JP2009069948A - 画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、および画像形成システム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、および画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置で発生した障害が回復した場合に出力の再開を抑止するか否かを情報処理装置側から設定でき利便性を向上させる。
【解決手段】プリンタ100の動作モードを記憶可能なモード記憶部104と、ホストPC300から、動作モードを指定した装置獲得コマンドと、印刷データおよび印刷データの印刷要求とを受信する受信部151と、指定された動作モードが、印刷データの受信中において発生した印刷障害が回復した後に印刷再開を抑止する自動再開抑止モードであるか否かを判断する判断部152と、自動再開抑止モードであった場合、プリンタ100の動作モードを自動再開抑止モードに設定する設定部153と、自動再開抑止モードを設定した旨の装置情報をホストPC300に送信する送信部154と、動作モードに従って受信した印刷データを印刷する印刷部155と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報処理装置から受信した出力対象データを出力する画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、および該画像形成装置と情報処理装置とからなる画像形成システムに関する。
近年、ネットワーク上に接続されたプリンタなどの画像形成装置によって、ホストPC(Personal Computer)などの情報処理装置から送信した印刷データを印刷する技術が一般的に利用されている。このようなプリンタにおいて、ホストPCから印刷データの印刷過程で障害が発生した場合、例えば、ホストPC(クライアント)から送信された印刷データの一部の受信が失敗した場合、その受信に失敗した部分のデータを特定し、特定された部分の印刷データをデータ保管サーバに再送するように依頼し、依頼した印刷データをデータ再送サービスから受け取って印刷処理を継続する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、第1のプリンタが、ユーザコンピュータからの第1のプリントジョブ(プッシュプリントジョブ)を受け付けた後、エラー発生によって第1のプリントジョブの実行が不可能となった場合、この第1のプリンタが、第2のプリンタをネットワーク上から検索し、第2のプリンタに対して、第1のプリントジョブに基づき新たに作成した第2のプリントジョブ(プルプリントジョブ)を発行し、第2のプリンタで印刷を実行する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−122539号公報 特開2002−189581号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、ホストPCの送信に必ずプリンタが応答する完全同期方式のプロトコルによる印刷処理に特定されていないため、ホストPCからプリンタへ印刷データを送信した時点で通信を終了させることがある。そのような場合にプリンタに障害が発生すると、いずれのページまでが正常に印刷され、いずれのページでエラーが発生したか等の情報をホストPC側で認識することができない。また、特許文献1の技術では、プリンタの障害が発生した場合、常にデータ保管サーバから印刷データを受け取って印刷処理を継続するため、印刷処理を継続させない等の他の処理を行うことがなかった。また、特許文献2の技術では、エラー発生後に、印刷可能な第2のプリンタがある場合、常に第2のプリンタが第1のプリンタから印刷データを取得して印刷を実行するため、印刷を実行しない等の他の処理を行うことがなかった。つまり、特許文献1、2の技術では、プリンタに障害が発生した後にその障害が回復された場合、ホストPC側から印刷を再開するか否かを設定することはできないため、障害発生後の処理をホストPC側から選択することもできず利便性が低下していた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、情報処理装置(ホストPC)から画像形成装置(プリンタ)への指令を受信することで、情報処理装置側から画像形成装置で発生した障害が回復した場合に出力(印刷)の再開を抑止するか否かの設定を行うことができ利便性を向上させる画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、および画像形成システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、画像形成装置であって、前記画像形成装置の動作を規定する動作モードを記憶可能なモード記憶手段と、ネットワークに接続された情報処理装置から、前記動作モードを指定した装置獲得コマンドと、出力対象データおよび前記出力対象データの出力要求とを受信する受信手段と、受信した前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが、前記出力対象データの受信中において発生した出力障害が回復した後に前記出力対象データの出力再開を抑止するモードである自動再開抑止モードであるか否かを判断する判断手段と、前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが前記自動再開抑止モードであると判断された場合、前記自動再開抑止モードを前記モード記憶手段に記憶することにより、前記画像形成装置の前記動作モードを前記自動再開抑止モードに設定する設定手段と、前記画像形成装置に前記自動再開抑止モードを設定した旨の装置情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、前記動作モードに従って、受信した前記出力対象データを出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記受信手段は、さらに、前記出力対象データの受信中において前記出力障害が発生した後、前記情報処理装置から、前記画像形成装置の状態を監視すべき旨の指令である状態監視コマンドを受信し、前記判断手段は、さらに、前記出力障害が回復した後、前記画像形成装置の前記動作モードが前記自動再開抑止モードに設定されているか否かを、前記モード記憶手段に前記自動再開抑止モードが記憶されているか否かにより判断し、前記出力手段は、さらに、前記画像形成装置の前記動作モードが前記自動再開抑止モードに設定されていないと判断された場合に、前記出力対象データの出力を再開することを特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記出力手段は、さらに、前記画像形成装置の前記動作モードが前記自動再開抑止モードに設定されていると判断された場合、前記出力対象データの出力を再開しないことを特徴とする。
また、請求項4にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記受信手段により受信した前記出力対象データを一時的に記憶する記憶手段をさらに備え、前記受信手段は、さらに、前記出力対象データの受信中において前記出力障害が発生した後、前記情報処理装置から、未出力の前記出力対象データを破棄する旨を示すキャンセルコマンドを受信し、前記判断手段は、さらに、前記出力障害が回復した後、前記画像形成装置の前記動作モードが前記自動再開抑止モードに設定されているか否かを、前記モード記憶手段に前記自動再開抑止モードが記憶されているか否かにより判断し、前記出力手段は、さらに、前記画像形成装置の前記動作モードが前記自動再開抑止モードに設定されていないと判断された場合、前記記憶手段に記憶された未出力の前記出力対象データを削除すること特徴とする。
また、請求項5にかかる発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記判断手段は、さらに、前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが、前記出力対象データの受信中において発生した前記出力障害に関する処理を回復しないモードであるリカバリオフモードであるか否かを判断し、前記設定手段は、さらに、前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが前記リカバリオフモードであると判断された場合、前記リカバリオフモードを前記モード記憶手段に記憶することにより、前記画像形成装置の前記動作モードを前記リカバリオフモードに設定し、前記送信手段は、さらに、前記画像形成装置に前記リカバリオフモードを設定した旨の前記装置情報を前記情報処理装置に送信することを特徴とする。
また、請求項6にかかる発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記受信手段により受信した前記出力対象データを一時的に記憶する記憶手段をさらに備え、前記受信手段は、さらに、前記出力対象データの受信中において前記出力障害が発生した後、前記情報処理装置から、前記画像形成装置の状態を監視すべき旨の指令である状態監視コマンドを受信し、前記判断手段は、さらに、前記出力障害が回復した後、前記画像形成装置の前記動作モードが前記リカバリオフモードに設定されているか否かを、前記モード記憶手段に前記リカバリオフモードが記憶されているか否かにより判断し、前記出力手段は、さらに、前記画像形成装置の前記動作モードが前記リカバリオフモードに設定されていると判断された場合、前記記憶手段に記憶されている未出力の前記出力対象データを削除することを特徴とする。
また、請求項7にかかる発明は、画像形成装置で実行される画像形成方法あって、受信手段が、ネットワークに接続された情報処理装置から、前記動作モードを指定した装置獲得コマンドと、出力対象データおよび前記出力対象データの出力要求とを受信する受信ステップと、判断手段が、受信した前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが、前記出力対象データの受信中において発生した出力障害が回復した後に前記出力対象データの出力再開を抑止するモードである自動再開抑止モードであるか否かを判断する判断ステップと、設定手段が、前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが前記自動再開抑止モードであると判断された場合、前記自動再開抑止モードをモード記憶手段に記憶することにより、前記画像形成装置の前記動作モードを前記自動再開抑止モードに設定する設定ステップと、送信手段が、前記画像形成装置に前記自動再開抑止モードを設定した旨の装置情報を前記情報処理装置に送信する送信ステップと、前記動作モードに従って、受信した前記出力対象データを出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
また、請求項8にかかる発明は、コンピュータを、前記コンピュータの動作を規定する動作モードを記憶可能なモード記憶手段と、ネットワークに接続された情報処理装置から、前記動作モードを指定した装置獲得コマンドと、出力対象データおよび前記出力対象データの出力要求とを受信する受信手段と、受信した前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが、前記出力対象データの受信中において発生した出力障害が回復した後に前記出力対象データの出力再開を抑止するモードである自動再開抑止モードであるか否かを判断する判断手段と、前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが前記自動再開抑止モードであると判断された場合、前記自動再開抑止モードを前記モード記憶手段に記憶することにより、前記コンピュータの前記動作モードを前記自動再開抑止モードに設定する設定手段と、前記コンピュータに前記自動再開抑止モードを設定した旨の装置情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、前記動作モードに従って、受信した前記出力対象データを出力する出力手段と、して機能させる画像形成プログラムである。
また、請求項9にかかる発明は、画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワークで接続される情報処理装置とから構成された画像形成システムにおいて、前記画像形成装置は、前記画像形成装置の動作を規定する動作モードを記憶可能なモード記憶手段と、前記情報処理装置から、前記動作モードを指定した装置獲得コマンドと、出力対象データおよび前記出力対象データの出力要求とを受信する受信手段と、受信した前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが、前記出力対象データの受信中において発生した出力障害が回復した後に前記出力対象データの出力再開を抑止するモードである自動再開抑止モードであるか否かを判断する判断手段と、前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが前記自動再開抑止モードであると判断された場合、前記自動再開抑止モードを前記モード記憶手段に記憶することにより、前記画像形成装置の前記動作モードを前記自動再開抑止モードに設定する設定手段と、前記画像形成装置に前記自動再開抑止モードを設定した旨の装置情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、前記動作モードに従って、受信した前記出力対象データを出力する出力手段と、を備え、前記情報処理装置は、前記出力対象データを記憶するデータ記憶手段と、前記画像形成装置に、前記装置獲得コマンドと、前記出力対象データおよび前記出力要求とを送信し、前記画像形成装置から前記装置情報を受信する通信手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、情報処理装置から画像形成装置への指令である装置獲得コマンドを受信することで、画像形成装置で発生した出力障害が回復した場合に出力の再開を抑止するか否かの設定を情報処理装置側から行うことができ利便性を向上させることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、画像形成装置で発生した出力障害が回復した場合に出力の再開を抑止できるため、画像形成装置の出力障害が回復した後の処理を情報処理装置側から設定でき、さらに利便性を向上させることができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、および画像形成システムの最良な実施の形態を詳細に説明する。以下の実施の形態では、本発明の画像形成装置をプリンタに適用し、情報処理装置をホストPCに適用した印刷システムの例を示す。但し、プリンタに限られず、複合機、複写機、ファクシミリ等の画像形成処理を行うものであれば、本発明を適用することができる。また、ホストPCに限られず、印刷を行なう印刷データをプリンタ等に送信可能なものであれば、本発明を適用することができる。
(実施の形態1)
実施の形態1による印刷システムは、ネットワークを介して接続するホストPCとプリンタとを備えて、コマンドおよび応答を授受しながら印刷を実行する印刷システムである。すなわち、実施の形態1の印刷システムでは、ホストPCからの装置獲得コマンドと、それに対するプリンタの応答とによってセッションを開始し、ホストPCからプリンタにページごとの印刷データを送信し、プリンタからホストPCに応答を送信して印刷を実行する。そして、ホストPCからプリンタの状態を監視すべき旨の指令である状態監視コマンドを所定時間間隔で送信し、プリンタはページ単位の印刷完了ごとに、ホストPCに印刷完了を示すページ情報を送信する。ホストPCはページごとに印刷完了した旨の情報を所定間隔で同期的に取得し、最終ページの印刷が完了した場合に、装置解放コマンドを送信して、プリンタからの応答を受信してセッションを終了する。この構成によって、同一セッション内で、プリンタでの印刷状態の情報が同期的にホストPCに送信され、ホストPCはプリンタでの印刷完了をページごとに同期的に把握できる。
図1は、実施の形態1にかかるプリンタの構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態のプリンタ100は、ネットワーク200を介してホストPC300と接続されている。
ホストPC300は、不図示の通信部、データ記憶部、アプリケーション部、表示部、入力部などを主に備えている。データ記憶部は、プリンタ100で印刷を行なう印刷データを保存するHDD(Hard Disk Drive)やメモリ等の記憶媒体である。ホストPC300は、データ記憶部に保存された印刷データをプリントする場合、通信部により、装置獲得コマンドと、印刷データおよび印刷データの印刷要求とをプリンタ100に送信し、プリンタ100から応答としての装置情報を受信する。また、ホストPC300は、所定間隔で状態監視コマンドをプリンタ100に送信する。また、ホストPC300は、プリンタ100に印刷障害が発生した場合にも、状態監視コマンドをプリンタ100に送信する。なお、装置獲得コマンドおよび装置情報の詳細については、プリンタ100の構成の説明と一緒に後述する。
ネットワーク200は、電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどであって、ホストPC300とプリンタ100とを接続している。
プリンタ100は、ホストPC300から送信された印刷データを印刷するものであり、ネットワークI/F(interface)103と、操作パネルI/F121と、操作パネル120と、エンジンI/F111と、プリンタエンジン110と、モード記憶部104と、RAM(Random Access Memory)105と、ROM(Read Only Memory)106と、画像形成部150とを主に備えている。
ネットワークI/F103は、ホストPC300に対する入出力の制御を行うものである。
操作パネルI/F121は、操作パネル120に対する入出力の制御を行うものである。また、操作パネル120は、利用者に対して各種画面を表示するとともに、表示された各種画面及び操作キーから利用者の入力を行うものである。
エンジンI/F111は、プリンタエンジン110を制御するものである。また、プリンタエンジン110は、用紙などに印刷データを形成するものである。
モード記憶部104は、プリンタ100で実行する動作を規定する動作モードを保存するHDDやメモリ等の記憶媒体である。ここで、動作モードには、例えば、自動再開抑止モードがある。自動再開抑止モードとは、ホストPC300から印刷データを受信中にプリンタ100側で何らかの障害、例えば用紙切れなどが発生した場合、用紙が補充される等によりその障害が回復した後に、先に受信した印刷データの印刷の再開を抑止する(再開しない)モードである。
RAM105は、ホストPC300から受信した印刷データを一時的に保存するものである。ROM106は、画像形成プログラム(印刷プログラム)を格納するものである。
画像形成部150は、印刷データに関する処理を行うものであり、受信部151と、判断部152と、設定部153と、送信部154と、印刷部155とを主に備えている。
受信部151は、ホストPC300から、プリンタに動作させる動作モードを指定した指令である装置獲得コマンドと、印刷データおよび印刷データの印刷要求とを受信するものである。ここで、装置獲得コマンドには、例えば、動作モードの一つである自動再開抑止モードを設定するか否かを指定した情報が含まれており、プリンタ100はこの情報に従って動作モードの設定等を行う。また、受信部151は、印刷データの印刷中に所定間隔でプリンタ100の状態を監視すべき旨の指令である状態監視コマンドを受信する。また、受信部151は、ホストPC300から送信された印刷データの受信中において、何らかの印刷障害が発生した後にも、ホストPC300からプリンタ100の状態を監視する旨の状態監視コマンドを受信する。
判断部152は、受信部151により受信した装置獲得コマンドを参照して、装置獲得コマンドで指定された動作モードが自動再開抑止モードであるか否かを判断し、さらに自動再開抑止モードであった場合、該自動再開抑止モードに設定するか設定しないかを判断するものである。また、判断部152は、プリンタ100が自動再開抑止機能をサポートしているか否かを、プリンタ100の不揮発性メモリ(付図示)等の記憶媒体に格納された動作可能な動作モードを読みとることにより判断する。また、判断部152は、プリンタ100に印刷障害が発生した後に、プリンタ100の状態が変化したか否か、すなわちプリンタ100の印刷障害が回復したか否かをプリンタエンジン等からの通知により判断する。また、判断部152は、印刷障害が回復した後、プリンタ100の動作モードが自動再開抑止モードに設定されているか否かを、モード記憶部104に自動再開抑止モードが記憶されているか否かにより判断する。
設定部153は、判断部152により装置獲得コマンドで指定された動作モードが自動再開抑止モードであって、該自動再開抑止モードに設定すると判断された場合、自動再開抑止モードをモード記憶部104に記憶することにより、プリンタ100の動作モードを自動再開抑止モードに設定するものである。
送信部154は、設定部153によりプリンタ100に自動再開抑止モードを設定した場合、その旨を示す装置情報を、装置獲得コマンドの応答としてホストPC300に送信するものである。また、送信部154は、受信部151により受信した状態監視コマンドの応答としてプリンタ100での印刷状態を示すページ情報をホストPC300に送信する。また、送信部154は、プリンタ100に印刷障害が発生した後に、受信部151により受信した状態監視コマンドの応答としてページ情報と、障害回復した旨をホストPC300に送信する。
ここで、プリンタ100からホストPC300に送信する応答について説明する。図2は、プリンタからホストPCに送信する応答の形式について説明する図である。図2に示すように、応答には、4バイトの「応答データサイズ」、16バイトの「コマンド名」、4バイトの「応答フラグ」、16バイトの「要求元ID(Identification)」、情報量により可変する「応答情報」とが含まれている。
「応答データサイズ」は、プリンタ100がホストPCに応答するデータ全体のサイズである。「コマンド名」は、ホストPCから受信したいずれのコマンドに対する応答かを示すため、この応答を返信するトリガとなった受信コマンドの名称である。「応答フラグ」は、プリンタ100の状態を示している。「要求元ID」は、プリンタ100にコマンドを送信してきたホストPCのIPアドレスである。「応答情報」は、各受信コマンドの種類に対応するプリンタ100に関する応答情報、すなわち設定されている動作モードの情報や印刷データの印刷状態の情報である。応答情報は、受信したコマンドの種類によって異なる。
例えば、ホストPC300から装置獲得コマンドを受信して、プリンタ100で自動再開抑止モードが設定された場合に、ホストPC300に送信する装置情報の応答について説明する。応答としての装置情報では、「コマンド名」には、「Connect」が含まれている。「応答フラグ」には、エラーがない場合のエラーを示すビットを「0」が含まれる。「応答情報」には、自動再開抑止モードを設定した旨を示す「自動再開抑止対応」の情報が含まれている。
また、例えば、ホストPC300から状態監視コマンドを受信した場合に、プリンタ100での印刷状態の情報やエラー情報を取得して、ホストPC300に送信するページ情報の応答について説明する。応答としてのページ情報では、「コマンド名」には、「Polling」が含まれている。「応答フラグ」は、エラーがない場合はエラーを示すビットを「0」にし、エラーがある場合はビットを「1」等定められたエラー情報を示すビットが含まれる。「応答情報」には、プリンタ100で処理しているジョブの数量、各ジョブのジョブIDと印刷完了ページ数を持つページ情報テーブル、具体的なエラー情報などが含まれている。
印刷部155は、動作モードに従って受信した印刷データを出力するものである。また、印刷部155は、プリンタ100の動作モードが自動再開抑止モードに設定されていないと判断された場合に、印刷データの印刷を再開する。
次に、ホストPC300およびプリンタ100により実行される印刷処理の流れを説明する。図3は、ホストPCとプリンタにより実行される印刷処理の手順の一例を示す図である。図3では、ホストPC300からプリンタ100に装置獲得コマンドを送信することで、プリンタ100の動作モードを自動再開抑止モードに設定しない場合であって、プリンタ100に印刷障害が発生した場合、ホストPC300からプリンタ100に状態監視コマンドを送信する場合を示している。
まず、ホストPC300は、プリンタ100とのセッションを確立する。そして、ホストPC300は、装置獲得コマンドをプリンタ100に送信し(ステップS100)、プリンタ100は、応答として装置情報をホストPC300に送信する(ステップS101)。
ここで、ステップS100、101の詳細について説明する。図4は、実施の形態1にかかるプリンタにおける自動再開抑止モード設定処理の手順を示すフローチャートである。まず、受信部151は、図3におけるステップS100において送信された装置獲得コマンドをホストPC300から受信する(ステップS10)。
次に、判断部152は、装置獲得コマンドの動作モードを解読し(ステップS11)、自動再開抑止モードに設定するか否かを判断する(ステップS12)。自動再開抑止モードに設定する場合(ステップS12:Yes)、判断部152は、プリンタ100が自動再開抑止機能をサポートしているか否かを判断する(ステップS13)。
自動再開抑止機能をサポートしている場合(ステップS13:Yes)、設定部153は、自動再開抑止モードをモード記憶部104に記憶することにより、プリンタ100の動作モードを自動再開抑止モードに設定する(ステップS14)。そして、プリンタ100の動作モードを自動再開抑止モードに設定した旨の装置情報を応答としてホストPC300に送信する(ステップS15)。
一方、自動再開抑止モードに設定しない場合(ステップS12:No)、および自動再開抑止機能をサポートしていない場合(ステップS13:No)、プリンタ100の動作モードを自動再開抑止モードに設定していない旨の装置情報を応答としてホストPC300に送信する(ステップS15)。なお、図3は、自動再開抑止モードを設定していない場合である。
図3に戻って、ホストPC300は、応答として装置情報を受信すると(ステップS101)、ジョブ開始の通知をプリンタ100に送信し(ステップS102)、プリンタ100は、PDL(Page Description Language)の切り替え処理を行って、応答としてPDLを指定した旨をホストPC300に送信する(ステップS103)。
そして、ホストPC300は、1ページ目の印刷データをプリンタ100に送信し(ステップS104)、プリンタ100は受信した1ページ目の印刷データにより印刷を開始して、応答として印刷状態を示すページ情報をホストPC300に送信する(ステップS105)。
次に、ホストPC300は、2ページ目の印刷データをプリンタ100に送信し(ステップS106)、この時、プリンタ100において用紙切れの印刷障害が発生した場合、プリンタ100は、応答としてページ情報と用紙切れである印刷障害が発生している旨とをホストPC300に送信する(ステップS107)。次に、ホストPC300は、状態監視コマンドをプリンタ100に送信する(ステップS108)。
ここで、ステップS107、108の詳細について説明する。図5は、実施の形態1にかかるホストPCにおける状態監視コマンド送信処理の手順を示すフローチャートである。ホストPC300の通信部は、図3におけるステップS107において送信された応答をプリンタ100から受信する(ステップS20)。ホストPC300では、受信したページ情報における「応答フラグ」を参照して、プリンタ100に印刷障害が発生したか否かの判断をする(ステップS21)。印刷障害が発生していない場合(ステップS21:No)、すなわち「応答フラグが「0」であった場合、そのまま処理を終了する。一方、印刷障害が発生している場合(ステップS21:Yes)、すなわち「応答フラグ」が「0」以外であった場合、通信部は、状態監視コマンドをプリンタ100に送信する(ステップS22)。なお、図3は、プリンタ100に印刷障害が発生しているため、状態監視コマンドを送信する場合である。
図3に戻って、プリンタ100は、状態監視コマンドを受信すると(ステップS108)、応答としてページ情報を送信する。なお、このステップS108の状態監視コマンドの送信を所定間隔で行う、いわゆるポーリングが行われる。そして、プリンタ100は、それらの状態監視コマンドを受信して、プリンタ100の印刷障害が回復され、印刷を再開して1ページ目の印刷が完了すると、その旨のページ情報を応答としてホストPC300に送信する(ステップS109)。
ここで、ステップS108、109の詳細について説明する。図6は、実施の形態1にかかるプリンタにおける障害発生後の処理手順を示すフローチャートである。まず、受信部151は、図3におけるステップS108において送信された状態監視コマンドをホストPC300から受信する(ステップS30)。
判断部152は、プリンタ100の状態が変化したか否か、すなわちプリンタの印刷障害が回復したか否かを判断する(ステップS31)。そして、プリンタ100の状態が変化していない場合(ステップS31:No)、そのまま処理を終了し、再度図6の処理を繰り返し行う。
一方、プリンタ100の状態が変化した場合(ステップS31:Yes)、判断部152は、プリンタ100が自動再開抑止モードに設定されているか否かを、モード記憶部104に自動再開抑止モードが記憶されているか否かにより判断する(ステップS32)。自動再開抑止モードに設定されていない場合(ステップS32:No)、印刷部155は、印刷データの印刷を再開する(ステップS33)。そして、印刷を再開し、1ページ目の印刷が完了すると、送信部154は、その旨のページ情報である応答をホストPC300に送信する(ステップS34)。
一方、自動再開抑止モードに設定されている場合(ステップS32:Yes)、印刷部155は、印刷データの印刷を再開しない。そして、送信部154は、印刷を再開しない旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS34)。なお、図3では、印刷データの印刷を再開する場合である。
図3に戻って、ホストPC300は、応答としてのページ情報を受信すると(ステップS109)、印刷データの送信が終了したことによりステップS102において開始したジョブを終了するため、ジョブ終了の通知をプリンタ100に送信し(ステップS110)、その際に印刷データの受信が完了すると、プリンタ100は、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS111)。次に、ホストPC300は、ジョブが完了したか否かを確認するジョブ完了確認を送信し(ステップS112)、この際に、2ページ目の印刷が完了すると、プリンタ100は、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS113)。
そして、ホストPC300は、状態監視コマンドをプリンタ100に送信し(ステップS114)、プリンタ100はその応答をホストPC300に送信する(ステップS115)。ホストPC300は、所定間隔後に、さらに状態監視コマンドをプリンタ100に送信し(ステップS116)、この際に、最終ページの印刷が完了すると、プリンタ100は、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS117)。
そして、ホストPC300は、装置解放コマンドをプリンタ100に送信し(ステップS118)、プリンタ100は、その応答をホストPC300に送信する(ステップS119)。そして、ホストPC300は、プリンタ100とのセッションを終了させる。
次に、ホストPC300およびプリンタ100により実行される他の印刷処理の流れを説明する。図7は、実施の形態1にかかるホストPCとプリンタにより実行される印刷処理の手順の一例を示す図である。図7では、ホストPC300からプリンタ100に装置獲得コマンドを送信することで、プリンタ100の動作モードを自動再開抑止モードに設定した場合であって、プリンタ100に発生した印刷障害が回復した場合に印刷を再開しない場合を示している。
まず、ホストPC300は、プリンタ100とのセッションを確立する。そして、ホストPC300は、装置獲得コマンドをプリンタ100に送信し(ステップS200)、プリンタ100は、応答として装置情報をホストPC300に送信する(ステップS201)。
ここで、ステップS200、201の詳細については、図4と同様である。なお、ここでは、図4のステップS14において、プリンタ100の動作モードを自動再開抑止モードに設定した場合である。
次に、ホストPC300は、ジョブ開始の通知をプリンタ100に送信し(ステップS202)、プリンタ100は、PDLの切り替え処理を行って、応答としてPDLを指定した旨をホストPC300に送信する(ステップS203)。
そして、ホストPC300は、1ページ目の印刷データをプリンタ100に送信し(ステップS204)、プリンタ100は受信した1ページ目の印刷データにより印刷を開始して、応答として印刷状態を示すページ情報をホストPC300に送信する(ステップS205)。
次に、ホストPC300は、2ページ目の印刷データをプリンタ100に送信し(ステップS206)、この時、1ページ目の印刷が完了し、プリンタ100において用紙切れの印刷障害が発生した場合、プリンタ100は、応答としてページ情報と用紙切れである印刷障害が発生している旨とをホストPC300に送信する(ステップS207)。次に、ホストPC300は、状態監視コマンドをプリンタ100に送信する(ステップS208)。ここで、ステップS207、208の詳細については、図5と同様である。
次に、プリンタ100は、状態監視コマンドを受信すると(ステップS208)、応答としてページ情報を送信する。なお、このステップS208の状態監視コマンドの送信を所定間隔で行う、いわゆるポーリングが行われる。そして、プリンタ100は、それらの状態監視コマンドを受信して、プリンタ100の印刷障害が回復されると、その旨のページ情報を応答としてホストPC300に送信する(ステップS209)。
ここで、ステップS208、209の詳細については、図6と同様である。なお、ここでは、図6のステップS32において、プリンタ100の動作モードが自動再開抑止モードに設定されており、印刷を再開しなかった場合である。
ここで、ホストPC300側では、このまま印刷を再開しないで処理を終了させることも可能であり、印刷を再開する処理を開始することも可能である。以下では、印刷処理を再開して印刷データの印刷を選択(続行選択)した場合について説明する。
ホストPC300は、印刷再開の旨を送信する(ステップS210)。このとき、プリンタ100のページ情報は随時受信していたため、印刷再開ページの入力は行わない。そして、プリンタ100は、印刷を開始して、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS211)。
ホストPC300は、3ページ目の印刷データを送信し(ステップS212)、その際に、2ページ目の印刷が完了すると、プリンタ100は、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS213)。
次に、印刷データの送信が終了したことによりステップS202において開始したジョブを終了するため、ジョブ終了の通知をプリンタ100に送信し(ステップS214)、その際に印刷データ受信が完了すると、プリンタ100は、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS215)。次に、ホストPC300は、ジョブが完了したか否かを確認するジョブ完了確認を送信し(ステップS216)、プリンタ100は、その応答をホストPC300に送信する(ステップS217)。
そして、ホストPC300は、状態監視コマンドをプリンタ100に送信し(ステップS218)、プリンタ100はその応答をホストPC300に送信する(ステップS219)。ホストPC300は、所定間隔後に、さらに状態監視コマンドをプリンタ100に送信し(ステップS220)、この際に、最終ページの印刷が完了すると、プリンタ100は、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS221)。
そして、ホストPC300は、装置解放コマンドをプリンタ100に送信し(ステップS222)、プリンタ100は、その応答をホストPC300に送信する(ステップS223)。そして、ホストPC300は、プリンタ100とのセッションを終了させる。
このように、実施の形態1のプリンタ100は、ホストPC300から受信した装置獲得コマンドによって、プリンタ100で発生した印刷障害が回復した場合に印刷の再開を抑止する自動再開抑止モードをホストPC300側から設定できるため、印刷障害が回復した後も常に印刷を再開させることはなく利便性を向上させることができる。また、プリンタ100は、自動再開抑止モードに設定されていない場合、印刷障害が発生した後に状態監視コマンドを受信することで、印刷の再開をホストPC300側から設定できるためさらに利便性を向上させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、自動再開抑止モードに設定されていない場合で、かつプリンタに印刷障害が発生した場合は、ホストPCから状態監視コマンドを送信することで、ホストPC側からの指示により印刷の再開を行なっていた。これに対し、本実施の形態では、自動再開抑止モードに設定されていない場合で、かつプリンタに印刷障害が発生した場合に、ホストPCからキャンセルコマンドを送信することで、未印刷の印刷データの削除(破棄)を行うものである。
図8は、実施の形態2にかかるプリンタの構成を示すブロック図である。図8に示すように、本実施の形態のプリンタ500は、ネットワーク200を介してホストPC300と接続されている。ネットワーク200の機能および構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
ホストPC300は、実施の形態1と同様であるが、プリンタ500に印刷障害が発生した場合、未印刷の印刷データを破棄するキャンセルコマンドをプリンタ500に送信する。
プリンタ500は、ホストPC300から送信された印刷データを印刷するものであり、ネットワークI/F103と、操作パネルI/F121と、操作パネル120と、エンジンI/F111と、プリンタエンジン110と、モード記憶部104と、RAM105と、ROM106と、画像形成部550とを主に備えている。ここで、ネットワークI/F103と、操作パネルI/F121と、操作パネル120と、エンジンI/F111と、プリンタエンジン110と、モード記憶部104と、RAM105と、ROM106の機能および構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
画像形成部550は、印刷データに関する処理を行うものであり、受信部551と、判断部152と、設定部153と、送信部554と、印刷部555とを主に備えている。ここで、判断部152と、設定部153の機能および構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
受信部551は、ホストPC300から、動作モードを指定した装置獲得コマンドと、印刷データおよび印刷データの印刷要求とを受信するものである。また、受信部551は、印刷データの印刷中に所定間隔でプリンタ500の状態を監視すべき旨の指令である状態監視コマンドを受信する。また、受信部551は、ホストPC300から送信された印刷データの受信中において、何らかの印刷障害が発生した後に、ホストPC300から未印刷の印刷データを削除(破棄)する旨のキャンセルコマンドを受信する。
送信部554は、設定部153によりプリンタ500に自動再開抑止モードを設定した場合、その旨を示す装置情報を、装置獲得コマンドの応答としてホストPC300に送信するものである。また、送信部554は、プリンタ500に印刷障害が発生した後に、受信部551により受信したキャンセルコマンドの応答として、未印刷の印刷データを削除した旨の通知をホストPC300に送信する。
印刷部555は、動作モードに従って受信した印刷データを出力するものである。また、印刷部555は、プリンタ500の動作モードが自動再開抑止モードに設定されていないと判断された場合に、RAM105に記憶された未印刷の印刷データを削除する。
次に、ホストPC300およびプリンタ500により実行される印刷処理の流れを説明する。図9は、実施の形態2にかかるホストPCとプリンタにより実行される印刷処理の手順の一例を示す図である。図9では、ホストPC300からプリンタ500に装置獲得コマンドを送信することで、プリンタ100の動作モードを自動再開抑止モードに設定しない場合であって、プリンタ500に印刷障害が発生した場合、ホストPC300からプリンタ500にキャンセルコマンドを送信する場合を示している。
まず、ホストPC300は、プリンタ500とのセッションを確立する。そして、ホストPC300は、装置獲得コマンドをプリンタ500に送信し(ステップS300)、プリンタ500は、応答として装置情報をホストPC300に送信する(ステップS301)。
ここで、ステップS300、301の詳細については、実施の形態1の図4と同様である。なお、ここでは、図4のステップS14において、プリンタ500の動作モードを自動再開抑止モードに設定していない場合である。
次に、ホストPC300は、ジョブ開始の通知をプリンタ500に送信し(ステップS302)、プリンタ500は、PDLの切り替え処理を行って、応答としてPDLを指定した旨をホストPC300に送信する(ステップS303)。
そして、ホストPC300は、1ページ目の印刷データをプリンタ500に送信し(ステップS304)、プリンタ500は受信した1ページ目の印刷データにより印刷を開始して、1ページ目の印刷が完了すると、応答としてその旨のページ情報をホストPC300に送信する(ステップS305)。
次に、ホストPC300は、2ページ目の印刷データをプリンタ500に送信し(ステップS306)、この時、プリンタ500において用紙切れの印刷障害が発生した場合、プリンタ500は、応答としてページ情報と用紙切れである印刷障害が発生している旨とをホストPC300に送信する(ステップS307)。
次に、ホストPC300は、印刷データの送信が終了したことでステップS302において開始したジョブを終了するため、ジョブ終了の通知をプリンタ500に送信し(ステップS308)、その際に印刷データの受信が完了すると、プリンタ500は、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS309)。次に、ホストPC300は、印刷を中止して印刷データを削除する選択(削除選択)を行う場合、キャンセルコマンドをプリンタ500に送信する(ステップS310)。
ここで、ステップS307、310の詳細について説明する。図10は、実施の形態2にかかるホストPCにおけるキャンセルコマンド送信処理の手順を示すフローチャートである。ホストPC300の通信部は、図9におけるステップS307において送信された応答をプリンタ500から受信する(ステップS40)。ホストPC300では、受信したページ情報における「応答フラグ」を参照して、プリンタ500に印刷障害が発生したか否かの判断をする(ステップS41)。印刷障害が発生していない場合(ステップS41:No)、すなわち「応答フラグが「0」であった場合、そのまま処理を終了する。一方、印刷障害が発生している場合(ステップS41:Yes)、すなわち「応答フラグ」が「0」以外であった場合、通信部は、キャンセルコマンドをプリンタ500に送信する(ステップS43)。なお、図9は、プリンタ500に印刷障害が発生しているため、キャンセルコマンドを送信する場合である。
図9に戻って、プリンタ500は、キャンセルコマンドを受信すると(ステップS310)、ジョブをキャンセルし、未印刷の印刷データを削除(破棄)して、その旨の破棄情報を応答としてホストPC300に送信する(ステップS311)。
ここで、ステップS310、311の詳細について説明する。図11は、実施の形態2にかかるプリンタにおける障害発生後の処理手順を示すフローチャートである。まず、受信部551は、図9におけるステップS310において送信されたキャンセルコマンドをホストPC300から受信する(ステップS50)。
判断部152は、プリンタ500の状態が変化したか否か、すなわちプリンタの印刷障害が回復したか否かを判断する(ステップS51)。そして、プリンタ500の状態が変化していない場合(ステップS51:No)、そのまま処理を終了し、再度図11の処理を繰り返し行う。
一方、プリンタ500の状態が変化した場合(ステップS51:Yes)、判断部152は、プリンタ500が自動再開抑止モードに設定されているか否かを、モード記憶部104に自動再開抑止モードが記憶されているか否かにより判断する(ステップS52)。自動再開抑止モードに設定されていない場合(ステップS52:No)、印刷部555は、未印刷の印刷データを削除する(ステップS53)。そして、印刷データを削除した旨の破棄情報を応答としてホストPC300に送信する(ステップS54)。
一方、自動再開抑止モードに設定されている場合(ステップS52:Yes)、印刷部555は、印刷データの印刷を再開しない。そして、印刷を再開しない旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS54)。なお、図9では、未印刷の印刷データを削除する場合である。
ここで、ホストPC300側では、このまま印刷処理を終了させることも可能であり、削除した印刷データを再度送信して印刷を開始することも可能である。以下では、再度印刷データを送信して印刷を開始する選択(続行選択)をした場合について説明する。
ホストPC300は、削除した印刷データを再度送信するため、ジョブ開始の通知をプリンタ500に送信し(ステップS312)、プリンタ500は、PDLの切り替え処理を行って印刷を開始して、応答としてPDLを指定した旨をホストPC300に送信する(ステップS313)。
既に1ページ目の印刷は完了しているため、ホストPC300は、2ページ目の印刷データをプリンタ500に送信し(ステップS314)、プリンタ500は、その応答をホストPC300に送信する(ステップS315)。
次に、ホストPC300は、印刷データの送信が終了したことによりステップS312において開始したジョブを終了するため、ジョブ終了の通知をプリンタ500に送信し(ステップS316)、その際に印刷データの受信が完了すると、プリンタ500は、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS317)。次に、ホストPC300は、ジョブが完了したか否かを確認するジョブ完了確認を送信し(ステップS318)、この際に、2ページ目の印刷が完了すると、プリンタ500は、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS319)。
そして、ホストPC300は、状態監視コマンドをプリンタ500に送信し(ステップS320)、プリンタ500はその応答をホストPC300に送信する(ステップS321)。ホストPC300は、所定間隔後に、さらに状態監視コマンドをプリンタ500に送信し(ステップS322)、この際に、最終ページの印刷が完了すると、プリンタ500は、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS323)。
そして、ホストPC300は、装置解放コマンドをプリンタ500に送信し(ステップS324)、プリンタ500は、その応答をホストPC300に送信する(ステップS325)。そして、ホストPC300は、プリンタ500とのセッションを終了させる。
このように、実施の形態2のプリンタ500は、ホストPC300から受信した装置獲得コマンドによって、プリンタ500で発生した印刷障害が回復した場合に印刷の再開を抑止する自動再開抑止モードをホストPC300側から設定できるため、印刷障害が回復した後も常に印刷を再開させることはなく利便性を向上させることができる。また、プリンタ500は、自動再開抑止モードに設定されていない場合、印刷障害が発生した後にキャンセルコマンドを受信することで、未印刷の印刷データの削除をホストPC300側から設定できることで機密文書の破棄などを指示でき、さらに利便性を向上させることができる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、ホストPCから装置獲得コマンドを送信することで、ホストPC側からの指示により自動再開抑止モードを設定可能となっていた。これに対し、本実施の形態では、ホストPCから装置獲得コマンドを送信することで、ホストPC側からの指示によりジャムに関するリカバリーを行わない設定を可能とするものである。
図12は、実施の形態3にかかるプリンタの構成を示すブロック図である。図12に示すように、本実施の形態のプリンタ600は、ネットワーク200を介してホストPC300と接続されている。ネットワーク200とホストPC300の機能および構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
プリンタ600は、ホストPC300から送信された印刷データを印刷するものであり、ネットワークI/F103と、操作パネルI/F121と、操作パネル120と、エンジンI/F111と、プリンタエンジン110と、モード記憶部104と、RAM105と、ROM106と、画像形成部650とを主に備えている。ここで、ネットワークI/F103と、操作パネルI/F121と、操作パネル120と、エンジンI/F111と、プリンタエンジン110と、モード記憶部104と、RAM105と、ROM106の機能および構成は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
画像形成部650は、印刷データに関する処理を行うものであり、受信部151と、判断部652と、設定部653と、送信部654と、印刷部655とを主に備えている。ここで、受信部151の構成および機能は、実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
判断部652は、受信部151により受信した装置獲得コマンドを参照して、装置獲得コマンドで指定された動作モードがジャムリカバリオフモードであるか否かを判断し、さらにジャムリカバリオフモードであった場合、該ジャムリカバリオフモードに設定するか設定しないかを判断するものである。また、判断部652は、プリンタ600がジャムリカバリオフ機能をサポートしているか否かを判断する。また、判断部652は、プリンタ600に印刷障害が発生した後に、プリンタ600の状態が変化したか否か、すなわちプリンタ600の印刷障害が回復したか否かを判断する。また、判断部652は、印刷障害が回復した後、プリンタ600の動作モードがジャムリカバリオフモードに設定されているか否かを、モード記憶部104にジャムリカバリオフモードが記憶されているか否かにより判断する。ここで、ジャムリカバリオフモードとは、動作モードの一つであり、ホストPC300から印刷データを受信中にプリンタ100側でジャムが発生した場合、ジャムが解除されることによりその障害が回復した後に、その印刷障害であるジャムに関する処理を回復しないモードである。ジャムに関する処理とは、例えば、ジャムが発生した際に印刷中であった原稿を再度載置する指示を行って自動的に印刷を再開することなどである。
設定部653は、判断部652により装置獲得コマンドで指定された動作モードがジャムリカバリオフモードであって、該ジャムリカバリオフモードに設定すると判断された場合、ジャムリカバリオフモードをモード記憶部104に記憶することにより、プリンタ600の動作モードをジャムリカバリオフモードに設定するものである。
送信部654は、設定部653によりプリンタ600にジャムリカバリオフモードを設定した場合、その旨を示す装置情報を、装置獲得コマンドの応答としてホストPC300に送信するものである。また、送信部654は、受信部151により受信した状態監視コマンドの応答としてプリンタ600での印刷状態を示すページ情報をホストPC300に送信する。また、送信部654は、プリンタ600に印刷障害が発生した後に、受信部151により受信した状態監視コマンドの応答としてページ情報と、障害回復した旨をホストPC300に送信する。
印刷部655は、動作モードに従って受信した印刷データを出力するものである。また、印刷部655は、プリンタ600の動作モードがジャムリカバリオフモードに設定されていると判断された場合、RAM105に記憶されている未印刷の印刷データを削除する。
次に、ホストPC300およびプリンタ600により実行される印刷処理の流れを説明する。図13は、実施の形態3にかかるホストPCとプリンタにより実行される印刷処理の手順の一例を示す図である。図13では、ホストPC300からプリンタ600に装置獲得コマンドを送信することで、プリンタ600の動作モードをジャムリカバリオフモードに設定した場合であって、プリンタ600に発生した印刷障害が回復した場合に印刷データを削除する場合を示している。
まず、ホストPC300は、プリンタ600とのセッションを確立する。そして、ホストPC300は、装置獲得コマンドをプリンタ600に送信し(ステップS400)、プリンタ600は、応答として装置情報をホストPC300に送信する(ステップS401)。
ここで、ステップS400、401の詳細について説明する。図14は、実施の形態3にかかるプリンタにおけるジャムリカバリオフモード設定処理の手順を示すフローチャートである。まず、受信部151は、図13におけるステップS400において送信された装置獲得コマンドをホストPC300から受信する(ステップS60)。
次に、判断部652は、装置獲得コマンドの動作モードを解読し(ステップS61)、ジャムリカバリオフモードに設定するか否かを判断する(ステップS62)。ジャムリカバリオフモードに設定する場合(ステップS62:Yes)、判断部652は、プリンタ600がジャムリカバリオフ機能をサポートしているか否かを判断する(ステップS63)。
ジャムリカバリオフをサポートしている場合(ステップS63:Yes)、設定部653は、ジャムリカバリオフモードをモード記憶部104に記憶することにより、プリンタ600の動作モードをジャムリカバリオフモードに設定する(ステップS64)。そして、プリンタ600の動作モードをジャムリカバリオフモードに設定した旨の装置情報を応答としてホストPC300に送信する(ステップS65)。
一方、ジャムリカバリオフモードに設定しない場合(ステップS62:No)、およびジャムリカバリオフ機能をサポートしていない場合(ステップS63:No)、プリンタ600の動作モードをジャムリカバリオフモードに設定していない旨の装置情報を応答としてホストPC300に送信する(ステップS65)。なお、図13は、ジャムリカバリオフモードを設定した場合である。
次に、ホストPC300は、ジョブ開始の通知をプリンタ600に送信し(ステップS402)、プリンタ600は、PDLの切り替え処理を行って、応答としてPDLを指定した旨をホストPC300に送信する(ステップS403)。
そして、ホストPC300は、1ページ目の印刷データをプリンタ600に送信し(ステップS404)、プリンタ600は受信した1ページ目の印刷データにより印刷を開始して、1ページ目の印刷が完了すると、応答としてその旨のページ情報をホストPC300に送信する(ステップS405)。
次に、ホストPC300は、2ページ目の印刷データをプリンタ600に送信し(ステップS406)、この時、プリンタ600が停止されてジャムの印刷障害が発生した場合、プリンタ600は、応答としてページ情報とプリンタ600が停止して用紙ジャムの印刷障害が発生している旨とをホストPC300に送信する(ステップS407)。次に、ホストPC300は、状態監視コマンドをプリンタ600に送信する(ステップS408)。ここで、ステップS407、408の詳細については、実施の形態1の図5と同様である。
次に、プリンタ600は、状態監視コマンドの応答としてページ情報を送信する。なお、このステップS408の状態監視コマンドの送信を所定間隔で行う、いわゆるポーリングが行われる。そして、プリンタ600は、それらの状態監視コマンドを受信して、プリンタ600が全てのジョブをキャンセルし、未印刷の印刷データを破棄すると、その旨のページ情報を応答としてホストPC300に送信する(ステップS409)。
ここで、ステップS408、409の詳細について説明する。図15は、実施の形態3にかかるプリンタにおける障害発生後の処理手順を示すフローチャートである。まず、受信部151は、図13におけるステップS408において送信された状態監視コマンドをホストPC300から受信する(ステップS70)。
判断部652は、プリンタ600がジャムリカバリオフモードに設定されているか否かを、モード記憶部104にジャムリカバリオフモードが記憶されているか否かにより判断する(ステップS71)。ジャムリカバリオフモードに設定されている場合(ステップS71:Yes)、印刷部655は、RAM105に記憶されている未印刷の印刷データを削除(破棄)する(ステップS72)。一方、ジャムリカバリオフモードに設定されていない場合(ステップS71:No)、印刷データは削除せずにステップS73へ進む。
次に、判断部652は、プリンタ600の状態が変化したか否か、すなわちプリンタ600の印刷障害(ジャム)が回復したか否かを判断する(ステップS73)。そして、プリンタ600の状態が変化していない場合(ステップS73:No)、そのまま処理を終了する。
一方、プリンタ600の状態が変化した場合(ステップS73:Yes)、送信部654は、障害が回復した旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS74)。なお、図13では、プリンタ600がジャムリカバリオフモードに設定され、未印刷の印刷データを削除した場合である。
図13に戻って、ホストPC300は、印刷データの送信が終了したことでステップS402において開始したジョブを終了するため、ジョブ終了の通知をプリンタ600に送信し(ステップS410)、その際に印刷データの受信が完了すると、プリンタ600は、その旨の応答をホストPC300に送信する(ステップS411)。
ここで、ホストPC300側では、このまま印刷処理を終了させることも可能であり、削除した印刷データを再度送信して印刷を開始することも可能である。図13では、再度印刷データを送信して印刷を開始する場合であって、ホストPC300からのジョブ開始の送信から、装置解放コマンドを受信したプリンタ600からの応答の送信までの処理(ステップS412〜425)は、実施の形態2の図9の処理(ステップS312〜325)と同様であるため説明を省略する。
このように、実施の形態3のプリンタ600は、ホストPC300から受信した装置獲得コマンドによって、プリンタ600で発生した印刷障害(ジャム)が回復した場合に印刷障害に関する処理を回復しないリカバリオフモード(ジャムリカバリオフモード)をホストPC300側から設定できるため、印刷障害が回復した後も常に印刷を再開させることはなく利便性を向上させることができる。また、プリンタ600は、リカバリオフモードに設定された場合、未印刷の印刷データの削除することで機密文書の破棄などをホストPC300から指示できることとなり、さらに利便性を向上させることができる。
図16は、実施の形態1〜3にかかるプリンタのハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、このプリンタ100、500、600は、コントローラ10とエンジン部(Engine)110とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。コントローラ10は、プリンタ100、500、600全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部110は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部110には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
コントローラ10は、CPU11と、ノースブリッジ(NB)13と、システムメモリ(MEM−P)12と、サウスブリッジ(SB)14と、ローカルメモリ(MEM−C)17と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16と、ハードディスクドライブ(HDD)18とを有し、ノースブリッジ(NB)13とASIC16との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス15で接続した構成となる。また、MEM−P12は、ROM106と、RAM105とをさらに有する。
CPU11は、プリンタ100、500、600の全体制御をおこなうものであり、NB13、MEM−P12およびSB14からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
NB13は、CPU11とMEM−P12、SB14、AGP15とを接続するためのブリッジであり、MEM−P12に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
MEM−P12は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM106とRAM105とからなる。ROM106は、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM105は、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
SB14は、NB13とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB14は、PCIバスを介してNB13と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
ASIC16は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP15、PCIバス、HDD18およびMEM−C17をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC16は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC16の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C17を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部110との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC16には、PCIバスを介してFCU(Fax Control Unit)30、USB(Universal Serial Bus)40、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インターフェース50が接続される。操作パネル120はASIC16に直接接続されている。
MEM−C17は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD(Hard Disk Drive)18は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
AGP15は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P12に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
なお、実施の形態1〜3のプリンタ100、500、600で実行される画像形成プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
実施の形態1〜3のプリンタ100、500、600で実行される画像形成プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、実施の形態1〜3のプリンタ100、500、600で実行される画像形成プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、実施の形態1〜3のプリンタ100、500、600で実行される画像形成プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
実施の形態1〜3のプリンタ100、500、600で実行される画像形成プログラムは、上述した各部(受信部151,551、判断部152,652、設定部153,653、送信部154,554,654、印刷部155,555,655)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから画像形成プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、受信部151,551、判断部152,652、設定部153,653、送信部154,554,654、印刷部155,555,655が主記憶装置上に生成されるようになっている。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置、画像形成方法、画像形成プログラム、および画像形成システムは、印刷を制御する技術に適しており、特に、ホストPC側からネットワークを介して接続するプリンタを制御して印刷する技術に適している。
実施の形態1にかかるプリンタの構成を示すブロック図である。 プリンタからホストPCに送信する応答の形式について説明する図である。 ホストPCとプリンタにより実行される印刷処理の手順の一例を示す図である。 実施の形態1にかかるプリンタにおける自動再開抑止モード設定処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるホストPCにおける状態監視コマンド送信処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるプリンタにおける障害発生後の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかるホストPCとプリンタにより実行される印刷処理の手順の一例を示す図である。 実施の形態2にかかるプリンタの構成を示すブロック図である。 実施の形態2にかかるホストPCとプリンタにより実行される印刷処理の手順の一例を示す図である。 実施の形態2にかかるホストPCにおけるキャンセルコマンド送信処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかるプリンタにおける障害発生後の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかるプリンタの構成を示すブロック図である。 実施の形態3にかかるホストPCとプリンタにより実行される印刷処理の手順の一例を示す図である。 実施の形態3にかかるプリンタにおけるジャムリカバリオフモード設定処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかるプリンタにおける障害発生後の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態1〜3にかかるプリンタのハードウェア構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 プリンタ
103 ネットワークI/F
104 モード記憶部
105 RAM
106 ROM
110 プリンタエンジン
111 エンジンI/F
120 操作パネル
121 操作パネルI/F
150,550,650 画像形成部
151,551 受信部
152,652 判断部
153,653 設定部
154,554,654 送信部
155,555,655 印刷部
200 ネットワーク
300 ホストPC

Claims (9)

  1. 画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の動作を規定する動作モードを記憶可能なモード記憶手段と、
    ネットワークに接続された情報処理装置から、前記動作モードを指定した装置獲得コマンドと、出力対象データおよび前記出力対象データの出力要求とを受信する受信手段と、
    受信した前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが、前記出力対象データの受信中において発生した出力障害が回復した後に前記出力対象データの出力再開を抑止するモードである自動再開抑止モードであるか否かを判断する判断手段と、
    前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが前記自動再開抑止モードであると判断された場合、前記自動再開抑止モードを前記モード記憶手段に記憶することにより、前記画像形成装置の前記動作モードを前記自動再開抑止モードに設定する設定手段と、
    前記画像形成装置に前記自動再開抑止モードを設定した旨の装置情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記動作モードに従って、受信した前記出力対象データを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記受信手段は、さらに、前記出力対象データの受信中において前記出力障害が発生した後、前記情報処理装置から、前記画像形成装置の状態を監視すべき旨の指令である状態監視コマンドを受信し、
    前記判断手段は、さらに、前記出力障害が回復した後、前記画像形成装置の前記動作モードが前記自動再開抑止モードに設定されているか否かを、前記モード記憶手段に前記自動再開抑止モードが記憶されているか否かにより判断し、
    前記出力手段は、さらに、前記画像形成装置の前記動作モードが前記自動再開抑止モードに設定されていないと判断された場合に、前記出力対象データの出力を再開することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記出力手段は、さらに、前記画像形成装置の前記動作モードが前記自動再開抑止モードに設定されていると判断された場合、前記出力対象データの出力を再開しないことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記受信手段により受信した前記出力対象データを一時的に記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記受信手段は、さらに、前記出力対象データの受信中において前記出力障害が発生した後、前記情報処理装置から、未出力の前記出力対象データを破棄する旨を示すキャンセルコマンドを受信し、
    前記判断手段は、さらに、前記出力障害が回復した後、前記画像形成装置の前記動作モードが前記自動再開抑止モードに設定されているか否かを、前記モード記憶手段に前記自動再開抑止モードが記憶されているか否かにより判断し、
    前記出力手段は、さらに、前記画像形成装置の前記動作モードが前記自動再開抑止モードに設定されていないと判断された場合、前記記憶手段に記憶された未出力の前記出力対象データを削除すること特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記判断手段は、さらに、前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが、前記出力対象データの受信中において発生した前記出力障害に関する処理を回復しないモードであるリカバリオフモードであるか否かを判断し、
    前記設定手段は、さらに、前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが前記リカバリオフモードであると判断された場合、前記リカバリオフモードを前記モード記憶手段に記憶することにより、前記画像形成装置の前記動作モードを前記リカバリオフモードに設定し、
    前記送信手段は、さらに、前記画像形成装置に前記リカバリオフモードを設定した旨の前記装置情報を前記情報処理装置に送信することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記受信手段により受信した前記出力対象データを一時的に記憶する記憶手段をさらに備え、
    前記受信手段は、さらに、前記出力対象データの受信中において前記出力障害が発生した後、前記情報処理装置から、前記画像形成装置の状態を監視すべき旨の指令である状態監視コマンドを受信し、
    前記判断手段は、さらに、前記出力障害が回復した後、前記画像形成装置の前記動作モードが前記リカバリオフモードに設定されているか否かを、前記モード記憶手段に前記リカバリオフモードが記憶されているか否かにより判断し、
    前記出力手段は、さらに、前記画像形成装置の前記動作モードが前記リカバリオフモードに設定されていると判断された場合、前記記憶手段に記憶されている未出力の前記出力対象データを削除することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置で実行される画像形成方法あって、
    受信手段が、ネットワークに接続された情報処理装置から、前記動作モードを指定した装置獲得コマンドと、出力対象データおよび前記出力対象データの出力要求とを受信する受信ステップと、
    判断手段が、受信した前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが、前記出力対象データの受信中において発生した出力障害が回復した後に前記出力対象データの出力再開を抑止するモードである自動再開抑止モードであるか否かを判断する判断ステップと、
    設定手段が、前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが前記自動再開抑止モードであると判断された場合、前記自動再開抑止モードをモード記憶手段に記憶することにより、前記画像形成装置の前記動作モードを前記自動再開抑止モードに設定する設定ステップと、
    送信手段が、前記画像形成装置に前記自動再開抑止モードを設定した旨の装置情報を前記情報処理装置に送信する送信ステップと、
    前記動作モードに従って、受信した前記出力対象データを出力する出力ステップと、
    を含むことを特徴とする画像形成方法。
  8. コンピュータを、
    前記コンピュータの動作を規定する動作モードを記憶可能なモード記憶手段と、
    ネットワークに接続された情報処理装置から、前記動作モードを指定した装置獲得コマンドと、出力対象データおよび前記出力対象データの出力要求とを受信する受信手段と、
    受信した前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが、前記出力対象データの受信中において発生した出力障害が回復した後に前記出力対象データの出力再開を抑止するモードである自動再開抑止モードであるか否かを判断する判断手段と、
    前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが前記自動再開抑止モードであると判断された場合、前記自動再開抑止モードを前記モード記憶手段に記憶することにより、前記コンピュータの前記動作モードを前記自動再開抑止モードに設定する設定手段と、
    前記コンピュータに前記自動再開抑止モードを設定した旨の装置情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記動作モードに従って、受信した前記出力対象データを出力する出力手段と、
    して機能させる画像形成プログラム。
  9. 画像形成装置と、前記画像形成装置とネットワークで接続される情報処理装置とから構成された画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成装置の動作を規定する動作モードを記憶可能なモード記憶手段と、
    前記情報処理装置から、前記動作モードを指定した装置獲得コマンドと、出力対象データおよび前記出力対象データの出力要求とを受信する受信手段と、
    受信した前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが、前記出力対象データの受信中において発生した出力障害が回復した後に前記出力対象データの出力再開を抑止するモードである自動再開抑止モードであるか否かを判断する判断手段と、
    前記装置獲得コマンドで指定された前記動作モードが前記自動再開抑止モードであると判断された場合、前記自動再開抑止モードを前記モード記憶手段に記憶することにより、前記画像形成装置の前記動作モードを前記自動再開抑止モードに設定する設定手段と、
    前記画像形成装置に前記自動再開抑止モードを設定した旨の装置情報を前記情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記動作モードに従って、受信した前記出力対象データを出力する出力手段と、
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記出力対象データを記憶するデータ記憶手段と、
    前記画像形成装置に、前記装置獲得コマンドと、前記出力対象データおよび前記出力要求とを送信し、前記画像形成装置から前記装置情報を受信する通信手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。

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