JP5089250B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5089250B2
JP5089250B2 JP2007149999A JP2007149999A JP5089250B2 JP 5089250 B2 JP5089250 B2 JP 5089250B2 JP 2007149999 A JP2007149999 A JP 2007149999A JP 2007149999 A JP2007149999 A JP 2007149999A JP 5089250 B2 JP5089250 B2 JP 5089250B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
firmware
updated
firmware update
update request
management unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007149999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008305047A (ja
Inventor
麻由 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2007149999A priority Critical patent/JP5089250B2/ja
Publication of JP2008305047A publication Critical patent/JP2008305047A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5089250B2 publication Critical patent/JP5089250B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Description

この発明は、プリンタ、ファクシミリ装置、複写機、それらの複合機を含む画像形成装置と、パーソナルコンピュータとを含む情報処理装置に関する。
従来、仲介装置は予め指定されたファームウェア(FW)更新の開始日時に達したとき、ネットワークを介して管理装置から更新するファームウェアを取得し、その取得したファームウェアをネットワークを介して更新対象の情報処理装置へファームウェア更新要求と共に更新するファームウェアを送り、情報処理装置は仲介装置からファームウェア更新要求と共に受信したファームウェアに基づいて自装置のファームウェアを更新するシステム(例えば、特許文献1参照)があった。
特開2004−139572号公報
しかしながら、従来の情報処理装置では、ユーザがコピーを始めようと画面で設定を行っている時に外部からファームウェア更新要求を受けてファームウェアの更新を実行してしまうと、ユーザはコピー作業を突然中断させられるので、ユーザの利便性を損ねるという問題があった。
また、外部からファームウェア更新要求を受けたときに、現在作業中で更新できないためエラーを返してファームウェアを実行しないようにすると、外部からのファームウェア更新要求のときにいつも作業中で更新できない場合があるという問題があった。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、使用者の作業の妨げにならないようにファームウェアの更新を確実に行えるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、ネットワークを介して外部装置から自装置のハードウェアの資源を制御するファームウェアの更新要求の情報を受信する受信手段と、自装置の供給電力値又は消費電力値が一定値以下か否かに基づきハードウェアの資源が使用中か否か判定し、ハードウェアの資源が使用中である場合はファームウェアの更新が不可能と判定し、上記ハードウェアの資源が使用中でない場合はファームウェアの更新が可能と判定する判定手段と、上記受信手段によってファームウェアの更新要求の情報を受信したとき、上記判定手段によってファームウェアの更新が不可能と判定された場合、上記ファームウェア更新要求の情報を格納手段に格納する格納制御手段と、その格納制御手段によってファームウェアの更新要求の情報の格納後、上記判定手段によってファームウェアの更新が可能であると判定された場合、上記格納手段に格納された上記ファームウェア更新要求の情報に基づいて自装置のファームウェアを更新する更新手段を備えた情報処理装置を提供する。
また、上記のような情報処理装置において、上記更新手段によるファームウェアの更新は、上記格納手段に格納された上記ファームウェアの更新要求の情報に基づいて上記外部装置にファームウェアの送信を要求し、自装置のファームウェアを上記外部装置から受信したファームウェアに更新するようにするとよい。
あるいは、上記のような情報処理装置において、上記ファームウェアの更新要求の情報には更新するファームウェアが含まれており、上記更新手段によるファームウェアの更新は、自装置のファームウェアを上記格納手段に格納された上記ファームウェアの更新要求の情報に含まれるファームウェアに更新するようにするとよい。
この発明による情報処理装置は、使用者の作業の妨げにならないようにファームウェアの更新を確実に行うことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔実施例〕
図2は、この発明の一実施例のネットワーク構成を示すブロック図である。
このネットワークは、企業内ネットワーク10とインターネット11とからなり、企業内ネットワーク10は、複数台の画像形成装置と外部装置とがネットワーク接続されている。同図では、画像形成装置1と外部装置2を示し、その他の装置の図示を省略している。上記画像形成装置1と上記外部装置2は、企業内に設けられたネットワークを介して互いに通信可能であり、企業内ネットワーク10の外のインターネット11を介して外部装置12とも通信可能である。同図では、インターネット11上に接続された装置と、外部装置12の他の装置の図示を省略している。
この画像形成装置1は、プリンタ、ファクシミリ装置、複写機、それらの複合機を含む装置であり、この発明に係る情報処理装置に相当し、外部装置からの依頼に基づいてプリンタ、ファクシミリ装置、複写機、それらの複合機としての機能を提供する。また、外部装置からのファームウェア更新要求に基づいて自装置のファームウェアを更新する処理を行う。
外部装置2は、プリンタ、ファクシミリ装置、複写機、それらの複合機を含む画像形成装置と、パーソナルコンピュータとを含む装置であり、この発明に係る外部装置に相当する。
図1は、図2に示す画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。
この画像形成装置1の内部構成は、アプリケーション層20とプラットフォーム層21とハードウェア層22に分けて示している。
アプリケーション層20には、コピーアプリケーションソフトウェア30、FAXアプリケーションソフトウェア31、プリンタアプリケーションソフトウェア32、スキャナアプリケーションソフトウェア33の各ソフトウェアを有する。
上記各ソフトウェアは、オペレーティングシステム(OS)24で実行されることにより、それぞれコピー処理、ファクシミリ送受信処理、印刷処理、画像読み取り処理の機能を実現する。
プラットフォーム層21には、機器ステータス管理部40、エンジン資源管理部41、通信処理部42、ファームウェア更新実行部43、電力状態管理部44を含んだサービス層23がある。このサービス層23は、上記各アプリケーションソフトウェアに対して共通の機能を提供する。
機器ステータス管理部40は、この画像処理装置の動作状況を管理し、その動作状況に基づいてファームウェアの更新が可能か否かを判定する。
エンジン資源管理部41は、ハードウェア層22のエンジン60と通信し、エンジン60による画像の読み取り部、画像の書き込み部、画像印刷のプロッタ、ファクシミリ送受信のファクシミリコントロールユニット(FCU)の各資源の制御と、その各資源の動作状況の管理とを行う。
通信処理部42は、外部とのファクシミリ送受信を含む通信の制御を司る。
ファームウェア更新実行部43は、この画像処理装置のファームウェアの更新の処理を行う。
電力状態管理部44は、この画像処理装置の電力状態の変化を検知して機器ステータス管理部40へ通知する。
サービス層23の下にはOS24があり、エンジン通信ドライバ50、NV−RAMアクセスドライバ51、SDカードアクセスドライバ52、HDDアクセスドライバ53、フラッシュメモリアクセスドライバ54の各デバイスドライバを有する。
エンジン通信ドライバ50は、エンジン60を制御する。
NV−RAMアクセスドライバ51は、NV−RAM61に対する読み書きを制御する。
SDカードアクセスドライバ52は、SDカードに対する読み書きを制御する。
HDDアクセスドライバ53は、HDDに対する読み書きを制御する。
フラッシュメモリアクセスドライバ54は、フラッシュメモリに対する読み書きを制御する。
ハードウェア層22には、エンジン60、NV−RAM61、SDカード62、ハードディスクドライブ(HDD)63、フラッシュメモリ64の各デバイスがある。
エンジン60は、書き込み部、読み取り部、ドラムを含む画像形成に関する処理と、外部とのファクシミリ送受信を含む通信に関する処理を行うハードウェアの各部からなる。
NV−RAM61は、各種のデータを格納する不揮発性メモリである。
SDカード62は、各種のデータを格納する不揮発性メモリである。
HDD63は、各種のデータを格納する記憶装置である。
フラッシュメモリ64は、各種のデータを格納する不揮発性メモリである。
この画像形成装置1のファームウェア(この装置のハードウェアの基本的な制御を行うソフトウェア)は、SDカード62、HDD63、又はフラッシュメモリ64に格納している。
次に、この画像形成装置1におけるファームウェアの更新処理について説明する。
この説明では、外部装置2からの要求によってファームウェアを更新する処理について示すが、外部装置12から要求するようにしても同様に実施できる。
図3は、図1に示す画像形成装置1におけるファームウェアの更新処理を示すフローチャート図である。
この更新処理は、ステップ(図中「S」で示す)1において、エンジン60のFCUが外部装置2からファームウェア更新要求の情報として、ファームウェア更新要求コマンドを受信すると、通信処理部42に送り、ステップ2へ進む。
ステップ2において、機器ステータス管理部40が自装置の動作状況の情報を取得し、ステップ3へ進む。
上記取得については、機器ステータス管理部40が上記各アプリケーションソフトウェア30〜33に問い合わせて、各アプリケーションソフトウェア30〜33毎にエンジン60のどの資源を使用しているかを示す情報を取得するようにすると良い。
このようにすれば、後述のようにエンジン資源管理部41にチェック表形式のデータを格納せずに済み、そのチェック表形式のデータを定期的に更新する処理を行わずに済むので、画像形成装置1の制御の処理負担を軽減することができる。
また、機器ステータス管理部40が、画像形成装置1の動作時には定期的に上記各アプリケーションソフトウェア30〜33に問い合わせて、あるいは、上記各アプリケーションソフトウェア30〜33からの通知により、上記各アプリケーションソフトウェア30〜33毎にエンジン60のどの資源を使用しているか否かを示す情報を、図4に示すような、チェック表形式のデータにしてエンジン資源管理部41に格納して管理させる。なお、図4中ではソフトウェアの記載を省略している。
図4に示したデータ内容では、コピーアプリケーションソフトウェア30が、エンジン60の読み取り部としての資源を使用中であり、プリンタアプリケーションソフトウェア32が、エンジン60のプロッタとしての資源を使用中であることを示している。
このエンジン資源管理部41に格納した各アプリケーションソフトウェア30〜33毎にエンジン60のどの資源を使用しているか否かを示す情報は、機器ステータス管理部40の定期的な調査動作により、更新される。
そのようにした場合、機器ステータス管理部40は、エンジン資源管理部41に問い合わせて、上記チェック表形式のデータを参照し、各アプリケーションソフトウェア30〜33毎にエンジン60のどの資源を使用しているかを示す情報を取得する。
このように、機器ステータス管理部40がエンジン資源管理部41のチェック表形式のデータを参照することによって自装置の動作状況を把握するようにすれば、ファームウェア更新要求が来たときに、ファームウェアの更新が可能か否かを素早く判定することができ、ファームウェア更新要求受信時の処理を短時間で済ますことができる。
ステップ3において、機器ステータス管理部40は、上記取得した情報による自装置の動作状況に基づいてファームウェアの更新が可能か否かを判定し、ファームウェアの更新が可能と判定したら、ステップ8へ進む。
例えば、機器ステータス管理部40が、各アプリケーションソフトウェア30〜33に問い合わせて取得した情報に基づいて、ファームウェアの更新が可能か否かを判定する場合、全てのアプリケーションソフトウェア30〜33からエンジン60のどの資源も使用中でないとの通知を受けた場合、ファームウェアの更新が可能と判定する。
また、機器ステータス管理部40が、エンジン資源管理部41に格納された上記チェック表形式のデータを参照して、ファームウェアの更新が可能か否かを判定する場合、上記チェック表形式のデータが全てのアプリケーションソフトウェア30〜33についてエンジン60のどの資源も使用中でないとの内容であった場合、ファームウェアの更新が可能と判定する。
一方、ステップ3において、ファームウェアの更新が可能でないと判定したら、ステップ4へ進む。
例えば、機器ステータス管理部40が、各アプリケーションソフトウェア30〜33に問い合わせて取得した情報に基づいて、ファームウェアの更新が可能か否かを判定する場合、いずれかのアプリケーションソフトウェアからエンジン60の資源を使用中であってファームウェアの更新ができないとの通知を受けた場合、ファームウェアの更新が不可能と判定する。
また、機器ステータス管理部40が、エンジン資源管理部41に格納された上記チェック表形式のデータを参照して、ファームウェアの更新が可能か否かを判定する場合、例えば、図4に示すデータを参照した場合、コピーアプリケーションソフトウェア30が、エンジン60の読み取り部としての資源を使用中であり、プリンタアプリケーションソフトウェア32が、エンジン60のプロッタとしての資源を使用中であることから、ファームウェアの更新が不可能と判定する。
ステップ4において、通信処理部42は、エンジン60のFCUを介して外部装置2へ「機器使用中」の応答を返信し、ステップ5へ進む。
上記応答により、外部装置2は画像形成装置1がなんらかの動作中であり、ファームウェアの更新ができない状態であることを認識することができる。
ステップ5において、機器ステータス管理部40は、通信処理部42へ指示を送り、通信処理部42は外部装置2から受信したファームウェア更新要求コマンドを記憶媒体に格納し、ステップ6へ進む。
上記ファームウェア更新要求コマンドの記憶媒体の格納については、例えば、通信処理部42は、ファームウェア更新要求コマンドをNV−RAMアクセスドライバ51へ送り、NV−RAMアクセスドライバ51はNV−RAM61にファームウェア更新要求コマンドを格納する。
また、通信処理部42は、ファームウェア更新要求コマンドをSDカードアクセスドライバ52に送ってSDカード62に格納するようにしても良い。
あるいは、通信処理部42は、ファームウェア更新要求コマンドをHDDアクセスドライバ53に送ってHDD63に格納するようにしても良い。
ステップ6において、ファームウェア更新要求コマンドの格納後、機器ステータス管理部40は、予め設定した時間に基づいて定期的に上記各アプリケーションソフトウェア30〜33に問い合わせて、あるいは、定期的にエンジン資源管理部41を参照し、再度取得した情報による自装置の動作状況に基づいてファームウェアの更新が可能か否かを判定し、ファームウェアの更新が可能でないと判定したら、定期的にこの判定処理を繰り返し、ファームウェアの更新が可能と判定したら、ステップ7へ進む。
ステップ7において、通信処理部42は、上記記憶媒体に格納したファームウェア更新要求コマンドを読み出し、ステップ8へ進む。
ステップ8において、通信処理部42は、機器ステータス管理部40からファームウェア更新可能の判定の通知を受けて、外部装置2への応答として更新するファームウェアの送信する要求を送り、外部装置2から更新するファームウェアを取得し、ステップ9へ進む。
上記外部装置2から更新するファームウェアを取得する処理については、外部装置2のアドレスが予め登録されている場合、そのアドレスに基づいて外部装置2へ更新するファームウェアの送信要求を送り、外部装置2からファームウェアを受信する。上記アドレスの登録先としては、上記記憶媒体でも良いし、通信処理部42の図示を省略した記憶部でもよい。
また、ファームウェア更新要求コマンドに外部装置2のアドレスが含まれている場合、そのアドレスに基づいて外部装置2へ更新するファームウェアの送信要求を送り、外部装置2からファームウェアを受信する。
ステップ9において、通信処理部42は、外部装置2から取得したファームウェアをファームウェア更新実行部43へ送り、ファームウェア更新実行部43は、自装置のファームウェアを通信処理部42から受け取ったファームウェアに書き換えてファームウェアの更新を行い、この更新処理を終了する。
この画像形成装置で稼働中のファームウェアの格納先がフラッシュメモリ64の場合、更新するファームウェアをフラッシュメモリアクセスドライバ54へ送って書き換える。また、SDカード62に格納されている場合、SDカードアクセスドライバ52へ送って書き換える。あるいは、HDD63に格納されている場合、HDDアクセスドライバ53へ送って書き換える。
次に、ファームウェアの更新処理の他の例について説明する。
図5は、図1に示す画像形成装置1におけるファームウェアの更新の他の処理例を示すフローチャート図である。
この処理では、外部装置2からファームウェア更新要求の情報として、ファームウェア更新要求コマンドと共に更新するファームウェアも含めて受信し、ファームウェアの更新処理を行う。
この更新処理は、ステップ(図中「S」で示す)11において、エンジン60のFCUが外部装置2からファームウェア更新要求の情報として、ファームウェア更新要求コマンドと更新するファームウェアとを受信すると、通信処理部42に送り、ステップ12へ進む。
ステップ12において、機器ステータス管理部40が自装置の動作状況の情報を取得し、ステップ13へ進む。
上記取得については、機器ステータス管理部40が上記各アプリケーションソフトウェア30〜33に問い合わせて、各アプリケーションソフトウェア30〜33毎にエンジン60のどの資源を使用しているかを示す情報を取得するようにすると良い。
このようにすれば、後述のようにエンジン資源管理部41にチェック表形式のデータを格納せずに済み、そのチェック表形式のデータを定期的に更新する処理を行わずに済むので、画像形成装置1の制御の処理負担を軽減することができる。
また、機器ステータス管理部40が、画像形成装置1の動作時には定期的に上記各アプリケーションソフトウェア30〜33に問い合わせて、あるいは、上記各アプリケーションソフトウェア30〜33からの通知により、上記各アプリケーションソフトウェア30〜33毎にエンジン60のどの資源を使用しているか否かを示す情報を、図4に示すような、チェック表形式のデータにしてエンジン資源管理部41に格納して管理させる。
このエンジン資源管理部41に格納した各アプリケーションソフトウェア30〜33毎にエンジン60のどの資源を使用しているか否かを示す情報は、機器ステータス管理部40の定期的な調査動作により、更新される。
そのようにした場合、機器ステータス管理部40は、エンジン資源管理部41に問い合わせて、上記チェック表形式のデータを参照し、各アプリケーションソフトウェア30〜33毎にエンジン60のどの資源を使用しているかを示す情報を取得する。
このように、機器ステータス管理部40がエンジン資源管理部41のチェック表形式のデータを参照することによって自装置の動作状況を把握するようにすれば、ファームウェア更新要求が来たときに、ファームウェアの更新が可能か否かを素早く判定することができ、ファームウェア更新要求受信時の処理を短時間で済ますことができる。
ステップ13において、機器ステータス管理部40は、上記取得した情報による自装置の動作状況に基づいてファームウェアの更新が可能か否かを判定し、ファームウェアの更新が可能と判定したら、ステップ18へ進む。
例えば、機器ステータス管理部40が、各アプリケーションソフトウェア30〜33に問い合わせて取得した情報に基づいて、ファームウェアの更新が可能か否かを判定する場合、全てのアプリケーションソフトウェア30〜33からエンジン60のどの資源も使用中でないとの通知を受けた場合、ファームウェアの更新が可能と判定する。
また、機器ステータス管理部40が、エンジン資源管理部41に格納された上記チェック表形式のデータを参照して、ファームウェアの更新が可能か否かを判定する場合、上記チェック表形式のデータが全てのアプリケーションソフトウェア30〜33についてエンジン60のどの資源も使用中でないとの内容であった場合、ファームウェアの更新が可能と判定する。
一方、ステップ13において、ファームウェアの更新が可能でないと判定したら、ステップ14へ進む。
例えば、機器ステータス管理部40が、各アプリケーションソフトウェア30〜33に問い合わせて取得した情報に基づいて、ファームウェアの更新が可能か否かを判定する場合、いずれかのアプリケーションソフトウェアからエンジン60の資源を使用中であってファームウェアの更新ができないとの通知を受けた場合、ファームウェアの更新が不可能と判定する。
また、機器ステータス管理部40が、エンジン資源管理部41に格納された上記チェック表形式のデータを参照して、ファームウェアの更新が可能か否かを判定する場合、例えば、図4に示すデータを参照した場合、コピーアプリケーションソフトウェア30が、エンジン60の読み取り部としての資源を使用中であり、プリンタアプリケーションソフトウェア32が、エンジン60のプロッタとしての資源を使用中であることから、ファームウェアの更新が不可能と判定する。
ステップ14において、通信処理部42は、エンジン60のFCUを介して外部装置2へ「機器使用中」の応答を返信し、ステップ15へ進む。
上記応答により、外部装置2は画像形成装置1がなんらかの動作中であり、ファームウェアの更新ができない状態であることを認識することができる。
ステップ15において、機器ステータス管理部40は、通信処理部42へ指示を送り、通信処理部42は外部装置2から受信したファームウェア更新要求コマンドと更新するファームウェアを記憶媒体に格納し、ステップ16へ進む。
上記ファームウェア更新要求コマンドの記憶媒体の格納については、例えば、通信処理部42は、ファームウェア更新要求コマンドをNV−RAMアクセスドライバ51へ送り、NV−RAMアクセスドライバ51はNV−RAM61にファームウェア更新要求コマンドを格納する。
また、通信処理部42は、ファームウェア更新要求コマンドをSDカードアクセスドライバ52に送ってSDカード62に格納するようにしても良い。
あるいは、通信処理部42は、ファームウェア更新要求コマンドをHDDアクセスドライバ53に送ってHDD63に格納するようにしても良い。
一方、上記更新するファームウェアの記憶媒体の格納については、例えば、通信処理部42は、ファームウェアをHDDアクセスドライバ53に送ってHDD63に格納する。
ステップ16において、ファームウェア更新要求コマンドと更新するファームウェアの格納後、機器ステータス管理部40は、予め設定した時間に基づいて定期的に上記各アプリケーションソフトウェア30〜33に問い合わせて、あるいは、定期的にエンジン資源管理部41を参照し、再度取得した情報による自装置の動作状況に基づいてファームウェアの更新が可能か否かを判定し、ファームウェアの更新が可能でないと判定したら、定期的にこの判定処理を繰り返し、ファームウェアの更新が可能と判定したら、ステップ17へ進む。
ステップ17において、ファームウェア更新実行部43は、機器ステータス管理部40からファームウェア更新可能の判定結果の通知を受けると、上記記憶媒体に格納したファームウェアを読み出し、ステップ18へ進む。
ステップ18において、ファームウェア更新実行部43は、自装置のファームウェアを上記記憶媒体から読み出したファームウェアに書き換えてファームウェアの更新を行い、この更新処理を終了する。
この画像形成装置で稼働中のファームウェアの格納先がフラッシュメモリ64の場合、更新するファームウェアをフラッシュメモリアクセスドライバ54へ送って書き換える。また、SDカード62に格納されている場合、SDカードアクセスドライバ52へ送って書き換える。あるいは、HDD63に格納されている場合、HDDアクセスドライバ53へ送って書き換える。
このようにして、ファームウェア更新要求の受信時に更新するファームウェアも受け取るので、ファームウェア更新処理を実行する際に外部装置へアクセスする必要が無く、直ちにファームウェア更新処理を実行することができる。また、ファームウェア更新が可能なときに、外部装置へファームウェアの送信を要求して取得するよりも、例えば、アクセスをした時に外部装置がファームウェアの送信ができないような状態であっても、ファームウェア更新処理を素早く開始することができるので、ファームウェア更新処理がいたずらに遅延するようなことがない。
なお、上述のファームウェア更新処理において、外部装置2からファームウェア更新要求と更新するファームウェアを受信したとき、更新するファームウェアは、直ちにHDDアクセスドライバ53へ送ってHDD63に格納するようにしても良い。
上述した各ファームウェア更新処理では、外部装置2から受信したファームウェア更新要求コマンドをそのまま上記のような記憶媒体に格納する場合の処理を説明したが、ファームウェア更新要求を示す情報ならどのような形態の情報でよいので、コマンド形式以外の情報で格納するようにしても良い。
また、ファームウェア更新要求コマンドを複数回受信した場合、上記記憶媒体にファームウェア更新要求コマンド、あるいはファームウェア更新要求を示す情報を格納する際、最新のコマンドあるいは情報のみを格納するようにしても良いし、受信順に識別可能に全てのコマンドあるいは情報を格納するようにしても良い。
さらに、上述したファームウェア更新可能か否かの判定処理に代えて、電力状態管理部44から画像形成装置1の各部の消費電力又は各部への供給電力の状態が一定レベル以上の通知を受けているときには、画像形成装置1のエンジン60のいずれかの資源が使用中であると判断できるので、その場合はファームウェア更新が不可能と判定し、一定レベルより低い水準の通知を受けたときには、画像形成装置1のエンジン60いずれの資源も使用されておらず、ファームウェア更新が可能と判定するようにしてもよい。
図6は、図1に示す画像形成装置1の電力状態に基づいて使用中か否かを判断する処理を示すフローチャート図である。
この判定処理では、機器ステータス管理部40が電力状態管理部44から装置の電力状態の情報の通知を受け、ステップ21でその通知された情報に基づいて装置の電力状態が一定レベル以下か否かを判断する。
例えば、電力状態管理部44から供給電力値又は消費電力値の通知を受けると、予め設定した一定レベルの電力値と比較し、その一定レベル以下か否かを判断する。上記一定レベルの電力値とは、画像形成装置1のエンジン60いずれの資源も使用されていないときの供給電力値又は消費電力値である。
ステップ21の判断で電力状態管理部44から通知された情報が一定レベル以下なら、ステップ22で機器使用中でないと判定し、一定レベル以下でないなら、ステップ23で機器使用中と判定し、この処理を終了する。
こうして、上記判定結果に基づいて、上述と同様にしてファームウェアの更新処理を実行する。
そして、上述のようなファームウェア更新可能か否かの判定処理において、ファームウェア更新が可能と判定した場合、さらに各アプリケーションソフトウェア30〜33にファームウェアを更新しても良いか否かを問い合わせ、全てのアプリケーションソフトウェア30〜33から良いとの通知が有った場合にファームウェア更新が可能と判定するようにすれば、より確実に使用者の作業の妨げにならないようにファームウェア更新を開始させることができる。
この実施例の画像形成装置によれば、上述のようにして、使用者の作業の妨げにならないようにファームウェアの更新を確実に行うことができる。
この発明による情報処理装置は、プリンタ、ファクシミリ装置、複写機、それらの複合機を含む画像形成装置と、パーソナルコンピュータとを含む装置全般に適用することができる。
図2に示す画像形成装置の内部構成を示すブロック図である。 この発明の一実施例のネットワーク構成を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置1におけるファームウェアの更新処理を示すフローチャート図である。
図1に示すエンジン資源管理部41におけるチェック表形式のデータの一例を示す図である。 図1に示す画像形成装置1におけるファームウェアの更新の他の処理例を示すフローチャート図である。 図1に示す画像形成装置1の電力状態に基づいて使用中か否かを判断する処理を示すフローチャート図である。
符号の説明
1:画像形成装置 2,12:外部装置 10:企業内ネットワーク 11:インターネット 20:アプリケーション層 21:プラットフォーム層 22:ハードウェア層 23:サービス層 24:OS 30:コピーアプリケーションソフトウェア 31:FAXアプリケーションソフトウェア 32:プリンタアプリケーションソフトウェア 33:スキャナアプリケーションソフトウェア 40:機器ステータス管理部 41:エンジン資源管理部 42:通信処理部 43:ファームウェア更新実行部 44:電力状態管理部 50:エンジン通信ドライバ 51:NV−RAMアクセスドライバ 52:SDカードアクセスドライバ 53:HDDアクセスドライバ 54:フラッシュメモリアクセスドライバ 60:エンジン 61:NV−RAM 62:SDカード 63:HDD 64:フラッシュメモリ

Claims (3)

  1. ネットワークを介して外部装置から自装置のハードウェアの資源を制御するファームウェアの更新要求の情報を受信する受信手段と、
    自装置の供給電力値又は消費電力値が一定値以下か否かに基づきハードウェアの資源が使用中か否か判定し、その結果前記ハードウェアの資源が使用中である場合はファームウェアの更新が不可能と判定し、前記ハードウェアの資源が使用中でない場合はファームウェアの更新が可能と判定する判定手段と、
    前記受信手段によってファームウェアの更新要求の情報を受信したとき、前記判定手段によってファームウェアの更新が不可能と判定された場合、前記ファームウェア更新要求の情報を格納手段に格納する格納制御手段と、
    該格納制御手段によってファームウェアの更新要求の情報の格納後、前記判定手段によってファームウェアの更新が可能であると判定された場合、前記格納手段に格納された前記ファームウェア更新要求の情報に基づいて自装置のファームウェアを更新する更新手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記更新手段によるファームウェアの更新は、前記格納手段に格納された前記ファームウェアの更新要求の情報に基づいて前記外部装置にファームウェアの送信を要求し、自装置のファームウェアを前記外部装置から受信したファームウェアに更新するようにすることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記ファームウェアの更新要求の情報には更新するファームウェアが含まれており、前記更新手段によるファームウェアの更新は、自装置のファームウェアを前記格納手段に格納された前記ファームウェアの更新要求の情報に含まれるファームウェアに更新するようにすることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
JP2007149999A 2007-06-06 2007-06-06 情報処理装置 Expired - Fee Related JP5089250B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007149999A JP5089250B2 (ja) 2007-06-06 2007-06-06 情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007149999A JP5089250B2 (ja) 2007-06-06 2007-06-06 情報処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008305047A JP2008305047A (ja) 2008-12-18
JP5089250B2 true JP5089250B2 (ja) 2012-12-05

Family

ID=40233743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007149999A Expired - Fee Related JP5089250B2 (ja) 2007-06-06 2007-06-06 情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5089250B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5293462B2 (ja) * 2009-07-07 2013-09-18 株式会社リコー 電子機器、情報処理方法、及び情報処理プログラム
JP5287633B2 (ja) * 2009-09-18 2013-09-11 富士ゼロックス株式会社 制御プログラム更新装置及びプログラム
JP5304677B2 (ja) * 2010-02-09 2013-10-02 富士通株式会社 ファームウェア更新方法、ライブラリ装置及びプログラム
JP5939180B2 (ja) 2013-03-15 2016-06-22 ブラザー工業株式会社 情報処理装置、中継サーバ、情報中継方法、情報中継プログラム及び通信システム
JP5825302B2 (ja) * 2013-07-31 2015-12-02 株式会社リコー リモート管理システム、管理装置、機器、プログラム更新方法、プログラム、及び記録媒体
JP2016143318A (ja) * 2015-02-04 2016-08-08 三菱電機株式会社 プログラム更新装置、プログラム更新システム、家電機器、通信アダプタ、コントローラ、プログラム更新方法、および、プログラム
JP6482899B2 (ja) * 2015-02-27 2019-03-13 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント 情報処理装置
JP6651895B2 (ja) 2016-02-23 2020-02-19 株式会社リコー 機器、制御方法及びプログラム
JP6848403B2 (ja) * 2016-12-05 2021-03-24 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP6994358B2 (ja) * 2017-11-07 2022-01-14 シャープ株式会社 再起動制御システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000259519A (ja) * 1999-03-10 2000-09-22 Toshiba Corp ネットワークシステム
JP2001123874A (ja) * 1999-10-27 2001-05-08 Denso Corp 電子制御装置のプログラム書換システム及びメモリ書換装置
JP3780883B2 (ja) * 2001-08-14 2006-05-31 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置および画像処理方法
JP2005228200A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Ricoh Co Ltd 電子装置
JP2007004245A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Canon Inc ソフトウェアのインストール方法
JP4577162B2 (ja) * 2005-09-05 2010-11-10 セイコーエプソン株式会社 プリンタシステムの制御ソフトウェアの更新
JP2007133889A (ja) * 2006-12-01 2007-05-31 Konica Minolta Holdings Inc サブホスト及び画像形成システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008305047A (ja) 2008-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5089250B2 (ja) 情報処理装置
US7142321B2 (en) Image processing apparatus having rewritable firmware, job management method, and management apparatus
JP5870990B2 (ja) 中継装置、画像形成装置、中継方法および中継プログラム
JP6928894B2 (ja) 印刷システムおよびプログラム
JP2019032716A (ja) 印刷システム、プリンタドライバプログラム
JP5760908B2 (ja) 文書出力システム、印刷管理装置およびプログラム
JP4462320B2 (ja) 画像送信装置、画像送信方法、及び画像送信プログラム
JP6458557B2 (ja) 画像形成装置
JP6256417B2 (ja) 印刷制御装置、プログラムおよび印刷システム
JP5287512B2 (ja) 周辺装置、プログラム、及び、ネットワークシステム
JP5786913B2 (ja) 情報通信システム、中間サーバおよびプログラム
JP5016475B2 (ja) 通信装置,制御方法,プログラム,および記録媒体
JP2010198059A (ja) 設定支援システム
JP4715312B2 (ja) 画像形成装置,画像形成システム及びファイル管理プログラム並びに該プログラムを記録した記録媒体
JP2006171920A (ja) ファームウェア更新制御方法、ファームウェア更新制御装置、電子機器、およびファームウェア更新制御プログラム
JP5076442B2 (ja) 画像処理装置
JP4962595B2 (ja) 情報処理プログラム、情報処理装置、および情報処理システム
JP4150860B2 (ja) デバイス装置
JP6460029B2 (ja) ジョブ予約システムおよびジョブ予約方法
JP7024243B2 (ja) 印刷システム、経路決定装置、経路決定装置の制御方法、およびプログラム
JP2009212974A (ja) 画像処理装置,画像処理方法,プログラム,および記録媒体
JP4608923B2 (ja) アンインストールシステム
JP7505277B2 (ja) セットアップシステムおよびセットアッププログラム
JP6863249B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置、サーバープログラム、及び画像処理方法
JP4606910B2 (ja) ユーティリティプログラム管理方法及び画像処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120326

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120814

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120904

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120911

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150921

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5089250

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees