JP4786145B2 - データ管理システム、データ操作端末、画像形成装置およびそれらにより実行されるデータ操作プログラム - Google Patents

データ管理システム、データ操作端末、画像形成装置およびそれらにより実行されるデータ操作プログラム Download PDF

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この発明はデータ管理システム、データ操作端末、画像形成装置およびそれらにより実行されるデータ操作プログラムに関し、特に、ネットワークに画像形成装置とデータ操作端末とが接続され、データ操作端末から画像形成装置に記憶されたデータを操作するデータ管理システム、データ操作端末、画像形成装置およびそれらにより実行されるデータ操作プログラムに関する。
近年、プリント装置とスキャナ装置とファクシミリ装置とを組合せたいわゆるMFP(Multi Function Peripheral)などの複合機能型の画像形成装置が使われ、スキャナ装置で読取ったデータを記憶したり、他の画像形成装置へ送信したりするなどの使い方がなされている。このMFPにおいて、受信したプリントデータやファクシミリデータなどをすぐにプリント出力せずに、電子データとして保存する使い方を行なう場合がある。そのようなときには、当該電子データを、個人ごとあるいは所定の部門ごとに区分けした情報を記憶する区分け記憶部に格納する。
通常、このような区分け記憶部はボックスなどといわれ、当該ボックスには付加情報であるボックス名称などが付加されている。このようなボックス名称が付いたボックスは、MFPにおいて所定の登録操作を行なうことで当該MFPに保存される。
一方、ネットワークにMFPが接続され、そのネットワークに接続されたパーソナルコンピュータ(PC)からMFP内のボックスに記憶されたデータを操作することがなされている。この場合、ボックスはユーザIDとパスワードとが割当てられており、MFPは、PCからユーザIDとパスワードとを受信し、ユーザ認証を行なうことにより、そのユーザIDとパスワードとが割当てられたボックスへのアクセスを許可する使われ方がある。
一方、ユーザがPCをMFPが接続されている第1のネットワークから切断し、携帯して移動した後、第2のネットワークに接続して使う場合がある。このような場合には、ユーザがいた場所とMFPのある場所とが離れてしまっているため、ユーザがMFPを操作してそのボックスに記憶されたデータを処理することができない。このため、ユーザが移動先の第2のネットワークにPCを接続した場合には、第2のネットワークに接続された他のMFPに所望のデータを記憶するようにすると便利である。
特開2003−67282号公報(特許文献1)には、ネットワーク接続されたクライアント装置とサーバ装置間でファイル転送を行なうファイル転送システムであって、前記クライアント装置内に置かれたファイルもしくはフォルダを、前記クライアント装置上で開いたWebサイトにおける任意領域へ移動させるファイル移動手段と、前記ファイル移動手段により前記ファイルもしくはフォルダを前記Webサイトにおける任意領域へ移動した際に、FTP(File Transfer Protocol)アプリケーションソフトを起動させ送信先情報および送信元情報の各情報を設定・入力するデータ入力手段と、前記データ入力手段における移動先情報に基づいて前記サーバ装置における特定の宛先へ前記ファイルもしくはフォルダを転送するファイル転送手段とを備えてなることを特徴とするファイル転送システムが記載されている。
しかしながら、特開2003−67282号公報に記載のファイル転送システムは、ファイルもしくはフォルダをユーザが指定する必要があり、ユーザの操作が煩雑であるといった問題がある。
特開2003−67282号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、操作するデータを記憶しておく画像形成装置を容易に変更することが可能なデータ管理システム、データ操作端末およびデータ操作プログラムを提供することである。
この発明のさらに他の目的は、他の画像形成装置から受信した操作するデータにセキュリティ機能を付与して記憶することが可能な画像形成装置およびデータ操作プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、データ管理システムは、第1のネットワークに接続された第1の画像形成装置および第2のネットワークに接続された第2の画像形成装置、ならびに該第1の画像形成装置に記憶されたデータを操作可能なデータ操作端末とを含むデータ管理システムであって、データ操作端末は、データ操作端末の接続先ネットワークが第1のネットワークから第2のネットワークへ変更されたことを検出すると、第1の画像形成装置に割当てられたネットワーク上の位置を特定するための位置情報と、第1の画像形成装置に予め記憶されたユーザを識別するための識別情報とを予め記憶しておくデバイス情報記憶手段と、第1の画像形成装置とは異なる第2の画像形成装置を特定する特定手段と、デバイス情報記憶手段に記憶された第1の画像形成装置の位置情報、識別情報、および第1の画像形成装置から識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信する指示を第2の画像形成装置に送信する送信手段とを備え、第1の画像形成装置は、識別情報とユーザが指定したデータとを関連付けて予め記憶するデータ記憶手段と、第2の画像形成装置から識別情報が受信されることを条件に、識別情報に関連付けて記憶されているデータを第2の画像形成装置に送信するデータ送信手段とを備え、第2の画像形成装置は、第1の画像形成装置のネットワーク上の位置情報、識別情報、および指示とを受信する指示受信手段と、受信された位置情報を用いて第1の画像形成装置と通信して、識別情報を送信し、識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信するデータ受信手段と、受信されたデータを識別情報に関連付けて記憶する記憶手段と、識別情報が入力されることを条件に、記憶したデータに対する操作を有効とする許可手段とを備える。
この発明に従えば、データ操作端末で第2の画像形成装置を特定すると、第1の画像形成装置に予め記憶したデータが第2の画像形成装置に識別情報と関連付けられて記憶され、第2の画像形成装置では、識別情報の入力を条件にデータの操作が有効とされる。このため、操作するデータを記憶しておく画像形成装置を容易に変更することが可能なデータ管理システムを提供することができる。
この発明の他の局面によれば、画像形成装置は、ネットワークに接続された画像形成装置であって、ユーザを識別するための識別情報と該ユーザが指定したデータとを関連付けて記憶する別の画像形成装置のネットワーク上の位置情報、識別情報および別の画像形成装置から識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信する指示とを受信する指示受信手段を備え、位置情報は、当該画像形成装置が接続されているネットワークとは別のネットワークに接続された別の画像形成装置の位置を示す情報であり、データを受信する指示は、別のネットワークに接続されていた情報処理装置が自ネットワークに接続先を変更された後に、当該情報処理装置から送信され、さらに、受信された位置情報を用いて別の画像形成装置と通信して、識別情報を送信し、識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信するデータ受信手段と、受信されたデータを識別情報に関連付けて記憶する記憶手段と、識別情報が入力されることを条件に、記憶したデータに対する操作を有効とする許可手段とを備える。
この発明に従えば、識別情報とデータとを関連付けて記憶する別の画像形成装置のネットワーク上の位置情報、識別情報および別の画像形成装置から識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信する指示が受信されると、位置情報を用いて別の画像形成装置と通信して、識別情報を送信し、識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信し、識別情報に関連付けて記憶する。そして、識別情報が入力されることを条件に、データに対する操作が有効とされる。このため、他の画像形成装置から受信した操作するデータに、セキュリティ機能を付与して記憶することが可能な画像形成装置を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、データ操作プログラムは、ユーザを識別するための識別情報と、該ユーザが指定したデータとを関連付けて記憶する、外部の画像形成装置のネットワーク上の位置情報、識別情報、および識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信する指示とを受信するステップを実行させ、位置情報は、当該画像形成装置が接続されているネットワークとは別のネットワークに接続された外部の画像形成装置の位置を示す情報であり、データを受信する指示は、別のネットワークに接続されていた情報処理装置が自ネットワークに接続先を変更された後に、当該情報処理装置から送信され、さらに、受信された識別情報を用いて外部の画像形成装置と通信して、識別情報および識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信するステップと、外部の画像形成装置から受信されたデータを識別情報に関連付けて記憶するステップと、識別情報が入力されることを条件に、記憶したデータに対する操作を有効とするステップとをコンピュータに実行させる。
この発明に従えば、他の画像形成装置から受信したデータにセキュリティ機能を付与して記憶することが可能なデータ操作プログラムを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるテータ管理システムの全体概要を示す図である。図1を参照して、データ管理システム10は、ネットワーク6Aにそれぞれ接続された複合機(以下、「MFP」という)1A,1Bと、データ操作端末(以下「PC」という)2,3,4と、ネットワーク6Bにそれぞれ接続されたMFP1Cと、PC5とを含む。ネットワーク6Aは、ルータ7Aを介してネットワーク6Cと接続されている。ネットワーク6Cは、ルータ7Bを介してネットワーク6Bと接続されている。
PC(Personal Computer)2〜5は、一般的なパーソナルコンピュータである。これらの機能は同じであるので、ここでは特に言及しない限りPC2を例に説明する。
MFP(Multi Function Peripheral)1A,1B,1Cは、原稿を読取るためのスキャナ、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成装置、ファクシミリを含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能、データをプリントするプリント機能を備えている。MFP1A,1B,1Cの機能は全て同じであるので、ここでは特に言及しない限りMFP1Aを例に説明する。
なお、MFP1A,1B,1C、PC2〜5の台数は図1に示す台数に限定されることはない。ネットワーク6A,6Bそれぞれに少なくとも1台のMFPが接続されており、PCは少なくとも1台があればよい。
本実施の形態におけるMFP1Aは、データを記憶するためのハードディスク等のデータ記憶装置を備えている。MFP1Aは、PC2と通信して、PC2から受信したデータを記憶する。MFP1Aにおいて、受信したデータ、スキャナで読取ったデータやファクシミリデータなどをすぐにプリント出力せずに、電子データとして保存する。そのような時には、当該電子データを、個人ごとあるいは所定の部門ごとに区分けしてデータを記憶する。通常、このように区分けして記憶するハードディスクの領域はボックスなどと言われ、当該ボックスには付加情報であるボックス名称などが付加されている。本実施の形態においては、ハードディスクには、ユーザ毎に設けられるボックスが確保されている。ユーザ毎のボックスには、ユーザを識別するための識別情報が割当てられる。識別情報は、例えば、ユーザIDと、パスワードとからなる。このユーザIDとパスワードとを用いて、ユーザ認証が行われ、ボックスが割当てられたユーザのみが、そのボックスに対する操作、例えば、データの登録、変更、削除が許可される。
本実施の形態においては、PC2のユーザに対応するボックスが、MFP1Aに作成されており、このユーザがPC2をネットワーク6Aとの接続を切断して、ネットワーク6Bに接続した場合について説明する。この場合、PC2には、MFP1Aにユーザのボックスが作成されていることを示すために、MFP1Aのネットワーク6A上の位置を示す位置情報、例えば、IPアドレス(Internet Protocol)が記憶されている。これにより、ユーザは、PC2からMFP1Aのボックス内のデータを操作するために、MFP1Aのネットワーク上の位置情報をその都度入力する必要がない。
MFP1Aには、着脱可能なフラッシュROM9が装着される。このフラッシュROM9に記憶されたプログラムが、MFP1Aが備える中央演算装置(CPU)で実行される。なお、プログラムを、フラッシュROM9から読み出すのに代えて、EEPROM(electrically erasable/programable read only memory)に記憶するようにしてもよい。MFP1は、EEPROMに記憶されたプログラムをCPUで実行する。またこのEEPROMは、記憶内容を書き換えるまたは追加して書き込みすることが可能なので、ネットワーク6A,6B,6Cに接続された他のコンピュータが、MFP1AのEEPROMに記憶されたプログラムを書換えたり、新たなプログラムを追加して書き込みをするようにしてもよい。さらに、MFP1Aが、ネットワーク6A,6B,6Cに接続された他のコンピュータからプログラムをダウンロードして、そのプログラムをEEPROMに記憶するようにしてもよい。
ネットワーク6A,6Bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)である。ネットワーク6Cは、インターネットまたは一般公衆回線である。ネットワーク6A,6B,6Cは、有線または無線を問わない。
PC2には、着脱可能なCD−ROM(Compact Disc - Read Only Memory)8が装着される。このCD−ROM8に記憶されたプログラムが、PC2が備える中央演算装置(CPU)で実行される。
なお、MFP1Aで実行されるプログラムはフラッシュROM9に記憶されて流通され、PC2で実行されるプログラムはCD−ROMに記憶されて流通する例を示すが、他の記録媒体、たとえば、フレキシブルディスク、カセットテープ、CD−ROM、ハードディスク、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。さらに、ネットワーク6Aを介して他の装置からダウンロードされる場合であってもよい。
また、ここでいうプログラムは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
図2は、PC2をネットワーク6Bに接続した後の概略を示す図である。図2を参照して、図1と異なるところは、PC2が、ネットワーク6Aではなくネットワーク6Bに接続されている点である。この場合、PC2においては、ネットワークへの接続環境が変更される。より具体的には、PC2に割当てられるIP(Internet Protocol)アドレスが変更される。この変更は、通常、ユーザがPCのキーボードなどから新たなIPアドレスを設定することにより行われる。これにより、PC2は、ネットワーク6Aからネットワーク6Bに接続が変更されたことを検出する。これは、MFP1Aがネットワーク6Bに接続されていないことを検出することにもなる。
ネットワーク6Aとネットワーク6Bとが離れた場所にある場合、例えば、ネットワーク6Aは、大阪のあるビルに敷設されており、ネットワーク6Bは東京のあるビルに敷設されているような場合を想定する。ユーザが出張でPC2を携帯して東京に移動し、ネットワーク6BにPC2を接続するような場合である。ユーザは、MFP1Aのボックスに保存してあるデータをプリントしたいことを望む場合、MFP1Aから所望のデータをPC2に移動させるなどの処理をしなければならない。直接MFP1Cを操作してプリントすることはできない。MFP1Cには、ユーザが所望するデータが保存されていないからである。所望するデータの数が少なければ、そのような作業をデータごとに繰返すことも可能であるが、データの数が増えると作業が煩雑になり、煩わしくなる。
そこで、本実施の形態におけるデータ管理システム10では、PC2がネットワーク6Bに接続されると、MFP1CにPC2のユーザのボックスを作成し、MFP1Aにあるユーザのボックス内のデータを、MFP1Cに作成したボックスにダウンロードするようにしている。この際、ユーザは、ダウンロードするために必要な指示を入力する必要はない。
図3は、本実施の形態におけるMFPの概略構成を示す機能ブロック図である。図3を参照して、MFP1Aは、MFP1Aの全体を制御するための制御部101と、原稿を光学的に読取って画像データを出力するスキャナ103と、ハードディスク等の記憶装置である記憶部105と、ユーザによる操作を受付ける操作パネル106と、制御部101をネットワーク6Aに接続するための通信部109と、紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成部111とを備える。
スキャナ103は、CCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子を含み、原稿を光学的に読取って、画像データとしての電子データを出力する。スキャナ103から出力される画像データは、記憶部105に出力される。この際、ユーザIDおよびパスワードが入力されると、そのユーザIDに対応して記憶部105に設けられたボックスにその画像データが記憶される。
操作パネル106は、ユーザによる操作の入力を受付けるための入力部108と、所定の情報を表示するための表示部107とを含む。
記憶部105は、ハードディスク等の記憶装置である。記憶部105に、ランダムアクセスメモリ(RAM)等の半導体メモリを用いてもよい。記憶部105は、ユーザが指定したデータを記憶するためのデータ記憶部105Aと、MFP1Aに割当てられたIPアドレスを記憶するためのIPアドレス記憶部105Bと、認証データ記憶部105Cとを含む。データ記憶部105Aは、スキャナにて読取った画像、受信したファクシミリデータまたはPC2〜5から受信したデータをボックスに区分けして電子データとして格納する。IPアドレス記憶部105Bは、MFP1Aがネットワーク6Aに接続される際に、管理者等により記憶される。認証データ記憶部105Cは、ユーザ認証のための認証データを格納する。認証データは、ユーザを識別するための識別情報であり、ユーザIDとパスワードとを含む。
通信部109は、MFP1Aをネットワーク6Aと接続するための通信インターフェイスである。MFP1AはPC2〜5と通信して、PC2〜5のユーザのログインを受付ける。そして、PC2〜5からの指令に従って、データ記憶部105Aにデータを新たに登録する登録処理、データを画像形成部111から出力するプリント処理、データを削除する削除処理等のファイル処理を実行する。すなわち、MFP1Aのデータ記憶部105Aに記憶しているデータを、PC2〜5からの指令に従って処理する。
画像形成部111は、スキャナ103で読取られた画像データ、または、通信部109により他のコンピュータから受信された画像データ、データ記憶部105Aに記憶されたデータを、用紙に可視化する。
図4は、操作パネル106の平面図である。図4を参照して操作パネル106には、液晶タッチパネル150と、テンキー151と、セットされた数値を初期値に戻すためのクリアキー152と、割込コピーを実行するための割込キー153と、画像読取り開始を指示するためのスタートキー154とが設けられている。液晶タッチパネル150は、液晶表示装置上に、透明な部材からなるタッチパネルを積載してなる。液晶表示装置は、表示部107に相当する。タッチパネル150、テンキー151、クリアキー152、割込キー153およびスタートキー154が入力部108に相当する。液晶表示装置に指示ボタンを表示させ、タッチパネルでそのボタンの指示を検出することで、種々の操作の入力が可能となる。操作パネル106は、MFP1Aにユーザによるログイン操作を受付けるためのログイン画面を表示し、ユーザIDとパスワードの入力を受付ける。
図5は、本実施の形態におけるMFPの制御部の詳細な構成を示す機能ブロック図である。図5を参照して、制御部101は、ユーザを認証するためのユーザ認証部125と、データ記憶部105Aに記憶されているデータを管理するためのデータ管理部120と、データ管理部120に接続され、データ記憶部105Aに記憶されているデータをビットマップデータに変換して画像形成部111に出力する画像処理部127と、通信部109および操作パネル106と接続され、ユーザの操作または通信部109で受信したデータを入力するための入力部121と、データ管理部120と接続され、データ記憶部105Aに記憶されているデータを通信部109に出力するデータ送信部123とを含む。
ユーザ認証部125は、入力部121と接続される。ユーザ認証部125は、操作パネル106からユーザにより入力された識別情報、または通信部109を介してPC2から送信される識別情報を、入力部121を介して受信する。ユーザ認証部125は、認証データ記憶部105Cと接続される。ユーザ認証部125は、入力部121から入力された識別情報を、認証データ記憶部105Cに予め記憶された識別情報と比較する。比較の結果、両者が一致すれば真のユーザと判定し、一致しなければ真のユーザとは判定しない。ユーザ認証の結果は、データ管理部120に出力される。識別情報は、ユーザを識別するための情報であり、ユーザIDとパスワードとを含む。
データ管理部120は、データ記憶部105Aに記憶されているデータを管理する。上述したように、データ記憶部105Aは、ユーザごとのボックスに区分されている。データ管理部120は、データ記憶部105Aに記憶するデータをボックスごとに管理する。ボックスには、上述したように識別情報が割当てられている。したがって、データ管理部120は、ユーザ認証部125からユーザ認証の結果、真のユーザと判定された結果が受信された場合には、その識別情報が割当てられたボックス内のデータに対してのみ、その識別情報に基づく操作を有効にする。識別情報に基づく操作は、入力部121よりデータ管理部120に入力される。識別情報に基づく操作が入力部121に入力される場合は、操作パネル106からその操作の入力が受付けられる場合、または、通信部109を介してPC2から入力される場合とがある。データ記憶部105Aに記憶されているデータに対する操作には、データの登録、変更、削除、読出、プリント出力とがある。
データ送信部123は、データ管理部120によりアクセスが有効とされているボックス内のデータを、通信部109を介して所定の宛先に送信する。この宛先は、後述するように、入力部121から入力されるダウンロード指示に含まれる。
画像処理部127は、データ管理部120と接続され、データ管理部120から入力される操作指令に従って、データ記憶部105Aに記憶されているデータを読出し、ビットマップデータに変換して画像形成部111に出力する。画像形成部111では、ビットマップデータが入力されると、そのビットマップデータを紙などの記録媒体に可視化する。これによりプリントが行なわれる。
図6は、本実施の形態におけるデータ管理システムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、PC2がネットワーク6Aに接続され、かつ、MFP1AにPC2のユーザのボックスが記憶されている状態から、PC2をネットワーク6Aから切断してネットワーク6Cに接続した場合に実行される処理の一例を示している。この場合、説明を簡単にするため、ユーザのボックスが記憶されているMFPを使用MFPといい、データがダウンロードされるMFPを変更後MFPという。ここでは、MFP1Aが使用MFPであり、MFP1Cが変更後MFPである。図6(A)は、PC2で実行される処理を示し、図6(B)は、MFP1Cで実行される処理を示し、図6(C)は、MFP1Aで実行される処理を示している。
図6(A)を参照して、PC2では、使用MFPが変更されたか否かが判断される(ステップS01)。使用MFPであるか否かは、PC2に予め記憶されているMFPのIPアドレスにより定まる。ここでは、MFP1Aを使用MFPとしているので、PC2には、MFP1AのIPアドレスが予め記憶されている。
使用MFPが変更される場合は、次の3つの場合がある。
(1)PC2を異なるネットワークに接続した場合。
(2)PC2に記憶している使用MFPのIPアドレスを変更した場合。例えば、PC2のユーザが、ユーザボックスをMFP1AからMFP1Bに変更を望む場合がある。そのような場合には、ユーザは、PC2に記憶しているMFP1AのIPアドレスをMFP1BのIPアドレスに書換える。この場合、使用MFPはMFP1Aとなり、変更後MFPはMFP1Bとなる。
ここでは、上述したように、PC2をネットワーク6Aから異なるネットワーク6Bに接続を変更した場合を例に説明する。
ステップS02では、変更後MFPが決定される。PC2がネットワーク6Bに接続される場合、PC2に割当てられるIPアドレスが変更される。この変更は、通常は、PC2のユーザが設定する。これにより、PC2では、それが接続されるネットワークが変更されたことを検出する。この場合、PC2は、ネットワーク6Bに接続されているMFP1Cを変更後MFPとして決定する。しかしながら、PC2は、ネットワーク6Bに接続された段階では、そのネットワーク6Bに接続されているMFP1Cの存在を記憶していない。このため、PC2は、所定の情報の送信を要求する信号をネットワーク6Bにブロードキャストで送信して、その要求に応答する応答信号を受信する。その応答信号からMFP1Cの存在を検出する。より具体的には、PC2は、SNMP(Simple Network Management Protocol)のプロトコルを用いた通信により、ブロードキャストでネットワーク6Bに接続されているデバイスに対して所定のMIB(Management Information Base)と呼ばれる管理情報の送信を要求する。MIBの送信を要求する信号が、ブロードキャストでネットワーク6Bに送信されるため、MFP1Cでその送信要求が受信される。MFP1Cでは、そのような送信要求を受信すると、自身の持つMIBを発信元であるPC2へ送信する。この送信するデータには、MFP1CのIPアドレスが含まれている。このため、PC2では、受信したMIBから、MFP1CのIPアドレスを取得することができる。なお、ここでは、MIBの送信を要求する例を示したが、PC2が接続されたネットワーク6Bに接続された他の装置のネットワーク6B上の位置情報を取得できれば、他の方法を用いてもよい。なお、ネットワーク上の位置情報は、IPアドレスの他に、MAC(media access control)アドレス等を用いてもよい。
本実施の形態においては、ネットワーク6BにMFP1Cが1台接続されている場合を例に示しているので、MIBの送信要求に対する応答は、MFP1Cから受信される。ネットワーク6Bに複数台のMFPが接続されている場合では、複数のMIBが受信されることになる。この場合には、いずれのMFPを変更後MFPとするかは、次のようにすればよい。
(1) ユーザが選択することにより決定する方法。受信したMIBには、複数台のMFPを識別するための情報、たとえばIPアドレスが含まれているため、これをPC2のディスプレイに一覧表示することにより、ユーザがいずれかのMFPを選択することにより、変更後MFPが決定される。
(2) 最先に応答信号が受信されたMFPを変更後MFPとする方法。
受信されるMIBの応答信号のうち、最も先に受信された応答信号を送信したMFPを変更後MFPとする。
(3) 任意のMFPを変更後MFPとする方法。
応答信号を送信した複数台のMFPのうち、任意のMFPを変更後MFPと決定する。任意のMFPは、たとえば乱数を用いて決定するなどの方法がある。
ここでは、変更後MFPがMFP1Cに決定された場合を例に説明する。
次のステップS03では、使用MFP1Aの位置情報、ユーザを識別するための識別情報およびダウンロード指令を変更後MFPに送信する。この処理は、データ送信部123で実行される処理である。上述したように、PC2では、使用MFP1Aの位置情報、すなわち使用MFP1AのIPアドレスを予め記憶していた。また、PC2には、使用MFP1Aのボックスに割当てられている識別情報を予め記憶している。したがって、PC2は、予め記憶されている使用MFP1Aの位置情報(IPアドレス)と、識別情報と、ダウンロード指令とを、ステップS02で決定されたMFP1CのIPアドレス宛てに送信する。これらの情報は、MFP1Cで受信されることになる。
変更後MFP1Cでは、ダウンロード指令を受信すると、該当するデータのダウンロードを実行する。そして、そのダウンロードが終了した場合には、ダウンロード終了信号をPC2に対して送信する。PC2では、ダウンロード終了信号を変更後MFP1Cから受信したか否かによりダウンロードが終了したか否かを判断する(ステップS04)。ダウンロード終了信号が受信された場合にはステップS05に進み、そうでない場合には待機状態となる。すなわち、ダウンロード終了信号が受信されるとステップS05以降の処理が実行される。
ステップS05では、PC2のディスプレイにユーザボックスを使用MFP1Aにあるボックスから変更後MFP1Cにあるボックスに変更するか否かを問合せるメッセージを表示し、ユーザから変更指示の入力を受付ける。変更指示の入力があった場合には、ステップS06に進み、そうでない場合には処理を終了する。
ステップS06では、ユーザのボックスを変更後MFP1Cにあるボックスに変更するために、PC2に記憶されている使用MFP1AのIPアドレス(位置情報)を、変更後MFP1CのIPアドレス(位置情報)に書換える。これにより、PC2のボックスに対する操作は、変更後MFP1Cのボックスに記憶されているデータに対する操作として取扱われることになる。
図6(B)を参照して、変更後MFP1Cは、ネットワーク6Bからのデータ受信の待機状態となっている(ステップS11)。そして、何らかのデータが受信された場合には、ステップS12以降の処理を実行し、そうでない場合には待機状態となる。上述したように、PC2では、図6(A)のステップS03で示したように、使用MFP1AのIPアドレス、ユーザの識別情報およびダウンロード指令を変更後MFP1Cに送信した。変更後MFP1Cでは、それらのデータをステップS11で受信すると、そのデータがダウンロード指令か否かを判断する(ステップS12)。ダウンロード指令である場合にはステップS13に進み、そうでない場合にはステップS14に進む。ステップS14では、受信したデータに含まれる指令に従った処理を実行し処理を終了する。
一方、ステップS13に進む場合には、ステップS11で受信したデータがダウンロード指令であるので、その受信したデータに含まれる使用MFPのIPアドレス宛に、ユーザの識別情報を送信する(ステップS13)。これにより、使用MFP1Aでは、ユーザの識別情報に従ってユーザ認証部125におけるユーザ認証が実行されることになる。そして、使用MFP1Aでユーザ認証により真のユーザであると判断されると、認証結果が変更後MFP1Cに送信される。変更後MFP1Cでは、ステップS15において、ユーザ認証の結果から使用MFP1Aにログオンできたか否かが判断される。ログオンできた場合にはステップS17に進み、そうでない場合にはステップS16に進む。ユーザ認証の結果が真のユーザであると判定された場合にログオンできたと判断し、真のユーザと判断されなかった場合にログオンできなかったものと判断する。
ステップS16では、ログオンできなかったために、エラー処理を実行する。このエラー処理は、たとえば、PC2に対して、ダウンロード処理に失敗し、データがダウンロードされていないことを示す信号を送信するものである。
ステップS17では、使用MFP1にダウンロードを要求するための要求信号を送信する。使用MFP1Aでは、ダウンロード要求信号を受信すると、ログオンを認めたユーザのボックス内のデータを変更後MFP1Cに送信する処理を実行する。これにより、変更後MFP1Cでは、データのダウンロードが実行される(ステップS18)。
そして、ステップS19では、ステップS11で受信されたデータに含まれる識別情報に対応するボックスを、データ記憶部105Aに作成する。そして、ステップS20では、ステップS18でダウンロードしたデータのすべてを、ステップS19で作成したボックスに記憶する。そして、記憶が終了すると、ダウンロードが終了した旨を示すダウンロード終了信号をPC2に送信する(ステップS21)。
図6(C)を参照して、使用MFP1Aは、ネットワーク6Aからデータを受信したか否かを判断している(ステップS31)。データが受信された場合にはステップS32へ進み、そうでない場合には待機状態となる。すなわち、使用MFP1Aでは、データが受信された場合にステップS32以降の処理を実行する。
ステップS32では、受信されたデータがログオン要求か否かを判断する。ログオン要求である場合にはステップS33へ進み、そうでない場合にはステップS37へ進む。ステップS37では、受信されたデータの指令に従った処理を実行した後、処理を終了する。
ログオン要求の場合には、ログオン要求とともに、ユーザの識別情報が受信されるので、ステップS33では、受信した識別情報がユーザ認証部125に出力される。ユーザ認証部125で認証データ記憶部105Cに記憶されている認証データとの比較が行なわれる。ステップS34において、ユーザ認証の結果真のユーザであると判定された場合にはステップS35へ進み、そうでない場合には処理を終了する。この場合、エラー情報が変更後MFP1Cに出力される。
ステップS35では、ダウンロード要求が受信されたか否かが判断される。ダウンロード要求が受信された場合にはステップS36に進み、そうでない場合にはステップS37へ進み受信されたデータに従った処理が実行される。
ステップS36では、ダウンロード要求に従い、ステップS33で認証されたユーザのボックスに記憶されているデータが読出されて、変更後MFP1Cに送信される。
データの送信が終了すると、使用MFPは処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態におけるデータ管理システム10によれば、PC2で変更後MFP1Cを特定すると、使用MFP1Aのボックスに記憶したデータが、変更後MFP1Cのボックスに記憶される。また、変更後MFP1Cでは、ボックスにデータが記憶されるので、ユーザ認証により真のユーザと判定された場合にのみ、そのデータの操作が有効とされる。このため、セキュリティ機能を付与してデータを記憶しておくボックスを、使用MFP1Aから変更後MFP1Cに容易に変更することができる。
また、変更後MFP1Cの特定は、ユーザが操作パネル106から変更後MFP1CのIPアドレスを入力することによって特定することができるので、使用MFP1Aのボックスに記憶されているデータを容易に変更後MFP1Cにダウンロードすることができる。
また、変更後MFP1Cは、PC2を接続するネットワークを変更することによって、特定されるので、PC2を接続するネットワークを変更するだけで、変更後のネットワークに接続されたMFP1Cに使用MFP1Aのボックスに記憶されているデータを容易にダウンロードすることができる。
また、接続が変更されたネットワーク6Bに接続されているMFP1Cにボックスが変更されるので、PC2が設置される場所、すなわちユーザの場所から近い位置にある変更後MFP1Cにボックスを変更することができる。
さらに、PC2が接続されるネットワーク6Bに接続されるMFPが複数である場合には、ユーザが指定したMFP、最も先に応答信号を送信したMFP、または任意に定められるMFPとするなど、いずれか1つのMFPが選択されるため、確実にMFPを選択することができる。
また、変更後MFP1Cが特定されるのは、PC2をネットワーク6Aからネットワーク6Bに変更したタイミングなので、PC2をネットワーク6Bに接続後直ちに変更後MFP1Cにボックスが変更される。このため、ユーザは変更後MFP1Cのボックス内のデータをタイミングよく操作することが可能となる。
PC2に予め記憶されている使用MFP1AのIPアドレスが、変更後MFP1Cにボックスが変更された後に、変更後MFP1CのIPアドレスに書換えられるため、PC2で操作の対象となるボックスを、変更後MFP1Cに変更することができる。このため、さらに操作性が向上する。
さらに、PC2で操作の対象となるボックスを使用MFP1Aから変更後MFP1Cに変更するか否かは、ユーザによる変更指示があったことが条件とされる。このため、ユーザの意思で、PC2で使用する操作の対象となるボックスを変更することができる。たとえば、PC2がネットワーク6Bに接続されるのが一時的、たとえば出張中の期間だけであるような場合には、PC2で操作の対象となるボックスは、使用MFP1Aのまま維持しておくことが望ましい場合がある。そのような場合には、PC2で操作の対象となるボックスは、使用MFP1Aとしておくことが望ましい。
その場合でも、変更後MFP1Cのボックスに、使用MFP1Aのボックスのデータが記憶されるので、ユーザは、変更後MFP1C内のボックスのデータをMFP1Cを操作することにより操作することができる。
上述した実施の形態におけるデータ操作端末は、以下の発明を含む。
(1) 前記接続手段は、データ操作端末の前記第2のネットワーク上の位置情報を設定する設定手段を含む、請求項4に記載のデータ操作端末。
(2) 前記検出手段は、前記第2のネットワークに接続された複数の画像形成装置から応答信号が受信された場合には、前記複数の画像形成装置を特定するための装置情報を表示する表示手段と、前記表示された装置情報のうちから前記第2の画像形成装置を選択するための指示を受付ける指示受付手段とをさらに含む、請求項4に記載のデータ操作端末。
(3) 前記検出手段は、前記第2のネットワークに接続された複数の画像形成装置から応答信号が受信された場合には、最も先に応答信号が受信された画像形成装置を前記第2の画像形成装置として検出する、請求項4に記載のデータ操作端末。
(4) 前記検出手段は、前記第2のネットワークに接続された複数の画像形成装置から応答信号が受信された場合には、前記複数の画像形成装置のうちから任意に選択された画像形成装置を前記第2の画像形成装置として検出する、請求項4に記載のデータ操作端末。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおけるデータ管理システムの全体概要を示す図である。 PC2を接続するネットワークをネットワーク6Aからネットワーク6Bに変更した場合のデータ管理システムの全体概要を示す図である。 本実施の形態におけるMFPの概略構成を示す機能ブロック図である。 操作パネルの平面図である。 本実施の形態におけるMFPの制御部の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態におけるデータ管理システムで実行される処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1A,1B,1C MFP、2〜5 PC、6A,6B,6C ネットワーク、7A,7B ルータ、10 データ管理システム、101 制御部、103 スキャナ、105 記憶部、105A データ記憶部、105B IPアドレス記憶部、105C 認証データ記憶部、106 操作パネル、107 表示部、108 入力部、109 通信部、111 画像形成部、120 データ管理部、121 入力部、123 データ送信部、125 ユーザ認証部、127 画像処理部、150 液晶タッチパネル。

Claims (3)

  1. 第1のネットワークに接続された第1の画像形成装置および第2のネットワークに接続された第2の画像形成装置、ならびに該第1の画像形成装置に記憶されたデータを操作可能なデータ操作端末とを含むデータ管理システムであって、
    前記データ操作端末は、
    前記第1の画像形成装置に割当てられたネットワーク上の位置を特定するための位置情報と、前記第1の画像形成装置に予め記憶されたユーザを識別するための識別情報とを予め記憶しておくデバイス情報記憶手段と、
    前記データ操作端末の接続先ネットワークが前記第1のネットワークから前記第2のネットワークへ変更されたことを検出すると、前記第1の画像形成装置とは異なる第2の画像形成装置を特定する特定手段と、
    前記デバイス情報記憶手段に記憶された前記第1の画像形成装置の位置情報、前記識別情報、および前記第1の画像形成装置から前記識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信する指示を前記第2の画像形成装置に送信する送信手段とを備え、
    前記第1の画像形成装置は、
    前記識別情報とユーザが指定したデータとを関連付けて予め記憶するデータ記憶手段と、
    前記第2の画像形成装置から前記識別情報が受信されることを条件に、前記識別情報に関連付けて記憶されているデータを前記第2の画像形成装置に送信するデータ送信手段とを備え、
    前記第2の画像形成装置は、
    前記第1の画像形成装置のネットワーク上の位置情報、前記識別情報、および前記指示とを受信する指示受信手段と、
    前記受信された位置情報を用いて前記第1の画像形成装置と通信して、前記識別情報を送信し、前記識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信するデータ受信手段と、
    前記受信されたデータを前記識別情報に関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記識別情報が入力されることを条件に、前記記憶したデータに対する操作を有効とする許可手段とを備える、データ管理システム。
  2. ネットワークに接続された画像形成装置であって、
    ユーザを識別するための識別情報と、該ユーザが指定したデータとを関連付けて記憶する別の画像形成装置のネットワーク上の位置情報、前記識別情報、および前記別の画像形成装置から前記識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信する指示とを受信する指示受信手段を備え、前記位置情報は、当該画像形成装置が接続されているネットワークとは別のネットワークに接続された前記別の画像形成装置の位置を示す情報であり、前記データを受信する指示は、前記別のネットワークに接続されていた情報処理装置が前記自ネットワークに接続先を変更された後に、当該情報処理装置から送信され、さらに
    前記受信された位置情報を用いて前記別の画像形成装置と通信して、前記識別情報を送信し、前記識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信するデータ受信手段と、
    前記受信されたデータを前記識別情報に関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記識別情報が入力されることを条件に、前記記憶したデータに対する操作を有効とする許可手段とを備えた、画像形成装置。
  3. ユーザを識別するための識別情報と、該ユーザが指定したデータとを関連付けて記憶する、外部の画像形成装置のネットワーク上の位置情報、前記識別情報、および前記識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信する指示とを受信するステップを実行させ、前記位置情報は、当該画像形成装置が接続されているネットワークとは別のネットワークに接続された前記外部の画像形成装置の位置を示す情報であり、前記データを受信する指示は、前記別のネットワークに接続されていた情報処理装置が前記自ネットワークに接続先を変更された後に、当該情報処理装置から送信され、さらに
    前記受信された識別情報を用いて前記外部の画像形成装置と通信して、前記識別情報および前記識別情報に関連付けて記憶されているデータを受信するステップと、
    前記外部の画像形成装置から受信されたデータを前記識別情報に関連付けて記憶するステップと、
    前記識別情報が入力されることを条件に、前記記憶したデータに対する操作を有効とするステップとをコンピュータに実行させる、データ操作プログラム。
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