JP4577162B2 - プリンタシステムの制御ソフトウェアの更新 - Google Patents

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本発明は、プリンタシステムの制御ソフトウェアの更新に関するものである。
従来より、画像を印刷するプリンタシステムが用いられている。プリンタシステムの中には、プリンタシステムの制御に、プロセッサ(中央処理装置とも呼ばれる)を有する制御装置が用いられるものがある。プロセッサは、制御装置内に組み込まれた制御ソフトウェア(コンピュータプログラム)を実行することによってプリンタシステムを制御する。このようなソフトウェアはファームウェアとも呼ばれている。ここで、制御機能を改良するために、ファームウェアの更新が行われ得る。例えば、コンピュータから装置へファームウェアイメージをダウンロードする方法が提案されている。
特開2000−181718号公報
ところで、ファームウェアの更新中には、プロセッサは、プリンタシステムを制御することができない。従って、ファームウェアの更新処理の実行によって印刷の不具合が生じる可能性があった。例えば、印刷が途中で止まる可能性があった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、ファームウェアの更新処理によって印刷の不具合が生じることを抑制することのできる技術を提供することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の制御装置は、印刷を実行する印刷実行部を制御する制御装置であって、前記印刷実行部の制御を、制御ソフトウェアを用いて行う制御部と、ネットワークに接続されるとともに、前記ネットワークを介して、更新用の制御ソフトウェアを提供するサーバと通信可能なネットワークインターフェースと、を備え、前記制御部は、前記制御ソフトウェアの更新要求に応じて、前記ネットワークインターフェースを介して前記サーバから前記更新用の制御ソフトウェアを取得する処理と、前記制御ソフトウェアの更新を保留するとともに、与えられた条件が満たされるタイミングで、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する処理と、を含む更新処理を実行する。
この制御装置によれば、ファームウェアの更新要求を受けた場合には、更新が保留され、与えられた条件が満たされるタイミングでファームウェアが更新されるので、ファームウェアの更新処理によって印刷の不具合が生じることを抑制することができる。
上記制御装置において、前記制御部は、印刷要求を受け入れて前記印刷要求に応じた印刷を前記印刷実行部に実行させる印刷制御処理を、前記制御ソフトウェアを用いて実行し、前記制御部は、前記更新処理のモードとして、前記更新要求を受信した時に実行中の印刷制御処理が終了したことに応じて、前記印刷制御処理を実行していない状態で、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する待機更新モードを有することとしてもよい。
この構成によれば、実行中の印刷制御処理が終了したことに応じて、印刷制御処理を実行していない状態で、ファームウェアが更新されるので、ファームウェアの更新処理によって印刷の不具合が生じることを抑制することができる。
上記制御装置において、前記制御部は、前記待機更新モードにおいて、前記制御ソフトウェアの更新要求を受けたことに応じて、新たな印刷要求の受け入れを停止することが好ましい。
この構成によれば、新たな印刷要求の受け入れが停止されるので、速やかに、印刷制御処理が実行されていない状態で、ファームウェアを更新することができる。
上記制御装置において、前記制御部は、さらに、前記制御装置の電源のON/OFF状態を制御し、前記制御部は、前記更新処理のモードとして、前記ON/OFF状態の切り替え要求に応じて、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する電源同期更新モードを有し、前記制御部は、前記更新処理のモードを選択することをユーザに許容することが好ましい。
この構成によれば、電源同期更新モードでは、電源のON/OFF状態が切り替えられるときにファームウェアが更新されるので、ファームウェアの更新処理によって印刷の不具合が生じることを抑制することができる。また、更新処理のモードを選択することがユーザに許容されるので、ファームウェアの早急な更新が望まれる場合と、印刷の妨害を避けることが望まれる場合と、のそれぞれの場合において、適切なタイミングでファームウェアの更新を行うことが可能となる。
上記各制御装置において、前記制御部は、さらに、前記制御装置の電源のON/OFF状態を制御し、前記制御部は、前記更新処理のモードとして、前記ON/OFF状態の切り替え要求に応じて、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する電源同期更新モードを有することとしてもよい。
この構成によれば、電源同期更新モードでは、電源のON/OFF状態が切り替えられるときにファームウェアが更新されるので、ファームウェアの更新処理によって印刷の不具合が生じることを抑制することができる。
上記各制御装置において、前記制御部は、前記電源同期更新モードにおいて、前記制御ソフトウェアの更新要求を受けた後に、前記ON/OFF状態をOFFにする要求を受けたことに応じて、前記ON/OFF状態をOFFにする前に、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新することとしてもよい。
この構成によれば、電源がOFFにされるときにファームウェアが更新されるので、ファームウェアの更新処理によって印刷の不具合が生じることを抑制することができる。
上記各制御装置において、前記制御部は、前記電源同期更新モードにおいて、前記制御ソフトウェアの更新要求を受けた後に、前記ON/OFF状態をOFFにする要求に応じて前記ON/OFF状態をOFFにし、さらにその後に、前記ON/OFF状態をONにする要求を受けたことに応じて、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新することとしてもよい。
この構成によれば、電源がONにされるときにファームウェアが更新されるので、ファームウェアの更新処理によって印刷の不具合が生じることを抑制することができる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、印刷実行部の制御方法および制御装置、制御装置の制御ソフトウェアの更新方法および更新装置、印刷実行部と制御装置とを有するプリンタシステム、プリンタシステムの制御ソフトウェアの更新方法および更新装置、それらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
次に、この発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の順序で説明する。
A.第1実施例:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.第4実施例:
E.変形例:
A.第1実施例:
図1は、本発明の実施例としてのネットワークシステムの構成を示す概念図である。このネットワークシステム10は、プリンタ100とデジタルテレビ200とがLANを介して相互に接続された構成を有している。LANは、IEEE802.3のような有線ネットワークでも、IEEE802.11b/g/aなどの無線ネットワークでもよい。また、LANにはルータ300が接続されている。このルータ300は、LANとインターネットINETとを接続する。インターネットINETには、サーバ400が接続されている。
デジタルテレビ200は、LANを介してHTML(HyperText Markup Language)で記述されたHTMLデータを取得し、ブラウザ210を用いてこのHTMLデータで表されるWebページを表示する機能を有している。また、デジタルテレビ200は、ブラウザ210を用いてXHTML(eXtensible HyperText Markup Language)で記述された印刷用のXHTMLデータを作成し、LANを介してこのXHTMLデータをプリンタ100に転送して印刷を実行させる機能を有している。ブラウザ210の機能は、コンピュータ(図示省略)がプログラムを実行することによって実現されている。なお、このようなXHTMLデータを用いた印刷は「XHTML−print」とも呼ばれている。
プリンタ100は、制御部110と、印刷エンジン190と、操作パネル126とを有している。制御部110は、CPU(中央処理装置)112と、RAM114と、EP−ROM116と、外部装置制御部118と、ネットワーク制御部120と、電源制御部122と、操作パネル126を制御する操作パネル制御部124と、を有している。
操作パネル制御部124(図1)には、入力手段としての操作パネル126が接続されている。ユーザは、操作パネル126を用いて種々の指示を入力することができる。ネットワーク制御部120は、ネットワークインターフェースとしての機能を有しており、LANに接続される。電源制御部122は、プリンタ100の全体の電源のON/OFF状態を制御する。電源制御部122の構成としては、リレー回路を用いたものやトランジスタスイッチを用いたもの等の種々の構成を採用可能である。
外部装置制御部118は、外部装置とのインターフェースとしての機能を有している。外部装置制御部118には、パーソナルコンピュータやデジタルカメラ、メモリ等の種々の外部装置が接続され得る。インターフェースとしては、例えば、USB(Universal Serial Bus)インターフェースを採用可能である。
EP−ROM116は、ファームウェア500aを格納している。ファームウェア500aは、プリンタ100の制御機能を実現するためのプログラムを含む。CPU112は、EP−ROM116からプログラムを読み、読んだプログラムを実行する。また、EP−ROM116は不揮発性メモリであり、プリンタ100の電源が切られても記憶内容を保持することができる。さらに、EP−ROM116においては、データの消去と書き込みとが可能であり、ファームウェア500aは更新され得る。このようなEP−ROM116としては、データの消去と書き込みとが可能な種々の不揮発性メモリを採用可能である。例えば、フラッシュメモリやEEPROMを採用可能である。
図2は、EP−ROM116に格納されたファームウェア500aの内部構成を示す概略図である。第1実施例では、ファームウェア500aは、印刷モジュール510aと、HTTPサーバモジュール520aと、更新モジュール530aと、を含む。印刷モジュール510aは、印刷要求に応じて印刷エンジン190(図1)に印刷を実行させる機能を有する。HTTPサーバモジュール520aは、プリンタ100(図1)の動作状況を表示するとともにユーザによる指示入力を許容するWebページを提供する機能を有する。WebページはHTMLデータで表されている。また、HTTPサーバモジュール520aは、HTTP(HyperText Transfer Protocol)に従ってデータ通信を行う。更新モジュール530aは、EP−ROM116に格納されているファームウェアを更新する機能を有する。各モジュール510a、520a、530aは、CPU112によって実行されるコンピュータプログラムである。また、各モジュールの機能の詳細については、後述する。
サーバ400(図1)は、更新用ファームウェア500bを、インターネットINETを介して提供する機能を有している。サーバ400のHTTPサーバモジュール410は、プリンタ100の要求に応じて、このファームウェア500bをプリンタ100に送信する。この際、HTTPサーバモジュール410は、HTTPに従って、データ通信を行う。ただし、他のプロトコル(例えば、FTP(File Transfer Protocol))に従ってデータ通信を行うこととしてもよい。HTTPサーバモジュール410の機能は、コンピュータ(図示省略)がプログラムを実行することによって実現されている。なお、サーバ400によって提供される更新用のファームウェア500bの構成も、図2に示すファームウェア500aの構成と同様である(図示省略)。また、サーバ400は、このプリンタ100に限らず、インターネットINETを介して通信可能な他のプリンタ(図示省略)にもファームウェア500bを提供可能である。
印刷エンジン190は、制御部110によって供給された印刷データに応じて印刷を実行する印刷機構である。本実施例では、デジタルテレビ200が、ブラウザ210を操作するユーザの指示に従って、プリンタ100に印刷要求を送信する。この印刷要求は、印刷用のXHTMLデータを含んでいる。印刷モジュール510a(図2)は、LANを介してデジタルテレビ200から印刷要求を取得し、取得した印刷要求に含まれるXHTMLデータを解釈し、色変換やハーフトーン処理を実行して印刷データを作成し、この印刷データを印刷エンジン190に供給する。ただし、印刷モジュール510a(CPU112)の代わりに印刷エンジン190が色変換やハーフトーン処理の機能を有するように構成することも可能である。
なお、制御部110と印刷エンジン190との接続形式としては、種々の形式を採用可能である。例えば、制御部110のバスを介して接続する形式を採用してもよく、USBインターフェースを介して接続する形式を採用してもよい。また、制御部110と印刷エンジン190とを、個別の装置として構成してもよい。
また、プリンタ100(印刷モジュール510a)は、デジタルテレビ200に限らず、LANに接続された他の装置(例えば、パーソナルコンピュータやデジタルカメラ。図示せず。)からも平行して印刷要求を受けることが可能である。換言すれば、プリンタ100(印刷モジュール510a)は、プリンタ100と通信可能な複数の装置のそれぞれから独立に印刷要求を受けることができる。印刷モジュール510a(図2)は、印刷要求を受信する毎に、受信した印刷要求をRAM114に格納する。RAM114は、複数の印刷要求を格納することが可能である。また、印刷モジュール510aは、受信済みの印刷要求の中から受信した順番に1つの印刷要求を処理対象として選択するとともに、選択した印刷要求に従って印刷エンジン190に印刷させる一連の処理を、処理対象の印刷要求を切り替えつつ順次実行する。ここで、印刷モジュール510aは、印刷が完了した印刷要求を、RAM114から消去する。以下、1つの印刷要求に応じて実行される一連の印刷処理のことを「印刷ジョブ」とも呼ぶ。
また、印刷要求において印刷画像を表すために用いられるデータとしては、XHTMLデータに限らず、種々のデータを採用可能である。例えば、PDL(Page Description Language:ページ記述言語)で記述されたPDLデータを採用してもよい。また、JPEGデータやTIFFデータといった画像データを採用してもよい。
また、印刷要求の形式としては、種々の形式を採用可能である。例えば、プリンタ100とデジタルテレビ200とを、UPnP(Universal Plug and Play。UPnPは、UPnP Implementers Corporationの商標)対応のネットワーク装置として構成することも可能である。この場合には、プリンタ100とデジタルテレビ200とがUPnPのプロトコルに従ったメッセージを交換することによって、デジタルテレビ200がプリンタ100に印刷を要求することとすればよい。また、デジタルテレビ200が、LPR(Line PRinter daemon protocol)を使用して、印刷要求をプリンタ100に送信することとしてもよい。
ところで、印刷要求の送信元としては、LANに接続された装置に限らず、他の種々の装置を採用可能である。例えば、プリンタ100が、外部装置制御部118に接続された外部装置(例えば、パーソナルコンピュータやデジタルカメラ、メモリ)から、印刷要求を取得することとしてもよい。この場合には、印刷モジュール510aは、外部装置制御部118を介して外部装置から印刷要求を取得し、取得した印刷要求を解釈し、色変換やハーフトーン処理を実行して印刷データを作成し、この印刷データを印刷エンジン190に供給する。なお、第1実施例では、プリンタ100は、LANに接続された装置と、外部装置制御部118に接続された外部装置と、の両方から印刷要求を取得することとする。ただし、プリンタ100が、いずれか一方に接続された装置のみから印刷要求を取得することとしてもよい。
図3は、HTTPサーバモジュール520a(図2)が提供するWebページの一例を示す説明図である。以下、ユーザが、デジタルテレビ200(図1)のブラウザ210を操作することによってWebページを閲覧することとして、説明を行う。なお、HTTPサーバモジュール520aは、印刷処理の進行状況に拘わらずに、Webページを提供可能である。さらに、制御部110は、印刷処理の進行状況に拘わらずに、Webページを介したユーザの指示を受けることが可能である。
このWebページWP1は、4つのボタンB10〜B13と、ステータス表示領域A10と、を有している。第1ボタンB11は、印刷デフォルト設定の変更Webページ(図示省略)を表示するためのボタンである。第2ボタンB12は、プリンタのメンテナンスWebページ(後述)を表示するためのボタンである。第3ボタンB13は、ネットワーク設定Webページ(図示省略)を表示するためのボタンである。第4ボタンB14は、メーカのWebページ(図示省略)を表示するためのボタンである。また、ステータス表示領域A10には、インク残量とプリンタ100のステータスとが表示される。
ユーザが第2ボタンB12を操作すると、HTTPサーバモジュール520aは、メンテナンスWebページを出力する。図4は、メンテナンスWebページの出力処理の手順を示すフローチャートである。最初のステップS100では、HTTPサーバモジュール520aは、ファームウェアを提供するサーバ400と接続可能か否かを判断する。HTTPサーバモジュール520aは、サーバ400との通信を試み、通信に成功したら接続可能と判断し、通信に失敗したら接続不可能と判断する。なお、HTTPサーバモジュール520aは、インターネットINET上でサーバ400を特定するための識別子(例えば、IPアドレス)として、所定の値を用いる。
接続可能と判断された場合には、HTTPサーバモジュール520aは、メンテナンスWebページにおけるファームウェアアップデート項目を有効化し(ステップS110)、有効化後のメンテナンスWebページ(ユーザインターフェース)を出力する(ステップS130)。図5は、ファームウェアアップデート項目が有効化されたメンテナンスWebページの一例を示す説明図である。このWebページWP2aは、3つのボタンB21〜B23を有している。第1ボタンB21は、プリンタ100にノズルチェックを実行させるためのボタンである。第2ボタンB22は、プリンタ100にノズルクリーニングを実行させるためのボタンである。第3ボタンB23は、プリンタ100にファームウェアのアップデートを実行させるためのボタンである。
一方、接続不可能と判断された場合には、HTTPサーバモジュール520aは、ステップS120で、メンテナンスWebページにおけるファームウェアアップデート項目を無効化し、ステップS130で、無効化後のメンテナンスWebページ(ユーザインターフェース)を出力する。図6は、ファームウェアアップデート項目が無効化されたメンテナンスWebページの一例を示す説明図である。このWebページWP2bでは、図5に示すWebページWP2aと異なり、第3ボタンB23が無効化されている。すなわち、ユーザは、この第3ボタンB23を操作することができない。無効化されていることを示す方法としては、種々の方法を採用可能である。例えば、有効なボタンを有彩色で表し、無効なボタンを無彩色で表す方法を採用可能である。また、無効なボタンを有効なボタンよりも薄い色で表す方法を採用してもよく、無効なボタンをWebページから消去する方法を採用してもよい。
なお、ステップS100で、HTTPサーバモジュール520aが、サーバ400との接続可能性に加えて、より新しいファームウェアの有無をサーバ400に確認することとしてもよい。現行のファームウェア500aが既に最新のものである場合のように、より新しいファームウェアをサーバ400が有していない場合には、HTTPサーバモジュール520aは、ステップS120に移行すればよい。より新しいファームウェアをサーバ400が有している場合には、HTTPサーバモジュール520aは、ステップS110に移行すればよい。なお、より新しいファームウェアの有無の確認方法としては、種々の方法を採用可能である。例えば、まず、HTTPサーバモジュール520aが、プリンタ100の機種情報と、現行のファームウェア500aのバージョン情報と、をサーバ400に送信する。次に、サーバ400が、その現行バージョンよりも新しく、かつ、その機種に対応したファームウェアの有無の確認結果をHTTPサーバモジュール520aに返信すればよい。このようなサーバ400の応答機能は、例えば、HTTPサーバモジュール410によって実現可能である。また、更新用のファームウェアを特定するための情報としては、機種情報とバージョン情報との組み合わせに限らず種々の情報を採用可能である。例えば、プリンタ100の仕向地に関する情報を用いてもよい。
ユーザがファームウェアアップデート用の第3ボタンB23(図5)を操作すると、プリンタ100は、ファームウェアの更新処理を実行する。図7は、ファームウェアの更新処理の概要を示す説明図である。プリンタ100は、サーバ400から更新用ファームウェア500bを取得すると、一旦、取得したファームウェア500bをRAM114に格納する。次に、プリンタ100は、EP−ROM116に格納されている古いファームウェア500aを消去し、新たなファームウェア500bをEP−ROM116に書き込む。
図8は、ファームウェアの更新処理の手順を示すフローチャートである。更新モジュール530aは、ユーザがファームウェアアップデート用の第3ボタンB23(図5)を操作することに応じて、図8の更新処理を開始する。この図8のフローチャートに従った更新処理の手順は、本発明における「待機更新モード」での手順に相当する。
ステップS200では、更新モジュール530a(図2)が、印刷サービス停止要求を発行する。これは、新たな印刷要求の受け入れを停止する処理である。例えば、更新モジュール530aが、操作パネル制御部124(図1)に、操作パネル126をロックさせてもよい。こうすれば、操作パネル126に入力されたユーザの指示による新たな印刷要求の受け入れを止めることができる。また、更新モジュール530aが、外部装置制御部118に、外部装置との接続を切断させてもよい。こうすれば、外部装置からの新たな印刷要求の受け入れを止めることができる。また、プリンタ100が、UPnP対応のネットワーク装置として構成されている場合には、更新モジュール530aは、ネットワーク制御部120に、退出する旨をLANに接続されている他の装置(例えば、デジタルテレビ200)にアドバタイズさせてもよい。こうすれば、LANからの新たな印刷要求の受け入れを止めることができる。なお、第1実施例では、更新モジュール530aは、上述の全ての処理を実行することとする。
次のステップS210では、更新モジュール530aは、印刷ジョブの実行中か否かを判断する。本実施例では、制御部110は、印刷要求と、ファームウェアの更新要求(図5の第3ボタンB23の操作)と、を互いに独立に受けることが可能である。すなわち、制御部110(更新モジュール530a)は、印刷ジョブの実行中に、ファームウェアの更新要求を受けることができる。そこで、更新モジュール530aは、印刷ジョブの実行中である場合、すなわち、印刷モジュール510aと印刷エンジン190とが印刷処理を実行している場合には、ファームウェアの更新を保留して、印刷処理の終了を待つ。ここで、更新モジュール530aは、既に受け入れ済みの全ての印刷要求のそれぞれの印刷ジョブが終了することを待つ。
印刷ジョブの実行中ではない場合、すなわち、受け入れ済みの全ての印刷要求が完了している場合には、次のステップS220で、更新モジュール530aは、より新しいファームウェアの有無をサーバ400(図1)に確認する。具体的には、更新モジュール530aは、まず、サーバ400と接続可能か否かを判断する。さらに、接続可能な場合には、更新モジュール530aは、より新しいファームウェアの有無をサーバ400に確認する。このステップS220の処理は、図4のステップS100と同様に行われる。
接続不可能と判断された場合には、更新モジュール530aは、次のステップS235で、HTTPサーバモジュール520aに、ファームウェアを更新できない旨を表示するWebページを出力させて、更新処理を終了する。図9は、ステップS235で出力されるWebページの一例を示す説明図である。このWebページWP3がデジタルテレビ200(図1)に表示された場合には、ユーザは、ネットワークの設定を確認した後、再度、図3に示すWebページWP1を閲覧することによって、プリンタ100にファームウェアの更新処理を実行させることができる。
また、より新しいファームウェアをサーバ400(図1)が有していない場合も、更新モジュール530aは、ステップS235に移行する。この場合には、更新モジュール530aは、HTTPサーバモジュール520aに、ファームウェアの更新が不要である旨を表示するWebページ(図示せず)を出力させて、更新処理を終了する。
より新しいファームウェア(図7:更新用ファームウェア500b)をサーバ400(図1)が有している場合には、次のステップS230で、更新モジュール530aは、更新用ファームウェア500bをサーバ400から取得する。本実施例では、更新モジュール530aは、HTTPサーバモジュール410に、HTTPの「GETリクエスト」を送信する。この際、URL(Uniform Resource Locator)としては、ファームウェア500bを特定する所定のURLが用いられる。この代わりに、更新モジュール530aが、機種とバージョンとに応じたURLを、サーバ400から取得することとしてもよい。このようなURLの取得方法としては、種々の方法を採用可能である。例えば、新しいファームウェアの有無の確認の際に(ステップS220)、HTTPサーバモジュール410が更新モジュール530aにURLを通知する方法を採用可能である。ここで、URLが、サーバ400とは異なる別のサーバ(図示せず)のリソースを示すものであってもよい。なお、URLとは、リソース(情報資源)の位置を示す識別子である。
HTTPサーバモジュール410は、GETリクエストに応じてURLで特定されるファームウェア500bをプリンタ100に送信する。更新モジュール530aは、ファームウェア500bを受信することに応じて、更新処理の実行中である旨を表示するWebページを、HTTPサーバモジュール520aに出力させる。図10は、ステップS230で出力されるWebページの一例を示す説明図である。ユーザは、デジタルテレビ200に表示されるこのWebページWP4を閲覧することによって、更新処理の実行中であることを知ることができる。
次のステップS240では、更新モジュール530aは、受信したファームウェア500bをRAM114に格納する。
次のステップS250では、更新モジュール530aは、ファームウェア500bの全てをRAM114に格納したことに応じて、新ファームウェアを有効にする指示を取得するためのWebページを、HTTPサーバモジュール520aに出力させる。図11は、ステップS250で出力されるWebページの一例を示す説明図である。このWebページWP5は、再起動ボタンB50を有している。
ユーザが再起動ボタンB50(図11)を操作すると、処理は次のステップS260に移行する。更新モジュール530aは、再起動ボタンB50の操作に応じて、CPU112によって実行されるプログラムを、EP−ROM116のファームウェア500aから、RAM114のファームウェア500bに切り替える。具体的には、CPU112は、ファームウェア500aに従った制御を終了し、更新用ファームウェア500bに従った制御を開始する。この更新用ファームウェア500bは、更新モジュール530aと同様の更新モジュールを含んでいる(図示せず)。CPU112は、この更新モジュールに従って、EP−ROM116のファームウェア500aを消去し、次に、RAM114のファームウェア500bをEP−ROM116に書き込む。CPU112は、既にRAM114のファームウェア500bに従って動作しているので、EP−ROM116のファームウェア500aが消去されても、CPU112の動作に支障はない。書き込みが完了したら、CPU112は、RAM114のファームウェア500bに従った制御を終了し、EP−ROM116のファームウェア500bに従った制御を開始する。この制御切り替えも、RAM114のファームウェア500bの更新モジュールに従って行われる。
EP−ROM116のファームウェアが更新されたことに応じて、CPU112は、EP−ROM116のファームウェアに従って、印刷サービス(印刷要求の受け入れ)を再開する。
なお、更新処理がステップS230からステップS250へ移行する間には、ブラウザ210(図1)は、プリンタ100のHTTPサーバモジュール520aからWebページを取得する処理を、自動的に繰り返し実行する。このようにブラウザ210に自動的にWebページを取得させる方法としては、種々の方法を採用可能である。例えば、HTMLの「Meta Refresh Tag」をWebページWP4(図10)に記述する方法を採用可能である。ここで、HTTPサーバモジュール520aは、ステップS250で、デジタルテレビ200に送信するWebページをWebページWP4からWebページWP5に切り替えればよい。ただし、このようなWebページ取得(更新)の繰り返しを省略してもよい。
以上のように、第1実施例では、更新モジュール530aは、ネットワーク(LAN、INET)を介して、直接にサーバ400から更新用ファームウェア500bを取得する。従って、更新用ファームウェアをサーバ400から取得するとともに、取得した更新用ファームウェアをプリンタ100に送信する機能を有する他の装置(例えば、パーソナルコンピュータ)を用いなくても、プリンタ100のファームウェアの更新が可能である。
また、第1実施例では、更新モジュール530aは、ファームウェアの更新要求(図5の第3ボタンB23の操作)に応じて、新たな印刷要求の受け入れを停止するとともに、受け入れ済みの全ての印刷要求の印刷処理の終了後に更新処理を進行させる(図8:S200、S210)。すなわち、ファームウェアの更新は、印刷ジョブが実行されていない状態で行われる。従って、ファームウェアの更新処理によって印刷の不具合(例えば、印刷が途中で終わること)が生じることを抑制できる。特に、複数のユーザが独立に同じプリンタ100を利用する場合には、ファームウェアの更新を指示するユーザが、他のユーザの印刷状況を知らない場合がある。このような場合であっても、印刷の不具合が生じることを防止できる。
また、更新モジュール530aは、ファームウェアの更新要求を受けたことに応じて、印刷サービス停止要求を発行するので(図8:S200)、更新モジュールは、速やかに、印刷ジョブが実行されていない状態で、ファームウェアを更新することができる。
なお、図8に示す「待機更新モード」では、後述する「電源同期更新モード」とは異なり、電源のON/OFF状態の切り替え要求の有無に拘わらずに、ファームウェアが書き換えられる。すなわち、第1実施例では、ファームウェアの更新処理は、電源制御部122の動作とは独立に実行される。従って、第1実施例では、制御部110から電源制御部122を省略してもよい。
B.第2実施例:
図12、図13は、第2実施例におけるファームウェアの更新処理の手順を示すフローチャートである。これらの図12、図13のフローチャートに従った手順は、本発明における「電源同期更新モード」での手順に相当する。図8に示す待機更新モードとの差違は、ファームウェアの書き換えが、プリンタ100の電源が切られるときに実行される点である。ネットワークシステムの構成は、図1に示す第1実施例のネットワークシステム10と同じである。また、ファームウェアの構成は図2に示す第1実施例のファームウェア500aと同じである。
図12に示す処理は、図8に示す第1実施例と同様に、ユーザがファームウェアアップデート用の第3ボタンB23(図5)を操作することに応じて、更新モジュール530aによって開始される。また、ステップS220、S235の処理は、図8に示すステップS220、S235の処理と同じである。
ステップS220で、より新しいファームウェアをサーバ400が有していると判断された場合には、次のステップS280で、更新モジュール530aは、ファームウェアのアップデートフラグを「TRUE」にセットする。このアップデートフラグは、RAM114に格納されているデータであり、通常は「FALSE」に設定されている。このアップデートフラグは、後述するように、電源が切られるときに利用される。アップデートフラグを「TRUE」に設定したら、更新モジュール530aは処理を終了する。
図13は、プリンタ100の電源が切られるときに実行される処理の手順を示すフローチャートである。更新モジュール530a(図2)は、操作パネル126(図1)の電源ボタン(図示せず)が押下されたことに応じて、図13の更新処理を開始する。また、更新モジュール530aは、電源OFFの指示を受けた場合(図示しない電源ボタンが押下された場合)には、受け入れ済みの全ての印刷要求が完了した後で、図13の処理を開始する。例えば、更新モジュール530aは、図8のステップ200、S210と同じ処理を実行した後で、図13の処理を開始する。
なお、電源のON/OFF状態の切り替え指示としては、操作パネル126に入力された指示に限らず、種々の指示を採用可能である。例えば、外部装置制御部118に接続された外部装置からの指示や、LANに接続された他のネットワーク装置からの指示を採用可能である。これは、後述する他の実施例においても同様である。
最初のステップS300では、更新モジュール530a(図2)は、アップデートフラグが「TRUE」であるか否かを判断する。アップデートフラグが「FALSE」である場合には、更新モジュール530aは、ステップS320に移行し、電源制御部122に電源を切らせて、処理を終了する。
アップデートフラグが「TRUE」である場合には、更新モジュール530aは、ステップS310に移行し、ファームウェアを更新する旨の通知を行う。例えば、更新モジュール530aは、HTTPサーバモジュール520aに通知用のWebページを出力させることによって、この通知を行う。通知用のWebページとしては、例えば、図10に示すWebページWP4と同じページを採用可能である。また、更新モジュール530aが、操作パネル制御部124を制御することによって、操作パネル126の表示画面(図示せず)にファームウェアを更新する旨の表示をさせることとしてもよい。
以後、CPU112(図1)は、ステップS330〜S360の処理を実行する。これらのステップS330〜S360の処理は、図8のステップS230〜S260の処理と、それぞれ同じである。更新用ファームウェアの書き込みが完了したら、CPU112は、電源制御部122に電源を切らせて(S370)、処理を終了する。なお、ステップS370の段階では、CPU112は、RAM114の新しいファームウェアに従って動作している。電源を切る処理は、新しいファームウェアの更新モジュール(図示せず)に従って行われる。
以後、電源が投入された場合には、CPU112は、EP−ROM116に格納されている新しいファームウェアに従って、印刷サービス(印刷要求の受け入れ)を開始する。
以上のように、第2実施例では、更新モジュール530aは、ファームウェアの更新要求(図5の第3ボタンB23の操作)を受けた場合には、電源OFF要求を受けたことに応じて、更新処理を開始する(図13)。このように、プリンタ100の電源が切られる時にファームウェアが更新されるので、ファームウェアの更新のために印刷サービスが止められて、印刷が出来ない状態となるという不具合が生じることを防止できる。
C.第3実施例:
図14は、電源同期更新モードにおける更新処理の別の例の手順を示すフローチャートである。図12、図13に示す第2実施例との差違は、ファームウェアの書き換えが、プリンタ100の電源が入れられるときに実行される点だけである。ネットワークシステムの構成は、図1に示す第1実施例のネットワークシステム10と同じである。また、ファームウェアの構成は図2に示す第1実施例のファームウェア500aと同じである。
第3実施例では、更新モジュール530aは、図12と同様のフローチャートに従って、アップデートフラグを「TRUE」にセットする。ただし、第3実施例では、アップデートフラグは、不揮発性メモリであるEP−ROM116に格納される。これは、プリンタ100の電源が一旦切られ、その後に電源が入れられたときに、更新モジュール530aがアップデートフラグを利用するからである。第3実施例では、図13に示す第2実施例とは異なり、CPU112は、アップデートフラグの値が「TRUE」であっても、ファームウェアの書き換えをせずに電源制御部122に電源を切らせる。その代わりに、CPU112は、次に電源が入れられたときに、アップデートフラグの値に応じたファームウェアの更新処理を実行する。
図14は、プリンタ100(図1)の電源が入れられるときに実行される処理の手順を示すフローチャートである。電源制御部122は、操作パネル126(図1)の電源ボタン(図示せず)が押下されたことに応じてプリンタ100の電源を入れる。CPU112は、電源が入れられたことに応じて、EP−ROM116のファームウェア500a(図2)に従った制御を開始する。まず、更新モジュール530aが、図14に示す更新処理を開始する。すなわち、更新モジュール530aは、電源ONの指示を受けたことに応じて、更新処理を開始することとなる。
最初のステップS400では、更新モジュール530a(図2)は、アップデートフラグが「TRUE」であるか否かを判断する。アップデートフラグが「FALSE」である場合には、更新モジュール530aは更新処理を終了する。以後、CPU112は、EP−ROM116のファームウェアに従って、印刷サービス(印刷要求の受け入れ)を開始する。
アップデートフラグが「TRUE」である場合には、CPU112は、S410、S4430〜S460の処理を実行する。これらのステップS410、S430〜S460の処理は、図13のステップS310、S330〜S360の処理と、それぞれ同じである。更新用ファームウェアの書き込みが完了したら、CPU112は、EP−ROM116の更新用ファームウェアに従って、印刷サービス(印刷要求の受け入れ)を開始する。
以上のように、第3実施例では、更新モジュール530aは、ファームウェアの更新要求(図5の第3ボタンB23の操作)を受けた場合には、プリンタ100の電源が一旦切られ、その後、電源ON要求を受けたことに応じて、更新処理を開始する(図14)。このように、プリンタ100の電源が入れられる時にファームウェアが更新されるので、ファームウェアの更新のために印刷サービスが止められて、印刷が出来ない状態となるという不具合が生じることを抑制できる。
D.第4実施例:
図15は、第4実施例におけるファームウェアの更新処理の手順を示すフローチャートである。上述の各実施例との差違は、ファームウェア更新処理のモードが、ユーザの指示に従って決定される点である。第4実施例では、更新モジュール530aは、図8に示す待機更新モードと、図12、図13に示す電源同期更新モードと、のそれぞれのモードに従って、ファームウェアの更新処理を進行させることが可能である。また、更新モジュール530aは、更新モードを選択することをユーザに許容する。
更新モジュール530aは、ユーザがファームウェアアップデート用の第3ボタンB23(図5)を操作することに応じて、図15の処理を開始する。最初のステップS500では、更新モジュール530aは、HTTPサーバモジュール520aに、更新モードを選択する指示の入力をユーザに許容するWebページ(ユーザインターフェース)を出力させる。図16は、ステップS500で出力されるWebページの一例を示す説明図である。このWebページWP6は、「今ボタンB61」と、「後でボタンB62」とを有している。
次のステップS510では、更新モジュール530aは、2つのボタンB61、B62のいずれがユーザによって操作されたかを判断する。「今ボタンB61」が操作された場合には、更新モジュール530aは、ステップS520に移行し、待機更新モード(図8)で更新処理を進行させる。「後でボタンB62」が操作された場合には、更新モジュール530aは、ステップS530に移行し、電源同期更新モード(図12、図13)で更新処理を進行させる。なお、電源同期更新モードでの更新処理としては、図14に示す第3実施例での処理を採用してもよい。
以上のように、第4実施例では、ユーザは、印刷ジョブの終了後すぐにファームウェアが更新される待機更新モードと、電源のON/OFF状態が切り替えられるタイミングでファームウェアが更新される電源同期更新モードと、の中から好みの更新モードを選択することができる。その結果、第4実施例では、ファームウェアの早急な更新が望まれる場合と、印刷の妨害を避けることが望まれる場合と、のそれぞれの場合において、適切なタイミングでファームウェアの更新を行うことが可能となる。
E.変形例:
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
変形例1:
上記各実施例において、更新用のファームウェアの取得完了後には、更新モジュール530aが、ファームウェアの書き換え指示の有無に拘わらずに、EP−ROM116のファームウェアの書き換え処理を進行させることとしてもよい。例えば、図8の手順からステップS250を省略してもよい。同様に、図13の手順からステップS350を省略してもよく、図14の手順からステップS450を省略してもよい。また、この代わりに、更新モジュール530aが、更新用のファームウェアの取得完了後に、再度、ユーザに更新を希望するか否かを問い合わせることとしてもよい。
変形例2:
図12、図13に示す電源同期更新モードでの更新処理において、更新モジュール530aが、より新しいファームウェアの有無を確認せずに、アップデートフラグの設定を行うこととしてもよい。例えば、図12のステップS220、S235のそれぞれを省略してもよい。ただし、この場合には、更新モジュール530aは、ファームウェアをサーバ400から取得するときに、より新しいファームウェアの有無を確認することが好ましい。例えば、更新モジュール530aが、図13のステップS300とステップS310との間に、図12のステップS220の処理を実行すればよい。ここで、更新可能な場合には、更新モジュール530aはステップS310に移行すればよい。一方、更新できない場合には、更新モジュール530aはステップS320に移行すればよい。この際、更新モジュール530aは、図12のステップS235と同じ処理を実行してもよい。
以上説明した変形例は、図14に示す更新処理についても同様に適用できる。この場合には、図14のステップS400とステップS410との間に、更新モジュール530aが、より新しいファームウェアの有無を確認することが好ましい。
変形例3:
図8に示す実施例において、複数の印刷要求が受け入れ済みである場合に、更新モジュール530aが、一部の印刷要求の印刷ジョブの実行前に、ファームウェアの書き換え処理を進行させることとしてもよい。例えば、更新モジュール530aが、ファームウェアの更新要求を受けたことに応じて、実行中の印刷ジョブの完了後、別の印刷ジョブの実行を保留させて、ファームウェアの書き換え処理を進行させることとしてもよい。この場合には、ファームウェアの更新後に、更新された印刷モジュールが、RAM114内の保留された印刷要求に応じた印刷ジョブを実行する。
一般に、待機更新モードでの手順としては、更新要求を受信した時に実行中の印刷ジョブが終了したことに応じて、印刷ジョブを実行していない状態で、印刷エンジン190の制御に用いられるファームウェアを更新する任意の手順を採用可能である。すなわち、新しいファームウェアを用いた制御開始を保留し、更新要求を受信した時に実行中の印刷ジョブが終了したことに応じて、印刷ジョブを実行していない状態で、新しいファームウェアを用いた制御を開始する任意の手順を採用可能である。ただし、図8に示す実施例のように、新たな印刷要求の受け入れを停止させ、受け入れ済みの印刷要求の全ての印刷ジョブが終了した後に、ファームウェアを書き換える手順を採用することが好ましい。こうすれば、更新後のファームウェアが、受け入れ済みの印刷要求に対応していないことによる印刷の不具合が生じることを防止できる。
変形例4:
電源同期更新モードでの更新処理において、更新モジュール530aが更新用ファームウェアを取得するタイミングとしては、任意のタイミングを採用可能である。例えば、図12、図13に示す実施例において、更新モジュール530aが、ファームウェアの更新要求を受けた後の電源OFFの指示を受ける前に更新用のファームウェアを取得してもよい。具体的には、図12のステップS220とステップS280との間や、ステップS280の後で、更新モジュール530aが、電源OFFの指示の有無に拘わらずに、図13のステップS330、S340の処理を実行することとしてもよい。
以上説明した変形例は、図14に示す更新処理についても同様に適用できる。また、図14に示す実施例のように電源が入れられたときにファームウェアが書き換えられる場合においても、その前の電源が切られるときに、更新モジュール530aが更新用のファームウェアを取得することとしてもよい。ただし、この場合には、更新用のファームウェアは、不揮発性メモリ(例えば、EP−ROM116)に格納される。
一般に、電源同期更新モードでの手順としては、制御部110の電源のON/OFF状態を切り替える要求を受けたことに応じて、印刷エンジン190の制御に用いられるファームウェアを更新する任意の手順を採用可能である。すなわち、新しいファームウェアを用いた制御開始を保留し、制御部110の電源のON/OFF状態を切り替える要求を受けたことに応じて、新しいファームウェアを用いた制御を開始する任意の手順を採用可能である。ここで、電源を切る時にファームウェアを書き換える場合には、受け入れ済みの全ての印刷要求が完了した後で、ファームウェアを書き換えることが好ましい。
変形例5:
上記各実施例において、EP−ROM116に格納されているファームウェアの一部分のみを更新することとしてもよい。例えば、ファームウェアの更新処理を実行する機能を有するモジュール(HTTPサーバモジュール520aと更新モジュール530a)を更新せずに、印刷モジュール510aのみを更新することとしてもよい。この場合には、CPU112によって実行されるプログラムを、EP−ROM116のファームウェアからRAM114のファームウェアに切り替えずに、CPU112は更新処理を実行できる。また、この場合には、CPU112は、サーバ400から取得した更新用の印刷モジュールを、一旦RAM114に格納することなく、直接EP−ROM116に書き込むこととしてもよい。
変形例6:
上記各実施例において、更新され得るファームウェアに従って制御部110が実行する処理としては、印刷エンジン190を制御する任意の処理を採用することができる。例えば、色変換処理やハーフトーン処理といった画像処理のみを採用してもよく、また、複数の印刷要求のそれぞれの印刷ジョブの実行スケジュールを決定する処理のみを採用してもよい。
変形例7:
上記各実施例において、印刷エンジン190(図1)の電源と、制御部110の電源とが、独立に制御されることとしてもよい。例えば、電源制御部122が、印刷エンジン190の電源のON/OFFを制御せずに、制御部110のみの電源のON/OFFを制御することとしてもよい。いずれの場合も、制御部110は、電源同期更新モードでは、制御部110の電源のON/OFF状態が切り替えられるタイミングでファームウェアを更新すればよい。こうすれば、ファームウェアの更新のために、制御部110による印刷エンジン190の制御が止められることを防止できる。
変形例8:
上記各実施例では、CPU112は、プログラムをEP−ROM116から直接に読んで実行することとしていたが、この代わりに、CPU112が、ファームウェアの全体を一旦RAM114に格納した後、プログラムをRAM114から読んで実行することとしてもよい。さらに、この場合には、CPU112は、サーバ400から取得した更新用の印刷モジュールを、一旦RAM114に格納することなく、直接EP−ROM116に書き込むこととしてもよい。
変形例9:
上記各実施例では、更新モジュール530a(図2)は、ユーザによる種々の指示を、Webページを介して取得することとしていたが、指示の取得方法としては種々の方法を採用できる。例えば、更新モジュール530aが、操作パネル126を介して種々の指示を取得することとしてもよい。この場合には、更新モジュール530a(図2)は、操作パネル制御部124を制御することによって、Webページと同様の画面を操作パネル126の表示画面(図示せず)に表示させることとすればよい。
変形例10:
上記各実施例において、プリンタ100の構成としては、図1に示す構成に限らず、種々の構成を採用可能である。例えば、外部装置制御部118を省略してもよい。この場合には、プリンタ100は、ネットワーク制御部120(LAN)を介して印刷要求を受信することとすればよい。また、この代わりに、外部装置制御部118を介してのみ、印刷要求を受けることとしてもよい。また、操作パネル制御部124と操作パネル126とを省略してもよい。
変形例11:
上記各実施例において、ハードウェアによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによって実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換えるようにしてもよい。例えば、ファームウェアの更新処理を実行するモジュール(例えば、図2のHTTPサーバモジュール520aと更新モジュール530a)の機能を、論理回路を有するハードウェア回路によって実現することとしてもよい。
なお、本発明の機能の一部または全部がソフトウェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピュータプログラム)は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納された形で提供することができる。この発明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでいる。
本発明の実施例としてのネットワークシステムの構成を示す概念図。 ファームウェア500aの内部構成を示す概略図。 HTTPサーバモジュール520aが提供するWebページの一例を示す説明図。 メンテナンスWebページの出力処理の手順を示すフローチャート。 ファームウェアアップデート項目が有効化されたメンテナンスWebページの一例を示す説明図。 ファームウェアアップデート項目が無効化されたメンテナンスWebページの一例を示す説明図。 ファームウェアの更新処理の概要を示す説明図。 ファームウェアの更新処理の手順を示すフローチャート。 ステップS235で出力されるWebページの一例を示す説明図。 ステップS230で出力されるWebページの一例を示す説明図。 ステップS250で出力されるWebページの一例を示す説明図。 更新処理の手順を示すフローチャート。 更新処理の手順を示すフローチャート。 電源同期更新モードにおける更新処理の別の例の手順を示すフローチャート。 第4実施例におけるファームウェアの更新処理の手順を示すフローチャート。 ステップS500で出力されるWebページの一例を示す説明図。
符号の説明
10...ネットワークシステム
100...プリンタ
110...制御部
112...CPU
114...RAM
116...EP−ROM
118...外部装置制御部
120...ネットワーク制御部
122...電源制御部
124...操作パネル制御部
126...操作パネル
190...印刷エンジン
200...デジタルテレビ
210...ブラウザ
300...ルータ
400...サーバ
410...HTTPサーバモジュール
500a、500b...ファームウェア
510a...印刷モジュール
520a...HTTPサーバモジュール
530a...更新モジュール
INET...インターネット

Claims (10)

  1. 印刷を実行する印刷実行部を制御する制御装置であって、
    印刷要求を受け入れて前記印刷要求に応じた印刷を前記印刷実行部に実行させる印刷制御処理を、制御ソフトウェアを用いて実行する制御部と、
    ネットワークに接続されるとともに、前記ネットワークを介して、更新用の制御ソフトウェアを提供するサーバと通信可能なネットワークインターフェースと、
    を備え、
    前記制御部は、前記制御ソフトウェアの更新要求に応じて、
    前記ネットワークインターフェースを介して前記サーバから前記更新用の制御ソフトウェアを取得する処理と、
    前記制御ソフトウェアの更新を保留するとともに、与えられた条件が満たされるタイミングで、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する処理と、
    を含む更新処理を実行し、
    前記制御部は、前記更新処理のモードとして、
    前記更新要求を受信した時に実行中の印刷制御処理が終了したことに応じて、前記印刷制御処理を実行していない状態で、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する待機更新モードを有し、
    前記制御部は、前記待機更新モードにおいて、
    前記制御ソフトウェアの更新要求を受けたことに応じて、前記印刷制御処理を実行中であっても、新たな印刷要求の受け入れを停止する、制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、さらに、前記制御装置の電源のON/OFF状態を制御し、
    前記制御部は、前記更新処理のモードとして、
    前記ON/OFF状態の切り替え要求に応じて、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する電源同期更新モードを有し、
    前記制御部は、前記更新処理のモードを選択することをユーザに許容する、
    制御装置。
  3. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、さらに、前記制御装置の電源のON/OFF状態を制御し、
    前記制御部は、前記更新処理のモードとして、
    前記ON/OFF状態の切り替え要求に応じて、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する電源同期更新モードを有する、
    制御装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、前記電源同期更新モードにおいて、
    前記制御ソフトウェアの更新要求を受けた後に、前記ON/OFF状態をOFFにする要求を受けたことに応じて、前記ON/OFF状態をOFFにする前に、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する、
    制御装置。
  5. 請求項4に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、前記ON/OFF状態をOFFにする要求を受けたことに応じて、前記更新処理を実行するか否かを示すフラグを参照し、前記フラグが前記更新処理を実行することを示している場合に、前記更新処理を実行する、制御装置。
  6. 請求項2または請求項3に記載の制御装置であって、
    前記制御部は、前記電源同期更新モードにおいて、
    前記制御ソフトウェアの更新要求を受けた後に、前記ON/OFF状態をOFFにする要求に応じて前記ON/OFF状態をOFFにし、さらにその後に、前記ON/OFF状態をONにする要求を受けたことに応じて、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する、
    制御装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記制御ソフトウェアは、サーバ機能を有しており、前記更新処理の状態を、前記ネットワークインターフェースを介して接続された表示装置に表示する、制御装置。
  8. プリンタシステムであって、
    請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の制御装置と、
    前記印刷実行部と、
    を備える、プリンタシステム。
  9. 印刷を実行する印刷実行部を制御する制御装置によって前記制御に用いられる制御ソフトウェアを更新する方法であって、
    前記制御装置は、印刷要求を受け入れて前記印刷要求に応じた印刷を前記印刷実行部に実行させる印刷制御処理を、前記制御ソフトウェアを用いて実行可能であるとともに、ネットワークに接続され、前記ネットワークを介して、更新用の制御ソフトウェアを提供するサーバと通信可能であり、
    前記更新方法は、
    前記制御ソフトウェアの更新要求に応じて、
    (A)前記制御装置が、前記サーバから前記更新用の制御ソフトウェアを取得する工程と、
    (B)前記制御装置が、前記制御ソフトウェアの更新を保留するとともに、与えられた条件が満たされるタイミングで、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する工程と、
    含む更新処理の工程を有し、
    前記更新処理の工程は、前記更新処理のモードとして、
    前記更新要求を受信した時に実行中の印刷制御処理が終了したことに応じて、前記印刷制御処理を実行していない状態で、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する待機更新モードを有し、
    前記更新処理の工程は、前記待機更新モードにおいて、
    前記制御ソフトウェアの更新要求を受けたことに応じて、前記印刷制御処理を実行中であっても、新たな印刷要求の受け入れを停止する工程を含む、更新方法。
  10. 印刷を実行する印刷実行部を制御するコンピュータによって前記制御に用いられる制御ソフトウェアを更新する処理を前記コンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータは、印刷要求を受け入れて前記印刷要求に応じた印刷を前記印刷実行部に実行させる印刷制御処理を、前記制御ソフトウェアを用いて実行可能であるとともに、ネットワークに接続され、前記ネットワークを介して、更新用の制御ソフトウェアを提供するサーバと通信可能であり、
    前記コンピュータプログラムは、
    前記制御ソフトウェアの更新要求に応じて、
    (A)前記コンピュータに、前記サーバから前記更新用の制御ソフトウェアを取得させる機能と、
    (B)前記コンピュータに、前記制御ソフトウェアの更新を保留させるとともに、与えられた条件が満たされるタイミングで、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新させる機能と、
    を含む更新処理の機能を前記コンピュータに実現させ、
    前記更新処理の機能は、前記更新処理のモードとして、
    前記更新要求を受信した時に実行中の印刷制御処理が終了したことに応じて、前記印刷制御処理を実行していない状態で、前記制御に用いる前記制御ソフトウェアを前記更新用の制御ソフトウェアに更新する待機更新モードを有し、
    前記更新処理の機能は、前記待機更新モードにおいて、
    前記制御ソフトウェアの更新要求を受けたことに応じて、前記印刷制御処理を実行中であっても、新たな印刷要求の受け入れを停止させる機能を含む、コンピュータプログラム。
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