JP2007043665A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力モードから通常モードへの復帰要因が発生したときに、不要な電子写真プロセスの初期化処理が行われるのを抑制できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】システム制御部からの制御信号に応じて画像形成部と画像形成制御部とシステム制御部へ電力を供給する電力供給部と、省電力モード時において入力部又は外部インターフェイス部の出力信号から、通常モードへの復帰要因の発生の有無を監視する復帰要因監視部とを有する画像形成装置であって、復帰要因監視部は、復帰要因の発生を検出した時点で直ちに、検出した復帰要因の情報を示す通知信号を画像形成制御部に出力すると共に、通知信号が示す復帰要因情報に基づいて、通常モードへの復帰時に電子写真プロセスの初期化を行うか否かの要否を判定する初期化要否判定部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、省電力モードを有するプリンタ、ファクシミリ装置、複写機、デジタル複写機を含む画像形成装置及びその制御方法に関する。
近年、画像形成装置においても環境保護の観点から省電力化が強く要求されている。
電子写真プロセスを用いる画像形成装置においては、定着部の消費電力が支配的であり、待機時において定着部を動作時よりも低い温度にするように制御したり、電力供給を遮断したりすることによって省電力化を実現する方式が広く採用されている。
更に、最近では、省電力モード中に、定着部だけでなく、画像形成装置のシステム全体、または殆んど全ての機能部への電力供給を遮断する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような画像形成装置によれば、省電力モードによって待機時の消費電力を数ワット(W)以下にすることが可能になり、省電力化の効果が非常に大きくなる。
次に、従来の画像形成装置について説明する。
図9は、従来の画像形成装置の一例であるデジタル複写機の一構成例を示す図である。
このデジタル複写機50は、読み取り制御部51によって読み取った原稿70の画像データを、エンジン制御部56の画像処理部(図示なし)によって画像処理した後、書き込み制御部57に転送する。
エンジン制御部56には、他にADF54への原稿の載置(セット)を検知する原稿載置検知センサと原稿をコンタクトガラスへ密着させる圧板の開閉を検知する圧板開閉検知センサを含むセンサ類52、各種のクラッチとソレノイド(CL&SOL)53、自動的に原稿を給送する自動原稿給送装置(オートドキュメントフィーダ:ADF)54、大量の記録紙を収納して給紙する給紙装置(BANK)55が接続されている。
書き込み制御部57は、上記画像処理部より送られてきた画像データに基づいてレーザダイオードの点灯制御を行い、周知の電子写真プロセス61を用いて感光体(図示なし)上に静電潜像が形成される。
電子写真プロセス61では、感光体の表面を帯電させ、その帯電面を露光して静電潜像を形成し、その形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成させ、その形成されたトナー像を、給紙装置55から搬送されてきた記録紙(転写紙)に転写し、定着ヒータ59によって熱せられた定着部(図示なし)により、記録紙に転写されたトナーが定着され、コピー71が形成される。
定着ヒータ59は、エンジン制御部56、定着制御部58によって上記定着部が動作時は常に所望の温度になるように制御される。
上記の画像形成動作は、システム制御部64によって制御されており、画像データの保持、加工、各種動作モードの調整が可能になっている。
また、ユーザインタフェースを実現する操作部62では、操作部62に搭載された操作部制御部63によって、操作部62上の入力部、表示部(共に図示なし)が制御される。
上記入力部から入力された入力データ、上記表示部に出力される表示データは画像形成動作同様、システム制御部64によって制御される。
第1〜第3外部I/F65〜67はそれぞれシステム制御部64に接続され、デジタル複写機50と、プリンタ、ファクシミリ装置等の外部装置とを通信可能に接続する。外部装置のプリンタ印刷、ファックス送受信を含む動作が要求される場合、システム制御部64によって制御され、複合機としての動作を実現する。
次に、図9のデジタル複写機における省電力モードについて説明する。
一般に、省電力モードにおいては、定着ヒータ59の温度を画像形成動作時よりも低い温度に制御したり、あるいは電力の供給を遮断したりすることによって消費電力を低減している。また、オフモード、スリープモードと呼ばれる省電力モードにおいては、システム制御部64の一部、省電力モードから通常モードへ復帰させるイベント(以下、復帰要因という)の発生を検知するセンサ類52や第1〜第3外部I/F65〜67を除く他の全ての電力供給を遮断し、より一層の消費電力の低減を行っている。
図9のデジタル複写機においては、省電力モード中に、通常モードへの復帰要因の発生を検知するセンサ類52から出力される信号がアサート(有効)になったとき(例えば、圧板開閉検知センサによって圧板の開閉が検知されたとき、または原稿載置検知センサによってADF54への原稿の載置が検知されたとき)、操作部62上の電源スイッチが押下されたとき、第1〜第3外部I/F65〜67からのデータ受信を含む動作が発生したときには、システム制御部64が、これら復帰要因のいずれかの発生に応じて、電源60へ出力する電源制御信号をアサートし、電源60から、それまで電力供給を遮断していたエンジン制御部56、電子写真プロセス61を含む画像形成部への電力供給を再開させ、通常モードに移行させる。
図10は、従来のデジタル複写機の他の構成例を示す図である。
このデジタル複写機において、ユーザインタフェースを実現する操作部101はシステム制御部102に接続されている。システム制御部102は、操作部101上の入力部、表示部(共に図示なし)を制御し、操作部101の入力部から入力された入力データを受け取り、操作部101の表示部に表示すべきデータを出力する。
第1〜第3外部I/F105〜107はそれぞれシステム制御部102に接続され、このデジタル複写機と、ネットワークを介して、パーソナルコンピュータ等の外部装置とをデータ通信可能に接続する。システム制御部102の制御によって、エンジン103が外部装置から受信したデータを記録紙に印刷するプリンタ機能、公衆回線等の通信回線を介してデータを外部装置にファクシミリ送信又は外部装置からデータをファクシミリ受信するファクシミリ送受信機能、画像読み取り機能等の動作を実現する。
第1復帰要因センサ108は、例えば、ADFへの原稿の載置を検知する原稿載置検知センサである。第2復帰要因センサ109は、例えば、原稿をコンタクトガラスへ密着させる圧板の開閉を検知する圧板開閉検知センサである。これらのセンサは、省電力モードから通常モードへ復帰させる復帰要因の発生を検知するセンサである。
システム制御部102は、CPU120、ROM121、RAM122、ASIC123からなる。CPU120は、RAM122を作業領域として用いてROM121に格納されたプログラムを実行することにより、操作部101、第1〜第3外部I/F105〜107の入出力処理とエンジン103の制御を行う。エンジン103の制御のためのコマンドの転送は、ASIC123を介してコマンドライン110を通じて行う。
エンジン103は、エンジン制御部130と、入力部131と、出力部132とからなる。入力部131は、スキャナ装置によって原稿から読み取った画像データをエンジン制御部130へ入力する読み取り制御部である。出力部132は、エンジン制御部で画像処理した後の画像データを電子写真プロセスに書き込む書き込み制御部と、感光体の表面を帯電させ、その帯電面を露光して静電潜像を形成し、その形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成させ、その形成されたトナー像を給紙装置から搬送されてきた記録紙(転写紙)に転写し、定着ヒータによって熱せられた定着部によって記録紙に転写されたトナーが定着され、コピーを形成する電子写真プロセス61に相当する。
エンジン制御部130は、CPU133、ROM134、RAM135、ASIC136からなる。CPU133は、RAM135を作業領域として用いてROM134に格納されたプログラムを実行することにより、エンジン103内の上記画像形成処理を制御する。システム制御部102からエンジン103への制御用コマンドの転送はASIC136を介してコマンドライン110を通じて行う。
図10のデジタル複写機は、オフモード、スリープモードと呼ばれる省電力モードにおいて、電源104から、定着制御部(図示なし)、定着ヒータ(図示なし)、操作部101を含む各部への電力の供給を遮断する。
通常モードから省電力モードに移行するには、システム制御部102が、電源制御信号ライン111を通じて電源104へ出力する電源制御信号sig1をネゲート(無効)する。電源104は、電力供給ライン112を介しシステム制御部102への電力P1の供給をそのまま継続する一方、ネゲートされた電源制御信号に応じて、電源104から操作部101への電力供給を遮断する。さらに、電源104は、エンジン103への電力供給ライン113による電力P2の供給も遮断してオフ(OFF)にするので、上記定着制御部、上記定着ヒータ、エンジン103の出力部132はオフになり、入力部131は受け付け不可になる。
図10のデジタル複写機では、省電力モード中に、エンジン制御部130のCPU133は電力P2の供給が遮断されているために動作しないが、システム制御部102のCPU120は電力供給ライン112による電力P1の供給が維持されるので動作している。
省電力モード中にシステム制御部102への電力供給を維持する理由は、システム制御部102が、ネットワーク通信に対応するために、UNIX(登録商標)系のオペレーティングシステム(OS)等の起動時にある程度の時間を要するOSを採用しているためである。このようなOSは電源断からの起動に時間を要するということもあるが、第1〜第3外部I/F105〜107からのデータ受信処理には即時性が要求され、その受信データの処理にCPU120が必要なため、第1〜第3外部I/F105〜107を有する機器構成では、CPU120への通電を遮断することができないのである。
上述のデジタル複写機に対して、外部I/Fを有しないデジタル複写機(以下、ベーシック機という)もある。
この外部I/Fを有しないデジタル複写機について、図10を用いて説明するが、この場合、第1〜第3外部I/F105〜107が機器構成から省略されているものとする。
ベーシック機の場合、省電力モード時にCPU120への電力供給を遮断することができる。ベーシック機における省電力モードから通常モードへの復帰は、第1〜第2復帰要因センサ108〜109の出力信号のアサート状態、操作部101上の電源スイッチ(図示なし)の押下等の復帰要因の発生に応じて行われる。上記復帰要因のいずれかが発生したときに行われる。システム制御部102は、電源制御信号ライン111を通じて電源104へ出力する電源制御信号sig1をアサートし、それに応じて電源104は、システム制御部102のCPU120への電力P1の供給、及びエンジン103への電力P2の供給を再開する。
次に、従来のデジタル複写機における省電力モードから通常モードへの復帰時のエンジンの動作について説明する。
1.ベーシック機において、省電力モード中にシステム制御部102のCPU120への電力供給が遮断されている場合、省電力モードから通常モードへの復帰は、第1復帰要因センサ108、第2復帰要因センサ109の出力信号のアサート状態、操作部101上の電源スイッチの押下等の復帰要因が発生したときに行われる。これらの動作は、ユーザがコピー機として使用しようとする動作とみなせるので、システム制御部102は電源104への電源制御信号sig1をアサートし、電源104から、CPU120とエンジン103を含む各ユニットへの電力の供給を再開する。エンジン103は電力の供給を受けて画像形成に必要な電子写真プロセスの初期化処理を行って起動する。
2.第1〜第3外部I/F105〜107を有するデジタル複写機において、省電力モード中にシステム制御部102のCPU120への通電が遮断されていない場合、省電力モードから通常モードへの復帰は、第1〜第3外部I/F105〜107からのデータ受信、第1復帰要因センサ108、第2復帰要因センサ109の出力信号のアサート状態、及び操作部101上の電源スイッチの押下のいずれかが発生したとき行われる。システム制御部102は、電源制御信号sig1をアサートし、電源104からエンジン103を含む各ユニットへの電力の供給を再開する。上述したベーシック機の場合と同様に、エンジン103は電力の供給を受けて画像形成に必要な電子写真プロセスの初期化処理を行って起動する。
ただし、省電力モードから通常モードへの復帰が、第1〜第3外部I/F105〜107からのデータ受信により発生した場合には、その外部I/Fから受信したデータの種類によって処理が異なる。例えば、第1外部I/F105からプリンタ印刷データを受信した場合、記録紙に印刷する処理を行うので、システム制御部102は電源制御信号sig1をアサートし、電源104からエンジン103を含む各ユニットへの電力の供給を再開し、ベーシック機の場合と同様に、エンジン103は電力の供給を受けて画像形成に必要な電子写真プロセスの初期化処理を行って起動する。
しかし、第1外部I/F105から「本体カセット内の用紙サイズ問い合わせ」などの機器管理コマンドを受信した場合には、電子写真プロセスの初期化処理は不要なので、システム制御部102は電源制御信号sig1をアサートし、電源104からエンジン103へはエンジン制御部130のみへの電力の供給を再開し、エンジン制御部130のみ起動し、エンジン制御部130はシステム制御部102へ用紙サイズを通知する。
上記電子写真プロセスの初期化処理は電力を消費するのみならず、騒音の発生も伴うため、省電力モードから通常モードへの復帰要因の種類に応じて、電子写真プロセスの初期化の処理を行うか否かの制御を切り替える必要がある。
上記エンジン103を電子写真プロセスの初期化処理を行って起動させるか、行わずに起動させるのかの選択は、システム制御部102からの制御コマンドによって決定する。
すなわち、ベーシック機において、省電力モード中に電源104からシステム制御部102のCPU120への電力供給が遮断されている場合、エンジン制御部130は電子写真プロセスの初期化処理を行って起動する。ただし、システム制御部102のOSが起動に時間を要するので、システム制御部102は一定時間内にエンジン制御部130に制御コマンドを発行することができない。
また、第1〜第3外部I/F105〜107を有するデジタル複写機において、システム制御部102のCPU120への電源104からの電力供給が遮断されていない場合、エンジン制御部130は電子写真プロセスの初期化処理を行って起動する。この場合は、システム制御部102のOSが起動したままなので、一定時間内にエンジン制御部130に制御コマンドを発行することができる。
さらに、省電力モードから通常モードへの復帰要因が、第1復帰要因センサ108、第2復帰要因センサ109の出力信号のアサート状態、操作部101の電源スイッチの押下のいずれかである場合、一定時間内に「電子写真プロセス初期化あり起動」の制御コマンドをエンジン制御部130に転送する。
また、省電力モードから通常モードへの復帰要因が、第1〜第3外部I/F105〜107からのデータ受信であり、かつ印刷不要の場合、一定時間内に「電子写真プロセス初期化なし起動」の制御コマンドをエンジン制御部130に転送する。
外部I/Fを搭載した画像形成装置の場合、CPUの電源を遮断することができないため、ベーシック機に比べて消費電力が大きくなってしまうという問題があった。これは、ネットワーク、カラー機の普及に伴ってプリンタオプション搭載比率が高まっている中、環境問題に鑑みても問題になる。
そこで、外部I/Fを搭載した画像形成装置の場合でも、CPUの電源を遮断できるように、CPUが起動するまでの時間だけ外部I/Fの処理ができるような機能を、ASIC等に搭載する構成も検討されている。それによって省電力モード時にCPUの電源を遮断することができるため、ベーシック機と大きく消費電力が変わることがなくなる。
図11は、省電力モードから通常モードへの復帰要因として、第1復帰要因センサ108の出力信号のアサート状態が発生したときの、従来の画像形成装置の動作を説明するためのタイムチャートである。
説明の便宜上、この例の画像形成装置はベーシック機であり、省電力モード中にシステム制御部102のCPU120への電力供給が遮断されているものとする。
図11に示したように、ユーザによるADFへの原稿の載置を第1復帰要因センサ108が検知すると(図11(a))、システム制御部102は電源104への電源制御信号sig1をアサートする(図11(b))。アサート状態の電源制御信号sig1に応じて、電源104は、CPU120とエンジン103を含む各ユニットへの電力の供給を再開する(図11(c)、(d))。このとき、エンジン103のCPU133は電力の供給を受けると直ちに起動する(図11(e))が、システム制御部102のCPU120は起動完了するまでに、ある程度の時間がかかる(図11(f))。CPU120がまだ起動中であっても、起動後のCPU133が、コマンドライン110から転送されるコマンドを受け取り、エンジン制御部130が、画像形成に必要な電子写真プロセスの初期化処理を行ってエンジンを起動する(図11(g))。
特開平11−126000号公報
しかしながら、省電力モード時にシステム制御部で受け付けた復帰要因が、エンジンでの電子写真プロセスの初期化処理を必要としない場合(例えば、ネットワークを介し接続された外部装置から、本体カセット内の用紙サイズ問合せ等の機器管理コマンドを受信した場合)であっても、上述したように起動後のエンジン制御部は、システム制御部の起動完了を待つことなく、電子写真プロセスの初期化処理を開始してしまうため、不要な電力消費や初期化処理動作に伴う騒音等の問題が生じてしまう。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、省電力モード中にシステム制御部のCPUへの電力供給が遮断される画像形成装置において、省電力モードから通常モードへの復帰要因が発生したときに、不要な電子写真プロセスの初期化処理が行われるのを抑制することにより、消費電力を低減し、騒音の発生を抑えることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、システム制御部と、所定のプロセスを用いて記録紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部による画像形成を制御する画像形成制御部と、前記システム制御部からの制御信号に応じて、少なくとも前記画像形成部、前記画像形成制御部及び前記システム制御部へ電力を供給する電力供給部と、前記システム制御部に配置され、省電力モード時において通常モードへの復帰要因の発生の有無を監視する復帰要因監視部とを有する画像形成装置であって、前記復帰要因監視部が、省電力モード時において通常モードへの復帰要因の発生を検出したとき、検出した復帰要因の情報を示す通知信号を前記システム制御部の起動完了前に前記画像形成制御部へ出力すると共に、前記通知信号が示す復帰要因情報に基づいて、通常モードへの復帰時に前記所定のプロセスの初期化を行うか否かの要否を判定する初期化要否判定部を備えることを特徴とする。
また、上記の画像形成装置において、前記復帰要因監視部は、単数又は複数本の通信線によって前記復帰要因の情報をパルス幅変調駆動パルスで前記画像形成制御部に出力するように構成することができる。
また、上記の画像形成装置は、前記復帰要因監視部によって出力されたパルス幅変調駆動パルスが一定期間以上ハイレベル又はローレベルであった場合、異常と判定する異常判定部を備えるように構成することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記復帰要因監視部は、省電力モード時においても前記電力供給部からの電力供給を受けて動作するように構成することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記復帰要因監視部は、省電力モード時において通常モードへの復帰要因の発生を検出したとき、前記システム制御部を介して、前記電力供給部から、少なくとも前記画像形成部、前記画像形成制御部及び前記システム制御部への電力供給を再開させるように構成することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記初期化要否判定部は、前記通知信号として出力されたデジタル信号が示すコードに応じて、前記画像形成部による電子写真プロセスの初期化を行うか否かの要否を判定するように構成することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記初期化要否判定部は、前記通知信号として出力されたパルス幅変調駆動パルスのパルス幅に応じて、前記画像形成部による電子写真プロセスの初期化を行うか否かの要否を判定するように構成することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記復帰要因監視部は、通常モードにおいて、前記電力供給部に対して、少なくとも前記画像形成部、前記画像形成制御部及び前記システム制御部への電力を供給するように制御し、省電力モードにおいて、前記電力供給部に対して、前記画像形成部と前記画像形成制御部と前記システム制御部への電力供給を遮断するように制御するように構成することができる。
また、上記の画像形成装置において、前記画像形成制御部は、コマンドラインを介して前記システム制御部に接続されるように構成することができる。
また、上述した課題を解決するために、本発明の画像形成装置の制御方法は、システム制御部と、所定のプロセスを用いて記録紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部による画像形成を制御する画像形成制御部と、前記システム制御部からの制御信号に応じて、少なくとも前記画像形成部、前記画像形成制御部及び前記システム制御部へ電力を供給する電力供給部と、前記システム制御部に配置され、省電力モード時において通常モードへの復帰要因の発生の有無を監視する復帰要因監視部とを有する画像形成装置の制御方法であって、省電力モード時において通常モードへの復帰要因の発生を検出したとき、検出した復帰要因の情報を示す通知信号を前記システム制御部の起動完了前に前記画像形成制御部へ出力する手順と、前記通知信号が示す復帰要因情報に基づいて、通常モードへの復帰時に前記所定のプロセスの初期化を行うか否かの要否を判定する手順とを有することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置及びその制御方法によれば、画像形成の必要があるときのみ電子写真プロセスの初期化処理を行なうように構成したので、省電力モードから通常モードへの復帰要因が画像形成を必要としない場合、電子写真プロセスの不必要な初期化処理をなくすことができ、消費電力や騒音を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタル複写機の構成を示すブロック図である。
図1のデジタル複写機において、ユーザインタフェースを実現する操作部1はシステム制御部2のASIC23に接続される。システム制御部2は、操作部1上の入力部、表示部(共に図示なし)を制御する。システム制御部2の制御によって、操作部1の入力部から入力されたデータをASIC23にて受け取り、ASIC23を介して操作部1の表示部に表示すべきデータを出力する。
第1〜第3外部I/F5〜7はそれぞれシステム制御部2のASIC23に接続され、このデジタル複写機を、ネットワークを介して、パーソナルコンピュータ等の外部装置とをデータ通信可能に接続する。システム制御部2はASIC23を介して外部装置とのデータの送受信を行い、通常モード時には、システム制御部2の制御によって、エンジン3が外部装置から受信したデータを記録紙に印刷するプリンタ機能、公衆回線等の通信回線を介してデータを外部装置へファクシミリ送信又は外部装置からデータをファクシミリ受信するファクシミリ送受信機能、画像読み取り機能等の動作を実現する。これらの第1〜第3外部I/F5〜7は、外部装置とデータを送受信可能に接続する外部インターフェイス部の機能を果たす。
第1復帰要因センサ8と第2復帰要因センサ9はそれぞれASIC23に接続される。第1復帰要因センサ8は、例えば、ADFへの原稿の載置を検知する原稿載置検知センサである。第2復帰要因センサ9は、例えば、原稿をコンタクトガラスへ密着させる圧板の開閉を検知する圧板開閉検知センサである。これらのセンサは、省電力モードから通常モードへ復帰させる復帰要因の発生を検知してASIC23へ通知する。
上記の操作部1、第1復帰要因センサ8、第2復帰要因センサ9は、このデジタル複写機に対する操作情報を入力する入力部の機能を果たす。
システム制御部2は、CPU20、ROM21、RAM22、ASIC23からなる。CPU20は、RAM22を作業領域として用いてROM21に格納されたプログラムを実行することにより、操作部1、第1〜第3外部I/F5〜7の入出力処理とエンジン3の制御を行う。エンジン3への制御用コマンドは、ASIC23からコマンドライン40を通じてエンジン3のエンジン制御部30へ転送される。システム制御部2は、エンジン制御部30(画像形成制御部)を含む画像形成置全体を制御するシステム制御部の機能を果たす。
ASIC23は、省電力モードでも電源4からの電力供給を受けて動作する。ASIC23は、省電力モード時に、操作部1上の電源スイッチの押下、第1〜第3外部I/F5〜7による外部装置からのデータ受信の入力、第1復帰要因センサ8(原稿載置検知センサ)からのADFへの原稿の載置を検知したときの出力信号のアサート状態、第2復帰要因センサ9(圧板開閉検知センサ)からの原稿をコンタクトガラスへ密着させる圧板の開閉を検知したときの出力信号のアサート状態等の、省電力モードから通常モードへの復帰要因の発生の有無を監視する。この場合のASIC23は、復帰要因監視部として機能する。
ASIC23は、いずれかの復帰要因の発生を検出したとき、電源制御信号sig1をアサートし、電源制御信号ライン41を介して電源4へ出力する。アサート状態の電源制御信号sig1に応じて、電源4から電力供給ライン42を介してシステム制御部2のCPU20、ROM21、RAM23等への電力P1の供給と、電源4から電力供給ライン43を介してエンジン3とエンジン制御部30等への電力P2の供給とが再開される。さらに、ASIC23は、いずれかの復帰要因の発生を検出したとき、検出した復帰要因に係る情報を示す通知信号sig2を、システム制御部2のCPU20の起動完了前に、通知信号ライン44を通じてエンジン制御部30に出力する。この場合のASIC23は、復帰要因監視部として上記通知信号をエンジン制御部30に出力する機能を果たす。
ここで、省電力モード時に復帰要因の発生を検出した時点で直ちに、通知信号sig2をエンジン制御部30に出力するASIC23の上記の機能について説明する。
図7は、省電力モードから通常モードへの復帰要因として、外部装置からネットワークを介して第1外部I/F5へのデータ受信が発生したときの、本発明の画像形成装置の動作を説明するためのタイムチャートである。
上述したように、図1の例の画像形成装置では、省電力モード中にシステム制御部2のCPU20への電力供給が遮断されているものとする。また、この例の場合は、第1外部I/F5で受信したデータがプリンタ印刷データであり、記録紙に印刷する処理を行うものとする。
図7に示したように、外部装置からネットワークを介して第1外部I/F5へのデータ受信の入力をASIC23が検出すると(図7(a))、ASIC23は電源4への電源制御信号sig1をアサートする(図7(b))。アサート状態の電源制御信号sig1に応じて、電源4は、システム制御部2のCPU20とエンジン3のCPU33を含む各ユニットへの電力の供給を再開する(図7(c)、(d))。このとき、エンジン3のCPU33は電力の供給を受けると直ちに起動する(図7(e))が、システム制御部2のCPU20が起動するまでに、ある程度の時間がかかる(図7(f))。CPU20がまだ起動中であっても、起動を完了したCPU33が、コマンドライン40から転送されたコマンドを受け取るので、エンジン制御部30は、画像形成に必要な電子写真プロセスの初期化処理を行ってエンジンを起動する(図7(g))。
一方、ASIC23は、復帰要因の発生を検出したとき、検出した復帰要因に係る情報(復帰要因情報)を示す通知信号sig2を、システム制御部2のCPU20の起動完了前に、通知信号ライン44を通じてエンジン制御部30へ出力する(図7(h))。ASIC23が出力する通知信号sig2による復帰要因情報のエンジン制御部30への通知は、CPU20とCPU33がそれぞれ起動完了する時点とは無関係に、復帰要因の発生を検出すると同時に行われる。
図1のデジタル複写機において、通知信号ライン44は、単数又は複数本の信号線(ハード線ともいう)から構成される。単数の信号線を使用する場合、複数種類の復帰要因の内容を示す情報を通知信号の内容を変えて通知する。また、複数本の信号線を使用する場合、複数種類の復帰要因の内容に対応する1つ又は複数の組み合わせの信号線を通じて通知信号を送ることにより各種類の復帰要因を通知する。
また、ASIC23は、通常モードにおいて、電源4(電力供給部)から、エンジン3(画像形成部)とエンジン制御部30(画像形成制御部)、システム制御部2(システム制御部)と操作部1(入力部)と(外部インターフェイス部)への電力を供給させると共に、省電力モードにおいて、電源4(電力供給部)から、エンジン3(画像形成部)とエンジン制御部30(画像形成制御部)、及びシステム制御部2(システム制御部)への電力供給を遮断させる機能を果たす。
省電力モードから通常モードに復帰するとき、CPU20が起動するまでの間、第1〜第3外部I/F5〜7から入力された受信データを制御することが可能である。
エンジン3は、エンジン制御部30と、画像入力部31と、画像出力部32とからなる。画像入力部31は、スキャナ装置によって原稿から読み取った画像データをエンジン制御部30へ入力する読み取り制御部である。画像出力部32は、エンジン制御部で画像処理した後の画像データをレーザ光に変調して感光体(図示なし)に光学的に書き込む光書き込み部と、感光体の表面を帯電させ、その帯電面を露光して静電潜像を形成し、その形成された静電潜像をトナーにより現像してトナー像を形成させ、その形成されたトナー像を給紙装置から搬送されてきた記録紙(転写紙)に転写し、定着ヒータによって熱せられた定着部によって記録紙に転写されたトナーが定着され、コピーを形成する記録紙に電子写真プロセスによる画像を形成する画像形成部である。電子写真プロセスの初期化処理では主に、この画像形成部に含まれる、感光体、帯電部、転写部、定着部などの初期化が行われる。
エンジン制御部30は、CPU33、ROM34、RAM35、ASIC36からなる。CPU33は、RAM35を作業領域として用いてROM34に格納されたプログラムを実行することにより、エンジン3内の上記処理を制御する。システム制御部2のASIC23とのエンジン3の制御のためのコマンドの転送はASIC36を介してコマンドライン40を通じて行う。このエンジン制御部30が画像形成部による画像の形成を制御する画像形成制御部の機能を果たす。
ASIC36は、ASIC23によってエンジン制御部30(画像形成制御部)に通知された復帰要因情報に基づいて、電子写真プロセスの初期化を行って起動するか、電子写真プロセスの初期化を行わないで起動するかを判定する初期化可否判定部の機能を果たす。
電源4は、図示を省略した電力供給ラインによって操作部1、第1〜第3外部I/F5〜7、第1復帰要因センサ8、第2復帰要因センサ9への電力供給と、電力供給ライン42を通じてシステム制御部2への電力P1の供給と、電力供給ライン43を通じてエンジン3及びエンジン制御部30への電力P2の供給を行う電力供給部の機能を果たす。
図1のデジタル複写機において、通常モードから省電力モードに移行するには、ASIC23は電源制御信号sig1をネゲートする。ネゲート状態の電源制御信号sig1に応じて、電源4は、システム制御部2への電力P1とエンジン3及びエンジン制御部43への電力P2の供給を遮断する。その際、操作部1、第1〜第3外部I/F5〜7、第1復帰要因センサ8、第2復帰要因センサ9、システム制御部2のASIC23への供給は維持する。よって、定着制御部、定着ヒータ、エンジン3の画像出力部32はオフになり、画像入力部31は受け付け不可になる。
次に、このデジタル複写機における省電力モードから通常モードへの復帰時の動作について説明する。
省電力モードから通常モードへの復帰要因として、第1復帰要因センサ8、第2復帰要因センサ9の出力信号のアサート状態、操作部1の電源スイッチの押下、第1〜第3外部I/F5〜7からのデータ受信のいずれかが発生した場合、ASIC23は、電源制御信号sig1をアサートにすると共に、通知信号ライン44が1本の信号線の場合、図2に示す復帰要因情報を示す通知信号sig2を通知信号ライン44を通じてエンジン制御部30へ通知する。
図2は、省電力モードから通常モードへの複数の復帰要因をそれぞれ異なるコードとして割り当てた通知信号を用いた通知方式を説明するための図である。
図2に示すように、通知信号sig2を3ビットの信号にした場合、ASIC23はデジタル複写機の主電源スイッチがオンになったことを検知した場合、ビット2〜0が“000”の通知信号sig2をエンジン制御部30へ出力する。また、第1復帰要因センサ8の信号がアサートになった場合、ビット2〜0が“001”の通知信号sig2をエンジン制御部30へ出力する。さらに、第2復帰要因センサ9の信号がアサートになった場合、ビット2〜0が“011”の通知信号sig2をエンジン制御部30へ出力する。また、図示を省略したが、第3復帰要因センサを設けた場合、その第3復帰要因センサの信号がアサートになった場合、ビット2〜0が“111”の通知信号sig2をエンジン制御部30へ出力する。
さらに、ASIC23は、デジタル複写機の操作部1の電源スイッチがオンになったことを検知した場合、ビット2〜0が“100”の通知信号sig2をエンジン制御部30へ出力する。また、第1外部I/F5からのデータ受信が発生した場合、ビット2〜0が“101”の通知信号sig2をエンジン制御部30へ出力する。さらに、第2外部I/F6からのデータ受信が発生した場合、ビット2〜0が“110”の通知信号sig2をエンジン制御部30へ出力する。また、第3外部I/F7からのデータ受信が発生した場合、ビット2〜0が“111”の通知信号sig2をエンジン制御部30へ出力する。
電源4は、システム制御部2のASIC23から電源制御信号sig1を受信すると、電力P1とP2の供給を再開する。システム制御部2とエンジン制御部30は電力の供給を受けて起動し、エンジン制御部30は、上記通知信号sig2が“000”、“001”、“010”、“011”、“100”の場合、ユーザがデジタル複写機をコピー機として使用しようとする動作とみなせるから、エンジン3に対し画像形成に必要な電子写真プロセスの初期化処理を行って起動させる。
また、エンジン制御部30は、上記通知信号sig2が“110”、“101”、“111”の場合、省電力モードから通常モードへの復帰要因が、第1〜第3外部I/F5〜7からのデータ受信が発生した場合である。ASIC23を介して受信した外部装置からのデータがプリンタ印刷データである場合、記録紙に印刷する処理を行うので、エンジン3を画像形成に必要な電子写真プロセスの初期化処理を行って起動させる。
しかし、外部装置から、本体カセット内の用紙サイズの問い合わせを含む機器管理コマンドを受信した場合、電子写真プロセスの初期化処理は不要なので、エンジン3の電子写真プロセスの初期化処理を行わない。この場合、エンジン制御部30だけが起動し、エンジン制御部30はシステム制御部2へ本体カセット内の用紙サイズを通知する。
このように、エンジン3を電子写真プロセスの初期化処理を行って起動させるか、初期化処理を行わずに起動させるのかの判定は、エンジン制御部30のASIC36が、システム制御部2のASIC23から通知信号ライン44を介して受け取った通知信号sig2の内容と、システム制御部2のASIC23からコマンドライン43を介して受け取ったコマンドの内容とに基づいて行われる。
このようにして、エンジン制御部30で復帰要因情報の詳細を判定することができ、エンジンの電子写真プロセスの初期化を行って起動するか、行わずに起動するのかの選択を適切に行うことができ、不必要な消費電力や騒音の発生を抑制することが可能になる。
図8は、本発明の画像形成装置のエンジン制御部により実行される処理を説明するためのフロー図である。
上述したように、システム制御部2のASIC23は省電力モードから通常モードへの復帰要因の発生の有無を監視しており、いずれかの復帰要因の発生を検出すると同時に、検出した復帰要因に係る復帰要因情報を示す通知信号sig2を、通知信号ライン44を通じてエンジン制御部30へ通知する。ステップS21でエンジン制御部30は、通知信号ライン44からの通知信号sig2の入力があるか否かを監視する。
ステップS21で通知信号ライン44の入力があった場合、ステップS22でエンジン制御部30は、通知信号ライン44から受け取った通知信号sig2が示す復帰要因情報を取得する。ステップS23でエンジン制御部30は、取得した復帰要因情報に基いて、通常モードへの復帰時に電子写真プロセスの初期化処理を行うか否かの要否を判定する。この場合のエンジン制御部30は、初期化要否判定部として機能する。
図2の通知方式を用いる場合、複数の復帰要因に割り当てたコードと、それぞれに対応する電子写真プロセスの初期化処理の要否を示す情報との相関関係を定義するテーブルをROM134に予め保存しておき、CPU133がこのテーブルを参照して、通知信号sig2が示す復帰要因情報と比較することにより、電子写真プロセスの初期化処理の要否を判定することができる。あるいは、上述したような、電子写真プロセスの初期化処理の要否を判定する機能を実現する初期化要否判定部をASIC36内の回路要素として形成してもよい。
ステップS23で電子写真プロセスの初期化処理を必要としない復帰要因と判定された場合、エンジン制御部30はステップS24で電子写真プロセスの初期化処理を行わずに通常モードに復帰する。ステップS25でエンジン制御部30は、コマンドライン40を介してシステム制御部2に応答メッセージを返して、この処理を終了する。
ステップS23で電子写真プロセスの初期化処理を必要とする復帰要因と判定された場合、エンジン制御部30は、ステップS26で電子写真プロセスの初期化処理を開始する。ステップS27でエンジン制御部30は、通常モードに復帰して、この処理を終了する。
次に、上記通知信号をパルス幅変調(Pulse Width Modulation:PWM)駆動パルスで通知するようにしてもよい。
図3は、省電力モードから通常モードへの複数の復帰要因をそれぞれ異なるパルス幅として割り当てたパルス幅変調駆動パルスとして通知信号を用いた通知方式を説明するための図である。
図3(a)は、第1復帰要因センサ8の信号がアサートになったときに出力する通知信号sig2の波形図であり、周期Tのうち所定のパルス幅twaをハイレベルにした信号である。また、図3(b)は、操作部1の電源スイッチがオンになったときに出力する通知信号sig2の波形図であり、周期Tのうち所定のパルス幅twbをハイレベルにした信号である。
図3(c)は、第1外部I/F5からのデータ受信が発生したときに出力する通知信号sig2の波形図であり、周期Tのうち所定のパルス幅twcをハイレベルにした信号である。このように、パルス幅:デューティ(Duty)をtwa<twb<twcに変えることによって、それぞれ異なる種類の復帰要因を示している。
なお、この例では、ハード線が1本の場合を想定している。この例に限定されることなく、複数のハード線の組合せでも良いことは言うまでもない。
このようにして、通知手段としてのハード線の本数を削減してデジタル複写機のコストを削減することが可能になる。
図3の通知方式を用いる場合に、通知されるパルス幅変調駆動パルスが一定時間以上ハイレベル又はローレベルであったとき異常と判定する異常検出部を、エンジン制御部30に設けるとよい。
図4は、エンジン制御部30に設けた異常検出部37の機能を説明するためのブロック図である。
異常検出部37はウォッチドッグタイマで構成される。異常検出部37は、予め記憶している比較基準値aに設定された周期内に、ASIC23から通知信号sig2のエッジ入力があるか否かを監視する。比較基準値aに設定された周期内に、ASIC23から通知信号sig2のエッジ入力がない場合、異常検出部37はエラーフラグFをアサートにする。
図5は、正常時と異常時のそれぞれの通知信号の波形の一例を示す波形図である。
図5(a)は、正常時に通知される通知信号sig2の波形図であり、異常検出部37は、比較基準値aに設定された周期T内に、パルス幅twbのエッジ入力を検出することによって正常と判定する。また、図5(b)は、異常時に通知される通知信号sig2の波形図であり、異常検出部37は、比較基準値aに設定された周期T内でハイレベルの信号のみが検出され、パルス幅twbのエッジ入力を検出しないことによって異常と判定する。ここで、図4の比較基準値aには周期T以上の値を設定する。
上記エッジ入力の検出のためのパルス幅twbは任意に設定することができる。
また、この例ではエッジ入力にハイレベルのパルス幅を用いたが、ハイレベルの信号中の周期T内にローレベルのパルス幅twbを設けた波形にしてもよい。
図6は、省電力モードから通常モードへの復帰要因が発生したときに、本発明の画像形成装置のエンジン制御部により実行される処理を説明するためのフロー図である。この例では、図1のデジタル複写機の電源オン時に、エンジン制御部30が図6の処理を実行するものとする。
ステップS1でエンジン制御部30は電源オンによる起動処理を行い、ステップS2で異常検出部37から出力されるエラーフラグFがオン(アサート)か否かを判定する。エラーフラグFがオンでない場合、エンジン制御部30はステップS3で起動モードの判定と通常の処理を実行し、この処理を終了する。
ステップS2でエラーフラグがオンであれば、エンジン制御部30はステップS4でエラーメッセージを表示する。このように、エンジン制御部30は、エラーフラグFのアサート状態を検出した時、異常メッセージを表示する。
図5(b)のように、通知信号sig2が一定期間以上“ハイ(H)レベル”または“ロー(L)レベル”であった場合は、異常と判定することによって、エンジン制御部30は、システム制御部2の異常をシステム制御部のソフトウェアが起動する前に判定することができ、電源投入時にユーザに異常状態を素早く通知することができる。
以上のように、本発明に係る画像形成装置は、プリンタ、ファクシミリ装置を含む画像形成を行う機器においても適用することができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 省電力モードから通常モードへの複数の復帰要因をそれぞれ異なるコードとして割り当てた通知信号を用いた通知方式を説明するための図である。 省電力モードから通常モードへの複数の復帰要因をそれぞれ異なるパルス幅として割り当てたパルス幅変調駆動パルスとしての通知信号を用いた通知方式を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る画像形成装置のエンジン制御部に設けた異常検出部の機能を説明するためのブロック図である。 エンジン制御部へ通知される通知信号の正常時と異常時のそれぞれの波形を示す波形図である。 省電力モードから通常モードへの復帰要因が発生したときに、本発明の画像形成装置のエンジン制御部により実行される処理を説明するためのフロー図である。 省電力モードから通常モードへの復帰要因が発生したときの、本発明の画像形成装置の動作を説明するためのタイムチャートである。 本発明の画像形成装置のエンジン制御部により実行される処理を説明するためのフロー図である。 従来のデジタル複写機の構成例を示すブロック図である。 従来のデジタル複写機の他の構成例を示すブロック図である。 省電力モードから通常モードへの復帰要因が発生したときの、従来の画像形成装置の動作を説明するためのタイムチャートである。
符号の説明
1 操作部
2 システム制御部
3 エンジン
4 電源
5 第1外部I/F
6 第2外部I/F
7 第3外部I/F
8 第1復帰要因センサ
9 第2復帰要因センサ
20、33 CPU
21、34 ROM
22、35 RAM
23、36 ASIC
30 エンジン制御部
31 画像入力部
32 画像出力部
40 コマンドライン
41 電源制御信号ライン
42、43 電力供給ライン

Claims (10)

  1. システム制御部と、
    所定のプロセスを用いて記録紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部による画像形成を制御する画像形成制御部と、
    前記システム制御部からの制御信号に応じて、少なくとも前記画像形成部、前記画像形成制御部及び前記システム制御部へ電力を供給する電力供給部と、
    前記システム制御部に配置され、省電力モード時において通常モードへの復帰要因の発生の有無を監視する復帰要因監視部と
    を有する画像形成装置であって、
    前記復帰要因監視部が、省電力モード時において通常モードへの復帰要因の発生を検出したとき、検出した復帰要因の情報を示す通知信号を前記システム制御部の起動完了前に前記画像形成制御部へ出力すると共に、前記通知信号が示す復帰要因情報に基づいて、通常モードへの復帰時に前記所定のプロセスの初期化を行うか否かの要否を判定する初期化要否判定部を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記復帰要因監視部は、単数又は複数本の通信線によって前記復帰要因の情報をパルス幅変調駆動パルスで前記画像形成制御部に出力することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記復帰要因監視部によって出力されたパルス幅変調駆動パルスが一定期間以上ハイレベル又はローレベルであった場合、異常と判定する異常判定部を備えることを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記復帰要因監視部は、省電力モード時においても前記電力供給部からの電力供給を受けて動作することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記復帰要因監視部は、省電力モード時において通常モードへの復帰要因の発生を検出したとき、前記システム制御部を介して、前記電力供給部から、少なくとも前記画像形成部、前記画像形成制御部及び前記システム制御部への電力供給を再開させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 前記初期化要否判定部は、前記通知信号として出力されたデジタル信号が示すコードに応じて、前記画像形成部による電子写真プロセスの初期化を行うか否かの要否を判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  7. 前記初期化要否判定部は、前記通知信号として出力されたパルス幅変調駆動パルスのパルス幅に応じて、前記画像形成部による電子写真プロセスの初期化を行うか否かの要否を判定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  8. 前記復帰要因監視部は、通常モードにおいて、前記電力供給部に対して、少なくとも前記画像形成部、前記画像形成制御部及び前記システム制御部への電力を供給するように制御し、省電力モードにおいて、前記電力供給部に対して、前記画像形成部と前記画像形成制御部と前記システム制御部への電力供給を遮断するように制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成制御部は、コマンドラインを介して前記システム制御部に接続されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  10. システム制御部と、所定のプロセスを用いて記録紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部による画像形成を制御する画像形成制御部と、前記システム制御部からの制御信号に応じて、少なくとも前記画像形成部、前記画像形成制御部及び前記システム制御部へ電力を供給する電力供給部と、前記システム制御部に配置され、省電力モード時において通常モードへの復帰要因の発生の有無を監視する復帰要因監視部とを有する画像形成装置の制御方法であって、
    省電力モード時において通常モードへの復帰要因の発生を検出したとき、検出した復帰要因の情報を示す通知信号を前記システム制御部の起動完了前に前記画像形成制御部へ出力する手順と、
    前記通知信号が示す復帰要因情報に基づいて、通常モードへの復帰時に前記所定のプロセスの初期化を行うか否かの要否を判定する手順と
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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