JP2010152187A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】モータへの印加電圧に瞬時の低下が生じて感光体を駆動するステッピングモータが脱調するような場合であっても、感光体を保護できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】ステッピングモータ121〜124により駆動される感光体ドラムと、ブラシレスDCモータ135により駆動される中間転写ベルトと、直流電源303から前記モータ121〜124及びモータ135への給電経路に直列接続され、外装カバーの開閉操作に連動して開閉するカバー開閉検出スイッチ304とを備え、制御部400が、前記モータ121〜124及びモータ135の制御中に、状態信号に基づいて前記ブラシレスDCモータ135が安定状態から非安定状態に移行したことを検知すると、前記カバー開閉検出スイッチ304からの入力信号の状態にかかわらず、前記ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135を停止するように構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】ステッピングモータ121〜124により駆動される感光体ドラムと、ブラシレスDCモータ135により駆動される中間転写ベルトと、直流電源303から前記モータ121〜124及びモータ135への給電経路に直列接続され、外装カバーの開閉操作に連動して開閉するカバー開閉検出スイッチ304とを備え、制御部400が、前記モータ121〜124及びモータ135の制御中に、状態信号に基づいて前記ブラシレスDCモータ135が安定状態から非安定状態に移行したことを検知すると、前記カバー開閉検出スイッチ304からの入力信号の状態にかかわらず、前記ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135を停止するように構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子写真方式の画像形成装置に関し、特にタンデム式フルカラーの画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置には、感光体ドラムや現像部を備えた画像形成部、この画像形成部に記録紙を供給する給紙ローラやレジストローラ、トナー像が転写された記録紙にトナー像を溶融定着する定着ローラ等の回転体を駆動するためのモータが組み込まれている。
近年、装置の小型化、高機能化等に対応すべく、各回転体が個別に駆動されるように複数の小型のブラシレスDCモータやステッピングモータが分散設置され、制御部により各モータが所定の回転速度になるように制御されている。
また、特許文献1に記載されているように、図6に示す画像形成装置に組み込まれた駆動負荷部92のモータが駆動されているときに、オペレータにより装置の外装カバーが開放されると、安全のために各負荷への給電を停止するように、電源からの給電経路にカバー開閉検出スイッチ94が介装されている。
さらに、装置全体の制御部であるマイコン回路部93が当該カバー開閉検出スイッチ94の下流側に設けた抵抗分圧回路からなるカバー開閉検知センサ96の電圧信号に基づいて外装カバーが開放されたことを検出すると、各モータを停止制御する。
つまり、画像形成装置は、所定のプロセス速度に対応する周波数の駆動パルス信号が入力されるステッピングモータにより駆動される感光体ドラムと、プロセス速度に対応する周波数のクロック信号及び駆動または停止を制御するモータ駆動信号が入力され、クロック信号に同期して回転する安定状態にあるか否かを示す状態信号を出力するブラシレスDCモータにより駆動される中間転写ベルトとを具備している。
また、スイッチング電源91で構成された直流電源から前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータへの給電経路に直列接続され、外装カバーの開閉操作に連動して開閉するカバー開閉検出スイッチ94と、スイッチング電源91の出力端子に接続されたマイコン回路部93とを備えている。
このマイコン回路部93は、ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを制御して、感光体ドラムにトナー像を形成し、感光体ドラムに形成されたトナー像を、中間転写ベルトを介して記録紙に転写する画像形成プロセスを制御するとともに、ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、カバー開閉検出スイッチ94の下流側の電圧信号に基づいて外装カバーが開放されたことを検出すると、ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止するようになっている。
特開2004−268342号公報
このマイコン回路部93は、ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを制御して、感光体ドラムにトナー像を形成し、感光体ドラムに形成されたトナー像を、中間転写ベルトを介して記録紙に転写する画像形成プロセスを制御するとともに、ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、カバー開閉検出スイッチ94の下流側の電圧信号に基づいて外装カバーが開放されたことを検出すると、ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止するようになっている。
しかし、特許文献1に開示された画像形成装置のように、カバー開閉検出スイッチ94の下流側に設けたカバー開閉検知センサ96からの電圧信号に基づいて外装カバーが開放されたことを検出する構成では、過渡応答特性によりカバー開閉検知センサ96の出力電圧が閾値電圧より低下するまでに遅延が生じていた。
そのため、オペレータによって外装カバーが瞬時に開閉操作されるような場合に、適正に検出できず、マイコン回路部92は外装カバーが閉じられていると誤判断することになる。
外装カバーが瞬時であっても開閉操作されると、モータに印加される電圧が低下するため、感光体ドラムを駆動するステッピングモータが脱調するという事態が発生する。一方、間接転写ベルトを駆動するブラシレスDCモータは回転数が低下して状態信号が一瞬反転するが、印加電圧が元のレベルに復帰すると、再び安定状態に復帰するため、プリント中にこのような状態が発生すると画像が乱れるという問題があった。
さらに、回転駆動されている間接転写ベルトに対して感光体ドラムが停止したまま接触することになり、感光体ドラムの表面にトナーが固着して除去できなくなるという問題もあった。
本発明の目的は、上述の問題に鑑み、モータへの印加電圧に瞬時の低下が生じて感光体を駆動するステッピングモータが脱調するような場合であっても、感光体を保護できる画像形成装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による画像形成装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の書類の請求項1に記載した通り、所定のプロセス速度に対応する周波数の駆動パルス信号が入力されるステッピングモータにより駆動される感光体ドラムと、前記プロセス速度に対応する周波数のクロック信号及び駆動または停止を制御するモータ駆動信号が入力され、前記クロック信号に同期して回転する安定状態にあるか否かを示す状態信号を出力するブラシレスDCモータにより駆動される中間転写ベルトと、直流電源から前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータへの給電経路に直列接続され、外装カバーの開閉操作に連動して開閉するカバー開閉検出スイッチと、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを制御して、前記感光体ドラムにトナー像を形成し、前記感光体ドラムに形成されたトナー像を、前記中間転写ベルトを介して記録紙に転写する画像形成プロセスを制御するとともに、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、前記カバー開閉検出スイッチの下流側の電圧信号に基づいて前記外装カバーが開放されたことを検出すると、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止する制御部と、を備えている画像形成装置であって、前記制御部は、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、前記状態信号に基づいて前記ブラシレスDCモータが安定状態から非安定状態に移行したことを検知すると、前記カバー開閉検出スイッチからの入力信号の状態にかかわらず、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止するように構成されている点にある。
上述の構成によれば、前記制御部が、前記カバー開閉検出スイッチからの入力信号の状態にかかわらず、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止するので、ステッピングモータが脱調したときにブラシレスDCモータが回転し続け、従来のように、感光体ドラムに前記中間転写ベルトが摺接し、擦れによって感光体ドラムの周面が傷付く不具合が回避される。また、プリント中にこのような状態が発生しても、ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止するので、画像が乱れる問題も防止される。
同第二の特徴構成は、同請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記制御部は、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、前記状態信号に基づいて前記ブラシレスDCモータが安定状態から非安定状態に移行したことを検知すると、前記カバー開閉検出スイッチからの入力信号の状態にかかわらず、前記外装カバーが開放されたことを報知する点にある。
上述の構成によれば、前記制御部が、前記状態信号に基づいて前記ブラシレスDCモータが安定状態から非安定状態に移行したことを検知すると、前記カバー開閉検出スイッチからの入力信号の状態にかかわらず、前記外装カバーが開放されたことを報知するので、制御部側で外装カバーの開放を認識できなくても、停止の原因が外装カバーの開放であることを知らせることができる。
同第三の特徴構成は、同請求項3に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記制御部は、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、前記状態信号に基づいて前記ブラシレスDCモータが安定状態から非安定状態に移行したことを検知して、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止した後に、記録紙の搬送経路に記録紙が残存するか否かを検出し、記録紙が残存していないときに、再度、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを起動する点にある。
上述の構成によれば、前記制御部が、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止した後に、搬送経路に記録紙が残存していないときは、再度、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを起動するので、コピー中のときはコピーを再開することができる。また、画像濃度の調整を行うキャリブレーションの途中であると、このキャリブレーションを再開して完了させることができる。
同第四の特徴構成は、同請求項4に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加えて、前記制御部は、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、前記状態信号に基づいて前記ブラシレスDCモータが安定状態から非安定状態に移行したことを検知して、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止した後に、記録紙の搬送経路に記録紙が残存するか否かを検出し、記録紙が残存しているときに、操作部に紙詰まりを表示する点にある。
上述の構成によれば、前記制御部が、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止した後に、搬送経路に記録紙が残存しているときは、操作部に紙詰まりを表示するので、オペレータは紙詰まりを知って除去することができる。
以上説明した通り、本発明によれば、モータへの印加電圧に瞬時の低下が生じて感光体を駆動するステッピングモータが脱調するような場合であっても、感光体を保護できる画像形成装置を提供することができるようになった。
以下に、本発明を採用した画像形成装置の一例としてのカラープリンタついて説明する。
図1に示すように、電子写真方式を採用したカラープリンタ100は、液晶画面やプリント条件などを入力する操作キー等が配置された操作部110と、ネットワーク等を介してパーソナルコンピュータ等から入力された画像データに基づいてトナー像を形成する画像形成部120と、用紙収容部140を構成する標準カセット141または2段のオプションカセット142、143のいずれかから搬送された用紙に画像形成部120が形成したトナー画像を転写する転写部130と、トナー像を溶融して用紙に定着する定着部200等の機能ブロックと、これらの機能ブロックを制御して所定の画像形成プロセスを実行する制御部400と、制御部400等に必要な電力を供給する電源部300を備えて構成される。
転写部130は、画像形成部120の各感光体ユニットで形成されたトナー画像を重畳して担持する中間転写ベルト132と、中間転写ベルト132を回転支持する支持ローラ131と、中間転写ベルト132に担持されたトナー画像を用紙収容部140から搬送された用紙に転写する転写ローラ133と、中間転写ベルト132を駆動する転写モータ135と、中間転写ベルト132の残留トナーを除去するブレード134などを備えて構成される。
定着部200はヒータ20が内挿された定着ローラ21と定着ローラ21に圧接された加圧ローラ22を備えている。
画像形成部120は、マゼンダ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)のトナー色毎に感光体ユニットを備える。各感光体ユニットは、感光体と、感光体表面を一様に帯電する帯電装置と、入力された画像データに基づきレーザビームを走査して感光体表面を露光して静電潜像を形成する露光装置と、形成された静電潜像をトナー画像として顕像化する現像装置などを備えて構成される。
制御部400は、CPU40とCPU40の動作プログラムを格納したROMとCPU40の作業領域であるRAM及びASIC41等と周辺回路を備えた基板にて構成されている。
この制御部400は、装置全体の動作を制御し、カラープリンタ100のプリント動作が開始されて、定着モータが所定の回転速度になり、定着温度が所定温度まで上昇すると、画像形成部120に対して当該画像データに基づくトナー画像を形成させ、転写部130に対して用紙収容部140から搬送された用紙にトナー画像を転写させ、定着部200によりトナー画像が定着された用紙を排紙部側に搬出させるようになっている。
この制御部400は、装置全体の動作を制御し、カラープリンタ100のプリント動作が開始されて、定着モータが所定の回転速度になり、定着温度が所定温度まで上昇すると、画像形成部120に対して当該画像データに基づくトナー画像を形成させ、転写部130に対して用紙収容部140から搬送された用紙にトナー画像を転写させ、定着部200によりトナー画像が定着された用紙を排紙部側に搬出させるようになっている。
また、この制御部400は、外装カバーの開閉操作に応じた保護動作を行うとともに、用紙搬送経路の各所に配設された用紙検出センサからの検出信号を受けて、用紙が残存しているか否かを判別し、残存位置に応じた動作を実行する構成となっている。
図2に示すように、電源部300は、商用電源ラインの入力側に設けられたノイズフィルタ301と、パワースイッチとしてのリレースイッチ302と、入力交流電圧を降圧し、降圧した交流電圧を直流電圧にAC/DC変換して転写モータ135及びドラム用モータ121〜124等に供給するとともに、降圧した交流電圧を直流電圧にAC/DC変換して制御部400に供給する電源回路303を備えている。
この電源回路303は、例えば、図3に示すように、商用電源から入力されたAC100Vの交流電圧が一次側に入力され、降圧した交流電圧AC26Vと交流電圧AC12Vを二次側から出力する電源トランスT30と、交流電圧AC26VをAC/DC変換して直流電圧DC24Vを出力する第一直流電圧出力部31と、交流電圧AC12VをAC/DC変換して直流電圧DC5Vを出力する第二直流電圧出力部35等が基板に配置されている。
第一直流電圧出力部31は、整流器32により交流電圧AC26Vを全波整流し、平滑用コンデンサC33で平滑化し、DCレギュレータ34でDC/DC変換して直流電圧DC24Vを出力するように構成されている。
第二直流電圧出力部35は、整流器36により交流電圧AC12Vを全波整流し、平滑用コンデンサC37で平滑化し、DCレギュレータ38でDC/DC変換して直流電圧DC5Vを出力するように構成されている。そして、このDCレギュレータ38の出力端子に、図2に示した制御部400が接続されている。
また、DCレギュレータ34の出力端子には、図2に示すように、カバースイッチ304を介してカバー開閉検知部305が接続されている。また、このカバー開閉検知部305の接続端には、転写部130の転写モータ135及び各感光体ユニットのドラム用モータ121〜124その他、複数の回転駆動部が接続されている。
転写モータ135は、ブラシレスDCモータにより構成され、モータ駆動回路42の信号により回動駆動する。ブラシレスDCモータは、U,V,Wの三相スター結線されたコイルと、永久磁石を備えたロータを備えている。また、このロータは、その位置検出用にホール素子が用いられている。さらに、ロータの外周上に磁気的パターンが設けられ、当該磁気的パターンを検出してモータの回転状態に応じた信号をモータ駆動回路42に出力するようになっている。
このモータ駆動回路42は、制御部400を構成するASIC(Application Specific Integrated Circuit)41により動作が制御される。
このASIC41は、モータ駆動回路42及び制御部400のCPU40と双方向性に接続されており、このCPU40の指令に従ってモータ駆動回路42を動作させ、転写モータ135の回転を制御する。また、このASIC41は、CPU40の指令に従って、モータ駆動回路43〜46を動作させ、各ドラム用モータ121〜124の回転を制御する。
このASIC41は、モータ駆動回路42及び制御部400のCPU40と双方向性に接続されており、このCPU40の指令に従ってモータ駆動回路42を動作させ、転写モータ135の回転を制御する。また、このASIC41は、CPU40の指令に従って、モータ駆動回路43〜46を動作させ、各ドラム用モータ121〜124の回転を制御する。
モータ駆動回路42は、ASIC41からのリモート信号RMTに基づいて転写モータ135を起動または停止させる。また、このモータ駆動回路42は、ASIC41から入力された所定周期のクロック信号CLKに基づいてモータ駆動用の所定周波数のクロック信号を生成するPLL回路を備えている。
このPLL回路は、図4(c)、(d)に示すように、例えばリモート信号をローレベル“L”からハイレベル“H”に切り替えて、転写モータ135を回転駆動する。転写モータ135の起動直後は回転速度が安定せず、PLL回路は、ハイレベル“H”のレディ信号RDYをASIC41に出力する。その後、モータ135の回転速度が所定の回転速度になり安定すると、ローレベル“L”のレディ信号RDYをASIC41に出力する。このASIC41は、モータ駆動回路42から“L”のレディ信号RDYが入力されると、モータ135が所定の回転速度になったと判断する。
各モータ駆動回路43〜46は、ASIC41の制御に従ってドラム用モータ121〜124のモータ軸の速度、位相を検出して一定の速度、位相となるように制御を行う。
ドラム用モータ121〜124は、ステッピングモータにて構成されており、所定のプロセス速度に対応する周波数の駆動パルス信号が入力される毎に一定角度ずつ回転する。このステッピングモータは、各モータ駆動回路43〜46からのパルス信号の周波数が変化するに応じて回転速度も可変する。
ドラム用モータ121〜124は、ステッピングモータにて構成されており、所定のプロセス速度に対応する周波数の駆動パルス信号が入力される毎に一定角度ずつ回転する。このステッピングモータは、各モータ駆動回路43〜46からのパルス信号の周波数が変化するに応じて回転速度も可変する。
図2に示すカバースイッチ304は、カラープリンタ100の本体前面に装着された外装カバーと本体との間に取り付けられている。このカバースイッチ304は、外装カバーが閉じられたときにON動作し、DCレギュレータ34の直流電圧DC24Vを転写部130の転写モータ135、各感光体ユニットのドラム用モータ121〜124及び定着モータ等の回転駆動部やカバー開閉検知部305に供給する。一方、外装カバーが開けられたときにOFF動作してこの供給電圧を強制的に遮断する。
カバー開閉検知部305は、前記外装カバーの開閉を検知するもので、電流検出回路306、基準電圧生成回路307及びコンパレータ308により構成されている。
電流検出回路306は、抵抗R1とR2との抵抗分圧回路であり、カバースイッチ304の出力端と接地側との間に並列接続され、両抵抗R1,R2の分圧点がコンパレータ308の第1入力端子に接続されている。
電流検出回路306は、抵抗R1とR2との抵抗分圧回路であり、カバースイッチ304の出力端と接地側との間に並列接続され、両抵抗R1,R2の分圧点がコンパレータ308の第1入力端子に接続されている。
基準電圧生成回路307は、抵抗R3とR4との抵抗分圧回路であり、DCレギュレータ34の出力端子と接地側との間に並列接続され、両抵抗R3,R4の分圧点がコンパレータ308の第2入力端子に接続されている。
このコンパレータ308は、電流検出回路306からの出力電圧を基準電圧生成回路307よりの基準電圧と比較し、その差に応じた検出電圧をCPU40に与える。このCPU40は、コンパレータ308からの検出電圧が入力すると、予め設定された電圧レベルと比較し、設定レベルよりも低いときに外装カバーが開けられてカバースイッチ304がOFF動作したと判別する。
これにより、制御部400は、DCレギュレータ34からカバースイッチ304を介してモータ135,121〜124側に直流電圧が供給されたとき、カバー開閉検知部305の出力信号により、外装カバーの開閉検知及び各モータ135,121〜124の駆動状態を判断可能になる。
なお、外装カバーの開閉検知に際しては、図4(a)の二点鎖線に示すように、その判断基準となる閾値(Vth)を設定してあり、この閾値レベルにカバー開閉検知部305からの検出電圧が達したか否かを判別して、外装カバーの開閉検知を行う。
DCレギュレータ34の出力電圧の低下には、外装カバーを開く以外の他の原因も考えられるので、この閾値(Vth)はテスト結果に基づく経験則によって設定している。
DCレギュレータ34の出力電圧の低下には、外装カバーを開く以外の他の原因も考えられるので、この閾値(Vth)はテスト結果に基づく経験則によって設定している。
例えば、外装カバーが閉じられているときは、図4(b)に示すように、カバースイッチ304がONとなっており、直流電圧24Vがカバー開閉検知部305にそのまま印加される。
この外装カバーが開けられると、カバースイッチ304がOFFとなるので、供給電圧が図4(a)の破線(V2)のように大きく降下し、カバー開閉検知部305からの検出電圧が0Vまで低下することになる。
このときは、CPU40への入力値が閾値(Vth)よりも低くなるので、外装カバーが開放されたと判断する。
この外装カバーが開けられると、カバースイッチ304がOFFとなるので、供給電圧が図4(a)の破線(V2)のように大きく降下し、カバー開閉検知部305からの検出電圧が0Vまで低下することになる。
このときは、CPU40への入力値が閾値(Vth)よりも低くなるので、外装カバーが開放されたと判断する。
本実施形態では、外装カバーが閉じられているとき、コンパレータ308からCPU40への出力値が例えば7Vとなるように設定している。
また、閾値(Vth)は例えば3.5Vに設定し、このレベル以下を外装カバーが開けられことを判断するレベルとしている。これにより、制御部400のCPU40は、カバー開閉検知部305の検出電圧をチェックすることで、外装カバーの開閉を検知することができる。
また、閾値(Vth)は例えば3.5Vに設定し、このレベル以下を外装カバーが開けられことを判断するレベルとしている。これにより、制御部400のCPU40は、カバー開閉検知部305の検出電圧をチェックすることで、外装カバーの開閉を検知することができる。
ところが、外装カバーは、このカラープリンタ100の使用中にオペレータによって短時間開閉されることがある。CPU40は、カバー開閉検知部305の応答時間内で外装カバーが開閉されたときは判断できるが、瞬間的に開閉されたときは判断不能である。
即ち、カバー開閉検知部305は、電流検出回路306、基準電圧生成回路307及びコンパレータ308により構成されているので、過渡応答特性があり、カバースイッチ304のOFF時点から、遅延してCPU40に検出電圧が入力する。
よって、図4(a)の実線(V1)のように、カバー開閉検知部305の検出電圧が閾値(Vth)レベルに達しないで復帰すると、CPU40は外装カバーが開放されたことを判断することができない。
よって、図4(a)の実線(V1)のように、カバー開閉検知部305の検出電圧が閾値(Vth)レベルに達しないで復帰すると、CPU40は外装カバーが開放されたことを判断することができない。
また、負荷側の転写モータ135は、直流電圧24Vの供給を受けて所定の回転速度になったとき、モータ駆動回路42から制御部400のASIC41に対して、図4(c)に示すように、安定状態を示すローレベル“L”のレディ信号RDYを出力するが、供給電圧が遮断されると不安定状態を示すハイレベル“H”になる。
この際、瞬間的に電圧が遮断されると、転写モータ135(ブラシレスDCモータ)の回転速度が変動するため、転写モータ135は、ハイレベル“H”のレディ信号RDYを制御部400側に送出する(図4(c)参照)。
この際、瞬間的に電圧が遮断されると、転写モータ135(ブラシレスDCモータ)の回転速度が変動するため、転写モータ135は、ハイレベル“H”のレディ信号RDYを制御部400側に送出する(図4(c)参照)。
本実施例のドラム用モータ121〜124は、ステッピングモータにて構成されているので、供給電圧が遮断された後、瞬時に電圧が供給されると、脱調状態が発生して感光体ドラムが停止する。
このとき、転写モータ135は、供給電圧の遮断時に回転数が低下してレディ信号RDYが一瞬反転するが、電圧が元のレベルに復帰すると、再び安定状態に復帰する。
プリント中にこのような状態が発生すると、感光体ドラムに中間転写ベルト132が摺接し、擦れによって感光体ドラムの周面が傷付いたり、画像が乱れるおそれがある。
このとき、転写モータ135は、供給電圧の遮断時に回転数が低下してレディ信号RDYが一瞬反転するが、電圧が元のレベルに復帰すると、再び安定状態に復帰する。
プリント中にこのような状態が発生すると、感光体ドラムに中間転写ベルト132が摺接し、擦れによって感光体ドラムの周面が傷付いたり、画像が乱れるおそれがある。
本実施例の制御部400は、転写モータ135及びドラム用モータ121〜124の制御中に、レディ信号RDYに基づいて転写モータ135が安定状態から非安定状態に移行したことを検知すると、転写モータ135及びドラム用モータ121〜124を直ぐに停止して保護可能な構成となっている。
つまり、制御部400は、カバー開閉検知部305における応答遅延で、カバー検出スイッチ304の瞬間的なON/OFFを検知できなくても、ハイレベル“H”のレディ信号RDYを受けた時点で転写モータ135及びドラム用モータ121〜124を停止させる構成となっている。
次に、本実施例のカラープリンタのプリント動作について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
オペレータによりカラープリンタ100の電源がONにされると、制御部400がモータ駆動回路42とともに各モータ駆動回路43〜46を動作させ、転写モータ135及びドラム用モータ121〜124の駆動を開始させる(S1)。
オペレータによりカラープリンタ100の電源がONにされると、制御部400がモータ駆動回路42とともに各モータ駆動回路43〜46を動作させ、転写モータ135及びドラム用モータ121〜124の駆動を開始させる(S1)。
つぎに、制御部400は、カバー開閉検知部305からの検出電圧と閾値電圧(Vth)とを比較する(S2)。そして、閾値よりも検出値が高いときに、転写モータ135の立上がり信号であるReady信号が“L”レベルか否かを判別する(S3)。
ここで、Ready信号が“L”レベルであると、コピー作業が完了したか否かを判別し(S4)、コピー作業が完了していなければステップS2に進む。一方、コピー作業が完了していれば、一連のプリント動作を終了する。
また、ステップS2で、制御部400が検出電圧と閾値電圧(Vth)とを比較したとき、検出値が閾値以下のときは、直ぐに転写モータ135及びドラム用モータ121〜124を停止させる(S8)。
そして、制御部400は、外装カバーが開放されたことを操作部110等に報知する(S8)。
また、ステップS3で、Ready信号が“L”レベルでないときも、直ぐに転写モータ135及びドラム用モータ121〜124を停止させる(S5)。
尚、ステップS5では、制御部400は、検出値が閾値以下であることを検知、つまりカバー開閉検知部305の状態によって外装カバーの開放を検知しているわけではないが、Ready信号の“L”レベルをもって外装カバーが開放されたとしてその旨を操作部110等に報知してもよい。
このとき、制御部400は、用紙検知センサの信号をチェックし、給紙中であるか否かを判別する(S6)。
ここで、給紙中であると操作部110に紙詰まりを報知させて、一連のプリント動作を終了する(S7)。
そして、制御部400は、外装カバーが開放されたことを操作部110等に報知する(S8)。
また、ステップS3で、Ready信号が“L”レベルでないときも、直ぐに転写モータ135及びドラム用モータ121〜124を停止させる(S5)。
尚、ステップS5では、制御部400は、検出値が閾値以下であることを検知、つまりカバー開閉検知部305の状態によって外装カバーの開放を検知しているわけではないが、Ready信号の“L”レベルをもって外装カバーが開放されたとしてその旨を操作部110等に報知してもよい。
このとき、制御部400は、用紙検知センサの信号をチェックし、給紙中であるか否かを判別する(S6)。
ここで、給紙中であると操作部110に紙詰まりを報知させて、一連のプリント動作を終了する(S7)。
一方、給紙中でなければ、Ready信号が“L”レベルか否かを判別し(S10)、“L”レベルになった時点で転写モータ135及びドラム用モータ121〜124を再起動させる。
これにより、コピー中のときはコピーを再開することができる。また、キャリブレーション処理の途中であるときは、このキャリブレーションを再開して完了させる。よって、印刷時の画像濃度を調整するために現像バイアス電圧を調整することができる。
これにより、コピー中のときはコピーを再開することができる。また、キャリブレーション処理の途中であるときは、このキャリブレーションを再開して完了させる。よって、印刷時の画像濃度を調整するために現像バイアス電圧を調整することができる。
続いて、制御部400は、転写モータ135及びドラム用モータ121〜124を再起動させてからステップS2に進み、検出電圧と閾値電圧(Vth)とを比較する。
ここで、検出値が閾値以下となったとき、制御部400は直ぐにモータを停止させる(S8)。そして、制御部400は、外装カバーが開放されたことを操作部110等に報知する(S8)。さらに、制御部400は、用紙検知センサの信号をチェックし、給紙中であるか否かを判別する(S9)。
ここで、給紙中であるとステップS7に進み、操作部110に紙詰まりを報知させて、一連のプリント動作を終了する。
ここで、検出値が閾値以下となったとき、制御部400は直ぐにモータを停止させる(S8)。そして、制御部400は、外装カバーが開放されたことを操作部110等に報知する(S8)。さらに、制御部400は、用紙検知センサの信号をチェックし、給紙中であるか否かを判別する(S9)。
ここで、給紙中であるとステップS7に進み、操作部110に紙詰まりを報知させて、一連のプリント動作を終了する。
一方、給紙中でなければ、制御部400は、検出電圧と閾値電圧(Vth)とを比較する。そして、検出値が閾値よりも高くなったとき、制御部400は直ぐに転写モータ135及びドラム用モータ121〜124を再起動させる(S13)。
この後、制御部400は、ステップS2に進んで動作を続行し、検出電圧と閾値電圧(Vth)とを比較する。
このような動作を繰り返し、コピー作業が完了した時点で一連のプリント動作を終了する。
この後、制御部400は、ステップS2に進んで動作を続行し、検出電圧と閾値電圧(Vth)とを比較する。
このような動作を繰り返し、コピー作業が完了した時点で一連のプリント動作を終了する。
以上説明したように、本発明による画像形成装置は、所定のプロセス速度に対応する周波数の駆動パルス信号が入力されるステッピングモータ121〜124により駆動される感光体ドラムと、プロセス速度に対応する周波数のクロック信号及び駆動または停止を制御するモータ駆動信号が入力され、クロック信号に同期して回転する安定状態にあるか否かを示す状態信号RDYを出力するブラシレスDCモータ135により駆動される中間転写ベルト132と、直流電源からステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135への給電経路に直列接続され、外装カバーの開閉操作に連動して開閉するカバー開閉検出スイッチ304と、ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135を制御して、感光体ドラムにトナー像を形成し、感光体ドラムに形成されたトナー像を、中間転写ベルト132を介して記録紙に転写する画像形成プロセスを制御するとともに、ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135の制御中に、カバー開閉検出スイッチ304の下流側の電圧信号に基づいて外装カバーが開放されたことを検出すると、ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135を停止する制御部400と、を備えている画像形成装置であって、制御部400は、ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135の制御中に、状態信号RDYに基づいてブラシレスDCモータ135が安定状態から非安定状態に移行したことを検知すると、カバー開閉検出スイッチ304からの入力信号の状態にかかわらず、ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135を停止するように構成されている。
また、制御部400は、ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135の制御中に、状態信号RDYに基づいてブラシレスDCモータ135が安定状態から非安定状態に移行したことを検知すると、カバー開閉検出スイッチ304からの入力信号の状態にかかわらず、外装カバーが開放されたことを報知する。
また、制御部400は、ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135の制御中に、状態信号RDYに基づいてブラシレスDCモータ135が安定状態から非安定状態に移行したことを検知して、ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135を停止した後に、記録紙の搬送経路に記録紙が残存するか否かを検出し、記録紙が残存していないときに、再度、ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135を起動する。
また、制御部400は、ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135の制御中に、状態信号RDYに基づいてブラシレスDCモータ135が安定状態から非安定状態に移行したことを検知して、ステッピングモータ121〜124及びブラシレスDCモータ135を停止した後に、記録紙の搬送経路に記録紙が残存するか否かを検出し、記録紙が残存しているときに、操作部110に紙詰まりを表示する。
以上のように、プリント動作が開始された後、オペレータにより外装カバーが開閉された場合に、ドラム用モータ121〜124への印加電圧に瞬時の低下が生じてこのドラム用モータ121〜124が脱調した場合、制御部400は過渡応答特性のあるカバー開閉検知部305からの検出電圧の状態にかかわらず、直ぐに転写モータ135及びドラム用モータ121〜124を停止させて保護する。
よって、ドラム用モータ121〜124が脱調したときに転写モータ135が回転し続け、感光体ドラムに前記中間転写ベルト132が摺接し、擦れによって感光体ドラムの周面が傷付く不具合が回避される。
また、感光体ドラムの周面にトナーが固着し、ブレード134によって掻き落すことができず、次の用紙にプリントされる画像乱れの問題も防止される。
また、感光体ドラムの周面にトナーが固着し、ブレード134によって掻き落すことができず、次の用紙にプリントされる画像乱れの問題も防止される。
そして、制御部400は、転写モータ135及びドラム用モータ121〜124を停止させたとき、外装カバーが開放されたことを操作部110に報知させるので、プリント動作停止の原因をオペレータに気付かせることができる。
さらに、制御部400は、転写モータ135及びドラム用モータ121〜124を停止させたとき、搬送経路に用紙が残存していない場合は、再度、ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを起動するので、コピー中のときはコピーを再開することができる。また、キャリブレーションの途中であると、このキャリブレーションを再開して完了させることができる。
加えて、搬送経路に用紙が残存しているときは、操作部110に紙詰まりを報知させて、一連のプリント動作を終了するので、オペレータに紙詰まりの発生を気付かせることができる。
加えて、搬送経路に用紙が残存しているときは、操作部110に紙詰まりを報知させて、一連のプリント動作を終了するので、オペレータに紙詰まりの発生を気付かせることができる。
なお、上述の実施形態では、本発明を画像形成装置の一例であるカラープリンタ100に適用した場合について説明したが、画像形成装置としてはプリンタ機能、ファクシミリ機能、複写機能といった複数の機能を備えた所謂複合機や、単一の機能を備えたファクシミリや複写機等に広く適用することができる。
また、上述した実施形態は何れも本発明の一実施例に過ぎず、当該記載により本発明の範囲が限定されるものではなく、各部の具体的構成は本発明による作用効果を奏する範囲において適宜変更設計することができることは言うまでもない。
121〜124:ステッピングモータ
132:中間転写ベルト
135:ブラシレスDCモータ
304:カバー開閉検出スイッチ
400:制御部
132:中間転写ベルト
135:ブラシレスDCモータ
304:カバー開閉検出スイッチ
400:制御部
Claims (4)
- 所定のプロセス速度に対応する周波数の駆動パルス信号が入力されるステッピングモータにより駆動される感光体ドラムと、
前記プロセス速度に対応する周波数のクロック信号及び駆動または停止を制御するモータ駆動信号が入力され、前記クロック信号に同期して回転する安定状態にあるか否かを示す状態信号を出力するブラシレスDCモータにより駆動される中間転写ベルトと、
直流電源から前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータへの給電経路に直列接続され、外装カバーの開閉操作に連動して開閉するカバー開閉検出スイッチと、
前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを制御して、前記感光体ドラムにトナー像を形成し、前記感光体ドラムに形成されたトナー像を、前記中間転写ベルトを介して記録紙に転写する画像形成プロセスを制御するとともに、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、前記カバー開閉検出スイッチの下流側の電圧信号に基づいて前記外装カバーが開放されたことを検出すると、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止する制御部と、を備えている画像形成装置であって、
前記制御部は、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、前記状態信号に基づいて前記ブラシレスDCモータが安定状態から非安定状態に移行したことを検知すると、前記カバー開閉検出スイッチからの入力信号の状態にかかわらず、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止するように構成されている画像形成装置。 - 前記制御部は、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、前記状態信号に基づいて前記ブラシレスDCモータが安定状態から非安定状態に移行したことを検知すると、前記カバー開閉検出スイッチからの入力信号の状態にかかわらず、前記外装カバーが開放されたことを報知する請求項1記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、前記状態信号に基づいて前記ブラシレスDCモータが安定状態から非安定状態に移行したことを検知して、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止した後に、記録紙の搬送経路に記録紙が残存するか否かを検出し、記録紙が残存していないときに、再度、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを起動する請求項1記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータの制御中に、前記状態信号に基づいて前記ブラシレスDCモータが安定状態から非安定状態に移行したことを検知して、前記ステッピングモータ及びブラシレスDCモータを停止した後に、記録紙の搬送経路に記録紙が残存するか否かを検出し、記録紙が残存しているときに、操作部に紙詰まりを表示する請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008331705A JP2010152187A (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008331705A JP2010152187A (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010152187A true JP2010152187A (ja) | 2010-07-08 |
Family
ID=42571330
Family Applications (1)
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JP2008331705A Pending JP2010152187A (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 画像形成装置 |
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JP (1) | JP2010152187A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014150317A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像読取装置及び画像形成装置 |
JP2018165055A (ja) * | 2012-09-11 | 2018-10-25 | キヤノン株式会社 | 印刷装置及び印刷装置の制御方法 |
CN111823867A (zh) * | 2020-07-13 | 2020-10-27 | 珠海格力电器股份有限公司 | 电动车、驱控设备及其安全监控方法 |
-
2008
- 2008-12-26 JP JP2008331705A patent/JP2010152187A/ja active Pending
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JP2014150317A (ja) * | 2013-01-31 | 2014-08-21 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像読取装置及び画像形成装置 |
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