JP2000066817A - キーボード装置 - Google Patents
キーボード装置Info
- Publication number
- JP2000066817A JP2000066817A JP10234644A JP23464498A JP2000066817A JP 2000066817 A JP2000066817 A JP 2000066817A JP 10234644 A JP10234644 A JP 10234644A JP 23464498 A JP23464498 A JP 23464498A JP 2000066817 A JP2000066817 A JP 2000066817A
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- JP
- Japan
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- key
- input
- learning
- touch
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ユーザが誤って周辺のキーを押してしまう等
の入力ミスを低減する。 【解決手段】 タッチパネル１のキー入力を入力キー判
別部３で判別してキーバッファ４に蓄積する。削除やバ
ックスペース等の修正機能を有する修正キーの入力を修
正操作検出部５で検出したとき、その直後のキー入力と
キーバッファ４の内容とを比較して、ユーザが実際には
どのキーを押そうとしたのかを判別し、判別の結果を学
習部６により学習データ用レジスタ７に保存する。学習
データ用レジスタ７の学習データを参照して、タッチパ
ネル１におけるキーのタッチ入力受付範囲をタッチ入力
範囲調整部８により調整する。
の入力ミスを低減する。 【解決手段】 タッチパネル１のキー入力を入力キー判
別部３で判別してキーバッファ４に蓄積する。削除やバ
ックスペース等の修正機能を有する修正キーの入力を修
正操作検出部５で検出したとき、その直後のキー入力と
キーバッファ４の内容とを比較して、ユーザが実際には
どのキーを押そうとしたのかを判別し、判別の結果を学
習部６により学習データ用レジスタ７に保存する。学習
データ用レジスタ７の学習データを参照して、タッチパ
ネル１におけるキーのタッチ入力受付範囲をタッチ入力
範囲調整部８により調整する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、タッチパネルを用
いたキーボード装置に関する。
いたキーボード装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、携帯型情報機器の小型化が進む中
でキーボードの更なる薄型化が求められており、その手
段として、タッチパネル等のフラットキーボードが使用
されるケースが今後益々増えていくものとみられてい
る。
でキーボードの更なる薄型化が求められており、その手
段として、タッチパネル等のフラットキーボードが使用
されるケースが今後益々増えていくものとみられてい
る。
【０００３】入力/表示共用のタッチパネルタイプのキ
ーボードは、表示範囲が装置全面にわたっているため、
比較的容易にキーのレイアウト等を変更することが可能
となる。例えば、特開昭６３−１１８８２３号公報に
は、フラットディスプレイ上にタッチパネルを取り付
け、キーボードをフラットディスプレイの画面に表示す
ることにより、また特開平８−２６３２１０号公報に
は、キーの使用頻度を計数し、使用頻度の多いキーを検
出してダイレクトキーに設定することにより、キーのレ
イアウト変更を可能とする技術が記載されている。
ーボードは、表示範囲が装置全面にわたっているため、
比較的容易にキーのレイアウト等を変更することが可能
となる。例えば、特開昭６３−１１８８２３号公報に
は、フラットディスプレイ上にタッチパネルを取り付
け、キーボードをフラットディスプレイの画面に表示す
ることにより、また特開平８−２６３２１０号公報に
は、キーの使用頻度を計数し、使用頻度の多いキーを検
出してダイレクトキーに設定することにより、キーのレ
イアウト変更を可能とする技術が記載されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来技術は、必要に応じてキーのレイアウトを変更するな
ど柔軟な運用が見込める一方で、フラットタイプのキー
ボードは、キー部分がフラットであるがゆえに、瞬間的
にはどの部分が目的のキーなのかが判断し難く、誤って
周辺のキーを押してしまう等の入力ミスが多くなるとい
う問題がある。
来技術は、必要に応じてキーのレイアウトを変更するな
ど柔軟な運用が見込める一方で、フラットタイプのキー
ボードは、キー部分がフラットであるがゆえに、瞬間的
にはどの部分が目的のキーなのかが判断し難く、誤って
周辺のキーを押してしまう等の入力ミスが多くなるとい
う問題がある。
【０００５】本発明の目的は、ユーザがタッチパネルの
キーの誤入力を行ったことを自動的に検出し、その結果
に応じて任意のキーの入力受け付け範囲を調整すること
により、誤入力を低減できるキーボード装置を提供する
ことにある。
キーの誤入力を行ったことを自動的に検出し、その結果
に応じて任意のキーの入力受け付け範囲を調整すること
により、誤入力を低減できるキーボード装置を提供する
ことにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、タッチパネル
にキーを表示させ、キーのタッチ入力受付範囲にタッチ
して入力するキーボード装置において、キータッチによ
る誤入力を学習する学習部と、その学習結果を参照して
キーのタッチ入力受付範囲を調整するタッチ入力受付範
囲調整部とを備え、キー毎のタッチ入力受付範囲をユー
ザのキータッチ習性に応じて変化させるようにしたもの
である。
にキーを表示させ、キーのタッチ入力受付範囲にタッチ
して入力するキーボード装置において、キータッチによ
る誤入力を学習する学習部と、その学習結果を参照して
キーのタッチ入力受付範囲を調整するタッチ入力受付範
囲調整部とを備え、キー毎のタッチ入力受付範囲をユー
ザのキータッチ習性に応じて変化させるようにしたもの
である。
【０００７】また、修正機能を有するキーのタッチによ
る修正操作を検出して、修正操作前後のキー入力から誤
入力を判断する修正操作検出部を備える。
る修正操作を検出して、修正操作前後のキー入力から誤
入力を判断する修正操作検出部を備える。
【０００８】複数のユーザに対応できるようにするに
は、学習結果をユーザ毎に分けて保存できる複数の学習
データ用記憶部を用意すれば良い。
は、学習結果をユーザ毎に分けて保存できる複数の学習
データ用記憶部を用意すれば良い。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【００１０】図１において、本キーボード装置は、大き
くは表示機能付きタッチパネル１とキー制御ユニット２
とに分かれ、キー制御ユニット２は、入力キー判別部３
とキーバッファ４と修正操作検出部５と学習部６と複数
の学習データ用レジスタ（学習データ用記憶部）７とタ
ッチ入力受付範囲調整部８とから構成される。
くは表示機能付きタッチパネル１とキー制御ユニット２
とに分かれ、キー制御ユニット２は、入力キー判別部３
とキーバッファ４と修正操作検出部５と学習部６と複数
の学習データ用レジスタ（学習データ用記憶部）７とタ
ッチ入力受付範囲調整部８とから構成される。
【００１１】タッチパネル１には、当初は図３のような
標準のレイアウトでキーが表示される。表示された任意
のキーをタッチすると、そのキーが入力キー判別部３で
コード化され、入力座標と共に一旦キーバッファ４に蓄
積される。このバッファ容量は、最低１回分の入力デー
タを蓄積できるだけの容量があればよいが、実際に運用
する場合には、修正は直前の入力だけに留まらないた
め、数回分のデータを保持しておく必要がある。
標準のレイアウトでキーが表示される。表示された任意
のキーをタッチすると、そのキーが入力キー判別部３で
コード化され、入力座標と共に一旦キーバッファ４に蓄
積される。このバッファ容量は、最低１回分の入力デー
タを蓄積できるだけの容量があればよいが、実際に運用
する場合には、修正は直前の入力だけに留まらないた
め、数回分のデータを保持しておく必要がある。
【００１２】修正操作検出部５は、キー入力を監視し、
削除やバックスペース等の修正機能を有する修正キーの
入力を検出すると、その直後のキー入力とキーバッファ
４の内容とを比較し、ユーザが実際にはどのキーを押そ
うとしたのかを判別する。
削除やバックスペース等の修正機能を有する修正キーの
入力を検出すると、その直後のキー入力とキーバッファ
４の内容とを比較し、ユーザが実際にはどのキーを押そ
うとしたのかを判別する。
【００１３】判別の結果は、学習部６により学習データ
用レジスタ７に保存され、次回以降の入力判定の基準と
なる。学習データ用レジスタ７を複数用意しておくこと
により、リソースの許す限り複数ユーザの個別の学習デ
ータを切り替えスイッチ９により切り替えて保持するこ
とが可能である。
用レジスタ７に保存され、次回以降の入力判定の基準と
なる。学習データ用レジスタ７を複数用意しておくこと
により、リソースの許す限り複数ユーザの個別の学習デ
ータを切り替えスイッチ９により切り替えて保持するこ
とが可能である。
【００１４】また、特定のアプリケーションで修正キー
を多用する場合に備え、切り替えスイッチ１０の組み合
わせにより、学習/無学習/機能無効の三つモードを切り
替えて使用することが可能である。
を多用する場合に備え、切り替えスイッチ１０の組み合
わせにより、学習/無学習/機能無効の三つモードを切り
替えて使用することが可能である。
【００１５】実際に装置に適用する際には、点線で囲ん
だキー制御ユニット２が全てソフトウェアで実現可能で
あるために専用のハードウェアを必要としない。
だキー制御ユニット２が全てソフトウェアで実現可能で
あるために専用のハードウェアを必要としない。
【００１６】図２のフローチャートに従って動作を説明
する。キー入力待ち状態（ステップＳ１）においてタッ
チパネル１のキーがタッチされると、修正操作検出部５
は、ユーザがキーの誤入力を行ったことを修正キーによ
る修正操作（例えば、パーソナルコンピュータにおいて
は、削除するＤＥＬキーやバックスペースして消去する
ＢＳキー等をタッチする）の実行を監視して（ステップ
Ｓ２）、直前のキー入力が、実際には別のキーと間違え
て入力されたものであるどうかを判断する。
する。キー入力待ち状態（ステップＳ１）においてタッ
チパネル１のキーがタッチされると、修正操作検出部５
は、ユーザがキーの誤入力を行ったことを修正キーによ
る修正操作（例えば、パーソナルコンピュータにおいて
は、削除するＤＥＬキーやバックスペースして消去する
ＢＳキー等をタッチする）の実行を監視して（ステップ
Ｓ２）、直前のキー入力が、実際には別のキーと間違え
て入力されたものであるどうかを判断する。
【００１７】ここで修正キーの入力が検出されなかった
場合には、今回の入力座標とキーコードを学習部６で処
理した後（ステップＳ３）、最初に戻りユーザの入力を
待つ。
場合には、今回の入力座標とキーコードを学習部６で処
理した後（ステップＳ３）、最初に戻りユーザの入力を
待つ。
【００１８】修正キーの入力が検出された場合には、今
回の入力座標とキーコードを学習部６で処理した後（ス
テップＳ４）一旦ユーザからのキー入力を待ち（ステッ
プＳ５）、直後の入力とキーバッファ４の内容とを比較
し、ユーザが実際にはどのキーを入力しようとしたのか
を判別する（ステップＳ６）。その時のキーコード、入
力座標、目的のキーからの変位などのデータは学習部６
に送られる（ステップＳ７）。
回の入力座標とキーコードを学習部６で処理した後（ス
テップＳ４）一旦ユーザからのキー入力を待ち（ステッ
プＳ５）、直後の入力とキーバッファ４の内容とを比較
し、ユーザが実際にはどのキーを入力しようとしたのか
を判別する（ステップＳ６）。その時のキーコード、入
力座標、目的のキーからの変位などのデータは学習部６
に送られる（ステップＳ７）。
【００１９】学習部６には、キーコード、入力座標、目
的のキーからの変位などのデータを入力としたニューラ
ルネットワークの学習モデルや、ヒストグラムを作成し
最頻度を求める方法等が使用できる。
的のキーからの変位などのデータを入力としたニューラ
ルネットワークの学習モデルや、ヒストグラムを作成し
最頻度を求める方法等が使用できる。
【００２０】タッチ入力範囲調整部８は、学習データ用
レジスタ７の学習データを参照して、タッチパネル１に
おけるキーのタッチ入力受付範囲を調整する。この場
合、表示機能付きタッチパネルのように表示変更が可能
なものであれば、学習を考慮したレイアウト表示を行
う。具体的には、キーボードの大きさや、キー間隔を、
図３のような標準の表示から図４に示すように学習結果
に則したように変化させる（黒点を施した部分がキータ
ッチによる入力受付範囲である）。ただ、表示そのもの
を変更した場合、視覚情報の変化によりユーザの入力傾
向に変化が起こることもあるため、表示を変化しないよ
うにするモードも併せて用意し、ユーザが選択できるよ
うにすると良い。
レジスタ７の学習データを参照して、タッチパネル１に
おけるキーのタッチ入力受付範囲を調整する。この場
合、表示機能付きタッチパネルのように表示変更が可能
なものであれば、学習を考慮したレイアウト表示を行
う。具体的には、キーボードの大きさや、キー間隔を、
図３のような標準の表示から図４に示すように学習結果
に則したように変化させる（黒点を施した部分がキータ
ッチによる入力受付範囲である）。ただ、表示そのもの
を変更した場合、視覚情報の変化によりユーザの入力傾
向に変化が起こることもあるため、表示を変化しないよ
うにするモードも併せて用意し、ユーザが選択できるよ
うにすると良い。
【００２１】また、キーボードと表示装置とが分離した
タイプのものでも、表示装置上で現在の各キーの入力範
囲状況の確認/修正を行えるようにすることにより対応
が可能である。
タイプのものでも、表示装置上で現在の各キーの入力範
囲状況の確認/修正を行えるようにすることにより対応
が可能である。
【００２２】なお、入力座標がキーの有効入力範囲外で
あった時には、その後の入力キーを調べ、直前の無効と
なった入力座標の近辺であったならば、そのキーの有効
入力範囲を入力ミスのあった方向へ拡大する。
あった時には、その後の入力キーを調べ、直前の無効と
なった入力座標の近辺であったならば、そのキーの有効
入力範囲を入力ミスのあった方向へ拡大する。
【００２３】逆に長期間入力がなく、かつ隣接のキーの
入力受付範囲が拡大している部分については誤入力を低
減させるために、入力受け付け範囲の縮小を行い、隣接
キーとの間隔を確保する。
入力受付範囲が拡大している部分については誤入力を低
減させるために、入力受け付け範囲の縮小を行い、隣接
キーとの間隔を確保する。
【００２４】以上のように学習を行った結果、図４に示
すように各キーの入力受け付け範囲が個別に異なってく
るので、ユーザが混乱してしまうことがないように、学
習結果を確認できるようにすると良い。
すように各キーの入力受け付け範囲が個別に異なってく
るので、ユーザが混乱してしまうことがないように、学
習結果を確認できるようにすると良い。
【００２５】
【発明の効果】本発明によれば、間違ったキータッチに
よる誤入力を学習し、その学習結果を参照してキーのタ
ッチ入力受付範囲を調整するので、ユーザが誤って周辺
のキーを押してしまう等の入力ミスが低減される。ま
た、タッチ入力受付範囲の調整をユーザに意識させるこ
と無く自動的に行え、更に特別のハードウエアが不要で
あるため、携帯用の小型コンピュータにも適用できる。
よる誤入力を学習し、その学習結果を参照してキーのタ
ッチ入力受付範囲を調整するので、ユーザが誤って周辺
のキーを押してしまう等の入力ミスが低減される。ま
た、タッチ入力受付範囲の調整をユーザに意識させるこ
と無く自動的に行え、更に特別のハードウエアが不要で
あるため、携帯用の小型コンピュータにも適用できる。
【図１】本発明によるキーボード装置のシステム構成図
である。
である。
【図２】動作のフローチャートである。
【図３】標準のキーレイアウト図である。
【図４】タッチ入力受付範囲調整後のレイアウト図であ
る。
る。
１ タッチパネル ２ キー制御ユニット ３ 入力キー判別部 ４ キーバッファ ５ 修正操作検出部 ６ 学習部 ７ 学習データ用レジスタ ８ タッチ入力受付範囲調整部 ９・１０ 切り替えスイッチ
Claims (3)
- 【請求項１】タッチパネルにキーを表示させ、キーのタ
ッチ入力受付範囲にタッチして入力するキーボード装置
において、キータッチによる誤入力を学習する学習部
と、その学習結果を参照してキーのタッチ入力受付範囲
を調整するタッチ入力受付範囲調整部とを備えたことを
特徴とするキーボード装置。 - 【請求項２】修正機能を有するキーのタッチによる修正
操作を検出して、修正操作前後のキー入力から誤入力を
判断する修正操作検出部を備えたことを特徴とする請求
項１記載のキーボード装置。 - 【請求項３】学習結果を複数のユーザについてユーザ毎
に分けて保存できる複数の学習データ用記憶部を有して
いることを特徴とする請求項１又は２記載のキーボード
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10234644A JP2000066817A (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | キーボード装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10234644A JP2000066817A (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | キーボード装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000066817A true JP2000066817A (ja) | 2000-03-03 |
Family
ID=16974263
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10234644A Pending JP2000066817A (ja) | 1998-08-20 | 1998-08-20 | キーボード装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000066817A (ja) |
Cited By (24)
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-
1998
- 1998-08-20 JP JP10234644A patent/JP2000066817A/ja active Pending
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