JP4535022B2 - 処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、処理の実行要求が一定期間送信されてこない場合に休止状態に移行可能な処理装置に関する。
従来より、プリンタやスキャナ等の処理装置は、一定期間処理の実行要求が送信されてこないと消費電力を節約するため休止状態に移行するものがあった。これらの装置は、休止状態中に処理の実行要求を受信しても処理可能な状態に移行するのに時間がかかるため、その時間を短縮するように構成されていた。例えば、出力先プリンタを指定した場合、指定プリンタを休止状態から印刷可能状態に復帰させるためのウォームアップを開始させるプリンタ起動命令を指定プリンタへ供給し、その後に印刷命令、印刷データを送信するように構成されていた(例えば、特許文献1参照)。また、プリンタドライバは、ホストコンピュータ上でプリンタドライバが起動されたときに、休止状態を解除する信号をプリンタに送信した後、印刷データを送信するよう構成されていた(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−117316号公報 特開平10−235970号公報
しかしながら、上記のように従来のプリンタシステムでは、出力先のプリンタを指定した後に、休止状態から印刷可能状態へ復帰させる旨の指示を出すように構成されていたため、印刷可能な状態への移行、すなわちウォームアップに時間を要するプリンタでは、印刷データをプリンタに送信し終わった後でもウォームアップが続いている場合があった。
これにより、早急に処理を実行したい場合、処理装置を指定してからウォームアップを開始していたのでは、利用者からの処理実行要求があってもすぐに処理が開始されない場合があり、利用者はその都度待たされ、煩わしさを感じていた。
また、近年、オフィスや家庭内等においてネットワークに複数台のプリンタを接続している環境があり、それらプリンタは同一メーカーや同一機種ということで同一のドライバで動作する場合が多々ある。かかる場合、利用するプリンタを選択する前にプリンタドライバが起動(例えば、パソコンのオペレーティングシステムの起動に伴うプリンタドライバの起動やパソコンでの印刷設定に伴うプリンタドライバの起動等)すると、そのプリンタドライバを利用するネットワーク内の普段使用していないプリンタまですべてがウォームアップを開始してしまう虞があった。これにより、消費電力を節約する休止状態の意味が薄れてしまっていた。
本発明は、過去に処理実行要求してきた処理指示装置からの情報に基づいて休止状態をより早く解除し、処理の対象となるデータが送信されるとすぐに処理に移ることが可能な処理装置及びこの処理装置に対して所定の動作を実行可能なプログラムを提供することを目的とする。
上記従来の課題に鑑みなされた本発明は、処理の要求が一定期間送信されてこない場合に休止状態に移行可能な処理装置であって、この処理装置は、処理実行要求を送信してきた処理指示装置を記憶しており、前記処理指示装置から送信される処理装置の存在を確認する存在確認情報を受信したとき、該存在確認情報を送信してきた前記処理指示装置が記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断すると、前記休止状態を解除するものである。
本願の請求項1に係る発明によれば、過去に処理実行要求を送信してきた処理指示装置から存在確認情報を受けると休止状態を解除し、処理実行要求が送信されると処理に移ることができる。
請求項2に係る発明によれば、一定期間内に処理実行要求を送信してこなかった処理指示装置からの存在確認情報により無駄に休止状態を解除してしまうことを防ぐことができる。
請求項3に係る発明によれば、一定期間内に処理実行要求をしてきた処理指示装置から処理実行要求を受けるとすぐに処理に移行することができる。
請求項4に係る発明によれば、頻繁に処理実行要求を送信してきた情報処理装置からの処理実行要求を受けるとすぐに処理に移行することができる。
請求項5に係る発明によれば、頻繁に処理実行要求を送信してきた情報処理装置からの処理実行要求を受けるとすぐに処理に移行することができる。
請求項6に係る発明によれば、請求項1に係る処理装置として動作可能なプログラムを得ることができる。
本願の請求項1に係る発明は、処理指示装置と通信可能に接続されて予め定められた処理を実行し、該処理の実行要求が一定期間送信されてこない場合に、休止状態に移行可能な処理装置であって、処理実行要求を送信してきた前記処理指示装置を記憶する履歴記憶手段と、前記処理指示装置から送信される前記処理装置の存在を確認する存在確認情報の受信を条件に、該存在確認情報を送信してきた前記処理指示装置が前記履歴記憶手段に記憶されているかを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記存在確認情報を送信してきた前記処理指示装置が前記履歴記憶手段に記憶されていると判断すると、前記休止状態を解除する解除手段と、を備えたことを特徴とする処理装置である。
これにより、過去に処理実行要求を送信してきた処理指示装置から送信される存在確認情報に基づいて休止状態を解除するため、処理装置を指定した後に休止状態を解除する旨の指示を出すよりもより早く処理の実行を可能な状態へと移行することができる。
また、休止状態とは、処理実行要求が送信されてくるのを待機している間、その待機中の消費電力を節約するために電力供給を遮断もしくは減少している状態のことである。
請求項2に係る発明は、前記履歴記憶手段は、前記処理指示装置と該処理指示装置からの処理実行要求に関する時間とを対応付けて記憶しており、前記処理実行要求に関する時間から第1所定以上の期間が経過した場合に、該処理実行要求に関する時間と対応付けられた前記処理指示装置を、前記履歴記憶手段から消去する消去手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の処理装置である。
これにより、一定期間処理実行要求を送信してこなかった処理指示装置を履歴記憶手段から消去することができる。
なお、処理実行要求に関する時間とは、処理装置が処理実行要求を受信した時刻や処理指示装置が処理実行要求を送信した時刻、処理実行完了の時刻でもよく、送受信している間や処理実行中などの期間的要素も含むものである。
また、所定以上の期間は、予め処理装置に設定されていてもよいし、利用者が所望の時間を設定できるようにしてもよい。
請求項3に係る発明は、前記履歴記憶手段は、前記処理指示装置と該処理指示装置からの処理実行要求に関する時間とを対応付けて記憶しており、前記処理実行要求に関する時間から第2所定の期間内に、該処理実行要求に関する時間と対応付けて記憶された前記処理指示装置から前記存在確認情報を受信した場合、前記解除手段は、該処理指示装置に対して前記休止状態を解除することを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の処理装置である。
これにより、一定期間処理実行要求を送信してこなかった処理指示装置から送信される存在確認情報により休止状態を解除することができる。
請求項4に係る発明は、前記履歴記憶手段は、前記処理指示装置と該処理指示装置からの処理実行要求をやり取りした回数とを対応付けて記憶しており、前記解除手段は、所定回数以上の前記処理実行要求を送信してきた前記処理指示装置に対して前記休止状態を解除することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の処理装置である。
これにより、処理実行要求を送ってきた回数により休止状態を解除するか否かを決定することができる。
請求項5に係る発明は、前記履歴記憶手段は、前記処理指示装置と該処理指示装置からの処理実行要求に関する時間とを対応付けて記憶しており、前記処理指示装置が前記処理実行要求を送信してきた頻度を算出する頻度算出手段を備え、前記解除手段は、所定以上の前記頻度で前記処理実行要求を送信してきた前記処理指示装置に対して前記休止状態を解除することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の処理装置である。
これにより、処理実行要求を送ってきた頻度により休止状態を解除するか否かを決定することができる。
請求項6に係る発明は、処理指示装置と通信可能に接続されて予め定められた処理を実行し、該処理の実行要求が一定期間送信されてこない場合に、休止状態に移行可能な処理装置を制御可能なコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、前記コンピュータを、処理実行要求を送信してきた前記処理指示装置を記憶する履歴記憶手段と、前記処理指示装置から送信される前記処理装置の存在を確認する存在確認情報の受信を条件に、該存在確認情報を送信してきた前記処理指示装置が前記履歴記憶手段に記憶されているかを判断する判断手段と、前記判断手段により、前記存在確認情報を送信してきた前記処理指示装置が前記履歴記憶手段に記憶されていると判断すると、前記休止状態を解除する解除手段と、して機能させるためのプログラムである。
これにより、過去に処理実行要求を送信してきた処理指示装置から送信される存在確認情報に基づいて休止状態を解除するため、処理装置を指定した後に休止状態を解除する旨の指示を出すよりもより早く処理の実行を可能な状態へと移行することができる。
(実施例1)
以下、本発明に係る処理装置を利用した具体的な処理システムについて、図面を用いて説明する。なお、本発明は以下に記載の構成に限定されるものではなく、同一の技術的思想において種々の構成を採用することが可能であることは云うまでもない。
図1は処理システムの構成を示す図である。図から明らかなとおり、処理システム1は、各種処理を実行可能な処理装置としての複合機10と、他の装置に各種処理実行要求を出す処理指示装置としてのパソコン20が、ネットワーク回線30を介して接続されている。
複合機10は、CPU,ROM,RAM等(図示せず。)を備え、複合機10の各動作(複合機10全体)についての制御を行う制御部11と、画像形成手段としての印刷部12と、ネットワーク回線30に接続され、このネットワーク回線30を制御する通信部13と、複合機10の利用者からの指示を受け付ける操作部14と、各種データを記憶する記憶部15と、原稿載置台に載置された原稿を発光源の光を基に光学的に読み取り画像データを生成する読取部16と、各種情報を表示する表示部17とを備えている。
なお、印刷部12は、レーザ光を利用して感光体にトナーを付着させ、それを熱定着装置で熱と圧力をかけて紙に転写し印刷を行う、いわゆるレーザプリンタとして機能している。そして、所定時間印刷指示がなければ、制御部11は、消費電力を節約するため、熱定着装置の加熱ヒータへの電力供給を遮断もしくは減少するように制御し、印刷部12をいわゆる休止状態に移行させる。また、制御部11は、この休止状態中に指示を受け付けると熱定着装置の加熱ヒータへの電力供給を再開し、休止状態を解除して印刷可能な状態へ移行させる。
さらに、制御部11は、所定時間読取指示がなければ、読取部16の発光源への電力供給も遮断もしくは減少するように制御し、読取部16をいわゆる休止状態に移行させる。また制御部11は、この休止状態中に指示を受け付けると発光源への電力供給を再開し、休止状態を解除して印刷可能な状態へ移行させる。
また、記憶部15は、図2に示すように、複合機10に対して印刷要求をして印刷データを送信してきたパソコン20と、そのパソコン20から最後に印刷データを受信した時刻と、そのパソコン20が今までに印刷要求を送信してきた回数とを対応付けたレコードを履歴テーブルとして記憶している。例えば、パソコン20としてPC_Aが記載されるレコードには、PC_Aから最後に印刷データを受信した時刻は2005年11月19日の14時01分であり、これまでにPC_Aから印刷要求が送られてきた回数は225回と記憶されている。
パソコン20は、CPU,ROM,RAM等(図示せず。)を備え、パソコン20の各動作(パソコン20全体)についての制御を行う制御部21と、各種プログラムやデータを記憶する記憶部22、パソコン20の利用者からの指示を受け付ける操作部23、ネットワーク回線30に接続され、このネットワーク回線30を制御する通信部24、各種情報を表示する表示部25を備えている。
次に、上記のとおり構成された処理システム1による処理の流れについて、複合機10及びパソコン20がそれぞれ実行する処理について説明する。
図3は、複合機10により行われる複合機メイン処理のフローを示したものである。なお、このフローに示される処理は、複合機10の制御部11により行われる。より具合的には、制御部11を構成するCPUがROM等に記憶されたプログラムにしたがい実行されるものである。なお、複合機10は、一定期間印刷命令が下されておらず、休止状態になっているものとして説明する。
先ず、パソコン20から何らかのデータを受信するまで待機し、何らかのデータを受信したと判断すると(S305:YES)、そのデータがネットワーク回線30に接続されたプリンタ(プリンタとして機能する複合機10を含む)を検索する検索パケットか否かを判断する(S310)。なお、この検索パケットは、UPnP(Universal Plug and Play:登録商標)の技術仕様に準拠したマルチキャストにより送信されるものである。
そして、検索パケットであると判断すると(S310:YES)、S315に移行し、この検索パケットを送信してきたパソコン20が過去にこの複合機10に対し印刷要求を送信していたか、つまり、印刷データを送信していたか否かを判断する。具体的には、履歴テーブル(図2参照)に検索パケットを送信してきたパソコン20が記載されているか否かで判断する。ここで、検索パケットを送信してきたパソコン20が履歴テーブルに記載されている、すなわち、過去にこの複合機10に対して印刷データを送信していたと判断すると(S315:YES)、熱定着装置の加熱ヒータへの電力供給を行い、印刷データが送信されると素早く印刷が行えるようにウォームアップを開始する(S320)。それとともに、複合機10の存在を示す情報をパソコン20に返信する(S325)。
ところで、先のS315で検索パケットを送信してきたパソコン20が過去にこの複合機10に対して印刷データを送信していなかったと判断すると(S315:NO)、S325に移行し、ウォームアップをすることなく複合機10の存在を示す情報をパソコン20に返信する。そして、次のデータが送信されるまで待機する。
ここまでの処理により、過去に印刷データを送ってきたパソコン20は今回の印刷処理を行うに際しても、同一の複合機10を利用することが考えられる。そのため、パソコン20からの検索パケットを受信した時点でウォームアップを開始することで、後に印刷データが送られてこれば、すぐに印刷を実行することができる。また、パソコン20が過去に印刷データを送信してきていない場合は、今回の印刷処理を行うに際しても、またこの複合機10は今回も利用されないであろうと考えられるため、ウォームアップを開始することはないので、休止状態のまま消費電力を節約できる。
一方、受信したデータが検索パケットではないと判断すると(S310:NO)、そのデータは制御コマンドか否かを判断する(S330)。この判断により受信したデータが制御コマンドであると判断すると(S330:YES)、S335に移行し、制御コマンドに対する処理を行う。なお、この制御コマンドとは、例えば、複合機10の情報要求や印刷ジョブの情報要求などであり、それら制御コマンドに対する処理とは、複合機10のステータス情報の返信や印刷ジョブのステータス情報の返信などである。
また、受信したデータが制御コマンドではないと判断すると(S330:NO)、S340に移行し、そのデータが印刷データか否かを判断する(S340)。ここで、印刷データであると判断すると(S340:YES)、S320において、検索パケット受信時にウォームアップを開始、もしくは、他のパソコン20からの利用や検索パケットにより、既にウォームアップが完了しているか否かを判断する(S345)。
そして、ウォームアップが完了していると判断すると(S345:YES)、受信した印刷データを印刷し(S350)、この印刷データを送信してきたパソコン20に対応付けて履歴テーブルに記載された「印刷データ受信時刻」を印刷データを受信した時刻に更新する(S355)。
一方、S320で開始したウォームアップがまだ完了していない、もしくは、S320でNOへ進みウォームアップが開始されておらず、ウォームアップが完了していないと判断すると(S345:NO)、ウォームアップを継続、もしくは、開始し(S360)、ウォームアップ完了するまでウォームアップを続ける(S365:NO)。そして、ウォームアップが完了すると(S365:YES)、S350に移行して印刷データを印刷し、この印刷データを送信してきたパソコン20に対応付けて履歴テーブルに記載された「印刷データ受信時刻」を印刷データを受信した時刻に更新、もしくは、パソコン20が履歴テーブルに記憶されていない場合は、新規に履歴テーブルにパソコン20及び印刷データ受信時刻を記憶する(S355)。
ここまでの処理によれば、既に検索パケットを受信しウォームアップが開始され、完了していた場合、印刷データを受信するとすぐに印刷が可能となる。また、検索パケットを受信してもウォームアップが開始されていない場合、すなわち、検索パケットを送信してきたパソコン20が履歴テーブルに記憶されていない場合でもウォームアップ完了後に印刷を行い、履歴テーブルに履歴が新規に記憶されるので、次回印刷時からはこの複合機10に検索パケットを送信するとウォームアップが開始されるので、印刷データを受信するとすぐに印刷が可能となる。
また、受信したデータが検索パケットでも制御コマンドでも印刷データでもないと判断すると(S340:NO)、印刷処理以外のその他の処理機能の実行データとしてその処理を実行する(S370)。
次に、この複合機10は上述の複合機メイン処理の他、複合機メイン処理と並行して実行される図4に示す複合機サブ処理について説明する。この複合機サブ処理は、複合機10の制御部11により行われる、より具合的には、制御部11を構成するCPUがROM等に記憶されたプログラムにしたがい実行されるものであり、履歴テーブルのレコードの更新が長い間行われなかった場合、そのレコードを履歴テーブルから削除する処理である。
この処理を開始すると、履歴テーブルの各レコードの印刷データ受信時刻をチェックし、その時刻が現在の時刻から所定時間(本実施例1では3ヶ月)以上前の時刻か否かを判断する(S405)。そして、その時刻が現在の時刻よりも3ヶ月以上前のものであると判断されると(S405:YES)、そのレコードを削除する(S410)。一方、記憶された時刻が現在の時刻よりも3ヶ月以上前のものではないと判断された場合(S405:NO)、及び、S410でレコードを削除した場合、別のレコードのチェックに移る。この各レコードのチェックは履歴テーブルに一番初めに記載されたレコードから順にひとつひとつのレコードをチェックしていくように構成されるとよい。
この複合機サブ処理によって、パソコン20から長い間複合機10に対して印刷データを送信されなかった場合、つまり、パソコン20が複合機10の利用を止めた等が考えられ、検索パケットを受信しても複合機10への印刷データの送信は行われないと予測し、無駄にウォームアップしてしまうことを防ぐことができる。そのため、定期的に印刷処理要求を送信してくるパソコン20のみをウォームアップの対象とすることができる。
次に、複合機10に対して印刷処理を指示する側のパソコン20が実行する処理について説明する。
まず、ネットワーク回線30に接続された複合機10を検索するためにUPnP(登録商標)による検索パケットをマルチキャストする(S505)。そして一定時間複合機10からネットワーク回線30内に存在している旨の情報を受け付け、応答のあった複合機10を印刷可能装置としてリスト化する(S510)。
パソコン20の利用者は、操作部23を用いて、そのリスト化された複合機10の中から印刷を実行させたい複合機10を選択し(S515)、その選択した複合機10に制御コマンドを送信する(S520)。そして、その選択した複合機10からその制御コマンドに対する返信を受け取ると(S525)、その返信に応じた処理を実行する(S530)。続いて、この複合機10に対する制御コマンドをすべて行ったか否かを判断し(S535)、すべて行っていないと判断すると(S535:NO)、S520に戻ってすべての制御コマンドを行うまでS520〜S535を繰り返す。そして、制御コマンドをすべて行ったと判断すると(S535:YES)、印刷データを複合機10に送信する(S540)。
なお、マルチキャストするタイミングは、例えば、印刷設定画面を開き印刷したい複合機10を選択しようとする場合や、パソコン20の電源を投入した場合、定期的に行う場合等である。
(実施例2)
以下、実施例1とは異なる処理システムについて、具体的に説明する。なお、上記実施例1では複合機10が検索パケットを受信し、ウォームアップを開始する条件として過去にその検索パケットを送信してきたパソコン20に利用されていたか否かを条件としていたが、本実施例2はその条件に加え、印刷要求を送信してきた回数も条件にする点においてのみ実施例1と相違するものである。したがって、以下の説明では同一の構成及び処理手順については、詳細を省略し、相違する点のみを説明する。
図6は、複合機10により行われる複合機メイン処理のフローを示したものである。なお、本実施例2においても複合機10は、しばらく印刷命令が下されておらず、休止状態になっているものとして説明する。
先ず、パソコン20から何らかのデータを受信するまで待機し、何らかのデータを受信したと判断すると(S605:YES)、そのデータがネットワーク回線30に接続されたプリンタ(プリンタとして機能する複合機10を含む)を検索する検索パケットか否かを判断する(S610)。
そして、検索パケットであると判断すると(S610:YES)、S615に移行し、この検索パケットを送信してきたパソコン20が過去にこの複合機10に対し印刷要求を送信していたか、つまり、印刷データを送信していたか否かを判断する。ここで、検索パケットを送信してきたパソコン20が履歴テーブルに記載されている、すなわち、過去にこの複合機10に対して印刷データを送信していたと判断すると(S615:YES)、さらにそのパソコン20は今までに所定回数(本実施例2では200回)以上印刷要求を送信していたか否かを判断する(S620)。この印刷要求の送信回数は履歴テーブルの「印刷回数」を参照する。そして、所定回数以上印刷要求の送信を行っていたと判断すると(S620:YES)、熱定着装置の加熱ヒータへの電力供給を行い、印刷データが送信されると素早く印刷が行えるようにウォームアップを開始する(S625)。それとともに、複合機10の存在を示す情報をパソコン20に返信する(S630)。
一方、先のS615で検索パケットを送信してきたパソコン20が過去にこの複合機10に対して印刷データを送信していなかったと判断された場合(S615:NO)、及び、過去にこの複合機10に対して印刷要求(印刷データ)を送信していたと判断されても(S615:YES)、その印刷要求送信回数が200回以上ではないと判断された場合(S620:NO)、S630に移行し、ウォームアップをすることなく複合機10の存在を示す情報を返信する。なお、S630以降の処理については、上記実施例1と同様であるので、詳細を省略する。
この実施例2における複合機メイン処理によれば、過去に印刷データを送信してきたこと以外にも、その送信回数もウォームアップ開始の条件に加えているので、頻繁に印刷データを送信してこないパソコン20からは、この複合機10に対して印刷データが送信される可能性は低いとして、利用される可能性の低いパソコン20からの検索パケットで無駄にウォームアップを開始してしまうことを防ぐことができる。
また、印刷要求の送信回数を条件としたが、印刷枚数を条件に設定するなど、適宜設定できるようにしてもよい。ただし、印刷枚数を条件とすると、一度だけ大量印刷をした場合も、ウォームアップしてしまうので、一定期間印刷要求がないパソコン20を履歴テーブルから削除する複合機サブ処理が有効になってくる。
(実施例3)
以下、実施例1とは異なる処理システムについて、具体的に説明する。なお、上記実施例1では複合機10が検索パケットを受信し、ウォームアップを開始する条件として過去にその検索パケットを送信してきたパソコン20に利用されていたか否かを条件としていたが、本実施例3はその条件に加え、印刷データ受信時刻が所定時間経過したか否かも条件にする点においてのみ実施例1と相違するものである。したがって、以下の説明では同一の構成及び処理手順については、詳細を省略し、相違する点のみを説明する。
図7は、複合機10により行われる複合機メイン処理のフローを示したものである。なお、本実施例3においても複合機10は、しばらく印刷命令が下されておらず、休止状態になっているものとして説明する。
先ず、パソコン20から何らかのデータを受信するまで待機し、何らかのデータを受信したと判断すると(S705:YES)、そのデータがネットワーク回線30に接続されたプリンタ(プリンタとして機能する複合機10を含む)を検索する検索パケットか否かを判断する(S710)。
そして、検索パケットであると判断すると(S710:YES)、S715に移行し、この検索パケットを送信してきたパソコン20が過去にこの複合機10に対し印刷要求を送信していたか、つまり、印刷データを送信していたか否かを判断する。ここで、検索パケットを送信してきたパソコン20が履歴テーブルに記載されている、すなわち、過去にこの複合機10に対して印刷データを送信していたと判断すると(S715:YES)、さらにそのパソコン20が最後に複合機10に印刷データを送信してきてから所定期間(本実施例3では2ヶ月)以上経過しているかを判断する(S720)。この印刷データを送信してきてから所定期間経過しているか否かは、履歴テーブルの「印刷データ受信時刻」を参照する。つまり、この印刷データ受信時刻から2ヶ月経過したかを判断するのである。そして、印刷データ受信時刻が現在の時刻よりも2ヶ月以上経過していないと判断すると(S720:NO)、熱定着装置の加熱ヒータへの電力供給を行い、印刷データが送信されると素早く印刷が行えるようにウォームアップを開始する(S725)。それとともに、複合機10の存在を示す情報をパソコン20に返信する(S730)。
一方、先のS715で検索パケットを送信してきたパソコン20が過去にこの複合機10に対して印刷データを送信していなかったと判断された場合(S715:NO)、及び、過去にこの複合機10に対して印刷要求(印刷データ)を送信していたと判断されても(S715:YES)、その送信から、換言すれば複合機10が印刷データを受信してから2ヶ月以上経過していると判断された場合(S720:YES)、S730に移行し、ウォームアップをすることなく複合機10の存在を示す情報を返信する。なお、S730以降の処理については、上記実施例1と同様であるので、詳細を省略する。
この実施例3における複合機メイン処理によれば、過去に印刷データを送信してきたこと以外にも、その送信した時刻から所定期間経過しているか否かもウォームアップの条件に加えている。これにより、一定期間印刷データを送信してこないパソコン20からは、この複合機10に対して印刷データが送信される可能性は低いとして、利用される可能性の低いパソコン20からの検索パケットで無駄にウォームアップを開始してしまうことを防ぐことができる。
以上、実施例1乃至3を説明したが、さらに、図7においてS715〜S725の処理の間にS620のような「所定回数以上の印刷要求をしてきたパソコン20か否か」という処理を加えるとよい。
そうした場合、ウォームアップを開始する条件をより限定することができ、何回も一定期間内に印刷データを送信してきたパソコン20からの検索パケットに基づいてウォームアップを開始できる。
また、履歴テーブルに記憶されている印刷データ受信時刻を参考にして、一定期間内に何回印刷を実行したかを求め、その印刷頻度によりウォームアップを開始するか否かを判断するように構成されていてもよく、その場合、この判断する処理をS720の処理と置き換えるとよい。
この場合、ウォームアップを開始する条件をより限定することができ、頻繁に、かつ、一定期間内に印刷データを送信してきたパソコン20からの検索パケットに基づいてウォームアップを開始できる。
また、複合機10は、印刷実行要求を送信してきたパソコン20を、図2の履歴テーブルに記録する処理も実行する。なお、履歴テーブルに記録されていないパソコン20からの印刷実行要求であった場合には、パソコン20を特定する名前、印刷データを受信した時刻、印刷回数を、新規に記録する。また、既に履歴テーブルに記録されているパソコン20からの印刷実行要求であった場合には、既に記録されているテーブルを更新するようにしても、新たに、テーブルを追加するようにしてもよい。前者の場合は、印刷回数に応じてウォームアップを開始する構成において好適であり、後者の場合には、印刷頻度に応じてウォームアップを開始する構成において好適である。
また、本発明は、処理装置としては複合機10等の印刷装置に限られるものではなく、他にスキャナ等の休止状態に移行しウォームアップが必要な装置にも適応することができる。
本発明の実施例における処理システムの構成を示した図 本発明の実施例における履歴テーブルを示した図 本発明の実施例1における複合機により行われるメイン処理フローを示す図 本発明の実施例1における複合機により行われるサブ処理フローを示す図 本発明の実施例におけるパソコンにより行われる処理のフローを示す図 本発明の実施例2における複合機により行われるメイン処理フローを示す図 本発明の実施例3における複合機により行われるメイン処理フローを示す図
符号の説明
10 複合機(処理装置)
20 パソコン(処理指示装置)
30 ネットワーク回線

Claims (6)

  1. 処理指示装置と通信可能に接続されて予め定められた処理を実行し、該処理の実行要求が一定期間送信されてこない場合に、休止状態に移行可能な処理装置であって、
    処理実行要求を送信してきた前記処理指示装置を記憶する履歴記憶手段と、
    前記処理指示装置から送信される前記処理装置の存在を確認する存在確認情報の受信を条件に、該存在確認情報を送信してきた前記処理指示装置が前記履歴記憶手段に記憶されているかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記存在確認情報を送信してきた前記処理指示装置が前記履歴記憶手段に記憶されていると判断すると、前記休止状態を解除する解除手段と、
    を備えたことを特徴とする処理装置。
  2. 前記履歴記憶手段は、前記処理指示装置と該処理指示装置からの処理実行要求に関する時間とを対応付けて記憶しており、
    前記処理実行要求に関する時間から第1所定以上の期間が経過した場合に、該処理実行要求に関する時間と対応付けられた前記処理指示装置を、前記履歴記憶手段から消去する消去手段
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の処理装置。
  3. 前記履歴記憶手段は、前記処理指示装置と該処理指示装置からの処理実行要求に関する時間とを対応付けて記憶しており、
    前記処理実行要求に関する時間から第2所定の期間内に、該処理実行要求に関する時間と対応付けて記憶された前記処理指示装置から前記存在確認情報を受信した場合、前記解除手段は、該処理指示装置に対して前記休止状態を解除する
    ことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の処理装置。
  4. 前記履歴記憶手段は、前記処理指示装置と該処理指示装置からの処理実行要求をやり取りした回数とを対応付けて記憶しており、
    前記解除手段は、所定回数以上の前記処理実行要求を送信してきた前記処理指示装置に対して前記休止状態を解除する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の処理装置。
  5. 前記履歴記憶手段は、前記処理指示装置と該処理指示装置からの処理実行要求に関する時間とを対応付けて記憶しており、
    前記処理指示装置が前記処理実行要求を送信してきた頻度を算出する頻度算出手段を備え、
    前記解除手段は、所定以上の前記頻度で前記処理実行要求を送信してきた前記処理指示装置に対して前記休止状態を解除する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の処理装置。
  6. 処理指示装置と通信可能に接続されて予め定められた処理を実行し、該処理の実行要求が一定期間送信されてこない場合に、休止状態に移行可能な処理装置を制御可能なコンピュータが読み取り可能なプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    処理実行要求を送信してきた前記処理指示装置を記憶する履歴記憶手段と、
    前記処理指示装置から送信される前記処理装置の存在を確認する存在確認情報の受信を条件に、該存在確認情報を送信してきた前記処理指示装置が前記履歴記憶手段に記憶されているかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記存在確認情報を送信してきた前記処理指示装置が前記履歴記憶手段に記憶されていると判断すると、前記休止状態を解除する解除手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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