JP3870211B2 - 眼底カメラ - Google Patents

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本発明は、ピント合わせ用の指標投影光学系を有し、可視又は赤外蛍光での観察・撮影が可能な眼底カメラに関するものである。
従来、眼底カメラでは操作者がファインダを覗いて、フィルム面と共役な位置に設けたピントグラス上のマークに接眼レンズの視度を調節し、このマークと眼底像とが共に鮮明に見えるようにピント調節機構を動かしてピント調整を行っている。
しかし、このピント調整は操作者の熟練度によって個人差が生ずるために、先に出願人は特許文献1において、分離したピント合わせ用指標像を合致させるだけで容易にピント合わせができる装置を提案している。
更に、蛍光撮影の場合には、蛍光剤注入後の初期段階では蛍光血管像は薄く観察され、カラー撮影と同じピント合わせ用指標像の明るさでは、ピント合わせ用指標像が邪魔になって微細な血管像を観察することが困難であるという欠点がある。
このために、特許文献2において、被検眼の眼底の蛍光像を観察する際に、蛍光撮影用フィルタの挿脱に連動してピント合わせ用指標像の明るさを減ずるようにした眼底カメラが提案されている。
一方、最近は可視光の蛍光撮影だけでなく、赤外光の蛍光を発する蛍光剤ICGを被検者の静脈に注射して、網膜と脈絡膜の血管の状態を観察・撮影するICG赤外蛍光造影法が行われるようになっている。このICG赤外蛍光像はCCDカメラ等の電子撮像素子を使用して観察・撮影を行い、このときの蛍光は初期段階では明るく後期段階では暗くなるので、CCDカメラの感度を初期では低く後期では高くする必要が生ずる。
従って、明るい蛍光を発する初期段階はCCDカメラの感度を高くする必要はないので、撮影には解像度の高いCCDカメラが使用され、感度を必要とする後期段階ではイメージインテンシファイア付きのCCDカメラが使用されている。
特開昭49−123618号公報 特開昭63−260531号公報
しかしながら上述の従来の眼底カメラのように、同じフィルタを使用した蛍光撮影でも観察撮影媒体が異なると必要光量が異なってしまうので、蛍光撮影用フィルタの挿脱に連動してピント合わせ用指標像の明るさを減ずるような構成の場合には、例えば蛍光撮影用のピント合わせ用指標像と同じ明るさでは、静止画撮影の観察時には良好な眼底観察像とピント合わせ用指標像が得られるが、動画撮影の観察時にはピント合わせ用指標像が明る過ぎてピント合わせと眼底観察に支障をきたし、これら各種の撮影モードの全てにおいて良好な眼底観察像とピント合わせ用指標像を得ることができないという問題が生ずる。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、可視又は赤外蛍光の撮影モードにおいて良好な眼底像が観察でき、正確なピント合わせを簡便に実施できる眼底カメラを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る眼底カメラの技術的特徴は、挿脱自在に配置された可視又は赤外蛍光のエキサイタフィルタを介して被検眼の眼底を照明するための照明手段と、挿脱自在に配置された可視又は赤外蛍光のバリアフィルタを介して被検眼像を撮像する撮像手段と、ピント合わせ用指標を眼底に投影するピント指標投影手段と、前記エキサイタフィルタ又は前記バリアフィルタの光路への挿脱を検知するフィルタ検知手段と、前記撮像手段のゲインを検知するゲイン検知手段と、前記フィルタ検知手段及び前記ゲイン検知手段からの出力を基に前記ピント合わせ用指標の光量を定める判断処理手段と、前記ピント合わせ用指標の光量を所定光量に制御する光量制御手段とを有することにある。
本発明に係る眼底カメラによれば、可視又は赤外蛍光の撮影モードのそれぞれに対して、最適のピント合わせ用指標の明るさを自動的に設定することができるので、常に良好な眼底像が観察でき正確なピント合わせを簡便に行うことができる。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1の構成図を示し、被検眼Eに対向して対物レンズ1が配置されており、対物レンズ1の後方の光軸O1上には、孔あきミラー2、撮影絞り3、フォーカスレンズ4、結像レンズ5、切換えミラー6、フィルム面7が順次に配列されている。切換えミラー6の反射方向には切換えミラー8が配置され、切換えミラー8の反射方向には、ピントグラス9、接眼レンズ10が配置され、ピントグラス9と接眼レンズ10により光学式ファインダが構成されている。
そして、光学式ファインダには、第1の赤外蛍光用バリアフィルタ11a、結像レンズ11bにより構成されるテレビアダプタ11と、観察用CCDカメラ12とが必要に応じ着脱できるようになっている。なお、第1の赤外蛍光用バリアフィルタ11aは、後述する赤外蛍光用エキサイタフィルタで波長選択された励起用照明光の眼底反射光の一部と、ICGにより励起された赤外蛍光光束とを透過する特性を有している。
一方、切換えミラー8の後方には、フィルム共役面F、フィールドレンズ14、ミラー15、第2の赤外蛍光用バリアフィルタ16、テレビリレーレンズ17が順次に配列されており、フィールドレンズ14、ミラー15、第2の赤外蛍光用バリアフィルタ16、テレビリレーレンズ17によりテレビリレー光学系が構成されている。なお、第2の赤外蛍光用バリアフィルタ16は、後述する赤外蛍光用エキサイタフィルタで波長選択された励起用照明光の眼底反射光と、ICGにより励起された赤外蛍光光束とを波長分離し、赤外蛍光光束のみを透過する特性を有する。
また、テレビリレーレンズ17の後方には、赤外蛍光静止画撮影用の高解像力CCDカメラ18と、エクステンダ19を取り付けた赤外蛍光動画撮影用の高感度CCDカメラ20とが必要に応じて選択的に取り付けられるようになっており、更に高解像力CCDカメラ18、高感度CCDカメラ20の出力は図示しないビデオレコーダ、テレビモニタの順に接続され、観察・撮影光学系が構成されている。
更に、孔あきミラー2の入射方向の光軸O2上には、リレーレンズ21、22、リング状開口を有するリングスリット23、赤外蛍光用エキサイタフィルタ24、ミラー25、コンデンサレンズ26、ストロボ管から成る静止画撮影用光源27、コンデンサレンズ28、ハロゲンランプから成る動画観察用光源29が順次に配列されており、照明光学系が構成されている。
なお、赤外蛍光用エキサイタフィルタ24と第2の赤外蛍光用バリアフィルタ16は光路から挿脱自在とされ、目的によりそれぞれ可視蛍光用エキサイタフィルタと可視蛍光用バリアフィルタに置き換えることができるようになっている。
照明光学系のリレーレンズ21、22の間の被検眼Eの眼底Erと光学的に共役な位置には、照明光軸O2から挿脱可能な棒ミラー30が設けられている。棒ミラー30の反射方向の光軸O3上には、レンズ31、2つの開口部を有する2孔絞り板32、矩形状開口のピント合わせ用指標を有するピント指標板33、プリズム34、レンズ35、ピンホール板36、ハロゲンランプから成る指標投影用光源37が順次に配列されており、ピント合わせ用指標投影光学系が構成されている。
なお、このピント合わせ用指標投影光学系はフィルム面7、フィルム共役面F、ピント指標板33と眼底Erとが常に光学的に共役になるように、観察・撮影光学系のフォーカスレンズ4と連動して、光軸O2上を光軸方向に移動するようになっている。
更に、切換えミラー8は光路から図の点線の位置に離脱し、観察撮影光束を光学式ファインダからフィルム共役面Fの方へ導くようになっており、切換えミラー8の光路への挿入・離脱を検知するマイクロスイッチ等の光路検知手段38が設けられている。また、光学式ファインダにはテレビアダプタ11の着脱を検知するテレビアダプタ検知手段39が設けられており、更に、赤外蛍光用エキサイタフィルタ24の照明光路への挿脱を検知するフィルタ検知手段40が設けられている。
そして、動画観察用光源29には光量制御部41が接続され、指標投影用光源37には光量制御部42が接続されており、光量制御部42は指標投影用光源37の点灯光量を3段階に切換えることができ、これにより被検眼Eの眼底Erに投影されるピント合わせ用指標の明るさを変更できるようになっている。更に、光路検知手段38、テレビアダプタ検知手段39、フィルタ検知手段40、動画観察撮影用光量調節手段44の出力は判断処理部43に接続されており、判断処理部43の出力は光量制御部41、42に接続されている。
上述の構成において、フィルタ検知手段40により赤外蛍光用エキサイタフィルタ24が照明光学系から離脱していることが検知され、光路検知手段38により光学式ファインダの光路が選択されていることが検知され、更にテレビアダプタ検知手段39によりテレビアダプタ11が装着されていないことが検知されると、判断処理部43はカラー撮影モードを選択する。
カラー撮影モードが選択されると、動画観察用光源29から出射した照明光束は、コンデンサレンズ28、静止画撮影用光源27、コンデンサレンズ26、ミラー25、リングスリット23、リレーレンズ22、21、孔あきミラー2、対物レンズ1を介して被検眼Eに達し眼底Erを照明する。
一方、指標投影用光源37から出射した光束は、ピンホール板36、レンズ35、プリズム34、ピント指標板33、2孔絞り板32、レンズ31を介して棒ミラー30上に一度結像し、棒ミラー30により反射され、照明光束と同様の経路を辿って被検眼Eの眼底Erに達する。なお、ピント合わせ用指標光束はプリズム34、2孔絞り板32等の作用により2つに分離されており、被検眼Eの眼底Erとピント合わせ用指標が共役になっていないと、このピント合わせ用指標像は2つに分離して見える。従って、検者は2つに分離しているピント合わせ用指標像を1つに揃えることにより、簡便にピント合わせを行うことができる。
眼底Erへ達した照明光束とピント合わせ用指標光束による眼底Erからの反射光は、対物レンズ1、撮影絞り3、フォーカスレンズ4、結像レンズ5、切換えミラー6、8を介してピントグラス9上に結像し、眼底像とピント合わせ用指標像を形成する。検者はこのピントグラス9上の像を光学式ファインダで観察し、動画観察撮影用光量調節手段44を使って動画観察用光源29の光量を調節しながら、眼底カメラ本体と被検眼Eとのアライメントやピント合わせを行う。
カラー撮影モードは他の撮影モードに比べて観察時の眼底Erからの反射光量が最も多いので、ピント合わせ用指標像も最も明るいものを必要とする。従って、カラー撮影モードが選択された場合には、判断処理部43は光量制御部42が1段目の最も多い光量で指標投影用光源37を点灯させるようにすることにより、検者はカラー撮影モード時に、光学式ファインダにより良好な眼底像を肉眼観察することができるので、ピント合わせを容易に行うことができる。
アライメントとピント合わせが完了した後で、検者が図示しない撮影スイッチを押すと棒ミラー30が光軸O2上から離脱し、切換えミラー6が光軸O1上から離脱して静止画撮影用光源27が発光し、静止画撮影用光源27から出射した撮影照明光束は、動画観察用光源29から出射した照明光束と同様の光路を辿って被検眼Eに達し眼底Erを照明する。そして、眼底Erへ達した撮影照明光束による眼底からの反射光は、対物レンズ1、撮影絞り3、フォーカスレンズ4、結像レンズ5を介してフィルム面7上に結像し記録される。
次に、フィルタ検知手段40により赤外蛍光用エキサイタフィルタ24が照明光学系に挿入されていることが検知され、光路検知手段38により光学式ファインダの光路が選択されていることが検知され、更にテレビアダプタ検知手段39によりテレビアダプタ11が装着されていることが検知されると、判断処理部43は赤外蛍光静止画撮影モードを選択する。
赤外蛍光静止画撮影モードが選択されると、動画観察用光源29からの照明光束は、赤外蛍光用エキサイタフィルタ24により波長選択され、カラー撮影モードの場合と同様の光路を進み、対物レンズ1を介して被検眼Eに達し眼底Erを照明する。一方、指標投影用光源37からの光束も、カラー撮影の場合と同様の経路を辿って眼底Erに達する。なお、ピント合わせもカラー撮影の場合と同様に、分離した2つのピント合わせ用指標像を揃えることにより行う。
この波長選択された照明光束は、被検眼Eの眼底Erに達したICGを励起して赤外蛍光を発する。この赤外蛍光光束及び波長選択された照明光束の眼底Erからの反射光とピント合わせ用指標光束の眼底Erからの反射光とは、対物レンズ1、撮影絞り3、フォーカスレンズ4、結像レンズ5、切換えミラー6、8を介してピントグラス9上に結像し、赤外蛍光眼底像とピント合わせ用指標像を形成する。光学式ファインダにはテレビアダプタ11が装着されており、ピントグラス9上に結像した像は、接眼レンズ10、第1の赤外蛍光バリアフィルタ11a、結像レンズ11bを介し、再び観察用CCDカメラ12の撮像面上に結像する。
検者は観察用CCDカメラ12の出力により図示しないテレビモニタに映出された赤外蛍光眼底像とピント合わせ用指標像とを観察し、光量調節手段44を使用して動画観察用光源29の光量を調節しながら、眼底カメラ本体と被検眼Eとのアライメントやピント合わせを行う。
赤外蛍光静止画撮影モードは、カラー撮影モードに比べて観察時の眼底Erからの照明反射光量が少ないので、ピント合わせ用指標像もカラー撮影モードに比べて、光量をそれほど必要としない。従って、赤外蛍光静止画撮影モードが選択された場合には、判断処理部43は光量制御部42が2段目の多い光量で指標投影用光源37を点灯させるようにする。これにより、検者は赤外蛍光静止画撮影モード時に、テレビアダプタ11と観察用CCDカメラ12を使用してテレビモニタに映出された良好な眼底像を観察することができるので、ピント合わせを容易に行うことができる。
アライメントとピント合わせが完了した後で、検者が図示しない撮影スイッチを押すと棒ミラー30が光軸O2上から離脱し、切換えミラー8が光軸O1上から離脱して静止画撮影用光源27が発光し、その撮影照明光束は動画観察用光源29から出射した照明光束と同様の光路を辿り、被検眼Eに達し眼底Erを照明する。
この波長選択された撮影照明光束は、眼底Erに達したICGを励起して赤外蛍光を発する。この赤外蛍光光束及び波長選択された照明光束の眼底Erからの反射光は、対物レンズ1、撮影絞り3、フォーカスレンズ4、結像レンズ5、切換えミラー6を介してフィルム共役面F上に結像し、更にフィールドレンズ14、ミラー15、第2の赤外蛍光用バリアフィルタ16、テレビリレーレンズ17を介して、赤外蛍光静止画撮影用の高解像力CCDカメラ18の撮像素子上に赤外蛍光像のみが結像し、図示しない静止画像メモリに記録される。
次に、フィルタ検知手段40により赤外蛍光用エキサイタフィルタ24が照明光学系に挿入されていることが検知され、光路検知手段38によりテレビリレー光学系の光路が選択されていることが検知されると、判断処理部43は赤外蛍光動画撮影モードを選択する。
赤外蛍光動画撮影モードが選択されると、切換えミラー8が光軸O1上から離脱し、動画観察用光源29からの照明光束は、赤外蛍光用エキサイタフィルタ24により波長選択され、カラー撮影モードの場合と同様の光路を進み、対物レンズ1を介して被検眼Eに達し眼底Erを照明する。一方、指標投影用光源37からの光束も、カラー撮影の場合と同様の経路を辿って眼底Erに達する。なお、ピント合わせもカラー撮影の場合と同様に、分離した2つのピント合わせ用指標像を揃えることにより行う。
この波長選択された照明光束は、眼底Erに達したICGを励起して赤外蛍光を発する。この赤外蛍光光束及び波長選択された照明光束の眼底Erからの反射光とピント合わせ用指標光束の眼底Erからの反射光とは、対物レンズ1、撮影絞り3、フォーカスレンズ4、結像レンズ5、切換えミラー6を介してフィルム共役面F上に結像し、更にフィールドレンズ14、ミラー15、第2の赤外蛍光用バリアフィルタ16、テレビリレーレンズ17を介して、赤外蛍光動画撮影用の高感度CCDカメラ20の撮像素子上に結像する。検者はテレビモニタでこれらの赤外蛍光眼底像とピント合わせ用指標像を観察し、動画観察撮影用光量調節手段44を使用して動画観察用光源29の光量を調節しながら、眼底カメラ本体と被検眼Eとのアライメントやピント合わせを行う。
赤外蛍光動画撮影モードでは、赤外蛍光静止画撮影モードに比べて観察時の眼底Erからの照明反射光量が少ないために、感度の高いCCDカメラ20が使用されており、ピント合わせ用指標像が赤外蛍光静止画撮影モードと同様の光量であると、ハレーションを起してピント合わせに支障をきたす。従って、赤外蛍光動画撮影モードが選択された場合には、判断処理部43は光量制御部42が3段目の最も少ない光量で指標投影用光源37を点灯させるようにする。
これにより、検者は赤外蛍光動画撮影モード時に、赤外蛍光動画撮影用の高感度CCDカメラ20を使用して、テレビモニタに映出された良好な眼底像を観察することができ、ピント合わせを容易に行うことができる。アライメントが完了すると、検者は図示しない離脱スイッチを押して棒ミラー30を光軸O2から離脱させ、ビデオレコーダの録画スイッチを押して赤外蛍光動画像を記録する。
図2は実施例2の構成図を示し、実施例1の構成に加えて高感度CCDカメラ用のゲイン検知手段45が設けられ、このゲイン検知手段45は赤外蛍光静止画撮影モードの場合は観察用CCDカメラ12に接続され、赤外蛍光動画撮影モードの場合は高感度CCDカメラ20に接続され、ゲイン検知手段の出力は判断処理部43に接続される。なお、この場合の光量制御部42は連続的に指標投影用光源37の点灯光量を制御して、眼底Erに投影されるピント合わせ用指標の明るさを連続的に変えることができるようになっており、その他は図1と同様で同じ符号は同じ部材を表している。
赤外蛍光静止画撮影モード又は赤外蛍光動画撮影モードの場合には、被検眼Eの眼底Erに達したICGが発する赤外蛍光の光量は静脈注射後の経過時間によって変化するので、検者は図示しないテレビモニタを観察して観察用CCDカメラ12又は高感度CCDカメラ20のゲインを調節し、光量制御部41により動画観察用光源29の光量を調節しながらアライメントとピント合わせを行う。
CCDカメラゲイン検知手段45は、観察用CCDカメラ12又は高感度CCDカメラ20のゲインを検知してその情報を判断処理部43に出力し、判断処理部43は、撮影モードと、CCDカメラ12又は20のゲインと、動画観察用光源29の光量とから光量制御部42を介して、ピント合わせ用指標投影用の指標投影用光源37の発光光量を決定する。
この他にも、赤外蛍光用エキサイタフィルタ24と赤外蛍光用バリアフィルタ11a、16をそれぞれ可視蛍光用エキサイタフィルタと可視蛍光用バリアフィルタに入れ換え可能に構成すれば、可視の蛍光撮影の場合でも、同様にしてアライメントやピント合わせを行うことができる。また、指標投影用光源37の発光光量を変えて、ピント合わせ用指標の明るさを変化させるのではなく、NDフィルタ等の光学素子を使用してピント合わせ用指標の明るさを変化させるようにしてもよい。なお、光路検知手段38により赤外蛍光静止画撮影モードと赤外蛍光動画撮影モードの判別を行うのではなく、装着されているCCDカメラ12又は20を検知するようにして両モードの判別を行ってもよい。
実施例1の構成図である。 実施例2の構成図である。
符号の説明
9 ピントグラス
11 テレビアダプタ
12 観察用CCDカメラ
18 高解像度CCDカメラ
20 高感度CCDカメラ
27 静止画撮影用光源
29 動画撮影用光源
33 ピント指標板
37 指標投影用光源
38 光路検知手段
39 テレビアダプタ検知手段
40 フィルタ検知手段
41、42 光量制御部
43 判断処理部
44 動画観察撮影用光量調節手段
45 CCDカメラゲイン検知手段

Claims (5)

  1. 挿脱自在に配置された可視又は赤外蛍光のエキサイタフィルタを介して被検眼の眼底を照明するための照明手段と、挿脱自在に配置された可視又は赤外蛍光のバリアフィルタを介して被検眼像を撮像する撮像手段と、ピント合わせ用指標を眼底に投影するピント指標投影手段と、前記エキサイタフィルタ又は前記バリアフィルタの光路への挿脱を検知するフィルタ検知手段と、前記撮像手段のゲインを検知するゲイン検知手段と、前記フィルタ検知手段及び前記ゲイン検知手段からの出力を基に前記ピント合わせ用指標の光量を定める判断処理手段と、前記ピント合わせ用指標の光量を所定光量に制御する光量制御手段とを有することを特徴とする眼底カメラ。
  2. 前記照明手段の光量を制御する光量制御手段を備え、前記判断処理手段は該光量制御手段の出力に基づいて前記ピント合わせ用指標の光量を定めることを特徴とする請求項1に記載の眼底カメラ。
  3. 前記判断処理手段は前記ピント指標投影手段の光源の発光量により前記ピント合わせ用指標の光量を定めることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼底カメラ。
  4. 前記判断処理手段はNDフィルタを使用してピント合わせ用指標の光量を定めることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼底カメラ。
  5. 前記撮像手段は複数のCCDカメラを選択可能に構成し、前期判断処理手段は前記CCDカメラの選択に基づいて前記ピント合わせ用指標の光量を定めることを特徴とする請求項1〜4の何れか1つの請求項に記載の眼底カメラ。
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