JP2014075786A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び、プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像形成装置の電源制御部801は、第一電源供給部809(5V)から電力が供給され且つ第二電源供給部817(12V)および第三電源供給部1520(24V)から電力が供給されない第1電力状態(スリープ状態)において、ネットワークから受信したパケットが第1種類のパケット(代理応答不可パケット)の場合には、第一電源供給部809および第二電源供給部817から電力が供給され且つ第三電源供給部1520から電力が供給されない第2電力状態(ネットワーク応答状態)にし、ネットワークから受信したパケットが第2種類のパケット(ジョブパケット)の場合には、第一電源供給部809、第二電源供給部817および第三電源供給部1520から電力が供給される第3電力状態(プリント動作状態)にする。
【選択図】図15
Description
図1に示す例では、ホストコンピュータ40、50、および画像形成装置(10、20、30)がLAN60に接続されているが、本発明のシステムにおいては、これらの接続数に限られるものではない。また、本実施例では装置の接続方法としてLANを適用しているが、これに限られるものではない。例えばWAN(公衆回線)などの任意のネットワークなども適用可能である。
さらに、PC40、50は、定期的に画像形成装置10、20、30に対して、画像形成装置の状態を問い合わせることができ、PC40、50からの要求によって、画像形成装置10、20、30は印刷可能であるか否かなどの情報を返信することができる。
図2は、画像形成装置10の外観の一例を示す図である。
スキャナ部13は、複数のCCDを有している。この各CCDの感度が夫々異なっていると、たとえ原稿上の各画素の濃度が同じであったとしても、各画素が夫々違う濃度であると認識されてしまう。そのため、スキャナ部13では、最初に白板(一様に白い板)を露光走査し、露光走査して得られた反射光の量を電気信号に変換してコントローラ11に出力している。
スキャナ部13は、原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をCCDに入力することで画像の情報を電気信号に変換する。さらに、スキャナ部13は、電気信号をR,G,B各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像データとしてコントローラ11に対して出力する。
コントローラ11は、スキャナ部13やプリンタ部14と電気的に接続されており、一方ではLAN60などを介してPC40、50や外部の装置などと接続されている。これにより、コントローラ11には、画像データやデバイス情報の入出力が可能となっている。
なお、コントローラ11は、図3には示していないが、電源制御に関するハードウェア構成(図8)なども有する。
ネットワークI/F306は、処理の機能としてみると、WOL検出部401、代理応答検出部402、代理応答送信部403、データ転送処理部404、ROM405を有する。
なお、ネットワークI/F306内のCPU410(図4(b))の消費電力は、CPU301の消費電力より小さいものとする。
ネットワークI/F306は、CPU410、DRAM411、ROM405、Ethernetコントローラ413、PCIバスコントローラ414および上記した各ブロックを接続するシステムバス415を有している。なお、ネットワークI/F306は、上述したCPU301やRAM302が設けられたボードと同じボード上に設けられてもよいし、CPU301やRAM302とは異なるボード上に設けられても良い。
DRAM411は、読み書き可能なメモリである。ネットワークI/F306の制御プログラムがDRAM411を使用する。
ROM405は、上記したWOLパターン登録領域406、代理応答受信パケットパターン登録領域407、送信データ登録領域408を有している。
なお、本実施例では、ネットワークI/F306は、Ethernetコントローラ413を有し、Ethernetに接続する構成を説明したが、Ethernet以外の規格のネットワークに接続する構成であってもよい。
そして、一定時間以内にCPU301がプリント動作やスキャン動作を行ったと判定した場合、CPU301、スリープ状態に移行しないと判定し(S503でNo)、S503に処理を戻し、監視を継続するように制御する。
そして、コントローラ11に対して送信されたパケットを受信するまで(S505でNoの間)、ネットワークI/F306は、S505にてパケット受信の監視を継続する。
図6に示すように、ネットワーク通信パケットでは、Etherヘッダ601に続いてIPヘッダ602が存在する。
コネクションを必要とするパケットには、一般にTCP(Transmission Control Protocol)パケットがある。TCPパケットは、Etherヘッダ601、IPヘッダ602に続いて、TCPパケットヘッダ(図7)、データ(不図示)という構造となっている。なお、TCPパケットの詳細は図7にて記述するが、TCP仕様は、RFC793において定義されている。
一般にコネクションを必要とする通信では、TCPヘッダ701が存在する。前記コネクションの管理は、TCPヘッダ701内に含まれる情報を利用して行われる。前記コネクションの管理とは、そのコネクション内で送受信される通信パケットの順序制御やパケットロス時に行われる再送制御、パケットの流量制御、ふくそう回避制御など、通信の信頼性を確保する制御を行うことを指す。
コントロールフラグ707は、6ビットでTCPパケットの制御情報を示す。1ビットずつ個々でURG(緊急データが含まれている)、ACK(確認応答番号705の値が有効である)、PSH(受信データを上位のアプリケーションプロトコルに渡す)、RST(何らかの理由によりコネクションが強制的に切断された)、SYN(コネクションの確立要求)、FIN(今後送信するデータがない、コネクションの切断要求)を示す。コネクションを必要とする通信の場合、通信シーケンス毎にコントロールフラグ707を制御することによって、コネクションの管理を行う。
S506において、ネットワークI/F306のWOL検出部401は、上記受信したコントローラ11に対してのパケットが、プリンタ部14やスキャナ部13に通電する必要があるジョブパケットか否か判定する。この判定では、WOL検出部401は、上記受信したパケットのパターンと、WOLパターン登録領域406に記憶されているパターンとを比較する。ここでは、受信したTCPパケットのパターンが、WOLパターン登録領域406に格納されているパターンのうちの、宛先ポート番号が"8000"又は"8001"というパターンと一致するかどうかを判断する。
S509では、WOL検出部401は、後述するWake1信号802(図8)を電源制御部801に対して出力する。そして、本フローチャートの処理を終了する。
この通知を受けた代理応答送信部403は、S510において、送信データ登録領域408に記憶されているパターン列を使用して、ネットワーク60へ応答パケットを送出し、S505に処理を戻す。
なお、S506とS507の順序は逆でもよい。
図8は、実施例1におけるコントローラ11の電源制御に関するハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
電源制御部801は、CPU301からの命令や、ネットワークI/F306からのスリープ状態からの復帰検出用の信号等(Wake1信号802、Wake2信号803等)を受け、その命令によって第一電源供給部809や第二電源供給部817から各装置に対して電源供給を行うかどうかの制御を行う。
また、スイッチ811〜815は、制御信号804〜808で制御されるスイッチである。電源制御部801がスイッチ811〜815を制御信号804〜808で制御することで、各デバイスに対しての電源供給状態を変更することが可能となる。スイッチ811〜815は、FETやリレースイッチ等によって実現することができる。
図10〜図13は、実施例1におけるコントローラ11の電源状態の一例を示す図である。
なお、図9において、CPU301が実行する処理は、CPU301がROM303又はHDD304に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
また、電源制御部801は、例えば、1つのICチップ上にマイクロプロセッサ、RAM、ROM、各種入出力装置などを搭載したワンチップマイコンでも、PLDでもASICでも、ロジック回路でも、その他の構成でもよい。電源制御部801は、図9に示す電源制御部801が実行する処理を実現可能なものであれば、どのような構成でもよい。
なお、スイッチ810がオンされるまでは、電源制御部801に電源供給されていないので、各制御信号804〜808は出力されておらず、スイッチ811〜815はオフのままである。
S912では、CPU301は、シャットダウン処理を実行し、電源制御部801に対して、シャットダウン実行を通知する。電源制御部801は、CPU301からシャットダウン実行の通知を受けると、制御信号804〜808を制御し、スイッチ811〜815をオフし、全ての通電を停止する(図13参照)。
S904では、CPU301は、スリープ移行するかどうかを判定する。
CPU301は、スリープ移行条件を満たしていないと判断した場合、スリープ移行しないと判定し(S904でNo)、S903に処理を戻す。なお、スリープ移行条件としては、タイマーによるスリープ移行等があり、例えばプリント動作やスキャン動作が指示されない時間が予め定められている時間以上となった場合等が考えられる。
S905では、CPU301は、スリープ移行処理を実行し、電源制御部801にスリープ移行することを通知する。電源制御部801は、CPU301からスリープ移行通知を受けると、制御信号804〜808を制御して、スイッチ811、813、814をオンし、スイッチ812,815をオフする。つまりスリープ状態の場合に電源供給されているのは、図8に示している各デバイスの中の電源制御部801、ネットワークI/F306、RAM302のみとなり、いずれも第一電源供給部809から電力供給(3.3V)を受けている状態(第1電力状態)となる(図11参照)。
電源制御部801は、Wake1信号がアサートされたことを検出したと判定した場合(S906でYes)、S910に処理を遷移させる。
電源制御部801は、Wake2信号がアサートされたことを検出していないと判定した場合(S907でNo)、S906に処理を戻す。
一方、電源制御部801は、Wake2信号がアサートされたことを検出したと判定した場合(S907でYes)、S908に遷移する。
CPU301は、ネットワーク応答処理が終了するまで(S909でNoの間)、S909の処理を繰り返す。
ネットワーク応答が終了したと判定した場合(S909でYesの場合)、CPU301は、S905に処理を遷移し、再度スリープ状態に移行する。
電源制御部801は、CPU301からの命令や、ネットワークI/F306からのスリープ状態からの復帰検出用の信号等(Wake1信号802、Wake2信号803等)を受け、その命令によって第一電源供給部809や第二電源供給部817から各装置に対して電源供給を行うかどうかの制御を行う。
また、スイッチ811〜815、1521、1524〜1527は、制御信号804〜808、1522、1523で制御されるスイッチである。電源制御部801がスイッチ811〜815、1521、1524〜1527を制御信号804〜808、1522、1523で制御することで、各デバイスに対しての電源供給状態を変更することが可能となる。スイッチ811〜815、1521、1524〜1527は、FETやリレースイッチ等によって実現することができる。
制御信号808及びスイッチ1521は、第三電源供給部1520に対してAC電源の供給を制御する。
図17〜図21は、実施例2におけるコントローラ11、プリンタ部14及びスキャナ部13の電源状態の一例を示す図である。
なお、図16において、CPU301が実行する処理は、CPU301がROM303又はHDD304に格納されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
また、電源制御部801は、例えば、1つのICチップ上にマイクロプロセッサ、RAM、ROM、各種入出力装置などを搭載したワンチップマイコンでも、PLDでもASICでも、ロジック回路でも、その他の構成でもよい。電源制御部801は、図16に示す電源制御部801が実行する処理を実現可能なものであれば、どのような構成でもよい。
なお、スイッチ810がオンされるまでは、電源制御部801に電源供給されていないので、各制御信号804〜808、1522、1523は出力されておらず、スイッチ811〜815、1521、1524〜1527はオフのままである。
S1612では、CPU301は、シャットダウン処理を実行し、電源制御部801に対して、シャットダウン実行を通知する。電源制御部801は、CPU301からシャットダウン実行の通知を受けると、制御信号804〜808、1522、1523を制御し、スイッチ811〜815、1521、1524〜1527をオフし、全ての通電を停止する(図20参照)。
S1604では、CPU301は、スリープ移行するかどうかを判定する。
CPU301は、スリープ移行条件を満たしていないと判断した場合、スリープ移行しないと判定し(S1604でNo)、S1603に処理を戻す。なお、スリープ移行条件としては、タイマーによるスリープ移行等があり、例えばプリント動作やスキャン動作が指示されない時間が予め定められている時間以上となった場合等が考えられる。
S1605では、CPU301は、スリープ移行処理を実行し、電源制御部801にスリープ移行することを通知する。電源制御部801は、CPU301からスリープ移行通知を受けると、制御信号804〜808、1522、1523を制御して、スイッチ811、813、814をオンし、スイッチ812、815、1521、1524〜1527をオフする。つまりスリープ状態の場合に電源供給されているのは、電源制御部801、ネットワークI/F306、RAM302のみとなり、いずれも第一電源供給部809から電力供給(5V)を受けている状態(第1電力状態)となる(図18参照)。
電源制御部801は、Wake1信号802及びWake2信号803がアサートされたことを検出したと判定した場合(S1606でYes)、S1610に処理を遷移させる。
電源制御部801は、Wake2信号803がアサートされたことを検出していないと判定した場合(S1607でNo)、S1606に処理を戻す。
一方、電源制御部801は、Wake2信号803がアサートされたことを検出したと判定した場合(S1607でYes)、S1608に遷移する。
CPU301は、ネットワーク応答処理が終了するまで(S1609でNoの間)、S1609の処理を繰り返す。
ネットワーク応答が終了したと判定した場合(S1609でYesの場合)、CPU301は、S1613に処理を遷移する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
301 CPU
306 ネットワークI/F(Network I/F)
801 電源制御部
802 Wake1信号
803 Wake2信号
809 第一電源供給部
817 第二電源供給部
1520 第三電源供給部
Claims (14)
- 複数の電力状態で動作可能な画像形成装置であって、
ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、
前記通信手段に接続され、前記通信手段によって受信されたデータの処理を行う制御手段と、
用紙に画像を形成する画像形成手段と、
前記制御手段に電力を供給可能な第1電力供給手段と、
前記制御手段に前記第1電力供給手段から供給される電力より高い電圧の電力を供給可能な第2電力供給手段と、
前記画像形成手段に前記第2電力供給手段から供給される電力より高い電圧の電力を供給可能な第3電力供給手段と、
前記第1電力供給手段から電力が供給され且つ前記第2電力供給手段および前記第3電力供給手段から電力が供給されない第1電力状態において、ネットワークから受信したパケットが第1種類のパケットの場合には、前記第1電力供給手段および前記第2電力供給手段から電力が供給され且つ前記第3電力供給手段から電力が供給されない第2電力状態にし、ネットワークから受信したパケットが第2種類のパケットの場合には、前記第1電力供給手段、前記第2電力供給手段および前記第3電力供給手段から電力が供給される第3電力状態にする電力制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1電力供給手段と前記通信手段との間には、前記第1電力供給手段から前記通信手段への電力の供給および停止を切り替える第1切替手段が設けられ、
前記第2電力供給手段と前記制御手段との間には、前記第2電力供給手段から前記制御手段への電力の供給および停止を切り替える第2切替手段が設けられ、
前記第3電力供給手段と前記画像形成手段との間には、前記第3電力供給手段から前記制御手段への電力の供給および停止を切り替える第3切替手段が設けられ、
前記電力制御手段は、前記第1切替手段、前記第2切替手段および前記第2切替手段のオンおよびオフを制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 複数の電力状態で動作可能な画像形成装置であって、
ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、
前記通信手段に接続され、前記通信手段によって受信されたデータの処理を行う制御手段と、
前記制御手段および前記通信手段に電力を供給可能な第1電力供給手段と、
前記制御手段に前記第1電力供給手段から供給される電力より高い電圧の電力を供給可能な第2電力供給手段と、
前記通信手段に前記第1電力供給手段から電力が供給され且つ前記制御手段に前記第1電力供給手段および前記第2電力供給手段から電力が供給されない第1電力状態において、ネットワークから受信したパケットが第1種類のパケットの場合には、前記制御手段に前記第1電力供給手段から電力が供給される第2電力状態にし、ネットワークから受信したパケットが第2種類のパケットの場合には、前記制御手段に前記第2電力供給手段から電力が供給される第3電力状態にする電力制御手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 用紙に画像を形成する画像形成手段をさらに有し、
前記画像形成手段は、前記第3電力状態で前記第2電力供給手段から電力が供給される、ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記第1電力供給手段と前記通信手段との間には、前記第1電力供給手段から前記通信手段への電力の供給および停止を切り替える第1切替手段が設けられ、
前記第1電力供給手段と前記制御手段との間には、前記第1電力供給手段から前記制御手段への電力の供給および停止を切り替える第2切替手段が設けられ、
前記電力制御手段は、前記第1切替手段および前記第2切替手段のオンおよびオフを制御する、ことを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。 - 前記電力制御手段によりオンおよびオフが制御され、前記第2電力供給手段から前記制御手段への電力の供給および停止を切り替える第3切替手段をさらに有する、ことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記通信手段は、前記第1電力状態において、ネットワークから受信したパケットが第3種類のパケットの場合には、前記第1電力状態のままで、前記ネットワークに当該受信したパケットに対する応答パケットを送信する、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1種類のパケットは、前記通信手段が前記第1電力状態のままで、前記ネットワークに当該受信したパケットに応答することができないパケットであって、前記画像形成装置のステータスの問い合わせパケットである、ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記第2種類のパケットは、前記通信手段が前記第1電力状態のままで、前記ネットワークに当該受信したパケットに応答することができないパケットであって、前記画像形成手段の動作が必要なパケットである、ことを特徴とする請求項7又は8に記載の画像形成装置。
- 前記通信手段は、前記ネットワークを介して受信したパケットと比較すべきパケットのリストを記憶する記憶手段を有する、ことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記通信手段は、前記ネットワークを介して受信したパケットと前記記憶手段に記憶されるリストのパケットとを比較する比較手段をさらに有する、ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
- 複数の電力状態で動作可能であり、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、前記通信手段に接続され、前記通信手段によって受信されたデータの処理を行う制御手段と、用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記制御手段に電力を供給可能な第1電力供給手段と、前記制御手段に前記第1電力供給手段から供給される電力より高い電圧の電力を供給可能な第2電力供給手段と、前記画像形成手段に前記第2電力供給手段から供給される電力より高い電圧の電力を供給可能な第3電力供給手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、
電力制御手段が、前記第1電力供給手段から電力が供給され且つ前記第2電力供給手段および前記第3電力供給手段から電力が供給されない第1電力状態において、ネットワークから受信したパケットが第1種類のパケットの場合には、前記第1電力供給手段および前記第2電力供給手段から電力が供給され且つ前記第3電力供給手段から電力が供給されない第2電力状態にし、ネットワークから受信したパケットが第2種類のパケットの場合には、前記第1電力供給手段、前記第2電力供給手段および前記第3電力供給手段から電力が供給される第3電力状態にする電力制御ステップを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 複数の電力状態で動作可能であり、ネットワークを介してデータの送受信を行う通信手段と、前記通信手段に接続され、前記通信手段によって受信されたデータの処理を行う制御手段と、前記制御手段および前記通信手段に電力を供給可能な第1電力供給手段と、前記制御手段に前記第1電力供給手段から供給される電力より高い電圧の電力を供給可能な第2電力供給手段とを有する画像形成装置の制御方法であって、
電力制御手段が、前記通信手段に前記第1電力供給手段から電力が供給され且つ前記制御手段に前記第1電力供給手段および前記第2電力供給手段から電力が供給されない第1電力状態において、ネットワークから受信したパケットが第1種類のパケットの場合には、前記制御手段に前記第1電力供給手段から電力が供給される第2電力状態にし、ネットワークから受信したパケットが第2種類のパケットの場合には、前記制御手段に前記第2電力供給手段から電力が供給される第3電力状態にする電力制御ステップを有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - コンピュータに、請求項12又は13に記載の制御方法を実行させるためのプログラム。
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