JP2006309731A - ネットワークデバイスおよびデバイス制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム - Google Patents

ネットワークデバイスおよびデバイス制御方法およびコンピュータが読み取り可能なプログラムを格納した記憶媒体およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワーク設定に対応付けられている省電力モード復帰条件を選択する簡単な操作で、節電効果が高いネットワーク設定を完了することである。
【解決手段】 ネットワークデバイスにおいて、要求が一定時間ない場合に、節電効果が異なるようにプロトコルタイプに対応付けられた異なる復帰条件をオペレーションパネル109に表示する。そして、該表示された異なる復帰条件から所望の復帰条件がユーザにより選択する。その場合に、ネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに復帰条件を設定保存する。そして、ネットワークI/F制御部107が該選択された所望の復帰条件を満たす要求を受信したら、移行されている省電力モードから通常動作モードへ復帰させる構成を特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワーク環境に接続されて所定の省電力モード機能を持つネットワークデバイスにおける省電力モード処理に関するものである。
近年、環境保護の観点から、あるいは、省エネ等の要請から事務機器を含む各種のネットワークデバイスには低消費電力化が求められている。
そして、これを実現するため、従来のネットワークデバイス、例えばデジタル複合機においては、ある一定時間何も動作していない待機状態の時間が続くと、装置内の各資源(印字部、読取部、表示部、制御部等)への電源の供給を停止する。そして、省電力モードへ移行するという手法を採用している。
また、省電力モード中においては、ネットワーク経由でなんらかの省電力モードから復帰するパケットを受信した場合において通常動作モードへ復帰する手法を採用している。
しかしながら、現在ではより一層のネットワーク機能の多機能化によりネットワーク経由で受信するパケット数も増加したため、利用者側から見れば不要なパケット受信によって、ネットワーク機器が省電力モードから復帰する回数も増加し、省電力モードで動作している時間が全体的に短縮する。これにより、十分に省電力モードの機能を発揮しているとは言い難く、省電力モードの機能を阻害しているという問題が現れはじめてきていた。
そこで、受信するパケット信号を不要な信号かどうかを判断するようなフィルタリング機能を持つ検出部や、予め設定したパケット以外は破棄するような処理を行うなどの工夫がなされてきている。
例えば、ブロードキャストパケットを選択的に破棄するかを予め設定でき、プロトコルタイプと対応づけて破棄するパケットをユーザが設定できるものがある(下記特許文献1)。
しかしながら、上記従来のネットワークデバイスの省電力制御技術において、利用者側からはプロトコルタイプの選択など複雑で専門的すぎてわかりにくいという要求があった。
さらに、近年では高まる環境への配慮や消費電力のコストダウンなどの理由から、ユーザ側からは不要なパケット受信によって省電力モードから復帰しないようなより頑健性の強い省電力モード仕様にカスタマイズしたいなど、よりいっそうの省電力化の必要性が求められてきている。
特開2003−191570号公報
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、熟練していないユーザであっても、受信したデータが従う(compliance with)プロトコルを考慮した、節電効果がより高いネットワークデバイスを提供することが可能とする仕組みを提供することである。
また、プロトコルタイプ等に関する情報に熟知していないユーザであっても、ネットワーク設定に対応付けられている省電力モード復帰条件を選択するという簡単な操作で、節電効果が高いネットワーク設定を完了することが可能とする仕組みを提供することである。
さらに、選択される復帰条件に対する節電効果との表示状態から節電効果を相対的にユーザが視覚的に確認できたり、あるいは選択される復帰条件で依存性のある復帰条件を画面上で確認できたりする仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明のネットワークデバイスは以下に示す構成を備える。
ネットワークを介して特定のプロトコルに従うデータパケットを受信して処理を行うネットワークデバイスであって、受信されるデータパケットが従うプロトコルに対応する、前記省電力状態からデバイスを復帰させるための復帰条件を設定する設定手段と、特定のプロトコルに従うデータパケットを受信した場合に、前記特定のプロトコルに対応する、前記設定手段が設定した復帰条件において、ネットワークデバイスを省電力状態から復帰させる復帰手段とを備えることを特徴とする。
上記目的を達成する本発明のデバイス制御方法は以下に示す構成を備える。
ネットワークを介して特定のプロトコルに従うデータパケットを受信して処理を行うネットワークデバイスを制御する方法であって、受信されるデータパケットが従うプロトコルに対応する、前記省電力状態からデバイスを復帰させるための復帰条件を設定する設定工程と、特定のプロトコルに従うデータパケットを受信した場合に、前記特定のプロトコルに対応する前記設定工程が設定した復帰条件において、ネットワークデバイスを省電力状態から復帰させる復帰工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、熟練していないユーザであっても、受信したデータが従う(compliance with)プロトコルを考慮した、節電効果がより高いネットワークデバイスを提供できる。
また、プロトコルタイプ等に関する情報に熟知していないユーザであっても、ネットワーク設定に対応付けられている省電力モード復帰条件を選択するという簡単な操作で、節電効果が高いネットワーク設定を完了することができる。
さらに、選択される復帰条件に対する節電効果との表示状態から節電効果を相対的にユーザが視覚的に確認できたり、あるいは選択される復帰条件で依存性のある復帰条件を画面上で確認できたりする。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の構成を説明するブロック図である。本例は、画像処理装置がネットワークデバイスとして機能し、コントローラユニット(CU)100とプリンタ110とオペレーションパネル109からネットワークデバイスが構成される例である。
図1において、CPU101は、ネットワークデバイスのソフトウェアプログラムを実行し、装置全体の制御を行う。ROM102は、リードオンリメモリであり、装置のブートプログラムや固定パラメータ等が格納されている。RAM103は、ランダムアクセスメモリであり、CPU101が装置を制御する際に、一時的なデータの格納などに使用する。
HDD108は、ハードディスクドライブであり、ホスト別、ユーザ別に印刷データの格納など、様々なデータの格納に使用する。タイマ112は、タイマ処理における経過時刻の管理を行う。
プリンタI/F制御部104は、エンジンとしてのプリンタ110を制御する装置である。NVRAM105は、不揮発性のメモリでありネットワークデバイスの各種設定値を保存するためのものであり、オペレーションパネル109からのユーザ設定される各種の印刷モードも記憶可能に構成されている。
パネル制御部106は、オペレーションパネル109を制御し、各種情報の表示、使用者からの指示入力を行う。ネットワークI/F制御部107は、LAN111とのデータの送受信を制御する。107Aはメモリで、CPU101が実行する後述する図10等の手順に従い参照すべき復帰条件(後述する図5〜図8に示すUIを介して選択される復帰条件)が記憶されるNVRAM105の内容に従い実行すべき復帰条件が記憶される。
バス113は、CPU101、ROM102、RAM103、HDD108、タイマ112、プリンタI/F制御部104、NVRAM105、パネル制御部106、ネットワークI/F制御部107が接続される。そして、CPU101からの制御信号や各装置間のデータ信号が送受信されるシステムバスである。
図2は、図1に示した画像処理装置を適用可能なネットワークシステムの一例を示す図である。
図2において、201、203はコンピュータで、所謂CPU,RAM,ROM等を含むコントローラユニット、キーボード、ポインティングデバイス、表示装置等を含む周辺装置を含む。そして、所定のOSの下で、各種のアプリケーションを実行して生成されるデータを、プリンタドライバ等を介してネットワークデバイスのコントローラユニット100のネットワークI/F制御部107と所定のプロトコルで通信可能に構成されている。
204のローカルエリアネットワーク(LAN)に接続されていて、図1のネットワークインタフェースを介して、ネットワークデバイス202と通信を行う。
図3は、本発明に係るネットワークデバイスにおける第1の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、ネットワークI/F制御部107が省電力モードからLAN111からパケットを受信する。そして、後述するように操作等により選択されて、ネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに記憶されている復帰条件に合致しているかを判別する第1の省電力モード処理手順に対応する。
なお、S101〜S104は各ステップを示し、各ステップは、図1に示したネットワークI/F制御部107がメモリ107Aに記憶される制御プログラムをロードして実行することで実現される。
先ず、ステップS101において、ネットワークデバイス202が省電力モード中のとき、ステップS102において、接続されているネットワーク経由で何らかのパケット信号をネットワーク上のコンピュータ201、203あるいは図示しないコンピュータ等から受信する。
そして、ステップS103において、ネットワークIF/制御部107は受信パケットが予めバッファに設定登録されていた復帰条件に対応するプロトコルタイプのパケットに含まれているかどうかを判断する。そして、受信パケットが復帰条件を満たしていると判断した場合は、ステップS104においてCPU101等を起動させ省電力モードから通常動作モードへ復帰する。
一方、ステップS103で、受信パケットが復帰条件と合致しないと判断した場合は、省電力モードから復帰せずに、ステップS101の状態に戻る。この復帰条件の設定については下記実施形態に基づいて説明する。
図4は、本発明に係るネットワークデバイスにおける第2の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、ネットワークI/F制御部107が省電力モードからLAN111からパケットを受信する。そして、後述するように操作等により選択されて、ネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに記憶されている復帰条件に合致しているかを判別する第2の省電力モード処理手順に対応する。
なお、S1901〜S1912は各ステップを示し、各ステップは、図1に示したネットワークI/F制御部107がメモリ107Aに記憶される制御プログラムをロードして実行することで実現される。
本処理は、CU100が起動された後、所定時間経過したことを認識するのに応答して起動される。
ステップS1901では、画像処理装置がスリープモードに入っている。そして、ステップS1902で、パケットが受信されたとCU100が判断した場合は、ステップS1903で、パケットのプロトコルの判断処理を行う。
CU100は、ステップS1904では、ステップS1903にて解析したパケットが起動パケットであるかを判断する。
そして、ステップS1904でCU100がステップS1902で受信したパケットが起動パケットであると判断した場合は、ステップS1905へ進む。
そして、ステップS1905では、起動パケット受信時に復帰することを示すフラグがONになっているかどうかをCU100が判断する。
ここで、CU100が該フラグがONになっていると判断した場合は、ステップS1908にて、スリープ状態から復帰する。
一方、ステップS1905で、フラグがONになっていないとCU100が判断した場合は、ステップS1901に戻る。
一方、ステップS1904で、CU100が、受信したパケットを起動パケットではないと判断した場合、ステップS1906へ進む。そして、ステップS1906では、CU100が、が受信したパケットが印刷プロトコルに従うものであるかを判断する。
ここで、CU100が印刷プロトコルに従うものであると判断した場合は、ステップS1907へ進む。
そして、ステップS1907では、印刷プロトコルのパケット受信時に復帰することを指示するフラグがONになっているかをCU100が判断する。ここで、CU100が該フラグがONになっていると判断した場合は、ステップS1908へ進んで、スリープ状態から復帰処理を行う。
一方、ステップS1907で、該フラグがONでないとCU100が判断した場合は、ステップS1901へ戻る。
一方、ステップS1906で、受信したパケットが印刷プロトコルでないとCU100が判断した場合は、ステップS1910へ進む。
そして、ステップS1910で、受信したパケットがユーティリティのプロトコルに従うものであるか否かをCU100が判断する。
ここで、CU100が受信したパケットがユーティリティのプロトコルに従うものであると判断した場合には、ステップS1911に進む。そして、ステップS1911で、ユーティリティプログラムのパケットを受信した際に復帰処理を行うことを示すフラグがONであるかをCU100が判定する。
ここで、CU100が該フラグがONであると判断した場合、ステップS1912へ進んで復帰処理を行う。
一方、ステップS1911で、該フラグはONでないとCU100が判断した場合は、ステップS1901へ進む。
一方、ステップS1910で、受信したパケットがユーティリティのプロトコルに従うものではないとCU100が判断した場合は、ステップS1901へ進む。上記の復帰処理の詳細は、詳述する。
なお、ステップS1904の起動パケットを受信したか否かは、CU100が受信したパケット内に所定のビット列が含まれるかどうかで判定する。また、判定処理はハードウェア回路で構成すると好適である。
さらに、ステップS1906の判断処理は、印刷プロトコル(例えば、LPR、Internet Printing Protocol,FTPダイレクトプリント、SMTPプリント、又は特定のジョブのデータ転送プロトコル)であるか否かをCU100が判断する。
この判断手法としては、パケットのヘッダを解析して判断する。例えば、接続されているポート番号(well−known port 番号等)に基づき判断したり、データの送信元によっても判断できる。
さらに、ステップS1910では、ユーティリティのプロトコル(SNMP,SLPなどの探索プロトコルを含むプロトコル)に従うものであるかどうかをCU100が判断する。
この判断手法としては、パケットのヘッダを解析して判断する。例えば、接続されているポート番号(well−known port 番号等)に基づき判断したり、データの送信元によっても判断できる。
〔第2実施形態〕
図5は、図1に示したコントローラユニット100に記憶される省電力モードから復帰するための第1の復帰条件のテーブルの一例を示す図である。本実施形態では、サービス条件と対応パケットとを対として復帰条件を決定する例である。なお、第1の復帰条件のテーブルは、NVRAM105あるいはHDD108等に記憶される構成であればよい。
なお、本実施形態において、サービス条件の種類は、例えばネットワークから起動しない(第1のサービス条件)、起動専用パケットを受信した時に起動(第2のサービス条件)などが挙げられる。また、印刷ジョブ要求のパケットを受信した時に起動(第3のサービス条件)、ユーティリティサービス要求のパケットを受信したとき時に起動(第4のサービス条件)などが挙げられる。
それぞれのサービス条件とは、例えば「ネットワークから起動しない」のサービスではネットワークを経由して受信するような上記すべてのパケットからの復帰を無効にする。そして、ネットワークから受信するパケットからは復帰せず、ローカルからの入力からでしか復帰できないという条件を表す。
また、「起動専用パケット受信時」のサービス条件は、起動専用パケットを受信した場合に限り省電力モードから復帰することを意味する。このパケットを受信して復帰する場合は、特定の電力消費ユニットの一例である必要な機能のみを起動する(例えばCPU101とRAM103など)パターンやデバイスの機能全体を起動するパターンなどがスリープレベルとして考えられる。図4のステップS1909の処理に対応する。
また、「印刷ジョブ受信時(印刷プロトコルに従うパケット受信時)」のサービスは「起動専用パケット受信時」の復帰条件の場合に加え、自機宛ARP、自機宛MACアドレスなどを受信した場合に省電力モードから復帰することを意味する。
例えば、印刷ジョブの受信を受けた場合は、特定の電力消費ユニットの一例である印刷に関わる必要な機能のみを起動パターンやデバイスの機能全体を起動するパターンなどがスリープのレベルとして考えられる。印刷に関わる必要な機能のみを起動例とは、例えばCPU101、RAM103、プリンタI/F104、NVRAM105、プリンタ110、HDDでスプールをする場合は加えてHDD108などである。これは、図4に示すステップS1909の処理に対応する。
また、「ユーティリティサービスに従うパケット受信時」のサービスは「起動専用パケット受信時」「印刷ジョブ受信時」などの復帰条件の場合に加え、SLPやSNMPのポーリングのパケット、各メーカー独自の印刷ジョブ以外のユーティリティサービス要求に関するパケットなどを受信した場合に省電力モードから復帰することを意味する。
このSLPやSNMPのパケットを受信した場合は、特定の電力消費ユニットの一例であるこの機能に関わる必要な機能のみを起動する(例えばCPU101、RAM103、NVRAM105など)パターンやデバイスの機能全体を起動するパターンなどがスリープのレベルとして考えられる。この処理は、図4に示すステップS1912の処理に対応する。ここで、起動とは、デバイスの特定部分を通電状態として、通常の動作状態に復帰することをいう。
つまり、ユーザの入力に応じて、CPU101は、複数の復帰条件から特定の復帰条件を選択するよう制御する。そして、特定のプロトコルに従うデータパケットを受信した場合に、前記選択手段により選択された上記の復帰条件に従って、ネットワークデバイスが有する特定の電力消費ユニットの省電力状態を解除する。これにより、前記復帰手段は省電力状態からデバイスを復帰させる。
なお、各サービス条件のうち、「起動専用パケット受信時」と「印刷ジョブ受信時」との間には、後述するように依存性が認められており、その選択状態により、表示内容を異なるようにCPU101とパネル制御部106とで表示制御を行う。
図6〜図9では、設定可能なサービスの種類をリスト表示し、どのサービス条件によって省電力モードから復帰させるかをユーザに選択させる例である。
図6〜図9において、右側のバーB(節電効果指標として機能する)は省電力効果のレベルを強弱レベルで表し、バーBの上の方がスリープ状態が深い、つまり省電力効果が強い条件を表し、バーBの下の方がスリープ状態が浅い、つまり省電力効果が弱い条件を表す。選択完了後、OKボタンBT1を押せば設定が保存される。
また、それぞれの復帰条件には依存関係があるので、選択するサービス条件によっては前記ネットワークデバイスが自動的に他のサービス条件も適応条件に含まれるかも判断し、もし依存関係が存在すればその他のサービス条件も有効にする。
以下、利用者が図6〜図9に示すUI上でサービス条件を選択する復帰条件設定操作のUI設定モジュールのフローチャートを図10に示す。
また、この復帰条件が設定された後、内部的に設定されたそれぞれのサービス条件を判断し、サービス条件と対応づけられている受信パケットを自動選択するような、復帰条件判別モジュールのフローチャートを図11に示す。
図10は、本発明に係るネットワークデバイスにおける第3の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、利用者が図6〜図9に示すUI上で省電力モードからの復帰条件を設定する場合のUI設定モジュールの制御手順に対応する。なお、UI設定モジュールは、例えば図1に示したROM102またはHDD108に記憶される。
なお、S201〜S214は各ステップを示し、各ステップは、図1に示したCPU101とパネル制御部106とがHDD108、ROM102等よりRAM103上に制御プログラムをロードして実行することで実現される。
まず、CPU101が実行するUI設定モジュールは、ステップS201において図6〜図9のようなUIの切り替え表示をCPU101の指示でパネル制御部106が行う。
次に、ステップS202において、CPU101が実行するUI設定モジュールは、オペレーションパネル109で、ユーザの選択操作に基づいて、CPU101は、「ネットワークから起動しない」の項目が「ON」に選択されたかどうを判断する。そして、もし「ON」が選択されていると判断した場合は、ステップS203に進む。そして、ステップS203において、オペレーションパネル109上のUI上の「ネットワークから起動しない」以外のサービス項目をすべてグレーアウトし「OFF」に表示する制御を行い(図6参照)、ステップS212へ進む。
一方、ステップS202で、CPU101が実行するUI設定モジュールは「ネットワークから起動しない」の項目が「OFF」に選択されていると判断した場合は、ステップS204に進む。そして、CPU101が実行するUI設定モジュールは、ステップS204において「起動専用パケット受信時」の項目が「ON」にされたかを判断する。そして、もし「ON」が選択されていると判断した場合は、ステップS205に進む。そして、ステップS205において、オペレーションパネル109上のUI上の「起動専用パケット受信時」以外のサービス項目をすべてグレーアウトし「OFF」に表示する制御を行い(図7参照)、ステップS212へ進む。
一方、ステップS204で、「起動専用パケット受信時」の項目が「OFF」にされていると判断した場合は、CPU101が実行するUI設定モジュールは、ステップS206において、「印刷ジョブ受信時」の項目が「ON」にされたかを判断する。そして、もし「ON」が選択されていると判断した場合は、「印刷ジョブ受信時」と「起動専用パケット受信時」には依存関係がある。このため、オペレーションパネル109上のUI上では、ステップS207において「起動専用パケット受信時」の項目も「ON」にする。そして、ステップS208において「ネットワークから起動しない」と「ユーティリティサービス受信時」の項目をグレーアウトし「OFF」に表示する制御を行い(図8参照)、ステップS212へ進む。
一方、ステップS206で、「印刷ジョブ受信時」の項目が「OFF」に設定されていると判断した場合は、CPU101が実行するUI設定モジュールは、ステップS209に進む。そして、ステップS209において「ユーティリティサービス受信時」の項目が「ON」にされているかどうかを判断する。そして、もし「ON」が選択されていると判断した場合は、「ユーティリティサービス受信時」と「印刷ジョブ受信時」および「起動専用パケット受信時」には依存関係がある。そこで、オペレーションパネル109上のUI上では、ステップS210において「印刷ジョブ受信時」および「起動専用パケット受信時」の項目も「ON」にする。そして、ステップS211において「ネットワークから起動しない」のみがグレーアウトし「OFF」に表示する制御を行い、ステップS212へ進む。
一方、ステップS209で、「ユーティリティサービス受信時」の項目が「ON」設定されていないと判断した場合は、ステップS212に進む。そして、ステップS212において、CPU101が実行するUI設定モジュールは「設定」が選択されたか(OKボタンBT1が押下指示される場合)を判断する。そして、もし「設定」が選択されていると判断した場合は、ステップS213において、それぞれの復帰条件設定値を、例えばNVRAM105に保持して、本処理を終了する。
なお、本メモリは、NVRAM105であってもいいし、HDD108であってもよい。
このように内部的な設定変更は、図11に示す復帰条件設定判別モジュールへ引き渡される。
一方、ステップS212で、OKボタンBT1が押下されていないと判断した場合は、ステップS214において、CPU101が実行するUI設定モジュールは「キャンセル(キャンセルボタンBT2)」が選択されたかを判断する。そして、もし「キャンセル」が選択されていると判断した場合は、設定値を保存せずに、本処理を終了し、それ以外は、ステップS202へ戻る。
これにより、オペレーションパネル109に表示される復帰条件は、プロトコルタイプ等のネットワーク情報をユーザに意識させることなく、ネットワーク上での節電効果を伴う復帰条件を選択するという簡単な操作で意図する復帰条件を選択してメモリに登録することができる。ここで、節電効果とは、バーBによる高低表示状態に対応する。
図11は、本発明に係るネットワークデバイスにおける第4の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、UI設定モジュールによりNVRAM105等のメモリに保持された復帰条件に従い現在の復帰条件設定値を内部的に自動変更するような、復帰条件判別モジュールの制御手順に対応する。なお、S301〜S308は各ステップを示し、各ステップは、図1に示したCPU101がHDD108、ROM102等よりRAM103上に制御プログラムをロードして実行することで実現される。
また、本処理は、図10に示した処理の終了後、直ちに、あるいは、ネットワークデバイスの電源投入時、あるいは、一定時間毎に変更状態を確認して実行されるものとする。
まず、復帰条件判別モジュールは、ステップS301において、上記メモリの復帰条件としての設定値に「ネットワークから起動しない」が設定されているかどうかを判断する。そして、もし「ネットワークから起動しない」が設定されていると判断した場合は、ステップS302に進む。そして、ステップS302において、ネットワーク経由で受信するあらゆるパケットから起動しないように、ネットワークI/F制御部107に全ての受信パケットからの起動を無効にするように、ネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに設定保存して、本処理を終了する。
これにより、節電効果が極めて高い状態に復帰条件げ変更設定される。
一方、ステップS301で、復帰条件に対する設定値に「ネットワークから起動しない」が設定されていないとCPU101が判断した場合は、CPU101が実行する復帰条件判別モジュールは、ステップS303に進む。そして、ステップS303において、例えばNVRAM105内に確保される復帰条件に対する設定値に「起動専用パケット受信時」が設定されているかどうかを判断する。そして、もし「起動専用パケット受信時」が設定されていると判断した場合は、ステップS304において、起動専用パケット受信時のみ省電力モードから復帰するように、ネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに設定保存して、本処理を終了する。
一方、ステップS303で、NVRAM105内に確保される復帰条件に対する設定値に「起動専用パケット受信時」が設定されていないとCPU101が判断した場合は、CPU101が実行する復帰条件判別モジュールは、ステップS305に進む。そして、ステップS305において、NVRAM105内に確保される復帰条件に対する設定値に「印刷ジョブ受信時」が設定されているかどうかを判断する。そして、もし「印刷ジョブ受信時」が設定されていると判断した場合は、「印刷ジョブ受信時」と「起動専用パケット受信時」の復帰条件は依存関係がある。そこで、ステップS306において、起動専用パケットや自機宛ARP、自機宛MACアドレスなどのパケットを受信した場合に省電力モードから復帰するように、ネットワークI/F制御部107内にメモリ107Aに設定保存して、本処理を終了する。
一方、ステップS305で、NVRAM105内に確保される復帰条件に対する設定値に「印刷ジョブ受信時」が設定されていないとCPU101が判断した場合は、ステップS307に進む。そして、CPU101が実行する復帰条件判別モジュールは、ステップS307において、NVRAM105内に確保される復帰条件に対する設定値に「ユーティリティサービス受信時」が設定されているかどうかを判断する。そして、もし「ユーティリティサービス受信時」が設定されているとCPU101が判断した場合は、「ユーティリティサービス受信時」と「印刷ジョブ受信時」、「起動専用パケット受信時」の復帰条件には依存関係があるので、ステップS308に進む。そして、ステップS308において、起動専用パケットや自機宛ARP、自機宛MACアドレス、SLPやSNMPのポーリングなどのパケットを受信する。この場合に省電力モードから復帰するように、ネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに設定保存して、本処理を終了する。
一方、ステップS307で、NVRAM105内に確保される復帰条件に対する設定値に「ユーティリティサービス受信時」が設定されていないとCPU101が判断した場合は、本処理を終了する。
これにより、ネットワークデバイスが通信するプロトコルタイプと対応した復帰条件が、省電力効果の強弱を段階的に明示するので、利用者はこれを参考にして省電力モードから復帰する復帰条件をオペレーションパネル109から直接的に選択する。ここで、復帰条件とは、サービスSJ1〜SJ4であって、復帰条件をテキストで示したものである。
これにより、ネットワーク上のパケット等に関する専門の知識がなくても、復帰条件に対応するネットワーク環境の設定を容易に行い、独自の復帰条件に合致する仕様にネットワーク通信機能をカスタマイズすることが可能となる。
また、不要なパケット受信からスリープ復帰させないような省電力効果の強い復帰条件を選択することで、より頑健性の強い省電力状態に設定でき、従来よりさらに効果の高い省電力化を実現することが可能となる。
〔第3実施形態〕
上記実施形態では、省電力モードからの復帰条件としてプロトコルタイプと対応付けたサービス条件を表示し、利用者に任意のサービス条件を選択させる場合について説明した。しかし、第2実施形態ではさらに上記復帰条件とスリープレベルとを対応付けた表示を行い、利用者にはパケットなど専門の知識等なくてもより容易に独自の仕様にあった復帰条件を選択できる表示してもよい。以下、その実施形態について説明する。
図12は、図1に示したコントローラユニット100に記憶される省電力モードから復帰するための第2の復帰条件のテーブルの一例を示す図である。本例は、スリープレベルはサービス条件SJと対応して省電力効果の強さが低い順にスリープレベルSLを「1〜4」で表す(図12参照)。
つまり、スリープレベルSLの値は低いほど省電力モードの効果が薄く、高いほど省電力モードの効果は高い。
それぞれのサービス条件とスリープレベルSLの対応は、例えば前記「ネットワークから起動しない」のサービスは、ローカルからの入力がない限り省電力モードであり続けるため、スリープレベルSLでは一番省電力効果が高い値である「4」に対応する。
また、「起動専用パケット受信時」のサービス条件SJは「ネットワークから起動しない」のサービスの次に省電力効果が高いので、スリープレベル「3」に対応する。
また、「印刷ジョブ受信時」のサービスはスリープレベル「2」に対応する。
また、「ユーティリティサービス受信時」のサービス条件SJでは選択できる条件の中では一番省電力効果が弱いのでスリープレベル「1」に対応する。つまり、スリープレベル1では通常デフォルト設定されている省電力モードからの復帰条件と変わらない。
図13〜図16は、本発明の第2実施形態を示すネットワークデバイスにおける省電力モードからの復帰条件設定に関するUI例を示す図であり、図6〜図9と同一のものには同一の符号を付してある。
図13〜図16において、設定可能なサービスの種類をリスト表示し、どのサービス条件によって省電力モードから復帰させるかを利用者に選択させる。
図の右側のバーBはスリープレベルSLを表し、色が濃い上の方がスリープ状態が深い、つまり省電力効果が強い条件を表し、色の薄くなる下の方がスリープ状態が浅い、つまり省電力効果が弱い条件を表す。
図の上にある「スリープレベル」はレベル「1〜4」までをレベル設定ボタンLBにより選択可能となっている。選択完了後、OKボタンBT1を押せば設定が保存される。
また、前記サービス条件と同様に、それぞれのスリープレベルSLには依存関係があるので、選択するスリープレベルSLによっては前記ネットワークデバイスが自動的に他の復帰条件も適応条件に含まれるかも判断する。そして、もし依存関係が存在すればその他の復帰条件も有効にする。
図17は、本発明に係るネットワークデバイスにおける第5の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、利用者がオペレーションパネル109上に表示されるUI上で省電力モードからの復帰条件を設定する場合のCPU101が実行するUI設定モジュールの制御手順に対応する。
なお、S401〜S412は各ステップを示し、各ステップは、図1に示したCPU101がHDD108、ROM102等よりRAM103上に制御プログラムをロードして実行することで実現される。
また、この復帰条件が設定された後、内部的にそれぞれのスリープレベルSLと対応づけられている受信パケットを自動選択するような、復帰条件判別モジュールの処理については図18において説明する。
まず、CPU101が実行するUI設定モジュールは、ステップS401において、図13〜図16のようなUIをオペレーションパネル109上に表示する。
次に、ステップS402において、CPU101が実行するUI設定モジュールは「スリープレベル4」が選択されているか否かを判断する。そして、もし「スリープレベル4」が選択されていると判断した場合、ステップS403に進む。そして、ステップS403において、オペレーションパネル109上に表示するUI上の「ネットワークから起動しない」以外のサービス項目をすべてグレーアウトする表示制御を行い(図13)、ステップS410へ進む。
一方、ステップS402で、「スリープレベル4」が選択されていないと判断した場合は、CPU101が実行するUI設定モジュールは、ステップS404において「スリープレベル3」が選択されているか否かを判断する。そして、もし「スリープレベル3」が選択されていると判断した場合は、ステップ405に進む。そして、ステップ405において、オペレーションパネル109上に表示するUI上の「起動専用パケット受信時」以外のサービス項目をすべてグレーアウトする表示制御を行い(図14)、ステップS410へ進む。
一方、ステップS404で、「スリープレベル3」が選択されていないと判断した場合は、CPU101が実行するUI設定モジュールは、ステップS406において「スリープレベル2」が選択されているか否かを判断する。そして、もし「スリープレベル2」が選択されていると判断した場合は、「スリープレベル2」と「スリープレベル3」、つまり「印刷ジョブ受信時」と「起動専用パケット受信時」には依存関係がある。そこで、オペレーションパネル109上に表示するUI上では、ステップS407において「ネットワークから起動しない」と「ユーティリティサービス受信時」の項目をグレーアウトする表示制御を行い(図15)、ステップS410へ進む。
一方、ステップS406で、「スリープレベル2」が選択されていないと判断した場合は、CPU101が実行するUI設定モジュールは、ステップS408において「スリープレベル1」の項目が選択されているか否かを判断する。そして、もし「スリープレベル1」が選択されていると判断した場合は、「スリープレベル1」と「スリープレベル2」および「スリープレベル3」には依存関係がある。つまり「ユーティリティサービス受信時」と「印刷ジョブ受信時」および「起動専用パケット受信時」には依存関係がある。そこで、オペレーションパネル109上に表示するUI上では、ステップS409において「ネットワークから起動しない」の項目のみをグレーアウトする表示制御を行い、ステップS410へ進む。
一方、ステップS408で、「スリープレベル1」の項目が選択されていないと判断した場合は、ステップS410において、CPU101が実行するUI設定モジュールは「設定」が選択されたかを判断する。そして、もし「設定」が選択されていると判断した場合は、ステップS411において、それぞれの復帰条件設定値を例えばNVRAM105等のメモリに保持して、本処理を終了する。
ここで、内部的な設定変更は、後述する図18に示す復帰条件設定判別モジュールに基づく処理へ引き渡される。
一方、ステップS410で、CPU101が実行するUI設定モジュールは「設定」が選択されていないと判断した場合は、ステップS412において、CPU101が実行するUI設定モジュールは「キャンセル」が選択されたかを判断する。そして、もし「キャンセル」が選択されていると判断した場合は、設定値を上記メモリ等に保存せずに、本処理終了して、もし「キャンセル」が選択されていないとCPU101が判断した場合は、ステップS402へ戻る。
これにより、何等プロトコルタイプ等のネットワークに関する情報に熟知していないユーザでも、オペレーションパネル109上に表示するUI上でスリープレベルSLを選択するという簡単な操作で節電効果に対応するネットワーク設定を完了することができる。
図18は、本発明に係るネットワークデバイスにおける第6の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、上記UI設定モジュールによりメモリに保持された設定値を内部的に自動変更するような、復帰条件判別モジュールの制御手順に対応する。
なお、S501〜S508は各ステップを示し、各ステップは、図1に示したCPU101がHDD108、ROM102等よりRAM103上に制御プログラムをロードして実行することで実現される。
また、本処理は、図17に示した処理の終了後、直ちに、あるいは、ネットワークデバイスの電源投入時、あるいは、一定時間毎に変更状態を確認して実行されるものとする。
まず、CPU101が実行する復帰条件判別モジュールは、ステップS501において、本実施形態では、NVRAM105に確保される復帰条件に対する設定値に「スリープレベル4」が設定されているかどうかを判断する。そして、もし「スリープレベル4」が設定されていると判断した場合は、ステップS502に進む。そして、ステップS502において、ネットワーク経由で受信するあらゆるパケットから起動しないように、ネットワークI/F制御部107に全ての受信パケットからの起動を無効にするよう、ネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに設定保存して、本処理を終了する。
一方、ステップS501で、NVRAM105に確保される復帰条件に対する設定値に「スリープレベル4」が設定されていないと判断した場合は、CPU101が実行する復帰条件判別モジュールは、ステップS503に進む。そして、ステップS503において、NVRAM105に確保される復帰条件に対する設定値に「スリープレベル3」が設定されているかどうかを判断する。そして、もし「スリープレベル3」が設定されていると判断した場合は、ステップS503において、起動専用パケット受信時のみ省電力モードから復帰するように、ネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに設定保存して、本処理を終了する。
一方、ステップS503で、「スリープレベル3」が設定されていないと判断した場合は、CPU101が復帰条件判別モジュールは、ステップS505に進む。そして、ステップS505において、NVRAM105に確保される復帰条件に対する設定値に「スリープレベル2」が設定されているかどうかを判断する。そして、もし「スリープレベル2」が設定されていると判断した場合は、「スリープレベル2」と「スリープレベル3」の復帰条件は依存関係があるので、ステップS506に進む。そして、ステップS506において、起動専用パケットや自機宛ARP、自機宛MACアドレスなどのパケットを受信した場合に省電力モードから復帰するように、ネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに設定保存して、本処理を終了する。
一方、ステップS505で、NVRAM105に確保される復帰条件に対する設定値に「スリープレベル2」が設定されていないと判断した場合は、CPU101が実行する復帰条件判別モジュールは、ステップS507に進む。そして、ステップS507において、NVRAM105に確保される復帰条件に対する設定値に「スリープレベル1」が設定されているかどうかを判断する。そして、もし「スリープレベル1」が設定されていると判断した場合は、「スリープレベル1」と「スリープレベル2」、「スリープレベル3」の復帰条件には依存関係があるので、ステップS508に進む。そして、ステップS508において、起動専用パケットや自機宛ARP、自機宛MACアドレス、SLPやSNMPのポーリングなどのパケットを受信する。この場合に省電力モードから復帰するように、ネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに設定保存して、本処理を終了する。
一方、ステップS507で、NVRAM105に確保される復帰条件に対する設定値に「スリープレベル2」が設定されていないと判断した場合は、CPU101が実行する復帰条件判別モジュールは、ステップS507に進む。そして、ステップS507において、NVRAM105に確保される復帰条件に対する設定値に「スリープレベル1」が設定されていないと判断した場合は、本処理を終了する。
これにより、ネットワークデバイスが通信するプロトコルタイプと対応した復帰条件となるスリープレベルが、省電力効果の強弱を段階的に明示するので、利用者はこれを参考にして省電力モードから復帰する復帰条件を選択する。これにより、パケットなど専門の知識がなくても容易に独自の仕様に機能をカスタマイズすることが可能となる。
また、不要なパケット受信からスリープ復帰させないような省電力効果の強い復帰条件となるスリープレベルを選択することで、より頑健性の強い省電力状態に設定でき、従来よりさらに効果の高い省電力化を実現することが可能となる。
〔第4実施形態〕
上記実施形態では、それぞれの復帰条件間に依存関係が存在し、ある復帰条件を選択したならば、他の復帰条件との依存関係を判断し、もし依存関係があるならば他の復帰条件も有効にしている場合について説明した。しかし、第4実施形態ではそれぞれの復帰条件間にある依存関係をなくす構成にしてもよい。以下、その実施形態について説明する。
省電力モードから復帰する復帰条件間の依存関係を無効にする構成だが、「ネットワークから起動しない」と他の復帰サービス条件間には必ず依存関係がある。
つまり、「起動専用パケット受信時」、「印刷ジョブ受信時」、「ユーティリティサービス受信時」どれかひとつでも選択したら「ネットワークから起動しない」の条件は選択できない。逆に「ネットワークから起動しない」の条件を選択したならば、他の条件は選択できない。
一方、「起動専用パケット受信時」および「印刷ジョブ受信時」および「ユーティリティサービス受信時」の条件は独立に存在するので、利用者が選択できる組合せは、上記実施形態の4通りに比べ本実施形態では8通りの組合せが選択できる。したがって、利用者にとってより省電力効果の選択性の幅が広がる。
〔第5実施形態〕
前記第1実施形態では、オペレーションパネル109より、図6〜図9に示した省電力モードからの復帰条件設定画面等を介してネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに選択された復帰条件を設定する場合について説明した。しかし、オペレーションパネルに代えて、管理者モードあるいはユーザモードで、クライアント装置(コンピュータ装置)で動作するユーティリティを実行する。
これにより、オペレーションパネル109に表示した復帰条件設定画面と同様な項目を設定可能な画面情報をクライアント装置からの要求に基づいて転送する。そして、該クライアント装置から通知される復帰条件に関する通知情報から同様の復帰条件選択結果を反映させるようにCPU101がネットワークI/F制御部107を制御する構成としてもよい。
〔第6実施形態〕
前記第1実施形態では、オペレーションパネル109より、図6〜図9に示した省電力モードからの復帰条件設定画面等を介してネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに選択された復帰条件を設定する。その後、上述したプロトコルタイプを判定して通常動作モードへの復帰を制御する場合について説明した。
しかし、例えば省電力モードからの復帰条件設定に関して、スケジュール設定を組み込み、ユーザが意図する時間帯毎に、復帰条件の選択状態を切り替える。そして、ユーザから印刷要求が頻繁に発生する等のユーザの便宜に応え、そのスケジュールに従い動的に復帰条件を切り替え制御してもよい。
〔第7実施形態〕
前記第1実施形態と第2実施形態では、オペレーションパネル109より、図6〜図9に示した省電力モードからの復帰条件設定画面等を介してネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに選択された復帰条件を設定する場合について説明した。しかし、各実施形態におけるオペレーションパネル109を選択するモードを設けて、そのモードの選択状態から、ユーザが意図する復帰条件選択画面で復帰条件の選択を行えるように制御して、ユーザの熟知度に従い復帰条件の設定に対する便宜を図ってもよい。
〔第8実施形態〕
前記第1実施形態では、オペレーションパネル109より、図6〜図9に示した省電力モードからの復帰条件設定画面等を介してネットワークI/F制御部107内のメモリ107Aに選択された復帰条件を設定する場合について説明した。
しかし、復帰条件に対応する節電指標を選択するボタン等をオペレーションパネル109に段階的に表示する。そして、それぞれのボタンが選択された場合に、図6〜図9に示す復帰条件をメッセージと共に表示して、OKボタンの選択でその選択を確定するように表示制御してもよい。
これにより、復帰条件を意識することなく、節電効果に対応付けられている復帰条件を確認しがら、ネットワークデバイスに最適な節電効果が期待できる復帰条件を容易に選択して確定することができる。
〔第9実施形態〕
なお、上記実施形態では、オペレーションパネル109から設定される復帰条件はそのまま一意の設定としてNVRAM105に登録する場合について説明した。
しかし、設定したユーザ情報、あるいはグループ情報とともに、NVRAM105に登録することで、復帰条件をユーザの好みや、グループが期待する設定として復帰できるよう制御する。これにより、同一の設定負担を軽減できるように構成してもよい。また、クライアント装置からその設定を切り替えるようにコマンドを送信して、ネットワークデバイスがそのコマンドで復帰条件を変更できるように構成してもよい。
〔第10実施形態〕
上記実施形態では、復帰条件が変更された場合であって、図11、図18に示す処理を実行する際に、登録された復帰条件に設定する場合について説明した。
しかし、電源投入時等、あるいは、ネットワークデバイスで特定の機能処理を実行した直後等のように、ネットワークデバイスが印刷ジョブ等を受信する可能性が高い所定の時間帯には、一旦節電レベルを低とする。これにより、初回の所定時間経過後、ユーザ設定された復帰条件に設定するように構成してもよい。
〔第11実施形態〕
以下、図19に示すメモリマップを参照して本発明に係るネットワークデバイスで読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図19は、本発明に係るネットワークデバイスで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図3,図4、図10,図11,図17,図18に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではなく、以下の実施態様も含まれることはいうまでもない。
ネットワークを介して特定のプロトコルに従うデータパケットを受信して処理を行うネットワークデバイス(例えば図2に示すネットワークデバイス202)が開示された。ネットワークデバイス202は、受信されるデータパケットが従うプロトコルに対応する、前記省電力状態からデバイスを復帰させるための復帰条件を図4に示す対応テーブルにおいて設定している。特定のプロトコルに従うデータパケットを受信した場合に、前記特定のプロトコルに対応する前記設定手段が設定した復帰条件において、ネットワークデバイスを省電力状態から復帰させる(図3に示すステップS104)。
これにより、プロトコルタイプ等のネットワークに関する情報を熟知していなくても、省電力モードを段階的に実行すべきネットワーク設定に対応づけられている復帰条件を選択するという簡単な操作で、通常動作モードへの復帰条件を完了することができる。
また、省電力モードから前記通常動作モードに復帰するための異なる復帰条件は、前記要求に対するサービス条件(図4に示すサービス条件参照)であってもよい。
これにより、サービス条件を選択するという簡単な操作で、すなわち省電力モードを段階的に実行すべきネットワーク設定に対応づけられているサービス条件を選択するという簡単な操作で、通常動作モードへの復帰条件を完了することができる。
省電力モードから前記通常動作モードに復帰するための異なる復帰条件は、スリープレベルと関係付けられている条件であってもよい。
これにより、省電力モードを段階的に実行すべきネットワーク設定に対応づけられているスリープレベルを選択するという簡単な操作で、通常動作モードへの復帰条件を完了することができる。
さらに、復帰条件は、ネットワークデバイスの表示部に表示されるものであり、表示される異なる復帰条件から所望の復帰条件を選択させてもよい。
これにより、プロトコルタイプ等のネットワークに関する情報を熟知していなくても、省電力モードを段階的に実行すべきネットワーク設定に対応づけられている復帰条件の表示を確認して、所望の復帰条件を選択するという簡単な操作で、通常動作モードへの復帰条件を完了することができる。
また、前記表示は、省電力効果の強弱を視覚的に示す指標であって、それぞれの復帰条件の省電力効果を段階的に示す指標であってもよい。
これにより、選択したサービス条件(復帰条件)に対する節電効果の相対関係を同時に確認することができる。
さらに、選択手段は、選択されるスリープレベルに基づいて、省電力効果の強弱を視覚的に示す指標と、異なる復帰条件とを相対的に切り替え表示してもよい。
これにより、選択したスリープレベルに対する節電効果の相対関係を同時に確認することができる。
また、前記設定手段により設定される前記省電力モードから前記通常動作モードに復帰するための異なる復帰条件中の各復帰条件相互間には前記要求に伴う依存関係(例えば図4に示すサービス条件では、「起動専用パケット受信時」と「印刷ジョブ受信時」)を有し、前記選択手段により依存性のあるいずれかの復帰条件が選択された場合に、依存関係がある異なる復帰条件も同時に選択して、それぞれの復帰条件を選択状態に表示するようにしてもよい。
これにより、節電モードに対応づけられているいずれかの復帰条件が選択された場合に、その選択された復帰条件と依存関係がある復帰条件も同時に選択されるため、依存性がある復帰条件であってもそれぞれ独自の節電レベルを選択でき、一方の復帰条件の選択と矛盾する設定がなされないようにすることができる。
また、前記選択手段により選択されている復帰条件を記憶する記憶手段(例えば図1に示すNVRAM105)を有し、電源投入時に、前記記憶手段に記憶されている復帰条件を自動選択するようにしてもよい。
これにより、復帰条件が変更されても、電源投入時毎に、登録されている復帰条件に従って、通常動作モードへ復帰させることができ、煩雑な復帰条件選択操作を軽減できる。
さらに、前記設定手段により対応付けられている異なる復帰条件を表示し、該表示される異なる復帰条件から所望の復帰条件を選択するための画面情報をクライアント装置に転送する転送手段(図1に示すネットワークI/F制御部107)と、前記転送手段により転送される画面情報に対して前記クライアント装置から通知される復帰条件に対する選択情報を取得して省電力モードを前記記憶手段に登録するリモート登録手段(図1に示すネットワークI/F制御部107)とを有するデバイスが開示された。
これにより、クライアント装置によりリモート選択される復帰条件を選択することができ、ユーザの利便性が向上する。
また、ネットワークを介して種別の異なるプロトコルに従う要求を受信して所定の処理を行うネットワークデバイスにおける省電力モード処理方法であって、前記要求が一定時間がない場合に、通常動作モードから省電力モードへ移行させる移行ステップ(図3に示すステップS101)と、前記ネットワーク上に出力される前記要求のプロトコルタイプと前記省電力モードから前記通常動作モードに復帰するための異なる復帰条件との対応を設定する設定ステップ(図4に示す対応テーブルに従いCPU101が設定処理する)と、前記設定ステップにより対応付けられている復帰条件から所望の復帰条件を選択する選択ステップ(図10に示すステップS201〜S214、図11に示すステップS301〜S309)と、前記選択ステップにより選択された所望の復帰条件を満たす要求を受信した場合に、前記移行ステップにより移行されている前記省電力モードから通常動作モードへ復帰させる復帰ステップ(図3に示すステップS104)とを備える。
以上のべたように、本実施形態によれば、ネットワークデバイスが通信するプロトコルタイプと対応した復帰条件を省電力効果の強弱を段階的に表示し、利用者は該表示される内容を参考にして省電力モードから復帰する復帰条件を選択することができる。このため、パケットなど専門の知識に熟知していなくても容易に独自の通常動作モードへの復帰仕様にネットワーク機能をカスタマイズすることが可能となる。
また、不要なパケット受信からスリープ復帰させないような省電力効果の強い復帰条件を選択することで、より頑健性の強い省電力状態に設定でき、従来よりさらに効果の高い省電力化を実現することが可能となる。
さらに、ユーザが選択する復帰条件のうち、依存性の高い復帰条件については、いずれかの復帰条件に連動して表示されるので、その依存性を視覚的に確認することも可能となる。
〔第12実施形態〕
以下、図13に示すメモリマップを参照して本発明に係る情報処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図13は、本発明に係る情報処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図9に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の第1実施形態を示す画像処理装置の構成を説明するブロック図である。 図1に示した画像処理装置を適用可能なネットワークシステムの一例を示す図である。 本発明に係るネットワークデバイスにおける第1の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るネットワークデバイスにおける第2の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示したコントローラユニットに記憶される省電力モードから復帰するための第1の復帰条件のテーブルの一例を示す図である。 図1に示したオペレーションパネルに表示される復帰条件設定画面の一例を示す図である。 図1に示したオペレーションパネルに表示される復帰条件設定画面の一例を示す図である。 図1に示したオペレーションパネルに表示される復帰条件設定画面の一例を示す図である。 図1に示したオペレーションパネルに表示される復帰条件設定画面の一例を示す図である。 本発明に係るネットワークデバイスにおける第3の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るネットワークデバイスにおける第4の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。 図1に示したコントローラユニットに記憶される省電力モードから復帰するための第2の復帰条件のテーブルの一例を示す図である。 本発明の第2実施形態を示すネットワークデバイスにおける省電力モードからの復帰条件設定に関するUI例を示す図である。 本発明の第2実施形態を示すネットワークデバイスにおける省電力モードからの復帰条件設定に関するUI例を示す図である。 本発明の第2実施形態を示すネットワークデバイスにおける省電力モードからの復帰条件設定に関するUI例を示す図である。 本発明の第2実施形態を示すネットワークデバイスにおける省電力モードからの復帰条件設定に関するUI例を示す図である。 本発明に係るネットワークデバイスにおける第5の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るネットワークデバイスにおける第6の省電力モード処理手順の一例を示すフローチャートである。 本発明に係るネットワークデバイスで読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
100 コントローラユニット(CU)
101 CPU
102 ROM
103 RAM
105 NVRAM
108 HDD
109 オペレーションパネル

Claims (25)

  1. ネットワークを介して特定のプロトコルに従うデータパケットを受信して処理を行うネットワークデバイスであって、
    受信されるデータパケットが従うプロトコルに対応する、前記省電力状態からデバイスを復帰させるための復帰条件を設定する設定手段と、
    特定のプロトコルに従うデータパケットを受信した場合に、前記特定のプロトコルに対応する、前記設定手段が設定した復帰条件において、ネットワークデバイスを省電力状態から復帰させる復帰手段と、
    を備えることを特徴とするネットワークデバイス。
  2. 複数の復帰条件から特定の復帰条件を選択する選択手段をさらに備え、
    特定のプロトコルに従うデータパケットを受信した場合に、前記選択手段により選択された特定の復帰条件に従って、ネットワークデバイスが有する特定の電力消費ユニットの省電力状態を解除することにより、前記復帰手段は省電力状態からデバイスを復帰させることを特徴とする請求項1に記載のネットワークデバイス。
  3. 前記復帰条件は、前記データパケットに対するサービス条件であることを特徴とする請求項1記載のネットワークデバイス。
  4. 前記復帰条件は、複数定義されるスリープレベルと関係付けられている条件であることを特徴とする請求項1記載のネットワークデバイス。
  5. 前記復帰条件は、ネットワークデバイスの表示部に表示されるものであり、表示される復帰条件の中から復帰条件を選択させることを特徴とする請求項1に記載のネットワークデバイス。
  6. 前記表示は、それぞれの復帰条件の省電力効果を示す指標を含むことを特徴とする請求項5記載のネットワークデバイス。
  7. 前記選択手段は、選択されるスリープレベルに基づいて、省電力効果の効果を示す指標と、複数の復帰条件とを切り替え表示することを特徴とする請求項2記載のネットワークデバイス。
  8. 前記選択手段によりいずれかの復帰条件が選択された場合に、予め定められた依存関係がある別の復帰条件も共に選択して、それぞれの復帰条件を選択状態に表示することを特徴とする請求項2記載のネットワークデバイス。
  9. 前記選択手段により選択されている復帰条件を記憶する記憶手段を有し、
    電源投入時に、前記記憶手段に記憶されている復帰条件を自動選択することを特徴とする請求項2記載のネットワークデバイス。
  10. 前記設定手段により設定されている復帰条件を表示し、該表示される復帰条件から所望の復帰条件を選択するための画面情報をクライアント装置に転送する転送手段と、
    前記転送手段により転送される画面情報に対して前記クライアント装置から通知される復帰条件に対する選択情報を取得して省電力状態を前記記憶手段に登録するリモート登録手段と、
    を有することを特徴とする請求項9記載のネットワークデバイス。
  11. 前記復帰条件は、特定の探索プロトコルを示すパケットである場合に、デバイス構成情報を返却するユニットの省電力状態を解除することにより、前記復帰手段は前記ネットワークデバイスを省電力状態から復帰することを特徴とする請求項1に記載のネットワークデバイス。
  12. 前記復帰条件は、ネットワークパケットを受信しても省電力状態を解除しない、又は、起動パケットを受信したときに省電力状態を解除する、印刷ジョブ受信時に省電力状態を解除する、探索アプリケーションからのパケットを受信したときに省電力状態を解除する、の少なくともひとつの条件であることを特徴とする請求項1に記載のネットワークデバイス。
  13. ネットワークを介して特定のプロトコルに従うデータパケットを受信して処理を行うネットワークデバイスを制御する方法であって、
    受信されるデータパケットが従うプロトコルに対応する、前記省電力状態からデバイスを復帰させるための復帰条件を設定する設定工程と、
    特定のプロトコルに従うデータパケットを受信した場合に、前記特定のプロトコルに対応する前記設定工程が設定した復帰条件において、ネットワークデバイスを省電力状態から復帰させる復帰工程と、
    を備えることを特徴とするデバイス制御方法。
  14. 複数の復帰条件から特定の復帰条件を選択する選択工程をさらに備え、
    特定のプロトコルに従うデータパケットを受信した場合に、前記選択工程により選択された特定の復帰条件に従って、ネットワークデバイスが有する特定の電力消費ユニットの省電力状態を解除することにより、前記復帰工程は省電力状態からデバイスを復帰させることを特徴とする請求項13に記載のデバイス制御方法。
  15. 前記復帰条件は、前記データパケットに対するサービス条件であることを特徴とする請求項13記載のデバイス制御方法。
  16. 前記復帰条件は、複数定義されるスリープレベルと関係付けられている条件であることを特徴とする請求項13記載のデバイス制御方法。
  17. 前記復帰条件は、ネットワークデバイスの表示部に表示されるものであり、表示される異なる復帰条件の中から復帰条件を選択させることを特徴とする請求項13に記載のデバイス制御方法。
  18. 前記選択工程は、選択されるスリープレベルに基づいて、省電力効果の効果を示す指標と、複数の復帰条件とを切り替え表示することを特徴とする請求項2記載のデバイス制御方法。
  19. 前記表示は、それぞれの復帰条件の省電力効果を示す指標を含むことを特徴とする請求項18記載のデバイス制御方法。
  20. 前記選択工程によりいずれかの復帰条件が選択された場合に、予め定められた依存関係がある別の復帰条件も共に選択して、それぞれの復帰条件を選択状態に表示することを特徴とする請求項14記載のデバイス制御方法。
  21. 前記選択工程により選択されている復帰条件を記憶する記憶工程を有し、
    電源投入時に、前記記憶工程に記憶されている復帰条件を自動選択することを特徴とする請求項14記載のデバイス制御方法。
  22. 前記設定工程により設定されている復帰条件を表示し、該表示される復帰条件から所望の復帰条件を選択するための画面情報をクライアント装置に転送する転送工程と、
    前記転送工程により転送される画面情報に対して前記クライアント装置から通知される復帰条件に対する選択情報を取得して省電力状態を前記記憶工程に登録するリモート登録工程と、
    を有することを特徴とする請求項13記載のデバイス制御方法。
  23. 前記復帰条件は、特定の探索プロトコルを示すパケットである場合に、デバイス構成情報を返却するユニットの省電力状態を解除することにより、前記復帰工程は前記ネットワークデバイスを省電力状態から復帰することを特徴とする請求項13に記載のデバイス制御方法。
  24. 前記復帰条件は、ネットワークパケットを受信しても省電力状態を解除しない、又は、起動パケットを受信したときに省電力状態を解除する、印刷ジョブ受信時に省電力状態を解除する、探索アプリケーションからのパケットを受信したときに省電力状態を解除する、の少なくともひとつの条件であることを特徴とする請求項13に記載のデバイス制御方法。
  25. ネットワークを介して特定のプロトコルに従うデータパケットを受信して処理を行うネットワークデバイスを制御する方法を実行する制御プログラムを記憶した媒体であって、
    受信されるデータパケットが従うプロトコルに対応する、前記省電力状態からデバイスを復帰させるための復帰条件を設定する設定工程と、
    特定のプロトコルに従うデータパケットを受信した場合に、前記特定のプロトコルに対応する前記設定工程が設定した復帰条件において、ネットワークデバイスを省電力状態から復帰させる復帰工程と、
    をコンピュータに実行させる制御プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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