JPH0852114A - 眼撮像装置 - Google Patents

眼撮像装置

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JPH0852114A
JPH0852114A JP6207927A JP20792794A JPH0852114A JP H0852114 A JPH0852114 A JP H0852114A JP 6207927 A JP6207927 A JP 6207927A JP 20792794 A JP20792794 A JP 20792794A JP H0852114 A JPH0852114 A JP H0852114A
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JP
Japan
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light
image
eye
image pickup
amplifier
Prior art date
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Application number
JP6207927A
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English (en)
Inventor
Yoshi Kobayakawa
嘉 小早川
Takeshi Kitamura
健史 北村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 階調性が十分なデジタル化した被検眼像を撮
像する。 【構成】 ストロボ光源7に照明された眼底Erからの反
射光は、対物レンズ1、孔あきミラー2の孔部、可動ミ
ラー4などを介して撮像素子12に眼底像を結像し、撮
像素子12からの信号は増幅器16で増幅され、A/D
変換器17を介してメモリ18に記録される。光分割部
材9により撮影光の一部が光電センサ14に受光され、
この値に基づいて制御器19は増幅器16の増幅率やA
/D変換器17の基準電圧レベルを制御し、光電センサ
14が適正光量に達したときにストロボ光源7の発光を
停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、眼科医院等で使用さ
れ、被検眼を観察・撮影するための眼撮像装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の眼撮像装置において、例えば眼底
像を撮影する場合には、フィルムカメラやインスタント
カメラなどを使用して写真用フィルム上に眼底像を映出
したり、テレビカメラなどを使用してCCDなどの撮像
素子により撮像した眼底像を電子画像表示装置に表示し
たりしている。特に最近では、スチルビデオなどに電子
画像を記録し、これらのデータを利用しての各種の眼科
特性の診断や研究が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来例の眼撮像装置においては、フィルムカメラ
による撮影の場合は、写真用フィルムはラチチュードが
広いので、照明光の光量を調節することによって適正露
光でフィルム撮影を行うことができるが、テレビカメラ
による撮影の場合は使用する撮像素子はダイナミックレ
ンジが狭く、照明光の光量調節だけでは階調性が十分な
画像を撮像することは困難である。即ち、ストロボ光源
を最大光量で発光させても光量不足を生ずる場合があ
り、鮮明な画像を撮影できないという問題がある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
階調性が十分なデジタル化した被検眼像が得られる安価
な眼撮像装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼撮像装置は、被検眼を照明する照明手
段と、被検眼を撮像素子に撮像する撮像手段と、該撮像
素子の信号を増幅する増幅手段と、前記撮像手段のアナ
ログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、
メモリ手段と、被検眼からの光量により前記増幅手段の
増幅率又は前記A/D変換手段の基準電圧レベルを変更
する制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】上述の構成を有する本発明の眼撮像装置は、照
明手段により被検眼を照明し、被検眼からの反射光を撮
像素子に撮像する際に、被検眼からの反射光量を測定
し、この光量に基づいて制御手段により増幅手段の増幅
率又はA/D変換手段の基準電圧レベルを変更する。
【0007】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は眼底カメラに適用した本実施例の構成図を
示し、被検眼Eの前方には、対物レンズ1、孔あきミラ
ー2、レンズ3、可動ミラー4、撮影フィルム5が順次
に配列されている。ここで、可動ミラー4は観察時には
光路内に挿入され、撮影時には光路外に退避するように
なっている。孔あきミラー2の入射方向に配置された照
明光学系には、レンズ6、眼底照明用のキセノン管など
のストロボ光源7が順次に配列されている。
【0008】また、可動ミラー4の反射方向に配置され
た観察光学系には、フィールドレンズ8、光分割部材
9、可動ミラー10、結像レンズ11、CCDなどの撮
像素子12が配列され、光分割部材9の反射方向には、
レンズ13、光電センサ14が配置され、可動ミラー1
0の反射方向には接眼レンズ15が設けられている。
【0009】撮像素子12の出力は増幅器16、A/D
変換器17、メモリ18を介して制御器19に接続さ
れ、増幅器16、A/D変換器17も制御器19に接続
されている。更に、光電センサ14の出力が制御器19
に接続され、制御器19の出力はストロボ光源7を発光
する電源20に接続されている。
【0010】図示しないランプ光源からの照明光はレン
ズ6、孔あきミラー2、対物レンズ1を通り、被検眼E
の眼底Erを照明する。眼底Erからの反射光は、対物レン
ズ1、孔あきミラー2の孔部、レンズ3、可動ミラー
4、フィールドレンズ8、光分割部材9、可動ミラー1
0で反射され、接眼レンズ15を通って検者眼eに至
り、検者は眼底Erを観察してアライメントを行う。
【0011】一方、ストロボ光源7を発光すると可動ミ
ラー10が切換って光路から外れる。光束は上述の照明
光と同一光路を進んで眼底Erに至り、眼底Erからの反射
光は同様に光路を逆に戻り、光分割部材9から結像レン
ズ11を通って、撮像素子12に眼底像を結像する。撮
像素子12からの信号は増幅器16で増幅され、A/D
変換器17を介してメモリ18に記録される。
【0012】特に、蛍光撮影や単色撮影を行う場合や瞳
孔が小さい場合には、必ず増幅器16による増幅が必要
になるので、明度で8ビットのメモリ18を容量一杯に
使用して画像を記録するようにする。
【0013】また、撮影光の一部は光分割部材9により
反射され、レンズ13を通して光電センサ14により受
光され、この値に基づいて制御器19は増幅器16の増
幅率やA/D変換器17の基準電圧レベルを制御し、更
に光電センサ14が適正な光量に達したときにストロボ
光源7の発光を停止するようにして、電源20によるス
トロボ光源7の発光量を制御する。ここでフィルム5に
撮影するには、可動ミラー4を矢印の方向に切換えて光
路から退避させ、撮影フィルム5に眼底像を撮影する。
【0014】図2は光電センサ14の受光特性を示し、
縦軸は受光レベルV、横軸は経過時間tである。線Aは
ストロボ光源7の調光可能時間t0内に、光電センサ14
の受光レベルVが適正光量に達する場合で、図3はこの
ときのストロボ光源7の発光波形を示し、縦軸は発光量
H、横軸は経過時間tである。時間t1において受光レベ
ルVが適正光量に達しストロボ光源7は発光を停止す
る。
【0015】図2の線B、線Cは、ストロボ光源7を図
3に示すように最大光量で発光させても、光電センサ1
4の受光レベルVが適正レベルにならずに光量不足とな
る場合を示している。即ち、線B、線Cは適正レベルの
それぞれ1/2、1/4の光量にしか達しない。
【0016】この場合は、発光終了時間t0以降は光電セ
ンサ14の受光レベルVは変化しないので、増幅器16
を増幅するか又はA/D変換器17の基準電圧レベルを
低下させるようにする。即ち、制御器19は光電センサ
14の出力と受光適正レベルとを比較し、受光量Hが適
正レベルであるか、その1/2であるか、1/4である
かを判断して増幅器16の増幅率を変更する。
【0017】図5は増幅器16の構成の一部を示し、非
反転増幅器21に抵抗R1、R2、R3を介して、アナログス
イッチ22及び23が並列に接続されており、アナログ
スイッチ22及び23を制御することにより増幅率を可
変するようになっている。
【0018】ここで、抵抗R1、R2、R3の値をR1=3・R
3、R1=2・R2と定めると、アナログスイッチ23がオ
ンのときは非反転増幅器21の増幅率は1となり、アナ
ログスイッチ22がオンでアナログスイッチ23がオフ
のときは増幅率は2となり、アナログスイッチ22及び
23が共にオフの時は増幅率は4となる。
【0019】従って、適正電圧レベルをVsとすると、図
2の線Bと線Cの中間部のように光電センサ14の出力
電圧レベルVがVs/4≦V<Vs/2の場合は増幅率を2
とし、線Cの下部のように出力電圧レベルVがV<Vs/
4の場合は増幅率を4とするように制御することによ
り、A/D変換後にメモリ18に取り込む画像レベルを
常に適正に保持することができる。
【0020】図6はA/D変換器17の基準電圧出力回
路の構成図を示し、基準電圧V0を発生する安定化電源素
子24の出力は抵抗R1、R2、R3を介して3個のアナログ
スイッチ25、26、27が並列に結合した回路に接続
され、更に電流ブースタ28を経て、その出力はA/D
変換素子29のA/D変換基準電圧入力端子に接続され
ている。
【0021】従って、安定化電源素子24の発生する基
準電圧V0は抵抗R1、R2、R3により分圧され、3個のアナ
ログスイッチ25、26、27を選択することにより、
A/D変換基準電圧入力端子に供給する電圧Vrを変更で
きるようになっている。
【0022】ここで、抵抗R1、R2、R3の値をR1=2・R2
=2・R3と定めると、アナログスイッチ25を選択する
とA/D変換基準電圧入力端子には基準電圧V0が供給さ
れ、アナログスイッチ26を選択するとA/D変換基準
電圧入力端子には電圧V0/2が供給され、アナログスイ
ッチ27を選択するとA/D変換基準電圧入力端子には
電圧V0/4が供給される。
【0023】従って、光電センサの受光レベルが図2の
線Aの場合はアナログスイッチ25を選択し、光電セン
サの受光レベルが線B、線Cの場合はそれぞれアナログ
スイッチ26、27を選択すれば、被検眼Eからの反射
光の光量が低い場合でもA/D変換の際の分解能が低下
することはない。なお、光電センサ14は画面の周辺部
では角膜反射像などの不要な光が入る可能性が高いの
で、画面の中央部の光量の平均を測定するようにする。
【0024】図7はストロボ光源7の発光時間と増幅器
16の増幅率又はA/D変換器17の基準電圧レベルの
変更に要する時間との関係を示している。インタライン
型の撮像素子をフレーム蓄積で使用する場合には、スト
ロボ光源7の発光は第1フィールド画像が出力される直
前のフィールド期間中に行う。ストロボ光源7が発光し
ている時間は通常5mS以下であり、1フィールドの時
間間隔は約16.7mSである。
【0025】従って、増幅器16の増幅率又はA/D変
換器17の基準電圧レベルを変更する場合は、第1フィ
ールド画像が出力される直前のフィールド期間内のスト
ロボ光源7の発光の終了後約10mSの時間内に行えば
よい。このため、増幅器16の増幅率又はA/D変換器
17の基準電圧レベルを変更する回路素子は早い応答性
を必要としないので、安価な回路素子を使用して装置を
構成することができる。
【0026】上述の実施例においては、撮影時のストロ
ボ光源7による眼底Erからの反射光又は蛍光による励起
光を測定対象としているが、アライメント時にはランプ
光源による照明光を使用するので、撮影直前にランプ光
源による眼底Erからの反射光を測定して、この測定値に
基づいて増幅器16の増幅率やA/D変換器17の基準
電圧レベルを制御するようにしてもよい。この場合に、
測光に撮像素子12の信号を使用することができる。
【0027】また、蛍光撮影の場合は蛍光剤注入からの
経過時間により蛍光強度の変化を予め予測することがで
きるので、これを補償するように増幅器16やA/D変
換器17の特性を変更するプログラムを予め設定してお
くようにするとよい。なお、この場合は光電センサ14
による測定は必要ない。
【0028】上述の実施例は眼底カメラに適用した場合
について説明したが、スリットランプなどの他の眼科装
置においても同様に適用して眼科撮影を実施することが
できる。また、受光素子14を光路外の撮影素子12の
近傍に設け、撮像素子12からの反射により眼底光を測
定するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼撮像
装置は、光源の光量調節では対応できないほど眼底光が
変っても、メモリの容量を有効に使用し、階調性の優れ
た被検眼像を撮影することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の構成図である。
【図2】光電センサの受光レベルの説明図である。
【図3】ストロボ光源の発光波形のグラフ図である。
【図4】ストロボ光源の発光波形のグラフ図である。
【図5】非反転増幅回路の構成図である。
【図6】基準電圧出力回路の構成図である。
【図7】制御の時間関係の説明図である。
【符号の説明】
5 撮影フィルム 7 ストロボ光源 9 光分割部材 12 撮像素子 14 光電センサ 16 増幅器 17 A/D変換器 19 制御器 21 非反転増幅器 22、23、25、26、27 アナログスイッチ 29 A/D変換素子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼を照明する照明手段と、被検眼を
    撮像素子に撮像する撮像手段と、該撮像素子の信号を増
    幅する増幅手段と、前記撮像手段のアナログ信号をデジ
    タル信号に変換するA/D変換手段と、メモリ手段と、
    被検眼からの光量により前記増幅手段の増幅率又は前記
    A/D変換手段の基準電圧レベルを変更する制御手段と
    を備えたことを特徴とする眼撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記照明手段の発光後から前記撮像素子
    が画像を出力するまでの間に前記制御手段により前記増
    幅手段の増幅率又はA/D変換手段の基準電圧レベルを
    変更するようにした請求項1に記載の眼撮像装置。
JP6207927A 1994-08-09 1994-08-09 眼撮像装置 Pending JPH0852114A (ja)

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JP6207927A JPH0852114A (ja) 1994-08-09 1994-08-09 眼撮像装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002022005A1 (fr) * 2000-09-11 2002-03-21 Kowa Kabushiki Kaisha Dispositif permettant de photographier un oeil a examiner
JP2006026218A (ja) * 2004-07-20 2006-02-02 Canon Inc 眼科撮影装置
JP2011250960A (ja) * 2010-06-01 2011-12-15 Canon Inc 眼科撮影装置及びその制御方法
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