JP6651895B2 - 機器、制御方法及びプログラム - Google Patents

機器、制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6651895B2
JP6651895B2 JP2016032438A JP2016032438A JP6651895B2 JP 6651895 B2 JP6651895 B2 JP 6651895B2 JP 2016032438 A JP2016032438 A JP 2016032438A JP 2016032438 A JP2016032438 A JP 2016032438A JP 6651895 B2 JP6651895 B2 JP 6651895B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
software
information
model
unit
model information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016032438A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017152867A (ja
Inventor
悠介 林
悠介 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2016032438A priority Critical patent/JP6651895B2/ja
Priority to US15/434,537 priority patent/US10438021B2/en
Publication of JP2017152867A publication Critical patent/JP2017152867A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6651895B2 publication Critical patent/JP6651895B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/60Protecting data
    • G06F21/62Protecting access to data via a platform, e.g. using keys or access control rules
    • G06F21/629Protecting access to data via a platform, e.g. using keys or access control rules to features or functions of an application
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/12Digital output to print unit, e.g. line printer, chain printer
    • G06F3/1201Dedicated interfaces to print systems
    • G06F3/1223Dedicated interfaces to print systems specifically adapted to use a particular technique
    • G06F3/1229Printer resources management or printer maintenance, e.g. device status, power levels
    • G06F3/123Software or firmware update, e.g. device firmware management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/60Software deployment
    • G06F8/61Installation
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/60Software deployment
    • G06F8/61Installation
    • G06F8/62Uninstallation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Bioethics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Description

本発明は、機器、制御方法及びプログラムに関する。
近年、画像形成装置などの機器において、当該機器での利用が意図されていないソフトウェアが当該機器で利用できてしまうことを抑制するため、当該機器に対するこのようなソフトウェアのインストールを自動的に禁止する技術が知られている。なお、ソフトウェアとしては、例えば、ファームウェアやアプリケーションなどが挙げられる。
このような技術としては、例えば、機器が保有する情報を用いて、インストール対象のソフトウェアが当該機器での利用が意図されているソフトウェアであるか否かを判定し、利用が意図されていないソフトウェアであれば、インストールを中止する技術が挙げられる。
また例えば、特許文献1に開示されているように、サーバが、ファームウェアが公開中であるか否かを判定し、当該ファームウェアが公開中でなく、かつ画像形成装置に適用されていない場合、画像形成装置に対して当該ファームウェアの適用を防止する指示を出すような技術も挙げられる。
しかしながら、機器の動作モードによっては、上述したような、利用が意図されていないソフトウェアであるか否かの事前確認が行われずにソフトウェアをインストールできてしまう場合もある。このため、上述したような従来技術では、利用が意図されていないソフトウェアが利用できてしまうことを十分に抑制できない。
また、近年では、機器を本体部と操作部とに分離し、操作部側で本体部の動作を制御するような機器も開発されている。このような機器の場合、操作部側で、利用が意図されていないソフトウェアであるか否かを判定する必要があるが、操作部側でこのような判定を行うために必要な情報を保有しているとは限らず、このような判定を行えるとは限らない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、本体部と、当該本体部の動作を制御する操作部と、を備える機器であっても、当該機器での利用が意図されていないソフトウェアが当該機器で利用できてしまうことを十分に抑制することができる機器、制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる機器は、本体部と、当該本体部の動作を制御する操作部と、を備える機器であって、前記操作部は、前記本体部から、前記機器の機種に関する第1の機種情報を取得する取得部と、取得された前記第1の機種情報を書き換えないことで、前記第1の機種情報の完全性を保つように管理する機種情報管理部と、前記機器に導入されているソフトウェアがいずれの機種向けであるかを示すソフト情報を管理するソフト情報管理部と、前記ソフトウェアの起動前に、前記第1の機種情報と前記ソフト情報とに基づいて、前記ソフトウェアが前記機器の機種向けであるか否かを判定する判定部と、前記ソフトウェアが前記機器の機種向けでない場合、前記ソフトウェアに関わる機能の利用を禁止させる制御を行う制御部と、を備える。
本発明によれば、本体部と、当該本体部の動作を制御する操作部と、を備える機器であっても、当該機器での利用が意図されていないソフトウェアが当該機器で利用できてしまうことを十分に抑制することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の複合機のハードウェア構成の一例を示す模式図である。 図2は、本実施形態の複合機のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。 図3は、本実施形態の操作部及び本体部の機能構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施形態の機種情報記憶部に予め記憶されている情報の一例を示す図である。 図5は、本実施形態の追加登録後の機種情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図6は、本実施形態のソフト情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 図7は、本実施形態のエラー画面の一例を示す図である。 図8は、本実施形態の操作部及び本体部で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。 図9は、図8に示すフローチャートのステップS111の判定処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、本実施形態の操作部で実行される第1モードでのインストール処理の一例を示すシーケンス図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる機器、制御方法及びプログラムの実施形態を詳細に説明する。以下の実施形態では、機器が複合機(MFP:Multifunction Peripheral)である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。なお、複合機とは、印刷機能、複写機能、スキャナ機能、及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する装置である。機器は、例えば、印刷装置、複写機、スキャナ装置、及びファクシミリ装置等の画像形成装置、プロジェクタ、カメラ、エアコン、冷蔵庫、蛍光灯、自販機、及びハンドヘルド型端末等の各種電子機器、並びにPC(Personal Computer)やスマートデバイス等などであってもよい。
図1は、本実施形態の複合機10のハードウェア構成の一例を示す模式図である。図1に示すように、複合機10は、操作部20と、本体部30と、を備える。
本体部30と操作部20とは、専用の通信路209を介して相互に通信可能に接続されている。通信路209には、例えば、USB(Universal Serial Bus)規格のものを用いることができる。なお、通信路209は、有線及び無線の何れであってもよい。また、通信路209は、インターネットなどのネットワークや電話回線などとすることもできる。
なお、図1に示す例では、本体部30に接続される操作部20の台数が1台である場合を例示しているが、操作部20の台数は、これに限定されず、任意の台数とすることができる。同様に、図1に示す例では、操作部20に接続される本体部30の台数が1台である場合を例示しているが、本体部30の台数は、これに限定されず、任意の台数とすることができる。
本体部30は、CPU(Central Processing Unit)301と、ROM(Read Only Memory)302と、RAM(Random Access Memory)303と、HDD(Hard Disk Drive)304と、エンジン305と、接続I/F306と、通信I/F307と、を備える。CPU301、ROM302、RAM303、HDD304、エンジン305、接続I/F306、及び通信I/F307は、システムバス308を介して相互に接続されている。
エンジン305は、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、及びプリンタ機能などの各種の機能を実行するものであり、これらの機能を実現するための汎用的な情報処理及び通信以外の処理を行うハードウェアである。エンジン305は、例えば、原稿の画像を読み取るスキャナ、用紙等のシート材への印刷を行うプロッタ、及びファクス通信を行うファクス部などを備える。エンジン305は、更に、印刷済みシート材を仕分けるフィニッシャや、原稿を自動給送するADF(Auto Document Feeder)のような特定のオプションを備えることもできる。
CPU301は、本体部30の動作を統括的に制御する。CPU301は、RAM303をワークエリアとしてROM302又はHDD304などに格納されたプログラムを実行する。これにより、CPU301は、本体部30全体の動作を制御する。すなわち、CPU301は、エンジン305に、上述したコピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、及びプリンタ機能などを実行させる。
接続I/F306は、通信路209を介して操作部20と通信するためのインタフェースである。通信I/F307は、ネットワークを介して、外部の装置と通信するためのインタフェースである。
次に、操作部20について説明する。操作部20は、ユーザの操作に応じた入力を受付ける。また、操作部20は、各種画像(画面)を表示する。操作部20は、独自のOS(Operating System)と画面遷移機構とを有する。なお、本体部30は、操作部20で受付けた入力に応じた動作を行う。つまり、操作部20は、本体部30の動作を制御する。
操作部20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、フラッシュメモリ204と、操作パネル205と、接続I/F206と、通信I/F207と、を備える。CPU201、ROM202、RAM203、フラッシュメモリ204、操作パネル205、接続I/F206、及び通信I/F207は、システムバス208を介して相互に接続されている。
CPU201は、操作部20の動作を統括的に制御する。CPU201は、RAM203をワークエリアとしてROM202又はフラッシュメモリ204などに格納されたプログラムを実行することで、操作部20全体の動作を制御する。このプログラムの実行により、CPU201は、後述する各種機能を実現する。
接続I/F206は、通信路209を介して本体部30と通信するためのインタフェースである。通信I/F207は、ネットワークを介して、外部の装置と通信するためのインタフェースである。
操作パネル205は、ユーザの操作に応じた各種の入力を受付けるとともに、各種画像(画面)を表示する。本実施形態では、操作パネル205が、各種入力の受付を行う受付機能と、各種画像(画面)の表示を行う表示機能と、の双方を一体的に備えたタッチパネルである場合を説明するが、これに限定されるものではない。例えば、操作パネル205は、各種入力の受付けを行う入力装置と、各種情報の表示を行う表示装置と、を別体として構成してもよい。
次に、複合機10のソフトウェア構成を説明する。図2は、本実施形態の複合機10のソフトウェア構成の一例を示す模式図である。
本体部30は、アプリケーション層310と、サービス層320と、OS層330とを有する。アプリケーション層310、サービス層320、及びOS層330の実体は、ROM302やHDD304などに格納されている各種ソフトウェアである。CPU301が、これらのソフトウェアを実行することにより、各種の機能が提供される。
アプリケーション層310のソフトウェアは、ハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのアプリケーションプログラム(以下の説明では、単に「アプリ」と称する場合がある)である。例えばアプリとしては、コピー機能を提供するためのコピーアプリ、スキャナ機能を提供するためのスキャナアプリ、ファクス機能を提供するためのファクスアプリ、プリンタ機能を提供するためのプリンタアプリなどが挙げられる。
サービス層320のソフトウェアは、アプリケーション層310とOS層330との間に介在し、アプリに対し、本体部30が備えるハードウェア資源を利用するためのインタフェースを提供するためのソフトウェアである。より具体的には、ハードウェア資源に対する動作要求の受付、動作要求の調停を行う機能を提供するためのソフトウェアである。サービス層320が受付ける動作要求としては、スキャナによる読み取りやプロッタによる印刷等の要求が考えられる。
なお、サービス層320によるインタフェースの機能は、本体部30のアプリケーション層310だけではなく、操作部20のアプリケーション層210に対しても提供される。例えば、サービス層320のWebAPIのインタフェース機能は、WebAPIで提供される。すなわち、操作部20のアプリケーション層210(アプリ)も、サービス層320のWebAPIのインタフェース機能を介して、本体部30のハードウェア資源(例えばエンジン305)を利用した機能を実現することができる。
OS層330のソフトウェアは、本体部30が備えるハードウェアを制御する基本機能を提供するための基本ソフトウェア(オペレーティングシステム)である。サービス層320のソフトウェアは、各種アプリからのハードウェア資源の利用要求を、OS層330が解釈可能なコマンドに変換してOS層330に渡す。そして、OS層330のソフトウェアによりコマンドが実行されることで、ハードウェア資源は、アプリの要求に従った動作を行う。
同様に、操作部20は、アプリケーション層210と、サービス層220と、OS層230とを有する。操作部20が備えるアプリケーション層210、サービス層220、及びOS層230も、階層構造については本体部30側と同様である。但し、アプリケーション層210のアプリにより提供される機能や、サービス層220が受付け可能な動作要求の種類は、本体部30側とは異なる。
アプリケーション層210のアプリは、操作部20が備えるハードウェア資源を動作させて所定の機能を提供するためのソフトウェアであってもよい。アプリケーション層210のアプリは、主として本体部30が備える機能に関する操作や表示を行うためのUI(ユーザインタフェース)の機能などを提供するためのソフトウェアである。本体部30が備える機能は、例えば、コピー機能、スキャナ機能、ファクス機能、及びプリンタ機能などである。
なお、本実施形態では、機能の独立性を保つために、本体部30側のOS層330のソフトウェアと操作部20側のOS層230のソフトウェアが互いに異なる。つまり、本体部30と操作部20とは、別々のオペレーティングシステムで互いに独立して動作する。例えば、本体部30側のOS層330のソフトウェアとしてLinux(登録商標)を用い、操作部20側のOS層230のソフトウェアとしてAndroid(登録商標)を用いることも可能である。
以上のように、本実施形態において、本体部30と操作部20とは別々のオペレーティングシステムで動作する。このため、本体部30と操作部20との間の通信は、共通の装置内のプロセス間通信ではなく、異なる装置間の通信として行われる。操作部20が受付けた入力(ユーザからの指示内容)を本体部30へ伝達する処理(コマンド通信)や、本体部30が操作部20へイベントを通知する処理などがこれに該当する。本実施形態では、操作部20が本体部30へコマンド通信を行うことにより、本体部30の機能を使用することができる。また、本体部30から操作部20に通知するイベントには、本体部30における動作の実行状況や、本体部30側で設定された内容などが挙げられる。
また、本実施形態では、操作部20に対する電力供給は、本体部30から通信路209を経由して行われる場合を例に取り説明する。但し、これに限定されず、操作部20の電源制御を、本体部30の電源制御とは別に(独立して)行ってもよい。
次に、複合機10の機能構成を説明する。図3は、本実施形態の操作部20及び本体部30の機能構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、操作部20は、取得部21と、機種情報記憶部22と、機種情報管理部23と、ソフト情報記憶部24と、非常用機種情報記憶部25と、ソフト情報管理部26と、判定部27と、制御部28と、導入部29と、を含む。
取得部21は、例えば、CPU201、RAM203、及び接続I/F206などにより実現できる。機種情報記憶部22、ソフト情報記憶部24、及び非常用機種情報記憶部25は、例えば、フラッシュメモリ204などにより実現できる。機種情報管理部23、ソフト情報管理部26、判定部27、制御部28、及び導入部29は、例えば、CPU201、及びRAM203などにより実現できる。
また、図3に示すように、本体部30は、機器用仕向け情報記憶部31と、提供部32と、を含む。機器用仕向け情報記憶部31は、例えば、ROM302やHDD304などにより実現できる。提供部32は、例えば、CPU301、RAM303、及び接続I/F306などにより実現できる。
取得部21は、本体部30から、複合機10の機種に関する第1の機種情報を取得する。具体的には、取得部21は、操作部20と本体部30との通信が初めて確立された際に、本体部30に対し、第1の機種情報の取得要求コマンドを送信することで、本体部30から、複合機10の第1の機種情報を取得する。操作部20と本体部30との通信が初めて確立された際とは、例えば、複合機10が初めて起動(電源オン)され、操作部20と本体部30との通信が確立された場合などが挙げられる。
本実施形態では、第1の機種情報は、複合機10の機種がいずれの仕向けであるかを示す機器用仕向け情報である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。また本実施形態では、複合機10の機器用仕向け情報は、複合機10の機種がいずれの仕向地向けであるかを示す情報である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。仕向地としては、例えば、中国/台湾、及び中国/台湾以外(以下、「共通」と称する場合がある)が挙げられるが、これに限定されるものではない。本実施形態では、中国/台湾向けの機種でのみ表示しなければならず、共通向けの機種では表示してはならないフォントがあるため、仕向地が、中国/台湾と共通とに分けられている。なお本実施形態では、複合機10の機器用仕向け情報が、共通向けを示す場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
機器用仕向け情報記憶部31は、複合機10の機器用仕向け情報を記憶する。なお本実施形態では、前述のように、機器用仕向け情報記憶部31に記憶されている複合機10の機器用仕向け情報は、共通向けを示すものとする。
提供部32は、操作部20から第1の機種情報の取得要求コマンドを受信すると、機器用仕向け情報記憶部31から複合機10の機器用仕向け情報を取得し、操作部20に提供する。
機種情報記憶部22は、複合機10の機種に関する第2の機種情報を予め記憶する。第2の機種情報は、例えば、工場出荷時などに機種情報記憶部22に記憶される。本実施形態では、第2の機種情報は、マスターファイルに登録されて機種情報記憶部22に記憶されている場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
また本実施形態では、第2の機種情報は、複合機10の機種の区分を示す機器用区分情報と、操作部20の世代を示す機器用世代情報と、である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。機種の区分としては、例えば、オフィス機、広幅機、及びプロダクションプリンティング機が挙げられるが、これに限定されるものではない。なお、世代は、操作部と本体部とが分離された最初の機種の操作部を第1世代とし、以降、操作部が新しくなる毎に、第2世代、第3世代と世代がインクリメントされる場合が挙げられるが、これに限定されるものではない。
図4は、本実施形態の機種情報記憶部22に予め記憶されている情報の一例を示す図である。図4に示す例では、機種情報記憶部22には、複合機10の機器用区分情報と、操作部20(複合機10)の機器用世代情報と、が記憶されている。なお、図4に示す例では、複合機10の機器用区分情報はオフィス機を示し、操作部20の機器用世代情報は、第1世代を示している。
機種情報管理部23は、複合機10の第2の機種情報を予め管理している。具体的には、機種情報管理部23は、複合機10の第2の機種情報(複合機10の機器用区分情報及び操作部20の機器用世代情報)を機種情報記憶部22上で、予め管理している。
ここで、機種情報管理部23は、取得部21により複合機10の第1の機種情報が取得されると、当該第1の機種情報も管理する。具体的には、機種情報管理部23は、複合機10の第1の機種情報を、機種情報記憶部22に追加で登録(記憶)して管理する。つまり、機種情報管理部23は、複合機10の第2の機種情報(複合機10の機器用区分情報及び操作部20の機器用世代情報)が登録されているマスターファイルに、複合機10の第1の機種情報(複合機10の機器用仕向け情報)を追加登録し、複合機10の第1の機種情報及び第2の機種情報を機種情報記憶部22上で管理する。
図5は、本実施形態の追加登録後の機種情報記憶部22に記憶されている情報の一例を示す図である。図5に示す例では、機種情報記憶部22には、複合機10の機器用区分情報と、複合機10の機器用仕向け情報と、操作部20(複合機10)の機器用世代情報と、が記憶されており、図4に示す情報に、複合機10の機器用仕向け情報が追加登録されている。なお、図5に示す例では、複合機10の機器用仕向け情報は、前述の通り、共通向けを示している。
本実施形態では、機種情報記憶部22は、フラッシュメモリ204の記録領域のうちの操作部20の情報を記憶する操作部情報領域で実現されている。そして本実施形態では、この操作部情報領域(機種情報記憶部22)へのアクセス(リード/ライト)は、機種情報管理部23のみが許可されており、後述のソフト情報管理部24など他の機能部(モジュール)からは許可されていない。また本実施形態では、機種情報管理部23は、機種情報記憶部22へのライトは、第1の機種情報の追加登録のみ行い、それ以外の場合には、操作部20の初期化時などにおいても機種情報記憶部22に記憶されている情報の書き換えは行わない。
つまり機種情報管理部23は、当該機種情報管理部23のみがアクセス可能な機種情報記憶部22上で第1の機種情報及び第2の機種情報を書き換えずに管理することで、第1の機種情報及び第2の機種情報の完全性を保つように管理する。このため本実施形態では、機種情報管理部23による複合機10の第1の機種情報の追加登録後の機種情報記憶部22に記憶されている第1の機種情報及び第2の機種情報の内容(マスターファイルの内容)の完全性(第1の機種情報及び第2の機種情報の内容が書き換えられていないこと)を保障している。
ソフト情報記憶部24は、複合機10に導入されているソフトウェアがいずれの機種向けであるかを示すソフト情報を記憶する。以下では、複合機10に導入されているソフトウェアが、複合機10にインストールされているファームウェアである場合を例に取り説明するが、これに限定されず、アプリケーションなどであってもよい。また、インストールは、新規のインストールであってもアップデートであってもどちらでもよい。
本実施形態では、ソフト情報は、ファームウェア種別ファイルに登録されてソフト情報記憶部24に記憶されている場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。また本実施形態では、ソフト情報は、インストールされているファームウェアがいずれの仕向けであるかを示すソフト用仕向け情報と、当該ファームウェアがいずれの機種の区分向けであるかを示すソフト用区分情報と、当該ファームウェアがいずれの世代向けであるかを示すソフト用世代情報と、である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
ソフト用仕向け情報は、インストールされているファームウェアがいずれの仕向地向けであるかを示し、機器用仕向け情報同様、中国/台湾向けや共通向けなどを示す。ソフト用区分情報は、インストールされているファームウェアがいずれの機種の区分向けであるかを示し、機器用区分情報同様、オフィス機、広幅機、及びプロダクションプリンティング機などを示す。ソフト用世代情報は、インストールされているファームウェアがいずれの世代の操作部向けであるかを示し、機器用世代情報同様、操作部の世代を示す。なお、ソフト用区分情報が示す機種の区分は、複数の区分であってもよい。また、ソフト用世代情報が示す操作部の世代は、複数の世代であったり、世代の範囲(例えば、第3世代〜第1世代)であったりしてもよい。
図6は、本実施形態のソフト情報記憶部24に記憶されている情報の一例を示す図である。図6に示す例では、ソフト情報記憶部24には、複合機10にインストールされているファームウェアのソフト用仕向け情報、ソフト用区分情報、及びソフト用世代情報が記憶されている。なお、図6に示す例では、ソフト用仕向け情報はオフィス機を示し、ソフト用仕向け情報は中国/台湾向けを示し、ソフト用世代情報は第1世代を示している。
非常用機種情報記憶部25は、複合機10へのソフトウェアの導入に伴い導入される非常用の機種情報を記憶する。以下では、前述のように、複合機10へのソフトウェアの導入が、複合機10へのファームウェアのインストールである場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。
本実施形態では、非常用の機種情報が、非常用の機器用区分情報、非常用の機器用仕向け情報、及び非常用の機器用世代情報である場合を例に取り説明するが、これに限定されるものではない。非常用の機器用区分情報、非常用の機器用仕向け情報、非常用の機器用世代情報は、それぞれ、複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、操作部20の機器用世代情報と同様の情報である。但し、非常用の機器用区分情報が示す区分、非常用の機器用仕向け情報が示す仕向地、及び非常用の機器用世代情報が示す世代は、ファームウェアの生成元で設定されている。
ソフト情報管理部26は、複合機10に導入されているソフトウェア(インストールされているファームウェア)がいずれの機種向けであるかを示すソフト情報を管理する。なお、ソフト情報(ソフト用仕向け情報、ソフト用区分情報、及びソフト用世代情報)は、複合機10へファームウェアをインストールするためのインストール情報に含まれている。このため、ソフト情報管理部26は、後述の導入部29によるファームウェアのインストールに伴い、このソフト情報をソフト情報記憶部24に登録(記憶)し、ソフト情報記憶部24上で管理する。
なお、ファームウェアのアップデートの場合、ソフト情報管理部26は、ファームウェアのアップデート用のインストール情報に含まれているソフト情報で、ソフト情報記憶部24に記憶されているソフト情報(アップデート前のファームウェアのソフト情報)を更新(上書き)して、ソフト情報記憶部24上で管理する。
同様に、ソフト情報管理部26は、複合機10へのソフトウェアの導入(ファームウェアのインストール)に伴い導入される非常用の機種情報を管理する。なお、非常用の機種情報(非常用の機器用区分情報、非常用の機器用仕向け情報、及び非常用の機器用世代情報)は、複合機10へファームウェアをインストールするためのインストール情報に含まれているファイルである。このため、ソフト情報管理部26は、後述の導入部29によるファームウェアのインストールに伴い、このファイルをリカバリー用のマスターファイルとして非常用機種情報記憶部25に登録(記憶)し、非常用機種情報記憶部25上で管理する。
なお、ファームウェアのアップデートの場合、ソフト情報管理部26は、ファームウェアのアップデート用のインストール情報に含まれているファイルで、非常用機種情報記憶部25に記憶されているリカバリー用のマスターファイル(アップデート前の非常用の機種情報)を更新(上書き)して、非常用機種情報記憶部25上で管理する。
本実施形態では、ソフト情報記憶部24及び非常用機種情報記憶部25は、フラッシュメモリ204の記録領域のうちのファームウェアの情報を記憶するファームウェア情報領域で実現されている。なお、ファームウェア情報領域(ソフト情報記憶部24及び非常用機種情報記憶部25)に記憶されているファームウェアの情報は、前述の通り、ファームウェアが新規にインストールされたり、アップデートされたりする毎に更新される。
判定部27は、複合機10に導入されているソフトウェアの起動前に、機種情報管理部23により管理されている第1の機種情報とソフト情報管理部26により管理されているソフト情報とに基づいて、当該ソフトウェアが複合機10の機種向けであるか否かを判定する。
本実施形態では、前述の通り、複合機10に導入されているソフトウェアは、複合機10にインストールされているファームウェアであり、当該ファームウェアは、複合機10の起動に伴い起動されるため、判定部27による上述の判定は、複合機10の起動時に行われる。但し、複合機10に導入されているソフトウェアがアプリケーションであれば、判定部27による上述の判定は、当該アプリケーションの起動時に行えばよい。
具体的には、判定部27は、機種情報管理部23により管理されている複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、操作部20の機器用世代情報を、それぞれ、ソフト情報管理部26により管理されているソフト用仕向け情報、ソフト用区分情報、ソフト用世代情報と比較する。
そして判定部27は、機器用区分情報がソフト用区分情報を満たさない、機器用仕向け情報がソフト用仕向け情報を満たさない、及び機器用世代情報がソフト用世代情報を満たさない、の少なくともいずれかの場合、インストールされているファームウェアが複合機10の機種向けでない(複合機10の機種での利用が意図されていない)と判定する。
一方、判定部27は、機器用区分情報がソフト用区分情報を満たし、機器用仕向け情報がソフト用仕向け情報を満たし、かつ機器用世代情報がソフト用世代情報を満たす場合、インストールされているファームウェアが複合機10の機種向けである(複合機10の機種での利用が意図されている)と判定する。
なお本実施形態では、判定部27は、機器用区分情報が示す区分が、ソフト用区分情報が示す区分に含まれていれば、機器用区分情報がソフト用区分情報を満たし、機器用区分情報が示す区分が、ソフト用区分情報が示す区分に含まれていなければ、機器用区分情報がソフト用区分情報を満たさないと判定する。例えば、機器用区分情報がオフィス機を示し、ソフト用区分情報が広幅機を示す場合、判定部27は、機器用区分情報がソフト用区分情報を満たさないと判定する。
同様に判定部27は、機器用仕向け情報が示す仕向けが、ソフト用仕向け情報が示す仕向けに含まれていれば、機器用仕向け情報がソフト用仕向け情報を満たし、機器用仕向け情報が示す仕向けが、ソフト用仕向け情報が示す仕向けに含まれていなければ、機器用仕向け情報がソフト用仕向け情報を満たさないと判定する。例えば、機器用仕向け情報が共通向けを示し、ソフト用仕向け情報が中国/台湾向けを示す場合、判定部27は、機器用仕向け情報がソフト用仕向け情報を満たさないと判定する。
同様に判定部27は、機器用世代情報が示す世代が、ソフト用世代情報が示す世代に含まれていれば、機器用世代情報がソフト用世代情報を満たし、機器用世代情報が示す世代が、ソフト用世代情報が示す世代に含まれていなければ、機器用世代情報がソフト用世代情報を満たさないと判定する。例えば、機器用世代情報が第2世代を示し、ソフト用世代情報が第3世代を示す場合、判定部27は、機器用世代情報がソフト用世代情報を満たさないと判定する。但し、判定部27は、機器用世代情報が示す世代が、ソフト用世代情報が示す世代よりも新しい場合(例えば、機器用世代情報が第3世代を示し、ソフト用世代情報が第2世代を示す場合)、機器用世代情報がソフト用世代情報を満たすと判定してもよい。
ここで、機種情報管理部23により管理されている複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、及び操作部20の機器用世代情報が図5に示す情報であり、ソフト情報管理部26により管理されているソフト用仕向け情報、ソフト用区分情報、及びソフト用世代情報が図6に示す情報であるとする。
この場合、複合機10の機器用仕向け情報は共通向けを示し、ソフト用仕向け情報は中国/台湾向けを示すため、判定部27は、機器用仕向け情報がソフト用仕向け情報を満たさないと判定し、インストールされているファームウェアが複合機10の機種向けでないと判定する。
なお、機種情報記憶部22に複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、及び操作部20の機器用世代情報が記憶されておらず、機種情報管理部23が、複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、及び操作部20の機器用世代情報を管理していない場合が万が一生じたとする。
この場合、機種情報管理部23は、非常用機種情報記憶部25に記憶されているリカバリー用のマスターファイルをマスターファイルとして機種情報記憶部22にコピーし、非常用の機器用区分情報、非常用の機器用仕向け情報、非常用の機器用世代情報を、それぞれ、複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、操作部20機器用世代情報として扱う。
これにより、機種情報管理部23が、複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、及び操作部20の機器用世代情報を管理していない場合が万が一生じたとしても、判定部27は、上述の判定を行うことができる。つまり、この場合、判定部27は、非常用の機種情報(非常用の機器用区分情報、非常用の機器用仕向け情報、非常用の機器用世代情報)とソフト情報(ソフト用仕向け情報、ソフト用区分情報、ソフト用世代情報)とに基づいて、ソフトウェア(ファームウェア)が複合機10の機種向けであるか否かを判定する。
制御部28は、判定部27により複合機10に導入されているソフトウェアが複合機10の機種向けでないと判定された場合、当該ソフトウェアに関わる機能の利用を禁止させる制御を行う。
本実施形態では、前述の通り、複合機10に導入されているソフトウェアは、複合機10にインストールされているファームウェアであるため、制御部28は、当該ファームウェアが複合機10の機種向けでない場合、当該ファームウェアに関わる機能の利用を禁止させる制御を行う。具体的には、制御部28は、当該ファームウェアの起動を中止し、当該ファームウェアが複合機10の機種向けでないことを表す画面の表示制御を行うとともに、操作部20に対する操作を無効化する制御を行う。
例えば、制御部28は、ファームウェアが複合機10の機種向けでないことを表す画面として、図7に示すようなエラー画面を操作パネル205に表示させる制御を行う。なお、図7に示すエラー画面では、ファームウェアが複合機10の機種向けでない(使用できない)ことを表すとともに、複合機10の機種向けの(本来インストールすべき正しい)ファームウェアの区分、仕向け、及び世代、並びに複合機10にインストールされているファームウェアの区分、仕向け、及び世代を表している。
また例えば、制御部28は、操作部20に対する操作を無効化する制御として、ユーザにより操作パネル205に対して行われた操作を全て無視する制御を行う。これにより、操作部20に対するいかなる操作も無効化されるので、複合機10の機種向けでないファームウェアの利用を防止できる。
なお本実施形態では、ファームウェアは、複合機10の全ての機能に関わることを想定しているため、操作部20に対する操作を無効化する制御を行ったが、例えば、複合機10の機種向けでないと判定されたソフトウェアがアプリケーションである場合には、当該アプリケーションの起動操作を無効化すればよい。
また制御部28は、判定部27により複合機10に導入されているファームウェアが複合機10の機種向けであると判定された場合、当該ファームウェアを通常起動する。
導入部29は、導入対象のソフトウェアを複合機10に導入する。なお、ソフトウェアの導入先は、操作部20であっても本体部30であってもどちらでもよい。また本実施形態では、ソフトウェアの導入は、カスタマーエンジニアなどの操作指示に基づいて行われることを想定しているが、これに限定されるものではない。
本実施形態では、前述の通り、インストール対象のファームウェアを複合機10にインストールする。但し、本実施形態では、導入部29は、第1モードでのファームウェアのインストールと、第2モードでのファームウェアのインストールと、が可能である。
本実施形態では、第1モードでのファームウェアのインストールとして、通常モード時に、カスタマーエンジニアがPC(Personal Computer)などのツールを用いて、導入部29にファームウェアをインストールさせることを想定している。
なお、第1モードでのファームウェアのインストールでは、ファームウェアの導入前に、前述の判定部27による判定が行われ、インストール対象のファームウェアが複合機10の機種向けであると判定された場合、導入部29は、当該ファームウェアを複合機10にインストールし、インストール対象のファームウェアが複合機10の機種向けでないと判定された場合、導入部29は、当該ファームウェアのインストールを中止する。
また本実施形態では、第2モードでのファームウェアのインストールとして、リカバリーモード時に、カスタマーエンジニアが導入部29にファームウェアをインストールさせることを想定している。但し、第2モードでのファームウェアのインストールでは、ファームウェアの導入前に、前述の判定部27による判定が行われず、導入部29は、インストール対象のファームウェアを無条件に複合機10にインストールする。
このため、第2モードでのインストールでは、カスタマーエンジニアのヒューマンエラーにより、複合機10の機種向けでないファームウェアが誤ってインストールされ、当該ファームウェアが複合機10で利用されてしまう可能性もある。
そこで本実施形態では、上述のように、制御部28は、インストールされているファームウェアが複合機10の機種向けでない場合、当該ファームウェアの起動を中止し、当該ファームウェアが複合機10の機種向けでないことを表す図7に示すようなエラー画面の表示制御を行うとともに、操作部20に対する操作を無効化する制御を行う。
図8は、本実施形態の操作部20及び本体部30で実行される処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、複合機10に対して電源をオンする起動操作が行われる(ステップS101)。
続いて、取得部21は、複合機10の初回起動時であり、操作部20と本体部30との通信が初めて確立された場合には、本体部30に対し、複合機10の機器用仕向け情報(第1の機種情報)の取得要求コマンドを送信する(ステップS105)。
続いて、提供部32は、操作部20から複合機10の機器用仕向け情報の取得要求コマンドを受信すると、機器用仕向け情報記憶部31から複合機10の機器用仕向け情報を取得し、操作部20に提供する(ステップS107)。
続いて、機種情報管理部23は、取得部21により複合機10の機器用仕向け情報が取得されると、複合機10の機器用区分情報及び操作部20の機器用世代情報が記憶されている機種情報記憶部22に、取得された複合機10の機器用仕向け情報を追加で登録(記憶)して管理する(ステップS109)。
続いて、判定部27は、機種情報管理部23により管理されている複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、操作部20の機器用世代情報と、ソフト情報管理部26により管理されているソフト用仕向け情報、ソフト用区分情報、ソフト用世代情報とを用いて、複合機10にインストールされているファームウェアが複合機10の機種向けであるか否かを判定する判定処理を行う(ステップS111)。
なお、機種情報管理部23が、複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、及び操作部20の機器用世代情報を管理していない場合には、非常用機種情報記憶部25に記憶されている非常用の機器用区分情報、非常用の機器用仕向け情報、非常用の機器用世代情報を、それぞれ、複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、操作部20の機器用世代情報として扱う。
判定処理の詳細については、後述する。
判定部27の判定処理により、複合機10に導入されているファームウェアが複合機10の機種向けであると判定された場合、制御部28は、当該ファームウェアを通常起動する(ステップS113)。
一方、判定部27の判定処理により、複合機10に導入されているファームウェアが複合機10の機種向けでないと判定された場合、制御部28は、操作部20に対する操作を無効化する制御を行うとともに(ステップS115)、当該ファームウェアが複合機10の機種向けでないことを表す図7に示すようなエラー画面の表示制御を行う(ステップS117)。
図9は、図8に示すフローチャートのステップS111の判定処理の一例を示すフローチャートである。
まず、判定部27は、機器用区分情報が示す区分が、ソフト用区分情報が示す区分に含まれているか否かを確認することで、機器用区分情報がソフト用区分情報を満たすか否かを判定する(ステップS201)。
機器用区分情報がソフト用区分情報を満たす場合(ステップS201でYes)、判定部27は、機器用仕向け情報が示す仕向けが、ソフト用仕向け情報が示す仕向けに含まれているか否かを確認することで、機器用仕向け情報がソフト用仕向け情報を満たすか否かを判定する(ステップS203)。
機器用仕向け情報がソフト用仕向け情報を満たす場合(ステップS203でYes)、判定部27は、機器用世代情報が示す世代が、ソフト用世代情報が示す世代に含まれているか否かを確認することで、機器用世代情報がソフト用世代情報を満たすか否かを判定する(ステップS205)。
機器用世代情報がソフト用世代情報を満たす場合(ステップS205でYes)、判定部27は、複合機10にインストールされているファームウェアが複合機10の機種向けであると判定する(ステップS207)。
一方、機器用区分情報がソフト用区分情報を満たさない場合(ステップS201でNo)、機器用仕向け情報がソフト用仕向け情報を満たさない場合(ステップS203でNo)、又は機器用世代情報がソフト用世代情報を満たさない場合(ステップS205でNo)、判定部27は、複合機10にインストールされているファームウェアが複合機10の機種向けでないと判定する(ステップS209)。
図10は、本実施形態の操作部20で実行される第1モードでのインストール処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、通常モード時に、カスタマーエンジニアがPC(Personal Computer)などのツールを用いて、導入部29に対するファームウェアのインストール指示を行い、導入部29は、このインストール指示に基づいて、当該ファームウェアをインストールするためのインストール情報を取得する(ステップS301)。なお、インストール情報の取得先は、指示元のPCであってもどこであってもよい。そして導入部29は、このインストール情報に含まれるソフト情報をソフト情報管理部26に管理させる。但し、ファームウェアのインストール前であるため、ソフト情報管理部26は、この段階では、このソフト情報をソフト情報記憶部24に記憶して管理する必要はなく、RAM203上で管理しておけばよい。
続いて、判定部27は、機種情報管理部23により管理されている複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、操作部20の機器用世代情報と、ソフト情報管理部26により管理されているソフト用仕向け情報、ソフト用区分情報、ソフト用世代情報とを用いて、複合機10にインストールされているファームウェアが複合機10の機種向けであるか否かを判定する判定処理を行う(ステップS303)。
なお、ソフト情報管理部26により管理されているソフト用仕向け情報、ソフト用区分情報、ソフト用世代情報は、ソフト情報記憶部24ではなく、RAM203上で管理しているソフト情報(ソフト用仕向け情報、ソフト用区分情報、及びソフト用世代情報)である。
また、機種情報管理部23が、複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、及び操作部20機器用世代情報を管理していない場合には、非常用機種情報記憶部25に記憶されている非常用の機器用区分情報、非常用の機器用仕向け情報、非常用の機器用世代情報を、それぞれ、複合機10の機器用区分情報、複合機10の機器用仕向け情報、操作部20の機器用世代情報として扱う。
判定処理の詳細は、図9のフローチャートと同様であるため、説明を省略する。
判定部27の判定処理により、複合機10に導入されているファームウェアが複合機10の機種向けであると判定された場合、導入部29は、取得したインストール情報を用いてファームウェアを複合機10にインストールする(ステップS305)。
一方、判定部27の判定処理により、複合機10に導入されているファームウェアが複合機10の機種向けでないと判定された場合、導入部29は、取得したインストール情報を用いた複合機10へのファームウェアのインストールを中止する(ステップS307)。
以上のように本実施形態では、インストールされているソフトウェアの起動時に、当該ソフトウェアが複合機10の機種向けであるか否かを確認し、当該ソフトウェアが複合機10の機種向けでない場合、当該ソフトウェアに関わる機能の利用が禁止される。
従って本実施形態によれば、複合機10の機種向けでない(複合機10の機種での利用が意図されていない)ソフトウェアが誤って導入された場合であっても、当該ソフトウェアが複合機10で利用できてしまうことを抑制でき、複合機10の機種向けでないソフトウェアが利用できてしまうことを十分に抑制することができる。
例えば、仕向けが中国/台湾向けであるファームウェアでは、ライセンスが必要なフォントなどが表示できるとする。この場合に、仕向けが共通向けである複合機10に当該ファームウェアが誤ってインストールされて利用された結果、当該複合機10でライセンスが必要なフォントなどが表示できてしまうことは好ましくないが、本実施形態では、このような事態の発生を防止できる。
また本実施形態では、操作部20は、本体部30から、インストールされているソフトウェアが複合機10の機種向けであるか否かを確認するために必要な第1の機種情報(複合機10の機器用仕向け情報)を取得するので、操作部20自身で第1の機種情報を保有していなくてもインストールされているソフトウェアが複合機10の機種向けであるか否かを確認することができる。
特に本実施形態では、操作部20は、取得した第1の機種情報(複合機10の機器用仕向け情報)を、完全性を保つように管理するので、インストールされているソフトウェアが複合機10の機種向けであるか否かを確実に確認することができる。
(プログラム)
上記実施形態の操作部20で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、メモリカード、DVD(Digital Versatile Disk)、フレキシブルディスク(FD)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記憶されて提供される。
また、上記実施形態の操作部20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するようにしてもよい。また、上記実施形態の操作部20で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するようにしてもよい。また、上記実施形態の操作部20で実行されるプログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するようにしてもよい。
上記実施形態の操作部20で実行されるプログラムは、上述した各部をコンピュータ上で実現させるためのモジュール構成となっている。実際のハードウェアとしては、例えば、CPUがROMからプログラムをRAM上に読み出して実行することにより、上記各機能部がコンピュータ上で実現されるようになっている。
本発明の範囲において、上記実施形態に対して多くの修正、変更が可能である。請求項に記載された発明の範囲において、上記実施形態として記載された形態以外の形態についても、本発明の実施の形態とすることが可能である。
コンピュータのアーキテクチャや演算処理に関した情報処理技術によって、従来のコンピュータを本明細書に記載の発明を実施するようプログラムすることにより、本発明を実施することが可能である。ソフトウェア技術の分野における知識を有した技術者であれば、本明細書の記載に基づいて、本発明を実施するようコンピュータをプログラムするためのソフトウェアを作成することが可能である。
さらに、本発明は、情報処理技術の分野における知識を有した技術者であれば、ASIC(Application Specific Integrated Circuits)や、従来の回路モジュールを接続して構成した装置によって実施することが可能である。
実施形態に記載された各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、ソフトウェアによって各機能を実行するようプログラムされたプロセッサや、各機能を実行するよう設計されたASICや回路モジュールなどのハードウェアを含むものとする。
10 複合機
20 操作部
21 取得部
22 機種情報記憶部
23 機種情報管理部
24 ソフト情報記憶部
25 非常用機種情報記憶部
26 ソフト情報管理部
27 判定部
28 制御部
29 導入部
30 本体部
31 機器用仕向け情報記憶部
32 提供部
特開2010−086069号公報

Claims (9)

  1. 本体部と、当該本体部の動作を制御する操作部と、を備える機器であって、
    前記操作部は、
    前記本体部から、前記機器の機種に関する第1の機種情報を取得する取得部と、
    取得された前記第1の機種情報を書き換えないことで、前記第1の機種情報の完全性を保つように管理する機種情報管理部と、
    前記機器に導入されているソフトウェアがいずれの機種向けであるかを示すソフト情報を管理するソフト情報管理部と、
    前記ソフトウェアの起動前に、前記第1の機種情報と前記ソフト情報とに基づいて、前記ソフトウェアが前記機器の機種向けであるか否かを判定する判定部と、
    前記ソフトウェアが前記機器の機種向けでない場合、前記ソフトウェアに関わる機能の利用を禁止させる制御を行う制御部と、
    を備える機器。
  2. 前記操作部と前記本体部とは、通信可能に接続されており、
    前記取得部は、前記操作部と前記本体部との通信が初めて確立された際に、前記本体部から、前記機器の機種に関する第1の機種情報を取得し、
    前記機種情報管理部は、前記機器の機種に関する第2の機種情報を予め管理し、前記取得部により取得された前記第1の機種情報及び前記第2の機種情報を書き換えないことで、前記第1の機種情報及び前記第2の機種情報の完全性を保つように管理する請求項1に記載の機器。
  3. 前記第1の機種情報は、前記機器の機種がいずれの仕向けであるかを示す機器用仕向け情報であり、
    前記第2の機種情報は、前記機器の機種の区分を示す機器用区分情報と、前記操作部の世代を示す機器用世代情報と、であり、
    前記ソフト情報は、前記ソフトウェアがいずれの仕向けであるかを示すソフト用仕向け情報と、前記ソフトウェアがいずれの機種の区分向けであるかを示すソフト用区分情報と、前記ソフトウェアがいずれの世代向けであるかを示すソフト用世代情報と、であり、
    前記判定部は、前記機器用区分情報が前記ソフト用区分情報を満たさない、前記機器用仕向け情報が前記ソフト用仕向け情報を満たさない、及び前記機器用世代情報が前記ソフト用世代情報を満たさない、の少なくともいずれかの場合、前記ソフトウェアが前記機器の機種向けでないと判定する請求項2に記載の機器。
  4. 前記機種情報管理部は、当該機種情報管理部のみがアクセス可能な機種情報記憶部上で前記第1の機種情報及び前記第2の機種情報を書き換えないことで、前記第1の機種情報及び前記第2の機種情報の完全性を保つように管理する請求項2又は3に記載の機器。
  5. 前記ソフトウェアは、ファームウェアであり、
    前記制御部は、前記ファームウェアが前記機器の機種向けでない場合、前記ファームウェアが前記機器の機種向けでないことを表す画面の表示制御を行うとともに、前記操作部に対する操作を無効化する制御を行う請求項1〜4のいずれか1つに記載の機器。
  6. 前記操作部は、
    前記ソフトウェアを前記機器に導入する導入部を更に備え、
    前記導入部は、第1モードで前記ソフトウェアを導入する場合、前記判定部により前記ソフトウェアが前記機器の機種向けであると判定されると、前記ソフトウェアを導入し、第2モードで前記ソフトウェアを導入する場合、前記ソフトウェアを無条件に導入する請求項1〜5のいずれか1つに記載の機器。
  7. 前記機種情報管理部は、前記ソフトウェアの導入に伴い導入される非常用の機種情報を更に管理し、
    前記判定部は、前記機種情報管理部が前記第1の機種情報を管理していない場合、前記非常用の機種情報と前記ソフト情報とに基づいて、前記ソフトウェアが前記機器の機種向けであるか否かを判定する請求項1〜6のいずれか1つに記載の機器。
  8. 本体部と、当該本体部の動作を制御する操作部と、を備える機器における前記操作部で実行される制御方法であって、
    前記本体部から、前記機器の機種に関する第1の機種情報を取得する取得ステップと、
    取得された前記第1の機種情報を書き換えずに管理することで、前記第1の機種情報の完全性を保つように管理する機種情報管理ステップと、
    前記機器に導入されているソフトウェアがいずれの機種向けであるかを示すソフト情報を管理するソフト情報管理ステップと、
    前記ソフトウェアの起動前に、前記第1の機種情報と前記ソフト情報とに基づいて、前記ソフトウェアが前記機器の機種向けであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記ソフトウェアが前記機器の機種向けでない場合、前記ソフトウェアに関わる機能の利用を禁止させる制御を行う制御ステップと、
    を含む制御方法。
  9. 本体部と、当該本体部の動作を制御する操作部と、を備える機器における前記操作部に、
    前記本体部から、前記機器の機種に関する第1の機種情報を取得する取得ステップと、
    取得された前記第1の機種情報を書き換えずに管理することで、前記第1の機種情報の完全性を保つように管理する機種情報管理ステップと、
    前記機器に導入されているソフトウェアがいずれの機種向けであるかを示すソフト情報を管理するソフト情報管理ステップと、
    前記ソフトウェアの起動前に、前記第1の機種情報と前記ソフト情報とに基づいて、前記ソフトウェアが前記機器の機種向けであるか否かを判定する判定ステップと、
    前記ソフトウェアが前記機器の機種向けでない場合、前記ソフトウェアに関わる機能の利用を禁止させる制御を行う制御ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
JP2016032438A 2016-02-23 2016-02-23 機器、制御方法及びプログラム Active JP6651895B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016032438A JP6651895B2 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 機器、制御方法及びプログラム
US15/434,537 US10438021B2 (en) 2016-02-23 2017-02-16 Device and control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016032438A JP6651895B2 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 機器、制御方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017152867A JP2017152867A (ja) 2017-08-31
JP6651895B2 true JP6651895B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=59631192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016032438A Active JP6651895B2 (ja) 2016-02-23 2016-02-23 機器、制御方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10438021B2 (ja)
JP (1) JP6651895B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11982991B2 (en) 2019-01-09 2024-05-14 Carbon, Inc. Systems and apparatuses for additive manufacturing with process update and lock down
JP7342443B2 (ja) 2019-06-18 2023-09-12 株式会社リコー 情報処理装置、方法、およびプログラム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004249632A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Seiko Epson Corp プログラム判定処理装置、印刷装置及びプログラム判定処理方法
JP5089250B2 (ja) 2007-06-06 2012-12-05 株式会社リコー 情報処理装置
JP5261113B2 (ja) 2008-09-29 2013-08-14 キヤノン株式会社 システム、サーバ、画像形成装置、制御方法及びプログラム
JP6107172B2 (ja) * 2013-01-28 2017-04-05 株式会社リコー 画像処理システムとその機能の追加又は更新方法及びプログラム
JP6242241B2 (ja) * 2013-04-26 2017-12-06 キヤノン株式会社 印刷装置、通信装置、及びプログラム
JP2014232512A (ja) * 2013-05-30 2014-12-11 キヤノン株式会社 印刷システム、印刷サービス装置、画像形成装置、制御方法およびコンピュータプログラム
JP6226709B2 (ja) * 2013-11-15 2017-11-08 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法、並びにプログラム
CN103632089A (zh) * 2013-12-16 2014-03-12 北京网秦天下科技有限公司 应用安装包的安全检测方法、装置和系统
US9413918B2 (en) * 2014-03-31 2016-08-09 Kyocera Document Solutions Inc. Image forming system, server, image forming apparatus, and image forming method that ensure simple execution of application

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017152867A (ja) 2017-08-31
US20170243016A1 (en) 2017-08-24
US10438021B2 (en) 2019-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11218609B2 (en) Terminal device and non-transitory computer-readable medium for terminal device
JP6787115B2 (ja) 画像形成装置、機能追加方法、プログラム、
JP6927276B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
US20160150105A1 (en) Data communication device, data communication method, and computer-readable recording medium
JP2014170515A (ja) 機器、情報記録プログラム、及び情報記録方法
US9600751B2 (en) Image forming apparatus and control method thereof with a determination whether an application relates to a dynamic update for reflecting change of the network setting without rebooting the apparatus
JP6379699B2 (ja) 情報処理装置、情報処理システム、情報処理プログラム、および情報処理方法
JP6627477B2 (ja) 外部機器、機器、情報処理システム、情報処理プログラム、機器連携方法、外部機器連携方法及び情報処理方法
JP2007293737A (ja) ソフトウェア資源の登録管理方法、電子機器、プログラム
JP6651895B2 (ja) 機器、制御方法及びプログラム
US9742945B2 (en) Image forming apparatus to store activation application specifying information that specifies an application to be activated on the operating system of the operation unit in response to the image forming apparatus entering a given state, image forming system, and image forming method
JP6303667B2 (ja) プログラム、情報処理装置および情報処理システム
US20190012402A1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer-readable medium
JP2017202577A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP2017167755A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP6728590B2 (ja) 機器、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
US20190286432A1 (en) Information processing system, apparatus, information processing method, and recording medium
JP6885124B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法
JP2017211878A (ja) 情報処理装置、更新方法及びプログラム
US11785151B2 (en) Information processing apparatus, flow execution method, and non-transitory computer-readable storage medium for controlling executions of multiple functions
US20230300268A1 (en) Information processing apparatus, image forming apparatus, and method of installing an application program therefor
JP6199758B2 (ja) 組み込みシステム、画像形成装置
JP2018029223A (ja) 画像処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
US11449288B2 (en) Information processing apparatus, information processing system, and information processing method
US20240103937A1 (en) Information processing apparatus, non-transitory computer readable medium, and method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190109

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200106

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6651895

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151