JP2003173104A - 画像形成装置における定着装置の加熱制御方法 - Google Patents

画像形成装置における定着装置の加熱制御方法

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JP2003173104A
JP2003173104A JP2001373042A JP2001373042A JP2003173104A JP 2003173104 A JP2003173104 A JP 2003173104A JP 2001373042 A JP2001373042 A JP 2001373042A JP 2001373042 A JP2001373042 A JP 2001373042A JP 2003173104 A JP2003173104 A JP 2003173104A
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heating
image forming
forming apparatus
fixing device
fixing
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JP2001373042A
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Tetsunori Mitsuoka
徹典 光岡
Toshiaki Kagawa
敏章 香川
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウォーミングアップ時間の短縮化、定着装置へ
の蓄熱効果の増大化及びウォーミングアップ直後の画像
形成不具合の解消を図ることができる画像形成装置にお
ける定着装置の加熱制御方法を提供する。 【解決手段】ハロゲンヒータによって加熱ローラを定着
温度に加熱制御する制御手段に、ウォーミングアップ時
にハロゲンヒータを画像形成装置の動作状況に応じた異
なる手法で加熱制御する第1及び第2の制御手法F,S
を備える。第1及び第2の制御手法では、画像形成装置
における定着装置を除くその他の電力消費装置の動作の
実行及び停止を検出し、その検出結果に基づいて制御手
法を選択する。そして、第1の制御手法から第2の制御
手法への移行を、段差を持たせずに段階的に実施させる
ようにしている。第2の制御手法では、ハロゲンヒータ
に対し電力を位相制御により供給するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置に搭載される
定着装置を効率よく加熱制御するための加熱制御方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機、プリンタ装置、ファ
クシミリ装置等の画像形成装置にあっては、ローラ部材
の間にトナー像が転写された用紙を挟持して搬送するこ
とによってトナー像を用紙上に定着させる定着装置を備
えている。この定着装置は、互いに対向配置されてなる
一対のローラ部材のうち、少なくとも一方に、用紙の所
定範囲を定着温度に加熱する加熱手段が設けられ、この
加熱手段に対する電力の供給をONまたはOFF切り換
えすることによって、定着装置(一方のローラ部材)を
所望する定着温度の範囲内に制御することが行われてい
る。
【0003】この場合、加熱手段への電力の供給は、画
像形成装置における定着装置を除くその他の電力消費装
置への電力の供給を考慮してその割合が決められてお
り、この決められた割合の一定の電力で、加熱手段を加
熱するようになされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
定着装置では、加熱手段に対し一定割合の電力しか供給
されないため、画像形成装置が電源投入されてから画像
形成可能な状態、または待機中である省エネモードから
画像形成可能な状態に遷移するウォーミングアップ時、
加熱手段を所望する定着温度の範囲内に制御しようとし
ても、定着装置(加熱ローラ及び加圧ローラ)には十分
な熱量が蓄積されてはおらず、複数枚の画像形成中に定
着不良を発生するおそれがある。これは、ウォーミング
アップ中に加熱ローラから加圧ローラにはニップ部を介
してのみ熱が伝達されるために、加圧ローラの温度上昇
に比較して加熱ローラの温度上昇が急激に行われ、複数
枚の画像形成を行う用紙の定着に必要な熱量を定着装置
としては確保できない現象が生じるからである。このよ
うな現象は、設置環境が低温であるときに顕著に現れ、
その対策が望まれていた。
【0005】更に、加熱手段に対する電力供給のON/
OFF切り換えでは、加熱手段を所望する定着温度の範
囲内に制御する上で、ウォーミングアップ直後に定着温
度の範囲を超えるオーバシュートにより定着装置の蓄熱
効果を高めておく必要があるが、この反動として定着温
度の範囲を下回るアンダシュートが発生し、このような
アンダーシュートが発生しているときに定着が行われる
と、安定した定着が行えず、画像形成不具合を発生する
要因となる。
【0006】また、加熱手段に対し一定割合の電力しか
供給されないため、ウォーミングアップ時に加熱手段が
定着可能な温度に達するまでに時間を要することにな
る。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、画像形成装置におけ
る定着装置を除くその他の電力消費装置の動作に着目
し、ウォーミングアップ時に加熱手段を画像形成装置の
動作状況に応じた電力で加熱制御することで、ウォーミ
ングアップ時間の短縮化、定着装置(加熱ローラ及び加
圧ローラ)への蓄熱効果の増大化、およびウォーミング
アップ直後の画像形成不具合の解消を図ることができる
画像形成装置における定着装置の加熱制御方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、回転自在に配された定着加熱体と、こ
の定着加熱体を加熱する加熱手段と、上記定着加熱体を
回転駆動させる駆動手段と、この駆動手段および加熱手
段を制御する制御手段とを備えた画像形成装置の定着装
置において、上記加熱手段の加熱状態を制御する加熱制
御方法を前提とする。そして、上記制御手段に、上記加
熱手段を画像形成装置の動作状況に応じた異なる手法で
加熱制御する複数の制御手法を設け、その複数の制御手
法を、画像形成装置における定着装置を除くその他の電
力消費装置の動作の実行および停止を検出し、その検出
結果に基づいて選択するようにしている。
【0009】この特定事項により、画像形成装置が電源
投入されてから画像形成可能な状態、または待機中であ
る省エネモードから画像形成可能な状態に遷移するウォ
ーミングアップ時に、その状況に応じた手法が複数の制
御手法の中から選択されることになる、その場合、定着
装置を除くその他の電力消費装置(感光体ドラムの駆動
モータ、スキャナの原稿読み取り動作、原稿搬送装置の
搬送モータ、および記録用紙搬送モータなど)の動作は
停止しており、このように定着装置を除くその他の電力
消費装置の動作停止の検出結果に基づいて制御手法が選
択、たとえば、画像形成装置の総消費電力のうちの消費
可能な最大限の消費電力を定着加熱体に対し供給して加
熱制御する第1の制御手法が選択されると、ウォーミン
グアップ時に加熱手段が定着可能な温度に達するまでに
要する時間の大幅な短縮化を図ることが可能となる。ま
た、定着装置(加熱ローラ及び加圧ローラ)には十分な
熱量が蓄積されることになり、定着装置への蓄熱効果の
増大化を図ることが可能となる上、複数枚の画像形成中
に定着不良を発生することがなくなってウォーミングア
ップ直後の画像形成不具合を解消することが可能とな
る。
【0010】これに対し、画像形成装置における定着装
置を除くその他の電力消費装置の動作が実行されるとき
に、この定着装置を除くその他の電力消費装置の消費電
力を画像形成装置の総消費電力から減算した残りの残総
消費電力のうちの消費可能な最大限の消費電力を定着加
熱体に対し供給して加熱制御する第2の制御手法を複数
の制御手法の中から選択するようにしている場合には、
定着装置を除くその他の電力消費装置の動作は実行され
ているので、この定着装置を除くその他の電力消費装置
の消費電力を減算した残りの残総消費電力のうちの最大
限の消費電力が定着加熱体に供給され、ウォーミングア
ップ時に加熱手段が定着可能な温度に達するまでに要す
る時間を効果的に短縮させることが可能となる。また、
定着装置(加熱ローラ及び加圧ローラ)には十分な熱量
が蓄積されることになり、定着装置への蓄熱効果の増大
化を効果的に図ることが可能となる上、複数枚の画像形
成中に定着不良を発生することがなくなってウォーミン
グアップ直後の画像形成不具合を効果的に解消すること
が可能となる。
【0011】また、第1の制御手法から第2の制御手法
への移行を段階的に実施させるようにしている場合に
は、急激な電力供給の低下が防止され、違和感なく第1
の制御手法から第2の制御手法への切り換えを行うこと
が可能となる。
【0012】更に、第2の制御手法によって、定着加熱
体に対し電力を位相制御により供給させるようにしてい
る場合には、加熱手段が所望する定着温度の範囲内に円
滑に制御されることになり、定着装置の蓄熱効果が随時
発揮されて、アンダシュートの発生が効果的に防止さ
れ、画像形成不具合の発生を確実に防止することが可能
となる。しかも、定着加熱体に対し電力を位相制御によ
り供給することで、加熱手段への電力供給がきめ細かく
切り換えられることになり、加熱手段への無駄な電力消
費が抑えられて、省エネ化を図る上で非常に有利なもの
となる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は、本形態に係る定着装置の加熱制御
方法を適用した画像形成装置1の内部を示す概略構成図
である。本画像形成装置1は、多機能型のものであっ
て、複写機、印刷機及びファクシミリ装置としての機能
を兼ね備えている。この画像形成装置1は、プリンタ
2、スキャナ3、自動原稿搬送装置4、排紙処理装置5
及び多段給紙装置6を装備している。以下、各部の構成
について説明する。
【0015】自動原稿搬送装置4は、電力消費装置とし
ての原稿搬送機構41を備えており、原稿セットトレイ
40に載置された原稿をプラテンガラス30上に搬送し
て位置決めし、スキャナ3によって画像が読み取られた
原稿を原稿排出トレイ42へ搬送して排出するようにな
っている。また、搬送不可能な原稿をプラテンガラス3
0上に配置し得るように、自動原稿搬送装置4の一辺
(図1における奥側の一辺)は枢支され、装置4全体の
開閉が可能に構成されている。
【0016】スキャナ3は、自動読み取りモード及びマ
ニュアル操作読み取りモードのいずれかを選択して設定
することが可能となっている。前者の自動読み取りモー
ドを選択した場合は、自動原稿搬送装置4によるプラテ
ンガラス30上への原稿の搬送と連動して、スキャナ3
が原稿の画像を読み取る。後者のマニュアル操作読み取
りモードを選択した場合は、マニュアル操作に応答し
て、プラテンガラス30上に配置された原稿の画像をス
キャナ3が読み取る。いずれのモードであっても、電力
消費装置としての第1及び第2走査ユニット31,32
を相互に所定の速度関係を維持しつつ移動させ、プラテ
ンガラス30上に配置された原稿の画像を第1走査ユニ
ット31によって露光し、第1及び第2走査ユニット3
1,32によって原稿からの反射光をレンズ33へと導
き、レンズ33によって原稿の画像を光電変換素子(C
CD)34上に結像する。このCCD34は、原稿の画
像を主走査方向に繰り返し走査して読み取り、原稿画像
に基づく画像データを出力するようになっている。そし
て、スキャナ3は、原稿画像に基づく画像データによっ
て、記録用紙の種別がつけられるようになっている。
【0017】プリンタ2は、スキャナ3からの画像デー
タや外部装置(例えばパーソナルコンピュータ)からの
画像データを入力し、この画像データによって示される
画像を記録用紙に記録するものである。
【0018】このプリンタ2に備えられたプリンタ制御
部24は、電子写真プロセス部20を制御したり、外部
装置からの画像データを受け入れるためのインターフェ
イスの役目を果たす。画像制御部25は、外部装置から
の画像データに所定の画像処理を施したり、画像データ
に応じて電力消費装置としての光走査ユニット22を駆
動制御する。
【0019】電子写真プロセス部20は、感光体ドラム
200、帯電ローラ201、光走査ユニット22、現像
ユニット202、転写ユニット203、クリーニングユ
ニット204、及び除電ユニット(図示せず)等を備え
ている。感光体ドラム200は、図示しないドラムモー
タ(電力消費装置)によって一方向に回転している。帯
電ローラ201は、感光体ドラム200表面を均一に帯
電させる。光走査ユニット22は、画像データに応じて
変調された光ビーム(光像)を形成し、光ビームによっ
て感光体ドラム200表面を主走査方向に繰り返し走査
して、感光体ドラム200表面に静電潜像を形成する。
現像ユニット202は、トナーを感光体200表面に供
給する。このトナーが感光体ドラム200表面の静電潜
像に付着して、トナー像が形成される。転写ユニット2
03は、下方から搬送されてきた記録用紙と感光体ドラ
ム200とを重ね合わせ、トナー像を感光体ドラム20
0から記録用紙へと転写する。クリーニングユニット2
04は、感光体ドラム200表面に残留しているトナー
を除去する。除電ユニットは、感光体ドラム200表面
の電荷を除去する。
【0020】電子写真プロセス部20の上方には、定着
装置23が配置されている。定着装置23は、記録用紙
を加熱及び加圧して、トナー像を記録用紙に定着させ
る。このトナー像が定着された後の記録用紙は、電力消
費装置としての各排出ローラ28によって搬送され、排
紙処理装置5の電力消費装置としての中継パスユニット
8へと受け渡される。
【0021】また、記録用紙の裏面にも画像を記録する
場合には、記録用紙の搬送が一旦停止され、記録用紙が
中継パスユニット8からプリンタ2へと逆向きに搬送さ
れる。プリンタ2では、分岐爪251を回転させ、分岐
爪251により記録用紙を反転用搬送路250へと導
き、記録用紙を反転用搬送路250通じて再び電子写真
プロセス20へと搬送し、これにより記録用紙の表裏を
反転させ、記録用紙の裏面に画像を記録する。こうして
表裏に画像を記録された記録用紙は、各排出ローラ28
によって搬送され、排紙処理装置5の中継パスユニット
8へと受け渡される。
【0022】また、プリンタ2の下部には用紙給紙部2
1が備えられている。この用紙給紙部21は、記録用紙
を積層して収容する用紙収容カセット210と、用紙収
容カセット210から記録用紙を1枚ずつ分離して取り
出し、記録用紙を電子写真プロセス部20へと供給する
電力勝負装置としての取り出しユニット211とを備え
ている。この取り出しユニット211により取り出され
た記録用紙は、転写ユニット203へと搬送され、更に
定着装置23を介して各排出ローラ28により搬送され
る。この記録用紙は、定着装置23の中央(後述する加
熱ローラ231の軸線方向中央)に対し搬送方向と直行
する中央を基準にして位置合わせしたセンタ基準で搬送
される。尚、用紙収容カセット210は、画像形成装置
本体から引き出すことができ、引き出した状態で、記録
用紙を用紙収容カセット210に補給できるようになっ
ている。
【0023】排紙処理装置5は、オプションであって、
画像形成装置1に対して着脱自在であり、中継パスユニ
ット8及び後処理ユニット9を備えている。
【0024】中継パスユニット8は、プリンタ2から記
録用紙を受け取って、記録用紙を後処理ユニット9へと
搬送する中継パス84と、プリンタ2から記録用紙を一
旦受け取り、記録用紙をプリンタ2へと戻すスイッチバ
ックパス83と、プリンタ2からの記録用紙を中継パス
84及びスイッチバックパス83のいずれかに導くゲー
ト板81とを有する。ゲート板81は、揺動可能であ
り、その先端を上方に向けると、記録用紙が中継パス8
4へと導かれ、またその先端を下方に向けると、記録用
紙がスイッチバックパス83へと導かれる。
【0025】中継パス84には、一方向に回転する搬送
ローラ85が設けられており、搬送ローラ85によって
記録用紙を後処理ユニット9へと導く。また、スイッチ
バックパス83には、記録用紙を載置する載置板86、
及び正逆回転可能な搬送ローラ87が設けられている。
この搬送ローラ87だけでなく、プリンタ2の各搬送ロ
ーラ28も正逆回転可能である。記録用紙をスイッチバ
ックパス83へと導いたときには、記録用紙の後端をプ
リンタ2の搬送ローラ28間に挟み込み、記録用紙を載
置板86上に載せた状態で、各搬送ローラ87,28を
停止して、記録用紙の搬送を一旦停止する。この後、各
搬送ローラ87,28を逆回転し、記録用紙をプリンタ
2へと逆向きに搬送する。プリンタ2では、先に述べた
様に分岐爪251により記録用紙を反転用搬送路250
へと導き、記録用紙を反転用搬送路250を経て再び電
子写真プロセス20へと搬送し、記録用紙の裏面に画像
を記録する。
【0026】後処理ユニット9では、記録用紙をプリン
タ2から中継パス84を通じて受け取り、記録用紙に対
して後処理を施す。この後処理としては、ステープル処
理やソート処理等がある。そして、この処理を行った記
録用紙を、複数の排紙トレイ56,59のうちの一つに
対して排紙するようになっている。
【0027】上記プリンタ2及び排紙処理装置5は多段
給紙装置6上に載置されている。また、スキャナ3及び
自動原稿搬送装置4は、システムラック7上に載置され
ている。多段給紙装置6の底には、各移動コロ69及び
各固定部68が設けられている。各固定部68を多段給
紙装置6の底にねじ込んで、各固定部68を床面から離
間させ、各移動コロ69によって多段給紙装置6を支持
すれば、多段給紙装置6を移動させることができる。こ
の状態で、多段給紙装置6、プリンタ2及び排紙処理装
置5をシステムラック7の内側に移動させて配置する。
この後、各固定部68を回転し突出させて、各固定部6
8を床面に接触させることにより多段給紙装置6を固定
する。このとき、排紙処理装置5の中継パスユニット8
とスキャナ3との間には、空間が形成される。
【0028】上記多段給紙装置6は、オプションであっ
て、画像形成装置1に対して着脱自在である。多段給紙
装置6においては、複数種類の記録用紙をそれぞれの用
紙収容カセット61,62,63に収納している。本形
態の多段給紙装置6にあっては、上方に位置して比較的
大サイズ(例えばA3サイズ)の記録用紙を収容可能な
上側カセット61と、この上側カセット61の下方にお
いて並設され、使用頻度の高いサイズ(例えばA4サイ
ズ)の記録用紙をそれぞれ収容可能な一対の下側カセッ
ト62,63とを備えている。
【0029】多段給紙装置6の内部には鉛直方向に延び
る用紙ガイド通路65が設けられており、各カセット6
1,62,63から取り出された記録用紙は、この用紙
ガイド通路65を経てプリンタ2へ供給されるようにな
っている。このプリンタ2の下面には用紙ガイド通路6
5に対応した位置に用紙受口27が形成されており、用
紙ガイド通路65を経た記録用紙は用紙受口27を通過
してプリンタ2に導かれるようになっている。
【0030】上記上側カセット61の排紙側(図中左
側)には取り出しユニット611が設けられている。こ
の取り出しユニット611は、上側カセット61に収容
されている記録用紙を1枚ずつ分離して取り出し、その
記録用紙を用紙ガイド通路65及び用紙受口27を経て
電子写真プロセス部20へと送り出すようになってい
る。尚、この上側カセット61は、多段給紙装置本体と
しての給紙装置フレーム66から図中手前側に引き出す
ことができ、引き出した状態で、記録用紙の補給が可能
となっている。
【0031】次に、本発明の特徴部分である定着装置2
3の構成を図2に基づいて説明する。
【0032】定着装置23は、図2に示すように、加熱
部材である定着加熱体としての加熱ローラ231と、こ
の加熱ローラ231を加熱する加熱手段としてのハロゲ
ンヒータ232と、加熱ローラ231を回転駆動させる
駆動手段(図示せず)と、加熱ローラ231の温度を検
出する温度センサ233と、ハロゲンヒータ232およ
び駆動手段を制御する制御手段(図示せず)と、上記加
熱ローラ231と対をなすように対向配置された加圧ロ
ーラ234とを備えている。
【0033】ハロゲンヒータ232は、加熱ローラ23
1内部に配置されており、その軸線方向中央部において
記録用紙のセンタ基準に合わせてランプを配置してなる
メインヒータ部232aと、このメインヒータ部232
aの軸線方向両側にそれぞれランプを配置してなるサブ
ヒータ部232bとを備えている。このメインヒータ部
232aおよびサブヒータ部232bは、制御手段から
の指令に基づいて通電されることによって、所定の発熱
分布(中央部および左右両側部)で発光し、赤外線が放
射され、加熱ローラ231の内周面を加熱するようにな
っている。そして、メインヒータ部232aとサブヒー
タ部232bは、制御手段によってそれぞれ独立に温度
制御される。尚、メインヒータ部232aとサブヒータ
部232bの分割方法は、上記構成に限定するものでは
なく、一方を基準とした分割方法など多数の分割方法が
考えられる。
【0034】加熱ローラ231は、ハロゲンヒータ23
2(メインヒータ部232aおよびサブヒータ部232
b)により所定の温度(ここでは200℃)に加熱され
て、定着装置23のニップ部K(加熱ローラ231と加
圧ローラ234との間のニップ部K)を通過する被加熱
媒体である記録用紙を加熱するためのものである。ま
た、加熱ローラ231は、その本体である芯金231a
と、記録用紙上のトナーがオフセットするのを防止する
ために芯金231aの外周表面に形成された離型層23
1bとを備えている。
【0035】芯金231aには、たとえば、鉄、ステン
レス鋼、アルミニウム、銅等の金属あるいはそれらの合
金等が用いられる。尚、本実施例の芯金231aとして
は、直径40mm、肉厚0.2mmの鉄(STKM)製
のものを使用している。
【0036】離型層231bには、PFA(テトラフル
オロエチレンとペルフルオロアルキルビニルエーテルと
の共重合体)やPTFE(ポリテトラフルオロエチレ
ン)等のフッ素樹脂、シリコーンゴム、フッ素ゴム等が
適している。尚、本実施例の離型層231bとしては、
フッ素樹脂が適用されている。
【0037】加圧ローラ234は、鉄鋼、ステンレス
鋼、アルミニウム等の芯金234aの外周表面にシリコ
ーンゴム等の耐熱弾性材層234bを有するように構成
されている。加圧ローラ234の耐熱弾性材層234b
の表面には、加熱ローラ231の場合と同様のフッ素樹
脂による離型層が形成されてもよい。尚、本実施例にお
ける加圧ローラ234としては、直径40mmで、シリ
コーンゴムからなる耐熱弾性体層234bと、PFAチ
ューブからなる離型層234cが設けられており、図示
しないばね等の弾性部材により定着ローラに200Nの
力で圧接され、これにより、加熱ローラ231との間に
周方向の長さが約6mmのニップ部Kが形成されるよう
構成されている。
【0038】制御手段は、ハロゲンヒータ232を用い
た直接加熱方式によって加熱ローラ232を定着温度
(190°C)に加熱制御するように構成されている。
そして、図3に示すように、制御手段は、ハロゲンヒー
タ232を画像形成装置1の動作状況に応じた異なる手
法で加熱制御する第1および第2の制御手法F,Sを有
している。この第1および第2の制御手法F,Sは、画
像形成装置1における定着装置23を除くその他の電力
消費装置、例えば原稿搬送機構41、第1及び第2走査
ユニット31,32、光走査ユニット22、各排出ロー
ラ28、中継パスユニット8、取り出しユニット21
1、並びにドラムモータなどの動作の実行および停止を
検出し、その検出結果に基づいて選択されるようになっ
ている。特に、第1および第2の制御手法F,Sは、画
像形成装置1が電源投入されてから画像形成可能な状
態、または待機中である省エネモードから画像形成可能
な状態に遷移するウォーミングアップ時に、その状況に
応じた手法が選択されるようになっている。
【0039】また、第1の制御手法Fは、画像形成装置
1における定着装置23を除くその他の電力消費装置
(原稿搬送機構41、第1及び第2走査ユニット31,
32、光走査ユニット22、各排出ローラ28、中継パ
スユニット8、取り出しユニット211、並びにドラム
モータなど)の動作が停止しているときに、画像形成装
置1の総消費電力のうちの消費可能な最大限の消費電力
をハロゲンヒータ232に対し供給、具体的には、メイ
ンヒータ232aに対し800Wの消費電力を供給する
と共に、サブヒータ232bに対し500Wの消費電力
を供給し、ハロゲンヒータ232(メインヒータ232
aおよびサブヒータ232b)を加熱制御するように選
択される。これに対し、第2の制御手法Sは、画像形成
装置1における定着装置23を除くその他の電力消費装
置の動作が実行されるときに、その定着装置23を除く
電力消費装置の消費電力を画像形成装置1の総消費電力
から減算した残りの残総消費電力のうちの消費可能な最
大限の消費電力を位相角の変更によりハロゲンヒータ2
32に対しきめ細かく供給、具体的には、メインヒータ
232aに対し位相角の切り換えにより800Wから6
00Wの消費電力にきめ細かく供給すると共に、サブヒ
ータ232bに対し位相角の切り換えにより500Wか
ら400Wの消費電力をきめ細かく供給し、ハロゲンヒ
ータ232(メインヒータ232aおよびサブヒータ2
32b)を加熱制御するように選択される。そして、第
1の制御手法Fから第2の制御手法Sへの移行は、段差
を持たせることなく段階的に実施されるようにしてい
る。更に、第2の制御手法Sは、図3のAC波形で示す
ように、ハロゲンヒータ232に対し電力(ワット数)
を位相制御によりきめ細かく切り換えて供給するように
している。
【0040】したがって、上記実施形態では、画像形成
装置1が電源投入されてから画像形成可能な状態、また
は待機中である省エネモードから画像形成可能な状態に
遷移するウォーミングアップ時に、その状況に応じた手
法が第1および第2の制御手法F,Sの中から選択され
ることになる、その場合、定着装置23を除くその他の
電力消費装置(原稿搬送機構41、第1及び第2走査ユ
ニット31,32、光走査ユニット22、各排出ローラ
28、中継パスユニット8、取り出しユニット211、
並びにドラムモータなど)の動作は停止しており、この
ように定着装置23を除くその他の電力消費装置の動作
停止の検出結果に基づいて、画像形成装置1の総消費電
力のうちの消費可能な最大限の消費電力を加熱ローラ2
31(ハロゲンヒータ232)に対し供給して加熱制御
する第1の制御手法Fが選択されることになる。これに
より、ウォーミングアップ時にハロゲンヒータ232が
定着可能な温度(190゜C)に達するまでに要する時
間の大幅な短縮化を図ることができる。また、定着装置
23(加熱ローラ231及び加圧ローラ234)には十
分な熱量が蓄積されることになり、定着装置23への蓄
熱効果の増大化を図ることができる上、複数枚の画像形
成中に定着不良を発生することがなくなってウォーミン
グアップ直後の画像形成不具合を解消することができ
る。
【0041】また、画像形成装置1における定着装置2
3を除くその他の電力消費装置の動作が実行されるとき
に、この定着装置23を除くその他の電力消費装置の消
費電力を画像形成装置1の総消費電力から減算した残り
の残総消費電力のうちの消費可能な最大限の消費電力を
加熱ローラ231に対し供給して加熱制御する第2の制
御手法Sが選択されるので、定着装置23を除くその他
の電力消費装置の動作は実行されているものの、この定
着装置23を除くその他の電力消費装置の消費電力を減
算した残りの残総消費電力のうちの最大限の消費電力が
位相角の切り換えによりハロゲンヒータ232にきめ細
かく供給され、ウォーミングアップ時にハロゲンヒータ
232が定着可能な温度に達するまでに要する時間を効
果的に短縮させることができる。
【0042】そして、第1の制御手法Fから第2の制御
手法Sへの移行を段差を持たせることなく段階的に実施
させるようにしているので、急激な電力供給の低下が防
止され、違和感なく第1の制御手法Fから第2の制御手
法Sへの切り換えを行うことができる。
【0043】更に、第2の制御手法Sによって、加熱ロ
ーラ231に対し電力を位相制御により供給させるよう
にしているので、ハロゲンヒータ232が所望する定着
温度の範囲内に円滑に制御されることになり、定着装置
23の蓄熱効果が随時発揮されて、アンダシュートの発
生が効果的に防止され、画像形成不具合の発生を確実に
防止することができる。しかも、加熱ローラ231に対
し電力を位相制御によりきめ細かく供給することで、ハ
ロゲンヒータ232(メインヒータ232aおよびサブ
ヒータ232b)への供給電力(ワット数)がきめ細か
く切り換えられ、ハロゲンヒータ232の無駄な電力消
費が抑えられて、省エネ化を図る上で非常に有利なもの
となる。
【0044】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、その他種々の変形例を包含している。
例えば、上記実施形態では、第1の制御手法から第2の
制御手法への切り換えについてのみ述べたが、図4に示
すように、第2の制御手法Sから第3の制御手法Tにさ
らに切り換わるようにしてもよいのはもちろんである。
この場合、各制御手法F,S,Tの間には、第1の制御
手法Fから第2の各制御手法Sへの移行、および第2の
制御手法Sから第3の制御手法Tへの移行を段差を持た
せることなく段階的に実施されるように段階制御手法
D,Dが組み込まれているので、急激な電力供給の低下
を防止して、違和感なく次の制御手法S,Tへの移行を
行うことができる。
【0045】なお、画像形成中におけるハロゲンヒータ
232への電源供給は、メインヒータ部232aが60
0Wに、サブヒータ部232bが400wにそれぞれ切
り換えられている。また、画像形成中における位相角
は、メインヒータ部232aが90゜に、サブヒータ部
232bが100゜にそれぞれ変更されている。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像形成装置のウォーミングアップ時に、定着装置を除く
その他の電力消費装置の動作停止という検出結果に基づ
いて、画像形成装置の総消費電力のうちの消費可能な最
大限の消費電力を定着加熱体に対し供給して加熱制御す
る第1の制御手法を複数の制御手法の中から選択するこ
とで、ウォーミングアップ時に定着可能な温度に達する
までに要する加熱手段の待機時間の大幅な短縮化を図る
ことができる。また、定着装置に十分な熱量を蓄積で
き、定着装置への蓄熱効果の増大化を図ることができる
上、複数枚の画像形成中の定着不良を防止してウォーミ
ングアップ直後の画像形成不具合を解消することができ
る。
【0047】これに対し、画像形成装置における定着装
置を除くその他の電力消費装置の動作実行という検出結
果に基づいて、その電力消費装置の消費電力を画像形成
装置の総消費電力から減算した残りの残総消費電力のう
ちの消費可能な最大限の消費電力を定着加熱体に対し供
給して加熱制御する第2の制御手法を複数の制御手法の
中から選択することで、残総消費電力のうちの最大限の
消費電力を定着加熱体に供給し、ウォーミングアップ時
における加熱手段の待機時間を効果的に短縮させること
ができる。また、定着装置に十分な熱量を蓄積させて、
定着装置への蓄熱効果の増大化を効果的に図ることがで
きる上、複数枚の画像形成中の定着不良を防止してウォ
ーミングアップ直後の画像形成不具合を効果的に解消す
ることができる。
【0048】そして、第1の制御手法から第2の制御手
法への移行を段階的に実施させることで、急激な電力供
給の低下を防止し、違和感なく第1の制御手法から第2
の制御手法へ移行させることができる。
【0049】更に、第2の制御手法により定着加熱体に
対する電力を位相制御により供給させることで、加熱手
段を所望する定着温度の範囲内に円滑に制御でき、定着
装置の蓄熱効果を随時発揮させてアンダシュートの発生
を効果的に防止でき、画像形成不具合の発生を確実に防
止することができる。しかも、加熱手段への電力供給を
きめ細かく切り換えて無駄な電力消費を抑え、省エネ化
を図る上で非常に有利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部を
示す概略構成図である。
【図2】定着装置の概略構成を示す側面図である。
【図3】第1および第2の制御手法による電力消費装
置、メインヒータ部への制御信号および供給電力、サブ
ヒータ部への制御信号および供給電力、並びにAC波形
のタイムチャートを示す図である。
【図4】変形例に係わる第1ないし第3の制御手法によ
るメインヒータ部およびサブヒータ部に対する供給電
力、位相角およびAC波形のタイムチャートを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 画像形成装置 211 取り出しユニット(電力消費装置) 22 光走査ユニット(電力消費装置) 23 定着装置 231 加熱ローラ(定着加熱体) 232 ハロゲンヒータ(加熱手段) 28 排出ローラ(電力消費装置) 31 第1走査ユニット(電力消費装置) 32 第2走査ユニット(電力消費装置) 41 原稿搬送機構(電力消費装置) 8 中継パスユニット(電力消費装置) F 第1の制御手法 S 第2の制御手法 T 第3の制御手法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA12 DA32 EA12 EA16 ED25 EF04 EF09 EF16 2H033 AA02 AA32 BB18 BB33 CA03 CA07 CA23 CA28 CA30 CA46

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転自在に配された定着加熱体と、この
    定着加熱体を加熱する加熱手段と、上記定着加熱体を回
    転駆動させる駆動手段と、この駆動手段および加熱手段
    を制御する制御手段とを備えた画像形成装置の定着装置
    において、上記加熱手段の加熱状態を制御する加熱制御
    方法であって、 上記制御手段は、上記加熱手段を画像形成装置の動作状
    況に応じた異なる手法で加熱制御する複数の制御手法を
    有し、 その複数の制御手法は、画像形成装置における定着装置
    を除くその他の電力消費装置の動作の実行および停止を
    検出し、その検出結果に基づいて選択されるようにして
    いることを特徴とする画像形成装置における定着装置の
    加熱制御方法。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の画像形成装置にお
    ける定着装置の加熱制御方法において、 複数の制御手法は、画像形成装置が電源投入されてから
    画像形成可能な状態、または待機中である省エネモード
    から画像形成可能な状態に遷移するウォーミングアップ
    時に、その状況に応じた手法が選択されるようにしてい
    ることを特徴とする画像形成装置における定着装置の加
    熱制御方法。
  3. 【請求項3】 上記請求項1または請求項2に記載の画
    像形成装置における定着装置の加熱制御方法において、 複数の制御手法は、画像形成装置における定着装置を除
    くその他の電力消費装置の動作が停止しているときに、
    画像形成装置の総消費電力のうちの消費可能な最大限の
    消費電力を定着加熱体に対し供給して加熱制御する第1
    の制御手法が選択されるようにしていることを特徴とす
    る画像形成装置における定着装置の加熱制御方法。
  4. 【請求項4】 上記請求項1ないし請求項3のいずれか
    1つに記載の画像形成装置における定着装置の加熱制御
    方法において、 複数の制御手法は、画像形成装置における定着装置を除
    くその他の電力消費装置の動作が実行されるときに、こ
    の定着装置を除くその他の電力消費装置の消費電力を画
    像形成装置の総消費電力から減算した残りの残総消費電
    力のうちの消費可能な最大限の消費電力を定着加熱体に
    対し供給して加熱制御する第2の制御手法が選択される
    ようにしていることを特徴とする画像形成装置における
    定着装置の加熱制御方法。
  5. 【請求項5】 上記請求項4に記載の画像形成装置にお
    ける定着装置の加熱制御方法において、 第1の制御手法から第2の制御手法への移行は、段階的
    に実施されるようにしていることを特徴とする画像形成
    装置における定着装置の加熱制御方法。
  6. 【請求項6】 上記請求項4または請求項5に記載の画
    像形成装置における定着装置の加熱制御方法において、 第2の制御手法は、定着加熱体に対し電力を位相制御に
    より供給するようにしていることを特徴とする画像形成
    装置における定着装置の加熱制御方法。
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