JP6016374B2 - 周辺装置、情報処理システム、制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

周辺装置、情報処理システム、制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、周辺装置、情報処理システム、制御方法およびコンピュータプログラムに関する。
SNMP(簡易ネットワーク管理プロトコル)とMIBとを用いて、ネットワークで接続されたデバイスを管理する方法が提案されている。SNMPは、Simple Network Management Protocolの略称である。SNMPは、ネットワークに接続された機器の管理や制御を行うプロトコルである。ネットワークに接続された機器は、例えば、ネットワークプリンタ、ネットワーク複合機、HUB、ルータである。SNMPは、上記ネットワーク機器のデバイスの持つ管理情報を取得し変更を行うための、業界のデファクトスタンダードとなっている。
MIBは、Management Information Baseの略称である。MIBは、SNMPによって管理されるネットワーク機器の管理情報の集合である。具体的には、MIBは、階層構造をもつ簡易データベースに格納される。また、MIBは、ASN.1(Abstract Syntax Notation One)で定義されている。
管理端末(SNMPマネージャ)から送信されたSNMPのリクエストに対して、デバイス(SNMPエージェント)がリクエストを正しく解釈し、該当するMIB情報の返信を行うことによってデバイスの管理を行う。
MIB情報には、RFC(Request for Comments)で規定された、以下のような標準MIBの規格が存在している。
・RFC3805−Printer MIB v2
プリンタを管理するためのオブジェクトを定義
・RFC2790−Host Resources MIB
コンピューターシステムで共通のオブジェクトを定義
・RFC1213−Management Information Base for Network Management
・すべてのSNMPエージェントで利用される基本的なMIB
システム情報、インタフェース情報、TCP情報などを定義
一方、エンタープライズオブジェクト識別子を用いて、ベンダーごとのMIB情報の拡張をベンダーが独自に行うことも可能となっている。MIB情報の拡張の際には、まず、ベンダーが、企業番号(エンタープライズ番号:Private Enterprise Number)をIANA(Internet Assigned Number Authority)に申請する。そして、エンタープライズ番号のサブツリーをenterprisesの下にPrivate MIBとして定義する。これにより、MIB情報が拡張される。
Private MIBによる企業拡張で定義されている内容は、基本的にはRFCで規定されていないベンダー独自の情報が大半であり、SNMPマネージャはPrivate MIBを解釈することで、管理情報の取得をすることができる。
また、一部のデバイスは、複数ベンダーのエンタープライズ番号のサブツリーを有する。SNMPマネージャが、複数のエンタープライズ番号を有するデバイスから、異なるプロトコルによって情報取得をし、マッピングを変えることによってデバイスを区別可能にした上で一元管理を行うシステムが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2008−65831号公報
近年、ネットワークに接続されたデバイスを効果的に管理するために、MPS(Managed Print Service)というサービスの利用が拡大している。MPSアプリケーションは、例えば、HP社のWebJetAdminや、PrintFleet、Uniflow、FMAudit、PrintAuditである。これらの他に、多種多様なメーカーがMPSアプリケーションを提案している。例えば、エンタープライズオブジェクト識別子によりデバイスメーカを特定し、標準のRFC定義以外のMIB情報取得パケットの問い合わせ方法を変更するMPSアプリケーション(MPSアプリケーションB)が存在している。
MPSアプリケーションBを備える外部装置は、例えば、enterprises(1.3.6.1.4.1)のMIB−OIDに対し、SNMPのGetNextリクエストまたはGetBulkリクエストを発行する。OID(オブジェクトID)は、Object IDentifierの略称である。GetNextリクエストは、当該リクエストで指定するオブジェクトID(MIB−OID)に対応するノードの次のノードの情報の取得を求める要求である。上記GetNextリクエストを受けたデバイスは、MIB−OIDに対応するノードであるenterprises(1.3.6.1.4.1)の配下にあるエンタープライズ番号を応答する。エンタープライズ番号が複数の場合、デバイスは、値が小さいほうのエンタープライズ番号を先に応答する。外部装置は、先に応答されたエンタープライズ番号に基づいて、デバイスを管理する。
GetBulkリクエストは、当該リクエストで指定するMIB−OIDに対応するノードの次のノードの情報の一括取得を求める要求である。例えば、外部装置が、GetBulkリクエストにおいてenterprises(1.3.6.1.4.1)のMIB−OIDを指定した場合を例にとって説明する。上記GetNextリクエストを受けたデバイスは、MIB−OIDに対応するノードであるenterprises(1.3.6.1.4.1)の配下にあるエンタープライズ番号を一括で応答する。外部装置は、一括で応答されたエンタープライズ番号のうち、値が小さいほうのエンタープライズ番号に基づいて、デバイスを管理する。
すなわち、GetNextリクエスト、GetBulkリクエストは、特定の規則にしたがって下位ノードのエンタープライズ番号の取得を求める要求である。そして、MPSアプリケーションは、管理対象のデバイスから最初にデバイスから返信されたエンタープライズオブジェクト識別子(エンタープライズ番号)に基づいて、MPS側で取得するPrivate MIBのOIDの切り替えを行う。
一方、企業の合併や買収等によりエンタープライズオブジェクト識別子を複数搭載するデバイスが増加傾向にある。OEM(Original Equipment Manufacturer)の活用が活発なデバイスにおいても、同様に複数のエンタープライズオブジェクト識別子を有するデバイスが増加している。このように、複数のエンタープライズオブジェクト識別子を有するデバイスに対しては、MPSアプリケーションにおいて、既定のベンダー特定処理による判断が正しく行われず、所望のデバイス管理に支障をきたす可能性がある。
ここで、OCE社とCANONという複数のenterprisesを有するプリンタを管理対象として想定する。OCE社のエンタープライズオブジェクト識別子は1552、CANONのエンタープライズオブジェクト識別子は1602である。MPSアプリケーションBは、例えば、管理対象のデバイスのenterprisesに対してSNMPのGetNextリクエストを行い、その返信値のエンタープライズ番号によって、その後のPrivate MIB情報の取得内容を変更する。
MPSアプリケーションBからのGetNextリクエストに対する応答としてプリンタから最初に返信されるエンタープライズ番号は、OCE社のエンタープライズ番号である。したがって、MPSアプリケーションBは、当該最初に返信されるエンタープライズ番号に基づいて、プリンタをOCE社のデバイスであると判断する。したがって、MPSアプリケーションBは、MIBにおけるOCE社のツリー下にあるプライベート情報のみを取得し、CANONのプリンタとしては情報取得を行わない。
しかし、例えば、OCE社のプライベート情報にはカウンタ情報が存在していない場合には、カウンタ情報による計数管理に支障をきたす。ユーザが導入済みのMPSに対して、OCE社のプリンタとしてモニタリングしたいのか、またはCANONのプリンタとしてモニタリングしたいのかは、ユーザが自由に決められるべきである。しかし、上述したMPSアプリケーションは、管理対象のネットワーク機器すなわち周辺機器から最初に返信されるエンタープライズ番号に基づいて、その後の当該周辺機器の管理を行うので、上記の例では、常にOCE社のプリンタとしての管理になってしまう。したがって、既にユーザが運用中のMPS環境においても、デバイスの必要な情報取得が行えるようにすることが必要である。そのためには、デバイス側で、GetNext/GetBulkリクエストを受けた場合に優先的に応答するエンタープライズ番号を設定できる必要がある。
本発明は、MIBのエンタープライズ番号として、複数の値を持つ周辺装置であって、特定の規則にしたがって下位ノードのエンタープライズ番号の取得を求める要求に対して応答するエンタープライズ番号を設定する周辺装置の提供を目的とする。
本発明の一実施形態の周辺装置は、MIBのエンタープライズ番号として、複数の値を持つ周辺装置である。前記周辺装置は、外部装置から、特定のオブジェクトIDを指定した、特定の規則にしたがって下位ノードのエンタープライズ番号の取得を求める要求を受信した場合の、該要求に対応する前記特定の規則に依らず前記外部装置に応答するエンタープライズ番号を設定する設定手段と、前記要求を受信し、該要求に対して、前記設定手段によって設定された前記エンタープライズ番号を応答する応答手段とを備える。
本発明の周辺装置によれば、当該周辺装置がMIBのエンタープライズ番号を複数持つ場合であって、MIB情報の取得要求を受けた場合に、予め周辺装置のユーザが指定したエンタープライズ番号を応答することができる。したがって、外部装置は、応答されたエンタープライズ番号に基づいて、周辺装置に関するその後の管理を実行することができ、周辺装置の管理の利便性が向上する。
本実施形態の情報処理システムの構成例を示す図である。 MIB情報の構造の一例を示す図である。 MIB情報の階層構造を説明する図である。 エンタープライズ番号配下に定義を行ったMIBオブジェクトのASN.1記載の例を示す図である。 制御部の構成例を示す図である。 MPSアプリケーションの動作処理例を説明するフローチャートである。 MFPが実行するSNMP設定処理の一例を説明する図である。 MFPの動作処理例を説明するフローチャートを示す図である。
図1は、本実施形態の情報処理システムの構成例を示す図である。図1に示す情報処理システムは、PC161,162と、画像形成装置100とを備える。画像形成装置100は、本実施形態の周辺装置である。画像形成装置100は、例えば、コピー機能やプリンタ機能など、複数の機能を有するMFPである。なお、画像形成装置が、コピー機能のみ又はプリンタ機能のみを有するSFP(Single Function Peripheral)であってもよい。以下では、画像形成装置100をMFP100とも記述する。
MFP100は、コントローラ部(制御部)110、リーダ部120、プリンタ部130、操作部140を備える。コントローラ部110は、リーダ部120及びプリンタ部130と電気的に接続されている。制御部110は、リーダ部120及びプリンタ部130からデータを受信する。また、制御部110は、リーダ部120及びプリンタ部130に対して各種のコマンドを送信する。さらに、制御部110は、ネットワーク160を介してPC161、162と接続されており、これらから画像データや制御コマンドを受信する。ネットワーク160は、例えば、イーサネット(登録商標)で構築される。PC161、162はMFP100に対して、機器の構成情報や現在のステータス情報の監視等も行う。
リーダ部120は、原稿の画像を光学的に読み取り、画像データに変換する。リーダ部120は、原稿を読み取る機能を有するスキャナユニット121と、原稿をスキャナユニット121によって読み取り可能な位置まで搬送する原稿給紙ユニット122とを備える。スキャナユニット121が備えるスキャナコントローラ123は、制御部110からの指示に基づいて、スキャナユニット121と原稿給紙ユニット122とを制御する。
プリンタ部130は、画像形成(印刷)用の用紙(又は記録材)を収納する給紙ユニット131と、画像データを用紙に転写及び定着させるマーキングユニット132と、印刷された用紙を排紙する排紙ユニット134とを備える。
プリンタ部130は、制御部110からの指示に基づいて、給紙ユニット131から用紙をマーキングユニット132へ給紙し、マーキングユニット132で当該用紙に対して画像データを印刷した後、当該用紙を排紙ユニット134へ排紙する。排紙ユニット134は、マーキングユニット132で印刷された用紙に対し、ソートやステイプル等の処理を施すことができる。
給紙ユニット131は、複数の給紙部を備えており、各給紙部には用紙が収納され、載置(設定)される。各給紙部は、例えば、普通紙や光沢紙等、複数種類の用紙を収納できる。また、各給紙部は、MFP100のプリンタ部130で印刷された用紙を、再び収納することもできる。給紙部の例として、給紙カセットや、給紙デッキ、手差用紙レイ等がある。給紙部の形態はこれに限られず、その他、収納された用紙をマーキングユニット132に搬送できればよい。
操作部140は、例えば、ハードキーや、液晶表示部及びその表面上に貼り付けられたタッチパネル部を備え、それらを介してユーザから指示を受け付ける。また、操作部140は、液晶表示部にソフトキーや、MFP100の機能や状態を表示することができる。操作部140は、ユーザからの指示に対応するコマンドを、制御部110に送信する。また、HDD(Hard Disk Drive)150は、MFP100の各種設定及び画像データを記憶する。
上記の構成に基づき、MFP100は、例えば、コピー機能、画像データ送信機能、プリンタ機能等の種々の機能を実現する。コピー機能を実現する場合には、制御部110は、リーダ部120で原稿の画像データを読込み、プリンタ部130で当該画像データを用いて用紙に印刷する制御を行う。画像データ送信機能を実現する場合に、制御部110は、リーダ部120で読み込んだ原稿の画像データをコードデータに変換し、当該コードデータを、ネットワーク160を介してPC161、162に送信する。
プリンタ機能を実現する場合には、制御部110は、PC161、162からネットワーク160を介して受信したコードデータ(印刷データ)を画像データに変換し、プリンタ部130へ送信する。プリンタ部130は、受信した画像データを用いて用紙に印刷する。制御部110の構成については、図5を参照して後述する。本実施形態の制御方法は、例えば、図1に示すMFP100が備える各処理部によって実現される。また、本実施形態のコンピュータプログラムは、この制御方法をコンピュータに実行させる。
<標準技術の説明>
次に、IETFがインターネットで利用される技術の標準化を目的として発行を行っているRFCに基づく、ネットワーク機器からの情報取得について説明する。IETFはInternet Engineering Task Forceの略称である。また、RFCはRequest for Commentsの略称である。
ネットワーク上のデバイスの情報管理プロトコルとしてSNMP(Simple Network Management Protocol)が一般的に広く用いられている。SNMPで管理されるネットワーク機器は、MIB情報を搭載し、管理端末からのSNMPリクエストに対してレスポンスを行うことで管理される。MIB情報の構造についても、IEFTで標準化がなされている。
図2は、図1に示すMFPが有するMIB情報の構造の一例を示す図である。図2に示すように、MIB情報は、分野別に分けられたツリー構造として定義されている。最も標準的な位置づけとしてのMIB情報(標準MIB)は、mib−2(202)の配下で定義がされている。mib−2(202)は、ISOが既定するiso(201)のツリー配下で規定されている。 mib−2配下のグループには、RFCで規定されているsystem情報に関するサブツリーや、プリンタの情報に関するprintmibサブツリーが存在する。
標準MIBは、ネットワーク機器のメーカーの違いや機器のスペック等に左右されない汎用的な情報の集合体としてまとめられている。一方、標準MIBに対して、ベンダーなどが独自に拡張したMIB情報は、プライベートMIBや拡張MIBと呼ばれ、private(203)の配下のenterprises(204)にベンダー専用のグループとしてまとめられている。
ベンダー専用の情報グループを使用するためには、その識別情報が必要となる。具体的には、IANAにエンタープライズ番号の申請を行い、PRIVATE ENTERPRISE NUMBERSの取得を行うことが必要である。IANAはInternet Assigned Numbers Authorityの略称である。
なお、割り当てが行われたエンタープライズ番号の一覧は、以下のURLで公開されている。
http://www.iana.org/assignments/enterprise-numbers
図2に示す例では、符号205で示すエンタープライズ番号1552はOCE社に対応し、符号207で示すエンタープライズ番号1602は、CANONに対応する。すなわち、MFP100は、MIBのエンタープライズ番号として、複数の値を持つ。
各企業は、独自のMIB上をエンタープライズ番号配下で定義を行い、RFC1155などによって規定されるSMIによるデータ構造やデータ型式、および管理情報の名前付けと、ASN.1という仕様記述言語によって仕様を明らかにしている。SMIはStructure of Management Informationの略称である。ASN.1はAbstract Syntax Notation.1の略称である。図2に示す例では、カウンタに関する情報が、符号206で示すoceBillingCounterMIBと、符号209で示すcanChargeCounterとで規定されている。すなわちカウンタに関する情報は、各々の企業ごとに規定されている。
図3は、図2に示すMIB情報の階層構造を説明する図である。図中、符号301の楕円で示すMIB情報の管理上のグループは、標準MIBである。また、符号302の四角で示すMIB情報の管理上のグループは、Private MIBである。
符号303は、MIBのOIDを示す最上位の識別番号である。符号304のinternetの配下に、符号305のmib−2と、符号307のprivateと、符号308のenterprisesが配置されている。mib−2には、標準MIBの情報グループが格納されている。また、privateとenterprisesは、Private MIBに繋がる。
ベンダー専用の情報グループは、エンタープライズ番号を識別子として、符号308のenterprises配下に符号309のhp(11)、符号310のoce(1552)、符号311のcanon(1602)が配置される。
本実施形態では、MIB情報の取得要求元となる外部装置上でMPSアプリケーションBが動作するものとする。したがって、以下の説明におけるMIBアプリケーションは、MIBアプリケーションBを意味する。MIBアプリケーションは、MFP100に対して、MIB情報の取得要求を行う。MIB情報の取得要求は、例えば、GetNextリクエスト、GetBulkリクエストといった、特定の規則にしたがって下位ノードのエンタープライズ番号の取得を求める要求である。MIB情報の取得要求には、特定のオブジェクトID(OID)が指定される。MIB情報の取得要求を受けたMFP100は、MFP100が保持するMIB情報から、MIB情報の取得要求において指定されたOIDに対応するノードの配下にあるエンタープライズ番号を取得して応答する。
図4は、エンタープライズ番号配下に定義を行ったMIBオブジェクトのASN.1記載の例を示す図である。符号501に示す1602という識別子が、canonのPrivateMIB配下に存在するベンダー専用の情報であることが確認できる。MIB情報の取得要求においてOIDにデバイス名”canPdInfoMachineName”を指定する場合を例にとると、このOIDは単一値をもつオブジェクトに相当する。したがって、当該OIDの後ろに「.0」を付けたものがインスタンスを示す。
図5は、図1中の制御部の構成例を示す図である。メインコントローラ411は、CPU412及びバスコントローラ413と、各種のI/Fコントローラ回路とを備える。CPU412及びバスコントローラ413は、制御部110全体の動作を統括的に制御する。CPU412は、ROM414からROMI/F415を経由して読込んだプログラムに基づいて各種の動作を実行する。例えば、CPU412は、読み込んだプログラムに基づいて、図1に示すPC161又はPC162から受信したコードデータ(例えばPDL(ページ記述言語))を解釈する。本実施形態に特有の機能として、ROM414には、MFPのMIB情報を取得するプログラム(MIB情報取得プログラム)が予め記憶されている。バスコントローラ413は、各I/Fを介したデータ転送に関する制御、例えば、バスの調停及びDMAデータ転送の制御を行う。
DRAM416は、DRAMI/F417を介してメインコントローラ411と接続され、CPU412が動作するためのワーク領域や、画像データを蓄積するための領域として使用される。本実施形態に特有の機能として、DRAM416には、MFPのMIB情報が格納される。このMIB情報は、例えば、図2および図3を参照して説明した構造を有している。
Codec418は、例えば、DRAM416に蓄積されたラスタイメージデータをMH/MR/MMR/JBIG/JPEG等の方式で圧縮し、又は圧縮された状態で蓄積されたコードデータをラスタイメージデータに伸長する処理を行う。SRAM419は、Codec418の一時的なワーク領域として使用される。Codec418は、I/F420を介してメインコントローラ411と接続される。SRAM419とDRAM416との間のデータの転送は、バスコントローラ413によって制御され、DMA転送により実現される。
Graphic Processor435は、DRAM416に蓄積されたラスタイメージデータに対して、画像回転、画像変倍、色空間変換、又は二値化等の処理を行う。SRAM436は、Graphic Processor435の一時的なワーク領域として使用される。Graphic Processor435は、I/F437を介してメインコントローラ411と接続されている。Graphic Processor435とDRAM416との間のデータの転送は、バスコントローラ413によって制御され、DMA転送により実現される。
Network Contorller421は、I/F423によってメインコントローラ411と接続され、コネクタ422を介して外部ネットワーク(例えば、ネットワーク160)と接続される。汎用高速バス425には、拡張ボードを接続するための拡張コネクタ424とI/O制御部426とが接続される。汎用高速バス425は、例えば、PCIバスである。I/O制御部426は、リーダ部120及びプリンタ部130の各CPUとの間で、制御コマンドを送受信するための調歩同期式のシリアル通信部コントローラ427を2チャンネル備える。
I/O制御部426は、I/Oバス428を介してスキャナI/F440及びプリンタI/F445と接続されている。パネルI/F432は、操作部140との間でデータの送受信を行うためのI/Fである。パネルI/F432は、LCDコントローラ431から転送されてきた画像データを操作部140に転送する。また、パネルI/F432は、操作部140が備えるハードキーやタッチパネルを介して入力されるキー入力信号を、キー入力I/F430を介してI/O制御部426に転送する。
リアルタイムクロックモジュール433は、バックアップ用電池434によって電力を供給され、MFP100内で管理する日付及び時刻を更新/保存する。E−IDE I/F461は、HDD150を接続するI/Fである。CPU412は、E−IDE I/Fを介してHDD150に画像データを記憶させ、又はHDD150から画像データを読み込む。
コネクタ442及びコネクタ447には、リーダ部120及びプリンタ部130がそれぞれ接続されている。これらは、同調歩同期シリアルI/F(443、448)及びビデオI/F(444、449)を介してスキャナI/F440及びプリンタI/F445に接続されている。
スキャナI/F440は、コネクタ442を介してリーダ部120と接続され、スキャナバス441を介してメインコントローラ411と接続されている。スキャナI/F440は、リーダ部120から受信した画像に対して所定の処理を施す。また、スキャナI/F440は、リーダ部120から受信したビデオ制御信号に基づいて生成した制御信号を、スキャナバス441に出力する。スキャナバス441からDRAM416へのデータ転送は、バスコントローラ413によって制御される。
プリンタI/F445は、コネクタ447を介してプリンタ部130と接続され、プリンタバス446を介してメインコントローラ411と接続されている。プリンタI/F445は、メインコントローラ411から出力された画像データに所定の処理を施して、プリンタ部130へ出力する。DRAM416上に展開されたラスタイメージデータのプリンタ部130への転送は、バスコントローラ413によって制御される。当該ラスタイメージデータはプリンタバス446、プリンタI/F445及びビデオI/F449を経由してプリンタ部130へDMA転送される。
SRAM451は、バックアップ用の電池から供給される電源により、MFP100全体の電源が遮断された状態でも記憶内容を保持し続けることが可能なメモリである。SRAM451は、バス450を介してI/O制御部426と接続されている。また、EEPROM452も同様に、バス450を介してI/O制御部426と接続されたメモリである。
図5を参照して、DRAMへのMIB情報の格納処理と、MFP100がMIB情報の取得要求を受けた場合のMIB情報の返信処理とを説明する。まず、MFP100が起動すると、CPU412が、ROM414からMIB情報取得プログラムを読み出して実行する。これにより、CPU412が、例えばスキャナI/F440とプリンタI/Fとを介して、MIB情報を取得する。CPU412は、取得したMIB情報をDRAM416に格納する。
一方、CPU412が、外部装置(例えばPC161)から、コネクタ422およびNetworkController421を介してMIB情報の取得要求を受信する。CPU412が、受信したMIB情報の取得要求に応じて、DRAM416からMIB情報を取得する。そして、CPU412が、取得したMIB情報をNetworkController421およびコネクタ422を介して要求元に返す。
図6は、MPSアプリケーションの動作処理例を説明するフローチャートである。この例では、PC161が備えるCPUがMPSアプリケーションを実行する。PC161が、SNMPによるMFP100からの情報取得処理を開始する(ステップS601)。MPSアプリケーションが、MFP100に対してSNMPでprivate(1.3.6.1.4)にGetNextする。すなわち、PC161が備えるCPUは、MFP100に対してMIB情報の取得を行う要求手段として機能する。また、このCPUは、MFP100からMIB情報の取得要求に応じたエンタープライズ番号を応答として受信する受信手段として機能する。
MPSアプリケーションは、返信されるエンタープライズ番号に基づいて、MFP100がどのベンダーのプリンタであるかの判断を行う(ステップS602,S603)。具体的には、MPSアプリケーションは、エンタープライズ番号によるprivateMIB情報の取得ロジックの切り替えを行う。例えば、MPSアプリケーションが、エンタープライズ番号に基づいてMFP100がベンダーAのプリンタであると判断した場合には、ベンダーAのprivateMIB情報に対して、詳細なMIB情報の問い合わせを行う(ステップS604)。
また、MPSアプリケーションが、エンタープライズ番号に基づいてMFP100がベンダーBのプリンタであると判断した場合には、ベンダーBのprivateMIB情報に対して、詳細なMIB情報の問い合わせを行う(ステップS605)。MPSアプリケーションが、エンタープライズ番号に基づいてMFP100がベンダーCのプリンタであると判断した場合には、ベンダーCのprivateMIB情報に対して、詳細なMIB情報の問い合わせを行う(ステップS606)。すなわち、MPSアプリケーションを実行するCPUは、MOB情報の取得要求に対する応答の受信元の周辺装置であるMFP100を、該応答に含まれるエンタープライズ番号で特定されるタイプの装置として管理する管理手段として機能する。このCPUは、応答されたエンタープライズ番号で特定されるタイプの装置として管理されたMFP100に対して、MIBのエンタープライズ番号に対応するノードの配下の管理情報の取得要求を行う。
次に、MPSアプリケーションが、ベンダー固有のMIB情報に加え、標準MIBとして、図2に例示したprintmibグループやsystemグループのMIB情報取得を行う(ステップS607)。標準MIB情報で取得できるMIB情報の例としては、プリンタのステータス情報、トナーや用紙などの消耗品の情報、画像形成装置のシリアル番号、カウンタ情報(printmibの総印刷枚数)などである。次に、PC161が、MPSアプリケーションが取得した情報を表示し(ステップS608)、処理を終了する。
図7は、MFPが実行するSNMP設定処理の一例を説明する図である。MFP100のCPU412が、パネルI/F432に指示して、SNMPの設定画面701を画面表示する。符号702は、SNMPv1を使用するか否かの設定を行う設定欄を示す。符号703は、SNMPv3を使用するか否かの設定を行う設定欄を示す。符号704は、MIB情報の取得要求に対するMIB情報(プリンタ管理情報)の応答に関する情報の設定欄を示す。
この例では、設定欄704は、ユーザの操作によって、設定欄702のチェックボックスにチェックが入れられ、MIB情報の取得要求に用いられるSNMPとしてSNMP
v1が設定された場合に表示される設定欄である。この例では、設定欄704は、MIB情報の取得要求に対して優先的に返却するエンタープライズ番号を設定する。設定欄703を用いてMIB情報の取得要求に用いられるSNMPとしてSNMP v1が設定された場合に、CPU412が、設定欄704と異なる設定欄を表示するようにしてもよい。すなわち、CPU412は、MIB情報の取得要求に用いられるSNMPのバージョンに応じて、エンタープライズ番号の設定方法を異ならしめる。
符号705は、管理情報の要求元の外部装置(例えばPC161)からMFP100の管理情報の取得を許可するか否かの設定を行う設定欄を示す。符号706は、MFP100のベンダーID(エンタープライズ番号)の設定を行う設定欄を示す。ユーザが、ボタン707を押下すると、符号708に示すように、MFP100がMIB情報として複数有しているエンタープライズ番号が列挙される。例えば、列挙されたエンタープライズ番号のうち、“aaa”は、ベンダーAのエンタープライズ番号、“bbb”は、ベンダーBのエンタープライズ番号、“ccc”は、ベンダーCのエンタープライズ番号である。
ユーザが、列挙されたエンタープライズ番号のうちから、外部装置に対して応答したいエンタープライズ番号を選択すると、CPU412が、以下の処理を実行する設定手段として機能する。CPU412が、上記選択されたエンタープライズ番号を管理情報の要求元に対して優先的に応答するエンタープライズ番号として設定する。つまり、CPU412は、ユーザによる、応答するエンタープライズ番号の指定操作にしたがって、MIB情報の取得要求に対応する特定の規則に依らず外部装置に応答するエンタープライズ番号を設定する。CPU412が、ユーザによる、応答しないエンタープライズ番号の指定操作にしたがって、応答するエンタープライズ番号を設定するようにしてもよい。
図7では図示を省略するが、CPU412が、MIB情報の取得要求に用いられるSNMPのコミュニティ設定、SNMPのユーザ設定、アドレス、またはネットワークインタフェースのいずれか毎に、応答するエンタープライズ番号を設定するようにしてもよい。上記アドレスは、MIB情報の要求元のIPアドレス、IPアドレスレンジ、またはMACアドレスである。また、上記ネットワークインタフェースは、MIB情報を受けるネットワークインタフェースであり、具体的には、図5中のNetworkControllerとコネクタ422が該当する。
まず、コミュニティ設定毎のエンタープライズ番号の設定例について説明する。ユーザが、設定欄702を用いてSNMP v1を選択すると、CPU412が、SNMP v1に対応して規定されているコミュニティ名を、応答するエンタープライズ番号に対応付けて画面表示する。ユーザが、表示された画面上でコミュニティ名を選択すると、CPU412は、選択したコミュニティ名に対応するエンタープライズ番号を設定する。CPU412は、MIB情報の取得要求を受けた場合に、当該要求に含まれるコミュニティ名を取得し、取得したコミュニティ名に対応する上記設定されたエンタープライズ番号を返す。これにより、MIB情報の取得要求元が複数ある場合であっても、MFP100は、各々の要求元が所望するエンタープライズ番号を返すことができる。
次に、ユーザ設定毎のエンタープライズ番号の設定例について説明する。ユーザが、設定欄702を用いてSNMP v3を選択すると、CPU412が、SNMP v3に対応して規定されているユーザ名を、応答するエンタープライズ番号に対応付けて画面表示する。ユーザが、表示された画面上でユーザ名を選択すると、CPU412は、選択したユーザ名に対応するエンタープライズ番号を設定する。
CPU412は、MIB情報の取得要求を受けた場合に、当該要求に含まれるユーザ名を取得し、取得したユーザ名に対応する上記設定されたエンタープライズ番号を返す。これにより、MFP100は、MIB情報の取得要求に用いられるSNMPのユーザのユーザ名に応じたエンタープライズ番号を返すことができる。なお、CPU412が、SNMP v3に応じたコンテキスト名を画面表示し、ユーザが、当該コンテキスト名に応じたエンタープライズ番号を設定できるようにしてもよい。
CPU412が、MIB情報の要求元のIPアドレス、IPアドレスレンジ、またはMACアドレスを画面表示し、ユーザが、表示されたアドレスに応じたエンタープライズ番号を設定できるようにしてもよい。
また、CPU412が、ネットワークインタフェース名を画面表示し、ユーザが、表示されたネットワークインタフェース名に応じたエンタープライズ番号を設定できるようにしてもよい。これにより、MFP100が、例えば、無線通信で受信したMIB情報の取得要求に対して返すエンタープライズ番号と、優先通信で受信したMIB情報の取得要求に対して返すエンタープライズ番号とを異ならしめることができる。
図8は、MFPの動作処理例を説明するフローチャートを示す図である。図8中に示す各ステップの処理は、例えば、ROM414に格納されたプログラムをCPU412が読み出して実行することによって実現される。
まず、MFP100が、PC161から、MIB情報の取得要求を含むSNMPパケットを受信する(ステップS801)。MFP100のCPU412が、受信されたSNMPパケットを解析して、MIB情報の取得要求がGetリクエストであるかを判断する(ステップS802)。
MIB情報の取得要求がGetリクエストである場合は、処理がステップS812に進む。ステップS812において、CPU412が、MIB情報の取得要求で指定されたMIBのOIDが、MFP100の情報として存在するかを判断する(ステップS812)。
MIB情報の取得要求で指定されたMIBのOIDが、MFP100の情報として存在する場合は、処理がステップS813に進む。ステップS813において、CPU412が、指定されたOIDのMIB情報値をPC161に対して返信し(ステップS813)、処理が終了する(ステップS810)。すなわち、CPU412は、MIB情報の取得要求がGetリクエストである場合に、該要求において指定された特定のOIDに対応する値を応答として返す。
MIB情報の取得要求で指定されたMIBのOIDが、MFP100の情報として存在しない場合は、処理がステップS814に進む。ステップS814において、CPU412が、noSuchNameでエラーステータスをPC161に対して返信すし(ステップS814)、処理が終了する(ステップS810)。noSuchNameは、指定された情報が存在しないことを示すSNMPのエラーコードである。
上記ステップS801において、MIB情報の取得要求がGetリクエストでない場合は、処理がステップS803に進む。ステップS803において、CPU412が、受信されたMIB情報の取得要求がGetNextリクエストであるかを判断する(ステップS803)。MIB情報の取得要求がGetNextリクエストである場合は、ステップS805に進む。MIB情報の取得要求がGetNextリクエストでない場合は、ステップS804に進む。
ステップS804において、CPU412が、受信されたMIB情報の取得要求がGetBulkリクエストであるかを判断する(ステップS804)。MIB情報の取得要求がGetBulkリクエストでない場合、CPU412が、MIB情報の取得要求が、SNMPで規定されている情報取得オペレーションに対応しないと判断して、ステップS811に進む。続いて、CPU412が、SNMPのgenErrのエラーステータスをPC161に対して返信する(ステップS811)。そして、処理が終了する(ステップS810)。
上記ステップS804において、MIB情報の取得要求がGetBulkリクエストである場合は、ステップS805に進む。ステップS805において、MIB情報の取得要求が、enterprises(1.3.6.1.4.1)のOIDに対するリクエストであるかを判断する(ステップS805)。MIB情報の取得要求が、enterprises(1.3.6.1.4.1)のOIDに対するリクエストでない場合は、処理がステップS812に進む。
MIB情報の取得要求が、enterprises(1.3.6.1.4.1)のOIDに対するリクエストである場合は、処理がステップS806に進む。ステップS806において、CPU412が、MIB情報の取得要求に対して優先的に応答するエンタープライズ番号が設定されているかを判断する(ステップS806)。
MIB情報の取得要求に対して優先的に応答するエンタープライズ番号が設定されていない場合は、処理がステップS809に進む。そして、CPU412が、従来の返信処理にしたがった返信処理を行う(ステップS809)。具体的には、CPU412が、enterprises(1.3.6.1.4.1)のOIDに対応するノードの配下にあるエンタープライズ番号を、一括してPC161に対して応答する。
MIB情報の取得要求に対して優先的に応答するエンタープライズ番号が設定されている場合は、処理がステップS807に進む。そして、CPU412が、enterprises(1.3.6.1.4.1)の次に来るインスタンスとして、設定されている優先的なエンタープライズ番号を用いたSNMPの返信をPC161に対して行う(ステップS807)。そして、処理が終了する(ステップS810)。すなわち、CPU412は、MIB情報の取得要求を受信し、該要求に対して、設定されたエンタープライズ番号を応答する応答手段として機能する。例えば、MIB情報の取得要求がGetNext/GetBulkリクエストである場合には、CPU412は、該要求において指定された特定のOIDに対応するノードの配下にあるエンタープライズ番号のうち、設定されたエンタープライズ番号を応答として返す。
上記ステップS807において返信されるエンタープライズ番号を受け取ったPC161は、このエンタープライズ番号に基づいてベンダー判断を行う(図6のS603)。
本実施形態の周辺装置すなわちMFP100によれば、次のような効果を得ることができる。本実施形態の周辺装置は、MIB情報の取得要求に対して優先的に返信を行うエンタープライズ番号の設定を予め行うので、要求元の外部装置が、明示的に、管理対象としたいPrivate MIBを指定することが可能となる。したがって、MPSアプリケーションを用いたデバイス管理の利便性が向上する。
また、本実施形態の周辺装置は、enterprises(1.3.6.1.4.1)に対するGetNext/GetBulkリクエストを受けた場合に、予め設定されたエンタープライズ番号をリクエスト元の外部装置に応答する。そして、周辺装置は、Getリクエストを受けた場合は従来と同様の動作を行う。したがって、本実施形態の周辺装置によれば、他の外部装置による、管理対象のデバイスに特化した連携ソフトウェアを用いたMIB情報の取得処理に影響を及ぼさない。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。

Claims (10)

  1. MIBのエンタープライズ番号として、複数の値を持つ周辺装置であって、
    外部装置から、特定のオブジェクトIDを指定した、特定の規則にしたがって下位ノードのエンタープライズ番号の取得を求める要求を受信した場合の、該要求に対応する前記特定の規則に依らず前記外部装置に応答するエンタープライズ番号を設定する設定手段と、
    前記要求を受信し、該要求に対して、前記設定手段によって設定された前記エンタープライズ番号を応答する応答手段とを備える
    ことを特徴とする周辺装置。
  2. 前記設定手段は、前記周辺装置のユーザによる、応答するエンタープライズ番号の指定操作、または応答しないエンタープライズ番号の指定操作にしたがって、前記応答するエンタープライズ番号を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の周辺装置。
  3. 前記設定手段は、前記要求に用いるSNMPのコミュニティ設定、SNMPのユーザ設定、要求元のアドレス、または前記要求を受けるネットワークインタフェースのいずれか毎に、前記応答するエンタープライズ番号を設定する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の周辺装置。
  4. 前記設定手段は、前記要求に用いられるSNMPのバージョンに応じて、前記エンタープライズ番号の設定方法を異ならしめる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の周辺装置。
  5. 前記応答手段は、
    前記外部装置からのエンタープライズ番号の取得を求める要求がGetNextリクエストである場合に、該要求において指定された前記特定のオブジェクトIDに対応するノードの配下にあるエンタープライズ番号のうち、前記設定手段により設定されたエンタープライズ番号を応答として返す
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の周辺装置。
  6. 前記応答手段は、前記外部装置からのエンタープライズ番号の取得を求める要求がGetリクエストである場合に、該要求において指定された前記特定のオブジェクトIDに対応する値を応答として返す
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の周辺装置。
  7. SNMPを用いたデバイス管理を行うシステムであって、
    MIBのエンタープライズ番号として、複数の値を持つ周辺装置と、前記周辺装置を管理する情報処理装置とを備え、
    前記周辺装置は、
    前記情報処理装置から、特定のオブジェクトIDを指定した、特定の規則にしたがって下位ノードのエンタープライズ番号の取得を求める要求を受信した場合の、該要求に対応する前記特定の規則に依らず前記情報処理装置に応答するエンタープライズ番号を設定する設定手段と、
    前記情報処理装置から前記要求を受信し、該要求に対して、前記設定手段によって設定された前記エンタープライズ番号を応答する応答手段とを備え、
    前記情報処理装置は、
    前記周辺装置に対して前記要求を行う要求手段と、
    前記周辺装置から前記要求に応じたエンタープライズ番号を応答として受信する受信手段と、
    前記応答の受信元の周辺装置を、該応答に含まれる前記エンタープライズ番号で特定されるタイプの装置として管理する管理手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理システム。
  8. 前記要求手段は、さらに、
    前記管理手段によって前記エンタープライズ番号で特定されるタイプの装置として管理された前記情報処理装置に対して、MIBの前記エンタープライズ番号に対応するノードの配下の管理情報の取得要求を行う
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理システム。
  9. MIBのエンタープライズ番号として、複数の値を持つ周辺装置の制御方法であって、
    外部装置から、特定のオブジェクトIDを指定した、特定の規則にしたがって下位ノードのエンタープライズ番号の取得を求める要求を受信した場合の、該要求に対応する前記特定の規則に依らず前記外部装置に応答するエンタープライズ番号を設定する工程と、
    前記要求を受信し、該要求に対して、前記設定する工程において設定された前記エンタープライズ番号を応答する工程とを有する
    ことを特徴とする制御方法。
  10. 請求項9に記載の制御方法をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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