JPH11292710A - 殺菌剤組成物 - Google Patents

殺菌剤組成物

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JPH11292710A
JPH11292710A JP10091152A JP9115298A JPH11292710A JP H11292710 A JPH11292710 A JP H11292710A JP 10091152 A JP10091152 A JP 10091152A JP 9115298 A JP9115298 A JP 9115298A JP H11292710 A JPH11292710 A JP H11292710A
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JP
Japan
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disinfectant
composition
alcohol
composition according
present
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JP10091152A
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English (en)
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Fumito Katagiri
史人 片桐
Beiri Ri
ベイリ リ
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Pooru Kk T
T POORU KK
Original Assignee
Pooru Kk T
T POORU KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体及び環境への安全性に優れ、しかも
広範囲の病原菌及び細菌類に対して殺菌効果を示し(広
範な抗菌スペクトルを有し)、且つ用途に応じた取り扱
いが容易であるアルコール系の殺菌剤組成物を提供する
こと。 【解決手段】 アルコールを35〜65重量%、(a)
天然抽出物を0.005〜5重量%、(b)界面活性剤を
0.007〜10重量%及び(c)水を含有する殺菌剤組
成物、上記殺菌組成物あるいはこれを含浸させた消毒材
を被消毒物に接触させて該被消毒物の殺菌及び/又は消
毒を行うことを特徴とする殺菌組成物の使用方法消毒材
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は殺菌剤組成物に関するも
のであり、より詳細には、人体や環境への安全性に優
れ、広範囲な病原菌及び細菌類に対し殺菌効果を示すア
ルコール系の殺菌剤組成物及びその使用方法に関し、特
に、食品加工業、飲食業、ホテルや学校給食の厨房等の
食品関連業に携わる従業員等の手指の殺菌・消毒、及び
食品加工機器、調理器具、食器類等の殺菌に好適な殺菌
剤組成物及びその使用方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】食品関連業界にあっては、各種の食材、
食品、また、容器、加工機器、作業者等のこれらを取り
扱う周辺環境は、常に各種の有害微生物に曝される危険
性がある。すなわち、食品関連業を取り扱う周辺環境
は、これらの有害微生物にとって、栄養源にして、恰好
の繁殖環境になりうる危険性を有するものである。これ
らの有害微生物や雑菌を死滅または抑制させるため、従
来、種々の消毒薬や殺菌剤が開発され、このようなもの
として例えば、フェノール系、ハロゲン系、アルデヒド
系、アルコール系等の殺菌剤を例示することができる。
このうち、アルコールを主成分とする殺菌剤組成物とし
ては、例えば、特公平5−63446号公報には、消毒
用エタノール、グリコン酸クロルヘキシジンとエモリエ
ント剤からなる手指消毒用組成物が、特開平1−272
503号公報には、アニオン性、ノニオン性、両性の界
面活性剤と、エタノール及び/又はイソプロパノールと
殺菌剤を必須成分とする手指殺菌消毒用洗剤が、特開平
4−134036号公報には、ヨウ素化合物、アルコー
ル類、手あれ防止剤からなる手指消毒剤が、特開平1−
249897号公報には、殺菌活性物質、脂肪酸塩、合
成洗剤及びアルコールからなる殺菌性石鹸組成物が、ま
た、特開平5−124910号公報には、塩化ベンザル
コニウム、エタノール及び水を含有する医科・臨床分野
での殺菌消毒液及びこれを用いる殺菌消毒材が開示され
ている。また、特公平7−29884号公報には、エチ
ルアルコール、カルボキシビニルポリマー、アルカノー
ルアミン及び水からなる粘稠状殺菌剤組成物が、特開平
6−199700号公報には、塩化ベンザルコニウム等
の殺菌消毒薬、カルボキシビニルポリマー及びセルロー
ス系水溶性高分子からなる増粘した、速乾性ゲルタイプ
手指消毒剤が開示されている。更に、特公昭62−28
664号公報には、エタノールと、有機酸及び無機酸と
を有効成分とする食品、食品原料及び食品加工機器用の
殺菌剤、並びにその使用方法が、特公平1−59862
号公報には、有機酸、無機塩類、エチルアルコール、ラ
ウリル硫酸ナトリウム等を配合した固形状食品・調理器
具の殺菌用組成物が開示されている。上記各公報におい
ては、殺菌剤としてアルコールのみでは、充分な殺菌効
果が期待できないため、種々の化合物を配合することに
より、殺菌効果を高める試みがなされているが、これら
の殺菌剤組成物によっても、殺菌効果、特に広範囲の病
原菌及び細菌類に対する殺菌効果、人体や環境への安全
性、臭気、色、取扱いやすさ等の点をすべて満足する組
成物は未だ見出されていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、近年、アル
コール水溶液に第四級アンモニウム塩、ヨウ素化合物等
の殺菌剤を配合することにより殺菌効果又は抗菌スペク
トルを広げる試みがなされているが、未だ十分に満足さ
れる殺菌剤組成物は得られていない。すなわち、第四級
アンモニウム塩等のカチオン界面活性剤は、その殺菌効
果においてアニオン界面活性剤、蛋白質、硬水などの影
響を受けやすく、またヨウ素化合物にあっては、臭い移
り、色移り等の問題があり、更にはこれら第四級アンモ
ニウム塩やヨウ素化合物は、いずれも使用後の被消毒物
への残留が避けられず、人体への安全性等の点からも十
分満足できるものではなかった。
【0004】本発明者らは、上記諸条件を考慮し、人体
への安全性及び環境安全性に優れた殺菌剤組成物を開発
することを目的として鋭意研究を重ね本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明の目的は、人体及び環境へ
の安全性に優れ、しかも広範囲の病原菌及び細菌類に対
して殺菌効果を示し(広範な抗菌スペクトルを有し)、
且つ用途に応じた取り扱いが容易であるアルコール系の
殺菌剤組成物及びその使用方法を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、アルコール系殺菌剤組成物
を天然又は合成の可撓性の繊維質吸収材に含浸させてな
るペーパ状、シート状、マット状及び綿状等のハンドリ
ング性に優れた消毒材を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記諸問題
に鑑み鋭意研究を重ねた結果、天然抽出物にある抗菌作
用に着目し、殺菌成分として天然抽出物を界面活性剤と
ともに配合することにより、本発明の上記目的を達成し
うることを見出し本発明に至ったものである。すなわ
ち、本発明は、アルコールを35〜65重量%、(a)
天然抽出物を0.005〜5重量%、(b)界面活性剤を
0.007〜10重量%及び(c)水を含有する殺菌剤組
成物、上記殺菌組成物あるいはこれを含浸させた消毒材
を被消毒物に接触させて該被消毒物の殺菌及び/又は消
毒を行うことを特徴とする殺菌剤組成物の使用方法、及
び上記殺菌剤組成物を天然又は合成の可撓性の繊維質吸
収材に含浸させてなる消毒材を提供するものである。
【0006】特に、本発明の殺菌剤組成物は、(1)ア
ルコールがエチルアルコールであることを特徴とし、
(2)天然抽出物がアップルフェノン、ヒノキチオー
ル、ポリリジン及び緑茶抽出物から選ばれた少なくとも
1種であることを特徴とし、(3)界面活性剤が、ジグ
リセリンモノミリスチン酸エステル,デカグリセリンモ
ノカプリル酸エステル,モノグリセリンモノカプリン酸
エステル,蔗糖ラウリル酸エステル,デカグリセリンモ
ノラウリン酸エステル,ジグリセリンモノラウリン酸エ
ステル,ジグリセリンモノステアリン酸エステルから選
ばれた少なくとも1種のノニオン界面活性剤であること
を特徴とし、(4)更に、(d)増粘剤を含有し、かつ
20℃における粘度が500〜5,000mpsの範囲に
あることを特徴とし、(5)増粘剤がキサンタンガムで
あることを特徴とし、(6)手指殺菌用途に用いること
を特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施形態】以下に本発明を更に詳細に説明す
る。本発明の殺菌剤組成物は、アルコールを主成分とす
るものである。本発明で使用されるアルコールとして
は、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、変成
アルコールなどを挙げることができ、特に、手指殺菌用
途にあっては、殺菌性,安全性,経口毒性の点からエチ
ルアルコールが好ましく用いられる。本発明においては
これらのアルコールを単独で、あるいは2種以上組み合
わせて用いることができる。本発明の殺菌剤組成物は、
殺菌、消毒を行う対象が食品関連業であることから、安
全性、殺菌効果を満足させると同時に、これらに携わる
作業者が使用するに際して、手にべた付かず、アルコー
ルの持つ特有の手触り感を損なわせぬ等の使用感を満足
させることも必要である。
【0008】従って本発明の殺菌剤組成物においては、
これらを満足するため、殺菌剤組成物中のアルコール含
有量を35〜65重量%とするものである。殺菌剤組成
物中の含有量が上記範囲より低い場合は速乾性に劣り、
また殺菌効果も低下し、上記範囲を超える場合はアルコ
ール臭が強く、安全性も懸念され、また揮発性の点で好
ましくない場合がある。
【0009】本発明の殺菌剤組成物は、上記アルコール
を主成分とし、これに例えばアップルフェノンに代表さ
れる(a)成分の天然抽出物とジグリセリンモノミリス
チン酸エステルに代表される(b)成分の界面活性剤と
を組み合わせて配合させることにより、人体あるいは環
境への安全性を改善し、かつ広範な抗菌スペクトルを有
するようにしたものである。
【0010】本発明においては、(a)成分の天然抽出
物として、アップルフェノン、ヒノキチオール、緑茶抽
出物、キトサン、わさび抽出物、孟宗竹抽出物、ブドウ
や柑橘類から抽出されるコロイド状のペクチンや必須ア
ミノ酸であるL−リジンが直鎖状につながたポリリジ
ン、サケ、マス、ニシンなどの成熟精巣に含まれるプロ
タミン、オランダビュの種実の抽出物、イリオモテアザ
ミ根茎抽出エキスなどを使用することができる。本発明
においては、これらの天然抽出物のうち、アップルフェ
ノン、ヒノキチオール、ポリリジン、緑茶抽出物を好ま
しく使用することができ、特に、水溶性、無味、無臭な
どの点から以下のアップルフェノン、ヒノキチオール、
緑茶抽出物、とりわけアップルフェノンを好ましく使用
することができる。
【0011】アップルフェノンとは、リンゴから抽出さ
れたポリフェノールを総称するもので、例えば、ニッカ
ウイスキー(株)製の商品名アップルフェノン50など
が使用できる。ヒノキチオールとは、青森産ヒバ油、台
湾ヒノキ油、ウエスタン・レッド・シダー(Western Re
d Cedar )油等の天然物から抽出することにより得ら
れ、化学名は4−イソプロピル−2−ヒドロキシ−シク
ロヘプタ−2,4,6−トリエン−1−オンである。ま
た、緑茶抽出物とは、緑茶から抽出されるポリフェノー
ル化合物であって、緑茶の茶葉から熱水により、あるい
はエタノール等の低級アルコール、酢酸エチル等の低級
エステル等の有機溶剤により抽出・分画されて得られる
もので、カテキン、エピカテキン、ガロカテキン、エピ
ガロカテキン、カテキンガレート、エピカテキンガレー
ト、エピガロカテキンガレート等のカテキン類あるいは
その没食子酸エステルを主成分とするものをいう。
【0012】尚、本発明に用いられる天然抽出物である
アップルフェノン,ポリリジン,ヒノキオール,緑茶抽
出物のうち、アップルフェノン,ポリリジン及び緑茶抽
出物は特に良好な毒性値及び光分解耐性を有するもので
ある。また、水に対する溶解性の点からは、アップルフ
ェノン,ポリリジンが良好である。上記天然抽出物は、
本発明の殺菌剤組成物中に、0.005〜5.0重量%の範
囲で配合され、その配合量が下限値より低い場合は殺菌
力の点で効果が乏しく、上限値を超える場合は添加量に
見合うほどの効果がなくコストの点で好ましくない。殺
菌効果とコストの点から上記(a)成分の配合量は0.0
05〜3.0重量%であることが好ましい。本発明におい
ては、これらの天然抽出物は、単独で使用してもよい
が、その使用目的によっては2種以上を適宜に組み合わ
せて使用することもできる。
【0013】本発明の殺菌剤組成物に(b)成分として
用いられる界面活性剤としては、カチオン性、アニオン
性及びノニオン性に分類されている多くの界面活性剤を
いずれも使用することができるが、本発明においては、
汚れに対する浸透性,湿潤性,経口毒性,殺菌力向上の
点からノニオン界面活性剤、特に、蔗糖脂肪酸エステ
ル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸
エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル等が
好ましく使用される。
【0014】具体的には、上記界面活性剤としては、モ
ノグリセリンモノカプリル酸エステル、モノグリセリン
モノカプリン酸エステル、モノグリセリンモノラウリル
酸エステル、モノグリセリンモノパルミチン酸エステ
ル、モノグリセリンモノステアリン酸エステル、モノグ
リセリンモノオレイン酸エステル、モノグリセリンモノ
リノレン酸エステル、ジグリセリンモノカプリル酸エス
テル、ジグリセリンモノミリスチン酸エステル、ジグリ
セリンモノラウリル酸エステル、ジグリセリンモノステ
アリン酸エステル、ジグリセリンモノオレイン酸エステ
ル、ジグリセリンリシノレイン酸エステル、テトラグリ
セリンモノラウリン酸エステル、テトラグリセリンモノ
ステアリン酸エステル、テトラグリセリンモノオレイン
酸エステル、テトラグリセリンリシノレイン酸エステ
ル、ヘキサグリセリンモノカプリル酸エステル、ヘキサ
グリセリンジカプリル酸エステル、ヘキサグリセリンジ
ラウリン酸エステル、ヘキサグリセリンモノミリスチン
酸エステル、ヘキサグリセリンモノステアリン酸エステ
ル、ヘキサグリセリンモノオレイン酸エステル、ヘキサ
グリセリンシノレイン酸エステル、デカグリセリンモノ
カプリル酸エステル、デカグリセリンモノラウリン酸エ
ステル、デカグリセリンジラウリン酸エステル、デカグ
リセリンモノミリスチン酸エステル、デカグリセリンモ
ノステアリン酸エステル、デカグリセリンモノオレイン
酸エステル、炭素数8〜14の脂肪酸残基を有するソル
ビタン脂肪酸エステル、炭素数8〜14の脂肪酸残基を
有する蔗糖脂肪酸エステル等が使用できる。
【0015】本発明においては、特にグラム陽性菌に対
する抗菌活性の点から、ジグリセリンモノミスチリン酸
エステル、デカグリセリンモノカプリル酸エステル、モ
ノグリセリンモノカプリル酸エステル、蔗糖ラウリル酸
エステル、デカグリセリンモノラウリン酸エステル、ジ
グリセリンモノラウリン酸エステル、ジグリセリンモノ
ステアリン酸エステルが好ましく、特にジグリセリンモ
ノミスチリン酸エステルが好適に用いられる。本発明に
おいては、これらの界面活性剤は、単独で使用してもよ
いが、その使用目的によっては2種以上を適宜に組み合
わせて使用することもできる。
【0016】上記(b)成分の界面活性剤は殺菌剤組成
物中に0.007〜10重量%の範囲で配合される。上記
配合量が0.007重量%より少ない場合はB.subt
ilis、B.cereusのようなグラム陽性菌に対
する殺菌効果に乏しく、また10重量%を超える場合は
添加量に見合うほどの効果がなくコスト面から好ましく
ない。特に、本発明の殺菌剤組成物を手指殺菌・消毒用
途に用いる場合は、使用時のべたつき感等を考慮する
と、その配合量は殺菌剤組成物中に0.007〜3.0重量
%であることが好ましく、また、食品加工機、調理器具
等に用いる場合には、適度な洗浄性能を与えるためには
0.007〜10重量%の配合量が望ましい。
【0017】本発明の殺菌剤組成物は、上述のように
(a)成分の天然抽出物を0.005〜5重量%、及び
(b)成分の界面活性剤を0.007〜10重量%含有す
ることが好ましいが、更に、これらの両成分がそれぞれ
(b)/(a)=0.2〜1000の重量比で使用される
ことが好ましい。本発明の殺菌剤組成物においては、
(a)成分と(b)成分を上記のような比率で使用する
ことにより、殺菌効果及び抗菌スペクトルに優れたもの
となる。本発明の殺菌剤組成物には、(c)成分として
水を含有する。上記水としては、水道水、蒸留水、イオ
ン交換水等の精製水であればいずれも使用することがで
きるが、好ましくは蒸留水、精製水が用いられる。この
水は、残部配合として殺菌剤組成物に含有することがで
きる。
【0018】本発明の殺菌剤組成物には、(d)成分と
して増粘剤を配合させることができる。本発明に用いら
れる増粘剤としては、キサンタンガム、カラギーナン、
グアーガム、ペクチン、カルボキシメチルセルロース
(CMC)、メチルスルロース(MC)、ヒドロキシメ
チルスルロース(HMC)、トラガントガム、タマリン
ド種子多糖類、ローカストビンガム、アラビヤゴム、グ
ルコマンナン、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸
ナトリウム、ポリビニールアルコール(PVA)、ポリ
ビニールピロリドン、デキストリン等を挙げることがで
き、特に、粘度の安定性、製造の簡易さの点から、キサ
ンタンガム及びカラギーナンが好ましく使用できる。上
記増粘剤は単独で用いても、また二種以上を組み合わせ
て用いることもできる。
【0019】本発明においては、上記増粘剤は、殺菌剤
組成物の20℃における粘度を500〜5,000mps
に調整する目的で用いられ、この点からその配合量は殺
菌剤組成物中0.1〜10重量%、更に、0.1〜5重量%
であることが好ましい。すなわち、増粘剤を配合しない
場合、アルコール自体は粘性をほとんど有しない液体で
あるため、手のひらに取ったときにこぼれ落ちてしまっ
たり、指の間から流れ落ちてしまう等、殺菌剤液の損失
が甚だしい。また、このような点に加え、手指へのべた
つき感、手指との馴染みやすさの点からも、上記粘度範
囲に調整することが好ましい。
【0020】また、上記増粘剤の配合量は、その種類に
よって上記粘度を得るに必要とする量は多少異なるが、
上記範囲の下限値より少ない場合は充分な粘度が得られ
ず、上限値より多い場合は粘度が高すぎて使い難くなり
好ましくない場合がある。尚、本発明においては、例え
ば、使用感等の点から、増粘剤としてキサンタンガムを
使用することが好ましいが、この場合の配合量は、殺菌
剤組成物中0.2〜0.7重量%であることが好ましい。上
記配合量が0.2重量%より少ないと、適当な粘度が得ら
れず、0.7重量%を超える場合は使用時のべたつき感が
目立つようになる。
【0021】本発明の殺菌剤組成物には、上記アルコー
ル及び(a)〜(b)成分に加え、任意成分として各種
の添加剤、例えば、香料、染料、pH調整剤、金属腐食
抑制剤、酸化防止剤、光安定剤、帯電防止剤、増量剤等
を配合することができる。これらの添加剤は予め本発明
の殺菌剤組成物中に配合しておいてもよいが、使用時に
添加して使用することもできる。特に、pH調整剤(中
和剤)としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、2−アミノ−2−メチ
ル−1−プロパノールなどが挙げられ、これらは殺菌剤
組成物の原液のpHを中性とするのに必要な量を適宜配
合する。また、本発明の殺菌剤組成物の成分は、いずれ
も食品添加物として許可されているものであり、安全性
が非常に高く、例えば、野菜、果物、その他の食品の殺
菌等にも好適に用いることができるものである。
【0022】本発明の殺菌剤組成物は、例えば、その原
溶液をスプレーボトル等に入れて調理器具や食品加工機
器等の消毒対象物に噴霧してこれらの殺菌に用いること
ができる。また、手指用の噴霧器で作業者の手に直接噴
霧して使用することもできる。特に、増粘されていない
本発明の殺菌剤組成物は上記調理器具や食品加工機器等
の消毒対象物に用い、また、増粘剤により適度に増粘さ
れた本発明の殺菌剤組成物は専用のディスペンサーに配
置し、使用時毎に約1〜2ccを手のひらにとって、両
手をもみこするなどの方法により使用することもでき
る。また、適当量の殺菌剤組成物原液に更に水を加えて
希釈した殺菌剤組成物溶液に消毒対象物を浸漬させるこ
とにより使用することもできる。
【0023】本発明においては、上記殺菌剤組成物を上
記のように直接消毒物に接触させて、殺菌・消毒を行う
こともできるが、、これを、予め天然又は合成の繊維質
からなる可撓性の吸収材に吸わせてなるペーパ状、シー
ト状、マット状及び綿状等のハンドリング性に優れた消
毒材を用いて、上記の消毒対象物の表面を拭き取るよう
に接触させることにより使用することもできる。このよ
うな吸収材としては、麻、綿、セルロース、羊毛及絹等
の天然の動植物繊維、またはレーヨン、ポリオレフィ
ン、ポリエステ、アクリル、ナイロン及びポりウレタン
等の合成繊維・発砲材等から成る織布、不織布、または
これらのサンドイッチ状ないしは積層状のシートやマッ
ト材、更にはパルプ紙、合成紙またはその積層紙等をい
ずれも挙げることができる。
【0024】本発明の殺菌剤組成物あるいはこれを含浸
させた上記消毒材を用いることによって、食品工場、ま
たレストラン、ホテル、学校給食などの厨房、また喫茶
店、居酒屋などの食品を取り扱う環境の他、セントラル
キッチン、スーパーのバックヤード等の調理台、冷蔵
庫、保管庫等に対しても、拭き取り作業等によって効率
的に殺菌を行うことができる。
【0025】
【実施例】以下に、本発明を実施例により更に具体的に
説明するが、本発明はこれらにより何ら限定されるもの
ではない。 実施例1〜91及び比較例1〜46 殺菌剤組成物を評価するために以下の試験を行った。 1.殺菌力試験 (1)供試菌 ・エシエリヒア・コリ(Escherichia coli、大腸菌、グ
ラム陰性、IFO-12734) ・スタフィロコッカス・オウレウス(Stphylococcus au
reus、黄色ブドウ球菌、グラム陽性、IFO-12732) ・バチルス・スブチリス(Bucillus subtilis 、枯草
菌、グラム陽性、IFO-13722 ) ・バチルス・セレウス(Bucillus cereus 、環境採取
菌、グラム陽性)
【0026】(2)操作及び評価方法 本発明で得られた殺菌剤組成物溶液の10ミリリットル
に3回継代した供試菌を0.1ミリリットル(約108
FU/ミリリットル)接種し、室温で10秒間接触させ
る。所定作用時間後、その作用液を適当に希釈し、日本
ミリポア(株)社の染色による微生物迅速試験法「マイ
クロステイン(Micro Stain)法」に従っ
て、メンブランフィルター(0.45μm)で濾過する。
次いで、このメンブランフィルターを寒天平板培地にの
せ、培養してコロニーを染色する。染色後のコロニーを
実体顕微鏡下で観察して、発育したコロニー数を計測
し、この計測値を供試薬剤(本発明の殺菌剤組成物等)
接触後の菌数とする。供試薬剤接触前の菌数を100と
して、接触後に死滅した菌数(供試薬剤接触前の菌数−
供試薬剤接触後の菌数)を除去率(%)として次のよう
に指数で表す。 除去率(%)=[(供試薬剤接触前の菌数−発育したコ
ロニー数)/供試薬剤接触前の菌数]×100
【0027】2.使用感試験 薬剤(本発明の殺菌剤組成物等)約1ミリリットルを手
掌にとり、乾燥するまで手指に擦り込む。その際の使用
感を以下の方法で評価する。 1)こぼれ又は流れ落ちる 2)べたつく 3)乾燥が30秒以上要する(速乾性に欠ける) 4)臭気がある 以上の4項目全てに該当しない場合を◎とし、3項目該
当しない場合を○とし、2項目該当しない場合を△と
し、該当項目が1以下の場合を×とした。 3.粘度測定 供試試料の液温を20℃に調整し、東京計器社製のB型
粘度計を用いて粘度を測定した。
【0028】第1表に示すような組成を有する各種の水
性殺菌剤組成物を調製し、上記の各評価を行い、その結
果を第1表に示した。但し、表中の成分量を表す数字は
すべて重量%であり、有効成分が100%のものとして
示す。また、各々の実施例、比較例の組成については、
各成分の合計が100%となるように水を加えた。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】
【表7】
【0036】
【表8】
【0037】
【表9】
【0038】
【表10】
【0039】
【表11】
【0040】
【表12】
【0041】
【表13】
【0042】
【表14】
【0043】
【表15】
【0044】
【表16】
【0045】
【表17】
【0046】
【表18】
【0047】
【表19】
【0048】
【表20】
【0049】第1表より明らかなように、添加剤として
アルコール単独35%のものではグラム陽性菌にもグラ
ム陰性菌にも全く効果が認められず(比較例22)、ま
た、アルコールを55%以上とする配合でもグラム陽性
球菌及びグラム陰性桿菌に効果を示すにとどまり、有芽
胞のグラム陽性桿菌に対しては効果が認められない(比
較例23,24)。一方、グラム陽性菌にもグラム陰性
菌にも全く効果を示さなかったアルコール35%のもの
に(a)成分である天然抽出物を0.01%加えた場合に
は、グラム陽性球菌に効果を示すようになるが、グラム
陰性桿菌,有芽胞のグラム陽性桿菌に対しては効果を示
さない(比較例8)。また、アルコール35%のものに
(b)成分である界面活性剤を加えただけでは、グラム
陰性桿菌及びグラム陽性球菌に対しては効果を示すが、
有芽胞のグラム陽性桿菌に対しては効果を示さない(比
較例1〜7)。
【0050】他方、(a)天然抽出物と(b)界面活性
剤のみを組み合わせたものでは、グラム陽性菌(グラム
陽性球菌と有芽胞のグラム陽性桿菌)には効果を示すも
のの、グラム陰性桿菌には効果を示さない(比較例4
1,42)。この組み合わせにおいて天然抽出物の配合
量を更に大幅に増やしてもグラム陰性桿菌に対しての効
果は発現しない(比較例43,44)。このように、そ
れぞれの成分を単独でしかも高濃度で配合しても本発明
の効果が望めなかったものが、本発明の組み合わせ、す
なわち、アルコールと天然抽出物と界面活性剤との組み
合わせ〔アルコール+(a)+(b)〕において初め
て、各々が低濃度のものの組み合わせであっても、相乗
的な効果を発現し、広範囲の病原菌及び細菌類に対して
優れた殺菌効果を有する(広範囲な抗菌スペクトルを有
す)殺菌剤組成物が得られた(実施例1〜91)。
【0051】
【発明の効果】本発明におけるように、アルコールを主
成分とし、アップルフェノン等の天然抽出物と界面活性
剤とを組み合わせて配合することにより、人体及び環境
への安全性に優れ、しかも広範囲の病原菌に対して優れ
た殺菌効果が有する(広範囲な抗菌スペクトルを有す
る)殺菌剤組成物が得られる。更に、増粘剤を加えて粘
稠性を付与することにより、手指の殺菌に好適な殺菌剤
組成物が提供される。また、本発明の殺菌剤組成物の成
分は、例えば、手指の殺菌、食品加工機器、調理器具等
の殺菌にも好適であり、食品加工業、ホテル、レストラ
ン、学校給食等の調理場及びその作業者などへの殺菌に
好適に使用される。また、本発明の殺菌剤組成物を天然
又は合成繊維などの繊維質吸収材(例えば不織布)に吸
わせてなる消毒材が提供され、これによって殺菌対象物
への拭き取り作業による殺菌も可能である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルコールを35〜65重量%、(a)
    天然抽出物を0.005〜5重量%、(b)界面活性剤を
    0.007〜10重量%及び(c)水を含有することを特
    徴とする殺菌剤組成物。
  2. 【請求項2】 アルコールがエチルアルコールであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の殺菌剤組成物。
  3. 【請求項3】 (a)天然抽出物がアップルフェノン,
    ヒノキチオール,ポリリジン及び緑茶抽出物から選ばれ
    た少なくとも1種であることを特徴とする請求項1又は
    2記載の殺菌剤組成物。
  4. 【請求項4】 界面活性剤が、ジグリセリンモノミリス
    チン酸エステル,デカグリセリンモノカプリル酸エステ
    ル,モノグリセリンモノカプリン酸エステル,蔗糖ラウ
    リル酸エステル,デカグリセリンモノラウリン酸エステ
    ル,ジグリセリンモノラウリン酸エステル,ジグリセリ
    ンモノステアリン酸エステルから選ばれた少なくとも1
    種のノニオン界面活性剤であることを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の殺菌剤組成物。
  5. 【請求項5】 更に、(d)増粘剤を含有し、かつ20
    ℃における粘度が500〜5,000mpsの範囲にある
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の殺菌
    剤組成物。
  6. 【請求項6】 増粘剤がキサンタンガムであることを特
    徴とする請求項5記載の殺菌剤組成物。
  7. 【請求項7】 手指殺菌用途に用いることを特徴とする
    請求項1〜6のいずれかに記載の殺菌剤組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載する殺菌
    剤組成物あるいはこれを含浸させた消毒材を被消毒物に
    接触させて該被消毒物の殺菌及び/又は消毒を行うこと
    を特徴とする殺菌剤組成物の使用方法。
  9. 【請求項9】請求項1〜6のいずれかに記載の殺菌剤組
    成物を天然又は合成の可撓性の繊維質吸収材に含浸させ
    てなる消毒材。
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