JP2006026217A - 眼科撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ストロボ不発光撮影と発光撮影の切換えを検者が操作する必要があった。
【解決手段】 観察光学系に設けられた観察用撮像手段、撮影光学系に設けられた撮影用撮像手段、前記観察用撮像手段の増幅率を設定する増幅率変更手段及びシステム全体を制御する制御部を設け、前記制御部は前記増幅率と、予め設定された増幅率に基づいて撮影時に異なる制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、眼科医院等において近赤外蛍光撮影を行う時に使用する眼科撮影装置に関するものである。
眼底検査においては眼底カメラ等の眼科撮影装置を使ってカラー画像を取得して診断を行うが例えば糖尿病性網膜症で網膜上血管の眼循環や色素上皮を詳細に検査する場合には可視蛍光撮影(以下Fluo撮影)、黄斑変性症により脈絡膜を検査する際には近赤外蛍光撮影(以下ICG撮影)を行っている。
この中でICG撮影は、蛍光剤の循環が大変早く、且つ蛍光輝度の変化のダイナミックレンジと時間変化が非常に大きいという特性がある。
従って、蛍光輝度の広いダイナミックレンジに対応して良い画像を得るために検者が撮像素子の出力信号に対して増幅率を変化させたり、ストロボ光量をせわしく調整する必要があった。
或いは、カラー撮影など他の撮影モードからICG撮影モードに遷移した場合には、ICGの蛍光強度が初期においては高いことに着目して無条件にストロボを発光を禁止して撮影を行い、後期になってストロボの発光が必要であると検者が判断すると、発光禁止解除手段を操作することによってストロボ撮影が行われる方法が開示されている(特許文献1参照)。
また、撮像素子の走査線上の各画素の出力値を検出してその結果からストロボ光の発光光量を算出して撮影光源の発光量を制御する方法が開示されている(特許文献2参照)。
特開04−189341号公報 特許第3056287号公報
しかしながら上述の従来例においては、次のような問題点がある。
良い撮影条件を設定するためにストロボ光量や増幅率を検者が同時に調整設定することは困難で熟練を要した。
ICG撮影モードに遷移するとストロボの発光を禁止する制御を行う場合には、初期状態に於いて必ずストロボ光が不発光になってしまうことは利点があるにしても撮影後期になると撮像素子の感度の関係でストロボ光撮影が必須になるが、その際には検者がストロボ発光解除手段でストロボ発光を可能にする手間が必要であった。
また、撮像素子の増幅率制御が記載されておらず、撮影条件はストロボ光の有無と発光量でしか制御できないといった問題点もある。
更に、撮像素子の各画素の出力値を検出してストロボ発光光量を制御する方法では、検者がどの程度の観察光量で観察しているかによってストロボ光量が変わってしまうこと、注目する撮像素子上の走査線の選択によってもストロボ光量が変わること、等の問題があり必ずしも精度の高い撮影が行えるわけではなかった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、観察条件に基づいて撮影制御を変更することができる眼科撮影装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る眼科撮影装置は、
請求項1に於いて、制御部は観察画像取得時の観察条件と予め制御部に設定されている観察条件に基づいて撮影画像取得時に異なる制御を行う。
請求項2に於いて、観察条件とは観察用撮像手段に設定する増幅率であるとする。
請求項3に於いて、観察条件とは観察用光源に印加する電圧であるとする。
請求項4に於いて、照明光学系には近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ、観察光学系と撮影光学系には近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが設けられ、観察条件とは近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ及び近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路内にあるか否かであるとする。
請求項5に於いて、撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは観察条件が予め制御部に設定されている観察条件よりも低い場合には、撮影用光源を発光させず観察用光源と観察用撮像手段で撮影を行い、高い場合には撮影用光源を発光させて撮影用撮像手段で撮影を行うこととする。
請求項6に於いて、撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ及び近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路に入っている場合には撮影用光源を発光させず観察用光源と観察用撮像手段で撮影を行い、入っていない場合には撮影用光源を発光させて撮影用撮像手段で撮影を行うこととする。
請求項7に於いて、観察用撮像手段と撮影用撮像手段は同一の撮像手段であることとする。
請求項8に於いて、増幅率入力手段によって増幅率を観察用撮像手段に設定する際には観察用光源への印加電圧が固定であることとする。
請求項9に於いて、撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは増幅率入力手段に入力された増幅率が予め制御部に設定された増幅率よりも低い場合には撮影用光源を発光させず、高い場合には増幅率変更手段に対して撮像手段に前記制御部内に設定された増幅率よりも低い増幅率に変更し、且つ発光させて撮影を行う。
請求項10に於いて、システム全体を制御する制御部は前記増幅率入力手段に入力された増幅率と、予め前記制御部内に設定された増幅率に基づいて撮影画像取得時に異なる制御を行うようにする。
請求項11に於いて、制御部は撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは増幅率入力手段に入力された増幅率が予め制御部に設定された増幅率よりも低い場合には撮影用光源を発光させず、高い場合には増幅率変更手段に対して撮像手段の増幅率を制御部内に設定された増幅率よりも低い増幅率に変更させ、且つ発光させて撮影を行う。
請求項12に於いて、照明光学系には近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ、観察光学系と撮影光学系には近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが設けられ、制御部が前記異なる制御を行うのは近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ及び前記近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路内に挿入された場合に撮影時に異なる制御を行う。
請求項13に於いて、増幅率入力手段によって増幅率を観察用撮像手段に設定する際には観察用光源への印加電圧が固定とする。
請求項14に於いて、観察時に近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路内に挿入されていない場合に、制御部は増幅率入力手段によって入力された増幅率に拘わりなく撮影用光源を発光させる。
請求項15に於いて、観察画像とは動画であり、撮影画像とは静止画を取得することである。
請求項16に於いて、被検眼を撮像手段で観察時に撮像手段の出力信号を検出する信号検出手段を、制御部に出力信号閾値を設け、制御部は出力信号が出力信号閾値よりも低く且つ増幅率入力手段に入力された増幅率が予め設定された増幅率よりも低い場合には警告を行う。
以上説明したように、本発明によれば、観察条件に基づいて撮影制御を変更することができる眼科撮影装置を提供できる。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。図1はカラー撮影及び可視蛍光撮影が可能な撮像手段18が装着された眼底カメラの構成図を示し、ハロゲンランプ等の可視光を発する観察用光源1から、鏡筒2に固定された対物レンズ3に至る光路上には、コンデンサレンズ4、可視光の閃光を発するストロボ光源のような撮影用光源6、リング状開口を有する絞り7、レンズ8、孔あきミラー9が順次に配列されて、眼底照明光学系が構成され、観察用光源1と共に眼底照明手段を構成している。眼底照明光学系には近赤外蛍光撮影時に光路に挿入されるICGエキサイタフィルタ5a、ICGエキサイタフィルタ5aと同じ厚さをもつカラー撮影時に光路に挿入される光路長補正ガラス5b、図示はしていないがFluo撮影時に挿入されるFluoエキサイタフィルタがあり、撮影モードに応じて光路内に挿入される。
孔あきミラー9の孔部には撮影絞り10が配置されており、撮影絞り10の背後の光路上には、フォーカスのために移動可能な撮影レンズ11、結像レンズ30、跳ね上げミラー12が配置され、この跳ね上げミラー12の反射方向の光路上には、ミラー13、フィールドレンズ14、フォーカスレンズ15、近赤外に感度をもつ撮像素子16が順次に配列されている。
跳ね上げミラー12が跳ね上げられた時には、カメラマウント17を介して、可視領域に感度のあるファインダ付の撮像手段18が取り付けられており、対物レンズ3、撮影絞り10、フォーカスレンズ11、結像レンズ30から成る可視用眼底観察撮影光学系とミラー13、フィールドレンズ14、フォーカスレンズ15からなる近赤外用眼底観察撮影光学系が構成されている。
眼底観察撮影光学系内にはFluo撮影時に挿入されるFluoバリアフィルタ31a、ICG撮影用バリアフィルタ32a、ICG観察用バリアフィルタ32bと同じ厚さをもつカラー撮影及びICG撮影時に光路に挿入される光路長補正ガラス31bがあり、可視蛍光撮影時に光路内に挿入されるFluoバリアフィルタ31b、近赤外蛍光撮影時に光路内に挿入されるICGバリアフィルタ32a、ICG観察用バリアフィルタ32bはICG観察時に挿入され透過波長領域が32aより若干広帯域になっている。更にICGバリアフィルタ32a、ICG観察用バリアフィルタ32bのどちらが光路内にあるかを検出するバリアフィルタ検知手段34がある。
撮像素子18、16の画像出力信号は増幅率変更手段20に入力され、増幅率変更手段20は制御部23からの指示に従って画像出力信号に増幅処理を行い、モニタ21へ表示を行ったり記憶手段22に画像を記憶させる。
制御部23には増幅率変更手段20の他にハロゲン光量や撮像素子の増幅率を設定するスイッチ24、撮影スイッチ25、撮影用光源制御手段26、ストロボ光量及び撮像素子16の増幅率を入力するつまみ式のスイッチ33、フィルタ検知手段34、観察用光源1がそれぞれ接続されている。
撮影スイッチ25は検者が撮影を行う時に押すスイッチであり、スイッチ24は検者が被検眼眼底Erを観察しながら眼底像が暗いと思った時にハロゲン光量を調整したり、スイッチ24により増幅率をあげていく。
撮影用光源制御手段26は制御部23の制御に従い、撮影用光源6に対して光量を設定するだけでなく不発光制御も行う。
次にスイッチ24による光量、及び増幅率の調整について説明する。スイッチ24はつまみ式になっており、その周りには図2に示すように目盛り1から9まで表示しており、その間を連続的に調整できる。このつまみの角度は、既知の角度検知手段により検知され、その情報は、制御部23に伝えられる。制御部23は、図3に示した表にしたがって、観察用光源1に印加する電圧及び、増幅率変更手段20の増幅率を制御する。すなわち、スイッチ24が、前記目盛り3相当を指しているときには、観察用光源1に印加する電圧は、4Vであり、増幅率変更手段20の増幅率は0dBである。また、スイッチ25が、前記目盛り5相当を指している場合には、観察用光源1に印加する電圧は、16Vであり、増幅率変更手段20の増幅率は、0dBである。さらにスイッチ24が、前記目盛り7相当を指している場合には、観察用光源1に印加する電圧は、16Vのままであり、増幅率変更手段20の増幅率は、12dBである。さらに、前記目盛り9相当を差している場合には、観察用光源1に印加する電圧は、16Vのままであり、増幅率変更手段20の増幅率は、24dB(2ビットシフト)である。本実施例中で用いているビットシフトとは、撮像素子16からの電気信号の増幅率変更手段20内部での処理で、分解能を犠牲にして画像を擬似的に明るく見せる増幅方法である。1ビットシフトは1ビット分の分解能を低下させ、2ビットシフトは2ビット分の分解能を低下させることになるため、出力される画像は、ビットシフトしない画像に比べ画質が劣ることになる。
また、スイッチ24の指す位置が、上記目盛りの間である場合には、その割合に応じた値が設定される。これらの、電圧の変更及び、増幅率の変更は、即時に行われるため、モニタ21を見ながら、撮影者は、広いダイナミックレンジに亘って、眼底像の明るさを調節できる。
このように、スイッチ24を調整し被検眼眼底を、適当な明るさで観察しながら不図示の操作手段を用いて被検眼との位置合わせ及び、フォーカスレンズ3を動かしてのピントあわせ、及び撮影範囲の確認を行う。
つぎにスイッチ33による、光量、及び増幅率の調整について説明する。スイッチ33を操作するとF1から、F8まで段階的に変化する。このスイッチ33により設定された値は、制御部23によって検知され制御部23は、図4に示した表にしたがって、撮影用光源制御手段26のコンデンサの充電電圧、及び、増幅率変更手段20の増幅率を設定する。ただし、この時の信号増幅率は、後述のごとく、撮影スイッチ25への入力を待って設定される。
つまり、スイッチ33の値が、F1であることを検知した制御部23は、撮影用光源制御手段26の内部にあるコンデンサに印加されている電圧を53Vに設定し、増幅率変更手段20の増幅率が0dBであることをメモリ23aに記憶する。同様にスイッチ33の値が、F7であることを検知した制御部23は、コンデンサに印加されている電圧を、300Vに設定し増幅率変更手段20の増幅率が、6dBであることをメモリ23aに記憶する。
カラー撮影を行う場合、眼底照明系では光路長補正ガラス5b、眼底観察撮影系では光路長補正ガラス31bが挿入され、跳ね上げミラ12は光路外へ移動する。可視光に対する眼底の反射率は高いのでスイッチ24の調整範囲は1から5までに限定される。即ち、増幅率の変更は行われない。撮影スイッチ25への入力を検知した制御部23は撮像素子18の光蓄積を開始し、撮影用光源制御手段26に発光信号を送る。発光信号を受けた撮影用光源6は、前記撮影用光源制御手段26内部を構成するコンデンサに蓄えられた電荷により発光する。撮影用光源6を発した光束は前記観察光と同様に、リング状開口を有する絞り7の開口を通過し、可視光はレンズ8を通り、穴明きミラ9周辺のミラー部により左方に反射され、対物レンズ2を通して被検眼瞳孔Epより眼底Erを照明する。このように照明された眼底の像は、再び対物レンズ2、撮影絞り10、フォーカスレンズ11、結像レンズ30を通り撮像素子18に結像し電気信号に変換される。増幅率変更手段20はこれらの信号に対しては増幅の処理は行わず撮影された画像を記憶手段22に記録する。それとともにモニタ21に眼底画像を表示する。
次にICG撮影を行う場合について説明する。まず、カラー撮影と同様に散瞳剤を点眼し散瞳した被検者を前記対物レンズ2に向かって着席させる。そこで、ICGエキサイタフィルタ5aとICG観察用バリアフィルタ32bを光路内に挿入する。
このような構成において、観察用光源1を発した光は、前記と同様な光路を通り、ICGエキサイタフィルタ5aにより近赤外光のみが眼底を照明する。このように照明された眼底像は、前記と同様の光路を通り、跳ね上げミラ12により折り返されICG観察用バリアフィルタ32bを透過して撮像素子16に結像し、電気信号に変換される。これらの電気信号は増幅率変更手段20に入力され、所定の増幅率に増幅される。この信号は、モニタ21に映し出される。ICG観察用バリアフィルタ32bは前述のように透過波長領域が広いので蛍光がでていなくとも眼底の様子を観察することが可能で、検者はこのモニタ21に映った眼底像を観察し、被検眼眼底像が見やすい明るさになるようにスイッチ24を操作する。モニターに映った眼底像を見て位置合わせ及びピントが良好であることを確認した後、被検者に蛍光剤を注射する。それとともにタイマをスタートさせICG撮影用バリアフィルタ32aを光路内に挿入する。検者は、スイッチ24を操作し、例えば9程度に設定することにより観察用光源1の発光する光量を増すとともに、増幅率変更手段20の増幅率を大きくし、微弱な光である蛍光像が出現するのを待つ。蛍光像が出現したら、撮影スイッチ25を操作する。
ここで本実施例を最も特徴付ける例としてICG撮影を行う場合について図5のフローチャートに従って詳細に述べる。
検者が撮影をICG撮影モードを選択すると眼底照明系ではICGエキサイタフィルタ5aが、眼底観察撮影系ではICG観察用バリアフィルタ32bが自動的に挿入される(step1)。
Step2として検者はモニタ21に表示される被検眼を観ながらアライメント、フォーカスをあわせる。バリアフィルタについてはstep1でICG観察用バリアフィルタ32bが挿入されているが、ICG撮影の初期では撮影用バリアフィルタでも十分観察が可能であることから検者が操作することによりICG撮影用バリアフィルタ32aに切換えることも可能である。
その際に眼底Erがよく観察できるようにつまみ24を回してハロゲン光量と撮像素子16の出力信号の増幅率の調整を行う。つまみ24による調整は図2、図3で説明した通りである。
Step3として図4で説明したように検者がスイッチ33を回してストロボ光量と増幅率の調整を行う。
Step4で、検者が撮影を行うために撮影スイッチ25を押す。
Step5で、撮影開始信号が制御部23に入力されると制御部23はバリアフィルタ検知手段34によってICG撮影用バリアフィルタ32aが入っているか否かを検出し、その検出結果によってその後の処理が異なる。ICG観察用バリアフィルタ32bが挿入されていた場合にはstep9に進み、制御部23はICG観察用バリアフィルタ32bをICG撮影用バリアフィルタ32aに切換える。そしてstep10にてstep3で検者が設定したストロボ光量と増幅率を検出してメモリ23aに記憶していた値に撮影用光源制御手段26のコンデンサの充電電圧、及び、増幅率変更手段20の増幅率を設定する。図4で明らかなようにこの時、設定される増幅率はstep6で予め制御部に設定されている増幅率よりも低い増幅率に設定される。設定が終わるとstep11で撮影用光源6が発光して撮像手段16で被検眼眼底像Erを撮像する。
一方、step5でICG撮影用バリアフィルタ32aが挿入されていることが検出されるとstep6で制御部23はstep2で検者が調整したハロゲン光量と撮像素子16の出力信号の増幅率の設定値を読み出す。そしてその結果と予め制御部23内に設定されている増幅率(ここでは仮に18dBとする)とを比較し、図3にあるようにつまみ24の値が8以上にある場合には、step10に遷移してそれ以降は前述した処理と同様である。
Step6でつまみ24の値が8未満であった場合には制御部23は蛍光撮影で蛍光像を撮影し画像を劣化させることがないと判断できるため、撮影用光源6を用いることなく観察用光源1からの照明光で撮像素子16への光蓄積を可能にする。
従ってStep7では撮影用光源制御手段26のコンデンサ充電を行わない、又は制御部23からストロボ発光信号を出さないようにする。撮像素子16に対しては、観察時に増幅率がかかっていた場合(つまみ24の値6〜8未満)にはその増幅率をかける。
Step8にてストロボを不発光にして被検眼眼底像Erの撮影を行う。
一般に、ICG撮影時において、蛍光像が出現し始めてからの数分間は、ICG撮影用バリアフィルタ32aで蛍光像を観察しストロボ不発光でも画像を劣化させることなく撮影可能な状態である。その後は、蛍光光量の低下によって蛍光像の観察が困難になっていくため、ICG撮影用バリアフィルタ32aを光路外に離脱し、ICG観察用バリアフィルタ32bを挿入しビットシフトを用いた観察を行い、撮影時にはバリアフィルタをICG撮影用バリアフィルタ32aに交換し、ストロボ撮影を行っている。
Step2で検者がつまみ24の設定を行う、としているが仮に蛍光光量が低く蛍光像が観察できない状態であるにも拘わらず検者がつまみ24の設定を怠り、つまみ24の値が8未満である場合には、ストロボ発光を行わず結果として非常に暗い画像になってしまう可能性がある。そこでStep7において撮影用光源制御手段26、撮像素子16への制御以外にも、例えば観察時の撮像素子16の出力信号を検出する出力信号検出手段を設け、制御部23内に出力信号の閾値を設定して、出力信号がある閾値を超えていない場合には警告を発するように構成することが考えられる。
本実施例では観察と撮影を一つの撮像素子16で行った例をあげたが図6にあるように観察と撮影にそれぞれ撮像素子を設けることも可能である。
図1との差異のみを述べる。ICG撮影に関しては対物レンズ3、撮影絞り10から跳ね上げミラー12、ミラー13、撮像素子16までを観察光学系となり、ミラー13からミラー40、撮影用撮像素子43までが撮影光学系となる。ミラー13は可動式であり観察時は光路内にあるが撮影時は光路より退避する。
41、42はそれぞれフィールドレンズ、フォーカスレンズである。
図4のスイッチ33(図5におけるstep3)で設定される増幅率は撮影用撮像素子43に対してとなる。
また、図5のフローチャートのstep10は撮影用素子43に設定され、step11は撮影用撮像素子43で撮影がなされるところが異なる他は前述の説明と同様である。
また、撮影の際にストロボ光源6を発光させるか否かについて本実施例では判断する観察条件として観察用撮像素子16に設定される増幅率で判断していたが、例えば前記制御部23に予め観察用光源1に印加する電圧を設定を例えば図3でつまみ24で「3」としておき、観察時の観察用光源1の光量(即ち観察用光源1への印加電圧)がそれよりも高い場合には、被検眼からの蛍光光量は少ないので撮影用撮像素子43で撮影をする際にはストロボ光源6を発光して撮影を行い、逆に低い場合には撮影用撮像素子43でストロボ光源6を不発光にして撮影することも考えられる。
図5のフローチャートでstep6の判断基準が「予め設定された印加電圧以上か?」となる。
更にバリアフィルタ検知手段34によってICG撮影用バリアフィルタ32aが光路内にない場合には被検眼からの蛍光光量は少ないので撮影用撮像素子43で撮影をする際にはストロボ光源6を発光して撮影を行い、逆にICG撮影用バリアフィルタ32aが光路内に挿入されている場合には眼底からの蛍光光量は多いので撮影用撮像素子43でストロボ光源6を不発光にして撮影することも考えられる。
この時、図5のフローチャートはstep6がなくなるかたちになる。
以上説明したように本発明に係る眼科撮影装置は、
請求項1に於いて、制御部は観察画像取得時の観察条件と予め制御部に設定されている観察条件に基づいて撮影画像取得時に異なる制御を行うことにより、撮影用光源を発光させなくとも十分に診断出来る場合とそうでない場合とで撮影用光源の発光、不発光と異なる制御を行うことができるようになる。
請求項2に於いて、観察条件とは観察用撮像手段に設定する増幅率であるとすることにより増幅率の高い時にはノイズ成分を減らして撮影を行うことが出来る。
請求項3に於いて、観察条件とは観察用光源に印加する電圧であることにより、印加電圧が高い時には撮影時に撮影用光源を用いて撮影し、低い時には観察用光源だけで撮影することが可能になるので撮影用光源の寿命を延ばすことができる。
請求項4に於いて、照明光学系には近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ、観察光学系と撮影光学系には近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが設けられ、観察条件とは近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ及び近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路内にあるか否かであることにより、近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路内にある時には被検眼からの反射光量が十分であるので観察用光源だけで撮影することが可能で、光路内にない場合には撮影用光源を用いて撮影する、というように光源を切換えることが出来る。
請求項5に於いて、撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは観察条件が予め制御部に設定されている観察条件よりも低い場合には、撮影用光源を発光させず観察用光源と観察用撮像手段で撮影を行い、高い場合には撮影用光源を発光させて撮影用撮像手段で撮影を行うことにより、撮影用光源の寿命を延ばすことができるし、被検者に不快感も与えずに済む。
請求項6に於いて、撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ及び近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路に入っている場合には撮影用光源を発光させず観察用光源と観察用撮像手段で撮影を行い、入っていない場合には撮影用光源を発光させて撮影用撮像手段で撮影を行うこととすることによって、近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路内にある時には被検眼からの反射光量が十分であるので観察用光源だけで撮影することが可能で、光路内にない場合には撮影用光源を用いて撮影する、というように光源を切換えることが出来る。
請求項7に於いて、観察用撮像手段と撮影用撮像手段は同一の撮像手段であることによって、装置を小型化、低コスト化が可能になる。
請求項8に於いて、増幅率入力手段によって増幅率を観察用撮像手段に設定する際には観察用光源への印加電圧が固定であることにより、入力される増幅率が観察光量に依存しなくなるので、入力された増幅率と予め設定された増幅率に基づく制御をより精度よく行うことができる。
請求項9に於いて、撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは増幅率入力手段に入力された増幅率が予め制御部に設定された増幅率よりも低い場合には撮影用光源を発光させず、高い場合には増幅率変更手段に対して撮像手段に前記制御部内に設定された増幅率よりも低い増幅率に変更し、且つ発光させて撮影を行うことにより、蛍光輝度が高い場合には撮影用光源を発光させずに済むので、撮影用光源の寿命を伸ばすことが可能であるし、被検者に対して不連続光(ストロボ光)を照射させずに済むので不快感を与えずに済み、そしてノイズ成分の低い、より画質のよい画像を得ることが出来る。
請求項10に於いて、システム全体を制御する制御部は前記増幅率入力手段に入力された増幅率と、予め前記制御部内に設定された増幅率に基づいて撮影画像取得時に異なる制御を行うようにすることにより、撮影用光源を発光させなくとも十分に診断出来る場合とそうでない場合とで撮影用光源の発光、不発光と異なる制御を行うことができるようになることに加え、増幅率によって撮影用光源の発光をするか否かを決定するので検者がわざわざ不発光解除の操作を行う必要がないし、撮像素子で撮像された被検眼眼底の特定の部位の出力信号で判断しないので撮影の失敗がなくなる。
また、ストロボ発光、不発光の切換えの操作をしなくてよいので操作性が向上する。
請求項11に於いて、制御部は撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは増幅率入力手段に入力された増幅率が予め制御部に設定された増幅率よりも低い場合には撮影用光源を発光させず、高い場合には増幅率変更手段に対して撮像手段の増幅率を制御部内に設定された増幅率よりも低い増幅率に変更させ、且つ発光させて撮影を行うことにより、蛍光輝度が高い場合には撮影用光源を発光させずに済むので、撮影用光源の寿命を伸ばすことが可能であるし、被検者に対して不連続光(ストロボ光)を照射させずに済むので不快感を与えずに済む。また、撮影用光源を発光する際には増幅率を下げるので、より画質の高い画像を取得することが出来る。
請求項12に於いて、照明光学系には近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ、観察光学系と撮影光学系には近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが設けられ、制御部が前記異なる制御を行うのは近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ及び前記近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路内に挿入された場合に撮影時に異なる制御を行うことにより、撮影用光源に充電する必要がないので近赤外蛍光撮影の初期において連続撮影を行う際に撮影間隔を短くすることが可能になるので、眼循環の時間変化を詳細に診断することができる。
請求項13に於いて、増幅率入力手段によって増幅率を観察用撮像手段に設定する際には観察用光源への印加電圧を固定とすることにより、入力される増幅率が観察光量に依存しなくなるので、入力された増幅率と予め設定された増幅率に基づく制御をより精度よく行うことができる。
請求項14に於いて、観察時に近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路内に挿入されていない時は既に蛍光輝度が低い場合であるので、制御部は増幅率入力手段によって入力された増幅率に拘わりなく撮影用光源を発光させることにより高画質の画像を得ることが出来る。
請求項15に於いて、観察画像とは動画であり、撮影画像とは静止画を取得することであることにより、観察時には観察が容易になり、観察画像よりもノイズ成分の低い、高画質の画像を取得できるようになる。
請求項16に於いて、被検眼を撮像素子で観察時に撮像素子の出力信号を検出する信号検出手段を、制御部に出力信号閾値を設け、制御部は出力信号が出力信号閾値よりも低く且つ増幅率入力手段に入力された増幅率が予め設定された増幅率よりも低い場合には警告を行う制御を行うことにより、蛍光光量が低く蛍光像が観察できない状態であるにも拘わらず検者が増幅率を低く設定してしまった場合に、ストロボ発光を行わず結果として非常に暗い画像になって撮影に失敗することがなくなる。
実施の形態の眼科撮影装置の配置を表す図である。 スイッチ24の詳細図である。 印加電圧とカメラの増幅率を表す図である。 充電電圧とカメラの増幅率を表す図である。 本発明におけるフローチャートである。 観察用撮像素子と撮影用撮像素子をそれぞれにもつ場合の実施例の図である。
符号の説明
1 観察用光源
2 鏡筒
3 対物レンズ
4 コンデンサレンズ
6 撮影用光源
7 絞り
8 レンズ
9 孔あきミラー
5a ICGエキサイタフィルタ
5b 光路長補正ガラス
10 撮影絞り
11 撮影レンズ
12 跳ね上げミラー
13 ミラー
14 フィールドレンズ
15 フォーカスレンズ
16 撮像素子
30 結像レンズ
17 カメラマウント
18 ファインダ付の撮像手段
31b 光路長補正ガラス
31a Fluoバリアフィルタ
32a ICG撮影用バリアフィルタ
32b ICG観察用バリアフィルタ
33 つまみ式のスイッチ
34 バリアフィルタ検知手段
20 増幅率変更手段
21 モニタ
22 記憶手段
23 制御部
24 スイッチ
25 撮影スイッチ
26 撮影用光源制御手段
23a メモリ
40 ミラー
41 フィールドレンズ
42 フォーカスレンズ
43 撮影用撮像素子

Claims (16)

  1. 被検眼を照明する照明光学系、観察する観察光学系、撮影する撮影光学系、前記照明光学系に設けられた観察用光源と撮影用光源、前記観察光学系に設けられた観察用撮像手段、前記撮影光学系に設けられた撮影用撮像手段、及びシステム全体を制御する制御部を設けた眼底撮影装置において、前記制御部は観察画像取得時の観察条件と予め前記制御部に設定されている観察条件に基づいて撮影画像取得時に異なる制御を行うことを特徴とした眼科撮影装置。
  2. 前記観察条件とは前記観察用撮像手段に設定する増幅率であることを特徴とした請求項1に記載の眼科撮影装置。
  3. 前記観察条件とは前記観察用光源に印加する電圧であることを特徴とした請求項1に記載の眼科撮影装置。
  4. 前記照明光学系には近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ、前記観察光学系と前記撮影光学系には近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが設けられ、前記観察条件とは前記近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ及び前記近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路内にあるか否かであることを特徴とした請求項1に記載の眼科撮影装置。
  5. 前記撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは前記観察条件が予め制御部に設定されている観察条件よりも低い場合には、前記撮影用光源を発光させず前記観察用光源と観察用撮像手段で撮影を行い、高い場合には前記撮影用光源を発光させて撮影用撮像手段で撮影を行うことを特徴とした請求項1、2及び3に記載の眼科撮影装置。
  6. 前記撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは前記近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ及び前記近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路に入っている場合には前記撮影用光源を発光させず前記観察用光源と前記観察用撮像手段で撮影を行い、入っていない場合には前記撮影用光源を発光させて前記撮影用撮像手段で撮影を行うことを特徴とした請求項1及び4に記載の眼科撮影装置。
  7. 前記観察用撮像手段と前記撮影用撮像手段は同一の撮像手段であることを特徴とした請求項1から6に記載の眼科撮影装置。
  8. 前記増幅率入力手段によって増幅率を前記観察用撮像手段に設定する際には前記観察用光源への印加電圧が固定であることを特徴とした請求項1、2及び7に記載の眼科撮影装置。
  9. 前記撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは前記増幅率入力手段に入力された増幅率が予め前記制御部に設定された増幅率よりも低い場合には前記撮影用光源を発光させず、高い場合には前記増幅率変更手段に対して前記撮像手段に前記制御部内に設定された増幅率よりも低い増幅率に変更し、且つ発光させて撮影を行うことを特徴とした請求項2、7及び8に記載の眼科撮影装置。
  10. 被検眼を照明する照明光学系、観察する観察光学系、撮影する撮影光学系、前記照明光学系に設けられた観察用光源と撮影用光源、前記観察光学系に設けられた観察用撮像手段、前記撮影光学系に設けられた撮影用撮像手段、前記観察用撮像手段に設定する増幅率を入力する増幅率入力手段と入力された増幅率に設定する増幅率変更手段及びシステム全体を制御する制御部を設けた眼底撮影装置において、前記制御部は観察画像取得時に前記増幅率入力手段に入力された増幅率と、予め前記制御部内に設定された増幅率に基づいて撮影画像取得時に異なる制御を行うことを特徴とした眼科撮影装置。
  11. 前記撮影画像取得時に異なる制御を行うこととは前記増幅率入力手段に入力された増幅率が予め前記制御部に設定された増幅率よりも低い場合には前記撮影用光源を発光させず、高い場合には前記増幅率変更手段に対して前記撮像手段の増幅率を前記制御部内に設定された増幅率よりも低い増幅率に変更させ、且つ発光させて撮影を行うことを特徴とした請求項10に記載の眼科撮影装置。
  12. 前記照明光学系には近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ、前記観察光学系と前記撮影光学系には近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが設けられ、前記制御部が前記異なる制御を行うのは前記近赤外蛍光撮影用エキサイタフィルタ及び前記近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路内に挿入された場合であることを特徴とした請求項10及び11に記載の眼科撮影装置。
  13. 前記増幅率入力手段によって増幅率を前記観察用撮像手段に設定する際には前記観察用光源への印加電圧が固定であることを特徴とした請求項10に記載の眼科撮影装置。
  14. 観察画像取得時に前記近赤外蛍光撮影用バリアフィルタが光路内に挿入されていない場合には、前記制御部は前記増幅率入力手段によって入力された増幅率に拘わりなく前記撮影用光源を発光させることを特徴とした請求項12に記載の眼科撮影装置。
  15. 前記観察画像とは動画であり、前記撮影画像とは静止画であることを特徴とした請求項1及び10に記載の眼科撮影装置。
  16. 被検眼を観察画像取得時に前記観察用撮像手段の出力信号を検出する信号検出手段を、前記制御部に出力信号閾値を設け、前記制御部は前記出力信号が前記出力信号閾値よりも低く且つ前記前記増幅率入力手段に入力された増幅率が予め設定された増幅率よりも低い場合には警告を行うことを特徴とした請求項10に記載の眼科撮影装置。
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