JP4380698B2 - データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム - Google Patents

データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4380698B2
JP4380698B2 JP2006354050A JP2006354050A JP4380698B2 JP 4380698 B2 JP4380698 B2 JP 4380698B2 JP 2006354050 A JP2006354050 A JP 2006354050A JP 2006354050 A JP2006354050 A JP 2006354050A JP 4380698 B2 JP4380698 B2 JP 4380698B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
storage area
user
processing method
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006354050A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008167134A (ja
Inventor
雅之 吉井
武 森川
慶 重久
伸雄 亀井
猛 南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2006354050A priority Critical patent/JP4380698B2/ja
Priority to US11/987,648 priority patent/US8068241B2/en
Publication of JP2008167134A publication Critical patent/JP2008167134A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4380698B2 publication Critical patent/JP4380698B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00204Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server
    • H04N1/00209Transmitting or receiving image data, e.g. facsimile data, via a computer, e.g. using e-mail, a computer network, the internet, I-fax
    • H04N1/00214Transmitting or receiving image data, e.g. facsimile data, via a computer, e.g. using e-mail, a computer network, the internet, I-fax details of transmission
    • H04N1/0022Transmitting or receiving image data, e.g. facsimile data, via a computer, e.g. using e-mail, a computer network, the internet, I-fax details of transmission involving facsimile protocols or a combination of facsimile protocols and computer data transmission protocols
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
    • G06Q10/107Computer-aided management of electronic mailing [e-mailing]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00127Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture
    • H04N1/00204Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a digital computer or a digital computer system, e.g. an internet server
    • H04N1/00209Transmitting or receiving image data, e.g. facsimile data, via a computer, e.g. using e-mail, a computer network, the internet, I-fax
    • H04N1/00214Transmitting or receiving image data, e.g. facsimile data, via a computer, e.g. using e-mail, a computer network, the internet, I-fax details of transmission

Description

この発明はデータ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムに関し、特に複数のユーザ間でデータを受け渡しするのに適したデータ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラムに関する。
従来、データを送信する際、電子メールにおいては、メーリングリストを用いることにより、また、ファクシミリ送信においては同報送信機能を用いることにより、1つのデータを複数の宛先に送信することができる。このように、1つのデータを複数の宛先に単一の送信方法で送信する技術が知られている。
しかしながら、データを送信する送信方法は送信者側のユーザにより決定され、受信者側のユーザが決定することができないといった問題があった。特に宛先となる複数のユーザ間で、各人が所望するデータの送信方法が異なる場合に適応することができないといった問題がある。データの受け手となるユーザは、電子メールでなくファクシミリで受信を望む場合があり、また、ファクシミリでなく電子メールで受信を望む場合がある。さらに、FTPなどのファイル転送機能で受信を望む場合がある。
また、特開2000−295403号公報には、公衆回線からファクシミリ受信時に受信し得る配信先情報と他のネットワーク上のメールアドレスとを対応付けて保持する通知先テーブルと、前記公衆回線からファクシミリデータおよび配信先情報を受信したとき前記通知先テーブルで前記配信先情報に対応付けられたメールアドレスへ受信通知をメール送信する制御手段を有することを特徴とするネットワークファクシミリ装置が記載されている。
しかしながら、従来のネットワークファクシミリ装置によっては、受信したファクシミリデータを電子メールで送信することはできるが、ファクシミリデータとは異なるデータを受信することができず、電子メール以外の送信方法でデータを送信することができない。このため、電子メール以外の送信方法で受信を望むユーザの要求を満たすことができない。
特開2000−295403号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、簡易な操作で複数のユーザ毎に定められた複数の処理方法でデータを処理することが可能なデータ処理装置を提供することである。
この発明の他の目的は、簡易な操作で複数のユーザ毎に定められた複数の処理方法でデータを処理することが可能なデータ処理方法およびデータ処理プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、データ処理装置は、少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段と、少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、グループ記憶領域に関連付けるグループ関連付手段と、グループ記憶領域にデータが記憶されると、当該記憶領域と関連付けられた少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って記憶されたデータをそれぞれ処理するグループ処理手段と、を備える。
この局面に従えば、少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法が、グループ記憶領域に関連付けられ、グループ記憶領域にデータが記憶されると、グループ記憶領域と関連付けられた少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って記憶されたデータがそれぞれ処理される。このため、データを所定の領域に記憶させる操作で、複数のユーザ毎に定められた処理方法でデータが処理される。その結果、簡易な操作で複数のユーザ毎に定められた複数の処理方法でデータを処理することが可能なデータ処理装置を提供することができる。
この発明の他の局面によれば、データ処理装置は、少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段と、少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、グループ記憶領域に関連付けるグループ関連付手段と、グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうちのいずれかが、グループ記憶領域へのデータの記憶を行った場合には、グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうち当該データを記憶させたユーザ以外のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って記憶されたデータを処理するグループ処理手段と、を備える。
この局面に従えば、データをグループ記憶領域に記憶させたユーザに対応する処理方法でデータが処理されない。その結果、無駄な処理が実行されるのを防止することができる。
好ましくは、データ記憶手段は、さらに、1のユーザのみに対応付けられた、データを記憶するための個人記憶領域を有し、グループ関連付手段は、グループ記憶領域に対応付けられるユーザが、個人記憶領域にも対応付けられている場合、個人記憶領域と関連付けられている当該ユーザに対応するデータの処理方法を取得して、グループ記憶領域に関連付ける。
この局面に従えば、グループ記憶領域に対応付けられるユーザが、個人記憶領域にも対応付けられている場合、個人記憶領域と関連付けられている当該ユーザに対応するデータの処理方法が取得され、グループ記憶領域に関連付けられる。このためグループ記憶領域に処理方法を容易に関連付けることができる。
好ましくは、グループ記憶領域に関連付けられた少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、少なくとも2以上のユーザのうち変更の対象となるデータの処理方法に対応するユーザからの指示に従って、変更する変更手段をさらに備える。
この局面に従えば、グループ記憶領域に関連付けられたデータの処理方法をデータの受け手となるユーザが変更することができる。
好ましくは、データに基づいて画像をプリントする画像形成手段をさらに備え、グループ処理手段は、データの処理方法としてプリントが定義されたユーザが複数存在する場合には、データに対するプリントを1回のみ実行すると共に、データの処理方法としてプリントが定義された複数のユーザを識別するためのユーザ識別情報をプリントする。
この局面に従えば、データに対するプリントが1回のみ実行されるので、プリント回数を少なくすることができる。
この発明の他の局面に従えば、データ処理方法は、少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段と、制御手段と、を備えたコンピュータで実行されるデータ処理方法であって、制御手段により、少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、グループ記憶領域に関連付けるステップと、制御手段により、グループ記憶領域にデータが記憶されると、当該記憶領域と関連付けられた少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って記憶されたデータをそれぞれ処理するステップと、を含む。
この局面に従えば、簡易な操作で複数のユーザ毎に定められた複数の処理方法でデータを処理することが可能なデータ処理方法を提供することができる。
この発明の他の局面に従えば、データ処理方法は、少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段と、制御手段とを備えたコンピュータで実行されるデータ処理方法であって、制御手段により、少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、グループ記憶領域に関連付けるステップと、制御手段により、グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうちのいずれかが、グループ記憶領域へのデータの記憶を行った場合には、グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうち当該データを記憶させたユーザ以外のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って記憶されたデータを処理するステップと、を含むデータ処理方法。
好ましくは、データ記憶手段は、さらに、1のユーザのみに対応付けられた、データを記憶するための個人記憶領域を有し、グループ記憶領域に関連付けるステップは、グループ記憶領域に対応付けられるユーザが、個人記憶領域にも対応付けられている場合、個人記憶領域と関連付けられている当該ユーザに対応するデータの処理方法を取得して、グループ記憶領域に関連付けるステップを含む。
好ましくは、制御手段により、グループ記憶領域に関連付けられた少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、少なくとも2以上のユーザのうち変更の対象となるデータの処理方法に対応するユーザからの指示に従って、変更するステップをさらに含む。
好ましくは、データを処理するステップは、データの処理方法としてプリントが定義されたユーザが複数存在する場合には、データに対するプリントを1回のみ実行すると共に、データの処理方法としてプリントが定義された複数のユーザを識別するためのユーザ識別情報をプリントするステップを含む。
この発明のさらに他の局面に従えば、データ処理プログラムは、少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段を備えたコンピュータで実行されるデータ処理プログラムであって、少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、グループ記憶領域に関連付けるステップと、グループ記憶領域にデータが記憶されると、当該記憶領域と関連付けられた少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って記憶されたデータをそれぞれ処理するステップと、をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、簡易な操作で複数のユーザ毎に定められた複数の処理方法でデータを処理することが可能なデータ処理プログラムを提供することができる。
この発明の他の局面に従えば、データ処理プログラムは、少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段を備えたコンピュータで実行されるデータ処理プログラムであって、少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、グループ記憶領域に関連付けるステップと、グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうちのいずれかが、グループ記憶領域へのデータの記憶を行った場合には、グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうち当該データを記憶させたユーザ以外のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って記憶されたデータを処理するステップと、をコンピュータに実行させる。
好ましくは、データ記憶手段は、さらに、1のユーザのみに対応付けられた、データを記憶するための個人記憶領域を有し、グループ記憶領域に関連付けるステップは、グループ記憶領域に対応付けられるユーザが、個人記憶領域にも対応付けられている場合、個人記憶領域と関連付けられている当該ユーザに対応するデータの処理方法を取得して、グループ記憶領域に関連付けるステップを含む、請求項11または12に記載のデータ処理プログラム。
好ましくは、グループ記憶領域に関連付けられた少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、少なくとも2以上のユーザのうち変更の対象となるデータの処理方法に対応するユーザからの指示に従って、変更するステップをさらに含む。
好ましくは、データを処理するステップは、データの処理方法としてプリントが定義されたユーザが複数存在する場合には、データに対するプリントを1回のみ実行すると共に、データの処理方法としてプリントが定義された複数のユーザを識別するためのユーザ識別情報をプリントするステップを含む。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の一つにおけるデータ処理システムの全体概要を示す図である。図1を参照して、データ処理システム1は、ネットワーク2にそれぞれ接続された複合機(以下、「MFP」という)100,100A,100B,100Cと、パーソナルコンピュータ(以下「PCという」)200と、を含む。PC200は、一般的なコンピュータである。その構成及び機能は周知なのでここでは説明を繰り返さない。MFP100,100A,100B,100Cは、その構成および機能は同じなので、ここでは特に言及しない限りMFP100を例に説明する。
MFP(Multi Function Peripheral)100は、データ処理装置であり、原稿を読取るためのスキャナ、画像データに基づいて紙などの記録媒体に画像を形成するための画像形成部、ファクシミリを含み、画像読取機能、複写機能、ファクシミリ送受信機能を備えている。なお、本実施の形態においてはMFP100を例に説明するが、MFP100に代えて、データを処理する機能を備えた装置であれば、たとえば、スキャナ、画像形成装置、ファクシミリ、データを生成するパーソナルコンピュータ等であってもよい。
ネットワーク2は、ローカルエリアネットワーク(LAN)であり、有線または無線を問わない。またネットワーク2は、LANに限らず、インターネットなどのワイドエリアネットワーク(WAN)、一般公衆回線を用いたネットワーク等であってもよい。
図2は、本実施の形態におけるMFP100のハード構成を示すブロック図である。なお、MFP100A、MFP100BおよびMFP100Cは、MFP100と同じハード構成を有するため、説明を繰り返さない。図2を参照して、MFP100は、それぞれがバス120に接続された中央演算装置(CPU)101と、CPU101が実行するためのプログラムなどを記録したROM(Read Only Memory)103と、実行されるプログラムをロードするための、およびプログラム実行中のデータを記憶するためのRAM(Random Access Memory)105と、データを不揮発的に記憶するためのハードディスクドライブ(HDD)107と、フラッシュROM108が装着されるカードインターフェース(I/F)109と、MFP100をネットワーク2に接続するための通信I/F111と、スキャナ113と、画像形成部115と、ファクシミリ(FAX)117と、ユーザとのインターフェイスとなるオペレーションパネル119とを含む。
HDD107は、複数の記憶領域を含む。複数の記憶領域それぞれを、ここではBOXという。BOXは、個人BOXとグループBOXとを含む。個人BOXは、MFP100を使用するユーザとして登録された複数のユーザ個々に割り当てられる記憶領域である。グループBOXは、複数のユーザのうち2以上のユーザに割り当てられる記憶領域である。個人BOXおよびグループBOXは、それぞれに対して登録されたユーザのみがアクセス可能とされる。或いは、登録されたユーザ以外のユーザからのアクセスについて何らかの制限を課すようにされる。
CPU101は、カードI/F109に装着されたフラッシュROM108に記録されたデータ処理プログラムをRAM105にロードして実行する。なお、CPU101で実行するプログラムは、フラッシュROM108に記録されたデータ処理プログラムに限られず、CPU101に別に接続されたEEPROM(Electrically Erasable/Programable ROM)に記憶されたプログラムをRAM105にロードして実行するようにしてもよい。EEPROMを用いれば、データ処理プログラムを書き換えるまたは追加して書き込みすることが可能となる。このため、ネットワーク2に接続されたPC200が、MFP100のEEPROMに記憶されたデータ処理プログラムを書換える、または、新たなデータ処理プログラムを追加して書き込むようにしてもよい。さらに、MFP100が、インターネットに接続された他のコンピュータからデータ処理プログラムをダウンロードして、そのデータ処理プログラムをEEPROMに記憶するようにしてもよい。さらに、CPU101は、HDD107に保存されたデータ処理プログラムをRAM105にロードして実行するようにしてもよい。
ここでいうプログラムは、CPU101により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
画像形成部115は、レーザプリンタ、または、インクジェットプリンタ等であり、画像データに基づいて画像を形成し、紙などの記録媒体に画像データを可視化する。スキャナ113は、CCD(Charge Coupled Device)等の光電変換素子を含み、原稿を光学的に読取って画像データとしての電子データを出力する。FAX117は、画像データをファクシミリ規格に従って一般電話回線を介して送受信する。
オペレーションパネル119は、入力部119Aと表示部119Bとを含む。入力部119Aは、MFP100のユーザによる操作の入力を受付けるためのタッチパネル、キーボードまたはマウス等の入力装置である。表示部119Bは、液晶表示装置または有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイパネルである。入力部119Aに透明な部材からなるタッチパネルを用いる場合には、表示部119B上にタッチパネルを重ねて設置することで、表示部119Bに表示されたボタンの指示を検出することができる。これにより、種々の操作の入力が可能となる。
通信I/F111は、MFP100をネットワーク2と接続するための通信インターフェイスである。これにより、MFP100は、他のMFP100A,100B,100C、PC200との間で通信することが可能となる。MFP100と、他のMFP100A,100B,100C、PC200とは、ネットワーク2を介して接続されるが、シリアルインターフェイスまたはパラレルインターフェイスを用いて直接接続されてもよい。通信I/F111は、MFP100と他のMFP100A,100B,100Cとの接続形態に応じたインターフェイスが用いられる。
MFP100へのデータの入力は、(1)スキャナ113で原稿を読み取って、画像データが入力される場合、(2)通信I/Fを介してネットワーク2に接続された他のコンピュータ、または他のMFP100A,100B,100Cから画像データが受信される場合、(3)フラッシュROM108に記憶された画像データがカードI/Fを介して読み出される場合、(4)FAX117で、ファクシミリデータが受信される場合である。MFP100に入力されたデータは、ファイル名が付されて、一時的にHDD107の所定の領域に記憶される。
MFP100からのデータの出力は、HDD107に記憶されたデータが、(1)画像形成部115により紙などの記録媒体に可視化される場合、(2)通信I/F111を介してネットワークに接続された他のコンピュータ、または他のMFP100A,100B,100Cに送信される場合、(3)フラッシュROM108に記憶される場合、(4)FAX117によりファクシミリデータとして出力される場合、(5)表示部119Bに表示される場合がある。
なお、データ処理プログラムを記憶する記録媒体としては、フラッシュROM108に限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。
図3は、MFPで実行される処理の流れを示すフローチャートである。図3に示すメイン処理は、CPU101がフラッシュROM108に記憶されたデータ処理プログラムを実行することにより、CPU101により実行される処理である。図3を参照して、CPU101は、ユーザ認証を実行する(ステップS01)。ユーザ認証に成功するまで待機状態となり(ステップS01でNG)、成功すれば処理をステップS02に進める。MFP100は、ユーザが入力部119Aに入力するユーザ識別情報とパスワードとを受け付け、それらに基づいて認証する。MFP100は、HDD107に後述するユーザテーブルを予め記憶しており、入力部119Aより受け付けたユーザ識別情報とパスワードとの組を含むユーザデータが存在するか否かを判断する。入力部119Aより受け付けたユーザ識別情報とパスワードとの組を含むユーザデータが存在すれば認証し、そうでなければ認証しない。以下、ユーザ認証に成功したユーザをログインユーザという。
ステップS02においては、ログインユーザのユーザ識別情報がMFP100の管理者に設定されているか否かを判断する。管理者のユーザ識別情報を予め記憶しておき、ステップS01で受け付けたユーザ識別情報が、管理者のユーザ識別情報として予め記憶されたユーザ識別情報と同じならば処理をステップS03に進め、そうでなければ処理をステップS07に進める。管理者に設定されたユーザと、管理者でないユーザとで実行を許可する処理を異ならせるためである。
ステップS03においては、MFP100を使用するユーザを新規に登録するためのユーザ登録指示を受け付けたか否かを判断する。具体的には、表示部119Bに管理者用のメニュー画面を表示し、メニュー画面に含まれるユーザ登録を指示するための選択肢を選択する指示が入力部119Aに入力されると、入力部119Aからユーザ登録指示を受け付ける。ユーザ登録指示を受け付けたならば処理をステップS04に進め、そうでなければステップS04をスキップして処理をステップS05に進める。ステップS04においては、ユーザ登録処理を実行する。ユーザ登録処理については後述するが、登録されたユーザごとにユーザレコードを生成し、そのユーザレコードをユーザテーブルに追加する処理である。
ステップS05においては、グループBOXを生成するためのグループBOX生成指示を受け付けたか否かを判断する。具体的には、表示部119Bに管理者用のメニュー画面を表示し、メニュー画面に含まれるグループBOXの生成を指示するための選択肢を選択する指示が入力部119Aに入力されると、入力部119AからグループBOXを生成する指示を受け付ける。グループBOXを生成する指示を受け付けたならば処理をステップS06に進め、そうでなければステップS06をスキップして処理をステップS10に進める。ステップS06においては、グループBOX生成処理を実行する。グループBOX生成処理については後述するが、HDD107に新たにグループBOXを生成する処理である。
一方、処理をステップS07に進める場合、認証に成功したログインユーザのユーザ識別情報がMFP100の管理者に設定されていない場合である。この場合、管理者以外のユーザのために予め準備された操作メニュー画面を表示部119Bに表示する(ステップS07)。そして、設定変更指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS08)。操作メニュー画面に含まれる設定変更を指示するための選択肢を選択する指示がユーザにより入力部119Aに入力されると、入力部119Aから設定変更指示を受け付ける。設定変更指示を受け付けたならば処理をステップS09に進めるが、そうでなければステップS09をスキップして処理をステップS10に進める。ステップS09においては、設定変更処理を実行する。設定変更処理については、後述する。
ステップS10においては、HDD107にデータが格納されたか否かを判断する。HDD107にデータが格納されたならば処理をステップS11に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS11においては、データが格納されたHDD107の領域が個人BOXか否かを判断する。個人BOXにデータが格納されたならば処理をステップS12に進め、そうでなければ処理をステップS15に進める。
ステップS12においては、データが格納された個人BOXに対応するユーザレコードが存在するか否かを判断する。具体的には、データが格納された個人BOXを識別するためのBOX識別情報を定義するユーザレコードがユーザテーブルに存在するか否かを判断する。そのようなユーザレコードが存在すれば、処理をステップS13に進め、存在しなければ処理を終了する。ステップS13においては、データが格納された個人BOXに対応するユーザレコードが処理方法を定義するか否かを判断する。処理方法を定義するならば処理をステップS14に進め、そうでなければ処理を終了する。
ステップS14においては、ステップS10において個人BOXに格納されたデータを、ユーザレコードで定義された処理方法に従って処理し、処理を終了する。これにより、ユーザがユーザ登録処理において、予め設定した処理方法でデータが処理される。例えば、処理方法に電子メールによる送信処理を定義しておけば、ユーザは、個人BOXにデータが格納されると、そのデータを電子メールで受信することができる。
ステップS15においては、データが格納されたHDD107の領域がグループBOXか否かを判断する。グループBOXにデータが格納されたならば処理をステップS16に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS16においては、グループBOX実行処理を実行し、処理を終了する。グループBOX実行処理については後述する。
図4は、ユーザ登録処理の流れを示すフローチャートである。ユーザ登録処理は、図3のステップS04において実行される処理である。図4を参照して、CPU101は、表示部119Bにユーザ登録画面を表示する(S21)。そして、ユーザ情報の入力が完了するまで入力を受付けて(ステップS22でNO)、ユーザ情報の入力完了指示が入力されたならば(ステップS22でYES)、処理をステップS23に進める。ステップS23においては、ユーザを登録する。具体的には、ユーザ登録画面に従って入力されたユーザ情報に従ってユーザレコードを生成し、生成したユーザレコードをHDD107に記憶されているユーザテーブルに追加する。
本実施の形態におけるデータ処理システムにおいては、MFP100、100A,100B,100Cそれぞれにおいて、ユーザ登録処理が実行されることにより、それを主に使用するユーザが登録される。ここでは、ユーザを基準にして、そのユーザのユーザ情報が記憶されたMFP100、100A,100B,100Cを「ホーム装置」という。たとえば、ユーザ「デービッド」のユーザ情報が、MFP100に記憶されていれば、ユーザ「デービッド」のホーム装置はMFP100である。なお、MFP100、100A,100B,100Cそれぞれに、ユーザ情報を記憶させるのは、主に使用するユーザを定めるものであって、ユーザ情報が記憶されていないユーザの使用を禁止するものではない。
図5は、ユーザ登録画面の一例を示す図である。図5を参照して、ユーザ登録画面は、ユーザ情報を入力する領域と、処理方法を入力する領域とを含む。ユーザ情報を入力する領域は、ユーザ名を入力する領域と、パスワードを入力する領域と、BOXNo.を入力する領域とを含む。ユーザ名は、ユーザを識別するためのユーザ識別情報である。パスワードは、ユーザ識別情報とともに認証に用いられる認証情報である。BOXNo.は、HDD107が有する複数のBOXのいずれであるかを識別するためのBOX識別情報である。BOXNo.が入力されることにより、ユーザ識別情報で識別されるユーザにそのBOXNo.で識別されるBOXが割り当てられる。
処理方法は、ユーザに割り当てられたBOXに格納されたデータに対して実行する処理を規定する。処理方法は、「プリント」、「メール受信」、「FAX受信」および「FTP受信」を含む。処理方法を入力する領域は、「プリント」の処理方法を指定するための「指定装置で印刷する」の項目、「メール受信」の処理方法を指定するための「メール受信」の項目、「FAX受信」の処理方法を指定するための「FAX受信」の項目および「FTP受信」の処理方法を指定するための「FTP受信」の項目を含む。「指定装置で印刷する」の項目が指示されることにより処理方法「プリント」が指定される。「メール受信」の項目が指示されることにより処理方法「メール受信」が指定される。「FAX受信」の項目が指示されることにより処理方法「FAX受信」が指定される。「FTP受信」の項目が指示されることにより処理方法「FTP受信」が指定される。ユーザは、これらの処理方法のいずれかの指定が可能である。なお、複数の指定を可能とするようにしてもよい。
処理方法「プリント」は、個人BOXに格納されたデータを指定した装置に印刷させる処理を定義する。印刷させる装置を指定するために装置識別情報を入力するための領域がユーザ登録画面に設けられており、処理方法「プリント」が指定された場合には装置識別情報の入力がユーザに要求される。図ではMFP100Aに付された装置識別情報「MFP−2」が入力されている場合を示している。処理方法「メール受信」は、個人BOXに格納されたデータを電子メールで送信する処理を定義する。電子メールの宛先を指定するために電子メールアドレスを入力するための領域がユーザ登録画面に設けられており、処理方法「メール受信」が指定された場合には電子メールアドレスの入力がユーザに要求される。処理方法「FAX受信」は、個人BOXに格納されたデータをファクシミリで送信する処理を規定する。ファクシミリを送信する先のファクシミリ装置を指定するためにファクシミリ番号を入力するための領域がユーザ登録画面に設けられており、処理方法「FAX受信」が指定された場合にはファクシミリ番号の入力がユーザに要求される。処理方法「FTP受信」は、個人BOXに格納されたデータをFTP(File Transfer Protocol)で送信する処理を定義する。FTPでデータを送信する送信先を指定するために送信先の装置のIPアドレスおよび格納場所を入力するための領域がユーザ登録画面に設けられている。
図6は、ユーザテーブルの一例を示す図である。図6(A)は、MFP100に記憶されるユーザテーブルの一例を示す図であり、図6(B)は、MFP100Aに記憶されるユーザテーブルの一例を示す図であり、図6(C)は、MFP100Bに記憶されるユーザテーブルの一例を示す図であり、図6(D)は、MFP100Cに記憶されるユーザテーブルの一例を示す図である。ユーザテーブルは、ユーザ識別情報と、パスワードと、BOX識別情報と、処理方法との組を定義する少なくとも1つのユーザレコードを含む。なお、ユーザに関する付随情報を含むようにしてもよい。付随情報は、そのユーザに割り当てられた電子メールアドレス、そのユーザの顔を撮影して得られる顔画像データなど、そのユーザに関連する情報である。認証情報は、ログイン時のユーザの認証に用いられる情報であり、ここでは、パスワードを用いている。顔画像データを認証情報に用いることも可能である。認証情報は、生体認証が用いられる場合には、指紋、声紋、虹彩、静脈パターンなどが用いられる。
処理方法は、「プリント」、「メール受信」、「FAX受信」および「FTP受信」のいずれか、または複数の組合せを含む。処理方法は、「プリント」とされる場合には装置識別情報を含み、「FAX受信」とされる場合にはファクシミリ番号を含む。処理方法は、「メール受信」とされる場合には、送信先の電子メールアドレスを含む。処理方法は、「FTP受信」の場合には、FTPでデータの送信先となる装置に割り当てられたIPアドレスと、データを格納する位置情報、例えばURLを含む。
図7は、グループBOX生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。グループBOX生成処理は、図3のステップS06で実行される処理である。図7を参照して、CPU101は、他のMFP100A,100B,100Cに対してそれぞれが記憶するユーザテーブルの送信を要求するための問い合わせを行う(ステップS31)。他のMFP100A,100B,100Cに登録されているユーザを、MFP100に登録されているユーザとともに同じグループに含めることを可能とするためである。この問い合わせに応じて、他のMFP100A,100B,100Cそれぞれは、それが有するHDD107に記憶されているユーザテーブルをMFP100に送信する。ステップS32ではユーザテーブルの受信待ちとなっており(ステップS32でNO)、ユーザテーブルを受信すると処理をステップS33に進める。
ステップS33では、ユーザテーブルを受信する。ここでは、他のMFP100A,100B,100Cすべてからユーザテーブルが受信されたとする。この際に、ユーザテーブルとともにそれを送信してきたMFPの装置識別情報が受信されるので、ユーザテーブルがMFP100A,100B,100Cのいずれから受信されたものかが判る。したがって、受信されたユーザテーブルを、それを送信してきたMFPを識別するための装置識別情報とともに管理するようにしてもよい。
ステップS34においては、MFP100に記憶されているユーザテーブルをHDD107から読み出す。そして、ユーザ一覧画面を表示部119Bに表示する(ステップS35)。ユーザ一覧画面は、ステップS33で受信されたユーザテーブル、およびステップS34で読み出したユーザテーブルそれぞれに含まれる全てのユーザレコードから複数のユーザ識別情報を抽出し、一覧表示する画面である。
次に、ユーザ一覧画面に表示されたユーザ識別情報のうちから、グループに含めるユーザ識別情報の指定を受け付けるまで待機状態となり(ステップS36でNO)、指定を受け付けたならば処理をステップS37に進める。ステップS37においては、指定されたユーザ識別情報を含むユーザレコードで定義されている処理方法を抽出する。そして、ユーザ識別情報の指定が終了したか否かを判断する(ステップS38)。ユーザが、入力部119Aに設けられた指定の終了を指示するためのボタンを押下すると、入力部119Aから指定を終了させる指示を受け付ける。指定を終了させる指示を受け付けたならば処理をステップS39に進めるが、そうでなければ処理をステップS36に戻す。複数のユーザ識別情報が指定されると、指定された複数のユーザ識別情報で識別されるユーザが同じグループに割り当てられる。
ステップS39においては、グループテーブルを生成する。グループテーブルは、ステップS36で指定されたユーザ識別情報と、ステップS37で抽出された処理方法の組を含むグループレコードを含む。
次のステップS40においては、グループBOXの指定を受け付ける。HDD107が有する複数のBOXのうちから1つのBOXを識別するためのBOXNo.が受け付けられる。そして、グループBOXとして指定されたBOXNo.のBOXとグループテーブルとを関連付ける(ステップS41)。具体的には、グループBOXにグループテーブルを記憶する。これにより、ユーザレコードによって個人BOXに関連付けられているユーザ識別情報に対応する処理方法を取得して、グループBOXに関連付けることができるので、グループBOXに対する処理方法の関連付けを簡易に行うことができる。なお、ユーザ識別情報に対応する処理方法がユーザレコードに定義されていない場合には、管理者等のユーザが処理方法を手動で設定することにより、関連付けを行うことができる。また、ユーザ識別情報に対応する処理方法がユーザレコードに定義されているか否かに関わらず、すべてのユーザ識別情報について、管理者等のユーザが処理方法を手動で設定するようにしてもよい。
図8は、グループテーブルの一例を示す図である。ここでは、図6(A)〜(D)に示したMFP100,100A,100B,100Cそれぞれに登録ユーザとして登録された全てのユーザを同じ1つのグループに割り当てた場合に生成されるグループテーブルを示している。図8を参照して、グループテーブルは、ユーザ識別情報と、処理方法との組からなる複数のグループレコードを含む。
図9は、設定変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。設定変更処理は、図3のステップS09において実行される処理である。図9を参照して、CPU101は、HDD107に記憶されているユーザテーブルを読み出す(ステップS51)。次に、HDD107にグループテーブルが記憶されているか否かを判断する(ステップS52)。グループテーブルが記憶されていれば処理をステップS53に進め、記憶されていなければステップS53をスキップして処理をステップS54に進める。ステップS53においては、グループテーブルを読出し、グループレコードを抽出する。グループテーブルが複数存在するならば、複数のグループテーブルを読み出し、読み出したグループテーブルそれぞれから全てのグループレコードを抽出する。
次にボックスリスト画面を表示部119Bに表示する(ステップS54)。ボックスリスト画面は、ログインユーザに関連するBOXのBOX識別情報を一覧表示する画面である。ログインユーザに関連するBOXは、ログインユーザに割り当てられた個人BOXおよびログインユーザが属するグループに割り当てられたグループBOXを含む。ステップS51で読み出したユーザテーブルが含むユーザレコードのうちログインユーザのユーザ識別情報を含むユーザレコードで定義されるBOX識別情報と、ステップS53で抽出されたグループレコードのうちで、ログインユーザのユーザ識別情報を含むグループレコードで定義されているグループBOXのBOX識別情報とを取得し、それらを一覧表示する。
そして、ボックスリスト画面に表示されたBOX識別情報のうちからいずれかが指定されたか否かを判断する(ステップS55)。指定されたならば処理をステップS56に進め、そうでなければ処理をメイン処理に戻す。
ステップS56においては、指定されたBOXでログインユーザに設定されている処理方法を表示部119Bに表示する。具体的には、個人BOXのBOX名が指定された場合には、ステップS51で読み出したユーザテーブルが含むユーザレコードのうちログインユーザのユーザ識別情報を含むユーザレコードで定義される処理方法を表示する。グループBOXのBOX識別情報が指定された場合には、指定されたBOX識別情報のBOXに関連付けられたグループテーブルに含まれる複数のグループレコードのうちでログインユーザのユーザ識別情報を含むグループレコードで定義されている処理方法を表示する。
次のステップS57においては、処理方法の変更を受け付けたか否かを判断する。処理方法の変更を受け付けたならば処理をステップS58に進め、そうでなければステップS58をスキップして、処理をメイン処理に戻す。ステップS58においては、変更後の処理方法で更新し、処理をメイン処理に戻す。具体的には、ステップS55において、個人BOXのBOX識別情報が指定された場合、変更された処理方法で、ユーザレコードで定義さされている処理方法を更新する。また、ステップS55において、グループBOXのBOX識別情報が指定された場合、変更された処理方法で、グループレコードで定義されている処理方法を更新する。このため、個人BOXにデータが記憶された場合に実行される処理と、グループBOXに記憶された場合に実行される処理とを異ならせることができる。
図10は、操作メニュー画面の一例を示す図である。操作メニュー画面は、メイン処理において、管理者でないユーザの認証が成功した場合(図3のステップS02でNO)に、表示部119Bに表示される画面である。図10を参照して、BOXの内容を表示させる指示を入力するための「BOXの表示」が表された選択肢と、文書の検索を実行するための指示を入力するための「文書の検索」が表された選択肢と、設定変更の指示を入力するための「受信者設定の変更」が表された選択肢とを含む。「受信者設定の変更」が表された選択肢が指示されると、設定変更の指示が受け付けられ、BOXリスト表示画面が表示される。
図11は、BOXリスト表示画面の一例を示す図である。図11を参照して、ログインユーザの個人BOXの設定の変更を指示するための「個人BOX」が表された選択肢と、ログインユーザが含まれるグループの1つのグループBOXの設定の変更を指示するための「製品A開発用BOX」が表された選択肢およびログインユーザが含まれるグループの他の1つのグループBOXの設定の変更を指示するための「製品B開発用BOX」が表された選択肢とを含む。ここでは、ログインユーザが、2つのグループに属する場合を示している。2つのグループそれぞれのグループBOXに対応して設定された内容を別々に変更可能である。いずれかの選択肢が指示されると、BOXに対応して設定されている内容を表示するための受信者設定内容表示画面が表示される。
図12は、受信者設定内容表示画面の一例を示す第1の図である。ここでは、2つのグループBOXの選択肢のうち「製品A開発用BOX」の選択肢が指示され、表示される受信者設定内容表示画面を示している。図12を参照して、受信者設定内容表示画面は、処理方法と、パラメータと、表示設定とが表示される。処理方法は、「メール受信」が表示されており、複数ある処理方法のうちで「メール受信」の処理方法が設定されていることが示される。パラメータは、処理方法で処理を実行するために必要なパラメータであり、ここでは、処理方法「メール受信」で電子メールを送信するために必要とされる電子メールアドレスが、パラメータとして設定されていることを示している。表示設定は、処理方法で処理を実行する場合に、出力媒体に記録する表題である。ここでは、電子メールのサブジェクトとして表示するための文字列として「[GB転送]+件名」が示されている。件名には、例えばグループBOXに格納されたデータのファイル名が当てはめられる。これにより、電子メールを受信した際に、それに添付されるデータが、いずれのBOXに格納されたものであるのか、また、そのデータのファイル名を、受け取り手のユーザに知らせることができる。
図13は、受信者設定内容表示画面の一例を示す第2の図である。図13に示す受信者設定内容表示画面は、図12に示した受信者設定内容表示画面で表示される設定内容が変更された後に表示される受信者設定内容表示画面を示している。図12および図13を参照して、パラメータが変更されている。このように、設定内容を変更できるので、グループBOXまたは個人BOXごとに異なる処理方法でデータを受け取ることができる。
図14は、グループBOX実行処理の流れの一例を示すフローチャートである。グループBOX実行処理は、図3のステップS16において実行される処理である。グループBOX実行処理が実行されるのは、データがグループBOXに格納された場合である。図14を参照して、CPU101は、データが格納されたグループBOXに記憶されているグループテーブルを読み出す(ステップS61)。そして、グループテーブルに含まれる複数のグループレコードのうちから1つを処理対象として抽出する(ステップS62)。次に、抽出したグループレコードがログインユーザに対応するか否かを判断する(ステップS63)。抽出したグループレコードが含むユーザ識別情報とログインユーザのユーザ識別情報とが同じか否かを判断する。両者が同じであればログインユーザに対応するグループレコードと判断し、処理をステップS70に進め、両者が同じでなければ処理をステップS64に進める。ログインユーザに対応するグループレコードの場合に、ステップS64〜ステップS69の処理を実行しないようにし、ログインユーザが格納したデータをそのユーザに対して設定された処理方法で処理しないようにする。言い換えれば、図3のステップS10においてHDD107にデータを格納する操作を行ったユーザ(ログインユーザ)については、当該ユーザに対応する処理方法に従ってデータ処理するのを禁止する。データを格納した本人にそのデータを送信する等の処理を行うのは不要であるからである。これにより、データに不要な処理が実行されるのを防止することができる。
ステップS64においては、抽出したグループレコードで定義された処理方法で、処理が既に実行されているか否かを判断する。既に実行されていれば処理をステップS70に進め、そうでなければ処理をステップS65に進める。後のステップS66〜ステップS68において、プリントの処理方法については、同一の処理方法を定義するグループレコードが複数ある場合、グループレコードの数だけプリントするのではなく、一回のみプリントするようにしているため、ステップS62で抽出されたグループレコードにより定義される処理方法による処理が既に実行されている場合がある。このため、ステップS64では、抽出したグループレコードで定義された処理方法で処理が既に実行されているか否かを判断し、実行されている場合には処理をステップS70に進めることにより、同じ処理を繰り返して実行しないようにしている。
ステップS65においては、未だ抽出していないグループレコードのうちに同じ処理方法を定義するグループレコードが存在するか否かを判断する。同じ処理方法を定義するグループレコードが存在すればそれらを抽出し、処理をステップS66に進め、そうでなければ処理をステップS69に進める。
ステップS66においては、処理方法がプリントか否かを判断する。処理方法がプリントであれば処理をステップS67に進め、そうでなければ処理をステップS69に進める。ステップS67においては、回覧用紙データを生成する。回覧用紙データは、ステップS65において同一処理内容を定義するグループレコードとして抽出された複数のグループレコードそれぞれが定義するユーザ識別情報を含む。プリントの処理方法を設定した複数のユーザのユーザ識別情報をプリントするための回覧用紙データが生成される。そして、回覧用紙データと図3のステップS10において格納されたデータに基づいて、画像を形成し(ステップS68)、処理をステップS70に進める。回覧用紙データに基づいて画像形成された回覧用紙と、データに基づいて画像形成された用紙とが出力される。回覧用紙には、ユーザ識別情報がプリントされているため、データの画像が形成された用紙を必要とするユーザが分かる。このため、プリント枚数を少なくすることができる。なお、ステップS66〜S68の処理を行わず、プリントであっても各ユーザ識別情報ごとに処理を実行してもよい。
一方、ステップS69においては、格納されたデータをステップS62で抽出したグループレコードで定義する処理方法で処理し、処理をステップS70に進める。ステップS70においては、未だ抽出していないグループレコードが存在するか否かを判断し、そのようなグループレコードが存在すれば処理をステップS62に戻し、存在しなければ処理をメイン処理に戻す。
以上説明したように、本実施の形態におけるデータ処理装置としてのMFP100は、複数のBOXを有し、データを記憶するためのHDD107と、複数のユーザごとに該ユーザを識別するためのユーザ識別情報とデータの処理方法とを定義する複数のユーザレコードを含むユーザテーブルを記憶する。そして、複数のユーザレコードの少なくとも2つがそれぞれ定義する少なくとも2つの処理方法を含み、該少なくとも2つの処理方法と複数のBOXのうちのグループBOXとの関連付けを定義するグループテーブルが生成される。そして、グループBOXにデータが記憶されると、グループテーブルによりグループBOXと関連付けられた少なくとも2つの処理方法に従ってデータが処理される。このため、データをグループBOXに記憶させる操作で、複数のユーザ毎に定められた複数の処理方法それぞれでデータを処理させることができる。
また、複数のユーザレコードそれぞれは、複数のBOXのうちから選択された個人BOXと対応付けられており、個人BOXにデータが記憶されると、その個人BOXに対応付けられたユーザレコードにより定義された処理方法に従ってデータが処理される。複数のユーザレコードによりそれぞれ定義された複数のユーザ識別情報が表示され、表示された複数のユーザ識別情報のうちから少なくとも2つの指定が受け付けられると、そのユーザ識別情報と関連付けられた処理方法でグループテーブルが生成される。このため、グループテーブルを生成するための処理方法を、ユーザレコードから指定することができ、グループテーブルを容易に生成することができる。
また、ユーザ識別情報が受け付けられ、認証が成功すると、グループテーブルに含まれるグループレコードのうち、受け付けられたユーザ識別情報を含むグループレコードが定義する処理方法の変更が可能となる。このため、グループBOXに記憶された場合に実行される処理と、個人BOXに記憶された場合に実行される処理とを異ならせることができる。
また、ユーザ識別情報が受け付けられ、認証が成功した後にグループBOXにデータが記憶される場合、グループテーブルに含まれるグループレコードのうち認証されたユーザ識別情報を含むグループレコードが定義する処理方法に従って処理を実行しない。このため、無駄な処理が実行されるのを防止することができる。
なお、上述した実施の形態においては、データ処理装置の一例としてMFP100について説明したが、図3、図4、図7、図9および図14に示した処理をコンピュータに実行させるためのデータ処理方法またはデータ処理プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
<付記>
(1) 複数の記憶領域を有し、データを記憶するためのデータ記憶手段と、
複数のユーザごとに該ユーザを識別するためのユーザ識別情報とデータの処理方法とを定義する複数のユーザレコードを含むユーザテーブルを記憶するユーザテーブル記憶手段と、
前記複数のユーザレコードの少なくとも2つがそれぞれ定義する少なくとも2つの前記処理方法を含み、該少なくとも2つの処理方法と前記複数の記憶領域のうちのグループ記憶領域との関連付けを定義するグループテーブルを生成するグループ関連付手段と、
前記グループ記憶領域にデータが記憶されると、前記グループテーブルにより該グループ記憶領域と関連付けられた前記少なくとも2つの処理方法に従って前記記憶されたデータをそれぞれ処理するグループ処理手段と、を備えたデータ処理装置。
(2) 前記複数のユーザレコードそれぞれは、前記複数の記憶領域のうちから選択された個人記憶領域と対応付けられており、
前記個人記憶領域にデータが記憶されると、前記複数のユーザレコードのうち前記個人記憶領域に対応付けられたユーザレコードにより定義された前記処理方法に従って前記記憶されたデータを処理する個別処理手段をさらに備えた、(1)に記載のデータ処理装置。
(3) 前記グループ関連付手段は、前記複数のユーザレコードによりそれぞれ定義された複数のユーザ識別情報を表示する表示手段と、
前記表示された複数のユーザ識別情報のうちから少なくとも2つの指定を受け付ける指定受付手段と、を含む(2)に記載のデータ処理装置。
(4) 前記グループテーブルは、前記複数のユーザレコードの少なくとも2つがそれぞれ定義する前記ユーザ識別情報および前記処理方法の組を少なくとも2つ含み、
ユーザ識別情報を受け付け、該ユーザを認証する認証手段と、
前記認証が成功することを条件に、前記グループテーブルに含まれる前記少なくとも2つの処理方法のうち、前記受け付けられたユーザ識別情報と組になる前記処理方法の変更を許可する許可手段と、をさらに備えた(1)に記載のデータ処理装置。
(5) 前記グループテーブルは、前記複数のユーザレコードの少なくとも2つがそれぞれ定義する前記ユーザ識別情報および前記処理方法の組を少なくとも2つ含み、
ユーザ識別情報を受け付け、該ユーザを認証する認証手段をさらに備え、
前記グループ処理手段は、前記グループテーブルに含まれる前記少なくとも2つのユーザ識別情報のいずれかと同じユーザ識別情報が、前記認証手段により認証された後、前記グループ記憶領域にデータが記憶される場合、該認証されたユーザ識別情報と組になる前記処理方法に従って処理するのを禁止する禁止手段を含む、(1)に記載のデータ処理装置。
(6) 複数の記憶領域を有し、データを記憶するためのデータ記憶手段を備えたコンピュータで実行されるデータ処理方法であって、
ユーザを識別するためのユーザ識別情報とデータの処理方法とを定義するユーザレコードを生成し、ユーザテーブルに追加するステップと、
前記ユーザテーブルに含まれる複数の前記ユーザレコードの少なくとも2つがそれぞれ定義する少なくとも2つの前記処理方法を含み、該少なくとも2つの処理方法と前記複数の記憶領域のうちのグループ記憶領域との関連付けを定義するグループテーブルを生成するステップと、
前記グループ記憶領域にデータが記憶されると、前記グループテーブルにより該グループ記憶領域と関連付けられた前記少なくとも2つの処理方法に従って前記記憶されたデータをそれぞれ処理するステップと、を含むデータ処理方法。
(7) 複数の記憶領域を有し、データを記憶するためのデータ記憶手段を備えたコンピュータで実行されるデータ処理プログラムであって、
ユーザを識別するためのユーザ識別情報とデータの処理方法とを定義するユーザレコードを生成し、ユーザテーブルに追加するステップと、
前記ユーザテーブルに含まれる複数の前記ユーザレコードの少なくとも2つがそれぞれ定義する少なくとも2つの前記処理方法を含み、該少なくとも2つの処理方法と前記複数の記憶領域のうちのグループ記憶領域との関連付けを定義するグループテーブルを生成するステップと、
前記グループ記憶領域にデータが記憶されると、前記グループテーブルにより該グループ記憶領域と関連付けられた前記少なくとも2つの処理方法に従って前記記憶されたデータをそれぞれ処理するステップと、をコンピュータに実行させるデータ処理プログラム。
本発明の実施の形態の一つにおけるデータ処理システムの全体概要を示す図である。 本実施の形態におけるMFPのハード構成を示すブロック図である。 MFPで実行される処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザ登録処理の流れを示すフローチャートである。 ユーザ登録画面の一例を示す図である。 ユーザテーブルの一例を示す図である。 グループBOX生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。 グループテーブルの一例を示す図である。 設定変更処理の流れの一例を示すフローチャートである。 操作メニュー画面の一例を示す図である。 BOXリスト表示画面の一例を示す図である。 受信者設定内容表示画面の一例を示す第1の図である。 受信者設定内容表示画面の一例を示す第2の図である。 グループBOX実行処理の流れの一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 データ処理システム、2 ネットワーク、100,100A,100B,100C MFP、101 CPU、103 ROM、105 RAM、107 HDD、フラッシュROM108、109 カードI/F、111 通信I/F、113 スキャナ、115 画像形成部、117 FAX、119 オペレーションパネル、119A 入力部、119B 表示部、120 バス、200 PC。

Claims (15)

  1. 少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段と、
    前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、前記グループ記憶領域に関連付けるグループ関連付手段と、
    前記グループ記憶領域にデータが記憶されると、当該記憶領域と関連付けられた前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って、前記記憶されたデータをそれぞれ処理するグループ処理手段と、を備えたデータ処理装置。
  2. 少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段と、
    前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、前記グループ記憶領域に関連付けるグループ関連付手段と、
    記グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうちのいずれかが、前記グループ記憶領域へのデータの記憶を行った場合には、前記グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうち当該データを記憶させたユーザ以外のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って前記記憶されたデータを処理するグループ処理手段と、を備えたデータ処理装置。
  3. 前記データ記憶手段は、さらに、1のユーザのみに対応付けられた、データを記憶するための個人記憶領域を有し、
    前記グループ関連付手段は、前記グループ記憶領域に対応付けられるユーザが、前記個人記憶領域にも対応付けられている場合、前記個人記憶領域と関連付けられている当該ユーザに対応するデータの処理方法を取得して、前記グループ記憶領域に関連付ける、請求項1または2に記載のデータ処理装置。
  4. 前記グループ記憶領域に関連付けられた前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、前記少なくとも2以上のユーザのうち変更の対象となるデータの処理方法に対応するユーザからの指示に従って、変更する変更手段をさらに備えた、請求項1〜3のいずれかに記載のデータ処理装置。
  5. データに基づいて画像をプリントする画像形成手段をさらに備え、
    前記グループ処理手段は、前記データの処理方法としてプリントが定義されたユーザが複数存在する場合には、前記データに対するプリントを1回のみ実行すると共に、前記データの処理方法としてプリントが定義された複数のユーザを識別するためのユーザ識別情報をプリントする、請求項1〜4のいずれかに記載のデータ処理装置。
  6. 少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段と、制御手段と、を備えたコンピュータで実行されるデータ処理方法であって、
    前記制御手段により、前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、前記グループ記憶領域に関連付けるステップと、
    前記制御手段により、前記グループ記憶領域にデータが記憶されると、当該記憶領域と関連付けられた前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って前記記憶されたデータをそれぞれ処理するステップと、を含むデータ処理方法。
  7. 少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段と、制御手段とを備えたコンピュータで実行されるデータ処理方法であって、
    前記制御手段により、前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、前記グループ記憶領域に関連付けるステップと、
    前記制御手段により、前記グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうちのいずれかが、前記グループ記憶領域へのデータの記憶を行った場合には、前記グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうち当該データを記憶させたユーザ以外のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って前記記憶されたデータを処理するステップと、を含むデータ処理方法。
  8. 前記データ記憶手段は、さらに、1のユーザのみに対応付けられた、データを記憶するための個人記憶領域を有し、
    前記グループ記憶領域に関連付けるステップは、前記グループ記憶領域に対応付けられるユーザが、前記個人記憶領域にも対応付けられている場合、前記個人記憶領域と関連付けられている当該ユーザに対応するデータの処理方法を取得して、前記グループ記憶領域に関連付けるステップを含む、請求項6または7に記載のデータ処理方法。
  9. 前記制御手段により、前記グループ記憶領域に関連付けられた前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、前記少なくとも2以上のユーザのうち変更の対象となるデータの処理方法に対応するユーザからの指示に従って、変更するステップをさらに含む、請求項6〜8のいずれかに記載のデータ処理方法。
  10. 前記データを処理するステップは、前記データの処理方法としてプリントが定義されたユーザが複数存在する場合には、前記データに対するプリントを1回のみ実行すると共に、前記データの処理方法としてプリントが定義された複数のユーザを識別するためのユーザ識別情報をプリントするステップを含む、請求項6〜9のいずれかに記載のデータ処理方法。
  11. 少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段を備えたコンピュータで実行されるデータ処理プログラムであって、
    前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、前記グループ記憶領域に関連付けるステップと、
    前記グループ記憶領域にデータが記憶されると、当該記憶領域と関連付けられた前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って前記記憶されたデータをそれぞれ処理するステップと、をコンピュータに実行させるデータ処理プログラム。
  12. 少なくとも2以上のユーザに対応付けられた、データを記憶するためのグループ記憶領域を有するデータ記憶手段を備えたコンピュータで実行されるデータ処理プログラムであって、
    前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、前記グループ記憶領域に関連付けるステップと、
    前記グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうちのいずれかが、前記グループ記憶領域へのデータの記憶を行った場合には、前記グループ記憶領域に対応付けられたユーザのうち当該データを記憶させたユーザ以外のユーザ各々に対応するデータの処理方法に従って前記記憶されたデータを処理するステップと、をコンピュータに実行させるデータ処理プログラム。
  13. 前記データ記憶手段は、さらに、1のユーザのみに対応付けられた、データを記憶するための個人記憶領域を有し、
    前記グループ記憶領域に関連付けるステップは、前記グループ記憶領域に対応付けられるユーザが、前記個人記憶領域にも対応付けられている場合、前記個人記憶領域と関連付けられている当該ユーザに対応するデータの処理方法を取得して、前記グループ記憶領域に関連付けるステップを含む、請求項11または12に記載のデータ処理プログラム。
  14. 前記グループ記憶領域に関連付けられた前記少なくとも2以上のユーザ各々に対応するデータの処理方法を、前記少なくとも2以上のユーザのうち変更の対象となるデータの処理方法に対応するユーザからの指示に従って、変更するステップをさらに含む、請求項11〜13のいずれかに記載のデータ処理プログラム。
  15. 前記データを処理するステップは、前記データの処理方法としてプリントが定義されたユーザが複数存在する場合には、前記データに対するプリントを1回のみ実行すると共に、前記データの処理方法としてプリントが定義された複数のユーザを識別するためのユーザ識別情報をプリントするステップを含む、請求項11〜14のいずれかに記載のデータ処理プログラム。
JP2006354050A 2006-12-28 2006-12-28 データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム Active JP4380698B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354050A JP4380698B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム
US11/987,648 US8068241B2 (en) 2006-12-28 2007-12-03 Data processing apparatus, method and computer program product for passing data among plural users with different processing associated with different users in the same group

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006354050A JP4380698B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008167134A JP2008167134A (ja) 2008-07-17
JP4380698B2 true JP4380698B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=39583456

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006354050A Active JP4380698B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8068241B2 (ja)
JP (1) JP4380698B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5260993B2 (ja) * 2008-03-19 2013-08-14 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置及び画像形成装置のデータ保存方法
JP4572959B2 (ja) * 2008-06-17 2010-11-04 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置、データ転送システム、および管理プログラム
KR20100121355A (ko) * 2009-05-08 2010-11-17 삼성전자주식회사 인쇄데이터를 저장하는 방법 및 이를 수행하는 화상형성장치 및 화상형성시스템
CN104025012A (zh) 2011-12-19 2014-09-03 夏普株式会社 图像输出系统、信息处理装置以及认证装置
US20140092435A1 (en) * 2012-09-28 2014-04-03 International Business Machines Corporation Applying individual preferences to printed documents

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3454947B2 (ja) * 1994-06-07 2003-10-06 富士通株式会社 パーソナル通信サービス分散制御システム
JPH08125773A (ja) 1994-10-25 1996-05-17 Fujitsu Ltd ファクシミリ受信装置
US6530083B1 (en) * 1998-06-19 2003-03-04 Gateway, Inc System for personalized settings
FI982490A0 (fi) * 1998-11-18 1998-11-18 Nokia Corp Menetelmä ja järjestelmä viestintää varten
JP2000295403A (ja) 1999-04-01 2000-10-20 Murata Mach Ltd ネットワークファクシミリ装置
JP3525098B2 (ja) 2000-07-14 2004-05-10 シャープ株式会社 ファクシミリ装置
JP3951588B2 (ja) 2000-10-24 2007-08-01 富士ゼロックス株式会社 通信端末装置
JP2003078737A (ja) 2001-09-05 2003-03-14 Ricoh Co Ltd 通信装置および通信制御方法
US20050144189A1 (en) * 2002-07-19 2005-06-30 Keay Edwards Electronic item management and archival system and method of operating the same
JP4012050B2 (ja) * 2002-11-27 2007-11-21 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、制御プログラム
JP4049173B2 (ja) * 2005-07-14 2008-02-20 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 データ通信システム、画像処理装置、および画像処理装置におけるデータの管理方法
US8335797B2 (en) * 2005-08-30 2012-12-18 Ricoh Company, Ltd. Document management server, document managing method, and program
US8213041B2 (en) * 2006-09-25 2012-07-03 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus provided with an image filing function for saving files in an organized manner
JP4311462B2 (ja) * 2007-03-07 2009-08-12 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム
US7864368B2 (en) * 2007-11-19 2011-01-04 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus, image reading apparatus, and control method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
US8068241B2 (en) 2011-11-29
US20080158598A1 (en) 2008-07-03
JP2008167134A (ja) 2008-07-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4604847B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置および画像処理プログラム
JP4123247B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置および画像処理プログラム
JP4196971B2 (ja) データ処理システム、データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム
US7611050B2 (en) Image processing system including plurality of image processing apparatuses connected to network for use by plurality of users, and image processing apparatus included in the image processing system
JP2007019660A (ja) データ処理システム、データ処理方法およびデータ処理プログラム
JP4151709B2 (ja) データ処理システム、データ処理方法およびデータ処理プログラム
JP4915150B2 (ja) 画像形成装置、ユーザ代理登録方法およびユーザ代理登録プログラム
JP2007243845A (ja) 情報処理システム、情報処理装置および端末登録方法
JP2006072486A (ja) データ管理装置、データ管理システムおよびデータ管理方法
JP5234098B2 (ja) プリントシステム、画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム
JP4438868B2 (ja) データ通信システム、データ送信装置、送信先更新方法および送信先更新プログラム
JP2008197805A (ja) データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラム
JP4380698B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム
JP5018919B2 (ja) 情報処理装置、コンテンツ管理方法およびコンテンツ管理プログラム
JP2009199521A (ja) データ処理装置、データ処理プログラム、データ処理方法、サーバ、処理実行指示プログラムおよび処理実行指示方法
JP2006079448A (ja) データ管理方法、データ管理装置およびデータ管理サーバ
JP4424379B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム
JP4337874B2 (ja) 課金システム、画像処理装置および課金プログラム
JP4396643B2 (ja) 画像処理装置、インターフェース情報公開プログラムおよびインターフェース情報公開方法
JP4281660B2 (ja) 画像処理装置の動作環境設定プログラムおよび動作環境設定方法
JP4952836B2 (ja) 情報処理装置、宛先データ管理プログラムおよび宛先データ管理方法
JP2008235977A (ja) 情報処理装置、データ送信方法およびデータ送信プログラム
JP6569786B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、サービス利用装置、及びプログラム
JP2008204301A (ja) データ管理装置、データ管理方法およびデータ管理プログラム
JP5765181B2 (ja) 画像形成装置、代理プリント方法および代理プリントプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090914

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4380698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350