JP2006119517A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 使用頻度が上流側の定着器よりも低い下流側の定着器のスタンバイ時の電力消費を低減。
【解決手段】 画像形成装置が待機状態の時に、各定着器の制御を変更可能な切換手段を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、熱と圧により記録材上のトナー画像を加熱定着する定着器を複数備えた画像形成装置に関する。
電子写真技術を用いたプリンターや複写機などのフルカラー画像形成装置が数多く製品化されている。近年、フルカラー画像形成装置に要求されている性能として、特に、様々な記録材に画像形成出来ることや、高速・高画質であることがある。様々な記録材に画像形成する上で、定着器としては常に最適な熱量を記録材とトナーに与えることが重要である。最適な熱量を与えることで、充分な定着強度を確保し、かつ、好適な画像光沢を得ることが出来るからである。例えば、厚みのある記録材を使用するときには、記録材上のトナー画像を加熱溶融してトナー画像を定着させるのに、厚い記録材は熱容量が大きくなるので通常の記録材よりも多くの熱量が必要になる。従って、厚い記録材を使用するときは、定着温度を高く設定したり、定着速度を遅くすることで定着時間を長くして対応している。しかし、前者の場合、温度を高くしすぎると、特に透気度の低いコート紙に画像形成する場合には、記録材コート紙中の水分が一気に蒸発して水蒸気になり、コート紙表面のコーティング層に凹凸ができて画像が乱れるといった問題が生じてしまう。また、定着部材や周辺部材の熱劣化を促進する等、弊害が発生することが多いので、通常後者で対応するのが一般的であった。定着速度を低下させずに市場からの要望である高速化を様々な記録材を使用しても達成出来るように、最近、定着器を複数個用いて記録材とトナーに定着器の個数だけ複数回にわたって熱を与えることのできる画像形成装置が例えば特許文献1や特許文献2に開示されている様に提案されている。特許文献2においては、使用する記録材によって使用する定着器の個数を変更して、画像の光沢を調整するものである。
特開2002−49258号公報 特開2000−221821号公報
しかしながら、使用する記録材によって使用する定着器の個数を変更する画像形成装置において、一個の定着器のみを使用する記録材しか使用しない使用者にとっては、残りの定着器をいつでも定着可能な待機状態にしておくと、残りの定着器が無駄な電力を消費してしまうといった欠点があった。また、残りの定着器は使用しないのに、加熱状態であるので、熱劣化が徐々に進行して定着器の寿命が短くなるといった欠点もあった。
そこで本発明の目的は、定着器で消費する電力を削減し、定着器の寿命を維持できる画像形成装置を提供することである。
本発明は、下記の構成を特徴とする画像形成装置である。
(1)熱により記録材上の画像を加熱する加熱体と、加熱体に圧接し、記録材を挟持搬送する加圧体と、を有する第一定着器と、熱により記録材上の画像を加熱する加熱体と、加熱体に圧接し、記録材を挟持搬送する加圧体と、を有し、第一の定着器より記録材の搬送方向の下流側に配置される少なくとも1個以上の定着器を有し、使用する記録材に応じて使用する定着器の個数を変更する画像形成装置において、画像形成装置が待機状態の時に、各定着器の制御を変更可能な切換手段を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明の画像形成装置によれば、定着器で消費する電力を削減し、定着器の寿命を維持できる画像形成装置を提供することができる。
以下に、実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。なお、これら実施例は、本発明における最良の実施の形態の一例ではあるものの、本発明はこれら実施例により限定されるものではない。
本実施例の画像形成装置の定着装置以外の部分は、従来技術と同様で一般的に知られた公知技術であるので、ここではその説明を省略する。
図1は本発明の画像形成装置で適用される定着装置の一例を示す模式図である。なお、記録材とは、例えば、普通紙、コート紙、透明フィルム等の画像が形成されるシート状の部材のことをいい、他の呼称として転写紙、記録紙、記録材、シート、シート材等が挙げられる。
同図に示すように、定着装置Aは、枠体9を有しており、この枠体9の内側に、2個の定着器I、定着器IIとが収納されている。定着器Iは上流側に配置され、記録材Pの搬送方向の下流側に定着器IIが配置されている。
まず、上流側の定着器Iについて説明する。
上流側の定着器Iは、加熱体として定着ローラ32aを有し、また、加圧体として加圧ローラ32cを有している。定着ローラ32aは、記録材P上の未定着トナー画像Tと接触して、記録材P上に画像を定着する定着体として機能する。このうち、定着ローラ32aは、外径が46mmで厚さが3mmのアルミ製の円筒状芯金の外周に、厚みが2mmのシリコーンゴム(硬度はJIS−A10°)を被覆し、更に表面離型層として圧さ50μmのPFAチューブが被覆されている。合計の外径は約50mmになる。加圧ローラ32cも定着ローラ32aと同様でよい。また、定着ローラ32aと加圧ローラ32cは加圧と離間の2つの状態を取ることが出来るが、図1は離間の状態を表している。加圧の状態の時は、図示しないバネなどを用いた加圧方法によって、100kgf(980N)の総荷重で加圧される。その時の定着ローラ32aと加圧ローラ32cとの圧接部(ニップ部)の搬送方向の幅(ニップ幅)は、約10mmになる。定着器Iの定着速度は、200mm/secであり、1分間あたりA4サイズの紙を40枚定着することが可能である。離間状態から加圧状態、加圧状態から離間状態に移行するのに所要する時間は0.5秒であるが、動作の詳細については後で説明する。定着ローラ32aの内部には、700Wのハロゲンヒーター213(サーミスタ)が配置されている。定着ローラ32aの表面に当接して配置された温度センサー202(サーミスタ)は、定着ローラ32aの表面温度を検出する。定着ローラ32aの表面温度は、温度センサー202(サーミスタ)によって検出された信号をもとに、所定の目標温度になるように、ハロゲンヒーター213をオン・オフすることによって温度制御される。定着ニップで定着された記録材Pは、排紙ローラ40aで定着器Iの下流側に搬送される。
下流側の定着器IIは、加熱体として定着ローラ32bを有し、また、加圧体として加圧ローラ32dを有している。このうち、定着ローラ32aは、外径が46mmで厚さが3mmのアルミ製の円筒状芯金の外周に、厚みが2mmのシリコーンゴム(硬度はJIS−A10°)を被覆し、更に表面離型層として圧さ50μmのPFAチューブが被覆されている。合計の外径は約50mmになる。ここでは、定着ローラ32aと同一のものを使用したが、都合に応じて適宜変更可能である。加圧ローラ32dは定着ローラ32bと同様でよい。また、定着ローラ32bと加圧ローラ32dは加圧と離間の2つの状態を取ることが出来るが、図1は離間の状態を表している。加圧の状態の時は、図示しないバネなどを用いた加圧方法によって、100kgf(980N)の総荷重で加圧される。その時の定着ローラ32aと加圧ローラ32cとの圧接部(ニップ部)の搬送方向の幅(ニップ幅)は、約10mmになる。定着器Iの定着速度は、200mm/secであり、1分間あたりA4サイズの紙を40枚定着することが可能である。離間状態から加圧状態、加圧状態から離間状態に移行するのに所要する時間は0.5秒であるが、動作の詳細については後で説明する。定着ローラ32bの内部には、500Wのハロゲンヒーター214が配置されている。定着ローラ32bの表面に当接して配置された温度センサー204(サーミスタ)は、定着ローラ32bの表面温度を検出する。定着ローラ32bの表面温度は、温度センサ204によって検出された信号をもとに、所定の目標温度になるように、ハロゲンヒーター214をオン・オフすることによって温度制御される。定着ニップで定着された記録材Pは、排紙ローラ40bで定着器IIの下流側に搬送される。なお、上流側定着器Iの搬送ローラ40aと下流側定着器IIの搬送ローラ40bとの間の距離は、最も搬送方向に小さいサイズの記録材、例えば葉書よりも短い140mmで設定している。従って、下流側定着器IIの定着ローラ32bと加圧ローラ32dが離間状態であっても、上流側定着器Iで定着後、搬送ローラ40aと搬送ローラ40bによって、下流側定着器IIの下流側に記録材Pを搬送することができる。
図2は本発明の画像形成装置の制御系の一例を示すブロック図である。本図において、200は制御部(コントローラ)で、CPU200a、ROM200b、RAM200c等から構成され、ROM200bに格納されたプログラムに基づいて複写シーケンスを総括制御する。
操作部219は、複写モード設定キー,複写枚数設定キー,複写動作開始キー,複写動作停止キー,定着ローラ32bの電力供給量を調整する定着省電力キー(以下:省エネボタン),動作モードを標準状態に復帰させるリセットキー等のキー入力部、及び、動作モードの設定状態等を表示するLED,液晶等の表示部が配置されている。
サーミスタ202は、定着ローラ32aの表面温度を検知し、A/D変換器201でA/D変換された値がコントローラ200に入力される。コントローラ200は、サーミスタ202の検知値により、定着装置32aの表面温度が所定値になるように制御している。同様に、サーミスタ204は、定着ローラ32bの表面温度を検知し、A/D変換器203でA/D変換された値がコントローラ200に入力される。コントローラ200は、サーミスタ202の検知値により、定着ローラ32bの表面温度が所定値になるように制御している。
高圧部205は、図外の一次帯電器、転写帯電器等の帯電系、及び、現像装置等に所定の電位を印加する高圧ユニット206の制御を行う。
モータ制御部207は、各種ステッピングモータ等のモータ208の駆動を制御する。
DC負荷制御部209は、定着フラッパ50のソレノイド、感光ドラム31や定着ローラ32a、32b、及び、ファン等の駆動を制御する。
210は、記録紙の紙詰まり検知用等のセンサ類で、制御部200に入力される。
ACドライバ211は、光源21等のAC負荷212、及び定着ヒータ213,214へのAC電源供給を制御する。また、光源21、定着ヒータ等の異常を検知し、シャットオフ機能付きのメインスイッチ216をオフ状態にする。
DC電源215は、コントローラ等にDC電源を供給し、電源プラグ218から入力されたAC電源はドアスイッチ217,メインスイッチ216を介してDC電源215に入力される。
給紙デッキ220は、転写紙の積載枚数を増やすための給紙装置で、オプションとして接続される。
エディタ221は、トリミング,マスキング処理等の位置情報を入力するためのもので、オプションで接続される。
フィーダ222は、複数枚の原稿を自動的にセットするためのもので、オプションで接続される。
ソータ223は、排出される記録紙を仕分けするためのもので、オプションで接続される。
次に記録材の種類に応じた定着動作について説明する。
坪量が105g/m以下の普通紙に画像形成する時は、上流側定着器Iのみで定着を行う。フローチャートを図3に示す。画像形成開始と同時に上流側定着器Iの定着ローラ32aと加圧ローラ32cを加圧し回転を開始する。このとき同時に搬送ローラ40aと搬送ローラ40bも回転を開始する。定着ローラ32aの目標温度は160℃であり、この定着条件であれば、坪量が105g/m以下の普通紙を問題なく良好な定着画像を得ることができる。搬送ローラ40aを通過した紙は、離間している下流側定着器IIの定着ローラ32bと加圧ローラ32dの間を各ローラに接触することなく通過し、搬送ローラ40bによって搬送される。60°法で測定した画像の光沢は、約15である。下流側定着器IIの定着ローラ32bの目標温度は180℃である。定着動作が終了すると、各ローラの回転を停止し、再び上流側定着器Iの定着ローラ32aと加圧ローラ32cを離間させて、待機状態へ移行する。
次に坪量が105g/m以上の普通紙に画像形成する時は、上流側定着器Iと下流側定着器IIの二つを使用する。画像形成開始と同時に上流側定着器Iの定着ローラ32aと加圧ローラ32cを加圧し回転を開始し、下流側定着器IIの定着ローラ32bと加圧ローラ32dIIを加圧し回転を開始する。このとき同時に搬送ローラ40aと搬送ローラ40bも回転を開始する。定着ローラ32aの目標温度は坪量が105g/m以下の普通紙の時と同じ160℃である。この定着条件では、上流側定着器Iで定着した直後の定着状態は、トナーが紙にかろうじて定着している程度の定着強度である。しかし、定着ローラ32aへのトナーオフセットや、搬送ローラ40aによる搬送で、トナーが剥がれない程度の定着強度は確保している。従って、画像の光沢は低く最終画像としては未完成の状態である。上流側定着器Iで定着した後、紙は搬送ローラ40aによって、下流側定着器IIのニップ部へと案内されて、二回目の定着を行う。定着ローラ2の目標温度は180℃である。下流側定着器IIにより二回目の定着を行うと、定着強度が充分に高まり、画像の光沢も上がって良好な画像を得ることができる。上流側定着器Iで定着した直後の画像の光沢は、60°法で測定すると約5であったものが、下流側定着器IIで定着した後には、約15になる。紙は、下流側定着器IIのニップ部を通過すると、搬送ローラ40bによって、定着器外に搬送される。定着動作が終了すると、各ローラの回転を停止し、再び上流側定着器Iの定着ローラ32aと加圧ローラ32c、下流側定着器IIの定着ローラ32bと加圧ローラ32dを離間させて、待機状態へ移行する。通常、厚紙に画像形成する時には、紙に奪われる熱量が多いので、搬送速度を遅くすることが必要になるが、本実施例では、上記で説明したように2つの定着器を使用することで、定着速度を遅くすること無く画像形成可能になるという利点がある。
次にコート紙に画像形成する時について説明する。定着条件は、坪量が105g/m以上の普通紙に画像形成する時と同じでよい。但し、特に透気度が高い(例えば2000秒以上)のコート紙に画像形成する場合は、紙ブリスターを防止するために上流側定着器Iの目標温度を例えば140℃の様に下げても良い。こうすることで、コート紙中の空気や水分が定着器による熱で膨張し、コート層を変形させて紙が凸凹になる(紙ブリスター)のを防止できる。また、下流側定着器IIで定着する時には、上流側定着器Iで一度定着しているので紙中の水分が減少して紙ブリスタが置きにくいので、180℃で定着しても差し支えない。
上記では、下流側定着器IIを使用しないときでも、常時下流側定着器IIの温度制御を行っている制御について説明した。これは、画像形成装置の使用者が使用する記録材の種類によらず、待つこと無しに、直ちに画像形成可能な状態を提供するためである。本実施例の場合、定着装置の電源がオフ状態から定着可能な状態になるまでに所要する時間は、上流側定着器Iが約4分、下流側定着器IIが約6分である。しかし、坪量が105g/m以下の普通紙に画像形成するのがほとんどな使用者にとっては、使用しない下流側定着器IIを常時温度制御しておくのは無駄になる。温度制御を行うと、電力を消費するし、下流側定着器IIの各部品の熱劣化が促進されてしまう。この無駄を解消するために、各定着器に個別制御可能なするスウィッチを設けるとよい。このスウィッチは、画像形成装置の操作パネルに配置してもよいし、各定着器近傍に配置してもよく、適宜選択可能である。また、両方を設けても良い。また、画像形成装置が、プリンターである場合は、パーソナルコンピューター上で操作可能にしても良い。このスウィッチで制御できるのは、各定着器のオンとオフ、画像形成待機中の定着ローラの目標温度である。
本実施例では、画像形成装置待機中の下流側定着器IIの温度制御を変更可能なスウィッチが、画像形成装置操作パネルにある場合について下記で説明する。この操作パネルは、画像形成装置の中央部の使用者の使いやすい位置に配置されている(図示していない)。操作パネル上に、画像形成装置待機中の下流側定着器IIの温度制御を、180℃、100℃、オフの3つの状態を選択可能なスウィッチを設けてある。通常下流側定着器IIの定着ローラ32bは180℃で定着を行うが、100℃から180℃に復帰するまでに約3分、オフ状態から180℃に復帰するまでに最長6分所要する。厚紙やコート紙など多くの種類の記録材を使用する使用者は、画像形成装置待機中の下流側定着器IIの温度制御を180℃にすれば便利である。また、ほとんど坪量が105g/m以下の普通紙しか使用しない使用者は、画像形成装置待機中の下流側定着器IIの温度制御をオフすると良い。オフしない場合と比べて、画像形成装置が待機中の定着装置全体で消費する電力を、約60%削減可能である。稀に厚紙やコート紙を使用する程度であれば、100℃を選択すると良い。厚紙やコート紙を使用する時には3分待てば、画像形成可能な状態に復帰できる。この他、画像形成装置使用者の都合にあわせて適宜選択可能である。また、下流側定着器IIのスウィッチを手動で切り替えることを説明したが、画像形成終了後所定時間経過後に自動でスウィッチが切り替わっても良い。具体的には、図4のフローチャートに示したように、画像形成終了後、15分経過しても画像形成装置が使用されないときに、自動的に下流側定着器の目標温度を、180℃から100℃に切り替える。更に30分経過しても画像形成装置が使用されないときに、自動的に下流側定着器の目標温度を、100℃からオフ状態に切り替える。
下流側定着器IIの温度制御の目標温度が100℃に下げられている状態、又はオフ状態の時に、使用者が画像形成する時の定着器動作について説明する。ここでは、温度制御がオフ状態の時をフローチャートである図5で説明する。使用する記録材が坪量105g/m以下の普通紙の場合は、下流側定着器IIの状態は変化させずに上流側定着器Iのみで定着を行う。使用する記録材が坪量105g/m以上の普通紙(厚紙)であったり、コート紙である場合には、記録材の種類が画像形成装置で判明した時から、自動的に下流側定着器IIの目標温度を180℃に変更する。または、使用者が手動で下流側定着器IIの目標温度を変更(180℃に復下流側定着器IIの温度が180℃になるのを確認したら、画像形成動作を開始する帰)しても良い。ここでは、画像形成終了後所定時間経過後、下流側定着器の温度のみを自動的に下げることについて説明したが、上流側定着器の温度を同時に変更しても良い。具体的には、表1に示すように、画像形成終了後、30分経過したら上流側定着器の目標温度を160℃から90℃に、45分経過したら温度制御オフにすると良い。
Figure 2006119517
本実施例においては、同一な2つの定着器を使用した画像形成装置について説明したが、異なる2つの定着器を使用したり、3個以上の定着器を使用しても良い。
以上説明したように、本実施例によれば、複数の定着器を使用しても、使用頻度の低い定着器で消費する電力を削減し、定着器の寿命を維持できる画像形成装置を提供することができる。
まず、電源投入時〜画像形成動作直前において、ユーザにより操作部219の複写動作開始キーが押下された時の定着ローラ32a/bの制御を図6、7で説明する。図6は操作部219の省エネボタンが押下された時の制御をフローチャートで示した図である。また、図7は制御を時系列に示した図である。縦軸が定着温度で、横軸が時間を表している。
まず、定着ローラ32aの図外の熱源の温度は定着目標温度になるべく定着ローラ32a/bの図外の熱源に電力供給がされている(S300)。
操作部219の省エネボタンがユーザにより押下されたら(S301)、定着ローラ32bの図外の熱源には電力供給を停止する(S302)。図4に示されているように、定着ローラ32bの図外の熱源温度はTdown時間後に環境温度とほぼ同等の温度へ下降する。逆に、省エネボタンがユーザにより解除されたら(S301)、定着ローラ32bの図外の熱源には電力供給を開始する(S303)。既に定着ローラ32bの図外の熱源に電力供給されている場合は何もしない。次に制御部200は、複写動作開始キーがユーザによって押下することによる第1の画像形成ジョブ要求を受け付けたかどうかを判断する(S304)。S304において、制御部200が第1の画像形成ジョブ要求を受け付けていないと判断した場合、S301に戻り同様の処理をポーリングで行う。S304において、制御部200が第1の画像形成ジョブ要求を受け付けたと判断した場合、プロセスの諸条件が予め決められた所定条件を少なくとも1つでも満たすかどうかの判断をする(S305)。S305の判断内容については後述する。
次に、S305において、S305において、制御部200がプロセスの諸条件が所定条件を満たさないと判断した場合、そのまま画像形成装置の状態を画像形成中に移行する。逆に、制御部200がプロセスの諸条件が所定条件を満たすと判断した場合、定着ローラ32bの図外の熱源に電力供給を開始する(S306)。既に電力供給がなされている場合は何もしない。
では次にS305における定着ローラ32bの図外の熱源に電力供給を開始するかどうかを判断するためのプロセス諸条件と所定条件との比較フローを図8のフローチャート図を用いて説明する。まず、S310において用紙マテリアルが厚紙もしくは粗悪紙であった場合、条件を満たすものとし(S315)、そのまま比較フローを終了する。用紙マテリアルの検知は操作部219からのユーザによる設定でも良いし、CCDやフォトインタラプタなどのセンサによる自動検知でもよい。厚紙もしくは粗悪紙の場合、定着ローラ32aを通過する際に図外の熱源から用紙へと熱が吸収されてしまい、高い定着性を満足することができなくなる可能性がある。よって、用紙マテリアルが厚紙もしくは粗悪紙の場合は、定着ローラ32bを通過させて定着性を確保する必要がある。次にS311において、制御部200が画像データにより光沢が必要であると判断した場合、条件を満たすものとし(S315)、そのまま比較フローを終了する。画像メモリ(図外)のに蓄積された画像データは、像域分離などで画像データと文字データの比率を検知し、画像データの比率が高い場合、光沢が必要であると判断しても良いし、操作部219からのユーザによる設定でも良い。通常、搬送経路の上流にある定着ローラ32aを通過させることで定着性は満足するものとなっているが、下流にある定着ローラ32bを通過させることで高い光沢性を満足することができる。よって画像データにより高い光沢性が求められるかどうか判断する必要がある。次にS312において、制御部200により環境温度が所定温度を越えていないと判断した場合、条件をみたすものとし(S315)、そのまま比較フローを終了する。環境温度が高ければ高いほど、用紙に対する画像の定着性は良好なものとなるので、定着ローラ32bに通過させる必要がない。所定温度は任意に設定することができる。よって、環境温度が所定温度を越えているかいないかを判断する必要がある。次にS313において、用紙温度が所定温度を越えていない場合、条件を満たすものとし(S315)、そのまま比較フローを終了する。用紙温度が高ければ高いほど、用紙に対する画像の定着性は良好なものとなるので、定着ローラ32bに通過させる必要がない。所定温度は任意に設定することができる。よって、用紙温度が所定温度を越えているかいないかを判断する必要がある。また、ここでは用紙温度を検知しているが、両面画像形成動作を行うかどうかの判断でも良い。なぜなら両面動作を行う場合、既に表面に画像定着させる際に定着ローラ32aを通過させていることにより、用紙自身の温度が高温の状態になっているからである。両面画像形成動作を行わない場合、条件を満たすものとし(S315)、そのまま比較フローを終了する。以上のプロセス条件の比較により条件を満たさないと判断された場合(S314)、そのまま比較フローを終了する。
次に画像形成中にユーザにより操作部219の省エネボタンが押下された時の制御を図9のフローチャート図を用いて説明する。
まず、制御部200が画像形成中に操作部219の省エネボタンが押下されたかどうかを判断する(S320)。S320において、制御部200によって省エネボタンが押下されていないと判断された場合、定着ローラ32bの図外の熱源への電力供給を開始する(S321)。既に電力供給済みならば何もしない。逆にS320において、制御部200によって省エネボタンが押下されていると判断された場合、プロセスの諸条件が予め決められた所定条件を少なくとも1つでも満たすかどうかの判断をする(S322)。S322の判断内容については既に説明済みである。S322において、制御部200がプロセスの諸条件が所定条件を満たさないと判断した場合、定着ローラ32bの図外の熱源への電力供給を停止する(S323)。既に電力供給を停止している場合は何もしない。逆に、S322において、制御部200がプロセスの諸条件が所定条件を満たすと判断した場合、定着ローラ32bの図外の熱源への電力供給を開始する(S323)。既に電力供給されている場合は何もしない。次に制御部200は画像形成動作が終了しているかどうかを判断する(S325)。S325において、制御部200が画像形成動作が終了していると判断した場合、実施例2で説明した図6のS301に戻り、電源投入時〜画像形成動作直前におけるシーケンスを行う。逆にS325において、制御部200が画像形成動作が終了していないと判断した場合、S320に戻り同様の処理をポーリングで行う。
図10は本発明の画像形成装置で適用される定着装置の一例を示す模式図である。上流側定着器IIIを構成している各定着部材は、実施例1で説明した上流側定着器Iのものと同一でよい。また、下流側定着器IVを構成している各定着部材も、実施例1で説明した下流側定着器IIのものと同一でよい。
本実施例は、上流側定着器IIIの後の記録材搬送パスが2つあるものである。上流側定着器IIIによって定着後、搬送ローラ40aを記録材が通過すると、搬送パス切り替えガイド1050によって、2つの搬送パスのどちらかへ記録材が案内される。記録材が坪量105g/m以下の普通紙の場合は実施例1で説明したのと同様で、上流側定着器IIIのみで定着を行う。よって、搬送パス切り替えガイド1050は、下流側定着器回避搬送パスXへ記録材を案内するように移動する。記録材は搬送パスXを通過して、排紙ローラ1145へ搬送されるように搬送パス切り替えガイド1150に案内され、排紙ローラ1145により排紙される。また、記録材が、坪量105g/m以上の普通紙(厚紙)や、コート紙の場合、2つの定着器を併用する。まず、上流側定着器IIIで定着後、排紙ローラ40aを通過すると直ぐに、搬送パス切り替えガイド1050によって、下流側定着器搬送パスYに案内される。下流側定着器IVで定着後、排紙ローラ40bを経て、排紙ローラ1145へ搬送されるように搬送パス切り替えガイド1150に案内され、排紙ローラ1145により排紙される。
実施例1で説明したのと同様に、本実施例も使用する記録材の種類に応じて使用する定着器の個数を変える。また、下流側定着器IVの目標温度を手動・自動で変更する制御についても全く同一でよいので説明は省略する。
実施例1では、下流側定着器IIを使用しないときには、下流側定着器IIの定着ローラ32bと加圧ローラ32dを離間させてその間を記録材Pを通過させた。本実施例では、下流側定着器IVを使用しないで画像形成する時に、専用の記録材搬送パスXを有するので、安定して記録材を搬送することが出来る。たとえば、上流側定着器IIIで定着直後の画像面が、下流側定着器IVの定着部材に接触して画像不良が発生することは無くなる。また、上流側定着器IIIで定着直後の記録材にカールが発生しても、安定して記録材を搬送できる。さらに、下流側定着器回避パスにおいて各種制御、例えば、記録材搬送の斜行補正、カール矯正等を行うこともできる。
本実施例では、下流側定着器IVが下流側定着器回避パスXの下になる構成について説明したが、逆でも良い。
以上説明したように、本実施例によれば、複数の定着器を使用しても、使用頻度の低い定着器で消費する電力を削減し、定着器の寿命を維持できる画像形成装置を提供することができる。また、下流側定着器を使用しないときでも、記録材を安定かつ画像不良の発生無しに搬送することができる。
実施例1の定着装置断面図である。 画像形成装置の制御系を示す図である。 実施例1のフローチャートである。 実施例1のフローチャートである。 実施例1のフローチャートである。 操作部219の省エネボタンが押下された時の制御をフローチャートで示した図である。 制御を時系列に示した図である。 プロセス諸条件と所定条件との比較フローを示す図である。 省エネボタンが押下された時の制御を示す図である。 実施例4の定着装置断面図である。
符号の説明
I 上流側定着器
II 下流側定着器
III 上流側定着器
IV 下流側定着器
10 本体画像出力部
11 本体画像入力部
12 自動原稿紙送り装置
13 ソータ
21 光源
22、23、24 ミラー
25 レンズ
26 CCD
27 光学照射部
28 スキャナー
29 レンズ
30 ミラー
31 感光ドラム
32a、32b 定着ローラ
33 排紙トレイ
34、35 給紙トレイ
36 給紙デッキ
37 手差しトレイ
38、39、40、41、42 給紙ローラ
50 定着フラッパ
51a、51b 定着搬送経路
200 制御部
200a CPU
200b ROM
200c RAM
202、204 サーミスタ
205 高圧部
206 高圧ユニット
207 モータ制御部
208 各種ステッピングモータ
209 DC負荷制御部
210 センサ類
211 ACドライバ
212 AC負荷
213、214 定着ヒータ
215 DC電源
216 メインスイッチ
217 ドアスイッチ
218 電源プラグ
219 操作部
220 給紙デッキ
221 エディタ
222 フィーダ
223 ソータ
T 第2の画像形成ジョブ要求受付から第1の画像形成ジョブが終了するまでの時間
Tup 定着ローラ32bの熱源が環境温度から定着目標温度に達するまでの時間
Tdown 定着ローラ32bの熱源が定着目標温度から環境温度に下降するまでの時間

Claims (19)

  1. 熱により記録材上の画像を加熱する加熱体と、加熱体に圧接し、記録材を挟持搬送する加圧体と、を有する第一定着器と、熱により記録材上の画像を加熱する加熱体と、加熱体に圧接し、記録材を挟持搬送する加圧体と、を有し、第一の定着器より記録材の搬送方向の下流側に配置される少なくとも1個以上の定着器を有し、使用する記録材に応じて使用する定着器の個数を変更する画像形成装置において、
    画像形成装置が待機状態の時に、各定着器の制御を変更可能な切換手段を有する画像形成装置。
  2. 前記、各定着器の制御を変更可能なスウィッチは、定着器の定着部材を温度制御する目標温度を変更するスウィッチであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記、各定着器の制御を変更可能なスウィッチは、定着部材の温度を定着動作中の温度よりも低い温度に変更可能なスウィッチであることを特徴とする請求項1から請求項2のいずれかに記載の画像形成装置。
  4. 前記、各定着器の制御を変更可能なスウィッチは、画像形成装置の待機状態経過時間に応じて段階的に定着部材の温度を定着動作中の温度よりも低い温度に自動的に変更するスウィッチであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記、各定着器の制御を変更可能なスウィッチは、第一の定着器より下流側の定着器の制御を変更するスウィッチであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記、各定着器の制御を変更可能なスウィッチは、自動または手動で切り替え可能であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記、画像形成装置は画像形成開始時に使用する定着器の定着部材が定着可能な温度に回復してから定着動作を開始することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 記憶媒体を搬送する経路上に熱源を用いて記憶媒体上の未定着トナーを定着させる複数の定着手段を備えており、画像形成装置自体の状態に関わらず、独立して複数の定着手段の制御を行う制御手段を備えている画像形成装置において、前記複数の定着手段の内、少なくとも1つの定着手段の温度よりもその他の定着手段の温度を低くするモードを設定できるモード設定手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記画像形成手段の状態とは、前記少なくとも1つの定着手段の熱源が所定の温度を目標として温度上昇している状態であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記画像形成手段の状態とは、前記少なくとも1つの定着手段の熱源が所定の温度に到達してから前記受信手段により画像形成要求が受け付けられるまでの状態であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 前記画像形成手段の状態とは、画像形成動作中であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  12. 前記画像形成中に、前記モード設定手段によって少なくとも1つの定着手段の温度よりもその他の定着手段の温度を低くするモードに設定された場合において、画像形成における諸条件が所定の条件を満たした場合のみ、少なくとも1つの定着手段の温度よりもその他の定着手段の温度を低くすることを特徴とする請求項8または請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. プロセス条件を調整する調整手段を備えた画像形成装置において、前記画像形成手段の状態とは、前記調整手段によるプロセス条件の調整中であることを特徴とする請求項8または請求項12のいずれかに記載の画像形成装置。
  14. 前記調整手段は複数定着器の温度調整を行うことを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記調整手段は複数定着器の位置調整を行うことを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 前記調整手段は複数定着器の搬送速度調整を行うことを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 前記調整手段は複数定着器の圧調整を行うことを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  18. 前記調整手段は複数定着器のニップ幅調整を行うことを特徴とする請求項8から請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  19. 前記画像形成装置が第1画像形成要求による画像形成中に、前記受信手段により第2画像形成要求が受け付けられた場合、全ての定着手段の前記熱源が各々の所定の温度になるまで、前記第2画像形成要求による画像形成動作を禁止することを特徴とする請求項8から請求項18のいずれかに記載の画像形成装置。
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