JP2010288225A - データ処理装置及びデータ処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ネットワークを介して受信するパケットの受信状況に応じた適切な応答処理を行いつつ、消費電力の低減をすることができるデータ処理装置及びデータ処理方法を提供する
【解決手段】 パケット処理手段は、受信したパケットが代理応答パターンである場合に代理応答パターンに対応する応答データを受信したパケットの送信元へ送信し、受信したパケットが代理応答候補パターンであると判別されたパケットの受信状況が特定の受信状況となった場合に、代理応答候補パターンであると判別されたパケットが代理応答パターンとして判別されるように記記憶手段に記憶された判別情報を更新する。
【選択図】 図5
【解決手段】 パケット処理手段は、受信したパケットが代理応答パターンである場合に代理応答パターンに対応する応答データを受信したパケットの送信元へ送信し、受信したパケットが代理応答候補パターンであると判別されたパケットの受信状況が特定の受信状況となった場合に、代理応答候補パターンであると判別されたパケットが代理応答パターンとして判別されるように記記憶手段に記憶された判別情報を更新する。
【選択図】 図5
Description
本発明は、データ処理装置及びデータ処理方法に関する。
印刷装置や複写装置などのデータ処理装置の技術分野において、装置が動作していない状態(非動作状態)における消費電力を低減する要求が高まっている。その要求に対する対策として、データ処理装置が非動作状態の時に、データ処理装置を制御する主制御部への電力供給を通常より低減(あるいは遮断)して非動作状態における消費電力を低減する技術が知られている。
また、データ処理装置には、ネットワークに接続する機能が標準的に備えられるようになってきている。ネットワークに接続可能なデータ処理装置は、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置からネットワークを介してデータやコマンドを受信して処理することで、様々なデータ処理を実行することができる。
しかし、ネットワークに接続する機能を有するデータ処理装置において、消費電力を低減する技術を採用すると、データ処理装置が非動作状態の時にネットワークを介して受信したデータやコマンドの処理を早急に行えないという問題が発生してしまう。例えば、データ処理装置が非動作状態のときにデータ処理装置の主制御部への電力供給を通常より低減(あるいは遮断)する場合を考える。この場合、データ処理装置がネットワークを介してデータやコマンドを受信しても、主制御部への電力供給が再開して動作状態となるまでは、データやコマンドの処理が停滞してしまう。また、データやコマンドを受信することで、データ処理装置が非動作状態から動作状態に復帰してしまうと、消費電力を低減する効果が低くなってしまう。
そこで、データ処理装置が非動作状態のときに主制御部への電力供給を遮断する一方で、副制御部への電力供給を行い、副制御部がネットワークを介して受信したデータやコマンドを処理する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に開示された技術によれば、データ処理装置の主制御部への電力供給を遮断することによる消費電力の低減と、ネットワークを介して受信したデータやコマンドの処理を副制御部が行うことによる処理の高速化を両立することができる。
特許文献1に開示された技術では、データ処理装置が非動作状態から動作状態に復帰する必要があるパケットパターンを予め副制御部が参照可能な領域に記憶しておく。そして、副制御部は、ネットワークから受信したパケットパターンが、予め記憶されているパケットパターンと一致した場合に、データ処理装置を非動作状態から動作状態に復帰させる。
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、副制御部が参照可能な領域に記憶可能なパケットパターンは予め記憶されているものであり、ネットワークを介して受信するパケットの受信状況に応じた新たなパケットパターンを登録することができない。また、新たなパケットパターンを登録できるようにしたとしても、登録可能なパケットパターンの数は記憶領域の容量に影響されてしまう。更に、新たなパケットパターンを予め登録するとしても、副制御部が参照可能な領域にどのパケットパターンを登録すべきかを事前に判断するのは困難である。なぜなら、データ処理装置が設置されるネットワークの環境によって、どのようなパケットパターンが多く用いられるのかをデータ処理装置の操作者が事前に把握するのは困難だからである。
以上のような問題点を鑑みた本発明は、ネットワークを介して受信するパケットの受信状況に応じた適切な応答処理を行いつつ、消費電力の低減をすることができるデータ処理装置及びデータ処理方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明に係るデータ処理装置は、コンピュータ端末とネットワークを介して通信可能なデータ処理装置であって、前記コンピュータ端末から送信されたパケットを受信して前記受信したパケットに対する応答処理を実行するパケット処理手段と、前記データ処理装置を制御する制御手段と、前記制御手段及び前記パケット処理手段の双方に電力を供給する通常モード、又は前記パケット処理手段に電力を供給しつつ前記制御手段へ供給する電力を前記通常モードより低減する省電力モードのいずれかのモードで電力を供給する電力供給手段と、前記パケット処理手段が前記省電力モードにおいて参照可能であり、前記パケット処理手段が受信するパケットが代理応答パターンであるか、代理応答候補パターンであるかを少なくとも判別するための判別情報と、前記代理応答パターンと対応付けられた応答データを記憶する記憶手段とを有し、前記パケット処理手段は、前記判別情報に基づいて、前記受信したパケットが前記代理応答パターンであるか前記代理応答候補パターンであるかを判別し、前記受信したパケットが前記代理応答パターンであると前記省電力モードにおいて判別された場合に該代理応答パターンに対応する応答データを前記記憶手段から取得して前記受信したパケットの送信元へ送信し、
前記受信したパケットが前記代理応答パターンでないと前記省電力モードにおいて判別された場合に前記電力供給手段による電力供給モードを前記省電力モードから前記通常モードに復帰させた後に前記受信したパケットに応じた処理を実行し、前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットの受信状況が特定の受信状況となった場合に、前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットが前記代理応答パターンとして判別されるように前記記憶手段に記憶された前記判別情報を更新することを特徴とする。
前記受信したパケットが前記代理応答パターンでないと前記省電力モードにおいて判別された場合に前記電力供給手段による電力供給モードを前記省電力モードから前記通常モードに復帰させた後に前記受信したパケットに応じた処理を実行し、前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットの受信状況が特定の受信状況となった場合に、前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットが前記代理応答パターンとして判別されるように前記記憶手段に記憶された前記判別情報を更新することを特徴とする。
また、本発明のデータ処理方法は、コンピュータ端末とネットワークを介して通信可能であり、前記コンピュータ端末から送信されたパケットを受信して前記受信したパケットに対する応答処理を実行するパケット処理手段と、前記データ処理装置を制御する制御手段と、前記制御手段及び前記パケット処理手段の双方に電力を供給する通常モード、又は前記パケット処理手段に電力を供給しつつ前記制御手段へ供給する電力を前記通常モードより低減する省電力モードのいずれかのモードで電力を供給する電力供給手段と、前記パケット処理手段が前記省電力モードにおいて参照可能であり、前記パケット処理手段が受信するパケットが代理応答パターンであるか、代理応答候補パターンであるかを少なくとも判別するための判別情報と、前記代理応答パターンと対応付けられた応答データを記憶する記憶手段とを有するデータ処理装置におけるデータ処理方法であって、前記コンピュータ端末からパケットを受信する受信ステップと、前記判別情報に基づいて、前記受信したパケットが前記代理応答パターンであるか前記代理応答候補パターンであるかを判別する判別ステップと、前記受信したパケットが前記代理応答パターンであると前記省電力モードにおいて判別された場合に該代理応答パターンに対応する応答データを前記記憶手段から取得して前記受信したパケットの送信元へ送信する送信ステップと、前記受信したパケットが前記代理応答パターンでないと前記省電力モードにおいて判別された場合に前記電力供給手段による電力供給モードを前記省電力モードから前記通常モードに復帰させた後に前記受信したパケットに応じた処理を実行する処理ステップと、前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットの受信状況が特定の受信状況となった場合に、前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットが前記代理応答パターンとして判別されるように前記記憶手段に記憶された前記判別情報を更新する更新ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークを介して受信するパケットの受信状況に応じた適切な応答処理を行いつつ、消費電力の低減をすることができるデータ処理装置及びデータ処理方法を提供することができる。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。また、初めに本実施例に必要となる構成ブロックについて説明し、次に、処理の詳細について説明する。
[第1の実施例]
図1は、本発明の第1実施形態に係るデータ処理装置を備える印刷システムの構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の第1実施形態に係るデータ処理装置を備える印刷システムの構成を示すブロック図である。
図1において、印刷システム100は、用紙に画像を形成する画像形成装置220、230と、コンピュータ端末としてのパーソナルコンピュータ(PC)212、213とを備える。また、これらはLAN(ローカルエリアネットワーク)501を介して通信可能に接続されている。
画像形成装置220、230(データ処理装置)は夫々同様の構成であり、PC212、213も夫々同様の構成であるので、以下、画像形成装置220及びPC212について説明する。
画像形成装置220は、画像形成装置220のユーザが各種の操作を行うための操作部140と、操作部140からの指示に従って画像情報を読み取るスキャナ部10と、画像データを用紙に印刷するプリンタ部20とを有する。更に、画像形成装置220は、操作部140及びPC212からの指示に基づいてスキャナ部10及びプリンタ部20を制御するコントローラユニット30を備える。
PC212は、LAN501を介して1ページ或いは複数ページの画像データを含む印刷ジョブを画像形成装置220に送信する。また、PC212は、印刷ジョブ以外にも各種のコマンドをLAN501を介して画像形成装置220に送信する。
画像形成装置220は、PC212からLAN501を介して印刷ジョブを受信すると共に印刷ジョブに含まれる画像データに基づいて、用紙に対する印刷処理を実行する。
図2は、図1の画像形成装置220の構成を概略的に示す図である。
図2の画像形成装置220は、スキャナ部10、プリンタ部20、コントローラユニット30、AC電源からDC電源を生成する電源装置40、及びユーザによる操作を入力するインタフェースである操作部140を含む。
スキャナ部10は、原稿を載置する原稿台ガラス101と、原稿台ガラス101の所定位置に順次原稿を送る原稿自動送り装置146を備える。また、スキャナ部10は、原稿照明ランプ102、走査ミラー103を含み、原稿台ガラス101の下方に設置された走査ユニット147を備える。また、スキャナ部10は、走査ミラー103の反射光をCCDユニット106に向けて反射する走査ミラー104、105を含む走査ユニット148を備える。また、スキャナ部10は、走査ミラー105の反射光を受光して結像する結像レンズ107、結像された像をデジタル画像信号に変換する撮像素子108、及び撮像素子108を駆動するCCDドライバ109を含むCCDユニット106とを備える。
コントローラユニット30は、操作部140からの指示が入力され、撮像素子108から出力された画像信号に基づいて画像データを生成することや、装置全体の制御を行う。詳細には、図3を用いて後述する。
プリンタ部20は、感光ドラム110と、コントローラユニット30で生成された画像データに基づいて感光ドラム110を露光して静電潜像を形成する露光部117を備える。また、プリンタ部20は、黒色の現像剤であるトナーを収容すると共に、感光ドラム110上の静電潜像をトナーで現像する現像器118を備える。また、プリンタ部20は、感光ドラム110上の現像されたトナー像に転写前に高電圧をかける転写前帯電器119を備える。
プリンタ部20は、また、手差し給紙ユニット120と、用紙を格納する給紙ユニット122、124、142、144とを備える。また、手差し給紙ユニット120上の用紙や給送ユニット内に格納された用紙を夫々給送する給送ローラ121、123、125、143、145を備える。また、プリンタ部20は、給送ローラ121、123、125、143、145から給送された用紙を感光ドラム110に給紙するレジストローラ126とを備える。給送ローラ121、123、125、143、145は、手差しトレイ120上の用紙や給送ユニット内に格納された用紙をレジストローラ126の位置で一旦停止させる。そして、用紙は、感光ドラム110上の現像されたトナー像を転写するために給送される。
プリンタ部20は、さらに、感光ドラム110上の現像されたトナー像を給送される用紙に転写する転写帯電器127と、感光ドラム110からトナー像が転写された用紙を感光ドラム110から分離する分離帯電器128を有する。また、プリンタ部20は、分離した用紙を後述する定着器130に搬送する搬送ベルト129と、転写されずに感光ドラム110に残ったトナーを回収するクリーナー11とを備える。また、感光ドラムを徐電する前露光ランプ112と、感光ドラム110を一様に帯電する1次帯電体113を備える。
プリンタ部20は、トナー像の転写がなされた用紙にトナー像を定着させる定着器130と、トナー像が定着された用紙をフラッパ131を介して受容するソーター132とを備える。また、プリンタ部20は、トナー像が定着された用紙をフラッパ131及び給送ローラ133〜136を介して受容する中間トレイ137を備える。また、中間トレイ137内の用紙を再度感光ドラム110に給送する再給紙ローラ138とを備える。フラッパ131は、トナー像の定着がなされた用紙の給送先をソーター132と中間トレイ137の間で切換えるように構成され、ローラ133〜136は、トナー像の定着がなされた用紙を非反転(多重)又は反転(両面)するように構成されている。
図3は、図2におけるコントローラユニット30の構成を示すブロック図である。
図3において、コントローラユニット30は、スキャナ部10、プリンタ部20、LAN501、及び公衆回線に接続され、画像データやデバイス情報の入出力を行うためのコントローラである。
コントローラユニット30は、PC212等から受信した印刷ジョブに含まれるPDLコードをビットマップイメージに展開するラスタイメージプロセッサ(RIP)360を有する。また、コントローラユニット30は、スキャナ部10から入力された画像データに対し補正、加工、編集を行うスキャナ画像処理部380を有する。また、コントローラユニット30は、プリンタ部20で印刷される画像データに対して補正、解像度変換等を行うプリンタ画像処理部390と、画像データの回転を行う画像回転部330とを有する。また、コントローラユニット30は、画像データの圧縮伸張処理を行う画像圧縮部340とを有する。また、コントローラユニット30は、スキャナ部10及びプリンタ部20とコントローラユニット30を接続するデバイスI/F320を有する。更に、これらを互いに接続して画像データを高速で転送する画像バス308とを備える。
コントローラユニット30は、また、画像形成装置220を制御する制御部(制御手段)であるCPU301と、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもあるRAM302とを有する。また、コントローラユニット30は、操作部140から本システム使用者が入力した情報をCPU301に伝える役割をする操作部I/F307を有する。また、コントローラユニット30は、LAN501に接続され、PC212、PC213との通信(送受信)を行うネットワーク部310(パケット処理手段)を有する。また、公衆回線に接続され、外部のファクシミリ装置とのデータの通信(送受信)を行うモデム部350を有する。ネットワーク部310は、PC212、PC213からデータを受信するとともに、受信したデータを処理するものである。また、コントローラユニット30は、CPU301が実行するブートプログラムが格納されているROM303と、システムソフトウェア、画像データ、ソフトウェアカウンタ値などを格納するハードディスクドライブ(HDD)304を備える。また、スキャナ部10及びプリンタ部20のCPUと夫々通信を行うスキャナ・プリンタ通信I/F306と、これらを互いに接続するシステムバス307とを備える。
コントローラユニット30は、システムバス307及び画像バス308を接続しデータ構造を変換するバスブリッジであるイメージバスI/F305とを備える。さらに、電源装置40から電力供給ライン42を介して受容したDC電源を電力供給ライン43、44を介してコントローラ30の所定の回路要素に供給する電源ON/OFF部41(電力供給手段)を備える。電源ON/OFF部41は、ネットワーク部310から制御信号線45を介して受信した制御信号及びCPU301から制御信号線46を介して受信した制御信号に基づいて制御される。電源ON/OFF部41は、電源装置40から電力供給ライン43、44に供給される電力を選択的にON/OFFする。電力供給ライン43は、CPU301、ROM303、HDD304、イメージバスI/F305、スキャナ・プリンタ通信I/F306に接続される。また、電力供給ライン43は、デバイスI/F320、画像回転部330、画像圧縮部340、RIP360、スキャナ画像処理部380及びプリンタ画像処理部390に接続される。電力供給ライン44は、RAM302、操作部I/F307、ネットワーク部310及びモデム部350に接続されている。
図1における画像形成装置220は、LAN501に接続されたPC212から送信された印刷ジョブに基づいて以下のように印刷処理を実行する。CPU301は、LAN501に接続されたPC212からネットワーク部310を介して受信した画像データである印刷データをRAM302に記憶させる。そして、この画像データを、イメージバスI/F305を介してRIP360に供給し、RIP360は、この画像データ(PDLコード)をビットマップデータに展開し、画像圧縮部340は、圧縮処理を行ってHDD304に蓄積する。次いで、HDD304に蓄積された画像データ(圧縮されたビットマップデータ)は、イメージバスI/F305を介して画像圧縮部340に供給される。画像圧縮部340は、供給された画像データ(圧縮されたビットマップデータ)を伸張し、プリンタ画像処理部380は、プリンタの補正及び解像度変換等を行い、画像回転部330は、必要な場合に画像データに回転処理を施す。続いて、各種処理を施された画像データは、印刷データとしてデバイスI/F320を介してプリンタ部20に送出され、プリンタ部20によって用紙に印刷処理がなされる。
画像形成装置220は、省電力モードの1つであるディープスリープモードで動作可能である。通常モードでは、電源装置40は、電力供給ライン42を介して電源ON/OFF部41に電力供給し、CPU301は、電力供給ライン43及び電力供給ライン44に電力が供給されるように電源ON/OFF部41を制御する。このとき、CPU301とネットワーク部310の双方に電源装置40から電力が供給される。一方、通常モードからディープスリープモードへ移行する際に、CPU301は、電力供給ライン43に電力が供給されず、電力供給ライン44に電力が供給されるように電源ON/OFF部41を制御する。このとき、コントローラユニット30のCPU301を含む主要回路要素に対する電力供給は遮断されるので、画像形成装置220の消費電力は大幅に低減できる。さらに、ネットワーク部310がPC212等から印刷ジョブ等のデータを受信したとき、ネットワーク部310は、通常モードへ復帰すべく、電源ON/OFF部41を制御することができる。なお、ディープスリープモードでは、CPU301に対する電力供給は遮断されるものとしたが、他の態様であっても良い。例えば、CPU301に対する電力供給を通常モードより低減させるようにしてもよい。この場合、CPU301はディープスリープモードにおいては、通常モードの場合にくらべて実行できる処理が制限されるものとする。制限される処理には、少なくともネットワーク部310がPC212等から受信したパケットに応じた応答処理が少なくとも含まれる。
また、ディープスリープモードのとき、RAM302には、電源装置40から電力が供給されているので、RAM302はセルフリフレッシュ動作を行って、システムプログラムをバックアップしている。
また、上記の説明では、ネットワーク部310によって、電力供給モードをディープスリープモードから通常モードへ切換えることとしたが、他の態様であっても良い。具体的には、ネットワーク部310に限らず、モデム部350又は操作部I/F307によってディープスリープモードから通常モードへの切換えがなされてもよい。
画像形成装置220は、ディープスリープモードから通常モードへの復帰を以下のように行う。
まず、ネットワーク部310が、例えばPC212から印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブとして受信されたパケット中に、自装置に固有の物理的アドレスに対応するデータシーケンスが含まれているか否かを解析する。ネットワーク部310は、自装置に対応するデータシーケンスを検出すると、電力供給ライン43に電力が供給されるよう制御信号線45を介して電源ON/OFF部41を制御し、CPU301を起動させる。このとき、CPU301は、CPU301が起動した要因が、ディープスリープモードから通常モードへの復帰によるものか否かを電源ON/OFF部41に問い合わせることにより判断する。そして、CPU301は、ディープスリープモードから通常モードへの復帰によるものと判断したときは、起動シーケンスを開始する。このとき、CPU301は、システムプログラムをHDD304からRAM302にダウンロードするシーケンスは省き、ディープスリープモード移行時にRAM302にバックアップされたシステムプログラムを実行する。これにより、通常モードとなったコントロールユニット30は、PC212から受信した印刷ジョブに応答して、プリンタ部20に印刷出力を開始させる。
図4は、ネットワーク部310の構成を示すブロック図である。
ネットワーク部310は、WOLパターン判別部401、代理応答パターン判別部402、代理応答パターン送信部403、データ転送処理部404、代理応答パターン更新処理部409、EEPROM405(記憶手段)で構成される。また、EEPROM405は、WOLパターン記憶領域406、代理応答パターン記憶領域407、代理応答データ記憶領域408、代理応答候補パターン記憶領域410という複数の記憶領域を有する。なお、EEPROM405は、ネットワーク部310が認識可能なパケットを記憶する不揮発性のメモリであり、記憶内容が書換え可能である。なお、ネットワーク部310は、画像形成装置220がディープスリープモードで動作中であってもEEPROM405を参照可能(アクセス可能)である。
WOLパターン判別部401は、ディープスリープモードで動作中に、LAN501を介して受信したパケットがEEPROM405のWOLパターン記憶領域406に登録されているパケットパターン(起動パターン)と一致するか否かを判別する。WOLパターン記憶領域406に登録されているパケットパターンは、WOL(Wake On LAN)パケットと呼ばれるものである。WOLパターン判別部401は、WOLパケットであると判別すると、電力供給ライン43を介してCPU301等への電力供給を再開させるため、電源ON/OFF部41に指示を出す。
代理応答パターン判別部402は、ディープスリープモードで動作中に、LAN501を介して受信したパケットがEEPROM405の代理応答パターン記憶領域407に登録されているパケットパターンと一致するか否かを判別する。代理応答パターン記憶領域407に登録されているパケットパターンは、CPU301への電力供給を再開させずに代理応答データ記憶領域408に記憶されている応答データを用いて受信したパケットに対する応答をするためのパケットパターンである。代理応答送信部403は、代理応答パターン判別部402が代理応答パターンであると判別すると、代理応答パターンであると判別されたパケットに対応付けられた応答データを代理応答データ記憶領域408から読出す。そして、データ転送処理部404に代理応答データを、LAN501を介してパケットの送信元に送信するよう指示を出す。なお、代理応答パターン判別部402は、代理応答パターンであると判別しても、電源ON/OFF部41が電力供給ライン43を介してCPU301等への電力供給を再開させるための指示を、電源装置40に出さない。従って、画像形成装置220は、代理応答パターンを受信して応答処理する際は、省電力モードから通常モードに復帰することなく、省電力モードを維持したまま応答処理を実行することができる。
代理応答パターン更新処理部409は、LAN501を介して受信したパケットがEEPROM405の代理応答候補パターン記憶領域410に登録されているパケットパターンと一致するか否かを判別し、そのパケットの受信回数をカウントする。代理応答パターン更新処理部409は、受信回数が一定回数を超えたパケットパターンを代理応答パターン記憶領域407に記憶させる。また、代理応答パターン更新処理部409は、受信回数が一定回数を超えたパケットパターンに対応する代理応答データを代理応答データ記憶領域408に記憶させる。この代理応答パターン更新処理部409による更新処理により、画像形成装置220の受信するパケットの状況に応じたより効果的な代理応答処理を実現可能となる。
なお、記憶領域406、407、410に記憶されているパケットパターンは、ネットワーク部310が受信するパケットがどのようなパケットパターンであるかを判別するための判別情報として機能する。
次に、図5〜図15を用いて、画像形成装置220の動作を説明する。
図5は、画像形成装置220が実行する処理を説明するフローチャートである。
なお、図5における各ステップは、CPU301が、ハードディスクドライブ304或いはROM303からプログラムをRAM302に読み出して実行される処理を示すものである。ただし、ステップS501、S503〜509は、ネットワーク部310により実行される処理を示すものである。なお、ネットワーク部310は、CPU(不図示)を有し、401〜404、409の各部はCPUによるソフトウェア処理により実行されるものとする。ただし、401〜404、409の各部をハードウェア回路により構成するようにしても良い。
なお、図7〜図9は、ネットワーク部310がLAN501を介してPC212から受信するパケットの一例を示す図である。
図7〜図9で宛先Ether Addressは画像形成装置220のMACアドレス(物理アドレス)を示すものであり、送信元Ether AddressはPC212のMACアドレス(物理アドレス)を示すものである。また、宛先IPAddressは画像形成装置220のIPアドレスを示すものであり、送信元IP AddressはPC212のIPアドレスを示すものである。また、データ種別は、図7及び図8ではステータス要求(10)がされていることを示しており、図9では設定更新要求(12)がされていることを示している。図7及び図8の例で、具体的に要求されているステータス種別は、図7ではトナー残量と第1カセット(給紙ユニット122)の用紙残量であり、図8では第2カセット(給紙ユニット123)と第3カセット(給紙ユニット124)の用紙残量である。また、図9の例では、設定更新の対象のデータ項目としてトナー節約モードを指定されており、その設定値をONに変更するよう要求されていることが示されている。
また、図10は、WOLパターン記憶領域406に記憶されているパケットパターンを示す図であり、ステータス要求及び、設定更新要求のパケットパターンが記憶されている。「*」は10より下位の桁はどのような数値であっても良いことを示すものである。「*」を使用することで、ステータス種別は問わず、データ種別がステータス要求「10」であればよいことを意味する。
また、図11は、代理応答パターン記憶領域407に記憶されているパケットパターンを示す図であり、トナー残量に関するステータス要求のパケットパターンと、第1カセットの用紙残量に関するステータス要求のパケットパターンとが記憶されている。
図12は、代理応答候補パターン記憶領域410に記憶されているパケットパターンを示す図であり、トナー残量、第1カセットの用紙残量、第2カセットの用紙残量に関するステータス要求のパケットパターンが記憶されている。また、それぞれのパケットパターンの受信回数が記憶されている。
画像形成装置220は、画像形成装置220のメインスイッチ(不図示)がONにされることにより動作を開始する。メインスイッチがONされると、電源装置40(電力供給手段)は、コントローラユニット30に電力供給を開始する。また、電源ON/OFF部41は、電力供給ライン43、44への電力供給を開始する。そして、コントローラユニット30は、ROM303に格納されているブートプログラムをRAM302に読み出して起動シーケンスの実行を開始する。画像形成装置220が実行するシステムプログラムは、HDD304に格納されており、上述の起動シーケンスに基づいてHDD304から読み出され、RAM302に記憶される。CPU301がRAM302に記憶されたシステムプログラムを実行することによって、画像形成装置220の一連の動作が開始される。図5の各ステップは、以上のシステムプログラムの実行により開始される。
ステップS500で、CPU301は、画像形成装置220をディープスリープモードに移行させる条件が成立したかどうかを判断する。例えば、CPU301は、画像形成装置220が印刷処理を終了してから、ネットワーク部310がパケットを受信しない状態が予め設定された時間(例えば、15分)続いた場合に、ディープスリープモードに移行させる条件が成立したと判断する。
ステップS501で、代理応答パターン更新処理部409は、ディープスリープモードへ移行する際に、代理応答パターン更新処理を行う。代理応答パターン更新処理については図6を用いて後述する。
ステップS502で、CPU301は、電力供給ライン43を介した電力供給を遮断するよう、制御信号線46を介して電源ON/OFF部41に指示を出す。CPU301から指示を受信した電源ON/OFF部41は、電力供給ライン43への電力供給を遮断して、画像形成装置220を、コントロールユニット30の一部に電力供給がされないディープスリープモードへ移行させる。このとき、CPU301は、PC212に対してディープスリープモードに切替わる旨を、ネットワーク部310を介して通知する。これは、ディープスリープモード中は、CPU301に電力供給がされていないので、PC212から受信するパケットに応答できない場合があることを通知するためである。
ステップS503で、ネットワーク部310の代理応答パターン更新処理部409は、LAN501を介してPC212やPC213から受信したパケットが代理応答候補パターン記憶領域410に記憶された代理応答候補パターンと一致するか否かを判別する。ネットワーク部310の代理応答候補パターン記憶領域410には、図12に示すパターンが記憶されているので、ネットワーク部310は、図7に示すステータス要求パケットをPC212から受信した場合は、YESと判断してS504へ処理を進める。一方、ネットワーク部310は、図8に示すステータス要求パケットをPC212から受信した場合は、NOと判断してS505へ処理を進める。また、ネットワーク部310は、図9に示すステータス要求パケットをPC212から受信した場合は、NOと判断してS505へ処理を進める。
ステップS504で、ネットワーク部310の代理応答パターン更新処理部409は、ステップS503で代理応答候補パターンであると判別されたパケットの受信回数を1回分増加させる(インクリメントする)。ネットワーク部310は、図7に示すステータス要求パケットを受信した場合は、ステータス要求/トナー残量と、ステータス要求/第1カセット用紙残量のパケットパターンの受信回数をそれぞれ1回分増加させる。また、ネットワーク部310は、図8に示すステータス要求パケットを受信した場合は、ステータス要求/第2カセット用紙残量のパケットパターンの受信回数を1回分増加させる。
続いて、ステップS505で、ネットワーク部310の代理応答パターン判別部402は、LAN501を介してPC212やPC213から受信したパケットが代理応答パターン記憶領域407に記憶されたパケットパターンと一致するか否かを判別する。ネットワーク部310の代理応答パターン記憶領域407には、図11に示すパターンが記憶されているので、ネットワーク部310は、図7に示すステータス要求パケットを受信した場合は、YESと判断してS506へ処理を進める。一方、ネットワーク部310は、図8に示すステータス要求パケットを受信した場合は、NOと判断してS508へ処理を進める。
また、ネットワーク部310は、図9に示すステータス要求パケットを受信した場合は、NOと判断してS508へ処理を進める。
ステップS506で、ネットワーク部310は、ステップS505で代理応答パターンであると判別されたパケットに対応する代理応答データ(図14に示す)を代理応答データ記憶領域408から読み出す。図7のパケットパターンは、トナー残量と第1カセットの用紙残量に関するものであるので、トナー残量として“トナーロー”を、第1カセット用紙残量として“用紙有り”をそれぞれ読み出す。すなわち、ネットワーク部310は、ディープスリープモードに移行する際に、代理応答データ記憶領域408に記憶されたトナー残量を示す情報及び給紙ユニット122の用紙残量を示す情報を代理応答データ記録領域408から取得する。
続いて、ステップS507で、ネットワーク部310は、ステップS505で代理応答パターンであると判別されたパケットに対する応答処理を実行する。ネットワーク部310は、ステップS506で取得した情報を基に図15に示す応答パケットを生成する。そして、ネットワーク部310は、データ転送処理部404により、図15に示される応答パケットをPC212に送信し、ステップS503へ処理を進める。S507の応答処理においては、ディープスリープモードを維持したままとすることができるので、応答処理が迅速に行われるとともに、CPU301等へ電力を供給することによる電力消費が発生しない。
次に、ステップS505で代理応答パターンであると判別されなかった場合の処理について説明する。
ステップS508で、ネットワーク部310のWOLパターン判別部401は、LAN501を介してPC212やPC213から受信したパケットがWOLパターン記憶領域406に記憶されたWOLパターンと一致するか否かを判別する。ネットワーク部310のWOLパターン記憶領域406には、図10に示すパターンが記憶されているので、ネットワーク部310は、図8に示すステータス要求パケットを受信した場合は、YESと判断してS509へ処理を進める。また、ネットワーク部310は、図9に示す設定変更要求パケットを受信した場合は、YESと判断してS509へ処理を進める。
ステップS509で、ネットワーク部310は、WOLパターンであると判別したことに応じて、電力供給ライン43を介した電力供給を再開するよう制御信号線45を介して電源ON/OFF部41に指示を出す。ネットワーク部310から指示を受信した電源ON/OFF部41は、電力供給ライン43をONにして、コントロールユニット30の一部に電力供給がされないディープスリープモードから通常モードに復帰させる。
続いて、ステップS510で、CPU301は、ステップS508でWOLパターンであると判別されたパケットに対する応答処理を実行する。図8の例では、第2カセット用紙残量及び第3カセット用紙残量に関するステータス要求がされている。従って、給紙ユニット123及び給紙ユニット124の用紙残量を各給紙ユニットに備えられたセンサ(不図示)にて検知した用紙の有無を示す情報を基に図13に示す応答パケットを生成する。そして、CPU301は、図13に示される応答パケットをPC212に送信するようネットワーク部310を制御する。
次に図5のステップS501(代理応答パターン更新処理)の処理について、図6のフローチャートを用いて説明する。
ステップS600で、ネットワーク部310の代理応答パターン更新処理部409は、ステップS504でインクリメントされた後の代理応答候補パターンの受信回数が一定回数(例えば、20回)を超えたか否かを判断する。そして、超えた場合はステップS601へ処理を進め、超えない場合は処理を終了する。
ステップS601で、代理応答パターン更新処理部409は、ステップS600で受信回数が一定回数を超えたと判定された代理応答候補パターンを代理応答パターンとして記憶可能な空き領域が、代理応答パターン記憶領域407に存在するか否かを判断する。代理応答パターン更新処理部409は、空き領域があると判断した場合はステップS602に処理を進め、空き領域が無いと判断した場合はステップS604に処理を進める。
ステップS602で、代理応答パターン更新処理部409は、ステップS600で受信回数が一定回数を超えたと判定された代理応答候補パターンを、代理応答パターン記憶領域407に記憶させる。なお、ステップS602の処理により、代理応答候補パターンとして判別されたパケットが代理応答パケットとして判別されるようになる。
ステップS603で、代理応答パターン更新処理部409は、代理応答パターン記憶領域407に記憶されているパケットパターンに対応する代理応答データを、代理応答データ記憶領域408へ記憶させる。図11では、第1カセット用紙残量がパケットパターンとして登録されているので、給紙ユニット122の用紙残量を給紙ユニット122に備えられたセンサ(不図示)にて検知した用紙の有無を示す情報を代理応答データ記憶領域408に記憶させる。また、図11では、トナー残量がパケットパターンとして登録されているので、現像器118に収納されたトナーの残量を現像器118に備えられたセンサ(不図示)にて検知したトナー残量を示す情報を代理応答データ記憶領域408に記憶させる。この結果、代理応答データ記憶領域408に格納された代理応答データを図14に示す。
ステップS604で、代理応答パターン更新処理部409は、代理応答パターン記憶領域407から受信回数の少ない代理応答パターンを削除する。例えば、代理応答パターン記憶領域407に記憶できる代理応答パターンが2つであり、図11に示す代理応答パターンが代理応答パターン記憶領域407に記憶されているとする。この場合、第1カセットの用紙残量に関するステータス要求の受信回数が少ないので、第1カセットの用紙残量に関するパケットパターンを代理応答パターン記憶領域407から削除する。なお、上記の説明では、受信回数が少ないパケットパターンを代理応答パターン記憶領域407から削除するものとしたが他の態様であっても良い。例えば、代理応答パターン記憶領域407に記憶された複数のパケットパターンのうち、最も古く記憶されたパケットパターンを削除するようにしてもよい。また例えば、一定の期間内(例えば、過去1週間)における受信回数が最も少ないパケットパターンを削除するようにしてもよい。続いて、ステップS605に処理を進め、代理応答パターン更新処理部409は、ステップS600で受信回数が一定回数を超えた代理応答候補パターンを、代理応答パターン記憶領域407に記憶させる。
ステップS600〜S605の処理により、受信回数が一定回数を超えた代理応答候補パターンを代理応答パターンとして記憶することができる。これにより、PC212からのステータス要求(例えば、第2カセット(給紙ユニット123)に対する用紙残量の要求)が頻繁に受信されるような場合に効果がある。具体的には、第2カセットに対する用紙残量の要求がなされても、画像形成装置220をディープスリープモードに維持したまま、ネットワーク部310にステータス要求に対する応答処理を実行させることができる。
なお、図6のステップS600では、代理応答候補パターンの受信回数が一定回数を超えたか否かを判断したが、他の態様であっても良い。例えば、代理応答パターン記憶領域408に記憶されていない代理応答候補パターンの受信回数が、代理応答パターン記憶領域408に記憶されている代理応答パケットの受信回数を超えたか否かを判断するようにしてもよい。この場合、超えたと判定された場合に、代理応答パターン更新処理部409は、ステップS600でYESと判定する。
以上説明したように、第1の実施例によれば、受信回数が一定回数を超えた代理応答候補パターンを代理応答パターンとして記憶することができる。これにより、コンピュータ端末からの特定の要求が頻繁に受信される場合に、ディープスリープモードから通常モードに復帰させることなくディープスリープモードを維持したままネットワーク部310に応答処理を実行させることができる。
[第2の実施例]
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
次に、本発明の第2の実施例について説明する。
第2の実施例は第1の実施例の変形例であり、下記で説明する点を除いては、第1の実施例と同様であるものとする。
第2の実施例におけるネットワーク部310は、第1の実施例におけるネットワーク部310と一部の構成が異なる。
図17は、第2の実施例におけるネットワーク部310の構成を示すブロック図であり、代理応答禁止パターン記憶領域411が追加されている点が第1の実施例と異なる。
また、図16は、代理応答禁止パターン記憶領域411に記憶されているパケットパターンを示す図であり、設定更新要求のパケットパターンが記憶されている。「*」は12より下位の桁はどのような数値であっても良いことを示すものである。「*」を使用することで、ステータス種別は問わず、データ種別が設定更新要求「12」であればよいことを意味する。
図18は、画像形成装置220が実行する処理を説明するフローチャートである。
なお、図18のステップS1800、1801の処理は、図5のS500、501の処理と同様である。また、図18のステップS1805〜1810の処理は、図5のS505〜510の処理と同様であるので説明を省略する。
ステップS1803で、ネットワーク部310の代理応答パターン更新処理部409は、LAN501を介してPC212やPC213から受信したパケットが代理応答禁止パターン記憶領域411に記憶された代理応答禁止パターンと一致するか否かを判別する。ネットワーク部310の代理応答禁止パターン記憶領域411には、図16に示すパターンが記憶されているので、ネットワーク部310は、図7に示すステータス要求パケットをPC212から受信した場合は、NOと判断してS1804へ処理を進める。また、ネットワーク部310は、図8に示すステータス要求パケットをPC212から受信した場合も、NOと判断してS1804へ処理を進める。一方、ネットワーク部310は、図9に示す設定更新要求パケットをPC212から受信した場合は、YESと判断してS1805へ処理を進める。なお、ステップS1803において、受信したパケットが特定のサイズ(代理応答パケット記憶領域に入るサイズ)を越える場合には、NOと判定してステップS1804に処理を進めるようにしてもよい。
ステップS1804で、ネットワーク部310の代理応答パターン更新処理部409は、受信したパケットが代理応答候補パターン記憶領域410に登録されている場合には、受信回数を1回分増加させる(インクリメントする)。受信したパケットが代理応答候補パターンに登録されていない場合には、代理応答候補パターン記憶領域410に受信したパケットを追加し、受信回数に1を設定する。
ネットワーク部310は、図7に示すステータス要求パケットを受信した場合は、ステータス要求/トナー残量と、ステータス要求/第1カセット用紙残量のパケットパターンの受信回数を1回分増加させる。また、ネットワーク部310は、図8に示すステータス要求パケットを受信した場合は、ステータス要求/第2カセット用紙残量のパケットパターンの受信回数を1回分増加させる。
以上のように、第2実施形態によれば、代理応答禁止パターンに一致しないパケットを代理応答候補パターンとして動的に追加し、受信回数が一定回数を超えた代理応答候補パターンを代理応答パターンとして記憶することができる。これにより、代理応答禁止パターンを除き、コンピュータ端末からの特定の要求が頻繁に受信される場合に、ディープスリープモードから通常モードに復帰させることなくネットワーク部310に応答処理を実行させることができる。
[第3の実施例]
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
次に、本発明の第3の実施例について説明する。
第3の実施例は第1の実施例の変形例であり、下記で説明する点を除いては、第1の実施例と同様であるものとする。
第3の実施例は画像形成装置220のネットワーク部310の代理応答候補パターン記憶領域410に記憶する代理応答パターン及び代理応答候補パターンを、PC212、213から送信するものである。代理応答パターン及び代理応答候補パターンをPCから設定可能とすることで、画像形成装置220に、PC環境にインストールされたアプリケーションや管理ツールなどに応じた適切な代理応答処理を実行させることができる。
図19は、PC212が実行する処理を説明するフローチャートである。
PC212のCPUは、ハードディスクドライブ或いはROMからプログラムをRAMに読み出して図19における各ステップの処理を実行する。
ステップS1900で、PC212のCPUは、PCの操作部を介してPC212の操作者が代理応答パターン及び代理応答候補パターンを送信する要求を入力したか否かを判断し、入力されたと判断した場合はステップS1901へ処理を進める。
ステップS1901で、PC212のCPUは、操作部に図20の1102のように一覧表示された画像形成装置の中からいずれかの画像形成装置を操作者の指示に基づいて選択する。
ステップS1902で、PC212のCPUは、選択された画像形成装置に代理応答パターン及び代理応答候補パターンを送信する。ここでPC212のCPUは、PC212や他のPCにインストールされたアプリケーションや管理ツールなどで頻繁に送信される要求に対応するパターンを代理応答パターン及び代理応答候補パターンとして送信する。
次に、図19のステップS1701で選択された画像形成装置における代理応答パターン及び代理応答候補パターンの受信処理について、図21のフローチャートを用いて説明する。
なお、下記の説明においては、図19のステップS1901でPC212の操作者が代理応答パターン及び代理応答候補パターンの送信先として図1の画像形成装置220を選択したものとして説明する。そして、画像形成装置220のCPU301は、ハードディスクドライブ304或いはROM303からプログラムをRAM302に読み出して図21における各ステップの処理を実行する。
ステップS2100で、画像形成装置220のCPU301は、ネットワーク部310がPC212から送信される代理応答パターン及び代理応答候補パターンを受信したか否かを判断し、受信したと判断した場合にステップS2101に処理を進める。
ステップS2101で、CPU301は、PC212から受信した代理応答パターンをネットワーク部310の代理応答パターン記憶領域407に記憶させる。また、CPU301は、PC212から受信した代理応答候補パターンを、ネットワーク部310の代理応答候補パターン記憶領域410に記憶させる。
以上のように、第3の実施例によれば、第1実施形態の効果に加え、ネットワークに画像形成装置を新たに設置する場合に、画像形成装置に記憶される代理応答パターン及び代理応答候補パターンをPCから設定可能とする。このことにより、PC環境にインストールされたアプリケーションや管理ツールなどに応じた適切な代理応答処理をすることが可能となる。
[他の実施例]
上記の実施例では、受信回数が一定回数を超えた代理応答候補パターンを代理応答パターンとして登録することとしたが他の態様であっても良い。例えば、代理応答候補パターンを受信した時間間隔の平均値を算出し、その平均値が予め定められた時間を下回った場合に、代理応答パターンとして登録するようにしてもよい。
上記の実施例では、受信回数が一定回数を超えた代理応答候補パターンを代理応答パターンとして登録することとしたが他の態様であっても良い。例えば、代理応答候補パターンを受信した時間間隔の平均値を算出し、その平均値が予め定められた時間を下回った場合に、代理応答パターンとして登録するようにしてもよい。
また、受信回数として、過去の一定期間(例えば、過去1日、過去1週間)における受信回数に基づいて、代理応答候補パターンを代理応答パターンとして登録するかを判定しても良い。その他、受信回数、受信時間間隔に限らず、その他の受信状況に基づいてパケットパターンを代理応答パターンとして登録するかを判定しても良い。
また、上記の実施形態では、EEPROMの記憶領域を複数の記憶領域に分割するものとしたが、この分割方法としては種々の方法が考えられる。例えば、アドレス空間の範囲を分割してそれぞれにWOLパターン記憶領域406、代理応答パターン記憶領域407、代理応答データ記憶領域408、代理応答候補パターン記憶領域410、代理応答禁止パターン記憶領域411を割り当てるようにしてもよい。この場合、代理応答候補パターンを代理応答パターンとして登録しなおす場合に、代理応答候補パターンや代理応答パターンの物理的な記憶位置は変える必要なない。各パターンを代理応答パターンとして登録されているか、代理応答候補パターンとして登録されているかを参照するためのテーブルを設けるようにしてもよい。この場合、あるパケットパターンを代理応答パターンと代理応答候補パターンの両方に登録する場合に、あるパケットパターンについて代理応答パターンから代理応答候補パターンのパケットパターンを参照するようにテーブルを修正することとなる。つまり、上記の実施例における各記憶領域は、必ずしも物理的に分断された領域である必要はなく、WOLパターンや代理応答パターンなどを集合させた論理的な領域であっても良い。
また、上記の実施形態では、記憶手段405を不揮発性の記憶手段であるEEPROMとしたが、揮発性の記憶手段とすることも可能である。ただし、揮発性の記憶手段を用いる場合、画像形成装置220のメインスイッチがOFFとされると揮発性の記憶手段に記憶されたパケットパターンが消失してしまう。従って、揮発性の記憶手段を用いる場合は、画像形成装置220のメインスイッチがOFFされると判断した場合に、揮発性記憶手段からハードディスクドライブ304にパケットパターンを移動させる必要がある。更に、画像形成装置220のメインスイッチがONされた場合に、ハードディスクドライブ304に記憶されたパケットパターンを揮発性記憶手段に移動させる必要がある。
また、上記の実施形態では、代理応答パターン、WOLパターン、代理応答候補パターン、代理応答禁止パターンでは、データ種別、ステータス種別などを指定したが、プロトコル種別、送信元アドレス、ポート番号などを指定可能とすることも可能である。
また、SNMPプロトコルのパケットデータに含まれるシーケンス番号のように、要求データと応答データを関連付けるために要求のたびに異なるデータが挿入される場合がある。このようなプロトコルに対応するため、WOLパターン判別部401、代理応答パターン判別部402、代理応答更新処理部409におけるパケットパターンの一致判断においては、要求パケットデータの要求のたびに異なるデータ部分を無視する。また、代理応答送信部403にその部分を応答データに挿入するようにすることも可能である。
また、上記の実施形態では、受信されたパケットが代理応答パターンでないと判別された場合に、更に受信されたパケットがWOLパターンであるかを判別するものであったが、WOLパターンであるかを判別しないようにしても良い。即ち、代理応答パターンでないと判別された場合は、WOLパターンであるかを判別せずに、画像形成装置220をディープスリープモードから通常モードへ復帰させるようにしてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (9)
- コンピュータ端末とネットワークを介して通信可能なデータ処理装置であって、
前記コンピュータ端末から送信されたパケットを受信して前記受信したパケットに対する応答処理を実行するパケット処理手段と、
前記データ処理装置を制御する制御手段と、
前記制御手段及び前記パケット処理手段の双方に電力を供給する通常モード、又は前記パケット処理手段に電力を供給しつつ前記制御手段へ供給する電力を前記通常モードより低減する省電力モードのいずれかのモードで電力を供給する電力供給手段と、
前記パケット処理手段が前記省電力モードにおいて参照可能であり、前記パケット処理手段が受信するパケットが代理応答パターンであるか、代理応答候補パターンであるかを少なくとも判別するための判別情報と、前記代理応答パターンと対応付けられた応答データを記憶する記憶手段とを有し、
前記パケット処理手段は、
前記判別情報に基づいて、前記受信したパケットが前記代理応答パターンであるか前記代理応答候補パターンであるかを判別し、
前記受信したパケットが前記代理応答パターンであると前記省電力モードにおいて判別された場合に該代理応答パターンに対応する応答データを前記記憶手段から取得して前記受信したパケットの送信元へ送信し、
前記受信したパケットが前記代理応答パターンでないと前記省電力モードにおいて判別された場合に前記電力供給手段による電力供給モードを前記省電力モードから前記通常モードに復帰させた後に前記受信したパケットに応じた処理を実行し、
前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットの受信状況が特定の受信状況となった場合に、前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットが前記代理応答パターンとして判別されるように前記記憶手段に記憶された前記判別情報を更新することを特徴とするデータ処理装置。 - 前記パケット処理手段は、前記判別情報の更新に応じて、前記記憶手段に記憶される前記応答データを更新することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。
- 前記判別情報は、起動パターンであるかを更に判別するための情報であり、
前記パケット処理手段は、
前記判別情報に基づいて、前記受信したパケットが前記起動パターンであるかを更に判別し、
前記起動パターンであると判別された場合に前記電力供給手段による電力供給モードを前記省電力モードから前記通常モードに復帰させた後に前記受信したパケットに応じた処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。 - 前記判別情報は、代理応答禁止パターンであるかを更に判別するための情報であり、
前記パケット処理手段は、前記代理応答パターン及び前記代理応答禁止パターンのいずれでもないと判別されたパケットが前記代理応答候補パターンとして判別されるように前記記憶手段に記憶された前記判別情報を更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - 前記特定の受信状況とは、前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットの受信回数が一定回数となった状況であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
- 前記特定の受信状況とは、前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットの受信回数が前記代理応答パターンであると判別されたパケットの受信回数を超えた状況であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
- 前記パケット処理手段は、前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットの受信状況が特定の受信状況となった場合に、前記代理応答パターンとして判別されるパケットが前記代理応答候補パターンとして判別されるように前記記憶手段に記憶された前記判別情報を更新することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデータ処理装置。
- 前記コンピュータ端末から送信される前記判別情報を受信する受信手段を有し、
前記パケット処理手段は、前記受信手段により受信された前記判別情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - コンピュータ端末とネットワークを介して通信可能であり、前記コンピュータ端末から送信されたパケットを受信して前記受信したパケットに対する応答処理を実行するパケット処理手段と、前記データ処理装置を制御する制御手段と、前記制御手段及び前記パケット処理手段の双方に電力を供給する通常モード、又は前記パケット処理手段に電力を供給しつつ前記制御手段へ供給する電力を前記通常モードより低減する省電力モードのいずれかのモードで電力を供給する電力供給手段と、前記パケット処理手段が前記省電力モードにおいて参照可能であり、前記パケット処理手段が受信するパケットが代理応答パターンであるか、代理応答候補パターンであるかを少なくとも判別するための判別情報と、前記代理応答パターンと対応付けられた応答データを記憶する記憶手段とを有するデータ処理装置におけるデータ処理方法であって、
前記コンピュータ端末からパケットを受信する受信ステップと、
前記判別情報に基づいて、前記受信したパケットが前記代理応答パターンであるか前記代理応答候補パターンであるかを判別する判別ステップと、
前記受信したパケットが前記代理応答パターンであると前記省電力モードにおいて判別された場合に該代理応答パターンに対応する応答データを前記記憶手段から取得して前記受信したパケットの送信元へ送信する送信ステップと、
前記受信したパケットが前記代理応答パターンでないと前記省電力モードにおいて判別された場合に前記電力供給手段による電力供給モードを前記省電力モードから前記通常モードに復帰させた後に前記受信したパケットに応じた処理を実行する処理ステップと、
前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットの受信状況が特定の受信状況となった場合に、前記代理応答候補パターンであると判別されたパケットが前記代理応答パターンとして判別されるように前記記憶手段に記憶された前記判別情報を更新する更新ステップと、
を有することを特徴とするデータ処理方法。
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