JP2555693Y2 - 眼科機器 - Google Patents

眼科機器

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JP2555693Y2
JP2555693Y2 JP1991019295U JP1929591U JP2555693Y2 JP 2555693 Y2 JP2555693 Y2 JP 2555693Y2 JP 1991019295 U JP1991019295 U JP 1991019295U JP 1929591 U JP1929591 U JP 1929591U JP 2555693 Y2 JP2555693 Y2 JP 2555693Y2
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B3/00Apparatus for testing the eyes; Instruments for examining the eyes
    • A61B3/10Objective types, i.e. instruments for examining the eyes independent of the patients' perceptions or reactions
    • A61B3/14Arrangements specially adapted for eye photography
    • A61B3/145Arrangements specially adapted for eye photography by video means

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は複数の写真装置を備えた
眼科機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の眼科機器、例えば眼底カメラの構
造は電源部、本機部、写真装置部または電源部と本機部
が一体構造になっている本体部と、写真装置部から構成
されている。写真装置部は35mmカメラやインスタン
トカメラやビデオカメラ等複数の写真装置機材部が交換
可能になっている。
【0003】従来撮影時は35mmカメラは一連の撮影
動作を行うが、インスタントカメラ等に関してはリモー
ト機能がない為、電源部又は本機部(本体部)のCPU
が、又はハードウェアロジックでタイミングをとりコン
トロールしていた。このように写真装置部は単なる暗箱
に近い存在であった。そのため写真装置部間で共有でき
ない電気的信号が存在する場合は、カメラ毎に固有の接
点を設けていた。
【0004】その結果カメラマウントの接点数が多くな
るという問題点があった。また、カメラマウントに設け
られる接点数には限界があり、また接点数が多くなるほ
ど接点は小さくなり接触不良が発生する可能性が高くな
るという問題点もあった。このような問題点を解消させ
るためにカメラマウントの接点数を減らす対策として、
写真装置部の状態読み出し用端子をスイッチのON/O
FFを表すような2値のものから、例えば0Vから5V
まで連続的に変化する様なものにする事によって数本の
端子を1本にする如き方法が採られた。
【0005】例えば、フィルムが入っていない、フィル
ム未ローディング、フィルムローディング済み、フィル
ムエンド等フィルムに関した状態をいくつかの電圧レベ
ルに分けることで写真装置部側の情報を電源部や本機部
へ伝えるようにしていた。ここで眼底カメラについて若
干詳述する。眼底カメラやスリットランプ等の眼科機器
では複数の写真装置部を交換しながら観察や写真撮影を
行う。そのためにカラー撮影用35mmカメラ、白黒撮
影用35mmカメラ、カラー撮影用インスタントカメラ
1、カラー撮影用インスタントカメラ2、カラー撮影用
インスタントカメラ3、白黒撮影用インスタントカメラ
等がカメラマウントに接続される。
【0006】写真撮影時は電源部や本機部はその写真装
置部に適したストロボ光量の決定とその写真装置部に適
した動作をする必要がある。ストロボ光量の決定にはい
くつかのパラメータが関与する。例えばフィルム感度、
フィルム上での画像の大きさ、撮影画角、撮影時使用し
たフィルターの種類、撮影部位、露出補正SW等による
補正である。
【0007】従来の眼底カメラでは、写真装置部のカメ
ラの種類や状態(カラー撮影用/白黒撮影用の設定)を
読み出し、電源部や本機部に設けてある複数のフィルム
感度設定SWのうちカメラの種類と状態に該当するフィ
ルム感度設定SWの設定値を読み、その上フィルム感度
以外の上記の様なパラメータからストロボ光量の決定し
ていた。
【0008】また、眼底カメラやスリットランプ等の眼
科機器の製品寿命は比較的長い為、製品発売後に新規に
利用できる写真装置部の機材が発表になることが多い。
最近では電子スチルカメラやビデオカメラでの撮影要求
が高まり、ますます交換可能な写真装置部の種類が増え
るばかりである。これは画像処理との関係で盛んになっ
ている。
【0009】眼底カメラ等の眼科機器においては、光路
が観察時と撮影時で変化する。観察時の光路は接眼ファ
インダー側になっていて、撮影時だけ写真装置側へ一時
的に切り替わり撮影するものであった。つまり通常の光
路は接眼ファインダー側になっている。そのため検者は
接眼ファインダーから観察した被検者の眼底の明るさ
が、ある画角、あるフィルター、ある瞳孔径等の条件で
観察しやすい明るさになるように観察照明ランプを設定
する。一旦設定すれば、その後は画角切り替えSW、フ
ィルターSW、瞳孔径切り替えSW等を操作しても接眼
ファインダーから見える眼底の明るさが一定になるよう
に眼底カメラは観察照明光量を各条件に合わせてコント
ロールするようになっている。
【0010】接眼ファインダー内部には眼底の撮影時
に、眼底像と同時に写し込む為のデータが表示されてい
る。被検者の名前や何等かのメモとして残しておきたい
情報を写し込む為の手書きデータ表示部とカルテ番号や
撮影日時や集団検診の番号等として利用できるLED表
示部がある。また自動合焦機能をもった眼底カメラの場
合は、合焦状態を表示する為のAFインジケータ表示部
を有している。
【0011】さらに、眼底カメラの接眼ファインダーか
ら肉眼で眼底像を観察するときは、上記の様に一定条件
で観察照明光量を設定することで、条件を変えても眼底
カメラがその条件に合わせて観察照明光量をコントロー
ルするので、検者は眼底像の観察に集中できた。しかし
ながら、ビデオカメラを使用して眼底像を観察する場
合、ビデオカメラの写真装置部として、カメラマウント
に接続されることになる。検者は接眼ファインダーでの
観察ではなく、CRT画面上の眼底像を観察することに
なる。しかし、現状では接眼ファインダーから得られる
眼底像の方がCRT画面上のものよりフレヤーの有無の
確認や解像力等が優れている為、接眼ファインダーとビ
デオカメラ写真装置部とを切り替えて観察(電子ファイ
ンダーとして)、撮影(ビデオカメラ写真装置として)
するようにしている。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】上記の如き従来の技術
においては、写真装置部側の異なる複数の信号を複合化
し一つの電圧値で5つも6つもの複数の情報を持たせる
ことはやれないことはないが複雑であり、かなり困難で
ある。また写真装置部の種類が多くなるほど複雑になり
困る。
【0013】したがってカメラマウントの接点数はあま
り減らすことが出来なかった。また接点数があっても低
レベルの情報伝達しか出来なかった。このように写真装
置部から複数の情報を得る為には従来の方法では問題が
あった。また、写真装置部の種類が多く全ての写真装置
部毎にフィルム感度設定SWを設けることが出来ない
為、一般的に同じ様な種類の写真装置部は一つのSWで
兼用している。したがって、フィルム感度設定SWを兼
用している写真装置部の交換時には電源部や本機部のフ
ィルム感度を再設定しなければならなかった。再設定を
忘れると正しい露出で撮影出来なくなる。比較的暗室に
近い状態で眼底カメラは使用される為、あるフィルム感
度設定SWを操作するときに別のフィルム感度設定SW
を操作するときに別のフィルム感度設定SWを間違えて
変更してしまうという問題点もあった。一方、全ての写
真装置部に対応したフィルム感度設定SWを電源部や本
機部(本体部)に設けることは、SWが多くなり過ぎる
ので使いにくいものになることは明白であった。
【0014】従来の眼底カメラでは電源部や本機部から
のカメラマウントを介して直接写真装置部をコントロー
ルしていた為に、新規の写真装置部とインターフェース
をとるのに電源部や本機部の基板を修正したり、または
外部にインターフェースを追加する必要があった。特
に、眼底カメラやスリットランプを入力デバイスとして
使用する画像処理装置等はメーカー毎にインターフェー
ス仕様が異なっている為に、電源部や本機部の基部を修
正して多くの写真装置部に対応することは困難である。
外部インターフェースでは本機部と分離している為、ま
とまりがなく、ワンタッチで写真装置部が交換すること
は出来ないという問題点があった。
【0015】また、眼底カメラの接眼ファインダー内部
には、前述した通り、眼底像と同時に写し込むためのデ
ータが表示されている。これらの表示部はファインダー
の周辺に配置されるため、また肉眼では、ファインダー
内部に何が見えるかより、見ようと意識しているものが
良く見える為、表示部が少々明るすぎてもあまり問題に
ならなかった。そのため表示部の光量は光路が接眼ファ
インダー側になっているときは一定であった。撮影時だ
けフィルム感度やフィルム上での画像の大きさに応じて
光量を変化させた。しかし、それでも蛍光撮影時におい
ては眼底像がほとんど見えない為、データの表示光量が
少しだけ明るすぎると眼底が見にくくなるという問題が
あった。
【0016】さらに、ビデオカメラを使用して眼底像を
観察する場合、ビデオカメラ写真装置部として、カメラ
マウントに接続されることになるが、肉眼とビデオカメ
ラとの感度の違いがある為、接眼ファインダーとビデオ
カメラ写真装置部とで光路を切り替える度に観察照明光
量を再設定しなければならないという問題点があった。
【0017】つまり従来では撮影時の写真装置部のコン
トロール方式やストロボ光量等を写真装置部毎のパラメ
ータとして必要になるということである。ビデオカメラ
は使用している撮像素子が固体撮像素子、撮像管か光電
子倍像管等で、さらにその撮像素子の面積や1素子か3
素子等のこうせいで機種毎に感度が異なってしまう為、
ビデオカメラ写真装置部は機種毎に感度が異なる。肉眼
の感度にも個人毎にばらつきがある。その感度のばらつ
きのある肉眼とビデオカメラ写真装置との感度の違いの
補正値をとらねばならないという問題点もあった。
【0018】さらには、ビデオカメラ等で眼底像を撮影
するには、眼底像とデータ系表示部(手書きデータ表示
部、LED表部、AFインジケータ表示部)を完全に同
時に撮影する。ビデオカメラでは肉眼の様に意識的に画
像を選択するということが不可能なため眼底像を、デー
タ系表示部を同じ感度で撮影する。そのため特に蛍光撮
影時に於いてはそれら表示部が明るすぎて画面が見にく
くなるという問題点があった。
【0019】本考案はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであり、その目的とするところは、技術の
発展によって増え続ける写真装置器材の種類とそれに伴
う様々な仕様に対して、容易に対応することが出来る眼
科機器の提供にある。
【0020】
【課題を解決する為の手段】上記目的のために請求項1
に記載された本考案では、被検眼を照明する照明手段
と、前記照明手段で照明された前記被検眼を観察するた
めの観察手段と、前記観察手段と異なる機能を有し、前
記照明手段で照明された前記被検眼を観察又は撮像する
ための撮像手段と、前記観察手段で前記被検眼を観察す
る際、前記被検眼の明るさが最適になるように前記照明
手段の光量を設定する光量設定手段と、前記観察手段と
前記撮像手段との間の感度差を設定する感度差設定手段
と、前記撮像手段で前記被検眼を観察又は撮像する際、
前記観察手段で観察される前記被検眼の明るさと略同じ
明るさになるように、前記光量設定手段で設定された光
量と、前記感度差設定手段で設定された感度差とに基づ
いて前記照明手段の光量を調整する制御手段とを備える
ことを課題解決の手段とするものである。また、請求項
2に記載された本考案では、前記照明された前記被検眼
からの光を前記観察手段又は前記撮像手段に択一的に導
く光路切換え手段を有し、前記制御手段は、前記光路切
換え手段で光路が前記撮像手段に切換えられた時、前記
光量設定手段で設定された光量と、前記感度差設定手段
で設定された感度差に基づいて、前記照明手段の光量を
調整することを課題解決の手段とするものである。
【0021】
【作用】請求項1においては、前記観察手段で前記被検
眼を観察する際、前記被検眼の明るさが最適になるよう
に前記照明手段の光量を設定する光量設定手段と、前記
観察手段と前記撮像手段との間の感度差を設定する感度
差設定手段と、前記撮像手段で前記被検眼を観察又は撮
像する際、前記観察手段で観察される前記被検眼の明る
さと略同じ明るさになるように、前記光量設定手段で設
定された光量と、前記感度差設定手段で設定された感度
差とに基づいて前記照明手段の光量を調整する制御手段
とを設けたので、観察手段で被検眼を観察した際、観察
者の好みに応じて設定した被検眼の明るさと、撮像手段
で被検眼を観察又は撮像する際の被検眼の明るさとを同
じ明るさにできる。
【0022】また、請求項2においては、前記照明され
た前記被検眼からの光を前記観察手段又は前記撮像手段
に択一的に導く光路切換え手段を有し、前記制御手段
は、前記光路切換え手段で光路が前記撮像手段に切換え
られた時、前記光量設定手段で設定された光量と、前記
感度差設定手段で設定された感度差に基づいて、前記照
明手段の光量を調整するので、光路を切り換える度に照
明手段の光量を設定する必要がない。
【0023】
【0024】
【0025】
【実施例】以下、図面を参照してこの考案の一実施例を
説明する。図1は本考案による眼科機器の一例として眼
底カメラを選択したが、その構成を示すブロック図であ
って、1は本機部、30は写真装置部、20は電源部で
ある。本機部1には第1CPU2、写真装置部には第2
CPU31、電源部20には第3CPU21がそれぞれ
内蔵されており、第1CPU2は第2CPU31及び第
3CPU21とそれぞれ通信によって信号交換する。よ
って、各部のI/Oの作動は各部のCPUが行なう。
【0026】本機部1は、その観察照明側に観察照明光
の波長を選択する為の各種のフィルターを備えると共
に、観察照明光路内に配置されたフィルターを検出可能
とするフィルター選択装置3と、フィルターの種類の情
報を受け、その情報に応じてデータ表示部(写真画角の
周縁に設けたスペース)の光量切り替えを可能とするデ
ータ表示装置4と、複数ある写真装置部を指定するカメ
ラ選択手段5と、画角を選択する画角選択手段11と、
ビデオカメラが取り付けられている場合に接眼ファイン
ダーか電子ファインダーを選択するファインダー選択手
段6と、観察光路と撮影光路とをその目的によって切り
替える光路切替装置7と、フィルターの種類に応じて観
察光量を設定する観察照明光量設定装置8と、被検者の
瞳孔径に対応させる瞳孔径切り替え装置9と、ジョイス
ティックSWをONすることによってストロボを発光さ
せると共に、本機部1及び写真装置部30を不図示の架
台上で作動させるジョイスティック10を備えている。
【0027】また、写真装置部30はビデオカメラ写真
装置を35ミリ写真装置と同様にストロボ発光させて像
を撮影するときにフィルム感度の情報を出力するフィル
ム感度設定手段32と、接眼ファインダーの肉眼とビデ
オカメラ写真装置による電子ファインダーとの感度差を
設定すると共に、感度補正SWを備えた感度差設定手段
33と、写真装置器材部34と、写真装置器材部34と
インターフェースをとり、その種類とフィルムの状態及
びその種類等の情報を第2CPUに出力するカメラ制御
手段35とを備えている。
【0028】電源部20は、第3CPU21からの本機
部1及び写真装置30の種々の情報に基づく指示に従っ
て所定光量を得られる如く、コントロールして出力する
観察光電源23とそれに加えて充電及び放電するストロ
ボ電源22を備えている。ここで、第1CPU2と第2
CPU31との信号のやり取りについて説明する。この
インターフェースは電源ラインとシリアル通信ラインで
構成される。本考案の実施例ではカメラマウントの接点
構成を電源ライン、リターンライン、同期式クロックラ
イン、同期式入力データライン、同期式出力データライ
ン、X接点ライン、接続状態ラインの7つの接点構成と
している。
【0029】しかしながら、通信を非同期通信で行なう
場合においては、クロックラインは不要となる。また、
ストロボ同調が低速で良い場合はX接点ラインは不要と
なる。さらに、通信によって接続状態を調べるようにす
れば接続ラインは不要である。なお、データ入力/出力
ラインはデータ方向を必要に応じて切り換え可能であ
る。よって、接点の最小構成は電源ライン、リターンラ
イン、同期式クロックライン、同期式入力/出力ライン
となる。また、別の構成としては電源ライン、リターン
ライン、非同期式入力データライン、非同期式出力デー
タの構成でも実現可能である。
【0030】上記の如く、7つの接点で構成されたイン
ターフェースを介して第1CPU2のクロック発生部は
同期式クロックラインを介して8ビット構成にした送信
データ一命令に対してクロックを8ビット分出力する。
また、このクロックと同期させて送信データ部は同期式
出力ラインを介して送信データ(例えば、カメラの状態
読出しの一命令)を送信する。この送信を受信データ部
で受けた第2CPU31はデータ処理部でカメラの状態
を読み出し、そのデータを第2CPU31の送信データ
部から第1CPU2の受信データ部へ同期式入力データ
ラインを介して応答を出力する。そのデータに基づいて
第1CPU2のデータ処理部でその処理を行なう。この
ようにして、命令が処理されるが、第1CPU2からの
複数の命令は上記動作を繰り返すことによって処理され
る。
【0031】また、第1CPU2は常に接続状態ライン
を監視する。このラインはカメラマウントに写真装置部
30が接続されているか否かで信号のレベルが変化する
ようにしている。未接続の場合にカメラ選択手段5で未
接続側の写真装置部が選択されたとき、未接続である警
告を発生させる。また、その時点でジョイスティック1
0のSWが入力された場合には、ストロボの発光を禁止
する。なお、従来通りX接点ラインはX接点を利用する
ときに使用される。
【0032】第1CPU2と第3CPU21とのやりと
りは、電源ライン、リターンライン、同期式クロックラ
イン、同期的入力ラインのインターフェースで行なわ
れ、前述と同様にしてシリアル通信が行なわれる。上述
の如く構成された本考案における眼科機器の一実施例の
撮影時の動作について以下説明する。
【0033】まず、本機部1、電源部20の動作につい
てフローチャートに基づいて説明する。図2は観察に係
わる動作を説明するフローチャートであって、第1CP
U2はカメラ選択手段5から指定されたカメラの種類及
び画角選択手段11によって選択された画角の情報、瞳
孔径切替装置9からの瞳孔径情報、データ表示装置4か
らの表示内容の情報、観測照明光量設定装置8のボリュ
ーム情報、フィルタ選択装置3からのフィルターの種類
の情報を受けて、電源部20の第3CPU21に本機部
1と写真装置部30の状態を電源部20へ送信する(ス
テップ101)。
【0034】電源部はストロボ電源22の充電状態、観
察光電源23の状態及びデータ系表示部の表示データを
確認して第1CPU2へ送信するので、第1CPU2は
電源部の状態データを知る(ステップ102)。観察光
電源は適正かどうかについて検者が確認した後に、スト
ロボ電源は充電されているかどうか(ステップ103)
を確認する。結果が良好であれば像観測を行なうために
フィルター選択装置3で選択されているフィルターが蛍
光フィルターか他のフィルターかを確認し(ステップ1
04)、蛍光フィルターであればデータ表示装置のLE
Dにタイマーを表示する(ステップ105)。
【0035】タイマーの表示が確認されると第1の蛍光
フィルターを光路に入れ(ステップ106)、蛍光観察
SWがオンかどうか確認をする(ステップ107)。
Wがオンならば第2の蛍光フィルターを観察光路に入れ
る(ステップ108)。これによって蛍光観察が行なわ
れる。なお、蛍光フィルターを照明光学系と観察光学系
の光路に入れることは被検眼から照明光を受けて発す
る像の蛍光の波長が照明光と異なるためになされる手段
である。蛍光観察SWがオフであれば第1の蛍光フィル
ターを光路から外す(ステップ109)。また、フィル
ターの種類が蛍光でない場合は、データ表示装置のLE
Dに電源部からのID番号又はカウントを表示する(ス
テップ110)。以上により蛍光以外の観察が出来る。
【0036】図3は撮影準備に係わる動作のフローチャ
ートである。まず、写真装置部30のカメラ装着状態を
確認する。まず、カメラ1(本機部と写真装置部とが接
続される部分を称する)が写真装置部30に接続してい
るかどうかの確認をする(ステップ301)。接続して
いれば第1CPU2はカメラ1の状態読み出しコマンド
を写真装置部30の第2CPU31に送信する(ステッ
プ302)。第2CPU31が状態読み出しコマンドを
受けてカメラ1の種類(35ミリカメラ、インスタント
カメラ1、2・・・、ビデオカメラ1、2・・・等)、
フィルムの種類(カラー、白黒等)、フィルムの状態
(フィルムが入っていない、ローディングがしていな
い、フィルムが入っている、フィルムエンド等)等の状
態データを返信すると第1CPU2はカメラ1の状態デ
ータを受信することによって確認する。第1CPU2は
受信したカメラ1の状態データを電源の第3CPU21
へ送る(ステップ303)。
【0037】カメラ1に写真装置部30が接続されてい
なければ次の接続される部分、カメラ2へ確認に行く。
カメラ2に写真装置部30が接続されているかどうか確
認する(ステップ304)。接続されていれば第1CP
U2はカメラ2の状態読み出しコマンドを写真装置部3
0の第2CPU31に送信する(ステップ305)。第
2CPU31がカメラ2の状態データを返信すると第1
CPU2はカメラ2の状態データを受信する。第1CP
U2は受信したカメラ2の状態データを電源の第3CP
U21へ送る(ステップ306)。
【0038】その後、画角切替手段11の設定SWを読
み(ステップ307)、フィルター選択装置3にセット
されているフィルターの種類、及び蛍光観察であるかを
読み込む(ステップ308)。また、瞳孔径切替装置9
から瞳孔径の状況を確認する。第1CPU2は本機部の
各設定SWの状態も電源部の第3CPU21へ送る(ス
テップ309)。このようにして撮影準備に係わる動作
が完了する。次に撮影時の動作について図4、図5のフ
ローチャートに基づいて説明する。
【0039】第1CPU2はジョイスティック10のS
Wを読み(ステップ401)、ジョイスティック10の
SWが押されたかどうかの確認をする(ステップ40
2)。ジョイスティック10のSWが押されると第3C
PU21へコマンドを送信し、ストロボ電源22の前回
のストロボ発光から所定時間が経過しているかどうかを
確認する(ステップ403)。所定時間の経過を確認す
るとカメラ選択手段5の選択している写真装置部30の
確認をする(ステップ404)。
【0040】カメラ選択手段5が選択している写真装置
部30がカメラ1であれば光路をファインダーからカメ
ラ1に切り替える(ステップ405)。光路の切り替え
が完了するとストロボの発光光量やデータ表示部の明る
さ(眼底像と同時に一枚のフィルム上に写し込むため)
を写真装置部30に適するようにフィルム感度の設定
値、写真装置上での眼底像の大きさ、撮影画面、フィル
ターの種類、露光補正の値等によってコントロールす
る。換言するとフィルムの種類や撮影条件にフィルター
を対応させる如くする(ステップ406)。その後に電
源部20の第3CPU21へ撮影コマンドを送信する
(ステップ407)と共に、カメラ1への撮影コマンド
を送信する(ステップ408)。
【0041】一連の操作が完了すると本機部1、写真装
置部30に異常のないことを確認し、ストロボ電源22
の充電完了を確認する(ステップ409)。充電が完了
していればストロボを発光する(ステップ410)。
のストロボの発光光量は、本機部から送られてくるカメ
ラ1の状態データによって決定される。また、ステップ
404で写真装置部30がカメラ1でなければ光路をフ
ァインダーからカメラ2に切り替える(ステップ41
1)。光路の切り替えが完了するとカメラ1と同様にし
て光量のコントロールを行ない(ステップ412)、電
源部20の第3CPU21への撮影コマンドの送信(ス
テップ413)と、カメラ1への撮影コマンドの送信を
する(ステップ414)。
【0042】一連の操作が完了すると、本機部1、写真
装置部30に異常がないことを確認し、ストロボ電源2
2の充電完了を確認する(ステップ415)。充電が完
了していればストロボを発光する(ステップ416)。
このストロボの発光光量は、本機部から送られてくるカ
メラ2の状態データによって決定される。ストロボ発光
光が完了するとフィルターを撮影開始直前の状態に戻す
(ステップ417)。その後に光路をファインダーへ切
り替える(ステップ418)。
【0043】今回の説明ではジョイスティックSWON
の検出から一定時間後にストロボを発光させたが、写真
装置部30からのX接点信号によってストロボを発光さ
せても良い。次に写真装置部の動作についてフローチャ
ートに基づいて説明する。図6はインスタントカメラ写
真装置のフローチャートであって、第2CPU31はカ
メラの状態(フィルムが入っていない、フィルムは入っ
ているがローディングをしていない、フィルムの残りが
ある、フィルムの巻上げが終了した。フィルムの種類は
カラー、白黒、カラー撮影用、蛍光撮影用等)を読み込
む(ステップ501)。読み込みが完了すると第1CP
U2から状態読み出コマンドを受信したか確認する(ス
テップ502)。確認済であればカメラやフィルムの種
類や状態等を本機部1の第1CPU2に送信する(ステ
ップ503)。
【0044】ステップ502で確認されない場合は、第
1CPU2がカメラの状態を受信して既に承知している
ものとして撮影コマンド受信がされているかどうかの確
認をする(ステップ504)。撮影コマンドを受信して
いれば、フィルムがローディング済であるかどうかを確
認する(ステップ505)。済んでいなければフィルム
バックの一枚目に存するダークスライドを排出する(ス
テップ506)。また、ローディング済であれば電磁シ
ャッタを開けて露光させる(ステップ507)。所定時
間露光させた後、電磁シャッタを閉じる(ステップ50
8)。その後に露光したフィルムを排出する(ステップ
509)。
【0045】図7は、35ミリカメラ写真装置の動作を
説明するフローチャートであって、第2CPU31はカ
メラの状態を読み込む(ステップ601)。読み込みが
完了すると、第1CPU2からの状態読み出しコマンド
を受信したかどうかを確認する(ステップ602)。確
認済であればカメラやフィルムの種類や状態等を本機部
1の第1CPU2へ送信する(ステップ603)。ステ
ップ502で確認されない場合は第1CPU2がカメラ
の状態を受信して既に承知しているものとして撮影コマ
ンド受信がされているかどうかの確認をする(ステップ
604)。撮影コマンドを受信していればフィルムがロ
ーディング済であるかどうかを確認する(ステップ60
5)。済んでいなければローディングをする(ステップ
606)。また、ローディング済であればシャッタを開
けて(ステップ607)、所定時間の経過後にシャッタ
を閉じる(ステップ608)。シャッタが閉じたのを確
認してフィルムの巻上でを開始する(ステップ60
9)。フィルムの巻上げ状態を読みフィルムエンドを検
出する。フィルムエンドを検出するとフィルムの巻上げ
を終了する(ステップ611)。
【0046】上記実施例の通り、本機部と写真装置部は
7接点で信号のやり取りをしているので、後から追加に
なる写真装置は、そのインターフェース仕様に合せれば
接続することが可能となる。例として電子スチル写真装
置部の対応を説明する。本機部1と写真装置部30は前
出の通り7接点で信号のやり取りをする(写真装置部3
0の固体撮像素子の感度をフィルム感度に換算した値も
やり取りする)。本機部1は撮影時に於いて電子スチル
写真装置部30に、撮影コマンドを送信する。本機部1
は光路を電子スチル写真装置部へと切り替える(電子フ
ァインダーとして利用している場合はすでに光路は切り
替わっている)。写真装置部30の第2CPU31は電
子スチルカメラのビデオ信号とストロボ発光のタイミン
グをとる為に電子スチルカメラへ同期をとるための信号
を出す。その同期信号を受けた電子スチルカメラはビデ
オ信号のストロボを発光させるタイミングで信号を返し
てくる。それをX接点信号として、第2CPU31を介
して、またはダイレクトに本機部1へ返すことで、スト
ロボを発光させる。
【0047】電子スチルカメラは35ミリカメラやイン
スタントカメラと比較して固体撮像素子の感度は露光面
積が小さい為か相対的に高いようである。ストロボ発光
時、35ミリカメラやインスタントカメラ用に設計され
ている眼底カメラのストロボ電源部20ではストロボ光
の調光の限度を越えている為に露光過多となる場合があ
る。したがって電子スチルカメラの固体撮像素子の前面
近くにNDフィルターを入れなければならなくなる。こ
のフィルターをマニュアルで挿入する場合は、フィルタ
ーの状態信号を写真装置部30から本機部1へ出力する
ラインが必要になる。撮影時にこのフィルターが入って
いない場合は警告を発し、ストロボの発光を禁止し、撮
影を中止する為である。撮影時に自動的にNDフィルタ
ーを挿入/排出したりするためには、NDフィルターを
駆動させる為の入力ラインが必要になる。その信号が従
来の信号と共有化できるかどうかなどの問題になり、共
有が出来ない場合は固有の信号ラインを設けることにな
る。
【0048】本発明の実施例では本機部1と写真装置部
30は7接点で通信で信号のやり取りをするので、その
インターフェース仕様に合わせれば接続することが可能
となる。このNDフィルターをマニュアルで挿入/排出
する場合は、従来の写真装置部30の状態信号に追加し
てNDフィルターの状態信号を取決め、それに従って写
真装置部30から本機部1へ出力するだけで良い。
【0049】NDフィルターを自動的に挿入/排出する
場合は、本機からのNDフィルター挿入要求コマンドに
従って、写真装置部30の第2CPU31が挿入し、撮
影後排出する。この様にして本機部1の基板の改造をせ
ずに、せいぜいプログラムの変更程度で、新規の写真装
置部を用意に追加することが出来る。
【0050】次に複数のファインダーを仕様する場合を
説明する。接眼ファインダーと電子ファインダーとのフ
ァインダー選択手段6を設ける。またはカメラ選択手段
5に機能を追加して、カメラ選択手段5によって選択さ
れた写真装置がビデオ写真装置の場合は、電子ファイン
ダーとして使用するようにしている。
【0051】また、ビデオカメラ写真装置部を電子ファ
インダーとして使用する場合の、接眼ファインダーとビ
デオカメラ写真装置部との間の感度差を設定する感度差
設定手段を設けている。電子ファインダーが選択された
場合は、そのSWの値に従って観察照明光量をコントロ
ールする。
【0052】例として、カメラマウント1には35ミリ
カメラ写真装置部が接続されていて、カメラマウント2
にはビデオカメラ写真装置部が接続されており、ファイ
ンダー選択手段6をカメラ選択手段5で兼用した場合に
ついて説明する。写真装置部30はインテリジェント化
されている。眼底カメラ本機部1は写真装置部30へ状
態読み出しコマンドを出力する。写真装置部1はそれを
受信後状態を応答する。したがって、本機部はカメラマ
ウント1には35ミリカメラ写真装置部が、カメラマウ
ント2にはビデオカメラ写真装置部が接続されているこ
とを検知している。
【0053】本機部はカメラ選択手段がカメラ1に選択
している時、カメラ1は35ミリカメラ写真装置なので
電子ファインダーとして利用できないので、光路は接眼
ファインダーにする。この状態の観察照明光量は、検者
が肉眼で眼底像を観察するのに適したように、検者が画
角切替手段11、フィルターの種類と瞳孔径の種類等の
条件下で観察照明光量設定装置8のボリュームを操作す
る。検者の画角やフィルターや瞳孔径等を変化させた時
は、本機部1はそれに応じて、そのときの観察照明光量
設定装置8のボリュームと画角切替手段11、フィルタ
ーの種類と瞳孔径の種類等から観察照明光量を変化さ
せ、接眼ファインダーから見える眼底像の明るさが変化
しないように調節する。
【0054】カメラ選択手段5がカメラ2を選択する
と、カメラ2はビデオカメラ写真装置部が接続されてい
る為、電子ファインダーとして利用できる。したがっ
て、本機部1は光路を接眼ファインダーから電子ファイ
ンダーへ切り替える。光路はクイックリターンミラーを
駆動させて切り替える。カメラ選択手段5がカメラ2側
にある間、クイックリターンミラーは光路をカメラ2の
電子ファインダー側に固定するように固定する。
【0055】ビデオカメラ写真装置部には電子ファイン
ダーを使用する場合の接眼ファインダーとの感度差を設
定する手段を設けてある。その感度差設定手段の状態は
予め写真装置部30から本機部1へ送信されている。観
察照明光量を決定する従来の条件(観察照明光量設定装
置のボリュームと画角切替手段11、フィルターの種類
と瞳孔径の種類等)に加え、接眼ファインダーと電子フ
ァインダーとの感度差を条件に追加する。
【0056】電子ファインダーの感度差を設定する手段
を3ビットで構成した場合、1〜7の7段階で感度差を
調整出来る。接眼ファインダーから電子ファインダーへ
切り替えたとき、例えばSWが4の場合は接眼ファイン
ダーと電子ファインダーの感度差はないとすると、観察
照明光量を変化させる必要はない。また、SWが5〜7
の場合は観察照明光量を多くする様に調整する。一方S
W1〜3の場合は逆に少なくする様に調整する。このS
Wの1段階で観察照明ランプ用の電源出力電圧をどの程
度調整するか、または電源出力は一定のまま電源とラン
プ間の抵抗値を変化させるかで調整することが出来る。
尚、本実施例によれば、写真装置部に、個別にフィルム
感度設定手段を設けたので、写真装置部をカメラマウン
トから外し、別の写真装置部をそのカメラマウントに交
換するだけで、カメラマウントを介したシリアル通信に
よって、電源部や本機部はどんな種類のカメラが接続さ
れているかだけでなく、そのカメラに装填されているフ
ィルム感度やカメラの状態を知ることが出来る。 また、
写真装置部にカメラ制御手段を設け、それに加えて通信
手順フォーマットを作成することで、写真装置部は電源
や本機部からのコマンドによって写真装置器材の作成を
することができる。 さらに電源部や本機部と写真装置部
とのインターフェース仕様は前出の通り、電源ラインと
シリアル通信ラインで構成しているので、後から追加す
る写真装置部はこのインターフェース仕様を満足するこ
とで電源部や本機部と接続させることができる。 写真装
置部にはカメラ制御手段が配置され、写真装置部のCP
Uによってカメラ制御手段がコントロールされるので写
真装置器材の駆動はその特性に合わせてプログラムで
き、電源部や本機部の基盤の修正は不要になる。従来、
電源部や本機部と取っていた写真装置器材とのインター
フェースは、インテリジェント化した写真装置部と写真
装置器材間で取るので、本機部との接続はカメラマウン
ト接点のみとなる。したがって本機部との接続はワンタ
ッチで行なうことができる。
【0057】
【考案の効果】以上のように請求項1によれば、照明手
段で照明された被検眼を観察手段で観察したり、撮像手
段で観察又は撮像する場合、観察手段及び撮像手段の感
度が異なっていても、観察手段による被検眼の観察及び
撮像手段による被検眼の観察又は撮像をほぼ同じ明るさ
で行うことができる。 また、観察手段で被検眼を観察し
た時に設定した観察者の好みの明るさを、観察手段の機
能と異なる撮像手段で観察又は撮像する場合にも考慮で
き、観察手段による被検眼の観察を、観察又は撮像する
ための撮像手段で行っても、被検眼像が明るすぎたり、
又は暗すぎるといった不都合がなく、その調整も不要な
眼科機器を提供することができる。請求項2によれば、
操作性の良い眼科機器を提供することができる。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例の構成を示すブロック図。
【図2】本考案における観察に係わる動作を説明するフ
ローチャート。
【図3】本考案における撮影準備に係わる動作を説明す
るフローチャート。
【図4】本考案における撮影時に係わる前半の動作を説
明するフローチャート。
【図5】本考案における撮影時に係わる後半の動作を説
明するフローチャート。
【図6】インスタントカメラ写真装置の動作を説明する
フローチャート。
【図7】35ミリカメラ写真装置の動作を説明するフロ
ーチャート。
【主要部分の符号の説明】
1・・・本機部 2・・・第1CPU 3・・・フィルター選択装置 4・・・データ表示装置 5・・・カメラ選択装置 6・・・ファインダー選択手段 7・・・光路切替装置 8・・・観察照明光量設定装置 9・・・瞳孔径切替装置 10・・・ジョイスティック 20・・・電源部 21・・・第3CPU 22・・・ストロボ電源 23・・・観察光電源 30・・・写真装置部 31・・・第2CPU 32・・・フィルム感度設定手段 33・・・感度差設定手段 34・・・写真装置器材部 35・・・カメラ制御手段

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検眼を照明する照明手段と、 前記照明手段で照明された前記被検眼を観察するための
    観察手段と、 前記観察手段と 異なる機能を有し、前記照明手段で照明
    された前記被検眼を観察又は撮像するための撮像手段
    と、 前記観察手段で前記被検眼を観察する際、前記被検眼の
    明るさが最適になるように前記照明手段の光量を設定す
    る光量設定手段と、 前記観察手段と前記撮像手段と の間の感度差を設定する
    感度差設定手段と、前記撮像手段で前記被検眼を観察又は撮像する際、前記
    観察手段で観察される前記被検眼の明るさと略同じ明る
    さになるように、前記光量設定手段で設定された光量
    と、前記感度差設定手段で設定された感度差とに基づい
    て前記照明手段の光量を調整する制御手段と を備えるこ
    とを特徴とする眼科機器。
  2. 【請求項2】前記照明された前記被検眼からの光を前記
    観察手段又は前記撮像手段に択一的に導く光路切換え手
    段を有し、前記制御手段は、前記光路切換え手段で光路が前記撮像
    手段に切換えられた時、前記光量設定手段で設定された
    光量と、前記感度差設定手段で設定された感度差に基づ
    いて、前記照明手段の光量を調整する ことを特徴とする
    請求項1に記載の眼科機器。
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