JP2009145970A - ドライバ管理装置、ドライバ管理方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

ドライバ管理装置、ドライバ管理方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ジョブを実行するためのドライバを従来よりも適切に管理できるようにする。
【解決手段】デバイス2000は、ネットワークに接続すると、ネットワーク参加メッセージをユニキャストで管理サーバ1000に発行する。管理サーバ1000は、ネットワーク参加メッセージに対する返答を行って、デバイスメタデータを取得し、デバイスメタデータに含まれるデバイス特性情報と、そのデバイス特性情報に対応するドライバとを関連付ける。更に、管理サーバ1000は、デバイス特性情報に予め関連付けられたドライバ配信クライアント4000を検出する。そして、管理サーバ1000は、管理者によって設定された動作環境モードを判定し、判定した動作環境モードに応じて、ドライバをインストールする。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドライバ管理装置、ドライバ管理方法、及びコンピュータプログラムに関し、特に、デバイスのドライバを管理するために用いて好適なものである。
従来から、プリンタ等のデバイスとクライアント端末装置(以下、必要に応じてクライアントと称する)とがネットワークに接続されたデバイス・クライアント環境において、デバイスに対応したドライバをクライアントにインストールする技術があった。
具体的に説明すると、ネットワークに接続されたデバイスがネットワーク参加メッセージをネットワークに送付すると、ネットワーク上のクライアントが、そのネットワーク参加メッセージに応答して、デバイスにドライバをインストールすることが行われていた。また、クライアントは、ネットワークに接続したときにネットワークに送付するネットワーク参加メッセージに対する"デバイスからの応答"に従って、ドライバをインストールすることが行われていた。このような技術は、例えば、Microsoft社のUPnPプロトコルや、WSD(Web Services for Devices)や、Apple社のRendezvous機能により実現される(特許文献1を参照)。
更に、このような技術において、ユーザにとって必要性の無いドライバがクライアントにインストールされるのを防ぐ技術が提案されている(特許文献2を参照)。この技術では、UPnP(Universal Plug and Play)を受け付けるか否かの設定を制御するモジュールをクライアントに設ける。そして、クライアントは、この設定に基づいて、ネットワークに接続されたデバイスにドライバをインストールするか否かを判断する。
特開2004−38956号公報 特開2007−66091号公報
しかしながら、前述した従来の技術では、デバイスとクライアントとは、サーバを経由せずに、ドライバのインストールの可否を直接やりとりする。したがって、クライアントへのドライバのインストールを、サーバ側で一元管理することができないという課題があった。そこで、サーバを導入することが考えられるが、単にサーバを導入するだけでは、ネットワーク参加メッセージが、クライアントとサーバとの双方に送付される。したがって、クライアントに送付されたネットワーク参加メッセージをサーバ側で管理することができず、前述した課題は解決されない。
また、クライアントから出力されたジョブをデバイスで実行するための動作環境として、様々な環境がある。例えば、ピアトゥピア(peer to peer)の形態で、クライアントから出力されたジョブをデバイスで実行する環境と、プリントサーバを経由して、クライアントから出力されたジョブをデバイスで実行する環境とがある。しかしながら、前述した従来の技術では、ある特定の動作環境でしか、デバイスにドライバをインストールすることができなかった。
本発明は、このような問題点の少なくともひとつに鑑みてなされたものであり、ジョブを実行するためのドライバを従来よりも適切に管理できるようにすることを目的とする。
また、本発明は、以下のいずれの環境においても、ドライバを適切にセットアップし、ドライバ管理装置側で一元管理された統合的なシステムを構築することをさらに別の目的とする。ここで、前記環境は、クライアント端末装置からデバイスへジョブの実行を直接指示する環境、及び、デバイスに接続されたプリントサーバを経由して、クライアント端末装置からデバイスへジョブの実行を指示する環境である。
本発明のドライバ管理装置は、ネットワークに接続されたデバイスから、1対1接続の探索プロトコルに従ってユニキャストで送信されたネットワーク参加メッセージを受信する受信手段と、前記ネットワークに接続されたクライアント端末装置からのジョブを前記デバイスで実行する際の動作環境を判定する判定手段と、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスを動作させるためのドライバをインストールさせるインストール手段とを有し、前記判定手段により判定された動作環境が、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を直接指示する環境である場合は、前記デバイスへジョブの実行を直接指示できるように前記ドライバを前記インストール手段はインストールし、前記デバイスに接続されたプリントサーバを経由して、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を指示する環境である場合は、前記デバイスに接続されたプリントサーバを経由して、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を指示することが可能になるように前記ドライバを前記インストール手段は、インストールすることを特徴とする。
本発明のドライバ管理方法は、ネットワークに接続されたクライアント端末装置からのジョブをデバイスで実行する際の動作環境を判定する判定ステップと、前記ネットワークに接続されたデバイスから、1対1接続の探索プロトコルに従ってユニキャストで送信されたネットワーク参加メッセージが受信されると、そのネットワーク参加メッセージを送信したデバイスを動作させるためのドライバをインストールさせるインストールステップとを有し、前記判定ステップにより判定された動作環境が、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を直接指示する環境である場合は、前記デバイスへジョブの実行を直接指示できるように前記ドライバを前記インストールステップはインストールし、前記デバイスに接続されたプリントサーバを経由して、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を指示する環境である場合は、前記デバイスに接続されたプリントサーバを経由して、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を指示することが可能になるように前記ドライバを前記インストールステップはインストールすることを特徴とする。
本発明のコンピュータプログラムは、前記ドライバ管理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、ネットワークに接続されたデバイスから、1対1接続の探索プロトコルに従ってユニキャストでネットワーク参加メッセージが送信されると、そのデバイスを動作させるためのドライバをインストールする。したがって、ネットワーク参加メッセージを特定の装置で管理することが可能になり、クライアント端末装置から出力されたジョブを実行するためのドライバを特定の装置で管理することができる。また、ネットワークに接続されたクライアント端末装置からのジョブを前記ネットワークに接続されたデバイスで実行する際の動作環境に応じて、ドライバをインストールするようにした。したがって、クライアント端末装置からのジョブをデバイスで実行するための動作環境に適した形態で、そのジョブを実行するためのドライバをインストールすることができる。以上のようにすることで、ジョブを実行するためのドライバを従来よりも適切に管理できる。
(第1の実施形態)
以下に、図面を参照しながら、本発明の第1の実施形態について説明する。
<デバイス・クライアント管理システムの構成>
図1は、印刷システムの構成の一例を示す図である。図1において、印刷システムは、ドライバ管理装置の一例である管理サーバ1000、デバイス2000、管理者クライアント3000、クライアント端末装置の一例であるドライバ配信クライアント4000、及びプリントサーバ5000を備えて構成される。そして、これら管理サーバ1000、デバイス2000、管理者クライアント3000、ドライバ配信クライアント4000、及びプリントサーバ5000は、通信回線6000に接続されている。
また、管理サーバ1000、デバイス2000、管理者クライアント3000、ドライバ配信クライアント4000、及びプリントサーバ5000は、夫々中央演算処理装置1800、2800、3800、4800、5800を備えている。中央演算処理装置1800、2800、3800、4800、5800は、例えば、関連データを用いながらプログラムを実行する。プログラム及び関連データは、例えば、FD、CD−ROM、ICメモリカード等の記憶媒体に記憶されており、記憶媒体読取装置1600、2600、3600、4600、5600によって読み出される。
また、記憶媒体読取装置1600、2600、3600、4600、5600からデータ制御部1700、2700、3700、4700、5700にシステムプログラムやアプリケーションプログラムがロードされる。このシステムプログラムやアプリケーションプログラムは、表示部1100、2100、3100、4100、5100、及び入力部1200、2200、3200、4200、5200から入力される情報を処理する。そして、インターフェース制御部1400、2400、3400、4400、5400を経由してデータの入出力を行う。
尚、表示部1100、2100、3100、4100、5100は、CRTディスプレイ又は液晶ディスプレイ等の表示装置を有する。
また、入力部1200、2200、3200、4200、5200は、キーボードやマウス等のポインティングデバイス等を備えて構成されている。
更に、記憶媒体読取装置1600、2600、3600、4600、5600は、ハードディスクや、光磁気ディスクで構成されるものであってもよいし、これらの組み合わせで構成されるものであってもよい。
デバイス2000は、スキャナ部2910と、印刷部であるプリンタエンジン2920とを有し、所謂マルチファンクションを有する印刷装置であり、例えば、ドライバ配信クライアント4000からの印刷ジョブを、プリンタエンジン2920を用いて実行する。尚、この印刷ジョブは、ドライバ配信クライアント4000から直接的に投入されることもあるし、ドライバ配信クライアント4000から管理サーバ1000等を介して間接的に投入されることもある。
更に、デバイス2000は、MIB(Management Information Base)といったデバイス情報を保持する。デバイス情報の取得や設定は、通信回線6000を介して、主に管理者クライアント3000から実現することが可能である。
管理サーバ1000とデバイス2000は、UPnP制御部1720、2720を有している。UPnP制御部1720、2720は、UPnP機能を制御する機能を有し、OS(Operating System)に付随するものである。
本実施形態では、デバイス2000が有する第二UPnP制御部2720は、通信回線6000に接続すると、ネットワーク参加メッセージを、管理サーバ1000に対して送信(発行)する。このとき、第二UPnP制御部2720は、ネットワーク参加メッセージを、1対1接続の探索プロトコルの一例であるUPnPプロトコルに従って、マルチキャストではなくユニキャストで送信する。このネットワーク参加メッセージは、管理サーバ1000が有する第一UPnP制御部1720にて検知される。
一方、ドライバ配信クライアント4000は、アプリケーションからの印刷を、プリンタドライバを介して行ったり、デバイス2000にてスキャンしたデータの取得を、スキャナドライバを介して行ったりすることが可能である。以下の説明では、プリンタドライバやスキャナドライバを、必要に応じてドライバと称する。
また、通信回線6000は、例えば、通常のLAN(Local Area Network)、又はIEEE1394やUSB(Universal Serial Bus)といった双方向シリアルインタフェース等を有する。
本実施形態では、管理サーバ1000の第一デバイス管理アプリケーション部1710、ドライバ配信クライアント4000の第四サービスプログラム部4710、及びプリントサーバ5000の第五サービスプログラム部5710等が、特徴的な処理を行う。
第一デバイス管理アプリケーション部1710は、第一プログラム制御部1711、第一デバイス管理制御部1712、第一タスク管理制御部1713、第一ドライバ管理制御部1714、第一情報保管部1715、及び第一ドライバ保管部1716を有する。
第一プログラム制御部1711は、第一デバイス管理制御部1712、第一タスク管理制御部1713、及び第一ドライバ管理制御部1714の各制御部を制御する役目をなすフレームワークプログラム部である。
第一デバイス管理制御部1712は、デバイス2000の探索、デバイス2000のステータスの監視、及びデバイス2000の設定に対する変更等を、第一タスク管理制御部1713を介してタスク単位で行う。更に、第一デバイス管理制御部1712は、第一UPnP制御部1720がUPnP機能を有するデバイス2000を検知したことを受けると、第一UPnP制御部1720を介して、デバイス2000との間で通信を行い、デバイスメタデータを取得する。このようにデバイス2000は、UPnP機能を有しているので、以下の説明では、デバイス2000を、必要に応じてUPnPデバイス2000と称する。
デバイスメタデータには、デバイス2000の特性を示すデータと、デバイス2000のドライバに関するデータとが含まれる。
デバイスの特性を示すデータには、例えば、印刷装置なのか、スキャナなのか、ファックスなのかといったデバイス種別や、デバイス2000の機能を示すデバイス機能が含まれる。例えば、デバイス種別が印刷装置である場合であって、その印刷装置が、印刷機能以外の機能(例えばファックス機能)を有する場合には、印刷機能とファックス機能とが、デバイス機能に含まれることになる。また、例えば、印刷機能には、どのようなページ言語を使用しているのか、印刷速度はどのくらいか、どのようなフィニッシング機能を有しているのか、といった情報も含めることができる。
一方、ドライバに関するデータには、例えば、そのドライバはどこにあるのかといったドライバの所在に関する情報や、ドライバそのもののダウンロード機能といった情報等が含まれる。
UPnPに利用するWSDに代表されるように、XML形式で記載された情報を、Webサービスでやりとりすることが可能である。よって、以上のようなデバイスメタデータの内容には自由度が与えられる。
第一ドライバ管理制御部1714は、ドライバ配信クライアント4000に対してクライアントエージェントを配布するための配布処理を行う。また、第一ドライバ管理制御部1714は、プリントサーバ5000に対してプリントサーバエージェントを配布するための配布処理を行う。
そして、第一ドライバ管理制御部1714は、配布したクライアントエージェントやプリントサーバエージェントとのWebサービス等を利用した通信を行い、ドライバを配布すると共に、そのドライバのインストール指示を行う。
尚、第一ドライバ管理制御部1714が行う前述した処理は、第一タスク管理制御部1713を介して行われる。
第一タスク管理制御部1713は、前述したように、第一デバイス管理制御部1712や第一ドライバ管理制御部1714のタスク単位の処理を制御する。
タスク単位の処理を制御するとは、タスクに指示された実行情報に基づいて、スケジューリングや、実行結果の表示を行うことを意味する。
例えば、第一ドライバ管理制御部1714にて、あるドライバ配信クライアント4000に対してあるドライバを配布するドライバタスクが作成され、そのドライバタスクが第一タスク管理制御部1713に渡されたとする。そうすると、第一タスク管理制御部1713は、そのドライバタスクの実行情報に従い、実行時になった時に、第一ドライバ管理制御部1714に対して、そのタスクを実行するように指示を行う。
そして、第一ドライバ管理制御部1714は、そのドライバタスクを実行し、その実行結果を第一タスク管理制御部1713へ返し、第一タスク管理制御部1713では、そのドライバタスクの実行結果の表示を行うための処理を行う。
ここで、本実施形態では、第一デバイス管理アプリケーション部1710は、所謂Webアプリケーションである。すなわち、第一デバイス管理アプリケーション部1710に対する操作は、所謂Webブラウザをインターフェースとして、管理者クライアント3000の第三表示部3100及び第三入力部3200を介して行われる。
尚、第一デバイス管理アプリケーション部1710は、Webアプリケーションではなく、通常のネイティブアプリケーションであっても構わない。その場合には、管理者は、通常、管理者クライアント3000からではなく、管理サーバ1000の第一表示部1100と第一入力部1200を介して、第一デバイス管理アプリケーション部1710に対する操作を行う。
第一ドライバ管理制御部1714は、ドライバ配信クライアント4000の第四データ制御部4700が有する第四サービスプログラム部4710と通信を行うための処理を実行する。
ここで、第四サービスプログラム部4710は、ドライバのインストール機能を有する所謂サービスプログラムである。以下の説明では、このサービスプログラムを必要に応じてクライアントエージェントと称する。
更に、ドライバ管理制御部1714は、プリントサーバ5000の第五データ制御部5700が有する第五サービスプログラム部5710と通信を行うための処理を実行する。
ここで、第五サービスプログラム部5710は、ドライバのインストール機能を有する所謂サービスプログラムである。以下の説明では、このサービスプログラムを必要に応じてプリントサーバエージェントと称する。
クライアントエージェント及びプリントサーバエージェントは、所謂SOAP等のプロトコルを利用して、Webサービスによりドライバ管理制御部1714と通信を行う。
更に、クライアントエージェント及びプリントサーバエージェントは、ドライバ管理制御部1714との通信の一部として、第一ドライバ保管部1716に格納されているドライバを取得し、取得したドライバのインストールを行う機能を有する。
第一情報保管部1715は、所謂データベースであり、第一ドライバ保管部1716は、FTPサーバ、HTTPサーバ、又はファイルサーバといったドライバをダウンロードするためのサーバである。第一情報保管部1715及び第一ドライバ保管部1716は、図1に示すように、管理サーバ1000と同一のサーバにあってもよいし、それらの少なくとも何れか一方が管理サーバ1000とは別のサーバにあってもよい。第一情報保管部1715及び第一ドライバ保管部1716は、第一プログラム制御部1711、第一デバイス管理制御部1712、第一タスク管理制御部1713、及び第一ドライバ管理制御部1714によりアクセスされ、必要なデータを保存するのに利用される。
<印刷システムの概念的な構成>
図2は、プリントサーバ5000を用いない動作環境(PUSHモード)における印刷システムの動作の一例を概念的に示す図である。すなわち、図2では、ドライバ配信クライアント4000からデバイス2000への印刷を直接指示するピアトゥピア形態(PUSHモード)の動作環境における印刷システムの動作の一例を示している。
図2(a)は、管理サーバ1000、管理者クライアント3000、及びドライバ配信クライアント4000が通信回線6000に接続されているネットワーク環境に、デバイス2000が参加したことを示している。本実施形態では、管理サーバ1000に対してユニキャストUPnPを行うための設定が、デバイス2000の第二UPnP制御部2720に対して予め行われている。したがって、デバイス2000の第二UPnP制御部2720は、デバイス2000がネットワークに参加すると、ネットワーク参加メッセージ(例えばWSDにおけるHelloメッセージ)を、ユニキャストで管理サーバ1000に対して発行する。
図2(b)は、クライアントエージェントとドライバとをドライバ配信クライアント4000にインストールすることを示している。
図2(b)において、破線の矢印(Flow1)は、管理サーバ1000がドライバ配信クライアント4000にクライアントエージェントをインストールすることを示している。
クライアントエージェントは、図1に示した第四サービスプログラム部4710であり、デバイス2000がネットワークに参加する前に、ドライバ配信クライアント4000にインストールされているものとする。
また、図2(b)において、実線の矢印(Flow2)は、デバイス2000がネットワークに参加したことによるユニキャストUPnPを受けて、管理サーバ1000がドライバ配信クライアント4000にドライバをインストールすることを示している。本実施形態におけるPUSHモードでは、ドライバ配信クライアント4000にドライバの全てがインストールされる。
図3は、プリントサーバ5000を用いる動作環境(プリントサーバモード)における印刷システムの動作の一例を概念的に示す図である。すなわち、図3では、ドライバ配信クライアント4000からプリントサーバ5000を経由してデバイス2000に印刷の指示を行うプリントサーバ形態における印刷システムの動作の一例を示している。
図3(a)は、管理サーバ1000、管理者クライアント3000、ドライバ配信クライアント4000、及びプリントサーバ5000が通信回線6000に接続されているネットワーク環境に、デバイス2000が参加したことを示す。本実施形態では、管理サーバ1000に対してユニキャストUPnPを行うための設定が、デバイス2000の第二UPnP制御部2720に対して予め行われている。したがって、デバイス2000の第二UPnP制御部2720は、デバイス2000がネットワークに参加すると、ネットワーク参加メッセージ(例えばWSDにおけるHelloメッセージ)を、ユニキャストで管理サーバ1000に対して発行する。
図3(b)は、クライアントエージェントとドライバをドライバ配信クライアント4000にインストールすること、プリントサーバエージェントをプリントサーバ5000にインストールすること、及びポイントアンドプリントにより印刷を実行することを示す。
図3(b)において、破線の矢印(Flow1)は、管理サーバ1000が、ドライバ配信クライアント4000、管理サーバ1000に、夫々クライアントエージェント、プリントサーバエージェントをインストールすることを示している。
ここで、クライアントエージェント(第四サービスプログラム部4710)は、デバイス2000がネットワークに参加する前に、ドライバ配信クライアント4000にインストールされているものとする。また、プリントサーバエージェント(第五サービスプログラム部5710)も、デバイス2000がネットワークに参加する前に、プリントサーバ5000にインストールされているものとする。
また、図3(b)において、実線の矢印(Flow2)は、デバイス2000がネットワークに参加したことによるユニキャストUPnPを受けて、管理サーバ1000がプリントサーバ5000にドライバをインストールすることを示している。本実施形態におけるプリントサーバモードでは、デバイス2000を動作させるためのドライバ(プリンタドライバ)のうち、少なくともスプールを行うためのドライバがプリントサーバ5000にインストールされる。
更に、図3(b)において、点線の矢印(Flow3)は、プリントサーバ5000にインストールされたドライバを、ドライバ配信クライアント4000がポイントアンドプリントにより利用することを示している。本実施形態におけるプリントサーバモードでは、デバイス2000を動作させるためのドライバ(プリンタドライバ)のうち、少なくともUIドライバがドライバ配信クライアント4000にインストールされる。
<制御手順の概要>
次に、図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態の印刷システムにおける基本的な動作の一例を説明する。
まず、デバイス2000は、ネットワーク(通信回線6000)に接続すると、管理サーバ1000に対して、ユニキャストでUPnP(ユニキャストUPnP)を行う。管理サーバ1000は、これを受けて、デバイス2000(UPnPデバイス)を検知するためのUPnPデバイス検知処理を行う(ステップS1)。
次に、管理サーバ1000は、ステップS1で検知したデバイス2000に対する管理を行うためのUPnPデバイス管理処理を行う(ステップS2)。
次に、管理サーバ1000は、ステップS1で検知したデバイス2000に対応したドライバを検出する。そして、管理サーバ1000は、ステップS1で検知したデバイス2000と、検出したドライバとを自動的に関連付けるための自動関連付け処理を行う(ステップS3)。
次に、管理サーバ1000は、ステップS1で検知したデバイス2000のデバイス特性に基づいて、ドライバを配布すべきドライバ配信クライアント4000に関わる情報を取得するためのドライバ配信クライアント情報取得処理を行う(ステップS4)。
次に、管理サーバ1000は、ドライバ配信クライアント4000からデバイス2000への印刷に関する動作環境モードに関わる動作環境モード情報を取得するための動作環境モード情報取得処理を行う(ステップS5)。
次に、管理サーバ1000は、動作環境モードに応じて、ドライバ配信クライアント4000に対して、ステップS1で検知したデバイス2000用のドライバをインストールするためのドライバインストール処理を行う(ステップS6)。
<制御手順の詳細>
次に、本実施形態の印刷システムにおける詳細な動作の一例を説明する。
まず、デバイス2000がネットワーク(通信回線6000)に参加する前に、デバイス特性とドライバ配信クライアント4000及びプリントサーバ5000とを関連付ける処理と、動作環境モードを設定する処理とを行う。
図5は、デバイス特性とドライバ配信クライアント4000とを関連付ける際の管理サーバ1000における動作の一例を説明するフローチャートである。
まず、管理者は、管理者クライアント3000の第三表示部3100、第三入力部3200から、Webブラウザを介して、管理サーバ1000の第一デバイス管理アプリケーション部1710にアクセスする。そうすると、第一ドライバ管理制御部1714は、第一デバイス管理アプリケーション部1710のメニューを第三表示部3100に表示させる。そして、そのメニューの中から[デバイス特性とクライアント関連付け]メニューが、管理者によって選択される。そうすると、第一ドライバ管理制御部1714は、デバイス2000の特性(デバイス特性)とクライアントとを関連付けるためのUI画面を表示させる(ステップS100)。
図6は、[デバイス特性とクライアント関連付け]メニューが選択された場合に表示されるUI画面の一例を示す図である。
図6に示すUI画面600では、メニューが左側の領域601に表示され、メニューに対応した内容が右側の領域602に表示される。管理者が、[デバイス特性とクライアント関連付け]メニューを選択すると、図6に示すように、右側の領域602に[デバイス特性の選択]の画面が表示される。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、[デバイス特性の選択]の画面に対する管理者による選定操作に基づいて、ドライバ配信クライアント4000に関連付けるデバイス2000の特性を入力する(ステップS110)。
本実施形態では、図6に示す通り、デバイス2000の特性として、IPアドレス、カラー印刷、印刷速度、及びフィニッシング−製本機能があり、夫々のデバイス2000の特性に対して、次のように選定することができる。
デバイス2000のIPアドレス特性とは、UPnP機能を有するUPnPデバイス2000自体のIPアドレスを意味する。図6に示す例では、IPアドレスが、"aaa.bbb.ccc.100"から"aaa.bbb.ccc.110"までの範囲のIPアドレスを持つUPnPデバイス2000を対象とする。
デバイス2000のカラー印刷特性とは、UPnPデバイス2000が、カラー印刷(とモノクロ印刷との両方)が可能であることと、モノクロ印刷のみが可能であることとの何れかを意味する。図6に示す例では、カラー印刷が可能であるUPnPデバイス2000を対象とする。
デバイス2000の印刷速度特性とは、UPnPデバイス2000の印刷速度能力を意味する。図6に示す例では、印刷速度が、40ppm以上のUPnPデバイス2000を対象とする。
デバイス2000のフィニッシング−製本機能特性とは、UPnPデバイス2000のフィニッシングの一つとして製本機能がある場合に、それを条件とするか否かを意味する。図6に示す例では、UPnPデバイス2000のフィニッシングの一つとして製本機能があることを条件としないことを意味する。
尚、これらはデバイス2000の特性の一例である。管理サーバ1000とデバイス2000との間でのUPnP時のデバイスメタデータのやりとりで取得できる情報であれば、様々な項目をデバイス2000の特性として利用できる。
例えば、前述したもの他に、PDL(ページ記述言語、例えばPCLやPS等)やデバイスの仕向け(日本、米国、英国等)等をデバイス2000の特性とすることができる。
次に、図6に示すUI画面600の[次へ]ボタン603が押下されると、第一ドライバ管理制御部1714は、次の処理を行う。すなわち、第一ドライバ管理制御部1714は、UI画面600で設定されたデバイス2000の特性と関連付けるドライバ配信クライアント4000を選択するためのUI画面を表示する(ステップS120)。
図7は、デバイス特性(デバイス2000の特性)と関連付けるドライバ配信クライアント4000を選択するためのUI画面の一例を示す図である。
図7に示すUI画面700に表示されるクライアント一覧701は、ドライバ配信クライアント4000の一覧であり、その内容は、クライアント探索、又はCSVファイル等のエクスポートにより第一情報保管部1715に予め記憶されているものとする。
また、図7に示す例では、ツリーの任意クライアントグループに所属しているドライバ配信クライアント4000を選択しているが、クライアント単位ではなく、クライアントグループ単位でドライバ配信クライアント4000を選択することも可能である。
図8は、第一情報保管部1715に予め記憶されている"ドライバ配信クライアント4000に関するテーブル"の一例を概念的に示す図である。
図8に示すテーブル800は、クライアントID、OS名称、IPアドレス、及び所属グループから構成されている。
図7に示す例では、デバイス2000の特性と関連付けるドライバ配信クライアント4000として、クライアントグループ「グループ1のサブグループ1」に属する「CLIENT00」、「CLIENT02」が選択されていることを示す。
次に、図7に示すUI画面700の[次へ]ボタン702が押下されると、管理サーバ1000は、図6及び図7に示したUI画面600、700の選択内容の確認と登録とを行うためのUI画面を表示する(ステップS130)。
図9は、図6及び図7に示したUI画面600、700の選択内容の確認と登録とを行うためのUI画面の一例を示す図である。
図9に示すUI画面900の[登録]ボタン901が押下されると、第一ドライバ管理制御部1714は、図6及び図7に示したUI画面600、700の設定内容を、第一情報保管部1715へ記憶する。
図10〜図13は、図6に示したUI画面600の設定内容を記憶するテーブルの例を示す図である。また、図14は、図7に示したUI画面700の設定内容を記憶するテーブルの一例を示す図である。図15は、デバイス特性(デバイス2000の特性)とドライバ配信クライアント4000とを関連付けて記憶するテーブルの一例を示す図である。これらのテーブル110〜115が、ステップS130で第一情報保管部1715に記憶される。
図10〜図15に示す例では、図15に示すテーブル115がメインテーブルとなる。図15に示すテーブル115は、デバイス特性IDと選択クライアントIDとを互いに関連付けて記憶する。このデバイス特性IDの内容は、図10〜図13に示すテーブル110〜113に記憶され、選択クライアントIDの内容は、図14に示すテーブル114に記憶される。
例えば、図15におけるデバイス特性ID「SelectedDevAttr-1」は、選択クライアントID「SelectedClients-1」と関連付けられている。つまり、検知したデバイス2000の特性が「SelectedDevAttr-1」の内容に合致するとする。そうすると、そのデバイス2000に対応したドライバは、選択クライアントID「SelectedClients-1」のドライバ配信クライアント4000にインストールされる。
デバイス特性ID「SelectedDevAttr-1」は、図10に示す通り、デバイス特性ID、IPアドレスID、カラー印刷、印刷速度ID、及びフィニッシングID等のカラムから構成される。これらIPアドレスID、印刷速度ID、及びフィニッシングIDの詳細は、夫々図11〜13に示すテーブル111〜113に記憶される。
図11は、図10に示すテーブル110に記憶されているIPアドレスIDに対応するサブテーブルの一例を示す図である。
図10に示すテーブル110では、デバイス特性ID「SelectedDevAttr-1」に対応するIPアドレスIDとして、「IPID-1」が記憶されている。そして、図11に示すテーブル111では、IPアドレスID「IPID-1」に対応するIPアドレスとして、「aaa.bbb.ccc.100」から「aaa.bbb.ccc.110」までのIPアドレスが記憶されている。
図12は、図10に示すテーブル110に記憶されている印刷速度IDに対応するサブテーブルの一例を示す図である。
図10に示すテーブル110では、デバイスID「SelectedDevAttr-1」に対応する印刷速度IDとして、「PVID-1」が記憶されている。そして、図12に示すテーブル112では、印刷速度ID「PVID-1」に対応する印刷速度として、印刷速度特性が「40」、条件特性が「ppm以上」という印刷速度が記憶されている。
図13は、図10に示すテーブル110に記憶されているフィニッシングIDに対応するサブテーブルの一例を示す図である。
図10に示すテーブル110では、デバイスID「SelectedDevAttr-1」に対応するフィニッシングIDとして、「OFF」が記憶されている。この場合、フィニッシング特性は使用しないことになる。
一方、図10に示すデバイスIDにおいて、「SelectedDevAttr-2」のフィニッシングIDは、「FinID-1」である。よって、図13に示すテーブル113では、このフィニッシングID「FinID-1」に対応するフィニッシング特性として、製本機能が記憶される。
図14は、図15に示すテーブル115の選択クライアントIDに対応するサブテーブルの一例を示す図である。
図14に示すテーブル114では、選択クライアントID「SelectedClients-1」に対応するドライバ配信クライアント4000として、「CLIENT00」と「CLIENT02」とが記憶されている。また、これら「CLIENT00」と「CLIENT02」の詳細は、図8に示したテーブル800に記憶されている。
本実施形態では、以上のようにしてデバイス2000の特性とドライバ配信クライアント4000とを予め関連付けることに加え、デバイス2000の特性とプリントサーバ5000も図5のフローチャートに類似する処理を行って予め関連付けるようにしている。
この場合、管理者は、前述した第一デバイス管理アプリケーション部1710のメニューの中から、[デバイス特性とプリントサーバ関連付け]メニューを選択する。そうすると、第一ドライバ管理制御部1714は、デバイス2000の特性(デバイス特性)とプリントサーバ5000とを関連付けるためのUI画面を表示する。
図16は、[デバイス特性とプリントサーバ関連付け]メニューが選択された場合に表示されるUI画面の一例を示す図である。
図16に示すUI画面160も、図6に示した画面600と同様に、メニューが左側の領域161に表示され、メニューに対応した内容が右側の領域162に表示される。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、[デバイス特性の選択]の画面に対する管理者による選定操作に基づいて、プリントサーバ5000に関連付けるデバイス2000の特性を入力する。図16に示した例では、図6に示した例と同様に、デバイス2000の特性として、IPアドレス、カラー印刷、印刷速度、及びフィニッシング−製本機能が選択される。
次に、図16に示すUI画面160の[次へ]ボタン163が押下されると、第一ドライバ管理制御部1714は、UI画面160で設定されたデバイス2000の特性と関連付けるプリントサーバ5000を選択するためのUI画面を表示する。
図17は、デバイス特性(デバイス2000の特性)と関連付けるプリントサーバ5000を選択するためのUI画面の一例を示す図である。
図17に示すUI画面170に表示されるプリントサーバ一覧171は、プリントサーバ5000の一覧であり、その内容は、サーバ探索、又はCSVファイル等のエクスポートにより第一情報保管部1715に予め記憶されているものとする。
また、図17に示す例では、プリントサーバ5000を個別に選択しているが、サーバ単位ではなく、サーバグループ単位でプリントサーバ5000を選択することも可能である。
尚、第一情報保管部1715に予め記憶されている"プリントサーバ5000に関するテーブル"は、図10〜図15に示したテーブル110〜115と同様のものとなる。ただし、図14及び図15における選択クライアントIDは選択プリントサーバIDになり、図14における選択クライアントは選択プリントサーバになる。
図18は、図16及び図17に示したUI画面160、170の選択内容の確認と登録とを行うためのUI画面の一例を示す。
図18に示すUI画面180は、図17に示すUI画面170の[次へ]ボタン172が押下されると表示される。そして、UI画面180の[登録]ボタン181が押下されると、第一ドライバ管理制御部1714は、図16及び図17に示したUI画面160、170の設定内容を、第一情報保管部1715へ記憶する。
本実施形態では、以上のようにして、デバイス2000の特性と、プリントサーバ5000とを予め関連付けるようにしている。
以上のように本実施形態では、少なくとも図5のフローチャートを実行することにより、登録手段が実現される。
次に、図19のフローチャートを参照しながら、ドライバ配信クライアント4000からデバイス2000への印刷に関する動作環境モードであるかを設定する際の管理サーバ1000における動作の一例を説明する。
まず、管理者は、管理者クライアント3000の第三表示部3100、第三入力部3200から、Webブラウザを介して、管理サーバ1000の第一デバイス管理アプリケーション部1710にアクセスする。そうすると、第一ドライバ管理制御部1714は、第一デバイス管理アプリケーション部1710のメニューを第三表示部3100に表示させる。そして、そのメニューの中から[動作環境モード]メニューが、管理者によって選択される。そうすると、第一ドライバ管理制御部1714は、動作環境を設定するためのUI画面を表示させる。(ステップS200)
図20は、[動作環境モード]メニューが選択された場合に表示されるUI画面の一例を示す図である。
図20に示すUI画面200では、メニューが左側の領域201に表示され、メニューに対応した内容が右側の領域202に表示される。管理者が、[動作環境モード]メニューを選択すると、図20に示すように、右側の領域202に[動作環境モードの設定]の画面が表示される。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、[動作環境モードの設定]の画面に対する管理者による選定操作に基づいて、ドライバ配信クライアント4000からデバイス2000への印刷に関する動作環境モードを入力する(ステップS210)。
本実施形態では、動作環境モードとしては、「PUSH(Agent有り)モード」と「プリントサーバモード」とがある。管理者は、例えば「PUSH(Agent有り)モード」を選択し[登録]ボタンを押下する。
「PUSH(Agent有り)モード」は、図2に示した印刷のための動作環境で動作するモードである。
このPUSHモードは、ドライバ配信クライアント4000のドライバを利用して印刷データを形成し、ネットワーク(通信回線6000)を経由して直接LPRポート等を利用してデバイス2000にて印刷を実現する環境である。また、このPUSHモードで動作するために、ドライバ配信クライアント4000に、クライアントエージェントである第四サービスプログラム部4710が存在する。このクライアントエージェントは、第一ドライバ管理制御部1714と通信を行い、第一ドライバ保管部1716からドライバを取得し、インストールする。
一方、「プリントサーバモード」は、図3に示した印刷のための動作環境である。
このプリントサーバモードでは、ドライバ配信クライアント4000からデバイス2000への印刷は、プリントサーバ5000を経由して行われる、所謂プリントサーバ印刷環境で動作するモードである。また、このプリントモードで動作するために、プリントサーバ5000に、プリントサーバエージェントである第五サービスプログラム部5710が存在する。このプリントサーバエージェントは、第一ドライバ管理制御部1714と通信を行い、第一ドライバ保管部1716からドライバを取得しインストールする。
そして、ドライバ配信クライアント4000は、プリントサーバ5000にインストールされているドライバをポイントアンドプリント技術により、ドライバを利用し、デバイス2000への印刷を実現する。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、ステップS210で入力した動作環境モードの情報を、第一情報保管部1715へ記憶する(ステップS220)。
図21は、第一情報保管部1715に、動作環境モードの情報を記憶するためのテーブルの一例を示す図である。図21に示すテーブル210では、図20に示すUI画面200において、PUSHモードが選択された場合を例に挙げて示している。
以上により、前述した例では、デバイス特性として、以下の内容が選択されたことになる(図10〜図13を参照)。
IPアドレス特性:aaa.bbb.ccc.100からaaa.bbb.ccc.110までの範囲
カラー印刷特性:可能
印刷速度特性:40ppm以上
そして、このようなUPnPデバイス2000を検知した場合には、CLIENT00、CLIENT02のドライバ配信クライアント4000に、PUSHモードの動作環境モードで、ドライバをインストールすることとなる(図14、図15、図20を参照)。
以上のように本実施形態では、少なくとも図19のフローチャートを実行することにより、設定手段が実現される。
次に、図22のフローチャートを参照しながら、本実施形態の印刷システムにおける詳細な動作の一例を説明する。
まず、図1のステップS1のUPnPデバイス検知処理の詳細について説明する。
デバイス2000がネットワークに接続されると、第二UPnP制御部2720は、ネットワーク(通信回線6000)に対して、ネットワーク参加を意味するネットワーク参加メッセージを、ユニキャストで管理サーバ1000へ発行する(ステップS300)。本実施形態では、ネットワーク参加メッセージとして、WSDに既定されているHelloメッセージをユニキャストで管理サーバ1000へ発行する。このように、デバイス2000は、Helloメッセージを管理サーバ1000に対してのみ送信する。
管理サーバ1000の第一デバイス管理制御部1712は、第一UPnP制御部1720を介して受信したメッセージがHelloメッセージであるか否かを判定する(ステップS301)。この判定の結果、受信したメッセージがHelloメッセージでなければ、図22のフローチャートによる処理を終了する。一方、受信したメッセージがHelloメッセージであれば、ステップS302に進む。このように本実施形態では、少なくともステップS301の処理を行うことによって受信手段が実現される。
そして、第一デバイス管理制御部1712は、第二UPnP制御部2720と第一UPnP制御部1720とを介して、ネットワーク参加メッセージに対する応答メッセージをデバイス2000に発行する(ステップS302)。この応答メッセージの発行は、デバイスメタデータを取得するために行われる。ここでは、WSDに既定されているGetMetadataメッセージを、応答メッセージとして発行する。
そして、第一デバイス管理制御部1712は、第二UPnP制御部2720と第一UPnP制御部1720とを介して、デバイス2000により発行されたGetMetadataメッセージを取得するまで待機する(ステップS303)。
そして、第二UPnP制御部2720は、GetMetadataメッセージを取得すると、ネットワーク(通信回線6000)を介して、管理サーバ1000にMetadata(デバイスメタデータ)を発行する。前述したように、Metadata(デバイスメタデータ)には、デバイス2000の特性を示すデータと、デバイス2000のドライバに関するデータとが含まれる。
以上のステップS300〜S304が、図1のステップS1のUPnPデバイス検知処理の詳細である。
次に、図1のステップS2のUPnPデバイス管理処理の詳細について説明する。
第一デバイス管理制御部1712は、ステップS304で発行されたMetadataを取得する。そして、第一デバイス管理制御部1712は、取得したMetadataに基づいて、ステップS301で検知したデバイス2000が、UPnPによる管理対象のデバイスであるか否かを判定する(ステップS305)。本実施形態では、検知したデバイス2000が、印刷機能を有するデバイスであり、且つUPnPによる管理対象のベンダーのデバイスであるか否かを、取得したMetadataに基づいて判断することにより、このステップS305の判定を行う。このように本実施形態では、少なくともステップS305の処理を行うことにより、第2の受信手段が実現される。
この判定の結果、通信相手のデバイス2000が、UPnPによる管理対象のデバイスでない場合には、図22のフローチャートによる処理を終了する。一方、通信相手のデバイス2000が、UPnPによる管理対象のデバイスである場合には、ステップS306に進む。
次に、第一デバイス管理制御部1712は、取得したMetadataから、ドライバの配信に必要な"デバイス2000の特性を示す情報"を第一情報保管部1715に記憶する(ステップS306)。尚、以下の説明では、デバイス2000の特性を示す情報を、必要に応じてデバイス特性情報と称する。
ここでは、デバイス番号「Dev-1」という印刷機能を有するデバイス2000を検知し、そのMetadataを取得したところ、以下の内容を含むデバイス特性情報が得られたとする。
Macアドレス:AA-BB-CC-DD-EE-01
UPnPID:UPnP_4E0F
IPアドレス:aaa.bbb.ccc.101
カラー印刷:COLOR
印刷速度:40
フィニッシング機能:None
ここで、カラー印刷「COLOR」とは、検知したデバイス2000がカラー印刷機能を有することを意味する。また、印刷速度「40」とは、検知したデバイス2000の印刷速度が40ppmであることを意味する。更にフィニッシング機能「None」とは、検知したデバイス2000が、フィニッシング機能を有していない通常の排紙口機能のみであることを意味する。
図23は、第一情報保管部1715にデバイス特性情報を記憶するためのテーブルの一例を概念的に示す図である。
図23に示すテーブル230には、UPnPデバイス2000に関する情報として、Macアドレス、UPnPID、IPアドレス、カラー印刷の有無、印刷速度、及びフィニッシング機能が、互いに関連付けられて登録される。
尚、Macアドレスは、同じ種類のデバイス区別のために用いられるものである。
更に、UPnPIDは、ドライバのINFに記述されるユニバーサルプラグアンドプレイ用のIDを意味する。すなわち、UPnPIDが分かれば、ドライバのINFを検証することにより、対応するドライバであるか否かが判断できる。
次に、第一デバイス管理制御部1712は、第一ドライバ管理制御部1714に対して、UPnPデバイス2000を検知し、第一情報保管部1715に、デバイス特性情報を記憶したことを通知する(ステップS307)。
この通知には、Webサービス等の通信方式を採ることができる。また、通知を行わずに、デバイス特性情報が、ファイルに記述されたり、データベースに保存されたりしたことを第一ドライバ管理制御部1714が定期的に監視することも可能である。
以上のステップS305〜S307が、図1のステップS2のUPnPデバイス管理処理の詳細である。
次に、図1のステップS3のUPnPデバイスとドライバの自動関連付け処理の詳細について説明する。
第一ドライバ管理制御部1714は、第一情報保管部1715にアクセスし、ドライバを特定するためのデバイス特性情報が存在するか否かを判定する(ステップS308)。この判定の結果、ドライバを特定するためのデバイス特性情報が存在しない場合には、図22のフローチャートによる処理を終了する。一方、ドライバを特定するためのデバイス特性情報が存在する場合には、ステップS309に進む。
ここでは、先のステップS306で記憶されたデバイス特性情報(図23を参照)の中のUPnPIDとして「UPnP_4E0F」を取得したものとする。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、第一ドライバ保管部1716にアクセスし、ステップS306にて取得したUPnPIDと合致するドライバが存在するか否かを判定する(ステップS309)。この判定の結果、ステップS306にて取得したUPnPIDと合致するドライバが存在しない場合には、図22のフローチャートによる処理を終了する。一方、ステップS306にて取得したUPnPIDと合致するドライバが存在する場合には、ステップS310に進む。
図24は、第一ドライバ保管部1716にドライバの情報を記憶するためのテーブルの一例を概念的に示す図である。
図24に示すテーブル240には、ドライバIDとUPnPIDとが互いに関連付けられて登録されている。
前述した例では、ステップS309において、第一ドライバ管理制御部1714は、DRIVER00が合致したドライバであると判断する(図23及び図24を参照)。
この場合、UPnPIDが「UPnP_4E0F」のデバイス2000である"デバイス番号が「Dev-1」のデバイス2000と、ドライバIDが「DRIVER00」であるドライバとが関係付けられる(図23及び図24を参照)。そこで、第一ドライバ管理制御部1714は、デバイス番号が「Dev-1」のデバイス2000と、ドライバIDが「DRIVER00」であるドライバとを関連付けて第一情報保管部1715に記憶する(ステップS310)。
図25は、第一情報保管部1715に、デバイス2000とドライバとを関連付けて記憶するためのテーブルの一例を示す図である。
図25に示すテーブル250には、関連付けID、デバイス番号、及びドライバIDが互いに関連付けられて登録されている。具体的に、図25に示すテーブル250において、関連付けID「Connect-01」には、デバイス番号「Dev-1」とドライバID「DRIVER00」とが関連付けられている。
このように本実施形態では、少なくともステップS310の処理を行うことにより、関連付け手段が実現される。
以上のステップS308〜S310が、図1のステップS3のUPnPデバイスとドライバの自動関連付け処理の詳細である。
次に、図1のステップS4のドライバ配信クライアント情報取得処理の詳細について説明する。
第一ドライバ管理制御部1714は、第一情報保管部1715に記憶されているテーブル110へアクセスする(図10を参照)。そして、第一ドライバ管理制御部1714は、図23に示したテーブル230のデバイス特性情報と合致するデバイス特性IDが存在し、且つそのデバイス特性IDに関連付いた選択クライアントIDがするか否かを判定する(ステップS311)。この判定の結果、テーブル230のデバイス特性情報と合致するデバイス特性IDと、そのデバイス特性IDに関連付いた選択クライアントIDとが存在しない場合には、図22のフローチャートによる処理を終了する。一方、テーブル230のデバイス特性情報と合致するデバイス特性IDと、そのデバイス特性IDに関連付いた選択クライアントIDとが存在する場合には、ステップS312に進む。
前述した例では、図23に示したテーブル230のデバイス特性情報は、図11〜13に示したテーブル111〜113の内容を持つデバイス特性ID「SelectedDevAttr-1」と合致する。
更に、第一ドライバ管理制御部1714は、図15に示したテーブル115へアクセスし、テーブル230のデバイス特性情報と合致すると判定されたデバイス特性IDに関連付けられた選択クライアントIDを検出する(ステップS312)。前述した例では、ステップS311で合致すると判定されたデバイス特性ID「SelectedDevAttr-1」に関連付けられた選択クライアントIDとして「SelectedClients-1」が検出される。
更に、第一ドライバ管理制御部1714は、図14に示したテーブル114にアクセスし、検出した選択クライアントIDに関連付けられた選択クライアントを検出する(ステップS313)。前述した例では、検出した選択クライアントID「SelectedClients-1」から、「CLIENT00」と「CLIENT02」が、ドライバの配布先のクライアントであることを検出する。
以上のステップS311〜S313が、図1のステップS4のドライバ配信クライアント情報取得処理の詳細である。
次に、図1のステップS5の動作環境モード情報取得処理の詳細について説明する。
第一ドライバ管理制御部1714は、図21に示したテーブル210へアクセスし、動作環境モードの値を取得する。そして、第一ドライバ管理制御部1714は、動作環境モードを判定する(ステップS314)。この判定の結果、動作環境モードが、「PUSH(Agent有り)モード」である場合には、図22−2のステップS400に進む。また、動作環境モードが、「プリントサーバモード」である場合には、図22−3のステップS500に進む。また、動作環境モードが、「PUSH(Agent有り)モード」でも「プリントサーバモード」でもない場合には、図22のフローチャートによる処理を終了する。このように本実施形態では、少なくともステップS314の処理を行うことにより、判定手段が実現され、PUSH(Agent有り)モードにより第1のモードが実現され、プリントサーバモードにより第2のモードが実現される。
次に、図1のステップS6のドライバインストール処理の詳細について説明する。
まず、動作環境モードが「PUSH(Agent有り)モード」である場合のドライバインストール処理について説明する。
第一ドライバ管理制御部1714は、選択クライアントと、ドライバIDと、デバイス番号のIPアドレス情報とを含む即時実行タスク(ドライバ配信タスク)を生成する(ステップS400)。前述した例では、選択クライアント「CLIENT00」、「CLIENT02」と、ドライバID「DRIVER00」と、デバイス番号「Dev-1」のIPアドレス情報とを備えて構成される即時実行タスクを生成する。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、生成した即時実行タスクを第一タスク管理制御部1713へ登録する(ステップS401)。
次に、第一タスク管理制御部1713は、登録したタスクが即時実行であるので、登録したタスクを第一ドライバ管理制御部1714へ通達する。そして、第一ドライバ管理制御部1714は、通達されたタスクを実行する(ステップS402)。前述した例では、第一ドライバ管理制御部1714は、選択クライアント「CLIENT00」、「CLIENT02」に対応するドライバ配信クライアント4000の夫々の第四サービスプログラム部4710に対して、ドライバインストール処理を指示する。このように本実施形態では、少なくともステップS402の処理を行うことにより、インストール手段が実現される。
第四サービスプログラム部4710は、タスクで指定されているドライバIDと、IPアドレス情報とを取得し、ドライバのインストール処理を行う(ステップS403)。前述した例では、第四サービスプログラム部4710は、ドライバID「DRIVER00」と、デバイス番号「Dev-1」のIPアドレス情報とを取得し、ドライバのインストール処理を行う。
次に、第四サービスプログラム部4710は、ドライバのインストール結果を第一ドライバ管理制御部1714へ通知する(ステップS404)。
最後に、第一ドライバ管理制御部1714は、受信した"ドライバのインストール結果"を第一タスク管理制御部1713へ通達する。第一タスク管理制御部1713は、第一情報保管部1715へアクセスし、ドライバのインストール結果を保存する(ステップS405)。
ここで、管理者が、ステップS405の保存結果を知るために、第三入力部3200と第三表示部3100とから、管理サーバ1000へアクセスする。そうすると、管理者は、ドライバのインストール結果を所定のUI画面から知ることができる。
一方、先のステップS310において、動作環境モードが「プリントサーバモード」であると判定された場合のドライバインストール処理について説明する。
動作環境モードが「プリントサーバモード」であるとは、先の図19のステップS210において、図20のUI画面200で「プリントサーバモード」が選択され、同じくステップS220において、図21のテーブル210にその値を記憶したことを意味する。
第一ドライバ管理制御部1714は、ステップS314までに確定したドライバIDと、デバイス番号のIPアドレス情報とを含む即時実行タスクを生成する(ステップS500)。前述した例では、ドライバID「DRIVER00」と、デバイス番号「Dev-1」のIPアドレス情報とを備えて構成される即時実行タスクを生成する。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、生成した即時実行タスクを第一タスク管理制御部1713へ登録する(ステップS501)。
次に、第一タスク管理制御部1713は、登録されたタスクが即時実行であるので、登録したタスクを第一ドライバ管理制御部1714へ通達する。そして、第一ドライバ管理制御部1714は、通達されたタスクを実行する(ステップS502)。すなわち、第一ドライバ管理制御部1714は、プリントサーバ5000の第五サービスプログラム部5710とWebサービス通信を行い、ドライバインストール処理を促す。このように本実施形態では、少なくともステップS502の処理を行うことにより、インストール手段が実現される。
第五サービスプログラム部5710は、タスクで指定されているドライバIDと、IPアドレス情報とを取得し、ドライバのインストール処理を行う(ステップS503)。前述した例では、第五サービスプログラム部5710は、ドライバID「DRIVER00」と、デバイス番号「Dev-1」のIPアドレス情報とを取得し、ドライバのインストール処理を行う。このとき、インストールしたドライバを、該当するドライバ配信クライアント4000(「CLIENT00」、「CLIENT02」)がポイントアンドプリントで利用できるようにするための共有設定処理等を行う。
次に、第五サービスプログラム部5710は、ドライバのインストール結果を第一ドライバ管理制御部1714に通知する(ステップS504)。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、受信した"ドライバのインストール結果"を第一タスク管理制御部1713へ通達する。そして、第一タスク管理制御部1713は、第一情報保管部1715へアクセスし、ドライバのインストール結果を保存する(ステップS505)。
ここで、管理者が、ステップS505の保存結果を知るために、第三入力部3200と第三表示部3100とから、管理サーバ1000へアクセスする。そうすると、管理者は、ドライバのインストール結果を所定のUI画面から知ることができる。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、先のステップS505において、プリントサーバ5000へのドライバのインストールが成功したか否かを判定する(ステップS506)。この判定の結果、プリントサーバ5000へのドライバのインストールが成功していない場合には、図22のフローチャートによる処理を終了する。一方、プリントサーバ5000へのドライバのインストールが成功し他場合には、ステップS507に進む。
次に、第一ドライバ管理制御部1714は、選択クライアントに対応するドライバ配信クライアント4000の第四サービスプログラム部4710に対して、プリントサーバ5000の利用指示を、Webサービスを介して行う(ステップS507)。前述した例では、選択クライアント「CLIENT00」、「CLIENT02」に対応する第四サービスプログラム部4710に対して、プリントサーバ5000の利用指示を、Webサービスを介して行う。このときの指示には、利用すべきプリントサーバ5000の共有名情報や、プリントサーバ5000のIPアドレス等のロケーションを特定できる情報が含まれる。
次に、第四サービスプログラム部4710は、すでにインストールされているドライバの情報を取得する(ステップS508)。
次に、第四サービスプログラム部4710は、利用を指示されたプリントサーバ5000の共有プリンタと同一のドライバが、ピアトゥピア接続、すなわちLPR接続により、すでに利用されているか否かを判定する(ステップS509)。この判定の結果、プリントサーバ5000の共有プリンタと同一のドライバが、ピアトゥピア接続により、すでに利用されている場合には、ステップS510に進み、そうでない場合には、ステップS510を省略してステップS511に進む。
ステップS510に進むと、第四サービスプログラム部4710は、ピアトゥピア接続されているデバイス2000に対応するプリンタ及びLPRポート情報を削除して、ピアトゥピア接続を解除する(ステップS510)。前述した例では、第四サービスプログラム部4710は、デバイス番号「Dev-1」のデバイス2000に対応するプリンタ及びLPRポート情報を削除する。
次に、第四サービスプログラム部4710は、プリントサーバ5000のデバイス2000に対するポイントアンドプリントを自動的に設定(すなわちサイレント設定)できるか否かを判定する(ステップS511)。前述した例では、プリントサーバ5000の"デバイス番号「Dev-1」のデバイス2000"に対するポイントアンドプリントを自動的に設定できるか否かを判定する。ここで、自動的にポイントアンドプリントが可能か否かは、ドライバ配信クライアント4000のOSの能力に依存する。
この判定の結果、プリントサーバ5000のデバイス2000に対するポイントアンドプリントを自動的に設定できる場合には、ステップS512に進み、そうでない場合には、ステップS513に進む。
ステップS512に進むと、第四サービスプログラム部4710は、ポイントアンドプリントの設定をサイレントにて実行する(ステップS512)。
一方、ステップS513に進むと、第四サービスプログラム部4710は、ドライバ配信クライアント4000の第四表示部4100に、メッセージボックスやバルーンメッセージなどを表示する(ステップS513)。このメッセージボックスやバルーンメッセージには、プリントサーバ5000の"デバイス番号「Dev-1」のデバイス2000"に対するハイパーリンク情報等を示し、手動のポイントアンドプリントの実行をドライバ配信クライアント4000のユーザに促す。そして、第四サービスプログラム部4710は、ユーザの操作に基づいて、ポイントアンドプリントの設定を実行する。
次に、第四サービスプログラム部4710は、ドライバのインストール結果を第一ドライバ管理制御部1714へ通知する(ステップS514)。
このとき、ステップS513での手動によるポイントアンドプリント設定処理が行われた場合には、ポイントアンドプリントに関する設定を促すメッセージボックスやバルーンメッセージを表示したことにより、ドライバのインストールが成功したと判断する。
次に、第四サービスプログラム部4710は、ドライバのインストール結果を第一タスク管理制御部1713へ通知する。そして、第一タスク管理制御部1713は、第一情報保管部1715へアクセスし、ドライバのインストール結果を保存する(ステップS515)。そして、図22のフローチャートによる処理を終了する。
ここで、管理者が、ステップS405の保存結果を知るために、第三入力部3200と第三表示部3100とから、管理サーバ1000へアクセスする。そうすると、管理者は、ドライバのインストール結果を所定のUI画面から知ることができる。
ここで、管理者が、ステップS515の保存結果を知るためには、第三入力部3200と第三表示部3100とから、管理サーバ1000へアクセスする。そうすると、管理者は、ドライバのインストール結果を所定のUI画面から知ることが可能である。
以上のように本実施形態では、デバイス2000は、ネットワークに接続すると、ネットワーク参加メッセージ(Helloメッセージ)を、UPnPプロトコルに従い、ユニキャストで管理サーバ1000に発行する。管理サーバ1000は、ネットワーク参加メッセージに対する返答を行って、デバイスメタデータを取得し、デバイスメタデータに含まれるデバイス特性情報と、そのデバイス特性情報に対応するドライバとを関連付ける。更に、管理サーバ1000は、デバイスメタデータに含まれるデバイス特性情報に予め関連付けられたドライバ配信クライアント4000を検出する。そして、管理サーバ1000は、管理者によって設定された動作環境モードを判定し、判定した動作環境モードに応じて、ドライバをインストールする。具体的に説明すると、動作環境モードがPUSHモードである場合には、ドライバ配信クライアント4000に、ドライバを直接インストールする。一方、動作環境モードがプリントサーバモードである場合には、ドライバ配信クライアント4000に対するドライバをプリントサーバ5000にインストールし、そのドライバをポイントアンドプリントで利用できるようにする。したがって、動作環境モードが、PUSHモードであっても、プリントサーバモードであっても、インストールしたドライバを管理サーバ1000が一元的に管理することができる。そして、管理サーバ1000は、デバイス2000の特性に応じて、ドライバ配信クライアント4000に適切なドライバを、印刷システムにおける動作環境モードに即した形態でインストールすることを可能となる。以上のようにすることにより、ユーザビリティが向上すると共に管理が容易になる。したがって、管理コストの低減と、業務の高効率化とによるTCO(total cost of ownership)の削減を向上することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。前述した第1の実施形態では、印刷システム全体に対して、動作環境モードを設定するようにした(図19及び図20を参照)。これに対して、本実施形態では、ドライバ配信クライアント4000毎に動作環境モードを設定するようにする。このように本実施形態と前述した第1の実施形態とは、動作環境モードの設定方法の一部が主として異なる。したがって、前述した第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図25に付した符号と同一の符号を付すこと等により、詳細な説明を省略する。
図26は、[動作環境モード]メニューが選択された場合に表示されるUI画面の一例を示す図である。
本実施形態では、第1の実施形態で説明した図19のフローチャートのステップS210において、図26に示すUI画面260を用いる。
UI画面260の右上の領域261では、図5においてデバイス2000と関連付けられたドライバ配信クライアント4000を示す選択クライアントID毎に、動作環境モードを設定する(図14を参照)。
また、UI画面260の右下の領域262には、各選択クライアントIDの詳細が表示される。
具体的に図26に示す例では、選択クライアントID「SelectedClients-1」に対しては、動作環境モードとして「PUSH(Agent有り)モード」が選定されている。また、選択クライアントID「SelectedCleints-2」に対しては、動作環境モードとして「プリントサーバモード」が選定されている。
第一ドライバ管理制御部1714は、UI画面260における[登録]ボタン263が押下されると、UI画面260の選定操作に基づく動作環境モードの情報を入力し、入力した動作環境モードの情報を、第一情報保管部1715に記憶する。
図27は、第一情報保管部1715に、動作環境モードの情報を記憶するためのテーブルの一例を示す図である。図27に示すテーブル270では、選択クライアントID「SelectedClients-1」と動作環境モード「PUSH(Agent有り)モード」とが互いに関連付けられている。また、選択クライアントID「SelectedClients-2」と動作環境モード「プリントサーバモード」とが互いに関連付けられている。
以上により、UPnPデバイス2000が検知されると、そのデバイス特性情報に関連付けられた選択クライアントIDが検出され、その選択クライアントIDに関連付けられた動作環境モードに応じて、図22−1のステップS314以降の処理が施される。このように本実施形態では、少なくとも図26に示すUI画面を用いることにより、ドライバ配信クライアント4000の単位で動作環境モードを予め設定する設定手段が実現される。
以上のように本実施形態では、ドライバ配信クライアント4000毎に動作環境モードを設定するようにしたので、第1の実施形態で説明した効果に加えて、動作環境モードをより柔軟に設定することができるという効果を有する。
尚、本実施形態では、1つのドライバ配信クライアント4000毎に動作環境モードを設定するようにしたが、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、複数のドライバ配信クライアント4000からなるグループ毎に動作環境モードを設定するようにしてもよい。この場合には、複数のドライバ配信クライアント4000の単位で動作環境モードが設定される。
(本発明の他の実施形態)
前述した本発明の実施形態におけるドライバ管理装置を構成する各手段、並びにドライバ管理方法の各ステップは、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム(実施形態では、図4、図5、図19、図22に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給するものも含む。そして、本発明は、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RWなどがある。また、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、若しくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。その他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
尚、前述した各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態を示し、印刷システムの構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、プリントサーバを用いない動作環境(PUSHモード)における印刷システムの動作の一例を概念的に示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、プリントサーバを用いる動作環境(プリントサーバモード)における印刷システムの動作の一例を概念的に示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、印刷システムにおける基本的な動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、デバイス特性とドライバ配信クライアントとを関連付ける際の管理サーバにおける動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、[デバイス特性とクライアント関連付け]メニューが選択された場合に表示されるUI画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、デバイス特性と関連付けるドライバ配信クライアントを選択するためのUI画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、第一情報保管部に予め記憶されている"ドライバ配信クライアントに関するテーブル"の一例を概念的に示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図6及び図7に示したUI画面の選択内容の確認と登録とを行うためのUI画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図6に示したUI画面の設定内容を記憶する第1のテーブルの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図6に示したUI画面の設定内容を記憶する第2のテーブルの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図6に示したUI画面の設定内容を記憶する第3のテーブルの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図6に示したUI画面の設定内容を記憶する第4のテーブルの例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図7に示したUI画面の設定内容を記憶するテーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、デバイス特性とドライバ配信クライアントとを関連付けて記憶するテーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、[デバイス特性とプリントサーバ関連付け]メニューが選択された場合に表示されるUI画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、デバイス特性と関連付けるプリントサーバ5000を選択するためのUI画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図16及び図17に示したUI画面の選択内容の確認と登録とを行うためのUI画面の一例を示す。 本発明の第1の実施形態を示し、ドライバ配信クライアントからデバイスへの印刷に関する動作環境モードであるかを設定する際の管理サーバ1000における動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、[動作環境モード]メニューが選択された場合に表示されるUI画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、動作環境モードの情報を記憶するためのテーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、印刷システムにおける詳細な動作の一例を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、図22−1に続くフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、図22−1に続くフローチャートである。 本発明の第1の実施形態を示し、デバイス特性情報を記憶するためのテーブルの一例を概念的に示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、ドライバの情報を記憶するためのテーブルの一例を概念的に示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、デバイスとドライバとを関連付けて記憶するためのテーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、[動作環境モード]メニューが選択された場合に表示されるUI画面の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態を示し、動作環境モードの情報を記憶するためのテーブルの一例を示す図である。
符号の説明
1000 管理サーバ
2000 デバイス
3000 管理者クライアント
4000 ドライバ配信クライアント
5000 プリントサーバ
6000 通信回線

Claims (13)

  1. ネットワークに接続されたデバイスから、1対1接続の探索プロトコルに従ってユニキャストで送信されたネットワーク参加メッセージを受信する受信手段と、
    前記ネットワークに接続されたクライアント端末装置からのジョブを前記デバイスで実行する際の動作環境を判定する判定手段と、
    前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスを動作させるためのドライバをインストールさせるインストール手段とを有し、
    前記判定手段により判定された動作環境が、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を直接指示する環境である場合は、前記デバイスへジョブの実行を直接指示できるように前記ドライバを前記インストール手段はインストールし、前記デバイスに接続されたプリントサーバを経由して、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を指示する環境である場合は、前記デバイスに接続されたプリントサーバを経由して、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を指示することが可能になるように前記ドライバを前記インストール手段は、インストールすることを特徴とするドライバ管理装置。
  2. 前記インストール手段は、前記判定手段により、前記動作環境が、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を直接指示する環境であると判定されると、前記クライアント端末装置に前記ドライバの全てをインストールさせ、前記判定手段により、前記動作環境が、前記デバイスに接続されたプリントサーバを経由して、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を指示する環境であると判定されると、前記プリントサーバに前記ドライバの一部をインストールさせることを特徴とする請求項1に記載のドライバ管理装置。
  3. 前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスから、そのデバイスの特性を示すデバイス特性情報を受信する第2の受信手段と、
    デバイスの特性を示すデバイス特性情報と、クライアント端末装置及びプリントサーバとの少なくとも何れか一方とを予め関連付けて記憶媒体に登録する登録手段とを有し、
    前記インストール手段は、前記第2の受信手段により受信されたデバイス特性情報に関連付けられて前記登録手段により登録されたクライアント端末装置又はプリントサーバに前記ドライバをインストールさせることを特徴とする請求項2に記載のドライバ管理装置。
  4. 前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスと、そのデバイスの特性を示すデバイス特性情報に対応したドライバとを関連付ける関連付け手段を有することを特徴とする請求項3に記載のドライバ管理装置。
  5. 前記動作環境を、ユーザによる操作に基づいて予め設定する設定手段を有し、
    前記判定手段は、前記設定手段により設定された内容に基づいて、前記ネットワークに接続されたクライアント端末装置からのジョブを、前記ネットワークに接続されたデバイスで実行する際の動作環境を判定することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のドライバ管理装置。
  6. 前記設定手段は、1つ又は複数のクライアント端末装置の単位で、前記動作環境を、ユーザによる操作に基づいて予め設定することを特徴とする請求項5に記載のドライバ管理装置。
  7. ネットワークに接続されたクライアント端末装置からのジョブをデバイスで実行する際の動作環境を判定する判定ステップと、
    前記ネットワークに接続されたデバイスから、1対1接続の探索プロトコルに従ってユニキャストで送信されたネットワーク参加メッセージが受信されると、そのネットワーク参加メッセージを送信したデバイスを動作させるためのドライバをインストールさせるインストールステップとを有し、
    前記判定ステップにより判定された動作環境が、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を直接指示する環境である場合は、前記デバイスへジョブの実行を直接指示できるように前記ドライバを前記インストールステップはインストールし、前記デバイスに接続されたプリントサーバを経由して、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を指示する環境である場合は、前記デバイスに接続されたプリントサーバを経由して、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を指示することが可能になるように前記ドライバを前記インストールステップはインストールすることを特徴とするドライバ管理方法。
  8. 前記インストールステップは、前記判定ステップにより、前記動作環境が、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を直接指示する環境であると判定されると、前記クライアント端末装置に前記ドライバの全てをインストールさせ、前記判定ステップにより、前記動作環境が、前記デバイスに接続されたプリントサーバを経由して、前記クライアント端末装置から前記デバイスへジョブの実行を指示する環境であると判定されると、前記プリントサーバに前記ドライバの一部をインストールさせることを特徴とする請求項7に記載のドライバ管理方法。
  9. デバイスの特性を示すデバイス特性情報と、クライアント端末装置及びプリントサーバとの少なくとも何れか一方とを予め関連付けて記憶媒体に登録する登録ステップを有し、
    前記インストールステップは、前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスから、そのデバイスの特性を示すデバイス特性情報が受信されると、そのデバイス特性情報に関連付けられて前記登録ステップにより登録されたクライアント端末装置又はプリントサーバに前記ドライバをインストールさせることを特徴とする請求項8に記載のドライバ管理方法。
  10. 前記ネットワーク参加メッセージを送信したデバイスと、そのデバイスの特性を示すデバイス特性情報に対応したドライバとを関連付ける関連付けステップを有することを特徴とする請求項9に記載のドライバ管理方法。
  11. 前記動作環境を、ユーザによる操作に基づいて予め設定する設定ステップを有し、
    前記判定ステップは、前記設定ステップにより設定された内容に基づいて、前記ネットワークに接続されたクライアント端末装置からのジョブを、前記ネットワークに接続されたデバイスで実行する際の動作環境を判定することを特徴とする請求項7〜10の何れか1項に記載のドライバ管理方法。
  12. 前記設定ステップは、1つ又は複数のクライアント端末装置の単位で、前記動作環境を、ユーザによる操作に基づいて予め設定することを特徴とする請求項11に記載のドライバ管理方法。
  13. 請求項7〜12の何れか1項に記載のドライバ管理方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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