JP5394062B2 - タイヤ用インナ−ライナゴム部材を成型する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ゴムストリップ材を回転支持体上でタイヤ周方向に螺旋状に一部を重ね巻き付けてグリーンタイヤ又はタイヤ用ゴム部材を成型する方法に関する。
一般に、タイヤは、複数のタイヤ用ゴム部材とコードを主材とする複数の補強部材を含んで構成されており、代表的には、図5に示すようにインナーライナーゴム部1、トレッドゴム部2、サイドウォールゴム部3、リムストリップゴム部4等の各部が、各々要求される特性に応じたゴム部材により形成され、これらのゴム部材がコードを含む補強部材であるカーカス層5、ベルト層6やビード体7などと組み合わされてタイヤTを構成している。
これら各部を構成するゴム部材を成形するために、それぞれのゴム部材の断面形状に見合ったダイスを介して押出機から連続して押出し成形し、その後、定寸にカットすることにより目的とするゴム部材を得ていた。タイヤの成型においては、前記のゴム部材を成型用ドラム等の回転支持体上で順次貼り付けて成型していた。
しかしながら、連続して押出機により押し出して定寸にカットすることによる部材の歪みや収縮といった問題から、下記の特許文献1および特許文献2に開示されているように、リボン状に押出し成形した未加硫のゴムストリップ材を、成型用ドラム等の回転支持体上においてタイヤ周方向に沿って螺旋状に重ねて巻きつけることにより、所定の断面形状のゴム部材を形成することが行われている。
ところで、近年においては、低燃費化、耐摩耗性や運動性能の向上、騒音低減などのタイヤ性能に対する要求が厳しくなっていることから、タイヤを構成する各ゴム部材は、各種タイヤ性能向上に適した複数のゴム材料を組み合わせて構成されている。
例えば、インナーライナーゴム部1は、空気の透過を遮断することを主目的とする部材であることから空気透過性が小さいゴム材料が使用されるが、肉厚にするとタイヤ重量が増加するため、薄肉に設けることが好ましい。しかし、インナーライナーゴム部1としてある程度の厚みが無いと加硫成型時のゴムの移動で厚さにムラができやすく、空気の透過を遮断というインナーライナーの機能を果たさなくなるおそれがある。そのため、インナーライナーゴム部1は、例えば、図6に示すように、タイヤ内側に配される下層1aを低空気透過性のゴム材料で構成し、タイヤ外側に相当する下層1a上面側に配された上層1bを加硫成型時に下層1aの移動を防止する硬質のゴム部材で構成する場合がある。
トレッドゴム部2では、低燃費化のため低転がり抵抗の要求が高く、また、安全性の面からウェット性能といわれる湿潤路面での制動性能や操縦安定性の向上が求められ、さらに耐久性の点で優れた耐摩耗性が求められている。これらの低転がり抵抗とウェット性能及び耐摩耗性の各性能は、ゴム特性として背反傾向を示し両立させることが困難である。そこで、上記のような各種要求を満足するため、例えば、図7に示すように、トレッドゴム部2の下層2aを低転がり抵抗のゴム組成物で構成し、この下層2aの上にウェット性能を向上させたゴム組成物で構成した中間層2bを形成し、さらにその上層の全域あるいは一部に耐摩耗性を向上させたゴム組成物からなる表層2cを設ける場合がある。
また、サイドウォール部3は、タイヤ走行中のトレッド部の応力を緩和する必要があり、高い耐屈曲性能と運動性能が要求されるとともに、加硫成型時にゴム材料が移動すること無くカーカス層5となじみやすいことも必要とされる。そのため、サイドウォール部3では、例えば、図8に示すように、カーカス層5と接するサイドウォール部3の内側を加硫成型時にゴム材料の移動を防止するゴム組成物からなる下層3aを形成し、タイヤTのサイドウォール部表面に硬いゴム組成物からなる表層3cを形成し、下層3aと表層3cの間に配される中間層3bに運動性能を向上させたゴム組成物で構成する場合がある。
このようなインナーライナーゴム部1、トレッドゴム部2、サイドウォール部3のような複数のゴム組成物を組み合わせて構成されたゴム部材を上記のようなリボン状の未加硫のゴムストリップ材を螺旋状に重ねて巻きつけることで形成する場合、ゴム部材を構成する各ゴム組成物ごとに巻き付け工程を行う必要があるため、各ゴム部材の製造サイクルタイムが長くなり生産性を低下する問題がある。
特開2000−202921号公報 特開平9−29858号公報
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、複数のゴム組成物を組み合わせて構成されたゴム部材をリボン状の未加硫のゴムストリップ材を螺旋状に重ねて巻きつけることで形成する場合に、巻き付け回数を減らしてゴム部材の製造サイクルタイムを短くすることができるグリーンタイヤ又はタイヤ用ゴム部材の製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、断面が第1ゴム組成物からなる第1領域と第2ゴム組成物からなる第2領域に区画されたゴムストリップ材を回転支持体上でドラム周方向に螺旋状に一部を重ね巻き付けて、断面が異なるゴム組成物からなる2つの領域に区画されたタイヤ用インナーライナゴム部材を成型する方法において、前記第1ゴム組成物の空気透過性を前記第2ゴム組成物より低くし、前記第1領域を前記第2領域より幅広に設け、前記ゴムストリップ材において異なるゴム組成物により形成される境界を、前記タイヤ用インナーライナゴム部材において異なるゴム組成物により形成される境界と実質的に一致させ、前記第1領域を前記第2領域より前記回転支持体の径方向内側に配置して、前記ゴムストリップ材を巻き付けることを特徴とする。
本発明によれば、ゴムストリップ材が2種以上のゴム組成物から構成されており、一度の巻き付け工程で2種以上のゴム組成物を巻き付けることができるため、巻き付け回数を減らして複数のゴム組成物を組み合わせて構成されたゴム部材を形成することができ、そのため、ゴム部材の製造サイクルタイムを短くすることができる。
次に、本発明の第1の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施形態のゴムストリップ材10の断面図であり、図2はゴムストリップ材10を成形する押出機100により成形されるゴムストリップ材を巻き付けてゴム部材を成形する方法を説明する図である。
本実施形態のゴムストリップ材10は、図5に示すタイヤ(ラジアルタイヤ)T、すなわちインナーライナーゴム部1、トレッドゴム部2、サイドウォールゴム部3、リムストリップゴム部4等の複数のタイヤ用ゴム部材と、コードを含む補強部材であるカーカス層5、ベルト層6やビード体7などから構成されるタイヤTの製造工程において、前記複数のゴム部材のうちの少なくとも一つのゴム部材、例えばインナーライナーゴム部1、トレッドゴム部2、あるいはサイドウォールゴム部3等のゴム部材を巻き付け成形するのに使用するものである。
このゴムストリップ材10は、主として幅方向中央部が最大の厚みで、この中央部から両側端に向かって漸次厚みが薄く扁平な断面形状、例えば、略三日月形状、扁平な略三角形状、あるいは扁平な略台形状等の断面形状のリボン状をなしており、2種以上のゴム組成物から構成されている。
より詳細には、図1(a)〜(g)に示すように、例えば、ゴムストリップ材10は、その断面が、第1のゴム組成物からなる第1領域12と第2のゴム組成物からなる第2領域14、あるいは図1(h)に示すように、第1のゴム組成物からなる第1領域12と第2のゴム組成物からなる第2領域14と第3のゴム組成物からなる第3領域16から構成されている。
このようなゴムストリップ材10を成形する押出機100は、図2に示すように、円筒状をなしゴム送り用のスクリュー軸107、109が内部に配設された一対の本体ケース102、103と、それぞれの本体ケース102、103の先端側に連設されたギアポンプを有する一対のヘッド部104、105と、これらヘッド部104,105の先端側に共通して設けられたゴム合体部106と、ゴム合体部106の先端に付設された成形用ダイス108とを備え、ホッパー110から本体ケース102内部に第2のゴム組成物からなるゴム材料Q2を供給し、ホッパー111から本体ケース103内部に第1のゴム組成物からなるゴム材料Q1を供給するようになっている。本体ケース102、103に供給されたゴム材料Q2,Q1は、スクリュー軸107,109の回転により前方に給送され、ヘッド部105、104のギアポンプによりそれぞれ所要流量になるようにゴム合体部106へ給送される。ゴム合体部106では、第1領域12及び第2領域14に対応する形状にゴム材料Q1及びゴム部材Q2をそれぞれ成形しこれらを合体させ、吐出口108aがゴムストリップ材10の断面形状に対応した形状に形成された成形用ダイス108を介して、例えば、図1(a)〜(g)に示すような、断面が第1ゴム組成物からなる第1領域12と第2ゴム組成物からなる第2領域14に区画されたリボン状のゴムストリップ材10が連続して押出成形されるようになっている。
なお、図1(h)に示すような3以上の領域から構成されるゴムストリップ材を成形する場合、ゴムストリップ材10を構成する領域の数に応じた本体ケース及びヘッドをゴム合体部106に接続した押出機100を用いればよい。
上記のように成形されたゴムストリップ材10を用いて、タイヤを製造する方法について説明する。
図2に示すように、タイヤの製造工程において押出機100より押出し成形されるゴムストリップ材10は、成型用ドラム、あるいは、ビード部が支持されたグリ−ンタイヤ(図示せず)等の回転支持体120上に巻き付けてインナーライナーゴム部1、トレッドゴム部2、サイドウォールゴム部3、リムストリップゴム部4等のタイヤ用ゴム部材を成形する。
図2の場合、押出機100を回転支持体120に対向設置して、押出機100から所定の断面形状のリボン状に押し出されるゴムストリップ材10の断面形状を整えつつ回転支持体120へ誘導するロール114を介して、直に回転支持体120上に巻き付ける場合を示している。回転支持体120は軸120a回りに回転可能であり、該回転支持体120を図2のK方向に回転させながらゴムストリップ材10をタイヤ周方向に沿って巻き付ける。回転支持体120に巻き付けられたゴムストリップ材10は、ローラ116によって回転支持体120の巻きつけ面120bに押さえつける。
図3は成型ドラムの回転支持体120を上方から見た図であるが、矢印Aはタイヤ周方向に相当し、矢印B方向はタイヤ幅方向(軸方向)に相当する。ゴムストリップ材10をタイヤ周方向に沿って螺旋状に巻き付ける時には、前記回転支持体120を回転させるだけでなく、押出機100か回転支持体120のいずれかをタイヤ幅方向に沿って移動させることで押出機100をタイヤ幅方向Bに沿って相対的に移動させる。これらの押出機100及び回転支持体120の作動制御は、制御装置130により行われる。
図3に示す例では、ゴムストリップ材10は左側から右側へと移動しながら巻き付けられる。最初の1周目(1巻目)はM1、2周目はM2、3周目はM3・・・n−1周目はMn−1、n周目(最終)はMnで示される。ここで1周目M1とn周目Mnは、その巻き付け方向がタイヤ幅方向と直交(タイヤ周方向と平行)する方向と同じになっている。それ以外の部分は、螺旋状に巻き付けるために、巻き付け方向はタイヤ周方向に対して角度αだけ傾斜している。なお、最初の1周目と最後のn周目については、押出機100をタイヤ幅方向に沿って相対移動しないように制御することで、タイヤ周方向と同じ方向に巻き付けてもよく、これにより、余分な部分をカットする処理が不要となる。
図4においてタイヤ幅方向のゴムストリップ材10の重ね方を示すように、ゴムストリップ材10は、隣接するゴムストリップ材10,10同士の重なり量Sを制御することで、回転支持体120の巻きつめ面120bに対する傾き角度βを制御することができる。なお、ゴムストリップ材10,10同士の重なり量Sの制御は、制御装置130により押出機100と回転支持体120とのタイヤ幅方向の相対移動速度を制御することにより行うことができる。
以上のように、本発明のゴムストリップ材10によれば、ゴムストリップ材10が2種以上のゴム組成物から構成されており、一度の巻き付け工程で2種以上のゴム組成物を巻き付けることができるため、巻き付け回数を減らして複数のゴム組成物を組み合わせて構成されたゴム部材を形成することができ、そのため、ゴム部材の製造サイクルタイムを短くすることができる。
次に、本発明の実施例を示すが、本発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
(実施例1)
本実施例は、ゴム部材として空気透過性の異なる2種類のゴム材料を積層させてなるインナーライナーゴム部1を成形するものであり、例えば、図6に示すようなタイヤ内側に配される下層1aが低空気透過性のゴム材料で構成され、下層1a上面に配される上層1bが加硫成型時に下層1aの移動を防止する硬質のゴム材料で構成されている。
このような構成のインナーライナーゴム部1は、ゴムストリップ材10aをタイヤ成型のための回転支持体120上に供給してタイヤ周方向Aに螺旋状に一部を重ね巻き付けることにより成型される(図2参照)。
このゴムストリップ材10aは、断面が低空気透過性の第1ゴム組成物からなる第1領域12aと第1ゴム組成物より空気透過性が高く加硫成型時にゴムの移動を防止する硬質の第2ゴム組成物からなる第2領域14aに区画されており、第1領域12aが第2領域14aより幅広に設けられている。このようなゴムストリップ材10aの具体例として、図9(a)〜(f)に示すようなゴムストリップ材10aが挙げられる。
例えば、図9(a)に示すゴムストリップ材10aを用いてインナーライナーゴム部1を成形する場合、ゴムストリップ材10aは、第2領域14aより第1領域12aが幅広に設けられているため、ローラ116によって回転支持体120の巻きつけ面120bに押さえ付けられることで、図10(a)に示すように、隣接するゴムストリップ材10a、10aの第1領域12a、12aが接触する。
これにより、回転支持体120の巻きつけ面120b上に成形されたインナーライナーゴム部1は、巻きつけ面120b上に低空気透過性の第1ゴム組成物からなる下層1aが形成され、その上面に加硫成型時にゴム材料の移動を防止する硬質の第2ゴム組成物からなる上層1bが形成され、一度の巻き付け工程で空気透過性の異なる2種類のゴム組成物を積層させてなるインナーライナーゴム部1を成形することができる。
また、図9(b)〜(e)に示すようなゴムストリップ材10aの場合であっても、上記同様に一度の巻き付け工程で空気透過性の異なる2種類のゴム組成物を積層させてなるインナーライナーゴム部1を成形することができる。特に、図9(b)及び(c)のようなゴムストリップ材10aであれば、図10(b)に示すように、螺旋状に一部を重ね巻き付けることで隣接するゴムストリップ材10a、10aの第1領域12a、12aを接触させることができるため、低空気透過性のゴム材料からなる層の不連続部分が発生しにくくなり、空気遮断性の高いインナーライナーゴム部1を確実に成形することができる。
なお、インナーライナーゴム部1は、空気の透過を遮断することを主目的とする部材であることから、例えば、図1(f)に示すようなゴムストリップ材10aの表面全体が低空気透過性の第1ゴム組成物からなる第1領域12に区画されたものであってもよく、空気透過性が小さいゴム材料の使用量を抑えて空気遮断性の高いインナーライナーゴム部1を成形することができる。
本実施例では、一度の巻き付け工程で空気透過性の異なる2種類のゴム材料を積層させてなるインナーライナーゴム部1を成形することができるため、インナーライナーゴム部1の製造サイクルタイムを短くすることができる。
(実施例2)
本実施例は、厚さ方向に3種類のゴム組成物を積層させてなるトレッドゴム部2を成形するものであり、例えば、図7に示すように、トレッドゴム部2のベルト層6と接する下層2aが低転がり抵抗のゴム組成物で構成され、この下層2a上面にウェット性能を向上させたゴム組成物で構成した中間層2bが形成され、さらに中間層2b上面全域に耐摩耗性を向上させたゴム組成物からなる表層2cが設けられている。下層2aと中間層2bを区画している境界2dは下層2a側表面と略平行に設けられており、また、中層部2bと表層2cを区画している境界2eはタイヤ幅方向中央部が凹設された表層2c側表面と略平行に設けられている。
このような構成のトレッドゴム部2は、2種類のゴムストリップ材10b、10cをタイヤ成形のための回転支持体120上に供給してタイヤ周方向Bに螺旋状に一部を重ね巻き付けることにより成形される(図2参照)。
具体的には、まず、図11(a)に示すような、断面が低転がり抵抗の第1ゴム組成物からなる第1領域12bとウェット性能を向上させた第2ゴム組成物からなる第2領域14bに区画されたリボン状の第1ゴムストリップ材10bを回転支持体120上に供給して螺旋状に一部を重ね巻き付ける。
その際、図12に示すように、第1ゴムストリップ材10bの第1領域12bと第2領域14bとを区画する境界13bが下層部2aと中間層2bを区画している境界2dと一致するように、第1ゴムストリップ材10bを回転支持体120の巻きつけ面120bに対して所定角度β傾斜させた状態で重ね巻き付ける。なお、第1ゴムストリップ材10bの断面が、中央部から両側端に向かって漸次厚みが薄くなる扁平な形状(本実施例では略三日月形状)をなしているため、隣接するゴムストリップ材10bの重なり量を大きくすることで回転支持体120の巻きつけ面120bに対する第1ゴムストリップ材10bの傾き角度を大きくすることができ、第1ゴムストリップ材10bの重なり量を制御することで傾き角度を0度〜90度の範囲内で自由に変更することができる。
次いで、図11(b)に示すような、断面がウェット性能を向上させてなる第1領域12cと耐摩耗性を向上させたゴム組成物第2ゴム組成物からなる第2領域14cに区画されたリボン状の第2ゴムストリップ材10cを、上記のように第2ゴムストリップ材10cが重ね巻き付けられた回転支持体120上に供給して螺旋状に一部を重ね巻き付ける。
その際、図12に示すように、第2ゴムストリップ材10cの第1領域12cと第2領域14cとを区画する境界13cは、中間層2bと表層2cを区画している境界2eと一致するように、第2ゴムストリップ材10bを回転支持体120の巻きつけ面120bに対して所定角度傾斜させた状態で重ね巻き付ける。本実施例では、中間層2bと表層2cを区画している境界2eには、タイヤ幅方向中央部に凹部2fが設けられている。そのため、巻き始め時には、巻きつけ面120bに対して第2ゴムストリップ材10cの傾き角度をβに設定して重ね巻き付け、巻き付け途中から第2ゴムストリップ材10cの傾き角度をβより小さい角度βに変更してタイヤ幅方向中央部に設けられた凹部2fを形成した後、再び、第2ゴムストリップ材10cの傾き角度を角度βに変更して重ね巻き付ける。
以上のように、本実施例では、2種類のゴムストリップ材10b、10cの巻き付け工程によって、低転がり抵抗のゴム組成物、ウェット性能を向上させたゴム組成物及び耐摩耗性を向上させたゴム組成物の3種類のゴム組成物を積層させてなるトレッドゴム部2を成形することができ、トレッドゴム部2の製造サイクルタイムを短くすることができる。
次に、本実施例の変更例として、図7(b)に示すようなトレッドゴム部2を成型する場合について説明する。本変更例にかかるトレッドゴム部2は、耐摩耗性を向上させたゴム組成物からなる表層2cがタイヤ幅方向の両側部分に相当するショルダー部に配されている点で、中間層2b上面全域に耐摩耗性を向上させたゴム組成物からなる表層2cが設けられている実施例2と相違する。
このような構成のトレッドゴム部2は、まず、図11(c)に示すような、低転がり抵抗のゴム組成物からなるリボン状の第1ゴムストリップ材10dを回転支持体120上に供給して螺旋状に一部を重ね巻き付けることで、図13に示すようにトレッドゴム部2の下層2aを形成する。
次いで、第1ゴムストリップ材10dが重ね巻き付けられた回転支持体120上に、図11(d)に示すような断面がウェット性能を向上させた第1ゴム組成物からなる第1領域12eと耐摩耗性を向上させた第2ゴム組成物からなる第2領域14eに区画されたリボン状の第2ゴムストリップ材10eと、図11(e)に示すようなウェット性能を向上させたゴム組成物で構成したゴム組成物からなるリボン状の第3ゴムストリップ材10fとを供給して螺旋状に一部を重ね巻き付けることで、中間層2b及びショルダー部2cを形成する。
より詳細には、まず、図2に示すような押出機100から押し出された第2ゴムストリップ材10eを、回転支持体120上に形成されたトレッドゴム部下層2aの一方の側端部(例えば、図13の左側の端部)より、第1領域12eと第2領域14eとを区画する境界13eが中間層2bと表層2cを区画している境界2eと一致するように、回転支持体120の巻きつけ面120bに対して所定角度傾斜させた状態で螺旋状に一部を重ね巻き付ける。このようにして、タイヤ幅方向の一方側(例えば、左側)に位置する中間層2b及びショルダー部2cを形成する。
この時、押出機100では、第2ゴム組成物からなるゴム材料Q2が供給される本体ケースのスクリュー軸107及びギアポンプ104と、第1ゴム組成物からなるゴム材料Q1が供給される本体ケースのスクリュー軸109及びギアポンプ105とをそれぞれ制御してゴム合体部106に所定流量のゴム材料Q2、Q1を給送することで、第2ゴムストリップ材10eを押し出して回転支持体120へ供給する。
なお、巻きつけ面120bに対する第2ゴムストリップ材10eの傾き角度は、上記同様、第2ゴムストリップ材10eの重なり量を調整することで制御される。
次いで、第2ゴムストリップ材10eの巻き付け途中から、押出機100のうちゴム材料Q2が供給される本体ケース102のスクリュー軸107及びギアポンプ104の動作を停止させるとともに、ゴム合体部106に給送されるゴム材料が所定流量になるようにゴム材料Q1が供給される他方の本体ケース103のスクリュー軸109及びギアポンプ105を制御する。本図は誇張拡大図であるから、ギアポンプ104の残圧による14eが除々に少なくなってもタイヤ性能としては問題ない。このように押出機100を制御することで、押出機100からは第3ゴムストリップ材10fが押し出され、これを回転支持体120上に螺旋状に一部を重ね巻き付けることで、タイヤ幅方向の配置された中間層2bを形成する。
次いで、第3ゴムストリップ材10fの巻き付け途中から、押出機100のうち回転を停止させた本体ケース104のスクリュー軸107及びギアポンプ104を所定速度で回転させるとともに、ゴム合体部106に給送されるゴム材料が所定流量になるように第1ゴム組成物からなるゴム材料Q1が供給される他方の本体ケース103のスクリュー軸109及びギアポンプ105を減速制御する。このように押出機100を制御することで、押出機100からは第2ゴムストリップ材10eが押し出され回転支持体120に供給される。
回転支持体120に供給された第2ゴムストリップ材10eは、隣接するゴムストリップ材10eの重なり量を調整し巻きつけ面120bに対する傾き角度を制御することで、第1領域12eと第2領域14eとを区画する境界13eが中間層2bと表層2cを区画している境界2eと一致するように回転支持体120上に螺旋状に一部を重ね巻き付けられ、タイヤ幅方向の他方側(例えば、右側)に位置する中間層2b及びショルダー部2cを形成する。
以上のようにして、低転がり抵抗のゴム組成物で構成された下層2aと、ウェット性能を向上させたゴム組成物からなり下層2a上面に形成された中間層2bと、耐摩耗性を向上させたゴム組成物からなり中間層2bの上面においてタイヤ幅方向の両側部分に相当するショルダー部に形成された表層2cを備えたトレッドゴム部2が形成される。
本変更例では、押出機100のゴム合体部106に給送されるゴム材料Q1、Q2の流量を制御することで、回転支持体120の回転動作を停止させることなく巻き付け工程の途中で押出機100から押し出されるゴムストリップ材を第2ゴムストリップ材10eと第3ゴムストリップ材10fに切り替えることができ、トレッドゴム部2の下層2aの上面に形成された中間層2bと表層2cを、1度の巻き付け工程で成型することができる。したがって、本変更例では、下層2aを形成する巻き付け工程と、中間層2b及び表層2cを形成する巻き付け工程の2度の巻き付け工程により、低転がり抵抗のゴム組成物、ウェット性能を向上させたゴム組成物及び耐摩耗性を向上させたゴム組成物の3種類のゴム組成物を積層させてなるトレッドゴム部2を成型することができ、トレッドゴム部2の製造サイクルタイムを短くすることができる。
しかも、押出機100から押し出されるゴムストリップ材は、巻き付け工程途中の任意のタイミングで第2ゴムストリップ材10eと第3ゴムストリップ材10fに切り替えることができるため、タイヤ幅方向の両側部分などタイヤ幅方向の任意の位置に表層2cを配置することができ、タイヤ構造の設計変更に柔軟に対応することができる。
(実施例3)
本実施例は、厚さ方向に3種類のゴム組成物を積層させてなるサイドウォール部3を成形するものであり、例えば、図8に示すように、タイヤTのカーカス層5と接するサイドウォール部3の内側を加硫成型時にゴム材料の移動を防止する第1ゴム組成物からなる下層3aを形成し、サイドウォール部3表面に高硬度の第3ゴム組成物からなる表層3cを形成し、下層3aと表層3cの間に運動性能を向上させた第2ゴム組成物からなる中間層3bが設けられている。
このような構成のサイドウォール部3は、図14に示すように、断面が加硫成型時にゴム材料の移動を防止する第1ゴム組成物からなる第1領域12gと運動性能を向上させた第2ゴム組成物からなる第2領域14gと耐摩耗性を向上させた高硬度の第3ゴム組成物からなる第3領域16gに区画されたリボン状の第1ゴムストリップ材10gを、ビード部を支持されたグリ−ンタイヤ(図示せず)の回転支持体上に供給してタイヤ周方向Bに螺旋状に一部を重ね巻き付けることにより成形される(図2参照)。
具体的には、図14に示すように、第1ゴムストリップ材10gの第1領域12gと第2領域14gとを区画する境界13gが図15の下層部3aと中間層3bを区画している境界3dと一致し、かつ、第2領域14gと第3領域16gを区画する境界15gが中間層3bと表層3cを区画している境界3eと一致するように、第1ゴムストリップ材10gを巻きつけ面に対して所定角度β傾斜させた状態で重ね巻き付けることサイドウォール部3を成型することができる。
以上のように、本実施例では、加硫成型時にゴム材料の移動を防止するゴム組成物、運動性能を向上させた第2ゴム組成物、耐摩耗性を向上させた高硬度のゴム組成物の3種類のゴム組成物から積層させてなるサイドウォール部3を成型することができ、サイドウォール部3の製造サイクルタイムを短くすることができる。
本発明の一実施形態にかかるゴムストリップ材の断面図である。 本発明の一実施形態にかかるゴムストリップ材によりタイヤ用ゴム部材を成形する方法を説明するための模式図である。 本発明の一実施形態にかかるゴムストリップ材によりタイヤ用ゴム部材を成形する方法を説明するための模式図である。 ゴムストリップ材の重ね方を説明する断面図である。 タイヤの構造を説明するための断面図である。 インナーライナーゴム部の構造を説明するための断面図である。 トレッド部の構造を説明するための断面図である。 サイドウォール部の構造を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施例にかかるゴムストリップ材の断面図である。 本発明の第1の実施例にかかるゴムストリップ材を用いてインナーライナーゴム部を成形する方法を示す断面図である。 (a)、(b)は本発明の第2の実施例にかかるゴムストリップ材の断面図であり、(c)、(d)、(e)は本発明の第2の実施例の変更例にかかるゴムストリップ材の断面図である。 本発明の第2の実施例にかかるゴムストリップ材を用いてトレッド部を成形する方法を示す断面図である。 本発明の第2の実施例の変更例にかかるゴムストリップ材を用いてトレッド部を成形する方法を示す断面図である。 本発明の第3の実施例にかかるゴムストリップ材の断面図である。 本発明の第3の実施例にかかるゴムストリップ材を用いてサイドウォール部を成形する方法を示す断面図である。
1…インナーライナーゴム部
2…トレッドゴム部
3…サイドウォールゴム部
4…リムストリップゴム部
5…カーカス層
6…ベルト
10、10a、10b、10c、10d、10e、10f、10g…ゴムストリップ材
12、12a、12b、12c、12e、12g…第1領域
14、14a、14b、14c、14e、14g…第2領域
16、16g…第3領域
100…押出機
102、103…本体ケース
104、105…ヘッド部
106…ゴム合体部
107…スクリュー
108…成型用ダイス
108a…吐出口
109…スクリュー
110、111…ホッパー
114…ロール
116…ローラ
120…回転支持体
120a…回転軸
120b…巻きつめ面
130…制御装置

Claims (2)

  1. 断面が第1ゴム組成物からなる第1領域と第2ゴム組成物からなる第2領域に区画されたゴムストリップ材を回転支持体上でドラム周方向に螺旋状に一部を重ね巻き付けて、断面が異なるゴム組成物からなる2つの領域に区画されたタイヤ用インナーライナゴム部材を成型する方法において、
    前記第1ゴム組成物の空気透過性を前記第2ゴム組成物より低くし、前記第1領域を前記第2領域より幅広に設け、
    前記ゴムストリップ材において異なるゴム組成物により形成される境界を、前記タイヤ用インナーライナゴム部材において異なるゴム組成物により形成される境界と実質的に一致させ、前記第1領域を前記第2領域より前記回転支持体の径方向内側に配置して、前記ゴムストリップ材を巻き付けることを特徴とするタイヤ用インナーライナゴム部材を成型する方法。
  2. 前記ゴムストリップ材が幅方向中央部から両端に向かって漸次厚みを小さくした断面形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ用インナーライナゴム部材を成型する方法。
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