JP2014094115A - 眼科装置及び眼科検査方法 - Google Patents

眼科装置及び眼科検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 同一人物の被検眼に対して、自動合焦を繰り返して行う際、自動合焦処理の高速化とAEの精度維持とを両立する。
【解決手段】 眼科検査方法において、被検眼を照明する光量を第一光量とした状態で被検眼に指標を投影して得られた指標像に基づいて合焦手段を駆動させる第一制御工程と、光量を第一光量よりも大きい第二光量とした状態で得られた指標像に基づいて合焦手段を駆動させる第二制御工程と、第一制御工程および前記第二制御工程の間に被検眼の前記固有情報を記憶する記憶工程と、を配し、固有情報を記憶させた後に再度固有情報を記憶させる場合、合焦手段を記憶工程において記憶された位置に駆動させた後、第二制御工程を行うこととする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、眼科装置及び眼科検査方法に関するものである。
眼底カメラを使った眼底撮影においては、良好な眼底像を撮影するために、撮影前に眼底カメラと被検眼との位置関係を適切に合わせるアライメント調整と、眼底への合焦調整を行う。
合焦調整として、被検眼の前眼部の観察を行うモードと、被検眼の眼底の観察及び撮影のうち少なくとも何れか一方を行うモードにおいて、切り替えられたモードに対応して所定の位置に合焦レンズを制御する方法が提案されている。(特許文献1参照)
また、検者が手動で行っていた合焦調整を、被検眼眼底に投影した合焦指標を利用して、自動で行う自動合焦機能が提案されている。(特許文献2参照)
特開2012−50582号公報 特開2009−172157号公報
従来の合焦指標を利用した自動合焦機能は、被検眼の固有情報、例えば、眼底検査情報履歴から被検眼の合焦位置等、を用いずに自動合焦処理を行っていた。これにより、自動合焦処理に時間がかかるという課題があった。
また、被検眼の眼底を照明する照明光を減光せずに眼底観察像を取り込み、その画像を用いて自動合焦制御を行っていた。これにより、照明光の対物レンズ反射や、被検眼の眼底からの乱反射等の有害光も同時に取り込んでしまう可能性があるため、誤検知のおそれがあった。しかし、照明光の減光は、誤検知を小さくし、また、合焦位置から離れている場合、合焦指標がボケていて暗くても、検出の可能性は上がるが、眼底反射光を用いて撮影光量を決定するために用いる測光値(AE、AutoExposure)の精度は落ちるという、トレードオフが生じてしまう。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、同一人物の被検眼に対して、自動合焦を行う際の、自動合焦処理の高速化とAE精度の維持との両立を可能とする眼科装置及び眼科検査方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る眼科装置は、被検眼の固有情報を記憶する記憶手段と、
前記被検眼を照明する照明手段と、
前記被検眼に指標を投影する投影手段と、
前記被検眼からの戻り光に基づいて指標像を得る指標像取得手段と、
前記指標像に基づいて合焦手段を駆動する駆動手段と、
前記照明手段によって、前記被検眼を照明する光量を制御する光量制御手段と、
前記光量制御手段に前記光量を第一光量にさせるとともに、前記光量を前記第一光量とした状態で得られた前記指標像に基づいて前記駆動手段に前記合焦手段を駆動させる第一制御と、前記光量制御手段に前記光量を前記第一光量よりも大きい第二光量にさせるとともに、前記光量を前記第二光量とした状態で得られた前記指標像に基づいて前記駆動手段に前記合焦手段を駆動させる第二制御とを行う合焦制御手段と、
前記第一制御および前記第二制御の間に前記記憶手段に前記固有情報を記憶させる記憶制御手段と、を有し、
前記合焦制御手段は、前記記憶制御手段が前記記憶手段に前記固有情報を記憶させた後に再度前記固有情報を記憶させる場合、前記合焦手段を前記記憶手段に記憶された位置に駆動させた後、前記第二制御を行うことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る眼科検査方法は、被検眼を照明する光量を第一光量にさせるとともに、前記光量を前記第一光量とした状態で前記被検眼に指標を投影して得られた指標像に基づいて合焦手段を駆動させる第一制御工程と、
前記光量を前記第一光量よりも大きい第二光量にさせるとともに、前記光量を前記第二光量とした状態で得られた前記指標像に基づいて前記合焦手段を駆動させる第二制御工程と、
前記第一制御工程および前記第二制御工程の間に前記被検眼の前記固有情報を記憶する記憶工程と、を有し、
前記記憶工程において前記固有情報を記憶させた後に再度前記固有情報を記憶させる場合、前記合焦手段を前記記憶工程において記憶された位置に駆動させた後、前記第二制御工程を行うことを特徴とする。
本発明によれば、被検眼の固有情報を用いて合焦制御を行うことで、自動合焦処理の高速化とAEの精度維持との両立が可能となる。
本発明の一実施形態に係る眼底カメラの構成図である。 本発明の一実施形態に係る眼底カメラの被検眼の固有情報を取得する際の動作を示した図である。 本発明の一実施形態に係る眼底カメラの記憶手段に固有情報が記憶されている場合、されていない場合の眼底検査動作を示した図である。 本発明の一実施形態に係る眼底カメラの同一被検者の同一眼を複数回撮影する際の、撮影フローを示した図である。 本発明の一実施形態に係る眼底カメラの同一被検者の眼底を撮影後、左右眼切替が行われた際の、撮影フローを示した図である。 本発明の一実施形態に係る眼底カメラの検索手段により被検眼の固有情報を検索した場合の、動作を示した図である。 本発明の一実施形態に係る眼底カメラのモニタに映出される合焦指標像の見え方と、合焦指標光束が被検眼眼底Erに達する様子との関係を示した模式図である。
本発明の一実施形態である眼科装置の例である眼底カメラの構成を図1に基づいて説明する。
[第一の実施形態]
図1に本発明を実施した眼科装置である眼底カメラの構成例を示す。
光軸L1上には、ハロゲンランプ等の定常光を発する観察用光源1、コンデンサレンズ2、赤外光を透過し可視光を遮断するフィルタ3、ストロボ等の撮影用光源4、レンズ5、ミラー6が配置され、ミラー6の反射方向の光軸L2上には、リング状開口を有するリング絞り7、リレーレンズ8、中央部開口を有する穴あきミラー9が順次に配列されている。
また、穴あきミラー9の反射方向の光軸L3上には、被検眼Eに対向して前眼部観察レンズ23、対物レンズ10が配置されており、穴あきミラー9の穴部には撮影絞り11が配置されており、更にその後方に、光軸L3上の位置を移動することによりピントを調整する合焦レンズ12、撮影レンズ13が順次配列されている。さらに、穴あきミラー9上には、被検眼の角膜Epへアライメント指標を投影するためのWD(ワーキングドット)光源24がファイバー25を介して接続されている。
撮影レンズ13の先には、撮影カメラC内部の動画観察と静止画撮影を兼ねた撮像素子14が順次に配列されている。また、撮像素子14の出力は画像処理部17に接続され、画像処理部17の出力はシステム制御部18に接続されており、画像処理部17はモニタ15に撮像素子14に撮像される観察像を映出する。また、システム制御部18内には被検者の固有情報を記憶する記憶手段26がある。画像処理部17及びシステム制御部18は撮像制御部16に接続されており、当該撮像制御部16からの指示に応じて画像処理部17における撮像操作等が実行される。
一方、光軸L2上のリング絞り7とリレーレンズ8の間には、合焦指標投影部22が配置されている。なお、合焦指標投影部22と合焦レンズ12は、システム制御部18からの制御に基づいて、それぞれ合焦レンズ駆動部19および合焦指標駆動部20により、光軸L2、光軸L3方向に連動して移動するようになっている。このシステム制御部18は、手動合焦モード時には、操作入力部21の操作入力に従って、合焦レンズ駆動部19および合焦指標駆動部20を制御する。このとき、合焦指標投影部22と、撮像素子14が光学的に共役関係になっている。他にも、システム制御部18では、観察用光源1の光量調整、点灯・消灯などの制御と撮影用光源4の光量調整、点灯・消灯などの制御も行っている。
また、本実施例に係る眼底カメラには、眼底観察撮影モード、前眼部観察モードを備えている。さらに、撮影の種類として、カラー撮影と眼底の自発蛍光を利用したFAF撮影を備えている。
なお、上述した観察用光源1は本発明において被検眼を照明する照明手段を構成し、合焦指標投影部22は被検眼に指標を投影する投影手段を構成し、撮像素子14は被検眼からの戻り光に基づいて指標像を得る指標像取得手段を構成する。また、合焦レンズ駆動部19は指標像に基づいて合焦手段たる合焦レンズ12を駆動する駆動手段を構成し、観察用光源1及び撮影用光源4の光量調整等の制御を行うシステム制御部18は照明手段による被検眼の照明光量を制御する光量制御手段を構成する。
次に、図2を用いて、被検眼の固有情報を取得する際の動作について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る眼底カメラの被検眼の固有情報を取得する際の動作を示したフローチャートであって、図2(a)はメインのフローを、図2(b)は第一制御のフローを、図2(c)は第二制御のフローを各々示している。
検者はモニタ15に映出された被検眼Eの前眼部を観察しながら被検眼Eの前眼部と眼底カメラとの位置合わせ、左右方向(X方向)・上下方向(Y方向)、前後方向(Z方向)を行う(S201)。被検眼Eの前眼部と眼底カメラとの位置合わせが完了すれば(S202)、検者は前眼部観察レンズ23を光軸L3上から退避させる操作を行う(S203)。以上の操作により、検者は被検眼眼底Erを観察可能になる。この際、眼底カメラは前眼部観察モードから眼底観察撮影モードになる。
第一制御(S204)では、システム制御部18は観察用光源1を減光する(S208)。減光された状態で撮像素子14に撮像される合焦指標投影部22の合焦指標を取得し(S209)、システム制御部18は合焦指標像の位置差を計算する(S210)。計算結果に基づいて、システム制御部18は、それぞれ合焦レンズ駆動部19および合焦指標駆動部20を制御する(S211)。制御後、システム制御部18は現在の合焦位置を記憶し(S212)、観察用光源1を所定光量に戻して(S213)、第一制御を終了する。
ここで、S210の処理、合焦指標像の位置差の計算について説明する。
被検眼の眼底にピントを容易に合わせるために、被検眼の瞳上で分割された合焦指標を被検眼眼底に投影する。その戻り光は光軸L3を経て、撮像素子14に導かれる。モニタ15には画像処理部17を介して撮像素子14の状態が映出されている。図7はモニタ15に映出される合焦指標像の見え方と、合焦指標光束Lb、Lcが被検眼眼底Erに達する様子との関係を示した模式図である。
図7(a)は被検眼Eの眼底Erと合焦指標投影部22の合焦指標が光学的に共役な位置関係にある場合を示している。眼底Erと合焦指標が光学的に共役なので、2つに分離された合焦指標光束Lb、Lcは眼底Er上で、指標像Fb、Fcとなり一列に並ぶ。
図7(b)は被検眼Eが図7(a)よりも近視の場合を示している。このとき、眼底Erと合焦指標が光学的に共役ではないので、2つに分離された合焦指標光束Lb、Lcは眼底Er上で、合焦指標Fb、Fcとなり、指標像Fbが上方に、指標像Fcが下方にずれる。
図7(c)は被検眼Eが図7(a)よりも遠視の場合を示している。眼底Erと合焦指標が光学的に共役でないので、2つに分離された合焦指標光束Lb、Lcは、眼底Er上で合焦指標像Fb、Fcとなり、指標像Fbが下方に、指標像Fcが上方にずれる。
指標像Fb、Fcを一列に並ばせるため、つまり、眼底Erと合焦指標が光学的に共役とさせるために、指標像Fb、Fcそれぞれの重心を求め、その差を計算する。
また、第一制御(S204)でシステム制御部18が観察用光源1を減光する理由を説明する。
第一制御(S204)が行われるタイミングは前眼部観察レンズ23を光軸L3上から退避させる操作を行った(S203)後である。これは、前眼部観察モードから眼底観察撮影モードに切り替えたタイミングであるため、検者にとって、見た目の違和感を感じにくくなる。また、第一制御(S204)後にモニタ15に映出される画像はピントが合った画像となるため、検者にとっては、円滑に眼底観察撮影モードに移行することが可能となる。
さらに、合焦指標の位置差が大きく、ボケて輝度値が低くなった合焦指標でも、観察用光源1を減光しておくことで、合焦指標と観察光との輝度差を十分認識できるため、合焦指標の位置差検出に精度良く成功する確率が向上する、といったメリットがある。
続いて、検者は、モニタ15に映出された被検眼Eを観察しながら、ファイバー25を介して被検眼の角膜Epに投影される眼底アライメント指標を参照し、被検眼Eと眼底カメラとの位置合わせを再度行う(S205)。
第二制御(S207)では、撮像素子14に撮像される合焦指標投影部22の合焦指標を取得し(S214)、システム制御部18は指標像の位置差を計算する(S215)。計算結果に基づいて、システム制御部18は、それぞれ合焦レンズ駆動部19および合焦指標駆動部20を制御する(S216)。制御後、システム制御部18は現在の合焦位置を記憶し(S217)、第二制御を終了する。
なお、第一制御と第二制御の違いに眼底観察光減光の有無がある。第二制御は撮影の前に行うが、この際、測光値を参照し、撮影光量を決定するような眼科装置では、正しい測光値を得られない。以上の理由により、第二制御では眼底観察光を減光していない。
次に、図2と比較しつつ、図3を用いて、記憶手段に固有情報が記憶されている場合、されていない場合の眼底検査動作について説明する。
図3のS201〜S203は図2のS201〜S203、また図3のS205〜S207は図2のS205〜S207と同じことを示している。S3004で記憶手段に被検眼の固有情報が記憶されている場合、記憶した合焦位置にシステム制御部18は、それぞれ合焦レンズ駆動部19および合焦指標駆動部20を制御する(S3005)。記憶されていない場合、第一制御を行う(S3006)。
なお、記憶手段に固有情報を記憶させる処理は第一制御内、もしくは第二制御内にて行う方法と、図6を用いて後述する方法がある。
次に、再度、同一被検者の被検眼を撮影する場合の動作について説明する。
図4は同一被検者の同一眼を複数回撮影する場合の、撮影フローを示した図である。例えば、1回目はカラー撮影、2回目は被検眼眼底の自発蛍光を利用したFAF撮影である。
検者は図示しない撮影選択スイッチを押下して、カラー撮影モードを選択する(S401)。検者はモニタ15に映出された被検眼Eの前眼部を観察しながら被検眼Eの前眼部と眼底カメラとの位置合わせ、左右方向(X方向)・上下方向(Y方向)、前後方向(Z方向)を行う(S402)。被検眼Eの前眼部と眼底カメラとの位置合わせが完了すれば(S403)、検者は前眼部観察レンズ23を光軸L3上から退避させる操作を行う(S404)。
S405で、記憶手段26に被検眼の固有情報が記憶されている場合、記憶した合焦位置にシステム制御部18は、それぞれ合焦レンズ駆動部19および合焦指標駆動部20を制御する(S406)。記憶されていない場合、第一制御を行う(S407)。
検者は、モニタ15に映出された被検眼Eを観察しながら、ファイバー25を介して被検眼の角膜Epに投影される眼底アライメント指標を参照し、被検眼Eと眼底カメラとの位置合わせを行う(S408)。第二制御(S410)では、撮像素子14に撮像される合焦指標投影部22の合焦指標を取得し(S214)、システム制御部18は指標像の位置差を計算する(S215)。計算結果に基づいて、システム制御部18は、それぞれ合焦レンズ駆動部19および合焦指標駆動部20を制御する(S216)。制御後、システム制御部18は現在の合焦位置を記憶し(S217)、第二制御を終了する。第二制御後、撮影を行う。(S411)。撮影後、本眼底カメラは前眼部観察モードに戻る(S412)。その際、合焦レンズ12を0Diopterの位置に駆動させる。
続いて、検者は図示しない撮影選択スイッチを押下して、FAF撮影モードを選択する(S413)。検者はモニタ15に映出された被検眼Eの前眼部を観察しながら被検眼Eの前眼部と眼底カメラとの位置合わせ、左右方向(X方向)・上下方向(Y方向)、前後方向(Z方向)を行う(S414)。被検眼Eの前眼部と眼底カメラとの位置合わせが完了すれば(S415)、検者は前眼部観察レンズ23を光軸L3上から退避させる操作を行う(S416)。S417では、S410の第二制御内で記憶した合焦位置に駆動する。検者は、モニタ15に映出された被検眼Eを観察しながら、ファイバー25を介して被検眼の角膜Epに投影される眼底アライメント指標を参照し、被検眼Eと眼底カメラとの位置合わせを行う(S418)。第二制御(S420)では、撮像素子14に撮像される合焦指標投影部22の合焦指標を取得し(S214)、システム制御部18は指標像の位置差を計算する(S215)。計算結果に基づいて、システム制御部18は、それぞれ合焦レンズ駆動部19および合焦指標駆動部20を制御する(S216)。制御後、システム制御部18は現在の合焦位置を記憶し(S217)、第二制御を終了する。第二制御後、撮影を行い(S421)、本撮影フローを終了する。
即ち、システム制御部18は、本発明における合焦制御手段として機能し、光量制御手段として機能するモジュール領域により光量を第一光量にさせる。また、該光量を第一光量とした状態で得られた指標像に基づいて合焦レンズ駆動部19に合焦レンズ12を駆動させる第一制御と、照明光量を該第一光量よりも大きい第二光量にさせるとともに第二光量とした状態で得られた指標像に基づいて合焦レンズ12を駆動させる第二制御とを行う。更に、該システム制御部18は、これら第一制御及び第二制御の間において記憶手段26に固有情報を記憶させる記憶制御手段として機能するモジュール領域も有する。システム制御部18は、更に記憶制御手段として記憶手段26に固有情報を記憶させた後に再度前記固有情報を記憶させる場合、合焦レンズ12を記憶手段26に記憶された位置に駆動させた後、第二制御を行うこととなる。
なお、S411の撮影後、前眼部観察モードに戻らず、そのまま眼底観察撮影モードの状態の場合も考えられる。その際は、撮影フローをS418から始め、S416の第二制御内で被検眼の固有情報を更新すればよい。
図5は同一被検者の眼底を撮影後、左右眼切替が行われた場合の、撮影フローを示した図である。
S501〜S510までは、先に図4のS402〜S411を用いて説明した通りである。先に撮影した眼とは反対の眼を撮影するために、検者により左右眼切替の動作が行われた後(S512)、検者はモニタ15に映出された被検眼Eの前眼部を観察しながら被検眼Eの前眼部と眼底カメラとの位置合わせ、左右方向(X方向)・上下方向(Y方向)、前後方向(Z方向)を行う(S513)。被検眼Eの前眼部と眼底カメラとの位置合わせが完了すれば(S514)、検者は前眼部観察レンズ23を光軸L3上から退避させる操作を行う(S515)。S515の処理直後、本眼底カメラは被検眼の固有情報を記憶した合焦位置に合焦レンズ12および合焦指標投影部22を駆動させる(S516)。検者は、モニタ15に映出された被検眼Eを観察しながら、ファイバー25を介して被検眼の角膜Epに投影される眼底アライメント指標を参照し、被検眼Eと眼底カメラとの位置合わせを行う(S517)。第二制御(S519)では、撮像素子14に撮像される合焦指標投影部22の合焦指標を取得し(S214)、システム制御部18は指標像の位置差を計算する(S215)。計算結果に基づいて、システム制御部18は、それぞれ合焦レンズ駆動部19および合焦指標駆動部20を制御する(S216)。制御後、システム制御部18は現在の合焦位置を記憶し(S217)、第二制御を終了する。第二制御後、撮影を行い(S520)、本撮影フローを終了する。
図6は、検索手段により被検眼の固有情報を検索した場合の、動作を示した図である。
図示しないキーボードやマウス等の入力手段によって被検者の識別情報を入力する(S601)し、被検眼固有情報を検索する(S602)。検索した結果(S603)、該当項目があれば、記憶手段26に被検眼の固有情報を記憶させておく(S604)。該当項目がなければ、記憶手段26に記憶されている被検眼の固有情報をクリアさせる(S605)。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
E 被検眼
Er 被検眼眼底
Ep 被検眼角膜
1 観察用光源
2 コンデンサレンズ
3 フィルタ
4 撮影用光源
5 レンズ
6 ミラー
7 リング絞り
8 リレーレンズ
9 穴あきミラー
10 対物レンズ
11 撮影絞り
12 合焦レンズ
13 撮影レンズ
14 撮像素子
15 モニタ
16 撮像制御部
17 画像処理部
18 システム制御部
19 合焦レンズ駆動部
20 合焦指標駆動部
21 操作入力部
22 合焦指標投影部
23 前眼部観察レンズ
24 WD光源(ワーキングドット)
25 ファイバー
26 記憶手段

Claims (7)

  1. 被検眼の固有情報を記憶する記憶手段と、
    前記被検眼を照明する照明手段と、
    前記被検眼に指標を投影する投影手段と、
    前記被検眼からの戻り光に基づいて指標像を得る指標像取得手段と、
    前記指標像に基づいて合焦手段を駆動する駆動手段と、
    前記照明手段によって、前記被検眼を照明する光量を制御する光量制御手段と、
    前記光量制御手段に前記光量を第一光量にさせるとともに、前記光量を前記第一光量とした状態で得られた前記指標像に基づいて前記駆動手段に前記合焦手段を駆動させる第一制御と、前記光量制御手段に前記光量を前記第一光量よりも大きい第二光量にさせるとともに、前記光量を前記第二光量とした状態で得られた前記指標像に基づいて前記駆動手段に前記合焦手段を駆動させる第二制御とを行う合焦制御手段と、
    前記第一制御および前記第二制御の間に前記記憶手段に前記固有情報を記憶させる記憶制御手段と、を有し、
    前記合焦制御手段は、前記記憶制御手段が前記記憶手段に前記固有情報を記憶させた後に再度前記固有情報を記憶させる場合、前記合焦手段を前記記憶手段に記憶された位置に駆動させた後、前記第二制御を行うことを特徴とする眼科装置。
  2. 前記被検眼の識別情報を入力する入力手段と、前記入力された識別情報に関連付けられた前記固有情報を検索する検索手段と、を更に備え、
    前記記憶手段は前記被検眼の前記識別情報に関連付けて前記固有情報を記憶しており、
    前記駆動手段は検索された前記固有情報に基づく位置に前記合焦手段を駆動させることを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記固有情報は前記第一制御の間、もしくは前記第二制御の間、もしくは前記検索手段により該当項目があった場合に前記記憶手段に記憶させた時の合焦レンズの位置である請求項2に記載の眼科装置。
  4. 被検眼を照明する光量を第一光量にさせるとともに、前記光量を前記第一光量とした状態で前記被検眼に指標を投影して得られた指標像に基づいて合焦手段を駆動させる第一制御工程と、
    前記光量を前記第一光量よりも大きい第二光量にさせるとともに、前記光量を前記第二光量とした状態で得られた前記指標像に基づいて前記合焦手段を駆動させる第二制御工程と、
    前記第一制御工程および前記第二制御工程の間に前記被検眼の前記固有情報を記憶する記憶工程と、を有し、
    前記記憶工程において前記固有情報を記憶させた後に再度前記固有情報を記憶させる場合、前記合焦手段を前記記憶工程において記憶された位置に駆動させた後、前記第二制御工程を行うことを特徴とする眼科検査方法。
  5. 前記被検眼の識別情報を入力する入力工程と、前記入力された識別情報に関連付けられた前記固有情報を検索する検索工程と、を更に備え、
    前記記憶工程においては前記被検眼の前記識別情報に関連付けて前記固有情報を記憶しており、
    前記合焦手段は検索された前記固有情報に基づく位置に駆動されることを特徴とする請求項4に記載の眼科検査方法。
  6. 前記固有情報は前記第一制御工程の間、もしくは前記第二制御工程の間、もしくは前記検索工程により該当項目があった場合に前記記憶工程にて記憶させた時の合焦レンズの位置である請求項5に記載の眼科検査方法。
  7. 請求項4乃至6のいずれか1項に記載の眼科検査方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
JP2012247026A 2012-11-09 2012-11-09 眼科装置及び眼科検査方法 Pending JP2014094115A (ja)

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