JPH043215B2 - - Google Patents
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- JPH043215B2 JPH043215B2 JP59045478A JP4547884A JPH043215B2 JP H043215 B2 JPH043215 B2 JP H043215B2 JP 59045478 A JP59045478 A JP 59045478A JP 4547884 A JP4547884 A JP 4547884A JP H043215 B2 JPH043215 B2 JP H043215B2
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- light
- light receiving
- circuit
- fundus
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Landscapes
- Eye Examination Apparatus (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は被写体に照射される撮影光量を制御
する医科器械の光量制御装置に関する。
する医科器械の光量制御装置に関する。
眼底カメラ、スリツトランプ、手術用顕微鏡等
の医科器械においては、被写体像を適正な露光量
で撮影する必要がある。
の医科器械においては、被写体像を適正な露光量
で撮影する必要がある。
従来、例えば眼底カメラで被検眼の眼底を撮影
する際の撮影光量の制御は、撮影用光源の発光量
を手動で調整することにより行なつていたもので
検者の勘や経験に頼らざるを得なかつたものであ
る。しかも、眼底を照射するための光源(閃光
管)は経時変化による劣化で発光量が変化するも
ので、手動調整では発光量の変化に応じて光量を
補正することはできなかつた。
する際の撮影光量の制御は、撮影用光源の発光量
を手動で調整することにより行なつていたもので
検者の勘や経験に頼らざるを得なかつたものであ
る。しかも、眼底を照射するための光源(閃光
管)は経時変化による劣化で発光量が変化するも
ので、手動調整では発光量の変化に応じて光量を
補正することはできなかつた。
他方、被検者の症状により眼底カメラで主に撮
影したい部位は異なる。ところが、眼底の反射率
は撮影したい部位(例えば乳頭部であるとか、黄
斑部であるとか)により異なるため、これに応じ
て露光量も調整しなければならない。そのため、
主に撮影したい部位の像の明るさに対応した適正
な露光量を得るには、何度か撮影を行なつて補正
することが必要であるが、このようにすると被検
者に著しい苦痛を与える欠点がある。また、無散
瞳眼底カメラ等で一度発光すると瞳孔は数分間は
縮瞳してしまうので、露光量補正のための撮影を
繰り返すことはできない。また、費用の面からも
好ましくない。
影したい部位は異なる。ところが、眼底の反射率
は撮影したい部位(例えば乳頭部であるとか、黄
斑部であるとか)により異なるため、これに応じ
て露光量も調整しなければならない。そのため、
主に撮影したい部位の像の明るさに対応した適正
な露光量を得るには、何度か撮影を行なつて補正
することが必要であるが、このようにすると被検
者に著しい苦痛を与える欠点がある。また、無散
瞳眼底カメラ等で一度発光すると瞳孔は数分間は
縮瞳してしまうので、露光量補正のための撮影を
繰り返すことはできない。また、費用の面からも
好ましくない。
この発明は上記の如き従来技術の欠点を克服す
るためになされたもので、検者(撮影者)の勘や
経験に頼らず、撮影目的に応じて被写体に照射さ
れる光量を適正な値に制御することのできる医科
器械の光量制御装置を提供することを目的とす
る。
るためになされたもので、検者(撮影者)の勘や
経験に頼らず、撮影目的に応じて被写体に照射さ
れる光量を適正な値に制御することのできる医科
器械の光量制御装置を提供することを目的とす
る。
以下、添付図面を参照してこの発明を眼底カメ
ラに適用したいくつかの実施例を説明する。な
お、以下の図面の説明において同一要素は同一符
号で示す。第1図は一実施例の構成図である。観
察用光源1から発せられた光は、リレーレンズ2
を介して一旦結像するが、この結像位置には撮影
用光源である閃光管3が設けられている。この結
像位置から光路進行方向にはリレーンズ4が設け
られ、これを通過した光はリング状開口絞り5に
達する。リング状開口絞り5を通過した光は反射
鏡6で反射され、リレーレンズ7を介して中央部
が開口された開口反射鏡8に達する。そして、開
口反射鏡8で反射された光は対物レンズ9を介し
て被検眼Eの眼底に達するようにしてある。上記
のようにして、被検眼Eの眼底を照明する証明用
光学系が構成されている。
ラに適用したいくつかの実施例を説明する。な
お、以下の図面の説明において同一要素は同一符
号で示す。第1図は一実施例の構成図である。観
察用光源1から発せられた光は、リレーレンズ2
を介して一旦結像するが、この結像位置には撮影
用光源である閃光管3が設けられている。この結
像位置から光路進行方向にはリレーンズ4が設け
られ、これを通過した光はリング状開口絞り5に
達する。リング状開口絞り5を通過した光は反射
鏡6で反射され、リレーレンズ7を介して中央部
が開口された開口反射鏡8に達する。そして、開
口反射鏡8で反射された光は対物レンズ9を介し
て被検眼Eの眼底に達するようにしてある。上記
のようにして、被検眼Eの眼底を照明する証明用
光学系が構成されている。
一方、被検眼Eの眼底で反射された光は対物レ
ンズ9により一旦結像された後、開口反射鏡8の
開口部を通過し、合焦レンズ10および結像レン
ズ11によつて眼底像を結像する。また、結像レ
ンズ11の光軸延長上には光学的フアインダ部を
有する撮影カメラ12が設けられ、警察時には反
射ミラー13が図中の実線で示す位置に保持され
て、結像面14の結像された眼底像をプリズム1
5および接眼レンズ16を介して観察できるよう
になつている。撮影時には反射ミラー13が図中
の破線で示す位置に保持されて、光路から反射ミ
ラー13が離脱され、撮影フイルム17上に眼底
像が写されるようになつている。
ンズ9により一旦結像された後、開口反射鏡8の
開口部を通過し、合焦レンズ10および結像レン
ズ11によつて眼底像を結像する。また、結像レ
ンズ11の光軸延長上には光学的フアインダ部を
有する撮影カメラ12が設けられ、警察時には反
射ミラー13が図中の実線で示す位置に保持され
て、結像面14の結像された眼底像をプリズム1
5および接眼レンズ16を介して観察できるよう
になつている。撮影時には反射ミラー13が図中
の破線で示す位置に保持されて、光路から反射ミ
ラー13が離脱され、撮影フイルム17上に眼底
像が写されるようになつている。
結像レンズ11と撮影カメラ12との間には、
反射部材としてのハーフミラー18が設けられて
いる。ハーフミラー18によつて主光路から反射
された一部の光は、撮影フイルム面と共役な位置
に設けられた視野絞り19を通過し、反射ミラー
20、リレーレンズ21を介して眼底と共役な位
置に設けられた受光素子22に達し、ここで眼底
像を結像させる。
反射部材としてのハーフミラー18が設けられて
いる。ハーフミラー18によつて主光路から反射
された一部の光は、撮影フイルム面と共役な位置
に設けられた視野絞り19を通過し、反射ミラー
20、リレーレンズ21を介して眼底と共役な位
置に設けられた受光素子22に達し、ここで眼底
像を結像させる。
撮影時には、シヤツターレリーズ操作に連動し
て、反射ミラー13が光路から脱離され、シヤツ
ターが開となる一連の撮影動作が行なわれ、それ
と同時に撮影制御部31からは発光開始信号が出
力され、発光開始制御回路32により閃光管3が
点灯される。この閃光管3により照明された眼底
像は受光素子22上に形成され、受光素子22は
眼底像の明るさに対応した光電流を出力する。受
光素子22から出力される光電流は前置増幅器2
3で電流/電圧変換され、シヤツターレリーズ操
作により撮影制御部31から出力される測光開始
信号により測光を開始し、光電流値を積分する積
分回路24を介して比較器25に与えられる。基
準電圧発生回路26からは、フイルム感度情報、
露出補正情報等にもとづいて演算された信号が出
力される。比較回路25はこの基準電圧と積分回
路24との出力を比較し、その出力を弁別回路2
7に与える。弁別回路27は必要な情報の選択を
行ない、発光停止制御回路28により閃光管3の
発光停止制御を行なう。
て、反射ミラー13が光路から脱離され、シヤツ
ターが開となる一連の撮影動作が行なわれ、それ
と同時に撮影制御部31からは発光開始信号が出
力され、発光開始制御回路32により閃光管3が
点灯される。この閃光管3により照明された眼底
像は受光素子22上に形成され、受光素子22は
眼底像の明るさに対応した光電流を出力する。受
光素子22から出力される光電流は前置増幅器2
3で電流/電圧変換され、シヤツターレリーズ操
作により撮影制御部31から出力される測光開始
信号により測光を開始し、光電流値を積分する積
分回路24を介して比較器25に与えられる。基
準電圧発生回路26からは、フイルム感度情報、
露出補正情報等にもとづいて演算された信号が出
力される。比較回路25はこの基準電圧と積分回
路24との出力を比較し、その出力を弁別回路2
7に与える。弁別回路27は必要な情報の選択を
行ない、発光停止制御回路28により閃光管3の
発光停止制御を行なう。
第2図は第1図に示す実施例に係る受光素子2
2の説明図である。受光素子22上に形成される
眼底像の内乳頭部29の像は明るく、黄斑部30
の像は暗い。受光素子22は4個のフオトダイオ
ードPD1〜PD4により構成され、素子間隔は乳頭
の直径と同等以上とし、2素子間に乳頭部29が
またがらないように配置されている。
2の説明図である。受光素子22上に形成される
眼底像の内乳頭部29の像は明るく、黄斑部30
の像は暗い。受光素子22は4個のフオトダイオ
ードPD1〜PD4により構成され、素子間隔は乳頭
の直径と同等以上とし、2素子間に乳頭部29が
またがらないように配置されている。
第3図は第1図および第2図に示す受光素子2
2(フオトダイオードPD1〜PD4)の出力にもと
づいて光量を制御する制御回路の構成図である。
第1図の受光素子22を構成するフオトダイオー
ドPD1〜PD4の出力電流は、第1図の前置増幅器
23を構成する増幅器A1〜A4で電流電圧変換さ
れ、積分回路24を構成する積分器B1〜B4に与
えられる。
2(フオトダイオードPD1〜PD4)の出力にもと
づいて光量を制御する制御回路の構成図である。
第1図の受光素子22を構成するフオトダイオー
ドPD1〜PD4の出力電流は、第1図の前置増幅器
23を構成する増幅器A1〜A4で電流電圧変換さ
れ、積分回路24を構成する積分器B1〜B4に与
えられる。
積分器B1〜B4には、積分コンデンサーC1〜C4
と、シヤツターレリーズ操作により撮影制御部3
1から出力される測光開始信号により開となるス
イツチS1〜S4とがそれぞれ並列に接続されてお
り、増幅器A1〜A4の各出力を積分し、積分され
た信号を出力する。比較回路25を構成するコン
パレータCo1〜Co4の一方の入力端子にはそれぞ
れ積分器B1〜B4の積分出力が与えられており、
他方の端子には基準電圧発生回路26からの基準
電圧信号が与えられている。ここで基準電圧はフ
イルムの感度や検者の好みに合せられる露出補正
等を演算して得られる電圧で、積分出力と基準電
圧が等しくなつたときに出力が発せられる。
と、シヤツターレリーズ操作により撮影制御部3
1から出力される測光開始信号により開となるス
イツチS1〜S4とがそれぞれ並列に接続されてお
り、増幅器A1〜A4の各出力を積分し、積分され
た信号を出力する。比較回路25を構成するコン
パレータCo1〜Co4の一方の入力端子にはそれぞ
れ積分器B1〜B4の積分出力が与えられており、
他方の端子には基準電圧発生回路26からの基準
電圧信号が与えられている。ここで基準電圧はフ
イルムの感度や検者の好みに合せられる露出補正
等を演算して得られる電圧で、積分出力と基準電
圧が等しくなつたときに出力が発せられる。
コンパレータCo1〜Co4の出力は、AND回路D1
〜D6とOR回路D7で構成される弁別回路27に与
えられる。この弁別回路27は受光素子PD1〜
PD4で受光した光量レベルのうち2番目に大きい
ものを検出する構成となつており、これにより極
端に明るい部分(例えば乳頭部)や暗い部分(例
えば黄斑部)が除かれる。
〜D6とOR回路D7で構成される弁別回路27に与
えられる。この弁別回路27は受光素子PD1〜
PD4で受光した光量レベルのうち2番目に大きい
ものを検出する構成となつており、これにより極
端に明るい部分(例えば乳頭部)や暗い部分(例
えば黄斑部)が除かれる。
弁別回路27を構成するOR回路D7の出力は単
安定マルチバイブレータ50の入力端子に与えら
れる。ここに単安定マルチバイブレータを設けた
のは、コンパレータCo1〜Co4への信号入力電圧
が基準電圧の近傍で微少変動するときに、コンパ
レータCo1〜Co4の出力が〓+”と〓−”に振れ
ても影響がないようにするためである。単安定マ
ルチバイブレータ50の出力は、発光停止制御回
路28に入力され、発光停止制御回路28は各受
光素子PD1〜PD4に形成される眼底像の内2番目
に明るい部位を基準として閃光管3の発光停止を
行なう。
安定マルチバイブレータ50の入力端子に与えら
れる。ここに単安定マルチバイブレータを設けた
のは、コンパレータCo1〜Co4への信号入力電圧
が基準電圧の近傍で微少変動するときに、コンパ
レータCo1〜Co4の出力が〓+”と〓−”に振れ
ても影響がないようにするためである。単安定マ
ルチバイブレータ50の出力は、発光停止制御回
路28に入力され、発光停止制御回路28は各受
光素子PD1〜PD4に形成される眼底像の内2番目
に明るい部位を基準として閃光管3の発光停止を
行なう。
第4図は第3図の回路の動作をタイミングチヤ
ートである。図中の符号aで示す波形はシヤツタ
ーレリーズ操作により撮影制御部31から出力さ
れる測光開始信号で、スイツチS1〜S4を開くこと
により測光が開始される。符号bで示す波形は同
様にシヤツターレリーズ操作により撮影制御部3
1から出力される閃光管発光開始信号で、符号c
〜fはコンパレータCo1〜Co4の出力波形を示す。
まず、時刻t1において測光開始信号aが発生させ
られると所定の時間だけ閃光管発光信号bが発せ
られ、閃光管3が点灯する。符号iで示す波形は
閃光管3の電流波形であり、この積分値が発光量
である。。
ートである。図中の符号aで示す波形はシヤツタ
ーレリーズ操作により撮影制御部31から出力さ
れる測光開始信号で、スイツチS1〜S4を開くこと
により測光が開始される。符号bで示す波形は同
様にシヤツターレリーズ操作により撮影制御部3
1から出力される閃光管発光開始信号で、符号c
〜fはコンパレータCo1〜Co4の出力波形を示す。
まず、時刻t1において測光開始信号aが発生させ
られると所定の時間だけ閃光管発光信号bが発せ
られ、閃光管3が点灯する。符号iで示す波形は
閃光管3の電流波形であり、この積分値が発光量
である。。
閃光管が発光すると、その光は眼底に反射さ
れ、受光素子PD1〜PD4に光電流が流れ、その光
電流は増幅器A1〜A4で電圧変換され積分器B1〜
B4で積分される。積分出力はコンパレータCo1〜
Co4において基準電圧と比較される。今、眼底か
らの光は発光素子PD1の部分が最も強く、発光素
子PD2,PD3,PD4となるにつれて弱くなるとす
ると、コンパレータCo1〜Co4の出力の反転はコ
ンパレータCo1が最初でその後コンパレータCo2,
Co3,Co4と続くことにる。
れ、受光素子PD1〜PD4に光電流が流れ、その光
電流は増幅器A1〜A4で電圧変換され積分器B1〜
B4で積分される。積分出力はコンパレータCo1〜
Co4において基準電圧と比較される。今、眼底か
らの光は発光素子PD1の部分が最も強く、発光素
子PD2,PD3,PD4となるにつれて弱くなるとす
ると、コンパレータCo1〜Co4の出力の反転はコ
ンパレータCo1が最初でその後コンパレータCo2,
Co3,Co4と続くことにる。
時刻2において積分器B1の積分出力が基準電圧
と等しくなると、コンパレータCo1の出力cが反
転する。しかし、他のコンパレータCo1〜Co4の
出力d,e,fは反転していないので、弁別回路
27のOR回路D7の出力は反転しない。
と等しくなると、コンパレータCo1の出力cが反
転する。しかし、他のコンパレータCo1〜Co4の
出力d,e,fは反転していないので、弁別回路
27のOR回路D7の出力は反転しない。
時刻t3において積分器B2の積分出力dが反転す
ると、弁別回路27のAND回路D1の出力が反転
するので、弁別回路27のOR回路D7の出力gが
反転する。OR回路D7の出力gは単安定マルチバ
イブレータ50に与えられて所定時間幅のワンシ
ヨツトパルスhが発せられる。単安察マルチバイ
ブレータ50から出力されるワンシヨツトパルス
hは発光停止制御部28に与えられ、閃光管3の
発光が停止させられる。
ると、弁別回路27のAND回路D1の出力が反転
するので、弁別回路27のOR回路D7の出力gが
反転する。OR回路D7の出力gは単安定マルチバ
イブレータ50に与えられて所定時間幅のワンシ
ヨツトパルスhが発せられる。単安察マルチバイ
ブレータ50から出力されるワンシヨツトパルス
hは発光停止制御部28に与えられ、閃光管3の
発光が停止させられる。
上記の如く4個の発光素子PD1〜PD4を配置
し、そのうちの2個の検出量が基準値を越えたと
きに閃光管の発光を停止させることによつて、眼
底像の内特に明るい部位の影響を除去できる。
し、そのうちの2個の検出量が基準値を越えたと
きに閃光管の発光を停止させることによつて、眼
底像の内特に明るい部位の影響を除去できる。
上述の実施例においては、4つの受光素子によ
り検出される眼底像の各部位の明るさの内、2番
目に明るい部位の像の明るさを基準として発光量
を自動的に制御するものである。ここで、眼底像
の内、最も明るい部位の像の明るさを基準として
発光量を制御する場合には、第4図の弁別回路を
変形して4入力OR回路を使用すればよい。同様
に、3番目に明るい部位を基準とする場合は3入
力AND回路と4入力OR回路との組合わせ、最も
暗い部位を基準とする場合には4入力AND回路
を使用すればよい。
り検出される眼底像の各部位の明るさの内、2番
目に明るい部位の像の明るさを基準として発光量
を自動的に制御するものである。ここで、眼底像
の内、最も明るい部位の像の明るさを基準として
発光量を制御する場合には、第4図の弁別回路を
変形して4入力OR回路を使用すればよい。同様
に、3番目に明るい部位を基準とする場合は3入
力AND回路と4入力OR回路との組合わせ、最も
暗い部位を基準とする場合には4入力AND回路
を使用すればよい。
また、上記の実施例では受光素子を4個のフオ
トダイオードで構成したが目的に応じて個数配置
を変えることも可能である。
トダイオードで構成したが目的に応じて個数配置
を変えることも可能である。
上述の実施例においては、複数の受光素子の各
出力を比較し、どの受光素子を基準として発光量
を制御するかを自動的に設定しているが、検者自
身が選択し得るように構成してもよい。以下、こ
の実施例を述べる。
出力を比較し、どの受光素子を基準として発光量
を制御するかを自動的に設定しているが、検者自
身が選択し得るように構成してもよい。以下、こ
の実施例を述べる。
第5図はこの発明の他の実施例に係る弁別回路
の構成図である。弁別回路をコンパレータCo1〜
Co4の出力を手動で選択するスイツチS5で構成す
る。このようにすると、検者は両面を観察して撮
影したいと考える位置をスイツチS5で選択し、そ
の位置に合せた適正露光を得ることができる。
の構成図である。弁別回路をコンパレータCo1〜
Co4の出力を手動で選択するスイツチS5で構成す
る。このようにすると、検者は両面を観察して撮
影したいと考える位置をスイツチS5で選択し、そ
の位置に合せた適正露光を得ることができる。
この場合には、被写体像としての眼底像の形成
されている結像面14に、第6図に示すように各
受光素子の測光範囲を示すマーク401〜404を
設けた表示手段としての指標板40を設け、この
指標板40上に形成された眼底像を観察してどの
受光素子の出力を基準として発光量を制御するか
を任意に選択することができる。
されている結像面14に、第6図に示すように各
受光素子の測光範囲を示すマーク401〜404を
設けた表示手段としての指標板40を設け、この
指標板40上に形成された眼底像を観察してどの
受光素子の出力を基準として発光量を制御するか
を任意に選択することができる。
発光量を自動的に制御する第1図ないし第4図
に示す実施例においても、複数の受光素子が被写
体のいずれの部位を測光しているかを表示するた
めに各受光素子の測光範囲を示すマークを被写体
像に重ね合わせて表示する表示手段を設けること
もできる。なお、本実施例では、受光素子22上
に眼底像を導くハーフミラー18を結像レンズ1
1の後方に設けているが、開口反射鏡8と合焦レ
ンズ10との間に眼底像を受光素子22上に導く
ための光路分割ミラーを配置し、この光路分割ミ
ラーにより分割された光軸上に設けたリレーレン
ズと合焦レン10とを運転調整し得るように構成
してもよい。
に示す実施例においても、複数の受光素子が被写
体のいずれの部位を測光しているかを表示するた
めに各受光素子の測光範囲を示すマークを被写体
像に重ね合わせて表示する表示手段を設けること
もできる。なお、本実施例では、受光素子22上
に眼底像を導くハーフミラー18を結像レンズ1
1の後方に設けているが、開口反射鏡8と合焦レ
ンズ10との間に眼底像を受光素子22上に導く
ための光路分割ミラーを配置し、この光路分割ミ
ラーにより分割された光軸上に設けたリレーレン
ズと合焦レン10とを運転調整し得るように構成
してもよい。
上記の如くこの発明では、被検眼の眼底を照明
する光源と、この光源により照明された眼底の互
いに反射率の異なる部分からの反射光を受光する
複数の受光素子とを設け、この受光素子の出力に
もとづいて光源の発光量すなわち露光量を適正値
に制御するようにしたので、検者の勘や経験に頼
ることなく、眼底に照射される光量を適正値に制
御することのできる眼底カメラの光量制御装置を
得ることができる。また、検者が受光素子を選択
できるようにすると、撮影したい部位に対応した
適正露光量を合せることができる。
する光源と、この光源により照明された眼底の互
いに反射率の異なる部分からの反射光を受光する
複数の受光素子とを設け、この受光素子の出力に
もとづいて光源の発光量すなわち露光量を適正値
に制御するようにしたので、検者の勘や経験に頼
ることなく、眼底に照射される光量を適正値に制
御することのできる眼底カメラの光量制御装置を
得ることができる。また、検者が受光素子を選択
できるようにすると、撮影したい部位に対応した
適正露光量を合せることができる。
更に、複数の受光素子が被写体のいずれの部位
を測光しているかを表示するために各受光素子の
測光範囲を示すマークを被写体像に重ね合わせて
表示する表示手段を備えているので、被写体像の
いずれの部位に基づいて露光量が制御されている
か否かを確認できるという効果を奏する。
を測光しているかを表示するために各受光素子の
測光範囲を示すマークを被写体像に重ね合わせて
表示する表示手段を備えているので、被写体像の
いずれの部位に基づいて露光量が制御されている
か否かを確認できるという効果を奏する。
第1図はこの発明の一実施例の構成図、第2図
は第1図に示す実施例に係る眼底の照明の説明
図、第3図は第1図および第2図に示す実施例に
係る制御回路の構成図、第4図は第3図の回路動
作を説明するタイミングチヤート、第5図はこの
発明の他の実施例に係る制御回路の要部の構成
図、第6図は第5図の実施例に係る指標板の構成
図である。 1……観察用光源、3……閃光管(撮影用光
源)、22,PD1〜PD4……受光素子(フオトダ
イオード)、24……積分回路、25……比較回
路 制御回路、27……弁別回路、E……被検
眼。
は第1図に示す実施例に係る眼底の照明の説明
図、第3図は第1図および第2図に示す実施例に
係る制御回路の構成図、第4図は第3図の回路動
作を説明するタイミングチヤート、第5図はこの
発明の他の実施例に係る制御回路の要部の構成
図、第6図は第5図の実施例に係る指標板の構成
図である。 1……観察用光源、3……閃光管(撮影用光
源)、22,PD1〜PD4……受光素子(フオトダ
イオード)、24……積分回路、25……比較回
路 制御回路、27……弁別回路、E……被検
眼。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 被写体を照明する光源と、前記被写体の互い
に異なる位置からの反射光を受光する複数の受光
素子と、この複数の受光素子の出力にもとづいて
前記光源の発光量を適正値に制御する制御回路
と、前記複数の受光素子が被写体のいずれの部位
を測光しているかを表示するために各受光素子の
測光範囲を示すマークを被写体像に重ね合わせて
表示する表示手段と、 を備える医科器械の光量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59045478A JPS60190930A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 医科器械の光量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59045478A JPS60190930A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 医科器械の光量制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60190930A JPS60190930A (ja) | 1985-09-28 |
JPH043215B2 true JPH043215B2 (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=12720502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59045478A Granted JPS60190930A (ja) | 1984-03-12 | 1984-03-12 | 医科器械の光量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60190930A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5989978B2 (ja) * | 2011-07-29 | 2016-09-07 | キヤノン株式会社 | 眼科装置 |
JP2013027619A (ja) * | 2011-07-29 | 2013-02-07 | Canon Inc | 眼科装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5578218A (en) * | 1978-12-08 | 1980-06-12 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Photometer for slit lamp |
JPS57180935A (en) * | 1981-04-28 | 1982-11-08 | Olympus Optical Co | Illumination light amount controllable eye bottom camera |
JPS60137347A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-20 | キヤノン株式会社 | 自動露光量制御眼底カメラ |
-
1984
- 1984-03-12 JP JP59045478A patent/JPS60190930A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5578218A (en) * | 1978-12-08 | 1980-06-12 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Photometer for slit lamp |
JPS57180935A (en) * | 1981-04-28 | 1982-11-08 | Olympus Optical Co | Illumination light amount controllable eye bottom camera |
JPS60137347A (ja) * | 1983-12-27 | 1985-07-20 | キヤノン株式会社 | 自動露光量制御眼底カメラ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60190930A (ja) | 1985-09-28 |
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