JP4424379B2 - 画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラム Download PDF

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Description

この発明は、画像形成装置、画像形成方法および画像形成プログラムに関し、特に画像データをそれが記憶された位置情報とともに形成する画像形成装置、その画像形成装置により実行される画像形成方法および画像形成プログラムに関する。
近年、スキャナ装置、プリンタ装置、コピー装置およびファクシミリ装置の機能を備えたMFP(Multi Function Peripheral)と呼ばれる複合機が登場している。このMFPは、大容量記憶装置としてハードディスクドライブ(HDD)を備えており、多くのデータを記憶することが可能となっている。一方、特開2004−46537号公報(特許文献1)には、MFPに記憶されたデータの画像を形成する際に、そのデータが記憶されている位置情報をデータに付加した画像を形成するようにし、後に原稿を読み取って得られる原稿画像が位置情報を含んでいれば、その位置情報に記憶されているデータの画像をプリントする技術が記載されている(例えば、特許文献1)。
しかしながら、HDD等の記憶装置に記憶されたデータは、画像形成した後に変更または削除される場合がある。データの画像を用紙に形成した後に、そのデータが変更または削除されると、用紙に形成した画像と、HDDに記憶されているデータとが一致しなくなってしまうといった問題がある。
特開2004−46537号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、記憶されたデータと記録媒体に形成された画像とを整合させることが可能な画像形成装置を提供することが可能な画像形成装置を提供することである。
この発明の他の目的は、記憶されたデータと記録媒体に形成された画像とを整合させることが可能な画像形成方法および画像形成プログラムを提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、画像形成装置は、原稿を読み取って画像を処理する際において、当該画像に位置情報が付加されていると判定されると、その位置情報に基づいて格納されているデータを読み出し、読み取られた画像に代えて読み出された画像の処理を行なう装置に用いられる原稿を作成する画像形成装置であって、データを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されたデータのうちから出力対象となる対象データを指定する指定手段と、対象データが記憶されている記憶手段における位置を示す位置情報を、対象データに基づいて出力される画像に付加する指示を受け付ける指示手段と、指示手段により指示を受けると、それに応じて対象データに対してその変更または削除の禁止を指示する属性を付加する禁止手段と、対象データに基づく画像と位置情報とを合成した合成画像を生成する合成手段と、合成画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、を備える。
この局面に従えば、記憶されたデータのうちから出力対象となる対象データが指定され、対象データに基づいて出力される画像に付加する指示を受け付けられると、対象データの画像と該対象データが記憶されている位置を示す位置情報とを合成した合成画像が記録媒体に形成され対象データの変更または削除が禁止される。このため、記憶されたデータは、記録媒体に画像として形成された後は変更または削除が禁止されるので、記憶されたデータと記録媒体に形成された画像とを整合させることが可能な画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、記録媒体に形成された原稿画像を読み取る読取手段と、読み取られた原稿画像が位置情報を含む場合、記憶手段の位置情報で特定される位置に記憶されている対象データを処理する処理手段と、をさらに備える。
好ましくは、指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、受け付けられた期間を対象データと関連付ける期間関連付手段と、を含み、禁止手段は、対象データに対して変更または削除禁止を指示する属性が付加されてから対象データに関連付けられた期間が経過するまでの間、対象データの変更または削除を禁止する。
好ましくは、記憶手段は、データを処理するための処理条件が設定された記憶領域を有し、記憶領域に記憶されたデータを、処理条件に従って処理する機能実行手段をさらに備え、機能実行手段は、対象データに対して変更または削除の禁止を指示する属性が付加されている場合、対象データを変更または削除しない
好ましくは、指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、受け付けられた期間を対象データと関連付ける期間関連付手段と、を含み、機能実行手段は、対象データに期間関連付手段により関連付けられた期間が経過した後は、対象データを処理条件に従って処理する。
好ましくは、オペレータを特定するための認証手段と、対象データが指定されたときに認証手段により特定されているオペレータを識別するための識別情報と対象データとを関連付けるオペレータ関連付手段と、対象データと関連付けられた識別情報のオペレータが認証手段により特定されることを条件に、禁止手段により付加された変更または削除の禁止を指示する属性を解除する解除手段と、をさらに備える。
好ましくは、指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、受け付けられた期間を対象データと関連付ける期間関連付手段と、を含み、対象データに対して変更または削除の禁止を指示する属性が付加されてから対象データに期間関連付手段により関連付けられた期間が経過した後に、該対象データと関連付けられた識別情報のオペレータが認証手段により特定されることに応じて、対象データが記憶されていることを報知する報知手段を、さらに備える。
この発明の他の局面によれば、画像形成装置は、原稿を読み取って画像を処理する際において、当該画像に位置情報が付加されていると判定されると、その位置情報に基づいて格納されているデータを読み出し、読み取られた画像に代えて読み出された画像の処理を行なう装置に用いられる原稿を作成する画像形成装置であって、データを記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶されたデータのうちから出力対象となるオリジナルデータを指定する指定手段と、オリジナルデータを複製したコピーデータを記憶手段に記憶するとともに、オリジナルデータとコピーデータとを関連付けるデータ関連付手段と、コピーデータが記憶されている記憶手段における位置を示す位置情報を、コピーデータに基づいて出力される画像に付加する指示を受け付ける指示手段と、指示手段により指示を受けると、それに応じてコピーデータに対してその変更または削除の禁止を指示する属性を付加する禁止手段と、コピーデータに基づく画像と位置情報とを合成した合成画像を生成する合成手段と、合成画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、を備える。
この局面に従えば、記憶されたデータのうちから出力対象となるオリジナルデータが指定され、コピーデータが記憶されている位置を示す位置情報を、コピーデータに基づいて出力される画像に付加する指示が受け付けられると、オリジナルデータを複製したコピーデータが記憶されるとともに、コピーデータと、該コピーデータが記憶されている位置情報とを合成した合成画像が記録媒体に形成される。このため、コピーデータは、合成画像が記録媒体に形成された後は変更または削除されないので、オリジナルデータが変更または削除された後であっても、コピーデータと合成画像とが整合する。その結果、データと記録媒体に形成された画像とを整合させることが可能な画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、記録媒体に形成された原稿画像を読み取る読取手段と、読み取られた原稿画像が位置情報を含む場合、原稿画像に代えて、記憶手段の位置情報で特定される位置に記憶されているコピーデータと該コピーデータに関連付けられたオリジナルデータとのいずれかを処理する処理手段と、をさらに備える。
好ましくは、オリジナルデータが変更された場合、変更された履歴を示す履歴情報を記憶するとともに、オリジナルデータと履歴情報とを関連付ける変更履歴記憶手段と、記憶手段の位置情報で特定される位置に記憶されているコピーデータに関連付けられたオリジナルデータに、履歴情報が関連付けられている場合、オリジナルデータが変更されている旨を表示する表示手段と、をさらに備える。
好ましくは、表示手段は、履歴情報を表示する履歴表示手段を含む。
好ましくは、指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、受け付けられた期間をコピーデータと関連付ける期間関連付手段と、を含み、コピーデータに期間関連付手段により関連付けられた期間が経過すると、コピーデータと該コピーデータに関連付けられたオリジナルデータに関連付けられた履歴情報とを削除する削除手段と、をさらに備える。
好ましくは、指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、受け付けられた期間をコピーデータと関連付ける期間関連付手段と、を含み、コピーデータに期間関連付手段により関連付けられた期間が経過すると、コピーデータを削除する削除手段と、をさらに備える。
好ましくは、オペレータを特定するための認証手段と、オリジナルデータが指定されたときに認証手段により特定されているオペレータを識別するための識別情報とコピーデータとを関連付けるオペレータ関連付手段と、コピーデータと関連付けられた識別情報のオペレータが認証手段により特定されることを条件に、コピーデータを削除する削除手段と、をさらに備える。
好ましくは、指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、受け付けられた期間をコピーデータと関連付ける期間関連付手段と、を含み、コピーデータに期間関連付手段により関連付けられた期間が経過した後に、該コピーデータと関連付けられた識別情報のオペレータが認証手段により特定されることに応じて、コピーデータが記憶されていることを報知する報知手段を、さらに備える。
この発明のさらに他の局面によれば、画像形成方法は、原稿を読み取って画像を処理する際において、当該画像に位置情報が付加されていると判定されると、その位置情報に基づいて格納されているデータを読み出し、読み取られた画像に代えて読み出された画像の処理を行なう装置に用いられる原稿を作成する画像形成装置で実行される画像形成方法であって、データを記憶するステップと、記憶されたデータのうちから出力対象となる対象データを指定するステップと、対象データが記憶されている記憶手段における位置を示す位置情報を、対象データに基づいて出力される画像に付加する指示を受け付けるステップと、指示を受け付けるステップにおいて指示が受けられると、それに応じて対象データに対してその変更または削除の禁止を指示する属性を付加するステップと、対象データに基づく画像と位置情報とを合成した合成画像を生成するステップと、合成画像を記録媒体に形成するステップと、を含む。
この局面に従えば、データと記録媒体に形成された画像とを整合させることが可能な画像形成方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面に従えば、原稿を読み取って画像を処理する際において、当該画像に位置情報が付加されていると判定されると、その位置情報に基づいて格納されているデータを読み出し、読み取られた画像に代えて読み出された画像の処理を行なう装置に用いられる原稿を作成する画像形成装置で実行される画像形成方法であって、データを記憶するステップと、記憶されたデータのうちから出力対象となるオリジナルデータを指定するステップと、オリジナルデータを複製したコピーデータを記憶するとともに、オリジナルデータとコピーデータとを関連付けるステップと、コピーデータが記憶されている記憶手段における位置を示す位置情報を、コピーデータに基づいて出力される画像に付加する指示を受け付けるステップと、指示を受け付けるステップにおいて指示が受けられると、それに応じてコピーデータに対してその変更または削除の禁止を指示する属性を付加する禁止手段と、コピーデータに基づく画像と位置情報を合成した合成画像を生成するステップと、合成画像を記録媒体に形成するステップと、を含む。
この局面に従えば、データと記録媒体に形成された画像とを整合させることが可能な画像形成方法を提供することができる。
この発明のさらに他の局面によれば、画像形成プログラムは、上述した画像形成方法をコンピュータに実行させる。
この局面に従えば、データと記録媒体に形成された画像とを整合させることが可能な画像形成プログラムを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観を示す斜視図である。図1を参照して、画像形成装置としてのMFP100は、自動原稿搬送装置(ADF)10と、画像読取部20と、画像形成部30と、給紙部40と、後処理部50と、を含む。ADF10は、原稿台に搭載された複数枚の原稿をさばいて1枚ずつ順に、画像読取部20に搬送する。画像読取部20は、写真、文字、絵等の画像情報を原稿から光学的に読み取って画像データを取得する。
画像形成部30は、画像データが入力されると、画像データに基づいて用紙上に画像を形成する。画像形成部30は、シアン、マゼンタ、イエローの3色のトナーを用いてカラーの画像を形成する、また、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックのいずれか1色トナーを用いてモノクロの画像を形成する。
給紙部40は、用紙を格納しており、格納した用紙を1枚ずつ画像形成部30に供給する。後処理部50は、画像が形成された用紙を排紙する。後処理部50は、複数の排紙トレイを有し、記録シートをソートして排紙することが可能である。また、後処理部50は、パンチ穴加工部、ステープル加工部を備えており、排紙された記録シートにパンチ穴加工、またはステープル加工することが可能である。MFP100は、その上面に操作パネル9を備える。
図2は、MFPのハード構成の一例を示すブロック図である。図2を参照して、MFP100は、メイン回路101は、ファクシミリ部60と、通信制御部61と、ADF10と、画像読取部20と、画像形成部30と、給紙部40と、後処理部50と接続される。メイン回路101は、中央演算装置(CPU)111と、CPU111の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)112と、CPU111が実行するプログラム等を記憶するためのEEPROM(Electronically Erasable Programmable Read Only Memory)113と、表示部114と、操作部115と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)116と、データ通信制御部117と、を含む。CPU111は、表示部114、操作部115、HDD116およびデータ通信制御部117とそれぞれ接続され、メイン回路101の全体を制御する。また、CPU111は、ファクシミリ部60、通信制御部61、ADF10、画像読取部20、画像形成部30、給紙部40および後処理部50と接続され、MFP100の全体を制御する。
表示部114は、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイであり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部115は、複数のキーを備え、ユーザが押下したキーに対応する各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。操作部115は、表示部114上に設けられたタッチパネルを含む。表示部114と操作部115とで、操作パネル9が構成される。
HDD116は、複数の記憶領域を含む。複数の記憶領域それぞれを、ここではBOXという。BOXは、共有BOXと機能BOXとを含む。共有BOXは、MFP100を使用するユーザとして登録された複数のユーザのうち2以上のユーザに割り当てられる記憶領域である。機能BOXは、処理内容が関連付けられており、機能BOXに記憶されたデータに対して、その機能BOXに関連付けられた処理内容に従って処理が実行される。例えば、処理内容として、記憶されてから所定の期間後に削除する処理が定義されている場合、機能BOXに記憶されたデータは、記憶されてから所定期間経過すると機能BOXから削除される。
データ通信制御部117は、TCP(Transmission Control Protocol)またはFTP(File Transfer Protocol)等の通信プロトコルで通信するためのインターフェースであるLAN端子118と、シリアル通信するためのシリアル通信インターフェース端子119とを有する。データ通信制御部117は、CPU111からの指示に従って、LAN端子118またはシリアル通信インターフェース端子119に接続された外部の機器との間でデータを送受信する。
LAN端子118に、ネットワークに接続するためのLANケーブルが接続される場合、データ通信制御部117は、LAN端子118を介して他のMFPまたはコンピュータと通信することが可能である。
また、CPU111は、データ通信制御部117を制御して、メモリカード119AからCPU111が実行するためのプログラムを読出し、読み出したプログラムをRAM112に記憶し、実行する。なお、CPU111が実行するためのプログラムを記憶する記録媒体としては、メモリカード119Aに限られず、フレキシブルディスク、カセットテープ、光ディスク(CD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード、光カード、マスクROM、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electronically EPROM)などの半導体メモリ等の媒体でもよい。さらに、CPU111がインターネットに接続されたコンピュータからプログラムをダウンロードしてHDD116に記憶する、または、インターネットに接続されたコンピュータがプログラムをHDD116に書込みするようにして、HDD116に記憶されたプログラムをRAM112にロードしてCPU111で実行するようにしてもよい。ここでいうプログラムは、CPU111により直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む。
通信制御部61は、CPU111をPSTN(Public Switched Telephone Networks)7に接続するためのモデムである。MFP100には、PSTN7における電話番号が予め割り当てられており、PSTN7に接続されたファクシミリ装置からMFP100に割り当てられた電話番号に発呼があると、通信制御部61がその発呼を検出する。通信制御部61は、発呼を検出すると通話を確立し、ファクシミリ部60に通信させる。
ファクシミリ部60は、PSTN7に接続され、PSTN7にファクシミリデータを送信する、またはPSTN7からファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部60は、受信したファクシミリデータを画像形成部30でプリント可能なプリントデータに変換して、画像形成部30に出力する。これにより、画像形成部30は、ファクシミリ部60により受信されたファクシミリデータを記録シートにプリントする。また、ファクシミリ部60は、HDD116に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTN7に接続されたファクシミリ装置または他のMFPに出力する。これにより、HDD116に記憶されたデータをファクシミリ装置または他のMFPに出力することができる。このように、MFP100は、ファクシミリ送受信機能を有する。
図3は、MFPが備えるCPUの機能の概要を示す機能ブロック図である。図3を参照して、CPU111は、ユーザが操作部115に入力する操作を受け付けるための操作受付部151と、出力対象のデータとそれが記憶されている位置情報とを合成した合成画像を生成する合成部157と、出力指示の対象となった対象データの変更または削除を禁止する禁止部159と、画像形成部30を制御するための画像形成制御部161と、MFP100を操作するユーザ(オペレータ)を認証するためのユーザ認証部163と、オペレータに報知するための報知部165と、HDD116が有するBOXを管理するためのBOX管理部169と、画像読取部20が原稿を読み取って出力する原稿画像を受け付ける原稿画像受付部175と、原稿画像から位置情報を抽出するための位置情報抽出部177と、位置画像で特定される位置に記憶されているデータを処理するための処理実行部179と、を備える。
操作受付部151は、ユーザが操作部115に入力する指示を受け付ける。操作受付部151は、HDD116に記憶されているデータに対する操作を受け付ける場合、受け付けた操作をBOX管理部169に出力する。HDD116に記憶されているデータに対する操作は、データの削除または変更を含む。このため、ユーザは、操作部115に削除または変更の操作を入力することにより、HDD116に記憶されているデータを削除または変更することができる。操作は、例えば、MFP100に接続されたコンピュータで実行されるアプリケーションプログラムが、HDD116に記憶されているデータを変更または削除する場合を含む。また、変更は、データを変更後のデータで上書きする場合を含む。
操作受付部151は、データ指定部153と、期間受付部155とを含む。データ指定部153は、ユーザがHDD116に記憶されているデータをプリントするBOXプリント処理の実行を指示する場合、対象データの指定を受け付ける。データ指定部153は、HDD116に記憶されているデータのうちBOXプリント処理の対象となる対象データの指定を受け付ける。具体的には、表示部114にBOXプリント指定画面を表示し、BOXプリント指定画面に表示されたファイル名のいずれかの指定を受け付ける。データ指定部153は、指定されたファイル名のデータを対象データとし、対象データのファイル名を合成部157および禁止部159に出力する。
期間受付部155は、ユーザがBOXプリント処理の実行を指示する場合、データの変更または削除を禁止する期間を受け付ける。具体的には、表示部114に表示されたBOXプリント指定画面が有する期間を入力するための領域に、ユーザが操作部115から期間を入力すると、操作部115から期間を受け付ける。期間受付部155は、受け付けた期間を禁止部159に出力する。なお、ここでは期間を受け付ける例を示すが、対象データの変更または削除を禁止するまでの最終日時を受け付けるようにしてもよい。
図4は、BOXプリント指定画面の一例を示す図である。BOXプリント指定画面201は、BOXに記憶されているデータのファイル名を表示するファイル一覧表示領域203と、位置情報の付加を指定する領域205と、変更または削除を禁止する期間を指定するか否かを指定する領域207と、期間を入力する領域209とを含む。図では、ファイル一覧表示領域203に表示されたファイル名のうち「文書A1」が選択された例を示している。また、領域205および領域207がチェックされ、位置情報を付加する指示と、期間を設定する指示と、「1月」の期間が設定された例を示している。
図3に戻って、合成部157は、データ指定部153からファイル名が入力されると、そのファイル名で特定される対象データをHDD116から読出し、対象データの画像を生成するとともに、対象データが記憶されているHDD116における位置を示す位置情報を合成した合成画像を生成する。
位置情報は、ファイル名の他に、対象データが記憶されている記憶領域(BOX)の名称を含み、記憶領域がさらに複数のサブ記憶領域を有する場合には対象データが記憶されているサブ記憶領域の名称を含む。また、MFP100を識別するための装置識別情報を含んでもよい。位置情報は、URL(Uniform Resource Locator)を用いるようにしてもよい。URLを用いれば、他のMFPで画像形成された原稿画像を読み取った場合においても、その原稿画像の元データを特定することができ、他のMFPから元データを取得することができる。合成部157は、生成した合成画像を画像形成制御部161に出力する。画像形成制御部161は、画像形成部30に合成画像を用紙等の記録媒体に形成させる。
対象データの画像と位置情報との合成は、位置情報を電子透かし情報として対照データの画像に埋め込むようにしてもよいし、位置情報のバーコードもしくは二次元コード、または位置情報の文字の画像を、対照データの画像と合成するようにしてもよい。
図5は、合成画像の一例を示す図である。ここでは、位置情報の文字の画像と対象データの画像とを合成することにより、生成される合成画像を示している。図5を参照し、合成画像301は、対象データの画像303の下方に、位置情報の文字の画像305が配置された画像である。
図3に戻って、禁止部159は、データ指定部153からファイル名が入力され、期間受付部155から期間が入力される。禁止部159は、ファイル名が付された対象データの変更または削除を期間受付部155から入力される期間、禁止する。具体的には、タイル名が付された対象データの属性情報に禁止期間を付与するために、ファイル名と禁止期間とをBOX管理部169に出力する。
ユーザ認証部163は、MFP100を操作するユーザを認証する。MFP100は、MFP100を操作するユーザを限定するために、予めユーザに割り当てられたユーザIDとパスワードとの組を含むユーザテーブルを記憶している。ユーザ認証部163は、表示部114にログイン画面を表示し、ユーザがログイン画面に従って操作部115に入力するユーザIDとパスワードとを受け付け、受け付けたユーザIDとパスワードとの組と同じ組がユーザテーブルに含まれていれば、そのユーザを認証する。なお、ここではユーザ認証に、ユーザIDとパスワードとを用いる例を説明したが、指紋、虹彩、静脈パターンなどの生体情報を用いて認証するようにしてもよい。
以下、ユーザ認証部163により認証されたユーザをログインユーザという。ユーザ認証部163は、認証に成功するとユーザIDをBOX管理部169に出力する。なお、予め登録されたユーザ以外のユーザにMFP100を操作させるために、ゲストユーザのログインを認めるようにしてもよい。この場合、ユーザ認証部163は、ゲストユーザに割り当てられたユーザIDをBOX管理部169に出力する。
BOX管理部169は、ユーザ認証部163よりユーザIDが入力されると、その後に操作受付部151から入力される操作を、先に入力されたユーザIDが割り当てられたユーザにより入力された操作として取り扱う。BOX管理部169は、禁止部159からファイル名と禁止期間とが入力されると、ファイル名の対象データに対応する関連情報を生成し、対象データに関連付け、HDD116に記憶する。
図6は、関連情報の一例を示す第1の図である。図6に示す関連情報は、共有BOXに記憶される対象データに関連付けられる関連情報を示す。図6を参照して、関連情報は、対象データのファイル名と属性情報とを含み、対象データと属性情報とを関連付ける。属性情報は、禁止期間とユーザIDとを含む。禁止期間は、禁止部159により付与される。ユーザIDは、禁止部159により禁止期間が付与された時点におけるログインユーザのユーザIDである。すなわち、BOXプリント指示を入力したユーザのユーザIDとそのユーザが指定した禁止期間と、対象データのファイル名とを含む関連情報が、BOXプリント指示が入力された時点で生成される。
図3に戻って、BOX管理部169は、対象データの関連情報を予め記憶している場合がある。この場合、関連情報のファイル名に対象データのファイル名が設定されており、属性情報には何も設定されていない。BOX管理部169は、既に記憶されている関連情報について、禁止部159から入力される禁止期間を属性情報の禁止期間に設定し、ユーザ認証部163により認証されたユーザIDを属性情報のユーザIDに設定する。すなわち、BOXプリント指示を入力したユーザのユーザIDと、そのユーザが指定した禁止期間とが、BOXプリント指示を入力した時点で関連情報の属性情報として設定され、属性情報が対象データと関連付けられる。
図7は、関連情報の一例を示す第2の図である。図7に示す属性情報は、機能BOXに記憶される対象データに関連付けられる関連情報である。図7を参照して、関連情報は、対象データのファイル名と属性情報とを含み、対象データと属性情報とを関連付ける。属性情報は、保存日時と、禁止期間とを含む。禁止期間は、禁止部159により付与される。保存日時は、機能BOXに対象データが記憶された日時を示す。禁止期間は、ユーザがBOXプリント指示を入力した時点で属性情報に設定される。
図3に戻って、BOX管理部169は、対象データの関連情報を予め記憶している場合がある。この場合、関連情報のファイル名に対象データのファイル名が設定されており、属性情報には何も設定されていない。BOX管理部169は、既に記憶されている関連情報について、禁止部159から入力された禁止期間を属性情報の禁止期間に設定し、対象データが機能BOXに記憶された日時を保存日時に設定する。すなわち、ユーザによりBOXプリント指示が入力された時点で属性情報が生成され、属性情報が対象データと関連付けられる。
BOX管理部169は、機能BOXに関連付けられた処理内容を実行するための機能実行部171と、操作受付部151から入力される操作に従って処理を実行するデータ処理部173とを含む。ここでは、機能BOXに関連付けられた処理内容として、記憶されてから1週間後に削除する処理が定義されている場合を例に説明する。機能実行部171は、機能BOXにデータが記憶されると、そのデータが記憶されてから1週間後に、そのデータを機能BOXから削除する。機能BOXは、データを記憶する期間を制限するので、機能BOXにデータがいつまでも記憶されることがなく、記憶資源を有効に利用することができる。ただし、機能実行部171は、機能BOXに記憶されているデータに関連情報により関連付けられた属性情報が変更または削除を禁止するための禁止期間を含む場合、その禁止期間が経過していなければデータを削除しない。これにより、機能BOXに記憶されたデータであっても、禁止期間が経過するまでは、機能実行部171によるデータの削除が禁止される。
データ処理部173は、操作受付部151からHDD116に記憶されているデータに対する操作を受け付けると、受け付けた操作に従ってデータを処理する。しかしながら、データ処理部173は、データを処理する前に、処理対象とする対象データと関連情報により関連付けられた属性情報を参照し、属性情報が禁止期間を含んでいれば、そのデータを変更または削除する処理を実行しない。
報知部165は、ユーザ認証部163がユーザ認証に成功した時点で、ログインユーザが過去にBOX送信プリント指示し、変更または削除が禁止された対象ファイルが存在することを、ログインユーザに報知する。具体的には、ログインユーザのユーザIDを含む関連情報が存在するか否かを判断し、関連情報が存在し、かつ、関連情報に含まれる禁止期間が経過している場合に、変更または削除が禁止された対象ファイルが存在することを報知する。報知は、例えば、関連情報に含まれるファイル名を表示部114に表示する、または音を出力するなどすればよい。
原稿画像受付部175は、画像読取部20が原稿を読み取って出力する原稿画像を受け付ける。原稿画像受付部175は、受け付けた原稿画像を位置情報抽出部177および処理実行部179に出力する。位置情報抽出部177は、原稿画像から位置情報を抽出し、抽出した位置情報を処理実行部179に出力する。
処理実行部179は、原稿画像受付部175から原稿画像が入力され、位置情報抽出部177から位置情報が入力される。処理実行部179は、原稿画像と、位置情報で特定される位置に記憶された対象データとのいずれか一方を、処理する。処理実行部179は、表示部114に操作画面を表示し、ユーザが入力する指示に基づいて原稿画像と対象データとのいずれを処理対象とするかを決定する。ユーザが原稿画像を選択した場合には、原稿画像を処理するが、原稿画像を選択しない場合は対象データを処理する。処理実行部179は、対象データを処理する場合、位置情報で特定される位置に記憶されている対象データを読出し、読み出した対象データを処理する。処理の内容は、操作画面に従ってユーザが操作部115に入力する指示により定まる。
図8は、操作画面の一例を示す第1の図である。図8を参照して、操作画面は、位置情報に含まれるファイル名「文書A1」を表示する領域を含み、処理内容を選択するためのボタン213,215,217と、原稿画像を選択するためのボタン219とを含む。ボタン219が指示されると、原稿画像が処理対象として選択されるが、ボタン219が指示なければ位置情報で特定される位置に記憶された対象データが処理対象として選択される。
ボタン213が選択された場合、処理内容にデータの画像を形成するプリントが選択され、ボタン215が選択されると処理内容として電子メールでデータを送信する電子メール送信が選択され、ボタン217が選択されると処理内容としてFTP(File Transfer Protocol)に従って送信するFTP送信が選択される。
図9は、データ管理処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。データ管理処理は、CPU111が画像形成プログラムを実行することによりCPU111により実行される処理である。図9を参照して、CPU111は、ユーザ認証が成功したか否かを判断する(ステップS01)。ユーザ認証に成功するまで待機状態となり、ユーザ認証に成功すれば処理をステップS02に進める。ユーザIDとパスワードとを受け付け、受け付けたユーザIDとパスワードとの組と同じ組がユーザテーブルに記憶されていればユーザ認証が成功したと判断する。ユーザ認証に成功した場合、認証に成功したユーザIDを一時記憶する。
ステップS02においては、警告処理を実行する。警告処理については後述するが、対象データの変更または削除の禁止の解除をユーザに要求する処理である。対象データの変更または削除がいつまでも禁止される状態となるのを防止して、不要なデータが長期間HDD116に記憶され続けるのを回避するためである。
ステップS03においては、操作を受け付けたか否かを判断する。操作部115に操作が入力されたか否かを判断する。操作を受け付けるまで待機状態となり、操作を受け付けると処理をステップS04に進める。ステップS04においては、受け付けられた操作がHDD116に記憶されているデータを処理対象とするファイル操作か否かを判断する。ファイル操作であれば処理をステップS05に進め、そうでなければ処理をステップS15に進める。
ステップS05においては、ファイル操作がHDD116にデータを記憶する記憶操作であるか否かを判断する。記憶操作ならば処理をステップS06に進め、そうでなければ処理をステップS08に進める。記憶操作は、他のMFPまたはコンピュータ等の外部の装置からデータを受信するデータ受信処理、またはファクシミリ装置からファクシミリデータを受信するファクシミリ受信処理に対する操作を含む。ステップS06においては、外部から受信したデータの属性情報を生成する。そして、受信したデータを属性情報と関連付けてHDD116に記憶し(ステップS07)、処理をステップS15に進める。ここでは、データと、属性情報を含む関連情報をHDD116に記憶する。
ステップS08においては、ファイル操作がHDD116に記憶されているデータを変更または削除する操作であるか否かを判断する。変更または削除する操作ならば処理をステップS09に進め、そうでなければ処理をステップS13に進める。ステップS09においては、変更または削除する操作の対象となるデータの属性情報を読み出す。そして、読み出した属性情報に基づいて、変更または削除が禁止されているか否かを判断する(ステップS10)。属性情報に禁止期間が含まれており、かつ、禁止期間が経過していなければ変更または削除が禁止されていると判断し、それ以外の場合は変更または削除が禁止されていないと判断する。変更または削除が禁止されていれば処理をステップS11に進め、そうでなければ処理をステップS12に進める。
ステップS11においては、エラー処理を実行し、処理をステップS15に進める。例えば、表示部114に変更または削除が禁止されていることを示すメッセージを表示する。一方、ステップS12においては、ファイル操作に従って、HDD116に記憶されているデータを変更または削除し、処理をステップS15に進める。データの変更または削除が禁止されていない場合に限って、データを変更または削除する。
ステップS13においては、ファイル操作が、データの画像を形成するプリント操作か否かを判断する。プリント操作ならば処理をステップS14に進め、そうでなければ処理をステップS15に進める。プリント処理については後述する。
ステップS15においては、スキャン処理を実行し、処理を終了する。スキャン処理については後述する。
図10は、プリント処理の流れの一例を示すフローチャートである。プリント処理は、図9のステップS14において実行される処理である。図10を参照して、CPU111は、処理対象となるデータが選択されるまで待機状態となり、データが選択されると処理をステップS22に進める(ステップS21)。具体的には、図4に示したBOXプリント指定画面を表示部114に表示し、データが指定されるまで待機情報となる。ステップS22においては、選択されたデータをHDD116から読み出す。ここでは、図4に示したBOXプリント指定画面201で示したように、ファイル名「文書A1」のデータが選択された場合を例に説明する。
そして、位置情報付加プリントが指定されているか否かを判断する(ステップS23)。BOXプリント指定画面201のボタン205がチェックされていれば位置情報付加プリントが指定されていると判断する。位置情報付加プリントが指定されていれば処理をステップS24に進めるが、そうでなければ処理をステップS27に進める。
ステップS24においては、禁止期間を受け付ける。BOXプリント指定画面201の領域209に入力された期間、ここでは「1月」を受け付ける。そして、ステップS21で選択されたデータが記憶されているHDD116の位置情報を取得する(ステップS25)。
そして、合成画像を生成する(ステップS26)。具体的には、ステップS21で選択された対象データの画像に、ステップS25で取得した位置情報を埋め込む。ここでは、位置情報の文字の画像を、対象データの画像に合成し、合成画像を生成する。
ステップS27においては、処理がステップS26から進む場合、ステップS26において生成された合成画像を用紙等の記録媒体に形成する。また、処理がステップS23から進む場合、ステップS21で選択された対象データの画像を記録媒体に形成する。
次のステップS28においては、対象データが機能BOXに記憶されているか否かを判断する。機能BOXに記憶されていれば処理をステップS29に進め、そうでなく共有BOXに記憶されていれば処理をステップS30に進める。ステップS29においては、対象データに関連付けられている属性情報を変更する。具体的には、属性情報の禁止期間にステップS24で受け付けられた禁止期間を設定する。一方、ステップS30においては、ログインユーザのユーザIDを取得する。図9のステップS01で一時記憶したユーザIDを読み出す。そして、属性情報を変更する(ステップS31)。具体的には、属性情報のユーザIDにステップS30で取得したユーザIDを設定し、禁止期間にステップS24で受け付けられた禁止期間を設定する。
図11は、スキャン処理の流れの一例を示すフローチャートである。スキャン処理は、図9のステップS15において実行される処理である。図11を参照して、CPU111は、図9のステップS03において受け付けた操作が、スキャン操作を含んでいるか否かを判断する(ステップS41)。スキャン操作を含んでいれば処理をステップS42に進め、そうでなければ処理をデータ管理処理に戻す。ステップS42においては、画像読取部20を制御して、原稿に形成された画像を読み取らせ、画像読取部20が出力する原稿画像を受け付ける。次のステップS43においては、原稿画像から位置情報を抽出する。位置情報が文字画像として合成されている場合には、文字認識することにより文字情報を抽出する。位置情報が電子透かし情報として原稿画像に埋め込まれている場合には、画像処理することにより位置情報を抽出する。原稿画像から位置情報が抽出されたならば処理をステップS45に進めるが、そうでなければ処理をステップS48に進める。ステップS48においては、原稿画像を処理対象データに設定し、処理をステップS49に進める。
ステップS45においては、ステップS43で原稿画像から抽出された位置情報で特定される位置に記憶されているデータをHDD116から検索する。そして、検索の結果、抽出した対象データを読出し(ステップS46)、処理をステップS47に進める。位置情報と関連付けられたファイル名のデータを読み出す。ステップS47においては、読み出したデータを処理対象データに設定し、処理をステップS49に進める。
ステップS49においては、図9のステップS03において受け付けた操作が、プリント操作を含んでいるか否かを判断する。プリント操作を含んでいれば処理をステップS50に進め、そうでなければ処理をステップS51に進める。ステップS50においては、処理対象データをプリントする。具体的には、画像形成部30に処理対象データを出力し、処理対象データの画像を着オ記録媒体に形成させる。
ステップS51においては、図9のステップS03において受け付けた操作が、電子メール送信操作を含んでいるか否かを判断する。電子メール送信操作を含んでいれば処理をステップS52に進め、そうでなければ処理をステップS53に進める。ステップS52においては、処理対象データを添付した電子メールを生成し、送信する。
ステップS53においては、図9のステップS03において受け付けた操作が、FTP送信操作を含んでいるか否かを判断する。FTP送信操作を含んでいれば処理をステップS54に進め、そうでなければ処理をデータ管理処理に戻す。ステップS54においては、処理対象データをFTPで送信する。
図12は、警告処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。警告処理は、図9のステップS02において実行される処理である。図12を参照して、ログインユーザのユーザIDを取得する(ステップS61)。ステップS01において一時記憶されたユーザIDを読み出す。
そして、データを選択する(ステップS62)。選択の対象となるデータは、HDD116の共有BOXに記憶されているデータのうち1つを選択する。そして、選択されたデータの属性情報を取得する(ステップS63)。さらに、属性情報にログインユーザのユーザIDが含まれるか否かを判断する(ステップS64)。属性情報がログインユーザのユーザIDを含んでいれば処理をステップS65に進め、そうでなければ処理をステップS69に進める。
ステップS65においては、属性情報に含まれる禁止期間が経過しているか否かを判断する。禁止期間が経過していれば処理をステップS66に進め、そうでなければ処理をステップS69に進める。ステップS66においては、ログインユーザに禁止解除を要求する。具体的には、表示部114に、選択されたデータのファイル名と、そのデータの変更または削除の禁止を解除するメッセージを表示する。
そして、解除指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS67)。操作部115に予め備えられた変更または削除を解除するためのボタンがユーザにより押下されたか否かを判断する。解除指示を受け付けたならば処理をステップS68に進め、受け付けなければ処理をステップS69に進める。ステップS68においては、変更または削除の禁止を解除する。具体的には、ステップS63で取得した属性情報に含まれる禁止期間を消去する、またはブランクに設定する。
ステップS69においては、未処理のデータがHDD116の共有BOXに記憶されているか否かを判断し、未処理のデータが存在すれば処理をステップS62に進め、存在しなければ処理をデータ管理処理に戻す。
図13は、機能実行処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。機能実行処理は、CPU111が画像形成プログラムを実行することにより、CPU111により実行される処理である。CPU111は、機能実行処理を、例えば所定時間間隔で実行する。
図13を参照して、CPU111は、HDD116の機能BOXに記憶されているデータの1つを処理対象として選択する(ステップS71)。そして、処理対象のデータに関連付けられている属性情報を取得する(ステップS72)。属性情報に含まれる禁止期間を経過しているか否かを判断する(ステップS73)。禁止期間を経過していれば処理をステップS74に進め、禁止期間を経過していなければ処理をステップS77に進める。禁止期間を経過していなければ、変更または削除が禁止されているため、処理対象のデータを削除することができないからである。
ステップS74においては、属性情報をBOX属性に変更する。具体的には、属性情報の禁止期間を消去する、またはブランクに設定する。次のステップS75においては、削除期間を経過しているか否かを判断する。ここでは、機能BOXに関連付けられた処理内容として、機能BOXに記憶されてから1週間で削除する処理が定義されている。したがって、属性情報に含まれる保存日時から1週間が経過しているか否かを判断する。削除期間を経過していれば処理をステップS76に進め、そうでなければ処理をステップS77に進める。
ステップS76においては、ステップS71で選択した対象データを機能BOXから削除する。これにより、機能BOXにいつまでも不要なデータが記憶されることがなく、HDD116の記憶容量を有効に利用することができる。また、削除期間を経過していても、禁止期間を経過していない場合には、ステップS73において処理がステップS77に進むので、ステップS76が実行されず、データは削除されない。このため、次にスキャン処理が実行される場合に、機能BOXに記憶されたデータに基づいて処理を実行することができる。
次のステップS77においては、未処理のデータが機能BOXに記憶されているか否かを判断する。未処理のデータが存在する場合には処理をステップS71に戻し、存在しない場合には処理を終了する。
以上説明したように第1の実施の形態におけるMFP100は、HDD116に記憶されたデータのうちから出力対象となる対象データが指定されると、対象データの画像とそれがHDD116に記憶されている位置を示す位置情報とを合成した合成画像を用紙に形成するとともに、対象データの変更または削除を禁止する。このため、対象データは、記録媒体に画像として形成された後に変更または削除が禁止されるので、対象データと用紙に形成された画像とを整合させることができる。
また、画像読取部20により読み取られた原稿画像が位置情報を含む場合、位置情報で特定される位置に記憶されている対象データがHDD116から読み出され、対象データが処理されるので、原稿に手書で追記等した場合であっても手書文字のない画像を形成することができる。
また、対象データの変更または削除を禁止する期間が受け付けられると、禁止された期間が経過するまでの間、対象データの変更または削除が禁止される。禁止された期間を経過した後は、対象データを削除することができるので、対象データがいつまでもHDD116に記憶されるのを回避して、記憶資源を有効に利用することができる。
また、HDD116はデータが記憶されてから所定期間、ここでは1週間でそのデータを削除する処理条件が設定された機能BOXを有するが、そのデータに変更または削除を禁止する期間が関連付けられていると、変更または削除を禁止する期間内は、データが記憶されてから1週間経過した後であっても削除されない。このため、データの画像と用紙に形成された画像が整合するこことを、所定期間内において保障することができる。
また、共有BOXに記憶されるデータについては、関連情報にユーザIDを含むので、対象データと関連付けられたユーザIDのユーザがログインした時点で、禁止期間を超えて対象データの変更または削除が禁止されていることを報知することができる。このため、ユーザは、対象データの変更または削除を解除することができ、さらに、対象データを削除することができる。このため、対象データがいつまでもHDD116に記憶された状態となるのを回避することができる。
<第2の実施の形態>
次に第2の実施の形態におけるMFP100Aについて説明する。第2の実施の形態におけるMFP100Aのハード構成は、第1の実施の形態におけるMFP100と同じなので、ここでは説明を繰り返さない。
図14は、第2の実施の形態におけるMFP100Aが備えるCPU111Aの機能の概要を示す機能ブロック図である。図3に示した機能ブロック図と異なる点は、禁止部159が削除された点、合成部157、BOX管理部169Aおよび処理実行部179Aが変更された点である。その他の構成は、図3に示したのと同じなのでここでは、異なる点を主に説明する。
操作受付部151が含むデータ指定部153は、HDD116に記憶されているデータのうち、BOXプリント処理の対象となる対象データの指定を受け付けると、指定されたデータを対象データとし、対象データのファイル名をBOX管理部169Aに出力する。期間受付部155は、対象データの変更または削除を禁止する期間を受け付けると、受け付けた期間をBOX管理部169Aに出力する。
BOX管理部169Aは、機能実行部171およびデータ処理部173に加えて、コピー生成部181および履歴記憶部183を含む。コピー生成部181は、データ指定部153から対象データのファイル名が入力される。コピー生成部181は、データ指定部153から入力されるファイル名の対象データを複製し、複製したデータをHDD116の所定の記憶領域に記憶するとともに、複製したデータのファイル名を合成部157Aに出力する。ここでは複製元の対象データをオリジナルデータといい、複製したデータをコピーデータという。ここでは、コピーデータをHDD116が有する記憶領域のうち原本保存BOXに記憶する場合を例に説明する。コピー生成部181は、オリジナルデータとコピーデータとを関連付けるための関連情報を生成し、HDD116に記憶する。
合成部157Aは、BOX管理部169Aからコピーデータのファイル名が入力される。合成部157Aは、ファイル名で特定されるコピーデータをHDD116から読出し、コピーデータの画像を生成するとともに、コピーデータの画像とコピーデータが記憶されているHDD116における位置を示す位置情報とを合成した合成画像を生成する。合成部157Aは、生成した合成画像を画像形成制御部161に出力する。画像形成制御部161は、画像形成部30に合成画像を用紙等の記録媒体に形成させる。なお、ここでは、コピーデータから合成画像を生成する場合を例に説明するが、オリジナルデータから合成画像を生成するようにしてもよい。この場合、合成部157Aは、オリジナルデータの画像とそのオリジナルデータに対応するコピーデータの位置情報とを合成した合成画像を生成する。
図15は、関連情報の一例を示す第3の図である。図15に示す関連情報は、オリジナルデータが共有BOXに記憶されている場合における関連情報である。図15を参照して、関連情報は、オリジナルデータのファイル名を示すオリジナル名と、コピーデータのファイル名を示すコピー名と、属性情報とを関連付ける。属性情報は、変更履歴と、禁止期間と、ユーザIDとを含む。
図14に戻って、コピー生成部181は、オリジナルデータが共有BOXに記憶されている場合、オリジナルデータのファイル名を関連情報のオリジナル名に設定し、コピーデータのファイル名を関連情報のコピー名に設定し、期間受付部155から受け付けた期間を属性情報の禁止期間に設定し、ユーザ認証部163により認証されたユーザIDを属性情報のユーザIDに設定する。すなわち、BOXプリント指示を入力したユーザのユーザIDと、そのユーザが指定した禁止期間とが、BOXプリント指示を入力した時点で関連情報の属性情報として設定され、関連情報が対象データ(オリジナルデータ)と関連付けられる。
図16は、関連情報の一例を示す第4の図である。図16に示す関連情報は、オリジナルデータが機能BOXに記憶されている場合における関連情報である。図16を参照して、関連情報は、オリジナルデータのファイル名を示すオリジナル名と、コピーデータのファイル名を示すコピー名と、属性情報とを関連付ける。属性情報は、変更履歴と、保存日時と、禁止期間とを含む。
図14に戻って、コピー生成部181は、オリジナルデータが機能BOXに記憶されている場合、オリジナルデータのファイル名を関連情報のオリジナル名に設定し、コピーデータのファイル名を関連情報のコピー名に設定し、期間受付部155から受け付けた期間を属性情報の禁止期間に設定し、オリジナルデータが機能BOXに記憶された日時を保存日時に設定する。すなわち、ユーザによりBOXプリント指示が入力された時点で関連情報が生成され、対象データ(オリジナルデータ)と関連付けられる。
履歴記憶部183は、データ処理部173によりオリジナルデータが変更または削除されると、その処理の履歴を履歴情報としてオリジナルデータと関連付けて記憶する。履歴情報は、オリジナルデータのコピーデータが生成された以降に、オリジナルデータに実行されたすべての処理の履歴を含む。具体的には、処理の日時および内容、処理を指示したユーザのユーザIDを含む履歴情報を記憶し、履歴情報に対するポインタを、オリジナルデータのファイル名を含む関連情報に含まれる属性情報の変更履歴に設定する。
このため、第2の実施の形態におけるMFP100Aにおいては、コピーデータは、原本保存BOXに記憶されて、その後変更されることはない。一方、オリジナルデータは、データ処理部173または機能実行部171によって変更または削除される。さらに、オリジナルデータが変更または削除されると、履歴記憶部183によって、変更または削除された処理が履歴情報として記憶され、その履歴情報へのポインタが関連情報の一部として記憶される。したがって、履歴情報に基づいて、オリジナルデータとコピーデータとの違いを知ることができる。
機能実行部171は、機能BOXにデータが記憶されると、そのデータが記憶されてから1週間後に、そのデータを機能BOXから削除する。機能実行部171は、機能BOXに記憶されているデータに関連付けられた関連情報が変更または削除を禁止するための禁止期間を含む場合であってもデータを削除する。また、データ処理部173は、操作受付部151からHDD116に記憶されているデータを削除する操作を受け付けると、受け付けた操作に従ってデータを削除する。データ処理部173は、処理対象とする対象データの属性情報が禁止期間を含んでいても、そのデータを削除する。これらの場合、削除された関連情報は削除されず、履歴記憶部183によりデータを削除した履歴情報が記憶される。
処理実行部179Aは、原稿画像受付部175から原稿画像が入力され、位置情報抽出部177から位置情報が入力される。処理実行部179Aは、位置情報で特定される位置に記憶されたコピーデータのファイル名を含む関連情報を読出し、オリジナルデータを特定する。そして、原稿画像と、オリジナルデータとのいずれか一方を処理する。
処理実行部179Aは、選択部185を含む。選択部185は、表示部114に操作画面を表示し、ユーザが入力する指示に基づいて、原稿画像とオリジナルデータとのいずれを処理対象とするかを決定する。処理実行部179Aは、オリジナルデータを処理する場合、コピーデータに対応するオリジナルデータを読出し、読み出したオリジナルデータを処理する。処理の内容は、操作画面に従ってユーザが操作部115に入力する指示により定まる。
また、選択部185は、関連情報に含まれる変更履歴のポインタで示される履歴情報を読み出し、表示部114に履歴情報を含む更新履歴表示画面を表示する。これにより、ユーザは、原稿画像とオリジナルデータとの違いを知ることができ、いずれを選択するかの判断を容易にすることができる。
図17は、操作画面の一例を示す第2の図である。図17を参照して、操作画面は、位置情報に含まれるコピーデータに対応するオリジナルデータのファイル名「文書A2」を表示する領域を含み、処理内容を選択するためのボタン213,215,217と、原稿画像を選択するためのボタン219と、履歴情報を表示する画面に切り換えるための遷移ボタン221と、を含む。ボタン219が指示されると、原稿画像が処理対象として選択されるが、ボタン219が指示なければコピーデータが処理対象として選択される。
ボタン213が選択された場合、処理内容にデータの画像を形成するプリントが選択され、ボタン215が選択されると処理内容として電子メールでデータを送信する電子メール送信が選択され、ボタン217が選択されると処理内容としてFTP(File Transfer Protocol)に従って送信するFTP送信が選択される。
遷移ボタン221が選択されると、更新履歴表示画面が表示部114に表示される。図18は、更新履歴表示画面の一例を示す図である。図18を参照して、更新履歴表示画面は、オリジナルデータのファイル名「文書A2」を表示する領域と、履歴情報を表示する領域233と、「更新する」の文字が表されたボタン235と、「更新しない」の文字が表されたボタン237とを含む。ボタン235が指示されると、オリジナルデータが処理対象として選択され、ボタン237が指示されるとコピーデータが処理対象として選択される。
図19は、データ管理処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。図9に示したデータ管理処理の第1のフローチャートと異なる点は、ステップS09〜ステップS12に代えて、ステップS101〜ステップS103が実行される点である。図19を参照して、ステップS08においては、ファイル操作がHDD116に記憶されているデータを変更または削除する操作であるか否かを判断する。変更または削除する操作ならば処理をステップS101に進め、そうでなければ処理をステップS13に進める。ステップS101においては、操作の対象となるデータに対して変更処理または削除処理を実行する。次のステップS102においては、変更または削除された処理に対する履歴情報を生成し、HDD116に記憶する。そして、ステップS103において、履歴情報へのポインタを、変更または削除されたデータに関連付けられている関連情報に含まれる変更履歴に設定する。
図20は、プリント処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。図10に示したプリント処理の第1のフローチャートと異なる点は、ステップS25に代えて、ステップS24AおよびステップS25Aが実行される点である。他の処理はすべて同じなのでここでは説明を繰り返さない。図20を参照して、ステップS24Aにおいては、ステップS21で選択された対象データのコピーデータを生成し、原本保存BOXに記憶する。さらに、次のステップS25Aにおいては、コピーデータのHDD116における位置情報を取得し、処理をステップS26に進める。次のステップS26においては、ステップS21で選択された対象データの画像と、コピーデータの位置情報とを合成した合成画像を生成する。
図21は、スキャン処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。図11に示したスキャン処理の第1のフローチャートと異なる点は、ステップS45〜ステップS47に代えて、ステップS111〜ステップS119が実行される点である。以下、図11に示したフローチャートと異なる点を主に説明する。
ステップS111においては、ステップS43で原稿画像から抽出された位置情報で特定されるデータ、ここではコピーデータをHDD116から検索する。そして、検索の結果、抽出したコピーデータを読出し(ステップS112)、処理をステップS113に進める。この段階で、表示部114に図17に示した操作画面211Aを表示する。
ステップS113においては、コピーデータのファイル名を含む関連情報を読み出す。そして、変更履歴の表示が指示されたか否かを判断する(ステップS114)。操作画面211Aのボタン221が指示されたか否かを判断する。ボタン221が指示されたならば処理をステップS115に進め、そうでなければステップS115をスキップして処理をステップS116に進める。ステップS115においては、履歴情報を表示部114に表示する。具体的には、図18に示した更新履歴表示画面を表示部114に表示する。そして、ユーザによる選択を受け付ける(ステップS116)。具体的には、図17に示した操作画面のボタン219、図18に示した更新履歴表示画面のボタン235、またはボタン237のいずれが指示されたかを判断する。
次のステップS117においては、ユーザによる選択を判別し、処理を分岐させる。具体的には、図18に示した更新履歴表示画面のボタン235が指示された場合には処理をステップS118に進め、図17に示した操作画面のボタン237が指示された場合には処理をステップS119に進め、図17に示した操作画面のボタン219が指示された場合には処理をステップS48に進める。
ユーザは、更新履歴表示画面に表示される履歴情報を見て、オリジナルデータと、コピーデータおよび原稿画像との違いを判断することができ、いずれを処理対象とするかを選択することができる。
図22は、警告処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。図12に示した警告処理の第1のフローチャートと異なる点は、ステップS68Aが変更された点である。図22を参照して、ステップS68Aにおいては、ステップS62で選択されたオリジナルデータに対応するコピーデータと、そのオリジナルデータの履歴情報と、そのオリジナルデータに関連付けられた関連情報とを削除する。コピーデータの変更または削除の禁止が解除されたため、コピーデータ、履歴情報および関連情報を記憶しておく必要がないからである。なお、オリジナルデータが削除されている場合があり、この場合ステップS61はスキップされ、ステップS63において削除されたオリジナルデータの関連情報が取得される。
図23は、機能実行処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。図23を参照して、CPU111は、HDD116の機能BOXに記憶されているデータの1つを処理対象として選択する(ステップS71)。そして、処理対象のデータに関連付けられている属性情報を取得する(ステップS72)。次に、属性情報に含まれる禁止期間を経過しているか否かを判断する(ステップS73)。禁止期間を経過していれば処理をステップS121に進め、禁止期間を経過していなければ処理をステップS124に進める。禁止期間を経過していなければ、コピーデータを記憶しておく必要があるからである。
ステップS121においては、コピーデータと履歴情報とを削除する。禁止期間が経過していれば、コピーデータと履歴情報を記憶しておく必要がないからである。属性情報を含む関連情報は、保存日時を記憶しておく必要があるため、削除されない。
次のステップS122においては、オリジナルデータが存在するか否かを判断する。オリジナルデータが記憶されていれば処理をステップS124に進め、記憶されていなければ処理をステップS123に進める。ステップS123においては、関連情報を削除し、処理をステップS124に進める。オリジナルデータとコピーデータとが存在しなければ、それらに関連する関連情報を記憶しておく必要はないからである。
ステップS124においては、削除期間が経過したか否かを判断する。ここでは、機能BOXに関連付けられた処理内容として、機能BOXに記憶されてから1週間で削除する処理が定義されている。したがって、属性情報に含まれる保存日時から1週間が経過しているか否かを判断する。削除期間を経過していれば処理をステップS125に進め、そうでなければ処理をステップS77に進める。
ステップS125においては、ステップS71で選択したオリジナルデータを機能BOXから削除する。これにより、機能BOXにいつまでも不要なデータが記憶されることがなく、HDD116の記憶容量を有効に利用することができる。また、削除期間を経過していても、禁止期間を経過していない場合には、ステップS73において処理がステップS124に進むので、ステップS121が実行されず、コピーデータと履歴情報は削除されない。このため、次にスキャン処理が実行される場合に、コピーデータに基づいて処理を実行することができる。
次のステップS126においては、禁止期間が経過しているか否かを判断する。禁止期間を経過していれば処理をステップS127に進め、禁止期間を経過していなければ処理をステップS128に進める。ステップS127においては、コピーデータと履歴情報とを削除し、処理をステップS77に進める。禁止期間が経過していれば、コピーデータと履歴情報を記憶しておく必要がないからである。
一方、ステップS128においては、履歴情報を更新し、処理をステップS77に進める。オリジナルデータが削除された後でも、禁止期間が経過する前であれば、コピーデータと履歴情報とが記憶されているので、その後に、原稿画像を読み取った場合でも、オリジナルデータが削除されたことをユーザに知らせることができるとともに、コピーデータに基づいて処理を実行することができる。
次のステップS77においては、未処理のデータが機能BOXに記憶されているか否かを判断する。未処理のデータが存在する場合には処理をステップS71に戻し、存在しない場合には処理を終了する。
以上説明したように第2の実施の形態におけるMFP100は、記憶されたデータのうちから出力対象となるオリジナルデータが指定されると、オリジナルデータを複製したコピーデータが原本保存BOXに記憶されるとともに、コピーデータと、該コピーデータが記憶されている位置情報とを合成した合成画像が用紙に形成される。このため、コピーデータは、合成画像が用紙に形成された後は変更または削除されないので、オリジナルデータが変更または削除された後であっても、コピーデータと合成画像とを整合させることができる。
また、画像読取部20により読み取られた原稿画像が位置情報を含む場合、位置情報で特定される位置に記憶されているコピーデータまたはオリジナルデータとのいずれかが処理される。このため、原稿に手書で追記等した場合であっても手書文字のない画像を形成することができる。
また、オリジナルデータが変更された場合、変更された履歴が履歴情報として記憶されるので、画像読取部20により読み取られた原稿画像が位置情報を含む場合、位置情報で特定される位置に記憶されているコピーデータに対応するオリジナルデータが変更されている旨を表示することができる。このため、ユーザは、変更後のオリジナルデータを処理するか、変更前のコピーデータを処理するかを選択することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態の1つにおけるMFPの外観を示す斜視図である。 MFPのハード構成の一例を示すブロック図である。 MFPが備えるCPUの機能の概要を示す機能ブロック図である。 BOXプリント指定画面の一例を示す図である。 合成画像の一例を示す図である。 関連情報の一例を示す第1の図である。 関連情報の一例を示す第2の図である。 操作画面の一例を示す第1の図である。 データ管理処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 プリント処理の流れの一例を示すフローチャートである。 スキャン処理の流れの一例を示すフローチャートである。 警告処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 機能実行処理の流れの一例を示す第1のフローチャートである。 第2の実施の形態におけるMFPが備えるCPU111の機能の概要を示す機能ブロック図である。 関連情報の一例を示す第3の図である。 関連情報の一例を示す第4の図である。 操作画面の一例を示す第2の図である。 更新履歴表示画面の一例を示す図である。 データ管理処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 プリント処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 スキャン処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 警告処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。 機能実行処理の流れの一例を示す第2のフローチャートである。
符号の説明
9 操作パネル、20 画像読取部、30 画像形成部、40 給紙部、50 後処理部、60 ファクシミリ部、61 通信制御部、100 MFP、101 メイン回路、111 CPU、112 RAM、113 EEPROM、114 表示部、115 操作部、116 HDD、117 データ通信制御部、119A メモリカード、151 操作受付部、153 データ指定部、155 期間受付部、157,157A 合成部、159 禁止部、161 画像形成制御部、163 ユーザ認証部、165 報知部、169,169A BOX管理部、171 機能実行部、173 データ処理部、175 原稿画像受付部、177 位置情報抽出部、179,179A 処理実行部、181 コピー生成部、183 履歴記憶部、185 選択部。

Claims (18)

  1. 原稿を読み取って画像を処理する際において、当該画像に位置情報が付加されていると判定されると、その位置情報に基づいて格納されているデータを読み出し、読み取られた画像に代えて読み出された画像の処理を行なう装置に用いられる原稿を作成する画像形成装置であって、
    データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたデータのうちから出力対象となる対象データを指定する指定手段と、
    前記対象データが記憶されている前記記憶手段における位置を示す位置情報を、前記対象データに基づいて出力される画像に付加する指示を受け付ける指示手段と、
    前記指示手段により指示を受けると、それに応じて前記対象データに対してその変更または削除の禁止を指示する属性を付加する禁止手段と、
    前記対象データに基づく画像と前記位置情報とを合成した合成画像を生成する合成手段と、
    前記合成画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、を備えた画像形成装置。
  2. 前記記録媒体に形成された原稿画像を読み取る読取手段と、
    前記読み取られた原稿画像が前記位置情報を含む場合、前記記憶手段の前記位置情報で特定される位置に記憶されている前記対象データを処理する処理手段と、をさらに備えた請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、
    前記受け付けられた期間を前記対象データと関連付ける期間関連付手段と、を含み、
    前記禁止手段は、前記対象データに対して変更または削除禁止を指示する属性が付加されてから前記対象データに関連付けられた期間が経過するまでの間、前記対象データの変更または削除を禁止する、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記記憶手段は、データを処理するための処理条件が設定された記憶領域を有し、
    前記記憶領域に記憶されたデータを、前記処理条件に従って処理する機能実行手段をさらに備え、
    前記機能実行手段は、前記対象データに対して変更または削除の禁止を指示する属性が付加されている場合、前記対象データを変更または削除しない、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  5. 前記指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、
    前記受け付けられた期間を前記対象データと関連付ける期間関連付手段と、を含み、
    前記機能実行手段は、前記対象データに前記期間関連付手段により関連付けられた期間が経過した後は、前記対象データを前記処理条件に従って処理する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. オペレータを特定するための認証手段と、
    前記対象データが指定されたときに前記認証手段により特定されているオペレータを識別するための識別情報と前記対象データとを関連付けるオペレータ関連付手段と、
    前記対象データと関連付けられた前記識別情報のオペレータが前記認証手段により特定されることを条件に、前記禁止手段により付加された変更または削除の禁止を指示する属性を解除する解除手段と、をさらに備えた請求項1、2、4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、
    前記受け付けられた期間を前記対象データと関連付ける期間関連付手段と、を含み、
    前記対象データに対して変更または削除の禁止を指示する属性が付加されてから前記対象データに前記期間関連付手段により関連付けられた期間が経過した後に、該対象データと関連付けられた前記識別情報のオペレータが前記認証手段により特定されることに応じて、前記対象データが記憶されていることを報知する報知手段を、さらに備えた、請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 原稿を読み取って画像を処理する際において、当該画像に位置情報が付加されていると判定されると、その位置情報に基づいて格納されているデータを読み出し、読み取られた画像に代えて読み出された画像の処理を行なう装置に用いられる原稿を作成する画像形成装置であって、
    データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたデータのうちから出力対象となるオリジナルデータを指定する指定手段と、
    前記オリジナルデータを複製したコピーデータを前記記憶手段に記憶するとともに、前記オリジナルデータと前記コピーデータとを関連付けるデータ関連付手段と、
    前記コピーデータが記憶されている前記記憶手段における位置を示す位置情報を、前記コピーデータに基づいて出力される画像に付加する指示を受け付ける指示手段と、
    前記指示手段により指示を受けると、それに応じて前記コピーデータに対してその変更または削除の禁止を指示する属性を付加する禁止手段と、
    前記コピーデータに基づく画像前記位置情報とを合成した合成画像を生成する合成手段と、
    前記合成画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、を備えた画像形成装置。
  9. 前記記録媒体に形成された原稿画像を読み取る読取手段と、
    前記読み取られた原稿画像が前記位置情報を含む場合、前記原稿画像に代えて、前記記憶手段の前記位置情報で特定される位置に記憶されている前記コピーデータと該コピーデータに関連付けられた前記オリジナルデータとのいずれかを処理する処理手段と、をさらに備えた請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記オリジナルデータが変更された場合、変更された履歴を示す履歴情報を記憶するとともに、前記オリジナルデータと前記履歴情報とを関連付ける変更履歴記憶手段と、
    前記記憶手段の前記位置情報で特定される位置に記憶されている前記コピーデータに関連付けられた前記オリジナルデータに、前記履歴情報が関連付けられている場合、前記オリジナルデータが変更されている旨を表示する表示手段と、をさらに備えた請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記表示手段は、前記履歴情報を表示する履歴表示手段を含む、請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、
    前記受け付けられた期間を前記コピーデータと関連付ける期間関連付手段と、を含み、
    前記コピーデータに前記期間関連付手段により関連付けられた前記期間が経過すると、前記コピーデータと該コピーデータに関連付けられた前記オリジナルデータに関連付けられた前記履歴情報とを削除する削除手段と、をさらに備えた請求項10または11に記載の画像形成装置。
  13. 前記指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、
    前記受け付けられた期間を前記コピーデータと関連付ける期間関連付手段と、を含み、
    前記コピーデータに前記期間関連付手段により関連付けられた期間が経過すると、前記コピーデータを削除する削除手段と、をさらに備えた請求項8〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. オペレータを特定するための認証手段と、
    前記オリジナルデータが指定されたときに前記認証手段により特定されているオペレータを識別するための識別情報と前記コピーデータとを関連付けるオペレータ関連付手段と、
    前記コピーデータと関連付けられた前記識別情報のオペレータが前記認証手段により特定されることを条件に、前記コピーデータを削除する削除手段と、をさらに備えた請求項8〜11のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記指定手段は、期間を受け付ける期間受付手段と、
    前記受け付けられた期間を前記コピーデータと関連付ける期間関連付手段と、を含み、
    前記コピーデータに前記期間関連付手段により関連付けられた期間が経過した後に、該コピーデータと関連付けられた前記識別情報のオペレータが前記認証手段により特定されることに応じて、前記コピーデータが記憶されていることを報知する報知手段を、さらに備えた請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 原稿を読み取って画像を処理する際において、当該画像に位置情報が付加されていると判定されると、その位置情報に基づいて格納されているデータを読み出し、読み取られた画像に代えて読み出された画像の処理を行なう装置に用いられる原稿を作成する画像形成装置で実行される画像形成方法であって、
    データを記憶するステップと、
    前記記憶されたデータのうちから出力対象となる対象データを指定するステップと、
    前記対象データが記憶されている前記記憶手段における位置を示す位置情報を、前記対象データに基づいて出力される画像に付加する指示を受け付けるステップと、
    前記指示を受け付けるステップにおいて指示が受けられると、それに応じて前記対象データに対してその変更または削除の禁止を指示する属性を付加するステップと、
    前記対象データに基づく画像と前記位置情報とを合成した合成画像を生成するステップと、
    前記合成画像を記録媒体に形成するステップと、を含む画像形成方法。
  17. 原稿を読み取って画像を処理する際において、当該画像に位置情報が付加されていると判定されると、その位置情報に基づいて格納されているデータを読み出し、読み取られた画像に代えて読み出された画像の処理を行なう装置に用いられる原稿を作成する画像形成装置で実行される画像形成方法であって、
    データを記憶するステップと、
    前記記憶されたデータのうちから出力対象となるオリジナルデータを指定するステップと、
    前記オリジナルデータを複製したコピーデータを記憶するとともに、前記オリジナルデータと前記コピーデータとを関連付けるステップと、
    前記コピーデータが記憶されている前記記憶手段における位置を示す位置情報を、前記コピーデータに基づいて出力される画像に付加する指示を受け付けるステップと、
    前記指示を受け付けるステップにおいて指示が受けられると、それに応じて前記コピーデータに対してその変更または削除の禁止を指示する属性を付加する禁止手段と、
    前記コピーデータに基づく画像と前記位置情報とを合成した合成画像を生成するステップと、
    前記合成画像を記録媒体に形成するステップと、を含む画像形成方法。
  18. 請求項16または請求項17に記載の画像形成方法をコンピュータに実行させるための画像形成プログラム。
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