JP2006339946A - 画像処理システム、画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理システム、画像処理装置および画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 複数のMFPいずれかにされたカスタマイズを他に反映する。
【解決手段】 画像処理システムは、ネットワークに接続された複数のMFPを含み、複数のMFPそれぞれは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶するHDDを備えており、ユーザ識別情報が入力されると(S21)、ユーザ識別情報に関連付けられた個人情報がHDDに記憶されているか否かを判断し(S22)、記憶されている場合HDDから個人情報を読み出し(S25)、記憶されていない場合他の画像処理装置にユーザ識別情報を含む個人情報送信要求を送信し(S23)、該ユーザ識別情報を含む登録ユーザ情報を記憶するMFPから個人情報を受信し(S24)、読み出された、または受信された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御する(S30)。
【選択図】 図5

Description

この発明は画像処理システム、画像処理装置および画像処理プログラムに関し、特にネットワークに接続された複数の画像処理装置を複数のユーザが利用する画像処理システム、画像処理装置およびその画像処理装置で実行される画像処理プログラムに関する。
近年、スキャナ、プリンタ、ファクシミリなどの画像処理装置をネットワークに接続して使用する形態が一般的となっている。この使用形態において、複数の画像処理装置を使用する場合にすべての画像処理装置で操作パネルを同じ仕様とする技術が、特開2001−306204号公報に記載されている。特開2001−306204号公報に記載の技術によれば、ユーザが操作パネルを利用してパスワードなどのユーザ識別情報を入力すると、このユーザ識別情報は画像処理装置からネットワークを介してファイルサーバに送られる。ファイルサーバ内のユーザ認証部がその送信されてきたユーザ識別情報と予め登録されたユーザ識別情報との照合を行い、ユーザ認証が完了されたならば、ファイルサーバは、当該ユーザに対応する設定共用ファイルを読み出してネットワークを介して要求元の画像処理装置へ提供する。その後、設定共用ファイルの記述内容に従って操作パネルの仕様がカスタマイズされる。
しかしながら、特開2001−306204号公報に記載の技術では、ファイルサーバを設置して、そのファイルサーバに設定共用ファイルを記憶させなければならない。このため、ネットワークに新たに画像処理装置を接続する場合などに、新たに接続する画像処理装置にファイルサーバにアクセスするために必要とされるファイルサーバのネットワークアドレスを記憶させるなどの設定が必要とされる。その結果、システムの変更に柔軟に対応することができないといった問題があった。
特開2001−306204号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、サーバを用いることなく、ネットワークに接続された複数の画像処理装置のいずれか1つにされたカスタマイズをネットワーク接続された他の画像処理装置に反映することが可能な画像処理システムを提供することである。
この発明の他の目的は、サーバを用いることなく、ネットワークに接続された他の画像処理装置にされたカスタマイズを反映することが可能な画像処理装置および画像処理プリグラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、画像処理システムは、それぞれがネットワークに接続された複数の画像処理装置を含む画像処理システムであって、複数の画像処理装置のそれぞれは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段と、ユーザ識別情報が入力される入力手段と、入力手段にユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報が記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、判断手段により記憶されていると判断された場合、記憶手段から入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を読み出す読出手段と、判断手段により記憶されていないと判断された場合、他の画像処理装置に入力手段に入力されたユーザ識別情報を含む個人情報送信要求を送信して、該ユーザ識別情報を含む登録ユーザ情報を記憶する画像処理装置から該ユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を受信する個人情報受信手段と、読出手段により読み出された個人情報、または個人情報受信手段により受信された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御する制御手段とを備える。
この発明に従えば、ネットワークに接続された複数の画像処理装置のいずれか1つに個人情報を記憶させれば、その個人情報を記憶させていない画像処理装置にその個人情報に基づいて動作を制御させることができる。その結果、サーバを用いることなく、ネットワークに接続された複数の画像処理装置のいずれか1つにされたカスタマイズをネットワーク接続された他の画像処理装置に反映することが可能な画像処理システムを提供することができる。
好ましくは、複数の画像処理装置それぞれは、さらに、複数の画像処理装置のうち他の画像処理装置の少なくとも1つに対して、該少なくとも1つの他の画像処理装置が備える記憶手段に記憶されているユーザ識別情報の送信を要求するユーザ識別情報送信要求手段と、ユーザ識別情報送信要求手段によるユーザ識別情報送信要求に応じて、少なくとも1つの他の画像処理装置により送信されたユーザ識別情報を受信するユーザ識別情報受信手段と、ユーザ識別情報受信手段により受信されたユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていた画像処理装置を識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段とをさらに備えており、個人情報受信手段は、ユーザデータによりユーザ識別情報に関連付けられた装置識別情報で特定される画像処理装置に、個人情報送信要求を送信する。
この発明に従えば、ユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていた画像処理装置を識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータが記憶されており、ユーザデータによりユーザ識別情報に関連付けられた装置識別情報で特定される画像処理装置に、個人情報の送信が要求される。このため、個人情報を容易に取得することができる。
この発明の他の局面によれば、画像処理システムは、それぞれがネットワークに接続された複数の画像処理装置を含む画像処理システムであって、複数の画像処理装置のそれぞれは、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに固有の個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段と、他の画像処理装置の少なくとも1つに対して、該少なくとも1つの他の画像処理装置が備える記憶手段に記憶されているユーザ識別情報の送信を要求するユーザ識別情報送信要求手段と、ユーザ識別情報送信要求手段によるユーザ識別情報送信要求に応じて、少なくとも1つの他の画像処理装置により送信されたユーザ識別情報を受信するユーザ識別情報受信手段と、ユーザ識別情報受信手段により受信されたユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていた画像処理装置を識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、ユーザ識別情報が入力される入力手段と、入力手段にユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を、該ユーザ識別情報とユーザデータとから定まる画像処理装置から取得する個人情報取得手段と、個人情報取得手段により取得された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御する制御手段とを備えた、画像処理システム。
この発明に従えば、ユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていた画像処理装置を識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータが記憶される。そして、ユーザ識別情報が入力されると、ユーザ識別情報に関連付けられた個人情報が、該ユーザ識別情報とユーザデータとから定まる画像処理装置から取得され、取得された個人情報に基づいて、装置の所定の動作が制御される。このため、ネットワークに接続された他の画像処理装置に個人情報を記憶させれば、その個人情報に基づいて動作を制御させることができる。また、ユーザデータを記憶するので、ユーザ識別情報から、それに関連する個人情報を記憶する画像処理装置を容易に特定することができる。その結果、サーバを用いることなく、ネットワークに接続された複数の画像処理装置のいずれか1つにされたカスタマイズをネットワーク接続された他の画像処理装置に反映することが可能な画像処理システムを提供することができる。
好ましくは、複数の画像処理装置それぞれは、ユーザごとにデータの送信先を含むアドレスデータを記憶するアドレスデータ記憶手段をさらに備え、個人情報は、アドレスデータを含み、制御手段は、入力手段に入力されたユーザ識別情報に関連付けられたアドレスデータを表示するアドレスデータ表示手段を含む。
好ましくは、複数の画像処理装置それぞれは、ユーザによる指示が入力されるごとに、該指示に従った処理の履歴情報をユーザごとに記憶する履歴情報記憶手段をさらに備え、ユーザ情報は、履歴情報を含み、制御手段は、ユーザによる指示が入力されるごとに、入力手段に入力されたユーザ識別情報に関連付けられた履歴情報を更新する履歴情報更新手段を含む。
好ましくは、複数の画像処理装置それぞれは、ユーザを認証するための認証データを記憶する認証データ記憶手段と、認証データ記憶手段に記憶された認証データが入力されることを条件に、ユーザによる指示の入力を許可する認証手段とをさらに備え、ユーザ情報は、認証データを含み、制御手段は、認証手段に入力手段によって入力されたユーザ識別情報に関連付けられた認証データに従って指示の入力を許可するか否かを判断させる。
好ましくは、複数の画像処理装置それぞれは、設定データに従って情報を表示する表示手段と、ユーザごとに設定データを記憶する設定データ記憶手段と、ユーザ識別情報に応じて、設定データを切り替える設定切替手段とを備え、ユーザ情報は、設定データを含み、制御手段は、表示手段に入力手段に入力されたユーザ識別情報に関連付けられた設定データに従って情報を表示させる。
好ましくは、複数の画像処理装置それぞれは、個人情報が変更された場合、個人情報が記憶手段から読み出された場合には、該記憶手段に記憶されている個人情報を更新し、個人情報が他の画像処理装置から受信された場合には、該他の画像処理装置に該個人情報を変更後の内容に更新させる。
好ましくは、複数の画像処理装置それぞれは、ユーザを認証するための認証データを記憶する認証データ記憶手段と、認証データ記憶手段に記憶された認証データが入力されることを条件に、ユーザによる指示の入力を許可する認証手段とをさらに備え、個人情報は、認証データを含み、制御手段は、認証手段に入力手段に入力されたユーザ識別情報に関連付けられた認証データに従って指示の入力を許可するか否かを判断させる。
好ましくは、複数の画像処理装置それぞれは、個人情報取得手段により取得された個人情報を記憶しておく個人情報記憶手段と、認証手段により許可されたユーザによる指示の入力を不許可にするログオフ手段と、ログオフ手段により指示の入力が不許可とされたことに応じて、個人情報が他の画像処理装置から受信された場合には、該他の画像処理装置から受信された個人情報を個人情報記憶手段から消去する消去手段とをさらに備えた。
この発明のさらに他の局面によれば、画像処理装置は、ネットワークに接続され、該ネットワークに接続された少なくとも1つの他の画像処理装置と通信可能な画像処理装置であって、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段と、ユーザ識別情報が入力される入力手段と、入力手段にユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報が記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、判断手段により記憶されていると判断された場合、記憶手段から入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を読み出す読出手段と、判断手段により記憶されていないと判断された場合、少なくとも1つの他の画像処理装置に入力手段に入力されたユーザ識別情報を含む個人情報送信要求を送信して、他の画像処理装置から該ユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を受信する個人情報受信手段と、読出手段により読み出された個人情報、または個人情報受信手段により受信された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御する制御手段とを備えた。
この発明に従えば、サーバを用いることなく、ネットワークに接続された他の画像処理装置にされたカスタマイズを反映することが可能な画像処理装置を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、画像処理装置は、ネットワークに接続され、該ネットワークに接続された少なくとも1つの他の画像処理装置と通信可能な画像処理装置であって、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段と、少なくとも1つの他の画像処理装置に対して、該少なくとも1つの他の画像処理装置に記憶されているユーザ識別情報の送信を要求するユーザ識別情報送信要求手段と、ユーザ識別情報送信要求手段によるユーザ識別情報送信要求に応じて、少なくとも1つの他の画像処理装置により送信されたユーザ識別情報を受信するユーザ識別情報受信手段と、ユーザ識別情報受信手段により受信されたユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていた画像処理装置を識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、ユーザ識別情報が入力される入力手段と、入力手段にユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を、該ユーザ識別情報とユーザデータとから定まる画像処理装置から取得する個人情報取得手段と、個人情報取得手段により取得された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御する制御手段とを備える。
この発明に従えば、サーバを用いることなく、ネットワークに接続された他の画像処理装置にされたカスタマイズを反映することが可能な画像処理装置を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、画像処理プログラムは、ネットワークに接続され、該ネットワークに接続された少なくとも1つの他の画像処理装置と通信可能な画像処理装置で実行される画像処理プログラムであって、画像処理装置は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段を備えており、画像処理プログラムは、ユーザ識別情報の入力を受付けるステップと、入力ステップによりユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報が記憶手段に記憶されているか否かを判断するステップと、判断ステップにより記憶されていると判断された場合、記憶手段から入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を読み出すステップと、判断ステップにより記憶されていないと判断された場合、少なくとも1つの他の画像処理装置に入力ステップより受付けられたユーザ識別情報を含む個人情報送信要求を送信して、他の画像処理装置から該ユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を受信するステップと、読出ステップにより読み出された個人情報、または個人情報受信ステップにより受信された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御するステップとを画像処理装置に実行させる。
この発明に従えば、サーバを用いることなく、ネットワークに接続された他の画像処理装置にされたカスタマイズを反映することが可能な画像処理プログラムを提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、画像処理プログラムは、ネットワークに接続され、該ネットワークに接続された少なくとも1つの他の画像処理装置と通信可能な画像処理装置で実行される画像処理プログラムであって、画像処理装置は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段を備えており、画像処理プログラムは、少なくとも1つの他の画像処理装置に対して、該少なくとも1つの他の画像処理装置に記憶されているユーザ識別情報の送信を要求するステップと、ユーザ識別情報送信要求ステップによるユーザ識別情報送信要求に応じて、少なくとも1つの他の画像処理装置により送信されたユーザ識別情報を受信するステップと、ユーザ識別情報受信ステップにより受信されたユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていた画像処理装置を識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータを記憶するステップと、ユーザ識別情報の入力を受付けるステップと、受付ステップによりユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を、該ユーザ識別情報とユーザデータとから定まる画像処理装置から取得するステップと、取得された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御するステップとを画像処理装置に実行させる。
この発明に従えば、サーバを用いることなく、ネットワークに接続された他の画像処理装置にされたカスタマイズを反映することが可能な画像処理プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態における画像処理システムの全体概要を示す図である。図1を参照して、画像処理システム1は、ネットワーク2にそれぞれ接続された複合機(以下、「MFP」という)100,100A,100B,100Cを含む。MFP100,100A,100B,100Cは、その構成および機能は同じなので、ここでは特に言及しない限りMFP100を例に説明する。
MFP(Multi Function Peripheral)100は、原稿を読取るためのスキャナ、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成部、ファクシミリを含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能を備えている。なお、本実施の形態においてはMFP100を例に説明するが、MFP100に代えて、画像を処理する機能を備えた装置であれば、たとえば、スキャナ、プリンター、ファクシミリ、画像データを生成するパーソナルコンピュータ等であってもよい。
ネットワーク2は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、接続形態は有線または無線を問わない。またネットワーク2は、LANに限らず、インターネットなどのワイドエリアネットワーク(WAN)、一般公衆回線を用いたネットワーク等であってもよい。
図2は、MFP100のハード構成を示すブロック図である。図2を参照して、MFP100は、それぞれバス120に接続された中央演算装置(CPU)101と、CPU101で実行するためのプログラムなどを記録したROM(Read
Only Memory)103と、実行されるプログラムをロードするための、およびプログラム実行中のデータを記憶するためのRAM(Random Access Memory)105と、データを不揮発的に記憶するためのハードディスクドライブ(HDD)107と、フラッシュROM108が装着されるカードインターフェース(I/F)109と、MFP100をネットワーク2に接続するための通信I/F111と、スキャナ113と、画像形成部115と、ファクシミリ(FAX)117と、ユーザとのインターフェイスとなる操作部119とを含む。
CPU101は、カードI/F109に装着されたフラッシュROM108に記録された画像処理プログラムをRAM105にロードして実行する。なお、CPU101で実行するプログラムは、フラッシュROM108に記録された画像処理プログラムに限られず、CPU101に別に接続されたEEPROM(electrically
erasable/programable read only memory)に記憶されたプログラムをRAM105にロードして実行するようにしてもよい。EEPROMを用いれば、画像処理プログラムを書き換えるまたは追加して書き込みすることが可能となる。このため、ネットワーク2に接続された他のコンピュータが、MFP100のEEPROMに記憶された画像処理プログラムを書換える、または、新たな画像処理プログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、ネットワーク2に接続された他のコンピュータから画像処理プログラムをダウンロードして、その画像処理プログラムをEEPROMに記憶するようにしてもよい。
ここでいうプログラムは、CPU101により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
画像形成部115は、レーザプリンタ、または、インクジェットプリンタ等であり、紙などの記録媒体に画像データを可視化する。スキャナ113は、CCD(Charge
Coupled Device)等の光電変換素子を含み、原稿を光学的に読取って画像データとしての電子データを出力する。FAX117は、画像データをファクシミリ規格に従って一般電話回線を介して送受信する。
操作部119は、入力部119Aと表示部119Bとを含む。入力部119Aは、MFP100のユーザによる操作の入力を受付けるためのタッチパネル、キーボードまたはマウス等の入力装置である。表示部119Bは、液晶表示装置または有機EL(electro−luminescence)ディスプレイパネルである。入力部119Aに透明な部材からなるタッチパネルを用いる場合には、表示部119B上にタッチパネルを重ねて設置することで、表示部119Bに表示されたボタンの指示を検出することができる。これにより、種々の操作の入力が可能となる。
通信I/F111は、MFP100をネットワーク2と接続するための通信インターフェイスである。これにより、MFP100は、他のMFP100A,100B,100Cとの間で通信することが可能となる。MFP100と、他のMFP100A,100B,100Cとは、ネットワーク2を介して接続されるが、シリアルインターフェイスまたはパラレルインターフェイスを用いて直接接続されてもよい。通信I/F111は、MFP100と他のMFP100A,100B,100Cとの接続形態に応じたインターフェイスが用いられる。
MFP100へのデータの入力は、(1)スキャナ113で原稿を読み取って、画像データが入力される場合、(2)通信I/Fを介してネットワーク2に接続された他のコンピュータ、または他のMFP100A,100B,100Cから画像データが受信される場合、(3)フラッシュROM108に記憶された画像データがカードI/Fを介して読み出される場合、(4)FAX117で、ファクシミリデータが受信される場合である。MFP100に入力されたデータは、ファイル名が付されて、一時的にHDD107の所定の領域に記憶される。
MFP100からのデータの出力は、HDD107に記憶されたデータが、(1)画像形成部115により紙などの記録媒体に可視化される場合、(2)通信I/F111を介してネットワークに接続された他のコンピュータ、または他のMFP100A,100B,100Cに送信される場合、(3)フラッシュROM108に記憶される場合、(4)FAX117によりファクシミリデータとして出力される場合、(5)表示部119Bに表示される場合がある。
なお、画像処理プログラムを記憶する記録媒体としては、フラッシュROM108に限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic
Optical Disc/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。
本実施の形態における画像処理システムにおいては、MFP100、100A,100B,100Cそれぞれにおいて、それを主に使用するユーザが固定される。このため、MFP100、100A,100B,100Cそれぞれは、主に使用するユーザを登録するために登録ユーザ情報を記憶している。登録ユーザ情報については後述するが、少なくともユーザを識別するためのユーザ識別情報を含む。ユーザ識別情報は、ユーザの名称を用いてもよい。ここでは、ユーザを基準にして、そのユーザの登録ユーザ情報が記憶されたMFP100、100A,100B,100Cを「ホーム端末」という。たとえば、ユーザ「デービッド」の登録ユーザ情報が、MFP100に記憶されていれば、ユーザ「デービッド」のホーム端末はMFP100である。なお、MFP100、100A,100B,100Cそれぞれに、登録ユーザ情報を記憶させるのは、主に使用するユーザを定めるものであって、登録ユーザ情報が記憶されていないユーザの使用を禁止するものではない。
ここで、MFP100A,100B,100Cがネットワーク2に既に接続されている状態で、MFP100をネットワークに新たに接続する場合を想定する。MFP100には、MFP100を識別するための装置識別情報と、上述した登録ユーザ情報とが設定される必要がある。そして、MFP100に、装置識別情報と登録ユーザ情報とが設定されると、MFP100により装置識別情報と登録ユーザ情報とが他のMFP100A,100B,100Cに送信される。これにより、MFP100,100A,100B,100Cにおいて、画像処理システムが構築される。
図3は、MFP100をネットワークに新たに接続する際に実行される処理の流れを示すフローチャートである。図3(A)は、MFP100で実行される初期設定処理の流れを示し、図3(B)は、MFP100で初期設定処理が実行される場合にMFP100A,100B,100Cそれぞれで実行される接続処理の流れを示す。この初期設定処理および接続処理は、フラッシュROM108に記憶された初期設定プログラムが、MFP100,100A,100B,100CのRAM105にロードされてCPU101により実行されることにより実現される。初期設定プログラムおよび接続プログラムは、画像処理プログラムの一部である。なお、これらのプログラムはフラッシュROM108から読み出されて実行する例に限らず、ROM103に記憶されるプログラムが読み出されても構わないし、CPU101に接続されたEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)にフラッシュROM108から読み出されたプログラムを記憶し、そのプログラムを読み出して実行する態様であっても構わない。また、フラッシュROMに記憶された画像処理プログラムを一旦HDD107に保存することにより、HDD107からRAM105にプログラムをロードして実行するようにしてもよい。
図3(A)を参照して、MFP100では、端末情報が登録される(ステップS01)。端末情報は、MFP100を識別するための装置識別情報を少なくとも含む。装置識別情報は、MFP100に割り当てられたネットワーク2における位置情報が好ましく、ここではIP(Internet Protocol)アドレスとしている。端末情報は、MFP100が載置される場所を示す情報を含んでもよい。
次に、MFP100にMFP100をホーム端末として使用するユーザの登録ユーザ情報が入力される。複数のユーザがMFP100をホーム端末とする場合には、複数のユーザそれぞれの登録ユーザ情報が入力される。登録ユーザ情報は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報を少なくとも含む。ユーザ識別情報には、文字または記号からなるユーザID、ユーザの名前などユニークな情報であればよい。ここでは、ユーザ識別情報にユーザの名前を用いている。登録ユーザ情報は、ユーザ識別情報の他に、個人情報を含んでもよい。個人情報は、そのユーザに関連する情報であり、付随情報、アドレス帳、パネル設定情報、認証情報および履歴情報を含む。
ステップS01における端末情報の登録と、ステップS02における登録ユーザ情報の入力とは、ユーザによる操作部119の操作により入力される。具体的には、表示部119Bに端末情報入力画面と、登録ユーザ情報入力画面とを表示して、ユーザがそれらの画面に従って入力部119Aを操作して端末情報及び登録ユーザ情報を入力するのである。ユーザがそれらの情報の入力を完了した時点で、表示部119Bに表示された完了ボタンを入力部119Aで指示することにより、初期設定が完了したことがMFP100において検出される。なお、ステップS01における端末情報の登録は通常は端末の管理者が行うのに対して、ステップS02における登録ユーザ情報の入力は通常はユーザが行う。
そして初期設定が完了したか否かが判断される(ステップS03)。初期設定が完了した場合にはステップS04に進み、完了していない場合にはステップS01に戻る。ステップS04では、同一グループの端末に、先に初期設定された端末情報と登録ユーザ情報に含まれるユーザ識別情報とを送信する。同一グループとは、画像処理システムを構成する端末の集合をいう。ここでは、ネットワーク2に接続されているMFP100,100A,100B,100Cが同一グループとされる。このため、MFP100では、ネットワーク2にブロードキャストで問い合わせを送信することにより、その問い合わせに応じて各MFP100A,100B,100Cが返信する端末のIPアドレスが受信される。このようにして同一グループを構成する端末のIPアドレスを取得する。また、グループ化することにより、ネットワーク2に接続されている複数の端末を異なるグループに分けることができる。たとえば、MFP100,100Aで1つのグループを構成し、MFP100B,100Cで別のグループを構成する。このグループ化は、ユーザが設定するものである。具体的には、上述したように、MFP100では、ネットワーク2に接続されているMFP100A,100B,100CのIPアドレスを受信してMFP100A,100B,100Cを検出し、MFP100A,100B,100CのうちからMFP100と同じグループとなるものをユーザが指定することになる。
ここでは、同一グループとされたMFP100A,100B,100Cのうちから選ばれた1つの端末に、端末情報とユーザ識別情報とが送信される。まず、MFP100Aが選択され、MFP100からMFP100の端末情報と登録ユーザ情報に含まれるユーザ識別情報とがMFP100Aに送信されたとする。
ここで、図3(B)を参照して、MFP100Aでは、MFP100から送信されたMFP100の端末情報とユーザ識別情報とが受信される(ステップS11)。この受信に応じて、MFP100Aは、MFP100AのHDD107に記憶されている端末情報と登録ユーザ情報のユーザ識別情報とをMFP100に送信する(ステップS12)。
図3(A)に戻って、MFP100では、MFP100Aから送信されたMFP100Aの端末情報とユーザ識別情報とが受信される(ステップS05)。そして、同一グループの端末であって、端末情報とユーザ識別情報を未だ送信していない端末が存在するか否かが判断される(ステップS06)。そのような端末が存在する場合には、その端末を選択してステップS04に戻り、そうでなければステップS07に進む。ここでは、MFP100B,100Cに対して端末情報とユーザ識別情報とを未だ送信していないので、これらのうちいずれかが選択されてステップS04に戻ることになる。したがって、MFP100は、同一グループの端末に対して、MFP100の端末情報とユーザ識別情報とを順に送信し(ステップS04)、その端末からその端末の端末情報とユーザ識別情報とを受信する(ステップS05)。なお、ここでは、同一グループの端末を順に選択して端末情報とユーザ識別情報とを順に送信するようにしたが、端末情報とユーザ識別情報とをブロードキャストで送信して、MFP100A,100B,100CそれぞれからからMFP100A,100B,100Cが記憶する端末情報とユーザ識別情報とを受信するようにしてもよい。
ステップS09では、同一グループのすべての端末MFP100A,100B,100Cから受信した端末情報及びユーザ識別情報からユーザデータが生成される。ユーザデータは、端末情報と、ユーザ識別情報とを含む。生成されるユーザデータは、MFP100,100A,100B,100Cの端末情報およびユーザ識別情報のすべてをまとめたものである。そして、生成されたユーザデータがHDD107に記憶される。
図3(B)を参照して、MFP100A,100B,100Cそれぞれでは、MFP100から送信されたMFP100の端末情報とユーザ識別情報とが受信される(ステップS11)。この受信に応じて、MFP100A,100B,100Cそれぞれでは、MFP100A,100B,100Cそれぞれの端末情報と登録ユーザ情報のユーザ識別情報とをMFP100に送信する(ステップS12)。すなわち、接続処理は、初期設定処理を実行するMFP100から要求が受信されることを条件に実行される処理である。ここでの要求は、端末情報とユーザ識別情報との送信であるが、要求はこれに限られず、初期設定処理を実行するMFP100からの接続要求などであってもよい。
次のステップS13では、ステップS11で受信されたMFP100の端末情報とユーザ識別情報からユーザデータを生成して、生成したユーザデータを、HDD107に既に記憶されているユーザデータに追加する。これにより、MFP100,100A,100B,100Cすべてにおいて同一のユーザデータが記憶されることになる。
なお、ここではMFP100で実行される初期設定処理で、端末情報の登録と、登録ユーザ情報の入力とをするようにしたが、MFP100が既にネットワーク2に接続されており、ユーザを追加する場合にもこの初期設定処理と同様の処理が実行される。しかしながらその場合には、ステップS01の端末情報の登録処理は不要である。
また、初期設定処理は、MFP100,100A,100B,100Cをネットワーク2に接続する場合に限らず、MFP100,100A,100B,100Cに電源が投入された後に実行する、または、所定の時間間隔で実行するようにしてもよい。たとえば、MFP100が、他のMFP100A,100B,100Cに新たに登録されたユーザの登録ユーザ情報を取得して最新のユーザデータを記憶するためである。この場合、図3(A)に示した初期設定処理のステップS01〜ステップS03の処理に代えて、他のMFP100A,100B,100Cに対して登録ユーザ情報の送信を要求する。この登録ユーザ情報の送信要求には、装置識別情報を少なくとも含む。この送信要求に応じて、他のMFP100A,100B,100Cでは、図3(B)に示した接続処理が実行され、ステップS11で、受信した送信要求に応じて、自身のHDD107に記憶されている登録ユーザ情報を、送信要求を送信してきたMFP100に送信することになる。これにより、他のMFP100A,100B,100CのHDD107に記憶された登録ユーザ情報が変更されたとしても、変更後の登録ユーザ情報からユーザデータが生成されてHDD107に記憶される。なお、接続処理においてステップS13を実行する必要はない。
図4は、登録ユーザ情報とユーザデータとを説明するための図である。図4(A)は、MFP100に記憶される登録ユーザ情報の一例を示す図であり、図4(B)は、MFP100Aに記憶される登録ユーザ情報の一例を示す図であり、図4(C)は、MFP100Bに記憶される登録ユーザ情報の一例を示す図であり、図4(D)は、MFP100Cに記憶される登録ユーザ情報の一例を示す図である。また、図4(E)は、ユーザデータの一例を示す図である。
図4(A)〜図4(D)を参照して、登録ユーザ情報は、番号と、ユーザ識別情報と、個人情報とを含む。個人情報は、付随情報と、アドレス帳と、パネル設定情報と、認証情報と、履歴情報とを含む。付随情報は、ユーザに固有の情報であり、たとえば、ユーザが所属する部署名、そのユーザに割り当てられた電子メールアドレス、そのユーザの顔を撮影して得られる顔画像データなどである。アドレス帳は、そのユーザにより登録され、送信可能な相手先情報をまとめた情報であり、たとえば、送信先のユーザのユーザ識別情報、電子メールアドレス、ファクシミリ番号等を含む。パネル設定情報は、そのユーザが独自にカスタマイズ設定した画面情報である。認証情報は、ログイン時のユーザの認証に用いられる情報であり、ここでは、パスワードを用いている。顔画像データを認証情報に用いることも可能である。認証情報は、生体認証が用いられる場合には、指紋、声紋、虹彩、静脈パターンなどが用いられる。履歴情報は、ユーザがMFP100,100A,100B,100Cに処理の実行を指示した場合に、MFP100,100A,100B,100Cに生成されるデータであって、その指示の内容を含む。指示の内容は、たとえば、電子メール送信処理の指示であれば、電子メール送信である旨と、送信先、送信内容を含む。図4(E)を参照して、ユーザデータは、番号と、ユーザ識別情報と、ホーム端末の装置識別情報とを含む。
このように、MFP100において初期設定処理が実行されると、同一グループとされたMFP100,100A,100B,100Cにおいて、同一のユーザデータが生成されて記憶される。これにより、MFP100,100A,100B,100Cで構成される画像処理システム1が形成される。画像処理システム1が形成されると、ユーザデータに基づいてMFP100,100A,100B,100Cのいずれかをホーム端末とするユーザを特定することができるため、ユーザデータを用いて、ホーム端末以外の端末をユーザが操作する場合に、その端末にホーム端末に記録した個人情報を取り込むことができる。
ユーザは、MFP100,100A,100B,100Cのいずれかを操作するために、ログイン操作をする。ログイン操作は、具体的には、ユーザ識別情報を入力することである。以下、ユーザがログイン操作をするMFP100,100A,100B,100Cを操作端末という。ここでは、説明を簡単にするため、ユーザ識別情報「ジュリー」のユーザがMFP100にログイン操作をする場合について説明する。この場合、MFP100が操作端末であり、MFP100Aがホーム端末である。
図5は、第1の実施の形態における画像処理システムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。図5(A)は、操作入力処理の流れを示し、図5(B)は、個人情報管理処理の流れを示す。操作入力処理は操作端末で実行される処理であり、個人情報管理処理はホーム端末で実行される処理である。これらの処理は、フラッシュROM108に記憶されたプログラムが、MFP100、100A,100B,100CのRAM105にロードされて、CPU101によりそのプログラムが実行されることにより実現される。また、これらのプログラムは、画像処理プログラムの一部である。
図5(A)および図5(B)を参照して、操作端末であるMFP100では、ユーザ識別情報「ジュリー」のユーザのユーザ識別情報の入力が受付けられる(ステップS21)。ユーザ識別情報が入力されれば、ステップS22へ進み、そうでなければ待機状態となる。すなわち、操作端末では、ユーザ識別情報が入力されることを条件として、ステップS02以降の処理を実行する。ステップS22では、入力されたユーザ識別情報から、そのユーザのホーム端末か否かが判断される。すなわち、ユーザ識別情報を用いてHDD107に記憶されているユーザデータを検索して、ユーザ識別情報に関連して記憶された装置識別情報が、自身に割り当てられた装置識別情報であるか否かを判断する。ユーザのホーム端末である場合にはステップS25に進み、そうでない場合にはステップS23に進む。ここでは、MFP100は、ユーザ識別情報「ジュリー」のユーザのホーム端末でないので、ステップS23に進むことになる。
ステップS23では、ユーザ識別情報「ジュリー」のユーザのホーム端末に対して、個人情報の送信を要求する。この送信要求には、ユーザ識別情報が少なくとも含まれる。したがって、ユーザ識別情報が、ホーム端末の装置識別情報、ここではMFP100AのIPアドレスを用いて送信されることになる。
一方、ホーム端末であるMFP100Aでは、個人情報の送信要求が受信されたか否かが判断され(ステップS41)、送信要求が受信されるとステップS42に進み、そうでなければ処理を終了する。ステップS42では、受信された送信要求に含まれるユーザ識別情報を用いて、HDD107に記憶されている登録ユーザ情報を検索し、そのユーザ識別情報に関連付けられて記憶されている個人情報を抽出する。そして、抽出した個人情報を、送信要求を送信してきた操作端末に送信する(ステップS43)。
操作端末では、ステップS23で送信した個人情報の送信要求に応じて、個人情報が受信されるまで待機状態となっており(ステップS24でNO)、個人情報が受信されるとステップS26に進む(ステップS24でYES)。
一方、ステップS25では、MFP100のHDD107に記憶されている登録ユーザ情報を検索して、ステップS21で入力されたユーザ識別情報に関連して記憶されている個人情報を読み出す。その後、ステップS26に進む。ステップS26では、ステップS25で読み出された個人情報、または、ステップS24で受信された個人情報を、ログインユーザのために設定して、RAM105に記憶する。
次に、ユーザ認証が必要か否かを判断する(ステップS27)。ユーザ認証が必要か否かは、予めMFP100,100A,100B,100Cに設定しておくようにすればよい。通常は、ユーザ認証が必要なように設定される。ユーザ認証が必要な場合にはステップS28に進み、そうでない場合はステップS30に進む。
ステップS28では、ユーザに対して認証情報の入力を画面表示または音声出力で促し、認証情報が入力されるまで待機状態となる(ステップS28でNO)。認証情報が入力されればステップS29に進む。ステップS29では、ステップS28で入力された認証情報を、RAM105に記憶された個人情報の認証情報と比較して、両者が一致すれば認証OKとして、以降の処理の実行を許可し、両者が一致しなければステップS21に戻る。
なお、ステップS29の処理を、ホーム端末で実行させるようにしてもよい。この場合、ステップS21では、ユーザ識別情報の入力に加えて、認証情報が入力され、ステップS23では、送信要求にステップS21で入力された認証情報を含めて送信することになる。ホーム端末であるMFP100Aでは、ステップS42において、抽出した個人情報の認証情報と、送信要求に含まれる認証情とを比較して、認証OKか否かを判定する。そして、ステップS43では、その判定結果を操作端末に送信することになる。
ステップS30では、ステップS26で設定された個人情報に基づいてパネル表示処理が実行される。ステップS26で設定された個人情報は、ログインユーザの個人情報である。パネル表示処理が実行されると、個人情報のパネル設定情報に従ってカスタマイズされた画面が表示部119Bに表示される。パネル表示処理では、表示する画面をパネル設定情報に従って表示するのであるが、このパネル設定情報を個人情報のパネル設定情報に切り替えて表示する。たとえば、複写画面において、初期設定されたパネル設定情報の複写情報に従って表示していた複写画面を、個人情報のパネル設定情報に含まれる複写情報に切り替え、切り替えた複写情報に従って複写画面が表示される。複写情報とは、たとえば、倍率「等倍」、複写部数「2枚」、ソート「有効」などである。この際、ホーム端末であるMFP100Aが有する機能を、操作端末であるMFP100が有しない場合がある、たとえば、ソータがMFP100Aに装着されているが、MFP100には装着されていない場合である。複写画面において、ソート「有効」と表示されてもMFP100ではソート機能を有しないため、複写画面とMFP100で実行可能な機能とが整合しなくなってしまう。このため、複写画面において、パネル設定情報には含まれる情報のうち、操作端末が実現不可能な機能については、指示の受付けが不可能であることを示すために、表示形態を他の表示と異ならせる。指示の受付けが不可能であることを示すための表示態様は、たとえば、ソートに関する表示を、他の表示に比較して濃度を低くする。
パネル表示処理は、複写画面の表示に加えて、送信の宛先(他のMFPユーザ、ファクシミリ、電子メール、ネットワークプリンタ、ファイルサーバ、グループウエアサーバ)指定時に表示されるアドレス帳の表示を含む。パネル表示処理において、宛先指定が指定された場合、表示部119Bには、ステップS26でRAM105に記憶された個人情報のアドレス帳が読み出されて表示される。
パネル表示処理により、複写画面の表示の設定内容を変更することも可能である。この場合には、個人情報のパネル設定情報が変更されることになる。また、パネル表示処理により、アドレス帳を変更することができる。たとえば、新たな宛先の追加、既存の宛先の変更または削除である。アドレス帳の変更によって、個人情報のアドレス帳が変更されることになる。
パネル表示処理により操作端末であるMFP100の機能が実行されると、その実行結果に基づいて履歴情報が生成される。この履歴情報は、RAM105に記憶されている個人情報の履歴情報に追加される(ステップS31)。
次のステップS32〜ステップS34では、ログアウトの指示があったか否かが判断される。ログアウトの指示があればステップS35に進み、そうでなければステップS30に戻る。すなわち、ログアウト指示があるまで、ログインユーザ「ジュリー」による指示に基づくパネル表示処理が繰り返し実行される。ログアウト指示は、(1)入力部119Aのログアウトボタンが押下された場合、(2)操作端末であるMFP100の電源をオフにする指示が入力された場合、(3)ログオン後、入力部119Aへの操作の入力が所定の時間されない場合のいずれかである。すなわち、ステップS32では、ログアウトボタンが押下された場合にステップS35に進み、そうでなければステップS33に進む。ステップS33では、電源をオフにする指示が入力された場合にステップS35に進み、そうでなければステップS34に進む。ステップS34では、ログオン後、操作の入力が所定時間されていない場合にステップS35に進み、そうでない場合にはステップS30に戻る。
そして、ステップS35でログアウト処理を実行した後、処理を終了する。なお、操作端末であるMFP100は、電源をオフにする指示が入力された場合は、直ちに電源を切断することなく、次のステップ35〜ステップS40が終了して電源切断する処理が終了した後に電源を切断する。
ステップS35では、表示部119Bに表示する画面を初期画面とし、MFP100に設定されるパラメータ(パネル設定情報を含む)をすべて初期値に設定する。そして、ステップS36では、RAM105に記憶されている個人情報が、ステップS30におけるパネル表示処理によって変更されたか否かが判断される。変更された場合にはステップS37に進み、変更されていなければステップS40に進む。
ステップS37では、ログインユーザのホーム端末であるか否かが判断され、ホーム端末であればステップS38に進み、そうでなければステップS39に進む。ステップS38では、ホーム端末に個人情報の変更指示を送信する。この変更指示は、ログインしていたユーザのユーザ識別情報「ジュリー」と、変更後の個人情報とを含む。一方、ステップS39では、HDD107に記憶されている登録ユーザ情報の個人情報をRAM105に記憶されている変更後の個人情報に書き換える。そして、ステップS40では、RAM105に記憶されている個人情報を消去する。これにより、次にログインしたユーザのために、前にログインしたユーザの個人情報が使用されることがない。
一方、ホーム端末であるMFP100Aでは、個人情報を変更する変更指示が受信されたか否かが判断され(ステップS44)、送信要求が受信されるとステップS45に進み、そうでなければ処理を終了する。ステップS45では、受信された変更指示に含まれるユーザ識別情報と個人情報を用いて、HDD107に記憶されている登録ユーザ情報を書き換える。具体的には、HDD107に記憶されている登録ユーザ情報のうち変更指示に含まれるユーザ識別情報を含む登録ユーザ情報の個人情報を、変更指示に含まれる個人情報に書き換える。
これにより、操作端末であるMFP100でした個人情報の変更を、ホーム端末であるMFP100Aに記憶されている登録ユーザ情報に反映することができる。このため、次にMFP100,100A,100B,100Cのいずれにログインした場合であても、変更後の個人情報に基づいてパネル表示処理が実行されることになる。
なお、操作端末において、ステップS40で、個人情報をRAM105から消去するようにしたが、HDD107に一時的に記憶させて、再度同じユーザがログインしてきた場合に、一時的に記憶した個人情報を読み出すようにしてもよい。HDD107に一時的に記憶させた個人情報は、所定時間経過後に消去するようにすればよい。これにより、個人情報がホーム端末以外の操作端末にいつまでも記憶されてしまうことがない。
<変形例>
上述した画像処理システム1においては、図3に示した初期設定処理および接続処理が実行されることにより、図4(E)に示したユーザデータを生成するようにした。変形例においては、ホーム端末からユーザ識別情報とともに個人情報を受信することにより、別のユーザデータを生成して記憶するようにしたものである。
図6は、MFP100をネットワークに新たに接続する際に実行される処理の別の流れを示すフローチャートである。図6(A)は、MFP100で実行される初期設定処理の別の流れを示し、図6(B)は、MFP100で初期設定処理が実行される場合にMFP100A,100B,100Cそれぞれで実行される接続処理の別の流れを示す。
図6(A)を参照して、図3(A)に示した接続処理と異なるところは、ステップS04Aにおいてユーザ識別情報に個人情報を加えた登録ユーザ情報を送信する点、ステップS05Aにおいてユーザ識別情報に個人情報を加えた登録ユーザ情報を受信する点である。また、図6(B)を参照して、図3(B)と異なるところは、ステップS11Aにおいてユーザ識別情報に個人情報を加えた登録ユーザ情報を受信する点、ステップS12Aにおいてユーザ識別情報に個人情報を加えた登録ユーザ情報を送信する点である。
図7は、変形例における画像処理システムの各画像処理装置で生成されるユーザデータの一例を示す図である。図7を参照して、ユーザデータは、ユーザ識別情報と、そのユーザのホーム端末を識別するための装置識別情報と、個人情報とを含む。
このように、変形例における画像処理システムでは、MFP100をネットワークに新たに接続した段階で、他のMFP100A,100B,100Cに記憶されている登録ユーザ情報を含むユーザデータが生成されるので、ユーザがログイン後に、そのユーザの個人情報を取得する必要がない。
図8は、変形例における画像処理システムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。図8(A)は、変形例における操作入力処理の流れを示し、図8(B)は、変形例における個人情報管理処理の流れを示す。操作入力処理は操作端末で実行される処理であり、個人情報管理処理はホーム端末で実行される処理である。
図8(A)を参照して、図5(A)に示した操作処理と異なるところは、操作処理にあったステップS22〜ステップS25の処理が実行されず、ステップS21の次に、ステップS21Aが実行され、その後ステップS26以降の処理が実行される点である。その他の処理は、図5(A)に示した操作処理と同じなのでここでは説明を繰り返さない。ステップS21Aでは、ステップS21で入力されたユーザ識別情報を用いて、MFP100のHDD107に記憶されているユーザデータを検索して、ステップS21で入力されたユーザ識別情報に関連して記憶されている個人情報を読み出す。このように、変形された操作処理では、初期設定処理が実行されることにより個人情報を含むユーザデータがHDD107に記憶されているので、新たにホーム端末からログインユーザの個人情報を取得する必要がない。
図8(B)を参照して、図5(B)に示した個人情報管理処理と異なる点は、ステップS41〜ステップS43の処理が実行されない点である。その他の処理は、図5(B)に示した個人情報管理処理と同じなのでここでは説明を繰り返さない。
以上説明したように、第1の実施の形態における画像処理システム1は、ネットワーク2に接続されたMFP100,100A,100B,100Cで構成される。MFP100,100A,100B,100Cそれぞれは、HDD107に複数のユーザそれぞれを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶している。MFP100,100A,100B,100Cそれぞれでは、CPU101で画像処理プログラムが実行される。MFP100,100A、100B,100Cのいずれか1つ、たとえばMFP100を新たにネットワーク2に接続する場合に、MFP100では初期設定処理が実行されて、他のMFP100A,100B,100Cが備えるHDD107に記憶されているユーザ識別情報の送信を要求するユーザ識別情報送信要求を送信する。MFP100A,100B,100Cでは、MFP100からユーザ識別情報送信要求が受信されることに応じて、HDD107に記憶されているユーザ識別情報を、ユーザ識別情報送信要求を送信したMFP100に送信する。そして、MFP100では、ユーザ識別情報送信要求送信要求に応じて送信されたユーザ識別情報を受信し、受信されたユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていたMFP100A,100B,100CのIPアドレスとを関連付けたユーザデータを記憶する。このため、MFP100,100A,100B,100Cそれぞれにおいて、ユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていたMFP100,100A,100B,100Cを識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータが記憶されるので、ユーザデータによりユーザ識別情報に関連付けられた装置識別情報を特定することができる。
また、操作端末、たとえばMFP100は、ユーザ識別情報、たとえば「ジュリー」が入力されると、そのユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を、該ユーザ識別情報とユーザデータとから定まるホーム端末であるMFP100Aから取得し、その個人情報に基づいて、パネル表示処理を実行する。
また、変形例における画像処理システム1によれば、MFP100,100A、100B,100Cのいずれか1つ、たとえばMFP100を新たにネットワーク2に接続する場合に、MFP100では初期設定処理が実行されて、他のMFP100A,100B,100Cが備えるHDD107に記憶されている登録ユーザ情報の送信を要求する登録ユーザ情報送信要求を送信する。MFP100A,100B,100Cでは、MFP100から登録ユーザ識別送信要求が受信されることに応じて、HDD107に記憶されている登録ユーザ情報を、登録ユーザ情報送信要求を送信したMFP100に送信する。そして、MFP100では、登録ユーザ情報送信要求に応じて送信された登録ユーザ情報を受信し、受信された登録ユーザ情報と該ユーザ識別情報が記憶されていたMFP100A,100B,100CのIPアドレスとを関連付けたユーザデータを記憶する。このため、MFP100,100A,100B,100Cそれぞれにおいて、登録ユーザ情報と該ユーザ識別情報が記憶されていたMFP100,100A,100B,100Cを識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータが記憶されるので、ユーザデータによりユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を取得することができる。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態における画像処理システムの全体構成は、図1に示した第1の実施の形態における画像処理システムと同様である。また、第2の実施の形態における画像処理システムを構成するMFP100,100A,100B,100Cのハード構成は、図2に示したMFP100のそれと同じである。したがって、これらについてここでは説明を繰り返さない。第1の実施の形態においては、画像処理システム1を構成するMFP100,100A,100B,100Cそれぞれにユーザデータを記憶するようにしていた。第2の実施の形態における画像処理システム1Aにおいては、ユーザデータをMFP100,100A,100B,100Cで記憶しないようにしたものである。このため、図3に示した初期設定処理および接続処理は実行されない。MFP100をネットワーク2に新たに接続する場合、ネットワーク2に接続するために必要な処理(たとえばIPアドレスの設定)と、登録ユーザ情報が記憶される。
このため、第2の実施の形態におけるMFP100,100A,100B,100Cでは、ログインユーザの個人情報をホーム端末から取得するために、個人情報の送信要求をネットワーク2にブロードキャストで送信する。図9は、第2の実施の形態における画像処理システムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。図9(A)は、第2の実施の形態における操作入力処理の流れを示し、図9(B)は、第2の実施の形態における個人情報管理処理の流れを示す。操作入力処理は、操作端末で実行される処理であり、個人情報管理処理は、操作端末以外の端末で実行される処理である。
図9(A)を参照して、図5(A)に示した第1の実施の形態における操作処理と異なるところは、ステップS23およびステップS24に代えてステップS23AおよびステップS24Aが実行される点である。その他の処理は、図5(A)に示した操作処理と同じなのでここでは説明を繰り返さない。また、図9(B)を参照して、図5(B)に示した個人情報管理処理と異なる点は、ステップS41の処理の後に、ステップS41Aの処理が追加された点である。その他の処理は、図5(B)に示した個人情報管理処理と同じなのでここでは説明を繰り返さない。
ステップS23Aでは、ネットワーク2にブロードキャストで個人情報の送信を要求する送信要求を出力する。この送信要求には、ユーザ識別情報が少なくとも含まれる。したがって、ユーザ識別情報がブロードキャストで送信されることになる。これにより、操作端末であるMFP100以外のMFP100A,100B,100Cのすべてで、送信要求が受信されることになる。そして、ステップS23で送信した個人情報の送信要求に応じて、個人情報が受信されるまで待機状態となっており(ステップS24AでNO)、個人情報が受信されるとステップS26に進む(ステップS24AでYES)。
一方、操作端末以外の端末では、個人情報の送信要求が受信されたか否かが判断され(ステップS41)、送信要求が受信されるとステップS41Aに進み、そうでなければ処理を終了する。ステップS41Aでは、受信された送信要求に含まれるユーザ識別情報を用いて、HDD107に記憶されている登録ユーザ情報を検索し、そのユーザ識別情報を含む登録ユーザ情報が存在するか否かを判断する。存在すればステップS42に進むが存在しなければステップS44に進む。個人情報管理処理を実行する端末がホーム端末である場合には、ステップS42に進み、ホーム端末以外の端末ではステップS44に進むことになる。ステップS42では、そのユーザ識別情報に関連付けられて記憶されている個人情報を抽出する。そして、抽出した個人情報を、送信要求を送信してきた操作端末に送信する(ステップS43)。
以上説明したように第2の実施の形態における画像処理システム1Aでは、操作端末、たとえばMFP100は、ユーザ識別情報が入力されると、そのユーザ識別情報に関連付けられた個人情報がHDD107に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断された場合、HDD107からユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を読み出し、記憶されていないと判断された場合、MFP100A,100B,100Cにユーザ識別情報を含む個人情報送信要求を送信して、該ユーザ識別情報を含む登録ユーザ情報を記憶するMFP100A、100B,100Cから該ユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を受信する。そして、個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御する。このため、ネットワーク2に接続されたMFP100,100A、100B,100Cのいずれか1つ、たとえばMFP100に個人情報を記憶させれば、その個人情報を記憶させていないMFP100A、100B,100Cにその個人情報に基づいて動作を制御させることができる。
また、第2の実施の形態における画像処理システムでは、一人のユーザがホーム端末を複数有する場合であっても、操作端末でそれぞれのホーム端末から個人情報が受信される。このため、たとえば、アドレス帳を複数のMFP100,100A,100B,100Cに記憶させているような場合でも、それらのアドレス帳を操作端末で利用することが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の第1の実施の形態における画像処理システムの全体概要を示す図である。 MFPのハード構成を示すブロック図である。 MFPをネットワークに新たに接続する際に実行される処理の流れを示すフローチャートである。 登録ユーザ情報とユーザデータとを説明するための図である。 第1の実施の形態における画像処理システムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。 MFP100をネットワークに新たに接続する際に実行される処理の別の流れを示すフローチャートである。 変形例における画像処理システムの各画像処理装置で生成されるユーザデータの一例を示す図である。 変形例における画像処理システムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態における画像処理システムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像処理システム、2 ネットワーク、100,100A,100B,100C MFP、101 CPU、103 ROM、105 RAM、107 HDD、109 カードI/F、111 通信I/F、113 スキャナ、115 画像形成部、117 FAX、119 操作部、119A 入力部、119B 表示部、120 バス。

Claims (14)

  1. それぞれがネットワークに接続された複数の画像処理装置を含む画像処理システムであって、
    前記複数の画像処理装置のそれぞれは、
    ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段と、
    ユーザ識別情報が入力される入力手段と、
    前記入力手段にユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報が前記記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により記憶されていると判断された場合、前記記憶手段から前記入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を読み出す読出手段と、
    前記判断手段により記憶されていないと判断された場合、他の画像処理装置に前記入力手段に入力されたユーザ識別情報を含む個人情報送信要求を送信して、該ユーザ識別情報を含む登録ユーザ情報を記憶する画像処理装置から該ユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を受信する個人情報受信手段と、
    前記読出手段により読み出された個人情報、または前記個人情報受信手段により受信された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御する制御手段とを備えた、画像処理システム。
  2. 前記複数の画像処理装置それぞれは、さらに、
    前記複数の画像処理装置のうち他の画像処理装置の少なくとも1つに対して、該少なくとも1つの他の画像処理装置が備える前記記憶手段に記憶されているユーザ識別情報の送信を要求するユーザ識別情報送信要求手段と、
    前記ユーザ識別情報送信要求手段によるユーザ識別情報送信要求に応じて、前記少なくとも1つの他の画像処理装置により送信されたユーザ識別情報を受信するユーザ識別情報受信手段と、
    前記ユーザ識別情報受信手段により受信されたユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていた画像処理装置を識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段とをさらに備えており、
    前記個人情報受信手段は、前記ユーザデータにより前記ユーザ識別情報に関連付けられた装置識別情報で特定される画像処理装置に、前記個人情報送信要求を送信する、請求項1に記載の画像処理システム。
  3. それぞれがネットワークに接続された複数の画像処理装置を含む画像処理システムであって、
    前記複数の画像処理装置のそれぞれは、
    ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに固有の個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段と、
    他の画像処理装置の少なくとも1つに対して、該少なくとも1つの他の画像処理装置が備える前記記憶手段に記憶されているユーザ識別情報の送信を要求するユーザ識別情報送信要求手段と、
    前記ユーザ識別情報送信要求手段によるユーザ識別情報送信要求に応じて、前記少なくとも1つの他の画像処理装置により送信されたユーザ識別情報を受信するユーザ識別情報受信手段と、
    前記ユーザ識別情報受信手段により受信されたユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていた画像処理装置を識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、
    ユーザ識別情報が入力される入力手段と、
    前記入力手段にユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を、該ユーザ識別情報と前記ユーザデータとから定まる画像処理装置から取得する個人情報取得手段と、
    前記個人情報取得手段により取得された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御する制御手段とを備えた、画像処理システム。
  4. 前記複数の画像処理装置それぞれは、ユーザごとにデータの送信先を含むアドレスデータを記憶するアドレスデータ記憶手段をさらに備え、
    前記個人情報は、前記アドレスデータを含み、
    前記制御手段は、前記入力手段に入力されたユーザ識別情報に関連付けられたアドレスデータを表示するアドレスデータ表示手段を含む、請求項1または3に記載の画像処理システム。
  5. 前記複数の画像処理装置それぞれは、ユーザによる指示が入力されるごとに、該指示に従った処理の履歴情報をユーザごとに記憶する履歴情報記憶手段をさらに備え、
    前記ユーザ情報は、前記履歴情報を含み、
    前記制御手段は、ユーザによる指示が入力されるごとに、前記入力手段に入力されたユーザ識別情報に関連付けられた履歴情報を更新する履歴情報更新手段を含む、請求項1または3に記載の画像処理システム。
  6. 前記複数の画像処理装置それぞれは、ユーザを認証するための認証データを記憶する認証データ記憶手段と、
    前記認証データ記憶手段に記憶された認証データが入力されることを条件に、前記ユーザによる指示の入力を許可する認証手段とをさらに備え、
    前記ユーザ情報は、前記認証データを含み、
    前記制御手段は、前記認証手段に前記入力手段に入力されたユーザ識別情報に関連付けられた認証データに従って前記指示の入力を許可するか否かを判断させる、請求項1または3に記載の画像処理システム。
  7. 前記複数の画像処理装置それぞれは、設定データに従って情報を表示する表示手段と、
    ユーザごとに前記設定データを記憶する設定データ記憶手段と、
    ユーザ識別情報に応じて、前記設定データを切り替える設定切替手段とを備え、
    前記ユーザ情報は、前記設定データを含み、
    前記制御手段は、前記表示手段に前記入力手段に入力されたユーザ識別情報に関連付けられた設定データに従って情報を表示させる、請求項1または3に記載の画像処理システム。
  8. 前記複数の画像処理装置それぞれは、個人情報が変更された場合、前記個人情報が前記記憶手段から読み出された場合には、該記憶手段に記憶されている個人情報を更新し、前記個人情報が他の画像処理装置から受信された場合には、該他の画像処理装置に該個人情報を変更後の内容に更新させる、請求項1または3に記載の画像処理システム。
  9. 前記複数の画像処理装置それぞれは、ユーザを認証するための認証データを記憶する認証データ記憶手段と、
    前記認証データ記憶手段に記憶された認証データが入力されることを条件に、ユーザによる指示の入力を許可する認証手段とをさらに備え、
    前記個人情報は、前記認証データを含み、
    前記制御手段は、前記認証手段に前記入力手段に入力されたユーザ識別情報に関連付けられた認証データに従って前記指示の入力を許可するか否かを判断させる、請求項1または3に記載の画像処理システム。
  10. 前記複数の画像処理装置それぞれは、前記個人情報取得手段により取得された個人情報を記憶しておく個人情報記憶手段と、
    前記認証手段により許可されたユーザによる指示の入力を不許可にするログオフ手段と、
    前記ログオフ手段により指示の入力が不許可とされたことに応じて、前記個人情報が他の画像処理装置から受信された場合には、該他の画像処理装置から受信された個人情報を前記個人情報記憶手段から消去する消去手段とをさらに備えた、請求項6に記載の画像処理システム。
  11. ネットワークに接続され、該ネットワークに接続された少なくとも1つの他の画像処理装置と通信可能な画像処理装置であって、
    ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段と、
    ユーザ識別情報が入力される入力手段と、
    前記入力手段にユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報が前記記憶手段に記憶されているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により記憶されていると判断された場合、前記記憶手段から前記入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を読み出す読出手段と、
    前記判断手段により記憶されていないと判断された場合、前記少なくとも1つの他の画像処理装置に前記入力手段に入力されたユーザ識別情報を含む個人情報送信要求を送信して、前記他の画像処理装置から該ユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を受信する個人情報受信手段と、
    前記読出手段により読み出された個人情報、または前記個人情報受信手段により受信された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御する制御手段とを備えた、画像処理装置。
  12. ネットワークに接続され、該ネットワークに接続された少なくとも1つの他の画像処理装置と通信可能な画像処理装置であって、
    ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段と、
    前記少なくとも1つの他の画像処理装置に対して、該少なくとも1つの他の画像処理装置に記憶されているユーザ識別情報の送信を要求するユーザ識別情報送信要求手段と、
    前記ユーザ識別情報送信要求手段によるユーザ識別情報送信要求に応じて、前記少なくとも1つの他の画像処理装置により送信されたユーザ識別情報を受信するユーザ識別情報受信手段と、
    前記ユーザ識別情報受信手段により受信されたユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていた画像処理装置を識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータを記憶するユーザデータ記憶手段と、
    ユーザ識別情報が入力される入力手段と、
    前記入力手段にユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を、該ユーザ識別情報と前記ユーザデータとから定まる画像処理装置から取得する個人情報取得手段と、
    前記個人情報取得手段により取得された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御する制御手段とを備えた、画像処理装置。
  13. ネットワークに接続され、該ネットワークに接続された少なくとも1つの他の画像処理装置と通信可能な画像処理装置で実行される画像処理プログラムであって、
    前記画像処理装置は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段を備えており、
    前記画像処理プログラムは、ユーザ識別情報の入力を受付けるステップと、
    前記入力ステップによりユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報が前記記憶手段に記憶されているか否かを判断するステップと、
    前記判断ステップにより記憶されていると判断された場合、前記記憶手段から前記入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を読み出すステップと、
    前記判断ステップにより記憶されていないと判断された場合、前記少なくとも1つの他の画像処理装置に前記入力ステップより受付けられたユーザ識別情報を含む個人情報送信要求を送信して、前記他の画像処理装置から該ユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を受信するステップと、
    前記読出ステップにより読み出された個人情報、または前記個人情報受信ステップにより受信された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御するステップとを前記画像処理装置に実行させる、画像処理プログラム。
  14. ネットワークに接続され、該ネットワークに接続された少なくとも1つの他の画像処理装置と通信可能な画像処理装置で実行される画像処理プログラムであって、
    前記画像処理装置は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報と該ユーザに関連する個人情報とを関連付けた登録ユーザ情報を記憶する記憶手段を備えており、
    前記画像処理プログラムは、前記少なくとも1つの他の画像処理装置に対して、該少なくとも1つの他の画像処理装置に記憶されているユーザ識別情報の送信を要求するステップと、
    前記前記ユーザ識別情報送信要求ステップによるユーザ識別情報送信要求に応じて、前記少なくとも1つの他の画像処理装置により送信されたユーザ識別情報を受信するステップと、
    前記ユーザ識別情報受信ステップにより受信されたユーザ識別情報と該ユーザ識別情報が記憶されていた画像処理装置を識別するための装置識別情報とを関連付けたユーザデータを記憶するステップと、
    ユーザ識別情報の入力を受付けるステップと、
    前記受付ステップによりユーザ識別情報が入力されたことに応じて、該入力されたユーザ識別情報に関連付けられた個人情報を、該ユーザ識別情報と前記ユーザデータとから定まる画像処理装置から取得するステップと、
    前記取得された個人情報に基づいて、装置の所定の動作を制御するステップとを前記画像処理装置に実行させる、画像処理プログラム。
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