01 CC08 CC12 CC13 CC15 CE01 CE13 CE14 DA02 DA07 EA09 EA14 EA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の物品が一列に積載される略横長形状
    の載置体を送り方向に対して略直交する状態に集積して
    搬送する前部コンベアと、上記一つの物品が積載される
    載置体を送り方向に搬送する後部コンベアとを配設する
    と共に、上記前後コンベアの間に、上記前部コンベアに
    より搬送される載置体上の各物品を個々に保持して、後
    部コンベアにより搬送される載置体に対して1個ずつ積
    載する移載手段を設けた物品搬送装置。
  2. 【請求項2】上記前部コンベア及び又は後部コンベア
    に、上記物品の所定項目を計測する計測手段を設けた請
    求項1記載の物品搬送装置。
  3. 【請求項3】上記前後コンベアの間に、上記物品が積載
    された載置体を後部コンベアの送り方向と略一致する向
    きに修正する向き修正手段を設けた請求項1記載の物品
    搬送装置。
  4. 【請求項4】上記載置体を、上記複数の物品が長さ方向
    に対して所定間隔に隔てて積載される大きさに形成した
    請求項1又は3記載の物品搬送装置。
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