JPH09282054A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH09282054A
JPH09282054A JP8096637A JP9663796A JPH09282054A JP H09282054 A JPH09282054 A JP H09282054A JP 8096637 A JP8096637 A JP 8096637A JP 9663796 A JP9663796 A JP 9663796A JP H09282054 A JPH09282054 A JP H09282054A
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Katsutoshi Harano
勝利 原野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】異なる2つ以上の入力手段からの入力により省
電力モードからの復帰を行なうことにより格段に誤操作
を軽減できる情報処理装置の提供。 【解決手段】復帰条件記憶部11は情報処理装置へのデ
ータ入力操作の相異なる予め定められた2つの入力部2
1および22からの入力到来を省電力モードから非省電
力モードへの復帰条件として記憶し、入力検出判定部1
2は省電力モード時に入力装置2から到来する入力の供
給を受け一定時間内に到来した相続く2つの入力のそれ
ぞれが復帰条件と一致していることを判定して非省電力
モードに復帰させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置に関
し、特に入力装置からの入力が一定時間以上なかった場
合に消費電力を低減させる省電力モードを有する情報処
理装置において、入力装置からの入力により通常動作モ
ード(非省電力モード)に復帰させる省電力モード制御
手段を備えた情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報処理装置において、所定の時
間、入力装置からの入力かないと、中央処理装置や記憶
装置への給電を停止し、情報処理装置全体として省電力
モードとするとともに、入力装置からの任意のイベント
の入力に応答して通常動作モード、すなわち、非省電力
モードにする省電力モード制御手段を備えた装置があ
る。
【0003】このような省電力モード制御手段は、情報
処理装置の消費電力を低減することができ、電池駆動の
ような限られた電源環境での使用を前提とする装置の連
続駆動時間を延ばすうえに、必要不可欠なものである。
【0004】このような従来の省電力モード制御手段を
備えた情報処理装置の一例の構成を示すブロック図を図
4(a)に、その動作を示す流れ図を図4(b)に示
す。
【0005】図4(a)の情報処理装置は情報処理を行
なう中央処理装置43と、中央処理装置43に任意の情
報をキー入力するキーボート入力装置42と、情報処理
に必要な種々の情報を記憶する記憶装置44と、省電力
モードを制御する省電力制御装置41とを備えている。
この図4(a)に示す情報処理装置の省電力モードから
通常動作モード(非省電力モード)に復帰する際の動作
を図4(b)の流れ図を参照して説明する。
【0006】開始状態ではキーボート入力装置42およ
び省電力制御装置41には給電されているが、中央処理
装置43および記憶装置44には電源が投入されておら
ず情報処理装置は省電力モードで動作している。省電力
制御装置41はこの省電力モードで常に一定周期でキー
ボート入力装置42からの入力を監視し(ステップ40
1)、その入力がキーボート入力装置42上のいずれか
のキーの押下によるものかどうかを判断し(ステップ4
02)、キーの押下によるものでないときには(ステッ
プ402のNO枝)、ステップ401にもどりキーが押
下されたと判断されるまで上記処理を繰り返す。
【0007】キーの押下によるものであるときには(ス
テップ402のYES枝)、中央処理装置43および記
憶装置44に電源の投入を行なって通常動作モードに復
帰する(ステップ403および404)。
【0008】上述の情報処理装置では、例えば、キーボ
ート入力装置42上にあやまって物が置かれてしまい、
使用者の意図しないキー押下があったような場合でも、
通常動作モードに復帰してしまい、無駄な電力を消費し
てしまうという問題点がある。
【0009】これを解決するために、例えば特開平5−
282080号公報に記載の技術が開示されている。
【0010】図5(a)にはその技術の構成を示すブロ
ック図、図5(b)にはその動作を示す流れ図が示して
ある。
【0011】図5(a)の情報処理装置は情報処理を行
なう中央処理装置53と、中央処理装置53に任意の情
報をキー入力するキーボード入力装置52と、情報処理
に必要な種々の情報を記憶する記憶装置54と、省電力
モードを制御する省電力制御装置51とを備えている。
図4の装置との相違は省電力制御装置51に同一イベン
トの発生回数を計数するイベントカウンタ55を備えて
ることである。この図5(a)に示す情報処理装置の省
電力モードから通常動作モード(非省電力モード)に復
帰する際の動作を図5(b)の流れ図を参照して説明す
る。
【0012】開始状態ではキーボード入力装置52およ
び省電力制御装置51には給電されているが、中央処理
装置53および記憶装置54には電源が投入さておらず
情報処理装置は省電力モードで動作している。また省電
力制御装置51にあるイベントカウンタ55はリセット
されているものとする。
【0013】省電力制御装置51はこの省電力モードで
常に一定周期でキーボード入力装置52からの入力を監
視し(ステップ501)、その入力がキーボード入力装
置52上のいずれかのキーの押下によるものかどうかを
判断し(ステップ502)、キーの押下によるものでな
いときには(ステップ502のNO枝)、ステップ50
1にもどりキーが押下されたと判断されるまで上記処理
を繰り返す。
【0014】ステップ502でキーが押下されたと判断
されると(ステップ502のYES枝)、相続くキーの
押下があるかどうかが判断され(ステップ504)、な
いときには(ステップ504のNO枝)、ステップ51
1以下の処理が行なわれ中央処理装置53および記憶装
置54に電源の投入を行なって通常動作モードに復帰す
る。
【0015】相続くキーの押下があった場合には(ステ
ップ504のYES枝)、直前に押下されたキーと同一
キーの押下であるかどうかが判断され(ステップ50
5)、同一キーの押下でない場合には(ステップ505
のNO枝)、やはり、ステップ511以下の処理が行な
われ中央処理装置53および記憶装置54に電源の投入
を行なって通常動作モードに復帰する。
【0016】同一キーの押下である場合には(ステップ
505のYES枝)、イベントカウンタ55を+1して
(ステップ506)、イベントカウンタ55の計数値が
所定値を超えないときには(ステップ507のNO
枝)、同一キーの押下の続く限りステップ503から5
07のNO枝のループを繰り返す。その間、一定期間内
(イベントカウンタ55の計数値が所定値を超えない期
間内)にキーの押下がなくなった場合(ステップ504
のN0枝)や直前に押下されたキーと異なるキーの押下
があった場合に限り(ステップ505のNO枝)、ステ
ップ511以下の処理が行なわれ中央処理装置53およ
び記憶装置54に電源の投入を行なって通常動作モード
に復帰する。
【0017】イベントカウンタ55の計数値が所定値を
超えた場合には(ステップ507のYES枝)、キーの
押下の続く限りステップ508から509のYES枝の
ループを繰り返し、この場合には通常動作モードへの復
帰は行なわれず、キー押下がなくなった時点で(ステッ
プ509のNO枝)イベントカウンタ55はリセットさ
れて(ステップ510)、待機状態に入りステップ50
1に戻る。
【0018】すなわち、この技術では、同一キーの押下
の続く限り、省電力モードが継続され、その一定期間内
に、キーの押下がなくなった場合(ステップ504のN
0枝)や直前に押下されたキーと異なるキーの押下があ
った場合に限り(ステップ505のNO枝)、ステップ
511以下の処理が行なわれ中央処理装置53および記
憶装置54に電源の投入を行なって通常動作モードに復
帰するので、あやまって物が置かれてしまい、使用者の
意図しないキー押下があったような場合でも、通常動作
モードに復帰してしまい、無駄な電力を消費してしまう
という欠点が解消されている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の省電力
制御手段を有する情報処理装置は、誤ってキーの押下状
態が継続してあった場合には通常動作モートへの復帰は
防止できるが、誤ってキーボード入力装置のキーを押下
してしまった場合のように、オペレータが意図しない入
力装置からの入力があった場合には情報処理装置は省電
力モードから通常動作モードへ復帰してしまい、無駄な
電力を消費してしまうという問題点がある。
【0020】本発明の目的は、異なる2つ以上の入力手
段からの入力により省電力モードから通常動作モードへ
復帰させることにより格段に省電力制御手段の誤操作に
よる無駄な電力消費を軽減できる情報処理装置を提供す
ることにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】第1の発明の情報処理装
置は、入力が第1の一定時間以上ないときに消費電力を
低減させる省電力モードを有する情報処理装置におい
て、それぞれ前記情報処理装置へのデータ入力操作の異
なる複数の入力手段と、相異なる予め定められた2つ以
上の前記入力手段からの入力到来を前記省電力モードか
ら非省電力モードへの復帰条件として記憶する復帰条件
記憶手段と、前記省電力モード時に前記複数の入力手段
から到来する入力の供給を受け第2の一定時間内に到来
した相続く入力のそれぞれが互いに異なる前記入力手段
から供給されかつ前記復帰条件に一致していることを判
定して非省電力モードに復帰させる入力検出判定手段と
を含んで構成されている。
【0022】第2の発明の情報処理装置は、第1の発明
の情報処理装置において、入力検出判定手段は到来した
相続く入力の入力順序が予め定められた入力到来順序に
一致していることを判定に含めることを特徴としてい
る。
【0023】第3の発明の情報処理装置は、第1または
第2の発明の情報処理装置において、復帰条件記憶手段
への復帰条件の登録および更新を行なう復帰条件登録手
段を含んで構成されている。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0025】図1は本発明の情報処理装置の一実施の形
態を示すブロック図である。
【0026】本実施の形態の情報処理装置は、図1に示
すように、情報処理を行なう中央処理装置3と、中央処
理装置3に任意の情報を入力する入力装置2と、情報処
理に必要な種々の情報を記憶する記憶装置4と、省電力
モードを制御する省電力制御装置1とを備えている。
【0027】入力装置2は入力操作が異なる複数の入力
部、例えば3つの入力部、すなわち、A入力部21、B
入力部22およびC入力部23を有している。これらの
入力部にはキー打鍵によるキーボード、移動による移動
データやボタンのクリックによる確定信号等を入力する
マウス、また、座標データを入力するスタイラスペン等
が使用される。
【0028】省電力制御装置1は、省電力モードから通
常動作モード(非省電力モード)に復帰するための複数
の復帰条件データを記憶する復帰条件記憶部11と、復
帰条件記憶部11にその復帰条件データを登録する復帰
条件登録部13と、入力装置2からの入力を検出しこれ
と復帰条件記憶部11に格納されている復帰条件データ
とを比較して一致しているときには省電力モードから通
常動作モード(非省電力モード)に復帰させる入力検出
判定部12と、経過時間を計数するタイマ14とを含ん
で構成されている。
【0029】復帰条件データが固定でよい場合には予め
そのデータを記憶させた読み出し専用メモリROMを復
帰条件記憶部11に使用でき、特に復帰条件登録部13
は必要としないが、復帰条件データを入力装置2の構成
に応じて可変とする場合には復帰条件記憶部11を読み
出し書き込みできるメモリとして復帰条件登録部13を
設けてその登録替えを行なうようにする。
【0030】図2には復帰条件登録部13の登録動作の
一例を示す流れ図が示してある。図2を参照して復帰条
件登録部13の登録動作を説明する。
【0031】復帰条件登録部13の登録動作を起動する
と、画面に設定内容、すなわち、復帰のための入力条件
となりうる入力操作に対応する入力(例えば、キー入
力、スタイラスペン、マウスのボタン、マウスの移動
等)の一覧が表示され、第1の復帰条件の選択が要求さ
れるので(ステップ201、ステップ202)、復帰の
ための1つの入力条件とすべき入力操作に対応する入力
を入力装置2の構成に応じてその一覧から選択する。
【0032】ステップ203のYES枝の場合には第1
復帰条件はキー入力となり、ステップ205のYES枝
の場合には第1復帰条件はスタイラスペンによる入力と
なり、ステップ207のYES枝の場合には第1復帰条
件はマウスボタンによる入力となる。
【0033】次に、第2の復帰条件の選択が要求される
ので(ステップ209)、復帰のための他の1つの入力
条件とすべき入力操作に対応する入力を入力装置2の構
成に応じて第1の復帰条件とは異なった入力操作に対応
する入力をその一覧から選択して(ステップ216のN
O枝)、選択した第1および第2の復帰条件を復帰条件
記憶部11に登録する(ステップ217)。
【0034】以上で復帰条件登録部13による復帰条件
の復帰条件記憶部11への登録動作は終了するが復帰条
件を変更するときには以上の動作を行なえば登録の変更
を行なうことができる。
【0035】以上の説明では復帰条件は異なる2つの入
力操作に対応する入力の組合せとしたが、これは2つに
限らず入力装置2の構成に応じて複数の異なる入力操作
に対応する入力の組合せとすることもできることは自明
である。
【0036】図3(a)には入力検出判定部12の動作
の第1の例を示す流れ図である。図3(a)を参照して
入力検出判定部12の動作の第1の例を説明する。
【0037】開始状態では入力装置2および省電力制御
装置1には給電されているが、中央処理装置3および記
憶装置4には電源が投入さておらず情報処理装置は省電
力モードで動作している。また省電力制御装置1にある
タイマ14はリセットされているものとする(ステップ
300)。
【0038】入力検出判定部12はこの省電力モードで
常に入力装置2からの入力を監視し(ステップ30
1)、第1の入力があったときには(ステップ301の
YES枝)、第1の入力が復帰条件記憶部11に納され
ている第1および第2の復帰条件のいずれかと一致して
いるかどうかを判断し(ステップ302および30
3)、第1および第2の復帰条件のいずれとも一致しな
いときにはその第1の入力は無視され(ステップ303
のNO枝)、ステップ300にもどり初期化されて新た
な第1の入力の監視を行なう。
【0039】到来した第1の入力が復帰条件記憶部11
に格納されている第1および第2の復帰条件のいずれか
と一致しているときには(ステップ302のYES枝ま
たはステップ303のYES枝)、タイマ14を起動さ
せて(ステップ304)次の第2の入力の到来を待つ
(ステップ306のNO枝、ステップ305のNO枝の
ループ)。
【0040】その間にタイマ14の計数値が一定値にな
ったときには(ステップ305のYES枝)、ステップ
300に戻り初期状態になる。すなわち、第1の入力が
たとへ第1および第2のいずれかの復帰条件と一致した
としても、それに続く第2の入力が一定時間以内に到来
しないときには1つの復帰条件と一致した第1の入力の
事実も取り消されてなかったこととなって初期化されて
新たな第1の入力の監視を行なう。
【0041】到来した第1の入力が復帰条件記憶部11
に格納されている第1および第2の復帰条件のいずれか
と一致して後一定時間内にそれに続く第2の入力が到来
したときには(ステップ306のYES枝)、この第2
の入力が復帰条件記憶部11に格納されている第1およ
び第2の復帰条件のうち第1の入力が一致した復帰条件
とは異なる復帰条件と一致しているかどうかを判断し
(ステップ307およびステップ308およびステップ
309)、一致していないときには(ステップ308の
NO枝またはステップ309のNO枝)、ステップ30
0に戻り1つの復帰条件と一致した第1の入力の事実も
取り消されてなかったこととなって初期化されて新たな
第1の入力の監視を行なう。
【0042】到来した第1の入力が復帰条件記憶部11
に格納されている第1および第2の復帰条件のいずれか
と一致して後一定時間内にそれに続く第2の入力が到来
したときには(ステップ306のYES枝)、この第2
の入力が復帰条件記憶部11に格納されている第1およ
び第2の復帰条件のうち第1の入力が一致した復帰条件
とは異なる復帰条件と一致しているかどうかを判断し
(ステップ307およびステップ308およびステップ
309)、一致しているときには(ステップ309のY
ES枝)、復帰条件をすべて満足したこととして通常動
作モードへの復帰処理を行なう(ステップ310)。
【0043】以上のように入力検出判定部12の第1の
動作例では一定時間内に到来する相続く2つの入力が互
いに異なる登録された2つの入力操作に対応する入力と
一致したときに始めて通常動作モードに復帰する処理を
行なうように構成されておるので、オペレータの意図し
ない誤操作による通常動作モードへの復帰は格段に減少
させることができる。
【0044】この第1の動作例では相続く2つの入力の
入力順序は問わず、互いに異なる登録された2つの入力
操作に対応する入力と一致すれば復帰動作を行なうが、
次に述べる入力検出判定部12の動作の第2の例では、
入力順序を含めて一致することを判定している。以後入
力順序は予め第1の入力が第1の復帰条件を満足し、次
いで到来する第2の入力が第2の復帰条件を満足して始
めて復帰動作を行なうように規定されているものとして
記述する。
【0045】図3(b)には入力検出判定部12の動作
の第2の例を示す流れ図である。図3(b)を参照して
入力検出判定部12の第2の動作例を説明する。
【0046】開始状態では入力装置2および省電力制御
装置1には給電されているが、中央処理装置3および記
憶装置4には電源が投入さておらず情報処理装置は省電
力モードで動作している。また省電力制御装置1にある
タイマ14はリセットされているものとする(ステップ
320)。
【0047】入力検出判定部12はこの省電力モードで
常に入力装置2からの入力を監視し(ステップ32
1)、第1の入力があったときには(ステップ321の
YES枝)、まず復帰条件記憶部11に格納されている
第1の復帰条件を読み出し第1の入力がこの第1の復帰
条件と一致しているかどうかを判断し(ステップ32
2)、第1の復帰条件と一致しないときにはその第1の
入力は無視され(ステップ322のNO枝)、ステップ
300にもどり初期化されて新たな第1の入力の監視を
行なう。
【0048】到来した第1の入力が復帰条件記憶部11
に格納されている第1の復帰条件と一致しているときに
は(ステップ322のYES枝)、タイマ14を起動さ
せて(ステップ323)次の第2の入力の到来を待つ
(ステップ324のNO枝、ステップ325のNO枝の
ループ)。
【0049】その間にタイマ14の計数値が一定値にな
ったときには(ステップ324のYES枝)、ステップ
300に戻り初期状態になる。すなわち、第1の入力が
たとへ第1の復帰条件と一致したとしても、それに続く
第2の入力が一定時間以内に到来しないときには1つの
復帰条件と一致した第1の入力の事実も取り消されてな
かったこととなって初期化されて新たな第1の入力の監
視を行なう。
【0050】到来した第1の入力が復帰条件記憶部11
に格納されている第1の復帰条件と一致して後一定時間
内にそれに続く第2の入力が到来したときには(ステッ
プ325のYES枝)、復帰条件記憶部11に格納され
ている第1とは異なる第2の復帰条件を読み出しこの第
2の入力が第1とは異なる第2の復帰条件と一致してい
るかどうかを判断し(ステップ326)、一致していな
いときには(ステップ326のNO枝)、ステップ30
0に戻り1つの復帰条件と一致した第1の入力の事実も
取り消されてなかったこととなって初期化されて新たな
第1の入力の監視を行なう。
【0051】到来した第1の入力が復帰条件記憶部11
に格納されている第1の復帰条件と一致して後一定時間
内にそれに続く第2の入力が到来し(ステップ325の
YES枝)、この第2の入力が復帰条件記憶部11に格
納されている第1とは異なる第2の復帰条件と一致して
いるかどうかを判断し(ステップ326)、一致してい
るときには(ステップ326のYES枝)、復帰条件を
すべて満足したこととして通常動作モードへの復帰処理
を行なう(ステップ327)。
【0052】以上のように入力検出判定部12の第2の
動作例では一定時間内に到来する相続く2つの入力が互
いに異なる登録された2つの入力操作に対応する入力と
入力順序を含めて一致したときに始めて通常動作モード
に復帰する処理を行なうように構成されておるので、オ
ペレータの意図しない誤操作による通常動作モードへの
復帰は第1の動作例に比し更に一段と減少させることが
できる。
【0053】以上説明したように本実施の形態の情報処
理装置では、一定時間内に到来する相続く2つの入力が
互いに異なる登録された2つの入力操作に対応する入力
と一致したときに始めて通常動作モードに復帰する処理
を行なうように構成されておるので、オペレータの意図
しない誤操作による通常動作モードへの復帰は格段に減
少させることができる。
【0054】また一定時間内に到来する相続く2つの入
力が互いに異なる登録された2つの入力操作に対応する
入力と入力順序を含めて一致したときに始めて通常動作
モードに復帰する処理を行なうように構成することによ
り誤操作による通常動作モードへの復帰は更に一段と減
少させることができる。
【0055】本実施の形態の以上の説明では復帰条件は
2つで説明したが本発明はこれにより限定されるもので
はなく複数の相異なる入力操作に対応する入力の組合せ
を復帰条件とすることができることは自明である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報処理
装置は、一定時間内に到来する相続く複数の入力が互い
に異なる登録された複数の入力操作に対応する入力と一
致したときに始めて通常動作モードに復帰する処理を行
なうように構成されておるので、オペレータの意図しな
い誤操作による通常動作モードへの復帰は格段に減少さ
せることができるという効果を有する。
【0057】また一定時間内に到来する相続く複数の入
力が互いに異なる登録された複数の入力操作に対応する
入力と入力順序を含めて一致したときに始めて通常動作
モードに復帰する処理を行なうように構成することによ
り誤操作による通常動作モードへの復帰は更に一段と減
少させることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施の形態の構成を
示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の情報処理装置における復帰条件
登録部13の動作の一例を示す流れ図である。
【図3】(a)は本実施の形態の情報処理装置における
入力検出判定部12の動作の第1の例を示す流れ図、
(b)は本実施の形態の情報処理装置における入力検出
判定部12の動作の第2の例を示す流れ図である。
【図4】(a)は従来の情報処理装置の第1の構成例を
示すブロック図、(b)はその動作を示す流れ図であ
る。
【図5】(a)は従来の情報処理装置の第2の構成例を
示すブロック図、(b)はその動作を示す流れ図であ
る。
【符号の説明】
1、41、51 省電力制御装置 2 入力装置 3、43、53 中央処理装置 4、44、54 記憶装置 11 復帰条件記憶部 12 入力検出判定部 13 復帰条件登録部 14 タイマ 21 A入力部 22 B入力部 23 C入力部 42、52 キーボード入力装置 55 イベントカウンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力が第1の一定時間以上ないときに消
    費電力を低減させる省電力モードを有する情報処理装置
    において、それぞれ前記情報処理装置へのデータ入力操
    作の異なる複数の入力手段と、相異なる予め定められた
    2つ以上の前記入力手段からの入力到来を前記省電力モ
    ードから非省電力モードへの復帰条件として記憶する復
    帰条件記憶手段と、前記省電力モード時に前記複数の入
    力手段から到来する入力の供給を受け第2の一定時間内
    に到来した相続く入力のそれぞれが互いに異なる前記入
    力手段から供給されかつ前記復帰条件に一致しているこ
    とを判定して非省電力モードに復帰させる入力検出判定
    手段とを含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 入力検出判定手段は到来した相続く入力
    の入力順序が予め定められた入力到来順序に一致してい
    ることを判定に含めることを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 復帰条件記憶手段への復帰条件の登録お
    よび更新を行なう復帰条件登録手段を含むことを特徴と
    する請求項1または2記載の情報処理装置。
JP8096637A 1996-04-18 1996-04-18 情報処理装置 Expired - Lifetime JP2776790B2 (ja)

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JP8096637A JP2776790B2 (ja) 1996-04-18 1996-04-18 情報処理装置

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JPH09282054A true JPH09282054A (ja) 1997-10-31
JP2776790B2 JP2776790B2 (ja) 1998-07-16

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