JPH11239565A - 眼科装置 - Google Patents
眼科装置Info
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- JPH11239565A JPH11239565A JP10060678A JP6067898A JPH11239565A JP H11239565 A JPH11239565 A JP H11239565A JP 10060678 A JP10060678 A JP 10060678A JP 6067898 A JP6067898 A JP 6067898A JP H11239565 A JPH11239565 A JP H11239565A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 操作者及び装置の動作を複雑化せずに、無駄
なく確実に画像を記録して効率の良い撮影を行う。 【解決手段】 撮影の終了と同時に、撮影者は操作制御
手段40により前眼部観察レンズ21を光路内に戻して
前眼部観察状態に設定し、テレビモニタ7に映った画像
を見て記録媒体Dに記録すべきか否かを判断する。良い
画像が得られず取り直しが必要な場合には、画像消去ス
イッチ11を操作して画像が消去許可であることをメモ
リ37aに記録し、この画像は次の撮影の画像データの
上書きにより消去される。画像データが診断に支障のな
い画質であることが判別されると、次の被検者を撮影す
るために、眼底観察状態に切換えたときに所定の画像フ
ォーマットに変換し、更に必要に応じ画像圧縮して記録
媒体Dに記録する。
なく確実に画像を記録して効率の良い撮影を行う。 【解決手段】 撮影の終了と同時に、撮影者は操作制御
手段40により前眼部観察レンズ21を光路内に戻して
前眼部観察状態に設定し、テレビモニタ7に映った画像
を見て記録媒体Dに記録すべきか否かを判断する。良い
画像が得られず取り直しが必要な場合には、画像消去ス
イッチ11を操作して画像が消去許可であることをメモ
リ37aに記録し、この画像は次の撮影の画像データの
上書きにより消去される。画像データが診断に支障のな
い画質であることが判別されると、次の被検者を撮影す
るために、眼底観察状態に切換えたときに所定の画像フ
ォーマットに変換し、更に必要に応じ画像圧縮して記録
媒体Dに記録する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科医院等におい
て用いられる眼科装置に関するものである。
て用いられる眼科装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、MO(光磁気ディスク)、CD−
ROM(1回書き込み可能な光ディスク)、PCカード
等の電子記録媒体に画像を記録する眼科装置において
は、撮像した画像をメモリに貯え、テレビモニタ等の表
示手段に表示し、撮影者がその画像を記録するかしない
かをスイッチを操作して選択するように構成されてい
る。更に、このようなスイッチ操作をしなくても、次回
の撮影を行うためのスイッチ操作に連動して、前回の画
像を電子記録媒体に記録する方式も知られれている。
ROM(1回書き込み可能な光ディスク)、PCカード
等の電子記録媒体に画像を記録する眼科装置において
は、撮像した画像をメモリに貯え、テレビモニタ等の表
示手段に表示し、撮影者がその画像を記録するかしない
かをスイッチを操作して選択するように構成されてい
る。更に、このようなスイッチ操作をしなくても、次回
の撮影を行うためのスイッチ操作に連動して、前回の画
像を電子記録媒体に記録する方式も知られれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例においては、一般に記録する画像が大半を占めてお
り、消去する画像数は少ないにも拘らず、毎回スイッチ
を操作して画像を記録する作業は極めて煩雑である。ま
た、次の撮影動作に連動して記録する場合には、アクチ
ュエータや光源点灯の制御や動作確認、撮像手段や画像
記録手段との通信、瞬きの検知等、撮影動作時に行う制
御動作が複雑でかつ項目も多い上に、更に前回撮影した
画像の記録を行うことは作業を煩雑にし、撮影スイッチ
を押してから実際に撮影するまでの時間が長くなり、撮
影のタイミングを逃して撮影の失敗を誘発することにな
り、撮影の効率が低下するという問題が生ずる。
来例においては、一般に記録する画像が大半を占めてお
り、消去する画像数は少ないにも拘らず、毎回スイッチ
を操作して画像を記録する作業は極めて煩雑である。ま
た、次の撮影動作に連動して記録する場合には、アクチ
ュエータや光源点灯の制御や動作確認、撮像手段や画像
記録手段との通信、瞬きの検知等、撮影動作時に行う制
御動作が複雑でかつ項目も多い上に、更に前回撮影した
画像の記録を行うことは作業を煩雑にし、撮影スイッチ
を押してから実際に撮影するまでの時間が長くなり、撮
影のタイミングを逃して撮影の失敗を誘発することにな
り、撮影の効率が低下するという問題が生ずる。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
簡便な制御動作で無駄なく確実に画像を記録して効率の
良い撮影を行う眼科装置を提供することにある。
簡便な制御動作で無駄なく確実に画像を記録して効率の
良い撮影を行う眼科装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼科装置は、被検眼を撮像する撮像手段
と、撮像した画像を記録する第1の記録手段と、外部か
らの電力供給なしに記憶を保持可能な記録媒体に画像を
記録する第2の記録手段と、前記撮像手段の撮影準備動
作に連動して前記第1の記録手段に記録した画像を前記
第2の記録手段に記録することを特徴とする。
の本発明に係る眼科装置は、被検眼を撮像する撮像手段
と、撮像した画像を記録する第1の記録手段と、外部か
らの電力供給なしに記憶を保持可能な記録媒体に画像を
記録する第2の記録手段と、前記撮像手段の撮影準備動
作に連動して前記第1の記録手段に記録した画像を前記
第2の記録手段に記録することを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は実施例の斜視図を示し、画像記
録手段を有する電装部を収納する基台1の側面には、記
録媒体を挿入するスロット2が設けられており、基台1
の被検者側には顎受け3と額当て4が固設され、基台1
上にはステージ部5が載置されている。ステージ部5上
には、観察撮像手段及び照明手段を収納する測定部6、
テレビモニタ7、撮影スイッチ8を有する操作桿9、前
眼部眼底切換えスイッチ10、画像消去スイッチ11が
配設されている。
詳細に説明する。図1は実施例の斜視図を示し、画像記
録手段を有する電装部を収納する基台1の側面には、記
録媒体を挿入するスロット2が設けられており、基台1
の被検者側には顎受け3と額当て4が固設され、基台1
上にはステージ部5が載置されている。ステージ部5上
には、観察撮像手段及び照明手段を収納する測定部6、
テレビモニタ7、撮影スイッチ8を有する操作桿9、前
眼部眼底切換えスイッチ10、画像消去スイッチ11が
配設されている。
【0007】測定部6には撮影レンズの一部を光路方向
に移動してピント調整を行うフォーカスノブ12が設け
られており、測定部6はステージ部5と共に、基台1上
を操作桿9の操作により前後左右に位置調整可能であ
り、操作桿9の回転により上下動可能である。
に移動してピント調整を行うフォーカスノブ12が設け
られており、測定部6はステージ部5と共に、基台1上
を操作桿9の操作により前後左右に位置調整可能であ
り、操作桿9の回転により上下動可能である。
【0008】図2は部材の構成図を示し、被検眼Eの前
方の光路上には、対物レンズ20、挿脱自在に配置され
た前眼部観察レンズ21、孔あきミラー22、この孔あ
きミラー22の孔部に配置された撮影絞り23、一部が
フォーカスのために移動可能な撮影レンズ24、切換え
ミラー25、静止画像撮像手段26が順次に配列されて
いる。
方の光路上には、対物レンズ20、挿脱自在に配置され
た前眼部観察レンズ21、孔あきミラー22、この孔あ
きミラー22の孔部に配置された撮影絞り23、一部が
フォーカスのために移動可能な撮影レンズ24、切換え
ミラー25、静止画像撮像手段26が順次に配列されて
いる。
【0009】切換えミラー25の反射方向の光路上に
は、ミラー27、フィールドレンズ28、結像レンズ2
9、動画像撮像手段30が配列され、孔あきミラー22
の入射方向の光路上には、レンズ31、リング状開口を
有する絞り32、可視光を発するストロボ光源33、コ
ンデンサレンズ34、赤外光を発するIRED等の観察
用光源35が順次に配列されている。また、対物レンズ
20の近傍には前眼部照明用光源36が配置されてい
る。
は、ミラー27、フィールドレンズ28、結像レンズ2
9、動画像撮像手段30が配列され、孔あきミラー22
の入射方向の光路上には、レンズ31、リング状開口を
有する絞り32、可視光を発するストロボ光源33、コ
ンデンサレンズ34、赤外光を発するIRED等の観察
用光源35が順次に配列されている。また、対物レンズ
20の近傍には前眼部照明用光源36が配置されてい
る。
【0010】撮像手段26、30の出力は、メモリ37
aを有する画像制御手段37に接続され、画像制御手段
37の出力は、画像メモリ等の第1の画像記録手段3
8、記録媒体Dへの書き込み又は読み出しをするドライ
ブ装置である第2の画像記録手段39にそれぞれ接続さ
れている。また、画像制御手段37の出力はテレビモニ
タ7、操作制御手段40に接続され、操作制御手段40
には撮影スイッチ8、前眼部眼底切換えスイッチ10、
画像消去スイッチ11の出力が接続され、操作制御手段
40の出力は前眼部観察レンズ21、切換ミラー25、
前眼部照明用光源36に接続され、またストロボ発光制
御回路41を介してストロボ光源33に接続されてい
る。
aを有する画像制御手段37に接続され、画像制御手段
37の出力は、画像メモリ等の第1の画像記録手段3
8、記録媒体Dへの書き込み又は読み出しをするドライ
ブ装置である第2の画像記録手段39にそれぞれ接続さ
れている。また、画像制御手段37の出力はテレビモニ
タ7、操作制御手段40に接続され、操作制御手段40
には撮影スイッチ8、前眼部眼底切換えスイッチ10、
画像消去スイッチ11の出力が接続され、操作制御手段
40の出力は前眼部観察レンズ21、切換ミラー25、
前眼部照明用光源36に接続され、またストロボ発光制
御回路41を介してストロボ光源33に接続されてい
る。
【0011】第2の画像記録手段39に装填する記録媒
体Dは、MO、CD−ROM、DVD−RAM、PCカ
ード、光カード、ハードディスク等が使用でき、外部か
らの電力供給がなくとも記憶を保持することが可能であ
る。
体Dは、MO、CD−ROM、DVD−RAM、PCカ
ード、光カード、ハードディスク等が使用でき、外部か
らの電力供給がなくとも記憶を保持することが可能であ
る。
【0012】対物レンズ20から撮像手段30までの部
材及び画像制御手段37、テレビモニタ7は、前眼部観
察レンズ21が光路内に挿入されている場合には前眼部
観察手段を構成し、前眼部観察レンズ21が光路外に離
脱している場合には眼底観察手段を構成しており、前眼
部観察レンズ21は前眼部眼底切換えスイッチ10によ
り挿脱を選択可能とされている。
材及び画像制御手段37、テレビモニタ7は、前眼部観
察レンズ21が光路内に挿入されている場合には前眼部
観察手段を構成し、前眼部観察レンズ21が光路外に離
脱している場合には眼底観察手段を構成しており、前眼
部観察レンズ21は前眼部眼底切換えスイッチ10によ
り挿脱を選択可能とされている。
【0013】画像制御手段37は撮像手段26が出力す
る画像の第1の画像記録手段38への書き込みと、第1
の画像記録手段38に記録された画像データの記録媒体
Dへの書き込み又は読み出しを、第2の画像記録手段3
9を制御することにより行う。更に、画像制御手段37
は画像フォーマットの手順や第1の画像記録手段37が
記録している画像に関する情報等を、メモリ37aに記
憶している。
る画像の第1の画像記録手段38への書き込みと、第1
の画像記録手段38に記録された画像データの記録媒体
Dへの書き込み又は読み出しを、第2の画像記録手段3
9を制御することにより行う。更に、画像制御手段37
は画像フォーマットの手順や第1の画像記録手段37が
記録している画像に関する情報等を、メモリ37aに記
憶している。
【0014】このような構成において、被検者は顎受け
3に顎を載せ、額当て4に額を当接して撮影の準備をす
る。なお、このとき圧力センサ又は光センサを用いて被
検者が撮影準備状態であることを検知してもよい。先
ず、撮影者は被検者の前眼部を観察して測定部6と被検
眼Eの位置合わせを行う。前眼部観察状態において、前
眼部照明用光源36が点灯し、前眼部観察レンズ21が
光路内に挿入され、切換えミラー25が光路内に配置さ
れる。前眼部照明用光源36に照明された前眼部像は、
対物レンズ20、前眼部観察レンズ21、撮影絞り2
3、撮影レンズ24、切換えミラー25、ミラー27、
フィールドレンズ28、結像レンズ29を通り、撮像手
段30に結像して電気信号に変換され、画像制御手段3
7を介してテレビモニタ7に動画像が映出される。
3に顎を載せ、額当て4に額を当接して撮影の準備をす
る。なお、このとき圧力センサ又は光センサを用いて被
検者が撮影準備状態であることを検知してもよい。先
ず、撮影者は被検者の前眼部を観察して測定部6と被検
眼Eの位置合わせを行う。前眼部観察状態において、前
眼部照明用光源36が点灯し、前眼部観察レンズ21が
光路内に挿入され、切換えミラー25が光路内に配置さ
れる。前眼部照明用光源36に照明された前眼部像は、
対物レンズ20、前眼部観察レンズ21、撮影絞り2
3、撮影レンズ24、切換えミラー25、ミラー27、
フィールドレンズ28、結像レンズ29を通り、撮像手
段30に結像して電気信号に変換され、画像制御手段3
7を介してテレビモニタ7に動画像が映出される。
【0015】撮影者はこの動画像を見ながら操作桿9を
操作して、被検眼Eと測定部17の位置合わせを行い、
位置合わせが終了すると、前眼部眼底切換えスイッチ1
0を操作して眼底観察状態に切換える。操作制御手段4
0は前眼部眼底切換えスイッチ10への入力を検知する
と、第1の画像記録手段38に前回撮影した画像データ
が記録媒体Dに未記録であり、消去不許可のまま残って
いないかを確認する。これらの情報は画像制御手段37
内のメモリ37aに記録されており、未記録でかつ消去
不許可の画像データが残っている場合には、この画像デ
ータを第2の画像記録手段39を制御して記録媒体Dに
記録し、同時に記録済であることをメモリ37aに記録
する。
操作して、被検眼Eと測定部17の位置合わせを行い、
位置合わせが終了すると、前眼部眼底切換えスイッチ1
0を操作して眼底観察状態に切換える。操作制御手段4
0は前眼部眼底切換えスイッチ10への入力を検知する
と、第1の画像記録手段38に前回撮影した画像データ
が記録媒体Dに未記録であり、消去不許可のまま残って
いないかを確認する。これらの情報は画像制御手段37
内のメモリ37aに記録されており、未記録でかつ消去
不許可の画像データが残っている場合には、この画像デ
ータを第2の画像記録手段39を制御して記録媒体Dに
記録し、同時に記録済であることをメモリ37aに記録
する。
【0016】操作制御手段40はこれらの作業を終了し
た後に、前眼部観察レンズ21を光路外に退避し、観察
用光源35を点灯して眼底観察状態に設定する。観察用
光源35の発した赤外光はコンデンサレンズ34により
集光され、撮影用光源33を透過し、リング状開口絞り
32の開口を通過してレンズ31を通り、孔あきミラー
22の周辺のミラー部により左方に反射され、対物レン
ズ20、被検眼Eの瞳孔Epを通して眼底Erを照明する。
た後に、前眼部観察レンズ21を光路外に退避し、観察
用光源35を点灯して眼底観察状態に設定する。観察用
光源35の発した赤外光はコンデンサレンズ34により
集光され、撮影用光源33を透過し、リング状開口絞り
32の開口を通過してレンズ31を通り、孔あきミラー
22の周辺のミラー部により左方に反射され、対物レン
ズ20、被検眼Eの瞳孔Epを通して眼底Erを照明する。
【0017】このように照明された眼底像Prは、再び対
物レンズ20、撮影絞り23、撮影レンズ24を通り、
切換えミラー25により下方に反射され、更にミラー2
7により左方に反射され、フィールドレンズ28を通
り、結像レンズ29により撮像手段30の撮像面に結像
し電気信号に変換される。この信号は画像制御手段37
を通りテレビモニタ7に表示され、撮影者はこのテレビ
モニタ7に映った眼底像Prを見ながら操作桿9を操作
し、測定部6と被検眼Eとの更に詳細な位置合わせ及び
フォーカスノブ6を用いたピント合わせ及び撮影範囲の
確認を行う。
物レンズ20、撮影絞り23、撮影レンズ24を通り、
切換えミラー25により下方に反射され、更にミラー2
7により左方に反射され、フィールドレンズ28を通
り、結像レンズ29により撮像手段30の撮像面に結像
し電気信号に変換される。この信号は画像制御手段37
を通りテレビモニタ7に表示され、撮影者はこのテレビ
モニタ7に映った眼底像Prを見ながら操作桿9を操作
し、測定部6と被検眼Eとの更に詳細な位置合わせ及び
フォーカスノブ6を用いたピント合わせ及び撮影範囲の
確認を行う。
【0018】撮影範囲、位置、ピント合わせが良好であ
ることを確認した後に、撮影スイッチ8を操作して静止
画像撮影を行う。操作制御手段40は撮影スイッチ8へ
の入力を検知すると、切換えミラー25を光路外に退避
し、静止画撮影用の撮像手段26の光蓄積を開始すると
共に、ストロボ制御回路41に発光信号を送ってストロ
ボ光源33を発光する。ストロボ光源33を発した光束
は、観察光と同様にリング状開口絞り32の開口を通過
しレンズ31を通って、孔あきミラー22の周辺のミラ
ー部により左方に反射され、対物レンズ20を介して被
検眼Eの瞳孔Epより眼底Erを照明する。
ることを確認した後に、撮影スイッチ8を操作して静止
画像撮影を行う。操作制御手段40は撮影スイッチ8へ
の入力を検知すると、切換えミラー25を光路外に退避
し、静止画撮影用の撮像手段26の光蓄積を開始すると
共に、ストロボ制御回路41に発光信号を送ってストロ
ボ光源33を発光する。ストロボ光源33を発した光束
は、観察光と同様にリング状開口絞り32の開口を通過
しレンズ31を通って、孔あきミラー22の周辺のミラ
ー部により左方に反射され、対物レンズ20を介して被
検眼Eの瞳孔Epより眼底Erを照明する。
【0019】このように照明された眼底像Prは、再び対
物レンズ20、撮影絞り23、撮影レンズ24を通り、
撮像手段26の撮像面に結像して電気信号に変換され
る。電気信号に変換された画像データは、画像制御部1
0でデジタル画像データに変換されて第1の画像記録手
段38に記録される。そして、この画像データと共にデ
ータが未記録であり、かつ消去不許可であることがメモ
リ37aに記録され、同時にテレビモニタ7上に表示さ
れる。
物レンズ20、撮影絞り23、撮影レンズ24を通り、
撮像手段26の撮像面に結像して電気信号に変換され
る。電気信号に変換された画像データは、画像制御部1
0でデジタル画像データに変換されて第1の画像記録手
段38に記録される。そして、この画像データと共にデ
ータが未記録であり、かつ消去不許可であることがメモ
リ37aに記録され、同時にテレビモニタ7上に表示さ
れる。
【0020】撮影者は撮影の終了と同時に、操作制御手
段40により前眼部観察レンズ21を光路内に戻して前
眼部観察状態に設定し、テレビモニタ7に映った画像を
見て記録媒体Dに記録すべきか否かを判断する。画像の
明るさが不適切であったり、被検者の瞬きによって良い
画像が得られず取り直しが必要な場合には、画像消去ス
イッチ11を操作して画像が消去許可であることをメモ
リ37aに記録する。消去が許可された画像は、前眼部
眼底切換えスイッチ10が操作されても記録媒体Dに記
録されることはなく、次の撮影の画像データの上書きに
より消去される。
段40により前眼部観察レンズ21を光路内に戻して前
眼部観察状態に設定し、テレビモニタ7に映った画像を
見て記録媒体Dに記録すべきか否かを判断する。画像の
明るさが不適切であったり、被検者の瞬きによって良い
画像が得られず取り直しが必要な場合には、画像消去ス
イッチ11を操作して画像が消去許可であることをメモ
リ37aに記録する。消去が許可された画像は、前眼部
眼底切換えスイッチ10が操作されても記録媒体Dに記
録されることはなく、次の撮影の画像データの上書きに
より消去される。
【0021】テレビモニタ7上に表示された画像データ
が、診断に支障のない画質であることが判別され、記録
媒体Dに記録をする場合には、特に記録するためのスイ
ッチ操作の必要はなく、次の被検者を撮影するために眼
底観察状態に切換えたときに所定の画像フォーマットに
変換し、更に必要に応じ画像圧縮して記録媒体Dに記録
する。
が、診断に支障のない画質であることが判別され、記録
媒体Dに記録をする場合には、特に記録するためのスイ
ッチ操作の必要はなく、次の被検者を撮影するために眼
底観察状態に切換えたときに所定の画像フォーマットに
変換し、更に必要に応じ画像圧縮して記録媒体Dに記録
する。
【0022】また、一旦第2の記録手段38に記録され
ると、第1の画像記録手段38に記録された画像データ
が記録済であるという情報がメモリ37aに記録され
る。これによって、次の被検眼Eを撮影する際に位置合
わせをし直すために眼底観察と前眼観察の切換えを何度
も行った場合でも、同じ画像を重複して記録することを
防止することができる。
ると、第1の画像記録手段38に記録された画像データ
が記録済であるという情報がメモリ37aに記録され
る。これによって、次の被検眼Eを撮影する際に位置合
わせをし直すために眼底観察と前眼観察の切換えを何度
も行った場合でも、同じ画像を重複して記録することを
防止することができる。
【0023】上述の実施例においては、前眼部観察から
眼底観察への切換えという撮影準備動作に連動して画像
データを記録したが、ステージの左右動、前後動、上下
動、フォーカスノブ6の回転等、その他の撮影準備動作
を検知して画像データを記録するようにしてもよい。例
えば、右眼を撮影してから左眼を撮影する場合には、ス
テージ部5を左眼の方向に移動する際の移動を検知し
て、画像の記録を行ってもよい。また、測定部6を前後
に移動して前眼部観察を行う場合には、この前後動を検
知して画像の記録を行ってもよい。
眼底観察への切換えという撮影準備動作に連動して画像
データを記録したが、ステージの左右動、前後動、上下
動、フォーカスノブ6の回転等、その他の撮影準備動作
を検知して画像データを記録するようにしてもよい。例
えば、右眼を撮影してから左眼を撮影する場合には、ス
テージ部5を左眼の方向に移動する際の移動を検知し
て、画像の記録を行ってもよい。また、測定部6を前後
に移動して前眼部観察を行う場合には、この前後動を検
知して画像の記録を行ってもよい。
【0024】図3はバーコードリーダ15を用いた実施
例の斜視図を示し、バーコードリーダ15により、被検
者のカルテや問診カード等に記録されているバーコード
を読み込んで、被検者のID番号等を画像と共に記録す
る。このID番号の入力により、前回撮影した画像を記
録媒体Dに記録するようにしてもよく、被検者のIDカ
ードからID情報を得る場合には、その情報を入力する
タイミングで画像を記録するようにしてもよい。
例の斜視図を示し、バーコードリーダ15により、被検
者のカルテや問診カード等に記録されているバーコード
を読み込んで、被検者のID番号等を画像と共に記録す
る。このID番号の入力により、前回撮影した画像を記
録媒体Dに記録するようにしてもよく、被検者のIDカ
ードからID情報を得る場合には、その情報を入力する
タイミングで画像を記録するようにしてもよい。
【0025】上述の実施例においては、前眼部観察から
眼底観察への切換えに連動して眼底像Prを記録したが、
次の被検者の撮影のために前眼部観察状態に切換える構
成においては、この眼底観察から前眼部観察のタイミン
グで画像の記録を行ってもよい。また、画像を記録する
タイミングを1つの条件に限定する必要はなく、複数の
条件で画像を記録できるようにしておけば、より確実に
画像を記録することができる。
眼底観察への切換えに連動して眼底像Prを記録したが、
次の被検者の撮影のために前眼部観察状態に切換える構
成においては、この眼底観察から前眼部観察のタイミン
グで画像の記録を行ってもよい。また、画像を記録する
タイミングを1つの条件に限定する必要はなく、複数の
条件で画像を記録できるようにしておけば、より確実に
画像を記録することができる。
【0026】なお、画像消去スイッチ11を有する構成
を用いて説明したが、このような画像の記録を選択する
スイッチがなく、毎回画像を記録する構成でも本発明を
適用することができる。即ち、撮影の直後はストロボ発
光用のコンデンサに充電を行うために電源回路に大量の
電流が流れるので、ノイズの発生が多くなり記録媒体D
への誤書き込みの可能性が増える。このために、記録媒
体Dへの書き込みは撮影の直前でも直後でも適当ではな
く、次の撮影の準備動作に連動するようにすることが好
適である。
を用いて説明したが、このような画像の記録を選択する
スイッチがなく、毎回画像を記録する構成でも本発明を
適用することができる。即ち、撮影の直後はストロボ発
光用のコンデンサに充電を行うために電源回路に大量の
電流が流れるので、ノイズの発生が多くなり記録媒体D
への誤書き込みの可能性が増える。このために、記録媒
体Dへの書き込みは撮影の直前でも直後でも適当ではな
く、次の撮影の準備動作に連動するようにすることが好
適である。
【0027】このようにして、画像制御手段37の作業
が比較的少なく、またノイズの発生の少ない時に記録作
業を行うことができ、作業を煩雑にすることなく安全確
実に画像を記録することができる。また、ストロボコン
デンサの充電後においては、ノイズも少なく記録媒体D
への書き込みも安全に行えるので、ストロボコンデンサ
の充電完了という次の撮影準備動作に連動して記録動作
を行ってもよい。
が比較的少なく、またノイズの発生の少ない時に記録作
業を行うことができ、作業を煩雑にすることなく安全確
実に画像を記録することができる。また、ストロボコン
デンサの充電後においては、ノイズも少なく記録媒体D
への書き込みも安全に行えるので、ストロボコンデンサ
の充電完了という次の撮影準備動作に連動して記録動作
を行ってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科装
置は、次の撮影準備動作に連動して画像を記録すること
により、画像を記録するための特別な操作が必要なくな
り、撮影作業が簡略化されて効率良く撮影ができ、かつ
画像を誤って消去することもない。また、撮影動作時に
画像記録作業を行わないので、撮影スイッチ操作から実
際の撮影までの時間を短縮でき、撮影の効率を向上する
ことができる。
置は、次の撮影準備動作に連動して画像を記録すること
により、画像を記録するための特別な操作が必要なくな
り、撮影作業が簡略化されて効率良く撮影ができ、かつ
画像を誤って消去することもない。また、撮影動作時に
画像記録作業を行わないので、撮影スイッチ操作から実
際の撮影までの時間を短縮でき、撮影の効率を向上する
ことができる。
【図1】実施例の斜視図である。
【図2】構成図である。
【図3】他の実施例の斜視図である。
1 基台 3 顎受け 4 額当て 5 ステージ部 6 測定部 7 テレビモニタ 9 操作桿 15 バーコードリーダ 21 前眼部観察レンズ 22 孔あきミラー 25 切換えミラー 26、30 撮像手段 32 リング状開口絞り 33、35、36 光源 37 画像制御手段 38、39 画像記録手段 40 操作制御手段 41 ストロボ発光制御回路 D 記録媒体
Claims (5)
- 【請求項1】 被検眼を撮像する撮像手段と、撮像した
画像を記録する第1の記録手段と、外部からの電力供給
なしに記憶を保持可能な記録媒体に画像を記録する第2
の記録手段と、前記撮像手段の撮影準備動作に連動して
前記第1の記録手段に記録した画像を前記第2の記録手
段に記録することを特徴とする眼科装置。 - 【請求項2】 前記撮影準備動作は前眼部観察から眼底
観察への切換動作又は眼底観察から前眼部観察への切換
動作とした請求項1に記載の眼科装置。 - 【請求項3】 前記撮影準備動作はステージの前後左右
動作とした請求項1に記載の眼科装置。 - 【請求項4】 前記撮影準備動作は次に撮影する被検者
に関する情報入力動作とした請求項1に記載の眼科装
置。 - 【請求項5】 前記撮影準備動作は次に撮影する被検者
が撮影準備状態であることの検知動作とした請求項1に
記載の眼科装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10060678A JPH11239565A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 眼科装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10060678A JPH11239565A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 眼科装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11239565A true JPH11239565A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13149229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10060678A Pending JPH11239565A (ja) | 1998-02-25 | 1998-02-25 | 眼科装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11239565A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002022005A1 (fr) * | 2000-09-11 | 2002-03-21 | Kowa Kabushiki Kaisha | Dispositif permettant de photographier un oeil a examiner |
JP2005130881A (ja) * | 2003-10-28 | 2005-05-26 | Fujinon Corp | 電子内視鏡装置 |
JP2005130962A (ja) * | 2003-10-29 | 2005-05-26 | Fujinon Corp | 電子内視鏡装置 |
JP2019213729A (ja) * | 2018-06-13 | 2019-12-19 | 株式会社トプコン | スリットランプ顕微鏡及び眼科システム |
-
1998
- 1998-02-25 JP JP10060678A patent/JPH11239565A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002022005A1 (fr) * | 2000-09-11 | 2002-03-21 | Kowa Kabushiki Kaisha | Dispositif permettant de photographier un oeil a examiner |
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US12011225B2 (en) | 2018-06-13 | 2024-06-18 | Topcon Corporation | Slit lamp microscope and ophthalmic system |
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