JP5001798B2 - タイヤ及びタイヤの成型方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のタイヤ用ゴム部材を含んで構成されるタイヤ及びこのタイヤの成型方法に関するものである。
一般に、空気入りのタイヤ(以下、単にタイヤという)は、複数のタイヤ用ゴム部材を含んで構成されている。代表的には、図5に示すように、インナーライナー2、トレッド3、サイドウォール4、リムストリップ5等の各部が、各々要求される特性に応じたゴム部材により形成されており、これらのゴム部材がカーカス6やベルト7等のタイヤ用補強部材と組み合されてタイヤTが構成されている。
近年、リボン状に押出し成型した未加硫のゴムストリップ材を、成型ドラム等の回転支持体上においてタイヤ周方向に沿って螺旋状に重ねて巻きつけることにより、所定の断面形状のゴム部材を成型することが行われている(例えば、特許文献1及び2参照)。
また、特許文献1や2のように、ゴムストリップ材を螺旋状に重ねて巻きつけると、左右両側端部にはみ出した余分なゴム部分が生じ、巻き付け後にカット処理が必要になることから、巻き付け開始側の最初の1周と、巻き付け終了側の最後の1周とを、タイヤ幅方向に対して直交するタイヤ周方向に平行に巻き付け、2周目以降の他の巻き付け部分では、1回転で1ピッチ分の送りを与えるように螺旋状に巻き付けることも提案されている(例えば、特許文献3参照)。
さらに、前記の巻き付け方式では、巻き付け開始側の最初の1周もしくは数周と、巻き付け終了側の最後の1周もしくは数周の部分で、巻き付けのゴム量が多くなり、タイヤの重量バランスやタイヤユニフォミティに対する影響が大きくなるので、これを解決するために、巻き付け開始の1周目を巻き付け開始位置からタイヤ周方向に巻き付け、2周目以降は、各周毎に、タイヤ周方向の一部領域内で所定ピッチの送りを与えるようにタイヤ周方向に対し傾斜させて巻き付けるとともに、該傾斜領域を除く他の部分ではタイヤ周方向に巻き付け、さらに巻き付け終了側の最後の1周分を、前記傾斜領域に連続してタイヤ周方向に巻き付けて傾斜させることなく傾斜領域を越えて終端せしめることも提案している(特許文献4)。
ところで、前記特許文献4の巻き付け方式の場合、成型ドラム上においてゴムストリップ材101が図6のように巻き付けられる。そのため、前記ゴムストリップ材101の巻き付け開始側と巻き付け終了側の傾斜領域G内の部位に、三角状のゴムストリップ材の過剰重なり部分Q1,Q2が生じ、前記巻き付けの傾斜領域Gの位相部分では、タイヤ周方向に対し直交する幅方向VII−VII線の断面(図7参照)において、ゴムストリップ材101の周回による層数が他の位相部分よりも1層分多くなり、この過剰重なり部分Q1,Q2がタイヤ周方向での重量バランスを悪化させる原因になっていた。また、前記幅方向断面においてゴムストリップ材101の厚みの総厚みが大きくなるため、RFV(ラジアル・フォース・バリエーション)を悪化させる一因にもなっている。
特開平9−29858号公報 特開2003−305781号公報 特開2002−205512号公報 特開2006−69130号公報
本発明は、上記に鑑みてなしたものであり、複数のタイヤ用ゴム部材を含んで構成されるタイヤとして、少なくとも一つのゴム部材をリボン状のゴムストリップ材の巻き付けにより成型する場合において、過剰重なり部分を極力小さくできて、特に巻き付け開始側と巻き付け終了側の過剰重なり部分が、同じ幅方向断面位置に存在せず、タイヤの重量バランスがよく、RFVを改善できるタイヤと、これを得るためのタイヤの成型方法を提供するものである。
上記の課題を解決する本発明は、複数のタイヤ用ゴム部材を含んで構成されてなり、少なくとも一つの前記ゴム部材を、リボン状のゴムストリップ材をタイヤ周方向に沿って一部を重ねて巻き付けて成型してなるタイヤであって、前記ゴムストリップ材は、巻き付け開始側の最初の1周がタイヤ周方向に傾斜することなく巻き付けられ、2周目以降の各周回において、タイヤ周方向の一部の領域内でタイヤ幅方向に所定ピッチの送りを与えるようにタイヤ周方向に対し傾斜して巻き付けられるとともに、該傾斜領域を除く他の部分ではタイヤ周方向に傾斜することなく巻き付けられ、さらに巻き付け終了側の最後の1周がタイヤ周方向に傾斜することなく巻き付けられてなるタイヤにおいて、前記2周目以降のゴムストリップ材の各周回の傾斜領域の位相が、各周回毎に傾斜開始を早める方向に順次ずらされてなることを特徴とする。
この構成によるタイヤによれば、前記ゴムストリップ材の各周回の傾斜領域の位相が周方向と直交する方向に対し斜めになって、巻き付け開始側と巻き付け終了側の傾斜領域内のゴムストリップ材の過剰重なり部分が、タイヤ周方向にずれて広範囲に配置されることになり、またタイヤ周方向に対し直交する幅方向断面においてゴムストリップ材の周回による層数の増大を抑えることができ、タイヤの重量バランスやRFVに及ぼす影響を低減できる。
また、前記のようにして前記傾斜領域の位相を斜めにすることで、前記傾斜領域における前記ゴムストリップ材の巻き付け開始側の過剰重なり部分と、巻き付け終了側の過剰重なり部分とが、幅方向断面において重ならないように周方向にずらされることになり、これにより、タイヤ周方向に対し直交する幅方向断面において、巻き付け開始側と終了側の過剰重なり部分が重なって存在することがないため、ゴムストリップ材の周回による層数が全位相でほぼ同一になり、タイヤの重量バランスを悪化させることがなく、RFVを改善できることにもなる。
前記ゴムストリップ材の各周回毎のずらし量は、1.50°〜2.70°の角度範囲であるのが好ましい。これにより、巻き付け開始側と巻き付け終了側の傾斜領域内の両過剰重なり部分の重なり量を小さくして、かつ両過剰重なり部分の位相を周方向に確実にずらせることができる。
本発明の第2は、複数のタイヤ用ゴム部材を含んで構成されるタイヤの成型方法であって、少なくとも一つの前記ゴム部材を、リボン状のゴムストリップ材をタイヤ周方向に沿って一部を重ねて巻き付けて成型する工程を有し、前記巻き付け成型する工程において、前記ゴムストリップ材は、巻き付け開始側の最初の1周をタイヤ周方向に傾斜させることなく巻き付け、2周目以降の各周回においては、タイヤ周方向の一部の領域内でタイヤ幅方向に所定ピッチの送りを与えるようにタイヤ周方向に対し傾斜させて巻き付けるとともに、該傾斜領域を除く他の部分ではタイヤ周方向に傾斜させることなく巻き付け、さらに巻き付け終了側の最後の1周ではタイヤ周方向に傾斜させることなく巻き付けるタイヤの成型方法において、前記2周目以降のゴムストリップ材の各周回毎に傾斜開始のタイミングを早めるようにして、前記傾斜領域の位相を順次周方向にずらせることを特徴とする。
これにより、ゴムストリップ材の不要な重なり部分を小さくして、しかも前記傾斜領域の位相をずらせることで、巻き付け開始側と終了側の部位、特には過剰重なり部分の位置を周方向にずらせて、全体としての重量バランスがよく、RFVを改善した本発明のタイヤを得ることができる。
前記巻き付け成型する工程において、前記ゴムストリップ材を所定の回転支持体上に供給しながら該回転支持体の回転により巻き付けを行うとともに、2周目以降のゴムストリップ材の各周回毎に、前記傾斜領域に相当する回転角度部分において送りを与えるための移動開始のタイミングを早めながら、前記ゴムストリップ材の供給手段を前記回転支持体に対して幅方向に相対的に移動させるように制御して、前記ゴムストリップ材を幅方向の所定ピッチの送りを与えるように傾斜させて巻き付ける。これにより、タイヤ周方向の一部にゴムストリップ材の巻き付けの傾斜領域、特には位相を順次ずらせた傾斜領域を設定した巻き付け方式を自動化でき、その生産性を高めることができる。
上記したように本発明のタイヤ及びその成型方法によれば、タイヤを構成するゴム部材をリボン状のゴムストリップ材の巻き付けにおいて、2周目以降のゴムストリップ材の各周回の傾斜領域の位相が、各周回毎に傾斜開始を早める方向に順次ずらされることにより、前記ゴムストリップ材の巻き付け開始側及び終了側の端部の部位に過剰重なり部分が僅かに存在するだけであって、しかもこのゴムストリップ材の過剰重なり部分が周方向にずれて存在する。そのため、タイヤ全体としての重量バランスや均一性を損なうことがなく、RFVの改善を図ることができる。
次に、本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基づいて説明する。
図1は、リボン状のゴムストリップ材の本発明による巻き付け状態を説明するための略示正面図を示し、図2はゴムストリップ材の巻き付け開始側の数周分と巻き付け終了側の数周分とを平面上に展開して模式的に示した説明図である。図3は図2のIII−III線の断面説明図である。
本発明に係るタイヤTは、図5に示すように、その基本構成として、インナーライナー2、トレッド3、サイドウォール4、リムストリップ5等の複数のタイヤ用ゴム部材を含み、これらのゴム部材がカーカス6、ベルト7等のタイヤ用補強部材と組み合わされて構成される。この点は従来タイヤと同じである。
そして、前記タイヤTを構成する複数のゴム部材のうちの少なくとも一つ、好ましくは複数もしくは全部のゴム部材は、タイヤ製造上の成型工程において、押出機等の供給手段から長尺に押し出し成形されるリボン状のゴムストリップ材1をタイヤ周方向に沿って一部を重ねて巻き付けることにより成形される。
前記ゴムストリップ材1の断面形状は、通常、幅方向中央部が最大の厚みで、該中央部から両側端に向かって漸次厚みが薄くなる比較的扁平な断面形状のリボン状、例えば略三日月形、あるいは扁平な略三角形状、あるいは扁平な略台形状等の、成型対象となるゴム部材の形態に応じた種々の断面形状のリボン状をなしている。全幅が同じ厚みで扁平なリボン状をなすものでもよい。実施上、前記ゴムストリップ材1としては、その幅Aが5〜70mm、幅方向中央部の厚みが0.5〜5.0mm、幅方向両側端の厚みが0.05〜0.2mmの範囲の比較的扁平なリボン状をなすものが好適に用いられる。
前記ゴムストリップ材1の巻き付け形態について、例えば図5のタイヤTにおけるインナーライナー2としてのゴム部材を巻き付け成型する場合を例にして、図面に基づいて説明する。
図4はゴムストリップ材1の巻き付けを行う装置の基本構成を示す模式図であり、前記ゴムストリップ材1の押出機等の供給手段10を成型ドラム等の回転支持体20に対向設置し、該供給手段10から所定の断面形状のリボン状に供給されるゴムストリップ材1を、直に前記回転支持体20上に供給して巻き付ける場合を示している。回転支持体20は軸20aの回りに回転可能であり、該回転支持体20を図4のK方向に回転させながら前記ゴムストリップ材1を図1及び図2のようにタイヤ周方向に沿って巻き付ける。
図1〜図3の例では、前記ゴムストリップ材1の重ね代Bをゴムストリップ材1の幅Aの約1/10として、左側から右側へと巻き付けた状態を示している。図では、巻き付け開始の最初の1周はM1 、2周目はM2 、3周目はM3 ・・・n−1周目はMn-1 、n周目つまり最後の1周はMで示されている。
そして、図1及び図2に示すように、前記ゴムストリップ材1の巻き付け開始の最初の1周M1 は、タイヤ幅方向に対して直交するタイヤ周方向と平行に巻き付けている。Psは巻き付け開始位置を示す。そして、前記の1周M1 に続いて、2周目以降は、その巻き付けの各周回毎に、タイヤ周方向の所定長(所定角度)の領域G内において、タイヤ幅方向に前記重ね代Bに対応した所定ピッチDの送りを与えるようにタイヤ周方向に対して傾斜させて巻き付けるとともに、該傾斜領域Gを除く他の部分では、前記の傾斜により順次位置をずらせてタイヤ幅方向に対して直交するタイヤ周方向に平行に巻き付けている。図中のθは前記の傾斜角度を示す。
さらに、巻き付け終了側の前記傾斜領域Gから連続する最後の1周Mn は、前記傾斜領域Gに続いてタイヤ幅方向に対して直交するタイヤ周方向に平行に巻き付けて、その終了端を傾斜させさせることなく前記傾斜領域Gの傾斜終了位置か、その付近、好ましくは該傾斜終了位置より僅かに超えて終端させている。図中のPeは巻き付け終了位置を示す。
特に、本発明の場合は、前記の巻き付け形態を基本にして、図2に拡大して示すように、前記2周目以降のゴムストリップ材1の各周回の傾斜領域Gの位相が、各周回毎に傾斜開始を若干早める方向に順次ずらされており、これにより、前記ゴムストリップ材1の各周回の傾斜領域Gの位相が周方向と直交する方向に対し斜めになって、巻き付け開始側と巻き付け終了側の傾斜領域G内の過剰重なり部分Q1,Q2がタイヤ周方向にずれて配置されている。
すなわち、前記傾斜領域Gにおける前記ゴムストリップ材1の巻き付け開始側の過剰重なり部分Q1と、巻き付け終了側の過剰重なり部分Q2とが、幅方向断面において重ならないように周方向にずらされて配置されており、これにより、タイヤ周方向に対し直交する幅方向断面において、巻き付け開始側と終了側の過剰重なり部分Q1,Q2が重なって存在することがないものとなっている。実施上は、前記ゴムストリップ材1の巻き付け開始位置Psと巻き付け終了位置Peとがタイヤ周方向に対し直角の幅方向においてほぼ対応した位置にあるのが好ましい。
前記ゴムストリップ材1の各周回毎の傾斜開始を早める方向の位相のずらし量は、ゴムストリップ材1の幅Aや巻き付けの送りピッチDや総周回数等によっても異なるが、通常は、回転角で1.50°〜2.70°の角度範囲、好ましくは2.25°前後になるように設定され、前記巻き付け開始側の傾斜領域Gの過剰重なり部分Q1と、巻き付け終了側の傾斜領域Gの過剰重なり部分Q2とが、該傾斜領域Gの周方向の長さ範囲の角度分以上にずれて位置するように設定される。
例えば、前記ずらし量が1.50°〜2.70°の角度範囲で位相がずれて周回数が20回であると、傾斜領域Gの巻き付け終了側端では、巻き付け開始側端に対して30°〜54°の回転角度分のずれが生じることになり、傾斜領域の周方向長さの角度範囲が30°であっても、巻き付け開始側と巻き付け終了側の過剰重なり部分Q1,Q2がタイヤ周方向に対し直交する幅方向断面において重なっては存在しないことになる。
前記のゴムストリップ材1の巻き付けの際は、前記回転支持体20を回転させるとともに、2周目以降の巻き付けにおける各周回毎の前記傾斜領域Gに相当する回転角の部分では、幅方向の所定ピッチDの送りを与えるように、図4における前記供給手段10をタイヤ幅方向に沿って前記回転支持体20に対して相対的に移動させる。そのため、前記供給手段10及び前記回転支持体20の少なくともいずれか一方をタイヤ幅方向に沿って移動させる。すなわち、前記供給手段10を前記回転支持体20に対して幅方向に移動させることも、前記回転支持体20を前記供給手段10に対して幅方向に移動させることも、あるいは双方を幅方向に相対的に移動させることもできる。この幅方向の移動と前記回転支持体20の回転とにより、前記ゴムストリップ材1を前記傾斜領域G内で傾斜させることができる。
特に、本発明の場合は、前記の巻き付けの際、前記2周目以降のゴムストリップ材1の各周回毎に傾斜開始のタイミングを若干早めるようにして、前記傾斜領域Gの位相を順次周方向にずらせる。そのため、前記傾斜領域Gに相当する回転角部分において移動開始のタイミングを若干早めながら、前記ゴムストリップ材1の供給手段10を前記回転支持体20に対して幅方向に相対的に移動させるように制御して、前記ゴムストリップ材1を幅方向の所定ピッチの送りを与えるように傾斜させると共に傾斜領域Gの位相をずらせながら巻き付ける。この際、前記傾斜領域Gの傾斜角度θは、前記回転支持体20の回転速度、特に外周部(巻き付け部分)での周方向の回転速度と前記幅方向の相対移動の速度を調整することにより適宜設定できる。
また、2周目以降の前記傾斜領域Gを除く他の回転角部分(タイヤ周方向と平行になる部分)では、前記供給手段10を回転支持体20に対してタイヤ幅方向に相対移動しないように制御することにより、タイヤ周方向に平行に巻き付けることができる。最初の1周M1 、及び最後の1周Mn についても、前記供給手段10を回転支持体20に対しタイヤ幅方向に相対運動しないように制御することにより、タイヤ周方向に巻き付けることができる。
図4の制御装置30は、前記のような供給手段10と回転支持体20の巻き付け作動ののための各制御を行い、特には傾斜領域Gの位相をずらせるための送り移動のタイミングを早める制御も行う。
前記のゴムストリップ材1の巻き付けにおいて、傾斜領域Gの位相のずらし量(回転角)については上記のように設定されるが、ゴムストリップ材1の幅A、重ね代B、傾斜領域G内での重ね代C、幅方向の送りピッチD、傾斜領域Gのタイヤ周方向の長さE、傾斜角度θ等の各条件は、成形対象のタイヤ用ゴム部材の種類や形態に応じて、上記のように巻き付け成形できるように適宜設定される。
例えば、前記傾斜角度θは45°以下とされる。すなわち、前記傾斜角度θが大きくなるほど、前記ゴムストリップ材1の巻き付けにおけるタイヤ周方向と傾斜方向との連続部分での変形量が大きくなり、特に傾斜角度45°を越えると巻き付け(一部重ねた状態の貼り付け)が難しくなり、目的を達成できないことになる。なお、前記傾斜角度θを小さくすると、ゴムストリップ材1の幅Aや重ね代Bとの関係で、傾斜領域Gのタイヤ周方向の長さEが大きくなるので、この長さEが過度に大きくならないように前記角度θを設定するのがよい。
また、前記ゴムストリップ材1を傾斜させて所定ピッチDの送りをする前記傾斜領域Gのタイヤ周方向の長さEについては、ゴムストリップ材1の幅A及び重ね代B、幅方向の巻き付けのピッチDと、傾斜角度θに応じて設定できるが、この長さEが長くなるほど、重量バランスや均一性に対する影響低減の効果が充分に得られないことになるので、多くとも1周長さの1/5以下、好ましくは1/10以下、さらに好ましくはゴムストリップ材1の幅Aの5倍以下とし、できるだけ短く設定するのがよい。ただし、前記長さEが小さくなり過ぎると、ゴムストリップ材1の幅Aおよび重ね代BやピッチDによっては傾斜角度θが大きくなり、巻き付けが困難になる場合があるので、実施上は前記の傾斜角度θが45°を越えないように前記長さEを設定するのがよく、例えばゴムストリップ幅Aの1/5以上、5倍以下の範囲とするのが好ましい。
また、前記ゴムストリップ材1の重ね代Bは、通常、前記ゴムストリップ材1の幅Aの4/5〜1/10の範囲で設定され、また、幅方向の送りピッチDつまり傾斜領域Gでの幅方向の送り量は、前記重ね代Bに対応してゴムストリップ材の幅Aの1/5〜9/10とされる。例えば、前記重ね代Bが前記幅Aの1/5の場合、前記送りピッチDは前記幅Aの4/5になる。なお、前記の重ね代Bは前記範囲外の場合もある。
使用するゴムストリップ材1の幅A(5〜70mm)に対して、前記重ね代B、及び前記傾斜角度θを与えることにより、前記傾斜領域Gのタイヤ周方向の長さE、傾斜領域G内での重ね代C、幅方向の送りピッチD等を決定することができる。前記の重ね代Bや傾斜角度θの制御は、制御装置30により前記供給手段10と回転支持体20とのタイヤ幅方向の相対移動の速度や移動量を制御することにより行われる。
下記の表1は、インナーライナーについて、幅52mm、厚み2mmのリボン状のゴムストリップ材を用い、傾斜領域の位相をずらす本発明の巻き付け方式を実施して成型したタイヤ(実施例1および実施例2)と、同じゴムストリップ材を用いて傾斜領域の位相をずらさないで特許文献1に開示の巻き付け方式を用いて成型したタイヤ(比較例1および比較例2)とのRFVの比較を示している。表1において、実施例1は比較例1に、実施例2は比較例2に対応している。なお、タイヤのインナーライナー以外の他の構成部材については、全て同じ構成にした。
試験に供したタイヤは、タイヤサイズ:LT325/60R20、リム:20×10J、内圧:2.0kg/cm、であり、RFVの測定方法は、荷重:900kgfとして、JIS D4233に規定する測定方法に準拠して行なった。
Figure 0005001798
表1によれば、実施例1および実施例2のいずれも、傾斜領域Gの位相が各周回毎に傾斜開始を若干早める方向に順次ずらされて周方向と直交する方向に対し斜めになっていることで、巻き付け開始側と巻き付け終了側の傾斜領域内のゴムストリップ材の過剰重なり部分が、タイヤ周方向にずれて広範囲に配置される結果、位相がずらされていない従来の巻き付け方式の場合に比して、タイヤの重量バランスに及ぼす影響を低減でき、RFVが改善されている。
従って、本発明のようにゴムストリップ材1を巻き付けて各ゴム部材を成形することにより、重量バランス及びRFV等のタイヤ性能を良好に維持することができる。
なお、上記の成型方法の説明では、押出機等の供給手段10から押出し成形されるゴムストリップ材1を、押出しと同時に成型ドラム等の回転支持体20に供給して巻き付ける場合を示したが、該ゴムストリップ材を巻き付けの工程とは別工程で押出し成形しておき、これを巻き付けの工程に移送して、供給装置を介して回転支持体上に連続して供給して巻き付けて成型することも可能である。
本発明は、リボン状の未加硫のゴムストリップ材を、成型ドラム等の回転支持体上においてタイヤ周方向に巻きつけることによりタイヤ用ゴム部材を成型してタイヤを製造する場合に好適に利用できる。
本発明の実施例を示すもので、リボン状のゴムストリップ材の本発明による巻き付け状態を説明するための略示正面図である。 ゴムストリップ材の巻き付け開始側の数周分と巻き付け終了側の数周分とを平面上に展開して模式的に示した説明図である。 図2のIII−III線の断面説明図である。 押出機等の供給手段から押出し供給されるリボン状のゴムストリップ材を巻き付けてゴム部材を成型する方法を説明するための模式図である。 タイヤ構造を説明するための断面図である。 従来の巻き付け形態によるゴムストリップ材の巻き付け開始側の数周分と巻き付け終了側の数周分とを平面上に展開して模式的に示した説明図である。 図2のVII−VII線の断面説明図である。
符号の説明
T…タイヤ、1…ゴムストリップ材、2…インナーライナーゴム部、3…トレッドゴム部、4…サイドウォールゴム部、5…リムストリップゴム部、6…カーカス、7…ベルト、10…供給手段、20…回転支持体、30…制御装置、G…傾斜領域、Q1,Q2…過剰重なり部分。

Claims (5)

  1. 複数のタイヤ用ゴム部材を含んで構成されてなり、少なくとも一つの前記ゴム部材を、リボン状のゴムストリップ材をタイヤ周方向に沿って一部を重ねて巻き付けて成型してなるタイヤであって、
    前記ゴムストリップ材は、巻き付け開始側の最初の1周がタイヤ周方向に傾斜することなく巻き付けられ、2周目以降の各周回において、タイヤ周方向の一部の領域内でタイヤ幅方向に所定ピッチの送りを与えるようにタイヤ周方向に対し傾斜して巻き付けられるとともに、該傾斜領域を除く他の部分ではタイヤ周方向に傾斜することなく巻き付けられ、さらに巻き付け終了側の最後の1周がタイヤ周方向に傾斜することなく巻き付けられてなるタイヤにおいて、
    前記2周目以降のゴムストリップ材の各周回の傾斜領域の位相が、各周回毎に傾斜開始を早める方向に順次ずらされてなることを特徴とするタイヤ。
  2. 前記傾斜領域における前記ゴムストリップ材の巻き付け開始側の過剰重なり部分と、巻き付け終了側の過剰重なり部分とが、幅方向断面において重ならないように周方向にずらされてなる請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記ゴムストリップ材の各周回毎のずらし量が1.50°〜2.70°の角度範囲である請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 複数のタイヤ用ゴム部材を含んで構成されるタイヤの成型方法であって、
    少なくとも一つの前記ゴム部材を、リボン状のゴムストリップ材をタイヤ周方向に沿って一部を重ねて巻き付けて成型する工程を有し、前記巻き付け成型する工程において、前記ゴムストリップ材は、巻き付け開始側の最初の1周をタイヤ周方向に傾斜させることなく巻き付け、2周目以降の各周回においては、タイヤ周方向の一部の領域内でタイヤ幅方向に所定ピッチの送りを与えるようにタイヤ周方向に対し傾斜させて巻き付けるとともに、該傾斜領域を除く他の部分ではタイヤ周方向に傾斜させることなく巻き付け、さらに巻き付け終了側の最後の1周ではタイヤ周方向に傾斜させることなく巻き付けるタイヤの成型方法において、
    前記2周目以降のゴムストリップ材の各周回毎に傾斜開始のタイミングを早めるようにして、前記傾斜領域の位相を順次周方向にずらせることを特徴とするタイヤの成型方法。
  5. 前記巻き付け成型する工程において、前記ゴムストリップ材を所定の回転支持体上に供給しながら該回転支持体の回転により巻き付けを行うとともに、2周目以降のゴムストリップ材の各周回毎に、前記傾斜領域に相当する回転角度部分において送りを与えるための移動開始のタイミングを早めながら、前記ゴムストリップ材の供給手段を前記回転支持体に対して幅方向に相対的に移動させるように制御して、前記ゴムストリップ材を幅方向の所定ピッチの送りを与えるように傾斜させて巻き付ける請求項4に記載のタイヤの成型方法。
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