JP2950545B2 - 眼科撮影装置 - Google Patents

眼科撮影装置

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JP2950545B2 JP63133818A JP13381888A JP2950545B2 JP 2950545 B2 JP2950545 B2 JP 2950545B2 JP 63133818 A JP63133818 A JP 63133818A JP 13381888 A JP13381888 A JP 13381888A JP 2950545 B2 JP2950545 B2 JP 2950545B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、眼底の観察、写真撮影、録画等に使用され
る眼底カメラに関する。
〔従来の技術〕
眼底検査により得られる眼底像の知見は、眼科のみな
らず循環器系統の内科の診断にも重要な役割を果す。そ
こで眼底カメラによる撮影像を後日においても観察して
経時変化等を見るためにこれら診断のため後に有効にこ
の眼底像を記録する。
従来の眼底カメラにおいては、例えば、特開昭57−18
380号公報、特開昭59−49738号公報、特開昭61−220625
号公報、特開昭62−94134号公報等に示されているよう
に、ビデオカメラのような撮像装置を併用して眼底像を
観察すると共に眼底像の記録・録画を行っていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来、眼底カメラにビデオカメラのような撮像装置を
使用して録画するものが知られているが、観察にも記録
にも観察用光源が使用されている。このため、不足する
光量を補うため多量の照射光を眼に当てなければならな
いが、これは被検者に苦痛を与えることになる。従っ
て、ストロボ光を断続して照射することにより、少ない
時間でも有効に眼底の撮影および記録を行い、しかも被
検者に与える苦痛を軽減するようにすることが望まし
い。
一方、眼底カメラで得られた情報は、これを写真フィ
ルムに記録する場合と、ビデオメモリ等を使用して磁気
ディスクや光ディスクにファイルする場合とがある。こ
の際問題となるのは、フィルムとビデオ撮像素子の間に
は感度差があって、例えばフィルムにASA100等の高感度
のものを使用してもビデオ撮像素子の感度には到底及ば
ないということがある。
従って、フィルム撮影後、同一条件でビデオ記録した
場合、良好なビデオ記録が得られず、そのためストロボ
照明の光量を低い光量に切換えて再記録しなければなら
ないことになる。
この問題を解決するためオート露光を組込んだビデオ
カメラも存在するが、ストロボ光のように瞬時に光量の
変化するものに対しては高速の応答性が要求され、その
制御手段に問題がある。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされ
たものであり、その目的とするところは、眼底の精密診
断のため後に使用される写真フィルム記録および診断の
ため即時利用可能なビデオ記録をストロボ光量の切換な
しに得られる眼科撮影装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成する本発明は、被検眼を照明する照明
光学系の及び該照明光学系による反射光を撮影光又は観
察光として用いる撮影光学系を備えるとともに、フィル
ム撮影装置と電子撮影装置を選択的に使用可能にした眼
科撮影装置において、 前記電子撮影装置を使用する撮影の選択に連動して前
記照明光学系又は撮影光学系のいずれかに挿入される減
光フィルターを備えたことを特徴とする眼科撮影装置で
ある。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例の眼科撮影装置を図に基づいて
説明する。
第1図は、本発明の1実施例の眼科撮影装置の概略構
成を示している。第1図において、符号1は観察用光源
であり、観察用光源1を発した光はコンデンサーレンズ
2を通過して一旦結像し、この結像位置には撮影用光源
3が設けられている。
撮影用光源3の前方にはコンデンサーレンズ4が設け
られていて、このコンデンサーレンズ4を通過した光は
リング状開口絞り5に達する。さらに、リング状開口絞
り5を通過した光は反射鏡6で偏向された後リレーレン
ズ7を通過しその共役位置に配設された斜設孔あき反射
鏡8に達する。この孔あき反射鏡8で反射された光は対
物レンズ9を経て被検眼Eの眼底に到達するようになっ
ている。このようにして、被検眼Eの眼底を照明する照
明光学系が構成される。
一方、眼底Eで反射された光は対物レンズ9により一
旦結像された後、斜設孔あき反射鏡8の開口部を通過す
る。さらに、斜設孔あき反射鏡8を通過した光は、合焦
レンズ10および結像レンズ11によって眼底像を形成する
ようにされている。また、結像レンズ11の光軸延長上に
は第1の撮影カメラ12が設けられている。
観察時には、跳上り及び下降可能な反射ミラー13が図
の実線で示す下降位置に保持され、焦点板14に結像され
た眼底像をプリズム15および接眼レンズ16を介して観察
できるようになっている。撮影時には、反射ミラー13が
後述する撮影スイッチにより、第1図に破線で示すよう
に、跳よって光路から離脱して保持され、フィルム17上
に眼底像が写されるようになっている。このようにし
て、撮影観察光学系が構成されると共に、この光学系の
主光路に第1撮影観察手段である第1カメラ12が設けら
れることになる。
次に、結像レンズ11と第1撮影カメラ12との間には反
射部材としての可動ミラー18が配設されており、この可
動ミラー18は後述する制御回路により光路中への挿入離
脱が自在となっている。この可動ミラー18が第1図に示
す破線の位置に保持されている時は、主光路から光路変
換された副光路が形成される。
この副光路は該副光路に配設された固定ミラー19によ
って更に光路変換されて、第2撮影観察手段としての第
2撮影カメラ20に達している。なお、可動ミラー19との
間には減光フィルター28が介在し、この減光フィルター
28は上記可動ミラー18の主光路の挿入離脱と連動して上
記副光路に挿入離脱可能となっている。この第2撮影カ
メラ20は、第1撮影カメラ12と同様に、跳上がり及び下
降可能な反射ミラー21、焦定板22、プリズム23、接眼レ
ンズ24および撮影フィルム25からなっている。
第2図は第2撮影手段の他の実施例を説明する光学系
の概略図である。該光学系は固定ミラー19、撮像管26、
モニタテレビ27、該光学系の光路に挿入離脱自在に配設
された減光フィルター28及び画像メモリ29から成る。す
てわち、第2撮影カメラ20を、第2図に示すように、撮
像管26に接続されたモニタテレビ27のようなモニタ観察
手段として構成することも可能である。本発明では、第
2撮影カメラ20及び撮像管26を含めて第2撮影観察手段
と呼ぶ。
第3図は、各撮影観察手段により得られる各種撮影モ
ードの切換えを図る制御回路の1実施例を示す。第3図
において、撮影モード選択スイッチSW1は、観察時には
可動ミラー18を主光路から離脱させて保持し、撮影時に
は反射部材を主光路に挿入するものである。上記第1撮
影モード選択スイッチSW1のオン接点t1は、抵抗R1を介
して定電圧電源Vccに接続されると共に、ORゲートG1
一方の入力端子に接続されている。ORゲートG1他方の入
力端子には第2撮影モード選択スイッチSW2のオン接点t
2が接続されている。このオン接点t2は又抵抗R2を介し
て定電圧電源Vccに接続されている。
第2撮影モード選択スイッチSW2は、観察時には可動
ミラー18を主光路に挿入して保持し、撮影時には可動ミ
ラー18を主光路から離脱させる。上記第1および第2撮
影モード選択スイッチSW1、SW2はシーソースイッチとし
て構成されているので、一方の接点が閉じられると他方
の接点が開くようになっている。
上記ORゲートG1の出力端子はANDゲートG2の一方の入
力端子に接続されており、このANDゲートG2の他方の入
力端子には撮影スイッチSW4の常閉接点t4が接続され、
この常閉接点t4は抵抗R4を介して定電圧電源Vccに接続
さている。
上記ANDゲートG2の出力端子は単安定マルチ回路M1
介してEXORゲートG3の一方の入力端子に接続され、この
EXORゲートG3の他方の入力端子には第2撮影モード選択
スイッチSW2のオン接点t2が接続されている。EXORゲー
トG3の出力端子はNORゲートG4の一方の入力端子に接続
されている。NORゲートG4の他方の入力端子には第3撮
影モード選択スイッチSW3の常閉接点t3が接続され、こ
の常閉接点G3は抵抗R3を介して定電圧電源Vccに接続さ
れている。第3撮影モード選択スイッチSW3は観察時お
よび撮影時ともに可動ミラー18を主光路から離脱させて
保持するものである。
NORゲートG4の出力端子には単安定マルチ回路M2、M3
が接続されている。一方の単安定マルチ回路M2の出力側
は抵抗R5を介してトランジスタT1のベースに接続され、
このベースは抵抗R6を介して接地されている。また、他
方の単安定マルチ回路M3の出力側は抵抗R7を介してトラ
ンジスタT2のベースに接続され、このベースは抵抗R8
介して接地されている。上記トランジスタT1のエミッタ
は接地されており、そのコレクタは可動ミラー18のミラ
ー上昇用ソレノイドSOL1を介して定電圧電源V8に接続さ
れている。一方、上記トランジスタT2のエミッタは接地
されており、そのコレクタは可動ミラー18のミラー下降
用ソレノイドSOL2を介して定電圧電源V8に接続されてい
る。また、前記ANDゲートG2の出力端子は単安定マルチ
回路M4に接続されている。
なお、単安定マルチ回路M4は可動ミラー18の主光路へ
の挿脱によりミラー18のバウンドが終る時間、例えば30
0msだけ遅らされた後撮影開始信号を出力するものであ
り、この撮影開始信号は撮影操作回路Sに入力される。
撮影操作回路Sからの動作信号により撮影カメラ内の
反射ミラー(反射ミラー13又は反射ミラー21)の跳ね上
げ、撮影光源3の発光、カメラシャッターの開閉などの
撮影カメラ内での一連の撮影動作が行われる。
第4図は選択された撮影モードにおいて実行される一
連の撮影動作のシーケンスを記すタイムチャートを示
す。第4図において、ステップ100において、撮影モー
ドが第1撮影カメラ12によるものか、第2撮影カメラ20
の撮影によるものかが判別される。第2撮影カメラ20の
撮影が選択されていると、ステップ102へ進み、減光フ
ィルター28の挿入準備が行われる。ステップ104の挿入
準備は例えば300msの時間遅れで次のステップへ進むた
めのものである。続いて、ステップ104へ進み、撮影ス
イッチSW4がONとなっているか否が判別される。
ステップ104においてYESが判別されると、ステップ10
6へ進み、減光フィルター28が主光路に挿入され、ステ
ップ108において撮影用光源3が発光する。ステップ110
において減光フィルター28が主光路から離脱され、ステ
ップ100へ戻る。
ステップ100において第1撮影カメラ120による撮影が
判別されると、ステップ120へ進み、撮影スイッチSW4
ONとなっているか否かが判別される。ステップ120にお
いてYESと判別されると、ステップ122へ進み、撮影用光
源3が発光し、ステップ100へ戻る。
ステップ104及び120において撮影スイッチSW4がONと
なっておらずNOと判別されると、いずれもステップ100
へ戻る。
次に、本発明の実施例の作動につき、第1図及び第2
図に示す光学系統図、第3図に示す制御回路図および第
4図に示す撮影動作のタイムチャートを参照して説明す
る。
(A)眼科撮影装置を眼底カメラとして使用する場合 第1図に示す実施例では、第3撮影モードを選択す
る。すなわち、観察時および撮影時ともに反射部材を主
光路から離脱させて保持する第3撮影モード選択スイッ
チSW3を押し、その常閉接点が開かれると、接点の電圧
レベルはロー(L)からハイ(H)に変わり、この変化
がNORゲートG4の出力レベルの変化を生じ、立上りパル
スで作動する単安定マルチ回路M3が作動してミラー下降
用ソレノイドSOL2が通電し、可動ミラー18は主光路から
離脱される。これは、第1図において、可動ミラー18の
実線位置で示されている。従って、観察用光源1が照射
された眼底Eの像をカメラ12の接眼レンズ16を介して観
察することができる。眼底像のピント合せ及び位置合せ
は合焦レンズ10によって行う。
次に、眼底像をカメラ12の撮影フィルム17に撮影する
ため、操作スイッチSW4を押す。操作スイッチSW4を押す
ことによって撮影開始信号が撮影操作回路Sに入力され
る。次いで、撮影操作回路Sからの動作信号によって反
射ミラー13の跳上げ、撮影用光源3のストロボ発光、カ
メラシャッターの開閉などの一連の動作が行われる。
撮影終了後、可動ミラー18は主光路から離脱したまま
の状態にあり、第3撮影モード選択スイッチSW3の常閉
接点は開かれたままで、Hレベルの状態にある。ここ
で、第3撮影モード選択スイッチSW3を再び押すと、接
点が閉ざされ、該接点の電圧レベルはHからLに変わ
り、この変化がNORゲートG4の出力レベルの変化を生
じ、立上りパルスで作動する単安定マルチ回路M2が作動
してミラー上昇用ソレノイドSOL1が導通し、可動ミラー
18が主光路に挿入される。これで、該撮影モードのスタ
ート前の状態に復帰したことになる。以上述べた一連の
サイクルは、第4図において、ステップ100から発しス
テップ120、ステップ122を経てステップ100へ戻るルー
プによって示される。
(B)第1撮影カメラ12で観察を行い、ついで第2撮影
カメラ20で撮影を行う場合。
第1撮影モードを選択する。すなわち、観察時には可
動ミラー18を主光路から離脱させて保持し、撮影時には
可動ミラー18を主光路に挿入する第1撮影モード選択ス
イッチSW1を押す。
第1撮影モード選択スイッチSW1と第2撮影モード選
択スイッチはシーソースイッチを構成し、一方の接点が
閉じると他方の接点が閉じるようになっている。従っ
て、第1撮影モード選択スイッチSW1の接点は閉じ、第
2撮影モード選択スイッチSW2の接点は開く。両スイッ
チSW1、SW2の接点は開く。両スイッチSW1、SW2の接点レ
ベル電圧の変化によりパルスが発生し、立下りパルスで
作動する単安定マルチ回路M3が作動してミラー下降用ソ
レノイドSOL2が通電し、可動ミラー18は主光路から離脱
する。このようにして第1カメラ12による観察を行うこ
とができる。
次いで、観察終了後、撮影スイッチSW4を押し、その
常閉接点を開くと、接点レベルの変化によって単安定マ
ルチ回路M1が作動してその出力レベルはLからHとな
る。このレベル電圧の変化は立上りパルスとして単安定
マルチ回路M2に印加される。すると、立上りパルスで作
動する単安定マルチ回路M2が作動してトランジスタT1
ON状態となり、ミラー上昇用ソレノイドSOL1が導通して
可動ミラー18が光路に挿入される。従って、固定ミラー
19に向う副光路が形成されて第2撮影カメラ20による撮
影が行われる。
撮影動作は、次のようにして実行される。撮影スイッ
チSW4が押されると、撮影開始信号が撮影操作回路Sに
入力される。ついで、撮影操作回路Sからの動作信号に
よって反射ミラー21の跳上げ、撮影用光源3のストロボ
発光、カメラシャッターの開閉などの一連の動作が行わ
れる。
撮影が終了すると、この撮影モードは元の撮影スター
ト前の状態に復帰するが、これは次のようにして行われ
る。撮影スイッチSW4の押圧時より単安定マルチ回路M1
は所定の時間だけハイレベルに維持されてハイレベル信
号を出力しているが、この時間が経過するとその出力は
HからLへ変化し、立下りパルスで作動する単安定マル
チ回路M3が作動してトランジスタT2が導通し、ミラー下
降用ソレノイドSOL2が通電する。可動ミラー18は主光路
から離脱する。従って、第1撮影カメラ12による観察が
可能になる。
第1図の第2撮影カメラ20は、これを第2図に示すよ
うに撮像管26に接続されたモニタテレビ27のような観察
手段として構成することも可能である。又、撮像管26に
画像メモリ29を接続すれば眼底像の記録を行うことがで
きる。この撮影のシーケンスは、第4図において、ステ
ップ100、102、104、106、108、110を経て、ステップ10
0へ戻る。
(C)観察を第1撮影カメラ12の接眼レンズ16で行い、
眼底像の記録を撮像管26とこれに接続された画像メモリ
29で行う場合。
観察は前記(B)と同じに行われる。すなわち、第1
撮影モードを選択し、第1撮影モード選択スイッチSW1
を押すことによって可動ミラー18を主光路から離脱させ
る。よって、接眼レンズ16で眼底像を観察しつつ合焦レ
ンズ12により位置合せピント合せを行う。
次に、記録を行う場合は操作スイッチSW4を押す。SW4
の接点が開かれることによって、単安定マルチ回路M2
作動してトランジスタT1が導通し、ミラー上昇用ソレノ
イドSOL1が通電されて可動ミラー18が主光路に挿入され
る。従って固定ミラー19に向う副光路が形成されて撮像
管26に接続された画像メモリ29による記録が行われる。
記録動作は、次のようにして実行される。撮影スイッ
チSW4が押されると、記録開始信号が撮影操作回路Sに
入力される。次いで、撮影操作回路Sからの動作信号に
よって減光フィルタ28の挿入、撮影用光源3のストロボ
発光、カメラシャッターの開閉、減光フィルタ28の光路
からの離脱などの一連の動作が行われる。
ところで、上記撮影操作回路Sの入力側には単安定マ
ルチ回路M4が接続されている。単安定マルチ回路M4は可
動ミラー18の下降及び上昇により生ずるミラーのバウン
ドが終る時間、例えば300msだけ遅らされた後撮影開始
信号を出力するものであり、この撮影開始信号は上記撮
影操作回路に入力される。
記録が終了すると、この記録モードは記録スタート前
の状態に復帰するが、これは次のようにして行われる。
撮影スイッチSW4の押圧時よりずっと、単安定マルチ回
路M1は所定の時間だけハイレベルに維持されてハイレベ
ル信号を出力している。この時間が経過するとその出力
はHからLと変化し、立下りパルスで作動する単安定マ
ルチ回路M3が作動してトランジスタT2が導通し、ミラー
下降用ソレノイドSOL2が通電するので、可動ミラー18は
主光路から離脱する。従って、第1撮影カメラ12による
観察が可能になる。
以上述べた一連の動作シーケンスは、第4図ではステ
ップ100、102、106、108、110を経てステップ100へ戻る
か、又はステップ100、102、104を経てステップ100へ戻
るものである。
(D)観察も記録も第2撮影装置で行う場合。
第2撮影モード選択スイッチSW2によりそのオン接点
を閉じる。それにより、可動ミラー18は主光路に挿入さ
れるので、眼底から反射された像は固定ミラー19を介し
て撮像管26に入射し、その出力はテレビカメラ27に入力
される。従って、テレビ像を観察しながら合焦レンズ10
により位置合せ、ピント合せを行うことができる。
ついで、記録を行う場合は、第1撮影モード選択スイ
ッチSW1によりそのオン接点を閉じる。それにより、可
動ミラー18は主光路から離脱される。続いて、撮影スイ
ッチSW4を押すことにより可動ミラー18は主光路に挿入
され、これと連動して減光フィルタ28も副光路に挿入さ
れる。また、上記撮影スイッチSW4の押圧により記録開
始信号が撮影操作回路Sに入力される。ついで、撮影操
作回路Sからの動作信号によって減光フィルタ28の挿
入、撮影用光源(記録用光源)3のストロボ発光などの
一連の動作が行われる。従って、眼底像が撮像管26に入
射し、画像メモリ29などに記録され、またテレビモニタ
27に表示される。画像メモリに記録された情報は、後の
使用のため、磁気ディスクや光ディスクなどに記録の上
保管することも可能である。
この撮影シーケンスは(C)の場合と同じである。
実施例では、減光フィルタ28を可動ミラー18と固定ミ
ラー19の間に配置してある。この配置では被検眼Eは撮
影フィルム17が受けるものと同量のストロボ光を照射さ
れるため、これは被検者の負担になる。この負担を軽減
するには、減光フィルタ28を反射鏡6とリレーレンズ7
との間に着脱自在に挿入すればよい。すなわち、第1図
に符号30で示すように、減光フィルタ30を観察時には実
線の位置に置き、撮像素子26に眼底像を写し込む直前に
上記フィルタ30を点線の位置に挿入し、撮影終了後に又
実線の位置に戻すようにすればよい。
以上詳細に説明した諸実施例では減光フィルタを副光
路に挿入離脱するような構成を採用したけれども、撮影
装置に組込まれているゲインコントロールを手元スイッ
チと同期させてストロボ発光の光量を調整するように構
成することも可能である。そうすれば、当然のことなが
ら、減光フィルタは使用しない済む。
その他の変形態様としては、フィルム感度と撮像素子
感度の相対比率を予め検知し、この検知比率に基づいて
ストロボ光量を変化させるようにしても同等の効果を奏
することもできる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上詳細に説明したように構成されている
ので、写真フィルムとビデオ撮像素子のような、光に対
する感度の相違する記録媒体に同一の光源からの光を照
射して記録する場合に、ストロボ光量の切換を必要とし
ないため、検眼者は診断に集中することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の眼科撮影装置の1実施例を説明する光
学系の概略構成図、第2図は第2の観察撮影手段の他の
実施例を説明する光学系の概略構成図、第3図は制御回
路の一実施例を示す回路図、そして第4図は選択された
撮影モードにおいて実行される撮影動作のシーケンスを
示すタイムチャートである。 12……第1の撮影カメラ 18……可動ミラー 20……第2の撮影カメラ 26……ビデオ撮像管 28……減光フィルター 30……減光フィルター E……被検眼 SW1……第1撮影モード選択スイッチ SW2……第2撮影モード選択スイッチ SW3……第3撮影モード選択スイッチ SW4……撮影スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被検眼を照明する照明光学系及び該照明光
    学系による反射光を撮影光又は観察光として用いる撮影
    光学系を備えるとともに、フィルム撮影装置と電子撮影
    装置を選択的に使用可能にした眼科撮影装置において、 前記電子撮影装置を使用する撮影の選択に連動して前記
    照明光学系又は撮影光学系のいずれかに挿入される減光
    フィルターを備えたことを特徴とする眼科撮影装置。
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