JP2011008386A - 情報処理システム、周辺機器、プログラム - Google Patents

情報処理システム、周辺機器、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】周辺機器を制御するためのドライバを必要とする特定の情報処理装置に対して、容易にドライバをインストールさせることができる技術を提供する。
【解決手段】PCにおいて赤外線通信のセッションが開始され、プリンタに対してPCIDが送信される。PCIDを受信したプリンタでは、該当のPCが通信相手として特定され、その応答としてプリンタIDを送信する。つづいて、プリンタからPCへプリンタのモデル名が送信される。モデル名を受信したPCでは、そのモデル名に該当のプリンタに対応するドライバの有無が判断され、その判断結果がプリンタへ送信される。PCから送信された判断結果に基づき、PCがプリンタのドライバを保有していない場合、プリンタからドライバ本体、あるいは外部からドライバを取得するために必要な情報(URL等)がPCへ送信される。ドライバを取得したPCは、これをインストールする。
【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理装置が周辺機器を制御するために用いるドライバの取得方法に関する。
特許文献1には、印刷装置が、ネットワークを介して接続されたコンピュータ端末装置を特定し、その特定したコンピュータ端末装置に自印刷装置を制御するためのドライバを送信し、コンピュータ端末装置にインストールさせる技術が開示されている。この特許文献1では、印刷装置が、ネットワーク上の不特定の多数の機器に対してブロードキャストでデータを送信し、その返答としてネットワーク上の各コンピュータ端末装置のIPアドレス取得することで、プリンタドライバを送信する対象となるコンピュータ端末装置を特定することが記載されている。
特開2007−249351
しかしながら、特許文献1に記載の発明では、ネットワーク上の全てのコンピュータ端末装置のIPアドレスを取得し、それを元にプリンタドライバを配信するので、プリンタドライバを必要とするコンピュータ端末装置のみならず、プリンタドライバを必要としないコンピュータ端末装置に対してもプリンタドライバを送信してしまうという問題がある。このような問題は、ネットワーク上の不特定多数のコンピュータ端末装置を対象にプリンタドライバを送信することに起因する。また、このような問題は、印刷装置のみならず、コンピュータ端末装置等のいわゆる情報処理装置によって制御される様々な周辺機器においても同様に起こり得るものである。
本発明は、上記問題を解決するためになされており、周辺機器を制御するためのドライバを必要とする特定の情報処理装置に対して、容易にドライバをインストールさせることができる技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1に記載の情報処理システムは、情報処理装置と、自周辺機器に対応するドライバを備えた情報処理装置から制御可能な周辺機器とからなる。情報処理装置は、第1の通信手段と、型式情報取得手段と、判断手段と、ドライバ情報取得手段と、インストール手段とを備える。第1の通信手段は、周辺機器との間で赤外線通信を行うためものである。型式情報取得手段は、第1の通信手段を介して周辺機器からその周辺機器の型式情報を取得する。判断手段は、型式情報取得手段により取得した型式情報に該当の周辺機器を制御可能なドライバを自情報処理装置が記憶しているか否かを判断する。ドライバ情報取得手段は、判断手段によりドライバを記憶していないと判断した場合、周辺機器を制御するためのドライバをインストールするのに用いるドライバ情報を、第1の通信手段を介して周辺機器から取得する。インストール手段は、ドライバ情報取得手段により取得したドライバ情報を用いて、周辺機器を制御するためのドライバを自情報処理装置にインストールする。
周辺機器は、記憶手段と、第2の通信手段と、型式情報送信手段と、ドライバ情報送信手段とを備える。記憶手段は、自周辺機器を制御するためのドライバを情報処理装置がインストールするのに用いるドライバ情報を記憶する。第2の通信手段は、情報処理装置との間で赤外線通信を行うためのものである。型式情報送信手段は、第2の通信手段を介して自周辺機器の型式情報を情報処理装置へ送信する。ドライバ情報送信手段は、型式情報送信手段により型式情報を送信した相手であって自周辺機器を制御可能なドライバを記憶していない情報処理装置に対して、記憶手段に記憶されているドライバ情報を、第2の通信手段を介して送信する。
なお、ここでいう「型式情報」とは、例えば、周辺機器の型式番号やモデル名等といった、周辺機器の制御に使用されるドライバを特定可能な情報であればよく、必ずしも周辺機器の個体を識別可能な情報でなくともよい。また、「ドライバ情報」とは、情報処理装置にインストールするドライバそのものであってもよいし、外部装置からネットワーク経由でドライバを取得するための取得先のアドレスを示す情報であってもよい。後者の場合、周辺機器から取得したドライバ情報に基づいてドライバ取得先へアクセスし、そこからドライバをダウンロードするといった構成にすればよい。
このように構成された情報処理システムによれば、ドライバをインストールさせる情報処理装置を赤外線通信によって特定することで、従来技術のように不特定多数の情報処理装置に対してドライバを送信することがない。また、赤外線通信は通信可能範囲が狭く、ドライバを取得できる情報処理装置は周辺機器の付近にあるものに自ずと限定される。これは、情報処理装置の側に周辺機器があれば、その周辺機器を利用する可能性が高く、情報処理装置が周辺機器のドライバを必要とする可能性が高いとの観点から、ドライバをインストールさせる情報処理装置を赤外線通信によって特定するという構成を採用したためである。これにより、周辺機器付近のドライバを必要とする情報処理装置に対して容易にドライバをインストールさせることができる。
本発明の構成によれば、会議室等にユーザが外部の情報処理装置(例えば、ノート型パソコン)を持ち込み、その会議室に備え付けの周辺機器(例えば、プリンタ)を利用するといった状況を想定した場合、会議室内に持ち込んだ情報処理装置で現地の周辺機器のドライバを容易に取得できるという点で、特に顕著な効果が見込まれる。
ところで、赤外線通信は、一般的に通信速度が遅く、サイズの大きなデータを送受信するのには時間がかかるため不向きであるとされる。そのため、赤外線通信よりも通信速度の速い別の通信方法で情報処理装置がドライバを取得できるのであれば、そちらの通信方法でドライバを取得するのが望ましい。そこで、請求項2に記載のように構成するとよい。すなわち、情報処理装置において、ドライバ情報取得手段は、自情報処理装置がインターネットに接続している場合、周辺機器からドライバ情報を取得する代わりに、周辺機器の型式情報からインターネット上のドライバの取得先サイトを特定し、その特定した取得先サイトからドライバ情報として周辺機器を制御するためのドライバをインターネット経由で取得する。
情報処理装置をインターネットに接続する際に用いられる通信方法は、有線通信であるにしろ無線通信であるにしろ、一般的には赤外線通信よりも通信速度が速い。また、インターネット上のサイトによって周辺機器のドライバを配布するサービスも広く普及している。そこで、情報処理装置がインターネットに接続していることを条件に、インターネット経由でドライバを取得することで、赤外線通信によって送受信するデータ量を低減でき、それにより、ドライバの取得にかかる時間が低減される。
あるいは、請求項3に記載のように、情報処理装置がインターネットに接続していることを条件に、周辺機器側からインターネット上のドライバの取得先サイトのURLを送信するように構成してもよい。このようにすることで、情報処理装置がインターネットに接続している場合、インターネット経由でドライバを取得できるようになるので、ドライバの取得にかかる時間を大幅に低減できる。また、プログラムであるドライバ自体よりもドライバ取得先のURLの方が圧倒的にデータサイズが小さいので、赤外線通信によってドライバ取得先のURLを送受信するだけならば通信時間は大して問題にならない。また、周辺機器側からドライバ取得先のURLを情報処理装置へ通知することで、情報処理装置側でドライバ取得先を確実に特定できる。
つぎに、請求項4に記載の情報処理システムは以下のような特徴を有する。情報処理装置において、判断手段は、型式情報に該当の周辺機器専用のドライバを記憶していないと判断した場合、専用のドライバと互換性のある汎用のドライバを記憶しているか否かを判断する。そして、判断手段により汎用ドライバを記憶していると判断した場合、ドライバ情報取得手段によるドライバ情報の取得を行わず、汎用ドライバを周辺機器の制御に用いるドライバとして設定する。このようにすることで、ある周辺機器に専用のドライバがインストールされていない状況であっても、その周辺機器と互換性のある汎用のドライバがインストールされていれば、その周辺機器のドライバを改めてインストールすることがないため、ドライバの取得やインストールにかかる時間や、情報処理装置の記憶資源を節約できる。
ところで、情報処理装置が周辺機器のドライバを取得できたとしても、その周辺機器を利用するためには、様々な設定をユーザが行う必要がある。例えば、情報処理装置と周辺機器とがLAN等のネットワークを介して接続されている場合、情報処理装置側のポート番号に周辺機器のIPアドレスをユーザ自らが設定する、といった具合である。会議室等にノート型パソコンを持ち込んで、現地のプリンタを使用するといった利用形態を想定した場合、現地のプリンタを使用する度にこのような作業をするのは煩雑である。
そこで、請求項5に記載のようにするとよい。すなわち、周辺機器では、自周辺機器のIPアドレスを第2の通信手段を介して情報処理装置へ送信するアドレス送信手段を更に備える。そして、情報処理装置では、第1の通信手段を介して周辺機器のIPアドレスを受信するアドレス受信手段と、自情報処理装置が周辺機器とネットワーク接続されている場合、周辺機器との間で制御データをネットワーク経由で送受信するのに用いるポートにアドレス受信手段により受信したIPアドレスを指定するポート指定手段を更に備える。このようにすることで、情報処理装置のユーザが、近くの周辺機器について自らIPアドレスを調べたりポート番号を指定することなく、その周辺機器を情報処理装置で利用可能な状態にすることができるので便利である。
つぎに、請求項6に記載の情報処理システムは以下のような特徴を有する。周辺機器では、過去に情報処理装置により自周辺機器が制御されたときに適用された制御設定と、その制御元の情報処理装置の識別情報とを対応付けて記憶する制御設定記憶手段と、第2の通信手段を介して情報処理装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、識別情報取得手段により取得した識別情報に該当する制御設定が制御設定記憶手段に記憶されている場合、該当の制御設定を第2の通信手段を介して情報処理装置へ送信する制御設定送信手段とを更に備える。一方、情報処理装置では、第1の通信手段を介して自情報処理装置の識別情報を周辺機器へ送信する識別情報送信手段と、第1の通信手段を介して周辺機器から制御設定を受信する制御設定受信手段と、制御設定受信手段により受信した制御設定を、周辺機器を制御する際に用いるドライバに適用する制御設定反映手段とを更に備える。
このようにすることで、ある情報処理装置で過去に周辺機器を利用したときに適用した制御設定を、次にその情報処理装置で同じ周辺機器を使用する際に適用できるので、改めて制御設定をし直すのにかかる手間や時間を低減できる。
あるいは、請求項7に記載のように、周辺機器において、制御設定送信手段は、識別情報に該当する制御設定が制御設定記憶手段に記憶されている場合、その制御設定が情報処理装置による自周辺機器の制御に用いられるドライバに適合するものであるときには、その制御設定を情報処理装置へ送信する一方、適合しないものであるときには、そのドライバに適合する別の制御設定を情報処理装置へ送信するように構成してもよい。このようにすることで、情報処理装置が保有するドライバの種類(専用か汎用か)に適合する制御設定が自動的に情報処理装置に適用されるので、周辺機器を使用する際に改めて制御設定をし直すのにかかる手間や時間を低減できる。
つぎに、請求項8に記載の周辺機器は、請求項1に記載の情報処理システムを構成する周辺機器に相当する。このように構成された周辺機器によれば、請求項1に記載の情報処理システムについて記載した効果と同様の効果を得られる。
なお、本発明は、情報処理装置から制御可能な周辺機器、あるいは、周辺機器を制御可能な情報処理装置で実行される制御するプログラム、該プログラムを記憶する記憶媒体等、種々の態様で実現することもできる(請求項9,10)。
実施形態の印刷システムの概略構成を示すブロック図である。 プリンタ2の不揮発性メモリ23に格納されている情報を示す説明図である。 PC1−プリンタ2間の赤外線通信の手順を示すラダーチャートである。 PC1が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 プリンタ2が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
[印刷システムの構成の説明]
本発明の一実施形態である印刷システムは、図1に示すように、特許請求の範囲における情報処理装置に相当するパーソナルコンピュータ(以下、PC)1a,1bと、特許請求の範囲における周辺機器に相当するプリンタ2とを備える。なお、PC1a,1bは、LAN100やプリンタ2との接続状態がそれぞれ異なるのみで実質同等のものであり、以下の説明において両者を特に区別しない場合は、単にPC1と表記する。
PC1は、周知のコンピュータ装置と同様の構成を有し、CPU10、ROM11、RAM12、ハードディスクドライブ(以下、HDD)13、表示部14、操作部15、LAN通信部16、及び赤外線通信部17等を備える。
CPU10は、ROM11に記憶されたプログラムやデータに従って各種演算を実行する装置であり、プリンタ2等の周辺機器に対応したドライバプログラム(以下、ドライバ)を実行することで、その周辺機器を制御できる。例えば、プリンタ2に対応するプリンタドライバプログラム(以下、ドライバ)が予めインストールされていれば、このドライバをドキュメントの印刷時に用いるドライバとして設定することで、このドライバを用いてプリンタ2でドキュメントの印刷を実行できる。
ROM11は、PC1の電源を切っても記憶内容を保持する記憶装置で、IPLやBIOSといった一部のプログラムや読み出し専用のデータ等を記憶している。RAM12は、CPU10のメインメモリとして利用される記憶装置である。このRAM12には、CPU10で実行される各種プログラムがROM11やHDD13から読み込まれ、また、CPU10による各種演算の結果や各種データも記憶される。
HDD13は、OSやアプリケーションプログラム、ドライバ、各種データファイルを保存しておくための補助記憶装置である。なお、プリンタ2を制御するためのドライバをPC1が外部から取得した場合、このHDD13にインストールされる。表示部14は、液晶ディスプレイ等で構成されており、各種情報を表示する。操作部15は、マウス等のポインティングデバイスやキーボードにより構成されており、ユーザによる操作に応じた指令をCPU10へ入力する。
LAN通信部16は、PC1をネットワークに接続するための通信インタフェースである。なお、図1においては、PC1a,1bのうちPC1aのみがLAN通信部16を介してLAN100に接続されており、LAN100を通じてPC1aとプリンタ2とがネットワーク接続されると共に、インターネット200へ接続されている状態を示している。赤外線通信部17は、プリンタ2との間で赤外線通信を行うための通信インタフェースであり、例えばIrDA(登録商標)規格等に準拠した通信インタフェースが用いられる。
プリンタ2は、PC1から送信される印刷データに基づいて印刷用紙に画像を印刷する周辺機器であり、CPU20、ROM21、RAM22、不揮発性メモリ23、印刷部24、操作部25、LAN通信部26及び赤外線通信部27等を備えている。
CPU20は、ROM21や不揮発性メモリ23に記憶されたプログラムやデータに従って各種演算を実行する装置であり、上述の画像印刷に係る演算処理はこのCPU20によって実行される。ROM21は、プリンタ2の電源を切っても記憶内容を保持する記憶装置で、プリンタ2の作動用のプログラムや読み出し専用のデータ等が記憶されている。RAM22は、CPU20のメインメモリとして利用される記憶装置である。このRAM22には、CPU20で実行される各種プログラムがROM21から読み込まれ、また、CPU20による各種演算の結果や各種データも記憶される。
不揮発性メモリ23は、電源を切っても記憶内容が消えない書き換え可能な半導体メモリ(例えば、フラッシュメモリ)等によって構成されており、印刷データ等の各種データを記憶する。なお、不揮発性メモリ23には、PC1対して自プリンタ2のドライバをインストールさせるのに必要な各種情報が記憶されており、図2に示すとおり、モデル名、プリンタID、専用ドライバ、ドライバ取得先サイトのアドレス、個々のPC1ごとの印刷設定情報等がこれに該当する。
このうち、モデル名はプリンタ2の型式を示す情報であり、製品の型式番号や製品名等が用いられる(特許請求の範囲における型式情報に相当)。また、プリンタIDは、プリンタ2の個体識別をするための情報であり、製品のシリアルナンバー等が用いられる。専用ドライバは、プリンタ2の制御に最適なドライバとして用意された専用のドライバであり、PC1にインストールして使用するためのものである。ドライバの取得先サイトのアドレスは、インターネット200上でドライバを配信するサービスを行うサーバ(以下、ドライバ取得先サイトと称する)においてプリンタ2に対応する専用ドライバの所在を特定するURL(Uniform Resource Locator)である。印刷設定情報は、過去に画像印刷を行ったときにドライバに適用された印刷設定の内容であり、用紙サイズ、印刷色、レイアウト、印刷部数等の設定値が、印刷要求元のPC1の識別情報(PCID)ごとに記憶されている(特許請求の範囲における制御設定に相当)。この印刷設定情報は、PC1からの印刷が行われる都度、CPU20によってPCIDごとの最新データが保存される。
図1のブロック図の説明に戻る。印刷部24は、CPU20からの制御に基づいて、例えばインクジェット方式あるいはレーザ方式等により、印刷用紙に画像を印刷する装置である。操作部25は、テンキーや文字キー、ファンクションキー等のキースイッチ群を備え、ユーザによるキー操作に応じた指令をCPU20へ入力する。LAN通信部26は、プリンタ2をネットワークに接続するための通信インタフェースであり、ネットワークアダプタ等が用いられる。なお、図1においては、プリンタ2はLAN通信部26を介してLAN100に接続することで、プリンタ2とPC1aとがネットワーク接続されている。赤外線通信部27は、PC1との間で赤外線通信を行うための通信インタフェースであり、PC1と共通の規格(例えばIrDA(登録商標)規格等)の通信インタフェースが用いられる。
[PC1がドライバを取得する際に行われる赤外線通信の概要]
上述のような印刷システムにおいて、PC1からプリンタ2を制御してドキュメントの印刷を行おうとする際、プリンタ2のドライバをPC1にインストールするために必要な情報や、印刷時に必要な各種の設定情報が、赤外線通信を介してプリンタ2からPC1へ送信される。その際にPC1とプリンタ2との間で行われる赤外線通信の概要について、図3のラダーチャートに基づいて説明する。
図3に示すとおり、まず、PC1からプリンタ2に対してPC1の識別情報(PCID)が送信される。PCIDを受信したプリンタ2では、該当のPC1が通信相手として特定され、その応答としてプリンタ2の識別情報(プリンタID)を送信する(赤外線通信のセッション開始)。つづいて、プリンタ2からPC1に対して、プリンタ2のモデル名が送信される。モデル名を受信したPC1では、そのモデル名に該当のプリンタに対応するドライバの有無が判断され、その判断結果がプリンタ2へ送信される。
PC1から送信された判断結果に基づき、PC1がプリンタ2のドライバを保有していない場合、プリンタ2からドライバ本体、あるいは外部からドライバを取得するために必要な情報(URL等)がPC1へ送信される。つづいて、プリンタ2のIPアドレスがPC1へ送信されると共に、PC1から受信したPCIDに該当の印刷設定情報がプリンタ2に保存されている場合、その印刷設定情報がプリンタ2からPC1へ送信される。PC1では、プリンタ2から受信した印刷設定情報がドライバに反映された後、赤外線通信のセッションが終了する。同じく、プリンタ2側の赤外線通信のセッションも終了する。
[PC1が実行する取得処理の説明]
つぎに、上述した一連の赤外線通信においてPC1のCPU10が実行する取得処理の手順について、図4のフローチャートに基づき説明する。この処理は、プリンタ2との赤外線通信を開始する旨の指示がPC1に入力されることによって開始される。なお、以下の説明においては、特に記述がない限りプリンタ2との間で行われる通信は赤外線通信部17を介して行う赤外線通信である。
CPU10は、まず、自PC1の識別情報(PCID)をプリンタ2へ送信し、その応答としてプリンタ2から送信されたプリンタIDを受信することで、赤外線通信のセッションを開始する(S101)。このように互いの識別情報を送受信することで、赤外線通信の通信相手が特定される。
つぎに、プリンタ2から送信されたモデル名を受信する(S102)。そして、その受信したモデル名に該当のプリンタに対応する専用ドライバがHDD13にインストールされているか否かを判定する(S103)。専用ドライバがインストールされていると判定した場合(S103:YES)、専用ドライバを保有している旨の通知をプリンタ2に対して送信し(S105)、S113の処理へ移行する。
一方、S103で専用ドライバがインストールされていないと判定した場合(S103:NO)、モデル名に該当のプリンタの制御に利用可能な汎用ドライバがインストールされているか否かを判定する(S104)。なお、ここでいう汎用ドライバとは、プリンタ2の専用ドライバと互換性を有し、この専用ドライバの代わりにプリンタ2の制御に用いることができるドライバである。ただし、汎用ドライバは、専用ドライバとの互換性があるものの、専用ドライバで提供される全ての機能がサポートされていない場合もあり、汎用ドライバをプリンタ2の制御に利用する際には利用できる機能が制限されることがある。S104で汎用ドライバがインストールされていると判定した場合(S104:YES)、汎用ドライバを保有している旨の通知をプリンタ2に対して送信し(S105)、S113の処理へ移行する。
一方、S104で汎用ドライバがインストールされていないと判定した場合(S104:NO)、自PC1がインターネットに接続されているか否かを判定する(S106)。インターネットに接続されていない場合(図1の事例ではPC1bが該当)、S106の分岐をNOへ進み、ドライバを保有していない旨、及びインターネット非接続である旨の通知をプリンタ2へ送信する(S107)。そして、プリンタ2から専用ドライバを受信し(S108)、その受信した専用ドライバをHDD13へインストールする(S112)。インストール後、S113へ移行する。
一方、S106でインターネットに接続されていると判定した場合(図1の事例ではPC1aが該当)、S106の分岐をYESへ進み、ドライバを保有していない旨、及びインターネット接続されている旨の通知をプリンタ2へ送信する(S109)。そして、S102において受信したプリンタ2のモデル名に基づいて、当該プリンタ2の専用ドライバの取得先サイトのアドレス(URL)を特定する(S110)。具体的には、複数機種のプリンタにそれぞれ対応した専用ドライバの取得先アドレスを各プリンタのモデル名に対応付けて記録したアドレスリストをPC1のHDD13に予め格納しておき、そのアドレスリストを参照してS102で受信したモデル名に該当する取得先アドレスを特定すればよい。つぎに、LAN通信部16を介して、取得先アドレスで指定されるインターネット上のドライバ取得先サイトへアクセスし、プリンタ2の専用ドライバを取得する(S111)。専用ドライバの取得後、これをHDD13へインストールし(S112)、S113へ移行する。
S113では、プリンタ2から当該プリンタ2のIPアドレスを受信する(S113)。そして、自PC1とプリンタ2とがネットワーク接続されているか否かを判定する(S114)。自PC1とプリンタ2とがネットワーク接続されている場合(図1の事例ではPC1aが該当)、S114の分岐をYESへ進み、プリンタ2で印刷を行う際に使用するポートにS113で受信したプリンタ2のIPアドレスを指定して(S115)、S116へ移行する。一方、自PC1とプリンタ2とがネットワーク接続されていない場合(図1の事例ではPC1bが該当)、S114の分岐をNOへ進み、S116へ移行する。
S116では、プリンタ2を「通常使うプリンタ」に設定する。すなわち、ユーザからドキュメントの印刷が指示された際、ユーザが特に指定しない場合にデフォルトで印刷に使うドライバとして、インストール済みのプリンタ2のドライバを指定する。そして、プリンタ2から印刷設定情報を受信し(S117)、受信した印刷設定情報の設定内容をプリンタ2の制御に用いるドライバに反映する(S118)。その後、プリンタ2との赤外線通信のセッションを終了し(S119)、取得処理を終了する。
[プリンタ2が実行する送信処理の説明]
つぎに、上述した一連の赤外線通信においてプリンタ2のCPU20が実行する送信処理の手順について、図5のフローチャートに基づき説明する。この処理は、PC1から赤外線通信によりPCIDを受信することで開始される。なお、以下の説明においては、特に記述が無い限りPC1との間で行われる通信は赤外線通信部27を介して行う赤外線通信である。
CPU20は、まず、PC1からPC1の識別情報であるPCIDを受信し、その送信元のPC1に対して不揮発性メモリ23に記憶されているプリンタIDを送信することで、赤外線通信のセッションを開始する(S201)。このように互いの識別情報を送受信することで、赤外線通信の通信相手が特定される。つぎに、不揮発性メモリ23に記憶されている自プリンタ2のモデル名をPC1へ送信する(S202)。
そして、PC1から送信されてくる通知を受信する(S203)。ここで受信する通知は、PC1で実行される取得処理(図4参照)のS105,S107,S109の何れかにおいて送信されるものである。PC1から受信した通知に基づき、PC1が自プリンタ2に対応する専用ドライバ又は汎用ドライバを保有しているか否かを判定する(S204)。PC1が専用ドライバ又は汎用ドライバを保有している場合(S204:YES)、すなわち、PC1から専用ドライバ又は汎用ドライバを保有している旨の通知を受信している場合、S207の処理へ移行する。
一方、PC1が専用ドライバ又は汎用ドライバの何れも保有していない場合(S204:NO)、PC1がインターネット接続されているか否かを判定する(S205)。PC1がインターネット接続されている場合(S205:YES)、すなわち、PC1からインターネット接続である旨の通知を受信している場合、S207の処理へ移行する。一方、PC1がインターネットに接続されていない場合(S205:NO)、すなわち、PC1からインターネット非接続である旨の通知を受信している場合、不揮発性メモリ23に記憶されている専用ドライバをPC1へ送信する(S206)。
つぎに、S207では、自プリンタ2のIPアドレスをPC1へ送信する(S207)。そして、S201で受信したPCIDに基づいて不揮発性メモリ23に記憶している印刷設定情報を参照し、受信したPCIDに該当する印刷設定情報を保有しているか否かを判定する(S208)。PC1に該当の印刷設定情報を保有していると判定した場合(SS208:YES)、その保有するPC1の印刷設定情報が印刷に使用されるドライバ(すなわち、PC1が保有するドライバ)に適用可能なものであるか否かを判定する(S209)。例えば、PC1がプリンタ2に対応する専用ドライバを保有している場合、保有する印刷設定情報で指定される機能が全てサポートされていると考えられるが、汎用ドライバの場合、保有する印刷設定情報で指定される機能が全てサポートされているとは限らない。そのため、PC1が保有するドライバの種類に応じて、保有する印刷設定情報の適用の可否を判断すればよい。
保有するPC1の印刷設定情報が印刷に使用されるドライバに適用可能であると判定した場合(S209:YES)、その印刷設定情報をPC1へ送信する(S210)。一方、保有するPC1の印刷情報が適用不可能であると判定した場合(S209:NO)、印刷に使用されるドライバに適用できる設定内容の別の印刷設定情報をPC1へ送信する(S211)。後者の場合、保有する印刷設定情報の代わりにデフォルトの設定内容を印刷設定情報として送信する構成でもよいし、保有する印刷設定情報のうち適用不可能な部分のみを修正した印刷設定情報を送信する構成でもよい。
S210又はS211で印刷設定情報を送信した後、あるいは、S208でPC1のPCIDに該当する印刷設定情報を保有していないと判定した場合(S208:NO)、PC1との赤外線通信のセッションを終了し(S212)、送信処理を終了する。
[印刷システムの構成と特許請求の範囲に記載の構成との対応について]
以上、実施形態の印刷システムについて説明したが、ここで実施形態の印刷システムの構成と特許請求の範囲に記載の構成との対応について説明する。
実施形態におけるPC1の赤外線通信部17が、特許請求の範囲における第1の通信手段に相当する。また、PC1のCPU10が、型式情報取得手段、判断手段、ドライバ情報取得手段、インストール手段、ドライバ設定手段、アドレス受信手段、ポート指定手段、識別情報送信手段、制御設定受信手段、及び、制御設定反映手段に相当する。
一方、実施形態におけるプリンタ2の赤外線通信部27が、特許請求の範囲における第2の通信手段に相当する。また、プリンタ2の不揮発性メモリ23が、記憶手段及び制御設定記憶手段に相当する。また、プリンタ2のCPU20が、型式情報送信手段、ドライバ情報送信手段、アドレス送信手段、識別情報取得手段、及び、制御設定送信手段に相当する。
[効果]
(a)プリンタ2のドライバをインストールさせる対象となるPC1を赤外線通信によって特定することで、従来技術のように不特定多数の情報処理装置に対してドライバを送信することがない。
(b)赤外線通信は通信可能範囲が狭く、ドライバを取得できるPC1はプリンタ2付近にあるものに自ずと限定される。これは、PC1の側にプリンタ2があれば、そのプリンタ2を利用する可能性が高く、PC1がプリンタ2のドライバを必要とする可能性が高いとの観点から、ドライバをインストールさせる対象となるPC1を赤外線通信によって特定するという構成を敢えて採用したためである。これにより、プリンタ2付近のドライバを必要とするPC1に対して容易にドライバをインストールさせることができる。特に、会議室等にユーザがノート型パソコンを持ち込み、その会議室に備え付けのプリンタを利用するといった状況を想定した場合、会議室内に持ち込んだノート型パソコンで現地のプリンタのドライバを容易に取得できるという点で、顕著な効果が見込まれる。
(c)PC1がインターネットに接続していることを条件に、PC1がインターネット経由でドライバを取得することで、赤外線通信によって送受信するデータ量を低減でき、それにより、ドライバの取得にかかる時間が低減される。
(d)プリンタ2の専用のドライバがPC1にインストールされていなくても、プリンタ2と互換性のある汎用のドライバがインストールされていれば、PC1がプリンタ2の専用ドライバを改めて取得することはしないため、ドライバの取得やインストールにかかる時間や、PC1の記憶資源を節約できる。
(e)PC1とプリンタ2とがネットワーク接続していることを条件に、PC1の印刷用ポートにプリンタ2のIPアドレスを自動的に設定することで、PC1のユーザがプリンタ2について自らIPアドレスを調べたりポート番号を指定することなく、プリンタ2をPC1で利用可能な状態にすることができるので便利である。
(f)プリンタ2で過去に実施された印刷において適用された印刷設定を印刷要求元のPC1と対応付けて記憶しておき、その印刷設定情報を該当のPC1へ送信する。このようにすることで、次に同じPC1でプリンタ2を使用する際に前回適用した印刷設定をそのまま適用できるので、改めて印刷設定をし直すのにかかる手間や時間を低減できる。
(g)プリンタ2が保有するPC1の印刷設定情報が、PC1での印刷に使用されるドライバに適用できないものであるときには、そのドライバに適合する内容の別の印刷制御設定を送信する。このようにすることで、PC1が保有するドライバの種類(専用か汎用か)に関わらず、使用可能な印刷設定が自動的にPC1のドライバに適用されるので、ユーザが改めて印刷設定をし直すのにかかる手間や時間を低減できる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
(1)上記実施形態においては、本発明の周辺機器に相当する装置としてプリンタを採用した事例について説明したが、これに限らず、PC1に対応するドライバをインストールすることでPC1からの制御可能になる複写機、イメージスキャナ、ファクシミリ、あるいはこれらの複数の機能を併せ持つ複合機等、様々な周辺機器に対して本発明を適用可能である。
(2)上記実施形態においては、PC1がプリンタ2のドライバを保有していない場合、インターネットに接続していることを条件に、プリンタのモデル名に基づいてPC1自らドライバ取得先サイトを特定し、インターネット経由でドライバを取得する構成を採用した。このような構成の代わりに、PC1がインターネットに接続していることを条件に、プリンタ2がドライバ取得先サイトのURLをPC1に対して通知し、PC1はその通知されたURLに基づいてインターネット経由でドライバを取得するような構成であってもよい。より具体的には、まず、プリンタ2が実行する送信処理(図5参照)において、S205の分岐で肯定判定をした後、不揮発性メモリ23に記憶しているドライバ取得先サイトのアドレス(URL)をPC1へ送信する。一方、PC1が実行する取得処理(図4参照)において、S110の処理に代えて、プリンタ2からドライバ取得先サイトのアドレスを受信し、そのアドレスで指定されるドライバ取得先サイトへアクセスしドライバを取得すればよい。
1a,1b…パーソナルコンピュータ(PC)、10…CPU、11…ROM、12…RAM、13…ハードディスクドライブ(HDD)、14…表示部、15…操作部、16…LAN通信部、17…赤外線通信部、2…プリンタ、20…CPU、21…ROM、22…RAM、23…不揮発性メモリ、24…印刷部、25…操作部、26…LAN通信部、27…赤外線通信部、100…LAN、200…インターネット。

Claims (10)

  1. 情報処理装置と、自周辺機器に対応するドライバを備えた情報処理装置から制御可能な周辺機器とからなる情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記周辺機器との間で赤外線通信を行うための第1の通信手段と、
    前記第1の通信手段を介して前記周辺機器からその周辺機器の型式情報を取得する型式情報取得手段と、
    前記型式情報取得手段により取得した型式情報に該当の周辺機器を制御可能なドライバを自情報処理装置が記憶しているか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記ドライバを記憶していないと判断した場合、前記周辺機器を制御するためのドライバをインストールするのに用いるドライバ情報を、前記第1の通信手段を介して前記周辺機器から取得するドライバ情報取得手段と、
    前記ドライバ情報取得手段により取得したドライバ情報を用いて、前記周辺機器を制御するためのドライバを自情報処理装置にインストールするインストール手段とを備え、
    前記周辺機器は、
    自周辺機器を制御するためのドライバを前記情報処理装置がインストールするのに用いるドライバ情報を記憶する記憶手段と、
    前記情報処理装置との間で赤外線通信を行うための第2の通信手段と、
    前記第2の通信手段を介して自周辺機器の型式情報を前記情報処理装置へ送信する型式情報送信手段と、
    前記型式情報送信手段により型式情報を送信した相手であって自周辺機器を制御可能なドライバを記憶していない前記情報処理装置に対して、前記記憶手段に記憶されているドライバ情報を、前記第2の通信手段を介して送信するドライバ情報送信手段とを備えること
    を特徴とする情報処理システム。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置では、
    前記ドライバ情報取得手段は、自情報処理装置がインターネットに接続している場合、前記周辺機器から前記ドライバ情報を取得する代わりに、前記周辺機器の型式情報からインターネット上のドライバの取得先サイトを特定し、その特定した取得先サイトから前記ドライバ情報として前記周辺機器を制御するためのドライバをインターネット経由で取得すること
    を特徴とする情報処理システム。
  3. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記周辺機器では、
    前記記憶手段は、前記ドライバ情報として、自周辺機器を制御するためのドライバと、インターネット上のドライバの取得先サイトのURLとを記憶しており、
    前記ドライバ情報送信手段は、前記ドライバ情報の送信対象の情報処理装置がインターネットに接続されている場合、インターネット上のドライバの取得先サイトのURLを前記ドライバ情報として送信する一方、インターネットに接続されていない場合、自周辺機器を制御するためのドライバを前記ドライバ情報として送信し、
    前記情報処理装置では、
    前記ドライバ情報取得手段は、自情報処理装置がインターネットに接続している場合、前記ドライバ情報としてインターネット上のドライバの取得先サイトのURLを取得し、その取得したURLが示す取得先サイトからインターネット経由で前記周辺機器を制御するためのドライバを取得する一方、インターネットに接続していない場合、前記周辺機器から前記ドライバ情報として前記周辺機器を制御するためのドライバを取得すること
    を特徴とする情報処理システム。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置では、
    前記判断手段は、前記型式情報に該当の周辺機器専用のドライバを記憶していないと判断した場合、前記専用のドライバと互換性のある汎用のドライバを記憶しているか否かを判断し、
    前記判断手段により前記汎用ドライバを記憶していると判断した場合、前記ドライバ情報取得手段によるドライバ情報の取得を行わず、前記汎用ドライバを前記周辺機器の制御に用いるドライバとして設定するドライバ設定手段を更に備えること
    を特徴とする情報処理システム。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載の情報処理システムにおいて、
    前記周辺機器では、
    自周辺機器のIPアドレスを前記第2の通信手段を介して前記情報処理装置へ送信するアドレス送信手段を更に備え、
    前記情報処理装置では、
    前記第1の通信手段を介して前記周辺機器のIPアドレスを受信するアドレス受信手段と、
    自情報処理装置が前記周辺機器とネットワーク接続されている場合、前記周辺機器との間で制御データを前記ネットワーク経由で送受信するのに用いるポートに前記アドレス受信手段により受信したIPアドレスを指定するポート指定手段を更に備えること
    を特徴とする情報処理システム。
  6. 請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の情報処理システムにおいて、
    前記周辺機器では、
    過去に前記情報処理装置により自周辺機器が制御されたときに適用された制御設定と、その制御元の情報処理装置の識別情報とを対応付けて記憶する制御設定記憶手段と、
    前記第2の通信手段を介して前記情報処理装置の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報取得手段により取得した識別情報に該当する制御設定が前記制御設定記憶手段に記憶されている場合、該当の制御設定を前記第2の通信手段を介して前記情報処理装置へ送信する制御設定送信手段とを更に備え、
    前記情報処理装置では、
    前記第1の通信手段を介して自情報処理装置の識別情報を前記周辺機器へ送信する識別情報送信手段と、
    前記第1の通信手段を介して前記周辺機器から制御設定を受信する制御設定受信手段と、
    前記制御設定受信手段により受信した制御設定を、前記周辺機器を制御する際に用いるドライバに適用する制御設定反映手段とを更に備えること
    を特徴とする情報処理システム。
  7. 請求項6に記載の情報処理システムにおいて、
    前記周辺機器では、
    前記制御設定送信手段は、前記識別情報に該当する制御設定が前記制御設定記憶手段に記憶されている場合、その制御設定が前記情報処理装置による自周辺機器の制御に用いられるドライバに適合するものであるときには、その制御設定を前記情報処理装置へ送信する一方、適合しないものであるときには、そのドライバに適合する別の制御設定を前記情報処理装置へ送信すること
    を特徴とする情報処理システム。
  8. 自周辺機器に対応するドライバを備えた情報処理装置から制御可能な周辺機器であって、
    自周辺機器を制御するためのドライバを前記情報処理装置がインストールするのに用いるドライバ情報を記憶する記憶手段と、
    前記情報処理装置との間で赤外線通信を行うための通信手段と、
    通信手段を介して自周辺機器の型式情報を前記情報処理装置へ送信する型式情報送信手段と、
    前記型式情報送信手段により型式情報を送信した相手であって自周辺機器を制御可能なドライバを記憶していない前記情報処理装置に対して、前記記憶手段に記憶されているドライバ情報を、前記通信手段を介して送信するドライバ情報送信手段とを備えること
    を特徴とする周辺機器。
  9. 自周辺機器に対応するドライバを備えた情報処理装置から制御可能な周辺機器で実行されるプログラムであって、
    情報処理装置との間で赤外線通信を行うための通信手段を介して自周辺機器の型式情報を前記情報処理装置へ送信する型式情報送信手順と、
    前記型式情報送信手順により型式情報を送信した相手であって自周辺機器を制御可能なドライバを記憶していない前記情報処理装置に対して、自周辺機器を制御するためのドライバを前記情報処理装置がインストールするのに用いるドライバ情報を、前記通信手段を介して送信するドライバ情報送信手順とを有すること
    を特徴とするプログラム。
  10. 周辺機器に対応するドライバを備えることによりその周辺機器を制御可能な情報処理装置で実行されるプログラムであって、
    前記周辺機器との間で赤外線通信を行うための通信手段を介して前記周辺機器からその周辺機器の型式情報を取得する型式情報取得手順と、
    前記型式情報取得手順において取得した型式情報に該当の周辺機器を制御可能なドライバを自情報処理装置が記憶しているか否かを判断する判断手順と、
    前記判断手順により前記ドライバを記憶していないと判断した場合、前記通信手段を介して前記周辺機器を制御するためのドライバをインストールするのに用いるドライバ情報を前記周辺機器から取得するドライバ情報取得手順と、
    前記ドライバ情報取得手順において取得したドライバ情報を用いて、前記周辺機器を制御するためのドライバを自情報処理装置にインストールするインストール手順とを有すること
    を特徴とするプログラム。
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