JP2000296114A - 眼撮影装置 - Google Patents
眼撮影装置Info
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- JP2000296114A JP2000296114A JP11107687A JP10768799A JP2000296114A JP 2000296114 A JP2000296114 A JP 2000296114A JP 11107687 A JP11107687 A JP 11107687A JP 10768799 A JP10768799 A JP 10768799A JP 2000296114 A JP2000296114 A JP 2000296114A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 脈動など短い時間内での蛍光の変化を正確に
診断できる映像を撮影する。 【解決手段】 被検者に蛍光剤を静注してから蛍光が眼
底Rに現われるまでの7〜8秒は、ハロゲンランプ光源
1の赤外光によりビデオモニタ20に表示された動画像
を観察してピントや位置を合わせる。蛍光時間が5秒程
度の所定時間になると、蛍光タイマスイッチ21の信号
がシステム制御手段22に伝達され、蛍光励起フィルタ
9が光路O1に蛍光濾過フィルタ16が光路O3に挿入
され、同時にハロゲンランプ光源1は消灯する。また、
フィルタ9、16の挿入と共にシステム制御手段22の
制御により、白黒ビデオカメラ18に同期して5回/秒
程度の繰り返し周期で発光電源5が充電放電を繰り返
し、これによりストロボ光源6が発光する。ストロボ光
源6からの光束は、観察光束と同様に光路O1を通って
眼底Rに照明され、その反射光は光路O2、O3を通っ
て白黒ビデオカメラ18に結像する。
診断できる映像を撮影する。 【解決手段】 被検者に蛍光剤を静注してから蛍光が眼
底Rに現われるまでの7〜8秒は、ハロゲンランプ光源
1の赤外光によりビデオモニタ20に表示された動画像
を観察してピントや位置を合わせる。蛍光時間が5秒程
度の所定時間になると、蛍光タイマスイッチ21の信号
がシステム制御手段22に伝達され、蛍光励起フィルタ
9が光路O1に蛍光濾過フィルタ16が光路O3に挿入
され、同時にハロゲンランプ光源1は消灯する。また、
フィルタ9、16の挿入と共にシステム制御手段22の
制御により、白黒ビデオカメラ18に同期して5回/秒
程度の繰り返し周期で発光電源5が充電放電を繰り返
し、これによりストロボ光源6が発光する。ストロボ光
源6からの光束は、観察光束と同様に光路O1を通って
眼底Rに照明され、その反射光は光路O2、O3を通っ
て白黒ビデオカメラ18に結像する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科病院で使用さ
れる眼底カメラなどの眼撮影装置に関するものである。
れる眼底カメラなどの眼撮影装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ストロボ光源により撮影する眼底
カメラにおいては、蛍光撮影時にシャッタを押したとき
にストロボ光源が発光して撮影を行うようになってい
る。また、操作桿のシャッタを押し続けたときには、所
定間隔でストロボ光が発光するように構成された装置も
知られており、この装置では1枚/秒程度の撮影を行っ
ている。更に、赤外蛍光眼底撮影においては、ハロゲン
ランプ光源で照明してビデオカメラにより撮影が行われ
ており、また無散瞳眼底カメラにおいては、被検者が眩
しくないように赤外光で合焦して蛍光撮影を行ってい
る。
カメラにおいては、蛍光撮影時にシャッタを押したとき
にストロボ光源が発光して撮影を行うようになってい
る。また、操作桿のシャッタを押し続けたときには、所
定間隔でストロボ光が発光するように構成された装置も
知られており、この装置では1枚/秒程度の撮影を行っ
ている。更に、赤外蛍光眼底撮影においては、ハロゲン
ランプ光源で照明してビデオカメラにより撮影が行われ
ており、また無散瞳眼底カメラにおいては、被検者が眩
しくないように赤外光で合焦して蛍光撮影を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、シャッタを押してストロボ光源を発光
する装置では、操作桿によって正確にアライメント操作
することが難しく、脈動や血流に伴う蛍光の変化などを
捉えることができないという問題点がある。また、赤外
蛍光眼底撮影においては、被検眼の固視微動により解像
力の良い映像が撮れないという問題点があり、無散瞳眼
底カメラにおいては、蛍光像を観察しながら撮影するこ
とができないという問題点がある。
来例においては、シャッタを押してストロボ光源を発光
する装置では、操作桿によって正確にアライメント操作
することが難しく、脈動や血流に伴う蛍光の変化などを
捉えることができないという問題点がある。また、赤外
蛍光眼底撮影においては、被検眼の固視微動により解像
力の良い映像が撮れないという問題点があり、無散瞳眼
底カメラにおいては、蛍光像を観察しながら撮影するこ
とができないという問題点がある。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
脈動などによる短い時間内での蛍光の変化を正確に診断
できる映像を撮影する眼撮影装置を提供することにあ
る。
脈動などによる短い時間内での蛍光の変化を正確に診断
できる映像を撮影する眼撮影装置を提供することにあ
る。
【0005】本発明の他の目的は、被検者に眩しくな
く、かつ蛍光を観察しながらタイミングを逃さずに高画
質な撮影を行う眼撮影装置を提供することにある。
く、かつ蛍光を観察しながらタイミングを逃さずに高画
質な撮影を行う眼撮影装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼撮影装置は、蛍光撮影が可能な眼撮影
装置において、蛍光タイマ時間によって自動的にストロ
ボ光源を発光する制御手段を有することを特徴とする。
の本発明に係る眼撮影装置は、蛍光撮影が可能な眼撮影
装置において、蛍光タイマ時間によって自動的にストロ
ボ光源を発光する制御手段を有することを特徴とする。
【0007】また、本発明に係る眼撮影装置は、モニタ
に映った被検眼像により位置合わせをして撮影する眼撮
影装置において、閃光光源を所定間隔で自動的に発光し
て撮像した映像を逐次に前記モニタに表示することを特
徴とする。
に映った被検眼像により位置合わせをして撮影する眼撮
影装置において、閃光光源を所定間隔で自動的に発光し
て撮像した映像を逐次に前記モニタに表示することを特
徴とする。
【0008】本発明に係る眼撮影装置は、モニタに映っ
た被検眼像により位置合わせをして撮影する眼撮影装置
において、閃光光源を所定間隔で自動的に発光して撮像
した映像を逐次に前記モニタに表示することを特徴とす
る。
た被検眼像により位置合わせをして撮影する眼撮影装置
において、閃光光源を所定間隔で自動的に発光して撮像
した映像を逐次に前記モニタに表示することを特徴とす
る。
【0009】本発明に係る眼撮影装置は、モニタに映っ
た被検眼像により位置合わせをして撮影する眼撮影装置
において、閃光光源で撮像した映像を所定時間だけ前記
モニタに表示することを特徴とする。
た被検眼像により位置合わせをして撮影する眼撮影装置
において、閃光光源で撮像した映像を所定時間だけ前記
モニタに表示することを特徴とする。
【0010】本発明に係る眼撮影装置は、蛍光撮影が可
能な眼撮影装置において、予め決められた蛍光時間に閃
光光源を発光することを特徴とする。
能な眼撮影装置において、予め決められた蛍光時間に閃
光光源を発光することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は第1の実施例の眼底カメラの構
成図を示し、ハロゲンランプ光源1から被検眼Eに相対
する光路O2上になる対物レンズ2に至る照明光路O1
上には、800nm以下の波長光をカットする赤外フィ
ルタ3、レンズ4、電源5を有するストロボ光源6、リ
ングスリット7、ソレノイド8により駆動する蛍光励起
フィルタ9、レンズ10、孔あきミラー11が順次に配
列されている。孔あきミラー11の背後の光路O2上に
は、結像レンズ12、光路切換えミラー13、カラー撮
像手段14が配列され、光路切換えミラーの反射方向の
光路O3上には、ソレノイド15により駆動する蛍光濾
過フィルタ16、リレーレンズ17、白黒ビデオカメラ
18が順次に配列されている。蛍光フィルタ9、16は
可視蛍光撮影用の青色光と緑色光をそれぞれ透過し、赤
外光は透過しない。
詳細に説明する。図1は第1の実施例の眼底カメラの構
成図を示し、ハロゲンランプ光源1から被検眼Eに相対
する光路O2上になる対物レンズ2に至る照明光路O1
上には、800nm以下の波長光をカットする赤外フィ
ルタ3、レンズ4、電源5を有するストロボ光源6、リ
ングスリット7、ソレノイド8により駆動する蛍光励起
フィルタ9、レンズ10、孔あきミラー11が順次に配
列されている。孔あきミラー11の背後の光路O2上に
は、結像レンズ12、光路切換えミラー13、カラー撮
像手段14が配列され、光路切換えミラーの反射方向の
光路O3上には、ソレノイド15により駆動する蛍光濾
過フィルタ16、リレーレンズ17、白黒ビデオカメラ
18が順次に配列されている。蛍光フィルタ9、16は
可視蛍光撮影用の青色光と緑色光をそれぞれ透過し、赤
外光は透過しない。
【0012】カラー撮像手段14の出力は光磁気ディス
クなどの画像記録手段19に接続され、白黒ビデオカメ
ラ18の出力は画像記録手段19及びビデオモニタ20
に接続されている。画像記録手段19、蛍光タイマスイ
ッチ21の出力は、CPUなどから成るシステム制御手
段22に接続されている。システム制御手段22はスト
ロボ光源6の高速の繰返し発光を行う電源5を制御す
る。
クなどの画像記録手段19に接続され、白黒ビデオカメ
ラ18の出力は画像記録手段19及びビデオモニタ20
に接続されている。画像記録手段19、蛍光タイマスイ
ッチ21の出力は、CPUなどから成るシステム制御手
段22に接続されている。システム制御手段22はスト
ロボ光源6の高速の繰返し発光を行う電源5を制御す
る。
【0013】蛍光撮影においては、白黒ビデオカメラ1
8が位置合わせ観察と記録撮影に使用され、光路切換え
ミラー13は図1の実線の位置に降下しておく。蛍光剤
を被検者に静注し、蛍光タイマスイッチ21を押して蛍
光時間のカウントを開始する。
8が位置合わせ観察と記録撮影に使用され、光路切換え
ミラー13は図1の実線の位置に降下しておく。蛍光剤
を被検者に静注し、蛍光タイマスイッチ21を押して蛍
光時間のカウントを開始する。
【0014】ハロゲンランプ光源1からの光束は、赤外
フィルタ3、レンズ4、リングスリット7、レンズ10
を通り、孔あきミラー11の周辺ミラー部に反射され、
対物レンズ2を介して被検眼Eの眼底Rを照明する。眼
底Rからの反射光は、再び対物レンズ2、孔あきミラー
11の孔部、結像レンズ12を通り、光路切換えミラー
13に反射され、リレーレンズ17を介して白黒ビデオ
カメラ18に撮像される。白黒ビデオカメラ18の映像
はビデオモニタ20に表示される。
フィルタ3、レンズ4、リングスリット7、レンズ10
を通り、孔あきミラー11の周辺ミラー部に反射され、
対物レンズ2を介して被検眼Eの眼底Rを照明する。眼
底Rからの反射光は、再び対物レンズ2、孔あきミラー
11の孔部、結像レンズ12を通り、光路切換えミラー
13に反射され、リレーレンズ17を介して白黒ビデオ
カメラ18に撮像される。白黒ビデオカメラ18の映像
はビデオモニタ20に表示される。
【0015】被検者に蛍光剤を静注してから蛍光が眼底
Rに現われるまでの7〜8秒は、ハロゲンランプ光源1
の赤外光によりビデオモニタ20に表示された動画像を
観察し、ピントや位置を合わせる。蛍光時間が5秒程度
の所定時間になると、蛍光タイマスイッチ21の信号が
システム制御手段22に伝達され、蛍光励起フィルタ9
及び蛍光濾過フィルタ16がそれぞれ光路O1及びO3
に挿入され、同時にハロゲンランプ光源1は消灯する。
また、フィルタ9、16の挿入と共にシステム制御手段
22の制御により、白黒ビデオカメラ18に同期して5
回/秒程度の周期で発光電源5が充電放電を繰り返し、
これによってストロボ光源6が発光する。ストロボ光源
6からの光束は、観察光束と同様に光路O1を通って眼
底Rに投影され、その反射光は光路O2、O3を通って
白黒ビデオカメラ18に結像する。
Rに現われるまでの7〜8秒は、ハロゲンランプ光源1
の赤外光によりビデオモニタ20に表示された動画像を
観察し、ピントや位置を合わせる。蛍光時間が5秒程度
の所定時間になると、蛍光タイマスイッチ21の信号が
システム制御手段22に伝達され、蛍光励起フィルタ9
及び蛍光濾過フィルタ16がそれぞれ光路O1及びO3
に挿入され、同時にハロゲンランプ光源1は消灯する。
また、フィルタ9、16の挿入と共にシステム制御手段
22の制御により、白黒ビデオカメラ18に同期して5
回/秒程度の周期で発光電源5が充電放電を繰り返し、
これによってストロボ光源6が発光する。ストロボ光源
6からの光束は、観察光束と同様に光路O1を通って眼
底Rに投影され、その反射光は光路O2、O3を通って
白黒ビデオカメラ18に結像する。
【0016】発光時のビデオカメラ18の映像は、逐次
に画像記録手段20にデジタル信号として記憶され、同
時にD/A変換されてビデオモニタ20に静止画像とし
て表示される。画像記録手段19には5枚/秒の画像が
記録され、ビデオモニタ20の表示は逐次に更新され
る。検者はビデオモニタ20により5枚/秒の蛍光画像
を観察することができ、これらの画像はプログラムに従
って自動的に撮影されるので、撮影中に次々に更新され
るこの静止画を見ながら、操作桿により撮影眼底位置を
変えたりピントを合わせ直したりする操作ができる。ま
た、カラー撮影する場合には、光路切換えミラー13を
点線位置に跳ね上げ、カラー撮像手段14により撮影す
る。
に画像記録手段20にデジタル信号として記憶され、同
時にD/A変換されてビデオモニタ20に静止画像とし
て表示される。画像記録手段19には5枚/秒の画像が
記録され、ビデオモニタ20の表示は逐次に更新され
る。検者はビデオモニタ20により5枚/秒の蛍光画像
を観察することができ、これらの画像はプログラムに従
って自動的に撮影されるので、撮影中に次々に更新され
るこの静止画を見ながら、操作桿により撮影眼底位置を
変えたりピントを合わせ直したりする操作ができる。ま
た、カラー撮影する場合には、光路切換えミラー13を
点線位置に跳ね上げ、カラー撮像手段14により撮影す
る。
【0017】ストロボ光源6の発光時間は1〜2m秒で
あり、固視微動にも影響されないので、ピントの良い蛍
光画像が得られる。脈動は1回/秒程度であるから、5
枚/秒の画像があれば脈動に伴う蛍光の変化を捉えるこ
とができる。蛍光循環の初期には血流と共に蛍光が動く
ので、ストロボ光源6の発光レイトを更に上げて撮影し
てもよく、逆に蛍光後期は動きが遅いので発光レイトを
下げるようにする。これらの繰り返し発光レイトは予め
システム制御手段22に入力して決めておくが、診断目
的に応じて変えられるようにしてもよい。システム制御
手段22はそのプログラムに従って発光電源5を制御
し、発光レイトを下げたときには静止画表示は観察用に
不都合なので、ストロボ撮影の合間に蛍光フィルタ9、
16を外してハロゲンランプ光源1の赤外光で観察し、
撮影の瞬間だけフィルタ9、16を挿入するようにす
る。
あり、固視微動にも影響されないので、ピントの良い蛍
光画像が得られる。脈動は1回/秒程度であるから、5
枚/秒の画像があれば脈動に伴う蛍光の変化を捉えるこ
とができる。蛍光循環の初期には血流と共に蛍光が動く
ので、ストロボ光源6の発光レイトを更に上げて撮影し
てもよく、逆に蛍光後期は動きが遅いので発光レイトを
下げるようにする。これらの繰り返し発光レイトは予め
システム制御手段22に入力して決めておくが、診断目
的に応じて変えられるようにしてもよい。システム制御
手段22はそのプログラムに従って発光電源5を制御
し、発光レイトを下げたときには静止画表示は観察用に
不都合なので、ストロボ撮影の合間に蛍光フィルタ9、
16を外してハロゲンランプ光源1の赤外光で観察し、
撮影の瞬間だけフィルタ9、16を挿入するようにす
る。
【0018】図2は第2の実施例の眼底カメラの構成図
を示し、光路O1の照明光学系において、レンズ4とリ
ングスリット7の間に、800nm以上の波長光を透過
しそれ以下の波長光を反射する光分割部材30が配置さ
れ、光分割部材30の入射方向の光路O4上に、蛍光励
起フィルタ31、レンズ32、撮影用ストロボ光源6が
配列されている。また、光路O3上に蛍光濾過フィルタ
33が配置され、その他の構成は第1の実施例と同様で
あり、図1と同じ機能の部材は同じ番号を付している。
を示し、光路O1の照明光学系において、レンズ4とリ
ングスリット7の間に、800nm以上の波長光を透過
しそれ以下の波長光を反射する光分割部材30が配置さ
れ、光分割部材30の入射方向の光路O4上に、蛍光励
起フィルタ31、レンズ32、撮影用ストロボ光源6が
配列されている。また、光路O3上に蛍光濾過フィルタ
33が配置され、その他の構成は第1の実施例と同様で
あり、図1と同じ機能の部材は同じ番号を付している。
【0019】図3は蛍光フィルタ31、33の分光透過
特性を示し、横軸は波長(nm)を示す。蛍光濾過フィ
ルタ33は緑色の蛍光の他に800nm以上の赤外光を
透過する。蛍光励起フィルタ31は青色光を透過し赤外
光は非透過である。
特性を示し、横軸は波長(nm)を示す。蛍光濾過フィ
ルタ33は緑色の蛍光の他に800nm以上の赤外光を
透過する。蛍光励起フィルタ31は青色光を透過し赤外
光は非透過である。
【0020】照明光学系の光路O1は光分割部材30に
より2分され、撮影用ストロボ光源6からの光束は、レ
ンズ32と蛍光励起フィルタ31を通り、光分割部材3
0で反射され、第1の実施例と同様に眼底Rを照明す
る。その反射光は同様に光路O2を通り、光路O3上の
蛍光濾過フィルタ33、レンズ17を介して、白黒ビデ
オモニタ18で撮像される。
より2分され、撮影用ストロボ光源6からの光束は、レ
ンズ32と蛍光励起フィルタ31を通り、光分割部材3
0で反射され、第1の実施例と同様に眼底Rを照明す
る。その反射光は同様に光路O2を通り、光路O3上の
蛍光濾過フィルタ33、レンズ17を介して、白黒ビデ
オモニタ18で撮像される。
【0021】蛍光撮影の際には、蛍光フィルタ31、3
3をそれぞれ光路O4、O3に挿入しておき、蛍光静注
後に蛍光タイマスイッチ21によりタイマをセットす
る。数秒間は蛍光が現われないので、ハロゲンランプ光
源1の赤外光で照明し、眼底像をビデオカメラ18で撮
像し、ビデオモニタ20にその動画像を表示し、眼底位
置及びピントを確認する。
3をそれぞれ光路O4、O3に挿入しておき、蛍光静注
後に蛍光タイマスイッチ21によりタイマをセットす
る。数秒間は蛍光が現われないので、ハロゲンランプ光
源1の赤外光で照明し、眼底像をビデオカメラ18で撮
像し、ビデオモニタ20にその動画像を表示し、眼底位
置及びピントを確認する。
【0022】蛍光が現われ始める直前の所定時間にハロ
ゲンランプ光源1を消灯し、ストロボ光源6を5回/秒
程度の所定の繰り返し周期で発光する。眼底蛍光像は白
黒ビデオカメラ18で逐次に撮像され、画像記録手段1
9に記録される。また、その画像はD/A変換され、ビ
デオモニタ20に静止画として表示され、その表示画像
は撮影間隔で逐次更新される。
ゲンランプ光源1を消灯し、ストロボ光源6を5回/秒
程度の所定の繰り返し周期で発光する。眼底蛍光像は白
黒ビデオカメラ18で逐次に撮像され、画像記録手段1
9に記録される。また、その画像はD/A変換され、ビ
デオモニタ20に静止画として表示され、その表示画像
は撮影間隔で逐次更新される。
【0023】検者は蛍光像を観察しながら撮影すること
ができ、繰り返し周期が早ければ眼底撮影位置の変更や
ピントの再調整などを蛍光像を見ながら行うことができ
る。被検眼Eの動きに追従できない間隔で撮影する場合
には、ストロボ撮影直後の所定時間、例えば0.5秒の
み蛍光静止画を表示し、撮影の合間にはハロゲンランプ
光源1を点灯し、赤外の動画像を表示する。なお、光源
1はハロゲンランプの代りに点滅に都合の良いLEDを
使用してもよい。撮影の前後や合間に赤外光で照明する
ので、被検者にはあまり眩しくない状態で蛍光撮影する
ことができる。
ができ、繰り返し周期が早ければ眼底撮影位置の変更や
ピントの再調整などを蛍光像を見ながら行うことができ
る。被検眼Eの動きに追従できない間隔で撮影する場合
には、ストロボ撮影直後の所定時間、例えば0.5秒の
み蛍光静止画を表示し、撮影の合間にはハロゲンランプ
光源1を点灯し、赤外の動画像を表示する。なお、光源
1はハロゲンランプの代りに点滅に都合の良いLEDを
使用してもよい。撮影の前後や合間に赤外光で照明する
ので、被検者にはあまり眩しくない状態で蛍光撮影する
ことができる。
【0024】図4は可視光蛍光撮影と赤外蛍光撮影が可
能な眼底カメラの蛍光フィルタの分光透過特性を示す。
フィルタ35は励起用で、400〜500nmと700
〜800nmの波長光を透過し、フィルタ9、31の代
りに使用する。フィルタ36は濾過用で500〜600
nmの波長光と800〜900nmを透過し、フィルタ
16、33の代りに使用する。
能な眼底カメラの蛍光フィルタの分光透過特性を示す。
フィルタ35は励起用で、400〜500nmと700
〜800nmの波長光を透過し、フィルタ9、31の代
りに使用する。フィルタ36は濾過用で500〜600
nmの波長光と800〜900nmを透過し、フィルタ
16、33の代りに使用する。
【0025】なお、以上の実施例は眼底撮影で説明した
が、前眼部撮影でも同様に行うことができる。
が、前眼部撮影でも同様に行うことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼撮影
装置は、蛍光タイマ時間によって自動的にストロボ光源
を発光する制御手段を有することにより、蛍光の速い変
化を良い画質で撮影することができる。
装置は、蛍光タイマ時間によって自動的にストロボ光源
を発光する制御手段を有することにより、蛍光の速い変
化を良い画質で撮影することができる。
【0027】また、本発明に係る眼撮影装置は、閃光光
源を所定間隔で自動的に発光して、撮像した映像を逐次
にモニタに表示することにより、被検者にはあまり眩し
くない状態で蛍光を見せながら撮影することができる。
源を所定間隔で自動的に発光して、撮像した映像を逐次
にモニタに表示することにより、被検者にはあまり眩し
くない状態で蛍光を見せながら撮影することができる。
【0028】本発明に係る眼撮影装置は、閃光光源で撮
像した映像を所定時間だけモニタに表示することによ
り、被検者にあまり眩しくない状態で蛍光像を見ながら
撮影することができる。
像した映像を所定時間だけモニタに表示することによ
り、被検者にあまり眩しくない状態で蛍光像を見ながら
撮影することができる。
【0029】本発明に係る眼撮影装置は、予め決められ
た蛍光時間に閃光光源を発光することにより、タイミン
グを逃さずに高画質の蛍光撮影を実施することができ
る。
た蛍光時間に閃光光源を発光することにより、タイミン
グを逃さずに高画質の蛍光撮影を実施することができ
る。
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】第2の実施例の構成図である。
【図3】蛍光フィルタの分光特性のグラフ図である。
【図4】赤外蛍光撮影用蛍光フィルタの分光特性のグラ
フ図である。
フ図である。
1 ハロゲンランプ光源 3 赤外フィルタ 6 ストロボ光源 7 リングスリット 9、31、35 蛍光励起フィルタ 11 孔あきミラー 13 光路切換えミラー 14 カラー撮像手段 16、33、36 蛍光濾過フィルタ 18 白黒ビデオカメラ 19 画像制御手段 20 ビデオモニタ 21 蛍光タイマスイッチ 22 システム制御部 30 光分割部材
Claims (5)
- 【請求項1】 蛍光撮影が可能な眼撮影装置において、
蛍光タイマ時間によって自動的にストロボ光源を発光す
る制御手段を有することを特徴とする眼撮影装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は蛍光時間により予め決め
られた時間間隔でストロボ光源を発光する請求項1に記
載の眼撮影装置。 - 【請求項3】 モニタに映った被検眼像により位置合わ
せをして撮影する眼撮影装置において、閃光光源を所定
間隔で自動的に発光して撮像した映像を逐次に前記モニ
タに表示することを特徴とする眼撮影装置。 - 【請求項4】 モニタに映った被検眼像により位置合わ
せをして撮影する眼撮影装置において、閃光光源で撮像
した映像を所定時間だけ前記モニタに表示することを特
徴とする眼撮影装置。 - 【請求項5】 蛍光撮影が可能な眼撮影装置において、
予め決められた蛍光時間に閃光光源を発光することを特
徴とする眼撮影装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11107687A JP2000296114A (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 眼撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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1999
- 1999-04-15 JP JP11107687A patent/JP2000296114A/ja active Pending
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