JP6045219B2 - データ処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、データ処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、待機時の消費電力を抑えるために省電力状態に移行することが可能な情報処理システムが知られている。このような情報処理システムの一例として、メインCPUを備えるコントローラ(メインコントローラ)と、サブCPUを備えるネットワークコントローラとから構成されるシステムがある。
このようなシステムは、省電力状態ではメインコントローラの各モジュールの電力供給を停止し、消費電力が小さいネットワークコントローラの各モジュールには通常の電力供給を行ったままの状態で待機する。そして、このようなシステムでは、ネットワークから所定のパケットを受信した場合にメインコントローラに電力状態を停止したままネットワークコントローラが応答する、いわゆる代理応答の技術を用いることにより、消費電力の低減を図っている。
従来の代理応答の技術において、省電力状態では、ネットワークコントローラは、自身が受信した各パケットを、ネットワークコントローラ宛のARP要求パケットのデータパターンに一致するかを判断する。また、省電力状態では、ネットワークコントローラは、自身が受信した各パケットを、メインコントローラを省電力状態から復帰させてメインコントローラで処理させるべきパケット(即ちウェイクアップパケット)のデータパターンに一致するかを判断する。
ネットワークコントローラは、受信したパケットがARP要求パケットと一致したと判断したとき、送信データレジスタに格納している送信データをARP応答パケットとしてLAN上に送出する(即ち代理応答を行う)。他方、ネットワークコントローラは、受信したパケットがウェイクアップパケットと一致したと判断したとき、ウェイクアップ信号をメインコントローラへ出力することによりメインコントローラを省電力状態から復帰させる。このような代理応答の技術については、特許文献1に開示されている。
特開2008−301077号公報
近年、SNMP(Simple Network Management Protocol)等の管理系プロトコルを使用して、リモートから多種の機器を管理するようなアプリケーション、OS等が増加する傾向にある。これによって顧客の機器の運用環境毎に各種の機器がどのようなパケットを受信することになるかは様々であり、顧客の機器の運用環境毎に流れるパケットを予め想定することは困難となる。
その結果、機器内に代理応答、ウェイクアップするためのデータパターンを予め登録していても顧客の運用環境によっては代理応答できずに機器を省電力状態から復帰させる事態が発生する。また、場合によっては不必要なデータパターンとの一致を招き、意味のない省電力状態からの復帰を行ったりすることにつながる。
対策としては、考えられる全てのデータパターンを予め登録しておくことが考えられる。しかしながら、省電力状態時に動作可能なネットワークコントローラを含む一部の機器は、省電力の観点から、限りなく少ないリソース上で動作しており、全てのデータパターンを登録することには限界がある。
また、USB、ネットワーク、ユーザインターフェース画面等、機器の外部インターフェースを通じて、使用者がデータパターンを登録、設定することによってネットワーク上を流れるパケットの種類に応じたデータパターンの変更を可能にする対策も考えられる。
しかしながら、データパターンを登録する作業を、機器の操作者(使用者、管理者等)が行うという負担が増えてしまう。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、電力の消費が小さい状態をより容易に維持することを目的とする。
そこで、本発明は、第1の電力モードと、前記第1の電力モードよりも電力の消費が小さい第2の電力モードとを少なくとも有するメインコントローラと、ネットワークに接続されるネットワークコントローラと、を有し、前記メインコントローラと前記ネットワークコントローラとは接続され、前記メインコントローラは、前記第1の電力モードである場合、前記ネットワークコントローラを介して前記ネットワークからパケットを受信し、前記ネットワークコントローラは、前記メインコントローラが前記第1の電力モードである場合、前記ネットワークから受信したパケットを前記メインコントローラに転送するデータ処理装置であって、前記ネットワークコントローラは、前記メインコントローラが前記第2の電力モードであることを維持したまま前記ネットワークコントローラが応答可能なパケットを示す応答パターンと、前記メインコントローラを前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに復帰させる必要があるパケットを示す復帰パターンとを少なくとも記憶する記憶手段と、前記メインコントローラが前記第2の電力モードで動作し、かつ、前記ネットワークコントローラから受信したパケットが前記応答パターンに一致する場合に、前記メインコントローラが前記第2の電力モードであることを維持したまま受信したパケットに対して応答する応答手段と、前記メインコントローラが前記第2の電力モードで動作し、かつ、前記ネットワークコントローラから受信したパケットが前記復帰パターンに一致する場合に、前記メインコントローラを前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに復帰させ、受信したパケットを前記メインコントローラに転送する制御手段と、を備え、前記メインコントローラは、前記メインコントローラが取得したパケットの一覧画面を表示する表示手段と、前記一覧画面においてユーザに選択されたパケットを前記応答パターンに追加するように前記ネットワークコントローラに指示する指示手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、方法、プログラム、システム、記憶媒体などとしてもよい。
本発明によれば、電力の消費が小さい状態をより容易に維持することができる。
ネットワークシステムの一例を示す図である。 複合機のハードウェアの構成の一例を示す図である。 複合機のソフトウェア(機能部)の構成の一例を示す図である。 SNMPパケットの一例を示す図である。 データベーステーブルの一例を示す図である。 データベーステーブル管理処理に係るフローチャートの一例を示す図である。 パターン設定値の一例を示す図である。 パターンリスト生成処理に係るフローチャートの一例を示す図である。 パターンリストの一例を示す図である。 パターン情報登録処理に係るフローチャートの一例を示す図である。 ユーザインターフェースの一例を示す図である。 ユーザインターフェースの一例を示す図である。 ユーザインターフェースの一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、実施形態は、本発明を限定するものではなく、また、実施形態で説明されている全ての構成が本発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。
<第1の実施形態>
本実施形態は、各種の装置における省電力状態を維持するための技術に関する。以下では、データ処理装置の一例である複合機101を例に挙げて本実施形態を説明する。
図1は、複合機101を含むネットワークシステムの構成の一例を示す図である。複合機101とPC102とは、ネットワーク103を介して接続され、相互に通信可能となっている。なお、複合機101がネットワーク103を介して接続されるのはPC102に限られるものではない。
図2は、複合機101のハードウェアの構成の一例を示す図である。複合機101は、メインコントローラ210及びネットワークコントローラ230を有する。メインコントローラ210は、ネットワークコントローラ230を介してネットワーク103に接続されている。
メインCPU211は、メインコントローラ210のソフトウェアプログラムを実行し、装置全体の制御を行う。RAM214は、ランダムアクセスメモリであり、メインCPU211が装置を制御する際に、一時的なデータの格納などに使用される。ROM213は、リードオンリーメモリであり、装置のブートプログラム、固定パラメータ等の格納に使用される。HDD215は、ハードディスクドライブであり、様々なデータの格納に使用される。NVRAM216は、不揮発性のメモリであり、メインコントローラ210の各種の設定値を記憶する。なお、RAM214、HDD215、NVRAM216などは、記憶部の一例である。
操作部I/F(インターフェース)217は、操作部240を制御し、操作部240に設けられた表示部の一例である液晶パネルに各種の操作画面を表示させ、操作画面を介して入力される指示をメインCPU211に伝達する。スキャナI/F218は、スキャナ250を制御する。スキャナ250は、原稿上の画像を読み取って画像データを生成する。プリンタI/F219は、プリンタ260を制御する。プリンタ260は、画像データに基づく画像を記録媒体上に記録する。
USBI/F220は、USB270を制御する。USB270は、外部から差し込まれる不揮発性のUSBメモリを認識し、USBI/F220と連携してUSBメモリ内のファイルシステムを制御することでファイル、ディレクトリ等を認識する。拡張I/F212は、ネットワークコントローラ230の拡張I/F232と接続され、ネットワークコントローラ230を介してネットワーク103上の外部装置(PC102等)とのデータ通信を制御する。
サブCPU231は、ネットワークコントローラ230のソフトウェアプログラムを実行し、装置全体の制御を行う。RAM234は、ランダムアクセスメモリであり、サブCPU231が装置を制御する際に、一時的なデータの格納などに使用される。また、RAM234には、ネットワーク103から受信したパケットを識別するためのマッチングデータ等が保持されている。ROM233は、リードオンリーメモリであり、装置のブートプログラム、固定パラメータ等の格納に使用される。
拡張I/F232は、メインコントローラ210の拡張I/F212と接続され、メインコントローラ210とネットワークコントローラ230との間のデータ通信を制御する。NetworkI/F235は、ネットワーク103に接続され、複合機101とネットワーク上の外部装置(PC102等)との間のデータ通信を制御する。
メインコントローラ210は、通常電力モード(第1の電力モードの一例)と、通常電力モードよりも消費電力が小さい省電力モード(第2の電力モードの一例)とを切り替えて動作する。通常電力モードから省電力モードに移行する場合は、メインCPU211、HDD215、NVRAM216などに対する電力の供給が停止される。一方、ネットワークコントローラ230は、メインコントローラ210とは別のASIC(Application Specific Integrated Circuit)で動作しており、省電力モード時に移行した場合でも電力の供給は継続されている。
図3は、複合機101のソフトウェア(機能部)の構成の一例を示す図である。図3に示す各ブロックは、複合機101に内蔵されるコントローラユニットによってソフトウェア(プログラム)が実行されることにより実現される機能を示している。
省電力制御部307は、通常電力モードと省電力モードとの切り替えに係る制御を行う。CPU間通信部305は、拡張I/F212及び拡張I/F232を介して、ネットワークコントローラ230の機能部とのデータ送受信を行う。
CPU間通信部304は、拡張I/F232及び拡張I/F212を介して、メインコントローラ210の機能部とのデータ送受信を行う。ネットワークI/F制御部303は、NetworkI/F235によるパケットの送受信を制御する。
なお、ネットワークI/F制御部303は、メインコントローラ210が通常電力モード及び省電力モードのどちらの電力モードで動作しているかを把握している。そして、ネットワークI/F制御部303は、メインコントローラ210が通常電力モードで動作している場合は、ネットワーク103から受信するパケットをメインコントローラ210に転送する。また、ネットワークI/F制御部303は、メインコントローラ210が省電力モードで動作している場合は、ネットワーク103から受信するパケットを代理応答処理部301に転送する。
代理応答処理部301は、省電力モード時にネットワークI/F制御部303から転送されるパケットを受け取る。代理応答処理部301がパケットを受け取るのは、メインコントローラ210が省電力モードで動作している場合である。通常電力モード時は、ネットワークI/F制御部303が受信したパケットは、代理応答処理部301へ転送されることなく、メインコントローラ210へ転送される。
代理応答処理部301は、省電力モード時に受け取ったパケットを3種類に分類する。より具体的には、代理応答処理部301は、「破棄すべきパケット」、「メインコントローラ210に転送すべきパケット」、及び「代理応答すべきパケット」に分類する。
「破棄すべきパケット」とは、自装置宛てのパケットではない場合など、無視してもよい(応答する必要がない)パケットである。代理応答処理部301は、受け取ったパケットをこれに分類した場合、当該パケットを破棄する。
「メインコントローラ210に転送すべきパケット」とは、受け取ったパケットに対して何らかの処理が必要であるが、ネットワークコントローラ230だけでは必要な処理を行うことができないパケットである。代理応答処理部301は、受け取ったパケットをこれに分類した場合、メインコントローラ210を省電力モードから通常電力モードに復帰させ、当該パケットをメインコントローラ210に転送する。
「代理応答すべきパケット」とは、メインコントローラ210の代わりにネットワークコントローラ230が応答を行うパケットである。代理応答処理部301は、受け取ったパケットをこれに分類した場合、当該パケットの応答用のパケット(応答パケット)を生成し、ネットワークI/F制御部303を介してネットワーク103上の当該応答パケットの要求元(当該パケットの送信元)へ応答する。
UI処理部308は、外部インターフェースの一例である操作部240を介して入力される設定要求、処理要求等を受け、要求毎に必要な処理を行う。また、UI処理部308は、パケットスニファ309にパケットの取得の開始および停止を依頼する要求、パケットスニファ309が取得したパケットを求める要求など、複数種類の要求を行う。なお、より詳細な内容については第2の実施形態で説明する。
パケットスニファ309は、メインコントローラ210が通常電力モード時において、ネットワーク103上を流れているパケットを取得してHDD215に格納する。パケットスニファ309は、UI処理部308からの要求を受け、対応する処理を行う。なお、より詳細な内容については第2の実施形態で説明する。
SNMP処理部310は、メインコントローラ210が通常電力モード時にSNMPのパケット(SNMPパケット)をPC102から受信して解析し、応答パケットを生成する。SNMP処理部310は、メインコントローラ210が管理している各種の情報を取得することが可能であり、これらの情報を用いて応答パケットを生成する(応答パケット生成処理)。
更に、SNMP処理部310は、UI処理部308からの命令を受けて自身が応答パケット生成処理したPC102からのSNMPパケットから、PC102が応答パケットを要求する回数を応答パケット毎に管理する。SNMP処理部310は、要求の回数の多いものから優先してPC102からのSNMPパケットをもとにパターン設定値を生成し、パターン生成部306に送る。
パターン生成部306は、SNMP処理部310から渡されたパターン設定値を用いて代理応答処理部301が処理するためのデータを含むパターンリストを生成する。また、パターン生成部306は、生成したパターンリストを、CPU間通信部305及びCPU間通信部304を経由してパターン管理部302へ転送する。また、パターン生成部306は、生成(転送)したパターンリストをHDD215に記憶して管理する。パターン管理部302は、RAM234にパターンリストを記憶し、パターンリストを管理する。パターンリストは、マッチングデータ等を含むパターン情報を含んで構成される。
代理応答処理部301は、リモート(PC102等)からネットワークI/F制御部303を介して受け取ったパケットを、パターン管理部302から取得したパターンリストを用いてパターンマッチ処理を行う。代理応答処理部301は、パターンマッチ処理において、「破棄すべきパケット」、「メインコントローラ210に転送すべきパケット」、及び「代理応答すべきパケット」の何れであるかを決定し、それぞれの動作を行う。
例えば、代理応答処理部301は、「代理応答すべきパケット」を決定した場合、受け取ったパケット内の情報と当該パケットに対応するパターン情報(図9参照)に含まれる代理応答に用いられるデータとを用いて応答パケット(応答データ)を生成する。代理応答処理部301は、生成した応答パケットを、省電力モードを保ったまま応答パケットの要求元に送信(応答)する。
図4は、複合機101がPC102から受信したSNMPパケットの一例を示す図である。SNMP処理部310は、メインコントローラ210が通常電力モードであるときにSNMPパケットを解析し、PC102からのSNMPパケットに対する各種の処理を行う。SNMPでは、図4に示すように、パケットは、Ethernet(登録商標)フレーム、IPフレーム、UDPフレーム、及びSNMPフレームの大きく4つのフレームから構成される。
SNMP処理部310は、受け取ったSNMPパケットからパターン設定値を生成する際、SNMPパケットのフレーム内の各フィールドの情報、即ちパケット内の全ての領域の情報を必要としない。パターン設定値を生成するために必要な領域の情報は、ネットワークプロトコル毎に予め決められており、当該領域の情報がパターンマッチ処理で用いられる。
以下では、SNMPパケット(パケットと適宜称する。)からパターン設定値を生成する際に必要な領域の情報を例に挙げて説明する。
宛先MACアドレス401は、パケットの宛先のMACアドレスを示す。本例では、PC102が送信元となり、宛先は複合機101となるので、この領域には複合機101が保持するMACアドレスが含まれている。宛先ポート番号402は、SNMPの宛先のポート番号を示す。一般にSNMPの宛先のポート番号の値は、RFC(Request For Comment)によって「161」と定義されている。本例においても宛先ポート番号402の値は、「161」である。
Community403は、SNMPにおけるCommunity名を示す。SNMPでは一般に、Communityが同一である機器から受信したパケットについては処理、応答が行われ、異なるCommunityの機器から受信したパケットについては破棄される。
Request種別404は、パケットのRequest種別(GetRequest等)を示す。OID405及びOID406は、SNMPにおけるOID(オブジェクトID)を示す。SNMPパケットを受信した機器は、一般に受信したSNMPパケット内のOIDに対応している情報を処理、応答する。
SNMP処理部310は、SNMPパケットを受信して応答パケットを作成して処理するとともに、宛先MACアドレス401、Request種別404、OID405、OID406の情報を含むデータベーステーブルを生成して管理する。なお、より詳細な内容については図5及び図6を用いて説明する。また、宛先MACアドレス401、宛先ポート番号402、Community403、Request種別404、OID405、及びOID406は、予め定められた規定の項目の一例である。
図5は、SNMP処理部310が生成して管理するデータベーステーブルの一例を示す図である。パケット種別501は、受信されたパケットの種別を示す。ここでのパケットの種別は、ユニキャスト、ブロードキャスト、及びマルチキャストの何れかのパケットを示す。一般にユニキャスト、ブロードキャスト、及びマルチキャストの何れであるかについては、宛先MACアドレス401の値がそれぞれ異なることから判別可能である。
Request種別502は、受信されたパケットのRequestの種別(Request種別)を示す。一般にSNMPのRequestとしては、GetRequest、GetNext、SetRequest等が挙げられる。また一般に、GetNextは、GetRequestで要求したOIDに対して、次のOIDを取得するための手法(Request)であり、処理する内容はGetRequestと同一である。したがって、GetNextは、GetRequestと同一のRequest種別として扱う。
OID503は、受信されたパケットに含まれるOIDを示す。Index504は、OID503のIndexを示す。SNMPでは一般に、OIDに割り当てられている設定情報、管理情報に対してその詳細を示すためのIndexが割り当てられる場合がある。Index504は、OID503に対応している詳細情報が複数存在する場合について、そのIndexを示している。Request回数505は、パケット種別501、Request種別502、及びOID503(Index504が存在する場合は更にIndex504)が同じパケットが受信された回数(数情報の一例)を示す。
図6は、データベーステーブルを管理する処理(データベーステーブル管理処理)に係るフローチャートの一例を示す図である。メインCPU211(SNMP処理部310)は、以下のようにデータベーステーブルを管理する。
メインCPU211は、PC102からのパケットを拡張I/F212等を介して受け取る(S600)。メインCPU211は、S601にて受け取ったパケットのCommunity403のCommunity名とNVRAM216等に保持しているCommunity名とが同一であるかを確認(チェック)する。メインCPU211は、同一でないと判断した場合、受け取ったパケットに対するデータベーステーブルへの処理を終了する。他方、メインCPU211は、同一であると判断した場合、S602に処理を進める。
S602にて、メインCPU211は、受け取ったパケットの宛先MACアドレス401を参照し、当該パケットの種別がユニキャスト、ブロードキャスト、及びマルチキャストの何れであるかを確認する。
S603にて、メインCPU211は、受け取ったパケットのRequest種別404を参照し、当該パケットのRequest種別を確認する。S604にて、メインCPU211は、受け取ったパケットに含まれる一又は複数のOID(OID405、OID406等)から未チェックのOIDが存在するかを確認する。メインCPU211は、未チェックのOIDが存在すると判断した場合、S605に処理を進める。他方、メインCPU211は、未チェックのOIDが存在しないと判断した場合、全てのOIDに対するチェックが完了したものとして受け取ったパケットに対するデータベーステーブルへの処理を終了する。
S605にて、メインCPU211は、チェックしている対象のOIDのIndexがパケットに存在するかを確認する。メインCPU211は、Indexが存在すると判断した場合、S607に処理を進め、他方、Indexが存在しないと判断した場合、S606に処理を進める。
S607にて、メインCPU211は、データベーステーブル内に確認したパケット種別、Request種別、OID、Indexの全てが同一となるレコードが存在するかを確認する。メインCPU211は、同一となるレコードが存在すると判断した場合、S609に処理を進め、他方、同一となるレコードが存在しないと判断した場合、S608に処理を進める。S609にて、メインCPU211は、同一となるレコードにおけるRequest回数505をインクリメントし、S604に処理を進める。
S608にて、メインCPU211は、チェックしている対象のOID(Indexが存在するときはOIDおよびIndex)に対応する情報を省電力モード中にネットワークコントローラ230で代理応答ができるものかを確認する。メインCPU211は、代理応答ができると判断した場合、S610に処理を進め、他方、代理応答ができないと判断した場合、S604に処理を進める。
ここで、メインコントローラ210が管理している情報について説明する。メインコントローラ210が管理している情報には、自身を運用するための各種の設定値、用紙の残量等、メインコントローラ210を使用することによって動的に更新されるような情報、リアルタイムに変わっていく情報が含まれる。また、メインコントローラ210が管理する情報には、プリンタ260、スキャナ250等の部品から得られるスペック、消耗度、状態、エラー等の情報も含まれる。
省電力モードからの復帰を促すパケットを受信した場合、或いはパケットを受信した時点における情報をPC102へ返す必要がある場合、省電力モードから通常電力モードへ復帰し、SNMP処理部310が受け取ったパケットに対する処理を行う必要がある。そこで、本実施形態では、例えば、代理応答ができる情報(固定的な設定値等)を特定可能な情報(OID、OID及びそのindex等)がNVRAM216に予め記憶され、メインCPU211は、NVRAM216を参照して代理応答ができるものかを確認する。
ここで、データベーステーブルは、複合機101が設置されているネットワーク環境において、より長く省電力モードを維持するためのものである。したがって、メインCPU211は、「省電力モードからの復帰が必須」の場合におけるパケットに対しては、データベーステーブルにて管理しない。生成するパターン設定値については図7を用いて説明する。
S610にて、SNMP処理部310は、確認したパケット種別、Request種別、OID、Indexの情報をレコードとしてデータベーステーブルに追加し、Request回数505に値「1」を設定する。
S606にて、メインCPU211は、確認したパケット種別、Request種別、及びOIDの全てが同一となるレコードがデータベーステーブル内に存在するかを確認する。メインCPU211は、同一となるレコードが存在すると判断した場合、S609に処理を進め、他方、同一となるレコードが存在しないと判断した場合、S608に処理を進める。
図7は、パターン設定値の一例を示す図である。パターン設定値は、受信されたパケットを識別するためのマッチングデータ(識別情報の一例)と、受信されたパケットがマッチングデータに一致した場合に何の処理をすべきかを定義した処理データ(処理情報の一例)とを含んで構成されている。なお、マッチング処理では、受信されたパケット内のデータとマッチングデータとに基づいて、当該パケットにマッチするパターン情報の特定が行われる。
SNMP処理部310は、メインコントローラ210が省電力モードへ移行する前に、パターン設定値を生成し、パターン生成部306へ送る。SNMP処理部310は、図6のフローチャートの処理で生成して管理しているデータベーステーブルを使用し、Request回数505の一番多いレコードから優先してパターン設定値を生成する。例えば、容量の制限により、OIDの情報を規定の値(例えば10個)までパターン設定値に含められる場合、SNMP処理部310は、Request回数505の多い上位10個のOIDの情報をパターン設定値に含める。
宛先ポート番号情報701は、省電力モード時に受け取ったパケットの宛先ポート番号402の値を示す。宛先ポート番号402の値は、上述したように予め定義されている値であり、HDD215、NVRAM216等に記憶されている。SNMP処理部310は、宛先ポート番号402の値(予め定義されている値)を宛先ポート番号情報701に設定する。宛先ポート番号情報701がパターン生成部306を通じてパターン情報とされ、代理応答処理部301に渡される。これにより、省電力モード時において代理応答処理部301は、受け取ったパケットの宛先ポート番号と、あるパターン情報の宛先ポート番号とを比較し、当該パケットが当該パターン情報にマッチするかを判断できる。
プロトコル名情報702は、省電力モード時に受け取ったパケットのプロトコル名を示す。一般にネットワークプロトコルについては、宛先ポート番号情報701によって対応するプロトコルが決定可能である。したがって、宛先ポート番号情報701及びプロトコル名情報702の何れかが設定されていれば有効な設定値としてよい。
パケット種別情報703は、受け取ったパケットのパケット種別を示す。SNMP処理部310は、パケット種別501の値をパケット種別情報703に設定する。
パターン設定有効/無効情報704は、パターン設定値の有効/無効を示す。パターン設定有効/無効情報704をもとにパターン設定値の有効を示す情報がパターン情報に設定された場合、代理応答処理部301は、省電力モード時に受け取ったパケットに対して、当該パターン情報のマッチング処理を行うことになる。パターン設定有効/無効情報704をもとにパターン設定値の無効を示す情報がパターン情報に設定された場合、代理応答処理部301は、省電力モード時に受け取ったパケットに対して、当該パターン情報のマッチング処理を行わない。
SNMP処理部310は、基本的にパターン設定有効/無効情報704については、有効(有効であることを示す情報「1」等)としてパターン情報に設定する。
動作種別情報705は、処理情報の一例であり、受け取ったパケットがパターン情報にマッチした場合における、その後の動作の種別を示す。動作種別情報705には、「受信パケットを破棄」を示す情報(例えば「1」)が設定可能である。また動作種別情報705には、「受信パケットをメインコントローラ210に転送し、省電力モードから復帰」を示す情報(例えば「2」)が設定可能である。また動作種別情報705には、「ネットワークコントローラ230が受信したパケットの応答を、省電力モードを維持してメインコントローラ210の代理で処理、送信」を示す情報(例えば「0」)が設定可能である。
本実施形態では、図6の処理にて代理応答できるパケットのレコードが記憶され、当該レコードをもとに動作種別情報705に代理応答を示す「0」が設定されたパターン設定値が生成される。そして、当該パターン設定値がパターン生成部306を通じてパターン情報とされると、代理応答が行われるようになるので、より長く省電力モードが維持されるようになる。
パターン設定値更新可否情報706は、パターン設定値をもとに生成されたパターン情報の更新の可否(更新を許可するか否か)を示す。パターン設定値更新可否情報706は、ネットワークコントローラ230で保持するパターン情報の総数がネットワークコントローラ230のリソース上、MAXとなった場合に必要となる。パターン設定値更新可否情報706は、ネットワークコントローラ230で保持するパターンの総数がMAXの場合、それ以降は登録済のパターン情報のパターン設定値更新可否情報706が「上書き可」であるものを新しいパターン情報で上書するために用いられる。
また、パターン設定値更新可否情報706については、パターン情報の削除の設定が可能である。削除の設定によって、以前に上書き不可としていたパターン情報を削除、無効にすることが可能である。なお、本実施形態では、SNMP処理部310は、更新を許可しないことを示す「0」をパターン設定値更新可否情報706に設定する。
リクエストタイプ情報707は、受け取ったパケットのRequest種別(GetRequest等)を示す。SNMP処理部310は、Request種別502の値をリクエストタイプ情報707に設定する。リクエストタイプ情報707がパターン生成部306を通じてパターン情報とされ、代理応答処理部301に渡される。これにより、省電力モード時において代理応答処理部301は、受け取ったパケットのRequest種別と、あるパターン情報のRequest種別とを比較し、当該パケットが当該パターン情報にマッチするかを判断できる。
Community情報708は、受け取ったパケットのCommunityを示す。SNMP処理部310は、Community403の値(HDD215、NVRAM216等に保持しているCommunity名)をCommunity情報708に設定する。Community情報708がパターン生成部306を通じてパターン情報とされ、代理応答処理部301に渡される。これにより、省電力モード時において代理応答処理部301は、受け取ったパケットのCommunity名と、あるパターン情報のCommunity名とを比較し、当該パケットが当該パターン情報にマッチするかを判断できる。
OID情報709は、受け取ったパケットのOIDを示す。SNMP処理部310は、OID503の値をOID情報709に設定する。また、対応情報710は、OID情報709に対応している情報を示す。Index情報711は、OIDのIndex値に対応している情報を示す。SNMP処理部310は、Index504の値をIndex情報711に設定する。
対応情報710、及びIndex情報711には、メインコントローラ210が管理している各種の情報のうちOID(或いはOID及びIndex)に対応する情報が含まれる。なお、メインコントローラ210が管理している各種の情報には、自身を運用するための各種の設定値や用紙の残量等、メインコントローラ210を使用することによって動的に更新されるような情報が含まれる。また、メインコントローラ210が管理する情報には、プリンタ260、スキャナ250等の部品から得られるスペック、消耗度、状態、エラー等の情報も含まれる。
OID情報709及び対応情報710がパターン生成部306を通じてパターン情報とされ、代理応答処理部301に渡される。省電力モード時において代理応答処理部301は、受け取ったパケットのOIDと、あるパターン情報のOIDとを比較し、当該パケットが当該パターン情報にマッチするかを判断できる。また、OID及び当該OIDのIndex情報711がパターン生成部306を通じてパターン情報とされ、代理応答処理部301に渡される。省電力モード時において代理応答処理部301は、受け取ったパケットのOID及びIndexと、あるパターン情報のOID及びIndexとを比較し、当該パケットが当該パターン情報にマッチするかを判断できる。
以上のように、SNMP処理部310は、パターン設定値を生成し、パターン生成部306へ送る。なお、宛先ポート番号情報701(プロトコル名情報702)、パケット種別情報703、リクエストタイプ情報707、及びCommunity情報708は、パケットの種類を識別する識別情報の一例である。また、パターン設定値は、処理情報と識別情報とを関連付けた設定情報の一例である。
図8は、SNMP処理部310が図7に示すようなパターン設定値を生成し、パターン生成部306へ送った場合において、パターン生成部306が行う処理(パターンリスト生成処理)に係るフローチャートの一例を示す図である。
S801にて、メインCPU211は、データベーステーブルをもとにパターン設定値を生成する。S802にて、メインCPU211は、パターン設定値を解析し、パターンリスト(図9参照)を生成する。S803にて、メインCPU211は、生成したパターンリストを、CPU間通信により、ネットワークコントローラ230へ転送する。
図9は、パターン生成部306が生成するパターンリストの一例(パターン情報901)を示す図である。パターン情報901は、図7に示すパターン設定値をもとにパターン生成部306が生成するパターンリストの一例である。なお、パターンリスト(パターン情報)は、処理情報と識別情報とを関連付けた設定情報の一例である。
図10は、S803によってパターンリストがネットワークコントローラ230へ転送された場合に、ネットワークコントローラ230が行う処理(パターン情報登録処理)に係るフローチャートの一例を示す図である。
S1001にて、サブCPU231は、CPU間通信により、CPU間メッセージ(S803でネットワークコントローラ230から転送されたパターンリスト等)を受信する。S1002にて、サブCPU231は、受信したCPU間メッセージがパターンリストを登録するメッセージ(登録要求)であるかを確認する。サブCPU231は、登録要求でないと判断した場合、処理を終了する。他方、サブCPU231は、登録要求であると判断した場合、S1003に処理を進める。
S1003にて、サブCPU231は、S1001で受信したCPU間メッセージからパターンリストを取得する。S1004にて、サブCPU231は、パターンリストからパターン情報を1つ取得し、RAM234に保持されているパターンリスト内に一致するパターン情報が存在するかを確認する。
ここで、一致するか否かは、例えば、パターン情報の宛先ポート番号(及び/又はプロトコル名)、パケット種別、リクエスト、スコープ、及びタイプ(Indexがある場合はタイプ及びIndex)の情報をもとに判断される。
サブCPU231は、一致するパターン情報が存在しないと判断した場合、S1006に処理を進め、他方、一致するパターン情報が存在すると判断した場合、S1005に処理を進める。
S1005にて、サブCPU231は、RAM234に保持されているパターンリスト内の一致しているパターン情報のパターン設定値更新可否の情報が、更新可であるかをチェックする。即ち、「パターン設定値更新可否」の属性が「1」であるか「0」であるかをチェックする。サブCPU231は、更新不可であると判断した場合(即ち、「パターン設定値更新可否」の属性が「0」である場合)、S1007に処理を進める。他方、サブCPU231は、更新可であると判断した場合(即ち、「パターン設定値更新可否」の属性が「1」である場合)、S1006に処理を進める。
S1006にて、サブCPU231は、S1004で取得した1つのパターン情報を、RAM234に保持されているパターンリストに登録する。なお、上書き登録する場合は、一致しているパターン情報に対して上書き登録する。
S1007にて、サブCPU231は、S1003で取得したパターンリスト内にS1004で取得したパターン情報以外のパターン情報が存在するか(未処理のパターン情報)を確認する。サブCPU231は、未処理のパターン情報が存在すると判断した場合、未処理のパターン情報に対してS1004以降の処理を繰り返す。他方、サブCPU231は、未処理のパターン情報が存在しないと判断した場合、S1008に処理を進める。
S1008にて、サブCPU231は、パターン情報(パターンリスト)の登録結果を、CPU間通信によりメインコントローラ210へ転送する。
上述の処理により、メインコントローラ210が省電力モード中にPC102からパケットを受信した際、代理応答処理部301は、パターンリストを用いてパターンマッチ処理を行ってパターン情報を特定し、代理応答できるかを確認できるようになる。代理応答ができる場合、代理応答処理部301は、パターン情報を使用して受け取ったパケットの応答パケットを生成し、PC102へ応答する。代理応答ができない場合、受け取ったパケットを破棄する、若しくはメインコントローラ210を省電力モードから復帰させ、パケットをメインコントローラ210へ転送する。これらの処理のうち何れの処理を行うかは、パターン情報の動作種別の値に基づいて決定される。
図11は、ユーザインターフェースの一例(操作部240上で表示する、省電力モード時に代理応答を行うネットワークプロトコルの種別を設定する設定画面1101)を示す図である。設定画面1101は、メインコントローラ210が省電力モード時にPC102からパケットを受信した場合、そのパケットがどのネットワークプロトコルの場合に代理応答させるかを選択する構成となっている。
設定画面1101上でSNMPが選択された場合、UI処理部308は、SNMP処理部310に代理応答のパターン設定値の生成を要求(生成要求)する。SNMP処理部310は、パターン設定値の生成要求を受けると、上述したような方法でデータベーステーブルを生成して管理し、パターン設定値を生成する。そして、SNMP処理部310は、パターン生成部306を経由してメインコントローラ210が省電力モードに移行する前にパターンリスト(パターン情報)をネットワークコントローラ230へ送る。
本実施形態では、SNMPを例に説明したが、同様の方法でSLP、WSD等のプロトコルのパケットに対しても代理応答させるような仕組みを提供することが可能である。また、設定画面1101上では、複数のネットワークプロトコルを同時に選択することも可能である。
上述の構成によれば、操作者によるパターン情報の登録作業の負担が軽減される。
<第2の実施形態>
本実施形態では、第1の実施形態とは異なるパターン情報の登録方法として、パケットスニファ309がネットワーク103上から受信するパケットをHDD215に保存し、保存したパケットをパターン情報の登録に利用する方法について説明する。なお、本実施形態では、第1の実施形態の構成と同じ構成についてはその説明を適宜省略する。
図12は、ユーザインターフェースの一例(複合機101がネットワーク103上から受信するパケットの一覧を操作部240に表示する取得パケット一覧画面1201)を示す図である。取得パケット一覧画面1201では、取得されたパケットが一覧形式で表示される。より具体的には、UI処理部308は、パケットスニファ309が取得したパケットをHDD215から取得し、取得パケット一覧画面1201に表示する。
取得パケット一覧画面1201では、操作者による個々のパケットのセルを選択可能とし、選択されたパケットに対する個別処理が画面上のボタンの押下によって行われる。Date1202は、パケットスニファ309がパケットを取得した日時を示す。送信元1203は、パケットスニファ309が取得したパケットの送信元のIPアドレスを示す。
宛先1204は、パケットスニファ309が取得したパケットの宛先のIPアドレスを示す。取得パケット一覧画面1201で表示されるパケットの一覧では、パケットスニファ309がパケットを取得する際に、例えばパケットスニファ309によりパケットフィルタ処理が行われ、フィルタされて絞り込まれたパケットが表示されている。パケットフィルタ処理とは、ネットワーク103上を流れる全てのパケットを取得するのではなく、特定の条件に合致するパケットを選択的に取得する処理のことである。
ここでのパケットの取得の目的は、複合機101が受信したパケットについてパターン情報の登録をすることである。したがって、パケットスニファ309は、ネットワーク103上を流れる全てのパケットを取得するのではなく、パケットフィルタ処理を使用し、複合機101が受信するパケットを取得し、それ以外のパケットは取得しないようにする。複合機101が受信するパケットとしては、例えば、宛先1204が複合機101の保持するIPアドレスであるパケット、及び送信元から送られるブロードキャストパケット或いはマルチキャストパケットである。
Protocol1205は、パケットスニファ309が取得したパケットのプロトコル(例えばプロトコル名)を示す。パケット取得開始ボタン1206は、パケットの取得を開始するためのボタンである。パケット取得開始ボタン1206が押下されると、UI処理部308は、パケットスニファ309にパケットの取得の開始要求を行う。パケットスニファ309は、UI処理部308からの開始要求を受け、パケットフィルタ処理を行いながらネットワーク103上のパケットを取得し、随時HDD215に保存していく。
パケット取得停止ボタン1207は、パケットの取得を停止するためのボタンである。パケット取得停止ボタン1207が押下されると、UI処理部308は、パケットスニファ309にパケットの取得の停止要求を行う。パケットスニファ309は、UI処理部308からの停止要求を受け、パケットの取得を終了し、UI処理部308へ終了通知を行う。
UI処理部308は、パケットスニファ309からの終了通知を受け、パケットスニファ309がHDD215に保存したパケットを取得し、取得パケット一覧画面1201に一覧表示する。また、UI処理部308は、RAM214に保持しているパケットとともにパターン生成部306に対して省電力モードからの復帰の要因となるパケットの選定要求を行う。
パターン生成部306は、選定要求を受けると、受け取ったパケットと管理しているパターンリストとに基づいて、省電力モードからの復帰の要因のパケットを選定し、選定した結果(例えばパケットを識別可能な情報)をUI処理部308に通知する。UI処理部308は、取得パケット一覧画面1201上に表示しているパケットの中で、通知を受けたパケットに対して色を反転する(色反転表示)。これによって、現在登録されているパターン情報を用いたパターンマッチ処理において、省電力モードから復帰してしまうパケットを特定し、操作者に分かりやすく表示することを可能にする。
ここで、パターン生成部306は、SNMP処理部310等の処理部からパターン設定値を受け、パターンリストを生成している。例えば、SNMP処理部310は、複合機101の起動時に、省電力モードからの復帰を目的としたパターン設定値を予め定められた情報に従って自動生成し、パターン生成部306へ送る。
よって、パターン生成部306は、管理しているパターンリストを使用し、渡されたパケットの中で省電力モードからの復帰の要因となるパケットを選定することができる。
破棄ボタン1208は、取得パケット一覧画面1201上で操作者によって選択された種類のパケットをネットワークコントローラ230が受信した場合、これを破棄するように設定するためのボタンである。破棄ボタン1208が押下された場合における動作についてSNMPパケット1213を例に挙げて説明する。
操作者によってSNMPパケット1213が選択され、破棄ボタン1208が押下されると、UI処理部308は、選択されたSNMPパケット1213を、パケット破棄パターン登録要求としてSNMP処理部310へ送る。SNMP処理部310は、パケット破棄パターン登録要求を受け、図7で説明したようなパターン設定値を生成する。
ここで、図4を用いて説明したように、パターン情報を登録するために必要な領域の情報はネットワークプロトコル毎に予め決定されており、必要な領域の情報をパターンマッチ処理の対象としている。このため、SNMP処理部310は、UI処理部308から受けたパケットからパターン情報を登録するために必要な領域の情報を使用してパケットを破棄するためのパターン設定値を生成することができる。
SNMP処理部310は、生成したパターン設定値をパターン生成部306へ送る。パターン生成部306は、SNMP処理部310から渡されたパターン設定値を使用して図8に示すフローチャートに従って処理をする。
WOLボタン1209は、取得パケット一覧画面1201上で操作者によって選択された種類のパケットをネットワークコントローラ230が受信した場合、省電力モードから復帰するように設定するためのボタンである。WOLボタン1209が押下された場合における動作についてSNMPパケット1213を例に挙げて説明する。
操作者によってSNMPパケット1213が選択され、WOLボタン1209が押下されると、UI処理部308は、選択されたSNMPパケット1213を、通常電力モード復帰パターン登録要求としてSNMP処理部310へ送る。SNMP処理部310は、通常電力モード復帰パターン登録要求を受け、図7で説明したようなパターン設定値を生成する。
ここで、図4を用いて説明したように、パターン情報を登録するために必要な領域の情報はネットワークプロトコル毎に予め決定されており、必要な領域の情報をパターンマッチ処理の対象としている。このため、SNMP処理部310は、UI処理部308から受けたパケットからパターン情報を登録するために必要な領域の情報を使用して省電力モードから復帰するためのパターン設定値を生成することができる。
SNMP処理部310は、生成したパターン設定値をパターン生成部306へ送る。パターン生成部306は、SNMP処理部310から渡されたパターン設定値を使用して図8に示すフローチャートに従って処理をする。
応答ボタン1210は、取得パケット一覧画面1201上で操作者によって選択された種類のパケットをネットワークコントローラ230が受信した場合、省電力モードから復帰せずに代理応答するように設定するためのボタンである。応答ボタン1210が押下された場合における動作についてSNMPパケット1213を例に挙げて説明する。
操作者によってSNMPパケット1213が選択され、応答ボタン1210が押下されると、UI処理部308は、選択されたSNMPパケット1213を、代理応答パターン登録要求としてSNMP処理部310へ送る。SNMP処理部310は、代理応答パターン登録要求を受け、図7で説明したようなパターン設定値を生成する。
ここで、図4を用いて説明したように、パターン情報を登録するために必要な領域の情報はネットワークプロトコル毎に予め決定されており、必要な領域の情報をパターンマッチ処理の対象としている。このため、SNMP処理部310は、UI処理部308から受けたパケットからパターン情報を登録するために必要な領域の情報を使用して代理応答するためのパターン設定値を生成することができる。
SNMP処理部310は、生成したパターン設定値をパターン生成部306へ送る。パターン生成部306は、SNMP処理部310から渡されたパターン設定値を使用して図8に示すフローチャートに従って処理をする。
詳細ボタン1211は、取得パケット一覧画面1201上で操作者によって選択されたパケットの詳細を示す画面(図13参照のこと。)を表示するためのボタンである。取得パケット一覧画面1201上で選択されたパケットに対して詳細ボタン1211が押下されると、UI処理部308は、選択されているパケットの実際のデータの詳細を操作部240上に表示する。
戻るボタン1212は、取得パケット一覧画面1201を終了するためのボタンである。戻るボタン1212が押下されると、UI処理部308は、操作部240上の取得パケット一覧画面1201を終了し、HDD215から取得、保持していたパケットのデータを破棄する。
図13は、ユーザインターフェースの一例(詳細ボタン1211が押下されたときに表示されるパケット詳細表示画面1301)を示す図である。取得パケット一覧画面1201上で選択されたパケットに対して詳細ボタン1211が押下されると、UI処理部308は、選択されているパケットの実際のデータの詳細をパケット内の各フレームのフィールド毎に分けて操作部240上に表示する。
戻るボタン1302は、パケット詳細表示画面1301を終了するためのボタンである。戻るボタン1302が押下されると、UI処理部308は、操作部240上のパケット詳細表示画面1301を終了し、取得パケット一覧画面1201を表示する。
以上のようなユーザインターフェースを操作者に提供することによって、複合機101が設置されている顧客のネットワーク環境毎に流れているパケットに対して、省電力モードから復帰している要因となっているパケットを明示することができる。また、復帰の要因のパケットを操作者に明示すると共に、省電力モードをより長く維持できるようなパターン情報の登録を行える仕組みを操作者に対して提供している。
上述の構成によれば、機器の操作者は、ネットワーク103上を流れるパケットがどのような内容のものであるかを実際に認識した上でパターン情報を登録できるようになる。また、機器の操作者がネットワーク上を流れるパケットの詳細なデータを設定、編集しなくても代理応答、ウェイクアップ等のパターン情報を顧客毎のネットワーク環境に応じて登録、変更することができるようになる。
このように、省電力モード時に不必要な通常電力モードへの復帰を適切かつ容易に回避できるようになり、その結果としてより省電力モードをより長く維持することが可能となる。
なお、本実施形態は、上述の構成に限られるものではない。例えば、取得パケット一覧画面1201では、取得したパケットを時系列で表示する例を示したが、取得したパケットを統計順(量が多い順など)に表示する構成としてもよい。この構成によれば、機器の操作者は、頻繁に受信するパケットを代理応答に設定し易くなる。
<その他の実施形態>
本実施形態は、上述した各実施形態に限られるものではない。例えば、第1の実施形態の構成と第2の実施形態の構成とを適宜に組み合わせてもよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
なお、上述したメインコントローラ210は、第1の情報処理装置(第1のコンピュータの一例)であり、ネットワークコントローラ230は、第2の情報処理装置(第2のコンピュータの一例)である。
上述した実施形態の構成によれば、電力の消費が小さい状態をより容易に維持することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
210 メインコントローラ、230 ネットワークコントローラ

Claims (8)

  1. 第1の電力モードと、前記第1の電力モードよりも電力の消費が小さい第2の電力モードとを少なくとも有するメインコントローラと、ネットワークに接続されるネットワークコントローラと、を有し、
    前記メインコントローラと前記ネットワークコントローラとは接続され、
    前記メインコントローラは、前記第1の電力モードである場合、前記ネットワークコントローラを介して前記ネットワークからパケットを受信し、
    前記ネットワークコントローラは、前記メインコントローラが前記第1の電力モードである場合、前記ネットワークから受信したパケットを前記メインコントローラに転送するデータ処理装置であって、
    前記ネットワークコントローラは、
    前記メインコントローラが前記第2の電力モードであることを維持したまま前記ネットワークコントローラが応答可能なパケットを示す応答パターンと、前記メインコントローラを前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに復帰させる必要があるパケットを示す復帰パターンとを少なくとも記憶する記憶手段と、
    前記メインコントローラが前記第2の電力モードで動作し、かつ、前記ネットワークコントローラから受信したパケットが前記応答パターンに一致する場合に、前記メインコントローラが前記第2の電力モードであることを維持したまま受信したパケットに対して応答する応答手段と、
    前記メインコントローラが前記第2の電力モードで動作し、かつ、前記ネットワークコントローラから受信したパケットが前記復帰パターンに一致する場合に、前記メインコントローラを前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに復帰させ、受信したパケットを前記メインコントローラに転送する制御手段と、
    を備え、
    前記メインコントローラは、
    前記メインコントローラが取得したパケットの一覧画面を表示する表示手段と、
    前記一覧画面においてユーザに選択されたパケットを前記応答パターンに追加するように前記ネットワークコントローラに指示する指示手段と、
    備えることを特徴とするデータ処理装置。
  2. 前記指示手段は、ユーザ指示に従って、前記一覧画面においてユーザに選択されたパケットを前記応答パターンと前記復帰パターンとの何れかに追加するように前記ネットワークコントローラに指示することを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 前記記憶手段は、前記ネットワークコントローラが破棄するパケットを示す破棄パターンを更に記憶し、
    前記ネットワークコントローラは、
    前記メインコントローラが前記第2の電力モードで動作し、かつ、前記ネットワークコントローラから受信したパケットが前記破棄パターンに一致する場合に、受信した前記パケットを破棄する破棄手段を更に備えることを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  4. 前記指示手段は、ユーザ指示に従って、前記一覧画面においてユーザに選択されたパケットを前記応答パターンと前記復帰パターンと前記破棄パターンのいずれかに追加するように前記ネットワークコントローラに指示することを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。
  5. 前記表示手段は、前記一覧画面に、ユーザからパケット取得開始指示を受け付けてから、ユーザからパケット取得停止指示を受け付けるまでの間に前記メインコントローラが取得したパケットを表示することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  6. 前記データ処理装置は、印刷装置であることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のデータ処理装置。
  7. 第1の電力モードと、前記第1の電力モードよりも電力の消費が小さい第2の電力モードとを少なくとも有するメインコントローラと、ネットワークに接続されるネットワークコントローラと、を有し、
    前記メインコントローラと前記ネットワークコントローラとは接続され、
    前記メインコントローラは、前記第1の電力モードである場合、前記ネットワークコントローラを介して前記ネットワークからパケットを受信し、
    前記ネットワークコントローラは、前記メインコントローラが前記第1の電力モードである場合、前記ネットワークから受信したパケットを前記メインコントローラに転送するデータ処理装置が実行する情報処理方法であって、
    前記ネットワークコントローラが、前記メインコントローラが前記第2の電力モードで動作し、かつ、前記ネットワークコントローラから受信したパケットが、前記メインコントローラが前記第2の電力モードであることを維持したまま前記ネットワークコントローラが応答可能なパケットを示す応答パターンと、前記メインコントローラを前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに復帰させる必要があるパケットを示す復帰パターンとを少なくとも記憶する記憶手段に記憶された前記応答パターンに一致する場合に、前記メインコントローラが前記第2の電力モードであることを維持したまま受信したパケットに対して応答する応答ステップと、
    前記ネットワークコントローラが、前記メインコントローラが前記第2の電力モードで動作し、かつ、前記ネットワークコントローラから受信したパケットが前記記憶手段に記憶された前記復帰パターンに一致する場合に、前記メインコントローラを前記第2の電力モードから前記第1の電力モードに復帰させ、受信したパケットを前記メインコントローラに転送する制御ステップと、
    前記メインコントローラが、取得したパケットの一覧画面を表示する表示ステップと、
    前記メインコントローラが、前記一覧画面においてユーザに選択されたパケットを前記応答パターンに追加するように前記ネットワークコントローラに指示する指示ステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至6の何れか1項に記載のデータ処理装置の各手段として、機能させるためのプログラム。
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