JP2006040012A - 情報処理装置、探索方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、探索方法、コンピュータプログラム、及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 ホストコンピュータにおける印刷装置のセットアップ等に際して、印刷装置の省電力効果を向上させつつ、且つ、探索にも応答でき、ユーザビリティを落とさない仕組みを提供する。
【解決手段】 印刷装置を探索するに際して、まず少なくとも通常モードの印刷装置が探索できる簡易的な探索を行い、探索された印刷装置の表示結果に基づいて、省電力モード(ディープスリープ状態)の印刷装置が探索可能な全体探索を行うかどうかをユーザに選択させる。
【選択図】 図1

Description

ネットワークに接続された印刷装置を情報処理装置より利用するため、情報処理装置に印刷装置に係るセットアップを行う場合に利用して好適な情報処理装置、ネットワークシステム、探索方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
近年、LAN等のネットワーク環境下に接続される複数の印刷装置を複数のクライアントにて共有して利用する印刷システムが一般的に普及している。
このようなネットワーク環境下に接続される印刷装置を利用する場合に、ホストコンピュータ(情報処理装置)において、印刷装置に対する出力ポートのIPアドレス設定等、印刷装置に係るセットアップ、即ち、各種設定及び対応するプリンタドライバをインストールする必要がある。特許文献1には、このセットアップをユーザに容易にせしめる技術が開示されている。
一方、印刷装置の省電力化が進められており、さらなる省電力化が地球環境面からも切望されている。例えば特許文献2には、所定時間印刷データを受信しない場合に、印刷装置内の各部を節電する技術が知られている。より、具体的には、自装置宛のARP(Address Resolution Protocol)パケットを受信した場合に、印刷データの受信及び画像処理装置等を行う演算処理部の電源供給を復帰する手法が開示されている。
特開2001−117834号公報 特開2001−180083号公報
しかしながら、上記従来から知られている仕組みでネットワーク上の印刷装置を探索して選択し、ホストコンピュータ上にセットアップしようとした場合に、ネットワーク上のデバイスを探索することができないことがあった。すなわち、印刷装置自体が、特許文献2のようにARPパケットを受信した場合に外部との通信を行うことができる状態に復帰する場合、印刷装置が存在確認のブロードキャストパケット等に反応できず、ホストコンピュータにセットアップ候補のリストを表示させることができないという問題点があった。
一方、印刷装置をPINGブロードキャスト等の任意のブロードキャスト、即ち、何らかの外部アクセスがあった場合に通常の通信を行うことのできる状態に復帰させるべく電力供給を制御するようにすることも考えられるが、このように何らかの外部アクセスに応じて印刷装置を起動させる場合、印刷装置個々の或いはネットワーク全体としての省電力効果が極度に落ちてしまうという問題がある。
本願発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ホストコンピュータにおける印刷装置のセットアップ等に際して、印刷装置の省電力効果を向上させつつ、且つ、探索にも応答でき、ユーザビリティを落とさない仕組みを提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、ネットワーク上の印刷装置と通信可能な情報処理装置であって、前記ネットワーク上の印刷装置を外部装置からの情報要求に応答可能な電力供給状態に遷移させるべく、前記ネットワーク上の印刷装置に登録された特定のデータパターンを含むデータを発行する発行手段と、前記発行手段による発行に応じて複数の印刷装置を探索する第1の探索手段とを備えた点に特徴を有する。
本発明のネットワークシステムは、印刷装置と情報処理装置とがネットワークを介して通信可能とされたネットワークシステムであって、前記ネットワーク上の印刷装置を外部装置からの情報要求に応答可能な電力供給状態に遷移させるべく、前記ネットワーク上の印刷装置に登録された特定のデータパターンを含むデータを発行する発行手段と、前記発行手段による発行に応じて複数の印刷装置を探索する第1の探索手段とを備えた点に特徴を有する。
本発明の探索方法は、情報処理装置からネットワーク上の印刷装置を探索する探索方法であって、前記ネットワーク上の印刷装置を外部装置からの情報要求に応答可能な電力供給状態に遷移させるべく、前記ネットワーク上の印刷装置に登録された特定のデータパターンを含むデータを発行する発行手順と、前記特定のデータパターンの発行に応じて複数の印刷装置を探索する第1の探索手順とを有する点に特徴を有する。
本発明のコンピュータプログラムは、ネットワーク上の印刷装置を探索する処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記ネットワーク上の印刷装置を外部装置からの情報要求に応答可能な電力供給状態に遷移させるべく、前記ネットワーク上の印刷装置に登録された特定のデータパターンを含むデータを発行する処理と、前記特定のデータパターンの発行に応じて複数の印刷装置を探索する処理とをコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、本発明のコンピュータプログラムを記録した点に特徴を有する。
本発明によれば、特定のデータパターンを含むデータを発行することにより、ネットワーク上の印刷装置を外部装置からの情報要求に応答可能な電力供給状態に遷移させることができ、省電力モードにあるデバイスを探索することができる。そして、その探索に先行させて、ネットワーク上の印刷装置からの応答を要求する探索パケットを発行する探索を行うようにすれば、ホストコンピュータとなる情報処理装置における印刷装置のセットアップ等に際して、印刷装置の省電力効果を向上させつつ、且つ、探索にも応答でき、ユーザビリティを落とさない仕組みを提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。図1は、本実施形態のネットワークシステムの構成を示す図である。1、2は本発明でいう印刷装置に相当するデジタル複写機等の画像形成装置であり、主に画像の出力機能を有する。3、4は本発明でいう情報処理装置に相当するホストコンピュータとなるパーソナルコンピュータ(パソコン)等の情報処理装置である。これら画像形成装置1、2及びパソコン3、4はLAN(ローカルエリアネットワーク)5を介して接続する。
画像形成装置1、2において、10はユーザが各種の操作を行うための操作部、20は操作部10からの指示に従って画像情報を読み取るためのイメージスキャナ、30は画像情報を用紙に印刷するプリンタである。40はコントローラユニットであり、操作部10やパソコン3、4からの指示に基づいてイメージスキャナ20、プリンタ30に対する画像情報の出力の制御を行う。
例えば、パソコン3、4からLAN5を通じて画像形成装置1、2に画像情報である印刷デ−タが与えられると、それをプリントアウト(画像出力)することができる。
図2に画像形成装置1、2の構成例を示す。なお、図1に示した構成に相当するものには同一の符号を付す。101は原稿台ガラスであり、原稿自動送り装置142から給送された原稿が順次所定位置に載置される。102は例えばハロゲンランプから構成される原稿照明ランプであり、原稿台ガラス101に載置された原稿を露光する。
103、104、105は走査ミラーであり、図示しない光学走査ユニットに収容され、往復動しながら、原稿からの反射光をCCDユニット106に導く。CCDユニット106は撮像素子108に原稿からの反射光を結像させる結像レンズ107、例えばCCDから構成される撮像素子108、撮像素子108を駆動するCCDドライバ109等から構成される。撮像素子108からの画像信号出力は例えば8ビットのデジタルデータに変換された後、コントローラユニット40に入力される。
110は感光ドラムであり、前露光ランプ112によって画像形成に備えて除電され、1次帯電器113によって一様に帯電させられる。117は例えば半導体レーザ等で構成される露光手段であり、画像形成や装置全体の制御を行うコントローラユニット40で処理された画像データに基づいて感光ドラム110を露光し、静電潜像を形成する。
118は現像器であり、黒色の現像剤(トナー)が収容されている。119は転写前帯電器であり、感光ドラム110上に現像されたトナー像を用紙に転写する前に高圧をかける。120、122、124、142、144は給紙ユニットであり(120は手差し給紙ユニット)、各給紙ローラ121、123、125、143、145の駆動により、転写用紙が装置内へ給送され、レジストローラ126の配設位置で一旦停止し、感光ドラム110に形成された画像との書き出しタイミングがとられ再給送される。
127は転写帯電器であり、感光ドラム110に現像されたトナー像を給送される転写用紙に転写する。128は分離帯電器であり、転写動作の終了した転写用紙を感光ドラム110より分離する。転写されずに感光ドラム110上に残ったトナーはクリーナー111によって回収される。
129は搬送ベルトであり、転写プロセスの終了した転写用紙を定着器130に搬送し、例えば熱により定着させる。131はフラッパであり、定着プロセスの終了した転写用紙の搬送パスを、ソーター132又は中間トレイ137の配置方向のいずれかに制御する。133〜136は給送ローラであり、一度定着プロセスの終了した転写用紙を中間トレイ137に反転(多重)又は非反転(両面)して給送する。138は再給送ローラであり、中間トレイ137に載置された転写用紙を再度、レジストローラ126の配設位置まで搬送する。
図3にパソコン3、4のハードウェア構成例を示す。301はCPU、302は各種プログラム等が格納されているブートロム、303はアプリケーション動作時に演算領域として活用するRAM、304はアプリケーションや処理データを格納する不揮発性記憶手段であるところのハードディスク、305は基本的な設定情報を保持するための不揮発性RAM(NVRAM)、306は通信制御部であり、それぞれがバス307を介して接続する。
図4に画像形成装置1、2のコントローラユニット40のハードウェア構成例を示す。特に後述するディープルスリープ状態においても、外部装置からの各種要求に応答可能な状態にすべく電力供給復帰を行う構成としたものを示す。コントローラユニット40に含まれる画像処理制御部401は、1チップ化された制御部(コントローラチップ)402を具備する。制御部402は、不図示の各種プログラムが格納されたROM I/F、RMA(DRAM含む) I/F、PCIバスI/F、Video I/F機能、いずれかの外部装置から転送されてくる印刷用記述言語の展開ハードウェア、各種データの圧縮及び伸張機能が含まれるASIC等により構成される。また、制御部402は、ネットワーク及びLANコントローラ410を介して外部装置より受信した印刷データの画像処理を行う機能やLANコントローラ410を介して渡されるデータを受けて処理する機能も備える。
ハードディスク403は、主電源が投入されていない場合でもデータを保持しつづける不揮発性記憶手段である。ハードディスク403には、画像処理制御部401の各部に対する初期化プログラム及び画像処理や通信や表示等に係る初期設定値(パラメータ)や、画像処理や通信や表示等の各種動作を定義するプログラムが格納されている。本実施形態では、ハードディスク403に格納される初期化に係るデータを初期化データや設定データと呼ぶこともある。画像形成装置1、2の主電源スイッチが入れられた場合、ハードディスク403に格納されたBOOTプログラムの実行が開始され、ハードディスク403から初期化プログラム、初期設定値(パラメータ)、メインプログラム等が、制御部402を含む画像処理制御部401の各部位により読み込まれ初期化処理が行われる。
SDRAM404は、制御部402により印刷データを展開したものを一時的に格納したり、後述するディープスリープ(DEEP SLEEP)状態への移行に応じて、初期化処理の際にハードディスク403から読み込まれた初期化データや設定データを一時的に退避させたりする役割を持つ。退避された初期化データや設定データは、ディープスリープ状態からの復帰時に各部位によって再度利用され、各部位への電源再投入における高速復帰を可能にする。なお、SDRAM以外にも、DDR−SDRAM、SRAM等を用いることもできる。一般的にハードディスクやEEPROM、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶手段に較べ、揮発性記憶手段のほうがデータの読込み/書き込みスピードが速いので、揮発性記憶手段を割当てるほうが望ましい。特に、プログラムのデータサイズが大きくなると、ROMのデータサイズ制限により、ハードディスクにプログラムを記憶させておくことを余儀なくされることがあるが、このような場合に特に揮発性記憶手段による高速化が有効となる。
ここで、本実施形態におけるディープスリープについて説明をする。画像処理制御部401は、タイマを起動してから一定時間割り込み信号を検知しないと、画像処理制御部401内の各ブロックのうち、SDRAM404、操作表示部408、拡張インタフェース412とLANコントローラ410、ネットワークインターフェース(LAN I/F)409、電源スイッチ回路417等の外部装置からの印刷データの受信及び処理、ステータス要求に応答できない状態からの復帰に必要な最低限の部分に電源部414から常夜電源を付与し、その他の機能ブロックへの電源の付与を遮断するよう動作する。
操作表示部408には常夜電源が投入されており、ユーザが画像処理制御部401を含む画像形成装置のステータスを確認したり、各種画像処理に係る設定を変更したりするために利用することができる。そして、操作表示部408に対しての操作に応じて、詳しくは後述するが、ディープスリープ状態から画像処理制御部401を復帰させる起動信号(図中PME)が発行される。PMEとはPower Management Eventの略称であり、システムの電源を投入する指示に利用される。PMEはPCI2.2規格に準拠したバスを搭載するシステムが受信可能なものであるが、本発明はPMEに限定されるものではなく、独自の指示信号でも、その他の指示信号でも電源投入を指示できるものであれば適用可能である。
LAN I/F409は、複数の外部装置(ホストコンピュータ又は情報処理装置と呼ぶこともある)との各種データ通信を行うためのインタフェース手段であり、例えば10/100BASE−Tコネクタを採用することができる。
LANコントローラ410は、LAN I/F409を介しての外部装置との通信の制御を司る。LANコントローラ410は、常夜電源415から電源が供給される部分(点線部分)と、非常夜電源416から電源を供給される部分(非点線部分)とからなる。LANコントローラ410の点線部分は、LAN I/F409を介しての外部からの問い合わせに対して、複数のパターンのうちいずれかのパターンのデータを受信したか否かを監視する監視部として機能する。この監視部の監視によりいずれかのパターンの認識がなされると、制御部402をディープスリープ状態から復帰させるべく起動信号が発行される。
ここで、複数のパターンはMAC ROM411に登録され、初期化処理の際にLANコントローラ410により読込まれる。MAC ROM411には非常夜電源を投入するようにしても良い。また、MAC ROM411に登録されるパターンは、ユーザが操作表示部408を介して設定したり、ネットワークを介して遠隔の機器(パソコン3、4等)から設定したりして記憶保持させることが可能である。
また、複数のパターンとしては、例えば(1)ターゲットIPアドレスが自装置のIPアドレスであるARP(Address Resolution Protocol)パケットのパターン、(2)不特定装置或いは複数特定装置を宛先とした通信情報と電源制御に用いる独自識別子とを含むパターンを持つマルチキャストパケット(複数特定装置宛先)、ブロードキャストパケット(不特定装置宛先)等が挙げられる。
ここで、通信情報について説明をすると、例えば、EtherFrameの宛先EtherアドレスIP Frameの宛先IPアドレス、発信元ポート番号、宛先ポート番号等のデータ通信を行うための情報を指す。
一方、電源制御に用いる独自識別子について説明すると、例えば、特定のオペレーションコードや、特定の文字列等、ディープスリープ状態からの復帰のトリガーとすべきパターンであると解釈できるものを指す。
一方、画像形成装置側のみならずホストコンピュータ側もこの独自パターンを生成する生成部(アプリケーションや通信モジュールやプリンタドライバ等)を備えているということになる。
次に、図5を参照して、パソコン3、4に論理プリンタをセットアップするためのインストーラによる機能構成及び処理動作を説明する。なお、論理プリンタとは、パソコンにおけるアプリケーションデータに基づき生成した印刷データをネットワーク上の印刷装置に対して送信するためのソフトウェアモジュール及びオブジェクト及び該オブジェクトに対する設定値の総称を指す。Windows(登録商標)プリンタ等が代表的なものとして知られている。パソコン3、4には、UI表示部501、シーケンス処理部502、デバイス(印刷装置)探索部503、ポート作成部504、インストール実行部505が構成される。
インストールに際して、シーケンス処理部502とデバイス探索部503との間で、(1)デバイス探索要求(SNMP(Simple Network Management Protocol)による装置存在の確認)を行い、(2)探索デバイスのIPアドレス、プリンタ名(その他Macアドレスや場所等デバイスの情報:MIB)を返す。さらに、MIBを用いて探索デバイスに関する追加情報を取得するようにしても良い。追加情報としては、例えばステープラ等の印刷装置に装着されているオプション情報等が挙げられる。これら取得された情報はパソコン3、4における論理プリンタのデフォルト設定に反映される。
また、シーケンス処理部502とポート作成部504との間で、(3)選択された画像形成装置のIPアドレスに対応したポート作成要求を行い、(4)作成結果の通知を行う。
さらに、シーケンス処理部502とインストール実行部505との間で、(5)インストール要求を行い、(6)インストール結果の通知を行う。
後述する探索処理が行なわれ、パソコン3、4に探索結果が得られ、インストール対象のプリンタが選択された場合には、図5における周知の構成によりパソコン3、4等におけるプリンタのセットアップが行われる。
図6は、画像処理制御部401の制御部402での処理を示すフローチャートである。ステップS601では、第1所定時間(例えば5分間)外部からの入力が無いかを判定する。外部からの入力としては、印刷データ(印刷要求)や画像形成装置の状態の問合せ等が挙げられる。
ステップS601においてNoと判定された場合、第1所定時間が経過するまで、ステップS601の判定処理を繰り返す。なお、ステップS601の判定処理は、実際にはイベントの発生を監視する処理を該当させることができる。つまり、第1所定時間経過した場合に発行されるイベントを監視する処理とすることもできる。
ステップS601においてYesと判定された場合、ステップS602でプリンタエンジンへの電源供給を抑制する。プリンタエンジンへの電源供給の節電は遮断であっても良いし、プリンタエンジンの余熱を維持する程度に供給電力を少なくするような節電であっても良い。このステップS602において達成される電力状態をライトスリープ(LIGHT SLEEP)状態と呼ぶ。なお、ステップS601においてYesと判定される場合として、第1所定時間経過したか否かを判定するに限らず、操作表示部408や拡張インタフェース412から強制的にライトスリープ状態へ移行するコマンドが発行されることも想定され、各種条件を適用できる。
ステップS603では、さらに第2所定時間(例えば第1所定時間経過からさらに5分間)外部からの入力が無いかを判定する。ここでの外部からの入力としては、ディープスリープ状態から復帰させるデータパターン、画像形成装置の各種状態の要求、印刷データ、操作表示部408を介しての指示入力等が挙げられる。
ステップS603においてYesと判定された場合、ステップS604でディープスリープ状態へ移行可能か否かの判定が行われる。なお、ステップS603においてYesと判定される場合として、操作表示部408や拡張インタフェース412から強制的にディープスリープ状態へ移行するコマンドが発行されることも想定され、各種条件を適用できる。
そして、ステップ604においてYesと判定された場合、ステップS605で、一旦、画像処理制御部401(或いは制御部402)初期化処理時に読み込まれた初期化データや設定データがSDRAM404へ退避される。
SDRAM404への退避処理を終えると、ステップS606で、非常夜電源416からの電源供給が遮断される。具体的には、電源スイッチ回路417に非常夜電源416からの電源供給を遮断させるべくスイッチング信号が送られ、電源スイッチ回路417が動作して、非常夜電源416からの電源供給が停止されて、画像処理制御部401が1[W]未満の待機電力のディープスリープ状態へ移行する。また、制御部402のみならず、LANコントローラ410の非点線部分(外部からの印刷データ等を制御部402に渡す通信制御部)の機能を停止させるための節電も行われ、通信部におけるより一層の省電力化を実現することができる。
ステップS607では、ディープスリープ状態からの復帰を指示するイベント投入の監視が行われる。具体的には、図4に示したPMEが電源スイッチ回路417へ投入される場合に、ステップS607においてYesと判定される。なお、ステップS607のイベント監視処理は、電源スイッチ回路417のようなハード構成を用いることで実現しても良いし、ソフトウェアを用いて実現しても良い。
ステップS607においてYesと判定された場合、ステップS608でディープスリープ状態からの復帰か否かを判定する。この判定は、例えば所定のメモリ領域にディープスリープ状態への移行履歴をフラグとして保持し、該フラグを電源スイッチ回路417が参照することにより判定するようにすれば良い。つまり、フラグが立っていない場合には、主電源がオフからオンに操作された場合を意味し、その場合には不揮発性記憶手段(ハードディスク403)から読み込まれる設定データに基づく印刷装置本体の初期化処理を実行した後に、ステップS601或いはステップS603へ移行する。
ステップS608においてYesと判定された場合、ステップS609で、ステップS605においてSDRAM404に退避させておいた各種パラメータ及びメインプログラムが制御部402により読み込まれる。
その後、ステップS610では、ライトスリープ状態へ電力状態を復帰させる。ライトスリープ状態では、少なくともプリンタエンジンは印刷時のように稼動させること無く、LANやUSB等を介して外部装置と通信を行うことができる。この際に、LANコントローラ410の非点線部分(外部からの各種データを制御部402に渡す通信制御部)へも電力が投入される。
なお、ステップS610のライトスリープ状態への復帰は、印刷データの受信や外部からの印刷装置への各種問い合わせに応答できる状態に遷移することに対応し、ライトスリープ状態への復帰後に外部装置からの各種コマンドに従い、後のステップS611移行の処理を実行する。また、後述する独自フレームパターンにステータス要求や、探索応答要求の命令を含めるようにすればこの次第ではない。
そして、ステップS611では、外部装置から画像形成装置の状態についての応答を受けているか否かを判定し、Yesと判定された場合、ステップS615で応答処理を行った後に、ステップS616でタイマをリセットし、ステップS603へ処理を戻す。
SDRAMの読込み速度及び読込みデータ量に応じて、ディープスリープ状態からライトスリープ状態へ復帰する場合に数秒時間を要する場合があるが、その場合には、外部からの要求に即時に応答できないことも想定される。しかし、外部装置に要求のリトライを行わせることにより、結果として外部装置に画像形成装置からステータス応答要求を行うことができる。
一方、ステップS611においてNoと判定された場合、ステップS612で、さらに印刷要求を受けているか否かを判定し、Noと判定された場合、ステップS603へ処理を戻す。
ステップS612においてYesと判定された場合、ステップS613でプリンタエンジンの電源を投入するよう電源制御をし、ステップS614で各種印刷出力処理を実行する。そして、ステップS614の印刷出力処理を終えた後に、処理を再度ステップS601へ戻す。
次に、図7を参照して、外部からデータの送信において、複数種類のパターンの中のいずれかのパターンのデータ受信を監視するLANコントローラ410の監視部による監視処理を含む、ディープスリープ状態からの復帰信号の発生に至るまでの監視処理について説明をする。なお、図7のフローチャートは、図6のフローチャートのステップS607と同期して実行するようにしても良いし、また、図6のフローチャートは独立したルーチンとして並行して実行するようにしても良い。
図7のフローチャートの各ステップでの処理は、画像処理制御部401がディープスリープ状態にあるときに実行されるものであり、ステップS701は操作表示部408への操作に応じて実行され、ステップS702乃至705はLANコントローラ410により行われる処理に対応する。そして、S706の処理において信号が発行されると、図6のステップS607でYesと判定されることとなる。
まず、ステップS701で操作表示部408へ何らかの操作が行われたか否かが判定される。操作表示部408への操作としては、操作表示部408に設けられたボタンへの押下であっても良いし、操作表示部408が液晶表示パネルである場合には液晶画面への接触であっても良い。
ステップS701においてYesと判定された場合、ディープスリープ状態からの復帰信号(図4中PME)が発行される(ステップS706)。
ステップS702では、自装置宛のパケット受信があったか否かを判定する。自装置宛であるか否かの判定においては、パケットに含まれるIPアドレス、MACアドレス、デバイスシリアル番号、デバイス名のいずれを採用しても良い。自装置宛のパケットして例えばARPパケットを挙げることができる。
ステップS703では、独自パターンが含まれるSLPパケットの受信があったか否かを判定する。独自パターンは、SLPパケットの拡張部分に記述するようにすれば良く、独自パターンを埋め込み可能なデータであれば、適宜ステップS703の対象のデータとすることができる。
ステップS704では、独自パターンが含まれるブロードキャストパケット又はブロードキャストデータの受信があったか否かを判定する。この場合も、独自パターンを埋め込めるブロードキャストパケット又はブロードキャストデータであれば、適宜ステップS704の対象とすることができる。
ステップS705では、拡張インタフェース412から発行されるライトスリープ状態へ移行するコマンドの受信があったか否かを判定する。
ステップS702〜705においてYesと判定された場合、ディープスリープ状態からの復帰信号(図4中PME)が発行される(ステップS706)。
このように、図7のフローチャートによれば、外部からの問い合わせにおいて、不特定装置(ステップS704)又は複数特定装置(ステップS703)を宛先とした通信情報と電源制御に用いる識別子とを含むパターンを含む複数種類のパターンのうちいずれかのパターンのデータ受信を監視すると共に、LAN I/F409及びLANコントローラ410を介していずれかのパターンのデータを受信した場合に、制御部402へ電源を投入することができる。
図8に、不特定装置又は複数特定装置を宛先とした通信情報と電源制御に用いる識別子とを含むデータパターンの一例であるSLPマルチキャストパケットを示す。また、図8は、LANコントローラ410により監視されるパターンの一例と言い換えることもできる。図8において星印のパラメータ項目の801〜807は、SLP(Service Location Protocol)のサービスリクエストパケットであること及び宛先が複数特定装置であることを示す。
特に宛先ポート番号806によりSLPパケットであることを識別できるが、独自フレームパターン807中にSLPであることを識別できるパターンを含めるようにしても良い。独自フレームパターン807は、印刷装置において電源制御に用いる識別子であるところの独自フレームパターンを示すものである。この独自フレームパターン807は印刷装置提供側或いは利用側が任意に設定することができ、印刷装置提供側或いは利用者が想定する装置群をまとめてディープスリープ状態から復帰させることに利用することができる。これにより、ネットワーク上から必要な機器のみを探索することができ、プリンタドライバのセットアップ時のネットワーク検索を可能にすることができる。なお、独自フレームパターン807は、一項目しか図示されていないが、複数項目含めるようにしても良い。
さらに、外部装置にしてみれば、図8に示すようなデータによる問合せをネットワーク上の複数の印刷装置にマルチキャストすることにより、少ない操作で、独自フレームパターン807を解釈可能な複数の印刷装置を一括して起動させることができる。
なお、複数特定装置を宛先とした通信情報と電源制御に用いる識別子とを含むパターンは図8のSLPパケットのパターン例に限定されるものではなく、独自に創作した独自識別子(独自フレームパターン)を含むものでも良く、また、例えば、SLPパケット(複数特定装置を宛先とした通信情報)であることを識別するための項目以外に、電源制御に用いる識別子を含めるようにしてもよい。例えば、図8中の「発信元ポート番号」に架空の値を設定し、この架空の値の解釈に基づき印刷装置をディープスリープ状態から復帰させるようにしてもよい。
また、図8の例は宛先IPアドレスが複数特定装置を宛先とするマルチキャストアドレスであるが、不特定装置を宛先とする場合は宛先IPアドレスをブロードキャストアドレス(ff:ff:ff:ff)にすればよい。
次に、図9を参照して、図1に示したパソコン3、4における全体探索処理について説明する。図9は、図4に示したLANコントローラ410に予め特定のデータパターンを記憶(登録)した画像形成装置を起動させ、探索結果として得るための処理を示す。まず、ステップS901では、ドライバインストーラの起動を行う。図5に示した各ブロックがドライバインストーラに相当する。
ドライバインストーラの設定画面を介してユーザによる印刷装置のセットアップ指示が行われると、ステップS902では、特定のデータパターンを含むデータをネットワーク上の複数の印刷装置に対して発行する。このステップS902の処理は、ステップS901の処理に連動させても実行するようにしてもよいし、ユーザの指示に応じて実行するようにしてもよい。また、特定のデータパターンとは、例えばSNMPブロードキャストパケット等を相当させることができる。この場合には、LANコントローラ410にSNMPブロードキャストパケットのデータパターンが登録されていることとなり、画像形成装置はネットワーク上に発行されたSNMPブロードキャストパケットを認識することができる。
ステップS903では、ネットワーク上の印刷装置に対して、プリンタデバイスの存在を示す情報を要求するデータを発行する。例えばSNMPブロードキャストを用いてプリンタ名やIPアドレスを要求するプリンタMIBを発行すればよい。
ステップS903で発行されたプリンタMIBに応答を行うことのできる印刷装置は、ステップS902において発行されたデータに応じてディープスリープ状態から起動した印刷装置、及び、予め通信を行うことのできる状態にあった印刷装置が該当することとなる。
ステップS904では、さらに詳細な印刷装置の情報を取得するプリンタMIBが、ステップS903と同様に、例えばSNMPブロードキャストによって、ネットワーク上の印刷装置に発行される。例えば、印刷装置の詳細な情報としては、給紙トレイに関連付けられている用紙サイズ等が挙げられる。なお、ステップS904における問合せ内容をステップS903に含め、ステップS904の処理を省略してもよい。
ステップS905では、ステップS903、S904の問合せに対する単数或いは複数の印刷装置からの応答に応じて認識された探索結果を印刷装置の一覧としてパソコン3、4の表示部に表示させる。
ステップS906では、ステップS905において表示された印刷装置の一覧の中かから、特定の印刷装置に対して情報処理装置にセットアップするよう指示が行われたか否かを判定する。YESと判定されれば処理をステップS907に移行し、ステップS903、S904において印刷装置から取得された情報に基づくセットアップを実行する。セットアップの処理については、図5において説明した既に周知の仕組みを利用すれば良く、ここでは詳細な説明は説明に簡略化のために省略する。
このように、図9のフローチャートによれば、印刷装置が本実施形態におけるディープスリープ状態に移行し、印刷ジョブの受信や外部からの印刷装置の状態の問合せ等に応答できないような状態であったとしても、情報処理装置に印刷装置の一覧を表示させることができ、ユーザ所望の印刷装置のセットアップを実行させることが可能となる。したがって、情報処理装置における印刷装置のセットアップ等に際して、印刷装置の省電力効果を向上させつつ、且つ、探索にも応答でき、ユーザビリティを落とさない仕組みを実現することができる。
次に、図10を参照して、図1に示したパソコン3、4における図9のフローチャートとは異なる全体探索処理について説明する。図9では、特定のデータパターンとして、SNMPブロードキャストパケット等を用いたが、図10では不特定装置又は複数特定装置を宛先とした通信情報と電源制御に用いる識別子とを含むデータパターンの一例であるSLPマルチキャストパケットを用いるものである。なお、図10のフローチャートにおいて、図9のフローチャートと同様の処理には同じ符号を付し、ここではその詳細な説明は省略する。
ステップS1002では、不特定装置又は複数特定装置を宛先とした通信情報と電源制御に用いる識別子とを含むデータパターンをネットワーク上の複数の印刷装置に対して発行する。この場合には、予めLANコントローラ410に、通信情報と電源制御に用いる識別子とを含むデータパターンを登録した印刷装置が、ステップS1002にて発行されたデータに応答してディープスリープ状態から通信を行うことのできる状態に復帰する。先に説明した図8が、ステップS1002で発行されるデータの一例に該当する。
このように不特定装置又は複数特定装置を宛先とした通信情報と電源制御に用いる識別子とを含むデータパターンを使用することにより、SNMPブロードキャストパケット等を用いるのに比べて、印刷装置をディープスリープ状態から復帰させるためのルールを自由に設定することが可能になる。これにより、印刷装置をディープスリープ状態から復帰させるため条件を限定したものとすることができ、外部からのアクセスに応じて印刷装置をむやみに起動させるような不都合をなくし、省電力化を促進することができる。
図11は、本実施形態でのパソコン3、4における探索処理を示すフローチャートである。図1に示したようなネットワークを介して情報を送受して印刷処理する印刷システムにおいて、新規のパソコン(情報処理装置)にプリンタドライバをインストールする場合、情報処理装置よりネットワーク上の印刷装置の探索を行い、探索された印刷装置の表示結果から所望の印刷装置を選択することによりインストールを行う。
本実施形態では、印刷装置を探索するに際して、まず少なくとも通常モードの電源状態で通信部がステータス応答が行える状態の印刷装置が探索できる簡易的な探索を行い、探索された印刷装置の表示結果に基づいて、省電力モード(ディープスリープ状態)の印刷装置が探索可能な全体探索を行うかどうかをユーザに選択させる。
簡易探索について説明すると、簡易探索とは、図4のMAC ROM411に登録された印刷装置をディープスリープ状態から復帰させるためのパターンを含まない、ブロードキャスト探索パケット等を指す。例えば、ネットワーク上のコンピュータが通信可能な状態かどうか確かめるためのプログラムであるPINGが例として挙げられる。印刷装置の電源状態がディープスリープ状態に移行していいない場合、一般的な印刷装置は簡易探索に応答できるよう構成されている。例えば、図9のフローチャートにおける特定データパターンの発行(ステップS902)や図10のフローチャートにおける不特定装置又は複数特定装置を宛先とした通信情報と電源制御に用いる識別子とを含むデータパターンの発行(ステップS1002)なしに、検索を行う(ステップS903)ものに相当する。
ネットワークに接続されている印刷装置を使用するため、情報処理装置にプリンタドライバをインストールするため情報処理装置上でドライバインストーラを起動する(ステップS1101)。
起動されたインストーラは、まずネットワークに接続された複数の印刷装置にブロードキャスト(ARP)等の少なくとも通常モードの印刷装置が探索できる情報パケットを送信し、簡易探索を行い(ステップS1102)、その結果得られたインストール可能な印刷装置のリスト表示を行う(ステップS1103)。
図12に簡易探索の結果得られたインストール可能な印刷装置のリスト表示の一例を示す。リスト表示において、印刷装置の名前、設置場所、モデル名等がリスト表示されているが、インストールすべき印刷装置がリストにあるかどうかの判断を行う(ステップS1104)。インストールすべき印刷装置がある場合には、印刷装置を表示されたリストより選択し(ステップS1105)、プリンタドライバのインストールを実行する(ステップS1106)。
一方、インストールすべき印刷装置がない場合には、ネットワークに接続された印刷装置が省電力モード(ディープスリーブ状態)のため簡易探索により探索できない可能性があるため、省電力モードの印刷装置が探索可能な全体探索を行い(ステップS1107)、その結果得られたインストール可能な印刷装置のリスト表示を行う(ステップS1108)。この全体探索は、省電力モードに入っている印刷装置を強制的に通常モードに移行し、印刷装置の探索を行うものであり、図9や図10で説明したものである。
図13に全体探索の結果得られたインストール可能な印刷装置のリスト表示の一例を示す。リスト表示において、インストールすべき印刷装置がリストにあるかどうかの判断を行い(ステップS1109)、インストールすべき印刷装置がある場合には、印刷装置を表示されたリストより選択し(ステップS1110)、探索結果から指示された印刷装置に対応する論理プリンタのセットアップを行う(ステップS1111)。このセットアップは、図5で説明した、プリンタドライバのインストールや、出力ポートの設定、論理プリンタのデフォルト設定、印刷装置からコンフィグレーションした印刷装置の装着情報の論理プリンタへの反映等が含まれることとする。
一方、インストールすべき印刷装置がない場合には、キャンセルし、ドライバのインストールを中止する。
上記実施形態では、簡易探索の結果に応じて全体探索を行うかどうかの判断を行っているが、簡易探索及び全体探索を選択的に行うようにしても良い。この場合、簡易探索を行った結果、インストール可能な印刷装置にインストールすべき印刷装置がなく、電源が入っていない等理由が明らかな場合は、電源投入後、再度簡易探索を行うことができ、全体探索を行うことなくインストールすることが可能である。
この場合、例えば図14の探索リスト1401に示すように、全体検索の指示ボタン1405又は簡易検索の指示ボタン1406を介して指示入力が行われることにより、簡易探索と全体探索とが選択的に実行される。いずれに探索においても、その探索結果が表示部1402に表示される。そして、探索結果から特定の印刷装置が選択され(指示ボタン1405)、OKの指示ボタン1404を介して指示入力が行われると、セットアップ処理が実行される。
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本実施形態のネットワークシステムの構成を示す図である。 画像形成装置の構成例を示す図である。 情報処理装置の構成例を示す図である。 画像形成装置のコントローラユニットのハードウェア構成例を示す図である。 インストーラによる機能構成及び処理動作を説明するための図である。 画像処理制御部の制御部での処理を示すフローチャートである。 ディープスリープ状態からの復帰信号の発生に至るまでの監視処理を示すフローチャートである。 不特定装置又は複数特定装置を宛先とした通信情報と電源制御に用いる識別子とを含むデータパターンの一例であるSLPマルチキャストパケットを説明するための図である。 全体探索処理を示すフローチャートである。 他の全体探索処理を示すフローチャートである。 本実施形態での探索処理を示すフローチャートである。 簡易探索リストの表示例を示す図である。 全体探索リストの表示例を示す図である。 探索リストの他の表示例を示す図である。
符号の説明
1、2 画像形成装置
3、4 パーソナルコンピュータ
5 LAN
10 操作部
20 イメージスキャナ
30 プリンタ
40 コントローラユニット

Claims (15)

  1. ネットワーク上の印刷装置と通信可能な情報処理装置であって、
    前記ネットワーク上の印刷装置を外部装置からの情報要求に応答可能な電力供給状態に遷移させるべく、前記ネットワーク上の印刷装置に登録された特定のデータパターンを含むデータを発行する発行手段と、
    前記発行手段による発行に応じて複数の印刷装置を探索する第1の探索手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記発行手段は、前記特定のデータパターンとして、不特定装置又は複数特定装置を宛先とした通信情報と電源制御に用いる識別子とを含むデータパターンを発行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1探索手段による探索結果から指定された印刷装置に対応する論理プリンタのセットアップを行うセットアップ手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記発行手段による特定データパターンの発行なく、前記ネットワーク上の印刷装置からの応答を要求する探索パケットを発行する第2の探索手段と、
    前記第1の探索手段による探索に先行させて前記第2の探索手段による探索を行わせる制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の探索手段と前記第2の探索手段とを選択的に実行させる指示部を表示部に表示させる表示制御手段を有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の探索手段による探索結果を表示させた後に、前記第1の探索手段による探索を実行させるか否かを指示できる指示部を表示部に表示させる表示制御手段を有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 印刷装置と情報処理装置とがネットワークを介して通信可能とされたネットワークシステムであって、
    前記ネットワーク上の印刷装置を外部装置からの情報要求に応答可能な電力供給状態に遷移させるべく、前記ネットワーク上の印刷装置に登録された特定のデータパターンを含むデータを発行する発行手段と、
    前記発行手段による発行に応じて複数の印刷装置を探索する第1の探索手段とを備えたことを特徴とするネットワークシステム。
  8. 情報処理装置からネットワーク上の印刷装置を探索する探索方法であって、
    前記ネットワーク上の印刷装置を外部装置からの情報要求に応答可能な電力供給状態に遷移させるべく、前記ネットワーク上の印刷装置に登録された特定のデータパターンを含むデータを発行する発行手順と、
    前記特定のデータパターンの発行に応じて複数の印刷装置を探索する第1の探索手順とを有することを特徴とする探索方法。
  9. 前記発行手順では、前記特定のデータパターンとして、不特定装置又は複数特定装置を宛先とした通信情報と電源制御に用いる識別子とを含むデータパターンを発行することを特徴とする請求項8に記載の探索方法。
  10. 前記第1探索手順による探索結果から指定された印刷装置に対応する論理プリンタのセットアップを行うセットアップ手順を有することを特徴とする請求項8又は9に記載の探索方法。
  11. 前記発行手順による特定データパターンの発行なく、前記ネットワーク上の印刷装置からの応答を要求する探索パケットを発行する第2の探索手順を有し、
    前記第1の探索手順による探索に先行させて前記第2の探索手順による探索を行わせることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の探索方法。
  12. 前記情報処理装置の表示部を介して前記第1の探索手順と前記第2の探索手順とを選択的に実行させる指示を受け付ける手順を有することを特徴とする請求項11に記載の探索方法。
  13. 前記情報処理装置の表示部を介して、前記第2の探索手順による探索結果を表示した後に、前記第1の探索手順による探索を実行させるか否かの指示を受け付ける手順を有することを特徴とする請求項11に記載の探索方法。
  14. ネットワーク上の印刷装置を探索する処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、
    前記ネットワーク上の印刷装置を外部装置からの情報要求に応答可能な電力供給状態に遷移させるべく、前記ネットワーク上の印刷装置に登録された特定のデータパターンを含むデータを発行する処理と、
    前記特定のデータパターンの発行に応じて複数の印刷装置を探索する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  15. 請求項14に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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