JP2006506503A - チリダニ類のフンを中和する方法及び組成物 - Google Patents
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Abstract
チリダニのフンを中和するための方法が開示される。一実施形態においては、約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))、及び、水において十分な可溶性を有する植物エキスを水の中に導入して、水性植物エキス溶液を形成する。水性植物エキス溶液を、処理される区域の中に噴霧して、該植物エキスがその区域にあるチリダニのフンに接触して、これを中和するようにする。本発明の植物エキスの水溶液に用いるのに特に好ましい植物エキスは、緑茶エキストラ及びグレープシードエキスを含む。
Description
本発明は、チリダニ類により生成されるアレルゲンを中和する方法に関する。より詳細には、本発明は、プロテアーゼ抑制作用を有する植物エキスからなる水溶液を噴霧して、噴霧された植物エキスがチリダニ類のフンと接触し、これを実質的に非アレルギー性のものにすることにより、チリダニ類のフンのアレルゲンを中和する方法及び組成物に関する。
長年にわたり、一般のチリダニ類は、アレルギーのある個人にぜんそく、鼻炎、及び湿疹を生じさせる重要な原因であることが知られている。一般のチリダニ類(Dermatophagoides farinae及びDermatophagoides pteronyssinus)は、家のほこりに行き渡っている。チリダニは昆虫ではないが、8本脚のクモ形類動物であり、ダニ及びクモの仲間である。成人のダニは約250ないし300マイクロメートルの長さであり、忌光性である。
チリダニ類は、ほとんどすべての家に共に住んでおり、そのサイズ及び半透明の体構造のために、肉眼では見ることができない。チリダニは、ほとんどすべての家具の布に見出され、マットレス、枕、クッション、カーペット、室内装飾品、及びやわらかいおもちゃなどにおいて育つ。成人のダニは、約3ヶ月まで生きることができる。チリダニ類のフンによって敏感な人々に生じる反応は、目のかゆみ、涙目、度々のくしゃみ及び鼻水、せき及び気管支喘息から湿疹までの範囲に及ぶものである。チリダニ類が育つほこりは、綿、毛糸くず、動物及び人間のフケ又は髪の毛、パンくず、花粉、及びかびとすることができる。
チリダニ類は、典型的には、人間の皮膚落屑を常食とする。栄養源に加えて、チリダニの成長には他に十分な湿度が必須である。チリダニは水を飲まないにもかかわらず、75重量%が水であり、彼らは生き延びるために水蒸気を空気から吸収しなければならない。彼らの脚の対の上にある特殊な腺は、水蒸気を周囲空気から吸収するように働く高ナトリウム及び塩化カリウムの分泌物を生成する。このことは、周囲湿度が十分に高い場合においてのみ達成できる。チリダニの成長のためには、約20から35℃までに及ぶ範囲の温度において約65ないし80%の相対湿度が最適である。
主要なチリダニのアレルゲンは、チリダニのフン粒子に存在する。各々のチリダニは、一日当たり約20のフン粒子を生成し、100,000より多くのダニがほこり1グラム当たりに存在することがある。これらのフン粒子のサイズは、約10から約40ミクロンまでで変化し、これは花粉粒のサイズに匹敵するものであり、ベッドの整頓及びカーペットに掃除機をかけるような室内活動において空気伝達される。チリダニ類のフンからのセリン・プロテアーゼ及び/又はシステイン・プロテアーゼをもつ酵素は、気道上皮に損傷を与えることが示されている。この損傷は、チリダニ類のアレルゲン(プロテアーゼを含む)が、保護上皮の内側に浸透し、免疫細胞と相互作用して、連鎖的に炎症を起こしてアレルギー反応をもたらすことがある特定のIgE分子の生成を誘起することになる傾向を増加させる。
群Iアレルゲン(Dermatophagoides farinae I及びDermatophagoides pternoyssinus I)は、熱により変化しやすい、分子量が24,000の糖タンパク質であり、構造相同物であるように見え、非常によく似たN末端アミノ酸配列を有する。群Iアレルゲンは、最も重要なものとしてみなされ、ダニの胃腸管によりダニのフン粒子形態において、その最高濃度で排泄される。
群IIアレルゲン(Dermatophagoides farinae II及びDermatophagoides pternoyssinus II)は、分子量15,000の蛋白質で、ほとんど同一のN末端アミノ酸配列が、同様に、ダニの胃腸管によりダニのフン粒子形態で排泄されるが、群Iのアレルゲンほど高い濃度においてではない。ほとんどのチリダニにアレルギーのある個人は、群I及び群IIのアレルゲン両方に対して、抗体を生成する。
室内環境におけるチリダニの個体数を制御することは、家のほこりによるアレルギーを予防するための1つの方法である。清潔さの程度は、チリダニ類の数、及び結果としてもたらされるアレルゲンのレベルに影響を与える。一般的な制御措置は、掃除機による清掃、頻繁な洗濯、及びカーペット及びベッド掛けを殺虫剤、ダニ駆除剤、及び殺菌剤で処理することを含む。さらに、食物連鎖に介入することによりチリダニの個体数を減少させることも提案されている。
Rao他は、米国特許番号6,060,075号において、チリダニ類の個体数を制御するための組成物を開示している。この組成物は、ニームシードカーネルエキスとして開示される草木由来のダニ駆除剤、及び、スティラックス・ベンゾインのような樹脂のアルコール性エキスとして開示される草木由来の殺菌剤からなる。Rao他は、チリダニ類を完全に排除するためには、8週間にわたり200マイクロリットル/100ミリグラムの培養物を隔週で噴霧する必要があり、ダニ駆除剤により処理後に、若虫及び卵の存在によって、チリダニ類が再生することが一般の問題であることを開示している。しかし、Rao他は、チリダニのフンのアレルゲンを中和するためのどのような組成物又は方法も開示しておらず、必ずしもフンを中和するわけではない、非常に対象の狭いチリダニ類を殺すためだけの組成物を開示するのみである。
Millerは、発行された米国特許出願US2002/0022043において、衣服その他のやわらかい材料におけるチリダニ類を殺すための方法を開示している。Millerは、羊毛その他の布を、冬緑油、ラベンダー油、イランイラン油その他を含む特定の草木油の蒸気に曝す。これらの油は、水蒸気蒸留により生成されたアロマセラピーグレードの油である。Millerは、数滴の油を、紙タオル、コットン片、又はガラス或いはプラスチック皿の上に置き、次いで、処理された基体を処理されるべき物品と併せて閉環境に置き、油の霧を処理されるべき基体上に噴霧するか、又は、油を加熱して気化させるようにすることを含む幾多の方法により油の蒸気を発生させる。Raoと同様に、Millerは、チリダニ類を殺すための方法を述べるが、チリダニ類のフンを中和するための方法又は組成物は開示していない。さらに、Millerにより述べられる組成物は、扱うのがやっかいな油であり、これは、特定の布を汚す場合があり、効率的に気化させるのは非常に困難である場合がある。
McKechnie他は、英国特許出願GB2,363,074号において、ティーツリー油又はテルペン化合物を含む別の油からなる油を揮発させて、この揮発油をチリダニ類のフンと接触させることにより、チリダニ類のアレルゲンを不活性化させる方法を開示している。McKechnie他は、油を加熱して蒸気を形成すること、油のリザーバの中に浸漬された加熱された芯から油を気化させること、及び、水及び該水の表面上に浮動する油を含む超音波ジェットネブライザを使用することを含む幾多の方法により油を揮発させる。上述のMillerにおけるように、水溶性ではないティーツリー油その他の油は、扱いが困難であり、効率的に気化させるのが困難である。
上記に基づいて、チリダニ類のフンのアレルゲンを中和するための単純で費用効果のある方法が必要である。この方法は、従来技術で開示された油とは対照的に、扱いが容易であり、噴霧が容易な単純な水溶性の組成物を含むことが好ましい。
本発明は、チリダニのフンを、プロテアーゼ抑制作用を有する植物エキスと接触させて、該チリダニのフンのアレルゲン性を減少させることにより、アレルギー性のチリダニのフンを中和することに関する。例えば、緑茶エキストラ又はグレープシードエキスのような実質的に水溶性の植物エキスを水の中に導入して、水性植物エキス溶液を形成する。粉末形態であってもよいし又は水性形態であってもよい、水性植物エキス溶液を形成するのに用いられる植物エキスは、約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))を有し、該植物エキスが固形である場合には、水において、少なくとも約0.5重量%の可溶性を有し、該植物エキスが液体である場合には、少なくとも約10重量%の可溶性を有することが好ましい。本発明に用いるのに適した植物エキスは、水において高い可溶性を有するため、これらを容易にかつ都合よくエアゾール化して、容易に広い面積を処理することができる。本発明の一実施形態においては、水性植物エキス溶液を噴霧器の中に導入して、該水性植物エキス溶液を室内に噴霧し、例えば、ベッドリネン、枕、及びカーペットを含む、チリダニが存在するとして知られている幾多の区域に容易に接触させることができる。好ましい実施形態においては、噴霧される水性植物エキス溶液の平均液滴サイズは、チリダニのフンと十分に接触するのを確実にするように、1000マイクロメートルより少ないものである。
したがって、手短に言えば、本発明は、チリダニのフンを中和するための方法に向けられる。この方法は、溶解できる植物エキスを水の中に導入して水性植物溶液を形成し、チリダニのフンをこの水性植物エキス溶液と接触させることからなる。植物エキスは、約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v))を有する。
本発明は、さらに、チリダニのフンを中和するための方法に向けられる。この方法は、溶解できる植物エキスを水の中に導入して水性植物溶液を形成し、チリダニのフンをこの水性植物エキス溶液と接触させることからなる。植物エキスは、約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、w/v))を有する。
本発明は、さらに、チリダニのフンを中和するための方法に向けられる。この方法は、水溶性植物エキスを水の中に導入して水性植物エキス溶液を形成し、チリダニのフンをこの水性植物エキス溶液と接触させることからなる。植物エキスは、約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))、及び、水において、少なくとも約0.5重量%の可溶性を有する。
本発明は、さらに、チリダニのフンを中和するための方法に向けられる。この方法は、水溶性植物エキスを水の中に導入して水性植物エキス溶液を形成し、チリダニのフンをこの水性植物エキス溶液と接触させることからなる。植物エキスは、約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))、及び、水において、少なくとも約1%(v/v又はw/v)の可溶性を有する。
本発明は、さらに、チリダニのフンを中和するための水性組成物に向けられる。この組成物は、約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))を有する水溶性植物エキスを含む。
本発明は、さらに、チリダニのフンを中和するための方法に向けられる。この方法は、プロテアーゼ抑制水溶性薬剤を水の中に導入してプロテアーゼ抑制溶液を形成し、チリダニのフンをこのプロテアーゼ抑制溶液に接触させることからなる。
本発明の他の目的及び特徴は、以下で部分的に明らかになり、部分的に指摘される。
本発明によれば、特定の植物エキスは、粉末形態であれ液体形態であれ、チリダニのフンを含むアレルゲンのアレルゲン性を減少させるのに有効に利用できることが発見された。驚くべきことに、ここに述べられる約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))を有する実質的に水溶性の植物エキスを水の中に導入して、水性植物エキス溶液を形成し、これを噴霧形態において、迅速かつ容易に広い面積を処理して、チリダニのフンを中和するように使用することができる。好ましい実施形態においては、植物エキス溶液を形成するのに用いられる植物エキスは、水溶液の中への該植物エキスの十分な可溶性を確実にするのに、水において少なくとも約0.5重量%、より好ましくは少なくとも約1重量%の可溶性がある。さらに、噴霧された水性植物エキス溶液の平均液滴サイズは、十分な範囲を確実にするために、約1000マイクロメートルより少ないことが好ましい。
チリダニ及び該チリダニからのフンは、上述のように家の多くの区域にわたり存在する。チリダニのフンは、高レベルのセリン・プロテアーゼを含有することが度々示されており、鼻、のど、及び肺の中に吸い込まれた場合には、何人かの人間は、アレルギー性反応を生じさせることが知られている。精力的な調査及び実験により、発明者らは、幾多の植物エキスが強力なプロテアーゼ抑制作用を有し、水において高い可溶性を有することを発見した。プロテアーゼ抑制作用及び水における可溶性の組み合わせは、濃縮水性植物エキス溶液を本発明により準備し、これをチリダニのフンと接触させ、該フンの中和をもたらして、チリダニのフンを実質的に非アレルギー性のものにするのを可能にすることができる。本発明の1つの重要な態様は、植物エキスが、単に幾つかのチリダニを殺して、そのフンを吸い込んだ場合にはアレルゲンとして作用し続けるように残すのではなく、チリダニのアレルギー性のフンを中和するように働くことである。寝室のような区域におけるすべてのチリダニを完全に殺し、チリダニが戻らないように保持するのは、不可能ではないにしても極めて困難であるため、本発明は、特定のアレルゲン自体、フンが、噴霧された植物エキスとの接触により中和されるという点で、本発明は実質的に利点がある。以下に述べられるように、本発明の幾つかの実施形態においては、ここに述べられる植物エキス溶液は、チリダニを殺すことができる付加的な薬剤と組み合わせて使用することができる。この組み合わせは、高度に効率的な抗アレルギーシステムを与える。
プロテアーゼ抑制作用の望ましいレベルを与える幾多の水溶性植物エキスを本発明の水溶液に用いて、チリダニのフンを中和することができる。本発明を実施するのに有益な植物エキスは、固形であってもよいし又は水性形態であってもよい。植物エキスが固形であるか又は水性形態であるかに関わらず、ここで用いられる「水溶性の」という用語は、水において、少なくとも約0.5重量%、好ましくは少なくとも約1重量%のレベルで溶解できることを意味する。典型的には、水性植物エキスは、水においてより高い可溶性を有する。当業者であれば、ここに述べられる液体植物エキスの多くは、水、ブチレン・グリコール、及び抽出植物又は同様な化学組成の混合物として与えられることがわかるであろう。エキスの化学組成は、部分的に、ブチレン・グリコールを溶剤として用いるために、水に溶解できる。したがって、本発明に用いるのに適した植物エキス自体は、水溶性であってもよいし又は親水性溶剤に溶解できるものであってもよい。通常の親水性溶剤は、プロピレン・グリコール、ブチレン・グリコール、エチレン・グリコール、ヘキシレン・グリコール、ペンチレン・グリコール、メチル・プロパンジオール、ジプロピレン・グリコールなどを含む。さらに、エタノール又はイソプロピル・アルコールのような溶剤も、溶剤として使用することができる。
ここで用いられる「チリダニのフンを中和する」という用語は、チリダニのフンのアレルギー性を少なくすること、すなわち、チリダニのフン又はその成分のアレルゲン強さを少なくし、人間におけるアレルギー反応をもたらしづらくすることである。多くの植物エキスが市販されており、典型的には、(1)粉末状の固形、(2)植物を含む水溶液、又は(3)油といった3つのうちの1つの形態である。固形の状態においては、植物エキスは、典型的には、約100%純粋な植物エキスであるが、植物エキスを植物源から集めるのに用いられた精製手順によりもたらされるほんの一握りの他の固体を含んでいる場合がある。植物エキスが水溶液又は油でしか入手可能ではない場合には、液体に含有される植物エキスの正しい量を正確に知ることはできない。これにも関わらず、液体の植物エキスは、ここに述べられるように、本発明に用いるために、溶液に存在する植物の正確な量を知ることなしで、試験し評価することができる。
本発明によれば、水溶液において用いるのに適した植物エキスは、実質的には水に溶解できる。植物エキスは、水において、好ましくは少なくとも約0.5重量%、より好ましくは少なくとも1重量%のレベルで溶解できる。この可溶性は、ここに述べられるように、植物エキスを、水溶液の中に導入するのに十分に溶解できるものにして、溶液を容易に噴霧できるようにすることを確実にする。当業者であれば、より高い可溶性が好ましいことがわかるであろう。
本発明の方法及び組成物と併せて用いるのに適した植物エキスは、セリン・プロテアーゼ抑制特性、すなわち、酵素セリン・プロテアーゼの作用を抑制し、所定の基体に対してこれが意図する付着機能を行う能力を減少させる特性を含む植物エキスである。特に、用いるのに適した植物エキスは、0.01から約500まで、より好ましくは約0.01から約200まで、さらにより好ましくは約0.01から約100まで、より好ましくは約0.01から約20まで、及び最も好ましくは約0.01から約10までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))を有する植物エキスを含むものである。百分率が、容積/容積(v/v)又は重量/溶液(w/v)のどちらで報告されるかは、植物エキスが粉末であるか液体であるかによって決まる。当業者であれば、ここに述べられるIC50値は、単純にこの値を10-3で乗じることにより、容易に濃度の百分率(目標物の作用を50%だけ減少させるのに必要な所定の植物の濃度を表わす)に変換することができ、例えば、ここで500として報告されるIC50値は、0.5%の植物エキス濃度と等しくなり、すなわち、目標酵素の作用を50%だけ減少させるのに、0.5%の植物濃度が必要になることがわかるであろう。
ここに述べられるBAPNA−トリプシン抑制物のIC50値は、ここに述べられるBAPNA−トリプシン試験手順により植物エキスに対して求められるものであり、当業者には周知のものである。
植物エキスのIC50値を求めるためのBAPNA−トリプシン抑制試験
植物エキスは、固形(粉末)の形態であっても又は液体形態であっても、以下のように、溶液における模範セリン・プロテアーゼ(ブタ膵臓トリプシン)を抑制する能力に対して試験される。
ステップ1:植物エキスの試験溶液は、植物エキスが液体の場合には以下のように準備する。100マイクロリットルの液体植物エキスを、1ミリリットルのリン酸緩衝生理食塩水(PBS)、pH=7.4、の中に導入することにより、10%(v/v)の出発溶液を準備する。液体植物エキスが、PBSにおいて10%(v/v)の濃度では溶解できない場合には、9%(v/v)の出発溶液を準備して、ここで述べられる出発溶液として使用する。9%(v/v)の出発試験溶液がPBSにおいて溶解できない場合には、所望の可溶性が得られるまで、8%(v/v)、7%(v/v)などの出発試験溶液を準備する。分析のための出発溶液の連続希釈は、pH7.4のPBSを希釈液として用いて準備する。例えば、10%(v/v)の出発溶液の7連続希釈は、試験のために、(1)10%、(2)5%、(3)2.5%、(4)1.25%、(5)0.63%、(6)0.31%、(7)0.16%、及び(8)0.078%といった、8つの異なる植物エキス濃度を準備するように行うことができる。出発試験溶液濃度が10%より少ない場合には、同様な連続希釈を行って幾多の試料を準備する。
植物エキスは、固形(粉末)の形態であっても又は液体形態であっても、以下のように、溶液における模範セリン・プロテアーゼ(ブタ膵臓トリプシン)を抑制する能力に対して試験される。
ステップ1:植物エキスの試験溶液は、植物エキスが液体の場合には以下のように準備する。100マイクロリットルの液体植物エキスを、1ミリリットルのリン酸緩衝生理食塩水(PBS)、pH=7.4、の中に導入することにより、10%(v/v)の出発溶液を準備する。液体植物エキスが、PBSにおいて10%(v/v)の濃度では溶解できない場合には、9%(v/v)の出発溶液を準備して、ここで述べられる出発溶液として使用する。9%(v/v)の出発試験溶液がPBSにおいて溶解できない場合には、所望の可溶性が得られるまで、8%(v/v)、7%(v/v)などの出発試験溶液を準備する。分析のための出発溶液の連続希釈は、pH7.4のPBSを希釈液として用いて準備する。例えば、10%(v/v)の出発溶液の7連続希釈は、試験のために、(1)10%、(2)5%、(3)2.5%、(4)1.25%、(5)0.63%、(6)0.31%、(7)0.16%、及び(8)0.078%といった、8つの異なる植物エキス濃度を準備するように行うことができる。出発試験溶液濃度が10%より少ない場合には、同様な連続希釈を行って幾多の試料を準備する。
植物エキス試験溶液は、植物エキスが固形の場合には以下のように準備される。1ミリグラムの固形植物エキスを、1ミリリットルのPBS、pH=7.4、の中に導入することにより、0.1%(w/v)の出発溶液を準備する。出発溶液の連続希釈は、pH7.4のPBSを希釈液として用いて準備する。例えば、0.1%(w/v)の出発溶液の7連続希釈は、上述のように、試験のために、8つの異なる植物エキス濃度を準備するように行うことができる。
ステップ2:NUNC IMMUNO 透明96ウェルプレート(イリノイ州シカゴ所在のVWR Scientific Products)のような透明なウェルプレートの空のウェルに、HCLを使用して約8.0のpHに調整した、100mMのトリス緩衝液150マイクロリットルを加える。このトリス緩衝液は、当業者に一般に知られており、トリス粉末又はトリス液体を用いて準備することができる。
ステップ3:植物エキスを試験するのに使用されるウェルプレートのウェル(すなわち、植物エキスの代わりに、25マイクロリットルのPBSが加えられる対照ウェルではなく)に、ステップ1の下で準備された25マイクロリットルの植物エキス溶液を加える。例えば、ウェル1、2、及び3には、10%(v/v)の植物エキス溶液25マイクロリットルを加えて、10%の植物エキス溶液を3つで分析する。次いで、ウェル4、5、及び6には、5%(v/v)の植物エキス溶液25マイクロリットルを加えて、5%の植物エキス溶液を3つで分析する、など。
ステップ4:次いで、プロテアーゼ(15,200単位/ミリグラム、ミズーリ州セントルイス所在のSigma Chemical Company)を、HCLによりpHを8.0に調整した100ミリモルのトリス緩衝液の中に加えることによりブタ膵臓トリプシン原液を準備して、4マイクログラムのトリプシン/ミリリットルの濃度を生成した。次いで、各々のウェルに、25マイクロリットルのプロテアーゼを加えた。
ステップ5:次いで、ウェルプレートを室温で15分間だけ培養した。
ステップ6:培養後、N−ベンジル−アルギニン−p−ニトロアニリン(BAPNA、ミズーリ州セントルイス所在のSigma Chemical Company)50マイクロリットルをウェルの各々に加えた。BAPNA基体は、ジメチル・スルホキシドにおけるBAPNA溶液50ミリモルを準備して、この溶液を脱イオン水により5ミリモルの作動溶液に希釈することにより、原液として準備された。当業者であれば、試験されている試料における植物エキスの最終濃度は、ステップ1の下で準着された植物エキス溶液濃度の1/10になることがわかるであろう。例えば、ステップ1で準備された10%の植物エキス溶液は、ウェルにおいては1%濃度の植物エキスになる。
ステップ6:培養後、N−ベンジル−アルギニン−p−ニトロアニリン(BAPNA、ミズーリ州セントルイス所在のSigma Chemical Company)50マイクロリットルをウェルの各々に加えた。BAPNA基体は、ジメチル・スルホキシドにおけるBAPNA溶液50ミリモルを準備して、この溶液を脱イオン水により5ミリモルの作動溶液に希釈することにより、原液として準備された。当業者であれば、試験されている試料における植物エキスの最終濃度は、ステップ1の下で準着された植物エキス溶液濃度の1/10になることがわかるであろう。例えば、ステップ1で準備された10%の植物エキス溶液は、ウェルにおいては1%濃度の植物エキスになる。
BAPNAを加えた後、SPECTRAMax PLUS Microplate Reader(カリフォルニア州サニーベール所在のMolecular Devices)又は同様な機器の中にプレートを挿入し、5分間にわたり20秒ごとに光学密度測定(405ナノメートル)を行って、溶液の色変化を監視した。トリプシンがBAPNA基体を付着して、生成物のp−ニトロアニリンが放出されると、色変化が生じる。1分当たり405ナノメートルで生じる色変化量は、1分当たりに生成される生成物の量に対応する。
反応速度(1分当たり405ナノメートルにおける光学密度)は、試験される植物エキスの各濃度及びPBS対照(植物エキスがない)により求められる。対照ウェルを、例えば、2つ又は3つ準備した場合には、ウェルの各々における反応速度は平均される。各植物エキスに対するIC50値を求めるのに用いられるデータは、トリプシン作用(y軸)対植物エキス濃度(w/v又はv/v%)(x軸)をプロットする。IC50は、トリプシン作用の50%を抑制する植物エキス濃度として定義される。
本発明によれば、リンゴ緑茶、アーキンスペシャル、アルニカスペシャル、アボカド、アボカドGW、ブラックカラント緑茶、セイヨウバラ、ウングイスカティ、Cemila Oleofera、センテラ、クランベリー緑茶、たんぽぽ、ガルシニア、グレープシード、グレープフルーツ緑茶、緑茶、濃縮緑茶、緑茶HS、Hexaplant Richer、ハイビスカススペシャル、ハイドロコチレGR、ラベンダー、セイヨウトチノキ、オオアザミ、オレンジ緑茶、Phytexcellアルニカ、パープルコーンフラワー、セージGW、セージスペシャル、Sedaplant Richter、セントジョンズワート、ウィッチヘーゼルGW、ノコギリソウ、緑茶エキストラ、グレープシードエキス、及び白茶50%、といった植物エキスは、望ましいプロテアーゼ抑制特性を有し、ここに述べられるチリダニのフンを中和するための水溶液に用いるのに適していることが見出された。好ましい植物エキスは、緑茶エキストラ、グレープシードエキス、及び白茶50%を含む。
ここに述べられる十分なプロテアーゼ抑制作用を有する、溶解できる植物エキスは、水の中に導入されて水性植物エキス溶液を形成し、これは後続してチリダニのフンと接触して植物エキスと相互作用し、該チリダニのフンのアレルギー性を減少させるのを可能にする。水源は、重要なものではなく、脱イオン水、希釈水、水道水などとすることができる。要求されてはいないが、ここに述べられる水性植物エキス溶液は、実質的に微生物汚染を防ぎ、したがって、溶液の質全体を改善するように適切に保存されることが好ましい。当業者であれば、ここに述べられる水性植物エキス溶液と併せて用いるのに適した多数の市販の水溶性防腐剤があることがわかるであろう。
水性植物エキス溶液は、寝室その他の部屋といった区域を処理するのに、容易に噴霧できる。ここに用いられる「噴霧する」という用語は、水性植物エキス溶液を液体形態からスプレー形態にすること、又は気化することを意味する。本発明の水性植物エキス溶液の噴霧は、例えば、噴霧器、エアゾールスプレー、機械式スプレー、霧吹き器、加湿器、噴霧器、燻し装置などを含む種々の手段を使用して達成することができる。水性植物エキス溶液を含む冷霧調合物及び温霧調合物の両方は、本発明の範囲内にある。水性植物エキス溶液は、さらに、製品に着色するための少量の染料及び/又は溶液に心地よい香を付与するための香料を含有することができる。これらの添加剤の両方は、潜在的に、消費者に対して製品の魅力を高める。
本発明の水性植物エキス溶液を気化して、植物エキスをチリダニのフンに接触させるようにする正確な方法は、採用される方法が水溶液を十分に気化できるものであるならば重要ではない。チリダニ類は、典型的には、約250ミクロンから約300ミクロンまでの長さに過ぎない非常に小さいサイズであるために、重要であるわけではないが、噴霧手段により生成される滴のサイズをそのようなサイズにして、これらが或る区域に存在するチリダニ及びフンの大部分に接触するようにすることが好ましい。したがって、水性植物エキス溶液の少なくとも幾らかの噴霧滴は、1000マイクロメートルを超えない、より好ましくは500マイクロメートルを超えない、より好ましくは約200マイクロメートルを超えない、及び最も好ましくは約100マイクロメートルを超えない、又はこれより小さい平均液滴サイズを有することが好ましい。これらの平均液滴サイズは、顕著な量の植物エキスが、存在するチリダニのフンに接触することを可能にする。或いは、殺虫剤組成物を水性植物エキス溶液の中に導入して、同時に噴霧することができる。
本発明の別の実施形態においては、ここに述べられる水性植物エキス溶液は、殺虫剤、ダニ駆除剤、又は、適用或いは処理によりチリダニを殺す他の好適な薬剤と併せて用いることができる。この適用の組み合わせは、存在するチリダニのフンを中和するだけでなく、さらに、チリダニの生息数を減少させるものとなる。例えば、接触によりチリダニを殺すことができる殺虫剤組成物を、まず寝室のような区域にスプレーするか或いは別の方法により適用して、チリダニを殺すことができる。殺虫剤の適用後、本発明の水性植物エキス溶液をここに述べられるようにその区域の中に噴霧して、チリダニのフンを中和することができる。ここに述べられる水性植物エキス溶液は、単独で用いられても、チリダニのフンを中和させるのに大いに有効であるが、チリダニを殺す薬剤と組み合わせて用いた場合には、さらに、存在するチリダニの量を制御するのに大いに有効である。
本発明は、本発明の範囲又はこれが実施される方法を制限するものとして見なされるものではない、例示目的に過ぎない以下の実施例により示される。
本実施例においては、固形(粉末)及び水性液体形態の両方の幾多の植物エキスが、ここに述べられるBAPNA−トリプシン抑制試験を用いて、セリン・プロテアーゼ抑制作用に対して分析された。実施例全体にわたり、植物エキス濃度は、「v/v」として示されているが、植物エキスが固形である場合には「w/v」と示されることを理解されたい。試験された植物エキスのすべては固形又は水性形態であり、すべての液体は、10重量%のレベルで溶解でき、すべての固形は、本質的には、1重量%のレベルで溶解できた。
植物エキス、該植物エキスを販売する会社、該会社の場所、ロット番号(可能であれば)、カタログ番号(可能であれば)、及び本実施例において試験された植物エキスのIC50の結果が、表1に示される。表1に挙げられた各々の液体植物エキスは、分析のために以下のように準備された。100マイクロリットルの植物エキスを1ミリリットルのPBSの中に導入することにより、PBS(pH=7.4、メリーランド州ロックビル所在のLif Technologies)において10%(v/v)の植物エキス溶液を準備した。次いで、PBSにおいて10%の植物エキス溶液の連続希釈を行って、10%濃度に加えて、5%、2.5%、1.25%、0.63%、0.31%、0.16%、及び0.078%の濃度を準備した。
表1に挙げられた各々の固形植物エキスは、分析のために以下のように準備された。1ミリグラムの植物エキスを1ミリリットルのPBSの中に導入することにより、PBS(pH=7.4)において0.1%(w/v)の植物エキス溶液を準備した。合計8つの試験溶液のために、連続希釈をこの溶液から準備した。
NUNC IMMUNO 透明96ウェルプレート(イリノイ州シカゴ所在のVWR Scientific Products)の空のウェルに、HCLを使用して約8.0のpHに調整した、100mMのトリス緩衝液150マイクロリットルを加えた。次に、3つの試験を可能にするために、植物溶液の各濃度を、トリス緩衝液を含有する3つの別々のウェルに加えた。対照目的のために、3つのウェルは、あらゆる植物エキス溶液の代わりに、25マイクロリットルのPBS溶液を有していた。
次いで、ブタ膵臓トリプシンを、HCLによりpHを8.0に調整した100ミリモルのトリス緩衝液の中に加えることによりブタ膵臓トリプシン原液(15,200単位/ミリグラム、ミズーリ州セントルイス所在のSigma Chemical Company)を準備して、4マイクログラムのトリプシン/ミリリットルの濃度を生成した。次いで、プレートの各々のウェルには、4マイクログラム/ミリリットルのトリプシンを加えた。
ブタ膵臓トリプシンをプレートのウェルに加えた後、ウェルプレートを室温で15分間だけ培養した。
培養後、N−ベンジル−アルギニン−p−ニトロアニリン(BAPNA)50マイクロリットルをプレート上のウェルの各々に加えた。BAPNA基体は、ジメチル・スルホキシドにおいて50ミリモルのBAPNA溶液を準備して、この溶液を脱イオン水により5ミリモルの作動溶液に希釈することにより、原液として準備された。これにより、(1)1%、(2)0.5%、(3)0.25%、(4)0.125%、(5)0.063%、(6)0.031%、(7)0.016%、及び(8)0.0078%といった、10%(v/v)の植物溶液の作動ストックから試験された植物エキスの合計濃度がもたらされた。
BAPNAを加えた直後に、SPECTRAMax PLUS Microplate Reader(カリフォルニア州サニーベール所在のMolecular Devices)の中にプレートを挿入し、5分間にわたり20秒ごとに、405ナノメートルで、各々のウェルの光学密度を測定した。
表1のデータが示すように、試験された植物エキスに対して求められたIC50値は、0.048から1000(抑制は検知されなかった)までの範囲に及ぶものであった。これは、0.048のIC50値をもつ植物エキス(グレープシードエキス)が、チリダニのフンを中和するのに大いに有効であり、1000の値をもつ植物エキスは、ほとんど又は全く効果がないことを示す。
上記したことを考慮して、本発明の幾つかの目的が達成されることがわかるであろう。チリダニのフンを中和するために、本発明の範囲から離れることなく、上述の方法及び組成物に対して種々の変更を行うことができるため、上の説明に含まれるすべての事柄は、例示的なものにすぎず、意味を限定するものではないことが意図される。
Claims (46)
- チリダニのフンを中和する方法であって、
約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v))を有する水溶性植物エキスを水の中に導入して水性植物エキス溶液を形成し、
チリダニのフンを前記水性植物エキス溶液と接触させる、
ことからなることを特徴とする方法。 - 前記植物エキスのBAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約200までである請求項1に記載の方法。
- 前記植物エキスのBAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約100までである請求項1に記載の方法。
- 前記植物エキスのBAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約20までである請求項1に記載の方法。
- 前記植物エキスのBAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約10までである請求項1に記載の方法。
- 前記チリダニのフンを前記水性植物エキス溶液と接触させることが、該水性植物エキス溶液を噴霧して、該チリダニのフンを噴霧された水性植物エキス溶液と接触させることからなる請求項1に記載の方法。
- 前記噴霧された水性植物エキス溶液が、約1000マイクロメートルを超えない平均液滴サイズを有する請求項6に記載の方法。
- 前記噴霧された水性植物エキス溶液が、約500マイクロメートルを超えない平均液滴サイズを有する請求項6に記載の方法。
- 前記噴霧された水性植物エキス溶液が、約200マイクロメートルを超えない平均液滴サイズを有する請求項6に記載の方法。
- 前記噴霧された水性植物エキス溶液が、約100マイクロメートルを超えない平均液滴サイズを有する請求項6に記載の方法。
- 前記植物エキスが、リンゴ緑茶、アーキンスペシャル、アルニカスペシャル、アボカド、アボカドGW、ブラックカラント緑茶、セイヨウバラ、ウングイスカティ、Cemila Oleofera、センテラ、クランベリー緑茶、たんぽぽ、ガルシニア、グレープシード、グレープフルーツ緑茶、緑茶、濃縮緑茶、緑茶HS、Hexaplant Richer、ハイビスカススペシャル、ハイドロコチレGR、ラベンダー、セイヨウトチノキ、オオアザミ、オレンジ緑茶、Phytexcellアルニカ、パープルコーンフラワー、セージGW、セージスペシャル、Sedaplant Richter、セントジョンズワート、ウィッチヘーゼルGW、ノコギリソウ、及びこれらの組み合わせで構成された群から選択される請求項1に記載の方法。
- チリダニのフンを中和する方法であって、
約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、w/v))を有する水溶性植物エキスを水の中に導入して水性植物エキス溶液を形成して、
チリダニのフンを前記水性植物エキス溶液と接触させる、
ことからなることを特徴とする方法。 - 前記植物エキスのBAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約200までである請求項12に記載の方法。
- 前記植物エキスのBAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約100までである請求項12に記載の方法。
- 前記植物エキスのBAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約20までである請求項12に記載の方法。
- 前記植物エキスのBAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約10までである請求項12に記載の方法。
- 前記チリダニのフンを前記水性植物エキス溶液と接触させることが、該水性植物エキス溶液を噴霧して、該チリダニのフンを噴霧された水性植物エキス溶液と接触させることからなる請求項12に記載の方法。
- 前記噴霧された水性植物エキス溶液が、約1000マイクロメートルを超えない平均液滴サイズを有する請求項17に記載の方法。
- 前記噴霧された水性植物エキス溶液が、約500マイクロメートルを超えない平均液滴サイズを有する請求項17に記載の方法。
- 前記噴霧された水性植物エキス溶液が、約200マイクロメートルを超えない平均液滴サイズを有する請求項17に記載の方法。
- 前記噴霧された水性植物エキス溶液が、約100マイクロメートルを超えない平均液滴サイズを有する請求項17に記載の方法。
- 前記植物が、グレープシードエキス、緑茶エキストラ、及び白茶50%で構成された群から選択される請求項12に記載の方法。
- チリダニのフンを中和する方法であって、
約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))、及び、水において、少なくとも約0.5重量%の可溶性を有する水溶性植物エキスを水の中に導入して水性植物エキス溶液を形成して、
チリダニのフンを前記水性植物エキス溶液と接触させる、
ことからなることを特徴とする方法。 - 前記植物エキスが、約0.01から約10までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))有する請求項23に記載の方法。
- 前記チリダニのフンを前記水性植物エキス溶液と接触させることが、該水性植物エキス溶液を噴霧して、該チリダニのフンを噴霧された水性植物エキス溶液と接触させることからなる請求項23に記載の方法。
- 前記噴霧された水性植物エキス溶液が、約1000マイクロメートルを超えない平均液滴サイズを有する請求項25に記載の方法。
- 前記植物エキスが、リンゴ緑茶、アーキンスペシャル、アルニカスペシャル、アボカド、アボカドGW、ブラックカラント緑茶、セイヨウバラ、ウングイスカティ、Cemila Oleofera、センテラ、クランベリー緑茶、たんぽぽ、ガルシニア、グレープシード、グレープフルーツ緑茶、緑茶、濃縮緑茶、緑茶HS、Hexaplant Richer、ハイビスカススペシャル、ハイドロコチレGR、ラベンダー、セイヨウトチノキ、オオアザミ、オレンジ緑茶、Phytexcellアルニカ、パープルコーンフラワー、セージGW、セージスペシャル、Sedaplant Richter、セントジョンズワート、ウィッチヘーゼルGW、ノコギリソウ、緑茶エキストラ、グレープシードエキス、白茶50%、及びこれらの組み合わせで構成された群から選択される請求項23に記載の方法。
- 前記植物エキスが、緑茶エキストラ、グレープシードエキス、及び白茶50%で構成された群から選択される請求項23に記載の方法。
- チリダニのフンを中和する方法であって、
約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))、及び、水において、少なくとも約1重量%の可溶性を有する水溶性植物エキスを水の中に導入して水性植物エキス溶液を形成して、
チリダニのフンを前記水性植物エキス溶液と接触させる、
ことからなることを特徴とする方法。 - 前記植物エキスが、約0.01から約10までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))有する請求項29に記載の方法。
- 前記チリダニのフンを前記水性植物エキス溶液と接触させることが、該水性植物エキス溶液を噴霧して、該チリダニのフンを噴霧された水性植物エキス溶液と接触させることからなる請求項29に記載の方法。
- 前記噴霧された水性植物エキス溶液が、約1000マイクロメートルを超えない平均液滴サイズを有する請求項31に記載の方法。
- 前記植物エキスが、リンゴ緑茶、アーキンスペシャル、アルニカスペシャル、アボカド、アボカドGW、ブラックカラント緑茶、セイヨウバラ、ウングイスカティ、Cemila Oleofera、センテラ、クランベリー緑茶、たんぽぽ、ガルシニア、グレープシード、グレープフルーツ緑茶、緑茶、濃縮緑茶、緑茶HS、Hexaplant Richer、ハイビスカススペシャル、ハイドロコチレGR、ラベンダー、セイヨウトチノキ、オオアザミ、オレンジ緑茶、Phytexcellアルニカ、パープルコーンフラワー、セージGW、セージスペシャル、Sedaplant Richter、セントジョンズワート、ウィッチヘーゼルGW、ノコギリソウ、緑茶エキストラ、グレープシードエキス、白茶50%、及びこれらの組み合わせで構成された群から選択される請求項29に記載の方法。
- 前記植物エキスが、緑茶エキストラ、グレープシードエキス、及び白茶50%で構成された群から選択される請求項29に記載の方法。
- チリダニのフンを中和するための水性組成物であって、前記組成物が約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))を有する水溶性植物エキスを含むことを特徴とする水性組成物。
- 前記BAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約200までである請求項35に記載の水性組成物。
- 前記BAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約100までである請求項35に記載の水性組成物。
- 前記BAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約20までである請求項35に記載の水性組成物。
- 前記BAPNA−トリプシン抑制物が約0.01から約10までである請求項35に記載の水性組成物。
- 前記植物エキスが、水において、少なくとも約10%(v/v又はw/v)の可溶性を有する請求項35に記載の水性組成物。
- 前記植物エキスが、リンゴ緑茶、アーキンスペシャル、アルニカスペシャル、アボカド、アボカドGW、ブラックカラント緑茶、セイヨウバラ、ウングイスカティ、Cemila Oleofera、センテラ、クランベリー緑茶、たんぽぽ、ガルシニア、グレープシード、グレープフルーツ緑茶、緑茶、濃縮緑茶、緑茶HS、Hexaplant Richer、ハイビスカススペシャル、ハイドロコチレGR、ラベンダー、セイヨウトチノキ、オオアザミ、オレンジ緑茶、Phytexcellアルニカ、パープルコーンフラワー、セージGW、セージスペシャル、Sedaplant Richter、セントジョンズワート、ウィッチヘーゼルGW、ノコギリソウ、グレープシードエキス、緑茶エキストラ、白茶50%、及びこれらの組み合わせで構成された群から選択される請求項35に記載の方法。
- チリダニのフンを中和する方法であって、
プロテアーゼ抑制水溶性薬剤を水の中に導入してプロテアーゼ抑制溶液を形成して、
チリダニを前記プロテアーゼ抑制溶液と接触させる、
ことからなることを特徴とする方法。 - 前記プロテアーゼ抑制水溶性薬剤が、リンゴ緑茶、アーキンスペシャル、アルニカスペシャル、アボカド、アボカドGW、ブラックカラント緑茶、セイヨウバラ、ウングイスカティ、Cemila Oleofera、センテラ、クランベリー緑茶、たんぽぽ、ガルシニア、グレープシード、グレープフルーツ緑茶、緑茶、濃縮緑茶、緑茶HS、Hexaplant Richer、ハイビスカススペシャル、ハイドロコチレGR、ラベンダー、セイヨウトチノキ、オオアザミ、オレンジ緑茶、Phytexcellアルニカ、パープルコーンフラワー、セージGW、セージスペシャル、Sedaplant Richter、セントジョンズワート、ウィッチヘーゼルGW、ノコギリソウ、グレープシードエキス、緑茶エキストラ、白茶50%、及びこれらの組み合わせで構成された群から選択される請求項42に記載の方法。
- 前記プロテアーゼ抑制水溶性薬剤が、約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v))を有する請求項42に記載の方法。
- チリダニのフンを中和するための方法であって、
約0.01から約500までのBAPNA−トリプシン抑制物(IC50×10-3(%、v/v又はw/v))を有する植物エキスを親水性の溶剤に溶解させ、溶解させた植物エキスを水の中に導入して水性植物エキス溶液を形成して、
チリダニのフンを前記水性植物エキス溶液と接触させる、
ことからなることを特徴とする方法。 - 前記親水性の溶剤が、プロピレン・グリコール、ブチレン・グリコール、エチレン・グリコール、ヘキシレン・グリコール、ペンチレン・グリコール、メチル・プロパンジオール、ジプロピレン・グリコール、ゲルセリン、エタノール、イソプロピル・アルコール及びこれらの混合物で構成された群から選択される請求項45に記載の方法。
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