JP3029879B2 - ストロボ撮影装置 - Google Patents

ストロボ撮影装置

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JP3029879B2 JP3053776A JP5377691A JP3029879B2 JP 3029879 B2 JP3029879 B2 JP 3029879B2 JP 3053776 A JP3053776 A JP 3053776A JP 5377691 A JP5377691 A JP 5377691A JP 3029879 B2 JP3029879 B2 JP 3029879B2
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  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば眼科医院で使用
される眼底カメラ等のストロボ撮影装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のストロボ撮影装置には、使用フィ
ルムの感度、撮影倍率のみを考慮して撮影光量を手動で
調整するものがある。しかし、例えば眼底カメラの場合
には、人種差によって眼底の含有する色素量が異なり、
被写体である眼底の反射率が変化し、散瞳の程度等によ
って眼底からの反射光束量が変化する場合もある。ま
た、撮影光源の発光量が経時減少する等の原因もあっ
て、手動調節によって適当な露光量で撮影を行うことは
非常に困難であり、その操作も煩わしい。
【0003】そこで、例えば特公昭54−158093
号公報等に開示されるように、被写体からの反射光量を
計測し、適正な露光量となるように自動調整を行う制御
手段を組込むものが提案されている。このストロボ撮影
装置で撮影した場合には、撮影写真は一様に適正光量と
なり、例えば眼底撮影の場合には、乳頭、黄斑、血管等
の部位が細部にわたって観察されるので診断に大きく貢
献する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例のように自動的に露光量制御を行うものでは、撮
影写真は一様な明るさになるために、被写体の明度情報
が得られないという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、記録媒体の露光量を自動
的に適正に制御し、かつ被写体の明度情報も得ることが
可能なストロボ撮影装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係るストロボ撮影装置は、被写体を観察光
源で観察し、撮影用光源による被写体反射光束を記録媒
体上に撮影する眼科機器用のストロボ撮影装置であっ
て、前記観察用光源又は前記撮影用光源の光束の被写体
反射光束の光量を計測する光量計測手段と、該光量計測
手段からの信号に基づいて前記撮影用光源の発光量を制
御する撮影用光源制御手段と、前記光量計測手段からの
信号に基づいて前記撮影用光源の発光量情報を前記記録
媒体上に被写体像と共に写し込む手段とを有することを
特徴とする。
【0007】
【作用】上述の構成を有するストロボ撮影装置は、観察
用光源又は撮影用光源の光束の被写体反射光束の光量を
計測し、その光量に基づいて撮影用光源の発光量を制御
し、撮影用光源の発光量を表示する。
【0008】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。
【0009】図1は本発明を眼底カメラに適用した第1
の実施例の構成図を示し、ハロゲンランプから構成され
る観察用光源1から被検眼Eに至る光路O1上には、コン
デンサレンズ2、ストロボ管から構成される撮影用光源
3、コンデンサレンズ4、ミラー5、リングスリット
6、リレーレンズ7、8、穴開きミラー9、対物レンズ
10が配置されている。なお、観察用光源1と撮影用光
源3はコンデンサレンズ2を介して共役とされている。
【0010】穴開きミラー9の背後の光路O2上には、フ
ォーカスリレーレンズ11、撮影レンズ12、小ミラー
13、光路O2上に挿脱可能な可動ミラー14、小レンズ
15、フィルムカメラ16のシャッタ17、フィルム1
8が順次に配置されている。可動ミラー14の反射方向
には、ミラー19a、フィールドレンズ19b、接眼レ
ンズ19cが配置されて観察光学系を構成している。ま
た、フィルム18による反射光束を受光する位置に、フ
ィルム18と共役に受光センサ20が設けられ、フィル
ムカメラ16の外部に設けられたデータ撮影用光源2
1、データ撮影用LED22からの出射光がミラー2
3、小ミラー14、小レンズ15を介してフィルム18
に到達するようになっている。
【0011】受光センサ20からの出力は、増幅回路2
6、積分回路27、比較回路28を介して演算回路29
に接続され、演算回路29の出力は撮影用光源制御回路
30を介して撮影用光源3に、データ撮影用光源制御回
路31を介してデータ撮影用光源21に、データ撮影用
LED制御回路32を介してデータ撮影用LED22に
それぞれ接続され、また演算回路29には撮影条件等の
情報を入力する入力部33の出力にも接続されている。
【0012】被検眼Eの観察時に観察用光源1を点灯す
ると、観察用光源1からの光束は光路O1上を進み、コン
デンサレンズ2、撮影用光源3、コンデンサレンズ4を
経てミラー5で反射され、リングスリット6、リレーレ
ンズ7、8を経て穴開きミラー9で反射され、対物レン
ズ10を介して被検眼Eに到達する。その眼底Erによる
反射光束は同じ光路を戻って、穴開きミラー9を透過し
た光束はフォーカスリレーレンズ11、撮影レンズ12
を介して可動ミラー14、ミラー19aで反射され、フ
ィールドレンズ19b、接眼レンズ19cを経て検眼e
に到達するので、検者はこれを観察してアライメントを
行う。
【0013】撮影時には、可動ミラー14を光路O2から
離脱した状態で撮影用光源3を点灯すると、光束は同じ
光路を進み、撮影レンズ12を経た後にフィルム18に
眼底像が結像される。フィルム18に到達した光束の一
部は、そこで反射されて受光センサ20に到達し、受光
センサ20によって受光されて、その受光量が電気信号
に変換され、増幅回路26で増幅された後に積分回路2
7で積分される。
【0014】撮影用光源3は図2(a) のように発光し、
受光センサ20で受光され、積分回路27から出力され
た光量は図2(b) のように出力され、予め設定されたフ
ィルム18の露光適正値と比較回路28で比較される。
そして、その積分値が設定値に等しくなると、比較回路
28から演算回路29に信号が出力され、演算回路29
から撮影用光源制御回路30の出力信号のオン・オフ状
態が図2(c) に示すように変化して撮影用光源3が消灯
される。一方、撮影用光源3の点灯時間Toは演算回路2
9で計数されていて、この点灯時間Toから撮影用光源3
の発光量が演算され、データ撮影用光源制御回路31に
よって撮影用光源3の発光量に応じてデータ撮影用光源
21の点灯が制御される。データ撮影用光源21からの
光束は、ミラー23、24で反射され、レンズ15を介
してフィルム18に到達し、図3に示すように眼底像MO
と共に発光量情報M1が写し込まれる。また、これらの情
報M1、M2をフィルム18に写し込まない場合には、可動
ミラー14で反射される情報を接眼レンズ19cを介し
て検眼eにより観察できる。
【0015】なお、データ撮影用LED制御回路32に
よってデータ撮影用LED22を点灯し、撮影用光源3
の発光量をフィルム18上に数値情報M2として写し込ん
でもよく、入力部33によって写し込むか否かの選択が
可能とされている。
【0016】上述の実施例においては、受光センサ20
はフィルム18の反射光束を受光するようにされている
が、例えば撮影レンズ12、可動ミラー14の間にミラ
ーを設置して、直接受光センサ20に導光するようにし
てもよい。また、複数個の受光センサ20を設けて、各
受光量積分値から撮影用光源3の発光量を算出すること
もできる。また、観察時において、観察用光源1の光束
の眼底反射光束を受光センサ20に導光して、予め撮影
用光源3の発光量を設定し、この設定した発光量をフィ
ルム18上に記録するようにしてもよい。
【0017】図4は第2の実施例を示し、データ撮影用
光源21を省略し、光ファイバ34により、撮影用光源
3の発光量を被検眼Eの前方で捉え、フィルム18に直
接投影して濃淡情報として記録するようにしている。
【0018】なお、記録媒体は銀塩フィルム、ポラロイ
ドフィルムでもよく、また磁気記録に変換してもよく、
眼底カメラの場合にはその目的に応じてエキサイタフィ
ルタ、バリアフィルタを光路上に挿入しても支障はな
い。
【0019】このように、発光量情報に基づいて被写体
の平均的な明度情報の経時的変化、即ち発光量情報が高
ければ被写体は暗いと判断される。これを眼科装置に応
用すれば、緑内障などでは眼底反射率が経時的に変化す
ると考えられているので、発光量情報の変化に基づいて
病状の診断状況を判定できる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るストロ
ボ撮影装置は、撮影用光源の光束の被写体反射光束を計
測し、撮影用光源の発光量を制御することによって記録
媒体の露光量を適正に制御し、また撮影用光源の発光量
を表示するので、被写体の明度情報を得ることも可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】撮影用光源の発光波形、受光センサの受光積分
値、撮影用光源制御回路の出力信号のオン・オフ状態の
説明図である。
【図3】フィルム上の撮影像の説明図である。
【図4】第2の実施例の構成図である。
【符号の説明】
1 観察用光源 2 撮影用光源 18 フィルム 20 受光センサ 21 データ撮影用光源 22 データ撮影用LED 27 積分回路 28 比較回路 29 演算回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を観察光源で観察し、撮影用光源
    による被写体反射光束を記録媒体上に撮影する眼科機器
    用のストロボ撮影装置であって、前記観察用光源又は
    記撮影用光源の光束の被写体反射光束の光量を計測する
    光量計測手段と、該光量計測手段からの信号に基づいて
    前記撮影用光源の発光量を制御する撮影用光源制御手段
    と、前記光量計測手段からの信号に基づいて前記撮影用
    光源の発光量情報を前記記録媒体上に被写体像と共に
    し込む手段とを有することを特徴とするストロボ撮影装
    置。
  2. 【請求項2】 前記光量計測手段は前記記録媒体で反射
    された光の光量を計測する請求項1に記載のストロボ撮
    影装置。
  3. 【請求項3】 前記発光量情報は数値情報又は他の画像
    的光量情報である請求項1に記載のストロボ撮影装置
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