JPH1093803A - 画像処理装置、画像処理システムのユーザ管理装置、画像処理装置のユーザ管理方法及び画像処理システムのユーザ管理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理システムのユーザ管理装置、画像処理装置のユーザ管理方法及び画像処理システムのユーザ管理方法

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JPH1093803A
JPH1093803A JP8261209A JP26120996A JPH1093803A JP H1093803 A JPH1093803 A JP H1093803A JP 8261209 A JP8261209 A JP 8261209A JP 26120996 A JP26120996 A JP 26120996A JP H1093803 A JPH1093803 A JP H1093803A
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JP
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user
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processing apparatus
stored
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JP8261209A
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English (en)
Inventor
Akinobu Nishikata
彰信 西方
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ管理の簡素化を図ると共に、ユーザの
利便性を高めることができる画像処理装置、画像処理シ
ステムのユーザ管理装置、画像処理装置のユーザ管理方
法及び画像処理システムのユーザ管理方法を提供する。 【解決手段】 操作部115におけるキー入力によるデ
ータ受信があった場合又はインターフェース117を介
して他の画像処理装置からデータ受信が行われた場合、
CPU114は、ユーザ管理部112に記憶されている
ユーザ情報に基づいて、受信されたデータと共に受信さ
れたユーザIDが既に登録されているか否か、及び受信
されたデータがどの画像処理装置から送信されたもので
あるかを判別する。そして、ユーザIDが登録されてい
ると判別した場合、CPU114は、ユーザ管理部11
2に記憶されているユーザ情報の中から、データ送信元
である画像処理装置に関する装置情報を取り出して、当
該送信元装置へ送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されて使用される画像処理装置、画像処理システムの
ユーザ管理装置、画像処理装置のユーザ管理方法及び画
像処理システムのユーザ管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置は、ユーザ識別子
(以下、ユーザIDという)入力やコントロールカード
を用いることにより、その画像処理装置を使用可能なユ
ーザを制限したり、コピー枚数をユーザ毎にカウントす
る等の、ユーザ管理機能を備えている。
【0003】また、ユーザIDやコントロールカードを
用いることにより、ある特定の動作モードを一つのキー
に登録する等の、モードの初期設定をユーザ個別に行
い、操作性を高める工夫も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
画像処理装置が配置されているオフィス等では、一人の
ユーザが複数の画像処理装置を使用することが多くなっ
ているため、ユーザID又はコントロールカードの管理
が複雑になっているという問題点があった。
【0005】特に、画像処理装置によって操作可能な機
能が異なるため、初期設定においても様々な設定が考え
られるが、そのような機能の相違についても、従来は考
慮されていなかった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、ユーザ管理の簡素化を図ると共に、ユー
ザの利便性を高めることができる画像処理装置、画像処
理システムのユーザ管理装置、画像処理装置のユーザ管
理方法及び画像処理システムのユーザ管理方法を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像処理装置は、ネットワークを介して
他の画像処理装置に接続されて使用される画像処理装置
において、ユーザのユーザ識別子と前記ユーザに関する
情報とを記憶する記憶手段と、前記他の画像処理装置と
前記ネットワークを介して通信を行う通信手段と、前記
通信手段により前記他の画像処理装置から読出し要求と
ユーザ識別子とが受信された場合に、前記受信されたユ
ーザ識別子が前記記憶手段に記憶されているか否かを判
別する判別手段と、前記判別手段による判別結果に基づ
いて、前記記憶手段に記憶されているユーザに関する情
報の管理を行う管理手段とを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2の画像処理装置は、上記請求項1
の画像処理装置において、前記受信されたユーザ識別子
が前記記憶手段に記憶されていることが前記判別手段に
より判別された場合に、前記管理手段は前記記憶手段に
記憶されている前記ユーザに関する情報を前記通信手段
へ転送し、前記通信手段は前記管理手段により前記記憶
手段から転送されてきた前記ユーザに関する情報を前記
他の画像処理装置へ送信するように構成されることを特
徴とする。
【0009】請求項3の画像処理装置は、上記請求項1
又は2の画像処理装置において、前記記憶手段は、前記
ユーザに関する情報が前記通信手段により受信された場
合に前記受信されたユーザに関する情報を記憶するよう
に構成されることを特徴とする。
【0010】請求項4の画像処理装置は、上記請求項1
〜3のいずれか1項の画像処理装置において、前記ユー
ザ情報は、前記ネットワークに接続されている複数の画
像処理装置のうち前記受信されたユーザ識別子により示
されるユーザが使用可能な画像処理装置に関する情報、
前記ネットワークに接続されている複数の画像処理装置
のそれぞれが現在使用可能な機能に関する情報、前記ネ
ットワークに接続されている複数の画像処理装置の現在
の使用状況に関する情報、及び前記記憶手段にユーザ識
別子が記憶されているユーザの使用履歴に関する情報の
うちの少なくとも一つを含むことを特徴とする。
【0011】請求項5の画像処理装置は、上記請求項1
〜4のいずれか1項の画像処理装置において、前記ユー
ザ情報は、前記ネットワークに接続されている複数の画
像処理装置のそれぞれに対して当該ユーザにより設定さ
れている装置情報を含むことを特徴とする。
【0012】請求項6の画像処理装置は、上記請求項1
〜5のいずれか1項の画像処理装置において、前記記憶
手段に記憶されているユーザ情報に基づいて、前記ユー
ザが使用する画像処理装置を制限する制限手段を備える
ことを特徴とする。
【0013】請求項7の画像処理装置は、上記請求項1
〜6のいずれか1項の画像処理装置において、前記記憶
手段に記憶されているユーザ情報に基づいて、前記ユー
ザが使用する画像処理装置の機能を制限する機能制限手
段を備えることを特徴とする。
【0014】請求項8の画像処理装置は、上記請求項1
〜7のいずれか1項の画像処理装置において、前記他の
画像処理装置に対して前記ユーザに関する情報の読出し
を要求する要求手段を備えることを特徴とする。
【0015】請求項9の画像処理装置は、上記請求項1
〜8のいずれか1項の画像処理装置において、前記記憶
手段に記憶されているユーザに関する情報を表示する表
示手段を備えることを特徴とする。
【0016】請求項10の画像処理装置は、上記請求項
1〜9のいずれか1項の画像処理装置において、前記ユ
ーザに関する情報を入力する入力手段を備えることを特
徴とする。
【0017】請求項11の画像処理装置のユーザ管理装
置は、複数の画像処理装置をネットワークに接続するこ
とにより構成される画像処理システムのユーザ管理装置
であって、前記ユーザのユーザ識別子と前記ユーザに関
する情報とを記憶する記憶手段と、前記複数の画像処理
装置のそれぞれと前記ネットワークを介して通信を行う
通信手段と、前記通信手段により一の画像処理装置から
読出し要求とユーザ識別子とが受信された場合に、前記
受信されたユーザ識別子が前記記憶手段に記憶されてい
るか否かを判別する判別手段と、前記判別手段による判
別結果に基づいて、前記記憶手段に記憶されているユー
ザに関する情報の管理を行う管理手段とを備えることを
特徴とする。
【0018】請求項12の画像処理装置のユーザ管理装
置は、上記請求項11のユーザ管理装置において、前記
受信されたユーザ識別子が前記記憶手段に記憶されてい
ることが前記判別手段により判別された場合に、前記管
理手段は前記記憶手段に記憶されている前記ユーザに関
する情報を前記通信手段へ転送し、前記通信手段は前記
管理手段により前記記憶手段から転送されてきた前記ユ
ーザに関する情報を前記一の画像処理装置へ送信するよ
うに構成されることを特徴とする。
【0019】請求項13の画像処理装置のユーザ管理装
置は、上記請求項11又は12のユーザ管理装置におい
て、前記記憶手段は、前記ユーザに関する情報が前記通
信手段により受信された場合に前記受信されたユーザに
関する情報を記憶するように構成されることを特徴とす
る。
【0020】請求項14の画像処理装置のユーザ管理装
置は、上記請求項11〜13のいずれか1項のユーザ管
理装置において、前記ユーザ情報は、前記ネットワーク
に接続されている複数の画像処理装置のうち前記受信さ
れたユーザ識別子により示されるユーザが使用可能な画
像処理装置に関する情報、前記ネットワークに接続され
ている複数の画像処理装置のそれぞれが現在使用可能な
機能に関する情報、前記ネットワークに接続されている
複数の画像処理装置の現在の使用状況に関する情報、及
び前記記憶手段にユーザ識別子が記憶されているユーザ
の使用履歴に関する情報のうちの少なくとも一つを含む
ことを特徴とする。
【0021】請求項15の画像処理装置のユーザ管理装
置は、上記請求項11〜14のいずれか1項のユーザ管
理装置において、前記ユーザ情報は、前記ネットワーク
に接続されている複数の画像処理装置のそれぞれに対し
て当該ユーザにより設定されている装置情報を含むこと
を特徴とする。
【0022】請求項16の画像処理装置のユーザ管理装
置は、上記請求項11〜15のいずれか1項のユーザ管
理装置において、前記記憶手段に記憶されているユーザ
情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置を
制限する制限手段を備えることを特徴とする。
【0023】請求項17の画像処理装置のユーザ管理装
置は、上記請求項11〜16のいずれか1項のユーザ管
理装置において、前記記憶手段に記憶されているユーザ
情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置の
機能を制限する機能制限手段を備えることを特徴とす
る。
【0024】請求項18の画像処理装置のユーザ管理装
置は、上記請求項11〜17のいずれか1項のユーザ管
理装置において、前記記憶手段に記憶されているユーザ
に関する情報を表示する表示手段を備えることを特徴と
する。
【0025】請求項19の画像処理装置のユーザ管理装
置は、上記請求項11〜13のいずれか1項のユーザ管
理装置において、前記ユーザに関する情報を入力する入
力手段を備えることを特徴とする。
【0026】請求項20の画像処理装置のユーザ管理方
法は、ネットワークを介して他の画像処理装置に接続さ
れて使用される画像処理装置のユーザ管理方法におい
て、ユーザのユーザ識別子と前記ユーザに関する情報と
を記憶手段に記憶しておき、前記他の画像処理装置から
読出し要求とユーザ識別子とが受信された場合に、前記
受信されたユーザ識別子が前記記憶手段に記憶されてい
るか否かを判別し、その判別結果に基づいて、前記記憶
手段に記憶されているユーザに関する情報の管理を行う
ことを特徴とする。
【0027】請求項21の画像処理装置のユーザ管理方
法は、上記請求項20のユーザ管理方法において、前記
受信されたユーザ識別子が前記記憶手段に記憶されてい
ることが判別された場合は、前記記憶手段に記憶されて
いる前記ユーザに関する情報を前記他の画像処理装置へ
送信することを特徴とする。
【0028】請求項22の画像処理装置のユーザ管理方
法は、上記請求項20又は21のユーザ管理方法におい
て、前記ユーザに関する情報が受信された場合に、当該
受信されたユーザに関する情報を前記記憶手段に記憶す
るように構成されることを特徴とする。
【0029】請求項23の画像処理装置のユーザ管理方
法は、上記請求項20〜22のいずれか1項のユーザ管
理方法において、前記ユーザ情報は、前記ネットワーク
に接続されている複数の画像処理装置のうち前記受信さ
れたユーザ識別子により示されるユーザが使用可能な画
像処理装置に関する情報、前記ネットワークに接続され
ている複数の画像処理装置のそれぞれが現在使用可能な
機能に関する情報、前記ネットワークに接続されている
複数の画像処理装置の現在の使用状況に関する情報、及
び前記記憶手段にユーザ識別子が記憶されているユーザ
の使用履歴に関する情報のうちの少なくとも一つを含む
ことを特徴とする。
【0030】請求項24の画像処理装置のユーザ管理方
法は、上記請求項20〜23のいずれか1項のユーザ管
理方法において、前記ユーザ情報は、前記ネットワーク
に接続されている複数の画像処理装置のそれぞれに対し
て当該ユーザにより設定されている装置情報を含むこと
を特徴とする。
【0031】請求項25の画像処理装置のユーザ管理方
法は、上記請求項20〜24のいずれか1項のユーザ管
理方法において、前記記憶手段に記憶されているユーザ
情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置を
制限することを特徴とする。
【0032】請求項26の画像処理装置のユーザ管理方
法は、上記請求項20〜25のいずれか1項のユーザ管
理方法において、前記記憶手段に記憶されているユーザ
情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置の
機能を制限することを特徴とする。
【0033】請求項27の画像処理システムのユーザ管
理方法は、複数の画像処理装置をネットワークに接続す
ることにより構成される画像処理システムのユーザ管理
方法であって、前記ユーザのユーザ識別子と前記ユーザ
に関する情報とを記憶手段に記憶し、一の画像処理装置
から読出し要求とユーザ識別子とが受信された場合に、
前記受信されたユーザ識別子が前記記憶手段に記憶され
ているか否かを判別し、その判別結果に基づいて前記記
憶手段に記憶されているユーザに関する情報の管理を行
うことを特徴とする。
【0034】請求項28の画像処理システムのユーザ管
理方法は、上記請求項27のユーザ管理方法において、
前記受信されたユーザ識別子が前記記憶手段に記憶され
ていることが前記判別手段により判別された場合に、前
記記憶手段に記憶されている前記ユーザに関する情報を
前記一の画像処理装置へ送信するように構成されること
を特徴とする。
【0035】請求項29の画像処理システムのユーザ管
理方法は、上記請求項27又は28のユーザ管理方法に
おいて、前記記憶手段は、前記ユーザに関する情報が受
信された場合に前記受信されたユーザに関する情報を記
憶するように構成されることを特徴とする。
【0036】請求項30の画像処理システムのユーザ管
理方法は、上記請求項27〜29のいずれか1項のユー
ザ管理方法において、前記ユーザ情報は、前記ネットワ
ークに接続されている複数の画像処理装置のうち前記受
信されたユーザ識別子により示されるユーザが使用可能
な画像処理装置に関する情報、前記ネットワークに接続
されている複数の画像処理装置のそれぞれが現在使用可
能な機能に関する情報、前記ネットワークに接続されて
いる複数の画像処理装置の現在の使用状況に関する情
報、及び前記記憶手段にユーザ識別子が記憶されている
ユーザの使用履歴に関する情報のうちの少なくとも一つ
を含むことを特徴とする。
【0037】請求項31の画像処理システムのユーザ管
理方法は、上記請求項27〜30のいずれか1項のユー
ザ管理方法において、前記ユーザ情報は、前記ネットワ
ークに接続されている複数の画像処理装置のそれぞれに
対して当該ユーザにより設定されている装置情報を含む
ことを特徴とする。
【0038】請求項32の画像処理システムのユーザ管
理方法は、上記請求項27〜31のいずれか1項のユー
ザ管理方法において、前記記憶手段に記憶されているユ
ーザ情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装
置を制限することを特徴とする。
【0039】請求項33の画像処理システムのユーザ管
理方法は、上記請求項27〜32のいずれか1項のユー
ザ管理方法において、前記記憶手段に記憶されているユ
ーザ情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装
置の機能を制限することを特徴とする。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0041】(第1の実施の形態)まず最初に、本発明
の第1の実施の形態について、図1〜図6を参照して説
明する。
【0042】図1は、本実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示すブロック図である。同図において、画像処
理装置は、原稿上の画像を読み取り、読み取った原稿画
像に応じた画像データを生成するリーダ部1と、リーダ
部1により読み取られた画像データ又はファクシミリ部
3からリーダ部1を介して転送された画像データを記録
紙上に可視像として印刷出力するプリンタ部2と、電話
回線5を介して画像データの送受信を行うファクシミリ
部3とを主要構成要素としている。リーダ部1は、ケー
ブル1aを介してプリンタ部2に相互に接続されてお
り、また、ケーブル1bを介してファクシミリ部3に相
互に接続されている。リーダ部1は、ネットワーク回線
6を介して他の画像処理装置に接続されている。ファク
シミリ部3は、電話回線を介して受信した圧縮画像デー
タを伸長して、該伸長された画像データをリーダ部1へ
転送する。また、ファクシミリ部3は、リーダ部1から
転送された画像データを圧縮して、該圧縮画像データを
電話回線を介して送信する。ファクシミリ部3にはハー
ドディスク4が接続されており、ファクシミリ部3によ
って受信された圧縮画像データはハードディスク4に一
時的に保存される。
【0043】図2は、図1に示した画像処理装置の縦断
断面図である。
【0044】同図において、リーダ部1は、原稿搬送装
置101と、原稿載置台であるプラテンガラス102
と、原稿照明用ランプ(以下、ランプという)103及
びミラー105を有するスキャナユニット104と、ミ
ラー106、107と、レンズ108と、CCD等の光
電変換素子からなるイメージセンサ部(以下、CCDと
いう)109とを有している。
【0045】プリンタ部2は、レーザドライバ221
と、レーザ発光部201と、感光ドラム202と、現像
器203と、複数種類の記録紙を収納するカセット20
4及び205と、転写部206と、定着部207と、排
紙ローラ208と、フラッパ(搬送方向切換部材)20
9と、再給紙用シート積載部210と、ソータ220と
を有している。
【0046】原稿給送装置101は原稿を最終頁から順
に1枚ずつプラテンガラス102上へ給送し、原稿の読
取動作終了後、プラテンガラス102上の原稿を排出す
る。原稿がプラテンガラス102の所定位置に搬送され
ると、ランプ103が点灯され且つスキャナユニット1
04が移動され、これにより原稿が露光走査される。
【0047】原稿により反射された光は、ミラー10
5、106、107及びレンズ108を介してCCD1
09に導かれる。CCD109に導かれた光は、CCD
109において光電変換等により電気信号に変換された
後、所定の処理が施され、画像データとしてプリンタ部
2及びファクシミリ部3へ転送される。
【0048】プリンタ部2に転送された画像データは、
レーザドライバ221に入力される。レーザドライバ2
21はレーザ発光部201を駆動するものであり、リー
ダ部1からの画像データに応じたレーザ光をレーザ発光
部201に発光させる。このレーザ光は感光ドラム20
2に照射され、これにより感光ドラム202上にレーザ
光に応じた潜像が形成される。感光ドラム202上に作
られた潜像部分には、現像器203によって現像剤が付
着される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミ
ングで、カセット204及び205のいずれか一方か
ら、記録紙が給紙され、転写部206まで搬送される。
そして、転写部206により、現像剤は記録紙に転写さ
れる。現像剤が転写された記録紙は、定着部207に搬
送され、定着部207の熱と圧力により現像剤は記録紙
に定着される。定着部207を通過した記録紙は、排出
ローラ208によって排出される。ソータ220は、排
出された記録紙を各ビンに収納することにより、記録紙
の仕分けを行う。
【0049】また、両面記録モードが設定されている場
合は、排出ローラ208の位置まで記録紙が搬送された
後に排出ローラ208の回転方向が逆転され、記録紙は
フラッパ209により再給紙搬送路210へ導かれる。
また、多重記録モードが設定されている場合は、記録紙
は、排出ローラ208まで搬送されないように、フラッ
パ209により再給紙搬送路210へ導かれる。再給紙
搬送路210へ導かれた記録紙は、上述したタイミング
で転写部206に給紙される。
【0050】図3は、リーダ部1の構成を更に詳細に説
明するためのブロック図である。同図において、リーダ
部1は、上述したCCD109と、画像データのアナロ
グ・デジタル変換等の処理を行うA/D・SH部110
と、デジタル信号化された画像データの各種処理を行う
画像処理部111と、後述するユーザ情報を記憶する記
憶手段としてのユーザ管理部112と、ファクシミリ部
3とのインターフェースを行うインターフェース部(I
/F)113と、リーダ部1全体の制御を行うCPU1
14と、ユーザが本画像処理装置の設定内容などを入力
するための入力部と設定内容や本画像処理装置の動作状
況などを表示する表示部とを有する操作部115と、C
PU114の制御プログラム等を格納するメモリ116
と、ネットワーク6を介して通信を行う通信手段として
のインターフェース(I/F)117とから主に構成さ
れている。
【0051】CCD109はA/D・SH部110に接
続されており、CCD109から出力された画像データ
は、A/D・SH部110においてアナログ・デジタル
変換処理されるとともに、シェーディング補正が行われ
る。A/D・SH部110は画像処理部111及びイン
ターフェース(I/F)部113に接続されており、A
/D・SH部110により処理された画像データは、画
像処理部111を介してプリンタ部2へ転送されるとと
もに、インターフェース113を介してファクシミリ部
3へ転送される。
【0052】CPU114は、画像処理部111と、ユ
ーザ管理部112と、インターフェース部113と、操
作部115と、メモリ116と、インターフェース部1
17とに接続されている。CPU114は、操作部11
5においてユーザにより設定された設定内容に応じて、
画像処理部111、ユーザ管理部112及びインターフ
ェース部113を制御する。例えば、操作部115にお
いて、トリミング処理を行ってコピーを行うモードが設
定された場合、CPU114は、画像処理部111に画
像データのトリミング処理を行わせた後、その画像デー
タをプリンタ部2へ転送させる。また、ファクシミリ送
信モードが設定された場合、CPU114は、画像デー
タと、設定されたモードに応じた制御コマンドとをイン
ターフェース113を介してファクシミリ部3に転送す
る。
【0053】ユーザ管理部112はユーザ情報を記憶し
ており、CPU114は、操作部115で入力されたユ
ーザ識別子(以下、ユーザIDという)等のユーザ情報
又はインターフェース117を介して他の画像処理装置
から受信されたユーザIDのユーザ情報を取り出し、イ
ンターフェース117を介して他の画像処理装置へ送信
する。ユーザ管理部112は、CPU114の制御によ
り、ユーザ情報を必要に応じて記憶する。
【0054】CPU114の制御プログラムはメモリ1
16に記憶されており、CPU114はメモリ116を
参照しながら制御を行う。また、メモリ116はCPU
114の作業領域としても使用される。
【0055】インターフェース117は他の画像処理装
置との接続の為に用いられ、例えばSCSIやRS−2
32C等を用いて行われる通信、又はネットワークに接
続して行われる通信に用いられる。
【0056】なお、上記構成において、CPU114
は、判別手段、管理手段、制限手段、機能制限手段を構
成する。
【0057】図4は、操作部115の配置構成を示す平
面図である。
【0058】同図おいて、操作部115には、後述する
各種キーと、液晶表示器等からなる表示部(以下、LC
D表示部という)1151とが配設されている。LCD
表示部1151は、画像処理装置の動作状態又はメッセ
ージを、文字又は記号等により表示する。また、LCD
表示部1151はの表面はタッチパネルになっており、
その表面を触ることにより、選択キーとして機能する。
【0059】テンキー1152は数字を入力するための
キーであり、スタートキー1153は各種動作の実行開
始を指示する為のキーであり、リセットキー1154は
各種動作の解除を指示するためのキーである。IDキー
1155は標準モードからID入力モードへの移行を指
示するためのキーであり、ユーザのID番号が登録され
ている場合に有効となる。
【0060】ID入力モードが設定された場合は、画像
処理装置はコピー処理動作を行うことができないように
構成されている。このとき、LCD表示部1151には
ID番号入力画面(不図示)が表示されている。この状
態でテンキー1152が押されると、押された数値がL
CD表示部1151に表示される。押された数値が登録
されたID番号と同一であるときに、再度IDキー11
55が押されると、標準モードへ移行することできる。
【0061】図5は、ユーザ管理部112に記憶されて
いるユーザ情報のデータ構造の一例を示す図である。
【0062】図5(a)に示すように、ユーザ情報はユ
ーザID毎に設定されており、そのユーザIDに対応さ
せて、ネットワーク6に接続されている各画像処理装置
に共通の情報である共通情報と、各画像処理装置固有の
設定情報である装置情報とが記憶されている。
【0063】共通情報は、図5(b)に示すように、ネ
ットワーク6に接続されている各種装置についての使用
可能装置情報、使用可能機能情報、現在使用状況情報及
び使用履歴を有している。
【0064】装置情報は、図5(c)に示すように、各
画像処理装置における標準モードでの初期設定機能と、
標準モードでの設定に関する標準モード情報と、使用可
能な機能情報と、ユーザの好みのモードを所定のキーに
登録した場合のモード登録情報とを有している。
【0065】このようなユーザ情報を有する画像処理装
置において、操作部115におけるキー入力によるデー
タ受信があった場合又はインターフェース117を介し
て他の画像処理装置からデータ受信が行われた場合、C
PU114は、ユーザ管理部112に記憶されているユ
ーザ情報に基づいて、受信されたデータと共に受信され
たユーザIDが既に登録されているか否か、及び受信さ
れたデータがどの画像処理装置から送信されたものであ
るかを判別する。そして、ユーザIDが登録されている
と判別した場合、CPU114は、ユーザ管理部112
に記憶されているユーザ情報の中から、データ送信元で
ある画像処理装置(以下、送信元装置という)に関する
図5(c)に示した装置情報を取り出して、当該送信元
装置へ送信する。また、ユーザIDが登録されていない
と判別した場合、CPU114は、ユーザIDが未登録
であることを示すデータを送信元装置へ送信する。ま
た、ユーザ情報の登録要求が受信された場合は、受信さ
れたデータが新たにユーザ情報として登録される。
【0066】図6は、上記構成からなる画像処理装置に
おいてデータ受信時に行われるユーザ情報の管理手順を
示すフローチャートである。なお、本フローチャート
は、CPU114よって実行される。
【0067】本フローチャートは、ユーザ情報に関する
データが受信されたことがCPU114により判別され
た場合に開始される。
【0068】まず、受信されたデータが、ユーザ管理部
112に記憶されているユーザ情報の読出し要求コマン
ドを含むか否かが判別される(ステップS101)。
【0069】ステップS101において、受信されたデ
ータが読出し要求コマンドを含むことが判別された場合
は、受信されたデータに含まれている送信元装置のユー
ザのユーザIDがユーザ管理部112に登録されている
か否かが判別される(ステップS102)。
【0070】ステップS102の答が肯定(YES)の
場合は、登録されているユーザIDに対応させて記憶さ
れているユーザ情報の、図5(b)に示した共通情報と
して登録されている使用可能装置情報に基づいて、送信
元装置が、当該ユーザが使用可能な装置であるか否かが
判別される(ステップS103)。
【0071】ステップS103において、送信元装置が
使用可能な装置であることが判別された場合は、図5
(c)に示した装置情報の中から送信元装置に対して設
定されている装置情報を選択し(ステップS104)、
選択された装置情報を送信元装置へ送信する(ステップ
S105)。そして、共通情報に含まれている現在使用
状況情報に送信元装置が現在使用中であることを登録す
ることによって現在使用状況情報を変更する(ステップ
S106)。現在使用状況情報の変更が終了すると、本
手順は終了される。
【0072】また、ステップS102の答が否定(N
O)の場合又はステップS103の答が否定(NO)の
場合は、当該送信元装置の使用不可を示すデータが送信
元装置へ送信される(ステップS107)。データの送
信が終了すると、本手順は終了される。
【0073】一方、受信されたデータが書込み要求コマ
ンドを含んでおり、上記ステップS101の答が否定
(NO)となった場合は、受信されたデータに含まれて
いる送信元装置のユーザのユーザIDがユーザ管理部1
12に登録されているか否かが判別され(ステップS1
08)、その答が肯定(YES)の場合は、受信された
データが送信元装置の使用結果に関するデータであるか
否かが判別される(ステップS109)。そして、ステ
ップS109の答が肯定(YES)の場合は、図5
(b)に示した使用履歴に受信された使用結果に関する
データを追加することにより、使用履歴の変更が行われ
る(ステップS110)。使用履歴の変更が終了する
と、本手順は終了される。
【0074】ステップS109の答が否定(NO)の場
合は、受信されたデータは当該送信元装置の新しい装置
情報であるので、図5(c)に示した送信元装置に対し
て設定されている装置情報が選択され、選択された装置
情報が新しい装置情報に変更される(ステップS11
2)。装置情報の変更が終了すると、本手順は終了され
る。
【0075】また、ステップS108の答が否定(N
O)の場合は、受信されたデータは新規ユーザに関する
データであるので、受信されたユーザIDが新規のユー
ザIDとして登録される(ステップS113)。登録処
理が終了すると、本手順は終了される。
【0076】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、送信元装置では、各ユーザが設定していた初期設定
情報を、ネットワークを介して受け取り、設定すること
ができるようになる。このような処理をネットワークに
接続されているすべての画像処理装置について行うこと
で、ユーザIDを全ての画像処理装置において統一して
管理することができる。また、ネットワークに接続され
ている画像処理装置間でユーザに関する情報を共有化す
ることができ、ユーザの利便性を高めることができる。
【0077】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について図7〜図10を参照して説明す
る。
【0078】図7は、本実施の形態に係るユーザ管理装
置が接続される画像処理システムの構成を示す説明図で
ある。
【0079】同図において、500はユーザ管理装置で
ある。本実施の形態において、ユーザ管理装置は、パー
ソナルコンピュータによって実現されている。ユーザ管
理装置500のプログラムは、パーソナルコンピュータ
に内蔵されたハードディスク(不図示)に保存されてい
るものとし、該パーソナルコンピュータのCPU(不図
示)がハードディスクからプログラムを読み出すことに
より、後述するユーザ管理制御等の制御が実行される。
【0080】ユーザ管理装置500は、ネットワーク6
90を介して複数の画像処理装置601、602、60
3、605に接続されている。ネットワーク690は、
接続されている任意の機器間におけるデータ交換を可能
とするネットワークである。
【0081】画像処理装置601はデジタル複写機であ
り、両面出力が可能な複写機能を有している。画像処理
装置602はアナログ複写機であり、両面出力が可能な
高速複写機能を有している。画像処理装置603は複合
複写機であり、複写機能、ファクシミリ機能、プリンタ
機能、光磁気ディスク604を用いたファイル機能等を
有している。画像処理装置605はデジタルカラー複写
機であり、複写機能、プリンタ機能を有している。
【0082】図8及び図9は、ユーザ管理装置500が
記憶するユーザ情報のデータ構造を示す説明図である。
なお、これらのデータは、上述したハードディスクに保
存されている。また、ユーザ管理装置500に記憶され
ている各画像処理装置に関するデータの変更及び新規の
ユーザの登録等は、任意の管理者により行うことができ
る。
【0083】図8は各画像処理装置601、602、6
03及び605に共通するデータである。図8(a)に
示すように、ユーザ毎にユーザIDと共通情報とが記憶
されている。ユーザIDはユーザ毎に割り当てられるよ
うにしてもよく、また、グループ毎に割り当てられるよ
うにしてもよい。
【0084】共通情報の詳細を図8(b)に示す。共通
情報は、使用可能装置情報、使用可能機能情報、ユーザ
優先度情報、全装置トータルの使用可能カウント数及び
使用済みカウント数、現在使用状況情報、使用履歴から
なる。
【0085】使用可能装置情報及び使用可能機能情報
は、ネットワーク690に接続されている画像処理装置
のうちユーザが使用することができる画像処理装置及び
その機能を制限する情報である。例えば、使用可能装置
情報として白黒複写機のみが記憶されている場合には画
像処理装置605が使用できず、また、使用可能装置が
複写機能のみである場合には画像処理装置602及び6
05については複写機能以外の機能を使用できない。
【0086】ユーザ優先度情報は、他のユーザIDに対
する優先度の有無を示す。
【0087】全装置トータルの使用可能カウント数及び
使用済みカウント数は、各装置それぞれのカウント数の
合計値で表される。現在使用状況情報は、ユーザが現在
使用している装置を示す。使用終了後、使用結果を使用
履歴として記憶すると、その後対応する現在使用状況情
報がクリアされる。
【0088】図9は、各装置固有の設定情報のデータで
あり、図9(a)に示すように、ユーザ毎に記憶領域が
設けられている。この設定情報の詳細を図9(b)に示
す。設定情報は、初期設定機能情報と、使用可能機能情
報と、使用可能カウント数と、使用済みカウント数と、
標準モード情報と、モード登録情報とを含む。
【0089】初期設定機能情報は、どの機能を標準モー
ドとするかを設定するための情報であり、初期設定機能
情報による設定データは標準モードデータとして記憶さ
れている。使用可能機能情報は、その装置の機能のうち
当該ユーザが使用可能な機能を示す情報であり、例えば
画像処理装置603の設定情報に含まれる使用可能機能
情報として複写機能及びファクシミリ機能のみが記憶さ
れている場合は、そのユーザは画像処理装置603のプ
リンタ機能とファイル機能の使用が制限される。使用可
能カウント数及び使用済みカウント数は、その装置の複
写可能な枚数及びすでに使用された枚数を示している。
標準モード情報は、標準モードでの設定に関する情報で
ある。モード登録情報1、2、3は、それぞれ、ユーザ
の好みのモードをキー登録するためのモード登録に関す
る情報である。例えば、画像処理装置601に対する
「両面、出力サイズA4、複写枚数3枚」という設定
を、操作部115上の1つのキーに登録することができ
る。
【0090】このような構成からなるネットワークシス
テムのユーザ管理装置500において、ネットワーク6
90上の画像処理装置601、602、603、605
からのデータを受信した場合、ユーザ管理装置500
は、受信されたデータを送信したユーザのユーザIDが
登録されたものであるか否か、及び、データがどの画像
処理装置から送信されたものであるかが判別される。受
信されたデータを送信したユーザのユーザIDが登録さ
れたものであると判別され、且つ、送信元の画像処理装
置(以下、送信元装置という)が判別された場合は、当
該ユーザIDに対応するユーザ情報を取り出して、その
ユーザが送信元装置を使用可能であるか否かが判別され
る。そのユーザが送信元装置を使用可能であると判別さ
れた場合は、送信元装置に対応する設定情報の中から当
該ユーザのユーザ情報が選択され、その中から図9
(b)に示した設定情報が、送信元装置に送信される。
【0091】また、ユーザIDが登録されていないと判
別された場合は、ユーザIDが未登録であることを示す
データが送信元装置へ送信される。
【0092】また、受信されたデータがユーザ情報の登
録要求であった場合は、受信されたデータは新たなユー
ザ情報として登録される。
【0093】次に、データ受信時におけるユーザ管理装
置500の制御手順についてフローチャートを参照して
説明する。図10は、ユーザ管理装置500のユーザ管
理手順を示すフローチャートである。
【0094】最初に、受信されたデータがユーザ管理装
置500に対する読出し要求を含むか否かが判別される
(ステップS201)。
【0095】ステップS201において受信されたデー
タが読出し要求を含むことが判別された場合は、データ
管理装置500に記憶されているユーザ情報を読み出し
て送信する処理が実行される。
【0096】すなわち、受信されたデータを送信したユ
ーザのユーザIDがデータ管理装置500に登録済みで
あるか否かが判別され(ステップS202)、その答が
肯定(YES)の場合は図8(b)に示した使用可能装
置情報から、受信されたデータの送信装置が当該ユーザ
にとって使用可能な装置であるか否かが判別される(ス
テップS203)。
【0097】ステップS203において、使用可能な装
置であると判別された場合は、図9(a)に示した送信
元装置に対応するユーザ情報が選択される(ステップS
204)。選択されたユーザ情報は、送信元装置へ送信
される(ステップS205)。そして、図8(b)に示
した現在使用状況情報として、送信元装置が使用中であ
ることを示す情報が記憶される(ステップS206)。
ステップS206の処理が終了すると、本処理手順は終
了される。
【0098】また、ステップS202の答が否定(N
O)である場合又はステップS203の答が否定(N
O)の場合は、装置使用不可を示すデータが送信元装置
へ送信される(ステップS207)。送信が終了すると
本手順は終了される。
【0099】一方、受信されたデータが書込み要求コマ
ンドを含んでおり、上記ステップS201の答が否定
(NO)となった場合は、受信されたデータが送信元装
置の使用結果に関するデータであるか否かが判別され
(ステップS208)、その答が肯定(YES)の場合
は、図8(b)及び図9(b)に示した使用済みカウン
ト数にデータを記憶することにより、使用済みカウント
数が更新される(ステップS209)。そして、使用履
歴に受信された使用結果に関するデータを追加すること
により、使用履歴の変更が行われる(ステップS21
0)。使用履歴の変更が終了すると、本手順は終了され
る。
【0100】ステップS208の答が否定(NO)の場
合は、受信されたデータは当該送信元装置の新しい装置
情報であるので、図9(a)に示した送信元装置に対し
て設定されているユーザ情報が選択され(ステップS2
11)、選択されたユーザ情報が新しいユーザ情報に変
更される(ステップS212)。装置情報の変更が終了
すると、本手順は終了される。
【0101】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、ネットワークに接続されている各画像処理装置は、
ユーザ管理装置500に対してデータ読込み要求を送信
することにより、そのユーザが当該送信元装置の使用が
制限されている場合を除き、ユーザ管理装置500から
ネットワーク690を介してユーザ情報を受信し、受信
されたユーザ情報に含まれている設定情報を当該送信元
装置の設定情報として使用することができる。また、ネ
ットワーク690に接続されている各画像処理装置に関
する情報及びユーザ情報は、任意の管理者によってその
データの変更及び新規のユーザの登録等を行うことがで
きるように構成することにより、ユーザIDを全ての画
像処理装置において統一して管理することができ、その
動作状態を随時ユーザ管理装置500によって確認する
ことも可能となる。
【0102】また、各ユーザに関する情報及び各ユーザ
毎に設定されている装置の設定情報等を、ネットワーク
690に接続されているユーザ管理装置500に記憶す
ることにより、これらの情報を装置間で共有化すること
ができるので、ユーザの利便性を高めることも可能とな
る。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の画像処
理装置又は請求項20の画像処理装置のユーザ管理方法
によれば、ユーザのユーザ識別子と前記ユーザに関する
情報とを記憶手段に記憶しておき、前記他の画像処理装
置から読出し要求とユーザ識別子とが受信された場合
に、前記受信されたユーザ識別子が前記記憶手段に記憶
されているか否かを判別し、その判別結果に基づいて、
前記記憶手段に記憶されているユーザに関する情報の管
理を行うことにより、ネットワークに接続されている各
画像処理装置を使用するユーザの一括管理をすることが
できると共に、ユーザに関する情報をネットワークに接
続されている画像処理装置間で共有化することができ、
ユーザの利便性を高めることができるという効果が得ら
れる。
【0104】請求項2の画像処理装置又は請求項21の
画像処理装置のユーザ管理方法によれば、受信されたユ
ーザ識別子が前記記憶手段に記憶されていることが判別
された場合は、前記記憶手段に記憶されている前記ユー
ザに関する情報を前記他の画像処理装置へ送信するよう
にしたので、ユーザに関する情報をネットワークに接続
されている他の画像処理装置と共有化することができ、
ユーザの利便性を高めることができるという効果が得ら
れる。
【0105】請求項3の画像処理装置又は請求項22の
画像処理装置のユーザ管理方法によれば、前記ユーザに
関する情報が受信された場合に、当該受信されたユーザ
に関する情報を前記記憶手段に記憶するようにしたの
で、上記ユーザに関する情報をネットワークに接続され
ている他の画像処理装置と共有化することができ、ユー
ザの利便性を高めることができるという効果が得られ
る。
【0106】請求項4の画像処理装置又は請求項23の
画像処理装置のユーザ管理方法によれば、前記ユーザ情
報は、前記ネットワークに接続されている複数の画像処
理装置のうち前記受信されたユーザ識別子により示され
るユーザが使用可能な画像処理装置に関する情報、前記
ネットワークに接続されている複数の画像処理装置のそ
れぞれが現在使用可能な機能に関する情報、前記ネット
ワークに接続されている複数の画像処理装置の現在の使
用状況に関する情報、及び前記記憶手段にユーザ識別子
が記憶されているユーザの使用履歴に関する情報のうち
の少なくとも一つを含むようにしたので、これらの情報
をネットワークに接続されている他の画像処理装置と共
有化することができる。従って、ネットワークに接続さ
れている各画像処理装置に対する設定を各装置において
別々に行うという煩雑な作業をなくし、使用する画像処
理装置の操作に対する利便性を高めることができるとい
う効果が得られる。
【0107】請求項5の画像処理装置又は請求項24の
画像処理装置のユーザ管理方法によれば、ユーザ情報
は、ネットワークに接続されている複数の画像処理装置
のそれぞれに対して当該ユーザにより設定されている装
置情報を含むので、装置情報をネットワークに接続され
ている他の画像処理装置と共有化することができる。従
って、ネットワークに接続されている各画像処理装置に
対するの装置情報の設定を各装置において別々に行うと
いう煩雑な作業をなくし、画像処理装置の操作に対する
利便性を高めることができるという効果が得られる。
【0108】請求項6の画像処理装置又は請求項25の
画像処理装置のユーザ管理方法によれば、前記記憶手段
に記憶されているユーザ情報に基づいて、ユーザが使用
する画像処理装置を制限するようにしたので、ネットワ
ークに接続されている各画像処理装置毎に使用可能であ
るか否かを設定しなくても、ユーザ毎に、ネットワーク
に接続されている画像処理装置のうち使用可能な画像処
理装置を制限することができるという効果が得られる。
【0109】請求項7の画像処理装置又は請求項26の
画像処理装置のユーザ管理方法によれば、記憶手段に記
憶されているユーザ情報に基づいて、ユーザが使用する
画像処理装置の機能を制限するようにしたので、ユーザ
毎に、ネットワークに接続されている画像処理装置の使
用機能の制限をすることができるという効果が得られ
る。
【0110】請求項8の画像処理装置によれば、他の画
像処理装置に対してユーザに関する情報の読出しを要求
する要求手段を備えるようにしたので、ユーザに関する
情報をネットワークに接続されている画像処理装置間で
共有化することができるので、ユーザの利便性を高める
ことができるという効果が得られる。
【0111】請求項9の画像処理装置によれば、前記記
憶手段に記憶されているユーザに関する情報を表示する
表示手段を備えるようにしたので、ネットワークに接続
されている他の画像処理装置の動作状態を現在使用して
いる画像処理装置により確認することができるという効
果が得られる。
【0112】請求項10の画像処理装置によれば、前記
ユーザに関する情報を入力する入力手段を備えるように
したので、任意の管理者によってそのデータの変更及び
新規のユーザの登録等を行うことができ、これによりユ
ーザに関する情報を、ネットワークに接続されている画
像処理装置において統一して管理することができるとい
う効果が得られる。
【0113】請求項11の画像処理システムのユーザ管
理装置又は請求項27の画像処理システムのユーザ管理
方法によれば、前記ユーザのユーザ識別子と前記ユーザ
に関する情報とを記憶手段に記憶し、一の画像処理装置
から読出し要求とユーザ識別子とが受信された場合に、
前記受信されたユーザ識別子が前記記憶手段に記憶され
ているか否かを判別し、その判別結果に基づいて前記記
憶手段に記憶されているユーザに関する情報の管理を行
うようにしたので、ネットワークに接続されている各画
像処理装置を使用するユーザの一括管理をすることがで
きると共に、ユーザに関する情報をネットワークに接続
されている画像処理装置間で共有化することができ、ユ
ーザの利便性を高めることができるという効果が得られ
る。
【0114】請求項12の画像処理システムのユーザ管
理装置又は請求項28の画像処理システムのユーザ管理
方法によれば、受信されたユーザIDが記憶手段に記憶
されていることが前記判別手段により判別された場合
に、管理手段が前記記憶手段に記憶されているユーザに
関する情報を通信手段へ転送し、通信手段が管理手段に
より記憶手段から転送されてきたユーザに関する情報を
一の画像処理装置へ送信するようにしたので、ユーザに
関する情報をネットワークに接続されている画像処理装
置間で共有化することができ、ユーザの利便性を高める
ことができるという効果が得られる。
【0115】請求項13の画像処理システムのユーザ管
理装置又は請求項29の画像処理システムのユーザ管理
方法によれば、前記記憶手段は、前記ユーザに関する情
報が受信された場合に前記受信されたユーザに関する情
報を記憶するように構成したので、上記ユーザに関する
情報をネットワークに接続されている画像処理装置間で
共有化することができ、ユーザの利便性を高めることが
できるという効果が得られる。
【0116】請求項14の画像処理システムのユーザ管
理装置又は請求項30の画像処理システムのユーザ管理
方法によれば、前記ユーザ情報は、前記ネットワークに
接続されている複数の画像処理装置のうち前記受信され
たユーザ識別子により示されるユーザが使用可能な画像
処理装置に関する情報、前記ネットワークに接続されて
いる複数の画像処理装置のそれぞれが現在使用可能な機
能に関する情報、前記ネットワークに接続されている複
数の画像処理装置の現在の使用状況に関する情報、及び
前記記憶手段にユーザ識別子が記憶されているユーザの
使用履歴に関する情報のうちの少なくとも一つを含むよ
うにしたので、これらの情報をネットワークに接続され
ている画像処理装置間で共有化することができる。従っ
て、ネットワークに接続されている各画像処理装置に対
する設定を各装置において別々に行うという煩雑な作業
をなくし、使用する画像処理装置の操作に対する利便性
を高めることができるという効果が得られる。
【0117】請求項15の画像処理システムのユーザ管
理装置又は請求項31の画像処理システムのユーザ管理
方法によれば、ユーザ情報が、ネットワークに接続され
ている複数の画像処理装置のそれぞれに対して当該ユー
ザにより設定されている装置情報を含むようにしたの
で、装置情報をネットワークに接続されている画像処理
装置間で共有化することができる。従って、ネットワー
クに接続されている各画像処理装置に対する設定を各装
置において別々に行うという煩雑な作業をなくし、使用
する画像処理装置の操作に対する利便性を高めることが
できるという効果が得られる。
【0118】請求項16の画像処理システムのユーザ管
理装置又は請求項32の画像処理システムのユーザ管理
方法によれば、前記記憶手段に記憶されているユーザ情
報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置を制
限するようにしたので、ネットワークに接続されている
各画像処理装置毎に使用可能であるか否かを設定するこ
となく、ユーザ毎に、ネットワークに接続されている画
像処理装置のうち使用可能な画像処理装置を制限するこ
とができるという効果が得られる。
【0119】請求項17の画像処理システムのユーザ管
理装置又は請求項33の画像処理システムのユーザ管理
方法によれば、記憶手段に記憶されているユーザ情報に
基づいて、ユーザが使用する画像処理装置の機能を制限
するようにしたので、ユーザ毎に、ネットワークに接続
されている画像処理装置の使用可能機能の制限をするこ
とができるという効果が得られる。
【0120】請求項18のユーザ管理装置によれば、記
憶手段に記憶されているユーザに関する情報を表示する
表示手段を備えるようにしたので、ネットワークに接続
されている画像処理装置の動作状態を随時ユーザ管理装
置によって確認することができるという効果が得られ
る。
【0121】請求項19のユーザ管理装置によれば、ユ
ーザに関する情報を入力する入力手段を備えるようにし
たので、任意の管理者によってそのデータの変更及び新
規のユーザの登録等を行うことができ、これによりユー
ザIDを全ての画像処理装置において統一して管理する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像処理装置の縦断断面図であ
る。
【図3】図1に示したリーダ部1の構成を示すブロック
図である。
【図4】図3に示した操作部115の構成を示す説明図
である。
【図5】ユーザ情報の形式の一例を示す図である。
【図6】ユーザ管理手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るユーザ管理装
置が接続された画像処理システムの構成を示す説明図で
ある。
【図8】ユーザ管理装置が記憶するユーザ情報のデータ
構造を示す説明図である。
【図9】ユーザ管理装置が記憶するユーザ情報のデータ
構造を示す説明図である。
【図10】ユーザ管理装置のユーザ管理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
6 ネットワーク 112 ユーザ管理部 114 CPU 115 操作部 1151 表示部 117 インターフェース 500 ユーザ管理装置

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して他の画像処理装置
    に接続されて使用される画像処理装置において、 ユーザのユーザ識別子と前記ユーザに関する情報とを記
    憶する記憶手段と、 前記他の画像処理装置と前記ネットワークを介して通信
    を行う通信手段と、 前記通信手段により前記他の画像処理装置から読出し要
    求とユーザ識別子とが受信された場合に、前記受信され
    たユーザ識別子が前記記憶手段に記憶されているか否か
    を判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に基づいて、前記記憶手段
    に記憶されているユーザに関する情報の管理を行う管理
    手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記受信されたユーザ識別子が前記記憶
    手段に記憶されていることが前記判別手段により判別さ
    れた場合に、前記管理手段は前記記憶手段に記憶されて
    いる前記ユーザに関する情報を前記通信手段へ転送し、
    前記通信手段は前記管理手段により前記記憶手段から転
    送されてきた前記ユーザに関する情報を前記他の画像処
    理装置へ送信するように構成されることを特徴とする請
    求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記ユーザに関する情
    報が前記通信手段により受信された場合に前記受信され
    たユーザに関する情報を記憶するように構成されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ユーザ情報は、前記ネットワークに
    接続されている複数の画像処理装置のうち前記受信され
    たユーザ識別子により示されるユーザが使用可能な画像
    処理装置に関する情報、前記ネットワークに接続されて
    いる複数の画像処理装置のそれぞれが現在使用可能な機
    能に関する情報、前記ネットワークに接続されている複
    数の画像処理装置の現在の使用状況に関する情報、及び
    前記記憶手段にユーザ識別子が記憶されているユーザの
    使用履歴に関する情報のうちの少なくとも一つを含むこ
    とを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ユーザ情報は、前記ネットワークに
    接続されている複数の画像処理装置のそれぞれに対して
    当該ユーザにより設定されている装置情報を含むことを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶されているユーザ情
    報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置を制
    限する制限手段を備えることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記記憶手段に記憶されているユーザ情
    報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置の機
    能を制限する機能制限手段を備えることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記他の画像処理装置に対して前記ユー
    ザに関する情報の読出しを要求する要求手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記記憶手段に記憶されているユーザに
    関する情報を表示する表示手段を備えることを特徴とす
    る請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記ユーザに関する情報を入力する入
    力手段を備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれ
    か1項に記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 複数の画像処理装置をネットワークに
    接続することにより構成される画像処理システムのユー
    ザ管理装置であって、 前記ユーザのユーザ識別子と前記ユーザに関する情報と
    を記憶する記憶手段と、 前記複数の画像処理装置のそれぞれと前記ネットワーク
    を介して通信を行う通信手段と、 前記通信手段により一の画像処理装置から読出し要求と
    ユーザ識別子とが受信された場合に、前記受信されたユ
    ーザ識別子が前記記憶手段に記憶されているか否かを判
    別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果に基づいて、前記記憶手段
    に記憶されているユーザに関する情報の管理を行う管理
    手段とを備えることを特徴とするユーザ管理装置。
  12. 【請求項12】 前記受信されたユーザ識別子が前記記
    憶手段に記憶されていることが前記判別手段により判別
    された場合に、前記管理手段は前記記憶手段に記憶され
    ている前記ユーザに関する情報を前記通信手段へ転送
    し、前記通信手段は前記管理手段により前記記憶手段か
    ら転送されてきた前記ユーザに関する情報を前記一の画
    像処理装置へ送信するように構成されることを特徴とす
    る請求項11に記載のユーザ管理装置。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段は、前記ユーザに関する
    情報が前記通信手段により受信された場合に前記受信さ
    れたユーザに関する情報を記憶するように構成されるこ
    とを特徴とする請求項11又は12に記載のユーザ管理
    装置。
  14. 【請求項14】 前記ユーザ情報は、前記ネットワーク
    に接続されている複数の画像処理装置のうち前記受信さ
    れたユーザ識別子により示されるユーザが使用可能な画
    像処理装置に関する情報、前記ネットワークに接続され
    ている複数の画像処理装置のそれぞれが現在使用可能な
    機能に関する情報、前記ネットワークに接続されている
    複数の画像処理装置の現在の使用状況に関する情報、及
    び前記記憶手段にユーザ識別子が記憶されているユーザ
    の使用履歴に関する情報のうちの少なくとも一つを含む
    ことを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記
    載のユーザ管理装置。
  15. 【請求項15】 前記ユーザ情報は、前記ネットワーク
    に接続されている複数の画像処理装置のそれぞれに対し
    て当該ユーザにより設定されている装置情報を含むこと
    を特徴とする請求項11〜14のいずれか1項に記載の
    ユーザ管理装置。
  16. 【請求項16】 前記記憶手段に記憶されているユーザ
    情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置を
    制限する制限手段を備えることを特徴とする請求項11
    〜15のいずれか1項に記載のユーザ管理装置。
  17. 【請求項17】 前記記憶手段に記憶されているユーザ
    情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置の
    機能を制限する機能制限手段を備えることを特徴とする
    請求項11〜16のいずれか1項に記載のユーザ管理装
    置。
  18. 【請求項18】 前記記憶手段に記憶されているユーザ
    に関する情報を表示する表示手段を備えることを特徴と
    する請求項11〜17のいずれか1項に記載のユーザ管
    理装置。
  19. 【請求項19】 前記ユーザに関する情報を入力する入
    力手段を備えることを特徴とする請求項11〜18のい
    ずれか1項に記載のユーザ管理装置。
  20. 【請求項20】 ネットワークを介して他の画像処理装
    置に接続されて使用される画像処理装置のユーザ管理方
    法において、 ユーザのユーザ識別子と前記ユーザに関する情報とを記
    憶手段に記憶しておき、前記他の画像処理装置から読出
    し要求とユーザ識別子とが受信された場合に、前記受信
    されたユーザ識別子が前記記憶手段に記憶されているか
    否かを判別し、その判別結果に基づいて、前記記憶手段
    に記憶されているユーザに関する情報の管理を行うこと
    を特徴とする画像処理装置。
  21. 【請求項21】 前記受信されたユーザ識別子が前記記
    憶手段に記憶されていることが判別された場合は、前記
    記憶手段に記憶されている前記ユーザに関する情報を前
    記他の画像処理装置へ送信することを特徴とする請求項
    20に記載の画像処理装置のユーザ管理方法。
  22. 【請求項22】 前記ユーザに関する情報が受信された
    場合に、当該受信されたユーザに関する情報を前記記憶
    手段に記憶するように構成されることを特徴とする請求
    項20又は21に記載の画像処理装置のユーザ管理方
    法。
  23. 【請求項23】 前記ユーザ情報は、前記ネットワーク
    に接続されている複数の画像処理装置のうち前記受信さ
    れたユーザ識別子により示されるユーザが使用可能な画
    像処理装置に関する情報、前記ネットワークに接続され
    ている複数の画像処理装置のそれぞれが現在使用可能な
    機能に関する情報、前記ネットワークに接続されている
    複数の画像処理装置の現在の使用状況に関する情報、及
    び前記記憶手段にユーザ識別子が記憶されているユーザ
    の使用履歴に関する情報のうちの少なくとも一つを含む
    ことを特徴とする請求項20〜22のいずれか1項に記
    載の画像処理装置のユーザ管理方法。
  24. 【請求項24】 前記ユーザ情報は、前記ネットワーク
    に接続されている複数の画像処理装置のそれぞれに対し
    て当該ユーザにより設定されている装置情報を含むこと
    を特徴とする請求項20〜23のいずれか1項に記載の
    画像処理装置のユーザ管理方法。
  25. 【請求項25】 前記記憶手段に記憶されているユーザ
    情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置を
    制限することを特徴とする請求項20〜24のいずれか
    1項に記載の画像処理装置のユーザ管理方法。
  26. 【請求項26】 前記記憶手段に記憶されているユーザ
    情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置の
    機能を制限することを特徴とする請求項20〜25のい
    ずれか1項に記載の画像処理装置のユーザ管理方法。
  27. 【請求項27】 複数の画像処理装置をネットワークに
    接続することにより構成される画像処理システムのユー
    ザ管理方法であって、 前記ユーザのユーザ識別子と前記ユーザに関する情報と
    を記憶手段に記憶し、 一の画像処理装置から読出し要求とユーザ識別子とが受
    信された場合に、前記受信されたユーザ識別子が前記記
    憶手段に記憶されているか否かを判別し、その判別結果
    に基づいて前記記憶手段に記憶されているユーザに関す
    る情報の管理を行うことを特徴とするユーザ管理方法。
  28. 【請求項28】 前記受信されたユーザ識別子が前記記
    憶手段に記憶されていることが前記判別手段により判別
    された場合に、前記記憶手段に記憶されている前記ユー
    ザに関する情報を前記一の画像処理装置へ送信するよう
    に構成されることを特徴とする請求項27に記載のユー
    ザ管理方法。
  29. 【請求項29】 前記記憶手段は、前記ユーザに関する
    情報が受信された場合に前記受信されたユーザに関する
    情報を記憶するように構成されることを特徴とする請求
    項27又は28に記載のユーザ管理方法。
  30. 【請求項30】 前記ユーザ情報は、前記ネットワーク
    に接続されている複数の画像処理装置のうち前記受信さ
    れたユーザ識別子により示されるユーザが使用可能な画
    像処理装置に関する情報、前記ネットワークに接続され
    ている複数の画像処理装置のそれぞれが現在使用可能な
    機能に関する情報、前記ネットワークに接続されている
    複数の画像処理装置の現在の使用状況に関する情報、及
    び前記記憶手段にユーザ識別子が記憶されているユーザ
    の使用履歴に関する情報のうちの少なくとも一つを含む
    ことを特徴とする請求項27〜29のいずれか1項に記
    載のユーザ管理方法。
  31. 【請求項31】 前記ユーザ情報は、前記ネットワーク
    に接続されている複数の画像処理装置のそれぞれに対し
    て当該ユーザにより設定されている装置情報を含むこと
    を特徴とする請求項27〜30のいずれか1項に記載の
    ユーザ管理方法。
  32. 【請求項32】 前記記憶手段に記憶されているユーザ
    情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置を
    制限することを特徴とする請求項27〜31のいずれか
    1項に記載のユーザ管理方法。
  33. 【請求項33】 前記記憶手段に記憶されているユーザ
    情報に基づいて、前記ユーザが使用する画像処理装置の
    機能を制限することを特徴とする請求項27〜32のい
    ずれか1項に記載のユーザ管理方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7693298B2 (en) 2005-06-01 2010-04-06 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image processing system having a plurality of users utilizing a plurality of image processing apparatuses connected to network, image processing apparatus, and image processing program product executed by image processing apparatus
US20110131310A1 (en) * 2009-11-30 2011-06-02 Canon Kabushiki Kaisha Multi-homed communication apparatus, and control method and storage medium therefor
JP2012217206A (ja) * 2012-07-17 2012-11-08 Ricoh Co Ltd 情報処理装置およびユーザ情報共有システム
JP2014146374A (ja) * 2014-04-16 2014-08-14 Ricoh Co Ltd ユーザ管理システム、管理装置、ユーザ管理方法、管理プログラム及び記録媒体

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