JP2014115776A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】MFP全体を再起動せずにバージョンアップを行う。
【解決手段】主制御部と副制御部とを備える画像処理装置であって、ジョブを主制御部が受信可能で、副制御部に電力供給される第1の電力モードと、ジョブを主制御部が受信可能で、副制御部に電力供給されない第2の電力モードの何れかで画像処理装置を制御する電力制御手段と、ファームウェアを更新する更新手段と、更新ファームウェアを特定する特定手段と、第1の電力モードから第2の電力モードへの移行条件を満たしたことを検知する検知手段とを備え、特定された更新ファームウェアが副制御部のファームウェアである場合、更新手段は、移行条件が満たされれば副制御部のファームウェアを更新し、副制御部のファームウェアである場合、副制御部のファームウェアの更新が完了すれば、電力制御手段は、第1の電力モードから第2の電力モードに移行させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラムに関する。
従来の技術では、複写機(以下、MFPという)は、システムが使用しているファームウェアを動作中に削除(上書き)することができない。そのため、MFPは、ファームウェアのバージョンアップを行う際に、通常のファームを動作させないバージョンアップ専用のモードに切り替えていた。バージョンアップ専用のモードでは、通常のモードとは起動するファームの構成が全く違うため、モードを切り替えるためにシステムの再起動が少なくとも1度は必要である。しかし、MFPは、再起動中はシステムが停止してしまうため、ジョブの実行及び受信をすることができない。
このように従来の技術では、MFPは、システムのバージョンアップを行う際にジョブの実行及び受信をすることができない時間帯を伴うため、その旨をユーザに通知し、それを理解したユーザによる指示でバージョンアップを行うのが一般的である。しかし、このようにユーザによる手動でのバージョンアップでは、バージョンアップのタイミングがユーザに任されているため、セキュリティー等の致命的な不具合に対するバージョンアップデータが即時に反映されないという問題がある。
そこで、特許文献1では、MFPがバックグランドで新しいファームウェアを受信し、節電モードになるとユーザが使用しない時間と判断し、バージョンアップの設定を自動で実行する技術が開示されている。更に、特許文献1では、ユーザが使用しない時間が継続し、スリープモードへの移行時間になると、MFPが自動で再起動を実行することでシステムのバージョンアップ処理を行う技術が開示されている。
特開2007−310783号公報
前述したように、MFPは、ユーザがMFPを使用していない時間帯を判断し、自動でバージョンアップすることができる。しかしながら、MFPは、バージョンアップ中のためジョブの実行及び受信をすることができない旨をユーザに通知していないため、ユーザがMFPにジョブの実行を依頼する場合がある。その際、MFPは、ジョブの実行及び受信をすることができないためエラー状態となる。そのため、ユーザは、再度ジョブ実行の依頼をしなければならないという問題がある。
また、バージョンアップの処理及びバージョンアップされた情報をMFPに反映させるために実行する再起動には一定の時間を要するため、ユーザがMFPを利用できない時間が一定時間生じてしまう。
そこで、本発明は、主制御部と副制御部とを備える画像処理装置であって、外部装置から送信されたジョブを前記主制御部が受信可能であり、前記副制御部に電力が供給される第1の電力モードと、外部装置から送信されたジョブを前記主制御部が受信可能であり、前記副制御部に電力が供給されない第2の電力モードのいずれかで前記画像処理装置が動作するように制御する電力制御手段と、前記画像処理装置のファームウェアを更新する更新手段と、更新対象のファームウェアを特定する特定手段と、前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行するための移行条件を満たしたことを検知する検知手段とを備え、前記特定手段によって特定された更新対象のファームウェアが前記主制御部のファームウェアではなく前記副制御部のファームウェアである場合に、前記更新手段は、前記検知手段が前記移行条件を満たしたことを検知したことに応じて前記副制御部のファームウェアを更新し、前記特定手段によって特定された更新対象のファームウェアが前記主制御部のファームウェアではなく前記副制御部のファームウェアである場合に、前記更新手段による前記副制御部のファームウェアの更新が完了したことに応じて、前記電力制御手段は、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行させることを特徴とする。
本発明によれば、MFP全体を再起動せずにバージョンアップを行うことができる。更に、MFPは、バージョンアップの実行中でもジョブを受信することができる。
システム構成の一例を示す図である。 MFPのコントローラのハードウェア構成の一例を示す図である。 電力供給を制御する構成の一例を示す図である。 ROM内のファームウェア及びバージョン情報の配置の一例を示す図である。 HDD内のファームウェア及びバージョン情報の配置の一例を示す図である。 各ファームウェアのバージョン情報の一例を示す図である。 ファームウェアのバージョンアップ処理の一例を示すフローチャートである。 メインコントローラボードのファームウェアのみがバージョンアップ対象であるバージョンアップ情報の一例を示す図である。 サブコントローラボードのファームウェアのみがバージョンアップ対象であるバージョンアップ情報の一例を示す図である。 全てのファームウェアがバージョンアップ対象であるバージョンアップ情報の一例を示す図である。 メインコントローラボードのファームウェア情報が別管理されているバージョンアップ情報の一例を示す図である。 スキャナ装置のファームウェアのみがバージョンアップ対象であるバージョンアップ情報の一例を示す図である。 ファームウェアのスリープバージョンアップ処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面に基づき説明する。
<実施形態1>
以下、本実施形態をMFPに適用した場合について説明する。
図1は、システム構成の一例を示す図である。
MFP100は、原稿から光学的に画像を読み取りデジタル画像に変換するスキャナ装置101、デジタル画像を紙デバイスに出力するプリンタ装置102及びMFPの操作を行なうための操作部103を有する。更に、MFP100は、デジタル画像や制御プログラム等を記憶するHDD104及び各モジュールに指示を出すことによりMFP上でジョブを実行することができるコントローラ111を有する。HDD104は、記憶部の一例である。MFP100は、LAN又はネットワーク107を介して、コンピュータ108との間でデジタル画像の送受信をしたり、コンピュータ108からジョブや機器の指示等を受信したりすることができる。コンピュータ108は、情報処理装置の一例である。
スキャナ装置101は、原稿束を自動的に逐次入れ替えることが可能な原稿給紙ユニット109、原稿を光学スキャンしデジタル画像に変換する事が可能なスキャナユニット110を有し、変換した画像データをコントローラ111に送信する。
プリンタ装置102は、紙束から一枚ずつ逐次給紙可能な給紙ユニット114、給紙した紙に画像データを印刷するためのマーキングユニット112、印刷後の紙を排紙するための排紙ユニット113を有する。
電源部115は、MFP100の各構成要素に対して電力を供給する。なお、ここでは電力供給の配線についての説明を省略する。
図2は、MFP100のコントローラ111のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態におけるコントローラ111について、図2を用いて説明する。
コントローラ111は、メインコントローラボード200と、サブコントローラボード220とを有する。
メインコントローラボード200は、いわゆる汎用的なCPUシステムである。メインコントローラボード200は、ボード全体を制御するCPU201、ブートプログラムを格納しているBootROM202、CPU201がワークメモリとして使用するメモリ203及び外部バスとのブリッジ機能を有するバスコントローラ204を有する。更に、メインコントローラボード200は、ストレージ装置を制御するディスクコントローラ205、USBを制御することが可能なUSBコントローラ208及びLAN又はネットワーク107に接続するためのNIC211を有する。更に、メインコントローラボード200は、電源部115を制御する電力供給制御部210等を有する。メインコントローラボード200は、主制御部の一例である。
CPU201は、BootROM202、USBメモリ209、HDD104等に格納されているプログラムを実行することによりMFP100の機能(ソフトウェア構成)及びフローチャートに係る処理を実現する。
メインコントローラボード200は、外部でUSBメモリ209、操作部103、HDD104等と接続している。また、メインコントローラボード200は、NIC211を介してLAN又はネットワーク107と接続している。メインコントローラボード200のCPU201は、他のネットワーク機器やファイルサーバ等と双方向にデータのやりとりをすることができ、コンピュータ108から送信されたジョブ(印刷ジョブ)を受信可能である。
サブコントローラボード220は、比較的小さな汎用CPUシステムと、画像エンジンとを有する。なお、本実施形態における画像エンジンとは、後述するプリンタ装置102や、スキャナ装置101等を含む。サブコントローラボード220は、ボード全体を制御するCPU221、CPU221がワークメモリとして使用するメモリ223及び外部バスとのブリッジ機能を有するバスコントローラ224を有する。更に、サブコントローラボード220は、リアルタイムデジタル画像処理を行なう画像処理プロセッサ227及びデバイスコントローラ226を有する。サブコントローラボード220は、副制御部の一例である。なお、副制御部は、前記画像エンジンを含んでいてもよい。
CPU221は、USBメモリ209、HDD104等に格納されているプログラムを実行することによりMFP100の機能(ソフトウェア構成)を実現する。
外部のスキャナ装置101及びプリンタ装置102は、デバイスコントローラ226を介してCPU221とデジタル画像データの受け渡しを行なう。
プリンタ装置102は、装置を動作させるためのファームウェアを格納するためのROM232及びファームウェアを実行する専用のCPU231を有する。
スキャナ装置101は、装置を動作させるためのファームウェアを格納するためのROM242及びファームウェアを実行する専用のCPU241を有する。
本実施形態における後述のスリープモードとは、MFP100がNIC211及び操作部103からジョブを受信することができる最小限の電力が供給されている状態のことをいう。MFP100は、スリープモードでジョブを受信すると、通常起動の状態(以後、通常モードという)へと復帰してジョブを実行する。通常モードの場合、MFP100の全てに電力が供給されている。スリープモードの場合、NIC211、メモリ203及び操作部103の一部には電力が供給されている。また、スリープモードの電力供給状態は、上記の状態に限られる必要はなく、本実施形態を制限するものではない。
なお、図2は、本実施形態のコントローラ111の一例を簡略化した図である。実際には、CPU201、CPU221等は、チップセット、バスブリッジ、クロックジェネレータ等のCPU周辺ハードウェアを多数有している。
図3は、本実施形態における電力供給を制御する構成の一例を示す図である。
図3における実線の矢印は電力供給を、点線の矢印は電力供給の制御を示す。
電源部115は、AC電源301、副電源302及び主電源303を有する。
AC電源301は、副電源302及び主電源303に電力を供給する。
副電源302は、トリガー検出部311に電力を供給する。
主電源303は、オンオフ切換スイッチ312、316、317、318を介して、メインコントローラボード200のCPU201、サブコントローラボード220、プリンタ装置102及びスキャナ装置101に電力を供給する。なお、本実施形態では、図2に示されるように画像エンジンがサブコントローラボード220の先に接続されている構成となっている。そのため、図3に示される構成において、CPU201は、画像エンジンに電力が供給されるようにオンオフ切換スイッチを制御する場合、サブコントローラボードのオンオフ切換スイッチ316をオンに制御する必要がある。但し、電力制御の構成はこれに限る必要はない。例えば、サブコントローラボード220を介さずに電力が供給されるような構成としてもよい。その場合、CPU201は、サブコントローラボード220のオンオフ切換スイッチ316がオンであるかオフであるかによらず、画像エンジンのオンオフ切換スイッチを制御することで電力の供給を制御するができる。
なお、主電源303は、図示しないオンオフ切換スイッチを介して、MFP100の各構成要素やコントローラ111の各構成要素にも電力を供給している。
次に、本実施形態におけるMFP100の電力モードとして、通常モード(第1の電力モード)と、スリープモード(第2の電力モード)とについて説明する。MFP100は、少なくとも通常モードとスリープモードのいずれかで動作可能である。
通常モードでは、メインコントローラボード200、サブコントローラボード220、プリンタ装置102、スキャナ装置101の全てに電力が供給されている。CPU201は、MFPをスリープモードに移行させる際に、オンオフ切換スイッチ312、316、317、318をオフにする。
図示しないが、このとき、前述したNIC211、メモリ203、操作部103の一部には、別経路で電力が供給されている。よって、MFP100は、電力供給がされている部分をトリガーにスリープモードから復帰することができる。
MFP100がスリープモードから復帰する場合、トリガー検出部311は、操作部207やNIC211からのデータの入力を検出及び解析し、オンオフ切換スイッチ312をオンにする。更に、CPU201は、サブコントローラボード220、プリンタ装置102、スキャナ装置101のオンオフ切換スイッチ316、317、318の切り替えを判断し、スイッチをオンにする。
CPU201は、メインコントローラボード200、サブコントローラボード220、プリンタ装置102、スキャナ装置101のファームウェアをバージョンアップする際にもオンオフ切換スイッチ316、317、318の切り替えを制御する。詳細については、図6、8を用いて後述する。
図4Aは、ファームウェアの保持領域が専用記憶領域の場合における記憶領域内部のファームウェア及びバージョン情報の配置の一例を示す図である。本実施形態では、プリンタ装置102、スキャナ装置101の場合である。
ROM232、242には、プリンタ装置102、スキャナ装置101における各々のファームウェア401が格納されており、ファームウェア401内にはファームウェアのバージョン情報402が格納されている。
CPU201は、バージョン情報402を用いて、バージョンアップの必要性を判断する。なお、CPU201による判断処理の詳細について、図6、7を用いて後述する。また、CPU231、241は、プリンタ装置102、スキャナ装置101の各々のファームウェアのロード及びバージョンアップを実行する。なお、本実施形態ではファームウェアの更新としてバージョンアップを例にして説明するが、バージョンダウンも本実施形態と同様にファームウェアの更新として扱うことができる。
図4Bは、ファームウェアの保持領域が併用記憶領域の場合における記憶領域内部のファームウェア及びバージョン情報の配置の一例を示す図である。本実施形態では、メインコントローラボード200、サブコントローラボード220の場合である。
HDD104には、メインコントローラボード200、サブコントローラボード220における各々のファームウェア411、413、415が格納されている。更に、ファームウェア411、413、415内にはファームウェアのバージョン情報412、414、416が格納されている。
CPU201は、バージョン情報412、414、416を用いて、バージョンアップの必要性を判断する。なお、CPU201による判断処理の詳細について、図6、7を用いて後述する。また、CPU201は、メインコントローラボード200のファームウェア411、413のロード及びバージョンアップを実行する。CPU221は、サブコントローラボード220のファームウェア415のロード及びバージョンアップを実行する。なお、CPU221は、CPU201によりバスコントローラ224を介してサブコントローラボード220に転送されたファームウェア415のバージョンアップを実行する。
図4A、Bに示されるように、プリンタ装置102、スキャナ装置101、メインコントローラボード200、サブコントローラボード220は、1つ以上のファームウェアを有している。
図5は、本実施形態におけるメインコントローラボード200、サブコントローラボード220、プリンタ装置102、スキャナ装置101が保持しているファームウェアの種類及びそのファームウェアのバージョン情報のテーブルの一例を示す図である。なお、図5に示されるバージョン情報は、MFP100がファームウェアのバージョンアップを実行する前のバージョン情報であるとする。
列511は、メインコントローラボード200、サブコントローラボード220、プリンタ装置102、スキャナ装置101の種別を示している。
列512は、ファームウェアの種類を示している。
列513は、ファームウェアのバージョン情報を示している。
以後、例えばファームウェア501とは、行501の情報に対応するファームウェアのことを意味することにする。これは、行502から行505までにおいても同様とする。
本実施形態において、MFP100が動作するのに必要とするファームウェアは、501から505までの5つである。
次に、MFP100によるファームウェアのバージョンアップ処理について、図6、7を用いて説明する。
図6は、MFP100によるファームウェアのバージョンアップにおける処理の一例を示すフローチャートである。
以下のS1000からS1011までの処理における制御及び判断に関する処理は、BootROM202、HDD104、USBメモリ209に予め記憶されているブートプログラム及びファームウェアをCPU201が実行することによって行われる。なお、CPU201は、ファームウェアのバージョンアップ処理の実行を指示する。そして、前述したように、ファームウェアのロード及びバージョンアップは、各々のCPUによって実行される。
図7Aは、メインコントローラボード200のファームウェアのみがバージョンアップ対象であるバージョンアップ情報の一例を示す図である。
図7Bは、サブコントローラボード220のファームウェアのみがバージョンアップ対象であるバージョンアップ情報の一例を示す図である。
図7Cは、全てのファームウェアがバージョンアップ対象であるバージョンアップ情報の一例を示す図である。
図7Dは、メインコントローラボード200のファームウェア情報が別管理されている場合のバージョンアップ情報の一例を示す図である。
図7Eは、スキャナ装置101のファームウェアのみがバージョンアップ情報の一例を示す図である。
例えば列701は、メインコントローラボード200、サブコントローラボード220、プリンタ装置102、スキャナ装置101の種別を示している。
例えば列702は、ファームウェアの種類を示している。
例えば列703は、ファームウェアのバージョン情報を示している。
以後、例えばファームウェア601とは、行601の情報に対応するファームウェアのことを意味することにする。これは、図7Aから図7Eまでの全てにおいて同様とする。
S1000で、CPU201は、図7Aから図7Eまでに示されるようなバージョンアップ情報を取得し、処理をS1001に進める。CPU201は、S1000で取得したバージョンアップ情報を、更新対象のファームウェアを特定するための更新情報として使用する。CPU201は、S1000の処理をMFP100の動作中にバックグラウンドで実行する。また、CPU201は、定期的にS1000の処理を実行する。なお、CPU201がS1000を実行する際の定期的な間隔又は時刻は、予め設定されているものとする。但し、CPU201は、操作部103を介して受け付けたユーザからの入力に応じて前記定期的な間隔又は時刻を変更することができる。また、CPU201は、バージョンアップ情報を、LAN又はネットワーク107経由でコンピュータ108や、管理サーバ装置等から取得してもよいし、USBメモリ209等から取得するようにしてもよい。
CPU201が取得したバージョンアップ情報には、図7Aから図7Eまでに示されるように、全ファームウェアに対するバージョン情報が記載されている。
S1001で、CPU201は、S1000で取得したバージョンアップ情報からバージョンアップデータがあるか否かを判定し、バージョンアップデータがあると判定した場合、処理をS1002に進める。一方、S1001で、CPU201は、バージョンアップデータがないと判定した場合、処理を終了する。
より具体的には、CPU201は、保持している各ファームウェアの現在のバージョン情報(図5)と、S1000で取得したバージョンアップ情報(図7)に含まれる同種のファームウェアのバージョン情報とを比較する。そして、CPU201は、バージョンアップ情報に含まれるバージョン情報が、現在のファームウェアのバージョン情報と異なればバージョンアップが必要だと判断する。なお、ここでいうバージョンアップデータとは、バージョンアップ対象のファームウェアのことである。
S1002で、CPU201は、メインコントローラボード200以外のバージョンアップデータがあるか否かを判定し、バージョンアップデータがあると判定した場合、処理をS1003に進める。一方、S1002で、CPU201は、バージョンアップデータがないと判定した場合、処理をS1011に進める。なお、本実施形態において、メインコントローラボード200以外のファームウェアとは、サブコントローラボード220、プリンタ装置102及びスキャナ装置101のファームウェア503、504、505のことである。なお、ファームウェア503、504、505は、バージョンアップ前のファームウェアである。
S1002の処理について、より具体的に説明する。
CPU201が図7Aのバージョンアップ情報を取得した場合、メインコントローラボード200のファームウェア601だけがバージョンアップ対象である。このような場合、CPU201は、メインコントローラボード200以外のバージョンアップデータがないと判定する。また、CPU201が図7B、C、Dのバージョンアップ情報を取得した場合、メインコントローラボード200以外のファームウェア613、623、624、625、633、634、635もバージョンアップ対象である。このような場合、CPU201は、メインコントローラボード200以外のバージョンアップデータがあると判定する。
S1011で、CPU201は、通常のバージョンアップ処理を行う。通常のバージョンアップ処理とは、再起動を伴うバージョンアップ処理のことである。より具体的には、CPU201は、バージョンアップ対象のファームウェアを取得し、再起動を伴うバージョンアップ処理を行う。ここで、CPU201が取得するバージョンアップ対象のファームウェアは、ファームウェアを更新するための更新ファームウェアとして使用される。なお、CPU201は、バージョンアップ対象のファームウェアをLAN又はネットワーク107経由でコンピュータ108や、管理サーバ装置等から取得してもよいし、USBメモリ209等から取得するようにしてもよい。
S1003で、CPU201は、メインコントローラボード200のバージョンアップデータがあるか否かを判定し、バージョンアップデータがあると判定した場合、処理をS1004に進める。一方、S1003で、CPU201は、バージョンアップデータがないと判定した場合、処理をS1009に進める。なお、本実施形態において、メインコントローラボード200のファームウェアとは、ファームウェア501、502のことである。なお、ファームウェア501、502は、バージョンアップ前のファームウェアである。
S1003の処理について、より具体的に説明する。
CPU201が図7Bのバージョンアップ情報を取得した場合、メインコントローラボード200のファームウェア611、612は、バージョンアップ対象ではない。このような場合、CPU201は、メインコントローラボード200のバージョンアップデータがないと判定する。一方、CPU201が図7C、Dのバージョンアップ情報を取得した場合、メインコントローラボード200のファームウェア621、622、631、632がバージョンアップ対象である。このような場合、CPU201は、メインコントローラボード200のバージョンアップデータがあると判定する。
S1009で、CPU201は、スリープバージョンアップを実行し、処理をS1010に進める。CPU201によるスリープバージョンアップの処理の詳細について、図8を用いて後述する。
S1010で、CPU201は、S1009でバージョンアップしたファームウェアで、スリープモードから復帰させる。S1010の処理によりバージョンアップされたファームウェアがMFP100に反映される。
S1004で、CPU201は、メインコントローラボード200のファームウェアを個別にバージョンアップすることができるか否かを判定し、個別にバージョンアップできると判定した場合、処理をS1005に進める。一方、S1004で、CPU201は、個別にバージョンアップできないと判定した場合、処理をS1008に進める。
S1004の処理について、より具体的に説明する。
図7Cのバージョンアップ情報では、メインコントローラボード200のバージョンアップ情報と、それ以外のバージョンアップ情報とが1つに管理されている。これは、メインコントローラボード200、サブコントローラボード220、プリンタ装置102、スキャナ装置101のファームウェアが関連していることを意味している。そのため、CPU201は、図7Cのバージョンアップ情報を取得した場合、メインコントローラボード200のファームウェアを個別にバージョンアップすることができないと判定する。一方、図7Dのバージョンアップ情報では、メインコントローラボード200のバージョンアップ情報と、メインコントローラボード200以外のバージョンアップ情報とが別々に管理されている。これは、メインコントローラボード200のファームウェア631、632と、メインコントローラボード200以外のファームウェア633、634、635とが関連していないということを意味している。そのため、CPU201は、図7Dのバージョンアップ情報を取得した場合、メインコントローラボード200のファームウェアを個別にバージョンアップすることができると判定する。
S1008で、CPU201は、通常のバージョンアップ処理を行う。通常のバージョンアップ処理の詳細はS1011と同様であるため、説明を省略する。
S1005で、CPU201は、S1000で図7Dのバージョンアップ情報を取得したとした場合、メインコントローラボード200以外のファームウェア633、634、635においてスリープバージョンアップを実行し、処理をS1006に進める。S1009同様、スリープバージョンアップの処理の詳細について、図8を用いて後述する。
S1006で、CPU201は、S1005でバージョンアップしたファームウェアで、スリープモードから復帰し、処理をS1007に進める。S1006の処理によりバージョンアップされたファームウェアがMFP100に反映される。
S1007で、CPU201は、残りのメインコントローラボード200のファームウェア631、632のバージョンアップにおいて、通常のバージョンアップ処理を行い、処理を終了する。通常のバージョンアップ処理の詳細はS1008、S1011と同様であるため、説明を省略する。
次に、MFP100によるファームウェアのスリープバージョンアップ処理について、図8を用いて説明する。
図8は、MFP100によるファームウェアのスリープバージョンアップにおける処理の一例を示すフローチャートである。
S1100で、CPU201は、専用のROMを有していないコントローラボード又は画像エンジンのバージョンアップデータがあるか否かを判定し、バージョンアップデータがあると判定した場合、処理をS1101に進める。一方、S1100で、CPU201は、バージョンアップデータがないと判定した場合、処理をS1102に進める。なお、本実施形態では、サブコントローラボード220が専用のROMを保持していないコントローラボード又は画像エンジンに該当する。
CPU201が図7Bのバージョンアップ情報を取得した場合、サブコントローラボード220のファームウェア613がバージョンアップ対象である。このような場合、CPU201は、専用ROMを有していないコントローラボード又は画像エンジンのファームウェアのバージョンアップがあると判定する。一方、CPU201が図7Eのバージョンアップ情報を取得した場合、サブコントローラボード220のファームウェア643は、バージョンアップ対象ではない。このような場合、CPU201は、専用ROMを有していないコントローラボード又は画像エンジンのファームウェアのバージョンアップがないと判定する。
CPU201が図7Bのバージョンアップ情報を取得したとした場合、S1101で、CPU201は、サブコントローラボード220のCPU221にファームウェアのバージョンアップを指示し、処理をS1102に進める。
より具体的には、CPU221は、MFPの動作中にバックグランドで、サブコントローラボード220のファームウェア415を新しいバージョンのファームウェア613で上書きする。なお、サブコントローラボード220は、CPU201によって、ファームウェア415を転送してもらうことで起動するため、動作に使用しているファームウェア415はメモリ223上に展開されている。そのため、CPU221は、ファームウェア415の上書きをすることができる。なお、CPU201は、バージョンアップ対象のファームウェアをLAN又はネットワーク107経由でコンピュータ108や、管理サーバ装置等から取得してもよいし、USBメモリ209等から取得するようにしてもよい。
S1102で、CPU201は、ユーザによる操作部103の入力を介して受け付けた指示に基づいてMFP100のスリープモードへの移行を指示し、処理をS1103に進める。但し、CPU201によるスリープモードへの移行指示における処理は、これに限る必要はない。例えば、予め指定しておいた時刻となった場合や、ジョブの実行が一定時間以上ない場合をスリープモードへの移行条件として、この移行条件を満たしたことをCPU201が検知することをS1102のスリープモードへの移行の指示としてもよい。
S1103で、CPU201は、専用のROMを有しているコントローラボード又は画像エンジンのバージョンアップがあるか否かを判定し、バージョンアップデータがあると判定した場合、処理をS1104に進める。一方、S1103で、CPU201は、バージョンアップデータがないと判定した場合、処理をS1105に進める。なお、本実施形態では、プリンタ装置102及びスキャナ装置101が専用のROMを有しているコントローラボード又は画像エンジンに該当する。
CPU201が図7Bのバージョンアップ情報を取得した場合、プリンタ装置102及びスキャナ装置101のファームウェアは、バージョンアップ対象ではない。このような場合、CPU201は、専用のROMを有しているコントローラボード又は画像エンジンのファームウェアのバージョンアップがないと判定する。一方、CPU201が図7Eのバージョンアップ情報を取得した場合、スキャナ装置101のファームウェア644がバージョンアップバージョンアップ対象である。このような場合、CPU201は、専用のROMを有しているコントローラボード又は画像エンジンのファームウェアのバージョンアップがあると判定する。
S1104で、CPU201は、ユーザにはスリープモードに移行したように見せ、バックグラウンドでバージョンアップを行う。そしてバージョンアップが完了したことに応じて、S1005に進む。
S1104の処理について、より具体的に説明する。
CPU201は、メインコントローラボード200には電力供給を続け、バージョンアップ対象とならないコントローラボード又は画像エンジンのオンオフ切換スイッチ316、317、318をオフにする。また、バージョンアップ対象のコントローラボード又は画像エンジンに対しては、オンオフ切換スイッチ316、317、318を操作して、バージョンアップモードで再起動させる。また、CPU201は、S1104の処理を行う際に、ユーザが操作部103の画面入力をすることができないような画面表示にすることにより、MFP100がスリープモードに移行したように見せる。例えば、CPU201は、S1104の処理を行う際に、操作部103の画面に何も表示されないようにしてもよいし、入力操作をすることができない旨を画面に表示してもよいし、バージョンアップ中である旨を画面に表示する等してもよい。これらの画面表示処理は、画面表示の提供処理の一例である。
CPU201は、図7Eのバージョンアップ情報を取得した場合、プリンタ装置102のオンオフ切換スイッチ317をオフにする。本実施形態の場合、バージョンアップ対象のスキャナ装置101は、バージョンアップ指示を行うメインコントローラボード200のCPU201から見るとサブコントローラボード220の先に接続されている。そのため、CPU201は、サブコントローラボード220にも電源が供給されるように制御する必要がある。そして、CPU201は、スキャナ装置101のファームウェアのバージョンアップを行うため、オンオフ切換スイッチ318を操作し、スキャナ装置101をバージョンアップ後のモードとして再起動させる。スキャナ装置101のCPU241は、スキャナ装置101のROM242に格納されているファームウェア504をファームウェア644にバージョンアップする。
この間、メインコントローラボード200以外は電力が供給されていない状態であるか又はファームウェアのバージョンアップ処理中である。しかし、ジョブを受信するメインコントローラボード200のCPU201は、通常通り電力が供給されているため、NIC211や操作部103経由でジョブを受信することが可能である。
CPU201は、NIC211や操作部103経由でジョブを受信した場合、ジョブを実行可能であれば実行し、実行不可の場合はジョブの内容をHDD104に格納する。例えば、CPU201は、NIC211から印刷ジョブを受信した場合、プリンタ装置102がバージョンアップ中でなければジョブを実行することが可能であるのでジョブを実行する。しかし、CPU201は、プリンタ装置102がバージョンアップ中であれば、一時的にHDD104にジョブの内容を格納し、プリンタ装置102のバージョンアップ終了後に、HDD104に格納しておいたジョブを実行する。
S1105で、CPU201は、MFP100をスリープモードにさせ、処理をS1106に進める。より具体的には、CPU201は、ファームウェアのバージョンアップが終了した場合又はバージョンアップ対象のファームウェアがない場合、オンオフ切換スイッチ312、316、317、318をオフにし、MFP100をスリープモードにする。例えば、CPU201は、図7Eのバージョンアップ情報を取得した場合、オンオフ切換スイッチ316、318をオフにして、サブコントローラボード220と、スキャナ装置101とへの電力供給を停止する。そして、CPU201は、消費電力削減のためにオンオフ切換スイッチ312をオフにして、メインコントローラボード200への電力供給も停止する。ただし、CPU201は、上記のファームウェアのバージョンアップだけを意図した場合であれば、オンオフ切換スイッチ312をオフにして、メインコントローラボード200への電力供給を停止しなくてもよい。また、この場合の電力状態をスリープモードとしてもよい。
S1106で、CPU201は、スリープモードからの復帰要因を取得し、処理を終了する。図3を用いて前述したように、NIC211、メモリ203、操作部103の一部には、スリープモード中でも別経路で電力が供給されている。そのため、MFP100は、NIC211経由で受信したジョブや操作命令、操作部103の入力を介して受け付けたユーザからの指示等を復帰要因として、スリープモードから復帰することができる。より具体的には、MFP100がスリープモードから復帰する場合、トリガー検出部311は、操作部207やNIC211からのデータの入力を検出及び解析し、オンオフ切換スイッチ312をオンにする。更に、CPU201は、サブコントローラボード220、プリンタ装置102、スキャナ装置101のオンオフ切換スイッチ316、317、318の切り替えを判断し、スイッチをオンにすることでスリープモードから復帰する。
以上、本実施形態によれば、MFP100は、メインコントローラボード200のCPU201により各オンオフ切換スイッチを制御することで、ファームウェアのバージョンアップを個別に実行することができる。これにより、MFP100は、MFP100全体のリブートをすることなくバージョンアップ処理を実行することができる。そのため、MFP100は、ファームウェアのバージョンアップの実行中においても、ネットワークを介して通信可能なコンピュータ108からジョブを受信することができる。
<その他の実施形態>
また、本実施形態は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、MFP100は、スリープモードでファームウェアのバージョンアップを行うため、MFP100のリブートをせずにバージョンアップを行うことができる。このように、MFP100は、リブート不要のバージョンアップを行うことで、バージョンアップデータを即時にMFP100に反映させることができ、更にバージョンアップ中でもジョブを受信することができる。
以上、本発明の好ましい形態について詳述したが、本実施形態は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。

Claims (7)

  1. 主制御部と副制御部とを備える画像処理装置であって、
    外部装置から送信されたジョブを前記主制御部が受信可能であり、前記副制御部に電力が供給される第1の電力モードと、外部装置から送信されたジョブを前記主制御部が受信可能であり、前記副制御部に電力が供給されない第2の電力モードのいずれかで前記画像処理装置が動作するように制御する電力制御手段と、
    前記画像処理装置のファームウェアを更新する更新手段と、
    更新対象のファームウェアを特定する特定手段と、
    前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行するための移行条件を満たしたことを検知する検知手段とを備え、
    前記特定手段によって特定された更新対象のファームウェアが前記主制御部のファームウェアではなく前記副制御部のファームウェアである場合に、前記更新手段は、前記検知手段が前記移行条件を満たしたことを検知したことに応じて前記副制御部のファームウェアを更新し、
    前記特定手段によって特定された更新対象のファームウェアが前記主制御部のファームウェアではなく前記副制御部のファームウェアである場合に、前記更新手段による前記副制御部のファームウェアの更新が完了したことに応じて、前記電力制御手段は、前記画像処理装置を前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行させることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特定手段によって特定された更新対象のファームウェアが前記主制御部のファームウェアを含む場合に、前記更新手段は前記更新対象のファームウェアを更新し、前記更新対象のファームウェアの更新が完了したことに応じて前記画像処理装置が再起動することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画像処理装置が前記第1の電力モードと前記第2の電力モードのいずれであっても、前記電力制御手段は前記主制御部に電力を供給することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像処理装置のファームウェアの更新に関する更新情報を取得する取得手段を更に備え、
    前記特定手段は、前記取得手段が取得した前記更新情報に基づいて更新対象のファームウェアを特定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記取得手段は、前記画像処理装置のファームウェアを更新するための更新ファームウェアを更に取得し、
    前記更新手段は、前記取得手段が取得した前記更新ファームウェアに基づいてファームウェアの更新を行うことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 主制御部と副制御部とを備え、外部装置から送信されたジョブを前記主制御部が受信可能であり、前記副制御部に電力が供給される第1の電力モードと、外部装置から送信されたジョブを前記主制御部が受信可能であり、前記副制御部に電力が供給されない第2の電力モードのいずれかで動作可能な画像処理装置の制御方法であって、
    更新対象のファームウェアを特定する特定ステップと、
    前記特定ステップで特定された更新対象のファームウェアが前記主制御部のファームウェアではなく前記副制御部のファームウェアである場合に、前記第1の電力モードから前記第2の電力モードへ移行するための移行条件を満たしたことを検知したことに応じて前記副制御部のファームウェアを更新する更新ステップと、
    前記更新ステップで前記副制御部のファームウェアの更新が完了したことに応じて、前記画像処理装置が前記第1の電力モードから前記第2の電力モードに移行する移行ステップとを含むことを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載の画像処理装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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