JP2007008388A - 空気入りタイヤ、その製造方法及びゴムストリップ - Google Patents

空気入りタイヤ、その製造方法及びゴムストリップ Download PDF

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Abstract

【課題】 車両への静電気の蓄積を緩和しうる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 ゴムストリップを螺旋状に巻き重ねることにより形成されたゴムストリップ巻付体からなるゴム部材を有する空気入りタイヤである。前記ゴムストリップは、第1のゴム15aと、前記第1のゴム15aよりも体積固有電気抵抗値が小かつ第1のゴム15aの少なくとも一部を被覆することによりストリップ表面の一部をなす第2のゴム15bとを含む複合ゴムストリップ15を含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両への静電気の蓄積を緩和しうる空気入りタイヤ、その製造方法及びゴムストリップに関する。
近年、多くのシリカが、空気入りタイヤのトレッドゴムを始めとして各種のゴム部材に配合される。シリカは、タイヤの転がり抵抗を小さくし、またウエットグリップ性を高める利点をもたらす。一方、シリカは導電性に劣るため、タイヤの電気抵抗を増加させる。電気抵抗が大きいタイヤは、静電気を車両に蓄積させ、ラジオノイズ等の電波障害を引き起こしやすい。
従来、このような車両への静電気の蓄積を防止するために、例えば図11(A)に示されるようなトレッドゴムa1が提案されている。該トレッドゴムa1は、カーボンブラックを多く含むカーボンリッチ配合とした導電性を示すゴムからなるベースゴム部bと、このベースゴム部bの外側に配されかつシリカを多く含むシリカリッチ配合とした非導電性を示すゴムからなるキャップゴム層cとを含んで構成される。ベースゴム部bは、キャップゴム層cの内側に位置する基部b1と、該基部b1からタイヤ半径方向外側に突出しキャップゴム層cを貫通して接地面に露出する貫通端子部b2とを含む(例えば特許文献1参照)。このようなトレッドゴムa1は、車両の静電気を、リムからべースゴム層bの基部b1及び貫通端子部b2を経由して路面に放電しうる。
また、近年では、図11(B)に簡略して示されるように、押出機等から連続して供給されるリボン状かつ未加硫のゴムストリップgを、円筒状の被巻付体dの中心軸の周りで螺旋状に巻き重ねることにより形成されたストリップ巻付体からなるトレッドゴムa2が提案されている(例えば特許文献2参照)。このようなゴム部材の形成方法は、いわゆるストリップワインド方式とも呼ばれる。前記トレッドゴムa2は、図11(A)に示した従来の一体押出し式のものに比べ、スプライス部がなく、しかもゴム押出成形体の中間在庫を低減し、工場等の省スペース化を図る等の利点をもたらす。しかしながら、このようなトレッドゴムa2は、ゴムストリップgが連続的に巻き付けられるため、前述した放電用の貫通端子部を設けることが難しい。
特開平9−71112号公報 特開2000−94542号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、タイヤ用のゴム部材を形成するゴムストリップとして、第1のゴムと、該第1のゴムよりも体積固有電気抵抗値が小かつ該第1のゴムを被覆する第2のゴムとを含む複合ゴムストリップを用いることを基本として、ストリップワインド方式を採用しつつ、実車性能とゴム部材の導電性とを両立しうる空気入りタイヤ、その製造方法及びそれに用いられるゴムストリップを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ゴムストリップを螺旋状に巻き重ねることにより形成されたゴムストリップ巻付体からなるゴム部材を有する空気入りタイヤであって、前記ゴムストリップは、第1のゴムと、該第1のゴムの少なくとも一部を被覆することによりストリップ表面の一部をなす第2のゴムとを含む複合ゴムストリップを含み、かつ前記第2のゴムは、前記第1のゴムよりも体積固有電気抵抗値が小さいことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記第2のゴムは、前記複合ゴムストリップの断面において、ストリップ表面の外周長さの70%以上を被覆する請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記第2のゴムは、前記複合ゴムストリップの断面において、ストリップ全断面積の3%以上かつ20%以下の断面積を有する請求項1又は2に記載の空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記ゴム部材は、トレッド部に配されかつ路面と接地する外周面を有したトレッドゴムであり、かつ、該トレッドゴムの内周面は、その内方に配されかつリムと電気的に導通している導電性のトレッド導電部に接するとともに、前記第2のゴム部は、トレッドゴムの前記外周面と前記内周面との間で導通可能な導電路を形成する請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記トレッド導電部は、ベルトを含むトレッド補強コード層又はベースゴム部である請求項4記載の空気入りタイヤである。
また請求項6記載の発明は、ゴムストリップを螺旋状に巻き重ねたゴムストリップ巻付体からなるゴム部材を用いて空気入りタイヤを製造する空気入りタイヤの製造方法であって、被巻付体に、第1のゴムと、該第1のゴムよりも体積固有電気抵抗値が小かつ第1のゴムの少なくとも一部を被覆することによりストリップ表面の一部をなす第2のゴムとを含む複合ゴムストリップを供給する段階と、前記被巻付体に前記複合ゴムストリップを巻き付けて前記ゴム部材を形成する段階とを有し、かつ、この巻き付けにより、第2のゴムは、ゴム部材の被巻付体に接する内周面とその反対側の面である外周面との間で導通可能な導電路を形成することを特徴とする空気入りタイヤの製造方法である。
また請求項7記載の発明は、螺旋状に巻き重ねられることによりタイヤ用のゴム部材を形成するゴムストリップであって、第1のゴム及び該第1のゴムの少なくとも一部を被覆することによりストリップ表面の一部をなす第2のゴムとを含み、しかも前記第2のゴムは、前記第1のゴムよりも体積固有電気抵抗値が小さいことを特徴とするゴムストリップである。
本発明の空気入りタイヤは、ゴムストリップを螺旋状に巻き重ねることにより形成されたゴムストリップ巻付体からなるゴム部材を有する。また、ゴムストリップには、第1のゴムと、該第1のゴムよりも体積固有電気抵抗値が小かつ前記第1のゴムの少なくとも一部を被覆することによりストリップ表面の一部をなす第2のゴムとが一体に含む複合ゴムストリップが用いられる。このような複合ゴムストリップは、表面に現れる第2のゴム部によって導電路を形成できるため、ストリップワインド方式で作られたゴム部材において、放電性を高め得る。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1には、本実施形態の空気入りタイヤの断面図が示されている。空気入りタイヤ1は、トレッド部2と、その両端部からタイヤ半径方向内方にのびる一対のサイドウォール部3と、各サイドウォール部3の内方端に設けられたビード部4とを有し、この例では乗用車用のタイヤが示されている。該空気入りタイヤ1は、例えば各ビード部4のビードコア5、5間をトロイド状に跨ってのびているカーカス6と、このカーカス6のタイヤ半径方向外側かつトレッド部2の内部に配されたトレッド補強コード層7とを含んで構成されている。
前記カーカス6は、例えばラジアル構造の1枚のカーカスプライ6Aから形成される。前記カーカスプライ6Aは、例えばビードコア5、5間を跨るトロイド状の本体部6aと、その両側に連なりビードコア5の周りをタイヤ軸方向内側から外側に向けて折り返された一対の折返し部6bとを有する。またカーカスプライ6Aの本体部6aと折返し部6bとの間には、ビードコア5から半径方向外側にのびるビードエーペックスゴム8が配されている。
また、前記トレッド補強コード層7は、金属コードをタイヤ周方向に対して例えば15〜40度の角度で配列した2枚以上、本例ではタイヤ半径方向内外の2枚のベルトプライ9A、9Bを重ねて構成したベルト層9と、そのタイヤ半径方向外側に配されたタイヤ周方向にのびるコードを有したバンドプライ10Aからなるバンド層10とを含んで構成されている。なおバンド層10は、必要に応じて省略することもできる。
前記各カーカスプライ6A、ベルトプライ7A、7B及びバンドプライ10Aは、いずれもコードと、これらを被覆するトッピングゴムとで構成される。このトッピングゴムは、充填剤として導電性のもの、例えばカーボンブラックが含まれる。このため、該トッピングゴムは、加硫後の体積固有電気抵抗値が例えば1.0×108 (Ω・cm)未満となり、良好な導電性を示す。
なお本明細書において、ゴムの体積固有電気抵抗値は、15cm四方かつ厚さ2mmのゴム試料に対し、印加電圧500V、気温25℃、湿度50%の条件で電気抵抗測定器(この例では、ADVANTESTER 8340A )を用いて測定した値で表示される。
さらに、前記カーカス6の外側において、サイドウォール領域には、タイヤ外皮をなすサイドウォールゴム3Gが配され、またビード領域には、クリンチゴム4Gがそれぞれ配されている。ここで、クリンチゴム4Gのタイヤ半径方向の外端は、前記サイドウォールゴム3Gに接続されており、同タイヤ半径方向の内端は、金属製のリムRに接触することができる。
前記サイドウォールゴム3G及びクリンチゴム4Gは、従来の一般的なタイヤと同様、充填剤としてカーボンブラックを含む。このため、これらの両ゴム3G、4Gの加硫後の体積固有電気抵抗値は1.0×108 (Ω・cm)未満となり、良好な導電性を示す。
また本実施形態において、空気入りタイヤ1は、前記トレッド補強コード層7のタイヤ半径方向外側に、ベースゴム部12を介してトレッドゴム2Gが配される。
前記ベースゴム部12は、加硫後において体積固有電気抵抗値が1.0×108 (Ω・cm)未満を示す導電性のゴムで構成されている。またベースゴム部12のタイヤ軸方向の両側縁は、前記サイドウォールゴム3Gに接続されている。従って、リム組み時において、ベースゴム部12は、サイドウォールゴム3G及びクリンチゴム4G等を経てリムRと電気的に導通しうるトレッド導電部14を構成する。なお、ベースゴム部12を省略し、トレッド補強コード層7をトレッド導電部14として用いても良いのは言うまでもない。
本実施形態のトレッドゴム2Gは、複合ゴムストリップ15を螺旋状に巻き重ねることにより形成されたゴムストリップ巻付体GSから作られている。なお図1には理解しやすいように、隣り合う複合ゴムストリップ15の境界が破線で示されている。
図2(A)には、1本の複合ゴムストリップ15の断面図が示される。該複合ゴムストリップ15は、本実施形態では偏平な矩形状の断面を有し、その1本中に、第1のゴム15aと、該第1のゴム15aよりも体積固有電気抵抗値が小さい第2のゴム15bとを一体に含んで構成される。
前記複合ゴムストリップ15の幅Ws及び厚さTsは、特に限定されないが、好ましくは幅Wsが5〜30mm、また厚さTsが0.5〜2.0mmが好ましい。ゴムストリップの幅Wsが5mm未満の場合又は厚さTsが0.5mm未満の場合、螺旋状に巻き付けてゴム部材を形成する場合に複合ゴムストリップ15の巻回数が著しく増加して生産性が低下する傾向があり、逆に幅Wsが30mmを超える場合又は厚さTsが2.0mmを超える場合、微妙な断面形状を作るのが困難になる傾向がある。
本実施形態において、前記第1のゴム15aは、シリカを多く配合されたシリカリッチ配合のゴムが用いられている。このようなシリカリッチ配合の第1のゴム15aは、低温側でのヒステリシスロスが高く維持されるため優れたウエット性能を発揮する一方、高温側でのヒステリシスロスが低いため転がり抵抗が低減する。つまり、優れた実車走行性が得られる。
第1のゴム部15aにおいて、シリカの配合量は特に限定されるものではないが、その配合量が少ないと、上述の実車性能の向上が十分に期待できない傾向がある。このような観点より、第1のゴム15aのシリカの配合量は、ゴムポリマー100重量部に対して、好ましくは30重量部以上、より好ましくは40重量部以上が望ましい。また、シリカの配合量の上限は、コスト及び発現効果の頭打ち等の観点より、好ましくは100重量部以下、より好ましくは80重量部以下、さらに好ましくは60重量部以下が望ましい。これにより、低転がり抵抗性とウエットグリップ性とをより高いレベルで両立しうる。
また配合されるシリカとしては、特に限定はされないが、窒素吸着比表面積(BET)が150〜250m2 /gの範囲、かつフタル酸ジブチル(DBP)吸油量が180ml/100g以上のコロイダル特性を示すものが、ゴムへの補強効果及びゴム加工性等の点で好ましい。なおシランカップリング剤としては、ビス(トリエトキシシリルプロピル)テトラスルフィド、α−メルカプトプロピルトリメトキシシランが好適である。
さらに、第1のゴム15aのゴムポリマーとしては、特に限定されるわけではないが、例えば天然ゴム(NR)、ブタジエンの重合体であるブタジエンゴム(BR)、いわゆる乳化重合のスチレンブタジエンゴム(E−SBR)、溶液重合のスチレンブタジエンゴム(S−SBR)、イソプレンの重合体である合成ポリイソプレンゴム(IR)、ブタジエンとアクリロニトリルとの共重合体であるニトリルゴム(NBR)又はクロロプレンの重合体であるクロロプレンゴム(CR)などを挙げることができ、これらの1種又は2種以上をブレンドして用いることができる。
なお第1のゴム15aには、シリカのみならず、カーボンブラックを補助的に配合することができる。これは、他のゴム物性、例えばゴム弾性やゴム硬度等を適宜コントロールするのに役立つ。しかし、カーボンブラックの配合量が多くなると、シリカによる低転がり抵抗性が損なわれる他、ゴムが過度に硬くなる傾向があり好ましくない。このような観点より、第1のゴム15aにおいて、カーボンブラックの配合量は、重量比において全充填剤の10%以下であることが望ましい。なお他の充填剤として、水酸化アルミニウムや炭酸カルシウム等を用いることもできる。
このような第1のゴム15aは、シリカリッチ配合によって、体積固有電気抵抗値が1.0×108 (Ω・cm)以上となり電気を通しにくい実質的な非導電性を示す。
前記第2のゴム15bは、本実施形態では、充填剤としてカーボンブラックが多く配合されたゴム組成物が用いられる。これにより、第2のゴム15bは、第1のゴム15aよりも体積固有電気抵抗値が小、具体的には加硫後の前記値が1.0×108 (Ω・cm)未満、より好ましくは1.0×107 (Ω・cm)以下の良好な導電性を有するものが望ましい。
第2のゴム15bにおいて、カーボンブラックの配合量は特に限定されるものではないが、少なすぎると良好な導電性が得られない傾向がある。このような観点より、第2のゴム15bのカーボンブラックの配合量は、好ましくはゴムポリマー100質量部に対して10質量部以上、より好ましくは20質量部以上が望ましい。また、コスト及び発現効果の頭打ち等の観点より、カーボンブラックの配合量の上限については、好ましくは100質量部以下、より好ましくは80質量部以下が望ましい。
また、第2のゴム15bにおいてもシリカ等の他の充填剤を配合しても良い。しかし、電気抵抗の増加を防ぐためにも、第2のゴム15bにおけるカーボンブラックの配合量は、質量比において、その全充填剤の質量の30%以上であることが望ましい。
また、前記第2のゴム15bは、前記第1のゴム15aの少なくとも一部を被覆することによりストリップ表面の一部をなす。本実施形態の複合ゴムストリップ15は、第1のゴム15aの外周全部が第2のゴム15bで被覆されている。これにより、ストリップ表面の外周全部が第2のゴム15bで形成される。
また、複合ゴムストリップ15の断面形状は、本実施形態のような偏平な矩形状に限定されるものではなく、例えば図2(B)に示されるような楕円状や、同図(C)に示されるような三角形状、さらには図示しない円形や菱形状など種々の形態に変更できる。
図3、図4には、このような複合ゴムストリップ15を用いてトレッドゴム2Gを作る工程が示される。図3には、成形ドラムDの成形面Uに、予めトレッド補強コード層7と、ベースゴム部12とが配されている。本実施形態の成形面Uには、前記トレッド補強コード層7の幅及び厚さに等しい凹部Uaが設けられている。該凹部Uaは、トレッド補強コード層7の厚さを吸収し、その外側に配されるベースゴム部12の巻き付け面を実質的に平坦な外周面とする。これは、ベースゴム部12の仕上がり精度を向上させるのに役立つ。
本実施形態のベースゴム部12は、体積固有電気抵抗値が1.0×108 (Ω・cm)未満の良好な導電性を有する1種のゴムからなる1本のゴムストリップ16を、幅方向の一端部S1から他端部S2に向かって螺旋状かつ重ね代を有して連続して巻き付けることにより環状に形成されたものが示される。このようなゴムストリップ16の巻き付けは、例えば押出機から連続して供給されるゴムストリップ16の一端を巻付けドラムDの幅方向の所定の位置に止着するととともに、成形ドラムDを回転させることによって行われる。また、ゴムストリップ16は、図示しないアプリケータにより、巻付けドラムDの幅方向に適宜移動させられ、その巻付けピッチが調節される。
次に、図4に示されるように、前記ベースゴム部12の外側には、複合ゴムストリップ15を用いてトレッドゴム2Gが形成される。この工程は、予め成形ドラムDに巻き付けられたトレッド導電部14をなすベースゴム部12を被巻付体とし、その外側に、1本のストリップ中に前記第1、第2のゴム15a、15bを含んだ複合ゴムストリップ15を連続して巻き重ねることにより行われる。ただし、複合ゴムストリップ15は、例えばトロイド状に膨張させたカーカス6と、その外側に配されたトレッド導電部14とからなる生カバー基体を被巻付体として、これに直接巻き付けることもできる。
また、本実施形態のトレッドゴム2Gは、前記複合ゴムストリップ15を一端S1から他端S2に向けて重ね代を持って螺旋状に巻き重ねられることによりゴムストリップ巻付体GSとして形成される。複合ゴムストリップ15の厚さの変化は、例えば複合ゴムストリップ15の幅方向の巻付けピッチを変えることによって行い得る。この例では、一端S1から他端S2に向けて複合ゴムストリップを移動させて巻き付けを終えているが、例えば他端S2で向き返して2層に巻き重ねてトレッドゴム2Gを形成することもできる。
図5には、前記工程によって作られたトレッドゴム2Gの部分拡大図が示される。該トレッドゴム2Gは、路面と接地する外周面11oと、前記ベースゴム部12に接する内周面11iとを有する環状体として形成される。また、本実施形態のトレッドゴム2Gでは、前記第2のゴム部15bは、トレッドゴム2Gの前記外周面11oと前記内表面11iとの間で導通可能な少なくとも1本、この例では複数の導電路17を形成する。
このようにして作られたトレッドゴム2Gは、前記トレッド補強コード層10及びベースゴム部12とともに前記巻付けドラムDから取り外される。そして、これらは、図6に示されるように、成型フォーマFに円筒状に巻き付けられたカーカスプライ6A、サイドウォールゴム3G、クリンチゴム4Gの外挿されるとともに、トロイド状にシェーピングされるカーカスプライ6A(仮想線にて示される)と一体化される。これにより、生カバー1aが形成される。そして、該生カバー1aは、加硫金型によって加硫され空気入りタイヤが製造される。
このような生カバー1aを加硫した空気入りタイヤ1は、加硫後においても、トレッドゴム2Gの内周面11iから外周面11oまで連続してのびる導電路17が形成される。このような空気入りタイヤ1は、トレッドゴム2Gがシリカリッチ配合の第1のゴム15aを含むことにより、良好なウエット性能及び低転がり抵抗性能を発揮できる。また、導電路17は、ストリップ巻付体GSの表面に現れるため、トレッド導電部14(ベースゴム部12)、サイドウォールゴム3G及びクリンチゴム4Gを介してリムRと電気的に導通し、車両に蓄積された静電気を効率良く大地に放電しうる。
従って、本発明によれば、ストリップワインド方式を採用しつつ、実車性能と静電気を放出性能とを両立しうる空気入りタイヤ1を提供できる。
ここで、特に限定されるわけではないが、前記複合ゴムストリップ15の断面において、前記第2のゴム15bの占める面積が大きくなると、第1のゴム15aによる実車性能が十分に得られない傾向があり、逆に小さすぎると導電路17が確実に形成されないおそれがある。このような観点より、第2のゴム15bは、ゴムストリップ全断面積の好ましくは3%以上、より好ましくは5%以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは20%以下、より好ましくは15%以下の断面積を有することが望ましい。
また、本実施形態の複合ゴムストリップ15は、その断面において、第2のゴム15bがストリップ表面の全部を形成する好ましい態様を示したが、例えば図7(A)、(B)に示されるように、第1のゴム15aがストリップ表面の一部を形成しても良い。このような態様は、例えば複合ゴムストリップ15を作る際に不可避的に生じる場合もあるし、また第2のゴム15bの使用量を低減する目的でなされても良い。ただし、第1のゴム15aがストリップ表面のより多くの部分を形成すると、トレッドゴム2Gにおいて導電性が損なわれる傾向がある。
以上のような観点より、前記第2のゴム15bは、前記複合ゴムストリップの断面において、ストリップ表面の外周長さの70%以上、より好ましくは80%以上の被覆長さYを有することが望ましい。これにより、目的とするゴム部材の断面形状に応じて、種々の巻き重ねを行った場合でも第2のゴム15bがゴム部材の表面に露出しやすくなり、また、第2のゴム15b同士が互いに接触する機会が増すことによって多岐にのびる導電路17が形成される点で好ましい。
また、複合ゴムストリップ15は、図8(A)に示されるように、例えば多軸式の押出機E、プリフォーマM及びダイプレートPとを用いて容易に連続して押出しできる。なお図8(B)には、図8(A)のA−A断面図が示される。
前記押出機Eは、例えば中央から第1のゴム15aが第1の押出口O1から押し出される。また、押出機Eでは、第2のゴム15b、15bが第2の押出口O2から押し出される。前記第2の押出口O2は、例えば第1の押出口O1を囲む矩形かつ環状をなす。また、それぞれ押し出されたゴム15a、15bは、押出機Eに固着されたプリフォーマM及びダイプレートPを経て相互に一体化する。
前記ダイプレートPは、偏平な矩形の第3の押出口O3を有する。この第3の押出口O3は、本実施形態において、実質的に第1の押出口O1と第2の押出口O2とを重ねた形状をやや絞り込んだ開口からなる。これにより、プリフォーマM及びダイプレートPは、その中で第1のゴム15aと第2のゴム15bとを圧縮して密に一体化させ、容易に剥離しない複合ゴムストリップ15を連続して押し出ししうる。
複合ゴムストリップ15の製造方法は上記の具体例に限定されるものではなく、例えば種々変更して実施できる。例えば、それぞれリボン状で連続して押し出された第1、第2のゴム15a、15bを、カレンダーロールなどを用いて一体に圧着して複合ゴムストリップ15を製造することも可能である。
図9には、本発明の他の実施形態として、トレッドゴム2Gの断面図が示される。この例では、トレッドゴム2Gが、前記複合ゴムストリップ15と、第1のゴム15aだけで作られた他のゴムストリップ20とを用いて作られたものが例示される。第2のゴム15bは、導電性には優れる反面、実車性能においては第1のゴム15aに劣る。従って、この実施形態では、導電性が得られる最小限の範囲で複合ゴムストリップ15を使用することにより、実車性能の向上を最大限に高めうる。なお複合ゴムストリップ15を用いる位置は、適宜定めることができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。例えば、前記実施形態では、第1のゴム15aにシリカを多く含む配合を示したが、タイヤに要求される性能に従って、他の配合を採用することも勿論可能である。例えば第1のゴム15aには、電気抵抗が大きくなりやすい天然ゴム等を用いることもできる。また、導電性を得るために、第2のゴムには、カーボンブラックを多く含む配合をしめしたが、これに代えて、又はこれととともにリチウム塩などを用いたイオン導電部材を用いることもできる。
図1に示す基本構造を有し、かつトレッドゴムを、ストリップワインド方式により形成した空気入りタイヤ(サイズ:225/55R16)を、表1の仕様に基づいて試作した。そして、各供試タイヤの転がり抵抗、及び電気抵抗を測定した。なお表1に示されたパラメータ以外は、各タイヤとも同一である。
実施例及び比較例のタイヤは、何れもトレッドゴムを、ストリップワインド法によって形成しており、表2にはそのゴムストリップの配合が示される。いずれの例においてもゴムストリップの幅は20mm、厚さは1mmとした、
テスト方法は、次の通りである。
<転がり抵抗>
転がり抵抗試験機を用い、下記の条件での転がり抵抗を測定した。評価は、従来例1を100とする指数で評価した。数値が小さいほど転がり抵抗が小さく良好である。
リム:16×7JJ
内圧:200kPa
荷重:4.7kN
速度:80km/h
<タイヤの電気抵抗>
図10に示されるように、絶縁板30(電気抵抗値が1012Ω以上)の上に設置された表面が研磨された金属板31(電気抵抗値は10Ω以下)と、タイヤ・リム組立体を保持する導電性のタイヤ取付軸32と、電気抵抗測定器33とを含む測定装置を使用し、JATMA規定に準拠してタイヤとリムの組立体の電気抵抗値を測定した。なお各供試タイヤTは、予め表面の離型剤や汚れが十分に除去されており、かつ、十分に乾燥した状態のものを用いた。また他の条件は、次の通りである。
リム:アルミニウム合金製 16×7JJ
内圧:200kPa
荷重:5.3kN
試験環境温度(試験室温度):25℃
湿度:50%
電気抵抗測定器の測定範囲:103 〜1.6×1016Ω
試験電圧(印可電圧):1000V
試験の要領は、次の通りである。
(1)供試タイヤTをリムに装着しタイヤ・リム組立体を準備する。この際、両者の接触部に潤滑剤として石けん水が用いられる。
(2)タイヤ・リム組立体を試験室内で2時間放置させた後、タイヤ取付軸33に取り付ける。
(3)タイヤ・リム組立体に前記荷重を0.5分間負荷し、解放後にさらに0.5分間、解放後にさらに2分間負荷する。
(4)試験電圧が印可され、5分経過した時点で、タイヤ取付軸32と金属板31との間の電気抵抗値を電気抵抗測定器33によって測定する。前記測定は、タイヤ周方向に90°間隔で4カ所で行われ、そのうちの最大値を当該タイヤTの電気抵抗値(測定値)とする。
テストの結果などを表1に、またゴム配合を表2に示す。
Figure 2007008388
Figure 2007008388
テストの結果、実施例のタイヤは、ストリップワインド方式でトレッドゴム部(キャップゴム部)を形成した場合にも、優れた低転がり抵抗性を維持しながら、タイヤの電気抵抗を低く抑えることができるのが確認できる。
本発明の空気入りタイヤの一実施例を示す断面図である。 (A)から(C)は複合ゴムストリップの一例を示す断面図である。 トレッドゴムの製造工程を説明するための断面略図である。 トレッドゴムの製造工程を説明するための断面略図である。 トレッドゴムの部分拡大図である。 生カバーの製造工程を示す略断面図である。 (A)、(B)は複合ゴムストリップの他の実施形態を示す断面図である。 (A)は複合ゴムストリップを製造する装置の部分断面図、(B)はそのダイプレートの正面図である。 本発明の他の実施形態を示すトレッドゴムの断面図である。 タイヤの電気抵抗測定装置を概念的に示す略断面図である。 (A)(B)は、背景技術を説明するトレッドゴムの略断面図である。
符号の説明
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
2G トレッドゴム
3 サイドウォール部
4 ビード部
5 ビードコア
6 カーカス
7 トレッド補強コード層
9 ベルト層
10 バンド層
12 ベースゴム部
15 複合ゴムストリップ
16 ゴムストリップ
15a 第1のゴム
15b 第2のゴム

Claims (7)

  1. ゴムストリップを螺旋状に巻き重ねることにより形成されたゴムストリップ巻付体からなるゴム部材を有する空気入りタイヤであって、
    前記ゴムストリップは、第1のゴムと、該第1のゴムの少なくとも一部を被覆することによりストリップ表面の一部をなす第2のゴムとを含む複合ゴムストリップを含み、
    かつ前記第2のゴムは、前記第1のゴムよりも体積固有電気抵抗値が小さいことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第2のゴムは、前記複合ゴムストリップの断面において、ストリップ表面の外周長さの70%以上を被覆する請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第2のゴムは、前記複合ゴムストリップの断面において、ストリップ全断面積の3%以上かつ20%以下の断面積を有する請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ゴム部材は、トレッド部に配されかつ路面と接地する外周面を有したトレッドゴムであり、
    かつ、該トレッドゴムの内周面は、その内方に配されかつリムと電気的に導通している導電性のトレッド導電部に接するとともに、
    前記第2のゴム部は、トレッドゴムの前記外周面と前記内周面との間で導通可能な導電路を形成する請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記トレッド導電部は、ベルトを含むトレッド補強コード層又はベースゴム部である請求項4記載の空気入りタイヤ。
  6. ゴムストリップを螺旋状に巻き重ねたゴムストリップ巻付体からなるゴム部材を用いて空気入りタイヤを製造する空気入りタイヤの製造方法であって、
    被巻付体に、第1のゴムと、該第1のゴムよりも体積固有電気抵抗値が小かつ第1のゴムの少なくとも一部を被覆することによりストリップ表面の一部をなす第2のゴムとを含む複合ゴムストリップを供給する段階と、
    前記被巻付体に前記複合ゴムストリップを巻き付けて前記ゴム部材を形成する段階とを有し、かつ、この巻き付けにより、第2のゴムは、ゴム部材の被巻付体に接する内周面とその反対側の面である外周面との間で導通可能な導電路を形成することを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  7. 螺旋状に巻き重ねられることによりタイヤ用のゴム部材を形成するゴムストリップであって、
    第1のゴム及び該第1のゴムの少なくとも一部を被覆することによりストリップ表面の一部をなす第2のゴムとを含み、しかも前記第2のゴムは、前記第1のゴムよりも体積固有電気抵抗値が小さいことを特徴とするゴムストリップ。
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