JPS582324Y2 - スリツトランプ - Google Patents
スリツトランプInfo
- Publication number
- JPS582324Y2 JPS582324Y2 JP1977053280U JP5328077U JPS582324Y2 JP S582324 Y2 JPS582324 Y2 JP S582324Y2 JP 1977053280 U JP1977053280 U JP 1977053280U JP 5328077 U JP5328077 U JP 5328077U JP S582324 Y2 JPS582324 Y2 JP S582324Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical system
- photographing
- subject
- slit lamp
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスリットランプに関し、特にその写真撮影時に
おける露出決定を自動化したスリットランプに関する。
おける露出決定を自動化したスリットランプに関する。
スリットランプは眼球、特に前眼部を観察するのに必要
不可欠な器械として使用されている。
不可欠な器械として使用されている。
近年診察の高度化、細密化にともない観察した被検体を
写真撮影する必要が増してきた。
写真撮影する必要が増してきた。
スリット写真を撮影する場合、撮影部位および撮影部位
の混濁の程度、撮影倍率、スリット幅に応じて撮影光源
の光量を調節し写真撮影を行なっている。
の混濁の程度、撮影倍率、スリット幅に応じて撮影光源
の光量を調節し写真撮影を行なっている。
しかしながら熟練者であっても、露出決定は難かしい為
、写真撮影時には、撮影光源の光量を変えながら数枚の
写真を撮影するのが普通である。
、写真撮影時には、撮影光源の光量を変えながら数枚の
写真を撮影するのが普通である。
このような露出決定の煩わしさを除去する為に、観察光
学系の光路外に眼球を睨むように受光素子を配置し、そ
れによって観察用の双眼鏡筒の一つの接眼部に取付けた
カメラの露出を決定しているものがある。
学系の光路外に眼球を睨むように受光素子を配置し、そ
れによって観察用の双眼鏡筒の一つの接眼部に取付けた
カメラの露出を決定しているものがある。
ところがこのような測光の仕方では、前眼部全体の平均
的な測光しかできず、スリット状の光束を被検体に入射
するスリットランプの測光装置としては望ましいもので
はなく、又角膜表面での反射の影響をそのまま受けてし
まう欠点があった。
的な測光しかできず、スリット状の光束を被検体に入射
するスリットランプの測光装置としては望ましいもので
はなく、又角膜表面での反射の影響をそのまま受けてし
まう欠点があった。
本考案の目的は、部分測光の可能な露出決定機構を持っ
たスリットランプの提供を目的とする。
たスリットランプの提供を目的とする。
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。
一般のスリットランプでは、照明光学系からのスリット
状の光束に照明された眼球は、双眼の顕微鏡により構成
される観察光学系で観察される。
状の光束に照明された眼球は、双眼の顕微鏡により構成
される観察光学系で観察される。
撮影光学系は双眼の顕微鏡の2つの光路のうちいずれか
一方の光路に設けられる。
一方の光路に設けられる。
第1図は、撮影光学系を備えた方の顕微鏡の光学系を示
すものである。
すものである。
ブロックAは撮影レンズ6、撮影ミラー8より成る撮影
光学系と、ビームスプリッタ10、測光用レンズ12よ
り成る測光光学系を含み、対物レンズ2、接眼レンズ4
より成る顕微鏡の光学系内に適時挿入可能になっている
。
光学系と、ビームスプリッタ10、測光用レンズ12よ
り成る測光光学系を含み、対物レンズ2、接眼レンズ4
より成る顕微鏡の光学系内に適時挿入可能になっている
。
ブロックAは矢印の方向に3段階の移動を行なう。
(i)第1段階では顕微鏡の光路から外され、観察のみ
が行なわれる。
が行なわれる。
(ii)第2段階では図示のように顕微鏡の光路内にビ
ームスプリッタ10が入り、観察と測光が同時に行なわ
れる。
ームスプリッタ10が入り、観察と測光が同時に行なわ
れる。
(iii)第3段階では、顕微鏡の光路内に撮影ミラー
8が入り、図示なき照明光学系のフラツユ光源の点灯に
より撮影が行なわれる。
8が入り、図示なき照明光学系のフラツユ光源の点灯に
より撮影が行なわれる。
通常の観察では、ブロックAは第1段階にあり、被写体
は対物レンズ2、接眼レンズ4を経て観察される。
は対物レンズ2、接眼レンズ4を経て観察される。
対物レンズ2の結像位置には、測光範囲表示板14があ
る。
る。
側光範囲表示板14は、例えば第3図aに示したように
目盛リイ242ロ、ハを付した十字線により、後述の可
変絞を透過する像の範囲(すなわち測光範囲)を観察者
に知らせる為のものである。
目盛リイ242ロ、ハを付した十字線により、後述の可
変絞を透過する像の範囲(すなわち測光範囲)を観察者
に知らせる為のものである。
観察者が撮影を行ないたい時、図示のようにブロックA
は第2段階に移動され測光が行なわれる。
は第2段階に移動され測光が行なわれる。
ビームスプリッタ10を反射した光束は、測光用レンズ
12、可変絞16の開口、NDフィルタ18を透過後、
受光素子20上に結像する可変絞16は受光素子20の
直前に置かれており、第3図すに同種の線イ99ロ、ハ
二で開口幅を示したように、スリット状に絞られ、被写
体の部分測光を可能とする。
12、可変絞16の開口、NDフィルタ18を透過後、
受光素子20上に結像する可変絞16は受光素子20の
直前に置かれており、第3図すに同種の線イ99ロ、ハ
二で開口幅を示したように、スリット状に絞られ、被写
体の部分測光を可能とする。
その絞り具合は、上述の測光範囲表示板14に付した同
一文字との関連により知ることができる。
一文字との関連により知ることができる。
受光素子20で充電変換された信号は、増幅器22で増
幅された後、表示計24を駆動する。
幅された後、表示計24を駆動する。
表示計24の表示に従って、図示なき照明光学系のスト
ロボ光源の発光光量調節用の電源を調節する。
ロボ光源の発光光量調節用の電源を調節する。
次に観察者はブロックAを第3段階に設定し、ストロボ
光源を発光させれば適正露出にて撮影が行なわれる。
光源を発光させれば適正露出にて撮影が行なわれる。
なお、NDフィルタ18の役割は、観察時、照明光の光
量を変えても、常に同一の条件の下で測光を行なえるよ
うにすることにあり、照明光の光量変化に伴なって交換
できる。
量を変えても、常に同一の条件の下で測光を行なえるよ
うにすることにあり、照明光の光量変化に伴なって交換
できる。
また、可変絞16の絞り込んだ量に応じて増幅器22の
増幅率を増加することにより、可変絞16を透過した光
束の全光量が、綾部全面に渡って平均化されて生ずる測
光光量の減少を補なうように配慮されている。
増幅率を増加することにより、可変絞16を透過した光
束の全光量が、綾部全面に渡って平均化されて生ずる測
光光量の減少を補なうように配慮されている。
以上述べた第1実施例では、観察用の光源により照明さ
れた被写体の光強度を測光し、それによって撮影時に点
灯させるストロボ光源の発光光量の調節を行なっていた
。
れた被写体の光強度を測光し、それによって撮影時に点
灯させるストロボ光源の発光光量の調節を行なっていた
。
その為、表示計24の指示とストロボ光源の発光光量の
関係を定めるのが難かしいという欠点がある。
関係を定めるのが難かしいという欠点がある。
この欠点を解決した第2実施例を第2図を参照して説明
する。
する。
第1実施例と異なるところは、ブロックAの代わりに、
撮影レンズ6、第1のビームスプリッタ9、第2のビー
ムスプリッタ11より成るブロックBを用いたこと、表
示計24の代わりにストロボ光源の自動調節を行なう為
に、増幅器22の出力を公知の調光ストロボ26へ直接
伝えることである。
撮影レンズ6、第1のビームスプリッタ9、第2のビー
ムスプリッタ11より成るブロックBを用いたこと、表
示計24の代わりにストロボ光源の自動調節を行なう為
に、増幅器22の出力を公知の調光ストロボ26へ直接
伝えることである。
観察時にブロックBは顕微鏡の光路から外される。
測光、撮影時にブロックBは顕微鏡の光路に挿入される
。
。
公知の調光ストロボの原理に従って、増幅器の出力電気
信号の積分値が一定の光量になるとストロボ光源の発光
が停止されるので、適正な露出を得ることができる。
信号の積分値が一定の光量になるとストロボ光源の発光
が停止されるので、適正な露出を得ることができる。
この構成では撮影しながら測光できるから、正しい露出
決定ができると共に、露出決定に煩わしさが伴わない。
決定ができると共に、露出決定に煩わしさが伴わない。
なお、第2実施例では第2のビームスプリッタ11を用
いた。
いた。
この構成は撮影する瞬間まで被写体を観察できる利点を
持つ。
持つ。
しかしながら第2のビームスプリッタ11は、完全ミラ
ーに置き換えてもそれほど支障はない。
ーに置き換えてもそれほど支障はない。
また、第2実施例では第1のビームスプリッタ9の透過
光束を第2のビームスプリッタ11で反射して受光素子
20に導いている。
光束を第2のビームスプリッタ11で反射して受光素子
20に導いている。
しかしながら、第2図中点線で示したように第1のビー
ムスプリッタ9の反射光束をビームスプリッタ13によ
って受光素子19に導いても同様である。
ムスプリッタ9の反射光束をビームスプリッタ13によ
って受光素子19に導いても同様である。
さらに、可変絞16の形状は、照明光束と撮影光束がそ
れぞれスリット状の光束であるからスリット状であるこ
とが望ましいが、円形等他の形状のものであっても良い
。
れぞれスリット状の光束であるからスリット状であるこ
とが望ましいが、円形等他の形状のものであっても良い
。
以上述べたように、本考案によれば、被検体像を開口の
調節可能な可変絞の近傍に結像し、該可変絞の開口を透
過した光束によって測光を行なっているので、部分測光
の可能な露出決定機構を持ったスリットランプを得るこ
とができる。
調節可能な可変絞の近傍に結像し、該可変絞の開口を透
過した光束によって測光を行なっているので、部分測光
の可能な露出決定機構を持ったスリットランプを得るこ
とができる。
第1図は本発明の第1実施例、第2図は第2実施例、第
3図aは測光範囲表示板の説明図、第3図すは可変絞の
説明図である。 主要部分の符号の説明 6・・・・・・撮影レンズ 8・・・・・・撮影ミラー 撮影光学系 10°°°°°°ビームスプリツタ 測光光学系12・
・・・・・測光用レンズ 16・・・・・・可変絞、20・・・・・・受光素子、
24・・・・・・表示計。
3図aは測光範囲表示板の説明図、第3図すは可変絞の
説明図である。 主要部分の符号の説明 6・・・・・・撮影レンズ 8・・・・・・撮影ミラー 撮影光学系 10°°°°°°ビームスプリツタ 測光光学系12・
・・・・・測光用レンズ 16・・・・・・可変絞、20・・・・・・受光素子、
24・・・・・・表示計。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 観察光束と撮影光束とで選択的に被検体を照明でき
る照明光学系と、被検体を観察する為の観察光学系と、
被検体を撮影する為の撮影光学系とを備えたスリットラ
ンプにおいて、 被検体からの光束の一部を前記観察光学系もしくは撮影
光学系内において分離するビームスプリッタと、 前記被検体からの光束の一部の結像位置もしくはその近
傍に配置され、開口を調節できる可変絞と、 前記可変絞を透過してきた光束を受光し、電気信号に変
換する光電変換手段とを含み、 前記光電変換手段の出力電気信号によって被検体の光強
度を知り、それによって撮影時に露出因子を制御するこ
とを特徴とするスリットランプ。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載のスリットラン
プにおいて 可変絞の開口を透過する被検体像の範囲を示す測光範囲
表示板を、観察光学系内に設けたことを特徴とするもの
。 3 実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のス
リットランプにおいて 光電変換手段の出力電気信号によって制御される露出因
子は、撮影光束の光強度であることを特徴とするもの。 4 実用新案登録請求の範囲第2項記載のスリットラン
プにおいて ビームスプリッタは、撮影時に撮影光学系もしくは観察
光学系に挿入され、また、充電変換手段の出力電気信号
は撮影光束による被検体の照明を停止することを特徴と
するもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977053280U JPS582324Y2 (ja) | 1977-04-28 | 1977-04-28 | スリツトランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977053280U JPS582324Y2 (ja) | 1977-04-28 | 1977-04-28 | スリツトランプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53148582U JPS53148582U (ja) | 1978-11-22 |
JPS582324Y2 true JPS582324Y2 (ja) | 1983-01-17 |
Family
ID=28945985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977053280U Expired JPS582324Y2 (ja) | 1977-04-28 | 1977-04-28 | スリツトランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS582324Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-04-28 JP JP1977053280U patent/JPS582324Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53148582U (ja) | 1978-11-22 |
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